遊馬「柚子・・・じゃなくて瑠璃でもねえ・・・」

カイト「セレナだ」

セレナ「デュエリストはどうやったら誕生するんだ？」

シャーク「はァ？何言ってんだこいつ」

遊馬「そんなのセックスに決まってるじゃねえか！」

セレナ「セックス？セックスとは何だ？」

遊馬「昔のアストラル並に厄介だぜ・・・」

小鳥「セックスって言うのはね男の人と女の人が」

遊馬「小鳥」

小鳥「・・・」

カイト「精子と卵子が・・・」

セレナ「わからない時は不動遊星に聞けと十代が言っていたな。聞きに行ってみるか」

カイト「受精すると」

シャーク「どっか行っちまったぞ」

カイト「・・・」

セレナ「不動遊星！セックスとは何だ！？」

遊星「何！？」

ジャック「こいつは確か」

クロウ「リン・・・いやセレナだな」

ブルーノ「似た顔が多いと間違えるよね」

遊星「セックスはまだ早いんじゃないか？」

セレナ「早い？」

遊星「セックスの意味はわかるか？」

セレナ「デュエリストの誕生に関係していると九十九遊馬は」

クロウ「あのバカ・・・」

ジャック「こいつには一つ一つ教えろという暗黙の了解が出ていると言うのに遊馬の奴は」

遊星「セックスとは相手が必要なんだ」

セレナ「相手？」

遊星「それも男の相手だ」

セレナ「相手は男なのか！？ますます訳がわからんぞ・・・」

万丈目「出たな！融合次元の女！」

セレナ「十代は？」

万丈目「奴ならデュエル修行の旅に出たぞ」

セレナ「そうか・・・」

万丈目「何か用か？と言っても俺ではどうにもならんがな」

セレナ「セックスだ！」

万丈目「セックス！？」

セレナ「それも男の相手が必要らしい」

万丈目「お前！誰にでも股を開くのか！？」

セレナ「股？股を開いてどうするんだ？」

万丈目「何てめんどくさい奴なんだ・・・セックスとは愛だ。これだけは言える」

セレナ「愛？」

万丈目「愛も知らんとか言うんじゃないだろうな・・・今のうちに退散するか」

セレナ「デュエリストの誕生とはセックスで相手は男で愛か・・・色々と面倒なんだな」

黒咲「瑠璃！今なんと言った！？」

セレナ「セックスしろ！」

黒咲「瑠璃！何てはしたない事を！」

ユート「なぜ俺たち何だ？」

セレナ「デュエリストの誕生を見てみたい。相手は男で愛だ」

ユート「愛の意味を知っているのか？」

セレナ「知らん」

ユート「参考になるかわからないが聞いてくれ」

セレナ「聞いてやる」

ユート「隼は瑠璃を愛している。妹をな」

セレナ「妹？」

ユート「つまり家族って事だ。家族愛」

セレナ「家族？やはりデュエリストなのか家族は・・・」

ユート「この歳で子供が生まれる方法も知らないなんて融合次元は彼女にどういう教育をしていたんだ・・・」

セレナ「シンクロ次元のお前！」

ユーゴ「お前じゃねえ！ユーゴだ！」

セレナ「セックスとは家族なんだな？」

ユーゴ「似てるけどこいつはやっぱ違うな・・・まあ家族っちゃ家族だぜ」

セレナ「それはなぜ？」

ユーゴ「決まってんだろ！惚れた女と一緒になるって事なんだからよ！」

セレナ「一緒に？つまりタッグデュエルか？」

ユーゴ「あー！めんどくせえ！同じ家に住むんだよ！」

セレナ「住むとどうなるんだ？」

ユーゴ「セックスして子供が産まれて終わり！これで満足しただろ！」

セレナ「子供・・・子供がデュエリストなんだな？色んな奴らに聞いたおかげで断片的に見えてきたぞ」

ユーゴ「ったく融合次元も歪んでやがるぜ、てめえも」

セレナ「遊矢と柚子は私には早いと言っていた。だがこうやって自分で導き出せた！」

ユーゴ「おいおい・・・世間知らずってのも面倒だぜ」

遊矢「十代さーん！」

十代「どうしたんだ？」

柚子「修行中だって聞いたけど」

十代「何か聞きたい事があって来たんだろ？言ってみろよ」

遊矢「セレナが赤ちゃんがどうやって産まれるんだって聞いてきて」

十代「セレナが？いいじゃねえか何かに興味を持つってのは」

遊矢「でも遊星さんや遊馬にも聞き回ってるって」

十代「自分でか？」

柚子「うん」

十代「ふーん」

セレナ「居た！十代も居たのかちょうどいい」

十代「デュエリストが誕生する秘密がわかったか？」

セレナ「同じ家に男と女と愛が住んでデュエリストが誕生する事をセックスと言うんだな！」

十代「・・・」

セレナ「ち、違うのか？」

十代「後一歩ってところだぜ。肝心なのが抜けてるぜセレナ」

セレナ「コウノトリ？鳥という事は鳥獣族か！？」

十代「ああ、光属性の鳥獣族ってところだぜ」

セレナ「そのモンスターはどうやって召喚するんだ？」

十代「そいつはな、例えば遊矢と柚子が同じ家に住むだろ？」

遊矢「十代さん！」

セレナ「同じ家に住めば来るのか！？」

十代「待て待て、愛はわかるか？」

セレナ「愛は・・・」

十代「この2人のようにベタベタくっ付いてんのが愛なんだぜ」

セレナ「くっ付くのが愛なのか」

十代「するとなコウノトリが召喚できるんだ。コウノトリは1枚のカードを女・・・まあ柚子に託すんだ」

セレナ「託すのか？自分ではやらずに」

十代「女の柚子にしかできねえんだ。柚子がデュエリストを召喚すると」

セレナ「デュエリストが誕生するという事か」

十代「そういう事だ。これがデュエリストの誕生だぜ」

デュエリストが2体居て新たなデュエリストを召喚する、
リリースもせず融合でもシンクロでもエクシーズでもない召喚法…

つまりペンデュラム召喚はセックスなんだよ！

な、なんだってー(aa略

セレナ「女という事は私もか？」

十代「セレナはまだ子供だからな・・・20歳超えた辺りがベストだと思うぜ」

セレナ「わかった気がするやはりデュエリストはカードから産まれるんだな！」

十代「おう！」

柚子「そんな嘘ついて」

十代「たった一つの命だ。大切にしねえとな」

セレナ「そ、そうだな」

十代「もうお前は人間をカードに封じ込めるような奴じゃねえよ」

セレナ「う、うるさい！」

十代「うるさいってよ」

セレナ「私は戦士だ！戦士ならば正々堂々とデュエルをする！」

十代「うんうん」

セレナ「くっ・・・謎は解けた。私はこれで帰る！」

遊矢「あんな嘘ついて」

十代「これでいいんだよ。セレナはデュエルを絡めて教えてやった方が覚えてくれるみたいだしな」

十代「さーて修行の旅の続きだぜ！」

ユーリ「・・・」

十代「おっ！ユートだ」

ユーリ「ユート？」

十代「悪りい・・・ユーゴだよな？」

ユーリ「ユーゴ？」

ユベル「十代・・・気をつけろ。こいつは普通じゃない」

十代「普通じゃねえのは俺達も一緒だろ？なあ遊矢！」

ユーリ「遊矢・・・」

十代「またそっくりか！」

ユーリ「・・・」

十代「何黙ってんだよ。もしもーし聞いてるか？」

ユーリ「邪魔だよ、君」




続く

普通に楽しみな俺がムカつく

黒咲「遊矢！奴は瑠璃に何て事を教えたんだ！」

ユート「隼！落ち着くんだ！」

黒咲「あれは十代・・・それにユートも居る」

ユート「いや俺はここに居るぞ」

十代「邪魔？ヘヘヘ悪かったな」

ユーリ「どうして笑っていのかな？」

十代「お前だって笑ってるじゃねえか」

ユーリ「ああ、それならこれを見てよ」

十代「ん？カードか」

ユーリ「君もカードにしちゃうけど」

十代「やっと会えたって事か・・・ちょっとこっち来いよ」

ユーリ「デュエルならここでもできるんじゃないかな？」

十代「さっさと来いって言ってんだよ！」

黒咲「ユート！」

ユート「あいつだ・・・あいつが瑠璃を！」

ユーリ「君の考えてる事が理解できないよ。何を怒ってるんだい？」

十代「楽しいか？」

ユーリ「楽しい？」

十代「人をカードにするってのは楽しいかって」

ユーリ「楽しいよ。ゲームみたいなものさ」

十代「ゲームか・・・ならお前はゲームの主人公ってわけか？」

ユーリ「そうなるね。フフフ・・・来なよ。君もカードにしてあげるから！」

十代「ハハハハハハ！君もカードにってか・・・笑っちまうぜ！」

ユーリ「何がおかしいのかな？意味がわからない」

十代「俺は遊城十代！ゲームなら楽しませてもらうぜ！」

ユーリ「遊城十代・・・一応、君に教えておいてあげるよ。僕は」

十代「いらねえよ。だって俺からすりゃ融合次元からの第一の刺客って事だろ？」

ユーリ「だから？」

十代「雑魚キャラじゃねえか！ゲームなら何度お前をぶっ倒しても生き返るんだろ？期待させてもらうぜ」

ユーリ「それは挑発？僕がその程度の挑発で」

十代「ぼさっとしてんじゃねえ！デュエルは始まってんだよ！！」

遊矢「融合次元！？」

柚子「本当なの？」

ユート「間違いなく融合次元のデュエリスト・・・そして俺達に似ていた」

遊矢「そいつを十代さんが」

ユート「十代ならば心配は無いが」

柚子「違うのよ！」

ユート「違う？」

遊矢「以前セレナとデュエルした時の十代さんはまるで人が違ったんだ」

柚子「何かに取り憑かれてるっていうか」

ユート「そんなに違うのか」

遊矢「あの穏やかな十代さんがセレナを一方的にボコボコにしたんだ」

ユート「十代が女性のセレナを！？まさか」

柚子「十代さんにとって同じアカデミアで融合使いの融合次元のデュエリストをよく思ってないらしいのよ」

ユート「あの十代が・・・」

ユーリ「くっ・・・デュエルじゃない・・・いきなり」

十代「選手交代だ。雑魚キャラは雑魚キャラだもんな！ちっとも面白くねえよ」

ユーリ「君はとことん人の神経を逆撫でするのが上手だね・・・」

十代「主人公だったなお前？なら悪い覇王を倒してみろよ」

ユーリ「フン・・・僕を見くびるな！」

十代「よっと！」ドスッ

ユーリ「ぐっ・・・！」

十代「立てよ主人公！レベル低すぎだぜお前？ちゃんと経験値積んでんのか？」

ユーリ「ハァハァ・・・」

十代「よし、来い！」

ユーリ「ま、待て」

十代「待て？ダメに決まってんだろ。主人公は胸張って悪りい覇王を倒さなきゃいけねえよ」

十代「そうだ！肝心な事を聞くのを忘れてたぜ、お前の残機はどれだけあるんだ？6個ぐらいか？」

ユーリ「何が残機だ・・・僕は人間だ・・・命は一つしかないに決まってるだろ！」

十代「これはゲームだっつってんだろ。死んだって文句言えねえよな！」

十代「だらしねえな・・・ゲームなんだろ？」

ユーリ「僕はプロフェッサーの命令で・・・この次元に来ただけだ・・・どうして君なんかに」

十代「笑わせんなよ。人の命を弄びやがる融合次元のデュエリストが！」ドボッ

ユーリ「ううっ！」

十代「カードにされた人の気持ちってのがわかるか？」バキッ

十代「平和をぶっ壊された次元の人々の苦しみがわかんのか！」

ユーリ「ふ、ふざけるな！無関係の君に言われる筋合いはない！」

ユーリ「エクシーズだのシンクロだのスタンダードだの所詮はゲーム！遊びなんだよ！」バシッ

十代「遊びで全てが済むと思ってんのか！ふざけんじゃねえ！！」

十代「ユートやユーゴの大切な者を奪いやがって！セレナを軟禁しやがったてめえら融合次元を俺は許さねえ！」

ユーリ「遊城十代・・・思い出した・・・プロフェッサーが言っていた・・・融合次元に似ている次元・・・」

十代「俺は今で色んな悪い奴らとデュエルして来た！てめえら融合次元はその中でも最も極悪な野郎だぜ！」

十代「そしててめえは最低のデュエリストだぜ！紫野郎！！！」ドドドドドドドドドドドドドド

ユーリ「ぐふっ！がはっ！ごほっ！」

十代「トドメを刺してやるよ！ぶっ飛びやがれ！！！」

遊星「もういいでしょう十代さん」

十代「遊星・・・何でお前が」

遊馬「遊矢達が呼んだんだぜ」

遊星「こいつが融合次元の」

遊馬「ユートの故郷をムチャクチャにしやがった奴か」

ユーゴ「俺の故郷もだ！」

ユート「瑠璃を返してもらおうか」

黒咲「貴様が瑠璃を！」

ユーゴ「瑠璃って言えばこいつらの・・・って事はてめえはリンも！」

ユーリ「そうだよ・・・瑠璃もリンも・・・いい顔で泣いてたよ・・・いいゲームだった・・・」

柚子「ひ、酷い！」

ユーリ「柊柚子・・・君も連れて来いって言ってたね・・・フフフ・・・」

遊矢「誰が柚子を渡すか！」

ユーリ「怪我さえなければ君たち何て簡単だ・・・遊城十代・・・この借りはいつか返してあげるよ・・・」

十代「お前の顔なんて見たくねえよ。遊矢とユートとユーゴにバトンタッチするぜ」

ユーリ「僕の名はユーリ・・・絶対に絶対に・・・君を許さないよ遊城十代・・・！」

遊馬「消えやがった」

黒咲「リンとは何だ！瑠璃じゃないのか！？」

ユーゴ「リンはリンじゃねえか！何ボケたことぬかしてやがんだ！」

ユート「いやリンも瑠璃だろ」

黒咲「やはり瑠璃か・・・」

遊星「あいつが融合次元の遊矢か」

遊馬「頭の先から足のつま先まで狂ってるぜ。あんだけボコボコにやられてんのに薄ら笑い浮かべてよ」

十代「・・・」

セレナ「融合次元のデュエリストが現れたとは本当か！？まさか私を」

遊矢「いや・・・それは」

十代「大丈夫だって！何にもなかったぜ！なあ？」

遊星「・・・そうですね。ただ紫のモンスターが出現して十代さんが退治しただけだ」

セレナ「そうなのか？」

遊矢「そ、そうだよ」

遊馬「あ、ああ」

遊馬「セレナには事情を話さなくてもいいのかよ」

十代「今を楽しく生きてるんだ。そっとしておいてやろうぜ」

ユーゴ「今度は俺があの野郎をぶっ倒してやる！」

ユート「いやここは俺達が」

ユーゴ「てめえ！」

遊矢「待ってくれよ！俺がやらなきゃいけない！」

遊星「こういう時は力を合わせるべきだ。スタンダードとエクシーズとシンクロの力をな」

遊矢「・・・」

ユート「・・・」

ユーゴ「・・・」

十代「セレナもさ守ってやってくれよ遊矢」

遊矢「うん」

十代「1人だけってのも可哀想だしな。遊星と遊馬も時々でいいから気にかけてやってくれよ」

遊馬「わかったぜ十代さん！」

十代「さてと行くか」

セレナ「もう行くのか！？」

十代「どうした？」

セレナ「いや・・・さっさと行け！」

十代「引き続きファラオの事を頼んだぜ！」

セレナ「・・・ああ」

柚子「ユーリ・・・」

遊矢「怖いか？」

柚子「ううん！怖いないわよ！遊矢も居るしユート達や他の次元のデュエリストだって」

遊星「これを柚子に渡しておこうか」ゴソゴソ

柚子「これは？」

遊星「プラモデル型のロボットだ。だがこの透明になるスプレーを吹きかけると強力なボディガードになる」

遊馬「さすが遊星さんだぜ！」

遊矢「確かに強力なボディガードって感じだけど俺が柚子を守らなきゃ」

遊星「困った時はいつでも呼んでくれ」

遊馬「あのユーリって野郎が融合次元の奴ら引き連れてやって来たら迎え撃ってやろうぜ！」

ユート「ああ」

ユーゴ「まあその前に決着をつけてやるかもしれねえけどな！」

遊星「かもしれないな」

黒咲「瑠璃を守りながら帰るぞ！ユートは右でシンクロは左！」

ユーゴ「シンクロじゃねえ！ユーゴだ！」

黒咲「遊矢は前方で俺は後方！」

遊矢「セレナもこっち来いよ」

セレナ「馴れ合いは好まん」

柚子「そんなこと言わないで、ほら！」

セレナ「し、仕方がない・・・一緒に帰ってやるか。今日だけだぞ」

黒咲「次元の垣根を越えた瑠璃を守り隊というところだなユート！」

ユート「そ、そうだな・・・」

ユーゴ「センスねえな・・・どうでもいいけどよ名前なんて」

遊矢「柚子を守り隊か・・・」

数日後

十代「ザ・ワールドと破滅の光を倒すためのデュエル修行も楽じゃねえな」

ユベル「今日も来たようだよ」

十代「6人か・・・昨日も来たよな」

オベリスクフォース「遊城十代だな！」

十代「ったく・・・しつこいぞお前達」

オベリスクフォース「融合次元にデュエルを仕掛けた貴様が悪い」

十代「まあ修行にはちょうどいいよな。ネオスを召喚！」

オベリスクフォース「デュエルで奴をカードにしてしまえ！」

十代「こいつらには命の尊さってのは理解できねえのかよ」

ネオス「ある意味じゃ我々がデュエルして来た悪の中でも最も理解のできない悪だ」

十代「だよな・・・言っとくがこれはゲームじゃねえぞ！」

十代「よく見てやがれ融合次元！これが遊城十代のデュエルだ！」





終

セクロスの話から急に真面目に
なんか>>1の成長を見た気がする

この作者、ゼアルとゴッズ単体の時は下ネタ多いけど、それ以外の時はだいたいまともだから。特にGXは

>>1のいままでの話ってどれくらい有るんだろうな

セレナと十代の絡みがすごい楽しみになってる自分のがいる