男「それ」ﾋﾟｭｯﾋﾟｭｯ

妹「ほほー」

男「......」ﾇﾎﾟｯ

妹「すごーい」

男「ほら、見てみろ。これが精液という」

妹「カルピスみたい」

男「ここまでやってみた、一通りの感想は？」

妹「えっとその娘がかわいそうだったなぁ」

男「AKIちゃんと言うんだ。とても優しい娘なんだぞ」

妹「よろしくね、AKI ちゃんっ！」

男「はははっ、俺とAKI はラブラブだからな」ﾁｭｯ

妹「うわーキスだ！ キスだ！」

男「おっと、AKI が恥ずかしがってるじゃないか。これはすまんことをしたな」

AKI「別にいいよ。だって男くんだもん♥」

男「ははは」

妹「いちゃいちゃしおってー」

男「すまんすまん」

妹「あれ、でも顔がすこし変だよ」

男「ははっ、実はな、AKI には特殊能力があるんだ」

妹「うえええぇっぇぇ！ 特殊能力！？」

男「実は......顔を自由自在に変えることが出来るほどの変装ができるんだ！」

妹「ええっ！？ なんですとー」

男「驚くのも無理はない。なんせAKIは常人と違うのだから」

妹「かっこいい......！！」ｷﾗｷﾗ

男「そんなに褒めたから照れてるじゃないか」

AKI「////」

妹「照れてるの？」

男「おっと、初対面だから妹にはまだ細かい表情の違いがわからないよな」

妹「言い方がいじわるだー」

男「すまん」

妹「ぶー」

男「プリンを食べるか？」ｻｯ

妹「プリン！？ 食べる、食べる！」ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ

男「なら赦してくれませんか？」

妹「いいよ！」

男「交渉成立だ」

妹「やったね」ﾊﾟｸｯﾊﾟｸｯ

男「ありがとな」

妹「ふふん」

男「AKIも微笑ましく見てくれてるぞ」

妹「悪い気はしないねっ！」

妹「ねぇねぇ、AKIちゃんとの出逢いってどんな感じだったの？」

男「出逢い......か」遠い目

妹「わっ、お兄ちゃんが珍しい顔をしてる」

男「ははっ、あれは暑い夏だったなぁ」

妹「ごくり」

男「俺はパソコンで調べものをしていたんだ」

妹「文明の利器！」

ワロタ