モバP「まゆはどこかズレている」 (29)

佐久間まゆ(16)
ttp://i.imgur.com/e7viZBu.jpg


まゆ「ああ、やっぱり。このままでいいわね?」

まゆ「……これ以上はあなたが聞く必要はないもの」

まゆ「さぁ、終わりにしましょう……?」


まゆ「……」


まゆ「……」プルプル


監督「はいオッケーでーす! 休憩はいりまーす」

まゆ「ぷはぁ」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1429970389

P「まゆ、お疲れ様」

まゆ「Pさん……うふふ、お疲れ様です」

P「今日の撮影、どうだった? 感想は」

まゆ「うまくいった……と思っていますけれど。Pさんはどう見えましたかぁ……?」

P「うん。最初はドラマの役にしたってかなりイメージが違うし難しいと思ってたけど……」

まゆ「……けど?」

P「よかった。まゆ、こういうのも似合うんだなぁ」

まゆ「似合う……うふふ、そうですかぁ? 嬉しいです」

P「ああ、意外な一面って感じでさ」

まゆ「意外な一面……」

P「……まゆ?」

まゆ「いえ、なるほど。わかりましたぁ……うふっ」


― 翌日 ―

まゆ「おはようございます」

P「ああ、まゆ。おはよう」

まゆ「プロデューサーさん。今日の予定は?」

P「え? あー……午前はダンスレッスン。午後はクイズ番組の撮影、だな」

まゆ「クイズ……そうですか。わかりました、では」

P「どこ行くんだ?」

まゆ「トレーナーさんが来るまではもうしばらく時間があるとは思いますが。その前に身体を動かしておこうと思います」

P「そ、そうか……」

P(……どうも様子が変だな?)

まゆ「……もう、いいですか?」

P「あ、ああ。呼び止めてすまない」

まゆ「いえ。それでは」

 ガチャッ  バタンッ

P「……なんだアレ?」

ちひろ「どうしました? プロデューサーさん」

P「うおぉっ!? ち、ちひろさん」

ちひろ「はーい、あなたのアシスタント。千川ちひろですよー」

P「……いつからいたんです?」

ちひろ「ずっといましたよ、失礼な。まゆちゃん、もうレッスン室いっちゃったんですね……」

P「ええ、まぁ」

ちひろ「お茶、淹れてきたんですけれど……飲みます?」

P「どうも。いただきます」

ちひろ「しかしまゆちゃん、珍しいこともありますね」

P「そうですね。普段は……まぁ、なかなか大変ですから」

ちひろ「知ってますよ。自覚はあるんですね」

P「それはまぁ……ね」

ちひろ「で、今回は何を?」

P「特にまずった覚えはないんですけれど。強いて言えば……昨日、演技でクール系を演じてたのを褒めたとか」

ちひろ「それじゃないですか」

P「これですか。しまったな……」

ちひろ「まぁ、いつだったかに比べたらマシですが」

P「いつだったかって?」

ちひろ「まゆちゃんが事務所に来てすぐのことですよ。『子供ってかわいいよな』とか言ったじゃないですか」

P「……ああ、あれは……そうですね」

――――

――

千枝「今日は一緒のお仕事、楽しかったですっ。ありがとうございました!」

まゆ「うふ、また今度一緒に編み物のお話しましょうね?」

千枝「はいっ!」



P「まゆ、お疲れ様」

まゆ「Pさん、うふふ……まゆは元気ですよ?」

P「そうか? ならよかった」

まゆ「はい♪」

P「……しかし、今回の共演の……佐々木千枝ちゃん、か」

まゆ「千枝ちゃんがどうかしましたか?」

P「いや。うちの事務所は結構大人びた子が多くて……ああいう子はいないからさ」

まゆ「そうですねぇ……」

P「まぁ、それはそれで苦労もあるんだろうとは思うけれど。子供ってのもカワイイよななんて思うこともあるんだよ」

まゆ「子供……可愛い……」

P「まゆ?」

まゆ「……なんですかぁ?」

P「いや、今何か……」

まゆ「なにもありませんよぉ」

P「……そう、か?」

まゆ「はい♪」

子作りを提案しないだけまだ普通の範疇じゃね?

もしやポンコツ…

もやしトンコツ?

申し訳ないがかな子のアイデンティティを奪うのはNG

>>11
豚のことかな子って言うのやめろよ!
標準体型()

これは好きな食べ物を教えたら3食ともそれになるタイプ

ポンコツまゆほんとすこ

― 翌日 ―

まゆ「おはようございまーすっ」

P「おう、おはようま……ゆ……」

まゆ「はい、まゆですっ。えへっ」

P「……それは?」

まゆ「どれですかぁ?」

P「えーっと……まず帽子」

まゆ「黄色くてかわいいですよねぇ、基本だって聞きました」

P「背中」

まゆ「真っ赤な、真紅のランドセル……」

P「ぴっかぴかだなぁ」

まゆ「えへへっ」

P「笑い方まで違う」

ぽんこつかわいい

まゆ「ランドセルって、意外とお値段がするんですよねぇ。6年も使うから当たり前なのかしら……」

P「そうか……」

まゆ「あと、防犯ブザーです。知らない人には近づきませんよ」

P「俺は?」

まゆ「Pさんのことは……もっと知りたいから近づきます」

P「そうか……」

まゆ「えへっ。お兄ちゃん、こういうまゆは嫌いですかぁ?」

P「うーん……怖い」

まゆ「こわい」

P「いつも通りのほうがいいかな……確かに子供は可愛いけどさ……」

まゆ「ふぇぇ……」

P「そういうのもちょっと……」

まゆ「はい」

まゆ「こういうのはダメなんですかぁ……」

P「いやぁ、突然すぎて面喰ったというかな……」

まゆ「……なるほど」

P「わかってくれたか?」

まゆ「はい。驚かせてしまってごめんなさい……気を付けますから」

P「はは、まあ新しい一面を探すっていうのはいいことだから……」

まゆ「はい。がんばりますねぇ……」

P「さて、今日の予定だけれど……」

まゆ「はい」

P「……まずそのランドセルおろそう」

まゆ「はい」

ランドル…
合法小学生ですか

――

――――

P「……ありましたね」

ちひろ「その翌日から、普段通りの恰好に戻ったと思ったら……」

P「よく見たら手首のリボンに防犯ブザーがくっついてたり」

ちひろ「レッスン靴が真っ白な体育館シューズになってたり」

P「『黄色がダメなら赤はまゆの色ですよね』と赤白帽子をかぶって来たり……」

ちひろ「……アクティブですよねぇ」

P「可愛らしいんですけれどね……」

ちひろ「知ってます? 今でもハンドバッグの横にミニランドセルのキーホルダーぶら下げてるんですよ」

P「ええ、わかってます。気に入ったんですかね……」

ちひろ「……プロデューサーさんが褒めてくれた、って言ってましたけれど?」

P「……器用だな、と感心した覚えはありますけれど」

ポンコツ可愛いな

まゆはちっちゃいからヤンデレっぽいけど実は頑張って背伸びしながらって考えるとすごく萌える

ポンコツままゆとか、ヤンデレだけど力の弱いままゆとか良いよね

ロボットポンコッツなまゆ…だと?(難聴感)

奇乳なまゆか……
ありだな

たくみんがマーシャルのコスプレしてくれるのか…

人間になりたいロボット?

うさ……?

まだかな

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom