男「ノストラダムス先輩!」 (36)

ノストラダムス先輩「止めないで!止めないでぇ!」

男「だめですよ!そんな事やっちゃ!」

ノストラダムス先輩「ああ!でりゅのぉ!予言出ちゃうのぉ!」

男「あ、あぁぁぁぁ!!!」

ノストラダムス先輩「らめぇぇぇぇ!!!」





ノストラダムス先輩「1999年7の月、空から恐怖の大王が舞い降りてアンゴルモアの大王を甦らせる。その前後マルスが幸福に世界を支配するだろう。」

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ノストラダムス先輩「はぁっ…はぁっ…れちゃったぁ……」トローン

男「あーあ、これじゃあ世界が混沌に包まれちまいますよ」

ノストラダムス先輩「どうしよう…男くん」

男「なんとか予言を回避するしかないですねぇ」

ノストラダムス先輩「でもでも、私は予言しかできないよ?」

男「責任感ないですねぇ」

男「それじゃあとりあえず予言回避の為に>>3してみるのはどうですか?」

[たぬき]に頼む

あーそうだった

ドラえもんです

男「たぬきに頼むっていうのは?」

ノストラダムス先輩「たぬき?あの害獣?」

男「予言と言えば日本では昔から、狸が未来を予言するという話があるそうです」

ノストラダムス先輩「えええ?私害獣とキャラ被ってるよぅ」

男「予言回避の為の予言を聞くって言うのはどうですかね」

ノストラダムス先輩「なるほど!その予言の予言を聞くことも私は予言していたよ!」

男「はいはい、じゃあとりあえずその辺の山で狸捕まえてきますか」

ノストラダムス先輩「俺くーん!そっち行ったよー!」アワアワ

たぬき「ギャース」

男「ちょ、先輩、目の前にいたなら捕まえてくださいよ」

ノストラダムス先輩「素手でさわって病気とかうつったら困るもん!べー!」

男「そんな事言わないでくださいよ!ちょっと怖くなってきたじゃないですか!」

ノストラダムス先輩「ほらー、隠れちゃう!」

男「うぉっほぅ!そいやっ!」

狸「ピギャー」

男「たぬきGETだぜ!」

狸「>>8

ふざけんな

たぬき「ふざけんな」

男「シャ、シャベッタァ!」ポイッ

ノストラダムス先輩「いやー!声低ーい!キモーい!」ワタワタ

たぬき「ワシが何したっちゅうねん、どづくぞボケタレが」

男「す、すいませんでした。ほら、先輩も謝って」

ノストラダムス先輩「え、私大預言者なのにぃ……こんな獣に頭下げるの?」

男「さっきからたぬき舐めすぎでしょ。そりゃたぬきも怒りますよ」

ノストラダムス先輩「……私のほうが偉いもん」

男「怒りますよ?」

ノストラダムス先輩「ごめんなさい」

男「たぬきに言って」

ノストラダムス先輩「ごめんなさい……たぬき」ペッ

たぬき「ふざけんな」

それからたぬきから説教を受けました。
山はみんなのもので、そこで自然や生き物への敬意なく行動してはいけないということを
ながなが一時間かけて説教されました。

たぬき「ええか、生き物に上も下もないんじゃ分かったな?」

男「はい、すいませんでした。二度とたぬきさんを無下に扱いません」

アンゴルモア先輩「……っしたぁ」

たぬき「あぁん!?」

アンゴルモア先輩「すいませんでしたぁ!」

たぬき「分かりゃええんじゃ、分かりゃあ……で、ワシに何の用なんじゃワレ」

男「この人が……アンゴルモア先輩っていうんですけど、ついさっき予言をしまして」

アンゴルモア先輩「1999年7の月に地球が滅ぶんだよ?」

男「って事なんです。それで予言したものは仕方ないとして、たぬきさんの予言の予言でなんとかならないかなぁと」

たぬき「予言な、ワシも何百年か昔はようしょったがのぅ……今はできるかどうか」

男「そこをなんとか」

たぬき「ワシお前ら嫌いじゃしなぁ、どうしようかのぅ」

アンゴルモア先輩「>>10

お願いします!何でもしますから!

ノストラダムス先輩「お願いします!何でもしますから!」

たぬき「ん?」ピクッ

男「今」ピクッ

ノストラダムス先輩「迷える民が私を待ってるから!私が救ってあげないと……だから……」ポロポロ

男「ふむ、どうしますたぬきさん」

たぬき「なんでも、なんでもと言われたぁ……のぅ?男」

男「ねぇ、たぬきさん」

たぬき「>>13じゃ>>13しろや、それで今までの事は水に流して、予言したる」

ノストラダムス先輩「えぇっ!>>13!?」

キツネに謝罪させる

ノストラダムス先輩「えぇっ!狐に謝罪させる!?」

たぬき「あいつらぁのせいで西日本と東日本の山々の和睦交渉がふいになったんじゃぁ、ワレクソが」

ノストラダムス先輩「私、害獣系苦手なのになぁ……」

男「っていうか結構すごい話ですね、規模が」

たぬき「『きつねうどん』と『たぬきそば』っちゅうのは知っとるか?」

ノストラダムス先輩「……まずそう」ウエェ

たぬき「関西と関東じゃぁ名前は同じでも違う食いもんなんじゃぁ、和睦にあたってはそういうとこから直していくゆうことんなる」

たぬき「ワシら関東のモンがぁ、これを機にたぬきそばの正しい姿を関西に伝えよう言うたら、あいつらぁが言いおった」

~なんとか山の会議室~

狐「天かすより油揚げの方がおいしいの!この文化は残しておくべきなの!」

たぬき「だらボケェ!ダボハゼが!天かすのパリパリした方がうまいやろうがぁ!」

狐「たぬきそばの逆ってした方が分かりやすいの!覚えやすくて便利なの!」

たぬき「じゃかましいわ!こっちのが歴史は古いんじゃボケが」

たぬきそば→関西:油揚げのそば 関東:天かすのそば
きつねうどん→関西:油揚げのうどん 関東:油揚げのそば

たぬき「ちゅうわけで後はわやくちゃよ」

ノストラダムス先輩「そのまま食べるわけじゃないんだー」ホッ

男「そういう地域によって違うものってありますよね」

たぬき「じゃけぇ狐に言わせてけぇや『ごめんなさい、天かすの方がおいしいです』ってなぁ!」

ノストラダムス先輩「うーん、わかったぁ?男くん?」

男「まぁとにかく、狐に謝ってもらえればいいんですよ」

ノストラダムス先輩「捕まえるのは男くんがやってね!」

男「はいはい……ところでその狐さんはどこに?」

たぬき「今は多分、>>16におるじゃろ」

伏見稲荷

男「それっぽい」

ノストラダムス先輩「それっぽい」

たぬき「行ってけぇや!直接頭下げさせに来るか、テレコで録音してけぇ!」

~電車移動中~

ノストラダムス先輩「はぁ……いくら迷える民のためでも、傷つくなぁ……」

男「大予言者のプライドがですか?」

ノストラダムス先輩「そうだよ!私はもっともてはやされてしかるべきなんだからねっ!」プンスコプン

男「まぁまぁ、意外と偉い人ほど頭を下げるもんなんですよ」

ノストラダムス先輩「そうなのぉ?それならあんまり偉くなっても……ウッ」プルプル

男「まさか先輩!こんなところで!?」

ノストラダムス先輩「……ああ!くる!きゅるのぉ!!」

男「駄目ですよ!みんな見てますって!」ヒソヒソ…ヒソヒソ…

ノストラダムス先輩「あっ!出ちゃう出ちゃう出ちゃう出ちゃうゥゥゥゥゥゥゥゥ!」

男「あ、あぁぁぁぁ!!!」

ノストラダムス先輩「らめぇぇぇぇ!!!あっ…ああ”あ”あ”あ”ァァァ!!!」





ノストラダムス先輩「>>18

キツネは聖人

ノストラダムス先輩「19XX年X月、鉄の車輪に導かれ出会うことになる狐は主なるキリストの再来となろう」カッ!

ノストラダムス先輩「はぁっ…はぁっ…れちゃったぁ……」トローン

男「あーあ、車内が混沌に包まれちまいましたよ」ザワザワ…ザワザワ…

ノストラダムス先輩「ひ、ひもちぃい……」アヘェ

男「今回の予言は先行きよさげですねぇ」

ノストラダムス先輩「キリストの再来……それってなんだか、私よりすごそうだね……」

男「予言回避の大きな手助けになりそうですねぇ」

ノストラダムス先輩「そうだね!なんだか納得いかないけど助かりそうだね」チクショウ、キツネゴトキガ

男「よしとしたところで、とりあえず一旦降りますか」

ノストラダムス先輩「え、まだまだ遠いよぉ?乗り換えも後3つしないといけないし」

男「乗客がみんな見てるんで、乗りなおしましょう」ヒソヒソ…ナンカヘンナニオイシナイ?

ノストラダムス先輩「きゃひぃ」ボッ!

くぎります。
安価がまともすぎてびっくりしました。
見てくれた人とレスくれた人ありがとう。眠いのでまたきます。

あとそばとうどんの説明間違えました、ていうかよく知らないです。ごめんなさい。
おやすみなさい。

ノストラダムス先輩「来ました京都の伏見稲荷!」デデン!

男「鬼のように観光客がいますね、さすが正月シーズン」

ノストラダムス先輩「私もこんな風に崇め奉られたいなぁ……」

男「きっと世界を救ったら未来永劫語り継がれますよ」

ノストラダムス先輩「来ました京都の伏見稲荷!」デデン!

男「鬼のように観光客がいますね、さすが正月シーズン」

ノストラダムス先輩「私もこんな風に崇め奉られたいなぁ……」

男「きっと世界を救ったら未来永劫称えられますよ」

ノストラダムス先輩「そうかなぁ?ならがんばる!」

男(救ったら救ったで『どうせ予言とか嘘だったんだろ』ってなりますけどね)

ノストラダムス先輩「狐はどこにいるのかなぁ?」キョロキョロ

男「さすがにこの人混みに紛れてることはないでしょう、狐ですし」

ノストラダムス先輩「じゃあ向こうの方?」トッテトッテ

男「そんな外れの方に行くと危ないですよ、先輩」

ノストラダムス先輩「」シュパッ



男「先輩が、消えた!?」

落ちたノストラダムス先輩「」

男「危ないって言ったのに・・・…山は斜面が多いからなぁ」

男「先輩!今から降りれそうなところ探すんで、動かないでくださいねー」

ノストラダムス先輩「」


~~~十分後~~~


ノストラダムス先輩「あ、男くん遅いよー」

男「意外と余裕ですね、どっか打ったりしなかったんですか?」

ノストラダムス先輩「大丈夫、これが下にあったから」フフン

男「これは…>>23?これが衝撃を吸収して?」

アンゴロモチ

男「これはお餅ですかね?これが衝撃を吸収して?」

ノストラダムス先輩「アンゴロモチだよ!」フンス

男「アンゴロモチ?なんか濁点、無駄じゃないですか?」

ノストラダムス先輩「うちのお婆ちゃんに昔よく作ってもらったんだぁ……アンゴロモチ」

男「いや、おかしくないですか?ゴの部分、ゴって」

ノストラダムス先輩「おばあちゃんはね?毎年私がお正月に遊びに行くと、大量のアンゴロモチをふるまってくれるんだぁ」

ノストラダムス先輩「私は正直アンゴロモチ、あんまり好きじゃなかったけど……おばあちゃんが喜んでくれるから……」グスッ

男(あ、ちゃかしたらいけない系の話だ)

ノストラダムス先輩「だからね、私はアンゴロモチを見るとお婆ちゃんを思い出すの」

男「それはあの……なんというか、アンゴロモチってよく聞いたらかっこいいですね」



ノストラダムス先輩「お婆ちゃん……アンゴロモチの作りすぎで腰痛めてないかなぁ」

男「あ、ご存命でしたか。なんですかアンゴロモチって、新手のポケモンですか」

ノストラダムス先輩「アンゴロモチ馬鹿にするなぁ!」プンスコ

男「はいはい、かっこいいですね。そんな事より狐ですよ、狐」

ノストラダムス先輩「あ、それなんだけどあれ見て?」

男「おおっ、落ちたところに偶然にも獣の巣穴のようなものが」

ノストラダムス先輩「偶然だね」

男「いやぁ偶然ですね」

ノストラダムス先輩「偶然とは時に恐ろしいほど都合がいいね」

男「いや全く偶然は恐ろしいですね」

ノストラダムス先輩「じゃあこの穴に狐が住んでいてもなんら不都合はないね」

男「それはもう、偶然ですから」

ノストラダムス先輩「いけっ!男くん!」

男「ポケモン扱いしないでくださいよ……見に行きますけど」



~~謎の穴~~

男「身体がぎりぎり入ったけれど、全く身動きが取れない」

男「先輩は外で土いじりしてるし……もう駄目かもわからんね」

穴の中にいたモノ>>26

ニホンオオカミ

ニホンオオカミ「グルルル……」

男「絶滅したはずのニホンオオカミじゃないか!まさかこの目で生きた姿を拝めるとは」

男「ただ『この状況で会いたくないランキング』上位に間違いなく入るね」ジタバタ

ニホンオオカミ「ニンゲン、クウ」

男「ほら、なんか物騒な事言い出したし」ジタバタジタバタ

ニホンオオカミ「ニンゲンクッテ、ニンゲンノチカラモラウ」

男「俺より外にいる人間の方がいいですよ、予言パワーとか持ってますし」

ニホンオオカミ「イタダキマス」

男「先輩っ!助けてくださいっ!」


~穴の近く~

ノストラダムス先輩「はっぱふみふみ」

ノストラダムス先輩「みみず発掘」

「……っ!………さいっ!」

ノストラダムス先輩「?」

ノストラダムス先輩「今、男くんの声が聞こえたような…」

という訳で>>28をする先輩

予言

ノストラダムス先輩「あっ」ピクッ

先輩「ううー、きちゃった……どーしよう……」プルプル

先輩「男くん遅いなー、誰かに見られたら一人じゃフォローできないよぅ……」

先輩「人は……ぱっと見いないよね」キョロキョロ

先輩「ウッ……あっ……ダメ、我慢できない」

先輩「一人で……しちゃお」ゴソゴソ

~予言タイム~

先輩「……ああ!くる!きちゃいまひゅぅ!!!」ゴソゴソゴソ

先輩「出るっ!出るぅ!!!!うあっ!すっごいの出ひゃうぅ!!!」

先輩「らっ!らめぇ!あっ……」

先輩「んっはぁぁぁ!!!ああ”あ”あ”あああァァァ!!!んあぁぁぁ!!!!!」



ノストラダムス先輩「>>30

男がニホンオオカミにペロペロされる

ノストラダムス先輩「19XX年X月、次回、男、ニホンオオカミにぺろぺろ」カッ!

ノストラダムス先輩「あひぃっ…またれちゃったよぉ……」トローン

~予言タイム終了~

ノストラダムス先輩「世界は迷える子羊達で溢れている、私の予言の力で全ての羊に救いの手を」キリッ

ノストラダムス先輩「というもののー、ぺろぺろー?」

ノストラダムス先輩「まったく、狐探しにきたのに男くんは遊んでばかり!文句言ってやる!」

ノストラダムス先輩「男くーん!」タッタッタッ


~オオカミの穴~

ニホンオオカミ「ペロペロ」

男「食われる!食われる!」

ニホンオオカミ「ペロペロ」

男「すっごいざらざらしてる、あっ、気持ちいい」ビクッ

ニホンオオカミ「ペロペロ」

「男くーん」

男「先輩っ!よかった!足引っぱってください!」

「えっ?……男くんの新規の契約さん、気に入らないから断っといたよ」

男「あんたはそうやっていつも俺の足をひっぱる」

男の足「物理的に!物理的に引っぱってください!」

ノストラダムス先輩「分かった!うりゃー!!!」グイッ

男「ぶはっ」スポンッ

ノストラダムス先輩「男くん!私は文句があるよ!」

男「いやぁ、助かりました先輩、さすが大預言者であり救世主ですね」

ノストラダムス先輩「え」ボッ!

男「あやうく顔の表皮が持っていかれるところでしたよ、危ない危ない」

ノストラダムス先輩「男くんも」

男「?」

ノストラダムス先輩「男くんも迷える子羊の一人にすぎないんだからねっ!」プイッ

男「羊とかヤギとか草を食べる動物を見て癒されたい」

ニホンオオカミ「ニンゲン、マテ」

男「うわっ!出てきた!」

ノストラダムス先輩「うわっ!でっかい犬!」

ニホンオオカミ「>>33

私の子を守ってくれ

ニホンオオカミ「私の子を守ってくれ」

ミニニホンオオカミ「ギュャー」プルプル

男「唐突ですね、食おうとしていた相手に」

ノストラダムス先輩「わー子犬だぁ!かわいいっ!」

男「似たような獣ですけど犬はいいんですか、先輩的に」

ノストラダムス先輩「犬はとっても頭がいいんだよ?」

ミニニホンオオカミ「ギュャー」プルプル

男「ていうか無理ですよ、ダンボールに入れてその辺に置いといた方がきっとその子の為になりますよ」

ニホンオオカミ「アトハマカセタ」バタン

ノストラダムス先輩「あー!おっきい犬がー!」

男「死んだ!」

ノストラダムス先輩「うわーん!犬ー!」

男「自然の世界は厳しいですからね、奴が倒れなければ俺が倒れていた」

ミニニホンオオカミ「ギュャー!ギュャー!」

男「先輩、俺たちには大きな目的があったはずです、その犬どうするか分かってますね?」

ノストラダムス先輩「>>35

私たちの子供として育てる?

育ての親がノストラダムスって憧れる

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