冬馬「翔太、俺の義眼見なかったか?」翔太「あ、もしかしてこれ?」 (10)

冬馬「ああそれだ…って!?」

翔太「………ごめん」

冬馬「ごめんじゃねえよ! 何だよそれ、砕けてるじゃんか!」

翔太「ごめん…、飴玉の中にまぎれてあってうっかりガリッとやったら…」

冬馬「マジかよ、普通間違えるか?」

翔太「どうしよう…スペアとかある?」

冬馬「うっかり忘れちまった…よりによって何で壊れた日に忘れるんだよちくしょう…」

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翔太「本当にゴメン…、悪気はなかったんだけど…」

冬馬「もう謝らなくていい、済んだことだしな」

翔太「だけどどうするの? このまま外出したら間違いなく騒がれるよ」

冬馬「確かにそうだな…、何か右目を隠すものがあれば…」

ガチャ

北斗「二人とも、お菓子持ってきたよ…ってどうしたんだ?」

翔太「実はうっかり冬馬君の義眼を僕が噛み砕いちゃって…」

北斗「何だその普通に聞いたらありえない話は?」

冬馬「本当なんだ、おまけにスペアも忘れてきてな」

冬馬「それで片眼を隠せるものがあるかどうかを探しているんだが…」

どろろ?

北斗「とりあえず医療用の眼帯をつけてみるか」

北斗「確か医療箱がここに…あった」

北斗「はい、これならどうだ?」

冬馬「う~ん、似合ってるのか?」

翔太「ちょっと違和感あるね…、何だか怪我をしている人みたい」

冬馬「実際に怪我してる人だから違和感もヘチマもねえよ」

翔太「…ごめん」

冬馬「謝らなくて良いって、もう過去のことだって」

冬馬「だがこのまま歩くのはちょっとカッコ悪いな…」

北斗「…それじゃあ玄武から借りるのはどうだい? 」

冬馬「ああ、神速一魂のメンバーの一人からか、確かにいいなそれ」

冬馬「それじゃあ早速話してみるぜ」

冬馬「借りてきたぜ」

北斗「意外と早いな、だけどこれで問題解決だな」

北斗「早速つけてみたらどうだ?」

冬馬「ああ、ちょっと待っててくれ」

冬馬「これでどうだ、似合ってるか?」

翔太「…」

北斗「…ちょっとそれで外を歩いてみるか?」

冬馬「ああ、別にいいけど」

冬馬「………」テクテクテクテク

ヒソヒソヒソヒソ

冬馬「………」テクテクテクテク

ヒソヒソヒソヒソ

冬馬「………///」



冬馬「恥ずかしくて大して歩けなかった…」

北斗「やっぱりかっこ悪くてもこの医療用をつけたほうがいいか」

冬馬「だな」

期待

やめた、鬱しかならない

残念だな……。乙。

乙。
まともなジュピタースレは希少だからまた書いてくれな!

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