武内P「……困ります」
エムP「意外と……あなたのような人の需要は高いんです」
武内P「私のような?」
エムP「そうです」
武内P「私はアイドルになるつもりはありません」
エムP「いえいえ、絶対トップアイドルになれますよ」
武内P「私はアイドルになるつもりはありません」
エムP「そんな謙遜しなくてもいいんですよ」
武内P「………」
エムP「………」
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武内P「……何故、私をアイドルにしたいのですか?」
エムP「失礼ですが……あなたの顔は一般的な分類で言えば『恐ろしい』類のものです」
武内P「………」
エムP「決して、アイドルに向いているわけではない」
エムP「しかし、その顔が穏やかな笑顔に変わったとしたら?」
武内P「………」
エムP「きっと人々のハートにストライクします」
エムP「私が貴方に惹かれた理由……それは、まだ見たことのない笑顔。それなのです!」
武内P「よくわかりません」
エムP「まぁ、この日の内に決めろとはいいません。今日はせめて名刺だけでも」スッ
武内P「ああ、それなら私も……」スッ
エムP(社会人のサガ。名刺交換は断れない!よし、第一ステップ『連絡先』はゲットした。これからドンドン押しかけて……)
エムP(ん? 346プロダクション、プロデューサー武内……)ピキッ
待ってたぞ
武内P「どうかしましたか」
エムP「3、346プロダクションって言ったら……あの大手の……」
武内P「大手かはわかりませんが……私はどこでプロデューサーをやらせた頂いております」
エムP「同業者……だったんですね……」
武内P「はい」
エムP(346プロか……資金、人材、地位。悔しいけど……実力も、ジュピター頼りの315とは……)
エムP(プロデューサーさえトップアイドルの金の卵……これはスカウトできそうもないなぁ)ハァ
着々と広がる武内ゾーン
いいぞもっとやれ
エムP「すみません、お時間取らせてしまって」
武内P「いえ……貴重な体験ができました。」
エムP「色よい返事をお待ちしております」
武内P「すみません。私はアイドルにはなりません」
エムP「………」
武内P「私は、プロデューサーですから」
エムP「残念です。……プロデュース業、頑張ってください」
武内P「はい」
エムP「それでは、失礼します」
武内P「……」
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武内SSこの数時間で増え過ぎやろ…
卯月「あれ、プロデューサーさん。こんなところで何をしてるんですか?」
武内P「アイドルに、ならないかと……スカウトされてたんです」
卯月「ええっ!プロデューサーさんアイドルになるんですかっ!?」
武内P「断りました」
卯月「そ、そうですか……というか、スカウトされたんですか!?」
武内P「はい」
卯月「へ、へぇ~スカウト断わったんですね。なんだか勿体ないなぁ……あはは」
武内P「私はプロデューサーですから」
卯月「へ?」
武内P「あなたたちを立派なアイドルにします」
卯月「……」
武内P「それまで、何があってもプロデューサーをやめることはありません」
卯月「わ、私も!私もアイドルやめません!」
武内P「そうしてくれないと困ります」
卯月「あの、あの、プロデューサーさん」
武内P「なんでしょう」
卯月「私、精一杯頑張りますから、一緒に夢叶えましょうね!」
武内P「……はい」フッ
卯月「あ……」
プロデューサーが一瞬見せた笑顔を見せた。
決して自然なものじゃない。ぎこちなくて、拙いものだったけど。
私には……まるで……。
卯月(王子様の笑顔に見えた……)
いつかは仲間である他のアイドルにも見せてしまうだろうけど。
今、あの王子様の笑顔は私しか知らない。
それがなんだか……とても嬉しかった。
終わり
タケP人気すぎやろw
武内Pの笑顔をすでに見た卯月をガチで羨ましいと思ってしまった・・・・・ヤベェww
乙。
こんな時間なのにみんな早すぎィ!
武内Pすき
うそ すごくすき
ワイノンケちゃうかもしれんな
おつー
おつ
武内Pでるならエムマスまじでやるかもわからんな…ww
シンデレラガイ 武内P
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