ジャック「恐竜だと?」
クロウ「ああ!」
ブルーノ「そんな・・・まさか」
遊星「いやさっきの地震はそうかもしれない」
クロウ「行こうぜ遊星!」
遊星「ああ行こう」
ジャック「信じるのか遊星!?」
遊星「見なければ何も始まらない」
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遊星「牛尾!」
牛尾「遊星か」
遊星「恐竜は?」
牛尾「それが地面に潜っちまってな」
ジャック「恐竜が地面?巨大なモグラじゃないのか?」
カーリー「遊星」
遊星「カーリーか?何だ」
カーリー「さっきの恐竜を写真で撮ったんだけど」
遊星「急いで現像してくれ」
ジャック「それでその恐竜とはどんなのだった」
牛尾「こう耳が生えててな・・・」
遊星「地面に潜る恐竜か・・・」
ジャック「写真だ遊星」
遊星「・・・」
クロウ「何か犬みたいだな」
遊星「似ている」
ブルーノ「何に?」
遊星「そこの本棚の右から六番目の図鑑を取ってくれ」
ブルーノ「うん」
クロウ「何か心当たりでもあるのか?」
ブルーノ「はい」
遊星「・・・これに似ている」
ジャック「バラナスドラゴン・・・」
遊星「みんなついて来てくれ」
クロウ「お、おい遊星!」
ブルーノ「遊星この人は?」
遊星「彼女の父は高名な考古学者なんだ」
彰子「はい」
ジャック「ティラノ剣山・・・語尾にザウルスやドンと付ける伝説のデュエリスト」
クロウ「デュエリストも化石として展示される時代か・・・」
遊星「実は街に恐竜が現れたと」
彰子「は、はいニュースで見ました」
遊星「お父上は?」
彰子「こちらです」
ジャック「遊星!本当に恐竜なのか!?モンスターかもしれんぞ!」
遊星「いや恐竜だ」
遊星「なるほど、つまり中生代に生きたバラナスドラゴンが地下に潜り変化したと」
「その環境と地殻変動によってね」
遊星「ならどうして今頃になってバラナスドラゴンは」
「それは人類への警鐘だよ」
遊星「警鐘?」
「ライディングデュエルによりデュエルは新時代を迎えた・・・しかし」
遊星「それにより地底に潜っていたバラナスドラゴン・・・いやバラゴンが目を覚ましたと」
「そういう事になるね」
遊星「また出現する可能性は」
「十分にあり得るよ遊星くん」
遊星「対処方法は?」
「君ならどうする遊星くん」
遊星「デュエルです。たとえそれが恐竜であっても」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
龍亞「じ、地震だ!」
龍可「見て!」
龍亞「恐竜!?」
天兵「逃げなきゃ!」
ボブ「イテッ!」ズデッ
龍亞「ボブ!」
ボブ「チッ、しくじったぜ・・・俺を置いて逃げな」
龍亞「何バカな事を言ってるんだ!」
ボブ「ここが俺の死に場所なんだって事さ・・・いい人生だったぜ」
龍可「ボブ!」
ボブ「へへへ・・・」
クロウ「遊星あれ!」
遊星「龍亞!龍可!」
龍可「遊星!」
龍亞「助けて遊星!」
ジャック「どうするんだ遊星!」
遊星「これを使おう」ゴソゴソ
ジャック「何だそれは!?」
遊星「これは生き物を手懐ける団子だ」
ブルーノ「さすが遊星!」
遊星「さあ食べるんだ!」ポイッ
パクッ
龍亞「お、大人しくなった」
遊星「ここからが問題だ」
ジャック「何だと!?奴を何処か安全な場所へ送るだと!」
遊星「ああ」
クロウ「あんな巨大な奴が生きていける場所があるのかよ!」
遊星「・・・」
ブルーノ「恐竜だもんね」
遊星「あれを使うか」ゴソゴソ
ジャック「今度は何だ?」
遊星「マグマを探知する機械と岩を溶かす機械だ」
クロウ「それで何する気なんだよ!」
遊星「これであの恐竜が生きていける無人島を作る」
ブルーノ「できるのそんな事が!?」
遊星「やるだけの価値はある」
蟹えもん!
数日後
クロウ「しかし遊星もよくやるよな」
ジャック「それでできたのか?」
ブルーノ「あの恐竜を小さくするライトで縮ませて何処か行ったよね」
遊星「ただいま」
ジャック「遊星!」
クロウ「あいつはどうなった」
遊星「ちゃんと無人島に運んでおいた」
ジャック「そうか」
クロウ「恐竜か・・・」
ジャック「俺は今だに信じられん」
遊星「それだけ人間が知らない事がまだまだあると言う事さ」
ブルーノ「という事は地球上のどこかにまだ恐竜が?」
遊星「居るかもしれない・・・今日もどこかでその姿を・・・」
終
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