ジャック「くっ！陰毛に絡め取られた！」

ブルーノ「まるで生きているみたいだよ！」

遊星「まずはアキのところへ行こう」

ジャック「しかしこの陰毛では！」

ワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサ

遊星「乗り越えよう」

クロウ「そうだ！いつだって俺達は乗り越えて来たじゃねえか！」

ジャック「正面から突破するのか」

遊星「行こう！行かないと何も始まらない！」

ジャック「そうするしかないようだな！」

遊星「みんな行くぞ！」

ワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサ

遊星「くっ・・・」

ブルーノ「ゆ、遊星！あれだ！あれを使うんだ！」

遊星「ドアか？」

ブルーノ「うん！」

遊星「ドアは修理中だ」

ブルーノ「なら小型プロペラで空から！」

遊星「すまないそれも修理中なんだ」

ワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサ

ジャック「ええい！引きちぎりながら進むぞ！」ブチブチブチ

クロウ「すまねえアキ！」ブチブチブチ

遊星「待っていろアキ！今すぐに行くからな！」ブチブチブチ

遊星「ハァハァ・・・着いた」

アキ「」モジャモジャモジャ

ジャック「全身陰毛塗れだ」

遊星「アキ・・・」

クロウ「アキ！大丈夫か！？」

ブルーノ「何かある？」

遊星「少し待っててくれ」ゴソゴソ

ブルーノ「・・・」

遊星「・・・」ゴソゴソ

クロウ「こうなりゃ無理にでも抜いてやる！」

遊星「やめるんだクロウ！」

ワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサ

クロウ「ぐわっ！」

ジャック「クロウ！」

ブルーノ「遊星！クロウが！」

ジャック「食われてしまったぞ！」

遊星「目には目を歯には歯を・・・ならば毛には毛をだ」

ジャック「毛・・・秘策があるのか」

遊星「毛の暴走ならば毛で対抗するしかない！ジャック！ここは任せた！」

ジャック「行って来い遊星！」

ワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサ

ブルーノ「い、陰毛が！」

ジャック「怯むな！」

ワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサ

ジャック「陰毛ごときがこの俺を倒せると思っているのか！！」

遊星「早くしなければ・・・！」

彰子「ギガントピテクスの毛？」

遊星「ここならそれが」

彰子「で、でもその毛を」

遊星「陰毛だ」

彰子「い、陰毛！？」

遊星「あなたの父は高名な考古学者だ。ならばと思って」

彰子「あ、あるにはありますけど・・・なぜ」

遊星「太古の類人猿の毛ならばアキの陰毛に対抗しうるワクチンができる」

彰子「・・・わかりました。持ってきます」

遊星「すまない」

遊星「後はワクチンを作るだけ・・・間に合ってくれ！」

どうしてカードで切り開かないんだ･･･

ブルーノ「陰毛が強すぎる！」

ジャック「荒ぶる・・・！荒ぶるぞ！！」

ブルーノ「ジャック！？」

ジャック「荒ぶる魂！バーニングソウル！！！」

ブルーノ「ジャックに絡まった陰毛が燃え始めている！」

ワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサ

ジャック「遊星はまだか！？」

ブルーノ「来たよ！」

遊星「待たせたか？」

ジャック「いや！それで対抗策は！？」

遊星「できた・・・だが何故燃えているんだ陰毛が」

ジャック「バーニングソウルだ！」

遊星「これは・・・取り返しのつかない事になったぞジャック！」

ジャック「何だと！？」

遊星「このままじゃ街に放たれている陰毛まで燃え始めてネオドミノシティは大火に包まれる！」

ジャック「バカな！」

遊星「大変な事をしてしまったな・・・」

ブルーノ「そ、そんな・・・」

遊星「あれを使おう！」

ブルーノ「そ、それ小便小僧じゃないか！」

遊星「こいつをこうして・・・こう作り替えて・・・こうすれば！」カチャカチャ

ジャック「何をしているんだ」

遊星「小便小僧をロボに作り直した。そして巨大化ライトで」ピッ

ブルーノ「まさか小便小僧の小便で！」

遊星「陰毛を鎮火させる！ブルーノ！このリモコンで小便小僧を操作するんだ！」

ブルーノ「うん！」

遊星「そして俺はこのワクチンで・・・」

カードが剣ならデュエルディスクは盾！

遊星「アキに近づくには・・・ドロー！」

遊星「・・・来たか！」

ジャック「どうした遊星」

遊星「ジャック！エクシーズ召喚だ！」

ジャック「エクシーズだと！？」

遊星「俺達は共にシグナー！そしてデュエリストだ！不可能な事はない！」

ジャック「やってみるか・・・行くぞ遊星！」

遊星「レベル4の俺と！」

ジャック「レベル4の俺で！」

遊星「オーバーレイ・ネットワークを構築！」

ジャック「エクシーズ召喚！！」

遊星「遊馬・・・お前との繋がりが希望を奇跡を呼んでくれたようだ！」

ジャック「No.39・・・希望皇ホープ！！！」

ワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサ

遊星「そして俺達は俺が先ほど引いたカードを使う！」

遊星「RUM-リミンテッド・バリアンズ・フォースを発動！」

ワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサワサ

遊星「このカードにより俺達はCNo.へと生まれ変わる！ジャック！」

ジャック「ああ！」

遊星「これで俺達はCNo.39希望皇ホープレイVへと変化した！」

ジャック「希望皇ホープレイVは1ターンに1度エクシーズ素材を取り除き・・・つまり遊星を取り除き」

ジャック「相手フィールドのモンスターを破壊し」

ジャック「破壊したモンスターの攻撃力分相手にダメージを与える！つまり陰毛だ！」

ワサササ・・・

ジャック「陰毛が引っ込んで行くぞ！」

遊星「チャンスだ！アキ！これを飲み込むんだ！！！」

アキ「ん・・・」

遊星「気がついたか？」

クロウ「死ぬかと思ったぜ」

アキ「何してたの私？」

遊星「陰毛が暴れ始めた」

アキ「そう・・・」

ブルーノ「鎮火終わったよ！」

遊星「陰毛騒動も一件落着だな」

ジャック「フン」

クロウ「帰ろうぜ！」

アキ「陰毛が暴れ出すなんて」

遊星「俺達はデュエリストだ。何が起こっても不思議じゃない」

数日後

クロウ「エクシーズ召喚！？」

ジャック「そうだ」

ブルーノ「そんな事ができるの？」

遊星「デュエリストならば融合でもシンクロでもエクシーズでも可能だ」

ブルーノ「融合は覚えがあるけど・・・凄いね何か」

遊星「ただタイミングが必要だ。だからそう簡単にはできない」

クロウ「切り札中の切り札ってわけか」

遊星「ドロー力とデュエリストとデュエリストのデュエルエナジーが同等の時に可能になる」

ジャック「それがデュエリストというものだ」

遊星「そして多くのデュエリストととの出会いも肝心だ」

遊星「それらが一つになった時に奇跡を呼び起こす・・・俺達のようにな」





終

おい、シンクロしろよ

チューニングしなきゃな(意味深)