P「TRPGをやろう」 (60)

亜美「暇」

真美「暇」

P「…いきなりなんだ?」

亜美「亜美たちが一緒にオフってひさしぶりなんだよ」

真美「そんな哀れな真美達にネギダクの声の一つでもないの?」

P「はいはいいつもありがとうお疲れ様です。…はい、これでいいな。というかオフならなんで事務所にきてんだ?」

「「暇」」

P「だったらゲームでもやってろ」

真美「うあうあ~兄ちゃんが冷たいよ~鉄人だよ~」

亜美「持ってるゲームはもう飽きちゃったし、忙しかったから新作も買えてないんだよ~」

P「まぁ確かに最近無理させてたか…、わかった一段落したら遊んでやるからちょっと待ってろ」

真美「わーい!兄ちゃんむちむち太もも!」

亜美「兄ちゃんが来るまでひびきんいじってあそんでくんね」



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P「ほら、性悪双子。遊んでやるからこっち来い」

真美 亜美「わ~い」

真美「んでんでんで~兄ちゃん。なにすんの?」

亜美「亜美達をしっかり楽しませてくれたまえよ~君ぃ?」

P「いまからやるのはRPGだ」

真美「FF?ドラクエ?真美達どっちもやりこんでるよ?」

亜美「どっちにしても今日は持ってきてないし、事務所にはプレステもないじゃん」

P「やっぱりその反応がふつうだよな。今日やるのはTRPGっていって自分たちでストーリーを作って遊んでいくものだ」

「「?」」

P「ま、習うより慣れろだ。本気でやると一日じゃ終わらないからな、今日は練習がてら軽くやってみるか」

「「らじゃー」」

P「TRPGっていうのは…イベントやストーリーを自分たちで作りながら遊んでいくRPGのことだ。」

真美「それはいいけど…なんもないけど。それはできるの?」

P「必要な物は紙とペン、それにサイコロ。最低限これだけあれば遊べる」

亜美「ほへぇ~?」

P「ま、言葉だけじゃわからんだろうしとりあえず説明しながらやってみるか」

真美「んでどうすんのさ兄ちゃんさんや?」





P「TRPGっていうのは…イベントやストーリーを自分たちで作りながら遊んでいくRPGのことだ。」

真美「それはいいけど…なんもないけど。それはできるの?」

P「必要な物は紙とペン、それにサイコロ。最低限これだけあれば遊べる」

亜美「ほへぇ~?」

P「ま、言葉だけじゃわからんだろうしとりあえず説明しながらやってみるか」

真美「んでどうすんのさ兄ちゃんさんや?」

P「まずはストーリーからだな。一からストーリーを作るとなるとそれだけで一日が終わるからな。桃太郎をベースにしてやってみるか」

亜美「ええ~?桃太郎~?」

真美「ええ~?もっとアダルチーなお話のほうがいいっしょ」

P「だまらっしゃい!あくまでもベースだからいくらでも修正可能だ。それに話は自分たちで作っていくっていっただろ?桃太郎を参考にするのは
・桃から生まれた主人公が旅たつ
・仲間は犬、猿、キジ
・ボスが鬼 くらいか」

P「俺はGM役で進行を担当する。それで主人公達はおまえらにやってもらうわけだな。登場人物は
・桃太郎
・犬
・猿
・キジの計4人か。一人一役やるとするとあと二人必要か。どうする、余った役はNPC扱いでもいいんだが」

真美「う~ん…」

参加するアイドル(765限定)↓ ↓2 







やよい「おはようございまーす!」

亜美「確保ー!!」

やよい「えっ?いきなりなにするの亜美?」

千早「うろたえる高槻さん…とってもかわいい。」

真美「誤用だ誤用だー!!…板っ!?」

千早「くっ!…いきなり人の胸にとびこんできて何言ってるのかしら?」

P(胸?)

千早「…なにか?」

P「いや、なんでもない…ところで千早にやよい。二人ともオフのはずだよな、どうしたんだ?」

やよい「なんとなくきちゃいました!あっ、なんなら事務所のお掃除でもしようかな~って」

千早「アホリボn…春香に呼ばれたので」

P「…まぁいい、なら二人とも暇か。いまからゲームをするんだがどうだ?」

やよい「えぇ~私もいいんですか?みんなで遊ぶの久しぶりで楽しみかも!うっう~!」

千早「私もしばらく暇ですし、なにより高槻さんが参加するなら是非」

P「ならこれで頭数はそろったか。じゃあ早速始めるか」

真美「おーぅいえい!」

亜美「ふぁんたすちーく!」

P「物語のスタートはお供が全員そろったところから始めるか、導入部は各自で補完してくれ。
次は配役だな。4人で桃太郎、犬、キジ、猿から選んでくれ。」

配役 ↓



『双海のおじいさんとおばあさんが拾った桃から生まれた双海=桃=真美は都で悪さをしている鬼達を懲らしめるために旅に出ました。旅を進めていく上で犬のやよい、猿の亜美、キジの千早をきびだんごでお供にし旅は続いていくのでした。』

真美「で?」

P「ここから真美太郎の物語が始まっていくわけだ。ここからどういう物語が紡がれていくのかはおまえ達の選択次第だな。これからの行動内容はおまえ達に任せる」

真美「!なにしてもいいの!?」

亜美「んっふっふ~どんな風にしてやろうかの~?」

P「…まぁ変な方向に話が転がるのも醍醐味か。ただあんまりぶっ飛んだ内容は止めるからな」

亜美「そりゃないぜとっつあ~ん」

『お供を3匹つれた真美はこれからの行動について考えました。今、鬼が悪さをしているということは聞いてはいますが鬼はどこにいるのかわかりません。そこでなにをしようかお供たちと相談して決めることにしました』

---
真美「…なんでこの真美は無計画なの?」

P「本物そっくりだろ。…というかこの自由さが醍醐味なんだよ。基本的になにをしてもいいんだからな」

亜美「たちかにライトニングさんのお話なんて一本道だったしね」

P「それでどうする?近くの村で情報収集するのもいいし、旅をあきらめて家に帰ってもいい」

やよい「桃太郎って鬼退治のおはなしですよね?それなのに帰っちゃってもいいんですか?」

P「これは桃太郎であって桃太郎でないからな。そういう選択肢もありってことだ」

やよい「う~ん…そうなんですね」

P「じゃあどうする?」

行動安価↓
真美太郎一行はなにをする?

『真美太郎達は鬼に関して何も知らないことがわかったので近くの村で話を聞くことにしました』
---

P「おっ、おまえにしては手堅くいったな」

真美「そりゃあRPGの基本は情報収集っしょ」

千早「そういうものなの?」

亜美「そうだよ千早お姉ちゃん。…けどさ兄ちゃんこうやって一個一個決めてったらすごく時間かかっちゃうよ?」

P「最初はどんなもんか確かめながらだからちょっと丁寧にやってるんだよ。一通り終わったらおおざっぱになっるかもな。じゃ続けるぞ」

---

『真美太郎達は山奥にある双海家に一番近い七六五村に着きました。見える風景はのどかでとても鬼に襲われているようには見えません。ここはまだ鬼に攻め込まれていないのかあるいは鬼が悪さをしているという噂が嘘だったのかはわかりません。ひとまず真美太郎は近くで農作業をしているヒトに話を聞くことにしました』

真美太郎『すんまそーん、ねぇねぇおっちゃん悪い鬼についてなんか知ってる?』

村人『はっはっは、元気のいいお嬢ちゃんだ。けどごめんな俺は鬼についてはわからないな…けど都でなにかおきてるらしいってのは聞いたことが…ああ!あれなら四条さんならなんか知ってるかもな』

『どうやら鬼の事件は都でおきているようです。またこの村には鬼について知っているかもしれない四条さんという人物がいるようです。このまま都に直接行ってもいいですし、四条さんに話をきくのもいいかもしれません、また他にも道はあるかもしれません』

↓行動安価



真美太郎『おらー!真美太郎様のお通りじゃい!』

『真美太郎は村人さんから教えてもらった四条さんの家に行って話を聞いてみることにしました』

真美太郎『たのもー!!』

四条『はて…あなた方は?』

真美太郎『天下にはびこる悪の鬼!それをやっつけるのはこの私、真美太郎だ!』

亜美猿『うっきゃー!』

四条『はて?…ひとまずおあがりくださいませ』

『荒ぶる真美太郎と亜美猿のかわりにやよいと千早が四条さんにいきさつを説明しました』

四条『鬼…ですか。私は実際にみかけた事はないのですが確か鬼ヶ島という島を本拠地にしているとか…』

真美太郎『じゃあそこにいけばいいんだね!』

四条『しかし、鬼ヶ島へ向かうには都から船を出していくしかないと伺っております。ただその船も鬼の仕業でとても海に出せる状態ではないと…』

亜美猿『ありがとうねおひめちん!それじゃ都にGO!だッキャ』

四条『ええ、それではご武運を…うっ!?』

真美太郎『ど、どうしたの!?』

四条『らぁ…め…んを…らぁめんさえ…あれば…』

『四条さんはそう言うと急に倒れてしまいました。ここで真美太郎は考えます。鬼を一刻も早く懲らしめるにはすぐにでも都に行くべきですが、お世話になった四条さんはらぁめんがあれば助けることができそうです。』

行動安価 ↓

千早「…この四条さんって」

亜美「おひめちんだよね」

P「全く知らない人間を登場させるよりわかりやすいだろ?」

やよい「桃太郎の時代にラーメンってあったんですか?」

P「さぁ?」

真美「テキトーだね」

---
『真美太郎はらぁめんを手に入れて四条さんを助けることにしました。先ほどの村人に尋ねてみるとどうやららぁめんとは隣村の名産品で万病の薬になるものであるようです。そこで真美太郎はらぁめんと手に入れるために隣村に向かうことにしました』

真美太郎『ついた-!』

『特に何事もなく隣村に着いた真美太郎たち。ですが村全体がどこか騒がしい様子、そこで近くにいる人に話を聞いてみることにしました』

真美太郎『どしたの?お祭りでもやってんの?』

村人『と、突然鬼がおそってきてらぁめん屋の我那覇さんのところを襲い始めたんだ!』

『どうやら目的のらぁめん屋は鬼に襲われている様子です。四条さんを助けるためにはらぁめん屋に向かわないといけませんが襲っている鬼の実力は未知数です。らぁめん屋に向かえば鬼と正面から対峙することになるかもしれませんし、隙をついて暗殺することもできるかもしれません。また荷が重いと感じたら一度退くのも手なのかもしれません』

---
P「分岐点発生だ。ここでこのダイスを使う」

千早「変な形のサイコロですね?」

P「ああ、これは10面ダイスといってな。普通はみないだろうな0から9までの面があるんだ」

やよい「それでどうするんですか?」

P「襲われている我那覇さんを助けるには鬼をどうにかしないといけないわけだ。ただ村人が我那覇さんが鬼に襲われているといっただけで実は勘違いだったのかもしれない。それとも本当にいて鬼がどんな状態なのかわからないわけだ。それを決めるのがこのダイスだ」

真美「…はい?」

亜美「何言ってるのかわかんない」

P「…とにかく状況がダイスの目によって変わる。以上 具体的にはこうだ」

0 村人の勘違い、鬼なんていなかった
1 2 3 我那覇さん宅に潜入成功 だけど鬼に見つかる
4 5  我那覇さん宅に潜入成功 鬼にもみつからない
6 奇襲成功! 鬼を一撃必殺!
7 8  潜入する前に鬼に発見される
9 潜入失敗! 鬼に奇襲される

P「最初だから悪い目は9だけだな1 2 3 7 8なら鬼との戦闘パートに突入だ。
ちなみに我那覇さん家に向かわないを選んだら無条件で退却成功だ…けどラーメンは手に入らない。
…さてどうする?」

行動安価↓ ダイスは↓のコンマの1の位で判定









再安価↓ ダイスはコンマ
我那覇さん家に向かう?
退却?
それとも他のこと?

真美「もちろんちんお姫ちんを助けるためにひびきんのところにいくっしょ!」

P「よし行動は『ラーメン屋に向かう』それでダイスは…」

亜美「はいはい!亜美が振る~!…てりゃ!」

8

P「8だな…ということは」

---
真美太郎『ここがらぁめん屋…見た感じ鬼はいないよね』

やよい「けど人とは違う変な匂いがするよ」

千早『慎重にいくべきね…特に亜美と真美』

亜美『とっつげき~!』

千早『…』

?『あんたたち、そこでなにやってんの?』

真美太郎『お、お前は!?』

眼鏡をかけたパイナップル頭の鬼『あんた達に名乗る名前はないわ。それよりもそこのらぁめん屋に入ろうとしてたわね?万病の薬となるらぁめんの根絶それが私の使命、それを邪魔するなら…覚悟はできているかしら?』

亜美『来る!』

『我那覇さん家に潜入しようとした真美太郎達は運悪く謎の鬼に見つかってしまいました。このままだと戦闘は避けられません。真美太郎はこのまま危険を顧みずらぁめん屋に強行突入してもいいですし、鬼を迎え撃つのもてかもしれません。また、ここは広い屋外なので逃げて体制を立て直すこともできるかもしれません』

---

真美「…兄ちゃんこの謎の鬼って律っムギュ?」

P「なんの事だ相手も名乗ってもいないから全くもって謎の鬼。違うか?」

千早「プロデューサーもわざわざ危険な橋をわたる必要ないんじゃないですか?」

やよい「え?え?皆さんはこの鬼さんの正体がわかっちゃったんですか?」

亜美「やよいっち…なんて純粋なんだ」

P「とにかく次はどうするかだな迎え撃つ場合は戦闘パートに移行だな」

行動安価↓


やよい「貴音さんをたすけるにはラーメンがひつようなんですよね?」

真美「ならここは戦うしかないっしょ!」

亜美「律っちゃんなんてボッコボコにしてやんよ!」

P「謎の鬼な…とりあえず迎え撃つってことでいいんだな。じゃあ戦闘パートについて説明するか」

千早「よろしくお願いします」

P「TRPGはパラメータとかスキルを設定して戦うという方法もあるんだが…これまた一日仕事になるからな、今回は単純にする」

亜美「で?」

P「今回はいわゆるDQ風にするか…ターン制で、戦い方を指定してもらってそれをダイス判定することにしよう」

真美「ほ~ん…で?」

P「作戦の候補はこれらだ」

【猪突猛進!】 全力で攻撃!撃破率は高いが相手からの痛叩を食らう可能性も高い
【天海春香】  普通に戦う。
【様子を見る】 安全第一に戦う 劣勢になりにくい
【めいれいさせろ】 行動内容をそれぞれに指定。挟み撃ちなど細かい作戦も指定可能

P「作戦指定後実際に戦闘だ。そのあとダイス目によって戦況が推移する。戦況は次だ」

勝利!-優勢-やや優勢-均衡-やや劣勢-劣勢-敗北…

P「今回は正面からの戦いなので均衡から開始だ。では作戦を決めてくれ」

【例】
作戦【天海春香】
ダイス判定
0 1 攻撃成功戦況が有利に傾いた +2 
2 3 4 攻撃成功戦況が有利に傾いた +1
5 6 7 攻撃を受けた戦況が不利に傾いた -1
8 9 攻撃を受けた戦況が不利に傾いた -2

判定 1 →戦況が【優勢】になった 勝利まであと+1

作戦安価↓2
ダイス表は作戦決定後新しくのっけます

千早「ここは普通でいいんじゃないかしら?」

亜美「じゃあはるるん作戦?」

真美「まぁ最初だしね」

P「作戦は【天海春香】だな次は…」

作戦【天海春香】
ダイス判定
0 1 攻撃成功戦況が有利に傾いた +2 
2 3 4 攻撃成功戦況が有利に傾いた +1
5 6 7 攻撃を受けた戦況が不利に傾いた -1
8 9 攻撃を受けた戦況が不利に傾いた -2

↓ダイス判定 コンマで

『真美太郎達は謎の鬼と正面から勝負をすることに決めました。』

真美太郎『こんな変な眼鏡をかけた鬼なんて真美太郎達のてきじゃないっしょ!』

亜美『亜美はこのあたりの猿のなかでも一番の実力…鬼の一匹赤子の手をひねるようにつぶしてやろう』

千早『面倒ね…さっさと終わらせましょう』

やよい『うっう~!』

謎の鬼『…見たところ何の経験も無い素人の集団みたいだけど、邪魔するなら容赦はしないわよ!』

真美太郎『先手必勝!』

『真美太郎の攻撃は構えている途中だった鬼にあたりました』

亜美『やったか!?』

千早『真美太郎の全力攻撃ね、あれを受けてたっていられるはずはないわ』

『真美太郎の全力攻撃をうけてゆっくりたおれた謎の鬼。これは勝利は間違いないのでしょうか!?』

謎の鬼『…この程度なのね』

真美太郎『なに!?』

謎の鬼『この程度で私に挑もうなんて片腹痛いわ…えい!』

『謎の鬼はほとんどダメージを受けた様子もなく、反撃してきました』

真美太郎『あんぎゃー』


戦況が【劣勢】になった 敗北まであと-1

↓作戦安価

千早「…」

亜美「様子見!様子見!立て直さないと!」

真美「ヤバいよヤバいよ!律っちゃん強すぎ!」

やよい「ごめんなさい~私がサイコロふったから~」

千早「謝る高槻さん、かわいい」

P「いきなりこの目を引くなんてな…作戦は【様子見】だな次は…」

作戦【様子見】劣勢なので不利になってます
ダイス判定
0  一発逆転! +5 
1 2 攻撃成功!戦況が有利に傾いた +1
3 4 均衡が続く 0
5 6 7 攻撃を受けた戦況が不利に傾いた -1
8 9 ざんねん!真美太郎のぼうけんはここでおわってしまった! -5

↓ダイス判定 コンマで

携帯に移行します。遅くなるかもしれません
安価は↓

真美太郎『ちょっとマズくない?』

亜美『ゲロマズだよ~』

謎の鬼『…まだ息があるなんてね。ま、いいわひと思いに楽にしてあげる』
 
真美太郎『お、お助けを~』

亜美『イタズラもやめるしレッスンも真面目にやるから~!』

謎の鬼『今更遅いわ!』

『お待ちなさい!』

やよい『あ、あなたは!?』

千早『四条さん?』 

『絶対絶命の状況で助けにきたのは病に伏せっているはずの四条さんでした』 

謎の鬼『あんたは…四条!』

四条『らぁめん屋を襲撃するなどと…おそらく私の無力化が目的なのでしょうが。笑止!』

謎の鬼『…ぐっ』

四条『私は無駄な殺生は好みません…今なら見逃して差し上げましょう』

謎の鬼『…分かった。ここは一旦退かせてもらうわ』

『突如現れた四条さんの活躍によって謎の鬼は退却していきました。真美太郎達も怪我はあるものの重傷となっているものはいませんでした』

ーーー
やよい「あれ?四条さんを助けるためにらぁめん屋さんにきたのに…その四条さんが助けに来て…?」

真美「お姫ちんって倒れてたんじゃないの?」

亜美「そこんとこどうなってんのさ?」

P「こ、このあと語るから待ってろ!」

P(…まさか一発逆転を引くなんて思ってなかったから苦肉の策にだしたとは言えん!)

千早「…」

四条『…去ったようですね。あなたがたは確か、真美太郎でしたか?ご無事ですか?』

真美太郎『見ての通りぼっこぼこだよ~』

亜美『というか亜美達はお姫ちんを助けるためにここに来たんだよ!なんでビンビンしてるのさ~?』

四条『そ、それは…あの時は空腹で、思わず好物であるらぁめんの名前を…』

真美太郎『紛らわしすぎっしょー!』

『なんと四条さんは病に伏せっていたわけではなく空腹で倒れていただけのようでした』

四条『買い置きのらぁめんを食してしまいましたので新しく買いにきたところあなたがたが鬼に襲われていたので助けた次第になります』

真美太郎『はぁ…真美太郎達これじゃくびれ損の腰折もうけじゃん』

四条『…ひとつお話が』

亜美『なに?』

四条『あの程度の鬼に勝てないようでは鬼ヶ島に乗り込もうなどとは無謀です。鬼退治など諦めて故郷に帰りなさい』

真美太郎『ふふぇ!?』

『真美太郎は四条さんに鬼退治をやめるよう忠告を受けてしまいました。しかし今回の戦いは初陣であり経験が足りていなかっただけだともとれます。しかし四条さんのいうように実力が伴っていないのに無理をするのは自殺行為ともいえます』

解答安価下

私たちは鬼退治を続けるよ!
真美太郎。鬼退治やめるってよ…
その他(自由記述)

真美太郎『真美太郎は鬼退治を続けるよ!』

四条『…今回のように結果がいつもよき方向へ向かうとは限らないのですよ?あるいはゴミのように死んでしまうかもしれない。それでもかまわないのですか?』

真美太郎『それでも、それでも!悪い鬼はやっつけなきゃ!』

四条『…その覚悟。本物のようですね』

真美太郎『当然っしょ!』

四条『分かりました。ならばお手伝いいたしましょう。…あなたがたには2つ道があります。ひとつは経験をつみ鬼に対抗できるだけの力をつけること。もう一つは鬼ヶ島に奇襲を仕掛けること』

千早『先程私たちが力不足とおっしゃっていましたよね…それなのに奇襲なんて』

四条『先程使いの者より便りがありました。それによると現在鬼ヶ島は主力の鬼達が各地の侵攻にでており手薄になっていると、そこをつき奇襲をかければ今のあなたがたでもなんとかなるかもしれません。もちろん手薄なのは一時的ですから修練をつんでからということは不可能かと』

『四条さんによれば真美太郎達は【今すぐ鬼ヶ島に奇襲をかける】か【力をつけるために訓練する】必要があるとのことでした。しかしいくら鬼から助けてもらったとはいえほとんど他人である真美太郎に手厚い支援をしようとするこの女性が信用に足るべきなのか確信をもてない部分もあります。申し出を受けないその場合は【自分達でなにをするか決める】必要があります。それらを踏まえたうえで真美太郎は…』

行動安価下2

千早「ここは悩みどころね」

やよい「鬼から助けてくれましたし、この四条さんは信用していいと思うんですけど」

真美「亜美」

亜美「そうだね真美。ここは」

真美 亜美「突撃っしょ!」

千早「あなたたちは…もう」

P「おっ、じゃあ【奇襲】でいいのか?」

真美「もち!特攻あるのみ!」

亜美「レベル上げなんてやってらんないよ!」

ーーー
真美太郎『奇襲しかないっしょ!』

四条『そうですか。残念ながらやるべきことがありますので共に乗り込むことは出来ませんがそれまでの支援はお任せください』

『奇襲をかけるという真美太郎の案にどうやら四条さんは同意してくれたようでした』

四条『では決行は明日。日が昇る前に向かいますので準備のほう怠らないように』

『真美太郎たちはそのまま都に向かい奇襲のための英気をやしなうのでした。またなぞの鬼につけられた傷はらぁめんで完治したようです。そして朝をむかえました』

四条『…では私はこれまでです。敵勢力は大将と昨日の鬼、後は有象無象かと思われます』

真美太郎『船を用意してもらってありがとうねお姫ちん!』

亜美『さくっと大将の首とってくるかんね!』

四条『…はい。では御武運を』

『こうして真美太郎たちは鬼ヶ島へと向かったのでした。そのさきははたしていったいどうなることやら』

安価下2 ダイス判定
0 あっさり大将のところへ
1 2 警備が思ったより厳重だ!なにかいい案は
3 4 あっさり侵入 けれど謎の鬼が!
5 6 侵入成功!けど謎の鬼と大将が!
7 8 いきなり謎の鬼と鉢合わせ
9 すぐばれた…とっつかまって牢屋行き

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