杏「おねむトリオとこたつ」 (35)
シンデレラジオの外伝です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ
本編
杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第89回」
杏「杏・輝子・小梅のシンデレラジオ 第89回」 - SSまとめ速報
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外伝
杏「あんこずのだらだらふわぁず 第3回」
杏「あんこずのだらだらふわぁず 第3回」 - SSまとめ速報
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杏「あー…こたつあったかー…」
杏「急に寒くなったもんなぁ…きらりにこたつ出してもらってよかった…」
杏「ふわぁぁぁ…今日はずっとこたつでだらだらしてよ…」
杏「こたつから出ないで済むように、今日一日の食事は手の届く範囲に用意してある…」
杏「ゲームとマンガもあるし、完璧…!」
杏「トイレとお風呂は…まぁ、仕方ないー」
杏「さ、とりあえずまずは寝よう…」
どうしたんですか、毎日書いて…嬉しいけど
ピンポーン
杏「……………」
ピンポーンピンポーン
杏「……し、知らん。杏は知らんぞ」
ドンドンドン!
杏「知らんったら知らん…!」
ドンドンドン!
???『杏おねーさん!いやがらねーんですか!』
杏「ああぁぁ…やっぱり…」
杏「玄関まで行くのがダルい…鍵開けとくべきだったか…いや、それは無用心か」
杏「くっ、こたつから出たくない…!」
ドンドンドン!
杏「はぁ……仕方ない……」
今日もだと!?
ガチャ
仁奈「やっと出やがりました!」
こずえ「おそいのぉー…」
杏「だってー、こたつから出たくなかったんだもん」
仁奈「こたつ…!」
こずえ「こたつー…」
杏「んで、今日は何?もしかしてまたお世話しに来てくれたとか?」
仁奈「その通りでごぜーます!洗濯しにきましたよ!」
こずえ「おそうじー…するのー…」
杏「それはありがたい。とりあえず外は寒いので早く入りたまへ」
仁奈「はーい!」
こたつ「はいるのー…」
ラジオはもうボロボロ
仁奈「わーい!こたつでごぜーますよ!!」モゾモゾ
こずえ「こたつー……」モゾモゾ
杏「いや、お世話しに来たんじゃ…」
仁奈「すやすや」
こずえ「すぅすぅ」
杏「寝た…!?」
杏「……ま、いいか…杏も寝よ…」モゾモゾ
杏「ぐうぐう」
全国大会で一度だが敵チームが三匹ともマヤな時があったわ
向こうが勝って優勝時の気持ち悪いアクション×3匹分見せられて吐き気した
ニナチャーンのCD祝いかな?
仁奈「むにゃ…」
こずえ「くぅ…」
杏「んー…」
仁奈「………って、そうじゃねーでごぜーますよ!!」ガバッ
杏「えっ…な、なになに…」
こずえ「ふわぁ…?」
仁奈「仁奈達は杏おねーさんのお世話をしにきたんでごぜーますよ!」
仁奈「そして、あわよくばいっぱい褒めてもらおうと…」
杏「欲望がだだ漏れになってるよ」
仁奈「はっ…!仁奈としたことが…」
こずえ「こずえはー…こたつでー…あんずとごろごろするー…」ギュー
杏「おわー」
仁奈「あっ、こずえおねーさん!今日はお掃除をするって約束じゃ…」
杏「まぁまぁ、仁奈も来い来い」
仁奈「はーい!!」ギュー
杏(扱いやすい)
仁奈「杏おねーさん、今日ずっとこたつでごろごろするつもりだったんですか?」
杏「そだよー。こたつから出なくて済むように、必要そうな物は手の届くとこに置いてるのさ」
仁奈「なるほど…流石杏おねーさん…!」
杏「どや」
こずえ「おやつとー…じゅーすー…」
仁奈「マンガとゲームもあるですよ」
杏「これだけ用意しておけば、もう殆どこたつから出る必要なくなるからねー」
杏「2人もおやつとか勝手に食べていいからねー」
仁奈「寝転がったまま食べるのはお行儀がわりーですよ」
こずえ「すわってたべないと…だめー…」
杏「えー…でも、肩から下を外に出したくないし…」
仁奈「杏おねーさんがこたつむりになってしまいましたよ…」
こずえ「こたつむりー…」
仁奈「この髪を、こうすればかたつむりの目みてーになりますよ!」
こずえ「こうー…?」
杏「やーめー」
仁奈「でも、ずっとこたつにいるってやっぱり退屈じゃねーですか?」
杏「そんなことないってー、ずっとだらだら出来て幸せだぞー」
仁奈「そうなんですか?」
こずえ「ふわぁ…」
杏「2人とも今日は帰るまでずっとこたつでだらだらしてるといいさー」
杏「そしたら素晴らしさがわかるよ」
仁奈「分かりました!仁奈も今日はこたつむりの気持ちになるですよ!」
こずえ「こたつむりー…なるー…」
杏「うんうん」
杏(よし、これでこたつから出て遊ぶ事にはならないだろう…)
杏(2人をこたつむりに仕立て上げ、ずっとだらだら出来る様に…ふふふ)
杏「せっかくだから、なんかゲームでもやるー?」
仁奈「やりてーですよ!」
こずえ「げーむ…するー…」
杏「仁奈もこずえも、いつもは杏達がやってるの見てるだけだもんね」
仁奈「もんすたーはんたーはむずかしそーですよ…」
こずえ「いっぱい…たたかってるのー…」
杏「2人にモンハンはちょっと早いからねぇ…今日は、なんかパーティゲームでもやろうか」
仁奈「パーティゲームでごぜーますか?」
杏「そうそう、モンスターを倒したりーとかじゃなくて、みんなでわいわいやる感じの」
仁奈「面白そうですよ!」
こずえ「やってみたいのー…」
杏「んー…そだな…じゃあ、マリパでいいかなぁ」
杏「…しまった、Wiiは出してないから準備しなきゃ…」
仁奈・こずえ「……」キラキラ
杏「うぐ…ちょ、ちょっと待ってて」
仁奈「はーい!」
こずえ「ふわぁ…」
杏「よ、よし、これで準備オッケー。ふぅ、こたつこたつ…」モゾモゾ
仁奈「楽しみでごぜーますよ!」
こずえ「あんずとー…になとー…げーむー…」
杏「これやるの久しぶりだなぁ」
仁奈「仁奈達でもちゃんと遊べるですか?」
杏「うん、そんな難しいゲームでもないし大丈夫じゃないかな」
こずえ「えへー…がんばるのー…」
杏「ま、分からないことがあったら聞きたまへ」
仁奈「はーい!」
こずえ「わかったのー…」
杏「パーティモードだと長くなりそうだし…ミニゲームモードでいいか」
杏「こっちならいつでもやめられるし」
―15分後―
仁奈「あわわわ、穴に落ちてしまいました…!」
杏「あー、リモコン振ったら脱出できるよー」
仁奈「こ、こうでごぜーますか!」ブンブン
杏「そ、そんなに思いっきりじゃなくて大丈夫だよ」
こずえ「ふわぁ…」
杏「こずえ、止まってる、止まってる」
こずえ「ふわぁ…?」
杏「そうそう」
仁奈「早く!早く転がるですよ!」
杏「落ち着け落ち着け。そんな激しくしなくて大丈夫だから」
杏(なんか想像以上に賑やかな事になってしまった…まぁ、いいか)
―15分後―
杏「これはグラグラしてる足場から落とされたら負けってやつだねー」
仁奈「ふふふ、まずは杏おねーさんを最初に落とさせてもらいますよ!」
杏「お、やるかー」
仁奈「こずえおねーさん!協力して杏おねーさんを落とすですよ!」
こずえ「うんー…おとすよー…」
杏「ははは、かかってきたまえー」
仁奈「いくですよ!」
こずえ「ふわぁ…」
杏「あっ」
仁奈「あっ」
こずえ「あれー…?」
杏「こずえが仁奈を絶妙なタイミングで蹴り落とした…」
仁奈「こ、こずえおねーさんー!?」
こずえ「まちがえたのー…」
―15分後―
杏「これは崖のぼりするミニゲームだねー」
仁奈「崖に書いてるボタンを押すんでごぜーますね!」
杏「そうそう」
こずえ「いちー…えー…にー…」
仁奈「1、2…A…1…!」
杏「アイ、カツ、アイ、カツ」
仁奈「アイカツでごぜーますか?」
杏「崖を登るアイドルがいるらしい」
仁奈「仁奈達もいつか崖を登るですか…!」
杏「それはやりたくないなぁ…」
仁奈「崖を登るのが得意な動物の気持ちになれば…」
杏「そんな動物いるかな?」
こずえ「がけのぼりー…」
―15分後―
仁奈「ピザ作りのミニゲームでごぜーますか!」
杏「自分が持ってるピザの具を、全部のピースに乗せられたらクリアだねー」
仁奈「仁奈が持ってるのはキノコでごぜーますね!」
杏「杏はサラミだねー」
こずえ「こずえはー…なにー…?」
杏「ブロッコリーだね」
こずえ「ぶっころりー…?」
杏「ちょ、こずえさん、ブロッコリー、ブロッコリー」
こずえ「ぶろっこりー…」
杏「そうそう」
仁奈「今、やべー発言が聞こえたですよ…」
杏「き、気にしたら負けだ」
―15分後―
杏「ふー、久しぶりにガッツリ遊んだなーマリパ」
仁奈「面白かったですよ!」
こずえ「また…やりたいのー…」
杏「だねー、また今度やるかー」
仁奈「わーい!」
こずえ「えへー…」
グー
杏「おや?」
仁奈「うぅ…お、お腹空いたですよ」
杏「ん、もうそんな時間かー」
こずえ「こずえもー…おなかすいたー…」
杏「んじゃ、ここに用意しといたおやつでも…」
仁奈「仁奈、ピザが食べてーですよ」
こずえ「こずえもー…」
杏「ピザかぁ…さっきのピザのミニゲームやってたら食べたくなった的な?」
仁奈「その通りでごぜーますよ…」
こずえ「うんー…」
杏「んー、まぁ、いいか。杏もピザ食べたいし、デリバリー頼むかー」
仁奈「わーい!」
こずえ「やったー…」
杏「チラシが確かこの辺にー…」
ドサドサー
杏「あー、積んでた漫画が」
仁奈「片付けないと…」
杏「んー…まぁ、その内また積みなおしとくよー」
仁奈(絶対やらねーですよ…)
杏「どれにするー?」
こずえ「ふわぁ…いっぱいあるー…」
仁奈「どれも美味しそうで迷うですよ」
杏「うーん、じゃあ、このハーフ&ハーフとかにする?1枚で2種類楽しめる」
仁奈「あ、それがいいですよ!」
こずえ「いろんなの…たべたいー」
杏「うーん、それなら…こっちかこっちかなぁ」
仁奈「仁奈はこっちがいいですよ!」
こずえ「こずえもー…」
杏「じゃあ、それで決まりね。あー、電話しなきゃ…えーと、携帯…携帯…」
―1時間後―
『アリガトゴザッシター』
杏「ピザ来たぞー。てか、外ホント寒い」
仁奈「わーい!」
こずえ「ぴざー…」
仁奈「ジュース、ばっちり用意してるですよ」
杏「よくやったー。手、ちゃんと洗ったかー?」
仁奈「はーい!」
こずえ「はーい…」
杏「んじゃ、早速食べよう」
仁奈「んー…良い匂いですよ…」
こずえ「くんくん…」
杏「じゃ、いただきまーす」
仁奈「いただきます!」
こずえ「いただき…ますー」
杏「熱っ…ふー…あーむ…」
仁奈「ふー!ふー!はふっ…」
こずえ「ふー…ふー……もぐ……」
杏「あー、やっぱピザうまー」
仁奈「ピザうめぇですよ…」
こずえ「おいしー…」
杏「ごくごく…ぷはぁ」
仁奈「杏おねーさん、コーラうめーですか?」
杏「うん。ピザって言ったらやっぱりコーラかなーって」
仁奈「しゅわしゅわ、すぐお腹が苦しくなるですよ」
こずえ「けぷって…なっちゃうのー…」
杏「あー、まぁ、炭酸はねー」
仁奈「仁奈はオレンジジュースがいいです!」
こずえ「こずえもー」
杏「好きなの飲めばいいさー」
杏「そういえば、結局洗濯と掃除は今日はもうやらないの?」
仁奈「あっ」
杏「完全に忘れてたな…」
仁奈「ま、また今度しに来るですよ!」
杏「そ…そうか、まぁ、構わんよ」
こずえ「また…来るのー」
杏「今度来るときは、事前に連絡をくれると嬉しいよ」
仁奈「ドッキリはダメでごぜーましたか」
杏「いや、ほら、鍵を開けにこたつから出るのがイヤ」
仁奈「そういうことでやがりましたか」
こずえ「あんずー…こたつむりー…」
杏「極力こたつから出ないスタイルでいきたいんだよー」
仁奈「今日も、仁奈達が呼んでもなかなか出て来やがらなかったですからね」
杏「正直、居留守しようか迷った」
仁奈「それはあんまりでごぜーますよ!」
こずえ「だめなのー…」
杏「はいはい、わかったわかったー」
杏「ごちそうさまー」
仁奈「ごちそうさまでした!」
こずえ「ごちそうさまでしたー…」
杏「あー、美味しかった」
仁奈「お腹いっぱいでしばらく動けねーですよ…」
こずえ「うごけないのー…」
杏「じゃ、またこたつに戻ってごろごろするかー」
仁奈「食べてすぐ横になったら牛さんになってしまいますよ」
こずえ「うしー…もーもー…」
杏「ならないならないー…はー、こたつ幸せ…」
仁奈「杏おねーさんがそういうなら…ごろごろ」
こずえ「ごろごろー…」
杏「どーだー、一日中こたつに入ってだらだらするのもいいものだろうー」
仁奈「はいっ、杏おねーさんやこずえおねーさんと一緒だから楽しかったですよ!」
こずえ「たのしかったー…」
杏「そうだろうそうだろう、だから、冬の間はこたつむりになって…ん?」
仁奈「これからは、お休みの日は毎日杏おねーさんの家にこたつむりしに来るですよ!」
こずえ「こたつむりー…」
杏「ちょっ…い、いや、家にこたつあるでしょ?何も毎回ウチに来ること…」
仁奈「杏おねーさんと一緒にこたつむりするからいいんでごぜーますよ!」
こずえ「あんずと…こたつむりじゃないと…だめー」
杏「ええぇぇ…」
仁奈「さ、あとは帰るまでお昼寝でごぜーます!」
こずえ「おひるねー…」
杏「いや、ちょ、待っ…」
仁奈「すや…」
こずえ「すぅ…」
杏「……ど、どうしてこうなった…!」
―数日後―
杏「ということがあって」
幸子「策士策に溺れるというやつですね」
杏「うっ…」
小梅「わ、私も…今度、杏さんの家に…こたつむりしに行きたい…」
輝子「フヒ…じゃ、じゃあ、私も…」
幸子「なら、当然ボクもですね!」
仁奈「こたつむりと聞いてとんできましたよ!」
こずえ「また…こたつむりー…?」
紗南「なになに、何の話ー?」
菜々「こたつという素敵な言葉が聞こえてきました!」
杏「ちょっと!ウチのこたつに何人入る気なのさ!?」
菜々「こたつから沢山の顔が…」
杏「すっごいシュールな光景なんだけど」
菜々「なんか、昔のロボットアニメの敵のメカにいそうですよね」
杏「あー…探せばいそうだ…」
おしり
仁奈ちゃんCDデビュー記念
CV久野ちゃんさんがいいなーってずっと思ってたのでめっちょ嬉しいです
見てくれた人ありがとう
おっつおっつです
おっつ
CV久野さんぴったり過ぎて待った甲斐があった
ストックいくつかまとめて書いてるとか行ってたが……その上で急遽番外編まで仕上げてくるとか……乙乙!
乙!
まさか今日も書いてるとは思わなかったww
おむつトリオに空目した
誰か書いて
ちょっと待ってください!
このこたつの中の空気を瓶詰めにしたら高く売れると思いませんかプロデューサーさん!
おむつと言えばあいさん
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