男「何か食べて来なかったの？」

女「いや、ね？」

男「…また寝坊？」

女「……」

男「…はぁ」

女「しょうがないでしょ、だって今日の仕事このラジオだけなんだよ！？」

女「そりゃあ徹夜して朝日が昇る時間からぐっすりしたくなっちゃうでしょーがっ！」

男「…じゃあ、僕か偶然持ってたコアラのマーチもいらないかな？」

女「！？」

男「まぁでも、女ちゃんじゃなくて女ちゃんの家がこのスタジオに近いのが悪いんだし」

男「予定通りこれは僕が…」

女「さぁせんしたああああぁぁぁぁぁ！！」

男「…と、まぁいらない一幕の会話が終わったところで」

男「早速トークをしていこうかな」

女「♪」

男「女ちゃん、食べてても良いからトークもお願いね？」

女「ふぁい」

男「リスみたいになってるけど、大丈夫？」

女「ふぁいっ！」

男「…さて、困った野生のリスは置いておいて」

女「！？」

男「今日のお題はこちら！」



男(せーのっ)

男、女「新、生、活～！」

男「入学式や入社式が終わって数ヶ月経った今日に改めて！」

男「発見や愚痴、はたまたホームシック？…なーんて事を話していこうと思います」

女「リスナーさんのお手紙レスも、随時募集中です！」

女「今年から新生活を始めた人は勿論、10年やら20年のベテラン新生活な人達もお手紙よろしくお願いしまーす！」

男「て、事で早速なんだけども」

男「僕も今年の4月に引っ越しをしてね」

男「個人的にエセ新生活体験をしているんだけども」

女「私の行きつけのあそこね」

男「…確かに引っ越してから1週間後に招待したのを皮切りに」

男「週一ペースでは来てるね、女ちゃんは」

女「そりゃ、行けば美味いもん食えるからね」

男「わざわざ材料まで買ってくるからなぁ」

女「だってあそこのスーパー安いんだもん」

男「あー、確かにね」

男「前の所には無かったからなぁ、あんな感じのスーパー」

女「まさに激安ってねー」

女「鶏胸肉が100g46円だったのは凄かったよ」

男「1パック300gを2人前って言いながら3パック買って来られたからなぁ」

男「お陰で鶏肉料理のレパートリーが増えたけども」

胸肉100g23円のときに数kg買って冷凍して半年越しに食べて大丈夫だったのは感動した
それでも尚残った分をさらに数年後に捨てたが……