男「今年で卒業だな」 親友「そうだね」(274)

男「おぉ!久しぶり!」

の者です
書き足りなかったので新しくたてました

では、始めます

中学3年冬

男「クリスマスも近づいてるし」
男「受験シーズンだな」

親友「僕は頭いいけど男は普通ぐらいだね」
男「そーゆーこと笑顔で言うなよ」


親友「どこに受験するか決めた?」
男「まだ決めてない」
親友「早く決めないと中卒だよ」

男「まぁなんとかなるさ」
親友「ホント優柔不断だね男って」ニコ

前スレに誘導リンク貼ってきた
支援



男「…」
親友「じゃ、また明日ね」

男「おう」

男「ただいまー」
妹「おかえりー!」

母「お疲れ様」
男「父さんは?」

母「まだ帰ってないわ」
男「そう」
妹「お兄ちゃん遊ぼ!」

男「はいよ」


男部屋
男「お馬さんごっことか…膝いてぇよ」

男「…」
男「そろそろ受験考えないと…」

男「どこ受けるかなー…」
prrr
男『もしもし』
幼『あ、お、男?』
男『あぁ、幼馴染か』
幼『久し振りなのに反応薄い!』

男『悪い悪い』
幼『もう…あ、もう高校生なるけど来年戻ってくる?』

男『あ…ごめん。戻れそうにないわ』
幼『そ、そう…』
男『また戻れそうになったら連絡するわ』

幼『うん…』

落ち着いたみたいなので書き始めますね

翌日学校
男「はぁ…」
親友「来て一言目が溜め息なんて…どうかしたの?」

男「いや…どこ受けようかなって思って…」
親友「はは、どこ受けても一緒だよ」

男「お前はそうかもしれないけど…」
男「あ、親友はどこ受けるんだ?」

親友「僕の家の近くの高校だよ」
親友「良かったら一緒に受ける?」

男「んー…考えとくわ」

昼休み
男「おーい。」
親友「ん?」

男「飯いこうぜ」
親友「ふふ、いいよ」
男「よし行こうか」

食堂
男「ホフッホフッ」
親友「汚いなぁ」
親友「もうちょっと綺麗にできないの?原始人さん」

男「誰が原始人さんだ」
男「ホモサピエンスだよ俺は」

別に落ち着くのを待ってる必要も待ってる意味もなかったのに④

教室
男「あ、そうそう」
男「俺もお前のいくとこにする」
親友「そう。男のその頭でも大丈夫なとこだから安心だね」

男「…悪かったな頭悪くて」
親友「ふふ、そんなこと言ってないよ」

女「あっ…男くん!」
男「ん?」
女「あの…さ、よかったら…今度…」

男「ハッキリ言おうぜ」
女「…うん」
女「こ、今度映画いかない?」

男「…」
男「イイネ!」

女「あ、ありがと!」

親友「…今回僕はおやすみかな」
男「わりぃな」

親友「いやいや、構わないよ」
女「親友くんも行く?」
親友「僕は遠慮するよ」
親友「二人のデートの邪魔したくないし」
女「デ、デー…」

男「デートじゃねーよ」
女「…」
親友「ふふ、まぁいいじゃない。」
女「じ、じゃあまたね!」
男「おう」

男「さて、次の時間は…」
親友「数学だね」
男「あー…やりたかねぇなぁ…」
親友「ちゃんと教えてあげるよ」

男「サンキュー」

数学
先生「よーし…じゃあここ、男やってみろー」

男「」
先生「男?」
親友「先生、彼は因数分解の問題みると気絶するようです」

先生「…」
男「」
親友「…僕が解きます」
先生「頼んだ」

放課後
男「いやぁ助かったぜ」
親友「全く…」
男「はは、ありがとな」
親友「そんなんで大丈夫なの?」
男「…」
親友「ただでさえ頭よくないのに、気絶なんてしてたらバカの極みだよ」

男「頼む。それ以上言わないでくれ」
男「泣いてしまう」

親友「今までの先生の苦労が目に浮かぶよ」

男「」シクシク
男「」グスグス

親友「泣いたってダメだよ」

寝ますー

俺も寝るわ一旦乙

再開しまーす

男「お前がそんな酷い奴だったなんて…」シクシク

親友「やだなー裏表がない正直者っていってよ」
男「…あ」
親友「ん?」
男「願書出してないっけ」

親友「じゃあ早く出してきな」
男「おう」

親友「僕待ってようか?」
男「いや、帰っていいよ」
男「待たすの悪いし」

親友「ふふ、優しいね。じゃあお言葉に甘えて…」

男「また明日なー」

放課後・職員室
ガララ

男「失礼っ!」
先生「どうした?忘れ物か?」

男「あ、いえ。これを出しに来たんです」
先生「願書か…」

先生「それだったら学年主任の先生に渡しな」
男「どこにいます?」

先生「この時間だと…」
先生「体育館でバレーの部活を見てるんじゃないかな?」

男「うわ変態…」
先生「顧問だ」

男「へぇ…」
先生「さっさと行ってこい」

男「はーい」

体育館
女子a「行くよピッコロさん!セェイ!」

女子b「よ、よしこい!ゴテンクス!」
女子b「っておい」
女子a「ん?」

女子b「何であたしが緑の化け物なのよ」
女子a「気分だよ」

女子b「…」

ファイオ!ファイオ!
ファイオ!ファイオ!
男「おー賑わってるなー…」

男「さて先生は…」

女「あ、男くん!」
男「…ん?」

男「あぁ女か」
女「な、名前呼び捨て…」ゴクリ

女「じゃなくてどうしてここに?」
男「願書を渡そうと思ってな…」
女「あー…」

女「先生今いないよ」
男「え?どこにいるん?」

女「んー…」
女「この時間なら…」

女「コンビニかな?」

コンビニ
店員「あらっしゃっせー」

男「…」
男「タバコを買いに来るといってたが…」

男「いねぇな…」
男「…めんどくせぇ、帰ろ」

男「あ、ファミチキ下さい」


店員「どもっとーしゃーしたー」

男ホーム

男「ただー」
母「おかー」
父「おかー」
妹「おかー」

男「いまー」
母「えりー」
父「えりー」
妹「えりー」

男「なんぞこれ…」
父「おい、モンハンやるぞ」

男「えー…」
父「ヤマツカミが倒せないんだよ!」

男「…古くね?」


男「ふぅ」
父「ふぅ」

妹「ごはん!」
男「アイアイ」
父「サー!」

母「冷めちゃうわよー」


男「ごっつぁんです」
父「右に同じ」

母「あなたの右は私ですよ」

男部屋

男「あー…ねみぃなぁ…」

男「もう寝よう」
男「…」
prrr

男「…誰だよ」
prrr
男『もしもし…』
幼『あ…男?』
男『なに?』
幼『あ、いや…声聞きたくなって…』

男『はぁ?俺はもう眠いんだからそんな下らないことで電話かけんな』
幼『えっ、あ…ご、ごめ…』
ブチッ

男「ったく…」

男「寝よ寝よ」
男「…」

男「」スースー



翌日・学校
親友「ねぇ男」

男「ん?」
親友「今日さ、新しいcdが出るんだ」

親友「だから一緒にいかないかい?」
男「イイネ!」
女「あっ、男くん」
男「はい?」

女「明日…とかどうかな…」
男「あーあれか」
男「イイネ!」

女「あ、ありがとう!」
女「じゃ、じゃあまたね!」
タタタタ

親友「ふふ、青春だねぇ…」
男「お前は何者なんだ」

昼休み
女「男くん!」
男「ん?あ、おぉ」
男「探してたんだよ」

女「え?」
男「いや、場所どこに集合なのか聞いてなかったからさ」

女「あ、その事をいいに来たの。」
男「そうなんか、どこにする?」

女「定番の駅前で」
男「オッケー」

放課後
親友「男、行くよ」
男「ほーい」

女「男くんまた明日ね」
男「ほーい」
親友「いざ出陣」
男「だとしたら俺初陣なんだけど」

cdショップ
男「おーいっぱいあんなー」
親友「…あ!」
男「あったのか?」

親友「うん。これが欲しかったんだよ」
男「ハードロック…」
男「なんだお前」

男ホーム
男「ただいまー」

シーン
男「…」
男「とぅあ!どぅあいまぁぁ!」
シーン

男「…」
男「…」グスッ

男「…」テクテク
ガチャ
リビング

男「…」
男「…」グスグス
男「…」テクテク

男部屋
男「…」グスグス

男「…」スースー

一方他の家族はと言うと。

母「あの子に何も言わなくて来ちゃったけど大丈夫かしら…」
父「泣いてるだろうな」
母「だとしたらあなたにそっくりね」
父「はっはっは」
妹「お兄ちゃん…」

母「早くしましょうよ」
父「うーん…」
妹「ねぇねぇ、何をしてるの?」

母「あのね…」

翌日
男「…」ムクッ

男「…飯…」
男「…」テクテク
リビング

男「…いない…か」
男「…」グスッ

男「泣かないもん」
男「男の子だもん」
男「…」グスッ

カチャカチャ
男「御馳走様でした」
男「…そろそろかな」

男「はぁ…」テクテク
玄関

男「行ってきまーす…」
ガチャ
バタン

駅前
男「ふぅ」
女「あ、ごめん!待った?」

男「んーん」
女「よかったぁ…」
女「じゃあいこ?」

男「よしきた」




男「んで何見る?」
女「あれ」

男「…ホラーっすか」
女「うん♪」

男「…みたことないんだよな…」
女「ホラーみたことないって…」
男「まぁいいや、行こう」

女「うんっ」

映画
『イ゙イ゙ア゙ア゙!』

女「」
男「…」

『ヴヴヴ』
女「」

『ガァァァァ!』
女「」ブクブク

男「おいおい…」
女「コワイコワイコワイ」

男「あんたがこぇぇよ…」


女「ふぅ」
男「…普通だったな」
女「神経どうかしてるんじゃないかな…」

男「」ガーン
女「嘘だよ」

男「」ホッ
男「なぁ次は俺のいきたいとこに行っていいか?」

女「えっ?」
男「ダメか?」

女「やっ、そ、そんなことなひよ!」

女(噛んだ…)
男「はは、じゃあ行こうか」

ゲームショップ
男「ここや」
女「男の子ってこういうとこ好きなの?」

男「人による」
女「その言葉嫌い…」
男「十人十色」

女「それなら納得」
男「お!これでてんじゃーん」

女「…あ」
女「これ…」

男「ん?欲しいのか?」
女「弟がね…」
男「あれ?お前んち金持ちじゃなかった?」

女「え?そんなことないよ?」
男「あれ?勘違いか」
女「そうみたいだね」


男「じゃあそろそろ帰ろうか」
女「うん」

男「家まで送ってくよ」
女「え!?い、いいよ!悪いし…」
男「気にすんなって」
女「…」

女「じ、じゃあ…お願いしようかな…」
男「おけ」

女「あ、でも…遠いよ?」

男「ならなおさらだ」

帰り道
男「遠っ」
女「だから言ったじゃん…」

男「いやぁ…」
男「てか学校どうやって来てるん?」

女「自転車だよ」
男「マジか」

男「いやでも…そうか」
男「遠いもんな」
女「おかげでふくらはぎにすごい筋肉ついちゃったよ」

女「私女の子なのにね…」

男「すぐへばるような奴よりはマシだよ」

女「…男くんは私みたいなの嫌い…?」
男「え?嫌いじゃないよ?」

女「そ、そう」
男「むしろ好きなくらいだ」

女「!」
女「…」テレテレ

女「あ、ついたよ」

頑張ってくれ

>>39
ごめんこっからはめちゃ頑張る

支援

いちいち反応はせんでええ

女ホーム

男「ここか」
女「うん」
女「じゃあまた月曜ね」

男「おう」

男「ふぃー…さみぃなぁ…」
男「バスで帰るか…」

プシュー
男「あらよっと」
プシュー

男「さて…皆はいるかな…」

男「…女…か。」
男「ま、まぁ可愛いんじゃねぇの」
男「…」

男「そろそろかな…」

プシュー
男「こっから歩きか…」
男「さぁ頑張ろ」
テクテク

?「…」ダッ
男「~♪」

?「男ぉ!」

男「う?」

ボコッ
男「…あい?」バタッ

?「…」
?「ふふふ…一緒に来て貰うよ…」

ズルズル
………
……



……
………
男「…うぐ…」

男「こ、ここは…?」
?「どこだと思う?」

男「!」
男「だ、誰だ!」

?「当ててごらん」
男「クソッ…暗くてよく見えねぇ…」

?「電気は消してあるからね」

男「電気…?」

男「ここは部屋か?」
?「そうだよ、僕はここの住人じゃないけどね」

男「…どっかで聞いたしゃべり方だな…」
男「てかいい加減その変声期捨てろ!」

?「へ?バカなの?」
?「そんなことしたらバレるじゃん」

?「あったま悪いなー」

男「…」

男「お前もしかして…」
?「ん?」
男「親友なのか?」

?「…」
?「ふふふ」

?「そうだよ」
親友「よくわかったね」

男「そのいちいち腹をたたせる言い方がそっくりだからな」

親友「ひどいなぁ」
男「…何でこんなことをした?」

親友「聞きたい?」
男「…ああ」

親友「もしかして忘れてる?」

男「何をだ?」
親友「ふふ、今日はね…」

パチ
パパーン

親友「君の誕生日じゃないか」
男「…え?」

妹「お兄ちゃーん!」
男「おえ?」

母「16歳の誕生日おめでとう」

男「あい?」
父「プレゼントはこの家だ。まぁ皆で住むんだがな」

男「???」

親友「ふふ」

(つ・ω・)つ④

親友「よくわかってないようだね」

男「あり?」
親友「あれは…昨日かな」

親友「君の家から電話が来てね」
~~
親友「はい」
母「あ、親友くん?」
親友「そうです」

母「私男の母だけど…」
親友「あーはい」
母「実はね、明日引っ越すんだけど…」

親友「え?県外ですか?」
母「すぐ近くによ」
親友「そ、そうですか」
母「でね、おりいって頼みがあるの」
親友「何ですか?」

母「普通に引っ越し祝いやってもつまらないじゃない?」
親友「はぁ」

母「だからね、あなたに男を襲ってほしいの」
親友「すみません、僕ホモじゃ…」

母「そーゆーことじゃないの」

母「たぶんあの子外に出ると思うから…」
母「帰り道に後ろから殴って気絶させてほしいの」

親友「その考えは親としてどうなんですか?」

母「頑丈だから大丈夫よ」
親友「…」

母「で、新しい家に連れてってほしいの」
親友「…そうゆうことなら…」

母「じゃ、任せたわね」
親友「はい」

~~
親友「というわけさ」
男「…」

男「それは親としてどうなんだ?」
母「平気でしょ?」

男「いやまぁ平気ですけど…」
母「ならいいじゃない」
男「…」

親友「ちなみに犯罪の香りを出したのは僕の趣味です」

男「悪趣味だな」
親友「まぁいいじゃない」

男「…」

父「どうせお前のことだ」
父「泣いたんだろ?」

男「なななな泣いてねーし?」
父「俺の子なら泣いたはずだ」

男「…」
父「俺なら泣くしな」

男「悪かったな。寂しかったんだよ」

妹「お兄ちゃん可愛いー」
男「…」グスッ

妹「でも泣いたらめーだよ?」

男「はい…」
妹「よしよし♪」

親友「じゃあ僕は帰りますね」

母「泊まっていけばいいのに…」

親友「用事が残ってるんで…」
母「そう…」
親友「じゃ、おやすみなさい」

妹「またねー!」
親友「うん」

ガチャ
バタン

男「もうイヤ…」
母「もうやんないわよ」
父「まぁ楽しかったからもう一回ぐらい…」

男「…」
妹「おもしろかったー」
男「お前…」

男「…もう寝る」
母「ほら…ふてくされちゃった…」

父「さすが俺の子だ」
妹「おやすみー!」

男「…」テクテク

翌日
男「無駄に早く起きた」
男「今日は日曜日」
男「することがない」

男「童貞の余裕…みせたろやないかい!」

男「まずは優雅にゲームだ」
12時間後

男「」ピコピコ

男「」ハッ

男「…やりすぎだろ…」
男「目が痛い…」

男「無意味に一日が終わった…」
男「飯は…明日だな」

男「よし寝よう」

翌日学校

男「フヒヒ…」
親友「男、キモいから普通にして」

男「そうか…キモイか…」

親友「まぁそう凹まないで」
男「うん…」

女「あ、男くん!一昨日はありがと!」

男「ん?いや、楽しかったからいいよ」
女「また今度行こうね」

男「イイネ!」
親友「次は僕もいいかな?」

女「…」
女「イイネ!」

親友「ふふ、ありがとう」

放課後

親友「最近時間のペースが雑だなぁ」

男「まぁそう言うなよ」
男「眠いんだろ」
親友「ちゃんとしろって話だね」

男「だな」
親友「あ、それよりさ、高校デビューしないかい?」

男「高校デビュー?」
親友「うん、高校を機に変わるんだ」

男「じゃあ金髪にしようかな」

親友「似合わないからやめときな」
男「…」

男「まぁ今の俺たちでいようぜ」

親友「やっぱその方がいいよね」
男「ああ」
親友「じゃあ僕は帰るね」

男「おう」

親友「またね」
男「気を付けろよ」

親友「男じゃないんだし」

男「…」

男「轢かれてしまえ」
親友「ホントに轢かれたら責任は全部男持ちだよ」

男「…」

親友ホーム

親友「ただいま」
メイド「おかえりなさいませ」

親友「僕は部屋にいるから食事のときに呼んでね」

メイド「はい、かしこまりました」
親友「ふふ、頼むね」

メイド「」ペコリ

親友「~♪」

テクテク

ダメだ眠い…
明日は昼過ぎくらいに始めますね

では…

おやすみ

支援

親友部屋
親友「…暇だな」

親友「ちょっと寝よう…」


コンコン
親友「…ん」
メイド「お食事の用意が整いました」

親友「うん…今いく」
フラフラ

メイド「主様!?」

親友「…」
バタッ

メイド「いけない…医者を!」


親友「…ん…?」
親友「あれ…?ここは…」

メイド「主様!まだ寝ていてください!」

親友「大丈夫だよ…」
フラッ

親友「おっと…」

メイド「ダメです、寝ていてください」

親友「…そうするよ」

親友「風邪かな?」
メイド「はい、恐らく毛布をお掛けにならずに眠っていらしたのが原因かと…」

親友「あーそうか…」

親友「まぁそのうち治るでしょ」

メイド「でも今は安静です」

親友「だね」



翌日
男「ここは学校☆」

男「…あり?」
男「いつものひどい罵声が飛ばない…」

男「…親友は休みか?」
女「うん」
男「お、おぉ…」

女「後でお見舞いいかない?」
男「それもそうだな」

女「じゃあ放課後校門で待っててね」

男「こ、肛門…?」

女「やめて下品死んで罪償っても戻ってこないで」

男「…」

女「へへへ、親友くんに教えてもらったんだ」

男「…」

昼休み

男「さぁて、早速始めようか」

クラスメイトa「何を?」

男「女の子にモテる10の方法」

クラスメイトa「…そんなの読んでる自体でモテないよ」

男「るっせー、童貞なめんな」
クラスメイトa「舐められたらイっちゃうもんね」

男「そういう下品なことを言うのはやめたまえ」

クラスメイトa「まぁわっちは彼氏いるから別に下品言われても、はぁそうですがぐらいにしか思わない」

男「わっち!?」
男「いや彼氏の有無で平気になるのは違うだろ」
男「てかお前男だろ」
クラスメイトa「てへ☆」

男「キモイ」
クラスメイトa「…」

放課後
女「あっ、おーい」

モテる方法
・なるべく爽やかに

男「やぁ、待たせたね」キラッ

女「…」

モテる方法
・ギャップは大きく

男「フヒヒww澪たんwwwフヒヒ」

モテる方法
・ただしイケメンに限る

女「何か…キモイ…」
男「…」

男「てか場所知ってるん?」
女「え?」

男「え?」
女「男くんの友達だから…知ってるんじゃないの?」

男「え?いや知らないけど…」

女「じ、じゃあどうするの?」

男「…探そう」
男「デカイからすぐ見つかるさ」

女「よくデカイってわかるね」
男「え?金持ちの家ってでかいんだろ?」

女「…」

4時間後

男「」
女「きゃぁぁ!」

女「起きてぇぇ!」
男「…」

親友「…」

女「きゃぁぁ!」

親友「何やってんの?」
女「へ?」

親友「ここ、僕の庭」

女「ええええ!?」


男「はは…死にかけてるのかなぁ…」ゴホゴホ

男「あいつの顔がみえらぁ…」グホッ

親友「…」

親友「まぁ中に入りなよ」
親友「風邪引くよ」

親友豪邸

男「…」
女「…」

親友「で、いったい今日は何の用?」
男「お見舞いに…」

女「来たんだけど…」

男「場所を知らなくて…」

女「途方にくれてたとこを…」

男「お前に助けられたと…」


親友「…」
親友「はぁ…」
メイド「主様、もう辺りも暗いです」

メイド「一晩泊まらせてあげたらどうでしょう?」

親友「んー…別にいいけど…」

親友「じゃあ男はそこの部屋ね」

男「はい…」
親友「女さんはメイドの部屋ね」

女「はい…」
メイド「さ、こちらです」
男・女「はい…」

親友「あ、親御さんには言っておくから」

男「どうも」
女「ありがとう」
男・女「ございます」

親友「気にしない気にしない」

メイド陣

メイド「お風呂はーいろ」
女「キャラちがくないですか?」
メイド「え?あぁ勤務時間以外は元にもどれって言われてるの」

女「はぁ…」

メイド「…女二人と来たら…お風呂でしょ!」

女「」

男陣

男「しかし大丈夫なのか?」
親友「風邪?」

男「おう」
親友「まぁ微熱だったからね」

親友「すぐ治ったよ」
男「そっか」

風呂場
メイド「女ちゃん…だっけ?肌綺麗ねー」
女「へ?あっ、や、しょこはぁ」

事後
メイド「ふぅ」スッキリ
メイド「さ、寝ましょ」

女「」

寝室
男「寝ようかな」

親友「じゃね」
男「おう」
ガチャ
バタン

親友「…明日は学校いかなきゃな…」

翌日学校

男「…さて。」
親友「ん?」

男「ここでグダグダやるのも展開がないからつまんないな」

親友「何を言ってるんだい?」
男「書き手は高校編を真面目にやりたいんだよ」

親友「いやホント…」
男「よし、三ヶ月後」
男「卒業式まで飛ぶぞ」

親友「へ?」

さぁ明日は真面目にやるぞ

では!



卒業式

男「よしっ!」
親友「もう何でもありだね」

男「そりゃあしゃーねーよ」

男「高校編からが本番らしいから」
親友「本番…?」

男「さぁ女は…と」
親友「ん?何で女さん?」

男「はい?何のことかしら?」

親友「…女さんはあっちにいるよ」

男「あれ?あっちに何かあるなー」スタスタ

親友「はぁ…」

女「うー…」
女友「ほら!頑張りなって!」
女「無理って言われたらどうしよう…」
女友「んなこたぁないって!」
女「でもー…」
女友「はー…」

女友「お?あれは…」
女「へ?」
女友「あ!急用思い出した!じゃ!」

女「え?」
男「よ、よう。」
女「は、ひ?」
男「あー…今日で終わりだな」

女「…だね…」
男「…」
女「…」

女「あの!」
男「はい!」
女「放課後…時間ある?」

男「……あ、当たり前だろ?」
女「じゃあ…校門で待ってて!」タタタタ
男「…」

テクテク
テクテク

親友「やぁ、どうだった?」

男「…何のことかしら?」
親友「女さんに会いに行ったんでしょ?」

男「いや…向こうにいったらいただけで…」

親友「そーゆーのいいから。で、どうだったの?」

男「…校門で待っててね、だとさ」

親友「へー」ニヤニヤ

親友「じゃあ今日は先に帰ろうかな」

男「…」

親友「さ、始まるよ」
男「ぉぅ」

親友「声小さい」
男「おう」


校長「卒業おめでとう」
校長「高校行ってもあたしのこと忘れないでね」

男「あいつオカマなのか?」
親友「さぁ?」


男「おーわったー」
親友「じゃ、またね」

男「おう、近いうちに遊びにいくわ」

親友「ふふ、待ってるね」スタスタ

男「さて女は…」

校門

女「まだかなー…」


男「お、お待たせ!」
女「あ…う、ううん」
女「じゃあ行こ?」
男「おう」
女「えと…公園とか…どうかな…」
男「オッケー!」
女「ありがと!」

公園

男「やっぱ昼間は人いねぇなぁ…」
女「主婦さんぐらいだね」
男「だな」
女「…」
男「…」

男「で、どうしたの?」女「あの…」
女「えと…」

女「…」
男「…うん」

幼なじみにがんばってほしいのは俺だけか?

女「…好きです」

男「…」
女「…」

女「つ、付き合ってください!」
男「…俺には…」
男「幼馴染が…」

女「…」
男「でもまぁ会わないからな…」

女「…」
男「実は俺もお前のことが好きだったんだ」

男「なかなか言えなかったけど…」

女「え?じゃあ…」

男「あぁ、こちらこそ付き合ってください」
女「…」

女「ありがとう…」

高校入学式

校長「ちゃお☆」
校長「校長ちゃんだゾ」
校長「みんなこれからよろちくび☆きゃっ☆」

男「なんだこいつ」
親友「校長だよ」

男「いや知ってるけどさ」
親友「ならいいじゃない」

男「ん~…」

親友「さ、新しい教室に行こう」

男「はいよ」

新教室
男「お、また同じクラスか」
親友「不満かい?」
男「んなことないよ」

女「私もいるよ!」
親友「あぁ…」

男「そういや…」
親友「同じ学校だったね」

女「えへへ」

男「どうする?」
男「今日はこれで終わりだけど、遊びにいく?」

親友「僕は…行きたいところがあるんだよね」
男「じゃあそこいくか?」
親友「ありがとう。女さんは?」

女「え?私もいいの?」
親友「もちろんさ」
女「じゃあ行こうかな…」

男「よし決まった」

放課後
親友「さぁ行くよ」
女「」イチャイチャ
男「」イチャイチャ

親友「…」
親友「やっぱ今日はやめとくよ」

男「え?」
女「え?」

親友「いやなんか見てると憎悪が沸き上がってきてね」ゴゴゴゴ

男「…」
女「…」

親友「じゃあまた明日」
親友「お疲れちゃん」
スタスタ

男「!!!」
女「?」

男「あ、あいつが…ふざけるなんて…」
女「え?今のふざけたの?」

男「アワワワ」アタフタ

女「相当ヤバイみたいだね」

男「これは…まずいぞ…」
男「なんもなけりゃいいが…もし、あいつのおふざけの火の粉が当たったら…」

女「おふざけの火の粉…」

男「…コホン」
男「気にしないようにいこう」

女「…うん」

翌日
男「ここは学校☆」
親友「…」スッ

ツルッ
男「なぜここに石鹸が!」
バタッ
親友「相変わらず足がお留守だねぇ」

男「お前か…」
親友「まぁ今回はこれでいいや」

男「…」

男「それはさておきさ」
親友「ん?」
男「夏休みっていつまであるの?」

親友「まだ入学して二日目だよ?」
男「まぁまぁ」

男ェ…
幼馴染がいるけど会わないからいいやってどういうことだよ…

幼なじみ…いや
作者なら二人ともハッピーエンドにしてくれるはず

男「とりあえずさ、夏休みの計画たてようぜ」
親友「…何で三ヶ月先の計画を今立てなきゃいけないの」

男「夏休みは待ってはくれないぜ?」

親友「三ヶ月待ってくれてるよ?」

男「あ、女にも聞かなきゃな」
親友「何をだい?」

男「夏休みにどこいきたいか」

親友「…」

男「女ー」

女「ん?」
男「夏休みにどこいきたい?」

女「んー…」
女「どこでもいいよ」

男「困ったなぁ…」

親友「はぁ…」

親友「そんな先の事を話してどうするの…」
男「でも1日ずつ進むんじゃなくて春夏秋冬って進むんやで」

親友「…そんな設定話したらダメだよ」

男「他んとこも大体そうだろ」

親友「はぁ…」

親友「見てられないな…」

男「でもどうするか決めるのは大事だ」
女「でもまだ早いかなー…」

親友「…だったら」
男「ん?」

親友「そんな困ってるんだったら僕の別荘においでよ」

男「おぉぉぉ!」
女「おぉ…」

親友「でも海外だからね。」
男「パスポートがない…」

女「あたしも…」

親友「じゃあやめる?」
男「いや、行きたい」
女「私も!」

親友「じゃあバイトだね」

コンビニ

男「と、言うわけで」
男「コンビニでバイト始めました」

店員「まぁ君に正直期待はしてないが頑張ってくれ」

男(ウザ…)
店員「じゃ、まずは品だしから」
店員「バックヤードから足りないものを出してね」

男「はい」

バックヤード
ガサゴソ
男「んだよこれ…段ボール多すぎだろ…」

男「えーと…」
男「はぁ?足りないものを探しに来てんのに何もねぇじゃん…」

男「なめてんだろ…」

男「あの…」
店員「ん?忙しいからあとにして」

男「…」

店員「じゃあ次はトイレ掃除ね」
男「はい」

トイレ
男「なにこれ」
男「陰毛…?」

男「きったな!」
ゴシゴシ
男「ふぅ…次は…女子トイレか」

女子トイレ
男「~♪」

ババア「ちょっとあんた!」

男「はい?」
ババア「ここ女子トイレよ!?」
ババア「最近の子はダメねぇ!こんな堂々と入って!」

男「いや自分ここの店の…」

ババア「ちょっと店員さぁん!?」


店員「ダメじゃないかはっきり言わなきゃ」
店員「ホント使えないなぁ…」

男「…」
店員「全く…次はやめてもらうからね」

男「はい…」


男「はぁ…もう無理だやめよう」
男「てかバックレよう」

翌日
prrr
男「ぜってぇでねぇ」
prrr×127

男「鳴りすぎだろ!」

男「…次は飲食のバイトするかな…」

男「と言うわけで今日からお世話になります」

オーナー「頼んだよ」
男「はい」

フロア
男「い、いらっしゃいませ…」
スタッフ「声小さい!」
男「は、はい!」
男「いらっしゃいませぇ!」

客「…」タバコヲスウシグサ

男「あ…こちらの喫煙席へどうぞ」

客「ん」スタスタ

男「ご注文がお決まりになりましたらこちらのベルでお呼びください」

客「ん」
男「ふぅ」スタスタ

スタッフ「どう?慣れた?」
男「まだ1日目ですからね…」
男「微妙です」

スタッフ「そう、頑張ってね。」
男「はい」

スタッフ「あ、わからないことがあったら何でもいってね」

男「はい、わかりました」

ピンポーン

オーナー「はい12番席お呼びでぇす」
男「…」
オーナー「返事しろ」
ドンッ

男「は、はい!」
オーナー「それでいいんだ」ニッコリ

オーナー「ほら行ってこい」

男「はい!」タタタタ

男「お待たせしました、ご注文をお伺いします」
客「これで。」
男「はい、かしこまりました。少々お待ちください」

厨房
男「お、オーダー入りましたー!」

<へーい!

男「ふぅ…」

男「女の方は大丈夫かな…」

女「と言うわけで今日からお世話になります」

店長「はぁい、よろしくねー」

女「まずは何から…」
店長「そうね…」

店長「じゃあ…お客さんを一人落としてみて」

女「お、おと!?」
店長「やれないの?」キッ
女「ただちに取り掛かります!」
店長「ん、よろしい」

フロア
女「…」モジモジ

客「へいねーちゃーん」
女「ひ、ひゃい!」
客「こっち来てくれよ」クイクイ

女「は、はいただいま!」

客「へへへ…可愛いねぇ…」スッ

女「ひっ!」
女「あ、あ、あの…足に手が…」

客「いいだろう?」
女「やっ…」
客「ひひひ」サワサワ

女「…」バシン!
客「」

女「さいってー…」



店長「はぁ…」
女「…」
店長「触られたんなら私達に言えばいいのに…」
女「ごめんなさい…」
店長「お客さんに手をあげちゃったか…」

女「…」
店長「悪いけど…もうお店に置いとけないな」

女「はい…失礼しました」スタスタ

店長「はぁ…」


男「うぃー…終わったー!」

女「はぁ…」トボトボ
男「お?」
女「お」
男「どうした?」
女「…」
男「バイト失敗したとか?」

女「ウグッ…」
男「まぁよくあることさ」
女「でもこれじゃあ…海外いけない…」
男「…」
女「はぁ…」
男「俺が代わりに稼いでやるよ」

女「へ?」
男「お前の分まで稼ぐから、家で寝てまってな」女「そ、そんな…悪いよ…」
男「気にすんな」
男「じゃあな!」タタタタ

女「あ…行っちゃった…」
女「…ありがと」

三ヶ月後

男「待ちに待った夏休みです!」
親友「ホントてきとーだなぁ…」
男「まぁまぁ」

女「男くんホントにごめんね」
男「気にすんなっていったろ?」
女「うん…」

男「さ、行こうぜ」
女「妹さんとか親御さんには言ったの?」

男「…一応な」
女「…」

親友「おーいそろそろいくよー」

男「ほ」
女「い」

空港
ゴォォォ

男「ここか」
女「すごーい」

親友「ほら早くチケット買う」

女「あーい」
男「ほーい」

男「あー楽しみだ」

女「ホントだね」


親友「じゃあ行こうか」

ファーストクラス

男「」
女「」

親友「どうしたの二人とも」

男「いや…」
女「お金持ちだなーって…」
親友「今さら?」

男「…」
女「…」

親友「あと三時間はこのままだからゆっくりしなよ」

男「そうします」
女「右に同じ」

四円

親友「さぁて。」
男「気兼ねなく」
女「寝るかな」

親友「ついたら起こしてね、メイドさん」

メイド「承知しました」
男「ねぇ、メイドさんの名前って三田?」

メイド「いえ。」
女「やっぱ切り替えがすごいなー」

メイド「それほどでも」

バババババ
テェアゲロォ!

男「ゲロォ?」
親友「さっきの轟音は吐いた音なんだ」

女「じゃテェが前ふりなんだ」

親友「変わった人もいるもんだね」
男「まぁ世の中広いしなー」

バババババ
フセロォ!

男「また吐いたのか?」
女「そんなに飛行機って酔うかな?」

男「人による」
親友「だね」

キャーキャー
ダレカァ!

男「結構ひどいみたいだな」
女「早く処理しないかなー」

親友「色んな物食べたんだろうね」
男「まぁ…」
女「私達には…」
親友「関係ないよね」

男・女・親友「ははははは」

メイド「…」

エコノミークラス

テロ「おらぁ!さっさと起動かえろやぁ!」

乗務員「ひっ…」



男「ねー」
女「んー」
親友「なんだーい?」

男「あとどんくらい?」
親友「別に泣いてないよ」

女「そーゆーくだらないギャグはいいから」
親友「…」

親友「あと二時間かなー…」

男「りょーかーい」

メイド「少々失礼します」

親友「はーい」

ガチャ
テロ「んだてめぇ!」
メイド「一人かよ…」

テロ「あ゛ぁ?」
メイド「ちょっと静かにしてもらえますか?」

テロ「んだっとごっらgjmgat0jtw!」

メイド「るっせーんだよ!」
テロ「」ビクッ

メイド「静かにしねーとここで降ろすぞ?」

テロ「そんな!」
メイド「パラシュート着けてなぁ!」

テロ「なにその優しさ」

メイド「じゃ、わかったな?」
テロ「…女に屈するかぁぁぁ!」

メイド「…」カチャ
テロ「!」

パァン
メイド「次喋ったら殺す」
テロ「」ガタガタ

メイド「お騒がせしました♪」
ガチャ

ナンデジュウモッテルノ?
シラネーヨ
ドウセエアガンダロ?
エアガンデカベニアナアクカ!

メイド「お待たせしました」
親友「んーん」

男「zzz」
女「zzz」

親友「テロだったんでしょ?」
メイド「はい」

親友「怪我はない?」
メイド「はい」

親友「そう、じゃあ休んでて」

メイド「ありがとうございます」

ワイハ

男「ハワイ来たどー!」
女「おー!」
親友「ちょっと待って」
男「あん?」
女「どぅ?」
親友「…どこいくの?」
男「連れねぇなぁ…」
女「どこって…」
男「…」
女「…」

親友「はぁ…」
親友「こっちだよ。」テクテク

男「待ってー」タタタタ
女「親友くーん」タタタタ

親友別荘

男「広っ」
女「木造なんだね」
親友「まぁ夏はこんな感じがいいでしょ」

女「だね」
男「早速泳ごうぜ」
女「あ、私もー」
タタタタ

親友「さて、僕も…」
メイド「主様、お電話です」

親友「えー、誰から?」
メイド「…旦那様からです」
親友「…」

see you next tomorrow!
good night everybody!

では…失礼します

エビバディあってるんかな…

砂浜
男「いやー楽しいなー」
女「いい天気だしねー」
男「ところであいつは?」
女「まだ来てないみたいだね」

男「よーし、もう1回泳ごうぜ!」

女「いぇーい」
タタタタ

別荘
親友『…』
旦那『わかったか?』
旦那『将来を決めるのは悪いと思ってる…』

旦那『だが…』
親友『わかってる』
親友『でもせめて…』

親友『この高校を卒業するまでは好きにさせて…』

旦那『…わかった』
ブチッ
親友「…はぁ」

メイド「海に…行かれますか?」

親友「…そうだね」

砂浜
男「バタフライムズくね?」
女「溺れてたよね」

男「ああいう泳ぎ方なんだよ」

女「へー…」
女「私は水泳習ってたから泳げるけど…」

女「何か違かったよ」

男「…」

親友「おーい」

親友「今何してるんだい?」

男「今な、女に俺は溺れてないことを話してたんだ」

男「テーマは:人の泳ぎを否定するな:」
女「どんだけ傷ついてんのよ…」

親友「溺れてもこっちには優秀なライフセーバーがいるから大丈夫」

男「えー…」
女「これで心置きなく溺れれるね」

男「…」

夕方
男「」
女「」
親友「はしゃぎすぎだよ」

親友「さて、ここで起きないと夕食にはありつけないよ」

男「」ピク
女「」

親友「ステーキ」

男「」ピクピク
女「」

親友「豪華な食事に凄いイケメン」

女「」バッ
男「」バッ

男・女「さぁ行きましょうか」

別荘
男「」ムシャムシャ
女「」モグモグ

親友「」パクパク


「御馳走様でした」

親友「じゃあ僕は先に寝るね」

男「おう」
女「じゃあ私も…」

男「おう」

親友「メイドさん、部屋を案内してあげて」

メイド「承知しました」

メイド「ではこちらへ」
スタスタ
女「は、はい…」スタスタ

男「俺はもうちっと起きてるわ」
親友「ん、了解」
スタスタ

男「…」

親友「…いい思いで作りしないとな…」
親友「おやすみ…」



メイド「( ´艸`)」
女「」ビクッ

メイド「ふふふ」
女「お、おやすみなさい!」
ガチャ
バタン

メイド「あらら、つまんないの」

男「…俺はついてるな…」

男「金持ちの友達」
男「可愛い彼女」

男「ははは…」

それから一週間が過ぎ、帰国

ゴォォォ
男「おやすみ」
女「おやすみなさい」
親友「…」

メイド「何か飲まれますか?」

親友「んー…大丈夫」
親友「あ、アレ持ってきて」

親友「ゲーム」

メイド「かしこまりました」

日本
男「ついたー!」
女「ついたー!」

親友「じゃあ今日は解散?」

男「だな、妹たちにも会いたいし」
女「私ももうちょっと寝たいし…」

親友「わかった。」
親友「車を手配させるよ」

男「持つべきものは友達だな」

女「だね」

男ホーム
妹「遅い!」
男「帰って一言目がそれかよ」
妹「もー!」

男「疲れてるから俺は寝るぞ」
妹「えー!」

男「じゃな」タタタタ
妹「むー!」

母「あらあら、帰ってきてたの」
父「お土産…」

妹「そんなのより何でだれも教えてくれなかったの!」
母「まぁ言ってもわからないだろうし」
父「言ったら自分も行きたいと」

母「言うだろうし」

妹「もー!」

女と親友の仲が普通だと逆に違和感がww
あと素のメイドさんと女の絡みがもっと見たいよおお

学校

男「おっす」
親友「やぁ」
男「いつの間にか夏休み終わったな」

親友「まぁそんなもんだよ」
男「そうかー…」

親友「あ、男。」
男「ん?」

親友「ちょっとニューヨーク行ってくる」

男「トイレ行ってくるみたいなノリで言われても…」

親友「まぁ冬休みには戻ってくるから」

男「気を付けてな」

男「あ、それより親友。」
親友「ん?」

男「ちょっとお金貸してくれ」

親友「友達に借りるなんて落ちぶれたね」

男「すぐ返すよ」
親友「ちなみに何に使うの?」

男「原付の免許取得」
親友「…バイトは?」

男「それが失敗をやらかしてな、やめちゃった☆」

親友「…」

親友「ダメだね」
男「いいだろぉ?金持ちなんだし」

親友「好きで金持ちになったんじゃない」
親友「じゃあね」スタスタ

男「んだよ…」
女「おーとーこくん!」
男「ん?おぉ」
男「金貸してくれね?」

女「え?」
男「実はかくかくしかじかで」

女「ん…」
女「パスポート代出してくれたからね」

女「これでチャラだよ?」
男「サンキュー」

試験場
男「」カキカキ
男「」カキカキ

175
156
112
178

男「よっし!」

ブゥゥゥン
男「…」

キキー
男「ふぅ」

男「あとはバイクだけだな…」

男「…親友に…買ってもらおうかな」

男「…」

男「いやいや。」
男「頑張って溜めよう」


ショップ
男「…」
\150,000

男「高っ」

男「無理だろ…」
男「…親友に手伝ってもらおうかな」


親友豪邸
男「おーい」
親友「…なんだい?」

男「ちょっと頼みごとが…」
親友「…まぁ入りなよ」


親友「で、どうしたの?」
男「あのな」
男「…」

親友「…」

男「金貸してくれ!」
親友「…」
男「…た、頼む!」

親友「…」
親友「はぁ…」

親友「今回だけだよ」
男「おぉ!ありがとう!」

親友「で、いくらなの?」
男「15万」
親友「…」

借りた物は ちゃんと返そうね♡

公道
男「ヒィヤッホォ!」
ブゥゥゥン

男「やっぱバイクっていいなぁ!」ブゥゥゥン

男「さぁて、家に帰ろうかなー」ブゥゥゥン

…少し前
親友「…どうやって返すつもり?」

男「バイトとか…」

親友「やめたのに?」
男「…」

男「絶対返すから!」
親友「だからどうやってなのか聞いてるんだよ」

男「…」

男「いつまで待ってくれる?」
親友「…2年だね」
男「にね…!?」

男(おいおい、2年で15万とか余裕だろ)
男「オーケーわかった」

親友「じゃあ…口座に振り込んでおくよ」

男「サンキュー」タタタタ
親友「待って」

男「あん?」ピタ

親友「この約束は必ず守ってもらうよ」

男「わかったわかった」
親友「いいかい?もし守れなかったら…君とは絶交だ」

男「何でそうなるんだよ」
親友「僕はこの高校を卒業したらある会社の社長になる」

親友「…こういうのは言いたくないんだけど」

親友「約束も守れないような友達は友達とは呼びたくない」

男「…」
親友「ま、2年もあるんだ。待ってるよ」

男「おう…」

現在、男ホーム
男「たっだいまー」

母「」チラッ
母「あ、男。おかえり」
男「何かあったの?」
母「バイクの音がしたから…」

男「あぁ、俺のだよ」
母「あんた…そんなお金どこにあるの?」

男「借りた」
母「だ、誰に…」

男「るっせーな…」
男「いいだろ?」

母「…」

父「ただいまー」
母「あ、おかえりなさい」

男「おか」
父「なぁ、玄関のバイク、誰のだ?」

男「俺」

父「金は?」

男「あぁもう!いいだろ!?借りたって!」
父「返せるあてがあるなら何も言わん」

男「…」

父「じゃ、飯食おう」
母「…はい」

三日後
親友豪邸
ピンポーン

ガチャ
親友「やぁよく来たね」
親友「立ち話もアレだから中に入りなよ」

女「お邪魔します…」

バタン

親友「今日呼んだのはね、男の事で相談があるんだ。」

女「男くんのこと…?」
親友「知ってると思うんだけどさ、最近の彼は図々しくないかい?」

女「…」

親友「お金を借りに来たんだよ」

女「私のとこにも来たわ…」

親友「僕は彼の友達だから、信じたいんだ」

女「何を?」
親友「お金持ちの友達をもっても、彼がそれにすがらないで、努力を思い出すことを」

女「…でも私のは…」
女「パスポート代だから…」

親友「…そうだね」
親友「でも彼の顔は申し訳なさそうだったかい?」

女「それ…は…」

親友「男は夏休みに旅行に行ってから何かおかしかった」
親友「・・・やっぱり僕のお金が目当てなのかな」

女「そんなことないよ」
親友「じゃあ試してみる?」

女「え?」

男「あー・・・暇だなー」
男「女呼ぼうかなー」

男「・・・」

男「よし」
prrr
・・・
女「あ、男くんから電話・・」
親友「・・・出ないで」
女「・・」コクッ
・・・
男「チッ・・・でろよ・・」
男「まぁいいや、次は親友だ」
prrr
・・・
親友「やっぱこっちに来たか・・・」
女「でないの?」
親友「うん」
・・・

男「だぁぁぁもう!!」
男「んっででねぇんよ!」
男「・・・」

・・・
親友「・・よし、女さん。」
女「はい」
親友「君が男に約束を1つするんだ」

女「約束?」
親友「そう。」
親友「期限付きのね」
女「はぁ・・」
・・・

男「つまんねぇなぁ・・」
男「よし、どっかいこうかな」
男「どこにするかな・・・」
prrr
男『・・・もしもし?』
女『あ。男くん?さっきは出れなくてごめんね』

男『あぁ、いいよ』
女『あ、あとね・・・』

支援

男カスやな④

男『何だ?』
女『やっぱなんでもない』
男『そうか、だったらさ、悪いんだけど・・』

女『ん?何?』
男『やっぱさ原付とって走ってたらさ、物足りなくてな』

女『・・・』
男『中型バイク込みで免許取りたいんだよね』
男『だからさ、ホント申し訳ないんだけどお金貸してくれない?』
女『・・・いくらぐらい?』

男『ざっと30万ぐらいかな』
女『さすがにそれは・・』
男『・・・わかった、じゃあな』
ブチッ

・・・
女「・・・今度は30万だって・・・」
親友「・・・いい加減度がすぎるね」
親友「今度は僕のところにかかってくるんじゃないかな・・」
女「まっさかー・・」
prrr

親友「・・・予想通りだね」
女「彼女として申し訳ない」
ピッ
親友『・・・もしもし?』
男『あ、おめえさっき出なかったろ』
親友『ごめんごめん、取り組んでて・・・』
男『・・・今大丈夫か?』

親友『・・・うん』

男『実はな、原付で走ってるだけじゃ物足りなくて・・・』
親友『お金を借りたいと』
男『お、さすが親友、よく分かってるじゃねぇか』
親友『・・・今度はいくら?』
男『ざっと30・・・いや40万ぐらい』

親友『前の分も残っているのに2年で払えるの?』
男『大丈夫大丈夫!』
親友『・・・わかった』
親友『貸すよ』
男『サンキュー』

男死ね

ブチッ
親友「やっぱり借りに来たね」
女「30万?」
親友「いや40万」

女「いくらなんでも図々しくない?」
親友「そうだね」
親友「じゃっ僕は渡しに行くよ」
女「じゃあ、私は帰るよ」
親友「気をつけてね」

一週間後公園

男「一人ぼっちの旅に出かけ、寂しかったり辛くなり、あなたが泣いているとホラ、この雨に変わるでしょう・・・」
greeeen:空への手紙

男「あれ、なんでこんな悲しい歌を歌ってんだろう・・・」
親友「相変わらず聞くに堪えない程音痴だね」
親友「よりによってそんな悲しい歌・・・」

男「別にいいだろ?」
男「それより金は?」

親友「はぁ・・・」
親友「これで最後だよ」スッ
男「サンキュー」
親友「・・・ねぇ男、ホントに返す気はある?」

男「・・・当たり前だろ」
親友「そう・・・」
親友「じゃあ僕は先に帰るよ」
男「おう」

親友「君はいつまでそうやって生きていくんだろうね」ボソ
男「ん?何か言った?」
親友「いやなんでも。じゃね」テクテク

男「変なやつ」
男「まぁいいや。さっさと取りに行こう」
・・・
女ホーム
女「約束か・・・」
女「男くんを試すような事をしたくないな」
女「んー・・・」

四日後試験場
男「」カキカキ
男「」カキカキ

・・・
男「ほっほ」
男「合格とはww実に愉快wwコポォwwww」

・・・
教官「はいそこ曲がってー」
男「」ブゥゥゥゥン
・・・

男「見事中型ゲットだぜ!!」
男「~♪」
・・・
親友豪邸
親友「さて、ニューヨークへ行かないとな」
メイド「いってらっしゃいませ。」
親友「うん。あ、男が来てもいないっていってね。
メイド「かしこまりました」
メイド「女様はよろしいですか?」

親友「うん、それはいいよ」
メイド「承知しました」

男ホーム
男「今日は寝るかな・・・」
・・・
ny
親友「ふぅ・・・・」
親友「さてさて、パパは・・・と」
・・・
親友豪邸
ピンポーン
メイド「いらっしゃーい」
女「ど、どうも・・・」

メイド「堅くならないで~」
女「は、はい・・・・」

メイド「ふふ」
女「」ビクッ

メイド「ね、お風呂は入らない?」
女「え」
メイド「ね?」
女「いやそんな・・・」
メイド「ね?」
女「・・」
風呂場

メイド「肌綺麗だね」
女「そんなことは・・」
女「ひゃっ!」
メイド「ふふふ」

女「あっ、そ、そこはぁ・・・ん・・」
事後

メイド「このくだり二回目だけどいつもスッキリするわ~」
女「」
メイド「さ、続きは布団で」

女「もういやぁぁ」

一ヶ月後・秋

男「あっ…」
男「そうだ金返すためにバイトしねぇと…」

男「…どうすっかな…」
男「今いくら溜まってんだっけ…」
\550,000

男「うわ…」
男「こりゃ無理だろ…」

男「まぁでも、親友のことだから見逃してくれんだろ」

男「さぁて、今日は静岡までいってみようかなー…」

学校
女「ねぇ、最近男くん来てないね」
女友「ね。」
女友「それに…親友くんも…」キョロキョロ

女「あ、親友くんはね、冬休みに帰ってくるんだってさ」

女友「え…じゃあそれまで会えないのか…」

女「あっという間だよ」
女友「でも二ヶ月は長い…」
女「それより男くんのことの方が心配だよ…」

女友「…家行ってみる?」
女「え?」

男ホーム
女「来ちゃったね…」
女友「ね…」

女「いるかなぁ…」
ピンポーン
母「はーい」
ガチャ

女「あ…こんにちわ」
母「まー女ちゃん!こんにちは!」
女友「」ペコリ

母「あなたもこんにちは」

女「あ、あの…」
母「ん?」

女「男くん…いますか?」
母「あの子ね…」
母「今ここにいないわよ」

女「え?」
母「え?学校にいるからここにはいないわよ?」
女「あ、いや…その…」
女友「男くんが最近学校来ないから心配できたんです」

母「え…?」
女「行き先に心当たりありませんか?」

母「…ない…わ」
母「あ、ね、ねぇ。」
女「はい?」

母「学校にバイクで行ってもいいの?」

女「えーと…」
女友「原則として禁止ですよ」

母「じゃああの子は毎日バイクでどこに…」

なんで女とメイドの絡みをさくっと済ませるんだよ!
もっとねちっこく描いていいんだよ…?④

女「…」
女友「ねぇ…あんた彼女でしょ?」
女友「どこいくとかわかんないの?」

女「…最近は会ってないし…」
女「もうどこにいるかなんてわかんないよ…」

母「ねぇ女ちゃん」
女「はい」

母「あの子ね、原付、中型って買ってたけど誰が出してたの?」

女「…親友くんです」
母「…」

母「もう…ダメだわ」

母「人様に迷惑をかけてまで物を欲するなんて…」

女「…」
母「女ちゃんはお金を催促されたの?」
女「いや…私はパスポート代を肩代わりしてもらったんで…」

女「その分を返しただけなんです」
母「そう…」

女友「どうする?男くんこのままだとヤバイよ」

女「わかってるけど…」
女「もう少しだけ…彼を信じてみたい…」
母「…」

母「今日帰ってきたらよく言っとくわ」
女「はい…」

女友「さ、行こ?今日はもう休んで」

女「うん…」

夕方
妹「ただいまー」
母「おかえり」
母「学校どうだった?」
妹「あのね、クラスの子からねらぶれたー貰ったの!」
母「まぁ!」
母「見せてくれる?」
妹「ダーメ!」

母「ちぇ…」
妹「お兄ちゃんは?」

母「…まだ帰ってないわ」
妹「なーんだ」

妹「じゃあ宿題やっちゃうね!」
母「うん、ご飯できたら呼ぶね」

妹「はーい」


父「華麗に帰宅」
母「おかえりなさい」
妹「おかかー」

父「父さんは断然鮭派だ」
妹「?」

父「なんでもないよ」
妹「うん!」

母「さ、妹ちゃん。手を洗ってきて」
妹「はーい」トタタタ

母「あなた、話があるの」
父「離婚!?浮気はしてない!本当だ!信じてくれ!」

母「…男の事で相談があるの」
父「なんだあいつか」
母「じゃあ妹ちゃんが寝たら…ね」

父「バイアグラ…」
母「いい加減にしてください」

父「…」

……
妹「zzz」

父「で、母さん」
母「はい」

父「まだ男は帰ってきてないのか」
母「みたいね」
父「1回強く叱らないとダメだな」
母「ですね。それと…」
父「ん?」

母「あの子のバイクなんだけど」
父「返せるあてがあるならいいんじゃないか?」
母「…そうですけど」

ガチャ
男「ただいまー」
男「寝てるか」

父「おい!」
男「おぉう」

父「今何時だと思ってるんだ!」
男「もうすぐ明日だな」
父「何してたんだ」
男「何でもいいだろ?」
父「よくない!」
母「男!今日女ちゃんが来てね、親友くんから借りてたことを教えてくれたわよ!」

男「…口の軽いビッチだな…」
父「お前は自分の彼女になんてことを言うんだ!」

母「そんなのお父さんだけで充分よ!」
父「いやおま…」

父「と、ともかく」
父「こんな時間まで遊び呆けるのはけしからん!」

男「るっせーなぁ…」
男「何するのも俺の勝手だろ」

母「あんた学校は?」
男「行ってるけど?」

母「最近来てないって言ってたけど?」
男「…」
母「あんたさ、行く気がないならやめな」
父「おいおい…」
母「あんたを遊ばせるほどウチに余裕ないんだよ」

男「あぁぁぁもぉぉ!」
男「うっせーんだよクソババァ!」
父「なっ…」
母「…っ」

男「ほっとけや!」
タタタタ

母「ちょ、ちょっと!」
父「どこ行くんだ!」
男「…遊びに行くんだよ」
男「最高の仲間たちとな」
タタタタ
ガチャ
バタン

母「…」
父「男…」

ドゥルン
ドドドド
ブゥゥゥン

妹「ねー…なんのおとー?」ゴシゴシ
父「お前は寝てなさい」

どうしてこうなった


男「っとにうるせぇなぁ…」ブゥゥゥン

男「お、いたいた」
男「おーい」

暴走族手下「よう」
男「うぃーす」

男「なぁ、今からなにするんだ?」
手下「あぁ、今から遠征でな。」
手下「ちょっと離れたとこに行くんだよ」

男「俺もいきてぇわ」
手下「ん、ちょっと待ってろ」
タタタタ

男「つれてってくれんのかな」ワクワク

タタタタ
手下「待たせたな」
男「そーでもない」

手下「まぁ邪魔しないならオーケーだってさ」
男「マジか、絶対邪魔しねぇよ」

手下「わかった。あと一時間ぐらいで出るからちょっとサツから逃げる練習しときな」

男「了解」

男「ここでターン…」キキッブゥゥゥン

男「よし、いけるぜ」

手下「そろそろ行くぞー」

男「おー」

隣の県
敵手下1「なぁ、もうそろそろ来るんじゃねぇか?」
敵手下2「みたいだな。」
敵1「姉さんの作ったこのチームで負けることは許されねぇからな」
敵2「あぁ、友さんみたいにはいけないと思うけど全力で潰そうぜ」

新入り「あ、あのー…」
敵1「ん?」
新入り「友さんとか姉さんとか…誰なんですか?」

敵1「あぁ、お前は知らねぇか」
敵2「まず友さんってのはな、中学で生意気な小僧だったらしい」

新入り「え?」
敵1「なんでも腕っぷしばかり強くてイケメンで、毎日絡まれてたらしいぞ」

新入り「へー…」
敵2「で、その姉貴が、姉さん。」
敵2「このをチーム作った人だ。めっちゃ美人だけど彼氏ができないらしい」

新入り「…ドンマイですね」

敵1「まぁでも1回できたらしいぞ」
新入り「ふむふむ」
敵2「おい、そろそろ来るぞ」

新入り「は、はい!」

パラリラパラリラ
男「な、なぁ…この音ダサくね?」
手下「だな、変えよう」
ブォンブォン
男「こっちの方がいい」
手下「全然いいな」

手下「お、見ろ。待っててくれてるぜ」
男「ちんけなお出迎えだな」

手下「はは」

敵総長「よう、ここは俺らが仕切ってるんだが、勝手に入らないでもらえるか?」

自軍総長「へっ、今日から俺らが変わってやるよ」

総長「行くぞぉぉ!」
敵総長「迎えうてやぁぁ!」

「おぉぉぉぉ!」

ポカポカ
総長「このやろぉぉぉ!」
敵総長「なんじゃいごらぁぁ!」
ポカポカ

手下「…」
男「地味だな」
男「そういやお前は?」
手下「あ、今日見学」
男「見学とかあんのかよ」

敵1「おい!押されてる!」
敵2「やべぇ!」
新入り「ど、どうしますか!?」
敵1「総長!」
敵総長「友さんをよべぇ!」

敵1「は、はい!」

男「誰だ友さんって」
手下「おい、逃げた方がいい」
男「へ?」
手下「お前死にたくないなら逃げるぞ」

男「やだよ。」
手下「おい!」

15分後
敵総長「…うぅ」
総長「はぁはぁ…これで最後ぉぉ!」

パシッ
ドゴォ!

総長「な…に?」ドタ
友「悪いな、このチームだけは潰されたくない」友「…ん?あれは…」
タタタタ

男「あれが…友さん…」
手下「おいやべぇって!」
男「何ビビってんだよ」
手下「いいから早く…」

友「なぁ」
手下「ひっ!」
男「あ?」

友「お前もしかして男って名前か?」
男「そうだけど?」

友「…こんなとこで何してんの?」
男「関係ねぇだろ」

友「…確かに俺には関係ないけどさ、幼馴染さんが心配してたぞ」
男「幼馴染…?」
男「あぁ、そんなやつもいたっけな」

友「…っのやろぉ!」バゴォ!!
男「グフッ」
男「てめぇ…」
手下「いいから逃げるぞ!」グイッ

男「死にさらせクズが!」タタタタ
友「そのまま返したるわ」
友「さて…この場を治めないとな」

男「っのやろぉ…」
手下「おい、お前もうここに来んな」

男「え?」
手下「俺は下っ派だけどさ、一応新人の監視役任されてんだよ」
男「俺は入ってない」
手下「そうだけどな、お前がここに来てる以上、新人と同じ扱いなんだよ」

男「…」
手下「だから帰れ」
手下「二度とここに来るな」
男「ケッ、別にもう来ねぇよ」タタタタ
手下「…」


男「とはいったものの…」
男「…家に帰るか…」

ガチャガチャ
男「開いてない…」
男「…」
男「ふらつくか…」


トボトボ
男「はぁ…」
男「…!」

男「女の家!」
タタタタ

女ホーム
男「この時間だけど…あいつなら開けてくれるよな」
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン

男「…何回でも押してやる」
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン
ピンポーン

ほんとにもう死ねよキチガイ…④

女「誰よ…こんな時間に…」
ガチャ
男「おい!早くでろや!」
女「ひっ!」
男「入るぞ」スタスタ

女「ちょ、ちょっと!」
男「あん?」
女「何でこんな夜中に…」
男「いちいち理由を言わねぇとダメなのか?」
女「そりゃあ…」

男「別にいいだろ?」
男「ビッチの分際であれこれいうな」

女「…ひ、ひどい…」
男「そういやまだ1回もヤってなかったな」
男「ヤらせろよ」

女「え…」

男「簡単にまた開いてんだからゆるゆるだろうけど別に気にしてないから」

女「…」
男「早く」グイッ
女「きゃっ…」
男「いただきまー…」
バシン!
男「おぅふ…」バタ

女「え…?」
女「あ…女友ちゃん…」
女友「大丈夫?」
女「うん…」
女友「今日泊まりに来てよかったわ」

女「ありがとう」
女友「別にいいよ、それよりこいつさ…」

女「うん…」

女友「もう無理だよ」
女「…」

女友「こんな可愛い子を強姦しようとするとか…」
女友「はっきりいって人間のクズだね」
女「…」

女「でも…」
女友「あんたも早く別れた方がいいよ」

女「でも、私が初めて好きになった人だから…」
女「私は信じるよ。こんな人じゃないって」

女友「…はぁ…」
女友「どこまでお人好しなのよ…」

女「男くんを家に返そう」
女友「こんな時間に?」
女「うん」

男ホーム
ピンポーン
父「ふぁーい…」
ガチャ
父「こんな時間に誰だと…」

女「…」ペコリ
父「女ちゃん…」
女友「…」ペコリ
父「と、…お友だちさん?」

女友「はい」

父「どうしたんだい?」
女「…実は、男くんが…」
父「あいつが?」
女「私の家に来て…ですね…」

父「うん」
女「その…」
父「何か…された?」

女「ま、まだされてないです!」
父「未遂?」

女「はい…」

女友「私が話しますよ」
父「うむ」

女友「実はですね、男くんが家に来て、かくかくしかじか」

父「…なんてことを…」
父「女ちゃんはホントに大丈夫なんだね?」
女「あ、はい…」

父「…」
父「これは…」
父「わかった。男を預かるよ」

女「はい」
父「いい加減お灸を据えないとダメだな」

父「君達、こんな奴のためにありがとう。そしてすまない…」

女「い、いえそんな…」
女友「そ、そうですよ」

父「コイツは明日から1年間休学させる」

女「え…?」
父「借金もあるんだろう?」
父「それを返せるように働かせる」
女友「…大丈夫…なんですか?」

父「…仕事自体は難しくないが、コイツが逃げ出すかどうかが問題なんだ」

女友「…」
女「お、お願いします。」
女友「…いいの?」
女「うん」
女「男くんをもとに戻してあげてください!」

父「…あぁ、頑張るよ」

父「じゃ、もう今日は寝なさい」
女「え?」
父「ん?」
女「こ、この家で?」
父「別に構わないけど、今日は自分の家の方がいいだろう」

女「は、はい」
女友「行こ」
女「うん」

女・女友「お邪魔しました」

父「うん、ありがとね」

翌朝
父「おい起きろ」
男「いつつ…」
男「あ?んだよ」

父「お前には呆れ果てた」
父「1年間学校にいかなくていい」

男「マジ?遊び放題じゃん」
父「その代わり、1年間勉強、仕事を両立してもらう」

男「っはぁ!?ふざけんなよ!」
バシン!
父「てめぇ…誰に向かってそんな口聞いてんだ…」

男「((((゜д゜;))))」
父「来い、行くぞ」

男「…」

かなり遠い田舎

男「どこだよここ…」
父「実家だ、母さんのな」
男「…」
父「今どんくらい借りてる?」
男「…」
父「言え」
男「550,000」
父「ごじゅ…え?」
男「わりぃかよ」
父「…」

父「まぁいい、ついてこい」
スタスタ
男「…」スタスタ
義祖父の家
男「…」

父「電話で話した通りです。お願いします」
義祖父「おう、任せろや」
父「では…」
スタスタ
義祖父「おい、男、来い。仕事だ」
男「…」
義祖父「返事しろや!」
男「」ビクッ
男「…はい」

親友豪邸
親友「ただいま」
メイド「あら…」
メイド「お早いおかえりですね」

親友「うん、用事がすぐ終わってね、観光して帰ってきたよ」

メイド「さようでございますか」
親友「…男は来なかったかい?」

メイド「はい、いらっしゃいませんでしたよ」

親友「そう…」
親友「ちゃんと返せると思う?」

メイド「男様自信の問題ですから…なんとも…」
親友「だよね」

田舎
男「…重…」ズシズシ

義祖父「それを一日70個運んでもらう」

男「はぁ!?」
義祖父「時給は…そうだな」
義祖父「780円だ」

男「微妙…」
義祖父「ほらさっさと運べ」

男「…」ズシズシ



一ヶ月後
男「…」ズシズシズシズシ
義祖父「おーい、お疲れさん」

男「…」
義祖父「ほれ、給料だ」スッ

男「!」
男「…」ニヤリ

男「あざっす」

義祖父「明日も頑張ってくれな」
男「…」スタスタ

義祖父「…」
義祖父「ここから、あいつ次第だな」


男「…これだけあれば…」
男「よし、まずはバスだ」

タタタタ

男「よし」
プシュー
男「おいさっこらさ!」
プシュー
ブゥゥゥン

男「ざまーみやがれ」

実家
義祖父「…行ってしまったか…」
義祖父「バカだな」

義祖父「真面目にしてればすぐに帰したものを…」

義祖父「これであいつに居場所はないな」


隣町

男「自由だぁぁ!」

男「さてここからどうやって帰ろうか…」
男「…んー」

男「あてがない…」

男「…」
男「向こうにいってみるか…」
スタスタ
スタスタ
スタスタ

男「…ここは…」
男「ショップ?」
グゥゥゥゥ
男「…」

男「…神よ、犯罪に手を染めることを許せ」

ウィーン

店員「アラッサッセェヤァゴルァ!」
男「何語やねん」
店員「いらっしゃいます」
男「誰が」

店員「いらっしゃいました!」
男「だから誰が」

店員「あざっしたぁ!」
男「…」

男「さーて…」コソコソ

男「お、これいけんじゃね?」
コソコソ
スッ

男「…」スタスタ
ウィーン

「待ちな」

男「」ビクッ

「万引き…だね」
男「…くそ!」ダッ

「愚かな」スッ
男「早っ!」

「こっちに…来ようか」
男「…」
「はよしぃや」
男「はいはい」
スタスタ

店内裏
店長「で、君が万引きをしたと」
男「…」
「その通りさ」

店長「じゃ、住所教えて」
「天空の園、四つ目の柱を越えた二番目の雫かな」

男「なにいってんだ」
店長「上原四丁目ね」

男「何でわかんだよ」

店長「じゃあ今日は帰っていいよ」

男「え?」
「失礼」

とうとう万引きとか

男「俺…は?」
店長「君も万引きしたの?」

男「はい…」
店長「はぁ…」
店長「帰っていいよ」

男「…」
店長「帰れって言ってんの」

男「死ねクソジジィ」

店長「はいはい」
男「チッ」
スタスタ

店長「…」
店長「まだ27だよ…」

男「…こっからどうすっかなー」

男「バイトとか…」
男「いや住むとこねぇし」

男「んー…」
「やぁ」

男「…」

「君は犯罪を免れたようだね」
男「黙れ」

「まぁまぁ、ウチにおいでよ。どうせ家出だろ?」

男「…」
男「ふん、行ってやるよ」

男「失うもんは何もねぇしな」
「それでこそ君だ」

「」ホーム
「さぁここだ」

男「せめぇ家だな」
「そういうな」

「自己紹介しよう」
「私は…なんと呼んでもいい」

男「自己紹介じゃねぇじゃんか」
男「まぁいいや、俺は男だ」

「ふむ、いい名だ」
男「うるせぇ黙れハゲ」
「フサフサだ」

「今日はもう寝よう」
男「そのつもりだ」
「君の布団はないから地べたで寝るんだ」

男「ざけんな」
男「てめぇが床で寝ろ」
「断る」
男「殺すぞ」
「出来るもんなら」
男「…」ブンッ

バゴッ
「おぅふ」

男「なんだこいつ」
男「くそよぇぇ」
「…腰が入ってないな」
「雑魚」
男「」カチン
男「死ねやぁ!」
ブンッ
「…」パシン

ヒュッ
ドゴゴゴォ
男「」

「失礼、正当防衛だ」
「いや、過剰防衛かな」

男「」
「まぁこれで静かになったろう」

「寝るか」

翌日
男「…ん…」
男「いっつ…」

男「あんのやろぉ…」
男「ん?これは…」

・湿布
・置き手紙

男:戦う
観察

男:観察

男:置き手紙

男は置き手紙を見た

男「なんだ?」
パラ

[起きたかな?迷える子羊よ
私は仕事に行く
君も居候するなら仕事を探しな]

男「…誰が居候なんて…」

[おっと、ここまで読んでくれてるかな?
誰が居候なんて…って思わないでくれよ
朝食はそこにある]

男「君の悪いやつだな」
男「…飯食うか」


男「…ぶらぶらすんのも飽きるな」
数時間後

男「…帰ろう」
「」ホーム

「遅かったね」
男「ケッ」

「漫画以外でその台詞見るのは初めてだよ」
男「え…マジか?」
「ああ」
男「…」

「それより、働かないのか?」
男「なぜ」
「ここに居座ると言うことはお世話になると言うこと」

「働かざる者食うべからず」
男「腹が減っては戦はできぬ」

「そーゆーのを聞きたいんじゃない」
男「んだよ」

「働くとこがないなら私が働いてるとこにおいで」

男「…」
「気が向いたら言ってくれ。私は疲れたから寝る」

その頃
義祖父『つーわけだ』
父『スミマセン…』
義祖父『まぁ、ここからはあいつ次第。』
父『ですね』

義祖父『そっちにいったらどうするつもりだ?』
父『…家にはいれません』
父『そんなやつはウチの子供じゃありません』

義祖父『そうかそうか』
義祖父『じゃあまたな』
父『はい、失礼します』

それから半年後

男「いってきやーす」
「私も行くよ」
男「おう」


男「てか最近きつくなってきたな」
「繁忙期だからね」
男「ま、頑張ろうぜ」

「時給はいいしな」
男「900円とかマジ嬉しいわ」

「だな」

仕事場
男「おいしょー」
「はは、それはそっち」
男「半年やっても慣れんわ」
「すぐなれるさ」

帰り道

男「…ねむ…」
「おいおい、まだ早いぜ」
男「ふぁー…」
「全く、君はいつまでたっても…」
男「んー…」

「危ない!」
男「へ?」
キキーッ
バゴォ

「」
男「…え?」

ブゥゥゥン
男「ちょ、え?」
「」
男「おい…」
男「え?」

もうグタグタさせない。
要点を絞って書く

遅いけどオナシャス

「」
男「おい…マジでなんなんだよ」
男「おい!」

「」
男「いきなりすぎんだろ…」
「」

男「かっこ…かっこぉぉ!」
「」


葬式
男「…」

イヤーネ
テンガイコドクラシイワヨ
アラ、カワイソウ

男「おい…」
男「お前は俺に仕事を教えてくれたじゃないか…」

男「いきなり死ぬのは…そりゃねぇぜ…」

翌日、仕事場

上司「男」
男「はい」
上司「これを「」くんから預かってたんだが…」
男「え?」

[やぁ男。この手紙は我が上司に預けているんだ。
まぁどうでもいいか。
私は今日、辞職するつもりだった。
君が万引きをしたときからこいつを何とかしなきゃって思ったんだ。

年齢詐称までやって働いたこの職場はどうだったかな?

君にはどう思ったのかな?
その年でこんな田舎にいるんだ。色々事情があるんだろう

私は君を更生できたと思うんだが…

あ、何で辞職するのか言ってなかったね
私は君に会えて変われたんだ

普段バカな私は上司にペコペコしてた
そんな大人にさせたくなかったから君に近づいた

言ってることが理解できないのは私に文才がないからだ
気にしないでくれ

最後に
君に会えてよかった
私を変えてくれた
君には光るものがある
勇気を出して、家に戻るんだ

例え弾き出されても
めげずに頑張るんだ

君は一人でも生きていける。

私との約束だ]

男「…げぇよ…」
上司「ん?」

男「なげぇんだよ…」ポロポロ

男「言ってることは訳わかんねぇし…」
男「辞職じゃなくて殉職してどうすんだよ…」

男「ふざけんなよ…」ポロポロ

上司「…君は…どうする?」
男「…」

上司「本来なら高校生はうちでは雇えない」
上司「だが、君の働きを見てきて、置いてもいいと思った」

上司「どうする?」

男「…」
男「俺は…」
…………

>>214
賢明

シリアスなシーンでかっこぉぉ!とか叫ばれたらシュールすぎて台無しだよ
なんで名前付いてないの?

>>220
名前つけない方が印象に残るかなーって思いまして…

反省します

半年後
俺は上司が用意してくれた部屋に住んでいる

ここにも何かと世話になった
ちなみに今も働いている

高校は今年からいくつもりだ

…俺は一人で生きて行く

男「んー…」

男「さて…」

>>220
演出だってのは分かるんだし220さんの好みじゃないってだけで反省までせんでも

つ④

職場

男「おはようございます」

上司「おはよう」
男「それであの…」

上司「寂しくなるが…」
男「…」
上司「もう一度確認するが」
上司「新しい職場は君の地元。」
上司「住むところはこちらで用意する」

上司「その代わり、1年間だけ」

男「はい。」
上司「わかった…」
上司「今日で最後となるが、頑張ってくれ」

男「はい。失礼します」
スタスタ
上司「いい奴を失うわけか…」

男「よっと」モチアゲドーン
男「ふぅ」

昼休み
男「最後の飯だ」
同僚「よっ、一緒に食わないか?」

男「すいません…」
同僚「…そっか」

同僚「向こうにいっても元気でな」

男「はい、ありがとうございます」

同僚「じゃーな」
スタスタ

男「…」


ガチャ
バタン

男「…荷物はもう送りずみ」
男「あとは…朝イチの電車で向かうだけか」

男「寝よう」
………
……


父「もう1年か…」
母「…男は今どこにいるのかしらね」

父「…お義父さんの家の近くの町でな」
父「ものすごく誠実な青年がいるらしいんだ」

母「それって…」

父「男の事だろう」
父「あいつは今、一人で頑張ってるんだ」

母「…」

父「もう帰ってこないかもしれない」
父「…でも、俺は立派になってくれることを信じてる」

母「…私もです」
母「さ、もう寝ましょ」
父「あぁ…」

……
………

ピピピピピ

男「ん…」
カチ

男「朝か…」

男「支度して行こう」

電車
デンシャガマイリマース
男「…」
ゴトンゴトン
プシュー

…ハッシャシマース
……

地元

男「懐かしいな…」
男「これでもまだ3年生なのに…」

男「学校に行くか」
スタスタ

学校
男「まだ開いてないと言うね」

男「…コンビニ行くか」
コンビニ
男「…そういや万引きなんてことしたっけなぁ」
男「バカなガキだったのかね」


2時間後
男「そろそろかな」
男「立ち読みで2時間いけるなんてな…」

学校、職員室
男「お久しぶりです」
先生「男…か?」

男「覚えていてくれてたんですか」
先生「当たり前だろ」
先生「…今日来たと言うことは」

男「明日から登校します」
先生「わかった。勉強の事もあるから2年生からにするか?」

男「いえ、一応勉強してきたので、三年からで結構です」

先生「よし、じゃあ明日からよろしくな」

男「はい」

翌日学校

女「でねー」
女友「マジかよー」
女「」ピタ
女友「どうした?」
女「あ…男…くん?」
女友「へ?」

男「…」スタスタ
女友「マジかよ」
女「…」タタタタ
女友「あ、おい!」

女「男くん!」
男「ん?」
男「おぉ!久しぶり!」女「じゃなくて、帰ってきたの?」
男「おう」

女「…」
男「あ、女。俺たちまだ付き合ってるんだっけ?」
女「うん…一応」

男「そうか、じゃあ昼休みに屋上来てくれ」
女「え?」
男「じゃな!」タタタタ

授業中
女「…」
男「…」カキカキ

親友「…」

男「…」カキカキ

先生「この問題をー…」
先生「女ー解いてみろー」

女「ふぇ?」
女「あ…」

男「この問題だからこーやって…」ボソ

女「へ?あ、二乗して代入して云々」

先生「はい正解」
女「ありがと…」ボソ

男「気にすんな」ボソ

親友「…」

寝ましょうか

クズ野郎はさっさと借金返せよ


昼休み、屋上

男「~♪」

ガチャ
女「男くん」

男「お、来たか」
女「うん」

男「で、話があるんだよね」

女「うん…」

男「俺がどうしようもないクズだってのは知ってるよな?」

女「…」

男「親友から借金をしてまで欲に走って」
男「返すあてもないのにな」

女「…」
男「女にも迷惑かけたよな」

女「それは…」

男「父さんにも、母さんにも。」

男「気づいたんだよ。遅いけどさ」

男「自分がどれだけ迷惑かけたか」
男「もう遅いけどこれ以上は迷惑かけたくない」

女「男くん…」

男「昔な、友達になったやつがいたんだ」

男「そいつに助けられて今俺は生きている」

男「衣食住。全部面倒見てもらったんだ」

男「そして俺は決めた」

女「…何を?」

男「そう、俺はこれから一人で生きて行く」

女「…そんな」

男「これが正しいのかはわからない」

男「でもさ、もう誰にすがることなく一人で生きていきたいんだ」

女「…」

男「それでな、今日はお前にとって嬉しいことをいいに来た」

男「別れよう」

女「…え?」

男「それをいいたかった」

女「え?ちょ…」
男「今までごめん、そしてありがとう」

女「そんな…」

男「俺みたいなやつと付き合ってくれてありがとう」

男「じゃあな」タタタタ

女「やだよぉ…」ウルウル

女「ウッ、グ、ヒグッ」

女「ヒック…」

クライマックスかー

教室
男「親友!」

親友「…なんだい?」
男「借りたお金なんだけどさ」

男「ずっとあとになるがいいか?」

親友「…この前言ったよね」

男「あぁ、わかってる」
男「じゃ、それだけ言いたかった」

男「アデュー」

親友「…」

放課後
男「さ、急ご」

女「男くん!」

男「ん?」

女「…やっぱり別れるの?」
男「…」

男「それがお前のためだし」
女「そんなこと…」

男「何より俺のためでもある」

女「…」

男「ほんじゃな」
女「そんなことない!」

男「…」

女「迷惑なときもあったよ…」
女「でもさ、そんなことなんてどうでもいいの!」

女「私は男くんが好きなの!」
男「…悪い」

女「私が嫌いなの?」

男「んなことない」

男「今でも好きだ。抱きしめたい」

女「じゃあ…」

男「だからこそだ」
女「…え?」

男「これ以上お前を傷つけたくない」
男「お前に幸せになってもらいたいんだ」

女「わ、私は男くんといられることが幸せなの」

男「それは違うな」

男「お前はただ居場所がほしいんだ」
男「たまたまその居場所が俺だった」

男「それだけだ」
女「違う!」

男「違わない!」

男「…もう俺に関わらない方がいい」
男「いや…関わらないでくれ」タタタタ


女「…」ポロポロ
女「男くん…」ポロポロ

それから女は不登校になった

いや、聞いた話だと退学だったかな
どちらにせよもう来ないだろう
俺は新しい職場に1年間勤めた
今年は卒業式だ

男「親友、今までごめん」
男「借金は必ず返す」
男「最後の約束だ」

親友「…わかったよ」
親友「最後だし、信じるよ」
男「ありがとな」
親友「…」

眩しいな…
光が教室に差し込んでる
男「あぁ…」
親友「…」

男「今年で卒業だな」

親友「そうだね」

fin

それから10年後

男「…ふぅ」
男「今日も疲れたなー」

男「テレビ見るかな」
パチッ

tv『今日はシングルがミリオン突破。
10年たっても色褪せない歌姫の登場です!』

女『こんにちはー!』

司会者『今日は何を歌ってくれるんですか?』

女『今日はですね、私の元カレが好きだったグループの歌を歌います!』

司会者『と言うことはカバー?』

女『はい!』

男「あいつ…今日も可愛いな…」

女『その元カレは今、一流企業に勤めているんです。』

司会者『へー、じゃあスゴい賢いんだー』

女『そーですねー』
女『でもあの人に会えて良かったです』

司会者『わっかりましたー!』
司会者『では…曲をどうぞ!』

女『皆、悲しい歌だけどよろしくね!』

観客『ワー!』

女『一人ぼっちの旅に出かけ、寂しかったり辛くなり、あなたが泣いているとホラ、この雨に変わるでしょう・・・』
greeeen:空への手紙

男「これって…」

男「ずっと昔、公園で歌った…」

男「…」
男「…昔の俺は…すべてを失うことを無意識に感じてたのか…」

男「…ホント」ポロポロ

男「サイテーな男だったな…俺は…」ポロポロ

男「皆…ありがとう…」
男「こんな俺を愛してくれて…」

男「…明日、10年前の約束を…」

翌日

社長「男くん、今日は大事な接待がある。」
社長「向こうは大企業の社長だ。気を抜くなよ」

男「…わかってます」



コンコン
?「どうぞ」
社長「こんにちわ」

男「…」ペコリ
?「…」
?「社長、席をはずしてくれますか?」

社長「は、はい」
男「…」

?「すみませんね」
社長「い、いえ」
ガチャ
バタン

?「久しぶり」
男「あぁ、久しぶり、親友」
親友「10年ぶりだね」

男「…ほら」スッ

親友「ん?」
男「10年前の約束だ」

親友「…盗んだとか?」

男「んなわけねぇだろ?」
男「ただ…10年も待たせたからな。利息でな」

親友「ふふ、今度は信じて良かったみたいだね」

男「まぁな」
親友「でも遅かったね」

男「お互いに都合が合わなくてな。今日は接待があるって聞いたからついてきたんだよ」

親友「そう」

男「そんじゃあな」
親友「接待はどうするんだい?」

男「んー…気分悪くなったっていって帰る」

親友「僕に失礼じゃない?」
男「まぁまぁ」
親友「まぁいいや」

親友「次は…女さんのとこかい?」

男「あぁ」
男「また、会えたら会おう」スタスタ

親友「ふふ…」

ガチャ
バタン

社長「ど、どうした?」
男「すいませ…グハッ」
男「気分が…オロロロロ」

社長「だ、大丈夫か?」
男「帰っても…いいですか?」
社長「あ、あぁ…気を付けてな…」

男「はい…」スタスタ


楽屋
女「疲れたー」
マネージャー「頑張って」

女「あーい」

コンコン
ガチャ
マネージャー「ん?君は誰?」

男「ちょっとすいません」スタスタ
マネージャー「あ、こら!」

女「誰かいるのー?」
男「よぉ」

女「…え!?」
女「おと、おと、男くん!?」

男「久しぶり」
男「時間無いだろうから手短にな」

男「ほれ、迷惑料」
男「金で済ましてごめんな」

男「じゃ」スタスタ

女「ちょっと!」

男「ん?」

女「な、何で…」
男「…昨日テレビでお前が歌っててな。」

男「顔みたくなった」
男「そんだけだ」スタスタ


女「…ねぇ」
男「ん?」

女「私達…やり直せないの?」

男「無理だ。」
女「…」

男「俺は一人で生きて行く。そう言ったろ?」

男「今度こそ、お別れだ」スタスタ
ガチャ
バタン

男「さて…」

男「幼馴染に会いに行きてぇけど…」
男「忘れてんだろうな」

男「…明日も仕事か」

男「張り切って行くか」…バレ

男「ん?」
男「…」

どこかで声が聞こえた
懐かしい声
墓参りにでも行くか…

男は一人、墓地へと向かった
それから男は仕事で成績をあげ、社長になった
彼はもう老人だ

後日、一人の男が家で安らかに旅立った
その顔はとても穏やかな顔だったという…

true end

見てくれてる人いなかったかなー
まぁでも終わりました


まだあんのかよ
って思うかもだけど
今度は友くんが主役で頑張ります

ではまた…

まあ乙だけど、正直面白みなくgdgdしすぎ

>>257
うーん、次はそこらへん意識して書いてみます

月曜日になりますが…

男が「」さんに面倒見てもらって変わったみたいな感じになってるけど
ちょっとマシになっただけで根本はあまり変わってないような印象が…
それと男が途中からあまりにもカス過ぎて最後まで感情移入できなかった

とりあえず乙、友メイン期待してます

えーと
覚えてる人もいないかもしれませんが
とりあえず明日、明後日のうちに書かせてもらいます

すみません…

感情移入しにくいが、がんばって書いたと思う
上から目線ですまん

支援してるぜぃ

今回のように話がつまらなくならないように

よく考えてから投稿します。

今しばらくお時間いただきます

これはいつ再開するのか

はやくしたまえ

おい、いつになったら書いてくれるんだよー
さっさとしろよー

早くー早く…早く!

はよ

今月中に再開しなかったらおこるかんな!

1です

始めますね

キタ*・゜゚・*:.。..。.:*・゜(゚∀゚)゚・*:.。. .。.:*・゜゚・*!!!!!
はよはよ

はやくしろ

もう1ヶ月.......

age

次の月曜っていつだよオイ

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom