男「どうした……って、言われても」
幼馴染「なんだか最近、余所余所しくない?」
男「そんなことは、ないと思うけどな」
幼馴染「嘘!じゃあ、なんで今日も先に帰っちゃったのよ!」
男「それは……」
幼馴染「小学校の頃から、毎日一緒に帰ってたよね?それが、ここ最近は一人で帰っちゃって……」
男「……」
幼馴染「私の事……嫌いになっちゃった……?」
男「嫌いになんて、なるわけないだろ!」
幼馴染「それなら!いつも通りに接してよ!?」
男「だから、俺はいつも通りなつもりだって!」
幼「嘘だもんっ!今だって、私の顔見てくれないし!」
男「っ……」
幼「……もう、いいよ」
男「ま、待ってくれよ」
幼「やだ。人の顔を見て話をしてくれない男なんて、嫌いだもん」
男「ちゃんと、顔を見て話すから!」
幼「もう遅い。じゃあね、男」ガララ
男「おいっ……」
男「止めるのも聞かずに出て行っちまった……」
はよ
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