/`ヽ、.__ _
「≡=_/.:.:＼＿_ /.:.:',
/:.:|:.､-.,|:「＼:.＼:.:.:`=-,./.:.:.:.:i
／.:.:.:i.:.:i.、:.:.:.゛.:＼.:.:＼:.:.:.:` ,.:.:.,|_
／/.:.:.:/:.:/ V＼.:.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:ヽ.:.:.:',.:.:.:.:`=,._
／.:.:/|.:.:.:.:! i i.:.:ﾊ.:.:ヽ.:.:.:!.:.:.:.:i.:.:.:.:',.:.:.:.:.:.:/
/.:.〈.:.! i.:.:-=,!ﾄ !:.|-弁:.,._.:.:!.:.:i.:.:|ノ/i.:.:.:.:.:.!
i.:.:/l.:.:i.:.:',.:.:ｨﾃi、 !ﾘｨfr'=ﾄ､`ﾃ.:.:!.:.:|:/:i.:.:.:.:./ 【スペック】
!/ i.:.:.:!.:.:|ヾ|{ ﾘ ﾋ少 ｝´|:ﾊﾘ:.i:./.:.:.:.:/ 家系：9
!.:.:/ヽ|.:::}" ' " ﾘ ﾉヽ:.|/:.l/,.:i 身体能力：0(マジカル☆剣術)
V |:.:..ヽ、 、 ﾉ:./ノ.:./|.:.:.:.:.ヽ, 魔力：5
,.. ‐:.:.:.／￣ヽ_, イiﾞ:.:,'.:.:./lｌ i.:..).:.:.:.:〉 ？？？判定：4
,_／/:.／ l //|. /.／.ﾍi:::!(＼.:.:( 属性：混沌・善
´ .／ |_// ≧=- ,,_..i:.:.:.) ＼ヽ
／ l￣ i..ﾞ|ヽ:. 【自サーヴァント】
/ | | l:.| 赤セイバー(ネロ・クラウディウス)
/ | ′ ′ ノ
′ |/ / 【特徴】
′ ! /､ 極端な二面性
i ′ /.:.}. ┌───┐ r┐
| ′ /.:.:.:} ｀ヽ 「｀ヽ│ l |
| ／ ./.:.:.:/ | | _ l_| ＿ 乂 |__
| ／′ /.:.:.:/ | |丿| / r､ ヽ `┐┌〃´_｀ヽ,
| ／.:/ ′.:/ | _ ! { }| | | | ｲ f__i i
| ／.:.:./ i＼/ | |｀; | 冫'´, | ! ! | ┌─┘
｀¨¨¨i´.:._:_/ l ＼ | | .ｌ」ｲ / l |. | | _ｉ ! _
ゞ/ / !. ＼ __ｊ 〔＿ { じ 「 八 `人 `ｰ'/
i | ヽ └－－‐┘ﾌー'＾ｰ ￣ ￣
・コンマや安価を用いて作成したエディットキャラクターを動かしていくスレです。
・設定及び世界観、『登場人物』はTYPE-MOON作品準拠にしております。
・前スレ
汝らの手で彼らの運命を定めよ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416736903/)
・現行の原作キャラスレ(エルキドゥ編)
汝らの手で彼らの運命を定めよ - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1416736903/)
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1417798542
Q.ホムンクルス15体とか過剰すぎないっすかイリヤさん？
＿＿_
´ ｀ヾ}
X ／ ≧､
X / ＼
十 / ヽ
十 / ＼ ',
/ / ′ ｉ ､ ｌV ∧ ヽ
ｰイ / l ﾄ､ _ 斗 V ∧ ﾄヽ あぁその件だが、それを送らせたのは我だ。
l ,ｉ __八 Ⅳ ´＿＿ V 刄∧.l
l/ l ,==ﾐ,＼| ´￣￣｀ V_」 l 我の慧眼にあの女の何かが引っ掛かりおってな。
Ⅳ! / ﾉ l
. 〈 厂 从 どうせ撃退するのは読めていたが、15体では足りなかったようだな。くははは！
八 ､＿＿＿ ′ Ⅳ
＼ ∨ / /. l八l
＼｀￣´ ／ l
{!ﾆﾆﾆ| |ﾆﾆﾆﾆﾆL
|lﾆﾆﾆ| _.」0ヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆヽ
ノ||彡 ´ ＾ ||ﾆﾆﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼
-=ﾆﾆ〃||､ /||ﾆﾆﾆﾆヽ二二ﾆヽヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆ!
r-=ｴﾆﾆﾆﾆ〃ﾆ|| ｌ / .||ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆⅧﾆｌ ｌﾆﾆﾆﾆニl
lﾆﾆｴﾆﾆﾆ〃ﾆﾆ|| l / ||ﾆﾆﾆﾆﾆﾆニⅦﾆ| |ﾆﾆﾆニニ!
. lﾆﾆｴ＝＝ﾆﾆニ|| l. / .||ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆⅦﾆ.ｌ lﾆﾆﾆニﾆ/i
lﾆﾆ.ｌﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ|| ｌ / ||ﾆﾆﾆﾆﾆニ厂つ.ｌ ｌﾆﾆニﾆ/ﾆ!
lﾆ//!ﾆﾆﾆﾆﾆ二|| .∨ ||ﾆﾆﾆﾆニ厂￣｀ヽｌﾆﾆニ./二l
lﾆ| |.lﾆﾆﾆﾆﾆ二|| i1 ||ﾆﾆﾆﾆﾆi´￣￣ﾐ lニニ./ニﾆl
lﾆ| {／i}二二ﾆﾆ｀ ＜ ｒ≦／ﾆ〈Ⅶﾆ二〃ニニ/ﾆニ/
lﾆ| l＿lLﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ｀ ＜ﾆ／ﾆﾆﾆⅦﾆニ〃ﾆニ./ﾆニ{′
. lﾆ| |ﾆﾆ｀ ＜ニﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二ニニ≧ﾆﾆﾆ〃ﾆニ./ﾆﾆﾆ.l
. lﾆ｀ ＝＝＝ﾆ｀ ＜ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆニ/ﾆニニｌ
こやつめ、ハハハ
盾乙
愉快な金ピカ
ギル「ばかな！１５体のホムンククルスが３分で全滅だと！？」
鯖相手にワンチャンあるからなぁ...
勢いでプロポーズとか生き急いでるな
【前スレ判定成功 まだ二日目なのに攻略されるとはたまげたなぁ…】
/ミヽ、 ／ヽ
＿＿＿{: ィ〃´: : : :＼
r―- ィ´、: : : : : : :｀ミ^ヽ}: : : : : :ヽ
{￣ヽ: : : : : : : ヽ 、: : : : :/: : ﾊ: : : : : : ヽ
|: 戊:{´⌒: ヽ: : : : : ヽヽ、: : : : ヽ: : : : : :ヽ
}/: :ハ: : : : : : ヽ: : : : ヽ: :ヽ: : : : ﾍ: : : : : :＼
ｲ: : {: :ト 、: : : : : ＼: : : ',ヽ: :＼: : : }: : : : : : : ＼
ハ: : ': ﾊ ヽ : :ｨ寸ﾊ-‐: |: ヽﾐ、ヽ､ﾑﾙ―-ミ、_:_:ヽ
{: :{、 :iヽ{ト ´ ィ´斗气:.:.|: : }: : :≧ｚヽ} ヽ: : :ヽ ｀ヽ
.ﾊ: ハ: x'ｨfム, 弋ｿ ヽ|: :∧}: : : : : :{ ＼: ヽ ﾊ
}: : ∧/〈从ﾉ , j / .ノィ: : :＼| ヽ ﾊ
|: 人: :| :∧'' / : :}: : : : 〉 ﾘ ヽ
j/ ヾへ、ヽ、 ｀ ／ {: :ﾘ: : /へ ヽ、 ノ
/}: :≧ｧ-イ |: /: :/ ﾌム｀≧―-‐-─ィ´
ｲ: : : /: : :: :} ﾊ: : /イ ハヽr弋‐"´
／: ﾉ: : /: : :: :ｿ ／ ヽ{ 〃 ∨}: : ヽ
ィ: : : :/ : /: :: :イ ／ ｀＼ ／ ∨: : ハ
＼: ７ : ィ: :/ { 〃 イ{ ハ｀}//ﾘ
ヽ/"´ 冫f´￣ミ/ ／ | ∨
/ / | F / ／ ∨
八 { | ' .／ ＼ } ∨
! | / .／ r彡´⌒ヽｲﾘ ／
}ヽ } /７ i ∧:{ ／ ∨
／!/ﾞ{// | ヽﾊ七＿ ／ ∨
/ {／ .|/ | ィ } //ヽ ∨
/ ﾑへ j ＿＿_ | ／ ﾘ ///冫 ﾉ
【1：誤魔化し竹刀ブンブン丸 2：プロポ(さくランサー＆？？？「たまらねぇぜ」) 3：双剣を貸して下さい！何でもしますから！↓5】
１
流石にまだねぇ
２
3
１
2
3
３
そういえばタイトルデバッグ
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| 鳥山明流・一の太刀、紅蓮腕！ |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
!l li ＼ ＼
!i| |i ＼ _＼ ﾌ 彡´
i| |i ゞ ,´ ヽ（く 二 ≡-
.i| |i,, ,, 〃ﾆ（＼ ﾉ ヾ ‐ = ≡ニ
i| //// ∥ i ヾ v´ （ ､ ｀ ヾ ､､
li il//// 〃! /ヾ､ヽ ＼､ヾ＼､ ､､
il i| /// v ヾ＼ ＼ ﾞ
i i|! // ゞ＼ ヾ､
ｌ |i / ﾞ＼ ヾ､ , /
|i ｀ゝ ＼ ///
|i ヽヽ ﾞヾ / //
|i ヾヾ､ ＼/ /
ｌi|i 丶､!ヾ､ ./ /
|! f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ // /
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_ / /／／／ ／|
i iii〃､ / ／;| ,!;;;;i
ヽゞ､_ , ,ゞ ,,.rｧ .l;;;;;l .l／ ／|
／;;lﾞ ,,､r'´;;;/ .l;／ ／;| ,!;;;;i
|;;;;;;l_,.r''´;;;;;;;;;/ ,,.rｧ .l;;;;;l .l／ ／|
,,_ - ‐ |;;;;;;;;;,.､r'!;;;;;;/ .／;;lﾞ ,,､r'´;;;/ .l;／ ／;| ,!;;;;i
,, 〃´´ ／;;;;;;lﾞ l;;;;;/ .|;;;;;;l_,.r''´;;;;;;;;;/ ,,.rｧ .l;;;;;l .l／
,,..´｀彡´´ ´ ,, - ‐ ／./!;;;;;l! .lﾞ／ .|;;;;;;;;;,.､r'!;;;;;;/ .／;;lﾞ ,,､r'´;;;/ .l;／
,, ,, - ‐ ´´ ,, - ‐ ´ ヾ r'´;;;/ .|;;;;;| ／;;;;;;lﾞ l;;;;;/ .|;;;;;;l_,.r''´;;;;;;;;;/
., ,, - ‐ ´´ ,, ,, - ‐‐ |;;;;;/ |;;;;;| ..／./!;;;;;l! .lﾞ／ .|;;;;;;;;;,.､r'!;;;;;;/
..,, - ‐ ´´ .,, ,, - ´ レ' |;;;;/ .r'´;;;/ .|;;;;;| ／;;;;;;lﾞ l;;;;;/
´ , ,, - ' ' ＼ !| |./ |;;;;;/ |;;;;;| ／./!;;;;;l! .lﾞ／
´´ ＼ li ヾ ヾ レ' |;;;;/ .r'´;;;/ .|;;;;;|
＼|! /ゞ ゞ |./ |;;;;;/ |;;;;;|
レ' |;;;;/
|./
鳥山明すげぇな
,ハ /＼ /::::::ﾍ
/´ヽ ,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､
/l::::: ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,}
,／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::|
. i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:
/::::::::′/:::::::::/:::丿 '.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,ｲ',::::::::ﾄ､
. i /:::::/::::::::〃::::::/:::::| ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
, ':/::::::::′/::::::::l::::::L::∟、 ､::| ＼!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ
. ／:::::::/::::〃:::: |_ム-‐´￣ |/ ヽ /￣ ';::::ｌ:＼:::i|::::::::>
, '::::::/::::/,ｨ!/:::::l:: | ∨ _ ／ | ／_| |!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ
{::::::/:::://｜'::::::l: |xr=≠キァ |／ｨ≠ァ j::::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ
l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,. |八Vzノ ／ 弋zｿ'/ }|:::ﾚ'::!ヽj/ ）
｀/,' l:||::l:::ヽ∧＼| }|:::ﾚ'::!ヽj/ ）ヽ ………
（ l ﾘｌ:!い::::::{tハ、ﾞﾞﾞﾞﾞ ′ﾞﾞﾞ i:::ﾚ/|:::l丿::ﾘ::| `丶
ヽ ｌｌ/ Ｖ｜トrﾍへ、 丶二フ , ,ｲ.|::::x|:::|::/ｲ|::l ）
＼｜::| |｜::: ＞ ､ _. ＜ｨ:::ﾚ':::::/::∧::丶:l
. |::::j人!::::＞ｰ- ＞､_ 「入｜ ′ｲ∧ ﾄ､::::＼＿,
|::/ i:::::: :: ::.＼ /ｰ〈＼⊥/::,ﾍハL 「＿￣ヽ
|/ |:::::::: :: :: ::.＼./＼メ、＼::＼:-::::::∧
. ,イ＞＜ ／||＿＿＿__＞、|:::: ＼ヽ-く::＿::::ﾍ
. /⌒:ー-く:: :: :: :: :____／:: :: ＼::::::: ＼!:: :: /::_:::::|
. {:: :: :: :: :: ヽ:: ::＜__:: :: :: :: :: :::.＼::: :. |:: :/ﾆ:=::::::::::ヽ＿
. l|:: :: :: :: ::＼ﾍ:: :: ::/￣｀＞ー-:: ::`ト:┘/::: ::: ::: ::.: :::: ::: :＼
. ∧:: :: :: :: :: :: : ＼! ／::＿_／::: :: ::: :::: :::: :: :: :ヽ:: ::: :::: ::: :: :: ::} ))
. ヽ、:: :: :: :: :: :: :厂￣::: :: :: :: :: ::: :::: :::: :: :: :: :｝:: ::: :::: ::: :: :: /
. ＼:: :: :: :: :: :|ﾍ:: ::: :: :: :: :: ::: :: :::: :: :::: :: ::/!:: ::::: ::: ::: ::／ ノﾉ
【直後更に判定】
1～3：男側
4～6：女側
7～9：シチュー
シチューとはいったい
気にしたら負けだ
白くてドロドロした液体
l: : : :‐-ｨ,>`´: :´: :.イV ﾏvヘ、ヽ.: : : :,'
'´⌒:: : /:ヽ／: : 〃 ﾊ ヽ: : `ﾍ ヾ､::/
,／ .: : : : : l: :′ ｧ: : : : : j.: :f'} :、: : : : :ﾍ: :＼
ヽ .: : : : : :ﾊ : : /. : : : : : : : : :}: : : : : : : : ∧. :ヽ つ
Y.: : : :.,.' : : : :´ : :j . :l. :/. :ﾉ !. :| . :l: :ｷ.: :!ヽ: :l
/.: : : .:‘ : : ,' : : : :/ /l/／ |: :| : :| : :!. :/.::!: j っ
/.: : : .:/.: : ;,' : : : /}ｲ'――' l /‐､/| .:|: : ヽ::l/
/.: : :ｨノ!: :人.: : : /‐ｨ〒ﾃ; ′ ,辷,y､_ﾘ.::/::|: :ﾘ
!／l （ |/'|: :/: :i/〈'弋:::ツ ﾋ:シ丿 vﾊｲ/: :|
{/ ） |N.: : :ハ'xxxx , xxx,〈/ ﾙ/|/Y´ …その言い回しはその…ふ、不埒です士郎！
{ il: :}: :!ヽ丶 u ,ｲﾑｲ |
|/: :/: :八 ヽ、 '´ , イ::l::/! / 罰として、其処で眠ってて下さい！
,': :/: :/!: :、l:. ｀ ‐:´l : :|: :,ｲ（
/ ／: /..´ ｀＼ ｀7 ‐-､.八｀ヽ、
八/ ＼ ＼/ ヽ. ＼ ）
ﾉ | ＼. / /. ', ∧
/ . 人. ∨ / } ∧
/ / /. ﾉ ∧
/ _!. / / / ∧
／. /i. /__rｧ'"ﾆﾆﾆ二{{ ＼_＿
__＿＿＿＿＿＿＿_＿／. ! 《二ﾆ「 .{{ 辷孖‐"´ﾍ ｀ ‐‐─‐--- _＿__
. __. r‐､__..＼ / .》ｭ￣￣｀｀¨´: : : : : : i＼ ｀ヽ
（{{n=入 __ .＼ ---‐‐‐‐‐‐ヘ { ./ !: : : : : : i: : i: : : : : :.＼〉 i,-‐=ｭ
人!廴__ ノ 厂＼ ＼ | | /: : : : : : :! : .!: : : : : : : :＼ |. 〈
＼{ .＼ ヽﾄ､|ノ: : : : : : : :; : :; : : : : : : : : : 〉 |‐‐､j
＼ ＼ く: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ::i |
＼. ＼ }: : : : : : : : : ＼ : : : : : : : : : : | |
＼ ＼ |: : : : : : : : : : : ＼ : : : : : : : : :'., |
【二日目終了】
そして何故か4連続6という
乙
おつおつ
ゴールデン乙
乙乙ゴールデン
シチューかー。終盤は二面性克服もありね
私の家系の魔術特性である「二面毒」の話をしよう。
私達が生業としてきた、二面毒は相反性が非常に強い。
最も分かりやすく言えば、生から死へ。+から-へ。
強烈的な正と負の螺旋の渦は、対象を呆気無く渦の底にある死に至らしめる。
そしてその毒は、対象に有りとあらゆる正と負を与える。
痛みから、快楽へ。苦悶の声は、喘ぎ声に。生への執着は、死への堕落へ。激動から、静止へ。そう、生から死へ。
だが渦が通りすぎた後には、何も残らないのが定石だ。
過度な反発するエネルギー。相対する+と-。しかし+と-の計算から算出される答えは、0だけだ。
渦の中心核、この毒の担い手は使っていく度に自我を削られていくか、人格を分離…二重人格障害とさせる反作用がある。
自我が薄い者は0という名の廃人になり、魔術刻印という名の毒への抗体、耐性がない私は、+と-を兼ね備える二重人格となった。
が、生まれ持った自我が強すぎたためか、どちらの人格も相反することのない「私」となっている。
他者と同等に生活できる位には、2つの人格を、自らを、律することが出来る。
それが二面毒の果てに産まれた、二人のやらない子という存在だ。
しかしこの毒も一筋ではいかない。これ以上の反作用に、この精神は耐えられるかは不明だ。
廃人化か、どちらかの人格の死か、或いは両人格の死か…
―――その先の話はまだ早い。これはあくまでも、毒の話だ。その先は、また別の話となる。
【マスクデータフラグ1：毒の話をしよう――― 解放条件：個人との感情判定で40以上獲得(士郎で獲得済み)、もしくは四日目を過ぎる】
r-..、
／..:::::::::ｉ_,. ｰ=ﾍ､,.-、
'..:::::::::::／.／::::／..:::::::lヽ､
｝:::::::::'::::::::::::::{ ::::::::::::r'|::,､:::|
/:::::::/{::::::::::::::::〉:::::::::::::从ﾉﾍ|
{::::r'´ ∨:::::::::/..::::::::人 ﾉ
ヽ､ }乂ﾍ{:::::l::::ｨ_／ 解放早い。
/::〉_rｭﾊ::ﾄヽ{
）f´,' ／ﾆ=、 次の更新は明日か明後日に出来たら良いかな感。
/ / i`､
ｉ ; ﾄ∧
| | | `
i :| | }
!＿__| l ﾉ
Vｰ-| i {
} l l '
ワァオー……
士郎でってのは士郎だけでなのか？
|┃三 ／￣￣＼
|┃三 ／ ＼,_. ＼
|┃ （●）（● ） |
|┃ （__人__） |
ｶﾞﾗｯ .|┃ ヽ｀⌒ ´ | うーっす。
|┃ { |
|┃三 { / 空いてる時間潰しに、何かやってるらしいじゃん。
|┃ ヽ /
|┃ . ﾝ ヽ ┌────────────┐
|┃三 ／ | │ あらゆる意味で大先生の方 │
|┃(⌒二_／| . | └────────────┘
f´￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| やってますねー。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
., -- 、 .,-‐ 、
i.:::::::. ﾞｉ, '⌒ Ｙ ￣ ｀ヽ, ,r'.::::::::::i
i.:::::::::'(ﾂ. .:: ::::..::::....::::.. ヾ)j:::::::::::ｉ TRPG系の2chのスレを
ﾘ:::::y(, :: : : : ,.ﾍ..:.:::..:::::..::γﾘ::::::,'
(,ﾘﾙ （:::::: ,r' !､_ :.:::::::.. (, (,yY
）::●) （● ） )::::::ﾘ
(ﾊ ｒ‐; ,, ﾊ::::ﾊ
ヽ ィ（ ( (
< ｀X´ >､
/ 〉-允ｰ 〈 ､
､/::::::::::::::::ヽ___ >
|ヽ::::::::::::::::::::| |
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） TRPG、ね。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ お前さんの読者参加型系列の、物語ってのを見たいんだが…
. | }
. ヽ } f´￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
＿/⌒ヽ ィ | あ、どうぞー。 |
i'⌒ﾞl | l ＼＿＿ｨ～ ヽ＿＿＿＿＿＿ 乂_
| |. | | ﾄ､_"＿＿冫く;'三｝
| | （ "￣⌒ヽ、 |＿＿＿＿`ー‐"
| l .| y |＿ｨ | .||
| | .|.| | | | ||
| | |＿__| |_＿| ||
|＿＿_＿＿__.|＿__（＿_ﾞ)__{_＿_ﾞ)＿||
／￣￣＼
ノ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） | どれどれ…
ヽ｀⌒ ´ |
{ | お、Fate系か。そんで話の組み方は…
ヽ ノ
.＿＿＿＿＿＿＿＿＿__ ,＞ー― ｀ヽ
| | | / ヽ
| | | ／ ＼＿＿_
| | | ､ ヽ | |
| | | ヽ ヽ ｌ |
|＿＿＿＿_＿＿＿＿__|_| ｎｎnー ⌒ | | |
＿|＿_|_|＿ 二二ｌ二二ｌ￣￣￣（二¨),＿_／
________
／) / .) ＼
/ ./::/ ./:::／ ） ＼
l .l/ /／ ∠___ |
l / ／ ／ _､,,.ノ |. ……カオスだな。
r /___) |
/ / | f´￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
/ ノ / | ですよねー |
_∠⌒ヽ j 'i, _、___ ｨ／|＼____ ヽ＿＿＿＿＿＿ 乂_
／ ...::::;;;:::ヽV;;;;l フiiiiく /.:;;:l;;;;;:::´´''' ､､､ _
／ ...:::::;;;;;;;;;;;;;;;;:: /;;;;;;;;:::ヽ llllll /..::;;;;::l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::: l;;;;;;:: l
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j:::::::::ヽ ,ﾍ^ ⌒ Ｙ ⌒ヽ/ .::::::::i 設定組みはやってるんですけど、
ﾉ:::::::::j（ﾉ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i 勢いに任せすぎてる感が自分でもあるっていうか。
ﾙ:::::ﾘγ::..:::::..:::...ﾍ、: : : :: ﾉy:::::::ﾘ
ﾘ::::／ )（ ＞） (＜) (＼ | まぁリアルタイムでやってるんなら、参加者を楽しませるのには勢い強さってのもいいかもしれんが… |
. /／／| | |,, r‐ｧ l l l＼＼ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
一一一 (￣￣￣￣)一一一(￣￣)一一一一一一一一
￣￣￣￣ ばん ￣￣ 旦
ばん
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） 先ずな。>>31の時点で個人設定組みが強いなこれ。らしいと言えばらしいけど。
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ 深い、濃い、強いってのは、舞台もキャラも定着してる二次創作系には癖が強くなる。
. | ∩ ノ ⊃
／ヾ.､_ ﾉヾ､＿ノ そんで癖が強いってのは、それを動かすGM殺しにもなれば参加者殺しにもなる時がある。
(.:::::::＼ ／::::.／ノ:│
＼::／Φ:::::::::::/
￣ ￣￣
,-‐-､ ,rｰ-､
j::::::::::.ヽ ,ﾍ^ ⌒ Ｙ ⌒ヽ/ .:::::::.i
,ﾉ::::::::::j（ﾉ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::.i 早速の指摘、有難うございます。
ﾙ:::::ﾘγ::..:::::..:::.:..ﾍ、: : : :: ﾉy:::::ﾘ
Yyﾉ ﾉ :ﾉ...:ﾉ _ノ ヽ ::::::） ﾙﾘﾉ f´￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾘ::::::( （ ●） (●::（ | おう、気にすんな。 |
. ﾊ::::ﾊ '' r‐ｧ ﾘ） ) ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
） ) ）、 ⌒ ノくﾊ（
（,（.( ' ﾍ (´ ﾉ:::））
ノ/）` ヾ ｿ￣（( 、 ／
/ ﾉ Ｙ ヾ. ／
| （ ...... ..... i／
| ヽ::::::. .:::: .ノ
ヽ `ー──--r'う
）`ー───､)）） 旦
／
／￣￣＼
／ ヽ_ .＼
（ ●）（ ●） ｜ 何でかって言ったらそれを動かすGM内でのそのキャラと、
（__人__） | 参加者が思い描いているキャラとの間の差が出やすいからだな。
ｌ｀ ⌒´ ｜
{ ｜ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
{ / | 癖が強いってのは、そういうことですもんね |
_. -: ´Λ _.へ｀ 、 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
r＜: : : : /:|: :、 ￣r' ＼ :＼_
/: : :ｌ : : : : : :＼`IエL>、 >ﾍ::Λ そうだ。最初のうちは参加者の獲得のために、色付けをしたくなる。
|: : : ﾄ､: : : : : : : : : : : : : `ｰ／ : : V |
〈: : : :::: _ -￢-－―-､: : く:r ､: : : V ｝ でも行き過ぎると不味いもんだ。
/: : :_ン´: : : : ＼ ,___, ｨ ）: : :`く : : : ヘ|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
｜ .（ ●）（●） 無個性過ぎる…ってのも、TRPGじゃ問題があるけどな。
. ｜ （___人__） まぁそれは幕開け部分での肉付けで、なんとかしていけば良い。
| ﾉ
.| | 次に設定の発展だが、控えたほうがいいぞ。
人､ |
,ｲ:. ﾄ､ヽ、 __ ,_ ノ
／..:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: く'、
. ｛ :::::::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ､_
'| ::::::::::::::::::::::..｀、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::..｀ヽ
'| ::::::::::::::::::::::::::::i_::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::ゝ
ﾄ､:::/ ／￣｀` ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::.ヽ
`,ﾍ ´:::::::::::::::::. ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::_,rｰ'､
}:,∨ :::::::::::::::::: ﾄ､:::::::::::::::::::::::::＞＜￣＼::..＼
. }:::∨::::::::::::::::､-''ﾞ~￣￣￣￣:::::::::...＼ ム:::::ヽ
l::::∨ :::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.､／...:::::::::ヽ}
{::::::＼,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／"￣:::::::::::::::::::::::::ﾉ
／￣￣ ＼
_.,ノ ヽ､,_ ＼ 初期で参加者が決めたもの程度で良いんだ。
(＝ ) (＝ ) |
（__人___） | ⌒ヽ お前が大好きな「理詰め」ってのはし過ぎると、混乱を招きかねないからな。
'､ | ____ ,.-、ヽ､
,,. -ｰ| |ヽ__∠___ゝ」 r' これもGMと読者内での、知識の差異が招く混乱の一つだ。
/ .::::::、::| /ｨ::::〔 _,.-ｰ ｀'r-、
l :::::::::::::::::ヽ__､____,. ":::/:::〔／ l:::. ヽ 取っ付き易くしたいなら、本当にライトでいい。
」 ::::l:::::::::::::::「二二::::／ :::::::ﾄ､ y |::::::. ',
/ :::::;;:ｰミ､:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ､＿ ノ L::::|
/ :::::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::く:::::::::::::::: i::|
/ ::::::::::::::::::::/ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::「 :::::::::::::::: ||
/ ::::::::::::::::::::/ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::::::V :::::::::::::::: |
,⌒ﾊ ,ﾊ⌒ 、
,'...::::::ヽ、,_r - －¨⌒`へ _,、_-_:.:::ヽ
ﾉ....:::::::.ｨ〃:::::::::::::::::::::ﾍ::::::::::::::ヽ`ヽ::::::::ﾊ
ﾄ..:::/::/::|/::: :/´:::::::::ﾒ:/ヽ:::i::::::: :ゝ:::ヽy::::i 積み重なった行動と判定での発展は…
ﾙ.:::ﾉ::::ﾘ/:::/:::::/:::/l/::::::/| l:::::l::::::::::::丶::ヽ::ﾘ
{ /jYyﾉ::/::::ｲ::::/::l::::::/|/ l:::/l:::/l::::::::i:::::l:::〈 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
） |/|/:::;/l;::/.:::l/ l:/ ,l;/ !:::::::l::::l ﾙﾘ:::、 | あぁ、それはいいと思うぞ。ただし明かすときは、満たされた条件を明かすようにな。 |
ﾚ::l;::/.ﾚl/ノ' l/_, l;_ l:::,:/:::l:! ヽ） | 緊迫感の低下に繋がりかねないし。 |
l/:ｌ::i -一 'てｱ` ﾚ::i::l:::l ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
ｆﾍ ,ｨｧ_ |::::::ﾍ'''' . '''/::l::::l:/
.ｲ ） ,彡 ／)ﾉﾉ::|/::::.::ﾄ. r‐ｭ , ',:::/|::::i:| 緊迫感の低下ですか…。
ﾍ ヽ、/ ′}/ /::::::l/:l;;;l:::l |l::从:::ﾉｌ::.:.V
∨,/ ヽ /;;;;;;::l:/l/l::{ヾ、 ｿ/￣/'ヽ、ヽ
{ { } /ヽｨ-‐/ ゞ ヽ ｲ/ ／ヽ
ﾉ /::::::::|ゝ＼ ﾞ⌒`Ｖ＾¨＾Ｖ⌒" / i/ ',
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） |
（__人__） | まぁその点、初期の判定：0…特殊判定の捌き方法は悪く無いと思う。
'､｀⌒ ´ ｜
{ | 勢いが有ったのは、俺の眼から視ても間違いなかったしな。
{ /
ゝ /⌒丶＿
⊆～、＿＿／ l | lﾞ⌒'i
`ｰー´ ＿＿＿__l ／⌒￣` )_| |
ｉｉ⌒'./⌒￣ /´￣ゝゝ､く￣￣￣￣ |
||. | ｨ＿| y |. l |
|| | | | |.|. | |
|| |＿_| |__＿| | |
￣￣ ､
´ ＼
. / ＼
/ ヽ
ｉ 丶 でも暴走しすぎ。GMが振り回される様な展開は交ぜるのは駄目だろ。
l ／ ￣ 丶
| _＿ ヽ 丶 f´￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ヽ/ ｉ イ｀丶 l 丶 | ですよねー。 |
ヽ ヽ ゝ _ ', ヽ＿＿＿＿＿ 乂_
丶ｉ ｲ｀丶 l ｀ヽ ヽ
ゝ , ヽ _ 丿 ＼‐､-..､ 逆に言えば、お前がどうにか出来る範囲内での暴走展開を入れ直しても良いんじゃないか？
ヽ ゝ ﾉ , ‐ ´ ソ:.:.:.:＼
ヽ ´ ' /:.:.:.:.:.:／＼ でも、爆発が起きた！→ドッカーン→突然更地に
＼ / ／:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.ヽ､
＼ / ／:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ､ こういうのはなしにしましょう。お前、腐ってもアレなんだから。
ヽ ／ /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ､
ヽ _＿ ィ /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
/＾ヽ . ‐─ ｰ ､ ﾊ⌒ 、
/:::::::／::::::::Y:::::::::::::ヽ/.:::::::::ﾞ,
ノ:::::://:::::::/::l丶::::::::::::ﾍ<.:.:.:.:.ヽ
〈::::.:.:,´::::::::/::::ﾍ::::::::::::::::::::＼::::::::〈
,'::::::∧::.:./::j:::::::ﾍ:::::h、l＼厂::::::::::〉
! 〃:,ｨﾞ ____ __ .!::::::::::::::|
. ｎｎ ,ﾞ::/::!'"￣` x＝=､ﾚ:::::::::::,'
.Yｉ.| | | { ::::::! "" ' "" /:::::::::::/
|.i.| | | /} ', ::八 t ‐__ァ ./:::::::://
. ! , !'./ ヽ::::|＼. ｒｆ^ﾄ､_, {:::::: //
{ / ! /:ﾉ:::|:|:ｉ' |.! .!〉'/:|/:::::}:{_
〉＿__./ ,ｨ/ｨ{::::/ｨﾘ. } ' . }/:::::::ｿヽﾘ
. .{ｰ─‐‐ﾚ"|::ﾄ从/::|__/ /ﾞ/:,／:.:.:.:.＞､
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ 一）（●） それと、TRPG舞台の聖杯戦争参加者は事前に決めてもオーケーだな。
| （__人__）
| ｀⌒´ﾉ
| ,.<))／´二⊃ 事前に知られることによる更なる緊張感の低下…ていうデメリットがあるが、
ヽ / ／ '‐､ﾆ⊃ やっぱり物語全体のプロットを組める余裕を確保できるのは、それ以上に美味しいと思うぞ？
ヽ､ｌ ´ヽ〉
''"::l:::::::/ __人〉 そのプロットで、緊張感の低下のデメリットを補う感じで。
:::::::::|_/ヽ. /|||||ﾞ!:ﾞ､-､_
:::::::/´∨/`ｰ'〉ﾞ||i l＼>::::ﾞ'ｰ､ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
／: :／/: : : :|:::ヽ|||||:::::/::::::::i::| ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
／￣￣＼
／ ヽ､_ ＼
（●）（● ） | つっても、そのプロットを組むGMへの負担が更に大きくなるがな。
（__人__） |
'､｀⌒ ´ ｜ まぁプロットなしでも、展開にはデリケートな姿勢で取り組んでいけば問題ない。
{ |
{ / 二次創作物なんだから、本当に尊重に。
ゝ /⌒丶＿
⊆～、＿＿／ l | lﾞ⌒'i
`ｰー´ ＿＿＿__l ／⌒￣` )_| |
ｉｉ⌒'./⌒￣ /´￣ゝゝ､く￣￣￣￣ |
||. | ｨ＿| y |. l |
|| | | | |.|. | |
|| |＿_| |__＿| | |
., -- 、 .,-‐ 、
i.:::::::. ﾞｉ, '⌒ Ｙ ￣ ｀ヽ, ,r'.::::::::::i
i.:::::::::'(ﾂ. .:: ::::..::::....::::.. ヾ)j:::::::::::ｉ
ﾘ:::::y(, :: : : : ,.ﾍ..:.:::..:::::..::γﾘ::::::,'
(,ﾘﾙ （:::::: ,r' !､_ :.:::::::.. (, (,yY ふむふむ…
）::●) （● ） )::::::ﾘ
(ﾊ _＿ ,, ﾊ::::ﾊ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ヽ ィ（ ( ( | ……それで、二代目のこのエミヤだが |
< ｀X´ >､ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/ 〉-允ｰ 〈 ､
､/::::::::::::::::ヽ___ >
|ヽ::::::::::::::::::::| |
／￣￣＼
／ ＼
|::::: ｜
. |::: ｜ 明らかにこれお前の……
|:::: | f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
.|:::: __} | …はい、私世界全開でした。 |
/:::: ＼ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
|::: ＿）
|:::: i だよな。…特殊判定ラッシュでも、隠し切れないアレがある。
|:::: i |
|:::: | |
＼___、_____ ノ ＿）
／⌒ヽ_ ／ヽ ＿＿ ／:.:.ヽ __
|:.:.:.:.:.:./:.:.:.／〉-‐:.:.:- ´:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ､ _/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
!:.:.:.:.:/:.／／￣｀:.:.:.:.:.ヘ:.:.:.:´￣:.:.｀:.:ヽ/l ',: :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
l:.:.:.:.:.:〈 ,.':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ', ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|/: : :.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ_＼ >:.:.:.:.:.:.:.:.!
. /:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ !: :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.|:＼:.:.:.:.:.:.:.:.', なんも言い返せないんだよなぁ…
. .:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.〃 .l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:|: :.l:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.',
. i:.:.: :ｲ:.:.:.:.:.:.:l: : /!! ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:ヽ:.',:.: : :.:.＼: :.:.:ヽ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
l:.:./: !: : :.:.:.:.|: ,' .|! ＼:.:.:ヽ: :.:.|: !',.:.:.:i:.:.',:ヽ:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.＼ | それで、お前は書ききった後に失敗したなって感じれたのか？ |
!:.: :./!:.:.:.:.:.:/!:.!.斗‐- ヽ:斗‐ﾒ!:.! l: :/:.!:.l:.:.:.＼: : :.:.:.:ヽ.:.:.:.:' ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
l:.:.:/ .!i＼:./:.ヽ! ＿ ヽ!:/ j/ !/!:.:!/:.:.:.:./ ＼:.:.:.:.:.:',:.:.:.:',＼
|: ,' ｉl ｀i:.:.:.:!.´￣`ヽ ‐＝=ﾐ､,':/:.:|: :.:.:.:./ ＼:.:.:.:',:.:.:.:! ええ、まぁ。…殆ど参加者の意見のお陰ですが。
i:. !i |:.:.:::! 、 /:/ノ/ : :.:.', ヽ:.:.i: :./ )
l:! |:.:.:|::ﾄ､"" 、 , ""/:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ )/／
. ヽ lヽ:!:.::.:>､ ￣ ,..イ!: :.l:.:.:.:.:.:.:.:＼:.',＼ .〃´
',ヽ｀ヽ:.:.:.::;＞.--‐ ＜ /:.j:./.:!ヽ､:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.ヽ
イ.-ﾍ:|:.:＼.::ヽ｀´ ｲ/:./イ:::::::::::＼::::ヽｌ::.:', :.:.:.;､
/ |:::::::|:.:.:.:.ｌ＞ﾘ､ ､‐_,‐＜イ／:::|::::::／::::::::＼i:.:.:.:.i
さすがにエミヤはきつかったわな…いつの間にかアーサー王になってたし
途中からエミヤの意味が無かったからね…
／￣￣＼
／ _,ノ ｀⌒
｜ .（ ⌒）（⌒）
. ｜ （___人__） そうか。
| ﾉ
.| | 気付けないままってのが一番宜しくないし、それをダメだって言ってくれる人も居る。
人､ |
,ｲ:. ﾄ､ヽ、 __ ,_ ノ 趣味でやるには十分過ぎるほどに、良い環境じゃないのか？
／..::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: ﾒ、 これからもどんどん参加者に突っ込んでもらえ。
｛ :::::::::::::::::::::.ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::.. ､_
| ::::::::::::::::::::::..｀、:::::::::::::::::::::::::::::::::::::..｀ヽ
'| ::::::::::::::::::::::::::::i_::::::::::::::::::::::::::::::::::::.ヽ::ゝ
ﾄ､:::/ ／￣｀` ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::.ヽ
`,ﾍ ´:::::::::::::::::. ﾊ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|:::_,rｰ'､
}:,∨ :::::::::::::::::: ﾄ､:::::::::::::::::::::::::＞＜￣＼::..＼
. }:::∨::::::::::::::::､-''ﾞ~￣￣￣￣:::::::::...＼ ム:::::ヽ
l::::∨ :::: ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::,.､／...:::::::::ヽ}
{::::::＼,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::／"￣:::::::::::::::::::::::::ﾉ
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j:::::::::ヽ ,ﾍ^ ⌒ Ｙ ⌒ヽ/ .::::::::i
ﾉ:::::::::j（ﾉ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i
Yyﾉ ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） ﾙﾘﾉ ええ。ありがたい限りです、本当に。
ﾘ::::::( （ ●） (●::（
. ﾊ::::ﾊ ,, ､_,､_, ﾘ） ) f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
） ) ）、 ノくﾊ（ | よし。お前の趣味の打ち込みっぷりは分かった。 |
（,（.( ' ﾍ い ﾉ:::）） | それで仕事の話だが… |
ノ/）` ヾ ｿ￣（( 、 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
,' ﾉ Ｙ Y
l: （ ...... ..... i
lヾ. .. :::::::: ::::: .ノ 【そんな色々と考えさせてくれることがあった昨日のお話。本編再開は13時半位にでも】
ういい
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j::::::::: ,:: ⌒Ｙ ⌒/ .:: i
ﾉ::::::::（ ..::: ヾ)'::: i
ﾙ:::::γ:::::: ﾉy: :ﾘ
Y ﾉ :::::::::::::: :ﾙﾘﾉ ）
ﾘ:::::::::::::: （ 超えてはいけない(原作の)ラインを、走り幅跳びで超えた二代目エミヤさん。
（:::::::::::::: )
）::::::: （ とにかく、エミヤさんには申し訳ない気持ちしかないです。
（,（.( ﾙ ﾘ ﾙﾘ いﾉ ））
）::: （ 今後にその失敗を活かせたら良いなと、自分でも祈るばっかりです。
/:::::::: ヽ
-───―――|:::::::::::::: ＼―──────
|:::::::::::::: 二つ
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j:::::::::ヽ ,ﾍ^ ⌒ Ｙ ⌒ヽ/ .::::::::i
ﾉ:::::::::j（ﾉ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i
ヽ Yyﾉ ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） ﾙﾘ／ /
＼ ﾘ::::::( （ ●） (●::（ _／ / それで今自分に一番欠けてる安定度が手に入るなら文句なしです。
ヽ ｀ ､ ﾊ::::ﾊ ,, r‐ｧ ﾘ）_ｨ^ヽ｀ y'
＼_i´i⌒ｰ-）、 ￣ノ／: :! :.}/〃
└{: :l:;.:.:.:ﾑﾆ=‐'´: : : : :l:_／
＼i: : : : : : : : : : : ／
l: :.!: : : : : : ::イ
{: :.!: : : : : : : :}
なんだかんだまだ安定感はある方なんでない
もっと無軌道なスレたくさんあるよ
他のスレでも言えることだけど会話に判定挟みすぎてキャラに言いたいことを言わせられないんじゃないかなーってことがたまにある
会話補正+3とかするくらいなら自動でいいんじゃないかなと思う
なんだかんだでコンマの暴れ方がひどいのよね(褒め言葉)
というわけでコンマチェック
ド安定で行くなら0後の判定は7～9から7～0に変えちゃえば突拍子もない展開はなくなると思うんだ
今でも十分安定してるし一発逆転の目が減るとか思うところはあるけど
基本原作鯖はある程度原作に沿ってでやる夫系キャラとかのオリキャラは最後に風呂敷畳める程度にぶっ飛んでても問題ないのでは
. | ｜ ‐-ト- |、 lﾍ | 八_,／ ___ _＿ _ -==,7 | } :／ i}
. | | jハ ! ｀ｰ ! ＼｛ 三三ニ= ｰ ´ ￣ﾝ' | l ====＝lし( /
. | |===========｢｀ヽ | ＼、 |ii| |ii| | |_丿 ; ｝ ……奏者は余のモノ
. | | |ii| |ii| 乂、＼{ |ii| |ii| | | _ -‐/し( /
. | | |ii| |ii| ヾ |ii| |ii| ｜ | | ￣￣ ´ /ノ ／ 余は奏者のモノ。
|i ハ |ii| |ii| ゞﾐ=＝彡' | | | ／厶（
|i } ゞﾐ＝彡' | | |=＝彡"／i:i:iﾍ
. !| | } | | | ／i:i:i:i:i:i:i:i.
. !| ﾄ ′ | | | | イi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
. !| | } | | | |i:i:i:i|ﾍi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.
. iゝ (o) i| | | | | | |i:i:i:i|ﾐ｝i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.
n il ﾉ八 | ! ! !i:i:i:i|ミ}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
,、_'う) ,、 l| ＼ ト---― ／| !| | |i:i:i:i||=｝i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.
~ ￣ ~ l| ＼ ／ ｜i| ! | !i:i:i:i||ﾆ｝i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
__＿＿＿__
. : ´ : : : : : : : : : : : `丶、
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :＼
∧: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.
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|: :{ l: | : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :.l
|i: lヽl: | : : : : :｜: : : : : : : : : : : : : : : ;
|i: |: :l: | : : : : :｜: : : : : : : : : : : : : : :;
|i: |: :l: | : : : : :｜: : : : : : : : : : : : : : '
|i: |: :｢{| : : : : :｜: : : : : : :}: : : : : : ;′
八:|: :|八: : : : :｜: : : : : : :} :.:/: ://
ｒ＜ ￣￣ ヽ. _＼: : : |: : : : : : 八:/: :/: {
/ ヽ ヽ: :!:i: : : : :/Z/一'--ゝ.. _
/ } )ﾍハハ/／ ∧
{ ｜ { ＼
| だと言うのに何だと言うのだ！あの士郎というモノと奏者のイチャつきっぷりは！ |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
! ヽ,
| ヽ,
l, ヽ ,イ
!, ＼ ／ /
ヽ i、 ／ /
＼ ヽ、 ,_..､,_ ,i" /
＼ ゝ、 7:.:.:.:.:.;- ,r' /
＼ `､ ,iﾚﾍi!,ﾘ ,r' ／
＼ ヽ_ ._..,-ｧヽ'ｲ､ ,r' ／
＼ ヽ , '´: : : ｀ヽ;iヽ::. ,r'" ,／
ヽ_, ,.-ﾍ─': : :, -､::／. {: :i ／ ,／
｀.ヾ彡ﾍ-‐'´. ｀, i':::＼. ／ ／
丿 {ヽ: :ヽ-; -､ ／
｀ｧ-､___..,,ゞ ｀`'7'ｸｼ'´
ブ´::::::::::::::::::＼
／::::::::::;:-'ヘ:;;:::::::::ヽ、
,.-ﾍ:::: : ;>"´i":;`ｰｨぐ::::::::ヽ
／:::::::::;ゞ'´. }::ヾr={::::::{:::::::ﾉ
,.〈;:::::::／. ^ｰ' ￣ ￣
／ヽﾆｿ'
i'´ヽ／
￣
下を見てもキリがないしのう
これ以上の伸びしろがないとは言えん(まだまだイケるで)
とはいえアクも味わいだし、
意見言うも汲み取るも一長一短
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| …サーヴァントの気配も感じられん、余は寝ることにするぞ！ |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
【直後セイバー夢判定 失敗でも>>31と前スレのやらない子の語りは見たこと扱い】
アクの強さも個性の内
調整能力が試される
セイバーは、奏者と呼ぶ者の夢を断片的ながらも見る。
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
些細で取るに足らないけれど。私とかつての家の話をしよう。
私の家は、世界に名を知らしめる程に高貴な家だった。
ただ高貴なだけでなく継承されてきた、「魔術」だなんて神秘も群を抜いていただろう。
そんな名家に産まれたのが私、やらない子という存在だった。
期待されてた割には、産まれ持つ魔術回路が名家にはあるまじき程に平凡だったが。
身体は驚くほど丈夫で、それを活かせば良い、と。親は良心的に私を育ててくれた。
まぁ魔術の方の才能はあんまりだったので、二面毒という固有魔術の修行の反作用で性格が二重人格染みて来たりもしたが。
男の様に大雑把な私も、女の様に礼節に厳しい私も。どちらも私なのには変わりなどない。そう胸を張って言えるから、身を委ねては居た。
こうして振り返ってみても、まぁ悪くはない生活だったと言えるだろう。
―――だけど満たされないし、良くもなかった。家という牢獄に閉じ込められて、外の景色を何も見れないまま終わる。
そんな予感があった。それが名家の運命なのだと、諭されるように両親から何度も言われ続けたから。
―――満たされる筈がない。外部からの刺激など何もなく、ただルーチンワークを機械の様にこなすだけの日々など。
それが嫌になって家を飛び出した。直に浴びる陽射しに大袈裟ながらも感動を覚えて、走りたい様に世界を走り続けた。
過程も愉しかったし、その結果に辿り着いた人間もまた愉しげだった。
だから拾われた。苦悩に皺を深ませて、辿り着けない夢に精気を失わせた男に。―――衛宮切嗣に。
そうして私は。■■やらない子から、衛宮やらない子になったのだ。
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
私の家系の魔術特性である「二面毒」の話をしよう。
私達が生業としてきた、二面毒は相反性が非常に強い。
最も分かりやすく言えば、生から死へ。+から-へ。
強烈的な正と負の螺旋の渦は、対象を呆気無く渦の底にある死に至らしめる。
そしてその毒は、対象に有りとあらゆる正と負を与える。
痛みから、快楽へ。苦悶の声は、喘ぎ声に。生への執着は、死への堕落へ。激動から、静止へ。そう、生から死へ。
だが渦が通りすぎた後には、何も残らないのが定石だ。
過度な反発するエネルギー。相対する+と-。しかし+と-の計算から算出される答えは、0だけだ。
渦の中心核、この毒の担い手は使っていく度に自我を削られていくか、人格を分離…二重人格障害とさせる反作用がある。
自我が薄い者は0という名の廃人になり、魔術刻印という名の毒への抗体、耐性がない私は、+と-を兼ね備える二重人格となった。
が、生まれ持った自我が強すぎたためか、どちらの人格も相反することのない「私」となっている。
他者と同等に生活できる位には、2つの人格を、自らを、律することが出来る。
それが二面毒の果てに産まれた、二人のやらない子という存在だ。
しかしこの毒も一筋ではいかない。これ以上の反作用に、この精神は耐えられるかは不明だ。
廃人化か、どちらかの人格の死か、或いは両人格の死か…
―――その先の話はまだ早い。これはあくまでも、毒の話だ。その先は、また別の話となる。
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
そう、セイバーは断片的ながらも、奏者が抱え持つ毒を知ることになったのだ。
これ以上の、「二面毒」の使用は奏者をも殺す毒になるのだと。
……有害な毒を持つ生物は、大抵は毒を持つ事を示すために美しい輝きを放つ。
鮮やかに。宝石の様な深い深い色を魅せて、自分が危険だと知らしめる。
―――この色こそ、お前を殺すモノの証左。故に触れるな。この私に。
【直後セイバー更に判定 成功で…】
せらふ
セイバーはなおも、奏者の夢に溺れる。
自らが見惚れ、少女が自分を憧れているという、大きな信頼関係が自然とそうさせた。
そして、遂には「やらない子」という乙女の深層に辿り着くに至るのだ。
＿
,ｒ ´＞ ´￣￣ {r ´￣｀.､
> ヽ. ／ ヽ. ヽ
{ / / / 丶､ ＼
.Y ヽ. / / } ｀ヽ ヽ
ゝ ﾉ/ {! i!,! ',
} く. ,' ﾊ /ﾘ| ! ',
ﾄ ｿ ! ﾄ. ､ﾏｰ=ﾐ!i il
ゞ ﾉ | .{ ､.{:il ', i| ……むっ？
r彡, | ヽ ', ヽ ﾙ′
::/:::;i |. ', /
:{::::::i!. | ヾ ､ ', , __ / ヽ
ﾘ::::::|｀il i| .ﾊ ヽ ', ￣,´ ヽ
::::::::::i| .ﾚ ﾊ ﾊｨｰ- __/ ,. ヽ
ー- ､:.:.:.:.ヽ. ｀ ',:.:.:.ﾌ}≧､ }, ｛｀ヽ}
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.>ミー-｀､ ヾ_ヾ:.:.:.:.:ヽ ヽ }
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ' ／￣｀｀ヾ ｀ヾ:.:.:.:.:ヽ ｀
:.:.:.:.:.:.:.:.:;' ./ V;,;.:.:.:}
:.:.:.:.:.::.:.;{ / 丶. ｀ ＜
:.:.:.:.:.:.:.:.:V ＿_ ヽ. ,｀ｨゝ.
::.:.:.:.:.:.:.:.:.', ,.ィ ´ ＞､ゝ_,／ ｀ﾞヽ.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ' .,,ｨ ´ ､O} ,',
::.:.;, - イi ／ ! ｀ !! i.}
;イ:..://／ , O ; ﾘ
､:.:.,' ﾚ' X i / ,' ﾉ .,ｲ
｀v/ , ' ゝ, / ,ｲ≧ｰ ,.イ
ヾｨ≦ ≧ｰ - ,' ィ彡ゝ ｀ /
「――――気安く触れるな」
だが声音は、自分が見た二重の人格の何れにも属さないモノ。
気品と傲慢さが見え隠れする、声音だった。
「触れてはならない。そこに有るのは、毒さえも歯牙に掛けない絶対不砕の自我という支柱がある場所だ」
不可視のナニかは、諭すように続ける。
だが、それでもセイバーの歩は止まらなかった。奏者が告げた、未知を愉しむ感覚を味わいたいと思ったのだ。
『人は、私は分からないモノにこそ惹かれるのよ』そう心底愉快そうに言った、奏者の貌を浮かべながら。
.
カツリ、カツリ。空間の色は青と赤。自分が踏み締める大地は、白と黒のモノトーン。
履き慣れた舞台靴を慎重に、前に進ませる。歩を前に動かそうとする度に、重圧染みたプレッシャーが暴風となって襲い来る。
生温い風は頬を叩く度に、ここから去れと告げる。
だが、知りたい。この先にある、奏者の「未知」を知りたい。
好奇心と信頼は、だからセイバーの歩を止まらせないのだ。
不意にまた風は吹き荒いだ。感じたことのない激痛を感じたセイバーは、歩を僅かに止まらせる。
気が付いたら風に毒が含まれていた様だ。
紅い袖が捲くられて明らかになる、自分の皮膚。
無数の発疹は蓮の花の実を思わせ、灼熱の赤に変色した皮膚は自分のモノと知りながらも気味が悪い。
どうやら、この深層に居るモノは強制的に自分を退去させることにしたらしい。
} ＼＼ }
,' / ヽ> /
/ ／ 〈
/ ／::::＼ ',
〈イ::::; -―＼ }
〃／ ＿>､ ﾉ
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／＾＼ ＼:::::::/ ',｣__/
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／:::::::::::::::::::::::::::ヽ_,. -‐'
/::::::::::::::::::::::::; '"´
丶----‐=ﾆ´
だが、セイバーは足を止めない。秘密染みた未知の前に、彼女は好奇心に駆られた猫の如く。
その好奇心が時に、自分を殺すことになることを理解しながら、奏者という乙女の秘所へと目掛け歩を進ませる。
これだけ必死になって隠すモノが何なのかを知りたく、奏者に倣うかのように愉悦に頬元を歪ませて。
さて。どれだけ歩いただろう。今度は、風の変わりに奏者と同じ声の持ち主が語り手の様に語り出す。
―――二面毒の続きの話をしよう。
続けての毒の行使により、一方の人格は死に至る。
､ ＼ ヾ::.､
)＼ ＼丶､ ヽ. i!::::ヽ
ノ:::::::ヽ ＼｀. ＼ `ミー＝=ｽ＿ `:;､. `;::::::}
{::::::::／ ＿≧=≧=‐-:. `ヽ. } ). ｿ'´
{ー';::::/ニ¨＿ .:::≧. ﾊ ノ´
`ミ;:::{，＿ 二ニ .:／. ／ﾉ´¨ヽ
ｰ=ﾆヾ{`,ー--=--‐ .:" ／´ ／ }、 ＼ ／{
ﾄｰ､ト､,､__ノ /孑´ .:"´.:. ／ "´イ /ノ } ヽ ﾊ /::::::ヽ
{､ ` `ｰ; "´ｰ=ﾆ"´¨¨≧=- ,ｲ'´イ ノ} / }. }. Y∧ `ー=､}
＞‐-メ -一⇒´ ＿ ノﾉノ `ミ´ノ'／ﾉ ﾉ i:}. /}
. ｰ=彡"_／ . イ´ ／ { ヽ¨幵ｲ{ ≦赱¨ヾ´ '´／'´ノ. ﾘ /}
ー=彡イ从ﾉ ／;';';';メ:: i爪}ﾊ ￣`¨``. _彡' ノ ' /
､-‐=＝弋( (´‘，;';';';'; ソ从'ノ. ＿ 近斥､´ , ソ
∨///孑´ヽ{//‘.，; ; ∮´ ，イ: : : メ､ 〉千‐从'/ i }
≧"/////／' ミ､％≦: : : : : : : : : : ヽ_ /_从_/´ ………
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Ⅶ／´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.: / /} _,,.. ．-‐ﾍ
〆.: : : :.￣￣:. : :＼:. : }:.:.:.:.:.:.:.:.:. {./__,,.. ．-‐ '''""~. ﾞ:,
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／:. ﾊ.:.: : :.;.: : : :. :.／:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.メ /巛 }
聞き手はただ耳を欹てた。自分がどう言った立場にあるのか理解している。
無法を働くのは自分。ならそんな自分に敵意ではない、また別の何かを与えようとしている者への最低限の礼節だ。
:::;;;;;;,-''''''''-;;;,;;;;;;
;;;;;;;;;;i´ `i;;;;;::::
;;;;;;;;┌' 'ﾍ;;:
;;;;;;;;;)ｭ, ,r(;;; それにより天秤の秤は、崩壊するのだ。
:;;;;;;;;;>､ ,ノヾ;;;;;;;
;;;:,ﾁ''゛ :`::::::':': ﾞﾞY;;;;:::: 均等を保っていた秤は、一方の『死』によって、もう一方にしか傾かない。
::;;;;y'´ , `{;;;;;:::::
::;;;.(, ″ '(;;;:: ―――残った秤は、地に触れる。触れてはならない、領域に触れるのだ。
;;;;;:`,ll'-〟 ll |:::
::::| ﾞ;,_ ,: ﾞ i;;;;,,,,,,,,,
:::::i :::: .'-､;;;;;;;;;;;:::::
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::;;;;;.ﾊ '(i|||||lllllllliiii＝''′ .,};;;;''''
_,,,,,lllllllｼ ,,illllllllll″ ,＿_,,,,,,,,,iiillllllllllllll)
｀”ﾞﾞﾞﾞﾞﾞllllllllllllllllllllllｭ,,ｊ'lllllﾞ
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: : : : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i! ｉ;;;;;;;: : : : : : : :
: : : : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ｊ! {;;;;;;;;;;;: : : : : : : : 無残に大地に這い蹲り死を恐れながら、触れてはならない領域である「」へと触れてしまうのだ。
: : : : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;／ ｉ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : :
: : : : :;;;;;;;;;;;;;;;;;＞' ::. /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : そして「」に触れてる間も、秤はもう一方にしか動かない。
: :;;;;;;;;;;;;;;;;＞' ` <;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;: : : : : :
;;;;;;;;;;;/ ` ＜;;;;;;;;;;;;;;: : : :
;;;;;;;;;/ ｒ...ヽ _ i;;;;;;;;;;;;;: : : : 機能不全に陥ろうとも、中心点である支柱は不滅。
;;;;;;/ /: : : : :≧=.┐ i;;;;;;;;;;;;: : : :
;;;;/ ／: : : : : : : : : :{ ,.;;;;;;;;;;;: : : :
;;/ ／: : : : : : : :;;;;;i /;;;;;;;: : : : :
/ /;;;;;;: : : : : : : :;;;;} ./;;;;;;;;: : : : :
/;;;;;;;;: : : : : : : : : : : :ｊ! /;;;;;;;;;;;;;;: : : :
/;;;;;;;;;;;: : : : : : : : : :.／ ヽ;;;;;;;;;;;: : :
V;;;;;;;;;;;;_ -‐ ￣￣ ｀ ヽ_〉;;;;;;: : : : :
毒は彼女の人格を乖離させて行った。
だが、その人格が乖離させる前の人格とは。その二重人格を律する、モノとは。
そして何よりも、その毒にすら殺しきれない強烈過ぎる自我の行き着く先は。
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| ﾜﾀｼ |
| 我は、天秤の支柱を務めるモノ。やらない子の人格が乖離される前の、真のやらない子の人格。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
語り手は毒の反作用である二面性、相反性を一身に受けるモノだ。
それでも死なずに、彼女の深層心理に在り続ける絶対的な自我。
＿＿
／ ｀ヽ
, i ,
! ! ﾊ
ﾄｰ' ＜ ／_ﾚ' …何故触れた。
ゝ ７ {｀〈
ﾉ i ハ. ∨ 支柱は本来ならば表に出てはならないものだ。
／ ! | ∧::}ヽ ＼
／ ／./ ﾊ ';:::／:ヽミ=- ､ 秤を保ち、天秤を天秤たる為に、ただ在るから在る。
／ ／:::/ /::::} i ヾ::::::::::',
,: ／::::::/ /::::::::', |ヽ ＼::::::', 『やらない子』が『やらない子』である為に、封印された存在。
/ /::::::::::; ∧::::::::::', !::::} ヾ=ミｰ-､- ､
,: ,ｨ{:::::::::::i { ';:::::::::ヾ､::!ﾊ!:ハ:::::::::ヽ ＼
i { ヽ::::::::} ./ }:::::';:::::::＼:::i ノ:::::::::::/ヽ. }
| ヽ ＼// ／:::::::}:::::::::r''＼:::::::::／ ﾉ／
＿＿＿
＞ ´ ｀ ＜
／ ＿ ＼
i´ ｀ヽ V
/ , .| ＼ ∨ ∨
, ./ | { i ', ＼ ∨
, / .i! .! } ', ', V ,
{ .,! i! . ﾄ､ }ヽ ! } i ﾜﾀｼ
j/ } i ﾄ ､ i } ,ｨ泛''ｱ j ﾊ { それが我だったのだ。
| | | {___＼ ﾊ!' ゞ' ﾉ / } !
| i!从ﾏ 沁｀ j/ 彳- ' i , ―――そして我は、秤どもが愉しむ様を視て愉しんでいるだけで良かったのだぞ。
j/| }ヽ¨´ j 八 } } |: ',
j/ j从＼ , ､ .ｲ | , j .! ', それを報酬とし、支柱をやらない子という存在が死に至るまで、務めるモノだったのだ。
/ } } ＞ __ ..イ | / / | ',
, r__ ュｧ } ,: |/ /≧=ｰ-- .､
/ .ｨ ´￣ｱ_ノ／)-.v-v- / /ヽノ ---}
/ { し' / } .} / /J-’ ／ i∨
/ i i! /ゝｲ､_人_ﾉ i .! i ／ |. ∨
, } V / | | { , .i! ∨
r'' .ﾉ / ﾉ ,| | | / ! ∨
／ ﾉ ／ .／ ／ /| | ′ | V
／ .／ / ./ / / .| | } ! ∨
／ ., .{ ′ ., | | } | ﾘ ∨
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| …何故触れた。我はこのままで良かったというのに。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
苦悶と怒りを滲ませながらも、その語る口。
容姿は紛れも無くセイバーの知る奏者そのものだった。
.
※マスク(というか隠し)データが明らかになります。
【真理人格】
条件：混沌・善を獲得→ギルガメッシュと友好的→更に生死に関係を持つ毒の獲得により、普通とは異なる二重人格となる。
その普通とは異なる二重人格がこの【真理人格】に該当する。
【メモ】
二重人格は本来ならば記憶の齟齬などが発生するが、やらない子にはそれが起きずに円滑に人格の切り替えを行っている。
その二重人格の延長線。両者の人格を保ち、毒にも決して揺らがない強烈的過ぎる自我こそが本当の「やらない子」
天秤の測りは常に揺らぐが、支柱は不動。そして任意に人格の切り替えを行わせ、発生するであろう記憶の齟齬を担うのも彼女。
よって正確には三重人格。但し、これはあくまでマスクデータであり、条件を満たさければこのやらない子は表に出ない。
そもそも表に出てくる事こそが間違いなのだ。本人はそう思って止まない。
まさかのギル
{ﾐ / }y.i | | ヽ
'ﾐ 彡メﾚﾉ | | ﾊ
ヽ. ,..ｨ {ｲ/ ,.ｨ､ !. i|
,.. -=`ｰ- rﾐ-:.､ / ,' / | ﾉi
<´:.:.:.:,:ｨ;,;,;,;,j:.:.ヽ::＼ ､_{ |ｨ′
}:.:/j:.:!:.:!|:.:.:',:.:.:.:.ｰy | i. !
Vイ:.:.:.i..!:.:.:.ﾄ;.:.:.／_／! | |
_rｭ---j:.:.:.:|_|:.:.:.:!:.:.:.ヾｰ-.ﾉ__/! |, ｭ___
.∠７７７７|:.:.:.| |:.:.:.:|=-＜､ｰ-ttttttttイ爪＼
／:.:.:.:.:.:.//!:.:.:.l |:.:.:.:l ヽヽ:.:l_j_j_j_j_j_jイ:.:ヽヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:{ ! |:.:.:.| |:.:.:.:| } }:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ
〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!| .!:.:.:.! !:.:.:.:l j ハ:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:.〉
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!{ ￣ } ￣ ノﾉ:.く:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
｀ゝ:.:.:.:.:.:.:ﾊﾐヽ..,, __ ｨ´イ:.:.:.:.ゝ;,;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
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【直後赤王判定 積み重ね+4 毒にすら耐える自我-2】
あ
ぬ
【成功】
, -―- ､
／ ヽ
/ ., | ',
, ﾊ. ! ﾄ.! | i i
/ i .代ﾅヾ !弋ナ ﾊ ',
/イ ゝ jｲ/_ ', i
乂! ヽ - /!__! ,
i ｰ' ＞ - イ ,.ィﾌ ヽ
, r<},.ィ::::::::ヽ ＼
/ ノ三彡''"´:::::ヽ. ヽ
/ , ／::::::／:::::::::::::::::::i ､
/ , .／:::::::ノ:::::::::::::::::::ｨ::::i ', ,
, __rく Y⌒ヽ::::::::::::::;::::::::::::; ',. ',
厂rヽ ） ';::::::／:::::::::::::', ! i
ﾑィ/::::::! }＜:::::::::::::::::::::＞ ., } /
} i::::::::::', .ﾉ ｀ ￣ .i ´ / ./
人＞=-::＞- ´ / , 【メモ2】
/ | ﾏｰ 、 / { 見た目のベースはギル子(に近い感じ)。混沌・善っていう性格で対ギルでクリティカル
/ / | ; r' ｀ ﾍ ', それでもって、極端過ぎる感情判定とウィキ先生の毒の項目、限りなく0に近い家系
, ./ r{-- ＞=-.､__r＼ , 身体能力に至っては『0』。そう考えたらこんな感じに。
, / ﾉ ＼ /
真に彼女が表に出る事が来るとするならば…
【急用が入りましたので、申し訳ありませんが今日はここまでで】
なーる
おつ
乙
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| ふむ。これが奏者の真の性質… |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
.．＜ ￣ ＞ ．. _
／ ､ー-｀ヽ
, ゜ . .′/ ./ ､ ヽﾞ､ヽ ﾄ.､
: " '.: ,′.:/ ./ :.}:. }: ﾞ!i:. } ヽ
|: ,′ﾉ' .i '_ﾑ〃-ﾉ､.ﾞｨﾉﾑ人_
┼ｉ‐ｲﾉノ人ヾ_!ｫ我ﾞ 'ｲﾊﾄiﾐ､_
|:;゜-彡イ.:ノトヽ"´ ' .ゝ f´￣￣￣￣ ｀ヽ
|; 〃､.!i | ,ｨﾉ.| | ……… |
; .: /'.::ﾊ!l |｀＞ ． _ ﾑ:| ヽ＿＿＿＿ 乂_
;.:./.:ﾑゞ､!: |＝=┬!:::|:. |
ﾉィﾞ;i;i;i;i;i;i;!: |､三ﾟﾑ;i;iゝ | 途端に黙りこくり、どうしたのだセイバー。
/ノゞ''⌒ﾞ'ゞl!: !;i;iゝ{{ﾆV;i､ト、
. /／ ｀!: |;i;i;i;iぇ､=V;∨} 刹那ですら、我は誰とも相対などしたくはない。
'/ !: |;i;i;iﾒ三ﾐ､≧ヽ.
. ／ イﾊ. |´｀}}三≧ヾ三 ﾞヽ 時間をただ無駄に消費させるつもりなら… f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
.／ ／ 〃 l: | ,ﾘ三三ﾆ=Y三=} | 良い。これもまた良いぞ！ |
／.:. /' ! |〃三三三ﾆ.}三丿 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
／.:∧:. ,′' ! |'三三三三 ﾉ彡゜
ヽ.／/ .〃i|＼＿ノｌ |三三ニ=-''7´i!
ヽ i: i!::::l!: i∨三! !三ﾉ厂 /.:! |
V!: i!:::::!: l: ∨=| |シｲ ,′:! |
､ ＼!:::::!:.:l: }￣! ! ; i::::ｌ |
ヽ ヾﾍｨ:l: ﾉ ﾉｲ ｌ |::::!.l
ヽ._,､_,ｲ;i;i;i;iY゜ /′ { !.|::::!:!
};i;i;i;i;i;i;i;iｼ｀ー-､ !.}_,:!i
:.＼ >'三≧､ ｬヽヽ}ミﾆ､_＿_ノ};i;{i!
ヽ:. ヽ/三三三}ﾉ三V､＿｀{￣=}ィ;i;(:!
ヾ:.､ ｛三三三三三〃三三三=く个`
-====ミ ､ ＿＿
／ ＞-/ へ＼ ＼ _へ＿
／ ' ／ ／ ＼ ＼ ＼７ ＼
/ / ／ ／' ｉ ｉ| ､ ＼ ヽ,） ハ
V ' , / | || ＼ ヽ ∨
. /／/ / j! | 斗――､ ， V' j 無邪気な子供の様な奏者とも違い、
' / ' ＿/'l :l |i,x斧芋ミ ’ ｉ }i 〉/ 流水のように静かな奏者とも違う…。
{ / / / |/| 从 ）しﾘY i |_ |l /
{ { ｘ斧示 |／ ゝ ´ i 从|ﾍ Y'Ⅳ＼ だが、それが良い！
. 从 从 { vソ ﾉｲ /' j ﾉ/:＼:.:＼
ﾉ ﾊ ' ／ | 八' /_|:. : ＼:. ヽ 困ったことに、お主も含めて奏者は全員愛でようがあるぞ！
八 / ∧ ' |j ∧ く⌒:.V＼):. /
//∨ /' ､ ´ 从 { Y从ヽ:. ＼彡' f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
へ , / , ＼ ／/ |/ 〉:. : 〉 | …おい。何を言っている。 |
へ { ', {ハ ｉ ､ イ= / / |==| /:. :./ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
{ ＼ﾊ 乂 '⌒） | ＿_＿ ¨〔 | /:. /／八|__人 {:_:ノ
乂 ﾍ （Vヽrv ／ ニ乂＿ ＼__ ﾉ | |:.／:. :. :. :. ニYク―― ----- ､
／〉 { ＞'' ＼ ＞― { {:| | |-:＞ ,, ⌒ｉ |:.＼＿＿ 斗――ﾍ
{:. ＼人＿ﾉ⌒）'' ＼ー､／ Ⅵ/ / ／￣ | |:／ / / }i
人＼:.＼ ＞ / こ ､ ＜ __ `へ,/―‐ |/ _, / / ハ
〉: ＼＼:.） （ ／） ＼ ` ＼＼ `つ |へ___,/} / }
／:.Ⅵ:. ＼＼--＜＿＞＜ メ ヽ. ト ＼＼ ヽ∨:. :.――=ミ彡':. ⌒ヽ
／:. :. :ハ:. :. :. ---ミ＿＿彡' ` し ＼_）-' ―――=ミ ｉ |:. :. ／:. :. :. :. :. :. :. :. :. .
. ／:. :. :. :. :. :ヽ:. :. :. :／:. :. V ＼__/／ ＼ | |:／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. i
/:. :. :. :. :. :. :. :. ／￣:. :. :. __:{ ＼/ ）-=ニ ヽ/:. :. :. :. :. :.--=ミ :. :. :. ﾉ
. /:. :. :. :. :. :. :. ／:ﾆ=‐ 圦 Y ⌒ヽ ｉ{:. :. :. :. ／＿＿＿彡＜
ﾍ-＜｀`丶､
＝ ＜/_ ヽ ＼ ＼
/ ' } / ヽ ヽ
' / ' | ｉ i
i ' | |i | |_ﾊ＿ 人 独りで寂しかったであろうに。
| | i| ∧__ /i/!/ v,'｜ | ＼
| 八 ''ﾄ__i{ =彡|i | ｜ _ `丶､ ―――だがこの様な混沌とした空間の真ん中で、ただ柱を勤めるのも終わりだ。
人 ＼| ﾒ､ _ , 人 八 i|/⌒ヽ ハ
＼ 人 { 个≦ /ノ /人_彡 ￣:ヽ お主も偶には表面に顔を出すが良い。その溜まりに溜まった寂寥、余が晴らしてやろう！
V ）- ∨=彡 //:. :. :. :. :. :. :.ｉ
/Y:／ ＼ }' __//:. :. :. :. :. :. : 人
( 人ｉ V '" { v 乂:. :. :. :. :. :/ ) )
/∧八 {.{ }:. :. :. :.ｲ彡'
Vノ ト--人 ＿ ノ∧:. :. :. :|
|:. :.i><二＞o<:. /ｉ:. :. :. :|
／￣￣￣￣＼__ノフ'"￣￣ ` ﾆ>o<: .〉|:. :. :. :|
ノ￣:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :./__ ヽ二>o:.>:.ノ:. :. :. :|＿
／:. :. :. :. :. :. :. :. :. ／:. :.:.:/ ' ⌒ヽ }／:. :／:. :. :. :. 人＿〉
:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :./:. :. :. :/ ^ヽ ＿ r―＜:. :. :. :. :. :. /:. :.７￣
:. :. :. :. :.＜￣￣￣￣ ゝ ゝっ ｀¨¨¨¨¨}:. :. :. :. :. :/:. :. /￣
:. :. :. :. :. :. :. r ￣￣￣二フ x（二 人:. :. :. :. ｲ_彡':. :. :.
, -―- ､
／ ヽ
/ ., | ',
, ﾊ. ! ﾄ.! | i i
/ i .代ﾅヾ !弋ナ ﾊ ', …聞きたくないが、お前どのような眼で我を見ている。
/イ ゝ jｲ/_ ', i
乂! ヽ - /!__! , というか我をどう思っているのだ。
i ｰ' ＞ - イ ,.ィﾌ ヽ
, r<},.ィ::::::::ヽ ＼ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
/ ノ三彡''"´:::::ヽ. ヽ | 在り方は孤高、しかし居る場所は孤独。よって寂しがり屋。|
/ , ／::::::／:::::::::::::::::::i ､ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/ , .／:::::::ノ:::::::::::::::::::ｨ::::i ', ,
, __rく Y⌒ヽ::::::::::::::;::::::::::::; ',. ', ………
厂rヽ ） ';::::::／:::::::::::::', ! i
ﾑィ/::::::! }＜:::::::::::::::::::::＞ ., } /
} i::::::::::', .ﾉ ｀ ￣ .i ´ / ./
人＞=-::＞- ´ / ,
/ | ﾏｰ 、 / {
/ / | ; r' ｀ ﾍ ',
, ./ r{-- ＞=-.､__r＼ ,
, / ﾉ ＼ /
１
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| ちっ。我も、よりにもよって貴様のようなサーヴァントを喚ぶとはな。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/ ／
/ ／ ／ ／ ヽ
/ ／ / / | ',
,' ., / ' / ! ',
, / ' . / ／､.イ , ,
| i .i i / ∠i／ヽ! / , i
i | | |ハ{杙沙ミ､ ／i / ! 寂寥、寂しがり屋、孤独、孤高。ふん、言い得て妙だな。
| | ! i ! ! イ=-､ .ｲ ,
| | | ﾊ. | -彡 ´ ゞﾂ !／ , , f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
,: | | , ヽ! ´ ノ ノ / | 言い得て妙ではなかろう？実際に外部からの刺激を浴びたくてウズウズしてるように視えるが？ |
/ i! .!ヽ{ /￣/ ／ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/ .i! .! ヾ ヽ ― イ ./ ´
,: ハ .! ＼ .イ , / ……戯け。我は表に出てはならないと言っただろう。
/ / , | /⌒ ー ´ }／ {/
/ ／ i ! , i ',
／ | ', {ヽ人 { ,
.／ ／ﾉ⌒i | i ', ! ＼ ヽ. ',ー- .､
-‐ '' -‐ （ 〃 ./⌒i_ ! | , r-､ ',. ヽ
（_ ノ / ） | .| ', r-ヽ ヽ , ,
ゝイ /´ | ! .V⌒ヾ. ヽ }､ ', . ',
ゝイ | ',. !､. ）-'! ヽ ､i. i
乂_ | ',__ノ ｀¨ / ｀ｰ-.､ ', !
| , ＼ / ヽ､ ', ､
| iー-- ヽ} ＼.! i
| | ､ ∨ !
＿＿
,,ｭョ彡"￣￣ヾミ'ヽ
,,ｨ" ｀ヽ ヽ _..ｚー‐-ヾミヾー=ﾐ,、
ｨ" ,..ｨョー ´ ｀ヾヽ、 ｀ ヽユ',こヾ、
/ ／ ｀ ｀ヽ、ﾊ 丶
γ 〃, ﾉ ', ヽ ゞ‐、ﾞi
／ イ /ノ ', ', /ﾉ--ﾐ l
t __,ノイ´ ,.彳´. ', ', .i{｛仄｝ }^>ｭ─ｧ
｀ー―一´ノ ／ _,ｭ孑ゞ. / /. ', ﾊ弋辷ンjノ:::: ｀>
｀ナー─"´ ノ .l. / / ﾘ /::::/:::::::::ﾍ::::i- ゝ
／ / ﾉ / / /∧. ム:::/ｍｖｍｖ‐√
、＿＿_,ィ 孑 / / /. ,ｲ / 从 ,/ _,..ィ./ ', ! ｀´v´｀Vﾘ
彳 ノ ｨ' .∨ /‐-!ﾉ、 │孑‐''" rｬｮョｪｭ、 ', |_ ／ ﾘヽ,
! ｲ. ノ. _,,ｭ芹ミ、! ./ 孑 リ繊ミゝ ', |ri｀i//∧ヽ,
／ i／ ﾊ_ ｲ .仍ョ !/ 廴弋彡公 ,ｲ..|ヽﾘ∧∨∧, むっ、何故だ。
／ ／ / ﾄｉ廴込ﾜ 、 ｀ﾞ^^″.| / .!ｒレ'ﾉ.∨∧∨ ',
イ イ / .| | ', , ﾘ / . |xイ::::::| .∨∧ ',
、 イ イ .| /リ ', ヽ / ,ｨ .ﾘ ∧::::::| .∧∨ ／
ゞﾆ二"ｭ__ィ´ .|/ ﾍ / ﾉ |/: : ',::::|. .∨／
＼ 宀r / ./ ./.!: : : : ﾘ ｀ﾞ~"
>x ﾞﾞ. ,.ク. ／／ .|: : : :/
／: : : :>.--イノ ／ ,,..孑彡: /
ヽミ、 ,、、 ｀ー--' ,,..孑" ,,孑"彡孑''" | ｀
ヽ,｀￣￣￣ﾍ. ＼ ヽ、 ｀--t'"´ .| ＿,....................＿＿
ヾ -ー ヽ ＼ ＼_＿＿＿,...ィ| | | イ二／二二二／ ／ヽ-一フ.
＿＿
／ ｀ヽ
, i ,
! ! ﾊ
ﾄｰ' ＜ ／_ﾚ' 子供のように無邪気なアヤツも、流水の様に静かなアヤツも
ゝ ７ {｀〈 円滑に存在していられるのは、我が中心核を務めているからだ。
ﾉ i ハ. ∨
／ ! | ∧::}ヽ ＼ その中心核が自らの欲に振り回されて、考えもなしに表面に出てみろ。
／ ／./ ﾊ ';:::／:ヽミ=- ､
／ ／:::/ /::::} i ヾ::::::::::', ―――するとどうなろうか？
,: ／::::::/ /::::::::', |ヽ ＼::::::',
/ /::::::::::; ∧::::::::::', !::::} ヾ=ミｰ-､- ､
,: ,ｨ{:::::::::::i { ';:::::::::ヾ､::!ﾊ!:ハ:::::::::ヽ ＼
i { ヽ::::::::} ./ }:::::';:::::::＼:::i ノ:::::::::::/ヽ. }
| ヽ ＼// ／:::::::}:::::::::r''＼:::::::::／ ﾉ／
ヽ 二 .／:::::::／i::::::r''ﾐ:::::::ヾ ､ 〃
｀ヽ} ./:::;;;;／__/::::::ゝ- =ｭ' ） ヽ. 乂
';:::::::';:::::::::::::::::::V
i::::::::ヽ::::::::::::::::::',
|:::::::::::iヽ:::::::::::::::',
!:::::::::::| ∧:::::::::::::',
';::::::::::| ∧::::::::::::',
-‐=≠ﾐ､
／ }}___
, ‐= =‐､. ＼=ﾐ､
／ ／ ＼ ＼ｙ＼
/ ’，,ヾ
′ / } ',/}
| { ﾊ ', V}
{ / ⅰ { ト |ﾊ { /七} } : }i f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
|ⅰ i| |x==ミ ', {Ⅵ斗==ミ :} }′ | ……想像に難くないだろう。普通とは異なる二重人格を保っていた、中心核の暴走が招くことなど。 |
|ⅰ i|Ⅵ{ V少 丶 V少 }/ | ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
Ⅵ}N: ∧::｀ , ´:::}i
', 圦 ム i ,′ ………
个 ´｀ イ }:::|i /
} | く::≧-=≦ :{ .}:::| /
{ﾊ/ﾘ ヽ}ﾆﾆYﾆﾆ{/:::！′
__ -‐‐===‐-､ ／: : :.}{: : :.∨__:} _＿＿
ゝ､/__}i_ⅱ{_{__}i/¨¨´: :.＼: : }{: : :／: : :｀¨ {iⅰ}}ⅱ}i ､
／: : : : : : : 丶:.: : : : :／ ヽ}{／ ＼: : : :.} ＼}_}ⅱ__Ⅵ
〃: : : : : : : : : : :}: : :／ ＼: :}: : : : : : : : : :＼
{{: : : : : : : : : : : :}: :/ ､ Ⅵ: : : : : : : : : : : :〉
', : : : : : :≧=-: }:/ ', ′ ヽ: :-‐=≦: : : :./
＼: : : : : : : : : i}{／ ￣￣｀ヽ}_:／￣￣ ｀', : : : : : : : :./
丶: : : : : : ／} {=i} }:≧=-: : :./
{: : : : : : ′ ∨､ {=i} 八: : : : : :/
.: : : : : / ',: ≧=-‐ ´¨¨｀ ‐-=≦丶: : : : :./{
. : : : : / : : :.{{(){ﾆﾆ＞＜ﾆ}()}}: :′ ', : : : : :{
′: : /{ }: : : : :{ }: : : : : : : : : :.
/: : : : : :} ／: : :{{(){ﾆﾆ＞＜ﾆ}()}}: :{ }: : : : : : .
. /: : : : : : :} ／: : : : //:/ }: :{{: :.＼ }: : : : : : : ＼
＿
,ｒ ´＞ ´￣￣ {r ´￣｀.､
> ヽ. ／ ヽ. ヽ
{ / / / 丶､ ＼
.Y ヽ. / / } ｀ヽ ヽ
ゝ ﾉ/ {! i!,! ',
} く. ,' ﾊ /ﾘ| ! ',
ﾄ ｿ ! ﾄ. ､ﾏｰ=ﾐ!i il
ゞ ﾉ | .{ ､.{:il ', i|
r彡, | ヽ ', ヽ ﾙ′ では、お主がここから出ることはないのだと？
::/:::;i |. ', /
:{::::::i!. | ヾ ､ ', , __ / ヽ
ﾘ::::::|｀il i| .ﾊ ヽ ', ￣,´ ヽ
::::::::::i| .ﾚ ﾊ ﾊｨｰ- __/ ,. ヽ
ー- ､:.:.:.:.ヽ. ｀ ',:.:.:.ﾌ}≧､ }, ｛｀ヽ}
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.>ミー-｀､ ヾ_ヾ:.:.:.:.:ヽ ヽ }
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ' ／￣｀｀ヾ ｀ヾ:.:.:.:.:ヽ ｀
:.:.:.:.:.:.:.:.:;' ./ V;,;.:.:.:}
:.:.:.:.:.::.:.;{ / 丶. ｀ ＜
:.:.:.:.:.:.:.:.:V ＿_ ヽ. ,｀ｨゝ.
::.:.:.:.:.:.:.:.:.', ,.ィ ´ ＞､ゝ_,／ ｀ﾞヽ.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ' .,,ｨ ´ ､O} ,',
::.:.;, - イi ／ ! ｀ !! i.}
;イ:..://／ , O ; ﾘ
､:.:.,' ﾚ' X i / ,' ﾉ .,ｲ
｀v/ , ' ゝ, / ,ｲ≧ｰ ,.イ
ヾｨ≦ ≧ｰ - ,' ィ彡ゝ ｀ /
＿＿＿
＞ ´ ｀ ＜
／ ＿ ＼
i´ ｀ヽ V
/ , .| ＼ ∨ ∨
, ./ | { i ', ＼ ∨
, / .i! .! } ', ', V ,
{ .,! i! . ﾄ､ }ヽ ! } i
j/ } i ﾄ ､ i } ,ｨ泛''ｱ j ﾊ {
| | | {___＼ ﾊ!' ゞ' ﾉ / } !
| i!从ﾏ 沁｀ j/ 彳- ' i ,
j/| }ヽ¨´ j 八 } } |: ',
j/ j从＼ , ､ .ｲ | , j .! ',
/ } } ＞ __ ..イ | / / | ',
, r__ ュｧ } ,: |/ /≧=ｰ-- .､
/ .ｨ ´￣ｱ_ノ／)-.v-v- / /ヽノ ---}
/ { し' / } .} / /J-’ ／ i∨
/ i i! /ゝｲ､_人_ﾉ i .! i ／ |. ∨
, } V / | | { , .i! ∨
r'' .ﾉ / ﾉ ,| | | / ! ∨
／ ﾉ ／ .／ ／ /| | ′ | V
／ .／ / ./ / / .| | } ! ∨
／ ., .{ ′ ., | | } | ﾘ ∨
／ / 〈: : : : ',: : . . { . . : :/: : :| |: : ﾊ! { V
′ j,,..-― ヽ : : : ＼: : , ヽ_:_:ノ: : : :| | ｨ′| ／ i ∨
【直後シチュー判定 +2】
1～3：ないだろうな。
4～6：………
7～9：？？？
ほい
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| ない！そう言い切りたい所が、だ。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
| i { / | .! .,
! | ! i /! ./! /i , / / 精神的負担を絶え間なく与えてくる小僧が居るのでな。
ハ !/__!/ .ﾚ .| ./.ｨi/i/
, / rヾ! 代iﾅ｀ﾞ j/ゞ' ! そのせいか、心のブレが大きくなり始めている。
/ / ゝ,, ヾトヽ ﾊ
/ / ｀¨ i , ｨ ｲ ヽ ……流水たるアヤツの精神ですら耐え切れない事態が起きたのなら、
, r＜!__ ｀＞:. _ ｲ ＼ 我が直々に表に出て対処をしなければならないだろうよ。
／ ,.}::::::::::8::} { /::::..､ ＼
／ ,,.ィ´::::::::://-=..､ ｀ヾ:::::::i:::. ＼
／ / ,::::::::::ヽ厂:::::::::::::{-､ ' ＼!:::〉
/ j::::::|i:::::::',::::::::::::::::ﾊ 〉ﾐ､
/ ,.ｨ:::r=ミ::::::::}::::::::::::::::ﾊ ､｀ヽ. // ヾ:.､
／::::::::::::::::::::::ｿ:::::::::::::::::} } ヾi !〉〉 ';:::!
／::::::::::::::::::::::／:::ヽ:::::::::::::| | ﾒ'/ i::|
／::::::::::::::::::::／ ';::::::::乂:::::::| | ノ }}､ ,ｲ::!
/::::::::::::::::::;;.イ ';:::::::::::「i::::| | ´ ﾘ !|::|
{::::::::::::::::ミi }::::::::::j j::; ,' ≠ / !::!
ヽ::::::::::::::::ヽ ／::::::::://:〃 {. i |::|
＼:::::::::::::ﾞｰ ｫ::':::::::::::::ﾑ'::// ! ,: |::!＿ ﾉ ） .ィ
ヽ:::::r-= /７___:::::::::::::// | /:ヽj:::!／r ´ノ- 彡/
';::::ヽ. / ヾi,::::::// ! /､::::i／| |__ ´ ノ
｀''ヘ／､ ､ヾﾐ､¨´ ./ { ヽ:::::!__|/ ￣
／: : : ', ﾄ.ヽ） ／ ', ｀￣
i ! i !. i i. | ,ﾘﾚ’
,イ i ! iノ ） ヽ ﾄ､ .i ! i | / ,iヽ 小僧…
.／ } ,.ィヽ -‐'' ´ .. イ ﾒ. ', 、ー-- ﾊ /i | | / ﾊ'
_/ { ／ i} ｰ-＜´ -‐'' .iヽ ﾊ }ヽ! }/ i/! ﾘ ト､ /ｲ 奏者の弟の『衛宮士郎』という者か。
ｰ-..,,__｀ヽ / ヽ }､ ヾ! ヽ! }/ .ﾚ' .ィ三沙 | |リ/
:.:.:.:.:.:.:.ヽ ヽノ ヽ ｀i ｨ三彡 | !:.:.:i 確かに全力で、余の奏者が手篭めにされていっている感があるが…
:.:.:.:.:.:.:.:.:.i !ー- ,,.｀Y′ .ﾊ ､ .i| ﾊ:.:.:.',
:.:.:.:.:.:.:.:.:.{. ヽ ヽ ﾊ __ ﾘ ﾊ:.i:.:.:.i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼‐''´¨i i | ゝ . ´- ｀ / /:.:.:.l:.:.:.}
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', iヽ. ', i | ＞。.__ .ィ/ /:.:..:.j,-‐'
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i } ヽrﾊ. ';.:.ﾄ､___ ,}:.:.:.:.|i|/ ,ｲ /--く ＿_ ,,r_ﾕ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}. }‐ﾍ }/∧ ヾﾍ..__''ー'Y {:.:.／'/ ,/:.／ /ﾆﾆﾆｵ≦笊手升!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.} } !:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.,.r''"´｀ヽ ／'´, -‐ ヽヽ:.:.:.:.:!:.{.| | | | | j !
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾘ ./ j:.:.:.:.:.:.:.:.＞ ´ ヽヽ:.:.:.:..:ｰ-ｧ'' ￣.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ / }:.:.:.:.:.／‐- ､ , ', V:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r' ／ ／.:.:／ ヽ / ,,.ィ´ ￣ ｀ヽ ', V:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:彡' ／.:.:.:/ ｀￣ ＼! i:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{_／:.:.:.:.:.,′ / ',.V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.{ , ﾊ. i{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.／.:.:.}:.:.:.:.:.::人 r-､ ! !ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:／ ヽ ゝ ’ / }i/ ゝ.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:／ ゝ.. ＿,.. ''⌒''ｰ- ..,, .イ､ ヽ/ ｀ヽ.:.:.:.:.
:.:.:.:.:..:.:.:.:,.イ |{:.:___i＿__ ＿_i___￣´ヽヽ:.:.:./ ';.:.:.:.:
￣￣￣´ .|{:.Ｏ:.|＿__｀＞＜´＿.|:..:.:.Ｏ / /:.:./ ';.:.:.:
〈. !l ヽ./ / , ' / / !|. l. ', ヽヽ
,r- ､ ,ﾊ! ､ / ｀/ヽ.,／ ／ 〃 / l ! i ', i
｀ー-ヽ ヽ !,r/ .l ‐∠＼' ／/ / | jl l !l l
＼､ /Y' ′ {´/:i:::::::}ヘ. / , ' ! /_L. ,'| ,' | !
￣｀ヽ /´￣ヽt.,' i | l し': ' /／ ,.r￢'､ l / ｌ / |'
￣｀ヽ.＼ ヽ―- .._ｉ ｉ|. l ｀ー-' ´ //:;ﾘ ﾉl/ヽ.l' ぐぬぬ…！えぇい！
｀ヽ ｰ_-｀-ー_l l」 !l ,r￢.‐ ､ ヽン ./ ヽ＼
,. -―-￣. |.ｌ ', !l / ヽ冫 ∧ ヽ. ヽ その他でお主が表に出る事態は有るのか！
／:::::::く く::::::::｀!ト､i |.lヽ{. / ,. '´ '､ i ヽ. '.
／:::;. -―-ヽ':_:::::::l!:::::ｌ l.ト ._｀ ーァ'´ _,. -＝- .ヽ l! ｌ| 衛宮士郎という者はなしにしてだ！
冫'´,. -_ニニ ］｀ヽ::::::::ﾊ l!|{二ニ{i}ﾆ}v'ヽr'´:::::::::::::', l| |!
. / ／ '´ _ -‐r‐､ヽ. Y´:::ヾ:::／ ＼.!/ ＼;;〉〉:::::::::::::ｉ ｌl
.l ' ! /j´rく ヽ _,.-lゝl:::::::/-― ー- ､ヽ.,.-ー ＼:::::::::::/
. !」.K:ﾉ､ ヽ. ,.」-‐' } |:::::/ ∨ ヽ;／
､ ＼ ヽ.__メ ィ｀¨＞'ー.{ ; .}
ヽ. ｀ｰ'＾ー' ＾"´ノ､＿_ヽ､_ ＿,ノ 、 ＿ノ
｀ ー‐‐ '´ ヽ:::::::::::（○}二＞＜二{○)l::::l
ヽ:::::::（○|二＞＜二|○)l:::::l
}::::::（○ｌ二＞＜二ｌ○)|:::::{ ,. ､
/:::::::/:::/＼ ／ヽ:::ヽ:::::､_________r／＞ｧ￢､
／｀､::/:::/.:::::::＼ ／::::::::::＼::＼::::::::::::::::У／ ハ
士郎はエロゲー主人公だから仕方ないね
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| ―――其処までして我に表面に出て欲しいか、強欲な皇帝よ。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
＞ ´ ￣￣￣ ｀ ┐
／ |ヽ
／ ／ , | ',
,' ,' / / i | ,
/ , / / / ! ,. ', ならば、奏者たる者…やらない子に毒を使わせろ。
, ,: i ! /＿/ | / i ,
i ./ ! .| ./|／|/ ﾒ ! ./ ! / .i ! 使わざるを得ない状況下に追い込め。
| / r | |/ ﾏ弋 iﾒ:::|／|/ﾚ' ハ|
| { ! { i:::: | / ! そして使い、その反作用がアヤツの一方の人格をも殺した時に、
| ハ _ト ゞヽ ゝi !／ 自然と我は暫くの間、表面に出なければなくなる。
! / | |. , 、 ハ
, ' | | ヽ ゝ- .ｲﾄﾄ-ゝ
, ＿＿| |___ ＞.. __／i |
/ |::::::::::| |:::oi { ￣ioi | !
/ __ri::=-::::! !::o|__ ー |:::!ー- | ...､
/,,.ィ´::::::::::://::| ;:::::::{ { ヾ::＼::::::::::::::＼
.
彼女はこの場で、二人のやらない子を保ち続けてきた存在だ。
彼女に倣い、天秤を例に出すのなら両秤の崩壊…機能性が崩壊したのなら、修復される為に支柱となり続けて、その場に留まり続ける。
やがて、眼に付いた誰かに修復させるのだ。
どこまでも秤のためにあるのが、天秤の支柱たる者の役目ならば、それが正しい。
だが違うのは、この支柱は自律心と自由に動かせる身体を持っていること。
ならばその役目に従い、その強靭な身体を活かして、自らで修復するだろう点か。
彼女は役目がなければ、表に出れない程に己の役目に生きている。
そして自らがその役目を担うことこそが、やらない子の精神を崩壊させることなく生かし続ける術だ。
＿
,ｒ ´＞ ´￣￣ {r ´￣｀.､
> ヽ. ／ ヽ. ヽ
{ / / / 丶､ ＼
.Y ヽ. / / } ｀ヽ ヽ
ゝ ﾉ/ {! i!,! ',
} く. ,' ﾊ /ﾘ| ! ',
ﾄ ｿ ! ﾄ. ､ﾏｰ=ﾐ!i il
ゞ ﾉ | .{ ､.{:il ', i|
r彡, | ヽ ', ヽ ﾙ′ ……哀しいな。奏者よ
::/:::;i |. ', /
:{::::::i!. | ヾ ､ ', , __ / ヽ
ﾘ::::::|｀il i| .ﾊ ヽ ', ￣,´ ヽ
::::::::::i| .ﾚ ﾊ ﾊｨｰ- __/ ,. ヽ
ー- ､:.:.:.:.ヽ. ｀ ',:.:.:.ﾌ}≧､ }, ｛｀ヽ}
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.>ミー-｀､ ヾ_ヾ:.:.:.:.:ヽ ヽ }
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ' ／￣｀｀ヾ ｀ヾ:.:.:.:.:ヽ ｀
:.:.:.:.:.:.:.:.:;' ./ V;,;.:.:.:}
:.:.:.:.:.::.:.;{ / 丶. ｀ ＜
:.:.:.:.:.:.:.:.:V ＿_ ヽ. ,｀ｨゝ.
::.:.:.:.:.:.:.:.:.', ,.ィ ´ ＞､ゝ_,／ ｀ﾞヽ.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ' .,,ｨ ´ ､O} ,',
::.:.;, - イi ／ ! ｀ !! i.}
;イ:..://／ , O ; ﾘ
､:.:.,' ﾚ' X i / ,' ﾉ .,ｲ
｀v/ , ' ゝ, / ,ｲ≧ｰ ,.イ
ヾｨ≦ ≧ｰ - ,' ィ彡ゝ ｀ /
役目がなければ何も出来ない。何かをしようものなら、それはやはり精神の崩壊に繋がりかねないのであり。
だから彼女は甘んじて、この空間にて縛られ続けているのだ。鎖に繋がれたかのように。
―――どうにも出来ない。どうすることも出来ない。
最悪の事態を自ら引き寄せない限り、自分が陽の目を浴びることはない。
.
そして最悪の事態とは、やらない子の人格の死だ。
そこで漸く彼女は、長時間の間、身体を動かす権利を得られる。
やはり、秤が破壊された天秤の修復のために。
……結局自由などない。どこまで行っても、彼女は縛られる。
だが何よりも一番哀しいのは、彼女がそれでも良いのだと。自分に自由など、最初から不要なのだと。
彼女の語りの節々から、諦観が視えてしまったことだろうか。
＿＿
／ ｀ヽ
, i ,
! ! ﾊ
ﾄｰ' ＜ ／_ﾚ'
ゝ ７ {｀〈 それが我だ。
ﾉ i ハ. ∨
／ ! | ∧::}ヽ ＼ .ふん。だから言ったのだ。何故触れたのかと。
／ ／./ ﾊ ';:::／:ヽミ=- ､
／ ／:::/ /::::} i ヾ::::::::::', そして招いてしまう同情ほど、我には侮蔑に値するというのに。
,: ／::::::/ /::::::::', |ヽ ＼::::::',
/ /::::::::::; ∧::::::::::', !::::} ヾ=ミｰ-､- ､
,: ,ｨ{:::::::::::i { ';:::::::::ヾ､::!ﾊ!:ハ:::::::::ヽ ＼
i { ヽ::::::::} ./ }:::::';:::::::＼:::i ノ:::::::::::/ヽ. }
| ヽ ＼// ／:::::::}:::::::::r''＼:::::::::／ ﾉ／
ヽ 二 .／:::::::／i::::::r''ﾐ:::::::ヾ ､ 〃
｀ヽ} ./:::;;;;／__/::::::ゝ- =ｭ' ） ヽ. 乂
';:::::::';:::::::::::::::::::V
i::::::::ヽ::::::::::::::::::',
|:::::::::::iヽ:::::::::::::::',
!:::::::::::| ∧:::::::::::::',
';::::::::::| ∧::::::::::::',
だが、その一言から全てを読み取る聡明さもまた哀しい。
その聡明さは、セイバーから同情を引き寄せているのだと、嫌が応にも理解してしまうのだから。
, -─-､
//⌒ヽ､.ゝ-‐ ¨￣￣ ｀¨¨''ｰ-x--┐
// .／ ヽ┴ ､
// ／ / ヽ ヽ ｀＜¨ヽ
.// / | ﾍ ﾍ ∨ヽ
|/ .,' l | | l ' | } ', 人
|| l l | | | | | ',. ', | | 〈 }
|| || | | | | | |ヽ. ヽ. ',|. ├─--==.. }く )
|| || | | | | | | ヽ ﾍ | .| ﾆﾆ==‐‐-| 〉
|| || | | | | | .ﾑ-‐弋弌¨|. |へ 二ﾆ=ｰ|/__
ﾘ .人 l ｱ＞､.ﾙ'ﾙ' .ﾂ¨ｲ::;;;ﾍ7|' |f｀ } ﾊ:::::｀ヽ
ヽ|从,ｲ卞 ∨:::ﾉ |. | .::lj ／ ﾉﾉ::ヽ:::::::＼
| | 斗 ¨¨.....| |ノ/彡 ..イ人:::: ヾ:::::::ﾉ
| |::::r :::::::::::::| |¨彡ｲ;∧::|::::::::ﾄ:::::::::::/
| '､ | | | .彡/:::ヽ|::::::::l ＼ノ
ｲ⌒ヽ | | . ＼`ｰ ´ | | | ∨:::::::::|::::::::|
ゝ___ﾒー | | ヽ ,ｲ.│ j ﾄ､::::::::|::::::::|
| | .| ｀ｰ ＜.___| | ﾉ二二7ヽ::ﾊ::::::::|
ヾ.|､ | |ノ __ﾚﾙﾙ'::::::::::::::| }::::::::|
ﾘ ヽﾙﾒﾊ {¨ ノ::::::::::::::::::::::::::::弋__. |::::::::|
| |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【直後赤セイバー判定 信頼性+1 ギルで感情判定成功+1 シチューとの重要判定ほぼ成功+1】
7～9：あ、いいこと思いついたぞ！
あぁ、この子がシチューなのね
｡r≦ ￣￣ ＿ ｀ヽ ＼
｡r≦＿ ／ ／ , } :, ヾ:ｭ､
／.ｨ'´ 7 x､λ／ :, 〕 ﾄ､
〃'´ ／ ./ｨぅ､/ ／ l :, 〈 .〉
, '′ .／ 弋ﾘ ! / .ｨ! ,! ! V､
/ ｲ - ' ﾚ1／! i! , } .! i ﾄ､〉
, ／ :| .メ､ﾉ / ,! l j!ﾚ! ……それでも余はお主をどうにかしたい。
ﾚ1 〃: : :! ､ 弋_iｯ '| / ! l ノ ﾉ´
!/ ! : : :! ヽ ﾚ1 / ;! ＜_,/ 奏者の人格の死以外で、お主を自由にさせる方法はないのか？
i! !: : : ゝ. _ ノ_l / ﾄ≪二 :,
i, : : :} 丁 ｰ─､ _zニ! i i!:i:i:｀vi7 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
:,: : i! r'======={r'´ ﾘ i! .iﾄ､:i:i:iﾘ | 解せぬな。何故そこまで我に拘る。 |
}: :ﾉ ;! : : : : : : : :{ /l i! i! !:i:i{￣ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
ゝ'＿,ｬ=─ｬ‐ｭ､=={!′! ! i! λ..ﾄ､i:i:､
ｨ〔 ｨ7ix ＿＿ ≫､∧ ﾉ ｌ i! /i:i} i! ㍉i:i:s｡＿ うん？
/ }!: 弋 i l i l i l i l i ﾑ: i ! ﾉ!./i:i:i:}.ﾘ ㍉:i:i:i:i:i７
,.z*'’ i}: :: : / /￣｀ ー－ ': :! ´ /!:i:ｉ/'′ `'ｰ '’
／ .ｨi: : :/ / : : : : : : : : : : :k, ' レ’
∠ _ j! : : : ! i! : : : : : : : : : : : : :!
. / ｀ヽ i: : : : :! i! : : : : : : : : : : : : :!
〈 V : : :Ｌi!ヽ: : : : : : : : : : : :}
. ゝ. V : : : : : :＼ : : : : : : : :ノ
＞ ´ ￣￣￣￣ ｀＜
／ , ／ ヽ ヽ
/ / ./ ', ',
, , / i ', !
| i { / | .! .,
! | ! i /! ./! /i , / /
ハ !/__!/ .ﾚ .| ./.ｨi/i/
, / rヾ! 代iﾅ｀ﾞ j/ゞ' !
/ / ゝ,, ヾトヽ ﾊ 我は、二人のやらない子を通して貴様の情報は得ているがな。
/ / ｀¨ i , ｨ ｲ ヽ
, r＜!__ ｀＞:. _ ｲ ＼ だがお前からすれば、我は出逢ったのはつい先程の存在であろうが。
／ ,.}::::::::::8::} { /::::..､ ＼
／ ,,.ィ´::::::::://-=..､ ｀ヾ:::::::i:::. ＼
／ / ,::::::::::ヽ厂:::::::::::::{-､ ' ＼!:::〉 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
/ j::::::|i:::::::',::::::::::::::::ﾊ 〉ﾐ､ | …？余からすればその問いかけこそ解せぬが？ |
/ ,.ｨ:::r=ミ::::::::}::::::::::::::::ﾊ ､｀ヽ. // ヾ:.､ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
／::::::::::::::::::::::ｿ:::::::::::::::::} } ヾi !〉〉 ';:::!
／::::::::::::::::::::::／:::ヽ:::::::::::::| | ﾒ'/ i::|
／::::::::::::::::::::／ ';::::::::乂:::::::| | ノ }}､ ,ｲ::!
/::::::::::::::::::;;.イ ';:::::::::::「i::::| | ´ ﾘ !|::|
{::::::::::::::::ミi }::::::::::j j::; ,' ≠ / !::!
ヽ::::::::::::::::ヽ ／::::::::://:〃 {. i |::|
＼:::::::::::::ﾞｰ ｫ::':::::::::::::ﾑ'::// ! ,: |::!＿ ﾉ ） .ィ
ヽ:::::r-= /７___:::::::::::::// | /:ヽj:::!／r ´ノ- 彡/
';::::ヽ. / ヾi,::::::// ! /､::::i／| |__ ´ ノ
｀''ヘ／､ ､ヾﾐ､¨´ ./ { ヽ:::::!__|/ ￣
／: : : ', ﾄ.ヽ） ／ ', ｀￣
/: : : : : : : : /ヽ ／: :} .ﾉ
i: : : : : : : : 〈: : :＼／:/: : :!__／: :',
|: : : : : : : : :ミ､: : : : /: : : : : : : :',: :ヽ
',: : : : : : : : :',: : ミ,,/ィ: : : : : : : : ＼:.ヽ
',: : : : : : : : :',: : :{ヽ: : : : : : : : : : : :ヽ: ',
',: : : : : : : : :', : :! ＼: : : : : : : : : : :.',: ',
γ ´ ￣￣ ｀ヽ
x ´ ／ 三= ＼
__ ｊ ﾚ／ ＜ ー彡 ／ ＝＝x
/: :＼| ／ ＜ / ／ x ´ ヽ ヽ
,': : : :／ ／ , ／／/ / / / l ヽ
V:／.. ／ｰイﾚ 」/_≠ , /／| / | i …支柱よ、貴様もまた奏者なのだろう？
_／/ / , 彡/|" ﾜ必' !/´ //リ ' _,
/: : :, V / /八、 ｀ ´ ´必'/ / ム-、/´＼ なればな、余がお主をも含めて愛でて当然なのだ。
,:': : : : :/ ' 八 | 、 、 ｀´' ﾚ人＿ﾉ.,': : : ,' ＼
〈: : : : :/! | ! .| .ｺL ＼ __ ｀ イ| /´￣フ ,: : : : : : : :＼ 故にこそただ役目に埋もれて、消えようなどという選択を採るお主が許せぬ。
. V: ／ ∨、 、 ｝: : : : ||「:｛ﾉﾉ/＜⊃|二／: : : : : : : : : : ＼
Ⅴ＿＿_∨ヽ 、|＝＝」!レ|: : ´: : :＜￣: : : : : : : : : : : : : : ヽ お主も含ませて、余に愛でさせよ。
＜´: : : : : : : : : : :＼,: : ≧〉⌒ー＝=-＜:＞＜: : : : : : : : : : : : : :.ヽ
: : : : : : : : : : : : : : /,,ー…´￣￣｀ 、 、: : : : ＞＜: : : : : : : : :ヽ
、: : : : : : , ＜: : : ! ｜ ｊ: : : : : : : : :＞＜: : : : : : |
..ヽ: : : ,: : : : : : : : : ＼ ,＿ ノー＜: : : : : : : : :＞＜: :リ
＼: : : : : : : : : : ヽ ーく ._=≦∧＼ ＜: : : : : : : γ´_-__-、 、
＼: : : : : : : : : : : : ﾛ弍-=≦": : : : : : : : : : : : : /￣、〉ﾄ l ーァ
＼: : : : : : : : : ／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∧ｰ//〉J弌〉¨´ ＼
＼: : : : : : ": : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ∨〉|" | γ ＿_ﾑ＼
＼: : :/: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :V , ｜ ｀ ´ ＼
｀Y: 、: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾉ 、/ -=≦ﾍ 、
|: : ￣￣￣￣￣￣￣￣／￣￣ ゝ ｛ 、 ＜ | ,
|: : ／: : : : : : : : : : : : ／ ヽﾏ＼ ﾏ -=≦ﾍ ｝
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| 二人の奏者とは違う、お主だけの良さを余に魅せて欲しいのだ。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
＞ ´ ￣￣￣ ｀ ┐
／ |ヽ
／ ／ , | ',
,' ,' / / i | ,
/ , / / / ! ,. ',
, ,: i ! /＿/ | / i ,
i ./ ! .| ./|／|/ ﾒ ! ./ ! / .i !
| / r | |/ ﾏ弋 iﾒ:::|／|/ﾚ' ハ|
| { ! { i:::: | / !
| ハ _ト ゞヽ ゝi !／
! / | |. , 、 ハ
, ' | | ヽ ゝ- .ｲﾄﾄ-ゝ
, ＿＿| |___ ＞.. __／i |
/ |::::::::::| |:::oi { ￣ioi | !
/ __ri::=-::::! !::o|__ ー |:::!ー- | ...､
/,,.ィ´::::::::::://::| ;:::::::{ { ヾ::＼::::::::::::::＼
【直後支柱さん判定】
1～3：……失せろ。
4～6：ユメの中でならこうして見えれるだろう。それで我慢せよ。
7～9：？？？
あ
__, ' ´￣￣｀ ，
/i '∨ / / ｀ヽ
イ ＼∨ / / i ＼
/ i / /＼__／,ｲ‐､ . //. |. ，
x――‐ミ l l.ｉ ｉ /レr宏メ// .// | ',
. /ﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧x. ﾊ 从ﾘﾉ ""´/ｲ // i |. ，
iﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ ≧s | ∨ 「､ /／}/ . |. i | i
＿＿|ハﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧x ハ f=ヲ'´ '´. i |. l | i |
, '／ 《 〈 《￣｀ マﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧xj ´ ｲ. |. | | l |
ｉ / 》 ヽ.》 ｀ マﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧x__,...::::::::| ｉ |. | | |
|. ′ 《 《 Y ／⌒ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼r､ | | 丶│ ，
’ ＼. 》. 》､ } ／-‐‐､ .|ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ＼() | | ;
､{ ≧ﾐ 《 `ヽ ＿＿.l /o ’ﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ八 ’ ， ､
｀⌒ﾏミ==≠≦三三三乂ﾘ ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆンﾆﾆﾑ＼ ＼ ＼
｀ー{三三三三三三.| l≧zzzzz彡'ﾆﾆﾆﾆﾆﾘ. ＼ ＼ ＼
z≦三三／ {Vゝ ､＿_, イjﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ.ｿ. ＼ ＼ ＼
f彡'´ / ｀〈__/__/j__j'ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ′. ＼ ＼ ＼
/:: l ::::::. ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆン i ＼ ＼ ＼
， ， ::: :::::.. ｀ﾏﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾝ /| i ＼ ＼ ＼
i ヽ ::: :::; '＾ﾏﾆﾆﾆﾆ ／ . /. | | ＼ ＼ ＼
',. ｀ ， :::..， '::::.. ﾏﾆﾆﾆｿ / | | i´ヽ ＼ ＼ ＼ ＼
. 丶 丿｀ ー―‐ '::´ ::::::.. }__√ ハ.. | | | ＼ ＼. ＼ ＼ ＼
｀ ,＿_, .ィ ′ :::::... ､ / i | | | | ﾄ､. ＼ ＼. ＼ ＼ ＼
/ / /'.| ; :::::::. /. | l | | | | ，. ＼ ＼. ＼ ＼ ＼
【直後判定】
1～2：……ユメの中で我慢しろ、暴君。
3～9：ヤ バ い
うむ
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| …ふん、ユメの中でならこうして見えれるのだ。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
. | |
. | | ﾊ. i:| |
. | :|! | | |l !ト. ｜ | | / !
. | :|i | | |l !| ＼ | |＿彡＝=====|/ ｶ
. | :|| | | | |l || ｀､ ｜ | | 〈{
. | :!l ｜ | ! |i ／ﾘ ＼{ ir-､ _＿＿＿| / {
. | ｜ ‐-ト- |、 lﾍ | 八_,／ ___ _＿ _ -==,7 | } :／ i}
. | | jハ ! ｀ｰ ! ＼｛ 三三ニ= ｰ ´ ￣ﾝ' | l ====＝lし( /
. | |===========｢｀ヽ | ＼、 |ii| |ii| | |_丿 ; ｝
. | | |ii| |ii| 乂、＼{ |ii| |ii| | | _ -‐/し( /
. | | |ii| |ii| ヾ |ii| |ii| ｜ | | ￣￣ ´ /ノ ／
|i ハ |ii| |ii| ゞﾐ=＝彡' | | | ／厶（ 結局それなのか…
|i } ゞﾐ＝彡' | | |=＝彡"／i:i:iﾍ
. !| | } | | | ／i:i:i:i:i:i:i:i.
. !| ﾄ ′ | | | | イi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
. !| | } | | | |i:i:i:i|ﾍi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:.
. iゝ (o) i| | | | | | |i:i:i:i|ﾐ｝i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.
n il ﾉ八 | ! ! !i:i:i:i|ミ}i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:
,、_'う) ,、 l| ＼ ト---― ／| !| | |i:i:i:i||=｝i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i.
~ ￣ ~ l| ＼ ／ ｜i| ! | !i:i:i:i||ﾆ｝i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i
. iゝ i|i | ＼ 丶、 ／ | i} | | /i:i:i:i:l|lΞ}i:i:i:i:i:i:i:i:i:/
,;==ﾐx |i | f‐ヽ｢ヽ、 ﾐ:::.... _ ....::≦: |/ ! |/i:i:i:i:i:iil|lii--― =イ"
. ﾉﾘ |i | | | | ≧=‐- ≧＝==＝ ≦ __ -‐‐|′ |二Li:ililil|lil:i:i:i:i:i:i:i:i:|
. 彡" ハﾊ ! l | __｝-‐‐ "´ _ノ'| / lilili|lili:i:i:i:i:i:i:i:i|
. } i i! ! 〃f{
-- ― --
＞ "´ ｀ﾞ ＜
／ i´￣ ＼
| ヽ
/ | i ',. ', ∨
/ i | i! } i ', ∨
′ .i | | | ﾊ. ∧ .| .} ＼
i | | ﾊ { i .} /, -} ﾊ. ∧ ﾄ __ ＞
| | |. /- ヽ ', | j/ ,.ィ==ミ､!/ i＼{ i
jﾊ i | |/ィｆfミ､＼{ " .乏弐ｱ } ﾄ } |
/ .} | | |ﾏ 泛ｿ} ＼ , , ﾉ , ｿ八 ,
| .ﾊ i!从 , , j / / /イi.__ ',
j/ ∧ { ＼ , /イ /i | | i , それでも我慢しろ、暴君ネロ・クラウディウス
/ , j/ `ト-` ー ´ ﾉ ./ .|.{_{＿}. ',
/ i! { 込 / / | i ,
/ . |､ ', ≧:.. ＿ .イ j／! | |
,..| ＼ ヽ__ ノ} } | .! | ',
′ ／ , }ーr-- 一 r_| { ,
, / ./ ゝ--＜ （__{ ', ｀ ＜ ,
／ / / / 乂＿_ノ､ r＜ ', :､ ｀ヽ. ヽ
／ , ／ ／ （＿ ノ }'⌒'i' ﾄ. ヽ ＼ ∨ ＼
／ i／ ／ | 乂__人__人__ﾉ ー＼ ＼ } ＼
／ ／ ／ j／ / ', ＼ ＼ i ＼
／ 〃 ／ イ / .,′ ､ , ＼. ＼} ＼ ` ー-- .､ ＼
／ ／/ / ／ .! ′ .′ Y ヽ ヽ ｀''ｰ- ＿ ヽ ＼
／ ./ / / .| _i .i | ', :､ i ヽ ，
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| それと、覚醒めの時が来たぞ。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
＿＿
ィ´＿＿ ＞ ..
＿ __ _,..へ //,,. ｀'' ＜ ヽ
,.ィ ´ ／ ＞ ..へ{/ , ＼ ＼ ＼
／ r ⌒＞／ / ￣￣ ｀ ＜ヽ ＼ ＼
／ {r ⌒／ / ′ ｀''＜ ＼. ',
/ ノj .ｲ / , ヽ. ', }
{ / / . i ', ヽ＼ } !
{ X .ﾊ / i .| i ', ヽ jﾉ
乂/ / ヽ ′ .| ! | ', ', ／
Ｙ {X.′ ', i ｜ X / , j } i ',
＿ⅥＸ{ ', ヽ.| | / /ー/ . , ﾊ j ,
,.ィf:.:.:.:.:.人__', ', | ､_.ｨf弐于ミx､/ }/i /ｨェzミ , ぬおおおお！何だこの無理矢理引っ張れるような感覚は！
_ ノ:.:.:.:.:.:.／:.:.:.／', .{ ﾏ! んＪﾊ / | ｲんﾊ 》 j/i . i
ヽ:.:.:.:.:.:.´:.:.:.／:.:.:/ヽ i´ ', 泛zﾂ j/ 泛.ﾂ / }ハ | ちょ、ちょっと待て！余はお主に言いたいことはまだ沢山有るのだぞ！
＼:.:.:.:.:.:/:.:.:.:./:.:.:.}.{ ', | !|| ||| ′ ﾄ {
}:.:.:.:/:.:.:.イ:.:.:.:.八. ', | !i.} .!
j:／イ:.:.:.:.:.:.:.:., |≧:.:. | _ _ u 八 | f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
,::.:.:.:.:.:.:.:..i |:.:.:.:.ﾍ ', ´ ￣ ｀ﾞ ／ | . | | 騒がしい。時の流れに身を任せろ、ふて寝で自身のマスターの中枢に触れる戯けが。 |
/:.:.i:.:.:.:.:.:.:.| |:.:.:.r=ﾍ ',≧z イ | } } ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/:.:.:.:{へ.:.:.:.:.! |:.:/≧z.', ', r-- ´ .| .ﾊ ,
|:.:.:.:.; ＼:{r えﾍ:.:.:..:.:.:',ﾄ ', ≧､ { j/ }/ / ふて寝ではないぞ！ただ羨ましいとしか思ってないのだぞ？！
|:.:.:/ _.,ィぇぇぇミｘ:.:.:.:.:.:.:.ヾ:.:.:} } } /.ｲ
j／r≦ rfrfrfrfrfrへ ＼:.:..:.:.:.:.:.///=z､ ／
/ / / / / /i | | | | | ﾍ i } ｀＼ ヽ ヽf } } } .}
＼___人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人_ _／
≫ ≪
≫ 思ってないのだからなァ―――？！！ ≪
≫ ≪
／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ ＼
＼ ﾟ ｏ 。｜ 。 / 。 ／
○ 。 ﾟ ｜゜ O / ｏ ／ 。゜
゜ 。 ＼ o ﾟ O ﾟ 。 /ﾟ 。 O
ﾟ 。 ＼ | ﾟ o ／ ﾟ 。 ゜
。 ゜ 。 ｡ 。 ﾟ 。ｏ ゜
゜ ｏ ｡ ｏ ﾟ 。 ﾟ 。 ﾟ
ﾟ 。 Ｏ ／ 。 ｜゜ 。ﾟ ＼゜ O ゜
゜ ｡ ／ 。 / ○ﾟ O ＼ ｡ ゜
Ｏ ゜。 / ﾟ ｜ 。゜ ﾟ 。 ｏ
,'´￣￣｀',
! | ┼ ｌ
! ﾚ c! ｌ
ｌ あ ｌ
ｌ ・ ｌ
＼ ・ /
￣￣
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| 最後まで煩いヤツであったな…。|
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
＿＿
／ ｀ヽ
, i ,
! ! ﾊ
ﾄｰ' ＜ ／_ﾚ' しかし、寂しがり屋、か……。
ゝ ７ {｀〈
ﾉ i ハ. ∨ そうさな、我は寂しがり屋というモノなのだろう。
／ ! | ∧::}ヽ ＼
／ ／./ ﾊ ';:::／:ヽミ=- ､ ―――本音を言うのであれば、役目なぞに囚われず、2つの人格のように自由を謳歌したいさ。
／ ／:::/ /::::} i ヾ::::::::::',
,: ／::::::/ /::::::::', |ヽ ＼::::::', だが許されて居ない。そんなもの最初からな……
/ /::::::::::; ∧::::::::::', !::::} ヾ=ミｰ-､- ､
,: ,ｨ{:::::::::::i { ';:::::::::ヾ､::!ﾊ!:ハ:::::::::ヽ ＼
i { ヽ::::::::} ./ }:::::';:::::::＼:::i ノ:::::::::::/ヽ. }
| ヽ ＼// ／:::::::}:::::::::r''＼:::::::::／ ﾉ／
ヽ 二 .／:::::::／i::::::r''ﾐ:::::::ヾ ､ 〃
｀ヽ} ./:::;;;;／__/::::::ゝ- =ｭ' ） ヽ. 乂
';:::::::';:::::::::::::::::::V
i::::::::ヽ::::::::::::::::::',
|:::::::::::iヽ:::::::::::::::',
!:::::::::::| ∧:::::::::::::',
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
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【三日目 朝 衛宮邸】
／＼
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.／／／:|| || ||＼＼＼
.／／ .|_||_||_||_||_.|| ＼＼
.／／ ￣￣￣￣´ .＼＼
_____________________________／／:: : :: : : : .... .＼＼____________________________________________
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⌒/癶)))))))))))l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」l」((((((((((癶⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒
⌒/⌒ヾソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソソ_/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/
⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/
⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/⌒/
二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二
|:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|| || || || || || |:|
|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:||_||_||_||_||_||_|:|
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. ￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ 艸艸艸
＼_________________________________________________________________________________________________________________________________ヾヽ
ｿｿ＞=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l==l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l==l=l=l=l=l=l=l=l=l=l=l==l=l=l=l=l艸艸-､,､ 艸艸艸
|""＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝ 艸艸艸⌒ヽヽ/
|＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝二＝ 艸=彳艸艸 _ｿ:’;;:
|((二二二二二((二二二二二二((二二二二二二((二二二二fnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnnn (,!｡:;;
| | | |::::| | | | | | | | |ﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍﾍ 彳艸艸 艸艸丿艸
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⌒`´ ,.r''" ""
【桜は…】
【1：ちゃんと来ている 2：今日は何故か来てない様だ… 下2】
1
1
桜は来ているようだ。
昨日の士郎の遠回しの台詞に、まだ参っていたのか、台所に立っていたところを彼女に咎められた。
/: : :/: |: :|: :|: !: : : : : ,'!: |: |: |:|: :.|:'; :!
i: : : :|: :ﾊ: ! i.:|:.ﾄ; : : :./ !/i;.'i :l:,l: :.ﾄ､',:i
| ; : :|;|:|-|:廾:ﾄヾヽ: :/ /'ナﾅﾅﾊﾉi|ｰ-,ﾄi
|:|: : : N,ｨ＝朴､:::..ヽ| ''ﾃ＝メ､ｲ;.:':/ |
|:|: ; : ｀i弋＿,!.. .廴,_ﾉ ´ !:./.:| |
|:|: |: : :|::.. ﾊ:.!: | |
. i:.|: |: l: |::. ′ / ,!:|: :!｣
ｨ'| |:.|: |: |: !:::.. ｰ‐_‐,ｧ /／: :!: | | いい朝ですね、やらない子先輩。
／| | ! |: |: :! |ヽ､: ／´!: : : !:.! |
__ ,. ､ | ,l | i: ﾄ､|: :| :!: :!;ゝ、 ,イ: : : :!: : : :!:.! | あぁそれと、今日の分の朝食当番は私ですよ？
._/ / /｀ﾒ-､ ｣,ﾊ| |__／', !:/ ヽ !.:|: :|!: i ｀ ｰ-ｰ ´ |: !: : : :|: : : : !:! |
/ / / / f´メ-^' ヽ、 i .i/ ＼!: |: :| !: |: : : :!: : : : :!ﾄﾞ 何が有ったのか知りませんが、遂にボケる程にオツムが…
{_'>-、, ,.／ | / ,、 ＼ノ !: !: : : |: : : : : !! いえこれ以上は可哀想なので言わないでおきましょう。
! ｀> ,//￣i !/ ﾊ: iヽ、 ヽ ＿＿＿＿ヽ、: :.|: : : : : :!!
/ / ﾚ// ,! /´|: |: : ｀!ヽ、 ＿_,.. -ｰ '´＿_ ゝY､_: : : :!!
ｲ / //-、'´ | / !: !: : : ! | | ｀ ｰ- 、 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| _,. -=彳 ヽ// ヽ ! / |: |: : : | | | 〉 | ――あら、ごめんなさい。 |
ｨ' /ｿ ﾄﾞ ヽ ﾄ '" l人: ヽ| // , / | ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/ ｲ _! ! | |＼;.! // ! / !
／´:.:.:.i
／:.:.:.:.:.:.:.:| ＿
く:∠ﾆ= ‐-ヽ､ ／´:.:.:.:i
／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:〉:.:.:.:.:.:.:..:|,ｨ
/:.:.:.:. :.:.:l:.!:.:.:＼:.:＼:_: :i: :.:.:.:.:.:.:..:.:.!＜／
l:.:.:.:.: .:.:.:.ﾉヾ＼: :.:.',:.:.:.ヽヽ＼:.:.:.:..:.:.:.:.:.l＞
|: |:.: ..:.:/ ヽ ＼十-:.:.:l:.:.',:.:ヽ:.l:.:.:.:.:/
i:.:!: :|:..lz=､ ｨ〒メ､ /!:ﾊヽi:.:..i:.:.:..:ﾊ}
l/ヽﾉｉ.:r=ﾐ (ソj /:.:.:.:.:｀iヽ:.:.:.:.:＼
八" ___ '''' ｲ: :.:.:.:..', ＼:.:.:.:.:ヽ
＼ゝ ﾉ ／,':.:.ヽ:.:.:.:i', ヽ:.:.::..',
｀ｰ ｨ´ /:.:.:./:.ヽ:.:!:', ',: :.:i
_r"´ノ￣￢ /l/ |ﾚ ' /
, ﾉ＼ -ー-､ ヽ
,γ＿ﾌ / l l
{ ', / / l
｀､ ｀ / / l
｀ｉ / / |
3：ああ、でもイリヤさんの朝食準備くらいは済まさせてくださいな 下2】
２
2
最初はその言葉に従うかのように、無表情で台所から離れる。
〈
｀ヽ､
/
/
_ノ
／､ 呆けてもしょうがないですね。
／ノ ﾊ
'ｰ ´ ﾉ だって、昨日は良い意味で私のペースが乱されてしまったので。
イ
|
|
ヽ ｉ
ヽ＼ ノ
しかし、通り過ぎざまに彼女にしか聞こえないように耳元で言い放った。
胸中でムカムカやら、寂しいという感情が何故か渦巻いているので、それを晴らすための八つ当たりだったのかもしれない。
,r'": : : : : : : : : : : ヽ、
f: : : : ; : : : : ; : : : : : ;ヽ,
. ,i: : : : ;': : : :,:'; : : : : :':, ; ;ヽ,
i: : : ; :i: : : :;! i: i: i: : : ;.i: '; ;'i
. i : : ;':.i' : : :,!i;!i i; :i,: : : ;i :,i: ;!
. i :,': 'i, i: : : : i'- ''r''77
,!:,':,':,i`i ; ; ;i:i ､'-'/
i:,':,':,i::i'i: ; ; i.i - ,／i:|
,!;';': ;i:,! ii: ; ;i:i7.-..i´:; : i.i
,r'"`ヽ`ヽ,ii; : ;iii''''V'i:::; : i.i
/,-- 、 `ヽ`'i,: i` `';;_;: ;ii;!
. i ヽ、 `ヽi-,____,,,'>,'､'
i '; . .ヽ , ' ' `ヽ`ヽ,_ ), ヽ,
i ;: .; y' `ヽ,`''i i
i. '; . ; i : `i'i .i
i ';: i , ', ' ; . : : : ii .i
i '; i ' ' ;' .;: ; : : ;'.i i
. i. '; i : .;' .,.':;.' : :,' ii .i
. i ';:i: : ;' ,.': : : ; ' i'i.',i
. i ';i: ;' .,:' :, : ' i i 'i
. i 'Y ,': ' .i .i .i,
i' ,! ,' ,! .i i
1～3：？？？
4～6：ランサー「ちょ、ちょっとそれどういうことよ！？」
7～9：無言
てい
それっきり何もない。ただ背後で、煮立つ味噌汁の音が聞こえただけ。
溶岩が気泡を立てるときの様な音が絶え間なく響いて、私達の間の沈黙を更に赤々しく、重々しく塗り替えていく。
}///! ＿＿ ∨/＼
.////} ／ ｀ソ///ﾊ
////／ ヽ ヾ////ソ__
i/// . ,' ', ', ∨イ:::::::{ な…なななな！
{// | i i } }ハ V:::ヽ::ﾉ
.V! i | { /j/ィ zx. ',:::Ｘ .ちょっとそれどういうことよ！
.{ |从ーヽ{. " 沁ｿ ! | i/ ヽ
ﾍ |ヾ ﾏｯ ／／／ | | } ＼ 小ブタは私を…！
ヽ {＼／／_, ⌒ヽ .|/ ﾊ ヽ ＼
| ＼u. ､ ノ／| /-― ...､＼ ＼
, } ≧=- ＜ー| /-― ､::::::', ト､. ',
/ / ノ_ノ/{:.＜j/ . }::::::} } ヽ{
/ / ／/::::}Ｙ{.ﾍ::::::＼} |::::::; , ./
, / / j/:::::个: ＼::::::| ,::::/j/
. { { /::／|:::::| ヽ::! :::/
i 八 | {:/ |:::::! } 〃
| / .ﾊ ', |:::::| ,: ﾊ
j/ ∧. ', |:::::| r --| ﾑ-､
_ﾊ ソ}.个＜乙__j .ﾊ メ
しかし、沈黙を産む者も居れば破る者も居る。
分かり易く動揺しているというのが、その狼狽えようからわかる。
―――ランサー。
初日にて、自分と士郎の生命を奪おうとした不届き者だ。
そう考えると、自然と自分に迫るように問いかける彼女に睨みを利かせてしまう。
__､/イ≦￣￣＜≪､、
__.... イ⌒: : : : : : : : : : : : :⌒ミ=ｰ
⌒>: : : : : : : : : : : }: : : : : : : : : : :｀ヾ
ノ: : : : /: :/:从: :ノイ: :.i : : : :.j: : : ヽ、
/: : : :.从/!/ハ/__ ヽ八ﾍ: /: : : :Y
ｲ: : : : :j ヽ´￣￣¨｀ヾ､、 jハイ:/ﾘ
У⌒Ⅵ x=＝=ｭ､ ｀" =≠ｊ/ﾘ
ヽ｛て ﾘ , , , , ｘｒｖ′
iﾍ、ｊ ､, , j …さぁ、ややこしいことになってまいりました！
从У! _＿_ " ;
Ⅵ 、 ヽ _｀ｿ ／
′ ＼ ／
/ : ､_ /
/ : /￣
__＿＿ -＜｀ヽ : ;
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', : /
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', ヽ. j＼､、
.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_ .... ．へ＼ｰ ､:＼ ﾉ Y.＞ ．.
.:.:.:.:.:.:.:.:.．＜´ ヽ＼ へ j:.:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ.
｀ ､ヽ / ;ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:∧
えい
【おねえちゃん＞＞越えられない壁＞＞＞アイドル】
〃j:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i:.:.:.:.:.|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
_ /:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:./:.:i:.:.:.i:.:.:.:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.{`
' {:.:_:_:_:.:_:./}ノ:.:/ﾘレﾍ:.:.{:.:ﾍ:.:.:.:.:.:.:.ﾐ
ﾚ ､ {j ヽｰ7ｰ{' ｨﾟ ヽⅥ ＼r;.:.:ﾊ
/ ヽ} / / / / /ｰ====- ､ }r=､ はい落ち着きましょう！
| i{/ / / / / / ﾘ{ i
_人 :{_人ノ ¨ .／:: . ==‐' y / f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
.:∧ _ ／ } ノ | ねぇ子ブタ、それって私が気に掛けてることの答えじゃなくてただのその場凌ぎじゃ… |
.∧ ｡x= ' }__, | ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
∧ﾟ ヽ _ - ｧ /
》 >. ￣ / ト､
-―… /:::| ＼ ／ :|::::ヽ そ、そそそそ、そんなことないぞ！
ー‐----―{{::::ﾘ ￣ :|::::::ハ
V ヽ::::::/x
ｌ ∨ j::::/ ＞｡
Y-x__ ヽ / j::/ ＞｡
::| ヽ ﾄ､ ー -－ j/ ＞｡
/ ヽ ／ ヽ
/ ﾍ、/ ｌ ﾍ
/ l / l‐ヽ- _ i ヽ l
/ ｌ/ l l ｌ lﾍ ｌ ｌ
/ l ∧ ｌ ｌ l l ｌﾍ ｌ ｌ ともかく坊主の言う通り落ち着け嬢ちゃん達。
/ ｌ ﾍ ｌ、 l l l ｌ ﾍ ｌ ｌ
//ｌ l入 ﾍ ヽ、 ｌ/,斗/´ヽ ﾍ ｌ こんな神妙な雰囲気じゃ、折角の朝飯が不味くなっちまうからな。
// l i l乍弋卞ﾍ｀ ｌ/ ／彳ﾍ ｌ ｌ
// ｌ ｌ ｌ ｀￣ ﾍ＼ / 卞毛夂l ｌ l それでもってんなら、俺がゴールデン睨みっこに付き合ってやるよ。
ｌ l / ｌ ｌ 丶 ´ l ｌ l ｌ l
-‐ ‐ ‐ ,ﾞｿｌ l l / ｌﾍﾍ ｌ
, ／ ﾍ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/｛ ｌﾍ // ｌ;:;:ﾍﾍ＜ 、
/;:;:;:;:;:;:;:;:／ ‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐ ﾞ 、__ ｀´ /ﾉ ｌ l;:;:;:ﾍﾍ;:;:;:;:;:ヽ
/;:;:;:;:;:／ ヽ、＿ ． ´ ヽ ヽ ﾍ- 、 イ ｌ l l ｌ;:;:;:;:ﾍﾍ;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ
/;:;:／｀;:;:‐ヽ ヽ ＼ ＼/ヽ ｀ ／ / ｌ /ｌ /;:;:;:;:;:;:ﾍﾍ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
／/／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼ヽ, 、 ＼ 〉/l/、 イ ／ / / //;:;:;:;:;:;:;:;:ﾍﾍ;:;:;:;:;:;:;:;;:;::;:;:;:
/ /／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ´ ﾍ 丶‐-‐ ´ へ / / /´、,｀´. ＜´ / / /;:;:;:;:ｌ＞;:;:、;;::l ｌ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;
/ ／＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ ｌ;:;:;:;:;:;:;:ヽﾍ/_＞/´ ヽｌ ∨ ＼ / /;:;:;:;:;:;:;:;:llllllllllllll;:;:ｌ ｌ;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:
／／;:;:＼ ＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽﾉヽ;:;:;:;:;:;:;:;:;:丶ｌ / ヽ ｌ ﾉ＼ ／/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ｌllllllllllll;:;:l ｌ;
/ ／;:;:;:;:;:;:;:;:;:＼ ＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:/ ﾍ- ニ二ニヽｌ /ヽ／￣ ヽノヽ /二ニニﾍ;:;:｀llll、lｌ;:;:ｌ ｌ
;:;:/;:;:／;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:ヽ;:、＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:/、;:;:;:ﾍ´;:_;:;:_;:;:;:;:丶ｌ;:/ ｌ;:;:;:;:;:;:l ＼/;:;:;:;:;:;:;:;:ﾍﾍ;:;:;:;:;:;:;:;;::;:ｌ;:;:ｌ; 【バーサーカーと士郎によって、その場の騒ぎはなんとか収まった】
気不味いながらも朝食も済ませ、私は着替えのために自室に戻る。
やはりそこでも重圧というか、とても陽気とは言い難い雰囲気が有った。
{ﾐ / }y.i | | ヽ
'ﾐ 彡メﾚﾉ | | ﾊ
ヽ. ,..ｨ {ｲ/ ,.ｨ､ !. i|
,.. -=`ｰ- rﾐ-:.､ / ,' / | ﾉi
<´:.:.:.:,:ｨ;,;,;,;,j:.:.ヽ::＼ ､_{ |ｨ′
}:.:/j:.:!:.:!|:.:.:',:.:.:.:.ｰy | i. !
Vイ:.:.:.i..!:.:.:.ﾄ;.:.:.／_／! | |
_rｭ---j:.:.:.:|_|:.:.:.:!:.:.:.ヾｰ-.ﾉ__/! |, ｭ___
.∠７７７７|:.:.:.| |:.:.:.:|=-＜､ｰ-ttttttttイ爪＼
／:.:.:.:.:.:.//!:.:.:.l |:.:.:.:l ヽヽ:.:l_j_j_j_j_j_jイ:.:ヽヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:{ ! |:.:.:.| |:.:.:.:| } }:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ
〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!| .!:.:.:.! !:.:.:.:l j ハ:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:.〉
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!{ ￣ } ￣ ノﾉ:.く:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
｀ゝ:.:.:.:.:.:.:ﾊﾐヽ..,, __ ｨ´イ:.:.:.:.ゝ;,;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
{:.:.:.:.:.:/ ';.:.:.:.:.:.:.:.彡"７/:.//:.| ';.:.:.:.:.:Y
j:.:.:.:.:; }｀''ｰ- ´ //:.://:.:.:!. |:.:.:.:.:.{
/:.:.:.:.:.:} ﾉヽ. j //:.://:.:.:.::, !:.:.:.:.:.',
/:.:.:.:.:.:.{ /}○ﾆXﾆﾆ○:.:.〉〉:.:.:.:.', }:.:.:.:.:.:.',
,:.:.:.:.:.:.:.ﾘ ,:':/:.// ||:.:.:.//:.:.:.:.:.:.:Ⅵ:.:.:.:.:.:.:!
,:.:.:.:.:.:.:./ ／:/:.// ､ , ||:.:.:.{ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.j:.:.:.:.:.:.:|
/:.:.:.:.:.:.:／:.:./:.:/ﾊ Y ,ｊ.|:.:.:.| |:.:.:.:.:.:／:.',:.:.:.:.:.:ﾊ
,:.:.:.:.:.:／:.:ヽ/:.://:.ヾ⌒イ:.:||:.:.:.| |:.:.:／:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:ヽ
ノ:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:∨/:.:.:.:.〉/:.:.:.:.||:.:.:.| |;ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:..:.:.:.:＼
／:.:.:.:.:./:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.:.:.:|レ'／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
:.:.:.:.:.:.:/:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
今朝は私に背を向けて窓の向こうをただ見つめているだけだった。
その視線の先に、彼女の気を惹きつける様な何かが有るのかと思ったが、特に何かあるわけでもなかった。
イヽ / ヽ
/: ヽ /: : :} ∨: : : ＼ ィ:^ヽ
/: : : : ヽ /: : : ハ: :ﾊ: : : : ＼‐- .／ : : : : }
ﾏ: : : : : : /: :/: :イ: : : :{ : : : ＼: : : : : ヽ: : :}ヽ: : : : ＞､
ハ: : : : : / : ／: : }: : : ﾊ: : : : : :ヽ、 : : : ヽ: : ﾍ: : : : : : }
V : : /: :./: : : /: : : i {: : : : : : : : : : : : : : : : :' : : : : /
/: ／ : /: : : ｲ{ : : ∧: ヽ: : : : : : : : : : : : :}: : ∧: : 八 (黙ったら黙ったで寂しいっていうか、何かコレジャナイ感があるっていうか…)
{ : j: : : :ｉ: : : : ハ: : ' ヽ ＼: : : :|: : : | : : |: :ヘ∧: : : ヽ
|: :| : : : |: :ｉ : :{ ∨i ', ヽ : |: : : | : : !: : : }ヽヽ: : :＼ (さて、このまま放置でも良いのかしら…？)
|: :} :ｉ : :{: :ﾍ: :|―弋ヽ ! i斗―ナト/: i : :! ',ヘ: :＼ :}
}: j ハ: :!ヽ: ヽl {弌云ト }ｲf云刀.lｲ: ハ: | ヽ ＼: : :ヽﾐ、
ﾘ /:{ ヽ', ヽ: :八 乂ﾉ 人丿 ﾘi: :| ヾ! ヾ ＼} :ハ}
j 八: ', ﾔ: : |八''' '''ﾉイ: :l ｀ ﾍ:} ﾘ
/´ ヽ' ｷ: : }: : ヽ ′ ,ィｉ:|::{ハ! ｿ
´ ｀ ｉ: :ﾘ: : ﾄ: :` :..、 ＾ ,.イ:ヽ:八: : : ヽ
}: /: : :} ヽ: :＼ ｀¨ /{ｭ:/＼: ヽ: : :＼
//: : : /≦ト、 :ヽ / /: : ＞ 、ﾍ: : :ヽ＼
_}: z≦´: : :ﾊ ヽ: :ヽ /: : : : : : 〉: メ: : ＼｀`
/ ＼ヽ:: : : : :ハ ヽ:ﾘ /: : : : : : /ﾊ: :ﾘ ヽ: :ヽ
/、 ヽヽ:: : : : ヤ"}ﾙ'‐/: : : : : ／／}ﾊ} ＼}
/ハ ﾄ ヽヽ:: : : :{"´/｀ﾞ〉: : : :／／ !/ ムi
/ !ノ⌒ヽヽ:: :ﾑ }九/: ／／ / ヽ
【1：学校へ 2：探索へ 3：セイバーが気になる 4：コミュ 5：自由 下2】
1
１
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j:::::::::ヽ ,ﾍ^ ⌒ Ｙ ⌒ヽ/ .::::::::i
ﾉ:::::::::j（ﾉ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i
Yyﾉ ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） ﾙﾘﾉ
ﾘ::::::( （ ●） (●::（
. ﾊ::::ﾊ ,, r‐ｧ ﾘ） ) ＿ ﾆｮﾛﾆｮﾛ
） ) ）、 ￣ノくﾊ（ ／ ＿ ＼
（,（.( ' ﾍ い ﾉ:::））＿＿|＿(＿) ＼ ,-､／)-, ))
ノ/）` ヾ ｿ￣（( 、＿＿＿＿＿＿＿) ,-、／／／／)
,' ﾉ Ｙ Y ｜｜ ｜|／／／／ ))
l i ...... ..... i ＼＼＿＿＿＿／ ／ ))
| ヽ :::::::: ::::: .ノ ＼＿＿＿＿＿＿＿_／ ﾆｮﾛﾆｮﾛ
` 、 i :::::::::::::::::: i
【誰と行こう…】
1
４
f´￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| 『…セイバー？』 |
ヽ＿＿＿＿＿＿ 乂_
賑やかな彼女が特徴的だっただけに、こうも静かだと面食らう。
なので、恐る恐るという感じの名呼びだったと思う。
／⌒ヽ ＿＿
/ ,. ‐-ミ ＼ . -‐…‐- . __ ヽ､＿〉
. / / ＞ヽ ｀ ＜＿}＿ ∧ 、＿＿＿ ヘ
/ / . ´ ＼ | ｲ ヽ ヽ ┬─‐个ｰ┘
. / / ／ ヽ ヽ._|＿ ヽ | ＿|_匚|_/,へ、
/ / / / | ', ﾟ｡ } ＼/ ｀ ｰ┐┌─‐,、
. , ′ ′ , , | l| i '. ',く ヽ二ニ、 ニ二、 ＿＿
| | i ｌ | ﾄ､ | l| l| | | i＿ . ＼ ／/_／/ | l ＼｀ ｰ─'/ ＼── ´ , - ､ ヽ
| | |ｌ | | | ﾟ. l| l| l| | |ｌ | ｀ ､ i_,ノ ヽ─' /＼_/ | │ ＼＿/ ＼＿／ / /
. 八{ |{ | | | ､ l| 斗‐lﾄ､｢￣ |l | ＼ | ＼ ￣＼__/ _/ ｌ ＿／／
八 |i八_,{ ＼{ヽ{,.斗≠ミ, |l |__ ,:|_,ノ ヽ、 ＼/ ￣ ´
Νヽ{ｘ=ﾐ 〃 んィﾊj}^l |ｒ Y ノ.:.:r―-ミ
| {{ {心 乂):ソ |l |:):} |{-=彡/:.:ｉ|:.ヽ:.:.:.:.＼
| ｉ Vｿ , , , |l |:ｿ 八 ,..:.:′ !|::.:.:.＼:.:.:.:.＼
| | ＾´、 |l |／.::彡{|:.:.:.:.八:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:.＼ 『おー！何だ奏者よ！』
| |八'ﾞ , |l |「i .:.:.:.八:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ
| | ｀ | 八| :.:.:.:.:.:.`ﾄ､:.:.:.:.:. ＼:.:.:.:.:.:／
| |l ﾄ､ ..:| |:.:.:.:.:.:.:.:.| ＼:.:.:.:.:.:.:.ーく
|l八 | __ ＜ | /´￣￣ }､ :.:.:| ーｧ:.:.:.:.:.:.:.}
. 八 |＼ | | , И /:――‐く ｀¨´ /:.:.:.:.:.:.:.:/
. Ⅵ ＼{ ／ _ ノ j/:.:.:.:.:.:＿_:.ヽ,..-‐…:.:.´:.:.:.:.:.:.／
ハ |:.:.:.: /:.:.:.:／＿／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
／:.:.:.} |:.:.:.:.:.:.:.:/ / ／ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／
,..-‐….:.:´.:.:.:.:.｢ ノ:.:.:.:.::／／/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
そもそも反応すらしない可能性をも危惧していたので、至って彼女らしい返答が返って来たことに微かな安堵を覚える。
r‐- ､ ∠¨ ＼
_,.斗ｆ＿:.:.:.:.:｀¨￣¨'・‐．=‐／､:.:.:.:.:.∧
ｨ⌒ /⌒`:.:.:ム l冖‐-＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: >､ ':‐┐
|:.:.:./ :. 「￣:.:.:.:.:.:‐-:.:.:.:.:.: ヽ:.:.:.:.:.: ＼:. /:. ∧:.:. !|
| :.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ、、:.ヽ.:.:.:.:.:.:.＼:.:.:.:. ＼:.:.:.:.:|Ｖ:. {
ヽ/／/:.:/:.:.:.: 〈ｲ!ヽ、:.:.＼:.:';:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:＼/: :|:.:.:. | (…でも私が話掛けるまでは、まるっきり別人みたいに静かだったのよね)
/::./:.:.:.:|:.:.:.:.:| | /|:.:.:.:.:.:| .:|:.:.:.:.:|:.:.:.!:.:.:.:.:.|:.:..|:.:.:. |
/:.:. |:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|. :| jヽ!:.:..| .:|＿:. |:.:. |:.:.:.:.:.|: :!:.:.:. ヽ (何か有ったのかしら…？)
|:.:.:.:|:.:.:.:.:|､:.:.. |. :| |:./ﾚ´|_/_｀}ﾟ:_|:.:八:.:.:.ｲ|/:}:＼:.:. ＼
|:.:.:.:..＼:.:.| Y,人 | |/ rテ歹以N|:.:.:|:.:ﾒ: | |｝.∧:::.:|¨＼､
ｉ:.:.|::.:.:.:.:＼ irテ气､ { )ﾘ彳}し/ﾙﾄ､|ｿ |ﾚ' ＼| ）
|:./::!:.:.:＼{ﾏ〈 込ヽ 弋ツ ﾚ'ｉ!:./ }:. /| ）
ﾚ' |/ﾍ:.:.: | ｷ 弋ﾂ , ／/'/ |/ _ノ:./:.{
.＼|∧ﾊ// ム¨|:.:.:.:. :.|
}:/::∧ _ ∠!/人 i|:. ト
|:.: :|.: :>.､ {/:./:.:.:.Y|:. :.｛
/::::ｲ| / .:.:.:|::`:..r ‐ '´ 八/|:〈::. |:|:.:.:.:|
,':::／ / .:.:.:/／/ j ∧:.',:.:|:ｌ:.:.:人
/／::¨/‐::／-ｷ￣ ／ 〉:.:.|:.:.ヘ、ヽ
{:.:. /:/ ノ /∧ ,－ /|:.:./之－-）:.〉
ノ :../（ ＼ 〃 ヽ、 / |/〉 |: ヽ（/
´ :`〉 ∨/ ＼ ', ／ |∧ ', ｝」
∧ ム＞ ＼〉､.／ ／ l !ヽ、
【1：何か有ったの、セイバー？ 2：自由 下2】
ｋｓｋｓｔ
1
＿ ＿＿_ /:. :ヽ
l￣: : : : ｀ . x . ´: : : : : : : : :｀/ : : : ヾﾄ
|: : : : : : : : : : ｀丶 : : : : : : : / : : : : :∧ ＼
冫: : : : : : : : : : : : ＼: : : : : :{ : : : : : : : ゞ、）
: : : : : : : : :＼ : : : : : ＼: : :八 : : : : : : : : : ｊ〉
. /: : :ハ: : : : : : : ヽ : : : : : :＼ : : Ｖ : : : : : : : ∧
. /: : / : :∨ : : : : : : ',: : : : : : : :ヽ :}:＼: : : : : : ': :}
/: : /: : : :i∨ : : : : : :ｊ : : ',: : : : : :N : 个: 。 : : : :＼
/: ; ｨ: : : : :!:.∨: : : : :∧: : :ｌ: : : : : | ',: :ﾊ : : ヾ : : : : ＼ 何か有ったの、セイバー？
' / {: : : : :| :| ＼: :∨ |: : ｊ : ',: : : ! :乂」＼ : :＼ : : :.､:＼
И ∨ 从Nｊ z斗ﾃ'ﾞ |: /: : ﾊ: : :И: /|: : :Ｎ : : ヽ: : :}￣ いつもと違って静かじゃない。
У' ; 叱} |/＼/: }⌒Y:Ⅳ |ヘﾉ:.:＼: :ｊル
/ V ＼|う丿i : :.|: : : : : : :Ｎ
〈 Х : :l : :.|: : : : : : ‘，
丶 ∠) ﾉ: ＼l : :.| : : : : : : :‘，
｀ ーｫ －､イ: : :/:.ヽ ﾉ : : : : : : : :‘，
/: :／ ﾉ: : : :/ : ／ヽ : : : : : : : : ‘，
/／ ／: : : :ムイ.ｨﾍ.: : : : : : : : : : :‘，
/; ｒ=ﾇ ´￣｀ヽ. ∨: : : : : : : : : Ｎ
〃／ ／⌒ヾ、 ∨: : : : : : : : : :ﾄ、
/ ／ ＿ ハ. ∨: : : : : : : : :Ｎ
/ / フ￣ ヽ l : : : }: : : : ＼|
/ /／ |: : : ﾊ: : : : : : |
/ ／ リ: / } : : : ＼|
/ .／ ｌ ／ |: : : : : リ
-‐=≠ﾐ､
／ }}___
, ‐= =‐､. ＼=ﾐ､
／ ／ ＼ ＼ｙ＼
/ ’，,ヾ
′ / } ',/}
| { ﾊ ', V}
{ / ⅰ { ト |ﾊ { /七} } : }i
|ⅰ i| |x==ミ ', {Ⅵ斗==ミ :} }′
|ⅰ i|Ⅵ{ V少 丶 V少 }/ |
Ⅵ}N: ∧::｀ , ´:::}i
', 圦 ム i ,′
个 ´｀ イ }:::|i /
} | く::≧-=≦ :{ .}:::| /
{ﾊ/ﾘ ヽ}ﾆﾆYﾆﾆ{/:::！′
__ -‐‐===‐-､ ／: : :.}{: : :.∨__:} _＿＿
ゝ､/__}i_ⅱ{_{__}i/¨¨´: :.＼: : }{: : :／: : :｀¨ {iⅰ}}ⅱ}i ､
／: : : : : : : 丶:.: : : : :／ ヽ}{／ ＼: : : :.} ＼}_}ⅱ__Ⅵ
〃: : : : : : : : : : :}: : :／ ＼: :}: : : : : : : : : :＼
{{: : : : : : : : : : : :}: :/ ､ Ⅵ: : : : : : : : : : : :〉
', : : : : : :≧=-: }:/ ', ′ ヽ: :-‐=≦: : : :./
＼: : : : : : : : : i}{／ ￣￣｀ヽ}_:／￣￣ ｀', : : : : : : : :./
丶: : : : : : ／} {=i} }:≧=-: : :./
{: : : : : : ′ ∨､ {=i} 八: : : : : :/
.: : : : : / ',: ≧=-‐ ´¨¨｀ ‐-=≦丶: : : : :./{
. : : : : / : : :.{{(){ﾆﾆ＞＜ﾆ}()}}: :′ ', : : : : :{
′: : /{ }: : : : :{ }: : : : : : : : : :.
/: : : : : :} ／: : :{{(){ﾆﾆ＞＜ﾆ}()}}: :{ }: : : : : : .
. /: : : : : : :} ／: : : : //:/ }: :{{: :.＼ }: : : : : : : ＼
1～2：奏者よ、もし奏者が奏者自身に気付いてないことが有るのだと、言ったらどうする？
3～9：これはスマンな！何、夢見が悪かっただけだ！
【短いですが、一旦ここまでで】
t
低コンマやな、乙乙
／￣￣＼
／ ─ ─＼
| （●）（●）|
＿＿＿_. .| （__人__） | でさぁ。シチューとか真理人格って何よ。
／ ＼ ｀ ⌒´ ﾉ
／ ─ ─＼ .} f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
／ （●） （●） ＼ } | おっおっおっ、やる夫も気になるお。 |
| （__人__） | ノ.ヽ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/ ∩ノ ⊃ ／∩ノ ⊃| |
( ＼ ／ ＿ノ | |／ ＿ノ | | うわ、君口くっさいなぁ
.＼ “ ／＿＿| | ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／／＿＿＿ ／
.／￣￣＼
.／ _ノ ＼
.| （ ●）（●）
..| （__人__）
.| ｀ ⌒´ﾉ 残像だ。
| }
ヽ }
.ヽ ノ
./∧ :∨∧∨∧. ､__人_人_人_.人
.: ',∴ ･' .） （
.',∴'',∴ ･' :;; ） ﾎﾞｼｭｯ！ （
.',∴',∴ ･' :;; .） （
⌒Y⌒Y⌒Y⌒.Ｙ
.l|l| l|l| , - ‐＝ - ､
.l|l| l|l| ,／ ＼
/ `､
..r‐=‐-､_ ＿＿＿,,,--===＝＝i `ｰ-=,,,__
.{ ｧ 三二＝─ ヽ＼,三､／ / .｀ヽ
.ゝ､___ノ＝===＝＝=ﾆﾆﾆﾆ二二..ヽ（_入__） ／ .ﾞ､ ………
`｀⌒´ヽ ゝ､__ ヽ
ヽ ヽ }
ﾞ､ ,,='' ./
.',∴ ･' ＼r‐=r‐v ..／
.',∴ ･' :;; ＼ { {_,,,=‐''´ ＼
./ く ＼ ＼ /`ー'''´ ＼
.| ＼ ＼ ＼ ／ ＼
....| |ヽ、二⌒)､ ＼ ./ ,,斗≦､::::::::::::::::::＼
{ ≦ ＼::::::::::::::::::＼
＼ ＼ ＼::::::::::::::::::＼
＼ ＼ ＼::::::::::::::::::＼
＼ ＼ ＼::::::::::::::::::＼
……え？待った。それって今外野で説明しちゃうことなのか？
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j:::::::::ヽ ,ﾍ^ ⌒ Ｙ ⌒ヽ/ .::::::::i
ﾉ:::::::::j（ﾉ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i
Yyﾉ ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） ﾙﾘﾉ
ﾘ::::::( （ ⌒） (⌒::（
. ﾊ::::ﾊ ,, r‐ｧ ﾘ） ) シ、シチューは支柱(しちゅう)から取ってます(震え声)
） ) ）、 ￣ノくﾊ（
r――――――┐ ｰ い ﾉ:::）） f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ｊ´ﾆゝ TRPG .|ヽ ｿ｀＼（( | ネタ伏せにしても苦しすぎませんかね。 |
〈 ‐ 大饗宴.. | ヽ/ ヽ、 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
〈､ﾈ ( ) ( ﾌ | Y ／ l
ト | -v甘l { l とニヽ 「 ｌ
ヽ.| / X l 只〈ｰ- ｀ヽ. ｌ
| （ / vH. ﾄﾆ､_ﾉ ヾ、 !
|＿＿＿＿＿＿_| ＼ ソ
.／￣￣＼
.／ _ノ ＼
.| （ ●）（●）
..| （__人__）
.| ｀ ⌒´ﾉ
| } そんじゃあ支柱＝第三人格＝シチューでおｋ？
ヽ }
.ヽ ノ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
./∧ :∨∧∨∧. | はいおｋです。もうそれしか有り得ないです。 |
.: ',∴ ･' ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
.',∴',∴ ･' :;;
.l|l| l|l|
.l|l| l|l|
>>116
大丈夫や。多分
【再開】
【2】
f´￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| ……奏者よ。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
-─‐- 、
-‐ ⌒ ＜
／ ｧ ､ 、_ ﾉ
-‐ ｧ ／/ ＼ ＼｀ヽ
／ ／ .′/ ｰ----‐
, ′i | ＼ ハ
/ ｣{ｰｉ } l |ｉ ＼}
／ く赱ｧ| | ＼{ 八 i＼ もし…そう、もしだ。
／イ | ｉ ￣│} _jL _{ l＼ {
|i | | │ }八 ＾f赱ｯ | ＼ {＼ もし奏者が奏者自身に気付いてないことが有るのだと言ったらどうする？
八{ 个 { ＼{ | | ＼
/ | ｉ圦 __ ′ }ﾉ i 八
/i |ﾉ ，、 ｀ /八 {＼ ＼
| |／: :i ＼ . ィ〔/. 、 ＼ ＼ ＼
{ | |: : : :| ＿ -‐_≦⌒八: : :.＼ ＼ ヽ ｰ
__ }八{: : ﾉ(-‐┐|r‐. ､|＼＼: : : : : 〉 }ハ
-‐＜ﾌ´ｧt __ｰ- . ＿/: : :.│||: : : {⌒丶 ヽ:_／-─ｧ },八
∠／.// //7ｧ─ -＼: :.:│||: : :ﾉ>‐- _ ⌒＿__
／: : :.′〈/ 〈/〈/: : : : : :./＼│|_／＼: : ヽ t‐- -ｉ T爪＼
/: : : : : : : : : :/ : : : : ／ ､: : : : : : : : : : : : : :＼
: : : : : : : : : : : : : : :/ ＼: : : : : : :／: : : : : ＼
: : : : : : : : : : : : : :/ __ ＼: : : : :‐-: : : : :_:_: ＼､
|/: : :.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ_＼ >:.:.:.:.:.:.:.:.!
/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.|:＼:.:.:.:.:.:.:.:.',
.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.〃 ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:|: :.l:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.',
i:.:.: :ｲ:.:.:.:.:.:.:l: : /!! ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:ヽ:.',:.: : :.:.＼: :.:.:ヽ
l:.:./: !: : :.:.:.:.|: ,' .|! ＼:.:.:ヽ: :.:.|: !',.:.:.:i:.:.',:ヽ:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.＼
!:.: :./!:.:.:.:.:.:/!:.!.斗‐- ヽ:斗‐ﾒ!:.! l: :/:.!:.l:.:.:.＼: : :.:.:.:ヽ.:.:.:.:',
|: ,' ｉl ｀i:.:.:.:! r==-､ _,-==-y ,':/:.:|: :.:.:./ . ＼:.:.:.:',:.:.:.:!
i:. !i |:.:.ヽ_ ゝc;;ｿ ゞ゛d;ﾉ /:/ノ/: : :.:.', ヽ:.:.i: :./
l:! |:.:.:|:八"" , "" /:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ )/／
ヽ !ヽ:!:.:.:.＼ 。 ., ' !: :.l:.:.:.:.:.:.:.:＼:.',＼ .〃´
',ヽ｀ヽ:.:.:.::ヽ､ イ /:.j:./.:!ヽ､:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.ヽ
イ.-ﾍ:|:.:＼.::ヽ｀´ ｲ/:./イ:::::::::::＼::::ヽｌ::.:', :.:.:.;､
/ |:::::::|:.:.:.:.ｌ＞ﾘ､ ､‐_,‐＜イ／:::|::::::::: ） :::::＼i:.:.:.:.i
ｲ :V:::: /／/´￣￣""'''ー--､,,_＿___::::::::::::::::::l/:.:,'
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!::::::::::T´ ::::::/ ＞ ､_ ﾉ ::::::::/
【直後やらない子さん判定 混沌・善-2】
5～9：…嫌な予感がする(安価挟みます)
ういい
未知は大好きだ。ソラの如く果てのなく、無限に終わりが視えない。
没頭している間、その未知を解き明かす瞬間は勿論、自分から未知を振り撒いていくのもまた痛快の一言。
だから、答えなんて決まっていたのかもしれない。
}:＼ , 、
,、/｀ヽ ィ,j: : : :＼ /: :|
|: : : : : /: :ヽ: : : : ＼_ /: : :|
, .-.j: : : /｀: : : : :｀ ヽ: : : : ｀ヽ, ｨ、;z-≦￣ヽ
ｨ´: : /: : :/: :|: ヽ: : : ヽ: : ｀ヽ: ヽ:ヽ: :ゝ: : : : : : !
∨: :{: :У: : :{: :{ ヽ: 、 : ヽ: : :ヽ: ヽヽ/: : : : : :/
. ∨j: : : : : :_ｨ__ﾊ ヽ斗＜: : : :ヽ: :ヽ!: : : ヽ /
//: : : : : :ﾊ{ヘﾊ ヽｨ筏ﾐヽ: : ヽ: :ヽ: : : :〈
,'/: : /: : :/ｲ笊ﾐゞ }八ﾊﾘ ﾏ ; : :ﾊ: ヽ: : : } セイバー！それすっごい気になるわ！
, f: : :ﾊ: : 〈 乂ﾘ ｀´ f ﾏ: : }: ｀: : :{
| |: : ﾘﾊ: :{ﾍ ' ,、ﾇ: :{: : : : : ヽ 不思議だらけの私にまだ秘密があるだなんて！
! }: : : : :ヽ',ﾊ ` ‐ ´ ノ-ｲ i ﾊ: : : : : :{ ヽ
'/ｲ: : : : :ｲヽ､r 、 イ: : : : :ﾘ: :ii: 、: : :}、ヽ
. ／ '/: : : : /: : : : : : : ≧r≦zz{: : : : : : : }|: : :ヽ: ! ヽ',
/, f: : : : :ﾊ: : : : ｲ{:_:_}i:i:i:i:i:i:i:i:i|、_:_ﾊ: : :八: : : : ヽ ﾘ
.ｲ / .{: : : : { 〉´￣fi:i:i:i:iミ‐-i:´/i:i:i:i:i',´⌒ ヽ ｀ヽ: : :}f
. { { 乂: : ゞ´ ,/i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i', , ヽ '; :/ {
｀`. ／ , イi:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ヽ ＼ｿ
. ／ {l;l;l;l;l;i,i,i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i;i;i;l;l;l;l,:', ＼
. ／ ィ､l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;i,i,i,i,i;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;ハ ヽ
.／ ､ ／ ヾ、l;l;l;l;l;l;l;l;_l;l;l;l;l;l;_l;l;l;l;l;_l;／ ヽ ＼
、 ＼ ゞｧ-‐l;l;´l;l;l;l;l;l;l;l;｀l;l;l;l/ >´ ヽ
＼ ヽ !l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;/ ／ ／
＼ ヽ {l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;l;j ／ , ´
住宅街の真ん中、嬉々とした笑顔を飛ばしてセイバーに事の真意を確かめる。
透き通る青空。幾多の木漏れ日。空も晴れやかなら、自分の心もまた晴れやかだ。
ただ、風に流される個性豊かな無数の雲が、一つの集合体となって陽光を数瞬だけ遮ったのが気になった。
＿
,ｒ ´＞ ´￣￣ {r ´￣｀.､
> ヽ. ／ ヽ. ヽ
{ / / / 丶､ ＼
.Y ヽ. / / } ｀ヽ ヽ
ゝ ﾉ/ {! i!,! ',
} く. ,' ﾊ /ﾘ| ! ',
ﾄ ｿ ! ﾄ. ､ﾏｰ=ﾐ!i il
ゞ ﾉ | .{ ､.{:il ', i|
r彡, | ヽ ', ヽ ﾙ′
::/:::;i |. ', /
:{::::::i!. | ヾ ､ ', , __ / ヽ
ﾘ::::::|｀il i| .ﾊ ヽ ', ￣,´ ヽ
::::::::::i| .ﾚ ﾊ ﾊｨｰ- __/ ,. ヽ
ー- ､:.:.:.:.ヽ. ｀ ',:.:.:.ﾌ}≧､ }, ｛｀ヽ}
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.>ミー-｀､ ヾ_ヾ:.:.:.:.:ヽ ヽ }
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ' ／￣｀｀ヾ ｀ヾ:.:.:.:.:ヽ ｀
:.:.:.:.:.:.:.:.:;' ./ V;,;.:.:.:}
:.:.:.:.:.::.:.;{ / 丶. ｀ ＜
:.:.:.:.:.:.:.:.:V ＿_ ヽ. ,｀ｨゝ.
::.:.:.:.:.:.:.:.:.', ,.ィ ´ ＞､ゝ_,／ ｀ﾞヽ.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ' .,,ｨ ´ ､O} ,',
::.:.;, - イi ／ ! ｀ !! i.}
;イ:..://／ , O ; ﾘ
､:.:.,' ﾚ' X i / ,' ﾉ .,ｲ
｀v/ , ' ゝ, / ,ｲ≧ｰ ,.イ
ヾｨ≦ ≧ｰ - ,' ィ彡ゝ ｀ /
【直後セイバー判定】
4～9：真理…という言葉に心辺りはないか？
ででん
気が付けば曇天の最中。あんなに晴れやかだった空は何処へやら。
たった数分でここまで様相を変えるとは、空というのもまた気まぐれだ。
/ ＼
,ｨ''ﾃ'フ,ｰ'´￣￣/ - 、 ヽ
,ｨ'r!ノ ／ ゛ ＼ i|
,ｨ'ﾏ/￣/ / / | ｌ ヽ ヽ. ヽ、 iｌ
/ |,イ＿,' / | i| | .iｌ ', ', ヽ ', i|
|ir!{ノ | .ｌ i| i|ｰ|- ', ', iヽ | | } ﾘ
{'〈ｉト- | .ｌ i| トｒ‐－、 ｌ'"|"ｌ ｌ ,'
|iヾ{iノ,' ｌ .ｌ i| ﾍ弋:::::ﾘヽ ｒｰ、ｌ ｌ./ 奏者は三重人格だったのだ
ヾYﾉ｛ | .ｌヽﾘ＼ 弋 /,'ｌ/
ヽﾐ⌒| .ｌ iト、ヽ ' iｲ i､
|;;;;;ｌ| .ｌ i|＼ ´￣` ／: : :､:ヽ
|;;;;;ｌ| .ｌ i|| ＼ __／｀ヽ:ﾊ: :ヽ: :｀､
／´￣`ｰ、ｌ| .ｌヽi||======ｌ ｀ 丶ヽ｀ヽ
／:, ', '::::::::::::卅爪川i||:::::::::::||::! r=＝=ｭ､、
／:::::,','::::::::::::::::::|i|| i ヾゝ-＝`ﾍ|ｨ'ﾒ爪川川ヽヽ
／::::::::,','::::::::::::::::::::|i|| i|i|!|i|:::／／ ｀ヽ::::::::::::::::::::::::＼
｛:::::::::::::',',::::::::::::::::::::::::::::::::::::| ／ ＼::::::::::::::::::::/
丶::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｝′ ヽ:::::::::::::/
｀ヽ::::::::::::::::::::::::::::::::::::／/ ヽ:/ ｀丶:／
i|:::::::::::::::::::::::::::::／/ / ,′ ＼ , ‐ ＾ヽ
i|::::::::::::::::::::=ァ':::::/ / i ,．-=＝=-､._.// ヽ
i|:::::::::::::::::::::::/:::::/ / i ／ ∨/ ｉ
木々のざわめきが、酷く煩わしく感じ始める。セイバーが発した言葉を、ゆっくりとながらも理解し始めた証拠だ。
鳥達の鳴き声はただの雑音へと下り、カラスの声に至っては私自身へ罵倒を飛ばしてるとしか思えない。
言葉を理解しきった理性は、しかし冷め続けていく。なのに喉は熱い。
自分でも良く分からない状態だった。
r-..、
／..:::::::::ｉ_,. ｰ=ﾍ､,.-、
'..:::::::::::／.／::::／..:::::::lヽ､
｝:::::::::'::::::::::::::{ ::::::::::::r'|::,､:::|
/:::::::/{::::::::::::::::〉:::::::::::::从ﾉﾍ|
{::::r'´ ∨:::::::::/..::::::::人 ﾉ
ヽ､ }乂ﾍ{:::::l::::ｨ_／
/::〉_rｭﾊ::ﾄヽ{
）f´,' ／ﾆ=、
/ / i`､
ｉ ; ﾄ∧
| | | `
i :| | }
!＿__| l ﾉ
Vｰ-| i {
} l l '
【直後やらない子さん判定 混沌・善+2】
1～3：？？？(BAD)
4～6：……いやいやないない。
7～9：？？？(Better)
破ァッ
何故、理性は冷めるのか。喉は熱くなっていくのか。
それはセイバーが言った事が真実なのだと、受け入れている自分が居るからではないだろうか。
―＝≡|｢|
／| .／| |｣|｣
＿＿| |＿l |＿
―＝､＿ ＿ ＿＼
| | | |
―＝≡'´ | | ｢|｢|
―ニ三 ∠＿ ―＝｣|｣ ∧
∠／￣￣￣ ∠ノ
そこまで考えた所で、意識を一瞬だけ奪う何か。フラッシュバックの様なそれは、私の過去の情景だった。
ならばこれは確か走馬灯というやつだったか。
死に際に視るものらしいが、セイバーが発した言葉が自分の本能に引っ掛かったのか、高速で景色が流れていく。
三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = -
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三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = -
あぁ酷く懐かしい。朧気だった記憶だと言うのに、本能が見せる記憶は鮮明に写してくれるらしい。
色が褪せたフィルムを、自動的に過去のままの色に戻してくれるらしい。
今過ぎった女性は、私のお母さんだったか。
三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = -
「;:丶、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;:｝
ﾄ､;:;:;:丶､:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;:;: --―;:''"´;:_」
{::ﾄ､:;:;:;:;:;:｀ '' ー―――;:;: '' "´;:;:;:;:;:;:;:;:;:;_ ,.ィ彡!
l::l 丶､:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_,. -r=＝ﾆ二三三 }
',:i r- ､、` ' ―――― '' "´ ,ｨ彡三三三三三/、
|| ヾ三) ,ィ三ﾐｦ ｀丶三三三三三ん',
lj ﾞ' ― '′ ヾ三三三ﾐ/ ）} あぁ巴か。アヤツはこの家に代々伝わる毒にやられおってな…。
| , --:.:、:.. .:.:.:.:..:.:... 三三三ﾂ ） /
| fr‐t-､ヽ. .:.:. '",二ニ､、 三三ｼ,rく / 何？その毒を知りたい？
l 丶‐三' ﾉ :ヾイ､弋::ノ`:.:. 三ｼ r'‐' /
', ﾞ'ｰ-‐' ｲ: : 丶三-‐'":.:.:.. 三! ,' / じゃがそなたは回路が少ないが故、反作用に…
', /.: ﾐﾂ/ー'′
', ,ｨ/ : .:'^ヽ、.. jｿ,ト､
',.:/.:.,{、: .: ,ノ 丶:::.. -､ ,ﾊ l、
ヽ .i:, ヽ､__, イ _｀ﾞヾ ﾉ / ,l l:ヽ
,.ゝ､ト=､ェｪｪェ=テアヽ } ,/ l l:.:(丶、
_r/ /:.｀i ヽヾェェシ／ ﾞ' ／ ,' ,':.:.:｀ヾヽ
_,,. -‐ '' " ´l. { ｛:.:.:.:', `.':==:'." ／ / /:.:.:.:.:.:.} ト―-- ,,＿
一 '' "´ ',ヽ丶:.:.:ヽ、 ⌒ ,r'" / /:.:.:.:.:.:.:ﾉ,ノ | ｀`丶、
ヽ丶丶､:.:.ゝ､ ＿＿_,. ｲ / /:.:..:.:.:.,ｨｼ′ |
｀丶､ ｀`"二ﾕ、_,.,＿＿＿＿/__,/;: -‐ '" ／
三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = -
そしてこれが私の父親だった。
まろぉ
三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = -
, へ
, 一´ ｀ヽ ､
／ ｀ヽ ヽ ｀ヽ
／ / / ＼ ', ＼
ｰ= 彡 ,/ ,斗-- ､ヽ } ヽ
､＿ ノ ｲ´l | ／ ', 斗ｰ ',
`ー-イ ﾉ ィチ才ﾐヾ } /厶 ＼ |
/ / ／ ヽ |::::ﾍﾘ /／仟ﾃｱ' ミ=--'
| ／ , イ } ゝ-' ´ ﾄ;'/ ,ｲ＼＿ ＞ 構わぬ。
|´￣ ヾ} / 、 ｀ ,' | |
/ / / __ ,'..,| | それでも我は、未知があるのなら触れなくてはならん。
. / / / ヽ ´ ´ .／:/ | |
/ / / ,.-小、 イ::／. | ｌ 反作用？はっ、それに耐えずして何が絶対的な自我の持ち主か！
／ / /.／ } ￣ ´〈:／ | |
／ ./ , 一'{ ＼ ヽ, | |
三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = -
―――はて、こんな傲慢不遜な態度で自らの父親と話す少女は誰だったか。
三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = -
〈::::::::::::::::::::｀丶､/＿:_:_:_:_:_:::::::::::::::::::::::::::
/ミ了`ｰ- ､::::::/::::::::::::::::::::::::￣:::::`::::―‐
lミミ (三ｼ`‐--- ＿＿＿:::::::::::::::::
lミｼ ,. ヾ三) }三三三
fi7 . " ｀、 : _ _ ヾ三ミ三
| ! ' ､==z､ヽ|: , '" 丶 ｀}ミミミ ほっほっほ…
|i| ｀ ｀二彡/ ､ｰ==､、: |ミミﾐ
lﾘ _/ `二ﾆ｀` |ミﾐ/ そうでおじゃったな！
,. ''´￣￣￣｀ヾ!:、 f´'′ :^ヽ ,.lミ/
／ l ｀ :r '´`^'､__,.-､ノヽ、 ,. " }ｼ うむうむ！そなたなら、耐えて当然じゃったな！
／ _,. -‐ 'ﾞ´ヽ ｛ ､-- ､:.:＿_ ヽ... ' /｝＼
＿＿_/ _,. -‐ ''"´ /,ハ ヾ｀ヾｴｴェｪｪ＞- , 'ノ ﾊ、
_,. - '"´ ／/'´ ,. -, {{（ ヽ ｀丶｀二ﾆ´ ／´ | |
,. '´ ／ / i //ヽヽ、 ,ﾍ , '´ //
'´ / / 、ヾ、 ＼＼| ヽ、 ,. -,:'´ ／/
/ / ／ヽ、｀`ｰ`､_｀丶＞---_彡'"´ ／／
/ / ／ ｀ ‐- 、｀ ‐--｀ﾆ＝=----――'´／
三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = - 三 ≡ = -
―――父親の笑みに隠された、真実に気付くことなく自分から毒に手を染めた馬鹿は誰だったか。
＼___人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__ _／
≫ ≪
≫ ―――ぐ、わああああああああ！！！！ ≪
≫ ≪
／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y ＼
___|二ニｰ-､、;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;::;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:l
/rヽ三三三三三─‐-- ､;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
',i ,-三三三三三、 _,.ニ､ｰ-､!;: -‐二￣彡′
',､、ヾ三三'"￣￣ `ー‐" ヾ-'" .〉′
ヽ ヽヾ三,' :::..,. -‐- ､ _,,..-‐､、,' お主は真に知らなんだ。
｀ー',ミﾐ ::.弋ラ''ｰ､ i'"ｨ'之フ l′
／:l lﾐﾐ ::::.. 二フ´ l ヽ､.ノ ,' その毒の恐ろしさというモノを。
,.-‐フ:::::| |,ミ l /
／r‐'":::::::::| |ヾ ／__. l / だがやはりお主は耐えるでおじゃろうな。死ぬことはなく……
_,. -‐"i .|::::::::::::::::::',.',. ＼ ⌒ヽ､,ノ /ヽ,＿
" l ヽ:::::::::::::::::ヽヽ. ＼ ＿,＿,.､〃 ／l | ｀ﾞ'ｰ-､、 そう、死にはせずに、その毒の作用を受ける……
',＼＼:::::::::::::::ヽ＼ ＼ ､.￣⌒"￣／:::::| | ｀ヽ、
＼＼＼;::::::::::::＼＼ ｀､.__ ￣´￣／::::::::::l | ＼
ヽ ＼｀ｰ-､::::::ヽ ヽ ￣フフ::::::::::::::ﾉ ./ ｀ヽ､
｀ー-二'‐┴┴､＿_／‐'‐´二ｰ'".ノ
￣｀ー─--─‐''"￣
,彡ニ三三三三三三三ﾆ=ヾ;:;:;:;:;:;;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:i'
,彡ニ三三三三ニ三三ニﾆ;〃ヾ､;:;:;:;:;:;::;:;::;:::;:/;:;:/
,彡彡,'',ﾆ=ﾐﾐミ三三三三ニﾆ彡 ｀ﾞﾞ''ｰ-､;:;／;;:;/
',彡'/ r' ﾉヽヾミ三三三三三彡' _,,,,,,､ヽ;:;ｨ''|
彡'|.|（‐'''" 'iﾐﾆニ三彡"´￣ ｀ﾞﾞｰ' ;;;:|
. 彡i､ヾ (' ヾミﾆ三' __,,､ ....ﾉ / ……やらない子、麻呂よ。これは自我が弱まれば失敗じゃ。
彡ゝ ｀'' " |ミﾐﾐ' ,;'´ ,, ｧ'
'彳｀ー‐i |ﾐﾐﾐ' ｀ﾞﾆｼ' |､ﾆ' しかし二重人格……そう、かの両儀家の様なモノを獲得するので有れば
--､/ i |ミﾐ .,,r‐''" | ﾉ 「根源」へと、やらない子が到れる可能性があるでおじゃろう。
く'ﾉ :i ミﾐ ´ ., ' |'
､＼ .l ヾ .ﾉ（_,,､. |
:＼ヽ, ヽ ／ ｀t‐一'
::::ヽ ヽ ｀::. ,; ' .:i
:::::::ﾍ ヽ ｀::. ''"⌒ﾞ''一ﾉ
::::::::::ﾍ.ヽ ヽ､ ｀ ー'ｰﾉ
::::::::::::::ヽﾍ ｀ｰ┬‐一;;''""´
〃｀ﾞｰ､;;;;＼＼ /i:::::::丿 ' , ' , '｀ﾞヽ､
|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l
i三｀`ｰ- ､,,_;:;:i;:;:;:;:;:;:;:;:;::--‐‐一=ミﾐ三三ﾆニi
i三 ,--､ ｀`"´￣_,,,,,､ ミﾐﾆ=ニ三三i
|彡, ヾ＝' !ﾆ彡' ,ｼミﾐ三ﾆ三ミﾐi
|;ﾂ : . ｀ﾞヾミﾐ三ニミﾐ'
l;| ｰ-- ' .: ,,.... ,ｨ -ｰ‐-､ ヾミﾐﾆ三ﾂｰ-､ 自らの子を賭け事にするとはのう。
l;l ､_ _ .: ｀ﾞ;:' ヽ ミﾐ三ﾆﾉ⌒i.|
∥ ヾヱ'孑 :. '､ヾ弌ヱ='"´ ミﾐﾐﾐｼ:｀） i.l 麿もとことん落ちぶれたものじゃ……
l ｰ‐'" .: ヽ＼￣ ミミﾐ' ノﾉ//
', ,.:: ､,. ミﾐ/ '/ 今更どの口が、というモノじゃが、麿はそなたが自我を弱めることなく
', / :. __ い､. ミｿｰ-;" 二重の人格を獲得することを信じてるでおじゃる。
l / ` ｰ‐"´′ ヾ ミﾂiﾉｿ
l ' : : ヽ､ 〃 i､ヾ､ その自我を、決して損なうことなかれ……
', _,､-ﾆ=ﾆ＝=､,, 〉 /ﾉl
ヽ ヽ､`ﾞ"´,,／ ,,､ ,. ／ ,' i,-‐- ､
ヽ ｀ﾞﾞﾞﾞﾞ ´ .／／／, -‐'"::::ヽ
ヽ. , ／,,. '／ '"::::::::::::::::::::ヽ
`ー--‐一''"´ ／::::::;;;;---‐‐‐‐‐‐┴-､
/ｌ | _,, -‐'''"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ
_,,,,,,,／/､y-‐'"´;;;;;;;;;;;;_;;;;::-‐一''''"´￣￣￣￣￣￣`ー-
i"´￣;;;;;;;;;;;;;;;-‐''"´;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
ああ、克明に思い返せる。その毒の悍ましさを。その毒の真理を。
その毒はありとあらゆる二面性に通じる。この世のありとあらゆる正と負の情報で、構成されていた。
故に先代は耐え切れなかったのだ。
その流れこむ知識に耐え切れず、廃人化するか、世間一般で知られる二重人格化するしかなかったのだ。
心の芯…自我という柱を膨大な情報で溶かしていき、精神を殺していったのがこの毒なのだ。
その毒は本来ならば、あらゆる情報を収めている知識の渦だった。
しかし、その用途で造られたこの毒に、精神性が耐えれる人間が出なかった。
やがて、真の用途は禁忌とされ攻撃用に転換されていった。
それが「」に一歩届かぬ家系が、代々引き継いでいった「二面毒」だった。
だが、その毒に耐えれるだけの人間が産まれた。
毒に染められることはなく、自我を失うことはなかったモノが。
本来の用途で、その毒を見事活かして見せたモノが産まれたのだ。
正の情報は陽の性格へ変換され負の情報は陰の性格へ変換され、
本来の性格は、その2つの人格に自らが押し潰されない様に、自我の海へと沈んていった。
その自我の海の中。
陰と陽の中心点。あらゆる知識を持つ…即ち真理に通じる人格は、その知識を以て陰と陽を操り続ける。
陰と陽との人格が、何らかの要因で死に至らない限り、彼女はそう在り続ける。
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l三ゞ‐- _;:;:;:;:;:;:;:;:;:;|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_;:_;:;:_;ｨ彡彡ヽ
. lミ三; ｀ﾞﾞ''ｰ-､;」_;:: -‐‐''''"´￣ 三三ﾆ彡彡,
lミ三、 r＝､ ,.--､、 ,ｨ三三ﾆ彡彡
lミr" `ﾞﾞ"′ ゞ-‐" ￣ヾ三三彡'‐､
lﾐﾐ _,..ｰ-_､,,,,ノ ､_ __,,,._,,..,_ ﾞ三ﾆ彡"´}i
'ミ ,イて･)ヽﾐ' ー‐:'"´,ｨ'て･'ﾊﾐ、 三彡 ﾉ､./ 遂に至った……！
. ヾ;. ｀ﾞﾞﾞ""￣/: l:::. ､￣ﾞﾞ""´,:' .. : :三彡 ﾉ/
'l. ｀ ﾞ "´ .::: l:::::.. ｀ ゛ﾞ "´ . : : ::三ｿ r,イ 本来の用途は、人間には使用不可だと言われたものに！
. ｌ: .. .::: l:::::::.. . : : : :三l､_,ノ′
'; : :.. (.、 : ,,ヽ:. . . : : : : : :彡ゞ㍉ 麻呂の子が…！この麻呂の子が！！！
', : : : .. ｀`ー'" ´ . : : : : : : :彡′｀`
ヽ; : : ::. : : : : : : : : : : ﾌi7ヽ、
ヽ; : :,ｨ;＝=＝､、__,. : : : : : : : / / !::＼
ヽ: ヽヽこﾆフ ﾉ′ ;: : : : : ::／ / ./::::::::::ヽ-､
,ｨ'７〉、 ｀ー-一" ｨ´. : : : :／ / ./::::::::::::::::::} ヽ、
／,. /::lヽ＼＿ _,,.／ ／ .／::::::::::::::::::::ﾉ ）、
,. -‐'"￣{ { /:::::i. ヽ. ￣￣￣´ ／ ／:::::::::::::::::::::／ / ｀ヽ、
" ', ヾ::::::::ヽ ヽ ／ ／::::::::::::::::::::／ ／ ｀'ｰ､
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
しかしこの毒も一筋ではいかない。これ以上の反作用に、この精神は耐えられるかは不明だ。
廃人化か、どちらかの人格の死か、或いは両人格の死か…
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
続いての毒魔術の行使がワタシに齎すものは、廃人化でもない。片方の人格を殺すモノだ。
しかし、『やらない子』の人格の死は、死してなおも莫大な情報として残る。そういう意図で造られた人格だからだ。
その情報に耐え切れず、流れるようにもう一方の人格も死ぬ。同じ様に情報を残して。
2つの陰陽を失い残された2つの情報を拾い上げ、そしてそこで漸く真理に至った人格が解放されるのだ。
ト､、:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:_,. -‐ '":;:;:;:;:;:;:;_,.ノﾐ'、
|:;:;:;:｀`'ー:;:;:;:''"´:;:;:;:;:;:;:_,. -‐='二三ｼﾊ
ト､＿:;:;:;;l:;:;:;:;:;__,. - '"´ 三三三三彡ﾉ!
l:::l 二、― 'r―-,_ _三三三彡彡ﾆヽ
ヾi `ｰ′:. `""´ ｀￣'三三彡片ヽl|
'、 , - ､、 __,.. .. ,、_, '三彡'^> ﾉﾘ さぁ、もう一度毒を行使するのじゃ。
l ｲで>､ヽ ':,ｨ'で'＞'" 三ｼ' f ﾉ /
l ヾ二ﾌ ,! ヽ二彡'´ }ﾂﾘ ,､_ノ さすれば、お主は二重人格から解放され、麻呂達と共に根源へ到れる。
'､ l ,.、 i 川 ├ミ'、
ヽ ,' '__)ヽ、 /｀`7>、
ヽ /`ー'i´ ＼ / ///>、
ヽ'､ ､_,=＝ァ=-､_,｝ / /./////ﾄ､
,. -/ゝ､':､_:' :、_ _:/ / //////:.:.:.:.ヽ‐- 、
／ /:.:.'､ ヾ"ﾞ´￣ / / /////'′:.:.:.:.:.ｿ ﾉ ）
,. -―{ ､/:.:.:.:.:ヽ ヽ. / / /////:.:.:_,. - '" ／￣｀`丶、
_,. -‐ '"´ ヽ ｀丶､r―--`'-/ / /////''"´ ／ ｀丶、
'´ 丶､＿｀￣￣ / / ////'′ _,. - '′ ｀丶、
こいなぁ
産まれた直後の陰と陽という名の人格は、それを拒んだ。
自らがどのような過程で作られ、その過程内で使用された毒は自分を容易く殺すことを理解していた。
何故ならこの毒で昏い海の底へと沈んでいった、大切な誰かが居たのを知っていたからだ。
|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:＿;:;」
├r―――┴――一 ''' ""三￣´::::::ヾ
/::{ ｨ'三) (三ヽ ,ｯミ::::::::::::::::ヽ
{:::ｼ ~´ ｀ヾ､:::::::::::::::::l
l:::l ,. ニ ､ :. .: ,r ニ 、 ﾐ:::::::::::::ム、
l:::! 'イでiﾝ､ : :. ,ｲでiﾝゞ:.:. ﾐ::::::::::/^い
. l::l :.｀^"´ﾉ.: :. ヽ｀~´ノ:.:.:. ﾐ:::::::ｲ ﾘl ならぬ！拒もうともそれだけは絶対なのじゃ！
. ヾ! ｀ " ´ / ::. ｀ ´ ﾐ:::::/ﾑ_ノ/
'i, ,' '^ヽ ﾐ::::l 'ｰ' / .それがこの家の夢であり！
'i ヾ'ｰ ''"く、 j::::ｸーf′
l ｀ヽ {:::ﾘlﾐ:::ヽ、 何よりも、真のお主を一度捨てる様な真似をしたやらない子への贖いになるからじゃ！
ヽヽ ,ィﾆﾆ丶､_ ﾞ: "´fミ≧ゞ
ヽ ^ヾ二´ノ´ _,ｨ ,.ｯ ／/ｲぅ-､
丶 ｀" "´ ,/ ,.ィ" , -‐'",ノヽ
｀ト､ ＿＿_,, ィ"彡,r'´ , -'":.:.:.:.ヽ
l =ﾆ彡,ｧ'",-'":.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:L..､、
ﾊ ヾ ／ ／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,, -''" ）
, ィ'l l ヽ ／ ／:.:.:.:.:,, - '"´ , - ''"丶、
それを怯えと震えとして刻むのは、陰か陽かのどちらかのワタシだ。
―――産まれたばかりで死ぬ？死への恐怖を知りながら？そんな理不尽許されてたまるものか。
父の怒号を背に、私は一心不乱で駆けたのだ。
【直後フラッシュバック判定】
1～2：終了
3～9：？？？
あ
,ト--ミ､、_:::::::::::::::::｀:"'':―┼――――l
/ミミ三三ﾐ'ー‐-- ､、＿:::::::|:::::::::::::::::::::::j
{ミミミ三三、 ､ｰ=､`'┴―――fミ',
,..､ﾐﾐミミミ三ｼ . . . . `―' l ii l (ヲ lミil
//う{ﾐﾐミミf'" _,,.,,_:.:.:.:.. _j_ .:.:.:. lﾐﾘ
l V }ﾐﾐミミ ',ｨでiﾝﾐ、:.:.､__, -,ｨも=､',l:l′
'i l ,ﾉヾミミ' ´￣｀ﾞ`ラ .:. 三 f"´￣｀' lj
ヽヽへ}ミﾐ ｀二ﾆノ ,、 jl ',` ―''" ,l! 逃がすでおじゃるか！？
ヽ二ﾉミ' ,ィ'" ﾄ、 ,!
, -fｿ!'ミ ／ `^ヽ,＿ノi ,' 麻呂がこの日の為にどれだけの準備と苦悩を重ねてきたと思っている！
,/（/ {i,ﾐ' ／ _,,...,＿,,..,、l /
/ ヽ lN, ／ ,ィiTTTTTト, ,} ,/ 者共、出会えい出会えい！
, -―/ ヽ ', ヽ { ,/⌒'ｰ'‐'‐'‐',ﾘ l /
/ / ヽ'、 ヽ l {,ゝ､‐r‐'ﾝ-i/ ,/ ,ｲ丶､、
"i {、 ヽヽ丶 丶 ヾ<Zェｪｪｼ' ﾉ ,i'lヽ、 ｀ヾー-- ､
l, ＼ ヽヽ 丶、 ｀ ｀ ‐ -- ‐'"/ノ ,l ＼ ＼ ヽ
声も表情も、最早記憶にある父親に該当しない。
トラウマとして蓋をされた記憶でさえ、この走馬灯は流し続けるらしい。
そうだ。ただで、逃す筈がなかった。自らの子を差し出す程に、焦がれていた「」へと至ろうとした父親が。
駆け出した自分の視界の前に、無数のゴーレムが立ちはだかる。
万が一のことを考えて、高名なる家柄を全力で利用して得た戦闘用に調律された石人形。
勝つ目が視えない。眼前に波の様に押し寄せる灰色の巨人は、一体一体が身を構成する魔力素が凄まじい。
数体ならまだしも、視界全てを覆う程の数は無理だ。
……このままでは無理か。やはり自分は、死ぬことしか許されていないのか。
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| そんなことはない、やらない子。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
始めて見せる表情と声音に、ゴーレムへと削がれた集中意識は一瞬で声の方へと向かれる。
. |:::|!::::::::|:::::|::::Ⅵ::::l !::/::::::::::::::ｉ|:::::::i|
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i∨ ::l／::l! Vﾍ Ⅵi :＼ ／ .:l/ :/::/:://::::::/:/ /
γ´⌒ ｀）::l:::::l!__Ｖﾍ／ :| ｀ ､_＿_ ´ |､/::/ :/::::::/:/ /
（ ﾉⅥ::: l!＼Ｖﾍ／! i/::/ヽ. ,':::::/:/ /
ヽ __..ノ Ⅵ:::::l!へ.ヾ:∨ /::ｲﾞ∨/::::/:/ /
∨Ⅵ :::l!:.:.:.＼＼ ／´ У/::::/:/ /-へ、
. ／ ∨Ⅵ:::l!＼ :.:.＼ ／ :/::::/:/ / ＼
／ ヽ Ⅵ: l!. ＼ :.:.＼ ／.:.:.:/::::/:/ / ＼
始めて見せる雪の様な笑顔。
怠ってはいけないはずの警戒心は、全力で甘く溶けていく。
.:: .:::::ヽ .::::ヽ::::::::::. :::::::: . :::::.:::::､.:. :::::ﾄ::::ﾄ:: .:::.. :. ::.ﾍ
ﾍ .::::::::::＼:::::::ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::|ﾍ::::::::! !::! !::::::!:: ::: .:.:: :::::ﾍ
::ﾍ ::::::::::::::＼＿ヽ::::＼::::::::::::::::::::| .ﾍ:::::| |:::! !:::::|::.:::::: .::::}::.::ﾍ
::::ﾍ::::ィ´::￣:::＼ヽ＼::::ヾ:::::::::::::::!￣ﾍ::冂::|卞:::l::::::::::::::::|:::::::ﾍ
::::::::＼:::ﾍx=≠≡ﾐ、＼ヽ＼::::::::.' .斗≠≡ﾐxl:::!|:::::::::::::/:::!::::ﾄﾍ 生きたい？
:::::::::::::ヽ圦 iﾄ-'::::ﾘ ヾ ヽ､ ヽ::::.' ､iﾄ-'.:.:ﾘ 刈 !::::::::::/:::::!::::::!:::ﾍ
､:::::::::::ヽ＼､￣￣´ ∧:/ ￣￣｀ ｊ/ ,.:::::::/:::::::|:::::::!ﾍ::ﾍ
::＼:::::::::::＼ヾ |::. /:::::::/::::::::::!:::::::| .l::::ﾍ
::::::::ヽ::::::::::::＼ |:::. /:::::::/::::::::::::|::::::::| .l:l ',ﾍ
:::∧:::∧へ.::::::＼ |:/ /::::::.::::::::::::::::::!::::::::| !:! ':ﾍ
:::::∧::::∧ ｀' -､_＼,_ ｀ /::::／::::::::::::::::::!::::::::| !:l ':ﾍ
:::::::∧:::::::ﾍ ー‐ ‐一 /／::::::::::/::::::::::::::::|::::| l::! ',:ﾍ
:::::::::∧:::::::::＼ ／ ｲ::::/::::/:::::::::::::::::::|::::! .l:|. ',::ﾍ
∧::::::∧:::::::::::::＼ ／|!:::/::::/:::::::::::::::::::::|::::| !:! ',::::',
::∧::::::∧::::::＼:::| ＼ ／ /:::/::::/|!:::::::::::::::::::::|::::| l:| !:::::;
::::∧:::::::∧:::::::::＼ 丶、 ／ ':::/::::/::l!:::::::::::/::::::::!::::| ::| l::::::!
::::::∧::::::::∧:::::::::::＼ ｀ ー ' !:/:::/::::::i::::::::::/!::::::::!:::::! ::! l:::::l
::::::::∧:::::::::∧::::::::ﾄ､ヽ |!／::::::::|::::::::/::l::::::::!:::::! ::! .l:::::l
::∨:::∧:::::::::::ﾍ／| ＼＼ /ﾍ／＼/::::::/::::l::::::::!::::l! ::| !::::|
:::::∨::∧::::::::::::ﾍ ヾ､ / ／::::::::/:::::::/ ∨::::::::l:::::l! !:! !:::!
::::::::∨::∧ﾍ:::::::::ﾍ ＼ .／:::::::／::::::::,' ,.::::::::::::::::l! ∥ ::::l
:∨:::ﾍ ﾍ::::::::::＼ ／::::::::／ /::::::/ /:::::::::∧::: ∥ ,':/
＼___人__人__人__人__人__人__人__ _／
≫ ≪
≫ 生きたい！ ≪
≫ ≪
／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y ＼
するとお母さんは返事を返すこともなく瞼を閉じて、静かな微笑を向けるとお母さんは毒を行使した。
―――思えば、これが最初で最後の親子会話だった。
二面毒は誰が扱っても、恐ろしいまでの効力を発揮する。
それを死ぬ気で放ったのだ。ゴーレムの面は、面白い様に溶解されていく。
そして空いた穴へと目掛けて、全力で私は突貫した。途中で阻むモノも居たが、やはり数が少ない。
なので対処は簡単だ。力任せになぐれば、塵と返る無機物たちを尻目に、私はその波を突破したのだ。
振り向きはしなかった。父親が怖かったから。母親の死に様を眼に収めるのが怖かったから。
ただ、最後に母親が遺した言葉を胸に抱いて、今のように駆け抜けて生きていこうと決めたのだ。
│ │::::::| `-,,_::::::::::::::::::::.,.i､ ノ⌒)
ﾞ'ｰ､_,,. l::::::::| `''―-┬'''ヽ `ｯ--､...._ ﾞﾞﾞ''''" やらない子、貴女は私、の様な、人生は歩、んでなんかやら、ないで。
`''､ l:::::::ﾄ ､ _..-‐￢'''''''ﾞ‐'ｰ-..、 ﾞヘ、
`'ｰ'l:::::::| ＼ ／゛ /＼::::::ヽ
. l::::::lﾞ ｙ'´ _...... ----､,l:l ＼:::::ヽ
l:::::lﾞ ／ ,..-'" ｀'|i､ ヽ::::::l
,ﾊ l:::/ / ／ ﾞlヽ ﾞl:::::::l
<_ﾉ |:/ ./ ／ l:::＼ ﾞl:::::::l
,l/ / ／ l::::::::ﾞ'丿:::::l
" ./ ／ ﾄ、::::::::::::::.:| ﾉヽ
/ ／ lﾞ ,. l ｀'-、::::::ﾉ `''ﾞ
,-, / ／ │ l ﾚ--､ ｀ﾞ'''′
ﾚﾞ ,l / │ |... レ、::＼
/ヽ{ /ｰ'" ｀'､ |::::ﾞi､::::::ヽ、
ﾊ､ﾞヽ、 / l ＼ |::::::::ﾞl:::::::::ヽ
l、:`'-､`‐､...._ / | ｀''┤::::::::ﾞl:::::::::::ﾞl
|:::::::::::｀'''ｰ､,,￣ >' l |:::::::::::::ﾞl::::::::::ﾞl
、 |、::::::::::::::::::::::ﾞソ l ,|,,,,,,-‐'ﾞ,｝::::::::::| ト､
ﾚ' / |｀'―-----r'゜ l |-ｖ-┬":|::::::::::| ヽﾉ
lﾞ |,,,,,__ ／ l /::::|::::::l::::/::::::::::l
/ |―-ﾆﾆ″ l │:::l:::::::l::/:::::::::::l
ただ、その言葉は何よりも大切に遺り続けている。
私は、お母さんみたいな哀しい生き方は選んでやらない。愉しくない生き方なんか選んでやらない。
そして、逃げ続けて行く内に、キリツグと出逢ったのだった。
彼は私を拾った。ただ、その今にも泣きそうな表情が忘れられなかったからなんて理由で。
そして私は、キリツグに拾われた。愉しい生き方を選べそうな彼に。
何よりも、あんな死に方だけはしてやらない、だなんて考えていた自分には、彼から伸ばされた手は余りにも心強くて、優しくて、暖かくて。
愉しいからとの理由で拾われたのは建て前で、やはり生きたいという想いが本音だった。
それが私の本当の過去。決して開かれることはないと思った災厄が込められた記憶の箱。
|: 人: : : ∧'' __ /: :}: : : : 〉、 ﾘ ヽ
j/ ヾへ、ヽ、 ｀ ’ ／ {: :ﾘ: : /へ: ヽ、 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
}: : ≧ｧ-イ |: /: :/ ﾌムイト｀≧―- ｧ-=ニ | ―――…奏者？奏者！？ |
ｲ: : : /: : : } ﾊ: : /イ ハヽr弋‐"´ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
／: ﾉ: : /: : : ｿ ／ ヽ { 〃 ∨}: : ヽ
ィ: : : :/ : /: : イ ／ ｀ ／ ∨: : ハ
{: : ７ : ィ: :/ { 〃 イ{ ｀}/ ﾘ
ヽ/"´ 冫f´￣ミ/ ／ | ∨
/ / | F / ／ ∨
八 { | ' .／ ＼ } ∨
! | / .／ r彡´⌒ヽ ﾘ ／
}ヽ } /７ i ∧{ ／ ﾏ
/ ﾞ{// | ヽﾊ七＿_ ／ ﾏ
{／ .|/ | ィ } / ヽ ﾏ
ﾑへ j ＿＿_ .| ／ ﾘ / 冫 ﾏ
} 冫 .|／ / ｲ / /
/ / イ、 ﾍ 八 / /
ﾊ ﾊ ／ ヽ ´ ∧ ヽ./ 〃
∧ ＠ｲ ﾑ / 〃 ／
{ム | rイ´ ハ. / ／
【直後やらない子判定 閉じていた記憶-3】
た
えい
メンタルブレイクしちゃったか
､ ＼ ＼ .／ /
..ヽ ｀'〟 ｀''-､ ./、 /
.ｌ l _ ヽ. ,!.! ,／゛ _＿
.ｌ _..-'"゛ ｀'､ !│ _..-′ _,,.. -‐''"゛
.ｌ /゛ `{ .| ,,-''" /"゛
＼, | |'､.! -┼─ | |
｀'-､ lﾞ | . ｌ| ／ レ--、 し .| ・ ・ ・
.｀''､, / ,ハ /＼ /::::::ﾍ ＿ノ. ノ. つ.
｀-.! /´ヽ ,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､ / ,,
,ゝ＿＿＿_ /l:::::ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,} ../ ／
_,,..-'´ .＼ ⌒ﾞ''',／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::| -┼─ | |
,..-'"´ ＼ i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:. レ--、 し .| ・ ・ ・
.._..-'" ＼, /::::::::′/:::::::::/:::丿 '.:::::::ヽ:::::::ヽ:::::!::゛_,ｲ',::::::::ﾄ､ ＿ノ. ノ. つ.
゛ ／:::::::/::::〃::::::/:::::|::::::::::ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
, '::::::/::::/,ｨ!/:::::l::::::L,::::::::::::::::::､::|‐-､＼!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ＼ ,..-'"
￣￣r‐―――――ｰ{::::::/:::://｜'::::::l::/ｌ:::::::::::::::::::::::::ヽl＿,,'_'j::::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ ＼ ._..-'"
.／ _ ‐l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,'ｌ ::::::::::::::::::::: '´ .o j }|:::ﾚ'::!ヽj/ ）, ｀'-、 _..-'"´
／ ／ !｀/,' l:||::l:::ヽ∧::::::::::::::::::::::::::: _ノ /|:::l丿::ﾘ::| ￣ﾞﾞﾞ"'''￢ｰ- ﾐiｒ'"
.,, -'´ / /（ l ﾘｌ:!い::::::{tﾍ ::::::::::::::::::::::::::::::: ｌ|::::|::/ｲ|::l }'､,
/ / ヽ ｌ/ Ｖ｜トrﾍ、:::::::::::::::::::::: ,ｲ.|::::|::i|| ﾘ ｌ ｀-､
/ ／ ＼｜::| |｜::::ﾄ､:::::::::::::::::: ｨ:::ﾚ':::::jl:::l ,! ｀'-､
!‐´ |::::j人!::::｜「 ト __ , ´｜ ′ｲ八| / .ヽ
./ ,ノ|::/ i:::::::ｌ l! | ∨/::∧::丶 _ﾉ ヽ
/ . _..-'"゛ |/ |:::::::l !ﾚ //::∧ ﾄ､::::＼＿, -‐'″ ヽ
／ ,/゛ / ｌ:::::::川 ／/::,ﾍハL 「＿￣ヽ ヽ
.／ / ／ ＿ 厶ィ'::::/ ｰ一' _／∠_ヽヾ. ￣｀ヽ
. _./ ./ ／￣ 〃 j::/￣￣｀ ´￣￣ ヾ.j }
／'" / / {{ ヾ.j ｀!
人造の人格。トラウマしか残されて居ない本来の記憶。
それは明らかにしてはいけない真実の山、至ってはいけない真理の欠片。
自分の中で、罅が入る音が聞こえた気がした。築いて来たモノが、造りモノだと知って私は自分の存在価値を失った。
途端に足元が無くなる。底の視えない一面闇への落下。落ちている以上、私を引き寄せる大地は有るのだろう。
しかしそれが視えない。いつまで経ってもたどり着けない。
どこまでも視えるのはただ、落下することしか出来ない何もない世界だった。
【犠牲人格選択】
【1：男性的 2：女性的 下2】
２
２
そして、女側の私は消える。
耐え切れず、何もない世界へと触れ続けることになったのだ。
……私もそろそろ還る頃だろう。眼を背けている記憶は、混沌の山。
私を愉しませるはずだった混沌は、今自分を喰らい尽くそうとする野獣の様な何かにしか思えない。
眼前に有るのはギロチンの様な刃が並ぶ、大きく開かれた恐ろしい口。
逆らう気は起きなかった。このまま私も虚無へと還ろう―――
そして私の意識が堕ちる。
ただ、堕ちる際に視たのは閉じられるはずだった口は、閉じられることなく傲慢不遜な女に両断されたこと。
∩
⊂ ⊃ ,ゝ―――､
.| |／⌒ヽ ／／￣￣｀ヽ.＼ ∩
./ ／⌒) ） / ./ ＼.＼ ⊂ ⊃ .
.し∪ （ノ ＿__ ! //´｀ヽ､ ヽ. ! _| |,=/）
∩ ／ ,ヘ､｀ヽv',ノ/´,｀ヽ＼ ｉ.! /,､ ,.ｨ ,ﾍヽ
⊂ ⊃ / メ＞‐｀ ´" ´´ﾞ＜ﾊ ＼. ﾘ .{〈 | iﾉ/ ）.｝
| |／⌒ヽ / ,ゝ' , ､ ｀ヽ､ ヽ ' ヽ、ノ (_ノ
./ ／⌒) ） / / ,' i i . ヽ∧ ∩
.し∪ （ノ ,' / ,. i i i i ヽ.∧ ⊂ ⊃
/ /, ii i: i丿i､ ﾄ､.i! i i i,. ﾞ i .| |／⌒ヽ …奏者！？奏者よー！
,' .,'.i .i _i!__,ｉ,イii. iﾞi i!. i｀iｰi!‐i‐ｨ' i: i ! ./ ／⌒) ）
i i ﾄ､从!人ﾄ､i i!. i ! i i i ,|_ﾉレノi /i i! i し∪ （ノ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾟo°。 l ﾄ!彡三三ミﾐル' 乂从彡三三ミﾞリi . i ｡゜o | 意識を失っただけだ、暴君よ。 |
,ィ ﾊ て:::::::ﾊ て::::::::ﾊ /! ﾄ. ∩ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
i | i: i |i（(0)）i |i（(0)）:i .i::| . | i ⊂ ⊃
ﾍ! .:! 乂:::::::ﾉ 乂:::::::丿 i::! . iﾉ .| |／⌒ヽ その雰囲気は…！
! i:!oO´￣｀° o´￣｀ﾟOo!' i ./ ／⌒) ）
ｌ iﾍ. """ ＿_＿ """ ﾊ! i し∪ （ノ
乂 !:人 ／.::::::::::::.＼ . ｲ:::i ,'
ヽヾ::i＞ｧ．_i::::::::::::::::::::::::i_ .ｨ !::,' /
ヽﾒ!ｲi`ー',≧lコｌlﾆl≦.ゝ‐` ﾘﾉノ __,ｨ
《￣｀ヽ､_//´,,|| ｨ".://｀ヽ〆ﾍ:.`ヾ. ／,// ＿＿
ヾ.､＝/ ｨ｀､,ヘy=.､'/―‐v―‐i:::::.,ゝ=､,ヘ.''| i,ｲ―フﾉ
,ｨ＝ヾ i_, '´｀,､i＝ﾞヽ /◯ﾍ ヽi｀yく_ﾍ 〉'=‐,ｨ／
〃＿‐＝‐｀ヽ､__丿＝ゞ､. ヽ◯/ ﾉ＞ﾄ､ .／､≠'ｲ》
ｰ―┬‐,イ 〃/i∥ii´_/.:o≧个≦o//´ゝ‐'!! ﾄ､ヾ＼'
￣ヾ､/／.:ヾ.ﾉ.:::://´＼=／ﾍヾ､／＼!/
/.:::::::::::::::://､::::::::::::::::::,ﾍﾞ､::::::::::ヽ
. /.::::::::::::::::// ＼::::::／ ∨:::::::::::.ヽ
/.::::::::::::::::// ヽ. ｀´ / ∨:::::::::::.ヽ
/.::::::::::::::::// r一ｲ ∨::::::::::::.ヽ
. /.::::::::::::::::/,ﾍ. i:::::::! .∧:::::::::::::::.ヽ
＿_ ,＿＿_
,r-=--.、ri f´／:::ﾞ::-==-ヽ
/ ／´:::::::ヽ:},,,,,..r--====---...、 {:::::::::::::::::::::ヽ;::｀ヽ、
{::/::::::::://:/;r-=ﾆﾆ´:::::::｀ﾆ=-;;:ヽ:::::::::｀ヽ::::::::::::::::::::::ヽ::::}
{/::::::::/:／:::::::::／::::::::::ヽ;:::ヽ;:::::ヽ;:::::::::::::::ヽ::::::::::::::::::::::}:::}
{::::::://::::::::::::/::::::::::::::::|::::ヽ;:::ヽ;::::ヽ;:::::::::::::::}ヽ;::::::::::::::::}ヽ}
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{::::|{::::::::::::/:::::::/::::::::::::|:::::::::}:::::::::ヽ;:::}::::::::::::::l .ヽ;:::::::::::ヽ,
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{:::|::|::{:|:::::::/::/ |:::::::/:||::/|:l:::}:::}:::/|:::/l::::::ヽ::::l . }::::::::::::}
|::|::|/ヽ}::/／,-/ヽ:/}/.|/ ,|从|/|/::|:/:::}::::::::ヽ:::l /:::::::/:/
|/::|ヽ:::::::::|-i┬....、 ,r::::ﾆｱﾞ:::::::::|::l:::::::ヽ:l {:::::::/{:{
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ヽ:::|::::::::i}:|ヽ;::｀:...、 ,.....:i´:::/:i::::::}|:|:}:://／
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ヽ__/__{_,r'´:::＼//.//.| |.| |.| |ヽヽ/￣￣/::::::::::::::::::::::｀'-,
,r'´ / ヽ￣￣｀'iヽ、/＿,r----/ /、::::::::::;r-'´￣ﾞﾞr-..、
／-′ ＼ }:::::>ﾞ,r---=ﾆ´、 ./ ￣￣. ./-..、/
. /ヽ/ ＼,,,.lr.' ´ ´ ｀ヽ{ /. /＼
{ {´ﾞ |.// --'´ ヽ, /. /::::::::＼
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{.ヽ, | ｀ヽi r-,} ヽ////| ﾞ＼:::::::::::::::
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【直後出ちゃった人の怒り度判定 最悪の結果-3 感情判定分+1】
た
激おこですよねー
＼___人__人__人__人___／
≫ がふっ！？ ≪
／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ ＼
丶 ｌ ｉ '
. ﾉ ＿ ､ , ! '_,. -､
. < - ／,. -― ､ ､ ／ ,. '" ヽ
. ヽ ／／ ／ ヽ ヽ . ´ ,.ﾉ
. ､ <.／ / ／ ／ .／ .／ ヽ
ヽ ヽ / ,. ' ／ / / /
＼ ｰ ' ／ ´ / ..::: / .!￣ ―-- ＿
､ ／ ::: ' i
､ ／ , ' :: ｉ l
i丶._ -‐' l ',
ヽ l i
｀ l
ヽ l
、 l
／ 、 ＿,.........,,＿‐-､
／ ､ ,.ｨ二二二二ニニニﾆヽ
, ' ､ ,.ｲ二二二二二ニニニﾆﾆヽ
Y二二二二二二二二二二二ヽ
',二二二二ニニニニニニニニﾆ-＿
,.:i:i:i:i:i:i:ヽ _
ｌi:i:i:i:i:i:i:i:〈 ,ｨｆi:ii:iﾊ
}:i:i:i:i:i:i:i:i:} {i:i:i:i:i:i:i}
/:i:i:i:i:i:i:ｉ:个:.､ ＿__.ﾑi:i:i:i:人_
,.:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i＼i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:',
/i:i:i:i:ii:i:i:i:i:i:i:i:i:i:} ` ¨>:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i}
,'i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｉ|:i:i:i:i:〈 {:i:i:i:i:i:i:i:iﾊi:i:i{
{i:i:i:i:i:i:i:i:|i:i|:i:i:i:i:i:i:.､ |}i:i:i:i::i:i:i{ }:i:i|
{i:i:i:i:i:i:/ｉ|i:i|:i:i:i:i:i:i:i:} ｊ:i:i:i:i:i:i:i:i} |i:i:!
ノイi:i:i/i:i:}iｲ:ｉ:i:i:i:i:i:i:} ./:i:i:i:i:i:i:i:i:iﾊ|:i:i|
{i:从i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ﾉ {i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:ｲ{:i:i:}
⌒丁:i:i:i:厂 }i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i{ ー'
}i:i:i:i:' |:i:i:i:ﾄ.i:i:i:i:i:i:,
ﾉi:i:i/ |ｉ:i:i:i:i:',:i:i:i:i:i:',
'i:i:i:i,' .{i:i:i:i:i:ii.',i:i:i:i:i:',
{i:i:i:i{ |i:ｉ:i:i:i:i| ',:i:i:i:i:i:,
」ｉ:i:i:} |:i:i:i:i:i:| ',i:i:i:i:i‘，
{i:i:i:i:} ',:i:i:i:i:i| ',i:i:i:i:i:‘，
_ﾉi:i:i:i:} }ｉ:i:i:i:i| ',:i:i:i:i:i:i，
/i:i:i:i:i:i:{ .|:i:i:i:i:i ':i:i:i:i:i:i:.
¨^ﾍi:i:i:i:.､ .|:i:i:i:i:| .i:i:i:i:i:i:i
＼i:i:} .L:i:i:i:」 .Li:i:i:i:i:!
¨ ,ｨｆi:i:ﾊ} 圦i:i:z､
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
＿＿ .＿ , -‐＝ﾆ＝- 、 ／ ヽ
/ {: : : :￣｀≦ 、｀´￣: : : : : : ￣｀メ／: : : ヽ
, : :{ :、: : : : : : : : :｀ヽ; : :￣￣｀ヽ: : /: : : : : : ヽ
, : : : /i :ヽ: : : : : : : : : : ＼: : : : : : :V1: : : : : ￣｀ヽ
|: : イ.:|: : : : ヽ: : : : : : : : : : ヽ: : : イ: }: : : : : : : : : :}
〉: : ': :{: : : : : : ＼ }: : : : : : : : :＼イ: {: : : : : : : : : : |
ｲ: :/: : :ヽ: : : : : : :ヾ: : :ヽ: : : : : : :ヽ: :}: : : : :ヽ : : : :|
/: :,' : : : : {::ヽ: : : : : :| : : : !: :、: : : : : ､l: : : : : : ヽ: : :|、
ｉ: : |: : :i: : |:::::::＼: : : : : : ハ: :} : : : : i ヾ : : : : : : ヽ :' ヽ.
|: : |: : :l: : |::::::::::::::ヽ: }＿|＿i: }; : : : :}: :{∧: : : : : : ヽ|: : ＼
|、 !: : :_}__|_:::::::::::::´,∨弐=ﾐ: :ハ: : : :ﾄ : X: ヽ: : : : : :|￣｀ヾ 貴様は何のために、支柱たる我に触れたのだ？
| | : ; : : ∨:::::::::::::::::::イ o } }' |: : : } Y } : : i、: : : ヽ
| | : : ヾ: {、:::::::::::::::::::::!､ ﾉ ｿ }: :ノ{ ノ:ｲ : : :| ヽ: : : :}. この様な結果を招くためか？
|ﾊ : : : ト、: ::::::::::::::::::: ｀ ´ 少 r´ |: :| : : :.| ヽ: : |.
! ヽ: : { ハ:::::::::::::: 〉: : |: :| : : :.| ヽ | f´￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
＼ヽ、 >, 、 イ ./: : : l: :| : : :.| ｀l | ―――！！！ |
￣ | |: :iぇz- ＜ ./: : : ∧: }: : : :l: 、 ヽ＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
| |: :|: : }ハ /: : : 人 ∨ : : : : : ヽ
ﾘl: :|: :ﾉ } /: : ／ ∧ ∨: :.| :＼: ＼ ……問うぞ。貴様はこの結果を無意識で引き寄せたのか？
ｲ 7Y|://´ ' r/ : ｲ /≧y⌒ヽ: : ＼: 廴 ＿
ﾚ }'イ /,: :/ ／ イ;メ￣:ヽ: : : ヽ イ￣゛ヾ それとも我が表に出て欲しいが為にか？
/ ////ヽ <_} /＿ イ 〃: : : : : : :ﾄ 、弋⌒ヾ、
.〈 ///∧ ｲ′ ｲ : : : : : : : l ヽ: }
{∨>― ヽ-‐ 1 ヽ j: : : : : : : : | ｿ
∨' ´∩ヽ l丁} ＼＿イ{: : : : : : : : :} ノ
,～ｰ- ､
/ ／￣＼'.
j ,′∠｀¨`￣二､゜ヽ
rノ ／ 、 ヽ. ｀ﾏ
` / _＿_ｉ ｉ ,|.-i‐- .V '.Y
ノイ ﾊ∧!. /ﾊ厶､i ､∨}〕
| i 《ち`!Vﾚろ坏》､ﾄｌ）ｲ む、意識に、決まってお、ろう……！！！！
V!ﾊ弋ﾘ, u ゞ-' .| ﾄ!ｸ
j/ゝ." r‐っ"uｲ| |≧=､ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ヽ.!≧z‐､ｧf".:ゞﾘ啻辷}、 | 戯け！無知が招く悪き結果ほど取り返しの付かないものはないのだぞ！ |
／.:'洲.::;!､||,＜.::::ヾ洲:::‘ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
n ヽ:::::::::i〆｀,´｀ヾ､〈:::::::::::/
_r[}j(ヽ Y::/ Y ,fヽ,V!::::::「
r､ﾄｲ /' }ｨ')j::辷ﾆ`o'~ﾄ` i}j:::::::|
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'´ + ,:'ﾞ , |｜ |!| |∵,r i ’, i| ,; i; `; , ´
, ,; i; `;, |｜ i | | i |｀;,´ l| ・｀';:'ﾞ'´ ｀';:'ﾞ'´
` ;・｀';:'ﾞ'´ ｀';:'ﾞ'´ |｜ . | | / ﾉ ；' || ， 〉 i; `;
ヽ,.､ ， ; （,;; `へ | |ノ / ⌒ ,ノ⌒ヽ(, /
＼ノ ;⌒,, ヽ ,从;,_ﾉi'从人,,i ヽﾉi'｡从ﾉi'从,/i' ; ;;⌒ヽ／/_,.-'
｀ﾞ''‐ ..,,,｀~´ ｀'-,,_,,,ノ `-..,,,___,,,ノ ｰ'',',,´... -ｰ''
｀￣ ' ' ''''''''' ' ' 一一 ' ' '''''''''' ' ' "
.,r--====....､
,r-宀ﾆﾆ='´::::::::::ヽ、 ＿＿＿＿＿＿
,r'´;;;;;;;:::::::::::::::::::::::::::::::l,r'´::::::::::/::::/-t---｀ヽ、
/:／::::::::::::::::::::::::::::::r-:::::::::::::::::::/::::/::::/:::::::::/::::::ヽ、
/ｲ:;ｨ::::::::::::::::::::::::;／:::;::::::::::::::::::/:::::::::::/:::::::::/::::::::}:::}:ヽ、
. / |:;|.{:::::::::::::::::;r'/:::::::::l:::::::::::::::/:::::::i:::∧:::::::/::::::::/:::/}:li:ヽ,
i从}::::::::::::::/ l::::::::::l:::::::::::::::l:::::::::l::::l::::V:::::::::::/}::/:::}:i:l::::ﾄ,
/::::::::::::::/ l:::::::::::l:::::::::::::::l:::::::/::::l:::/i::::;::://:;ｲ:::/::l:i::::}:l
/:::::::::::::/ l:::::::::::l::::::::;;;;;;:ﾞi:::/:::::::l/:/::／ 'y'/::/;:ｨ'/::/:l
/::::::::::;r'´ L;r--=='´;;;;彡''´::::::::j,r====､ i／ //人ﾄ,|、
{:ﾄ;:::::/ T＞,--=''´::::::::::::::::;;イ| f之:/ ′ ,r-､ }/::::∧--、
}:} i::::ﾞi /:;;r--=''´;;;:::;;;;;;;ｨ''i´ ｀ i:ﾂ./文::::::::>:::::ヽ,
i/ |:::;ﾉ {,=-t-=r''''t''''::::/､__ヽ---====ﾆﾆ'''´ ﾄ-､;:::::/:::;;;;rt′
´ ,/ｼ′ l::::::l::::´::::::lヽ;::l/////////////}､ ,ｲ::::／:/／/::ﾂ
´ ヽ;:i;:::::::::::l:ヽ,V//////////--┴-ィ:::l::::::::::/ ／ﾞﾞﾞ
ヽ;::::::::li:::;∨////／//////////ヽi::::;／
ヽ;://////////////////////∧-､
/////////////////{￣￣￣iヽ-'=; ､,,__
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ﾄ-､//////////////{ ／´ ヽ;:::::::::::} l
| iヽ/////////////y'´ }:::::::::::ヽ, l
t.--}/////////////∧ l::::::::::::::} ./
| ヽ/////////////∧ ';:::::::::::::} ／
1～3：…殺したぞ？貴様が殺したのだぞ？やらない子の内の一人を！
4～6：…死んだ。陰性のやらない子がな。
7～9：…もう良い。起こってしまったことは仕方があるまい
a
こんだけ分かりやすくコンマが死んでるなら一死やむなし
よくなーい
ｨiヽ
lﾄ､ _ -=＝ﾍ一_/::::::::.＼
_l::::::＼:::::::::::::`:::::ｉK:::::::::..`、
ィ::::ヾ::::: ::::::::::ヽ:::: ::::::::;!:ヽ:ﾍ;;:::::::::::〉
,/. ::::::::ﾊ:::::::::::::::::::〉::::::::::,!:::::::j;;:::::::::/ 罪深いな暴君よ。貴様の無意識が招いたことは余りにも罪深いぞ？
|:::::`,､::::.!.:::::::!::: :/:::::::::::::ゝ::::！::::::.｛
|/､jヽ:＼Ｖｉ:::;／〈:::::::::::::.,'::::::::Y::::::::::ｉ こうして緊急で、我が表面に出なければならない程にだ！
Yヽ _）::::::ｉ:::::l|:::::|ヽ:::::i: ヽ_:::::＼
{ !/:〉::::::ｉ:N,'(.::::k::.!: ｀ヽ:::） これが意味することはわかるか！分からないか！その無知さでは！
＼ _/ｉ: ::l::::::}丿∧ﾍヽ ､:/
´/::::l'ﾞｉ|.:/ヽ／ |:::/:::〉 〈:
//::::ﾚ:|/／ ム〈::（
/／|i _／⌒ ヾ |::ヽ
/久ヽ＼ｨ/ _} ヽ:::..、
:.:.:.:.:.:.:.:.:.i !ー- ,,.｀Y′ .ﾊ ､ .i| ﾊ:.:.:.',
:.:.:.:.:.:.:.:.:.{. ヽ ヽ ﾊ __ ﾘ ﾊ:.i:.:.:.i な、にを…！
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼‐''´¨i i | ゝ . ´- ｀ / /:.:.:.l:.:.:.}
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', iヽ. ', i | ＞。.__ .ィ/ /:.:..:.j,-‐' f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i } ヽrﾊ. ';.:.ﾄ､___ ,}:.:.:.:.|i|/ ,ｲ /--く ＿_ ,,r_ﾕ | 死んだのだ！陰性のやらない子が！ |
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}. }‐ﾍ }/∧ ヾﾍ..__''ー'Y {:.:.／'/ ,/:.／ /ﾆﾆﾆｵ≦笊手升! | 誰の手でもない、貴様が引き起こしたことによって！ |
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.} } !:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.,.r''"´｀ヽ ／'´, -‐ ヽヽ:.:.:.:.:!:.{.| | | | | j !
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾘ ./ j:.:.:.:.:.:.:.:.＞ ´ ヽヽ:.:.:.:..:ｰ-ｧ'' ￣.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ / }:.:.:.:.:.／‐- ､ , ', V:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r' ／ ／.:.:／ ヽ / ,,.ィ´ ￣ ｀ヽ ', V:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:彡' ／.:.:.:/ ｀￣ ＼! i:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.{_／:.:.:.:.:.,′ / ',.V.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.ハ:.:.:.:.:.:.:.{ , ﾊ. i{.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.／.:.:.}:.:.:.:.:.::人 r-､ ! !ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:／ ヽ ゝ ’ / }i/ ゝ.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:／ ゝ.. ＿,.. ''⌒''ｰ- ..,, .イ､ ヽ/ ｀ヽ.:.:.:.:.
:.:.:.:.:..:.:.:.:,.イ |{:.:___i＿__ ＿_i___￣´ヽヽ:.:.:./ ';.:.:.:.:
￣￣￣´ .|{:.Ｏ:.|＿__｀＞＜´＿.|:..:.:.Ｏ / /:.:./ ';.:.:.:
1～3：ガリガリ削られた
4～6：再度判定
7～9：……ならば余はどうすれば良いのだ？
3
た
＿,､_ .、
'″/,～ｰ､'.＿＿＿ _ ._
ｩ=' ∠￣` ｰヘヽﾟヽ.、ﾞ
′／ ､ ﾟ､V '.〉 ;{
;` / i ,i， ､|__ｉ､ i ヽV'.〉 ;
ノイ .‐ｵ､!､i、 !ｨ=ミ|､ ゝ_}〉
| i 《 {{0}゛ヽﾉ{{0}} 》ｿ |)ｸ
∨l .}と=っ, と=(_)'| |'ﾉ ; 精神持ってくれよ！
|八"" r- -‐､""| ﾄﾞ、
ﾍ i＞ `ﾆﾆﾆ イil| .ﾊ 三倍コンマ拳だ！
〟ヽ!-==r'::}|{:::::ゞ.ﾚill|〉 .、
' ,ｨ≦^'く'/.::/ヾjﾚﾍく.:::::杰≧､ ，
ﾞ〈::::::::::::Yﾟﾆﾐ辷‐､ ヾ.､:i::::::::::::::〉ﾞ
【直後判定】
1～4：バーサク
5～9：教えてくれ、余はどうすれば良い……！
あ
やりました（死）
あっはっは
半端に知ってしまったセイバーに迂闊に近づくと危険だな、貴女
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| 余が奏者を、殺し、た……？ |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ ＼___人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人 _／
≫ ≪
≫ は、殺したぞ！虚無の海へと自ら沈むのは死と同義だからな！ ≪
≫ ≪
／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ ＼
__,.-ｧ＝‐-､ ／＼
／￣／/´ ,.＞ '´￣／ __ ＼ _.．-‐､‐､
／ /´/! ,ﾚ ´ ／ ／´ﾞ゛ヽ ﾏ´＞ﾆ-――--ヽ ｀ヽ
∧､ ,{ ,'ﾉ'´ ﾆﾆﾆ／ , ´ ／ ￣｀´゛＜＼ ‘， ＼
{゛ Y∧/ .二二／ .i / ヽ ﾞヾ､ ﾟ， '，
.ノ{ ,′､ヽ._,ﾆ{/ /{＼/{ i ; i '， ヽ ﾟ， }
∨ヽ.{ ヽ.ヽ/ﾍ,′ { ',_厶ﾚ!/{ i { ハ ､ ､ ‘， } ,ﾞ ll! l! _ -=ｧ ＿__
ヾ ! ､ヽ{ -,′､ ､ﾞ､ﾞ〈（｡ﾟ}ﾞzヽヾ } / ﾉ ! ､ ', ! / l! l!‐ _..=-‐ 二ｨ ／
ﾄ､､! ､＼', （! i ＼ヾ､ ¨´ `ﾅｲ' ｲ,ｲ}. ﾉ ﾊﾘ !./ l! ‐ ´_..- ￣／イ
＿__ ヾ.ﾍ ＼ﾞヽ.!.l ＼（ヾ､ ／イ伝ﾐ7メ､/ / ｿ j.′ __ノ７´ ,ィ L ＝ 二イ
}ヽ. ｀ー――‐‐ラ´￣ヽ ､ﾞ,/ ﾄ! ､ ヾ､ { ﾟｰ'7 ／ ／ r^'´_ｨ l! ｰ' r=‐ 二ｲ＝､
.〈:.:.:.:.＞:.．:.:._＞‘:.:.＞‐:.ﾊ ﾞj ﾟ. ﾞ，} ﾞ，ヽ ,.-､ ‐ ノ フ_．イ i V ｲ ,.-┐ イ⌒!/ / _,
＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／.:.:.:.:.／゛j 八 } j! ﾉ ／｀ヽヽ, ´７｀ヾ.ｰ､ ヘ r:７' /r=l!｀l!:.l! 〃 ／__ {（
__＞=-―＜:.:.:.:.:.／ l! ｿノ}/ （::::::::::} / ハ､ ヾ.＼ ｀l! ﾊ! l! |:l! l!=‐ ￣_..ィ
〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＞‘ ,ｨく ´ メ. ー‐'´ . イ ヽ. }､ } ! l!:.≧= ´ _ ｧi 7´ }
Y二二ﾆ＞´ ,′:::.＼ .＼ ¨ ／ } ﾉﾉﾘ l! l‐´ _,.- ´l! |/ / , ‐┐
丿:::::::::::::.＼_ _ﾄ, ｰ ´ ﾉ /'´ l! _ ..イ } ＿_ l! l! !_ ./ /
∠ィ=--,､:::::::::∥|,′ ／´ l! / ﾉ ´ ／_..! ´_.ィ / / -
／::,〃 〃`ヽ:::::j|∥ ｀￣ l!／ _ l´/ _..=‐´ｧ / // /
／.::,ｲ'/ ,'/､j::::.ヽ-'ﾍﾏ‐､_ ｲ_ イ | | ７__ ..ィく_./ ／/ /:
/.::::::ﾉ,'/ !{ヾ!::::::::::.ヽ ﾄﾞヾ:.＼ | | Ljｧ' {__/ / /
/.::::::〈,'/（___）jﾘ､l!::::::::::::::.ﾟ，!｀ヽ_::::〉 ∨ 7⌒i 〈__/
,′:::::ﾉLﾆﾆﾆﾞ_ハ{::::::::::::::::.‘，､ ﾟ丶. ｀ー' ｒ⌒,
,′::::::ﾚﾊl! i l! ! } ﾚ::::::::::::::::::.‘，ヽ ヽ ｀¨
, _ /＼
/、.:＼ / ﾍ.:.:＼
//..＞.:.:.:.:/-.ﾑ.:.:.:.:＼＿
ム/.:.:、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ｀`ヽ
/.:.:.:.:i.:.:.:Y=-,,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V.:.:.:._Vlヽ.
从.:.:.:l.:.:.:,ﾍ.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V.:.:.:.:.:.:! i ',
./.:i.:.:.:.|.:.:.:|| ＼.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:ﾉ.:iｲ､
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i.:.:.:.:l.:.:.:∧.:.:|l V:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:i..:.:l
. |.:.:.:.:!.:.:i !|.:.:li ﾏ:i l:∧.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:l/!V|
i.:.:.:.:＼|ー-､:. i! , ﾑ‐ﾅｱ〒.:.:.:.:.:.:.:.:.:i..:l.:.:.:.:|
. 刈.:.:.:.:l ﾃ=ﾊi＼! ,ｨテ=ミ」.:.:.:.:.:.:|.:.:.:|:.:.:.:.:.:|
＼＼ i |:::::::! |:::::::::ﾘ.:.:.:.:.:.:.:ﾊ.:.:|:::.:.:.:.:i
ヽ.:.:.:.ゞ≡' , ゞ≡'/／i.:.:.:.:/ノ:|:::::::::::| 嘘で有ればどれだけ良かったか！
!l 人 " / ﾘ|/.:.:.:/::::::::::::|
|::::::::.＼ ` -‐' ,./イ.:.:.:.:ﾘ/|:::::::::::::| 眼を背けるな！貴様が、貴様自身の手で奏者の内の一人を殺したのだ！
|::::::::::.:ﾘlヽ､ _ /" /.:.:.:.:/.:.:i:::::::::::::|
/::::::::::::::::.:.:ﾊ「￣ / /ﾉ 人.:.:.:(.:.:.:.|:::::::::::::| f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
／.:.::::::::::::::::::ノ ／.:.:/ i.:.:.:ﾊ.:.:.:!:::::::::::::| | 嘘だ…！嘘だ！嘘だ！嘘だ！嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘嘘嘘… |
/.:.:, '⌒f | .| |ヽ ／.:.:.:.:/ ／ ! i ', 人:::::::::::| ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/:::::' |:::::|｀! lニ三＿／ ／:::::::/＼.|｀ヽ):::::::::::|
赤セイバーだからうっかりしてしまったんや…
つまり嫁セイバーならうっかりしない(白目)
r､/{ ,、
＿|､ 'ﾚ' {／{＿
/{ / '⌒{ ', / _,-,
＿_ / ヽ＿ ,.ﾌ,-'￣ ∠＿__
{ , ､＼ /: : : : :∧／ ‐、 ﾆ‐,ｚﾝ
ヽ ＼＼＼＿_ /: : : : :./ }∨_x──r'￣
＞' ｀.＼{ ｀ヽ､‐、 ﾉ: :;,;／{ '￣{＿＿_／
/ {ヽ､----､ ､ ｀ﾏ nn,-､＿ /: ;,; : : : :ヽ､＿八 _∠ﾌ
! メ､_ヽ斗云ミ } ヽ} i/∠イ ノ: : : : : : : : : ＿＿_＞‐'´
iヽﾐ.ﾋﾀr＿u￣｀'ｲ }.Y: : :＼_, イ´ {: : : : ＞ ' ´
| ､{"".i'￣:i j | .il |: : :／: : : : : :＞ '´ ――――■■■！！！！
ヽ ヽﾐ ∨_ﾉ ,.: | | jﾚ': : ': : : : : ／
{＼ ＼ｰイ／¨j/i /: : : /: : : ／
rミ＼ﾄﾐ＿jﾘ,∠...}/: : : :{: : :/
ゝミ三＿／ . ｀ヽ: :l: :/
／ ,′ ／￣￣ヽ: {
/ , .／ ﾊ;j
レ──-Ｖ /: } ／
ヽ、 ﾟｏ ／: :/ _ノ:.:./
r､,ｲ:ヽ､＿＿ﾉ｀￣ ⊇: へ､＿＿ ＿_／:.:.:.//
,..ヘ ,.ｨ ＝ｫ､
// ,ｨ´8 彡, ヾ!
〃 / !{ 8 ミ ﾐｿ ____
ﾚi ﾄ. ヾ____,ｒｫｰ≦ニｿ＿.
/ },ｨ´ 彡}-､:.:.:.: 彡-､:.:フ
ノｨｫｫ∨{:.:/ﾆ}ｰ-ｫｫｫ､ ヾ
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ゝ:.:.:.:.:./∨/___ﾉ｀ヽ:.:.:.:ヽ
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//:.:.:.:/. ′ﾏ:、 ＼::.:ゝ､＿
／:.:.:／､ Y ,.ﾏ:､ Y:.:.:.:.:.ﾉ＞
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!:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;|.! ＜ ヽ{ ＼ ´￣ ﾞヽ ヽ.
ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,;,;,;,,ノﾉ ',￣ ｬｰ-｀ ＼ ｀ﾞｰ- 、
,:.:.:.:.:.:.;, -=― "´￣￣ ＼ {￣｀ ﾏ ﾊ
´７￣ ヾｰ- ヽ {￣ ￣｀ヽ.: ｀ゝ.、
/ } !￣｀｀ヽ! ｀ヽ. ＼
./ / ∧ ﾊ/ ! /＼ { ＞ .＼
ﾉ ／ }ヽ , ヽ. i / .! ! ｀′ ｀
/／! ハ / } / ＼ /＼/ } .!
/ ／ ｀ｿ__,､{ !/ ゝ′ i´｀ﾐ
〃 rﾐ |} r{ （!）
リ } ゞﾏ .ﾄﾞゝ
{_,ﾍ. ! ‘ｰ’
＿＿ .＿ , -‐＝ﾆ＝- 、
/ {: : : :￣｀≦ 、｀´￣: : : : : : ￣｀メ､
, : :{ :、: : : : : : : : :｀ヽ; : :￣￣｀ヽ: : /: :ヽ
, : : : /i :ヽ: : : : : : : : : : ＼: : : : : : :V1: : : :｀
|: : イ.:|: : : : ヽ: : : : : : : : : : ヽ: : : イ: }: : : : :}
〉: : ': :{: : : : : : ＼ }: : : : : : : : :＼イ: {: : : : : |
ｲ: :/: : :ヽ: : : : : : :ヾ: : :ヽ: : : : : : :ヽ: :}: : : : ::|
/: :,' : : : : { ヽ: : : : : :| : : : !: :、: : : : : ､l: : : : ::|
ｉ: : |: : :i: : | ＼: : : : : : ハ: :} : : : : i ヾ : : : :|
|: : |: : :l: : | ヽ: }＿|＿i: }; : : : :}: :{∧: : :|
|、 !: : :_}__|_ ´,∨弐=ﾐ: :ハ: : : :ﾄ : X: : ::|
| | : ; : : ∨弐｀ イ三 :} }' |: : : } Y } : : !
| | : : ヾ: {、ｲ戈 乂zﾉ ｿ }: :ノ{ ノ:ｲ : : :| 頭痛に身を委ね、思考のみを狂化させたか…。
|ﾊ : : : ト、: 乂ﾉ , ｀ ´ 少 r´ |: :| : : :.|
! ヽ: : { ハ ｀´ 〉: : |: :| : : :.| 正しく暴れる君に堕ちたな。
＼ヽ、 >, 、 - イ ./: : : l: :| : : :.|
￣ .|: :iぇz- ＜ ./: : : ∧: }: : : :l: もう良い。我は、死んだ者を取り返すために戦おう。
|: :|: : }ハ /: : : 人 ∨ : : ::!
ﾘl: :|: :ﾉ } /: : ／ ∧ ∨: :.|
ｲ 7Y|://´ ' r/ : ｲ /≧y⌒ヽ
ﾚ }'イ /,: :/ ／ イ;メ￣:ヽ
/ ////ヽ <_} /＿ イ 〃: : : : : : :|
.〈 ///∧ ｲ′ ｲ : : : : : : : l
{∨>― ヽ-‐ 1 ヽ j: : : : : : : : |
∨' ´∩ヽ l丁} ＼＿イ{: : : : : : : : :}
|/ T777´弋ﾊ} |: : : : : : : : う
| }///////ｲ |: : : :/: : : : :ヽ
/ ///////// 〈: : : /: : : : : : :ヽ
/ {////////{ ヽ: :ヽ : : : : :.イ
ヽ ﾍ///////∧ ∧: : : : : : : 1{
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
| : : |.:.| : . | : | .| . ﾄ､ | |＼＿／: , : ﾄ､ :.ヽ . .＼＿_
| : : |.:.|: :￣|j`‐┼､＿....｜| | ＿_|／＼: : : :', : | : 、 . .ヽ . . ＼￣
| : : |.:.|: : |; | | ｀ヽ｜ |ノ _r匁rくこ》: : :.', .ﾍ : ヽ . . `、. . .＼ 例え自らのサーヴァントを殺すことになり、
| : ∧: ＼ : : ヽ《 爿rし〉 | | | ,/ 戈土ソ ', .. .', | . . ﾄ､ .＼. . .
|. .|:.∧: : .＼: : ＼｀￣´ ヽ、 / ', . . .〉j| . . | :.ヽ. . ＼. . 以後の戦いが独りになろうともな！
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
碧の双眸がセイバーを捉える。その碧の眸に映るのは、黒い落書きのような線だ。
その眼は、一方の人格が虚無の海へと沈み、死へと触れ続けることで得た『本来ならば得てはならない能力』
猛り狂う紅い暴風となったセイバーの元へ、一陣の疾風が過ぎた。
―――そこから先は、語ることではない。
【BAD END】
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j::::::::: ,:: ⌒Ｙ ⌒/ .:: i
ﾉ::::::::（ ..::: ヾ)'::: i
ﾙ:::::γ:::::: ﾉy: :ﾘ
Y ﾉ :::::::::::::: :ﾙﾘﾉ ） コンマ神は、この低コンマラッシュで何かを私に伝えようとしている…？
ﾘ:::::::::::::: （
（:::::::::::::: ) それじゃあ残機数を3→2へと減らすから、コンティニュー先を選んで頂戴。
）::::::: （
（,（.( ﾙ ﾘ ﾙﾘ いﾉ ）） 下4
）::: （
/:::::::: ヽ
-───―――|:::::::::::::: ＼―──────
|:::::::::::::: 二つ
【>>82から再開】
そして最悪の事態とは、やらない子の人格の死だ。
そこで漸く彼女は、長時間の間、身体を動かす権利を得られる。
やはり、秤が破壊された天秤の修復のために。
……結局自由などない。どこまで行っても、彼女は縛られる。
だが何よりも一番哀しいのは、彼女がそれでも良いのだと。自分に自由など、最初から不要なのだと。
彼女の語りの節々から、諦観が視えてしまったことだろうか。
＿＿
／ ｀ヽ
, i ,
! ! ﾊ
ﾄｰ' ＜ ／_ﾚ'
ゝ ７ {｀〈 それが我だ。
ﾉ i ハ. ∨
／ ! | ∧::}ヽ ＼ .ふん。だから言ったのだ。何故触れたのかと。
／ ／./ ﾊ ';:::／:ヽミ=- ､
／ ／:::/ /::::} i ヾ::::::::::', そして招いてしまう同情ほど、我には侮蔑に値するというのに。
,: ／::::::/ /::::::::', |ヽ ＼::::::',
/ /::::::::::; ∧::::::::::', !::::} ヾ=ミｰ-､- ､
,: ,ｨ{:::::::::::i { ';:::::::::ヾ､::!ﾊ!:ハ:::::::::ヽ ＼
i { ヽ::::::::} ./ }:::::';:::::::＼:::i ノ:::::::::::/ヽ. }
| ヽ ＼// ／:::::::}:::::::::r''＼:::::::::／ ﾉ／
ヽ 二 .／:::::::／i::::::r''ﾐ:::::::ヾ ､ 〃
｀ヽ} ./:::;;;;／__/::::::ゝ- =ｭ' ） ヽ. 乂
';:::::::';:::::::::::::::::::V
i::::::::ヽ::::::::::::::::::',
|:::::::::::iヽ:::::::::::::::',
!:::::::::::| ∧:::::::::::::',
';::::::::::| ∧::::::::::::',
だが、その一言から全てを読み取る聡明さもまた哀しい。
その聡明さは、セイバーから同情を引き寄せているのだと、嫌が応にも理解してしまうのだから。
, -─-､
//⌒ヽ､.ゝ-‐ ¨￣￣ ｀¨¨''ｰ-x--┐
// .／ ヽ┴ ､
// ／ / ヽ ヽ ｀＜¨ヽ
.// / | ﾍ ﾍ ∨ヽ
|/ .,' l | | l ' | } ', 人
|| l l | | | | | ',. ', | | 〈 }
|| || | | | | | |ヽ. ヽ. ',|. ├─--==.. }く )
|| || | | | | | | ヽ ﾍ | .| ﾆﾆ==‐‐-| 〉
|| || | | | | | .ﾑ-‐弋弌¨|. |へ 二ﾆ=ｰ|/__
ﾘ .人 l ｱ＞､.ﾙ'ﾙ' .ﾂ¨ｲ::;;;ﾍ7|' |f｀ } ﾊ:::::｀ヽ
ヽ|从,ｲ卞 ∨:::ﾉ |. | .::lj ／ ﾉﾉ::ヽ:::::::＼
| | 斗 ¨¨.....| |ノ/彡 ..イ人:::: ヾ:::::::ﾉ
| |::::r :::::::::::::| |¨彡ｲ;∧::|::::::::ﾄ:::::::::::/
| '､ | | | .彡/:::ヽ|::::::::l ＼ノ
ｲ⌒ヽ | | . ＼`ｰ ´ | | | ∨:::::::::|::::::::|
ゝ___ﾒー | | ヽ ,ｲ.│ j ﾄ､::::::::|::::::::|
| | .| ｀ｰ ＜.___| | ﾉ二二7ヽ::ﾊ::::::::|
ヾ.|､ | |ノ __ﾚﾙﾙ'::::::::::::::| }::::::::|
ﾘ ヽﾙﾒﾊ {¨ ノ::::::::::::::::::::::::::::弋__. |::::::::|
| |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
【直後赤セイバー判定 信頼性+1 ギルで感情判定成功+1 シチューとの重要判定ほぼ成功+1】
7～9：あ、いいこと思いついたぞ！
１
あ
一度のイベントでいろいろ消化し過ぎな気がする
フラグ達成難易度上げないと弾切れすると思うんよ
{ﾐ / }y.i | | ヽ
'ﾐ 彡メﾚﾉ | | ﾊ
ヽ. ,..ｨ {ｲ/ ,.ｨ､ !. i|
,.. -=`ｰ- rﾐ-:.､ / ,' / | ﾉi
<´:.:.:.:,:ｨ;,;,;,;,j:.:.ヽ::＼ ､_{ |ｨ′
}:.:/j:.:!:.:!|:.:.:',:.:.:.:.ｰy | i. ! あ、なら余は良いことを思いついたぞ！
Vイ:.:.:.i..!:.:.:.ﾄ;.:.:.／_／! | |
_rｭ---j:.:.:.:|_|:.:.:.:!:.:.:.ヾｰ-.ﾉ__/! |, ｭ___
.∠７７７７|:.:.:.| |:.:.:.:|=-＜､ｰ-ttttttttイ爪＼
／:.:.:.:.:.:.//!:.:.:.l |:.:.:.:l ヽヽ:.:l_j_j_j_j_j_jイ:.:ヽヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:{ ! |:.:.:.| |:.:.:.:| } }:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ
〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!| .!:.:.:.! !:.:.:.:l j ハ:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:.〉
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!{ ￣ } ￣ ノﾉ:.く:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
｀ゝ:.:.:.:.:.:.:ﾊﾐヽ..,, __ ｨ´イ:.:.:.:.ゝ;,;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
{:.:.:.:.:.:/ ';.:.:.:.:.:.:.:.彡"７/:.//:.| ';.:.:.:.:.:Y
j:.:.:.:.:; }｀''ｰ- ´ //:.://:.:.:!. |:.:.:.:.:.{
/:.:.:.:.:.:} ﾉヽ. j //:.://:.:.:.::, !:.:.:.:.:.',
/:.:.:.:.:.:.{ /}○ﾆXﾆﾆ○:.:.〉〉:.:.:.:.', }:.:.:.:.:.:.',
,:.:.:.:.:.:.:.ﾘ ,:':/:.// ||:.:.:.//:.:.:.:.:.:.:Ⅵ:.:.:.:.:.:.:!
,:.:.:.:.:.:.:./ ／:/:.// ､ , ||:.:.:.{ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.j:.:.:.:.:.:.:|
/:.:.:.:.:.:.:／:.:./:.:/ﾊ Y ,ｊ.|:.:.:.| |:.:.:.:.:.:／:.',:.:.:.:.:.:ﾊ
,:.:.:.:.:.:／:.:ヽ/:.://:.ヾ⌒イ:.:||:.:.:.| |:.:.:／:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:ヽ
ノ:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:∨/:.:.:.:.〉/:.:.:.:.||:.:.:.| |;ｲ:.:.:.:.:.:.:.:.!:.:.:.:.:..:.:.:.:＼
／:.:.:.:.:./:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.:.:.:|レ'／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾘ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼
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【ない場合は>>1が予め決めておいたモノを採用】
【21：10分まで安価を募ります】
フラグどうこうはわからないけど、確かにやり直したとこは、どちらかといえば最後のノリ。
あと伏線も何もないし、勢い良すぎて正直あまりついて行けてない。だから>>1も途中で説明いれるんだろうが
聖杯で人格ごとに身体を与えればよい。
全部余の嫁でハーレムにする
貴女動かすつもりはあるけど
赤王は赤王の考えで動いてどうぞ
全人格を合体させてみたらどうだろうか
皇帝特権で良さそうなスキルないものか
1：聖杯で人格ごとに身体を与えればよい。全部余の嫁でハーレムにするのだ！
2：全人格を合体させてみたらきっと良いぞ！
3：皇帝特権で、丁度良さそうなスキルがないものか探しだすか…。
/ __｛／ ／ ／. : : : :｀^: :.⌒l ＼',
′{ / ｱ ／ ヽl }
｛ {”.′ ', :}
〉′ / / / / ｌ ヽ
／｝ { ./ / /} ﾊ :li } }
/ /-‐‐／) 斗--:} .ﾄ､l :ｌl } ,
／ ｱ´／／/ / }/ }/ l l ', ﾊ ./ ′ >>1と余が良さそうだと思ったのが既に選択肢に入っていたのだ！
.:{{＼〃／／ Ⅵ ./ x＝ミ､ Ⅵ 7⌒/} /
. : :}}. .／ /｀7´}-､ / :.:.:.:. ｀^ ,ｨｆ芯㍉′ / なので、済まぬが>>181は除かせて貰った。
. : : : :{{ (／ ./-‐‐ つ 〈_ツ ﾑｲ}/
. : : : : : : }} --､ (／ -‐ '"´ ' .:.:.:.:./ / ではこの中から選んでくれ！ 下4
-‐: : : : : : : : {{ ／-‐==ミ { ｧ ′ ､ ___
-‐. : : : : : : : : : : : : : :}}‐ヽ __ {i . . .{. ／::. ｀ イ ./ }. _/ } ./ {
: : : : : : : : : : : : : : : : :{{. . . .}: :＼ ＼ ≪: : : : 〕 -=≦}､/ }/ :{/ ∨ } ／ ｝
: : : : : : : : : -‐‐…‐- ゞ=彡--‐‐＼ )⌒´＼//:》: : ｛ムイ／}｀/ 〉r‐､ {__/ 〈
: : : : :ア: : : : : : : : : : : : : : : : : }: :}: : :／“¨ゝ=彡: : :.｝. . / / .{.// / 〉､- ､ ／
: :ア´: ヽ: : : : : : : : : : : : : : : : :{: :i: :/ ＼:{. . {{／ ゝ'､/ゝ'､. . ＼/ー‐‐‐‐,
:/: : : : : }: : : : : : : : : : : : : : : : :}: : / ‐-､ __',. . ＞o｡ ',. ノ}', ／
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :/:／ ´ ／ヽゝ---. .o｡ / /. } ／
‐‐---､: : : : : : : : : : : : : : : :.／ } 厂}. . . ./}. . . .-=彡 ./. ./ー‐‐､
１
1
1
３
言った手前なんだけど何があるんだろ
星の開拓者か外科手術辺りだろうか
-====ミ ､ ＿＿
／ ＞-/ へ＼ ＼ _へ＿
／ ' ／ ／ ＼ ＼ ＼７ ＼
/ / ／ ／' ｉ ｉ| ､ ＼ ヽ,） ハ
V ' , / | || ＼ ヽ ∨
. /／/ / j! | 斗――､ ， V' j
' / ' ＿/'l :l |i,x斧芋ミ ’ ｉ }i 〉/
{ / / / |/| 从 ）しﾘY i |_ |l /
{ { ｘ斧示 |／ ゝ ´ i 从|ﾍ Y'Ⅳ＼ ふむ…
. 从 从 { vソ ﾉｲ /' j ﾉ/:＼:.:＼
ﾉ ﾊ ' ／ | 八' /_|:. : ＼:. ヽ 皇帝特権だな。
八 / ∧ |j ∧ く⌒:.V＼):. /
//∨ /' ､ ´ 从 { Y从ヽ:. ＼彡' ではその方向で進めよう。
へ , / , ＼ ／/ |/ 〉:. : 〉
へ { ', {ハ ｉ ､ イ= / / |==| /:. :./
{ ＼ﾊ 乂 '⌒） | ＿_＿ ¨〔 | /:. /／八|__人 {:_:ノ
乂 ﾍ （Vヽrv ／ ニ乂＿ ＼__ ﾉ | |:.／:. :. :. :. ニYク―― ----- ､
／〉 { ＞'' ＼ ＞― { {:| | |-:＞ ,, ⌒ｉ |:.＼＿＿ 斗――ﾍ
{:. ＼人＿ﾉ⌒）'' ＼ー､／ Ⅵ/ / ／￣ | |:／ / / }i
人＼:.＼ ＞ / こ ､ ＜ __ `へ,/―‐ |/ _, / / ハ
〉: ＼＼:.） （ ／） ＼ ` ＼＼ `つ |へ___,/} / }
／:.Ⅵ:. ＼＼--＜＿＞＜ メ ヽ. ト ＼＼ ヽ∨:. :.――=ミ彡':. ⌒ヽ
／:. :. :ハ:. :. :. ---ミ＿＿彡' ` し ＼_）-' ―――=ミ ｉ |:. :. ／:. :. :. :. :. :. :. :. :. .
. ／:. :. :. :. :. :ヽ:. :. :. :／:. :. V ＼__/／ ＼ | |:／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. i
/:. :. :. :. :. :. :. :. ／￣:. :. :. __:{ ＼/ ）-=ニ ヽ/:. :. :. :. :. :.--=ミ :. :. :. ﾉ
. /:. :. :. :. :. :. :. ／:ﾆ=‐ 圦 Y ⌒ヽ ｉ{:. :. :. :. ／＿＿＿彡＜
【今回はここまでにしたいと思います。皆さんお疲れ様でした】
乙乙
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ヽ ,,,,,,
ヽ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
_⌒ ⌒＼ ;;;;;;;;;;;;''''''"
ﾐｨ赱､i .i_r赱 ;;;;;;;;''''
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.i' i ''" ｀ヽ ,,,;;;;;;;;;;;;;''"
i' ノ_二二'ｧ,/ ;;;;;;;;;;;;;;‐'
i' /'! !,..!!,..!/ ,,,,;;;;;;;;;;;;;;;;‐''
;: !''"´ i { ,,;;;;;;;;;;;;;;;;;;''"
;: ! i { ,,,,, ;;;;‐'''''''
' ;: ! '"'''''''''''''''''''" >>36-38
l ; . ｜ ゝ;;;;;;;;;;;;,,,,,,,,
. !. ; | ,. -､,..､|:l ''''''‐;;;;;;;;;;;,,,,,,
ｌ ; ｉ ___ ___ | l ''';;;;;;;;;;;;
l ;: ｜!,..!!,..!{j { '''ヽ;;;;;;;;,,
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く '''''‐;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,,
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/´〉,､ ,l |
l､￣￣了〈_ノ<_/ ,! L.-ヾ=,'
二ｺ ,| _,.-'´ _, - '_´ ,､
/＿＿」 _,.- '´| L-'´ _) .〈 .| ,.-､
'´ ,.-'´ ,.-'" _,,」 .｀'´ 〉
｛,.- '´| | l､_,.. ､ 「Zノ
|,i ﾞl_,〉
::::::::::::::::::::::::ｉ::::| /`ヽ、.__ _
:::::::::::::::::::::::ｉ:::::| 「≡=_/.:.:＼＿_ /.:.:',
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::::::::::::::::::::::::::::::::/ ｀ ' ＜-弁:.,._.:.:!.:.:i.:.:|ノ/i.:.:.:.:.:.!
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:::::::::::::::::::／ ＿ , ィ ´ {- ﾘ ﾉヽ:.|/:.l/,.:i
:::::::::::::／ __, -‐ ¨￣ , ' ヽ、 ,.ｨ^ヽﾉ:./ノ.:./|.:.:.:.:.ヽ,
:＿,／￣! ／ ヽ ,.人 ｀=/:.:,'.:.:./lｌ i.:..).:.:.:.:〉
/ , ' }, ‐ '^ﾏl´ /ゝ/.／.ﾍi:::!(＼.:.:(
／｢⌒ﾍ--‐ '´ _ -‐ '´/:.,-=ﾘ/」--=ｲ)‐-,.⌒Y::::ヽi:.:.:.) ＼ヽ
{:|::::::!:::::::::} ,. - ' ´ ,-'>､ . {_,_,／ .:.:!:', /)､／i: |ヽ:. ）
L|:::::|::::::::/ ／ （ / ｀＼ ! / ィ´ i.:.:/ ヽｨ/ l:.|
7:::!::::::厶ｲ / >i ｀`X＜彡¨ !/ ＼., ノ
/!:::|::::::{ア
乙
大先生も嘆いておられる
乙
乙ー
人形師とのコネさえあればなー
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） あのさぁ…
| ｀ ⌒´ﾉ
. | } 小出しで起こる混乱を控えたいからって、展開を放出しすぎ。
. ヽ }
＿/⌒ヽ ィ お前も参加者も大混乱じゃねーか。
i'⌒ﾞl | l ＼＿＿ｨ～っ
| |. | | ﾄ､_"＿＿冫く;'三｝
| | （ "￣⌒ヽ、 |＿＿＿＿`ー‐"
| l .| y |＿ｨ | .||
| | .|.| | | | ||
| | |＿__| |_＿| ||
|＿＿_＿＿__.|＿__（＿_ﾞ)__{_＿_ﾞ)＿||
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | （__人__） 普通とは異なる二重人格+もう一人の人格…式を急襲してるんだろうが、リアルタイム性で全然再現出来てない。
| ｀ ⌒´ﾉ
. | } というかこの設定自体TRPGとお前の組み合わせ向きじゃないと俺は見た。
. ヽ }
ヽ ノ /つ あと濃い。とにかく設定が濃い。胸焼け起こすぞお前。
／ ＼ / /
/ /＼ /￣＼
＼￣￣￣￣￣￣ ＼＿_）
||＼ ＼
||＼||￣￣￣￣￣￣￣||￣
|| ||￣￣￣￣￣￣￣||
|| || ||
／￣￣＼
i'⌒i ／ _ノ ＼
| |廿 | （ ●）（●）
| | | （__人__） 濃い設定てのは、細密にプロットを組んで、どういう場面でどう明かしてくのか…
|￣￣￣￣￣￣| . | ｀ ⌒´ﾉ
|￣￣￣￣￣￣|∩ | ∩ ノ ⊃ そういうのを気にする必要だって有る。
| ◎ | | | ／ .／ ＿ノ
| ［］ | | |(. ＼ ／ .／_ノ│ 全部明かさなくても、ここでここを明かせば読んでる人は……
| | | | ＼ “ .／＿_| | そんな気遣いだって必要だ。
| | | | |＼／＿＿＿/
| | | | l └── ､ 、
［￣￣￣￣￣◎］ | ゝ＿＿＿＿＿ l l
i￣￣￣￣￣◎i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)） ｌ ｌ
i ,. '" i￣￣￣￣￣￣￣￣i| | |
i . i￣￣￣￣￣￣￣／│ | |
i .i / | |_|
i＿＿＿＿＿i＿＿＿＿＿＿i (＿＿｀ヽ｀ヽ
／￣￣＼
／ ヽ_ .＼
（ ●）（ ●） ｜
（__人__） |
ｌ｀ ⌒´ ｜ でもお前これアレじゃん。
{ ｜
{ / 浸透した定形式の聖杯戦争ものじゃん。
ヽ ノ
〃(⊥) ´/ /￣￣/ / 〃 ⌒i
＿＿＿i /⌒＼./ /∧ ∧し' ＿＿|;;;;;;;;;;i
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j:::::::::ヽ ,ﾍ^ ⌒ Ｙ ⌒ヽ/ .::::::::i
ﾉ:::::::::j（ﾉ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)'::::::::::i
Yyﾉ ﾉ :ﾉ.├l‐１―‐――‐―|
ﾘ::::::(}‐ヒL二二二二二｣
. ﾊ::::ﾊ ,, r‐ｧ ﾘ） )
） ) ）、 ￣ノくﾊ（
（,（.( ' ﾍ い ﾉ:::））
ノ/）` ヾ ｿ￣（( 、
,' ﾉ Ｙ Y
l: （ ...... ..... i
lヾ. .. :::::::: ::::: .ノ
途中からない子操作じゃなくてセイバー操作になってたしな
素人の意見だけど住民にはセイバーがない子の夢を見た程度にとどめておいてセイバー使って、ない子に二面毒を調べさせるように誘導した方がよかったのかもしれない
／￣￣＼
／ ヽ_ .＼
（ ●）（ ●） ｜
（__人__） | 発想が駄目だったとは言わない。
ｌ｀ ⌒´ ｜
{ ｜ お前も参加者を楽しませる為に考えたんだろうからな。
{ /
_. -: ´Λ _.へ｀ 、 だがそれを活かす技量が不足してるぞ。
r＜: : : : /:|: :、 ￣r' ＼ :＼_
/: : :ｌ : : : : : :＼`IエL>、 >ﾍ::Λ
|: : : ﾄ､: : : : : : : : : : : : : `ｰ／ : : V |
〈: : : :::: _ -￢-－―-､: : く:r ､: : : V ｝
/: : :_ン´: : : : ＼ ,___, ｨ ）: : :`く : : : ヘ|
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､__
| （● ）（●）
| （___人__） 濃い設定なら、薄めて伸ばして、楽しませ続ける工夫が必要。
| ｀ ⌒´ﾉ
| | ,ｒｰ､=-､ 長い過去も濃いに分類される。ならこれも、薄めて伸ばして、楽しませ続ける工夫が必要。
人､ | ,ｲに) | l
_,／( ヽ､.,ヽ., ___ ,__ノi´ ｀ー' | |ﾍ その工夫が出来てません。勢いだけで、「？」ってなった人も居ると思う。以上！
_, ､ -― ''"::::::l:::::＼:::::::::::::::::ｒ'ﾞ´~~ ', jｰ,i 〉
/.:::::::ﾞ:':､::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'ｰ-‐え__ ﾞﾝ'ﾞ /｀i
i ;;;;;;::::::::::::::::|;;;:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;;;;ﾊゞﾆΤﾍ_/;i l:: l
/ ;;;;;:::::::::::::::::::!;;;;;;;;;;:::::::::::::::::::＼::::::::::::::::;;;;;;;ﾊ ::;;;;;;;;::::::::. ',/
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j::::::::::::i ,ﾍ^ ⌒ Ｙ⌒ヽ .::::::::i
I::::::::::::j ..::::::....::::..::::::. .:::ヽ::::::i 何て事を言う先生が幻視されました。
I::::::::::ﾘγ::..:::::::..:::...ﾍ、::: ﾉ:::::ﾘ
Yyﾉﾉ ::::ﾉ...:ﾉ _ノ ⊂_ ‐-' ＜ 実際皆さんはどうお感じでしたか？
ﾘ::::::::( （ ―） （::λ ヽ
. ﾊ::::::ﾊ ,, r‐ｧﾘ） ) ヽ ',
） ) ）、_ ￣くﾊ（ 〉 <
（,（.( ' ⌒ヘ 、:::）） { l
ノ／ / ヽ l |
／ l ヽ | .!
脱落した陣営数で設定開放しないと急ぎ足すぎる印象
序盤はにおわせる程度で中盤以降に設定解放していった方がよかっただろうね
>>1に残されてる時間が少ないの？とか勘繰るレベルに展開早かった
俺ももしかして早く終わらせたいのかと思いました。
でもこうやって改善しようとする>>1の態度は好きです。悪いとこまとめるのは、聖杯戦争スレやってない自分まで勉強になる気がする
薄く延ばしつつ説明し終わらなきゃクリア後に書けばいいや程度で
., ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j::: ::: ,::: ⌒Ｙ ⌒/::: ::: i
.ﾉ:: :::（::: ::: ::: ::: ::ヾ)'::: ::: ::i､
ﾙ::: γ::: ::: ::: ::: ::: ﾉy::: ::ﾘ::ﾍ
Y ﾉ ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::::ﾙﾘﾉ::: ::）
.ﾘ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ﾉ
（::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: :::.)/ノ ですよね。素直な意見の方ありがとうございました。
）::: ::: ::: ::: ::: ::: ::（ ,'
（,（.( ﾙ ﾘ ﾙﾘいﾉ ））ﾉ それとやはり設定明かしの前回、今回で台無しになっちまった雰囲気が有るんですよね。
/ ＞⌒ヽ'"
／´ ./ .ト､ 自分でも何でこんな急いでるんだろうっていうレベルの速度で、組まれた設定が次々明かされていく…
く .|./ |､ ＼
r| | |! | ヽ-,';、
∧.ヽ ＼:| | ./ .'.,
/ .＼ .`| .| ｀ヽ､!
,' / ＼ .| .!.ヽ |
., ⌒ﾊ .ﾊ⌒ 、
j::: ::: ,::: ｀Ｙ´7::: ::: ::iヽ
.ﾉ:: :::（::: ::: ::: :ヾ)'::: ::: :iヽ､
ﾙ::: γ::: ::: ::: :::ﾉy::: ::ﾘ::: :ﾍ
Y ﾉ ::: ::: ::: ::: ::: ::ﾙﾘﾉ:: :: ::: ）
.ﾘ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::: ::,イ::ﾉ
（::: ::: ::: ::: ::: ::: :::)(● )
）::: ::: ::: ::: ::: ::（ . ,' アカンアカン。参加者を尊重してこそのTRPGスレ。
（,（.(ﾙﾘﾙﾘいﾉ ）） .ﾉ
/ ＞⌒ヽ'" パズルのピース形式で最終的には完成図が視える系でも良かった。
／´ ./ .ト､
く .|./ |､ ＼ ……次からの更新は急がず焦らずを心がけます。
r| | |! | ヽ-,';、
∧.ヽ ＼:| | ./ .'., でもこの子どうしよう…。凄まじく犠牲になった感ががが
/ .＼ .`| .| ｀ヽ､!
,' / ＼ .| .!.ヽ | ………いいえこっから巻き返しましょう。それでは次回も宜しくお願いします
赤王と会ってからそんなに経ってないのに、心の奥に踏み込ませすぎた印象
もう少しじっくりと友好度積み重ねてからでもいいんじゃないかなって
エルキもギルと超序盤にあってなんやかんや語りは最後の決闘でって感じになったし...
普通揃わない条件が偶々揃っちゃったから悪いんや
個人的には引き出しに十分余裕があれば今のままでもいいと思うけど、
そうでなかったら中盤以降の展開が出涸らし気味にもなりかねないかな、と
それはそうと、ギルの一人称が我(ｵﾚ)だったから彼女はてっきり我(ﾜﾗﾜ)かと思ってたｗｗ
設定明かすのは脱落数に応じて
一度のイベントで判定するのは2~3回で区切るとかかね
っていうかこのスレ、コンマに補正かかりすぎて割りイージーだよね。
成功安定させて温めてたストーリー展開させたいのかな？と思うときがある
まぁ０や想像を絶する低コンマでままならないんだけど
,. ⌒ﾊ ﾊ⌒ ,
i::::::::. ﾞｉ,r'⌒ Ｙ ⌒ ^ﾍ, ,r':::::::::j
i:::::::::::'(ッ. .:: ::::..::::....::::.. ）j:::::::::(,
ﾘ:::::::y(, ::..::..:..::..:..::..:..::..:..::.（:::::ﾙ
iﾘﾙ （::::ﾊ::::..::..:..::..:..::..:..::..:)NY
）ﾊ:::ﾊ...（:..:ﾊ:.）.:ﾊﾘ)ﾘ ちょーっと、展開弄くり直してもいいですか？
( /),).),).),).)(,(.(,.（,(.(
）(,(.(,(.（,(.(,(.,）.),.),).) 自業自得とはいえ、これ以上のグダリを回避するために。
（:::( りイ ' ).）,）
xく l |: ヽ＼
f:::::.ヽＬ..-―-､＿__> ヽ
|::::::::!＼＿ ／⌒ト-―'´
|:::::::::∨:::::::.-=ミ:L、
{:::::::::Ｙ:::::::::::::::::::::::::＼
j :::::::::|::::::::::::::::::::::::::::::__ヽ
{ ::::::::::!::::::::__.::::::-―ベ:::::}
/::::::::::::{::／::::::::_＞'´￣∨:）
|:::::::::::::｢::::::j_;イ 入_｀ヽ､
{_,::イ´::l::／ 大 ／⌒ﾌ
{:;⊥;_j} | ＼____＞ヘ ／
Y ヽ＿__,Ｌ..ィく ＼
良いんじゃない？
やってるのは>>1なんだし、わかり易さが増してくれるならそれに越したことはないし。
モチベにも関わりそうと見たからなおさら
自分は止めない
サーヴァントは、基本的に眠る必要はない。
しかしそれでもふて寝をしたくなるほどに、自分が認めたマスターとその弟の仲は深かったし、進展も早い。
近くに宝石が有るのに、手に入れることが出来ない。そんなもどかしさや嫉妬心に耐えれなかった。
霊体化はそのままに、庭を駆けて自分達の部屋へと戻る。
実体化してドアを開く気もなく、サーヴァントの元が魔力素ゆえに可能にさせる物質の透過を行う。
そして直ぐ様にマスターが身を預けている寝台に自分が身を預けた。
自分と居る以上に、活き活きとしているマスターに幾ばくか抱く、黒い感情から逃げるように瞼を閉れば、普通とは違い色の濃い展開が多かったからか。
それだけで、あっさりと意識は落ちた。
夢うつつ。不定形極まりないはずの夢意識の中で、セイバーは、奏者と呼ぶ者の夢…厳密には語りが流れ始める。
背景色は、奏者らしい黄金の輝きに塗り潰されていて、些か眼に良くない。
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
些細で取るに足らないけれど。私とかつての家の話をしよう。
私の家は、世界に名を知らしめる程に高貴な家だった。
ただ高貴なだけでなく継承されてきた、「魔術」だなんて神秘も群を抜いていただろう。
そんな名家に産まれたのが私、やらない子という存在だった。
期待されてた割には、産まれ持つ魔術回路が名家にはあるまじき程に平凡だったが。
身体は驚くほど丈夫で、それを活かせば良い、と。親は良心的に私を育ててくれた。
まぁ魔術の方の才能はあんまりだったので、二面毒という固有魔術の修行の反作用で性格が二重人格染みて来たりもしたが。
男の様に大雑把な私も、女の様に礼節に厳しい私も。どちらも私なのには変わりなどない。そう胸を張って言えるから、身を委ねては居た。
こうして振り返ってみても、まぁ悪くはない生活だったと言えるだろう。
―――だけど満たされないし、良くもなかった。家という牢獄に閉じ込められて、外の景色を何も見れないまま終わる。
そんな予感があった。それが名家の運命なのだと、諭されるように両親から何度も言われ続けたから。
―――満たされる筈がない。外部からの刺激など何もなく、ただルーチンワークを機械の様にこなすだけの日々など。
それが嫌になって家を飛び出した。直に浴びる陽射しに大袈裟ながらも感動を覚えて、走りたい様に世界を走り続けた。
過程も愉しかったし、その結果に辿り着いた人間もまた愉しげだった。
だから拾われた。苦悩に皺を深ませて、辿り着けない夢に精気を失わせた男に。―――衛宮切嗣に。
そうして私は。■■やらない子から、衛宮やらない子になったのだ。
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
何とも奏者らしい話だと、誇らしげにセイバーは胸を張る。
語る声音は流水のように静かで、流れる内容は強く、子供らしい無邪気さに溢れたものだ。
何度も頷き、その内容と自分を憧れの一つだと言ってくれた自らのマスターを思い描きながら、続いての語りを待つ。
確信が有ったのだ。この語りとは、また別の違う何かを続けて自分は収めることになるのだと。
やがて変化は、波が引くよりも分かり易い形で訪れる。
背景が、一瞬の内に塗り替えられる。
黄金から、無数の角形の白黒が織り成すモノクロの世界へと。
耳が捉える語りは、どこか尊大なものになる。
これはセイバーが知っている、二人の奏者のどちらかにも属さないモノだ。
圧倒的な存在感、威圧感。響く声は神託の如く。重くもなく、低くもなく。
ただ、万人の脳裏にスッと刻まれていくような、風格が有った。
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
ワタシの家系の魔術特性である「二面毒」の話をしよう。
ワタシ達が生業としてきた、二面毒は相反性が非常に強い。
最も分かりやすく言えば、生から死へ。+から-へ。
強烈的な正と負の螺旋の渦は、対象を呆気無く渦の底にある死に至らしめる。
そしてその毒は、対象に有りとあらゆる正と負を与える。
痛みから、快楽へ。苦悶の声は、喘ぎ声に。生への執着は、死への堕落へ。激動から、静止へ。そう、生から死へ。
だが渦が通りすぎた後には、何も残らないのが定石だ。
過度な反発するエネルギー。相対する+と-。しかし+と-の計算から算出される答えは、0だけだ。
渦の中心核、この毒の担い手は使っていく度に自我を削られていくか、人格を分離…二重人格障害とさせる反作用がある。
自我が薄い者は0という名の廃人になり、魔術刻印という名の毒への抗体、耐性がないワタシは、+と-を兼ね備える二重人格となった。
が、生まれ持った自我が強すぎたためか、どちらの人格も相反することのない「私」となっている。
他者と同等に生活できる位には、2つの人格を、自らを、律することが出来る。
それが二面毒の果てに産まれた、二人のやらない子という存在だ。
しかしこの毒も一筋ではいかない。これ以上の反作用に、この精神は耐えられるかは不明だ。
廃人化か、どちらかの人格の死か、或いは両人格の死か…
―――その先の話はまだ早い。これはあくまでも、毒の話だ。その先は、また別の話となる。
・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━・・・━
＿
＞ ´￣ ｀ヽ
／ ァ'´ ￣ ''ｰ- .､ ',
/ / ヽ |
{ / __,. -― ､ ヾ!
ヽ {¨フ´ _ ｀ﾞヽ
r.,´／ ｀ヾ`ｰ- ＼ー- ..,,___
! V ﾄ. ｲf沁 ､ ', ｀ヽ
| } , ´! ヽ. ',ﾏ沙 ヾ､!￣｀ヽ !
! | / ,.ｨｫ ', | ', V ’ ,! ,
.ﾉ. ! .' ,/ﾑ心､ヾ!ヽｊ ,. }/j / ―――これは。
/ i! {杙茫ﾏ ′ ! ﾙ'
, |! , ,!. /j ﾊ
, ﾘ /i/.|/ -､ .....::＜
i | ./ 从ヽ._ ,ｨ､:::::::::::,.<´｀ヽ
__ノ| ﾚ ＞= ﾆ ｀ﾞヽ ／ ＼ ヾ.ー-､
＞ | ﾄ､ |-＜´ ／ / ｀ゝｫ=ミ;＿__ｊ| ￣´ｰ- ..__
／イ´.:| / ヽ!:.＞- ＝ﾆ二 ''ー-- r／／ ､ ﾌ=-＜
-ｰ=ﾚ ´￣.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:￣￣ }/ / .＞ "´ ￣ ｀ﾞヾ)´ ヽ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ /´ ',. '.
:.:.:.:.:.:.:.:＿_.:.:＿___.:.:.:.:__.:.:.:.:.:.:i/ /::. 0 ﾘ
,r='´￣ ｀ヽ:j! i|::::.. / /
', ﾄ:::::... ,.' .ｲ
＿ ヽ!:::::::::.... _＿ イ＿,,. -＜
知らない。こんな奏者は知らない。そもそも奏者自体も知っているのか、分からない。
困惑から、声が漏れる。大きすぎる未知を前に、ただ茫然自失とするしかない。
そして、そもそも語りの内容である毒を続けて行使すればどうなるのか。
災厄を招きざるを得ないと言うのに、何故それがまた別の話となるのか。
それは、別の話にしてはならないのではないだろうか。
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| ―――識っている。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
やはり逆らえない重圧を持つ声が、耳が捉える。疑問は、口に出してなど居ない。
なのにこのモノは、パスを通して自らのマスターの夢へと溺れる自分の表情で、全てを察したのか。
それほどの慧眼の持ち主なのか。ことここに来て、謎が頭痛を引き起こす程に押し寄せる。
{ﾐ / }y.i | | ヽ
'ﾐ 彡メﾚﾉ | | ﾊ
ヽ. ,..ｨ {ｲ/ ,.ｨ､ !. i|
,.. -=`ｰ- rﾐ-:.､ / ,' / | ﾉi ……答えよ、お主は何だ。
<´:.:.:.:,:ｨ;,;,;,;,j:.:.ヽ::＼ ､_{ |ｨ′
}:.:/j:.:!:.:!|:.:.:',:.:.:.:.ｰy | i. !
Vイ:.:.:.i..!:.:.:.ﾄ;.:.:.／_／! | |
_rｭ---j:.:.:.:|_|:.:.:.:!:.:.:.ヾｰ-.ﾉ__/! |, ｭ___
.∠７７７７|:.:.:.| |:.:.:.:|=-＜､ｰ-ttttttttイ爪＼
／:.:.:.:.:.:.//!:.:.:.l |:.:.:.:l ヽヽ:.:l_j_j_j_j_j_jイ:.:ヽヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:{ ! |:.:.:.| |:.:.:.:| } }:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ
〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!| .!:.:.:.! !:.:.:.:l j ハ:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:.〉
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!{ ￣ } ￣ ノﾉ:.く:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
｀ゝ:.:.:.:.:.:.:ﾊﾐヽ..,, __ ｨ´イ:.:.:.:.ゝ;,;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
{:.:.:.:.:.:/ ';.:.:.:.:.:.:.:.彡"７/:.//:.| ';.:.:.:.:.:Y
j:.:.:.:.:; }｀''ｰ- ´ //:.://:.:.:!. |:.:.:.:.:.{
/:.:.:.:.:.:} ﾉヽ. j //:.://:.:.:.::, !:.:.:.:.:.',
/:.:.:.:.:.:.{ /}○ﾆXﾆﾆ○:.:.〉〉:.:.:.:.', }:.:.:.:.:.:.',
,:.:.:.:.:.:.:.ﾘ ,:':/:.// ||:.:.:.//:.:.:.:.:.:.:Ⅵ:.:.:.:.:.:.:!
今にも、息が詰まりそうな威圧感を放つ相手だとしても、自分は奏者のことを知りたいのだから。
.
問いかけと共に背景は万華鏡となって、今度はある女性を映し出す。
良く知る顔。力強い深紅の双眸、気品溢れる整った顔立ち。
伸びた睫毛、ツンと尖った鼻。それはセイバーが良く知る奏者の姿そのままだ。
違うのは、二つに分けられた髪は分けられてなく、取り繕うことなく自然のままに腰辺りまで伸ばされていることか。
セイバーは奏者が最も奏者らしく振る舞うのであれば、こうなるのだろうか。そんな感想を抱いた。
＿＿＿
＞ ´ ｀ ＜
／ ＿ ＼
i´ ｀ヽ V
/ , .| ＼ ∨ ∨
, ./ | { i ', ＼ ∨
, / .i! .! } ', ', V , ﾜﾀｼ
{ .,! i! . ﾄ､ }ヽ ! } i 我は『やらない子』という存在の支柱…そうさな、二重人格に倣い天秤を例にするのならその中心核だ。
j/ } i ﾄ ､ i } ,ｨ泛''ｱ j ﾊ {
| | | {___＼ ﾊ!' ゞ' ﾉ / } !
| i!从ﾏ 沁｀ j/ 彳- ' i , それ以外を識るのはまだ迅い。今は覚醒に素直に身を委ねろ暴君よ。
j/| }ヽ¨´ j 八 } } |: ',
j/ j从＼ , ､ .ｲ | , j .! ',
/ } } ＞ __ ..イ | / / | ',
, r__ ュｧ } ,: |/ /≧=ｰ-- .､
/ .ｨ ´￣ｱ_ノ／)-.v-v- / /ヽノ ---}
/ { し' / } .} / /J-’ ／ i∨
/ i i! /ゝｲ､_人_ﾉ i .! i ／ |. ∨
, } V / | | { , .i! ∨
r'' .ﾉ / ﾉ ,| | | / ! ∨
／ ﾉ ／ .／ ／ /| | ′ | V
／ .／ / ./ / / .| | } ! ∨
／ ., .{ ′ ., | | } | ﾘ ∨
／ / 〈: : : : ',: : . . { . . : :/: : :| |: : ﾊ! { V
′ j,,..-― ヽ : : : ＼: : , ヽ_:_:ノ: : : :| | ｨ′| ／ i ∨
灰色の光が視界を覆うと、セイバーは為す術もなく吹き飛ばされた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
━━━━━━━━
￣￣￣￣￣￣
￣￣
吹き飛ばされた先は、拓けた視界。
今も重々しく残る衝撃から、眉を顰めつつも上体を起こして辺りを見渡せば、自分が眠りに就いたマスターの部屋だ。
どうやら覚醒めとは、文字通りただの眠りから起こされることだったらしい。
朝を告げるかのように、雀達の鳴き声が聞こえる。
連続する白のカーテンの隙間から差す陽光は、視界を遮った。
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| ………解せぬ。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
,ィ ==ミ ､
/ ヽ',
}} .へ
／^ ヽ/ ﾍ ＼＿
./ ／~~ ', ヽ ｀ ＜--､__
/ .／ , ', ヽ }_ ｀ヽ
/ / i. ', Vヽ
/ i | i Vﾒ }
, ' . i | | | / } ﾉ. ,
./ i { `ト{ i 斗ｨf=ミ、 .} ／ / ! } / あの支柱とはなにか！毒の行使の果てに何が待つのか！
/ｲ./| 汽沁ヽﾄ { んﾊ 》 .|-､ ／ ,ノ..ｨ
/ } Vﾘ 泛ﾂ ! } /ィ:.:.:＼ えぇい！余りにもわからぬことだらけよ！
/ /i {八. ′ | |..ﾉ .／:.:.:{:.:.:.:.:.:＼
{/ | i:､ v_ぇ ! |..イ:.:.:.:.:.:|ヽ:.:.:.r--`
', { ＼ | {:.:.:|.:.:.:.:.:.| ヾノ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ヽ ﾄ! ー≦ |/} ∧:.:!:.:.:.:.:.:| | …うぅん、騒がしいのねセイバー。 |
ヾ /i {:.:.:.:j／:.:.:Vﾚ ⌒V ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
_ rzぇ_＿./. | |:.:.:.:ィf≦Z≧zｒ - ､
//川川／￣ ｀ ´ .{ {ﾏ{ { { { { { { i i iﾊ
／:.:.:.:.::/ y ´ ﾏ:.ヾ从川川从孑へ
.／:.:.:.:.:.:.ノ / ＿ ﾏ :./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
／:.:.:.:／´￣ ｀ヽ.イ´ ￣｀ヽ∨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.＼
く:.:.:.:..:/ -,（_）=- V:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:',
ヽ:.:人 { {=- }}:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
ヽ:.:ヽ -=(_)=- /乂:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／
〈:.:.≧=z-} ﾍ .. ＿＿ ..イ ≧z-､:.:.:.:.:.:.:.:Y´
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Yyﾉ ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） ﾙﾘﾉ
ﾘ::::::( （ ●） (●::（ﾊ（( まぁね。
. ﾊ::::ﾊ ,, r‐ｧ ﾘ） ) ) )
) ） ) ）、 ￣ノくﾊ（(ﾊ（
（(ﾊ（( ,r┘‐‐ ' >､) ) ) ) ))）
) ） )‐ <,ム、 ／´ ﾊ（(（(
,. ‐'".／:::. ...... o::::::"''"...::::::..', ｀ﾞヽ､
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(＿ 人_,,.-‐''" ／:::::::::::: /ヽ,ﾉ
し' ／ ..:::::/ ＼
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| …それで何か有ったの？ |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
, -─-､
//⌒ヽ､.ゝ-‐ ¨￣￣ ｀¨¨''ｰ-x--┐
// .／ ヽ┴ ､
// ／ / ヽ ヽ ｀＜¨ヽ
.// / | ﾍ ﾍ ∨ヽ
|/ .,' l | | l ' | } ', 人
|| l l | | | | | ',. ', | | 〈 }
|| || | | | | | |ヽ. ヽ. ',|. ├─--==.. }く ) …あ、あぁ。サーヴァントとして寝ると、寝付きが悪くなるのか、
|| || | | | | | | ヽ ﾍ | .| ﾆﾆ==‐‐-| 〉
|| || | | | | | .ﾑ-‐弋弌¨|. |へ 二ﾆ=ｰ|/__ 少しばかり厭なモノを見てしまってな。
ﾘ .人 l ｱ＞､.ﾙ'ﾙ' .ﾂ¨ｲ::;;;ﾍ7|' |f｀ } ﾊ:::::｀ヽ
ヽ|从,ｲ卞 ∨:::ﾉ |. | .::lj ／ ﾉﾉ::ヽ:::::::＼ それだけのことだ。
| | 斗 ¨¨.....| |ノ/彡 ..イ人:::: ヾ:::::::ﾉ
| |::::r :::::::::::::| |¨彡ｲ;∧::|::::::::ﾄ:::::::::::/
| '､ | | | .彡/:::ヽ|::::::::l ＼ノ
ｲ⌒ヽ | | . ＼`ｰ ´ | | | ∨:::::::::|::::::::|
ゝ___ﾒー | | ヽ ,ｲ.│ j ﾄ､::::::::|::::::::|
| | .| ｀ｰ ＜.___| | ﾉ二二7ヽ::ﾊ::::::::|
ヾ.|､ | |ノ __ﾚﾙﾙ'::::::::::::::| }::::::::|
ﾘ ヽﾙﾒﾊ {¨ ノ::::::::::::::::::::::::::::弋__. |::::::::|
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── ──‐‐‐─ ‐ ‐‐── ──── ───‐‐───── ‐‐‐‐─ ‐ ‐‐── ──── ───‐‐
i ! i !. i i. | ,ﾘﾚ’
,イ i ! iノ ） ヽ ﾄ､ .i ! i | / ,iヽ
.／ } ,.ィヽ -‐'' ´ .. イ ﾒ. ', 、ー-- ﾊ /i | | / ﾊ' (奏者には伝えるには、あの支柱が言った通りやはり迅いのであろう…)
_/ { ／ i} ｰ-＜´ -‐'' .iヽ ﾊ }ヽ! }/ i/! ﾘ ト､ /ｲ
ｰ-..,,__｀ヽ / ヽ }､ ヾ! ヽ! }/ .ﾚ' .ィ三沙 | |リ/ (伝えるには、余りにもわからぬ事が多すぎる。間違いなく余計な混乱を招くだけ…)
:.:.:.:.:.:.:.ヽ ヽノ ヽ ｀i ｨ三彡 | !:.:.:i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.i !ー- ,,.｀Y′ .ﾊ ､ .i| ﾊ:.:.:.', (伝えるのは不確定性を減らしていき、余が真実を知ってからでも遅くはあるまい)
:.:.:.:.:.:.:.:.:.{. ヽ ヽ ﾊ __ ﾘ ﾊ:.i:.:.:.i.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼‐''´¨i i | ゝ . ´- ｀ / /:.:.:.l:.:.:.} (皇帝特権で、そういった情報収集に役立つスキルを得て行きながらな…)
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', iヽ. ', i | ＞。.__ .ィ/ /:.:..:.j,-‐'
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i } ヽrﾊ. ';.:.ﾄ､___ ,}:.:.:.:.|i|/ ,ｲ /--く ＿_ ,,r_ﾕ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}. }‐ﾍ }/∧ ヾﾍ..__''ー'Y {:.:.／'/ ,/:.／ /ﾆﾆﾆｵ≦笊手升!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.} } !:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.,.r''"´｀ヽ ／'´, -‐ ヽヽ:.:.:.:.:!:.{.| | | | | j !
───── ‐ ─ ── ───── ‐ ─ ── ───── ‐ ─ ── ───── ‐ ─ ── ――― - ―
/ヽ、 ,
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{: : : : : : ヽイ〃: : : : :ﾏ: : : : :Y、 : :',
＞イ!: : : : :／:_:/: : :／ ＞、/^ヽ: : :＼: : ',
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ﾏ: :/: : : :/: : : : ,' : : : :,' }: : : : l: ', : : }: : :/
}: ,' : : :/| : : : : {: : : : :{. lﾊ: : : }: |: :',: : :/
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ﾘ: : : :ｲ: ﾊ: :.| !,＿=‐Ｖl /´⌒|7ヽ!/: }: :i ヽ
/: : : /ﾊ ﾍヽ:|ｲ弋rﾘ 尢ラ,ﾘ: :/: : |: :| ゝ (なーんか気になるようなー…)
/: : イ{:| ', :ヽr:ヽ｀¨´ ｀¨´ //:/: 人:|!
/／ V }: }: :|: ﾄ ' 人:/ィ´ '!
ノ´ ﾘ: |: :|: :}､ c イ/:/:ｲ
/ : !: :| 人 ＞r i´: : {: :乂ﾒ
/: /ﾊ :l { |ヽ､|:.:.:.:.:/.:
,。冖ヽ |: :|:| ＿ / ',_ ヽ/≧=､
_/´ ｀へl:l ｀` ／ }
／ { | 八ﾘ 、 ／ i} _ｨｧ‐:.__ノ´)
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〉くヽ、＿ ﾘｨ 。 o。 ,ﾊ l / ゝ､ ~゛ ､‐-､こつ
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}::::::|::::|::丁::::::::´|＼::|:::::ﾄ､:::::}:::/:::::）
（:::::::|::::|::::| ＼_:斗ぅﾁ| :::ﾄ:≧/::::::::（
}::::::|::::Vrﾃﾄ 弋::リ::::i_ﾉ:/::::::::::::i} …夢見が悪いのなら仕方ないわねー。
.ﾉ:::::ヽイ 代ﾘ |::::i|::∧:::::::::::八
.／´:::::::八}人 、 ﾚfﾙ′ ＼:::::ヾ::＼ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
'⌒´￣´ ﾊ从≧ｰr＜ ｀ヽ ｀⌒´￣ | うむ、そうしてもらうと助かるぞ奏者よ。 |
/Y V双/〉 ,〉 ｝ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/ f７＜V⌒/ /
{ `{_ ⌒ﾞ ,／ (………)
､＿__＞─一{
/ ヽ
{＿__∧＿＿ｘく
く廴_｣＿|_＿|＿,>
| | ', ‘.
| | '， '.
l＿,j 、__'．
l//} V/ﾊ
|//| Ｖ/,|
_|//} }/ |
‘ー'´ ‘ｰ'
あ
ならば、触れないで良いのだろう。
触れるのはまだ迅い。知るには、自分には覚悟が不足している。
……迅い？まだ？覚悟が不足？
不意に、脳内に過る不可思議な文字列と幾つもの単語。
普段ならば気にして然るべきなのに、私は逃げるように思考を放棄した。
―――未知は私の糧だ。だが、糧となるモノは大きすぎるかまたは強すぎると、強い毒となり身体を侵す。
それはきっと食あたりと一緒。無茶は良くない。
ならばこの背筋に奔った悪寒には、今は逆らわずにいよう。
そして、今の自分に足りないモノを補う出来事が来ることを願おう。
その時こそは、その未知に触れて、真実の隅々まで知ってみせよう。
,ハ /＼ /::::::ﾍ
/´ヽ ,/;:::::∨::::::::Y＾⌒ヽ､{ｹ:::::::::ヽ､
/l:::::ﾉ!／::::／:l|:::_ｲ丶{:::ヽ､::::.ヽ::::::'⌒＾￣,}
,／/:::::/::::／:::::／l{ﾆ、ﾐ::::＼::::::::.::::＼: : :./´::|
i /:::::/::::::::::::::::′∧ヽ＼::::::::ヽ::::ヽ:.:.:.ｲ.:/:::::::;:
／:::::::/::::〃::::::/:::::| ヽ::::|ヽ:::::::';::::ｌ:＼:::i|::::::::: : ::>
, '::::::/::::/,ｨ!/:::::l::::::L::∟、 ､::| ＼!:::::|:::::l＼::::::::|ゝｲ うん、分かった。
{::::::/:::://｜'::::::l-/ ヽl二,,'_'j::::|::::,ﾄ､:::＼::lﾙ
l::::/／ l:||::ｌ:::::::::l,' '´‘;!iﾒj }|:::ﾚ'::!ヽj/ ）ヽ ……そういうことにするのが一番良いと思うし
｀/,' l:||::l:::ヽ∧iゞ=r'''" Ｖノ /|:::l丿::ﾘ::| `丶
（ l ﾘｌ:!い::::::{tﾍ ,,,, , ,,,;ｌ|::::|::/ｲ|::l ）
ヽ ｌ/ Ｖ｜トrﾍ、 ,ｲ.|::::|::i|| ﾘ
＼｜::| |｜::::ﾄ､ ｀ ´ ｨ::ﾚ':::::jl:::l
|::::j人!::::｜「 ト __ , ´｜ ′ｲ八|: ,- .
|::/ i:::::::ｌ l! | ∨/::∧::丶 / /
|/ |:::::::l !ﾚ //::∧ ﾄ､::::＼.〉 / /
/ ｌ:::::::川 ／/::,ﾍハ.f^∨､ .__/ /
／ ＿ 厶ィ'::::/ ｰ一' _／∠_ヽヾ.i 〉, '´＼/
/: :＼: : ./ 7/ 〈i /: :/ ／ } .〉´＼〈 }
. {.: : : : :.:/,ｲ./:.: : : :', /: :/, イ |: :/ <^＼ /
. |: : : :.:〃 .ﾚ'ヽ: : : : '., /: :〃: :.| .j: :{f´ Y /| 【桜とのイザコザはカットさせて頂きます】
. |:.: : : : : : : : :∧: : : : ＼/:.: : : : :.ﾉ ノ ハ /‐ｧ 【朝の行動選択】
. |: : : : : : : : : : : ',: : : :／＼: : : :/´: : : :〈ゝ､ ／ | 【1：学校へ 2：探索へ 3：自由 下2】
１
１
/´＼
,'`¨¨¨¨ヽ￣￣｀ {!: : : :＼
r‐､{: : : : : : : ＼: : : :.ﾞ{.: : : : :.＼
. } i｀ヽi､: : : : : : : ｀ヽ: :‘，: : : : : :｀ｰ､
丿ﾊ: :ヾ!ｉ;､: : :､: : : i :i:＼:ヽ: : : : : : : {
V,ｲ: : :i ﾞi ）'ヾ!ｨ=ﾘ，:i⌒ｬヾ: : : : : : :ヽ. ま、朝は色々有ったけど切り替えて学校へ行きましょうか
. /|: : : :､iｨ‐､ ' ｨﾍ c}ﾞ! i |らﾊ:! ﾄ､: : : ＼{_
|: : ､/!',ﾃｷ､ `¨ﾉｲ j r′{ { , !: : :_ ､≧ヽ それで誰と行くか…何だけど、どうしようかしら。
|: : : ヾｨﾍ._ﾟ） | { ハ: :ヽヾﾄ､i:{ ヾ:} }ﾉ
|: : : :､:{ヽ. _ ノ ｝:.｝ヽ＿:`:､｀ ）ﾍ ﾘ ′
|: : : : :Y:｀ｉゝ ．. ゝ{ ／ ヽ:≧=― - ．
ﾉ: : : : :.|: :l!: :{|:Ⅵ＞イ､.／ ／" ＞=‐- ．_
（: : : :i : :ﾊ: :､: :ヽ: : : ／∧ ／ ／ ｀ ７‐- ．_
）{: :ﾊノ ヽ:ﾄ､: : : :ﾑ∨'ﾑ〃 ／" / ¨ ‘ ‐- ．
ｲ:人:{ ′ ﾉ′｀ヽ厶/ " ＿＿__ /━‐- ． ` ．
j/ ヾ､ ／／ ／,イ ｀ー- ．./ ` - . _ ` ． , =､ _
／／ ／イ/´ ¨ ‐ . ､｀￣ ノ‐-｀'
. ／ / ／ / ヽ.｀ , /
〃 .,′ / ! ./ i
{ ! i / ! ､V
',| { / ‘，ヽ}
〈| | / `｀'
j'| | /
ﾉ | | /
【誰と行こう…】
【1：士郎(+オプション) 2：親友の凛ちゃん 3：あえて桜と一緒に 4：霊体化セイバーとおしゃべりしながら 5： 独 り 下2】
２
２
_ r──--- .___r‐､
／::ヽ|:::::::::::::::::::::::::::|::::::＼ _
/::::::::|´|::::ヽ::::::::、::::::|ト､:::::::}─く::::ヽ
ｲ::::::::::| ヽ:::::ィ､￣::|: |!::::|::::入:::::::Vノ
|::::┼‐:ト ＼| =≠ﾄﾘLrｰくヽ :::: ￤
N::::トi=|､ 了杖} rｬ) }::::ヽ ￤
く::ゝⅣ㌣ 冖 ` r _ ｲ:::::::: V| _-､ﾆ、､
/:〉::代少、 √:::::|:::::::::::: | ,_'-､) V /、
!: へi - ' ｲ :::::: |:::::::::::: | r_ｰ' ____Y
!: : : :ゝ､ ／__|::::::::::|:::::::::::: | ヽ .イo: :￤
!:::::::::::::: !＞ｰ┬ ´:.:.:.:.:｀ヽ : |:::::::::::: | |: :|o: :.｜
!::::::::::::::::!i:::::ノﾉム: : : : : : :`ー ､:::::｜ |: : : : : :i
!::::::::::::ノ／: 7√ : : : : : :／: : : :{:::::￤ i: : : : :./
_..- 、 ￤::::::::／: : ://: : : : : : 入 : : : : : V:从 /: : : : :.′
/ - と ｀i ﾉ :::: 〈 /: : : : 、: : : :.:./: :.:＼.: : : : :ヽ:::ヽ､.′:.:..: .′
l マﾉ ﾉ .′:::::::/:l: : : : i: : : : : : : : : : / ＼: : : : :＼/: : : : :/
ヽ ／: :＼ / :::::::::/: :|: : : : : : : : : : : : :.:∧ ::::: ヽ: : :..: ′: : :./
`く: : : : : :.＼＿_＿ / :::::::::/: :./ : : : : : : : : : : : :./:::::! ::::::::: ＼: : : : : :/
ヽ: : : : : : : : : : :′:::::::/ : /: : : : : : : : : : : :..:〈:::::::| :::::、::::::: `┬‐ '
＼: : : : : : : :l ::::::::/:.._.′: : : : : : : : : : : : : :Ｖ: !::::::::＼:::::::: |
￣￣￣ヽ::::::「 /: : : : : : : : : : : : : : : : : Ｖ|::::::::/ ）:::ノ
＼:V: : : : : : : : : : : : : : : : : : : |ト::::::!
／:` ┬ ─┬ … :丁::￣:: Ｔ ）ノ
【では短いですがここまでで。それでは先ずは安易な巻き戻しの謝罪を】
【以降は、気を付けながらもこういう流れで動かして行きたいと思います】
【それでは皆さん、お疲れ様でした】
ういうい
乙乙
【再開します】
、 , _ /＼
l.:.:＼ /、.:＼ / ﾍ.:.:＼ ／!
|.:.:.:.:V/..＞.:.:.:.:/-.ﾑ.:.:.:.:＼＿ ／.:.:.:.:i
／".:ム/.:.:、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ｀`ヽ /.:.:.:.:.:.:.:.:l
〈.:.:.:／.:.:.:.:i.:.:.:Y=-,,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V.:.:.:._Vlヽ.:.:.:.:.:.:.:.:!
V.:.:从.:.:.:l.:.:.:,ﾍ.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V.:.:.:.:.:.:! i ', .:.:.:.:└‐- ,
／.:.:/.:i.:.:.:.|.:.:.:|| ＼.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:ﾉ.:iｲ､:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
/.:.:.:.:/.:.:l.:.:.:.:|.:.:.:l.| ＼.:.:i.:.:!.:.:.:.:＼.:.:.:.:.:ヽ／.:.:! i.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
l.:.:.:.:i.:.:.:.:l.:.:.:∧.:.:|l V:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:i.:.:.:l..:.:.:.:.:.:.:.:l
!.:.:.:.:|.:.:.:.:!.:.:i !|.:.:li ﾏ:i l:∧.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:l/! V|:.:.:.:.:!.:.:!'
l.:.:.:.:i.:.:.:.:＼|ー-､:. i! , ﾑ‐ﾅｱ〒.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:l.:.:.:.:V:.:.:.:.:y'
|.:.:.:.:刈.:.:.:.:l ﾃ=ﾊi＼! ,ｨテ=ミ」.:.:.:.:.:.:|.:.:.:|.:.:.:.:.:.:|.:..::.:.:i はい、んじゃあ今日は凛と学校に行きましょうか。
l.:ﾊ.:.:.:＼＼ i 弋;! 弋忝!ﾘ.:.:.:.:.:.:.:ﾊ.:.:|ﾊ.:.:.:.:i.:.:.:.:.:i
ﾘ 〉.:.:.:ヽ.:.:.:.ゝ"｀ , `‐'/／i.:.:.:.:/ノ、| |.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:i 互いに聖杯戦争の情報交換とか出来そうだし
／.:_,ゝ、.:!l 人 " / ﾘ|/.:.:.:/゛ i.:.:.:.:.:!.:.:.:八
／.:, '/, ' ＼/ .|＼ ` -‐' ,./イ.:.:.:.:ﾘ/| ヽ.:.:.:.:|＼.:.:.:.:ヽ それで良いわねセイバー。
/／ // ﾉ.:.:ﾘlヽ､ _ /" /.:.:.:.:/.:.:i ',.:.:.:.:! ＼.:.:.:!
ヽ i ／.:.:,.ｲ.:.:/ﾊ「￣ / /ﾉ 人.:.:.:(.:.:.:.:| ',.:.:.:| ヽ.:.:i f´￣￣￣￣ ｀ヽ
／.:.:／,-| /f.ノ ／.:.:/ i.:.:.:ﾊ.:.:.:! ) ,! ', ! | ……… |
/.:.:, '⌒f | .| |ヽ ／.:.:.:.:/ ／ ! i ', 人 /ノ )' ヽ＿＿＿＿ 乂_
/〃' |:::::|｀! lニ三＿／ ／:::::::/＼.|｀ヽ) / ／'
i∧/ |::::/／Ⅵ ,へ、 !::::::::〈 i.| ヽ ( "
| / ﾉ::.":::::::::l /:::::::ヽ /:::::::::::/ " ',
,/ /:::::::::::::::::|/::::::::::::::∨:::::::::::| 入 i
／ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| .∧ ',
／ |:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼/.:.:.', i
何か自分の行動に、宜しくない点でも有ったのか。それともセイバーは凛に対して、良くない感情を抱いているのか。
様々な視点から考えてみたが、ちっとも見当がつかなかった。
f´￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| …セイバー？ |
ヽ＿＿＿＿＿＿ 乂_
{ﾐ / }y.i | | ヽ
'ﾐ 彡メﾚﾉ | | ﾊ
ヽ. ,..ｨ {ｲ/ ,.ｨ､ !. i|
,.. -=`ｰ- rﾐ-:.､ / ,' / | ﾉi ………いや何でもない。
<´:.:.:.:,:ｨ;,;,;,;,j:.:.ヽ::＼ ､_{ |ｨ′
}:.:/j:.:!:.:!|:.:.:',:.:.:.:.ｰy | i. ! 奏者の行動に異論はないぞ、ではいつもどおり余は霊体化して背後に控えていよう。
Vイ:.:.:.i..!:.:.:.ﾄ;.:.:.／_／! | |
_rｭ---j:.:.:.:|_|:.:.:.:!:.:.:.ヾｰ-.ﾉ__/! |, ｭ___
.∠７７７７|:.:.:.| |:.:.:.:|=-＜､ｰ-ttttttttイ爪＼
／:.:.:.:.:.:.//!:.:.:.l |:.:.:.:l ヽヽ:.:l_j_j_j_j_j_jイ:.:ヽヽ
／:.:.:.:.:.:.:.:.:{ ! |:.:.:.| |:.:.:.:| } }:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽヽ
〈:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!| .!:.:.:.! !:.:.:.:l j ハ:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:.〉
ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!{ ￣ } ￣ ノﾉ:.く:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／
｀ゝ:.:.:.:.:.:.:ﾊﾐヽ..,, __ ｨ´イ:.:.:.:.ゝ;,;:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:{
{:.:.:.:.:.:/ ';.:.:.:.:.:.:.:.彡"７/:.//:.| ';.:.:.:.:.:Y
j:.:.:.:.:; }｀''ｰ- ´ //:.://:.:.:!. |:.:.:.:.:.{
/:.:.:.:.:.:} ﾉヽ. j //:.://:.:.:.::, !:.:.:.:.:.',
/:.:.:.:.:.:.{ /}○ﾆXﾆﾆ○:.:.〉〉:.:.:.:.', }:.:.:.:.:.:.',
,:.:.:.:.:.:.:.ﾘ ,:':/:.// ||:.:.:.//:.:.:.:.:.:.:Ⅵ:.:.:.:.:.:.:!
,:.:.:.:.:.:.:./ ／:/:.// ､ , ||:.:.:.{ !:.:.:.:.:.:.:.:.:.j:.:.:.:.:.:.:|
/:.:.:.:.:.:.:／:.:./:.:/ﾊ Y ,ｊ.|:.:.:.| |:.:.:.:.:.:／:.',:.:.:.:.:.:ﾊ
,:.:.:.:.:.:／:.:ヽ/:.://:.ヾ⌒イ:.:||:.:.:.| |:.:.:／:.:.:.:.:.}:.:.:.:.:.:.:ヽ
だが、「いつもどおり」という言葉に少しだけ産まれた焦りは、あっさりと安堵の色に上書きされた。
なので、特に気にすることもなく、私は部屋の扉の向こうを通過した誰か――足音から士郎だろう――に断りを入れて、部屋の引き戸の窓に手に掛ける。
それを躊躇いもなく開いて、窓枠へと脚を伸ばし足場として、日光が注がれる外界へと弾けた。
／二二二二＼
/ /'"￣￣ ｀ヽ＼＿ ,.．-
/ / ／~"''丶ゞ. /::＼ ｀ヽゝ- 、
/ / , ' ／￣ lヽ＼ ﾍ∨メ｀ヽ
/ / /／ / .| lヾヽ ﾍ∨メ::::ﾍ
/ / ／ ／ | .,'ｌ .i| ∧i ﾍ∨メ::::!
| | /／／ .,'|i /|i ./ |/|/ |!| i|∨メ ,′
レ ／/ /| .!| ｀ヽヾ .,ｨ'_,/''/／ ｌｌ| i|∨メ …なぁ奏者よ。
レ' ヾ i|ｆＴ〒z∨ ｨ＝=ｚ/ｌ iｌ }丿
|i ヽ/弋ヒソ 弋::;;ｿ | i|ﾉ三＼ 何故玄関から出ないのだ？
|i || / i|三| 三＼
/|i ｌﾍ ' / ./ｌ三ｨ三三 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
|! .| | ＼ ＾ ／/ ./ |三|ﾍ三／| 凛の家は玄関からだとちょっとばかり遠くなるのよね。こう方向的に。|
＿ |! .ﾚ. ｀ ー ‐ ' :::/ ./ |三| ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
／:::::::::::ヾ , '/::::::::／∨∧∨ .／:::::::爪川爪川ミﾍ ﾍ
／:::::::::::::::::::::::,:::'''ﾞ~ '"´ ＼::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ:::ﾍ
!:::::::::::::::::::,:::' ヽ:／ ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾍ::ﾍ
ヽ::::::::::, ′ ′ ﾍ:::::::::::::::::::::::::::::::::〉::}
ヽゝ'ｰ-- 、 / , -‐ﾍ:::::::::::::::::::::::::／:::/
,-r'￣￣）
〉 〉 ｒ￣
l l. l
l__l＿l
.| l |
l i |
:-:ﾉ :-: }
ﾉﾘｿﾚ / / / あと、家々の天井を足場にして一度も落下しないで走るのとか愉しい。
ﾉ:: ::: ::ｨ |｀ /ｼﾉﾉノ ﾉ
/::::::::::r' l ノ::: :::r ヽ--､＿ でもそれやると目立つから、玄関から出てからじゃ出来ない。
i:::::. ﾞｉ,r'⌒ Ｙ ⌒ ^ﾍ, ,r'::::::::::::j （
ー:'(ッ. .:: ::::..::::....::::.. ）j:::::::::::ノ ／ : ／ だから窓から出てるわけ。
(, :: : : : ,.ﾍ...:::..:::::..:::ヽ--' ._,-´
（::::::: ノ ヽ ゝ,:...::. l⌒ ｰヾ､／ f´￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
）::●) （● ） )::::::ﾘ / | そ、そうか… |
ヽ（i ― ,, ﾊ::::ﾝﾉノ / ヽ＿＿＿＿＿＿ 乂_
ヽ. ,. （ ､ｰ'= /
／ ､ ヽ ｒ' ／⌒ / あ、そろそろね。
／ ／ ヽ ヾ ／ ／＿／
／ ／ ／ ／
／ ／ ／ ／
＝＝＝＝（巛_ｒ' ＝＝＝ （巛_ｒ'＝＝＝＝＝
【遠坂邸】
| ;,,;,|
| .:.|
| .:.|
| .:.|
γ⌒ヽ,i＿_＿ :"；;:：､;；:｡
,i;:;:;:;:;:;,i ＼:"；;:：､;；:｡ :"；;:：､;；:｡
.I_______I ＼_:.:.__:：､;；:｡ :"；:'`::'::'；;:：､;,:,｡,,, ,
＼ ＼ロ；;:：､;；:；;:：､;；: ':'`;'`::'::',:'':'`;
＿_＿＿＿__＿_______i`､ | :|＿:'`::_',:'_'`;___ _:'_'`:＿:'';；`;＿＿＿__ ___ ＿＿＿＿＿＿＿＿＿____
=:.=.=i〔〕〔〕i=＝=＝=i＼ヽ、,:|＼ :／＼` ､ ___ ／＼` ､ ____ ／＼` ､
|＿___| | `.､ヽ、.:.＼.:.:..|i田l;|___l ／＼` ､ |i田l;|___l ／＼` ､ |i田l;|___l
-.─-.─-─-─.､::..;| |＼ヽ、-',＿＿＿＿＿／xXx ＼ヽ＿＿＿＿＿.／xXx ＼ヽ__＿＿＿___
=＝=＝===＝=＝'.:.:|`.､.:.:.| ＼|:.: |＝=＝= =＝|.:iコ._,iコ |:;|.:.. ﾛﾛ ﾛﾛ : .:|.:iコ._,iコ |:;|.:.. ﾛﾛ ﾛﾛ :
____ ○ |.:i |:.i |:..::`.､|:.:...:.| |.:.. ﾛﾛ ﾛﾛ : .:|.:iコ._,iコ |::|.:.. ﾛﾛ ﾛﾛ : .:|.:iコ._,iコ |::|.:.. ﾛﾛ ﾛﾛ : f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
｜ .||.:.:. |.:i |:.i |:..:... |:.:...:.| |.:.. ﾛﾛ ﾛﾛ : .:|.:iコ._,iコ |:.|.:.. ﾛﾛ ﾛﾛ : .:|.:iコ._,iコ |:.|.:.. ﾛﾛ ﾛﾛ : | うんうん。相変わらず立派な西洋屋敷ね。 |
｜ .||.:.:. |.:i |:.i |:..:... | ` ､| | --─-─--|..=＝=＝::|::| --─-─--|..=＝=＝::|::| --─-─- | お陰で足場造りが捗るわ！ |
｜ ,., ||.:.:. |.:i／J,.,.,|. ,.,.,...|.,..;.:.| |.:..:.ロ.:.ロ..: . | |::|.:..:.ロ.:.ロ..: . | |::|::..:.ロ.:.ロ..: ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
"；`；`::'::',:;:;:："''":｡;:"；;:：､;；:｡-..,"'., |.:.. ﾛﾛ ﾛﾛ : .:|:i'⌒iｌ⌒'i;:|:.|.:.. ﾛﾛ ﾛﾛ : .:|:i'⌒iｌ⌒'i;:|:.|.:.. ﾛﾛ ﾛﾛ :
:,:'':'`::'::',:' ':'`； ;:：､;`: :'::',:;:；;:：,:'":;'／ ￣￣￣￣ ､｡､..｡ ￣￣￣￣
,:'':'`::'::；;:：',:;:：,:''':'`::'::',:;:`"'"' ；:｡;: :"； ;:;､;:：;:,
；;:：､;`::'::',:;:；:,:'':'`::'::',:'':'`;:：,;:;:' "'"' :"； ;:.;:： ､;；:｡
"'゜"'゜”"'""'゜"'゜”"'""'゜"'゜ "'゜" '゜ ”"' ゜""'"'
|: : : : : : : : | ' ,
. |: : : : : : : : | ' ,_
. |: : : : : : : : | / すぅすぅ…
. ゝ|: : : : : : : : | , ′
: i |: : : : : : : : ! __ _ r' f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
:,' .|: : : : : : : : | / | おぉっと！窓の向こうには、健康的に寝息を立てる学校のマドンナ様が！ |
' |: : : : : : : : ! ′ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
|: : : : : : : : |､ i
| : : : : : : : | .≧‐- __′
､ |: : : : : : : :| /: :|
`ﾐ|: : : : : : : :| !: : |
. ｀|: : : : : : : :|.|: : |
（￣￣＼
＞ ）
／ （￣￣~~）
／ ／ ／
／ ／ ／ ）
ヽ （＿＿＿／ ）））
} {
l } これは紛れも無くアタックチャンスよ！
} ／
／） ) ）、 ＿ノくﾊ（ ＼ どういうお目覚めが凛ちゃんには向いてるかしら！
／ ﾊ::::ﾊ ` r‐ｧ ﾘ） ) ＼
＿／ ﾘ::::::( （ ●） (●::（ ＼＿＿）
（＿＿Yyﾉ ﾉ :ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） ﾙﾘﾉ
ﾉ:::::::::j（ﾉ ..::::....::::..:::: ::. .シ)':::::::::::!
j:::::::::ヽ ,/^ ⌒ Ｙ ⌒ヽﾍ .::::::::!
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
＿
,ｒ ´＞ ´￣￣ {r ´￣｀.､
> ヽ. ／ ヽ. ヽ
{ / / / 丶､ ＼
.Y ヽ. / / } ｀ヽ ヽ
ゝ ﾉ/ {! i!,! ',
} く. ,' ﾊ /ﾘ| ! ',
ﾄ ｿ ! ﾄ. ､ﾏｰ=ﾐ!i il f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ゞ ﾉ | .{ ､.{:il ', i| | こう何か良いのないかしらセイバー！ |
r彡, | ヽ ', ヽ ﾙ′ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
::/:::;i |. ', /
:{::::::i!. | ヾ ､ ', , __ / ヽ …えっ、余が決めるのか？
ﾘ::::::|｀il i| .ﾊ ヽ ', ￣,´ ヽ
::::::::::i| .ﾚ ﾊ ﾊｨｰ- __/ ,. ヽ
ー- ､:.:.:.:.ヽ. ｀ ',:.:.:.ﾌ}≧､ }, ｛｀ヽ}
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.>ミー-｀､ ヾ_ヾ:.:.:.:.:ヽ ヽ }
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ' ／￣｀｀ヾ ｀ヾ:.:.:.:.:ヽ ｀
:.:.:.:.:.:.:.:.:;' ./ V;,;.:.:.:}
:.:.:.:.:.::.:.;{ / 丶. ｀ ＜
:.:.:.:.:.:.:.:.:V ＿_ ヽ. ,｀ｨゝ.
::.:.:.:.:.:.:.:.:.', ,.ィ ´ ＞､ゝ_,／ ｀ﾞヽ.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ' .,,ｨ ´ ､O} ,',
::.:.;, - イi ／ ! ｀ !! i.}
;イ:..://／ , O ; ﾘ
､:.:.,' ﾚ' X i / ,' ﾉ .,ｲ
｀v/ , ' ゝ, / ,ｲ≧ｰ ,.イ
ヾｨ≦ ≧ｰ - ,' ィ彡ゝ ｀ /
, ⌒ﾊ
j: :ゝ: : :ヽ, - ‐--イ｀ ヘ._､/⌒ヽ.
!: : : :「／: : : : : : :｀ヽ : : :ヽﾊ: : : :i
|: : : :/: : : : /: : /:|: : : :l: : :､: : y: :i
_ノ : : {｀': : : :l: : /| :l|: : : :|: :l: l: : :∧ :)
|: :/: : ト : ::|: : l/|'-､ﾐ|: :|: /::/: :|: : :八:! 私一人じゃ、発想がマンネリ化するのよね！
ヽ: :ﾊ:/|: :/: |: : |//::うl从|/|/|/|/: : | (:!
）::::ｿ |:/: : |: : |,,,ヾﾆ' lｯう）-､: |ﾉｿ そこで私は貴女の力を借りたいの！
ノ: :（ ﾘ|: : :|: : | , ''' /＠l::/|/
￣ ｿ:,'::|/｀ヽ.（:::::::ﾌ ノ /八 生きたいように生前を駆け抜けた、貴女の発想力を…！
|:ヽ/ : ／´￣>‐'´ ∧ ヾ
ﾊ/ : /: : :／ﾉ ヽ /::人
（/: : : : : // ､ `!､＿＿__
〈￣＼: : | | ＼ ＼ﾉ ＿_ﾉ
∨ ∨ヽヽ＿ﾉ--'_,ｨ＜
∨ ヽ__＞-ﾍ￣: : |」: ヽ
【1：赤セイバーの衣装を着たない子がダイナミックにお部屋に侵入 2：お目覚めの歌を歌ってあげよう 3：耳元で何度も凛と男らしく粒やく 4：自由 下2】
２
2
/ : . : 〃 ､: . : . : i |
{ : . {{___,ノ∧:. :. :ﾉ｜ ﾊ⌒ 、
､ : .∨::::::. ∧／ |ﾍ^ ⌒ Ｙ ⌒ヽ/ .::::::::i
ヽ. ＿＿∨: :＞. . . |..::::....: :::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i
＼: . : . : . : . : . : . |..::::....: :::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i
. ＼. : . : . : . : . : ﾉ:::::.. :::...ﾍ、: : : :: ﾉy:::::::ﾘ
. ＼: . : . : . :ｲ:ﾉ...:ﾉ ノ ヽ ::::::） ﾙﾘﾉ
＞‐‐くﾘ::::::( （ ●） (●::（ 知っての通り凛ちゃんは朝に弱い体質。
〈 '⌒ くﾊ::::ﾊ ,, r‐ｧ ﾘ） )
ｊ '⌒ くY） ) ）、 ￣ノくﾊ（(ﾊ xｒ‐‐‐､ 朝チュンとか鶏のコッコーじゃあ、ちっとも動じないわ！
V´ ｒ‐‐''|ﾊ（( ,r┘‐‐ ' >､) ) ) ) ) 〈 { ｒ‐‐ ヽ
V.ﾉ: : : |‐ <,ム、 ／´ ﾊ（(（( { 入ｒ‐‐ ﾊ 目覚ましのやつも爆音系らしいし！
. -‐ｆV⌒ヾ| i ｊ:::::| | | ｊ::::::ﾄト､ ヽ 7⌒ヽ{
／ ! ＼.:::ｿ | .:ﾉﾊﾉ ヽヽﾍ:::::i ＼ `ﾄﾍ ! f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
..イ .: ヽ.__; ノ.:.:ハ . .:.:.:.:.:.:. . .ヽヽ}ﾊ} ヽ. 人 ゝ--{ | なら、歌…というのはどうであろうか。 |
／ / .: . : .: .:.:ﾉ:／.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:} }}ﾉ ｀ヽ ﾉ＼ { `ー‐ﾍ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
_ｨｆ' ⌒｀ﾐーx_ -‐…===…‐- _
. ／´ ＞ ｀≧x､ ｀ﾞ ､
. , ′ ／ ,ｸ'⌒／ ;: ＼
,,′ , , ' ,:′, ' :..
{i ′ ,' }li
|l / / ,' : }li
|| / / : :! : : }li
|l / : : :!! :! i }l!
{i / ! : :!i: ! :i il: 歌とは詩と音に込められた真意を伝える芸術！
. ＼、 ′ / ,' : i:! | :! :! l ! :! l|
;,k :! l: il :! :! :! l :! |! l なら目覚めに適した歌を、訴えるように歌えば、微睡みの中に居るであろう
l ,: j i /| l ! l! l: :! / i ! j{ :!. 凛を起こすことも容易いだろう！
| / /И/ j!`ヽ、| ! l! !! /! / ／ﾘ^ｖ'! :li
| ∧/ ,xf斧=ﾐX､＼! l ! ! /斗匕三二ﾐx|! ! :il f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
i /И! ハ爪j}刎ヾ ﾉ',ﾊ! ﾉ' 'ﾞ ｨJ爪::ﾘ 'ﾞ !i ! |l | …天才ね。さすがは芸術を愛した皇帝。 |
|iN l| !{ ;,乂_,沙' ､乂_沙' jハ i! ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
|l l|从 ｀^｀¨＾ ｀¨＾ﾞ´ / /l! l!
|i l!}∧ ;. /ノ/l! l! そうだろう！もっと褒めても良いのだぞ！
ll :i { ∧ ′ ////l! :!
l: : i l///＼ 、 , , }/// l! !
| ! | |///il兊:.、 ゜ ´ ／ﾄ=≧ｰ! :!
| l | |/ -― | i:::::...._ _....:::::::l |:i:i:i:i:i:i| ;
| l |:i:i:i:i:i:i:i:i:| l:.:.:.:.:.｀≧≦´:.:.:.:.:/ /:i:i:i:i:i:i| ′
| l |:i:i:i:i:i:i:i:i冫＼:.:.:.:.:.| l |:.:.:.:.:./ / :i:i:i:i:i: | ,'
| l |===＝彡＾＼＼:.: | l |:.:.:ノ 〈 :i:i:i:i:i:i: | /
l ,ﾊ八:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i:i: ＼＼| l |／／＼＼:i:i:i: ﾉ'
ﾘ
レッツジャイアン
,.､＿ _
r-､ へ＾:.: :::::.:.: .:ヽ
ｒ::::り .:.: .:ﾉ ,､ ::.: ぃ⌒､
ﾉ::::::l::ﾉ::ﾉ:::ﾉ_,:::｀,:::: : ::::::::i
i:::::::j::::ﾉ 、_, ヽ :::）､::::::::i
ﾙ:::::ﾘ::（ ,, ､_, :::（ y::::::ﾘ ゆーっくりと12月の…
ﾉ;;Yyﾉ;;ﾉ r、 ｿ:::::j ﾙﾘﾉ
ﾉﾉ;;ﾉ;;ﾉ;;ﾉ ゝ `くﾄ､ (
ノ;;ノ;;ノ;;/ﾉ ヾ、 ,丿ｌ}爿 )
(γ Y ,ｸｉﾘ ) ♪
r λ ..... ....//,厶┐
. l⌒ヽ/ ...::::::: /( とﾆﾆ) ～♪
＼ ＼ :::::://９ﾀﾆブ
i＼ ＼ /o/8ｿ／￣ヽ
> ヽ､ ｀￢ｰく9/∧_＿_,/
. ,' Y ` 、 、ﾆＸ7/ゝ-ｧ'´
/;;;;;;;;`ﾄ､ >_)7ｧﾟ〃/,.ｨ′
. ／;;;;;;;/;;;;;;;;;||;;;;;;|;;;;|=ﾐ№シヽ;;;;ヽ
.. Y;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;∥;;;;;;|;;;;|;;;;;;;;|;;;;;;;;;;ヽ;;;;;ゝ
. ~~~~L;;;;;;;;;∥;;;;;;;;|;;;;|;;;;;;;;l;;;;;;;;;／~~
. | || |
. | || |
-――- ､ -―
／'ﾞ⌒ 'ﾞ´)ﾉ ｀ヽ
, , ,
／ { , ′
〃 / ! { ヽ ′ ,
ﾉ / ,斗-┼- ミ } ！ { }i
/rｧ'ﾞ i{ {＼{＼ ハ ! | }i
/ ′ γ⌒ { x笊示ミｘ }i (…哀しい程に普通だな)
,′ ,} }{ { 〃 {し,ﾊ l ﾊ { ﾊ
{ | | |lﾊ八 { 乂ソ }/ ；^ヽ ,:: |
} | | | r笊ﾄヽ ; / } } ,:::: |
八 | | |:, ゞ} // /_,ノ ノ ::: |
/ ﾊrﾍﾊ:， 〈 __ / ' /,､,､ rf:::}i::::::: |
} }i 圦 ´ , / /ﾊlﾉ::八::::: |
八} 介 ノ_八 /x'ﾞ´”^i{'^´ 厂｢
/ } ／}ﾉ `ー=ﾆｱ )/::::::::::::::人___ /:::/^ｰ=
ノ ｲ ! :::::::::: }ｱ'ﾞ /:::/ 〕
/^ｰｧｒ=ﾆ二 ＿} | :::::: ／'＾ｰ/:::/…ｧ‐zｧ=rく
厂””¨ﾌ 7^７^｢ ｝/} |__／::::::::::/:: / / / ; }ﾊ
ゝ-=ｧ'ﾞ_/ {__厂 j_,ハ ,::f´＾ {＿{ , , ,: ！ }
ゝ,_入{___ 厂 V,:ゝ_人__／__／___,ﾊ__j_人
r‐::'ﾞ´::::::／{ , ／＾{ V,:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈
;:::::::::::; V___,. ゝ, V,::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::，
ﾉ::::::::::{ o{ `^ｰ=i{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}!
やらない子 は うたった ！ ▼
:.. ｜ ／!
⌒): | }ヽ∠-┴──-- ､r ､ ／|
く 〈 ヽﾆﾆﾆ≠ ,ィ rミイ ､ ヽＬ_＞‐､｣ﾆﾆﾆﾆﾆﾆゝ
} ヽ.ニ／ / / / /_, |＿_| l | | |ニニニ /
／ | { ｜T下｢ ヽ V!/l | |ニニニ /
| {ニニニ 圭三ﾆ 千三込、}ﾑ |ニニ ./
＼ r┘ ニニ / -z }! ﾄ､ニ / ………ﾒﾘｰｸﾘｽﾏｽ？
､/ } ｀￢ ニニ { 厂l| | {ニ/
||＼ヽーヘ{ _ -＞､ _∠i ハ | ＼＼
||＼＼､､ <／ }￣｀７Ｔブ´: : ∨ | | |丶＼ ｸﾘｽﾏｽﾅﾝﾃﾅｶｯﾀﾉﾖ…
||＼＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
||＼＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
||＼＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
||＼＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| | しかし 効果は なかった … ▼
＼.＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
.＼|| |￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣| |
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| えぇい！こうなったら、余が力を貸してやろう！ |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/￣￣.｀ヽ、
ヽ ヽ ＼. ＼
＼ ＼ ＼ ＼
＼ ＼_＼ ＼---- 、
＞' ｀ ＼{ ｀ヽ--､
／ i ヽ＼.ｒ 、 ＼ ＼.マ_
/ {ヽ {＿ヽ_､__ ヽ ＼マヽ
| { ヽ ＼_'´_ヽ、 ﾘヽ.｀i .i ＼j亅.} j/ .／⌒ﾄ、
i ／､__ヽ≧ 斗乞卞メ､/} | i | |/∠尨彡'´
. ハ ' ト､メ刃 ￣￣｀¨⌒jノ ヽヽ.ﾚ'´: : : :＼ニ} ヘェーラロロォールノォーノナーァオオォー…！
. | ＼ .ヘゞ'´ヽ. ＿_ :.:.:.:.:.:. ヽ ヽヾ､＼: : : :.＼__
. | ｀ |｀:.:.:. fン¨¨｀ﾞヽ } , i、.i: ゝニニミ／: : : : : : :
. | ヽ ',::::::::::::::::| ノ} i |ヽl: : : : : :／: : : : : : : : :
. ヽ ＼_＼ ',::::::::::::::| '´| || |: ﾘ: : : : : : : : : : : : : : : :
＼ ＼＼ ヽ､__,ノ ／ .| || }ﾉ: : : : : : : : : : : : : : : :.／
{ ヽ . ＼ ,..::'´,ィ＝＝} /} /: : : : : : :{: : : : : : : : ／
rﾍ ＼ ＼{｀ ´_}／／: : : ノj .i: :/: : : : : : : ′: : : : :.／
. _＼＼ ヽ}＞─r/} i i: : :／∠: :}/: : : : : : : :.': : : : :.; ′
＞. ＼＼ ⊂⊃/} }ﾉ-‐━━━‐ミ: : : : : : ': : : : :/
rｲ{｀ヽ==>┴､: : : /:／ ｀ヽ: : : :{: : : :/
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}＼ ::Ｏ:::.. ＿_,イ／ヽヽ: : {
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{ ヽ イ´＿＿＿＿{ ヽ ￣｀ヽ ／ |
| / /⌒ヽ {￣ / ＼ ￣｀ >´ l
／ / / i } ヽ ヾ l
| / / | ﾄ ＼ { l
| ./ { { } ヽ } ヽ ヽ ﾄ .l うぇ！？
}' l | .ﾉ ;.ﾄ ヽ ト、ヽ } 〉、 l
. 〉 | ∧ / '! ＼ }ヽ ヽ ∨ } ヽ み、耳がヤバい！三半規管がミックスされる！意味が分からないけど！
' .| | , / ＼ﾅ弋 |､ }ヽ} |ヽ ＼
, . ｲ .| ∨-‐ -‐匕孑} l l l ﾊ | ＼ ヽ てか音波だけで硝子に罅を入れるって…！
{ / ﾊ { {ィ´孑ｾ 乂,,ﾉ ∨ | | / ヽ } ヽ ＼
|.∧ 〉 ヽ | ｀ 乂ﾉ ヽl' / | ソ ヽ }、 ＼___人__人__人__人__人_ _／
!' } /∧ハノ∧ ﾑ／| .| { } ∧} ≫ ﾗﾛﾗﾛﾗﾛﾘｨﾗﾛﾛｰ ≪
{/ｲ{ ト/ヽ ハ U ＿ ,、 ｲ .| .| | | .∧ .} ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ ＼
| { } /{ }川ヽ 、 ― ´ イ / i | .| | | / ∨
f‐、 'ｲ! }∧{ .}川ｲ }`‐ ´ | 、/ /.∨/ .| | { うわしかもノリノリだし…。
fヽ ―--ヽ ｀ヽ ! ヽ /ィ´ | ﾄ´l| /〉 / / ∧ 、 {'
こ ｀￣‐- 丶 〈 .| | f { ./イ / /＿ヽ ヽ ヽ
ヽ ｀ 〉ヽ .∧ | | { ' / / / ヽ ＼ ＼
￣>、 ／ }__ .//∧ ∨ | ' ｲ ノ ＿＿>、 ヽ
ヽ￣ ィ//} ////∧ , / }/´7/////} ヽ
{ヽ_,イ////∧ .///////ヽ i ' ／/////////l }
∨//////∧ }////////ヽ i /イ///////////} '
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.ヽ ...ｌ .ｌ ,! ＼ l三L .r| iゞ .! ./ ./ i′ ,./ ., -'''″
-､、 ヽ " ヽ. ! ＼ .!三ｌ /│ ./ │ ./ ./ / .／ _,､,／
｀''-..、 .!'､、 .＼ / ヽ.,!三三三｝ ,i､/ l‐lﾞ ,ﾉン゛ ,,/,..-‐' ／
、 ｀''､, .ｌ ＼ ヽ │ lﾞ三三三| / . ｌ′ ./ .! シ´ ./ /
. ﾞ''-､ .＼.ｌ .｀'-､.ヽ. ! /.三三三|/ .ｌ ,l ｌン゛ . ／ /
｀''-､. ..ﾞ!､ ﾞゝゝ /三三三三 !､ l ./ | ." . ／ ./ ... -ｰ''',ﾞ
. ｌ ヽ ト､、 /三三三三三 ｌ. !! ./ ;;lﾞ .,,./ ./ , ／ _..-'"´
.ｌ ヽ ..ｌ三ﾞ''-､__/三三三三三三 ∨｝ / 三| .,ﾝ/'ﾞ .,／;∨ ー―ｰ'､,..-'″
ｌ `-、 ヽ三三三三三三三三三三 ﾃ三三| .,..‐ﾞ／ . _..-'"三ｒ'"￣￣￣￣"
.､、 ｌ. .ﾞi..、 .ヽ三三三三三三三三三三三三 !‐"; / ._..-'''´三三／ ＿＿,、 ＿_. ..,.. -￣￣￣
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〉三三三三三三三三三三三三三三三三三三三 ＼,i,二-‐''￣ン'"゛
￣――--＿＿_,ﾞ'-､,、 ,／三三三三三三三三三三三三三三三三v-､三三三三三三三㍉、ﾞ''ｰ ,,_
｀'シﾞ7"三三三_,,vi丶三三三／.i三三三三三三三三ヽ_ `|三三三三o三三三ﾞ!ﾐ-/ .｀＼__、
._,, -'' ／ ./ ;;.,r‐'''"゛ ./ﾞ三三三／ .､ |三三三三三三三三三~ 三三三三＼ .｀ﾞ'''ｰ-ゝ ｀'-､、 ‐.￣￣
_..-''´._ ／ / .／ 、 ｌ三三三/ / .!三三三三三三三三＿___三三三三三ｌ,＿ ｀ﾞ''''ｰ- ..
^'''" _ ／ .／,./ .,／-l三三三/ _,!__/三三三三三三三三三ﾞ'''ｰ､, ｀'''ｰ .._＿三三ﾞ'-、
._..-'" ,／;i./ .ｰ￣^ﾞ'､.,..-''ﾞ三-''7;i,ﾞ_‐´ .,./ 三三三三三 ! ヽ三三三三三ﾞゝ､＿＿二ュ三三ヽ、
._.. -ﾞ‐─^ﾞ~ﾞ''ｰ ..／ﾞ'''ｸ´ /三三ﾞ'ﾞ三三三三三三l′ |三三三三三三,____三三三、三三`'､
＿_‐''" / ｌ三三三三三三 ／.ｌ三三ヽ .!三三三三 | ￣ !.、 ｀'''ｰxy..ﾐlｌ― .＿＿
/ ｌ丶;.,./ 三-､三／ .ｌ三三三三、三三三| .| .! ｀'-,,ヽ、
/ ./ ／ / ゛ ..ｌ′ .ｌ三三三./ ＼三三| .| .| ｀'ヽ､
_,,.. -‐''''^ﾞ￣ー―┐ ,/'" / ｌ, .ｰ!'､.;;ﾉ ｀''''､;;.! │.ヽ ｀'-､、
／ / ,／ ./ .,ｲ .! ＼ ﾞ' li ヽｒ'"'､,
,／゛ .`./ ／ ./ / .! .! ヽ .ヽ ヽ .|'-
_ O ｎ ｎ . ＿
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. ｎｎ ,ﾞ::/::!'"￣` x＝=､ﾚ:::::::::::,'
.Yｉ.| | | { ::::::! "" ' "" /:::::::::::/
|.i.| | | /} ', ::八 t ‐__ァ ./:::::::://
. ! , !'./ ヽ::::|＼. ｒｆ^ﾄ､_, {:::::: //
{ / ! /:ﾉ:::|:|:ｉ' |.! .!〉'/:|/:::::}:{_
〉＿__./ ,ｨ/ｨ{::::/ｨﾘ. } ' . }/:::::::ｿヽﾘ
. .{ｰ─‐‐ﾚ"|::ﾄ从/::|__/ /ﾞ/:,／:.:.:.:.＞､
＼___人__人__人__人__人_ _／
≫ ≪
≫ ―――うるせぇ！！ ≪
≫ ≪
／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒ ＼
壊れた窓ガラスだが、当然の様に自身の魔術で修理させられた…。
いつもみたいな泥の底から這いずり上がる様な感覚はなく、完全に目は覚めたが二度と同じ真似はするなとのことだ。
…うん。まぁ当然だと思う。自分も同じ起こされ方をしたら、冷静を保っていられる自信はない。
下手したら内側に潜ませた、毒塗りの短剣をぶん投げてうっかりセイバーを撃退しかねないかもしれない。
|/: : :.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ_＼ >:.:.:.:.:.:.:.:.!
/:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ト.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.|:＼:.:.:.:.:.:.:.:.',
.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.〃 ヾ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:|: :.l:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.',
i:.:.: :ｲ:.:.:.:.:.:.:l: : /!! ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:ヽ:.',:.: : :.:.＼: :.:.:ヽ
l:.:./: !: : :.:.:.:.|: ,' .|! ＼:.:.:ヽ: :.:.|: !',.:.:.:i:.:.',:ヽ:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.＼
!:.: :./!:.:.:.:.:.:/!:.!.斗‐- ヽ:斗‐ﾒ!:.! l: :/:.!:.l:.:.:.＼: : :.:.:.:ヽ.:.:.:.:',
|: ,' ｉl ｀i:.:.:.:! r==-､ _,-==-y ,':/:.:|: :.:.:./ . ＼:.:.:.:',:.:.:.:! ヽ
i:. !i |:.:.ヽ_ ゝc;;ｿ ゞ゛d;ﾉ /:/ノ/: : :.:.', ヽ:.:.i: :./ ) (きっとそれが良いわよね…)
l:! |:.:.:|:八"" , "" /:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ )/／
ヽ !ヽ:!:.:.:.＼ u r--､ ., ' !: :.l:.:.:.:.:.:.:.:＼:.',＼ .〃´
',ヽ｀ヽ:.:.:.::ヽ､ ￣ イ /:.j:./.:!ヽ､:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.ヽ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
イ.-ﾍ:|:.:＼.::ヽ｀´ ｲ/:./イ:::::::::::＼::::ヽｌ::.:', :.:.:.;､ | ―――準備出来たわよ |
/ |:::::::|:.:.:.:.ｌ＞ﾘ､ ､‐_,‐＜イ／:::|::::::::: ） :::::＼i:.:.:.:.i ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
;;::::::::::::;;::::|;;;;;;;;;;;;/;;;;;;;;;;/;;;:::/:/;:::::/:::/ﾍソﾍ::::::::::::::::::i ヽ,
;;::::::::::::::::::|;;;;;;;;;;;i;;;;;;;;;;;/;;;::/:/;;::::/:::/ ヾ 'ソi;:::::::i::::i:::i::l ソ
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:::::::|::::::::::|;;;;;;;ﾐ i/ iﾗ' 了丁 iイ、 ﾘ /ｿ|:::|;;:::|;:::|::lﾍ
:::::::|;::::::::ト ヾ ' ヽ´て｀ミ卞 ,ﾉｿ/:/|;;::l;;::|:::l ソ そんじゃあ一緒に行きましょうか。
:::::::|;;:::::::| j . 弋了ソ.ﾉ ﾗ_´ﾗヾソl;;;ｿ/ソ
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::::::::|;;;:::::|ヽ〉 弋ソ, ,';;;|:ﾉ;::|:::|
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【直後やらない子注目度判定 赤セイバーが惚れた+2 ギルが認めた+1】
4～6：学校で4番目位の扱い
7～9：凛と双璧を成しちゃう
あ
ほい
(ヽ、００ ∩
⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃
,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ
（ ⊂ニニ / ／⌒) ） (ヽ、００ ∩
｀ｰ――'′ し∪ （ノ ⊂ニ、ﾆ⊃ ⊂ ⊃
／￣ー―‐ 、 ,, -‐- ＼ | |／⌒ヽ 〇 〇
:::::::::::::::::::::::::::::::ヽ （ ⊂ニニ / ／⌒) ） おい見ろよ！
:::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ ｀ｰ――'′ し∪ （ノ
:::::::::::::::::::::::::::::::::ﾊ::::i ., -―- 、 ___ 遠坂嬢とやらない子様が一緒に学校に通ってやがるぜ！
:::::::::::::::::::_＿_ノ､/〉' ／::::::::::::::::::て/::_:::ヽ
:::::::::::::::/ u て;/7 /::::::::::::::::::;ｧ､､:::「ｪ ヽ::〉 __
::::::::::::/ /〈 i::::::::r､::／=ﾐ ｀く.u J／:::::::::＼
:::::::::::j u ､ ´_}ヽ.|::::::iｵ/u ﾆi < iヽｧ/:::::r----J .r:´二ﾆヽ マジか！何処だよ！
::::::::::i （二７´_.L., ､ハ 〉 _ _ﾏ/ﾝ::::r ' ;tr /;j i::/r-､r-| r一ー､
::::::::::|、 .r ' c ／､:.:.:ヽ ヽ ｰ」: : : : ii ヽu.___､/ ＿ん' ｀´ム.' |:::r―┤ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
:::::::::／￣ ´」ｰ／:.:.:.:.＼:.:.＼＼__j: : : : : ヽ ヽフ｀ヽ´ | | ヽ'ｰン､ _/ﾊu.'_' | | あそこだ！あの坂の真ん中！ |
i:i i:::i:iヽi ´ !':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼:.:.',:.:i: : : : : : : :「=| : : : |: ! ７!｀:´|< ７ﾏ.ヽー' ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*
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{￣ヽ: : : : : : : ヽ 、: : : : :/: : ﾊ: : : : : : ヽ ／／{ : : : : : : : : : : :l:r ､ : ヽ:へ ＼ '.
|: 戊:{´⌒: ヽ: : : : : ヽヽ、: : : : ヽ: : : : : :ヽ _/,.ｲi!;;;;;V : :/ l: : :ｌ: : :lﾊ^＾ヽ: : .Vハ::.ヽ'.
}/: :ハ: : : : : : ヽ: : : : ヽ: :ヽ: : : : ﾍ: : : : : : ,. - /. : ヽi!;;;;;/. : :l: :l: : :ｌ: :l: lハ Yﾄ､Vﾄi＼:::.'.＼
ｲ: : {: :ト 、: : : : : ＼: : : ',ヽ: :＼: : : }: : : : : ヾﾐ/. : : : : Y^ ｰ ｧl: :ｌ: : :l : lヽﾄｌﾊ ,.N l:V:!ヽ:｀ ｰ ＼
ハ: : ': ﾊ ヽ : :ｨ寸ﾊ-‐: |: ヽﾐ、ヽ､ﾑﾙ―-ミ l : : : : : : Yi,;;;;l;;〉: lヽ: :!ヽl::l＼ ヽｨj「i.l: 〉l ::ﾄ､:::. : : : .丶
{: :{、 :iヽ{ト ´ ィ´斗气:.:.|: : }: : :≧ｚヽ} ヽ: : : ｌ:. : : : : : : Yi,/,;}ﾊ l ,.ヽﾄ'´N ヽ.以 lｲｌﾘ＼:::.＼::. :: : : : . . . .
.ﾊ: ハ: x'ｨfム, 弋ｿ ヽ|: :∧}: : : : : :{ ＼l::::.. : : : : : |, -ﾐ{ Ν,.ｨｆ乏丶、 ､ l∧ ＼:::.＼::::.... : : : : : : : :￣
}: : ∧/〈从ﾉ , j / .ノィ: : :＼| ｌ:::/,:... : : : |{ i >､,ﾍri乂ソ ′/.:::::＼:.､ ｀_ー ﾆ=---z-ｧ=ﾆ二
|: 人: :| :∧'' / : :}: : : : 〉 V /,:::::::. : |ｌﾍｰﾐﾊ ゞ'∧.ﾊ_ t7 /ヽ:::::l:...｀ ｰ ､:. :.｀ヽ｀¨¨´
j/ ヾへ、ヽ、 ｀ ／ {: :ﾘ: : /へ ヽ、 V /,::::::::..:|l::::K⌒ヽ 「 「 yiﾍ,_" ｲ::::/:):::!::::::::.. : Yﾄ､: lﾊ
/}: :≧ｧ-イ |: /: :/ ﾌム｀≧― V /,:::::::::..l::::l::l >､ ヽト､ヽ〉l ＼ｽノく::::::l::::::::::::. jﾉ :}/ !
ｲ: : : /: : :: :} ﾊ: : /イ ハヽr V /,: : ::::.∨l/.: :.丶､｀ヽ ! ノ.: ﾟ.:。:Y^ ー-＝ﾆ∠ ノ_
／: ﾉ: : /: : :: :ｿ ／ ヽ{ 〃 ∨}: : |ヽl : : .＼:Vl､ .: .: .: __ｰ＜´:. :. :. :. :. :l :. :. :. :. :. :. :. :. :. :.ヽ
ィ: : : :/ : /: :: :イ ／ ｀＼ ／ ∨: :|:::l ＼ : : .＼ヽ :. :. : :. :. :. :￣＼＞_､_ :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. .
＼: ７ : ィ: :/ { 〃 イ{ ハ｀ |:::l::八＼: : : ｀ ミﾆ=‐-==ﾆ＞'´￣｀ヽ:｀ヽ:. :. :.＿_ :. :. :. :. :. '.
ヽ/"´ 冫f´￣ミ/ ／ | |://. : ＼＼::... : : : : : : : : :￣二￢=-ｧ=ﾆ二 : :-. ､: .ヽ、:. :. : l
/ / | F / ／ j//. : : : : :ヽ ＞t‐----------‐ ''"￣￣ 丶－ ､＼:. ＼､.ノ
八 { | ' .／ ＼ } ／:/／. : : : : ::::::::::ゝｰ- __ :. :.￣ ""'' - ､:. :. .＼ : : :＼:: 〉
! | / .／ r彡´⌒ヽｲﾘ ／ :／. : : /. : : : ::::::// >､:. :. :. :. :. :｀ ､:. ＼:. :. :. :. :. :.ヽYi:. :Vlﾐ=-
}ヽ } /７ i ∧:{ : ／. : : : :/ . :.:::／.://.:::::::::>､:. :. :. :. :. :. :. :.丶､:. :. :. :. :. :. :}ﾊヽVl:〉
.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*:.｡..｡.:.*･゜ﾟ･*
自分の容姿について、今更どうこう言うつもりはない。
ただ、凛と歩くだけでモーゼのように集団が掻き分けられて、遠くから指を刺されるのは気持ちが悪い。
どうせなら、近くで讃えられないものなのか。
情けない集団だなんて、私は遠慮なく表面で毒づく。凛も凛で、内心では快く思ってはないだろう。
猫かぶり何かしてなければ、私と同じ様に毒づいてるかもしれない。
色めき立つ男どもに手を振りながらも、その動作はどことなくぎこちなく。
溢す笑みに、少しだけ陰りが視えるのはきっとそういうことだ。
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| …やらない子さん、通学路を変えましょうか |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
イヽ / ヽ
/: ヽ /: : :} ∨: : : ＼ ィ:^ヽ
/: : : : ヽ /: : : ハ: :ﾊ: : : : ＼‐- .／ : : : : }
ﾏ: : : : : : /: :/: :イ: : : :{ : : : ＼: : : : : ヽ: : :}ヽ: : : : ＞､
ハ: : : : : / : ／: : }: : : ﾊ: : : : : :ヽ、 : : : ヽ: : ﾍ: : : : : : }
V : : /: :./: : : /: : : i {: : : : : : : : : : : : : : : : :' : : : : /
/: ／ : /: : : ｲ{ : : ∧: ヽ: : : : : : : : : : : : :}: : ∧: : 八 そうしましょうか。
{ : j: : : :ｉ: : : : ハ: : ' ヽ ＼: : : :|: : : | : : |: :ヘ∧: : : ヽ
|: :| : : : |: :ｉ : :{ ∨i ', ヽ : |: : : | : : !: : : }ヽヽ: : :＼
|: :} :ｉ : :{: :ﾍ: :|―弋ヽ ! i斗―ナト/: i : :! ',ヘ: :＼ :}
}: j ハ: :!ヽ: ヽl {弌云ト }ｲf云刀.lｲ: ハ: | ヽ ＼: : :ヽﾐ、
ﾘ /:{ ヽ', ヽ: :八 乂ﾉ 人丿 ﾘi: :| ヾ! ヾ ＼} :ハ}
j 八: ', ﾔ: : |八''' '''ﾉイ: :l ｀ ﾍ:} ﾘ
/´ ヽ' ｷ: : }: : ヽ ′ ,ィｉ:|::{ハ! ｿ
´ ｀ ｉ: :ﾘ: : ﾄ: :` :..、 ＾ ,.イ:ヽ:八: : : ヽ
}: /: : :} ヽ: :＼ ｀¨ /{ｭ:/＼: ヽ: : :＼
//: : : /≦ト、 :ヽ / /: : ＞ 、ﾍ: : :ヽ＼
_}: z≦´: : :ﾊ ヽ: :ヽ /: : : : : : 〉: メ: : ＼｀`
/ ＼ヽ:: : : : :ハ ヽ:ﾘ /: : : : : : /ﾊ: :ﾘ ヽ: :ヽ
/、 ヽヽ:: : : : ヤ"}ﾙ'‐/: : : : : ／／}ﾊ} ＼}
/ハ ﾄ ヽヽ:: : : :{"´/｀ﾞ〉: : : :／／ !/ ムi
/ !ノ⌒ヽヽ:: :ﾑ }九/: ／／ / ヽ
はっきりと言うのであれば、ああいう手合いは何故か好きになれない。
徒党を組んで居なければ自己を誇示出来ないのは、酷く弱く思えるからだ。
なので、凛の提案を素直に受け入れることにした。
＿ ＿__
r‐;ｧ'⌒7⌒7'´￣:ヽ;:.｀.ｭ_
L/.:.:.:.:(;;;;_ﾉ:./:/:,.:_:l:.:.:.:.:.ヾﾆﾕ_
r;'l.:.:.:.:广ヽ;./:./://^ｰ'1:l:.l:.:Y;;;;;;＞
∨.:.:.:ﾊ;;;;rｲ|_ｲlｲ{ }.:|:.|.:.ﾄ=く
|:.:.:.:!:.ﾊﾉrflハ｢ﾘ ./ｲ;ｲノ-;;r｢
.|:.:.:.:|:.:ﾄ{ ゞ=′ /ﾅ>ﾑ｀'｢:.:! …そんじゃあ人目が付きにくい場所に移れたことで、本題。
|:.:.i:.:|:.:ﾄﾍ. , `" //|.:.|.:.:|
|:.:.|:.:|:.:::::|＼ 一- ,. ｲ｢::|.:.|.:.:.| 今は聖杯戦争真っ只中よ。それなのに他陣営…
|!.:|.:.:|:.:r┴-.ﾆl､r;ﾆ´:::::||:::|.:.:|.:.:.|
,||.:.|.:.:.l::| /ハY ト-､--v冖､:! つまりいつかは戦わなければならない私と、一緒に登校した理由は？
-й.:.|.:.:.ヾ! ﾉ什^l.ト ､j | | l::!
,-‐-､ ,rｰ-､
j::::::::::.ヽ ,ﾍ^ ⌒ Ｙ ⌒ヽ/ .:::::::.i
,ﾉ::::::::::j（ﾉ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::.i
ﾙ:::::ﾘγ::..:::::..:::.:..ﾍ、: : : :: ﾉy:::::ﾘ
Yyﾉ ﾉ :ﾉ...:ﾉ _ノ ヽ ::::::） ﾙﾘﾉ
ﾘ::::::( （ ●） (●::（ えーっと…
. ﾊ::::ﾊ '' r‐ｧ ﾘ） )
） ) ）、 ⌒ ノくﾊ（
（,（.( ' ﾍ (´ ﾉ:::））
ノ/）` ヾ ｿ￣（( 、 ／
/ ﾉ Ｙ ヾ. ／
| （ ...... ..... i／
| ヽ::::::. .:::: .ノ
ヽ `ー──--r'う
）`ー───､)）） 旦
／
【1：情報交換しないか？ 2：自由 下2】
１
１
いろいろ衛宮家に陣営集まっちゃったから衛宮家は中立地帯ってことで
／⌒ヽ_ ／ヽ ＿＿ ／:.:.ヽ __
|:.:.:.:.:.:./:.:.:.／〉-‐:.:.:- ´:.:.:.:.:.:.:.:.｀ヽ､ _/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
!:.:.:.:.:/:.／／￣｀:.:.:.:.:.ヘ:.:.:.:´￣:.:.｀:.:ヽ/l ',: :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.!
l:.:.:.:.:.:〈 ,.':.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.| ', ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
|/: : :.:./:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ﾊ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:｀ヽ_＼ >:.:.:.:.:.:.:.:.!
. /:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./ !: :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!:.:.|:＼:.:.:.:.:.:.:.:.',
. .:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:/:.:.:.〃 .l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.:|: :.l:.:.:.:＼:.:.:.:.:.:.', そりゃあさっきみたいに悪戯目的…
. i:.:.: :ｲ:.:.:.:.:.:.:l: : /!! ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:ヽ:.',:.: : :.:.＼: :.:.:ヽ
l:.:./: !: : :.:.:.:.|: ,' .|! ＼:.:.:ヽ: :.:.|: !',.:.:.:i:.:.',:ヽ:.:.:.:.:.:.:＼:.:.:.＼ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
!:.: :./!:.:.:.:.:.:/!:.!.斗‐- ヽ:斗‐ﾒ!:.! l: :/:.!:.l:.:.:.＼: : :.:.:.:ヽ.:.:.:.:', | サーヴァントを実体化させて無理矢理にでも張っ倒すわよ。 |
l:.:.:/ .!i＼:./:.ヽ! ─ ヽ!:/ j/ !/!:.:!/:.:.:.:./ ＼:.:.:.:.:.:',:.:.:.:',＼ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
|: ,' ｉl ｀i:.:.:.:!.「了豺 了忝リ ,':/:.:|: :.:.:./ . ＼:.:.:.:',:.:.:.:! ヽ
i:. !i |:.:.ヽ_ ゞ-' ゞ-' /:/ノ/: : :.:.', ヽ:.:.i: :./ ) ジョークよ、ジョーク。
l:! |:.:.:|:八"" , "" /:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ )/／
ヽ !ヽ:!:.:.:.＼ ､_._, , ' !: :.l:.:.:.:.:.:.:.:＼:.',＼ .〃´ セカンドオーナーの凛となら有意義な情報交換が出来そうと思ってね。
',ヽ｀ヽ:.:.:.::ヽ､ イ /:.j:./.:!ヽ､:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.ヽ
イ.-ﾍ:|:.:＼.::ヽ｀´ ｲ/:./イ:::::::::::＼::::ヽｌ::.:', :.:.:.;､
/ |:::::::|:.:.:.:.ｌ＞ﾘ､ ､‐_,‐＜イ／:::|::::::／ ）:::::＼i:.:.:.:.i
ｲ :V:::: /／ﾚ':::;;;;ム =.'"¨ィ:::::::::」:::/ /::::::::::::l/:.:,'
/::::}::::ｌ":::::「:::::ｆｒﾆア ﾄﾞヽ /:::::::::／ノ _ム-－ ､:!:.ｲ
/::::V /:::::::::|:::::ﾚ ／小ヽ〉〉::::::::ｆ‐┴-､ __＞‐‐┘,:'
_＿_ __
_...._ ...-―-:::´::::::::::::｀:::..､ ／:::::｀ヽ__＿＿
/´:::::::::::｀／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::｀ヽ:::::／ ////////＞
/＞-―-/:::::::::::::::: /::/:ﾍ::ヽ:ヽヽ:ヽ :::::∨ｲ//////／
. ＜///////:::/::/: /::/:::ハ/ﾍ::ﾍ::ﾍﾍ:::ﾍ::::::∨////,イ
i｀ヾ∨/ｲ :/::/: /:!::!:: ! |:::|:::::|: !::::|::!::::i///ハ:::!
|:::: У/!{:::|:!:|::::|: |::|:: | |:::|:::::|: !::::|::!::::}/////: |
|／///ﾊ: !:!:|::::|: |::|:: | |::ハ/斗孑:|:::八!/イ:::::| あーなるほどね。
|::￣ⅥⅤ从ﾊ‐|‐ト|ヽ! |/升笊㍉ソｲjく ::::::::::: |
|::::: : V/:::〉乂,ｲ笊冬､ ｲﾞ込zり' !こ,〉 :::::::::| 確かにそっち方面じゃ、私のほうが軍配上がるわね。
|::::::::::::::::〈こ､ ヽ込zり ｀￣´ ハ/!::::::::::::|
|::::::::::::::::::ﾄ､ﾍ. , , ' ' /ィ'::::|::::::::::::| うん、ナイス判断よ。
|::::::::::::::::::i:::ヽﾍ、 ' ＿, /:: |::::::|::::::::::::|
|::::::::::::::::::|::::::::::|::ヽ、 ￣ ／::::: |::::::|::::::::::::|
|::::::::::::::::::|::::::::::|:::::::::i＞ 、 イ:.|:::::::: |::::::|::::::::::::|
|::::::::::::::::::|::::::::::|:::::r┴─‐｀v´..─┴i::::: |::::/ :::::::::::|
|::＞- ､::::|:::_＿|ｒ:ｲ:_ / / Vﾍ. ヾ_/_/ ::::::::::::::!
／ |: : : : |::| / / Vﾍ. ／:::::::::::::::::;'￣｀ヽ
／ |: : : : |::|.. ...／:イｒ―ｘゝ::＼／:::::::::::::::::::;:ｲ ',
. ／ :|/: : : :＞＜::::::::イ{:::::::}:::::::У::::::::::::::::::イ :/ l
. ／ /: : ／:::::::／／:::::/⌒lヾ:::/:::::::::::／:´ : : / l
／ _＿....:.:.: /.: : :.∨:∠／/:::::/ !:::::l::::::::::/:::/: : : :〈 l
／´￣ ,: : : : : :ヽ／:../:::::/.､ ／ !:::::lヽ:::::{:ノ: : : : : ｝ l
1のみでうっかり。逆補足されとる。
～3：特になし
4～8：一陣営の情報を持っている。
9：二陣営の情報を持っている。
い
うぬ？
笑ってやるよ凛ちゃん
おうどの面下げてナイス判断だセカンドオーナー
＿＿＿ ＿
＿_ . ´ ＞:'___ ｀ヽ｀ヽ
＿＿＿∠ ／ ＿ ＜:::::::::::_::l :.::::〉
＼:::::::::::::_:::ヽ' ´ ｀ ､ﾄ::::::/:j::k v'
＼:::::::::/'´ / ヽ7:::::::::i ﾄ.
＞:/// i /jﾐ､ , ｉ i i i l /:::::::::/ﾄ i::〉
／::::::i i ｌ |ｉ |トヾ〃ハi | i iﾊ ﾄ､ﾊ ￣}ｉ::/ i i' でも生憎と何の情報も持ってないのよね…。
. ｀ト::::i | |il |ｉ || ||ﾊ i| i i| | ﾊi| | | i
| ∨ | |il |ｉ || |l l ｌﾊ｜ l| }|フ彡｝ | | サーヴァントと一緒に夜の街に繰り出したりしたんだけど、
| i |小 |i |i ┼‐リ‐}ﾉ‐┼ 彡ﾍ. | | これといった発見なし。
| i ∧>‐''" ＿＿,,. i i | |
| i / ∧､__,,. / i | | 始まったばっかりだからって、連中篭ってるのかもね。
| ｉ / / ハ ,トイi | |
| i / / ､ ' u / | i l l i i
|〃 i ｀ . ⊃ ／ .| i l | i i
|′ | i ｀ __ ´ L i | | i l
/ / | | ┌L ___ -─┘ | | | l
. / / ＿ 」＿＿」＿..ﾉ//Тｉ /| | :.
{ | ´ l:::::::::// // | | //:| l 丶
ﾉ j/ |:::::::::{ Ｌ ノノ/77ヾ、 //::::l ｀ ‐--‐ ＼
. ／/ｉ / |:::::::::ト-- ´イ{{ }}＼ヾニニ ∠:::::::ゝ --──- ＼
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j::::::::::::i ,ﾍ^ ⌒ Ｙ⌒ヽ .::::::::i
I::::::::::::j ..::::::....::::..::::::. .:::ヽ::::::i
I::::::::::ﾘγ::..:::::::..:::...ﾍ、::: ﾉ:::::ﾘ
Yyﾉﾉ ::::ﾉ...:ﾉ _ノ ヽ::::ﾙﾘﾉ
ﾘ::::::::( （ ●） （::( ………
. ﾊ::::::ﾊ ,, r‐ｧﾘ） )
） ) ）、 ￣くﾊ（
（,（.( ' ﾍ い ﾉ:::））
ノ/）` ヾ ｿ￣（( 、 【情報交換にはならないようだ…】
,' ﾉ Ｙ ヽ 【どうしよう…】
１
１
１
, ⌒ﾊ ﾊ⌒ 、
j:::::::::ヽ ,ﾍ^ ⌒ Ｙ ⌒ヽ/ .::::::::i
ﾉ:::::::::j（ﾉ ..::::....::::..:::: ::. .ヾ)':::::::::::i
Yyﾉ ﾉ :ﾉ...:ﾉ_ノ ヽ､ ::::::） ﾙﾘﾉ
ﾘ::::::(（ ●） (●) ::（ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
. ﾊ::::⊂⊃ ､_,: ⊂⊃ﾘ） | し、仕方ないでしょ！まだ前半なんだから、隠れる奴らが多くて当然なの！ |
） ) ）、 ノくﾊ（ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
（,（.( ' ﾍ い ﾉ:::））
⊂⌒ヽ ）` ヾ ｿ￣（ ヽ /⌒つ うん、仕方ないわ。仕方ない。
＼ ｖ ﾉ Ｙ ヽ ｖ /
, -―‐- 、
､＿＿_,r: : v:´: : : : : : : : : : : : : v: :ヽ＿＿_,
V/////У; -:―:-: : :-:―:- :､: ヽ//////
＼///ﾑｲ: : : : : : : v: : : : : : : ヽ: ∨///
<777/: /: : : : : ;ﾊ;,;ﾊ: : : : : : : :.V777>
入/ｲ:./: :/: : :ｌ:{ i: !: : : ﾄ: : :Ⅳ/〈
Vノ:{: l: ;ｲ:ｌ: : :|:l |:.|: :|: :|: :|:.!:ﾄvﾑ〉
|: :ｌ;ﾊ:ﾄl:ﾊ: : l:! |;ﾊ: ﾄ;ﾑ: :!:|: : : !
|: : fﾍ|￣いﾉト 斗七_厂ﾚ1ﾊ: : :|
,ﾊ: :.ﾄ と一 ｰ 一つﾙ 1: : |
r≦/: : : j个､//// ////ムｲ:j: : :｢≧､
{///,ﾍ: : : : :ﾚ///＞､ ⌒ , ＜/////: : ://////}
V////＞､: : ＼/////77//////／: ／//////!
V//////ﾊ: : : ヽ////∩////f´: ;ｲ////////j
}/////∧}: : : }:.）//.0l !0///{: : : |ﾑ//////〈
|////ﾑ-〈: : :ﾉｲ/⊂ﾆ ﾆ⊃/ﾊ; : {l////////}
|///くｨーﾍ:〃/////,l ｌ//////ヽ:}////////|
|///くィー V,//////∪///////ﾘ!////////!
〉////｀7ｧ､ }ゝ､//ム/ゝ/////ノ |//ﾑ- ―- っ
!////／/^ｨｱ777/////777777i{/7,| ￣二)
|//〃////////////////////ﾑ!/ﾊ ｝
V// /////////////////////o/o∧ ―一,ﾉ
｀ ＜////////////ﾑﾑ-=一 ﾆ7777/////}
}/｀ ー 一 ´￣ ｀Ｙ´ ￣ ｀ ー一'
/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::!::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ{
. /::::::〉:::::::::::::::::::::::::::::::}:::::::::::::::::::::::::::::::〈::::::.
;::::::/:::::::::::::::::::::::::::::::::i!:::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ::::i
. l:::::;'::::::::::::::::::::::::::::::::::∧:::::::::::::::::::::::::::::::::::',:::l
. ﾄ,::|:::::::::::::::::::::::::::::::/::::!::::＼:::::::::::::::::::::::::::::ﾚ'!
､';i!::::::::::::::::::::::::::::ﾑ:::人::::::::ヽ:::::::::::::::::::::::::!ﾉ
、 , _ /＼
l.:.:＼ /、.:＼ / ﾍ.:.:＼ ／!
|.:.:.:.:V/..＞.:.:.:.:/-.ﾑ.:.:.:.:＼＿ ／.:.:.:.:i
／".:ム/.:.:、.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ ｀`ヽ /.:.:.:.:.:.:.:.:l
〈.:.:.:／.:.:.:.:i.:.:.:Y=-,,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V.:.:.:._Vlヽ.:.:.:.:.:.:.:.:!
V.:.:从.:.:.:l.:.:.:,ﾍ.::.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:V.:.:.:.:.:.:! i ', .:.:.:.:└‐- ,
／.:.:/.:i.:.:.:.|.:.:.:|| ＼.:.:ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.:.:ﾉ.:iｲ､:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i
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l.:.:.:.:i.:.:.:.:l.:.:.:∧.:.:|l V:.:ﾊ:.:.:.:.:.:.:l.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:i.:.:.:l..:.:.:.:.:.:.:.:l
!.:.:.:.:|.:.:.:.:!.:.:i !|.:.:li ﾏ:i l:∧.:.:.:.:i.:.:.:.:.:.:.:.:l/! V|:.:.:.:.:!.:.:!'
l.:.:.:.:i.:.:.:.:＼|ー-､:. i! , ﾑ‐ﾅｱ〒.:.:.:.:.:.:.:.:.:i.:.:l.:.:.:.:V:.:.:.:.:y' そんじゃあそっちが情報を見つけ次第、交換としましょうか。
|.:.:.:.:刈.:.:.:.:l ﾃ=ﾊi＼! ,ｨテ=ミ」.:.:.:.:.:.:|.:.:.:|.:.:.:.:.:.:|.:..::.:.:i
l.:ﾊ.:.:.:＼＼ i 弋;! 弋忝!ﾘ.:.:.:.:.:.:.:ﾊ.:.:|ﾊ.:.:.:.:i.:.:.:.:.:i f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ﾘ 〉.:.:.:ヽ.:.:.:.ゝ"｀ , `‐'/／i.:.:.:.:/ノ、| |.:.:.:.:ヽ.:.:.:.:i | 分かったわよ！こうなったら意地でも見つけてやるっての！ |
／.:_,ゝ、.:!l 人 " / ﾘ|/.:.:.:/゛ i.:.:.:.:.:!.:.:.:八 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
／.:, '/, ' ＼/ .|＼ ` -‐' ,./イ.:.:.:.:ﾘ/| ヽ.:.:.:.:|＼.:.:.:.:ヽ
/／ // ﾉ.:.:ﾘlヽ､ _ /" /.:.:.:.:/.:.:i ',.:.:.:.:! ＼.:.:.:! えぇ、楽しみにしてるわ。でもうっかりには気を付けなさいよね。
ヽ i ／.:.:,.ｲ.:.:/ﾊ「￣ / /ﾉ 人.:.:.:(.:.:.:.:| ',.:.:.:| ヽ.:.:i
／.:.:／,-| /f.ノ ／.:.:/ i.:.:.:ﾊ.:.:.:! ) ,! ', ! 凛は、肝心なときにやらかす悪癖が染み付いてるんだから。
/.:.:, '⌒f | .| |ヽ ／.:.:.:.:/ ／ ! i ', 人 /ノ )'
/〃' |:::::|｀! lニ三＿／ ／:::::::/＼.|｀ヽ) / ／'
i∧/ |::::/／Ⅵ ,へ、 !::::::::〈 i.| ヽ ( "
| / ﾉ::.":::::::::l /:::::::ヽ /:::::::::::/ " ',
,/ ／::::::::::::::::::::Y:::::::::::::::∨:::::::::/ 入 i
／ /:::::::::::::::::::::::::/:::::::::::::::::::::::::::::( .∧ ',
／ /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ./.:.:.', i
ヽ:::/ ／::::::/_,,... -‐‐‐- ､ _
>! l:::::シ´ _,. -‐ ''"￣｀ ｀ヽ、
／;' ...!::::::ヽ、´ , ヽ ｀ヽ、
く::::::! . .:::|____r' / ／ ／ ﾊィ⌒ヾ、
>::! : ::::l::::::l / ///､,ｨ' /! /､,,:;!i ヽ
ヽi : ::::ﾚ'ヽ/ l/_L/,_ﾄ/ ! ,ｲ l l:l: ,｀､‐-､ 忠告ありがとう。もちろん、その辺は気を付けるつもりよ。
l : ::::l l 〉' '｀７-ヽ.｀iＸ !| / , ;i. i:.. l::::::::>
| : ::l ( ｀ヾ;シ^' __,ノ_ノ/::! , l::::レ'´ ミイラ取りがミイラになる…なんて戦争じゃ洒落にならないし。
l :.: :::し, ´ｨ=z､_7／//:::/!
l: :: ::::::!i ､ ゞ-',.゛イ〃:／::l そんじゃあまた…f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
! :::. ::::| ヽ、 _ ...._ ´ / i :l ::!￣´ | 済まない、ちょっと待って貰いたい |
/ l :: .::::| ＼ ｀ ｰ ' , ｲ | .| :| ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/ / : ::::::| ＼ ,. イ::::| l .l ::!
/ / .: :::「丁!‐‐‐「!￣￣｀!::::::l:::i:::..: l .l ::l
/ .:/ ::: :::| l l l l _,,,_l:::::::リ::: / i:::l
/ ..:::/ :: ____,;;ｼ'_//,___ l_l／ ............´ ／ /::::l
/ .:::∠,-r--r-|----ｧ ﾊ r-､｀ヾ .:' .............／／ヽ::::i、
／ ／ l L二／／ l ! l＼ ＼ ...:':;: -‐‐‐ '´ ｀、ヽ
／ i 丿 ／／ ,,.l l- l ヽ／ ::::/ ∧ i
l／ ／ く／ ヽ／ l l | ! ::::| / l !
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_..,.,.,.､､､,.,.,_ _,／´￣｀ヽ､
,.:.´:.:.:.:,:.:.:.:.:.ヾ:.:/｀:.､ ）
,:´:.:,:.:.:／:.:.:.:.:.:.:.:.:;.:.:.:.:.:｀:.
,':.:.:./:.:/:.:.:.:.:.:;i:.:.:.:.:.li:.'; 囗 ﾛ 。
,':.:.:.:,!:.:.!i:.:.:.:.:.,','!.:.:.:.:.|!:.:',:.: ロ [] ﾛ 。
!:.:.l:.i:.:.iｌ:.:.:.:.///|:.:.:./ l:.:i!:.:.!i:. ﾛ ロ ﾛ ﾛ
l.:.:!:.l:.:.|ﾚ'／i/i/:|// |:.l!:./!:. 囗ﾛ [] [] ﾛ
'i;:i;;|:.:.>≧ｔｒミｲ'i/ i/メﾉｿﾉ [] ﾛ 囗 [] ﾛ
（｀|:.:ヾ辻.j ヽ ｲj夕ﾞｿ:.:| □ □ [] ﾛ
ゞ|:.:.i|´￣ 弋ｿﾞ/:.:.i! 囗 [] ﾛ []
/∧|!:.i| ' /l|:.:.i! [] ロ [] 。 。
//:.::.i:|!:l|＼ ´￣ ／ |!.:i:! 囗 ┌┐[] ﾛ ﾛ
＿＿＿ ,_/∨/',|!:|!＝==､- :i.､ l!.:!i 囗└┘ [] ロ その前に、余は…凛、お主と話がしたい。
ﾉ爪川川从川ニ二升;',;|!;;;;;;;≧O≦i ＿|!/＿＿＿ 囗 ﾛ ﾛ
/ /:::::::::::::::::::::::::::::::::',::::,／ ｀ヽ爪川川从ﾍ □ [] ﾛ 。
｛ {:::::::::::::::::::::::::::::::::':,::::/ ヾ ヽ:::::::::::::::::::::: 囗ﾛ 。
i !:::::::::::::::::::::;;;;;;;::::;;;;;,′ｰ ―--ヽ,/ -ー- -ﾍ::::::::::::::::::::::::: ロ ﾛ
ﾍ!;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;,′ i ﾍ:::::::::::::::::::::: ┌┐ 。
ソ:;:;:;:;:;:;:;:;:;::;:;;;;;;;;;;i , !:::::::::::::::::::: └┘ﾛ
/;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;;:;;;;;;;;;;;,'､.: : : : : 人 ,':::::::::::::::::::: 囗ﾛ
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r‐- ､ ∠¨ ＼
_,.斗ｆ＿:.:.:.:.:｀¨￣¨'・‐．=‐／､:.:.:.:.:.∧
ｨ⌒ /⌒`:.:.:ム l冖‐-＜:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: >､ ':‐┐
|:.:.:./ :. 「￣:.:.:.:.:.:‐-:.:.:.:.:.: ヽ:.:.:.:.:.: ＼:. /:. ∧:.:. !|
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ヽ/／/:.:/:.:.:.: 〈ｲ!ヽ、:.:.＼:.:';:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:＼/: :|:.:.:. |
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/:.:. |:.:.:.:.:|:.:.:.:.:|. :| jヽ!:.:..| .:|＿:. |:.:. |:.:.:.:.:.|: :!:.:.:. ヽ
|:.:.:.:|:.:.:.:.:|､:.:.. |. :| | /ﾚ'´|_/_｀}ﾟ:_|!八:.:.:.:ｲ|/}:＼:.:. ＼ ちょっとセイバー！？
|:.:.:.:..＼:.:.| Y,人 | |/ rテ歹以､|:.:.:|:. ﾒ: | |｝.∧:::.:|¨＼､
ｉ:.:.|::.:.:.:.:＼ irテ气､ { )ﾘ彳}し/ﾙﾄ､|ｿ |ﾚ' ＼| ） ここで実体化とかスケジュールにないわよ！
|:./::!:.:.:＼{ﾏ〈 込ヽ 弋ツ ﾚ'ｉ! / }:.:./| ）
,' |/_ﾍ:.:.: | ｷ 弋ﾂ , u'' |/ _ノ:./:.{ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
i!.ヽ /'ヽ|Ｖﾊ ム¨|:.:.:.:. :.| | …唐突で済まないと思っている奏者よ。 |
./ /}:/::∧ (. ヽ ∠i:/人 i|:. ト | だが余は、凛にどうしても確認しなければならないことがある。 |
. / / }:. :|.: :> {/:./:.:.: ）|:. :.｛ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
. /¨¨＾⌒,' / /::ｲ:|.:/ .:.:|::`:..r ‐ '´ 八/|:〈::. |:|:.:.:.:|
/ｲ ノ}ﾉ丿 {r‐'.⌒):::/ :./／/ j / ',:|:.:. !:.:.:.人
| ｀ヽ¨ '´ ／¨:::/‐::／-ｷ￣ ／ 〉:.:.|:.:.ヘ、ヽ
｝ ' ノ:: /¨/ ノ /∧ ,－ /|:.:./之－- ）
k＞＜._ <} /（/ ,〃 ＼ / |/〉 |: ヽ （
｝/// ￣¨`〉{ ∨/ ＼ ', ／ |∧ ', ｝」
}// ., ∧! ム＞ ＼〉､..／ ／ l !ヽ、
ｷ / | :/ ＞'ﾟ ｲ》_＿／ ﾍｉ/ ヽ
∧ / |i: | / ヽ、 ﾏ ＼
ヽ///:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:ﾄ/////ﾉ:.:.:.:/:.:.:.:/:.:./:.:.:.:.:.:/l.ﾍ:.:.:.:.:.:.:.::.:ヽ.-='//丿
. ヾ/l:.:.:.:.:.:/: /:.:.:.:ゝ=≧':.:.:.:.:./:.:.:.:/:.:./:.:.::/:./、 ,, l:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ////
ゝ|:|:.:.:./:.:/:.:.:.://///≧ｭ:/:.:.:.:/:.:./:.:.:./:./ |:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:ヽ/ソ
.///|:|:.:.:.|:.:.|:.:.:.://////／.:l:.i:.:./l:.:/l:.:.:/l:.f |:i:.:.:|:.:.:.:i:.:.:.:ヽ'
///.|:|:.:.:.|:.:.|:.:.:ん////ﾉﾄ:./|:.|夭爻刈/､|.:| |:|:.:.:|:.:.:.:|:.:.i:.:.}
んｿ.|:|:.:.:.|:.:.|:.:.:.:.ん∨':.:.| ﾘ从-ﾃ=ミﾘi!刄`ｰ ﾉﾘ:.:.:|:.:.:.:|:.:.}:.:.}ヽ、
｀´|:|:.:.:.|:.:.|:.:.:.:.:.:.|!ミ.ヾ|. 〈 んﾊiJ ﾐ｀ ヾ| ,ﾒ=ﾃ从!:.:.ﾉ:.ﾉ:.:.:|=' (…アーチャー、戦意は？)
ﾉ:|!:.:.:|.:.:|!:.:.:.:.: トﾐ 乂ﾐ ﾇ ﾉ/ ノ沙 ､ソノ.:.ｲ´l:.ﾉ
.{:.:| :.:.:|:.:.:|! .:.:.:.:| ヽ ￣ {ﾘiﾘ/.::.／:.| ｿ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
/:.:!|:.:.:.:|:.:.:.|!:.:.:.:.|-〈 ヽ ヾ_' .:.:..:.:.:.ﾉ | (一切合切ない。この者、本当にマスターと話をするために出てきたようだ) |
./:.:.:.:|.:.:.:.:|:.:.:.|!:.:.:.:| ! / l:.:|:.:.:.l ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
:.:.:.:.,ｲ:.:.:.:.:|:.:.:.|!:.:.:.ﾄ-ﾑ ﾑ:.|:.:.ﾉ
:.:.:/:!|:.:.:.:.:.:|:.:.:.|!.:.:.|!:.:.:|ヽ ' -｀ ..:|:.:.:|:.:| やらない子、これは予定してないのね？
:./:.:.!|:.:.:.:.:.:ヽ:.:.ミｭ.|!.:.:| ヽ .::.:.:.:|:.:.:.|:.|
:.:.:.:.:!|:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.ム}.:.} ..::.:.:.ﾄ.:.:|.:.:.:.|ﾉ 敵対とかそういうつもりはないのね？
.:.:.:.:.!|:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:.:ムﾉ＿ ミｭ、 ,.::.:.:.:.:.:.|.:.:.|.:.:.:.|| ＼___人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__人__ _／
廴.:.:.ヽ. .:.:.:.:.:.:.:.:.:＼.ム ￣ ｀ヽr'.¨:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:.:.ヾ:.:.:.∨ ≫ ≪
. ｀ ヾ、ミｪ､.:.:.:.:.:.:.:＼:.ヽ Y.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ.:.:.:ヾ:.:.∨ ≫ ないない！凛相手なら真正面から敵意ぶつけるし！ ≪
ヾ、.:.:.ヾ:.:.:.:.:.:.:.＼.:ヽ. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.＼.: Y:.:∨ ≫ ≪
ヾ.:.:.:.:.Y:.:.:.:.:.:.:.:ヽ.:.} 人＿:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヾ|:.:.:.:} ／⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y⌒Y ＼
}:.:.:. |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.| ￣￣￣ ヽ:.:.:.:.|
ﾄ､ / /:.:.｀ん/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ん/:.:.:.:.:.:.:.|
） ﾉ ∨l /:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾉ
|:ﾘ:.:.:.|: | ノ:.:.::.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡:.:.:.:.:.:.:.:.:/
|:{.:.:.:.∨ヽ .,;;z=≦ﾆﾆ≧=≦´:._:.:.:彡´:.:.:.:.:.:.:.:.:ｲ
叉==ﾆミﾐ≧ｭ.._ __ ,ィ彡/:.:.:.:.:.:≦彡:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡´:.:.:.:ノ:.:l …良いわ。その話、受けるわ。
γ´ ゝ-=≧ｭ:.:.:.:..:｀:´:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:／:;;..:≦:.:.:.:.:.::.:.__.:.;.:.:.:.:.:ｨ-イ:.:.:.ﾉ
{ ｨ彡:.:.:.:.:.-=--ｭ、:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:X:.:.:.ﾘ:.:-=ーラテ.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:} f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
.イ:.:.:.γ´=-‐:.:.:.:.:.:.:.ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.;イ:.:.:.:.:.:.:ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:/ | 感謝する。…だが、奏者よ。 |
,r'ﾆ=‐-ノ乂-==≧-:.:.:.:.:.:.:.ヽﾐ≧=:|:./:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:: /≧- | 再び謝罪を、お主には先に学校に向かって貰いたい。 |
ﾘ´ ｀￣ ﾞ`ヾ:.:.:.:.:.:.:ヽ、:.:.ヽ:.:.:..=≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:./: : : : : 冫 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
ノ:.ヽ:.:.:.:.:.:.:又:.ﾞ.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.ノ: : : : : :/: : :l
弋ミ=--≦´:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧´:.:.:.:.:.:.:.::/: : :l : : ./: : :.::| (……あー、もしかしたら聞きたいことって)
｀廴:.:.::.:.:.:.:.:;:≧-'..ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:≧==≦´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ: : : : l: :./: : ヽ: |
γ=ﾆ≧;.:.ヽ:.:.:.:.´:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.＞.´: : : : :ヽ: : : : :ヽ: : : :.:.}
｀≧=‐-‐=≦´ ｀≧=‐-‐=ﾄ´: /: : : : : : : : ヽ: : : | : : : : |
|: : : : ::| ∨: : : : : : : : : : :.ヽ:.:|: : : : ::|
|: : : : ::| /: ; ; ;≦; ; ; : : : : :.ヽ| : : : : |
|: : : : :.| }: ´: : : :.:｀. .ー=- : : :| : : : : |
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| …やらない子、悪いけど先に学校行っててもらえる？ |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
_,.-、 ＿＿ _,/⌒ 、
／::::::::::＼,.-''::r丶:／ヽ::::::::::::ﾍ
／:::::::::::ｲ::::::::::r'´::::::::::::::::::::ヽﾊ::::::ﾍ
/:::::::::::::::::::::::ノ::::::::::::::/:::`:::::::::::∧:::::::::ヽ
ヽ::::::::::::::::.,":::::/i:::|ヾ |l::::|ヽﾍ::::::ヽ::::ﾍ/ えっ
)::::::::::/,::::::::/|/...|:::| |/ |/ﾒヽ|::∨|::::::〉 （_
／:::::,.イ:|:::::::/ |!￣∨ ‐゛'.|∨::|:::/ （__ わ、私を省いて何を愉しそうなことをするつもりなのよ！
（::::::::ヽ ∨::::::| （ ●） （●）|::::|::::＼ ／
＼::::::::) ｲ::ｌ|:j ′ u.|:::::| ）::/ > パーティゲームには、ちゃんと私を交ぜなさい！
〉" ∨::| ／＼ /::::/ ヾ( （
∨|＼,' ＼／ ,/| :/
）ヽ:|:〈:｀'. r‐┬‐ '/:::::|〉:)
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| もし不安なら、私のサーヴァントを話が終わるまで変わりに護衛にして良い。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
＿__
,、 , .ィ"´: : : : : : : ヽ、 ｨﾍ
＿{/Y ／: : : : :{"''ﾍ: : ヽヾ//}
ゞ≧イ: |: {＿i_;| }ﾅ‐ } ﾘ/｀⌒ヽ
イ: : : :ハ:!: ヽ: ヽ! ﾘﾍ/: }: : : : : : } _
ィﾍ: : : : } l : :ｱ「7了 「T了、 : ヽ : ﾘ / ﾉﾍ
ヽ: }: : : / {: } ｲ乂ｿ 乂ｿ: :ﾊ: : /: / {ハ｀/-,
ﾉ/: : :ｲヽﾍ: 八u , 、 ノ: {: : :/:ｲ _! } つ マジっすか
/: : : : ; :}:): : }: :}＞￣r< {_|: ヽ: {: :{ ｲ 〈 ﾉ ﾉ
. {: : : : 〈://: :ィ: ∧ ヽr=ﾍ: : ハ: : ヽ ／ ∨ヽ人 f´￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ヽ : : }: !r＜ゞﾊ{; 「 ﾍ ﾘ{ハ/､／ ∨_フ | マジ。大マジよ。 |
ヽﾊ/ ヽ |―― } / ／{ ノ ヽ＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
. / ∨ | .| ｲ ／/ ´
. }ヽ ７ }∨ ヽ ! / }ヽ、 ／
〃 ｀￣j ∨ ', ﾘ / } ｀¨´
/ 〃 ト ､}∨/」 /
ﾉ} ￣7|ヾ ,
／/ / 」 ﾉ }
｀||ﾘ '
【1：護衛サーヴァントは宜しく頼む 2：そんじゃあ、私先に学校行ってるから(掠れ声 3：いやいや！私、ここに残るわ！ 4：自由 下3】
１
１
１
2
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| …護衛サーヴァントちゃんはお願いします。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
.,、
//.＼
//＼ , - ==イ ⌒ ヽ l
///, '::::,-////// Y::::::::::::::::ヽﾄ.
, ソ|//::::::::ヾヽ///////l. ::.. .:::::. ::ヽ/
ソ´フ::::ヽ::ヽ:::ヽ::::＼///´∧:＼::::...: ::.＼
／///:/::::＼ヽ::＼::＼:∠//ﾉ ∧::: ＼;;;:::::::::＼
.￣＼/l |:::|:;;;;.l´｀ヽ＼ ＼＼ヽ｀T弋´ Y;;;;＼ヽ:::::::::l:l
//.|;.|:;;|;:;.;;ﾄ、 ﾚ ﾍ, -=ヤlﾘ ｨ j;;;;;;;;;|ヽ|:::::::::|:| はいはい。
/／|::|;:ヽ;;;;l- ﾘ 弋ｲ乂 リ / , ';;;;;;;;;| /:::::::::l;;|
ヾヽ;;＼弋z ｀´ ィｌ;;;;;;;;;;;| /.:::::::::.// そういう訳でちょっとの間だけ頼むわよ、アーチャー。
ヾ|;;ヽ;ヾﾗ l / .|;|;;;;;;;;;;;ﾚ:::::::::././
|;;;;;;|;;;;ﾍ ヽ __ .／ .|;|;;;;;;／:::::/:::// まぁ学校でドンパチやろう、だなんて馬鹿は居ないと思うから気軽にね。
|;:;;;.l;;;;;|;;;,＞ _ イ ,. ﾚ／.:::;;;／::::l/
/;;;;/;;;;;ﾘ;;;;;;;;;;;;, jr -=彡／::;;;;.／,::::／
/:::;:/;;;;;/l;;;;;;;;;;;;;j ,イ;;;;;;;／ , ＜;;;ヽ
. /:::::/;;;／ム::㌢´ ,イ;;;;;;;.ィ＜´ ｀ ヽ、＼
...／::／／ '´ イ;;;彡'´ ヽ;;;;;ヽ 、
／::.／／/ ィ´;;;メ ／ lヾ、;;;;;｀ヽ 、
:::::/／ / ,' ／;;:;;;;/ ｲ ／ |;;:::＼` マ;;;｀ヽ、
.／ ノi .ｙ／:::;;;;;;;/ i.,／ ト、;::::ヽ、｀ヽ;;;;;::ヽ、
／::::ﾊ.,'.f::::::::;;;;;〈 / ./;;;;;ヾ;;::.l;::Y .〉;;;;ﾄ., ;;
..／::::;;./ ,' ﾏ; :::...::::.ヽ、 / /;;;;;;;;;;;|;;/;;:.ﾉ /;;;;;ﾉノ;/
'::;;;／;/. i 弋;;;;;;;;;;;;;;` ｰ=ﾆﾅ=-..、 /;;;;;;;;;;;;;;|/;;;:/ ';;l／´;.ノ
イ::;;;;;l ヽ ｀ ヾﾐ;;;;;;;;;:::::::.ミヾミ≧ｰ /;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ;;;;/;;;;;;;;;;;／
::;;;;;;;/. ﾑ ヾ∧:::::ﾉ .｀ﾘ /;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;∧;;/;;;;/
イ´/ 、 ﾑ __ ,, r‐‐,ｲ ,ﾉ::/ ﾉ ∧;;;;;;::::::イ::;;:/ ヽ,;;;ﾚ
;;;;;/ ｀ `´ ./／;;;;;ﾄ、 / ヽY;;/´.〈::;;::f. 〉'
;;;/ /人::_:ミﾐﾆ=' / r';;| ∨::;ﾍ
,.ﾍ-v
_ｘ＜_,、（
_ -:―一:'´ : : ／:ド7
'. え=-､: : : : : : : -‐: : : : : : : : : : 囗 ﾛ 。
. ﾏ ;. ;＞'´: : : : : : : : : : : : : : : : : ロ [] ﾛ 。
∨';／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ＼: ﾛ ロ ﾛ ﾛ
∨ / : : : : : /: : : : : : : : : : : : : : : : 囗ﾛ [] [] ﾛ
ﾊ/: : : : : : ,': : : : : : : : : : : : : :ヽ : : [] ﾛ 囗 [] ﾛ
. | l.: : : : : : :l: : : : :/ : : : j: : : : : :}: : :.|: □ □ [] ﾛ
| l:/|: : : : : |: { / :{: : {: :ハ: }: :j小 ｌ: |: 囗 [] ﾛ [] ………解せぬ。
l.:|:l |: : : : : |: l {_从: :ﾊ:{ j仏斗≦k |: : : : [] ロ [] 。 。
. |: l ! | : : : : :Vﾚぅﾃ≧ｰ ´込zｿｲｉ: : :囗 ┌┐[] ﾛ ﾛ
l: :ﾚ: | : : : : :.|ﾍ 込zｿ ::::.::: ﾘ : : : 囗└┘ [] ロ
. l: : : :│ : : : : |、 :::::::.: :j /: : : : : 囗 ﾛ ﾛ
|: : : : :|.: : : : :.:|丶 - ‐ ,.': : : : : : □ [] ﾛ 。
| : : : : l : : : : : 〈::::介:､_ ´ ／/: : : : :/:::: 囗ﾛ 。
. |: : : : :∧ : : : : : Ⅵ｢/∧＞ -＜／: : : : :/::::: :::: ロ ﾛ |
. |: : : : :.:い : : : : : :Ⅵ| Ｌ、 _ /: : : : /::::::/::::: ┌┐ 。
|: : : : :.〈∧:ｌ: : : : : |》| l ヽ_ '´__/: : : : /:::／::::::::└┘ﾛ
|: : : : : :{::::|:l: : : : :ｌ:|ヾ{{=气==''/: : : :.:,'〃::::::::::::: 囗ﾛ :|
. | : : : : : l::::ﾚ!: : : : l/ 弋不勺 l: : : !: :|:{／:::::::::::/￣￣
【直後アーチャーからやらない子への感情判定】
1～4：本当に護衛だけな
5～9：普通に仲良し
よよよい
.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ヽ:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
.:.: |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.八:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,ﾍ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.i:.:.:.:.:.:.:.:.ﾉ
.:.八 .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. / ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. / |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ﾘ:.:.:.:.:.／
（:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: / ＼:.:.:.:.:.:.:.:/｀ヽ!:.:.:.:.:.:.:.:.:. /、:.:.Y
.:.ヽ :.: ＼ :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. ＼:/ ＼:.:.:.:/:::} |＿∧:.:.:.:./ 八:.:.i
.:.:.:.） .:.:.: ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.: l＼ ）'/;:::::l ｢￣:.∧:.:/./´ ﾊﾉ
.／ :.:.:.:.:.:.:.: ＼:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. i!:.:.:| ＼ / !::ij .ﾉ:.:.:/ ,∨/ /＼
.:.: ＼ :.:.:.:.:.:.:.:. ＼ :.:.:.:.:.: /i:.:.ﾉ ＼, /i ﾉ::/ ∨ / _/ /:.:.:., -, ―――ナイス獣耳！
＼:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.: ＼ :. ,.ﾍ=≠≡＝ミﾐ ﾋ彡'＿＿l / /:. ／／:.＼
＼:.:.）＼ :.:.: ＼:.:. Y ＿＿＿ ヽ （:::::::::::::ﾉ ヽ /／／:.:.: ＼:.ヽ 良いわ、全然アリよ！
）' :ﾊ:.:.:.:.:.:.）.:.:l＿（:::::::::::::::r‐ 、 ￣ ／ ／ ＼:.:.:.:.:.:):.:.i
. /:.:i:.:.:.:.:.:.:.:. ﾉ ｀ ､￣￣ヽ､ i _, ／ ／ ∧ ヽ:.:.:.:.:.ﾉ そんじゃあ凛、セイバーを頼んだわよ！
/:.:人:.:.:.:.:／ ヽ＿＿ ￣￣ ,.ィ ／ /:.:.} ）:／
. ムｲ:.: ,＼（ } 厂￣ { i ／:.:从 （´
|:.:/ ヾ / ＼ /／ ∧ {:.:／
. ﾉ/ / ｀ / ∧ ヾ
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| こ、こら！気軽に耳を…！ |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| 良いではないか良いではないか |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
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| | | | | | | | | .／ /
| | | | .| | | | ／ / / /
| | | | .| | | | l／ｌ/ ｌ /
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|ﾉ ､.| .| ､| |ﾉ ､.| .| ､| 「ｌ /7
ﾉ_＿＿__,ゝ ｿ_＿＿ゝ ﾉ_＿＿__,ゝ ｿ_＿＿ゝ 「l |」 //
_ノﾞ￣⌒＾⌒} .{ ⌒＾⌒} _ノﾞ￣⌒＾⌒} .{ ⌒＾⌒} |」 .//
'ﾆ＝==⊂⊃=｝ {=⊂⊃=｝ 'ﾆ＝==⊂⊃=｝ {=⊂⊃=｝ 〈/
_ lヽ 、 , ,
i ヽ, J____ヽノ ｌソ
l、 ｒ;;;;;;;;;;;;;ﾍ´ソソ、
, -::..´;;;;;;;;;ゝ|;;;;;i;;;;;;;|:::i;:::::::::::.,
./:;:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/ .|;;;;;;|;;;;;;|:::|;;;;:::::::::.,
.l:::::::::::::::::::::::〈;;;;;;|;;;i;;|;;;;;|;:::|;;;;:::::::::::,
|;;/;;;i;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ;;;;;|;;|;;|;;;;;|;;::|;;;;;::::::::::, って、普通にアーチャーが追い付かれそうになってるし…。
|;;i;;;;;|::::;;::;;:::i;::|;;;;;;ﾚ|;;;!;;;;|;;;;|;;;;;:::::i::::,
ヾヾ;;N;;;i ;;;;:|ヾ|;;;;;;;;|;;;;;;;;|;;;;|;;;;::::::|::::., …アーチャーが護衛の為に近寄りざるを得ないのを考えても十分おかしい。
ヾﾍ;;|ヾリ .ﾘヽ;;;|;;;i;;;;;!;;;|;;;;;;;:::::l::::.,
｀ l 〉;;|;i;;|;;;;;;;;|;;;;;;;;::::|::::., 相変わらずの化け物ねアイツ。仲も良さ気だし。
. |. ヾl;;|;;l;;;;;;;;|;;;;;;;;::::i:::::ﾐ,
、 l;;;l;;::ヾ;;j;;;;;;;;;;i;l;:::::::ﾐ,
ｆ;;;;;;;;;;;l l´ ﾍ /ヾ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヾ::::::::::ミﾐ
/￣ /￣ｊ L ﾉ日ﾍヾ;;;;;;;;;;;;;イ ￣ ｀;;;;;;ソ
人たらしめ
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| ま、これなら心配なさそうね。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
|ヽ///////:/::::::::/:::::::::::::;:::::;:::∧/ヽ:::::::::::::::::;:::::;;;::::;;;l////ヽ/ソ::;;;|
|::／//////::i:::::/::::/:::::::/::::/::l l::;;:::::::;::::::;;::::;;;:::;;;;|/ヾ////ヽ:;;;|
|//////.l:/:;;;|:/;::::;;l:::;;;;;l::;;;|::;;l .|:;;;::::::i;;::::;;;;;::;;;;::;;;|//ヾ////ヽ;;|
|ヾ/////|;::;;;;|';;i:::;;;l:::;;;;;|::;;;|::;;| |:;i;;;:;;:|;;;;;::;;;;::;;;;;;;l///////ノ;;;;;|
|:::::::l///.|;;::;;;|;;;||:;;/|:;;|;;l::;;;||;;;| |;;||;;;;;:||;;i;;;i.|;;;;;;;;;|////ソ:::::::::;;;|
|:::::::ヾ//.l;;;;;;ii;;| リ 乂川リ l;;| リ|:;ﾄ从ﾘﾘ大;;;;;;;|//ソ:::;|:::::::::;;;|
|:::::::::;;;;;;;;;;ヾヽ;;j.ヾ、lヾソﾘ ﾘ fリンﾊ // |/;;::::::::|:::::::::;;;| …それでセイバー、話ってなに？
|:::::::::;;;;;;;;;;;;;ヽ ハ 乂 ソ 弋 乂 l /;;;;;::::::;;|:::::::::;;;;|
|:::::::::;;;;::;;;;;;;;;;;;ヽﾊ ./.ノ;;;;;;;;;:::::::|:::::::::::;;;| って言ったって、大体は予想は付くけど
|:::::::::;;:::;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;:ヽ l .ｲ;;;;;:;;;;;;;;;;;;;::/;;|::::::::;;:::;;| f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
|:::::::::;;;;::;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;::;;;;＼ - - ／;;;;:;;;;;;:;;;;;;;;;;;/;;;;|::::::::;;::::;;| | 余の奏者の家についてだ。 |
|:::::::::;;:;:;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;::;;;;;;;;;;l.ヽ、 イ;;;:;;;;;;:;;;;;;;:;;;;;;;;/;;;;/:;::::::;;;::::;;;| ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
|:::::::::;;;;::;;;;;;;;;;:;;:;;;;;;;;:／: : : : : : : : : : : : : : :.＼;;;:;:;;;;;;:;:/;;;;/::/:::::::;;;;;:::;/|
|::::::::;;;;;::;;;;;;-- '￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ￣｀ /;;;;/::/::::::::;;;;;;::/;;.|
-─‐- 、
-‐ ⌒ ＜
／ ｧ ､ 、_ ﾉ
-‐ ｧ ／/ ＼ ＼｀ヽ
／ ／ .′/ ｰ----‐
, ′i | ＼ ハ 優れた魔術師かつ、奏者との仲も友好的…
/ ｣{ｰｉ } l |ｉ ＼}
／ く赱ｧ| | ＼{ 八 i＼. 奏者のことについてならば、凛よお主ほど適している者は居ないと思ってな。
／イ | ｉ ￣│} _jL _{ l＼ {
|i | | │ }八 ＾f赱ｯ | ＼ {＼ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
八{ 个 { ＼{ | | ＼ | あれー？アンタの奏者って、衛宮家の… |
/ | ｉ圦 __ ′ }ﾉ i 八 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
/i |ﾉ ，、 ｀ /八 {＼ ＼
| |／: :i ＼ . ィ〔/. 、 ＼ ＼ ＼ 発破をかけるのはよい。奏者の容姿からして、衛宮家の…
{ | |: : : :| ＿ -‐_≦⌒八: : :.＼ ＼ ヽ ｰ
__ }八{: : ﾉ(-‐┐|r‐. ､|＼＼: : : : : 〉 }ハ …この国の魔術師ではないのは分かる。
-‐＜ﾌ´ｧt __ｰ- . ＿/: : :.│||: : : {⌒丶 ヽ:_／-─ｧ },八
∠／.// //7ｧ─ -＼: :.:│||: : :ﾉ>‐- _ ⌒＿__
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__r ｧ'´ ヽ. __ __ f⌒ヽ
ﾉ´>'´ ト、 ∧ ＜. .__ ﾊ ヽ
く / . l,..へﾉ ∧ ヽ ヽ / .ﾊ ',
/ / ヽ! iｌ___il _ __i ん、 ﾊ i
i i i i、 、 ＼___. ´il il_ __ l ﾄ、ﾚ' ﾘ l まぁ分かるわよねー。
l i i ! ヽ X´ヽ＼ ll il「 rYヾ ﾚ⌒ !
Ｎ ヽ. ヽ. ヽ.《ﾍrﾍ ﾘ 八r'㌦ﾉ } ﾉ l でも一つだけ外れてる部分があるわ。
＼ ＼ ＼ ヽ. kr〉 ´￣""ﾘく .l
. ＼ ＼ ＼ヽ"" ' / ﾊ l f´￣￣￣ ｀ヽ
} ハハ＼、,..,,.,.､｡ﾟ. , ' ／ ｌ ! | うん？ |
/´7 7´,. ´_ﾌ:::::::::::}＜. ´ / /ー 、 ヽ＿＿＿ 乂_
/ / /__ こ__ノ ヽ / /
. / //i / /7 i / アイツ外来じゃないわよ。
i / i .l / ＼ __//___ ! /
<ゝ.____ノ 〉.l ﾚ' / └ｧ ,.-- .lハj
i !ハ} ,' //
＿＿
,,ｭョ彡"￣￣ヾミ'ヽ
,,ｨ" ｀ヽ ヽ _..ｚー‐-ヾミヾー=ﾐ,、
ｨ" ,..ｨョー ´ ｀ヾヽ、 ｀ ヽユ',こヾ、
/ ／ ｀ ｀ヽ、ﾊ 丶
γ 〃, ﾉ ', ヽ ゞ‐、ﾞi
／ イ /ノ ', ', /ﾉ--ﾐ l
t __,ノイ´ ,.彳´. ', ', .i{｛仄｝ }^>ｭ─ｧ
｀ー―一´ノ ／ _,ｭ孑ゞ. / /. ', ﾊ弋辷ンjノ:::: ｀>
｀ナー─"´ ノ .l. / / ﾘ /::::/:::::::::ﾍ::::i- ゝ
／ / ﾉ / / /∧. ム:::/ｍｖｍｖ‐√
、＿＿_,ィ 孑 / / /. ,ｲ / 从 ,/ _,..ィ./ ', ! ｀´v´｀Vﾘ
彳 ノ ｨ' .∨ /‐-!ﾉ、 │孑‐''" rｬｮョｪｭ、 ', |_ ／ ﾘヽ,
! ｲ. ノ. _,,ｭ芹ミ、! ./ 孑 リ繊ミゝ ', |ri｀i//∧ヽ,
／ i／ ﾊ_ ｲ .仍ョ !/ 廴弋彡公 ,ｲ..|ヽﾘ∧∨∧, ……なに？
／ ／ / ﾄｉ廴込ﾜ 、 ｀ﾞ^^″.| / .!ｒレ'ﾉ.∨∧∨ ',
イ イ / .| | ', , ﾘ / . |xイ::::::| .∨∧ ', f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
、 イ イ .| /リ ', ヽ / ,ｨ .ﾘ ∧::::::| .∧∨ ／ | アイツあんな成りしてるけど、産まれは日本。 |
ゞﾆ二"ｭ__ィ´ .|/ ﾍ / ﾉ |/: : ',::::|. .∨／ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
＼ 宀r / ./ ./.!: : : : ﾘ ｀ﾞ~"
>x ﾞﾞ. ,.ク. ／／ .|: : : :/
／: : : :>.--イノ ／ ,,..孑彡: /
ヽミ、 ,、、 ｀ー--' ,,..孑" ,,孑"彡孑''" | ｀
ヽ,｀￣￣￣ﾍ. ＼ ヽ、 ｀--t'"´ .| ＿,....................＿＿
ヾ -ー ヽ ＼ ＼_＿＿＿,...ィ| | | イ二／二二二／ ／ヽ-一フ.
. 《ﾄ､, /:!:!:} .／: ／ . : :‘, :／ 、: :/:!:!:!:!:!:!:》'
'《::!:!:!:＼!:}/: ／ . : : :∨ : . ｀`ヽ:!:!:!:!:!:!:!》'
'《:!:!:!:!:!`:／ . : . : : : : : : : : . : . ＼:!:!:!》'
/'《:!:! ＜/ :/ . : / : :∧//^ﾍ: :i: : : . ＼ ＼》'
. /{ '《:!:!:!7 :/ ＼ / : : :{ }: | : : : . : . , ヽ
. /i:{. : '《:i.゜: / . : : :`'＜ :{ jＩ斗-‐|: : . : . .′
. ／:!:!{. : : :.{: j/ . : :/. :__/: ＞ ;:_」L.:｣: : : . :}≫x
`⌒ヾ}ｘ≪!:{:Y{ . : :/ 行芋ミ ｨ笊:灯〉: :| :}: :}!:!:!:》 はい、セイバーさん
. 《:!:!:!:!:!八,_ ∨〔 弋i沙 }=={ 弋沙' j〕 jノ 广¨¨
. i '⌒i:!:!:!:} 个:.__; ｀¨¨ , ¨”´/: : : :/ . :{ 突然ですが、根源とはご存知でしょうか？
. ｉ: {: : : . ⌒゜: | : ;小、 __ _ / : : : :/ . :‘,
. ::| ;{: : : . ＼,乂辷;ﾉ＞ ` ´ イ: :}ｉ : :/ . :} . :‘, f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
. /. :i|八: : : : . ＼ { _乂__ :〔,ﾉ ﾉ_:/. イ . : ,′. : ’, | あ、ああ。知っているぞ。 |
/: 八: ＼: : : : : . 丶、 ミＴ爪イ ,′ . : :′ . : : :ﾊ: ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
.′ ;ﾞ: :.｀'ｰ=ﾆ二.:.;,___ ｀ヽ、 : //: / . : : .:' . : :, . : : }:
. {: {: : : 〈 ｀'ー=ミ : . }ﾆ{ }ﾆﾆ7.′. : : :／ . :／.′. : 八
. 乂_,乂_ : : 〉 ',｀ヽ: . } } {: {. : : :／ . :／. :/ . :／ :)
｀: 〈 } }: . ﾉ } { ,乂／ ィ＾ヽ 厶イ
-――- ､ -―
／'ﾞ⌒ 'ﾞ´)ﾉ ｀ヽ
, , ,
／ { , ′
〃 / ! { ヽ ′ ,
ﾉ / ,斗-┼- ミ } ！ { }i
/rｧ'ﾞ i{ {＼{＼ ハ ! | }i 聖杯の知識の受け売りだが…
/ ′ γ⌒ { x笊示ミｘ }i
,′ ,} }{ { 〃 {し,ﾊ l ﾊ { ﾊ 万物の始まりにして終焉、この世の全てを記録し、この世の全てを作れる神の座…
{ | | |lﾊ八 { 乂ソ }/ ；^ヽ ,:: |
} | | | r笊ﾄヽ ; / } } ,:::: | お主ら魔術師が、目指すモノであろう？
八 | | |:, ゞ} // /_,ノ ノ ::: |
/ ﾊrﾍﾊ:， 〈 __ / ' /,､,､ rf:::}i::::::: | f´￣￣￣￣￣ ｀ヽ
} }i 圦 ´ , / /ﾊlﾉ::八::::: | | はいご名答。 |
八} 介 ノ_八 /x'ﾞ´”^i{'^´ 厂｢ ヽ＿＿＿＿＿ 乂_
/ } ／}ﾉ `ー=ﾆｱ )/::::::::::::::人___ /:::/^ｰ=
ノ ｲ ! :::::::::: }ｱ'ﾞ /:::/ 〕
/^ｰｧｒ=ﾆ二 ＿} | :::::: ／'＾ｰ/:::/…ｧ‐zｧ=rく
厂””¨ﾌ 7^７^｢ ｝/} |__／::::::::::/:: / / / ; }ﾊ
ゝ-=ｧ'ﾞ_/ {__厂 j_,ハ ,::f´＾ {＿{ , , ,: ！ }
ゝ,_入{___ 厂 V,:ゝ_人__／__／___,ﾊ__j_人
r‐::'ﾞ´::::::／{ , ／＾{ V,:::::::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::〈
;:::::::::::; V___,. ゝ, V,::/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::，
ﾉ::::::::::{ o{ `^ｰ=i{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::}!
∧ _ /l , , -=んふ /ヽフ
人//メ/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾフ:.:.:.:.:.}
、 /r=ゝ//:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ん///:.:.:.:.:.:.|
ﾄ､ / /:.:.｀ん/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ん/:.:.:.:.:.:.:.|
） ﾉ ∨l /:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾉ
|:ﾘ:.:.:.|: | ノ:.:.::.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡:.:.:.:.:.:.:.:.:/ そしてその根源だけど、色々な呼び方をされてるわ。
|:{.:.:.:.∨ヽ .,;;z=≦ﾆﾆ≧=≦´:._:.:.:彡´:.:.:.:.:.:.:.:.:ｲ
叉==ﾆミﾐ≧ｭ.._ __ ,ィ彡/:.:.:.:.:.:≦彡:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡´:.:.:.:ノ:.:l アカシック・レコードだったり、太極だったり、もう発音すら出来ない「」だったり…
γ´ ゝ-=≧ｭ:.:.:.:..:｀:´:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:／:;;..:≦:.:.:.:.:.::.:.__.:.;.:.:.:.:.:ｨ-イ:.:.:.ﾉ
{ ｨ彡:.:.:.:.:.-=--ｭ、:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:X:.:.:.ﾘ:.:-=ーラテ.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:} …かつて京都に、そんな根源に限りなく近い固有魔術を持ちながら、
.イ:.:.:.γ´=-‐:.:.:.:.:.:.:.ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.;イ:.:.:.:.:.:.:ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:/ 決して根源に辿り着けなかった家が有った
,r'ﾆ=‐-ノ乂-==≧-:.:.:.:.:.:.:.ヽﾐ≧=:|:./:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:: /≧-
ﾘ´ ｀￣ ﾞ`ヾ:.:.:.:.:.:.:ヽ、:.:.ヽ:.:.:..=≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:./: : : : : 冫、 f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
ノ:.ヽ:.:.:.:.:.:.:又:.ﾞ.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.ノ: : : : : :/: : :l | …かった？有った？ |
弋ミ=--≦´:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧´:.:.:.:.:.:.:.::/: : :l : : ./: : :.::| ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
｀廴:.:.::.:.:.:.:.:;:≧-'..ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:≧==≦´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ: : : : l: :./: : ヽ: |
γ=ﾆ≧;.:.ヽ:.:.:.:.´:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.＞.´: : : : :ヽ: : : : :ヽ: : : :.:.}
｀≧=‐-‐=≦´ ｀≧=‐-‐=ﾄ´: /: : : : : : : : ヽ: : : | : : : : |
|: : : : ::| ∨: : : : : : : : : : :.ヽ:.:|: : : : ::|
|: : : : ::| /: ; ; ;≦; ; ; : : : : :.ヽ| : : : : |
-‐=≠ﾐ､
／ }}___
, ‐= =‐､. ＼=ﾐ､
／ ／ ＼ ＼ｙ＼
/ ’，,ヾ
′ / } ',/}
| { ﾊ ', V} もしや奏者はその家の…？
{ / ⅰ { ト |ﾊ { /七} } : }i
|ⅰ i| |x==ミ ', {Ⅵ斗==ミ :} }′ f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
|ⅰ i|Ⅵ{ V少 丶 V少 }/ | | そう。アイツは滅びた名家の生き残り |
Ⅵ}N: ∧::｀ , ´:::}i ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
', 圦 ム i ,′
个 ´｀ イ }:::|i / ………
} | く::≧-=≦ :{ .}:::| /
{ﾊ/ﾘ ヽ}ﾆﾆYﾆﾆ{/:::！′
__ -‐‐===‐-､ ／: : :.}{: : :.∨__:} _＿＿
ゝ､/__}i_ⅱ{_{__}i/¨¨´: :.＼: : }{: : :／: : :｀¨ {iⅰ}}ⅱ}i ､
／: : : : : : : 丶:.: : : : :／ ヽ}{／ ＼: : : :.} ＼}_}ⅱ__Ⅵ
〃: : : : : : : : : : :}: : :／ ＼: :}: : : : : : : : : :＼
{{: : : : : : : : : : : :}: :/ ､ Ⅵ: : : : : : : : : : : :〉
', : : : : : :≧=-: }:/ ', ′ ヽ: :-‐=≦: : : :./
＼: : : : : : : : : i}{／ ￣￣｀ヽ}_:／￣￣ ｀', : : : : : : : :./
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. /::,':. .:.:.:.:.://:./ｰv-､! :.:.:|:.:.:.| :.:.:.:.:|∨|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ﾄ､
/::::|:.| :.|:.:.//:./:| |;ｲ:.:}:.:.:||:.:.:.:|/::::::| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::>
￣ｫ_|:.∧:.|从:{ﾄ| ﾘ }:/|:./ }:.;ノ}::::::::| .: :|:.:.:.i:.:.:f'´
|:.:乂､{:.|ﾃ示ﾐ､ /,ｨ/ﾃホ≧, /ｲ:::::| . |:.:.:.|:.:.:| 表柄的にも、裏側…まぁ私達が過ごす世界、魔術的にもすっごい名の知れた家だった。
|:.:.|:.ヽﾍ{､代::{ ﾄ､爿 // ',刃 :.:.:|:.:.:.|:.:.:|
|:.:.|:.:.|:Ⅵ ￣ ￣´ 冫ﾉ/:. |:.:.:.|.:.:l| その家は、根源を太極だと定めて、水面下で研究を続けていたわ。
|.:.:|:.:.|:.:∧ 〈 ,､_／:.:l:.: |:.:.:.|:.:.ﾘ
|:.:.}:.:.|:.:|:.:丶 r‐ ､ ｲ:.l:l:.:.:.:.!:.:.|:.:.:.|:.:.| 名家に恥じない働きをしながら、ね。でも肝心の太極はさっぱり。
|:.:j:.:.:|:.:|:.:.:.:.:＼ ｀ ＜ |_:|:|:.:.:/:.:.:|:.:.:.|:.:.|
|:/ :.:.|:.:|:.:.:.:.:.:.:.:＞ｪ-‐ ´＿__ノ }|:.:/:.:.:.:|:.:.:.|:.::|､ 辿り着く術…固有魔術を持っていながら、誰も太極に至れなかった。
/:.:.:.:.|:.:|:.:.:.:.:.:.:.|⌒YYｬ'´ {:./:.:.:.:/:.:.:.}:.:.|:ﾊ
. / : :.:.:.|:.:|:.:_＞‐ ' /__} } /:.:.／:.:.:.:/:.:.|:.:.l
/:.:.;イ⌒ﾏ// ／¨(衣{´＼ ,.':.／:.:.:.:.:./:.:./:.:.:|
,.':.:.:/ / { ゞ-' ,イ´￣| ＼ ＼_ ノ／:.:.:.:./iノ:.:./'⌒ヽ
/:.:.:/ j ﾚ ＼／, ′ | |´＼_/:/:.:.:.:.:.:/:.:.:.／ ',
. /:.:.:/ | } / ′ ｜ | {/:.:.:.:.:.:/:.／/ '
(:.:.:/ ｜/ / ∧ ,ｲ ! V:.:.:.:.:.(:/ / {
. ∨ ﾚ' / / ヽ ／ ! | ):.:.:.:.:.:)､ / !
【30分後を目安にその間まで一旦休憩】
まあ根源の到達は完全に才能の世界だからね
たどり着いた人はいても魔法使いくらいしか帰って来ないからね
ー／ , . - ､ _＿＿
/ ／: : . -'´::::::::::::::::::`,ー...- ..､
l j:_:／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ヽ
ー､`,ｰ ' ／::::j/,::::::::::_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
＼. ／:::::::／:::::／:::ゝ:::::::::::::::::::::::::::::ヾ!:::::::: -‐ヽ.
ヽ ／:::::::／:::::::,ｲ::r‐､,,_:::::::ヽ::::::::::::::::::::::: ,:´::::::::::::: ヽ
! /:::ｨ_／::::::::::/::l::| l:::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::::::::::::::::: ﾄ
/ i/／!j!:::::::::::/::j!::! /::::::/::::::::::l::::::: イi::::::::::::::::::::: !: 、 名を認められながらも、裏では肝心の領域に辿り着けない…
ヽ /::::::,::/'!＼/:::/l/ j::::::/::::::::::/:::: /::::|!:::::::::::::::::::::::| :.＼
､ ＿ ＼ ./::::::/:::l7ﾄj/;ﾄ:::l ! /!;::/:::::::::::/:: ,/:::::::|!:::::::::::::::::::::::|: : : :＼ 辿り着けないまま、名を重ねることしか出来ない家。
//!:: !:::::ﾄ!ｲﾙ|!:::l ' 7/::ｰ:.､::/::!:/::::::::::|!:::::::::::::::::::::::|: : : : : :＼
｀ ヾ/:::ﾄl! ｀′ヾ' , ノ=li::/_::/!:,/:::::::::::::,i::::::::::::::::::::::::|ヾ : : : : : ﾞ ､ それが、アイツのかつての家に押された烙印だった。
l/: | ﾄひﾒゞj/::jl:::::::::::::/'::::::::::::::::::::::: | |!: : : : : : ／
/i::ﾍ ` ′`j／::rl:::::: /::l!::::::::::::::::::::::: | l: : : : :／
! ヽ jﾉ/!;;;/:::::i!.:::::::::::::::::::::: | レ "
ヽ __ jﾉ!:::::/::::::::::::::::::::::::: |
l! ﾞ､ ／ /!〆:::::::::::::::::::::::::::::|
|l |i､_ _ ., ,イ __/-!l:/!::::::::::::::::::::::::::: |
Y l ::: ￣´r ‐-..／- ´:_ イ !/:,,:::::::::::::::::::::::::::::|
j| |::::::::: / ／ ／|::l!::::::::::::::::::::::::::: |
|l l::::::::/ ,,〆 l:ﾘ :::::::::::::::::::::::::: |
ゞ ﾉ:::／ |:/:::::::::::::::::::::::::::::|
／ ／ ＞ ｰ- ､ '. ヾ,} !
/ ／ ／ ｀ヽ. ∨ ヽ｀!. }
| / / , V 'ｙ’y
ﾚ ., ,' ', ', Vｿ
i | } .! '.′
! ｨ ! | i! ,.ィ´ .!
iﾚ .i. / ヽ.i ､ ﾄ､ !リ人|,i! | / iﾄ . 痒いところに手が届かないと言ったところか。
|! |∧ｫ= 二.､ ! ! ,ｨ≦三､ | ／ .'.:.:.:.ヽ
ヽ!ヽ ゞ i弍ﾐヽ{｀′ {う::::iﾘ .i｀ヽ.ノ /:.:.:.:.:.:} f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| '., 廴ﾝ ゞ:ソ! | ｿ.／:.:.:.:.:.:/ | うーん。ニュアンス的には間違いじゃない…？ |
| .ﾑ , i !ﾆ.,化:_:_:._:.ﾉ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
| ﾊ r‐‐ ､ ﾘ ﾚ´:.!:.:.:.:.:{
| .iゝ . ゝ. ' ィ / ,':.:.:.:i!:.:.:.:.:.:'., ……して、凛よ。固有魔術やその家の重ねた神秘量などは分かるか？
!. i { ﾞ ﾃ=≦＿/ /:.:.:.:.:!i:.:.:.:.:.:.:.',
ヽ ヽ ',__,,..ィi} |.i￣￣{ ｨ=ｰ-..,,_!_:.:.:.:.:.:.:|
>≦ﾆ彡７.ﾃｰ- "´.レ../ ≧..､ ｀ｰ-.､!
∠／///／ ` ´￣ |/_/ / / ﾉ`y-,--У,
,...イ´:.:.フ彡 ´ !ゝ.`ﾒ./,./_/_/ /:.:.',
{:.:.:.:,.ィ´ ン ｀ヽヽ:.:./:.:.:.ﾞｰ- ´:.:.:.:',
y- ｰ- - ..､O,.ﾁ‐''´￣ ｀ 、 ヽヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,
/ y ヽ. ! }:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,
{ ﾃ iyi |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
, `,0´ ,ﾍ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.,ィ ´
ヽ ゝ ｲ:.:.', `}:.:.:.:.:.:.:.:.:.{
`=ｰ- ィ `ー- - ´.:.:.:.:.:У.|.:.:.:.:.::.:.:.:.!
}:.:i二X二ﾆ≠０:.:..:.:.::.:.:.:./ i:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
|:.:.!ﾆX二ﾆ≠０:.:.:.:.:.:.:.:./ |:.:.:.:.:.:.:.:.:.:|
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//＼ , - ==イ ⌒ ヽ l
///, '::::,-////// Y::::::::::::::::ヽﾄ.
, ソ|//::::::::ヾヽ///////l. ::.. .:::::. ::ヽ/
ソ´フ::::ヽ::ヽ:::ヽ::::＼///´∧:＼::::...: ::.＼
／///:/::::＼ヽ::＼::＼:∠//ﾉ ∧::: ＼;;;:::::::::＼
.￣＼/l |:::|:;;;;.l´｀ヽ＼ ＼＼ヽ｀T弋´ Y;;;;＼ヽ:::::::::l:l
//.|;.|:;;|;:;.;;ﾄ、 ﾚ ﾍ, -=ヤlﾘ ｨ j;;;;;;;;;|ヽ|:::::::::|:| ……文字通り桁違いね。まぁ陰陽師とかやってたらしいから、許される桁ね。
/／|::|;:ヽ;;;;l- ﾘ 弋ｲ乂 リ / , ';;;;;;;;;| /:::::::::l;;|
ヾヽ;;＼弋z ｀´ ィｌ;;;;;;;;;;;| /.:::::::::.// 固有魔術だけど…ちょっと分かり辛いと思うわよ？
ヾ|;;ヽ;ヾﾗ l / .|;|;;;;;;;;;;;ﾚ:::::::::././
|;;;;;;|;;;;ﾍ ヽ __ .／ .|;|;;;;;;／:::::/::://
|;:;;;.l;;;;;|;;;,＞ _ イ ,. ﾚ／.:::;;;／::::l/
/;;;;/;;;;;ﾘ;;;;;;;;;;;;, jr -=彡／::;;;;.／,::::／
/:::;:/;;;;;/l;;;;;;;;;;;;;j ,イ;;;;;;;／ , ＜;;;ヽ
. /:::::/;;;／ム::㌢´ ,イ;;;;;;;.ィ＜´ ｀ ヽ、＼
...／::／／ '´ イ;;;彡'´ ヽ;;;;;ヽ 、
／::.／／/ ィ´;;;メ ／ lヾ、;;;;;｀ヽ 、
:::::/／ / ,' ／;;:;;;;/ ｲ ／ |;;:::＼` マ;;;｀ヽ、
.／ ノi .ｙ／:::;;;;;;;/ i.,／ ト、;::::ヽ、｀ヽ;;;;;::ヽ、
／::::ﾊ.,'.f::::::::;;;;;〈 / ./;;;;;ヾ;;::.l;::Y .〉;;;;ﾄ., ;;
..／::::;;./ ,' ﾏ; :::...::::.ヽ、 / /;;;;;;;;;;;|;;/;;:.ﾉ /;;;;;ﾉノ;/
'::;;;／;/. i 弋;;;;;;;;;;;;;;` ｰ=ﾆﾅ=-..、 /;;;;;;;;;;;;;;|/;;;:/ ';;l／´;.ノ
イ::;;;;;l ヽ ｀ ヾﾐ;;;;;;;;;:::::::.ミヾミ≧ｰ /;;;;;;;;;;;;;;;;ﾉ;;;;/;;;;;;;;;;;／
::;;;;;;;/. ﾑ ヾ∧:::::ﾉ .｀ﾘ /;;;;;;;;;;;;;;;;;/;;;∧;;/;;;;/
イ´/ 、 ﾑ __ ,, r‐‐,ｲ ,ﾉ::/ ﾉ ∧;;;;;;::::::イ::;;:/ ヽ,;;;ﾚ
;;;;;/ ｀ `´ ./／;;;;;ﾄ、 / ヽY;;/´.〈::;;::f. 〉'
;;;/ /人::_:ミﾐﾆ=' / r';;| ∨::;ﾍ
＿
,ｒ ´＞ ´￣￣ {r ´￣｀.､
> ヽ. ／ ヽ. ヽ
{ / / / 丶､ ＼
.Y ヽ. / / } ｀ヽ ヽ
ゝ ﾉ/ {! i!,! ',
} く. ,' ﾊ /ﾘ| ! ', 構わん。余はそれでも知りたい。
ﾄ ｿ ! ﾄ. ､ﾏｰ=ﾐ!i il
ゞ ﾉ | .{ ､.{:il ', i| f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
r彡, | ヽ ', ヽ ﾙ′ | よっぽどマスターのことを知りたいのね。良いわ、分かった。 |
::/:::;i |. ', / | 二面毒っていう特殊な毒魔術よ |
:{::::::i!. | ヾ ､ ', , __ / ヽ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
ﾘ::::::|｀il i| .ﾊ ヽ ', ￣,´ ヽ
::::::::::i| .ﾚ ﾊ ﾊｨｰ- __/ ,. ヽ …やはり、か。
ー- ､:.:.:.:.ヽ. ｀ ',:.:.:.ﾌ}≧､ }, ｛｀ヽ}
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}:.>ミー-｀､ ヾ_ヾ:.:.:.:.:ヽ ヽ }
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾚ' ／￣｀｀ヾ ｀ヾ:.:.:.:.:ヽ ｀
:.:.:.:.:.:.:.:.:;' ./ V;,;.:.:.:}
:.:.:.:.:.::.:.;{ / 丶. ｀ ＜
:.:.:.:.:.:.:.:.:V ＿_ ヽ. ,｀ｨゝ.
::.:.:.:.:.:.:.:.:.', ,.ィ ´ ＞､ゝ_,／ ｀ﾞヽ.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾉ' .,,ｨ ´ ､O} ,',
::.:.;, - イi ／ ! ｀ !! i.}
;イ:..://／ , O ; ﾘ
､:.:.,' ﾚ' X i / ,' ﾉ .,ｲ
｀v/ , ' ゝ, / ,ｲ≧ｰ ,.イ
ヾｨ≦ ≧ｰ - ,' ィ彡ゝ ｀ /
, -r=-､ ,. - ―― - ､―,
// ＼´ -‐- ､ ､ ,｀ヽ､-,
lｲ / , , ヽヽ ＼_ヽ 彡'ヽ__
l､ , / l l l ヽ＼ ＿ﾆ- 彡',/
// | ! ヽ､ ﾍ_,..- l ＼､l> (奏者が産まれた家は、二面毒を以て名を轟かせ…)
. /ｲ ﾄ l､l､ l-''´--x､ |､ ｀ヽ､＿__
l､ ﾄ- lミ ＼ ヾ ﾄ:::ﾊ!.ﾘヽ､ ＼ヽ:.:.:｀丶､ (しかしその二面毒で到れる筈の領域に至れず…)
/ ､ヽ{ l:ﾊ! ￣ ｀¨´ ', ﾄ､ ヽ:.:.:.:.:.:./
/ / ＼!｀¨ ' ,-'ﾘ';;',＼ l｀ヽ､:./ ＿,.. (そして、どうしたのだ？そして、あの支柱とは…？そして、外来にしか視えぬあの容姿は…)
! ｲ ﾄ､ ‐ - ｲ !'',:.:.:.{ ｀リ:.:.:.:.>=:.:.:.:.:.:.:.:ヽ､
､!ヽ､ ＼｀ ､ _ イ―-'､ ,.. -'"从从､ ｀ヽ､:.:.,-'"´
ヽ ｀ヽ ﾘ` ///:.:.:.:.:.:.／从从'"´￣￣､ ｀´
, -=ﾆニﾆ／∨/,..イ:.:.:.l_/'´￣:.:.:.:.∧∨:.:.:.:､ ……凛、その家はそれからどうした？
r'´￣｀ヾ/／ ｀´ ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.〉〉:.:.:.:.:.l
l:.:.:.:.:., ´ _ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.//:.:.:.:.:.:/
l,..イ- ､. ／_,.. -―-､ ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.://:.:.:.:.:.:/
,' o{ﾆ´ ｀､_､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l l:.:.:.:.:.:/
l l, ,- ∨:.:.:.-―┴'- ､:/_
ヽ ,oヽ､ ノ､ ヽ:/-､:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
l:.l:.:ｰ'_ ＿l｀:.:ー '"´:.:.:.＼ / ',:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.l
,:.:l l＿_X＿_.!:.:l:.:.〉〉:.:.:.:.:.:.::./ ,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:!
,:.:.l:.:.l l:.:.:.<<:.:.:.:.:.:.／ ､:.:.:.:.:.:.:.:.:|
＿___ _ _ __ ＿__
Ⅵ:i:i:i:／::::::Yi:i:i:i:i:ｧ::::::-:::.､::::::...._,...,ｨ--- ､_
ヽ､_/:::::::::::/i:i:i:i:/:::::::,.:'::,:::Y:::::⌒ヽi:i:i:i:i:i/
,{::::::::::;':::--'::/:::/:::/:,ﾊｨ､::::,::::::::ヽ__/:l
. /!|:::::::: |i:､:::::/:::/:::/:/ }:::|:::i:::::,::Y:: !
/:i:i|:::::::: !i:i:>::ト-l､::{l:| /::::}:::}:::::}:|i:､:|
|:::::::::|-{Ⅵ|/ｲ ﾘﾄ{ /-/､/:::::/:}､_i:>
}:::::::::|{ヽ ､＿_, ´ /::／/::::/ 陰陽師稼業で得たコネ…まぁこれが表向きに知られてる理由になるんだけど。
;'::::::::::ﾄ､_ ￣ ､__,../ｲ:::::::::/
,::::::::::: |:::込、 _ ' ,'ｿj!:::::::/ それを利用して、ありとあらゆる外法に手を出し始めたわ。
/:::::::::::/::::::::| ＼ ｀_,...ィ::::::{::::::::{
,':::::::::::/:::::::::{:￣: ｀: ´:{､:: |__:::|::::::::| ……一歩届かない。それを掲げられて、後ろ指をさされる。
{::::::::::/'´:､: : : : : : :==ｲ＼: : : : :ヽ::::::::::::｀ヽ､ いい加減、嫌になったんでしょうね。考え方を変えたんだと思うわ。
|:::::::::{: : : : ヽ: : : : : : : : :ヾ､: : : :...::ヽ､::::::ヽ::}
ヽ::::::::｀ヽ: : ::{: : : : : : : :....:::::::::::::::::::::}:|）::::::}/
/::::（::::::::ﾉ: : : Ⅵ:!: ..::::::::::::::;'::::: : : : :ﾉ:{:::::,ｲ'
. {::::::::::Y´: : : : : }/: ::::::::: : : /: : : : : : {: :|Y{ ﾘ
ヽ:::::: |: : : : : :,ﾊ: : : : : : : : : : : : : : : |: |:::::::{
ヽ::::|: : : : : {::::ヽ: : : : : : : : : : : : ::::|: |ヽ::::ヽ
}:/!: : : : : |:::{!:::}: : : : : : : ::::::: : : :|: | }:::/
/ |: : : : : :￣: :｀￣ ｀ヽ--- ､ : : |: | /ｲ
＿__/_:_:.:.:.:.:.∠_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:_:_:_:.:.:.:＞- ､/:.:.:.:.:.＼＿__
ヽ::::::::::､ _::＞:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:<´::::::::､:::):.:.:.:.:.:.:ヽ::::/
＼::::::::/.: .:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:＼::::::::Y:.:.:.:.:.:.:.:.:.∨
＞' .:.:.:.:.:.:.:.:.y､:.∧:.:.:.:l:.:.:.:.:.:.:.:.:`ーｧ:.:.:.:.:.:.:.:.:.: }
. /::,':. .:.:.:.:.://:./ｰv-､! :.:.:|:.:.:.| :.:.:.:.:|∨|:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..ﾄ､
/::::|:.| :.|:.:.//:./:| |;ｲ:.:}:.:.:||:.:.:.:|/::::::| :.:.:.:.:.:.:.:.:.:|:::> 今に見てろ。直ぐにでもその一歩を埋めてやる…！例えどんな手を使ってでも…！
￣ｫ_|:.∧:.|从:{ﾄ| ﾘ }:/|:./ }:.;ノ}::::::::| .: :|:.:.:.i:.:.:f'´
|:.:乂､{:.|ﾃ示ﾐ､ /,ｨ/ﾃホ≧, /ｲ:::::| . |:.:.:.|:.:.:| 復讐心とか元々のもどかしさ、そんなのがミックスされた結果、
|:.:.|:.ヽﾍ{､代::{ ﾄ､爿 // ',刃 :.:.:|:.:.:.|:.:.:| そんな結論に出た。
|:.:.|:.:.|:Ⅵ ￣ ￣´ 冫ﾉ/:. |:.:.:.|.:.:l|
|.:.:|:.:.|:.:∧ 〈 ,､_／:.:l:.: |:.:.:.|:.:.ﾘ ……とにかく毒に耐えれれば良い。毒に耐えれる人を造れ。
|:.:.}:.:.|:.:|:.:丶 r‐ ､ ｲ:.l:l:.:.:.:.!:.:.|:.:.:.|:.:.|
|:.:j:.:.:|:.:|:.:.:.:.:＼ ｀ ＜ |_:|:|:.:.:/:.:.:|:.:.:.|:.:.|
|:/ :.:.|:.:|:.:.:.:.:.:.:.:＞ｪ-‐ ´＿__ノ }|:.:/:.:.:.:|:.:.:.|:.::|､ その為に、胎盤調整をしたり、異種配合をしたり、外来の血を取り入れたり
/:.:.:.:.|:.:|:.:.:.:.:.:.:.|⌒YYｬ'´ {:./:.:.:.:/:.:.:.}:.:.|:ﾊ .伊達に重ねてなかった神秘を利用して、英雄達の触媒を母体に埋め込んだり
. / : :.:.:.|:.:|:.:_＞‐ ' /__} } /:.:.／:.:.:.:/:.:.|:.:.l
/:.:.;イ⌒ﾏ// ／¨(衣{´＼ ,.':.／:.:.:.:.:./:.:./:.:.:|
,.':.:.:/ / { ゞ-' ,イ´￣| ＼ ＼_ ノ／:.:.:.:./iノ:.:./'⌒ヽ もう何でもありだったって話らしいわ。
/:.:.:/ j ﾚ ＼／, ′ | |´＼_/:/:.:.:.:.:.:/:.:.:.／ ',
. /:.:.:/ | } / ′ ｜ | {/:.:.:.:.:.:/:.／/ '
(:.:.:/ ｜/ / ∧ ,ｲ ! V:.:.:.:.:.(:/ / {
. ∨ ﾚ' / / ヽ ／ ! | ):.:.:.:.:.:)､ / !
i ! i !. i i. | ,ﾘﾚ’
,イ i ! iノ ） ヽ ﾄ､ .i ! i | / ,iヽ
.／ } ,.ィヽ -‐'' ´ .. イ ﾒ. ', 、ー-- ﾊ /i | | / ﾊ'
_/ { ／ i} ｰ-＜´ -‐'' .iヽ ﾊ }ヽ! }/ i/! ﾘ ト､ /ｲ 執念とはかくも恐ろしいものか…
ｰ-..,,__｀ヽ / ヽ }､ ヾ! ヽ! }/ .ﾚ' .ィ三沙 | |リ/
:.:.:.:.:.:.:.ヽ ヽノ ヽ ｀i ｨ三彡 | !:.:.:i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.i !ー- ,,.｀Y′ .ﾊ ､ .i| ﾊ:.:.:.',
:.:.:.:.:.:.:.:.:.{. ヽ ヽ ﾊ __ ﾘ ﾊ:.i:.:.:.i
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ ＼‐''´¨i i | ゝ . ´- ｀ / /:.:.:.l:.:.:.}
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:', iヽ. ', i | ＞。.__ .ィ/ /:.:..:.j,-‐'
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:i } ヽrﾊ. ';.:.ﾄ､___ ,}:.:.:.:.|i|/ ,ｲ /--く ＿_ ,,r_ﾕ
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:}. }‐ﾍ }/∧ ヾﾍ..__''ー'Y {:.:.／'/ ,/:.／ /ﾆﾆﾆｵ≦笊手升!
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.} } !:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.,.r''"´｀ヽ ／'´, -‐ ヽヽ:.:.:.:.:!:.{.| | | | | j !
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ﾘ ./ j:.:.:.:.:.:.:.:.＞ ´ ヽヽ:.:.:.:..:ｰ-ｧ'' ￣.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/ / }:.:.:.:.:.／‐- ､ , ', V:.:.:.:.:./.:.:.:.:.:.:.
:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.r' ／ ／.:.:／ ヽ / ,,.ィ´ ￣ ｀ヽ ', V:.:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:
:.:.:.:.:.:.:.:.:彡' ／.:.:.:/ ｀￣ ＼! i:.:./.:.:.:.:.:.:.:.:.:
まあ魔術師の家系としては珍しくないんだろけど
ﾄ､ / /:.:.｀ん/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ん/:.:.:.:.:.:.:.|
） ﾉ ∨l /:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ノ:.:.:.:.:.:.:.:.ﾉ
|:ﾘ:.:.:.|: | ノ:.:.::.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡:.:.:.:.:.:.:.:.:/
|:{.:.:.:.∨ヽ .,;;z=≦ﾆﾆ≧=≦´:._:.:.:彡´:.:.:.:.:.:.:.:.:ｲ もう何がどうなってるのかも分からない惨状の中で、
叉==ﾆミﾐ≧ｭ.._ __ ,ィ彡/:.:.:.:.:.:≦彡:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:彡´:.:.:.:ノ:.:l. アイツは産まれた。
γ´ ゝ-=≧ｭ:.:.:.:..:｀:´:.:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.:／:;;..:≦:.:.:.:.:.::.:.__.:.;.:.:.:.:.:ｨ-イ:.:.:.ﾉ
{ ｨ彡:.:.:.:.:.-=--ｭ、:.´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:X:.:.:.ﾘ:.:-=ーラテ.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:.:} 強靭な魔術回路＝毒への耐性だった、その家の中では
.イ:.:.:.γ´=-‐:.:.:.:.:.:.:.ヽ、:.:.:.:.:.:.:.:{:.:.;イ:.:.:.:.:.:.:ノ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:.:.:.:/ 埋もれるか、直ぐに殺されるのが目に見えてた。
,r'ﾆ=‐-ノ乂-==≧-:.:.:.:.:.:.:.ヽﾐ≧=:|:./:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.:.:: /≧-
ﾘ´ ｀￣ ﾞ`ヾ:.:.:.:.:.:.:ヽ、:.:.ヽ:.:.:..=≦:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:./: : : : : 冫、 そんくらいアイツの魔術回路は平凡的だった。
ノ:.ヽ:.:.:.:.:.:.:又:.ﾞ.:´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.／:.:.:.:.:.:.:.:.ノ: : : : : :/: : :l
弋ミ=--≦´:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.≧´:.:.:.:.:.:.:.::/: : :l : : ./: : :.::|
｀廴:.:.::.:.:.:.:.:;:≧-'..ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:≧==≦´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ノ: : : : l: :./: : ヽ: | でも何故かアイツは生かされた。運が良いことに、ね。
,,夂:_.:_:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.乂:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:／: : : : : :.∨: : : : :.〈
｀≧=‐-‐=≦´ ｀≧=‐-‐=ﾄ´: /: : : : : : : : ヽ: : : | : : : : |
|: : : : ::| ∨: : : : : : : : : : :.ヽ:.:|: : : : ::|
ヽ:::/ ／::::::/_,,... -‐‐‐- ､ _
>! l:::::シ´ _,. -‐ ''"￣｀ ｀ヽ、
／;' ...!::::::ヽ、´ , ヽ ｀ヽ、
く::::::! . .:::|____r' / ／ ／ ﾊィ⌒ヾ、
>::! : ::::l::::::l / ///､,ｨ' /! /､,,:;!i ヽ
ヽi : ::::ﾚ'ヽ/ l/_L/,_ﾄ/ ! ,ｲ l l:l: ,｀､‐-､
l : ::::l l 〉' '｀７-ヽ.｀iＸ !| / , ;i. i:.. l::::::::> で、その七年後だったかしら。
| : ::l ( ｀ヾ;シ^' __,ノ_ノ/::! , l::::レ'´
l :.: :::し, ´ｨ=z､_7／//:::/! 突然、その家は滅びた。
l: :: ::::::!i ､ ゞ-',.゛イ〃:／::l
! :::. ::::| ヽ、 _ ...._ ´ / i :l ::!￣´
/ l :: .::::| ＼ ｀ ｰ ' , ｲ | .| :|
/ / : ::::::| ＼ ,. イ::::| l .l ::!
/ / .: :::「丁!‐‐‐「!￣￣｀!::::::l:::i:::..: l .l ::l
/ .:/ ::: :::| l l l l _,,,_l:::::::リ::: / i:::l
/ ..:::/ :: ____,;;ｼ'_//,___ l_l／ ............´ ／ /::::l
/ .:::∠,-r--r-|----ｧ ﾊ r-､｀ヾ .:' .............／／ヽ::::i、
／ ／ l L二／／ l ! l＼ ＼ ...:':;: -‐‐‐ '´ ｀、ヽ
／ i 丿 ／／ ,,.l l- l ヽ／ ::::/ ∧ i
l／ ／ く／ ヽ／ l l | ! ::::| / l !
|ヽ///////:/::::::::/:::::::::::::;:::::;:::∧/ヽ:::::::::::::::::;:::::;;;::::;;;l////ヽ/ソ::;;;|
|::／//////::i:::::/::::/:::::::/::::/::l l::;;:::::::;::::::;;::::;;;:::;;;;|/ヾ////ヽ:;;;|
|//////.l:/:;;;|:/;::::;;l:::;;;;;l::;;;|::;;l .|:;;;::::::i;;::::;;;;;::;;;;::;;;|//ヾ////ヽ;;|
|ヾ/////|;::;;;;|';;i:::;;;l:::;;;;;|::;;;|::;;| |:;i;;;:;;:|;;;;;::;;;;::;;;;;;;l///////ノ;;;;;|
|:::::::l///.|;;::;;;|;;;||:;;/|:;;|;;l::;;;||;;;| |;;||;;;;;:||;;i;;;i.|;;;;;;;;;|////ソ:::::::::;;;| 外法を一身に受ける母体主の内乱が原因だーって言われてるけど、
|:::::::ヾ//.l;;;;;;ii;;| リ 乂川リ l;;| リ|:;ﾄ从ﾘﾘ大;;;;;;;|//ソ:::;|:::::::::;;;| 実際のところ何が原因か分からない。とにかくその家は滅びたのよ。
|:::::::::;;;;;;;;;;ヾヽ;;j.ヾ、lヾソﾘ ﾘ fリンﾊ // |/;;::::::::|:::::::::;;;|
|:::::::::;;;;;;;;;;;;;ヽ ハ 乂 ソ 弋 乂 l /;;;;;::::::;;|:::::::::;;;;| 有るはずの固有魔術と、子供を失くしてね。
|:::::::::;;;;::;;;;;;;;;;;;ヽﾊ ./.ノ;;;;;;;;;:::::::|:::::::::::;;;|
|:::::::::;;;:::;;;;;;;;;;;;;:;;;;ﾊ /;;;;:;;;;;;;;;;;;:::::ｲ:::::::;:::;;;| f´￣￣￣￣￣ ｀ヽ
|:::::::::;;:::;;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;:ヽ l .ｲ;;;;;:;;;;;;;;;;;;;::/;;|::::::::;;:::;;| | 失くした…？ |
|:::::::::;;;;::;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;::;;;;＼ - - ／;;;;:;;;;;;:;;;;;;;;;;;/;;;;|::::::::;;::::;;| ヽ＿＿＿＿＿ 乂_
|:::::::::;;:;:;;;;;;;;;;;;;::;;;;;;;::;;;;;;;;;;l.ヽ、 イ;;;:;;;;;;:;;;;;;;:;;;;;;;;/;;;;/:;::::::;;;::::;;;|
|:::::::::;;;;::;;;;;;;;;;:;;:;;;;;;;;:／: : : : : : : : : : : : : : :.＼;;;:;:;;;;;;:;:/;;;;/::/:::::::;;;;;:::;/|
|::::::::;;;;;::;;;;;;-- '￣: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ￣｀ /;;;;/::/::::::::;;;;;;::/;;.|
＿＿＿＿＿
＿＿ .......::::::: ＼'///く￣ヽ 〉:::::｀ヽ
/ﾞ|::::::::::::::::::::｀:::::::::::＼ //￣У|:::::::::├=ミ
. /::::|::::::::::|::::::::::::::::::::::／'////〈:: |:::::::::├=ミ ＼
,::::::::|::::::::::|:::::|: |::::::::::::｀マ ////:::|:::::::::::｢¨'////,ヽ
.′::: |::::::::::|:::::|: | ::::: |::::|::::ﾏ ／:::::|:::::::::::|｀マ´￣´ 家を探せど出てきたのは、調整に失敗した人の出来損ない…考えるだけで胸糞悪い。
. i::::::::: |::::::::/:::: |:::}::::::::|::::ﾄ､／/:::::: |:::::::::::|＼/＼
. | ::::::: | :: /::::::/ :ﾊ:::: / : }:::｀¨|:::::::::|:::::::::::|/∧／ それとはっきりと微笑みを浮かべてるのが分かる、母体主の腐乱死体と
. |:ｉ{::::: l:::/ }／7/¨}: ｲ|::::ﾊ;: :: |:::::::::|:::::::::::|///:::|
. |八:::::|/ イ灯¨ｱ从/ 彡|:::::::::|:::::::::::|／::::::| 無表情のままだったっていう当主の腐乱死体。。
＼｝ j夕 ´ .: : : ::::::::|:::::::::::|:::::::::: |
ノ .: : / ::::::::::::::::::::|::::::::::::|
ヽ .: : /::::::::/:::::::::::::::::::::::::::|
. _ _ .: : /::::::::/::::::::::::/::|:::::::::: |
. . : : /::::::::/::::::::::::/ :::|:::::::::: |
ハ . : : : :/::::::::/::::::::::::/ :::: |:::::::::: |
／::::::ゝ ........:::::::}/::::::::/::::::::::::/::::::::::|:::::::::: |
／ ::::::::::::::::::::/:::::::/::::::::/::::::::::::/::::::::::: l::::::::::::|
. ／::::::::::::::::::::::／ :::: /::::::::/::::::::::::/ ::::::::::::::::::::::: 人
. ／::::::::::::::::::::::／::::::::: /::::::::/::::::::::::/ {::::::::::::::::::::::::::::::::＼
／::::::::::::::::::::::／::::::::::::::::{:::::::::{:::::::::::: { 乂::::::::::::::::::::::::::::::::::＼
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| 肝心の本家がそんな惨状だったから、アイツは当然のように追われる羽目になったわ。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
_,,r‐''''ヽ､
／ _,,,==,,,,_ヽ __
,r- _ lT _,,x'"ﾞ''ヽ､ x"'''"´ ｀`ヽ,,,=-‐''''''''‐､
//ﾆ‐-￣,,r‐'-､ _,,ﾞi,,ｒ" _,, -‐'' ヽ;_ ﾞ､
/´ , ‐--r" i i! -‐テ ''" ﾍﾞ､ .l
./／／￣ l､i_.,, |_,i!‐／ ／ ﾍ lﾉ::: |
/' ／ ,_f-‐‐,''| ／ ／ / / ／/ ,､. ﾞi l |::. | f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
/／ ／f´ー''",,,| ~フ´, | i／:::/ ﾉl＼ l | l::入. | __ | ……追ってきた奴らのほとんど物理的に追い返したらしいけど。 |
／＾ヽ／ 弋ニ彡ﾉ /／| , |. ﾉ::／.／ノ__,／､| ﾞ､_. /:::l ゝ､ l､ __,, ニ__ | 一度捕らえられたらしいけど、肝心の毒についてはさっぱり。 |
┌―ヽ＿ ヽ ／`‐'_,,'"-‐|／ﾘ|/l|/／ '" ｨイ"テ ヾl/;:;:;:;:| `ﾞ'''‐`--‐‐''"´‐=''"-‐‐ ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
| ＿/￣ﾄ､─_,,＞''"´,, ,r" ／ l´ ノ ｀‐`"' ﾍ ＼;:;:;:;ﾍ `ヾ､ ＿＿
|,イ / ﾉ ＜ ＞,フ /l／;:;:;:;:;＼ __ _, '"ﾍ i､ ヽ:;:;:｀ﾞヽ､:::::::ゝ::::､::::::::::::::::￣
.,' i! 〈. 〃 /ヽ／ / （;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;l ヽ‐ 'iヽ___,,,x'ﾍ|: `ヽ_ -‐_ﾆﾍ. r‐_二 ￣ﾍー‐--
' i! ,',r彳 /..（ 〈 ＼;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:`‐､ /:ヽl |: : _,x : : fr‐| l-‐' ｀ﾍ |１_ﾆ-‐､. ﾍ:::::::::::
,' i! ,' j!/￣ //｀`ﾞ`ヽ ｀` ー ､;:;:;:;:;:;:;:;:〉 l l'": :／:/ =‐‐‐ト|-‐ ~ヽ.ﾍ |´ ヽ ﾍ::
,' ヾ ,' 〃/ / ｀`ﾞﾞﾞ''ー‐‐--- ,,___ ｀`ﾞﾞ ､;/ヘ､. l 〉／ i! i! ／ | | ヽﾍ | __. ヾﾍ）::::
,' 〃｀《 / / √ 〉 / ） iヘ､_::/./ i! i!/ /:´| |￣＼ vﾍ |￣ ＼ ヽ〉
,'.r彳 У ./ ,' / / ／ ） l /./ i!" ﾄ､ | .| | ＼／〉|. `ｰ／￣｀>
,'〃 / / ' ./ / ,, ＜ ,／ ＼='__l=‐-=､l|~ﾍ/＼ﾄi､ ／_,.-‐ﾏヽ ／_,. -チ―┐
..,'〃 ./ / , / /_,,,＜" ,,x''"::::::::::::::::::::::::::＞､ ｀''' .:: ｀｀i| `ｰ┘/ .| └‐┘ | ヾｰ-､. |
,'ｸ / / ,' ‐＜''''""::::::::::::::::::::::::::＿,,,＞‐''"x=''" ヽ､_＿ _, ノ ﾞ､_ | l/ ／ /｀ヽ. 》 i! ﾍ
./ / '￣ `ﾞ‐＜_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::￣￣￣ ｝=====‐‐彡,＞" ＜/ ,／７ﾍ ヽ〈 i! ﾍ
ﾄ､ ,、
l/ヽ.. /ハ___ ＿＿＿ ∧ r ‐ｧ
|/＞-‐.:.:.:.::.:.:´.:.:.:.:.:.::.:.:.::.:.＼|/ヽ __ ／////
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/.:.:.:.:.:.:.∧ﾊ.:.:.:.:.:..:.:.:.:.::.:.:.:.::ヽ.:.:. |//}.:.:.:.:.:::.V
/:.:.:.:.:.::./ !.:.:.:.i.:.:.::. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.人ノ.::.:.:.:.:.:.:ト
'.:.:.::.:.:.:.::| !.:. :.|:..:.:.:}.:.:.:.:.:.::.:. Y////} .:..:.:.:.::|//}
. |:.: ‐.:ﾄ :.:| !.:/_j.:__:/:.:.:.:.}:.:.:.:}弋:/_ノ:.| .:.:.:.:.:|ノ´
从:.:|:.| ヽ| リ´ |:.:/ ｀:.:/.:.:.:/.::.:.:.:.:.::.:.:i.:.:.:.:.:.:|
. |.: 丁j￣ 丁j￣ V レハ:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.| 反作用で二重人格になったことと
. |:.| ｀ ´ ｀ ー ミ:.:.:.:.:.:.:.i .:.:.:.:.:|
. |:: ､:: ヾ ⌒Y:.: } :.:.:.:.:| その二重人格の何れも、二面毒の知識が皆無に等しい状態だったから
|::! )⌒ /:.:/.:.:.:.:.:.:| 一本の毒塗れのナイフを回収されて、アイツは解放された。
/:人 /____ノ:./.:.:.:.:.:.:.:.|
/ :.:.:.:.＼ － ｲ:.:.:.:.:.::/.:.:.:.:.:.:.:.:.:|. 肝心の毒塗れのナイフの毒は解析しようにも、知ろうとしただけで発狂者が続出する始末。
.′:.:.:.:.:.:.:.:ゝ . イ:.:.:|.:.:.:.:.V.:.:.:.:.:.:.:i.:.:.:|
. ,.::.:.:.:.:.:.:.:.:/.:.:.:.:/_ー_＿＿＿|__:.:|:.:.:.:V:.:.:.:.:.:.:.:.|:.:.ﾘ
. /.:.:.:.:.:.:.:.:./:.:.:.:./「: : : : : : : : : : : :|:.:.:.:/.:.:.:.:.:.:.:.:. ﾚ人
. . .:.:.:.:.:.:.::./.:.r―＜_: : : : : : : : : : :ﾉヽ_(:.:.:.::.:.:.:.:.::.:.ヽ.:. ＼
＿___ _ _ __ ＿__
Ⅵ:i:i:i:／::::::Yi:i:i:i:i:ｧ::::::-:::.､::::::...._,...,ｨ--- ､_
ヽ､_/:::::::::::/i:i:i:i:/:::::::,.:'::,:::Y:::::⌒ヽi:i:i:i:i:i/
,{::::::::::;':::--'::/:::/:::/:,ﾊｨ､::::,::::::::ヽ__/:l
. /!|:::::::: |i:､:::::/:::/:::/:/ }:::|:::i:::::,::Y:: !
/:i:i|:::::::: !i:i:>::ト-l､::{l:| /::::}:::}:::::}:|i:､:|
|:::::::::|-{Ⅵrtｫﾐ､ﾄ{ /-/､/:::::/:}､_i:>
}:::::::::|{ヽ 弋こｿ｀ ｨrtｫ,/::／/::::/ それでアイツはフリーダムに、生き始めましたとさ。
;'::::::::::ﾄ､_ ﾋ(ｿ /ｲ:::::::::/
,::::::::::: |:::込､ ､ _' ,:'ｿj!:::::::/ 惨い家に囚われず、生きたい様に生きられる。
/:::::::::::/::::::::| ＼ _,....ィ::::::{::::::::{
,':::::::::::/:::::::::{:￣: ｀: ´:{､:: |__:::|::::::::| .アイツは、何やかんやで幸せだって言ってるし、文句なしなんじゃない。
{::::::::::/'´:､: : : : : : :==ｲ＼: : : : :ヽ::::::::::::｀ヽ､
|:::::::::{: : : : ヽ: : : : : : : : :ヾ､: : : :...::ヽ､::::::ヽ::}
ヽ::::::::｀ヽ: : ::{: : : : : : : :....:::::::::::::::::::::}:|）::::::}/
/::::（::::::::ﾉ: : : Ⅵ:!: ..::::::::::::::;'::::: : : : :ﾉ:{:::::,ｲ'
. {::::::::::Y´: : : : : }/: ::::::::: : : /: : : : : : {: :|Y{ ﾘ
､ ＼ ヾ::.､
)＼ ＼丶､ ヽ. i!::::ヽ
ノ:::::::ヽ ＼｀. ＼ `ミー＝=ｽ＿ `:;､. `;::::::}
{::::::::／ ＿≧=≧=‐-:. `ヽ. } ). ｿ'´
{ー';::::/ニ¨＿ .:::≧. ﾊ ノ´
`ミ;:::{，＿ 二ニ .:／. ／ﾉ´¨ヽ
ｰ=ﾆヾ{`,ー--=--‐ .:" ／´ ／ }、 ＼ ／{
ﾄｰ､ト､,､__ノ /孑´ .:"´.:. ／ "´イ /ノ } ヽ ﾊ /::::::ヽ
{､ ` `ｰ; "´ｰ=ﾆ"´¨¨≧=- ,ｲ'´イ ノ} / }. }. Y∧ `ー=､}
＞‐-メ -一⇒´ ＿ ノﾉノ `ミ´ノ'／ﾉ ﾉ i:}. /}
. ｰ=彡"_／ . イ´ ／ { ヽ¨幵ｲ{ ≦赱¨ヾ´ '´／'´ノ. ﾘ /}
ー=彡イ从ﾉ ／;';';';メ:: i爪}ﾊ ￣`¨``. _彡' ノ ' / …そうだな。
､-‐=＝弋( (´‘，;';';';'; ソ从'ノ. ＿ 近斥､´ , ソ
∨///孑´ヽ{//‘.，; ; ∮´ ，イ: : : メ､ 〉千‐从'/ i } (…二重人格。それは分かっている)
≧"/////／' ミ､％≦: : : : : : : : : : ヽ_ /_从_/´
. Ⅵ///〆// イ: : : : : : : : : : : : : : : ∧｀ 〃 (しかし、それでは結局支柱は何だと言う話になるな…)
. ﾏ//'//// イ: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ﾊ／
ヾ,{/メ´.: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :. :. :. :.ｨ (そして、一切の知識がないのに、次の行使をすれば死ぬというのもおかしな話だ)
/:. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :: : : : : : : : : :,}
{:.:.:.:.:: :ﾉ:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:.:. : :/.｝ヽ､ (…一切の知識がなければ、行使すら出来ないと思うが)
i! : :: :/´:. イ:.:.:.:.:.:｀ミ:.:.:.::.:.:.:.:.:.:.:. : :/ / ￣ ━‐- 、
Ⅶ／´:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :ヽ:.:.:.:.:.:.:.:.:.: / /} _,,.. ．-‐ﾍ
〆.: : : :.￣￣:. : :＼:. : }:.:.:.:.:.:.:.:.:. {./__,,.. ．-‐ '''""~. ﾞ:,
／: : : : : : : : : : : : :／:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. : :/{ｲ双´ １
／:. ﾊ.:.: : :.;.: : : :. :.／:.:.:.:.:.:ヽ:.:.:.:.:.:.:.メ /巛 }
／:.:.:.:.j!::ヾ.: : : : : :.／メ:. ＿:.:.:.:.:.:≧´ : :/≧=‐- ､ ﾊ
. ／:.:.:.:.:.:ノ_ヾ::.:.:.:.:.:.／∨//,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/´´ ≧ｮｪ，. / }
Ⅵi.:.:.:.:.:´:: ¨`:. ､／ ∨//,:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:. /-‐=＝≡ニ≡＝=≧，___彡 从
【直後凛ちゃん判定】
あ
f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| …納得行かないって顔ね。 |
ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
-====ミ ､ ＿＿
／ ＞-/ へ＼ ＼ _へ＿
／ ' ／ ／ ＼ ＼ ＼７ ＼
/ / ／ ／' ｉ ｉ| ､ ＼ ヽ,） ハ
V ' , / | || ＼ ヽ ∨
. /／/ / j! | 斗――､ ， V' j
' / ' ＿/'l :l |i,x斧芋ミ ’ ｉ }i 〉/ あ、いや済まぬ。
{ / / / |/| 从 ）しﾘY i |_ |l /
{ { ｘ斧示 |／ ゝ ´ i 从|ﾍ Y'Ⅳ＼ 折角語ってくれたと言うに、そんな表情をしてしまっていたか。
. 从 从 { vソ ﾉｲ /' j ﾉ/:＼:.:＼
ﾉ ﾊ ' ／ | 八' /_|:. : ＼:. ヽ
八 / ∧ u ' |j ∧ く⌒:.V＼):. / f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
//∨ /' ､ ´ 从 { Y从ヽ:. ＼彡' | してたわよー。でも生憎と私はこれ以上分からないのよね… |
へ , / , ＼ ／/ |/ 〉:. : 〉 ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
へ { ', {ハ ｉ ､ イ= / / |==| /:. :./
{ ＼ﾊ 乂 '⌒） | ＿_＿ ¨〔 | /:. /／八|__人 {:_:ノ …そうか。
乂 ﾍ （Vヽrv ／ ニ乂＿ ＼__ ﾉ | |:.／:. :. :. :. ニYク―― ----- ､
／〉 { ＞'' ＼ ＞― { {:| | |-:＞ ,, ⌒ｉ |:.＼＿＿ 斗――ﾍ
{:. ＼人＿ﾉ⌒）'' ＼ー､／ Ⅵ/ / ／￣ | |:／ / / }i
人＼:.＼ ＞ / こ ､ ＜ __ `へ,/―‐ |/ _, / / ハ
〉: ＼＼:.） （ ／） ＼ ` ＼＼ `つ |へ___,/} / }
／:.Ⅵ:. ＼＼--＜＿＞＜ メ ヽ. ト ＼＼ ヽ∨:. :.――=ミ彡':. ⌒ヽ
／:. :. :ハ:. :. :. ---ミ＿＿彡' ` し ＼_）-' ―――=ミ ｉ |:. :. ／:. :. :. :. :. :. :. :. :. .
. ／:. :. :. :. :. :ヽ:. :. :. :／:. :. V ＼__/／ ＼ | |:／:. :. :. :. :. :. :. :. :. :. :. i
/:. :. :. :. :. :. :. :. ／￣:. :. :. __:{ ＼/ ）-=ニ ヽ/:. :. :. :. :. :.--=ミ :. :. :. ﾉ
. /:. :. :. :. :. :. :. ／:ﾆ=‐ 圦 Y ⌒ヽ ｉ{:. :. :. :. ／＿＿＿彡＜
__ __ ,ィ´￣/
.__ ,. ～'７｀´ ｀ ＜_____メ
∨ ⌒ヽ /,. ´￣｀ ´ ＼ くヽ
i ｌ iく/ _ .. ∨´ﾊ …現地に直接赴いたらどうかしら。
| l |__> ｌ i i i|｀~~ヽ . ハ |
| i | !l ｌ i i il |i ! l/ ﾘ | 戦争中だからあんまりお勧めできないけど、金ピカならなんとかしてくれるわよ。
| l |从ｫﾄ.-+Aハ ﾘﾅﾅ ｲ |
| i |ﾄ、 <弋j }｀ f ｿ ﾘi! | f´￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ｀ヽ
| l |t__、 ￣ , / i i | ／〉 | そうか、あやつが居たな。凛！先の語りと今のアドバイス、特と感謝するぞ！ |
| i | |＼ ー‐‐ ／ ! ! .| イ / ヽ＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿ 乂_
| l | r i ｀ . __ イ i | ! ／ フ ／ﾉ
| i | i `ｰ‐‐ -r ! ｀r. ｌ il V イ 別に良いわよこんくらい。幾ら語ったとしても結局はアイツの情報なんだし。
| l |∧ | j Vハ ! l!__|_ /
| i ﾘ ｀ヽ、.ノノ/「 ト､｀ｰ､f＝ｧ __ ／ ほら、そんじゃあそろそろ私達も学校行くわよ。
/´￣｀ヽ、 丶 ＼ / /rﾍ ヽ/ iﾚ/∧V＼
i ＼ ヽ. ∨ｌ iﾊ f r.ｧ.ﾒｧ /´ ＼
| ヽ } i | l ∨ // 〈 ヽ 〉
| ＼ j ,' / .i l／! ∧ V
i ＼ / / ／ / i / ＼ハ
ヽ. / / 〈ヽ. / ! /＼ ﾚ'^＼
i＼ ハﾚ'ー～-;/ / / V .イ ヽ、
| ｌ＼ __ ノ / / |
K j ＼ / / / ／ ,'
｀ヽ ヽ i / ／ ／
V/∧ { /／ ／
Y＼ / 〈V〉 ／
| ＼ ／＼___ｧﾍ〉._∠
| 弋ー‐ ' // ／. ＼
| ＼ ＿____,.ィレ' ﾄ、 〉
, ォ ´ ´￣ ､{｀ヽ⌒ヽ
､ー‐く ／ ﾄへ ヽヽヽ>～} ヽ
＼__/// ｌ| ヽ ｉ ｉ iく_ﾊl l i
＜_| i ! i| ﾘﾅﾅナﾚﾊi i !
ﾉ ﾑ从 八 ｲ;rﾊﾉ' ´ l l |
r～ｵ´7´￣「iー‐ ､ヽrj〉 ´~ .ｿl i | (…そう。金ピカは何でか知らないけど、ない子絡みの頼みは断らないのよね)
ﾉ / .| }た彡!ハ __ /l | l |
／// / jﾉ せ_ﾉ i liヽ、 __ イ__l_ | i | (ない子の見た目なんか、金ピカの女性版って言っても信じられる位に金ピカみたいだし…)
' i ハ , ィ'´￣_＞～へ__ ,ィ 7ﾊ「￣ _.ﾊ!Ｖ. |
ゝｉ 〉´￣￣ / i| 〃 .ｌ|、 / ,ｲー 、 (何か関わりでも有るのかしら…？)
／ル' /／´￣{__jヽ＼／ ／ i
～' ／ ヽ／/ | ﾄ ／ ／ / l
｀￣ ￣￣￣￣￣7Ti / /.ー.| |,' , ' /. |
／ ﾉ | / /O〉 | |〉 ! /. |
/ / / 〈ノ / | | //ｲ ハ |
从 ﾚ'ｲ. O|. V从ﾉ / .ハ. |
,ｲ/ハ | / 〈 l. |
〈/ ﾚ!: ｌ O| .〈 〈 〉 l |
/こ二.} | ____ __j ﾚ' ! |
/ ! ー─ ﾍ | |
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【学校に異常はある？】
【1：大結界 2：新入りの先生が…！ 3：転校生が来ていた 4：なし 下3】
偶には４
3
２
１
／ヽ
, ､ r―--ミ、 /: : : : ヽ
/ : :ヽ、┤: : : : : : : ＞､￣< : : : : :ヽ＼
/｀/: : : : :ヾ: : :―ミ: : : : :ヽ : :｀ヽ:ィヽ: : : : ] .／ ｀ヽ
j: :j : : : /: : : ヽ: : : : ヽ : : : : :ヽ: : ' , : : : : : { / }
/ : /: : :|ﾙ! |、 : ヽ : : : : ヽ: : : }: : ヽ : : : : : :i | ..! ﾉ ＿
{: :/: : : ' : :.:| ヽ: : ヽ : : : :'; : : l : : :ハ : : : : :!:. ...,' /,. ‐''"´ ｀丶、
Y／: : i : : { ', : : ヽ: : : } : :| : : } : 丶: : : :∧ ﾉ ／ ＼
/: : : ｉ |ヽ: ! ヽ : :.ﾊ_ィ} : ﾊ : :ﾄ 、 :'、 : : :./ / }
,': i : : Vﾍヾ―-__ ∨i!ィf乏ｶ}: /^｀}: : } ヽ {,. -┴- ､ ,. ‐…ｰ‐--‐'
/: ｲ : : :ヽ{:ィf弍ﾐ､. |八_´ﾘ|/ﾚﾊﾉ: : |ヽ.: ／ ＼ }
/: / ', :ﾄ : ﾊ:::{ 弋ノ, ｀ ´''ﾘ/_/´| : ﾘ./´￣￣｀丶、 〉
-彡" ヽYゞ::瓜｀ ｀´ 、 ´//: :.|: :.人 ｀ ノ
／:/:八八 ､_ .:7 .ｲ/ﾉ : : }: :.Y´ ＼_ j
__, ィ": :/ィ二ミ人≧ｭ. 、 ／ ／: : : : |__.ヽ、 ￣ ／
／/ｲ////ハ///}: : : : j｀ﾞ´ 厶ィr: ;､: :弌/..{ヽ、 ﾉ＼
. /: /ﾉ///////}//ﾉ:_; イ /"{: :ハ l弋//.＼`ー‐…'´ ＼
【新入りの先生だーれだ】
1～3：百合ウス
4～8：エロい
9～0：？？？
１
い
h
/:／￣ ｀ヽ: : : : : : ヽ
l/ ,. -――-- ､. |: : : : : : : : .
:{／_ ´ ￣｀ ＼|: : : : : : : : : }
,ﾑ'´__ ｲ芹ヽ､, /: {: : : : : : : :.|
|: }泛ｿ ゞﾟ'_, ,: : :| : : : : : : : |
|:,' ¨{'´ {: : :,: : : : :､: : ;
,:.{ |: : : :､: : : : :∨
叭 {^ヽ ,|: : : : ∨: : : :|
/|: : :,､ ｰ ' ｲ_､: : : : ∨: :.:.|
／: |: :/ ム＿_..... ＜￣ ,: : : : :∨: :{
,. ' : : /: / { :､ _,.ィ∧: : : : : ､: |
{: ／: :／ ､ ＼＿,. ／ ∧ : : : : Ⅵ
/ｲ: :／:｀ヽ ＼ ー‐＜ / ＼: : : : :|
/: :／=ミ: : : :､ ーr､ / ,∧: : : :}
,: ／: : : : : :|: : : :､ ,.イ }. ／: : ＼ : |
/ｲ : : : : : : : |: : : : ｀:´: : { |:, ／: : :|__: } ∨
/: {: : : : : : : : :|￣￣￣¨¨ｰ'､ L: : : : : : :.,:.｀|: :|
〈: : |: : : : : : : : :|,. ---- ､ }' ｀丶､: : :l:.:.|: :|
＼{: : : : : : : : :{:::...: : : : : ｀ｰ; r. ､ ｀ 八:!: :!
,...|: : : : : : : : :|:::::::::.........:::::/ /: : :＼,:': : :.|: :|
＿ ,. イ: : Ⅵ: : : : : : : {:::::::::::::::::／ ／::::...... ｲ : : : |: :|
＿,.. : :´: : : : :´: : : :＼: : :,: : : : : : :ﾑ: : : :／ ／ｰr--:＜: : : : :.:|:_｣
,. :´: : : : : : : : :｀ヽ､: : : : : : ＼}: : : : : : : : :∨'' ／: :／ /: : : : : : :{
/: : : : : : : : : : : : : : :＼: : :}: : : |: : : : : : : : : : , イ: :.／ ,: : : : : : : : |
【保健室にナニ者かが配置されました】
あかーん
3
乙ー、次回からはＲ－１８か…
【>>297修正】
, ォ ´ ´￣ ､{｀ヽ⌒ヽ
､ー‐く ／ ﾄへ ヽヽヽ>～} ヽ
＼__/// ｌ| ヽ ｉ ｉ iく_ﾊl l i
＜_| i ! i| ﾘﾅﾅナﾚﾊi i !
ﾉ ﾑ从 八 ｲ;rﾊﾉ' ´ l l |
r～ｵ´7´￣「iー‐ ､ヽrj〉 ´~ .ｿl i | (…そう。金ピカは何でか知らないけど、ない子絡みの頼みは断らないのよね)
ﾉ / .| }た彡!ハ __ /l | l |
／// / jﾉ せ_ﾉ i liヽ、 __ イ__l_ | i | (ない子の見た目なんか、金ピカの女性版って言っても信じられる位に金ピカみたいだし…)
' i ハ , ィ'´￣_＞～へ__ ,ィ 7ﾊ「￣ _.ﾊ!Ｖ. |
ゝｉ 〉´￣￣ / i| 〃 .ｌ|、 / ,ｲー 、 (何か関わりでも有るのかしら…？)
／ル' /／´￣{__jヽ＼／ ／ i
～' ／ ヽ／/ | ﾄ ／ ／ / l (外人っぽいのは、外法が原因なのは何となく分かるんだけど…)
｀￣ ￣￣￣￣￣7Ti / /.ー.| |,' , ' /. |
／ ﾉ | / /O〉 | |〉 ! /. |
/ / / 〈ノ / | | //ｲ ハ |
从 ﾚ'ｲ. O|. V从ﾉ / .ハ. |
,ｲ/ハ | / 〈 l. |
〈/ ﾚ!: ｌ O| .〈 〈 〉 l |
/こ二.} | ____ __j ﾚ' ! |
/ ! ー─ ﾍ | |
/ O/ i 〉 |
/＼ ／ __ ... ﾍ i |
いったいナニ者だってんだ全く…
おつ
空虚なお医者様じゃない分余裕余裕(慢心
しえん
もう一ヶ月だけど大丈夫かな？
もう片方のスレ落ちちゃったな
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