P「そろそろ契約が切れるわけだが」 (29)

高木「ある二人の親が子供を取り合ったときに、とある提案をされたそうだ」

高木「両者で子供を引っ張り合ったらどうか、と」

高木「今回の一件の本質はまさにそれなのだが・・・」

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高木「みんな君を信頼してくれている。もっとうちにいないかい?」

P「そういってくれるとうれしいです。しかし皆Bランク以上になった今13人プロデュースはさすがに厳しくて・・・」

高木「それなんだが、来月から律子君もプロデューサーとして活動を始めることになったからある程度解決できると思うぞ」

P「そうなんですか?助かるなぁ」

高木「どちらが誰を担当するかは二人で話して決めてくれたまえ」

P「はい。とりあえずみんなと面談してみようと思います」

P「じゃあまず律子ー」

律子「私もですか?」

P「今後の方針について話したいし」

春香「あの~順番は?」

P「あー、律子以降は誰からでもいいぞ」

美希「わかったの」

千早(・・・これはおそらく担当の割り振り会議ね)

響(プロデューサーの担当は先着順の可能性も・・・)

美希(ぜったいハニーの担当にしてもらうの)

春香(おそらく・・・律子さんに何人か回される・・・)

千早(年少組以外は皆彼に気がある・・・いや、このまま担当が続けばあの3人もきっと・・・)

真(きっと数人はプロデューサーの担当から外される・・)

雪歩(担当を外れたら最後・・・)

あずさ(出し抜かれるわ・・・みんなに・・・)

美希(ゼッタイハニーの担当にしてもらうの)

やよい「う・・?」

亜美「なにやら不穏な空気を感じますな」

真美「順番はどうすんの?」

美希「じゃんけんでいいんじゃない?」(美希にかかれば順番なんて関係ないの)

P「で、律子は誰を担当するんだ?」

律子「そうですね。亜美、真美、やよいの3人をプロデュースしようと思ってます」

P「なるほど・・もうあと3人くらいプロデュースしないか?」(9人でもまだしんどいし・・・)

律子「9人くらい余裕でしょう?」

P「いや、ランクが上がってきて俄然忙しさが増してるし、スタドリ飲みすぎて体がやばいんだ」

P「今月いっぱいで終わると思ってたからこそ無理やり頑張ってたけど、そろそろ限界で・・」

律子「・・なるほど。もう少しすれば彼女たちもセルフプロデュースを覚えますし、そこそこ楽にはなりそうですが」

P「そのもう少しが問題なんだ・・・頼む律子!」

律子「そこは彼女たち次第でしょうか。むりやり担当を変えてモチベーションが下がっても困りますし」

P「そんなもんかな・・?律子の方が優秀そうだけどなぁ・・」

律子「・・朴念仁」ボソッ

P「・・?」

P「今後の方針なんだけど―」

千早「以前も言ったように海外進出を考えてます。」

P「なるほど」

千早「これからも一緒にやっていきましょう、プロデューサー」ニコッ

P「あ、ああ。」(千早・・よくぞ成長したな・・・)ホロリ

P「で、担当のことなんだけど」

千早「一緒に海外来てくれるんですよね?」

P「もちろんだ」(約束したしな・・千早は今後も面倒みよう)

千早「よしっ」グッ

P「?」

P「今後の方針なんだけど―」

春香「はいっ!これからも一生懸命頑張ります!」

P「具体的には?」

春香「そうですね・・やっぱりドームですよ、ドーム!」

P「そうか。もっと上を目指すなら今までとはちょっとプロデュースを変える必要があるかもな」

P「そこでだ、り「プロデューサーさん!」」

春香「これからもプロデュース、お願いしますね♪」

P「えっ、いやだから「約束しましたよね?」」

春香「私をトップアイドルにしてくれるって。もしかして忘れちゃったんですか?」ウルッ

P「!・・い、いや、忘れるわけないだろ」ハハ・・

P「今後もよろしくな、春香」

春香「はいっ!」(やったっ!!)

雪歩「だ、男性恐怖症の克服を手伝ってもらうにはプロデューサーの方がよくて・・!」

P「そ、そうだよな!」

あずさ「約束破ったら、めっ・・ですからね?」ボイーン

P「は、はい!」(運命の人探すんだっけか)


貴音「私が必要と言ってくれたプロデューサーがいいのです」

P「そ、そうか・・」(言ったな、確かに・・・)


真「やっぱり男のファンを増やすには男のプロデューサーがいいと思うんです」

P「な、なるほど・・」


響「プロデューサーが自分を961プロから引っ張ってきたのに・・・もう自分には興味なくなっちゃったのか・・?」ウルッ

P「そ、そんなことはないぞ!これからも面倒みるって!!」


P「やばいぞ・・・あっという間に7人担当することに・・・」

P「あとは伊織と美希か。なんとしても律子に担当してもらおう・・!」


美希「じゃあ、次は美希なの」

伊織「ぐっ・・じゃんけん全敗なんて・・・・」

P「今後の方針なんだけど―」

美希「美希ね、もっとキラキラしたいの!」

P「そうか。じゃあ次は律子にプロデュースしてもらおうな!(直球)」

美希「むー。ハニーじゃなきゃ、や!」

P「律子のこと嫌いなのか?」

美希「律子、さんは嫌いじゃないけど、美希はハニーが好きなの!ハニーじゃなきゃやなの!」

P「おおう。。」(いかん、流されるな!!)

P「まぁあれだよ、俺も7人担当しているわけだし・・な?」

美希「なんで他の人はプロデュースして美希は担当しないの!?ひーきなの!!」

P「贔屓って・・・」

美希「プロデューサーは美希が嫌いになっちゃったの・・?」グスッ

P「そ、そんなわけないだろ!」アセアセ

美希「だってぇ・・担当外れるなんて・・」グスッ グスッ

P「は、外れるなんて言ってないって」

美希「ホント!?」

美希「じゃあこれからもよろしくお願いしますなの!でこちゃん呼んでくるね!」ガチャッ

P「あ、おい待て美希ーーっ」



P「次は絶対負けんぞ」クワッ


P「伊織、今後お前のプロデュースは律子に担当してもらう」

伊織「え!?ちょ、ちょっと待ってよ・・」

P「心配することはない。なんなら俺の時よりもずっと売れると思うぞ!」

P「ということでーー「まっ、待ちなさいよ!」」

伊織「な、なんで私のプロデュース外れちゃうのよ・・・」

伊織「私がわがままだったから?」ウルッ

P「ち、ちがうぞ!年度も変わることだし心機一転するためにだな・・」アセアセ

伊織「でも、春香や千早や美希は今まで通りプロデュースするんじゃない・・・」

P「そ、それはだな・・あいつらはまだ手がかかりそうだし・・・・」

P「伊織はもうAランクじゃないか。そろそろ俺がいなくても大丈夫じゃないか?」

伊織「なっ・・・でもっ・・」

P「分かってくれ、伊織。おれもカツカツなんだ・・・」

伊織「うっ・・」

伊織「アンタが忙しいのはわかってるけどっ・・でもっ・・・」

伊織「行かないで・・行かないでよっ・・・グスッ」

P「!・・」(伊織が泣くなんて・・なんて破壊力・・・)

P「・・・」(だがしかし、ここで引くわけにはいかん!)

P「なぁ伊織。何も今生の別れってわけじゃないんだ」

P「アイドルとプロデューサーの関係は終わり、それだけだよ」

伊織「そ、それじゃあこれからはどういう関係になるの?」

P「そうだなぁ・・・」(なんて答えるのがベストか・・ちょっとからかってやろうか・・・)


P「恋人、ってとこかな?」キリッ

伊織「ええっ!?//////」

伊織「そ、そりゃいつかはそうなると思ってたけどっ・・・」

P「なーんて・・ってあれ?」

伊織「じゃあこれからは水瀬家にふさわしい作法を私がきっちり叩き込んであげるわ」

P「え?はは・・・なんか大変そうだな・・今のは無しってことに」

伊織「は、はぁ?何言ってるのよ!?いまさらさっきの言葉引っ込めたらぶっ飛ばすわよ!!」

伊織「今度は私がしごいてあげる。毎日ね♪」

P「ははは・・お手柔らかに頼むよ・・・」

P「はいじゃあ発表しまーす」

P「春香千早美希貴音あずささん響雪真は引き続き俺がプロデュースする」

律子「亜美真美やよい伊織は私がプロデュースするわ」

春香(勝ったっ・・・)

美希(さらばなの、でこちゃん・・・)

千早(ライバルが一人減ったようね・・・)

真(ご愁傷様、伊織・・・)

P「それともう一つ報告がある」



P「ぼくたち結婚します」

伊織「にひひっ」



春香美希千早「ファッ!?」

真雪歩響貴音あずさ「ファァァァァッ!?」

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高木「あえて手を引っ張るのをやめることで転がり込んでくるものもある」

高木「それが今回の件から得られる教訓だとは思わないかね?」

小鳥「そもそも私にはチャンスすら回ってこなかったんですが」

高木「そこはホラ、うん・・・」



婿養子END.

乙乙

もちろん他のendも書いてくれるんだよな?な?

まだあと12人もいるやろ?

13人の間違いじゃないかしら・・・ピヨ


最初と最後の社長の語り好きだ

他に書いたやつおせーて

>>27
P「あぁ〜あいつらちょろすぎんよ〜」
とか
P「やよいみたいな娘が欲しい」
とかかな。パターン全然違うけど。

いいssだった、かけ値なしに

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