後は任せた
誰かよろしく
男「だってこうして俺が話しかけてるのにもかかわらずお前何してる?」
女「・・・」ペラッペラッ
男「本読んでるだろ」
男「ないわ~」
女「・・・」ペラッペラッ
男「はい!また無視した~」
男「逆にさ、なんだそこまで無愛想なわけ?」
男「おまえはさ、実は人間じゃなくて無愛想星から来た無愛想星人じゃないの?」
男「なになに?やっぱりそうなの?やっぱり無愛想星の女王なの?」
女「・・・」ペラッペラッ
男「もういいよ」グスッ
女「泣くなよ」
男「うるさい・・・」
女「すねんなよ」
女「遊んでやるから」
男「遊んでやるからだと?貴様誰に口をきいている」
女「どこまで読んだっけな」ペラッペラッ
男「嘘です、お願いがあるんです聞いてください」
女「何」
男「実は、俺好きな子がいるんだ」
女「ふーん」
男「それで今日告白しようと思ってるんだ」
女「何故私に言う」
男「一緒に来てほしいからだ」
女「嫌」
男「なんで?」
女「付き添わなくちゃいけない理由がない」
男「心細いんだよぉ」
女「ふーん、そうか」
男「ちなみに好きなのは女妹ちゃんだ」
女「ブッ」
男「屁こくなよ臭い」
女「吹いたんだよ死ね」
女「私の妹は小学生だぞ、冗談も大概にしろ」
男「言っておくが俺は本気だ!!!」
女「本気になるな!!!」バキッ
男「いでー!!」
女「私の妹をそんな目で見ていたとは、さすがに無視できん」
男「年齢の差なんて関係ないよ、おっさんと大学生が結婚する世の中だし」
女「恋愛対象が問題なんだ、小学生だぞ」
男「だからだよ!!」
女「だからじゃねぇよ!!」バキッ
男「痛い...」
女「手を出してみろ、殺すぞ」
男「なら命をくれてやる」
女「どうしようもないロリコンだなこいつは...」
放課後
男「まってくれよ女!!」
女「」ペラッ
男「また無視かよ...ん?」
女妹「あー、おねーちゃん!!」
女「なっ...!!」
男「キターーーーーー!!」
女「来たー、じゃない!!」バキッ
男「いでっ!」
公園
女妹「今日もいつもみたいに遊んでもらおうと思って学校に来たの」
女「何、いつも遊んでもらっている?」
女妹「うん、お兄様と遊ぶの楽しいの!!ねー!」
男「ねー!」
女「知らなかった...まさかいつもとは」
女「女妹、このゴミで遊ぶのはやめなさい」
男「ゴミ!?」
女妹「なんでそんなひどいこというの!?お兄様は優しいんだよ?」
女妹「この前だってアイス棒奢ってくれたもん!」
男「そうだ、女妹ちゃんのためにアイス棒を買ってきているんだよ」
女妹「わーい、いただきまーす」
女「変なもん入っていないだろうな」ギロリ
男「入ってないよ」
女妹「」ジュッポジュッポジュッポ
女「ちょっ、女妹!!なんて顔で食べてるの!!」
女妹「えっ?アイス棒ってひょっとこの真似してしゃぶりながら食わなきゃいけないんだよ?ねー!」
男「ねー!」
女「ねー!じゃねー!!」バキッ
男「ぶふぉっ!」
乗っ取り、はじめました
<<8と<<9の間に
女「女妹!今のうちに逃げて交番に通報しろ!」
男「ちょっと待ってまだ何もできてないよ!」
女「やる気満々じゃないか!」バキッ
女妹「あ、お兄様!」
女「お兄様...?」
女妹「うん、あのねおねえちゃん、目上の男の人にはそう言わなきゃいけないんだよ」
男「ちゃんと教えを守ってるなんて偉いなぁ」
女「人の妹に何教えてるんだお前は!!」バキッ
男「あでっ!!」
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