幼馴染「仕方ないからわたしがお世話してあげる」ニギニギ
男「いや......いいよ」
幼馴染「なに?」
男「迷惑かかるから」
幼馴染「よく分かってるじゃない」
男「だから構わなくていい」
幼馴染「そんなのわたしの勝手だしー」
男「ええっ......」
幼馴染「いいよね?」ニコッ
男「っ......はい」
幼馴染「じゃあ、明日の朝からね」
男「......わかった」
幼馴染「ということでまたね」ガラッ
男「......また」
男(なんだったんだろう?)
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?
朝
幼馴染「おはよー」ガラッ
男「......」スースー
幼馴染「もう朝だからはやく起きて」ユサユサ
男「ん......」
幼馴染「はやくしなさいよ」
男「......ってなんでいるの!?」
幼馴染「はあ? 昨日お世話するって言ったでしょ」
男「いや、そうだけど」
幼馴染「なら起こすのは普通。だから、起きろ!」バサッ
男「寒いっ!」
幼馴染「冬だから当たり前」
男「......」
幼馴染「ご飯できるから下に来てね」
男「えっ」
幼馴染「はやくしてねー」バタン
男「ご飯って......まさか幼馴染が作っている?」
男「いやいや、まさか」
男「......まさかな」
リビング
男「......」ガラッ
幼馴染「あっ、やっと来た!」
男「う、うん」
幼馴染「冷めるからさっさと食べて」
男「あれ? 母さんは?」
幼馴染「おばさんならもう会社に行ったわよ」
男「本当?」
幼馴染「さっき会ったから本当」
男「ふぅーん」
幼馴染「だからわたしが朝食を作ったの!」
男「......全部作ったの?」
幼馴染「当然」
男「料理できたんだ」
幼馴染「これくらい誰でもできますー」
男「へー」
幼馴染「その目はなに?」
男「目って?」
幼馴染「意外そうにしてる」
男「イメージと全然違うから」
幼馴染「悪かったわね。どうせ、がさつですよーだ」
男「そういうつもりじゃ......」
幼馴染「ふん」プイッ
男「......ごめん」
幼馴染「っ......いいから食べなさいよっ!」グイッ
男「ふがっ!?」
幼馴染「ほらほら」グイッグイッ
男「じ、自分で......食べられるから!」
幼馴染「じゃあしなさいよ」
男「わかったって」パクパク
幼馴染「......」
男「......」モグモグ
幼馴染「......ねえ」
男「......ん?」
幼馴染「その、おいしい?」
男「うん」
幼馴染「ふぅーん。まあ、当たり前よね。なんせわたしが作ったものだし。あーあ朝から大変だったなぁ。こんな早く起きたことなんか全くなかったし。いつも気力が無さそうだから仕方なく作ってあげたの。そこんところわかる?」
男「......」モグモグ
幼馴染「けっこう疲れるけど、お世話するって言っちゃったし、これからも毎日作ってあげるっ!」
男「......」モグモグ
幼馴染「返事がないってことは肯定でいいわよね? うん、そうに違いないわ」
男「......」モグモグ
幼馴染「ってなにか言いなさいよっ!」
男「ひっ」
幼馴染「話しを聞いてないでしょ!」
男「だってご飯を食べているから、話せないし......」
幼馴染「うっ。確かに」
男「幼馴染も食べなよ」
幼馴染「......分かったわよ」
暇になったら書くのでペースは遅いです
男「ごちそうさまでした」ガタッ
幼馴染「あっ、待って待って」
男「ん?」
幼馴染「口についてるから動かないで」フキフキ
男「......」
幼馴染「はい。じゃあ制服を着て学校に行こ」
男「一緒に?」
幼馴染「そうだけど」
男「一緒に行ったことないよね?」
幼馴染「今日から一緒に行くことになったから」
男「......」
幼馴染「あっ、寝癖ついてるわよ。直してあげるから来て」ニギッ
男「平気だから」
幼馴染「はいはい」スタスタ
今更暇になったら書くって言われてもねぇ、このパターンはどうせ終わらせる気がないってパターンだな
洗面所
幼馴染「ほらっ、こんなに立ってるのよ」
男「うわっ」
幼馴染「こんなんじゃわたしが恥ずかしいからやめて」
男「......うん」
幼馴染「直してあげるから、ねっ」
幼馴染「はい、これなら大丈夫」
男「......ありがと」
幼馴染「制服も着させてあげる」
男「そ、それはいいよっ!」
幼馴染「えー別にいいじゃん」
男「そっちも準備は----」
幼馴染「とっくに出来てる」
男「くっ」
幼馴染「ふん」
男「......玄関で待ってて」
幼馴染「はーい」
玄関
男「全部準備できたよ」
幼馴染「あっ、ネクタイ曲がってる」クイッ
男「......」
幼馴染「よし、こんな感じね。さて、行くわよー」
男「......うん」
男「......」
幼馴染「でねー、そのとき」
男「----ねえ」
幼馴染「......なによ」
男「なんでいきなりこんなことを始めたの」
幼馴染「......」
男「なんで」
幼馴染「......」
男「......」
幼馴染「......」
男「......」
幼馴染「あっ、襟がおかしい」クイッ
男「......」
幼馴染「はい」
男「......ありがと」
幼馴染「どーいたしまして」
>>10
今までエタったことないのでたぶん大丈夫
プロット練ってたら設定が増えたので終わるのは1、2週間くらいかかると思います
狙って書いてんだろうがキャラがなに考えてんのかわかんなくて気持ち悪い
>>16
最初から分かっててもつまらんからそれは仕方ないやろ
幼馴染が幼馴染に目覚めたか
教室
男「......」ガラッ
幼馴染「......」
幼友「はよー」
幼馴染「あっ、おはよー」
幼友「あれ、二人で登校?」
幼馴染「えっ、えーと......」
男「偶然会ったんだ」
幼馴染「そ、そうよ!」
幼友「そうなの?」
男「うん」
幼馴染「そうそう」
幼友「へーよかったね」
幼馴染「......」
幼友「がんばってねー」トタトタ
男「?」
幼馴染「なにぼけっとしてんの。はやく席にいきなさいよ」グイ
男「えっ......うん」
昼休み
男「ふぅ」
男(......疲れた)
男(購買にでも行こ)スタッ
幼馴染「ねえ」
男「なに」
幼馴染「あのっ......ちょっと来て」
男「どこに」
幼馴染「いいから」
男「えっ......うん」
幼馴染「わたしのあとについてきてね」トタトタ
空き教室
幼馴染「ここでいいかな」
男「なにかの手伝い?」
幼馴染「......そこに座って」
男「はい座ったけど」
幼馴染「じゃあ食べましょうか」
男「ええっ、まさか作ってきたの!?」
幼馴染「お世話するって言ったでしょ」
男「でもここまでされるのも悪いよ」
幼馴染「別に二人分作るのなんか簡単だし」
男「そ、そう?」
幼馴染「だから気を遣わなくてもいいですー。食べてもらわないと処理が面倒なんですけど」
男「なら食べるよ」
幼馴染「食べさせてあげようか?」
男「ええっ、いいよ!」
幼馴染「誰もいないから平気。口を開けて」グイッ
男「食べるから押し込まないで!」
幼馴染「あーはいはい。ゆっくりしてあげるから」
男「......ふぅ」
幼馴染「おいしかった?」
男「また聞くの?」
幼馴染「だって気になるから」
男「おいしいから安心して」
幼馴染「......そう。もう時間がないし教室に戻るわよ」
罰ゲームか何かだったりして
がんばってねーってそういう…
普通に幼の男への好意を幼友が知ってるからの発言だろな
放課後
幼馴染「よし帰るぞー」
男「部活は?」
幼馴染「休んだ」
男「いいの?」
幼馴染「一日くらい平気よ」
男「ふーん」
男「ただいまー」
幼馴染「お邪魔しまーす」
男「......」
幼馴染「なんでそこで止まってるの」
男「あの......そのまま僕の家に来て大丈夫?」
幼馴染「どうせ隣だからすぐに帰れるでしょ」
男「そういえばそうだった」
幼馴染「というわけでご飯を作るから」
男「少し早い気が......」
幼馴染「確かにそうね」
男「まだ五時くらいだからそれまで勉強でもする?」
幼馴染「......うん」
幼馴染「あの、ここってどうするの?」
男「え、えーとそこは────ってするとできるよ」
幼馴染「あっ......そういうこと」
男「また分からないところあったら聞いて」
幼馴染「......」
男「そのままにしとくとあとで困るから」
幼馴染「......」コクッ
男「もう一時間経ったよ」
幼馴染「じゃあ作ってくるね」
男「制服のままで?」
幼馴染「エプロンがあるし平気」
男「エプロンするとかスゴい」
幼馴染「わたしは女の子だから普通ですー」
男「ふーん」
幼馴染「できるまで待っててね」
幼馴染「はい、召し上がれ!」
男「えっ、なんでこんなに豪華......」
幼馴染「おばさんにこうしてって言われたから」
男「母さんが?」
幼馴染「忙しくて夕飯をいつもまともに作れないから、たまにはって言ってたわよ」
男「......へー」
幼馴染「分かったら食べて」
男「うん。いただきます」
幼馴染「はい、いただきま~す」
男「......ふぅ」
幼馴染「そういえば......あんた、食事を適当に済ましてるそうじゃない」
男「なんで知ってるの」
幼馴染「今日の朝、おばさんに色々と教えてもらったから」
男「......」
幼馴染「ちゃんとしたものを食べないとダメでしょ」
男「だってする気力がなくて......」
幼馴染「それでもちゃんとしないと身体を壊すわよ」
男「......うん。そうだね」
幼馴染「......」
男「ごめん」
幼馴染「っ......」
男「ごちそうさ──」
幼馴染「──いよかんを剥いてあげる」ガタッ
男「えっ」
幼馴染「うーん、これでいいかな」ガサゴソ
男「手が汚れるからやらなくていいよ!」
幼馴染「わたしのことはいいのっ!」サッサッ
男「でも」
幼馴染「だから──って、うわっ!」ピチャッ
男「ほら、飛び散ってるよ」
幼馴染「......いいの。はい、一房できたから口開けて」ヒョイッ
男「う、うん」パクッ
幼馴染「真ん中から両側にやって──はい」ヒョイッ
男「......」パクッ
幼馴染「はい」ヒョイッ
男「......」パクッ
幼馴染「これで終わり」
男「う、うん......ありがと」
幼馴染「......そう。じゃあ片付けるから」
男「手伝うよ」
幼馴染「座ってて」
男「......うん」
幼馴染「よいしょっと」カチャカチャ
男「......」
幼馴染「......」ジャージャー
幼馴染「はい終わり」
男「お疲れさま」
幼馴染「別に」
男「......」
幼馴染「わたし、もう帰るね」
男「お、お疲れさま」
幼馴染「......」
男「......?」
幼馴染「ねえ」
男「......なに」
幼馴染「あの、えっと......」
男「ゆっくりでいいよ」
幼馴染「そんなの分かってるわよっ!」
男「ご、ごめん!」
幼馴染「っ......」
男「少し偉そうだった。ごめん」
幼馴染「......謝らないでよ」
男「えっ?」
幼馴染「......なんでもない」
男「......」
幼馴染「......」
男「......」
幼馴染「あの、今日さ、わたしはあんたのお世話をしたわよね?」
男「そうだけど......」
幼馴染「その......感想は......どう?」
男「ええっ、感想って。何て言えば」
幼馴染「うーんと、例えば煩わしかったとか、自由がないとか」
男「......」
幼馴染「あと──恩着せがましい......とか」
男「......」
幼馴染「ぐちぐち言いながらする人はやっぱり小うるさいよね。親の許可を得ているけど、人の家に上がり込んでいろいろする人なんて──」
男「うん。少しだけ煩わしいかな」
幼馴染「......そうだよね」
男「でも、それ以上に感謝の気持ちでいっぱいだから」
幼馴染「......」
男「むしろ、うるさいくらいがちょうどいいと僕はいいな」
幼馴染「......」
男「だから感想としては、今日はいい一日だった」
幼馴染「......そう」
男「今度またしてもらうのも悪くないかも」
幼馴染「ええっ、そう?」
男「うん」
幼馴染「ふぅーん」
男「だから、今日はありがとう」
幼馴染「......」
男「また明日」
幼馴染「......またね」
男部屋
男「......ふぅ」
男(うーん......今日はなんだったんだろ)
男(今までこんなことしたことないのに)
男(なんでいきなり僕のお世話をするって言い出したんだろう)
男(お隣さんだから?)
男(いやいや、そんな理由で普通はやらない、やらない)
男(昔からの習慣で勉強を教えるくらいで、学校ではそんなに話さないのに、今日一日じゅうずっと付きっきりだったよね)
男(どうしていきなりお世話なんか)
男(......)
男(なにかしたっけ?)
男(うーむ......)
男(分からない)
男(家事なんて大変なことをわざわざ僕のために)
男(......)
男(罰ゲームとかかな? それとも気紛れ? ひまつぶし?)
男(もしくは──好きだから?)
男(ってないない。あるわけない。勘違いしちゃいけない。いわゆる勘違い野郎になっちゃう)
男(だって幼馴染だし、それにそれならもっと態度が優しくなると思うし)
男(というかもしそうだったら困るよ。別にこっちは好きでもないのに)
男(ってあり得ない仮定でなに考えているんだ)
男(......)
男(それに好きな人なんて今までできたことない......世の中の人はよく恋愛できるなぁ)
男(僕にはよく分からない)
男(好きな人の前だと胸の鼓動が速くなってドキドキするくらい変化が起こるらしいけど、そんなこと一回も経験したことない)
男(むしろそうなったら疲れそう)
男(逆に落ち着くほうがいいと思うんだけど)
男(......例えば幼馴染といるときとか気楽に過ごせるし、少し口うるさいけど......元気が出る)
男(昔からあんな感じだから......もう慣れちゃった)
男(......)
男(いろいろあったけど)
男(また過ごしてもいいくらい、今日はいい一日だったなぁ)
幼馴染部屋
幼馴染「......」
幼馴染「......」
幼馴染「......ふぅ」
プルルルルッ プルルルルッ
幼馴染「......電話」
はよ電話に出んかい!!
仕事から帰宅して風呂にはいってたんだよっ!!
幼馴染「......」ポチッ
幼友『よっ』
幼馴染「......」
幼友『世話焼き系幼馴染みはどうだった?』
幼馴染「......疲れた」
幼友『あーやっぱりそうなんだ』
幼馴染「当たり前」
幼友『そうだよねー』
幼馴染「......」
幼友『だけど、ごめんねー。私のワガママでこんなことしてもらって』
幼馴染「あれだけ頼み込まれれば断れないから」
幼友『だって、幼い頃から知ってる男の子なんてわたしにはいないもんねー』
幼馴染「引っ越してきたから仕方ないよ」
幼友『ですよねー』
幼馴染「だからってわたしでなくてもいいのに」
幼友『こんなこと頼めるの幼馴染しかいないもん』
幼馴染「......へー」
幼友『あらら、照れてる?』
幼馴染「そんなことないよ」
幼友『この子照れてるわー』
幼馴染「......照れてない」
幼友『うそうそ、ごめんねー』
幼馴染「ならいいけど」
幼友『ごめんね』
幼馴染「赦してあげるっ!」
幼友『赦されたー』
幼馴染「でも、なんでこんなことをいきなり」
幼友『うん? えっとねー、ギャルゲをやってるとね、よく主人公に幼馴染みがいるわけ』
幼馴染「ふーん」
幼友『でね、わたしは特に世話焼きをする幼馴染みが好きなんだけど、いまいち心情が分からなくてね』
幼友『でも、知りたいしどうすればいいのかなーって悩んだわけ』
幼友『で、さっき言ったようにわたしにはいないから、本当に運良くいる幼馴染にその感想を聞けばいいじゃんと思ったのでした、まる』
幼馴染「......」
幼友『で、帰ってきたのはただ一言』
幼馴染「疲れた」
幼友「はぁ。やっぱりそんなもんか」
幼馴染「重労働だし」
幼友『あれだね、まさに愛の成せる業ってやつね』
幼馴染「本当にそうよ」
幼友『あははー幼馴染は男君のこと好きではないと?』
幼馴染「うん」
幼友『即答かい』
幼馴染「だって小さい頃から一緒にいるとそういう目で見れない」
幼友『そういうものなんだ』
幼馴染「そういうこと」
幼友『なーんだつまらないの』
幼馴染「つまらないって?」
幼友『いや、もしかしたら男君のことを......って思ってたんだけどねー』
幼馴染「残念」
幼友『でも、やってくれてありがと』
幼馴染「はいはい」
幼友『今度何か奢るから』
幼馴染「はいはい」
幼友『またねー』
幼馴染「......またね」ポチッ
幼馴染「......はぁ」
幼馴染「......」
幼馴染「......疲れた」
幼馴染「朝起こして、ご飯を作って」
幼馴染「身だしなみを整えて、一緒に登校して」
幼馴染「そして、家に帰るとまたご飯を作る」
幼馴染「......ふぅ」
幼馴染(大変だったなぁ)
幼馴染(よく毎日できるよね)
幼馴染(子どもの頃からずっと繰り返すなんて考えたら、気が抜けてくる......)
幼馴染(幼友が言ってたように、相手が大切で好きだからこそ甲斐甲斐しくお世話ができるのよ)
幼馴染(そう。だから、わたしには──)
幼馴染「......」
幼馴染「いつも勉強を教えて貰っているから、そのお礼として......」
幼馴染「いつもひどいことを言っているから、その謝罪として......」
幼馴染「なんでこんな性格で口が乱暴なんだろう......」
幼馴染「このままだとわたしの周りから人がいなくなる」
幼馴染「......それは淋しいよね」
幼馴染「はぁ」
幼馴染(もう少し人に優しくできるようになりたいなあ)
幼馴染「今のままだと、わたしは──人としてダメ」
幼馴染「人に至っていない。まるで欠陥品そのものよ」
幼馴染(もっと素直に、人にやさしく)
幼馴染(そして、おとこに、辛く当たらないように。日頃の感謝をするように)
幼馴染(うん。それでほめられるよう......に?)ニコニコ
幼馴染「──えっ、なんで、なんで?」ペタペタ
幼馴染「......」
幼馴染「確かに料理をほめられたのは嬉しかったけど......」
幼馴染「それに、案外お世話をするのも楽しかったけど......」
幼馴染「......もしかしてわたしって、そういう人?」
幼馴染「いやいやいや、まさかないないない」
幼馴染「──ないよね?」
幼馴染「ない。あるわけない。そうだったら困る」
幼馴染「......」
幼馴染「でも......うん」
幼馴染(ほめられたとき、わたしのなかでくすぶって溜まっていたものが少し減った気がする)
幼馴染(それと同時に、他のものが貯まった気がする)
幼馴染(自分でもよく分からないけど......悪いものじゃないと思う)
幼馴染「......」
幼馴染(明日も、してみようかな)
幼馴染(そうすれば、いつか分かるかもしれない)
幼馴染(また、お世話をしていいかどうか、おとこに頼んでみよう)
幼馴染(またしてもらってもいいかもって言ってたし迷惑じゃないよね)
幼馴染(あっ。もしかして、社交辞令かも......)
幼馴染(いや、おとこはそういうので嘘はつかない。昔からそう)
幼馴染(真面目なことはよく知ってる。だから大丈夫)
幼馴染「よし」
幼馴染「一生懸命頑張ろう」
幼馴染「自分をすぐに変えることはできないだろうけど、少しずつならできるかもしれない」
幼馴染「そうやって、もう少し落ち着けるようになって」
幼馴染「そして──今までのことを謝ろう」
幼馴染「それで......いつか本当になれたらいいな」
おわり
見切り発車をしたおかげで、見事に設定の矛盾が生じ、短編になっちゃった。
だから色々とおかしなところが出てしまい、世話を始めた理由も変更したよ。
あと口調がぶれてるのは見逃してくれ
はい。そんじゃ、続き行ってみよう。
乙
世話する動機には確かにちょっと無理があったけど
最後の幼馴染の独白はなかなか良かった
というか残ったプロットが勿体ないので今度ちゃんと書くことにします
おつ
じゃあ続き行ってみよう
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