菊地真解体新書(著者:善澤) (43)

なんか勝手に筆が進んだので投下
人によっては不快になるもしれないので注意
前回不評だったオ○ホネタは控えてあります

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1415888914

美しく金に染められたサラサラの髪。

人の心を自由自在に操るというパワフルな能力。

通称シイタケと呼ばれる輝いた瞳。

中学生とは思えないボンキュッボンなボディ。

特に胸。

あのマシュマロおっぱいを揉みしだきたい。

後太ももに挟まれたい。

FSSしたい。

……やっぱり食蜂君は最高だ!!



「……へえ、善澤さんはその金髪巨乳の子が好みなんですか」

善澤「な、何奴!?」

善澤(しまった!! 765プロに菊地君を取材に来たにも関わらず菊地君が遅刻すると聞いて暇つぶしに禁書を読み始めていたら後ろを取られた!!)

真「えへへ、遅れてすいません善澤さん!!」

善澤(……ああ、終わった……色々と)

善澤「……いいかい菊地君。一応弁解しておくが、僕は巨乳が好きなんじゃない。ありとあらゆる柔らかそうな乳が好きなんだ」

真「弁解になってませんしさりげにセクハラですよねそれ」

善澤「……今回の新曲の待ち受けプリンスについて、何か抱負はあるかい?」

真「急にインタビュー始めて話を逸らさないでくださいよ」

なんか前と同じように酉が>>1と変わってますが気にしないでください
バグってんのかな……

真「大体、柔らかそうな乳ってなんなんですか。胸って基本柔らかいじゃないですか」

善澤「自分の胸に聞いてみればいいんじゃなかい?」

真「内臓破裂かボクの蹴りでのパイプカット、どっちがいいですか?」

善澤「ごめんなさい死んでしまいますからどっちも嫌です」

真「そもそもね、ボクって胸が小さいから男扱いされるんですよ」

善澤「とてもそうとは思えないけどね。如月君の例もあるし」

真「……千早に怒られますよ」

善澤「今この事務所には君と小鳥君しか居ないだろう?」

千早「ただいま帰りました……くっ」

真「帰ってきましたね」

善澤「そうだね」

真「ええ」

善澤「はい、すいませんでした如月様」

千早「……くっ」

善澤「それじゃあ髪を伸ばしてみたらいいんじゃないのかい? 如月君みたいに」

真「ことあるごとに千早を例にだすのは止めてあげましょうよ善澤さん。……髪を伸ばすと怒られるんですよ、父さんに」

善澤「君のお父さんは……確かレーサーの真一君だったかな?」

真「ええ、全く勝てないそうですけど」

善澤「はは……まあ彼も頑張っているんだし」

善澤(真一君に親近感を覚えてしまうのは何故だろう)

真「それはともかくです!! 父さんがギャーギャー言うからボクは女の子らしくなれないんですよ!!」

真「毎日朝5時からランニング1時間!!」

真「普段のトレーニングも欠かしたらダメ!!」

真「髪はショートカットに!!」

真「化粧も禁止!!」

真「スカートなんて以ての外!! ジーンズみたいな長ズボンしか履けない!!」

真「これでどうやって可愛くなれって言うんですか!!」

善澤「い、いや……えっと……別に可愛くならなくてもいいんじゃないかな? ボーイッシュ路線で売り出してるんだし……」

真「ボクは可愛くなりたいんです!!」

善澤「そ、そうかい……」

善澤「うーん……じゃあ胸を大きくしてみるっていうのはどうかな? ただの成長なら真一君も何も言わないだろうし。胸は女性らしさが溢れる場所だし」

真「……そんな簡単に大きくできたらボクも千早も苦労してないんですよ」

千早「ええ、全くその通りよ真」

善澤「ナチュラルに会話に入ってきたね如月君……」

千早「もう今日はこれ以上仕事がありませんから暇でしたので……」

善澤「お疲れ様如月君。……それで? 何か胸を大きくする方法とかはあるのかい?」

真「好きな人に揉んでもらうとか」

善澤「うん、アイドルだから却下だね」

千早「胸を大きくしてください……と神様にお願いするとか」

善澤「うん、非現実的過ぎてありえないね」

真「……あ、牛乳を毎日飲むとか」

善澤「うーん……それが一番現実的かもしれないね」

千早「……いいえ、それは私が半年前からやってるけど全く成長しなかったからダメよ」

真「それホント? うーん……打つ手なしか……」

善澤「……もしかしてちょっとずつ飲むからダメだったりして」

千早「…………?」

善澤「こう、一気に飲めば目に見えて効果が現れる……とか。僕もあまり詳しくないからわからないけどね」

善澤「本当は効果が出てるけど数ミリ、いや、0.0何ミリだけだしか成長してないとかかもしれないし、一度だけでもいいから一気に牛乳を摂取してみるってのはどうかな?」

真「……なるほど、ダイエットとかと違って効果が現れにくいから一度の摂取量を多くしてみる……か。やってみる価値はありそうだね」

千早「確かに、私は1日コップ一杯の牛乳しか飲まなかったからそれに関しては興味あるわね」

小鳥「……ぬふふ、そんな2人にちょうどいい仕事が回ってきてるんだけど……どうする?」

真「ホントですか!?」

善澤(何故みんなナチュラルに会話に混じって来るんだ)

善澤「へえ、どんな仕事なんだい小鳥君?」

千早「……嫌な予感がしますけど」

宮川「ワッショーーーイ!!!! ということでワタクシ宮川が今回参加しますは『乳牛祭り』!!」

宮川「いやね、ホント2度と地上波でゲロ晒したくなかったんですけどね、今回まだ知らされてないんですけども、スペシャルゲストが来てくださるらしいということで無理矢理参加させられる形になりましたよ。ホンマ許さんでスタッフ……」

スタッフs「「「「「wwwwwwwwww」」」」」

宮川「それはともかくですわ!! とりあえずゲストの方!! どうぞーー!!」

千早「如月千早です。今日は精一杯頑張ろうと思います」

宮川「!?」

真「きゃぴぴぴぴぴーん!! まっこまっこりーん♪ 菊地真ちゃんなりよー?」

宮川「!?!?」

宮川「……いやちょっと待てや!!!!」

千早「…………? どうしました?」

宮川「……ちょっと待ち、スタッフに聞いてくる」

宮川「……なあ、アイドルにあれやらすんか?」

スタッフ「ええ、もちろん参加種目も3人とも牛乳早飲み競争だけですよ」

宮川「いや、ね? アイドルにあれやらしたらアカンでしょ!? 手越ですらやらんかったんやで!? ていうかむしろあの子らにやらすんやったら手越にやらせえや!!!!」

スタッフ「そう言われましても……半ば投げやりでこの話を持ちかけたところ765プロさんがめちゃくちゃいい笑顔でオッケーされましたし」

宮川「せやかてお前地上波でアイドルのゲロ流せるか!? 今大ブレイク中のアイドルやぞ!? しかも僕の大好きなまこちんのやで!?」

スタッフ「あ、それに関しても765プロの社長さんと2人の親御さんからもオッケーを出していただきましたので大丈夫です。もちろん吐瀉物にもキラキラは被せますので問題ないかと」

宮川「何考えとるんや高木社長……僕まこちんにそないなことさせたくないで……」

スタッフ「参加アイドルを尋ねたところ本人からやりたいって申し出てきたわけですし……ですよね? 2人とも」

真「へへっ、牛乳2リットルなんて簡単に飲んじゃいますからね!!」

千早「ええ、私もそのつもりです」

宮川「……2人ともマゾ過ぎるでぇ……あ、後でサインくださいねまこちん」

スタッフs「「「「「wwwwwwwwwww」」」」」

スタッフ「はいオッケーでーす!! じゃあ次の場所に移動しますよー!!」

真「お疲れ様でしたー!!」

千早「お疲れ様です」

宮川「……なあ2人とも」

真「…………? どうかしましたか宮川さん?」

宮川「僕の前やった乳牛祭りの時ってどんなやったか知ってるか?」

千早「いえ、私は基本テレビを観ませんので……すいません」

宮川「あ、いや、別に観てくれん方がええねんけどな?」

真「ボクもその時の放送は観てませんけど……善澤さん、何かあったんですか?」

善澤「……いや、僕も知らないな」

善澤(なんとなく言わない方がいい空気だから黙っておこう)

宮川「……まあ覚悟はしときや、2人とも」

真千「「はい!! …………?」」

宮川「後サインちょーだいやまこちん!! 僕まこちんの大ファンやねん!! あ、もちろん千早ちゃんの歌も大好きやからCDも全部揃えてるで?」

千早「本当ですか!? ありがとうございます!!」

真「ボクもありがとうございます宮川さん!! サインはどこに書いて欲しいですかか?」

善澤(……なあ高木)

善澤(いくら765プロが人手不足だからって僕を臨時プロデューサーにしないでくれるかな!? まあ高木に土下座されたからつい引き受けてしまった僕が悪いんだけども)

善澤(いや、確かに唯一のプロデューサーである秋月君をオーストラリアのロケに連れてくるのは無理なのはわかるんだ。だが他にも適任が居るだろう!?)

善澤(順一郎氏……はハリウッドで彼の教育中か。小鳥君……も事務処理が忙しすぎて不可能。絶賛勉強中の彼もわざわざハリウッドからオーストラリアまで来てもらうのは忍びないし、菊地君たち2人だけで行かせるのも却下)

善澤(……暇人なんだから高木が行けばいいのに……何が『すまないが、私は社長だから事務所を置いて海外に行くことはできない』だ!! 僕にだって仕事があるに決まってるだろう!!)

善澤(……ま、これもプロデューサーとしての立場からアイドルの仕事を間近で見られるチャンスと捉えればマシか……。一応旅費は高木負担だし、滞在中に書いた記事のデータもメールで編集に送ればなんとかなるな)

善澤(それにしても乳牛祭りって……アイドルにやらせちゃいけない仕事だろう……本当に高木は何を考えているんだ……)

真「善澤さーん!! 早く車に乗りましょうよー!!」フリフリ

善澤「ん、すまない。今行くよ」

善澤(……ま、彼女たちもバラエティの過酷さを知れていい機会……ではないな。帰ったらシメるぞ高木)

ポール「やあダイスケ!! また来てくれたのかい?」

宮川「おおひっさしぶりやなポール!! せやで!! またアレやりに来たで!!」

ポール「そうかそうか……ん? もしかしてそこの2人も……?」

真「菊地真です!! 今回はよろしくお願いします!!」

ポール「ああ、よろしく。……もしかしてそっちの子はあのチハヤかい?」

千早「…………! 私のことをご存知なんですか……?」

ポール「ああ知ってるよ!! 確かこの前ニューヨークにレコーディングしに行ったジャパンのアイドルだったよね? いやー君の歌をラジオで聞いた時から気に入っていてね!! ほら、あの蒼い鳥っていう曲」

千早「ありがとうございます!!」

真「……いいなー千早。気付いたら世界に名前が知れてるんだもん」

ポール「……なあダイスケ。本当にあの2人にやらせるのか? あの2人はジャパニーズアイドルの女の子だろう?」

真(よかった、この人はボクを女の子ってわかってくれてるんだ)

宮川「……2人の事務所がオッケーだしたからええらしいで」

ポール「Oh……」

ポール「じゃあダイスケ、マコト、チハヤ、まずはこれを見てくれ」

宮川「なんや? ……えええええええええええええ!!!???」

真千「「え、ええええええええええええええ!?」」

ポール「そう、1リットルの搾りたての牛乳さ!!」

宮川「わかっとるわ!! ……もう2度と見たくなかったわこのボトル……」

真「こ、これをどうするんですか!?」

千早「……まさか」

宮川「せやで……飲み干さんなあかんねん……」

ポール「ダイスケはもう知ってると思うが、今回の競技はこの1リットルの牛乳を2本飲まないといけないんだ。しかも走った後にね」

宮川「だからアイドルにやらせたらアカン言うたのに……間違いなくスプラッシュすんで」

真「そんな……」

千早「これは……想像よりもキツそうね」

ポール「ま、とりあえずは1リットルから飲んでみなよ。そうすれば大体の目安がわかるだろう?」

千早「……わかりました。私、絶対に飲みきってみせます!!」

真「ボクだって負けないからね!!」

宮川「……アイドルの2人が体張って頑張るんやったら僕も先輩としての意地を見せつけんなアカンな!! 僕もやったるでぇ!!」

ポール「よし、じゃああの木からスタートするからまずはあそこまで行ってくれ」

宮千真「「「はーい!!」」」

善澤「……ねえ、なんで僕もやることになってるんだい!?」

宮川「いや、ね? 765プロさんがプロデューサーさんも好きにしてくれていいって言ってくれたらしいし……」

スタッフ「それに一般的な男性の比較対象が欲しいですしね」

善澤「いやいやいやいやそれならスタッフさんがやってくださいよ!? 僕もう50代だよ!? しかも本当はプロデューサーじゃなくてあくまでも保護者役の「善澤さん」

真「……ボクだって頑張るんですから、ね?」

善澤「…………」

善澤(目が笑ってないよ菊地君)

千早「そもそも言い出しっぺは善澤さんなんですから」

善澤「!?」

宮川「えっ、この人が?」

真「ええ、ボクが女の子らしくなれなくて困ってるって言ったら『牛乳を一気に飲んだら胸が大きくなって女の子らしくなれるんじゃない?』的なことを言いだしたんですよ」

千早「だから私たちはそれを信じて……」

宮川「ああ……そらやらんなあきませんわプロデューサーさん。765プロ貧乳ワースト2人の期待を背負わんといけませんからね?」

善澤「……はい」

善澤(い、意味がわからない!! ……でもやらないと怒られるんだろうな……。帰ったら高木を訴えてやろうか)

千早「……くっ」

ポール「一応1人2本(2リットル分)用意しておくから、余裕があったら飲んでみてくれ」

ポール「じゃあ行くよ? よーい……スタート!!」

『さあ始まりました牛乳早飲み競争の模擬戦!! まずは宮川選手がいいスタート……と思いきや菊地選手がものすごいスピードで追い抜きました!!』

宮川「は、早すぎとちゃうかまこちん!?」

真「へへーん、伊達に毎日ランニングしてませんよ!!」

『一方如月選手と善澤選手はゆっくりと走っております。これも作戦なのでしょうか?』

千早「……飛ばし過ぎよ2人とも」

善澤「そんなに速く走ったら飲めなくなるだろう……」

『おおっとー!? 菊地選手が一番に牛乳へ辿り着きました!!』

真「……よし!! ……ゴクッ……ゴクッ……」

宮川「よっしゃ僕も飲んだるでぇ……ゴクッ」

『先に牛乳を飲み始めた2人に遅れて如月選手と善澤選手が到着しました!!』

善澤「はあっ……はあ……全く、年寄りにはキツイねえ……」

千早(これが本場の搾りたての牛乳……!! 効き目が凄そうね)

真「ゴクッゴクッ……プハー!! とりあえず一杯目……」

宮川「……ゴクッ………………ゴクッ」

『菊地選手は1本目を華麗に飲み干し2本目に突入しましたが1本目の宮川選手は辛そうです!!』

宮川(機内食のビーフが胃圧迫してるからキッツイわ……)ゴクッ

真「ゴクッ……………………」

善澤「……ふぅ…………ゴクッ」

千早「………………ゴクッ」

宮川「……………………」

『善澤選手と如月選手はゆっくりとしたペースで着々と1本目を消費していっておりますが……菊地選手と宮川選手が沈黙しました!! 2人とも大丈夫でしょうか!?』

善澤(うぅ……中々胃が重たくなるね……)ゴクッ

千早(この牛乳を飲み干せば巨乳に……!!)ゴクッ

宮川「……あ"あ"ぁぁぁ……ごめんちょっと休m「ブハッ!!」ブシャアアア

真「オロロロ」キラキラ

『おおっと菊地選手がスプラッシュしました!! 「……オロロロ」キラキラ ……如月選手もそれにつられて吐いたあああああああ!! たちまちオーストラリアの草原が地獄絵図へと変貌しました!!』

ポール「wwwwwwwwwwwwww」

宮川「……ごめん、ギブアップするわ」

善澤「……っはあぁぁ……僕も1本だけにしておくよ。……2人とも大丈夫かい?」サスサス

真「……は"い"……」

千早「牛乳……恐ろしい……」

宮川「……な? やから僕言うたやん。アイドルにやらせたらアカンて……」

真「……いえ、今回見苦しい姿をお見せしてしまったのはボクが悪いんです!! だから今度こそは……」

千早「……私も、たった1本だけでギブアップしてしまったのは……悔しいです」

宮川「……この子ら怖いわぁ……なんでそこまでやる気になるねん……」

今回この乳牛祭りに参加した理由は?

真「もちろん、牛乳を一気に飲んで胸を大きくして女の子らしくなるためです!!」

女の子らしく……とは? 普段の衣装を女の子らしくすればいいんじゃないですか?

真「それが……うちの父さんがスカートとかを履かせてくれないんですよ」

なるほど……そういう教育方針なんですか。

真「ええ、ボクには全くわかりませんがそうみたいですね。だから胸なら成長のうちだから怒られないかなって(笑)」

普段はボーイッシュ路線で売り出しているそうですが、女の子らしくなるのはまずいのでは?

真「うーん……胸が大きくなれば男性ファンもゲット!! なんてことにならないですかね!!」

ははは、そういう考え方もありますね。
では、今回の乳牛祭りに対する抱負や目標など、何か一言お願いします。

真「雪歩!! 絶対巨乳になって帰ってくるからねー!! 後父さん!! 胸大きくなったら可愛い服買わせて!! ……一言に収まりませんでしたが以上です」

ありがとうございました菊地さん。

善澤(中々スレスレな発言だけど地上波に流しても大丈夫か……?)

雪歩「いやああああああああ真ちゃあああああああああああああん!!!!」ブンブン

小鳥「お、落ち着いて雪歩ちゃん!!」

普段クールなイメージの如月さんですが、今回この祭りに参加した理由は?

千早「真と同じで巨乳になるためです」

……本当に牛乳を飲んだだけで巨乳になるのでしょうか?

千早「……765プロ巨乳筆頭のあずささんや事務員の音無さんはよくお酒を嗜んでいますのでお酒が巨乳の元? なんて考えたりもしましたが……やはり学生の身ですし、手頃にチャレンジできるところからやっていこうかと」

千早「プラシーボ効果というものもあるそうですし、今回の企画には期待しています」

まあ……大きくなるといいですね(笑)
でも僕はそのままでもいいと思いますけど?

千早「……あなたには72の辛さがわかりますか?」

…………?

千早「72cmという胸囲のせいであだ名が72とかまな板とか壁とかになってるんですよ!? 更には千早算という計算法も出てくる始末!! そしていつも巨乳に挟まれて笑われる生活!! ……私にはとても耐えられません」

ず、随分と切実な悩みなんですね……。

千早「全くですよ!!」

で、では今回の祭りに対する一言をお願いします……。

千早「必ず乳牛王になって打倒あずささんを達成してみせます!!」

あ、ありがとうございました〜。

善澤(……もうしーらないっ♪)

今回はどうですか?

宮川「いややっぱりね、さっきみたいに途中で諦めてたらいけませんわ。やっぱり前みたいに地上波でゲロ晒す勢いじゃないと」

いやできるだけ晒さないでくださいよ?wwww
……あの2人はどうですか?

宮川「あの2人? あの2人はね、本当に強いと思いますよ? スプラッシュした時点でこの番組が地上波に流さんわけがないのにまたやる気になってますからね。多分普通のアイドルやったら諦めてるで。というか事務所からストップ入るでwwwww」

宮川「……やっぱり765プロさんは凄い事務所やで。みんながみんな、一つの目標に向かって精一杯頑張れる子たちですから。あの2人ならゲロ晒そうが胃が破裂しようが絶対にゴールしてくれそうです」

よく765プロさんをご存知なんですね。

宮川「そら定期ライブ行ったりアリーナライブのBD観たりしてるから……って言わすなやwwww嫁に怒られるやろwwww」

まさかファンであることをご家族に秘密にしていらっしゃるんですか……?

宮川「いや、嫁も美希ちゃんのファンだからそれは大丈夫なんですけど僕がライブのBDを買ったことを秘密にしてましたからwwwww」

宮川「ごめん!! 帰ったら一緒に観よな!!」

なんで秘密にしてたんですかwwww
……では乳牛祭りに対する一言、お願いします。

宮川「せやなあ……まこちん!! 千早ちゃん!! 乳牛王の座は譲らへんで!! 後巨乳になりたいからって飲み過ぎで体壊したらアカンで!!」

宮川「あの2人が牛乳飲む時の顔必死過ぎて怖いねん……」

確かに目が見開いてましたしねwwwwwww
では宮川さん、ありがとうございましたー!!

宮川「ありがとうございましたー」

スタッフ「はい、今日の夕食でーす」ゴトッ

真「……クッキー?」

千早「チョコレート?」

宮川「……もう嫌やこの夕飯……喉渇いて寝られへんようなるもん……」

スタッフ「これも明日の牛乳早飲み競争を有利にするための食事ですからね。我慢してください。もちろん本番まで何か飲むのも禁止ですよ?」

真「……なるほど、それでパサパサのクッキーとチョコレートを……って地獄じゃないですか……」

千早「……このクッキー、味が薄いしパサパサよ……」ポリボリ

宮川「美味くないやろ? やから嫌やねん……」ポリボリ

真「……いただきます……って何美味しそうなもの食べてるんですか善澤さん」

善澤「ラップっていう薄い生地に豚肉? と野菜を巻いた料理らしい。美味しいよ?」

千早「羨ましいです……ちなみに何のお肉を使っているんですか?」

スタッフ「カンガルーの肉です。豚肉みたいな味なのにヘルシーだってことで有名ですよ」

善澤「」ピタッ

宮川「……ひびきんに言ったらブチ切れられそうやな」

善澤「何かあったら僕の部屋のインターホンを押すか電話するかしてね? もちろんスタッフさんでもいいからね」

真「はーい!!」

千早「わかりました」

善澤「ん。じゃあお休み。早く寝るんだよ?」ガチャッ

1㍑を二本しかも運動後…死ぬわな
それを一本とはいえ飲みきったのはすごい

真「……今ボクたちってオーストラリアに居るんだよね千早」

千早「ええ、そうね」

真「……これってすごいことだと思わない?」

千早「私はこの前ニューヨークに行ったばかりだから……」

真「そ、そうだっけ? ……でもさ、弱小事務所だったボクたちが今や海外で仕事ができるようになったんだよ?」

真「プロデューサーが入ってきて、ちゃんとした宣材写真を撮って、降郷村でライブをして、竜宮小町ができて……それから、先に売り始めた竜宮小町に匹敵するほどみんなも有名になった」

真「それから……千早が優君のことで傷付いて、でもみんなで、千早自身の力でそれを乗り越えた」

真「春香だってプロデューサーが怪我して参ってたけど、そこから巻き返してさ。この前はアリーナライブのリーダーを務めてみせた。バックダンサーも居て大変だったのにね」

真「……ボクたちもちゃんと成長してきたんだなーって思うと……ごめん、なんだかうまく言えないや」

千早「ふふふ……確かに私たちはここまで登りつめることができたわ。でも……私は、少し寂しいかもしれない」

真「寂しい……?」

千早「ええ、寂しいわ」

千早「……去年の夏、みんなで海に行ったことは覚えてるかしら?」

真「うん、もちろん覚えてるよ」

千早「あの時は楽しかったわね……でも、今の私たちではあの時のように無邪気に遊ぶことができない」

千早「私が歌で世界に羽ばたけるようになったり、美希がハリウッドに行けるようになったりして765プロが成長したということはとても嬉しいことだけど……その代わりにみんなとの時間を失ったのは寂しいわ。とっても」

真「……そうだね。そう考えるとボクも寂しいよ」

真「……でも、ボクは今の仕事だらけの生活も悪くないかなって思うよ」

千早「……そうかしら?」

真「うん、きっと」

千早「……ふふっ、きっとじやわなくて絶対に、よね?」

真「ははっ、そうだね。……プロデューサーが帰って来るまで、ボクたちで頑張らないと」

千早「……ええ、そうね。プロデューサーが帰って来るその日までは……私たちが765プロを背負わないといけないわね」

真「……とにかく今は寝よっか」

千早「ええ、早く寝ないと水を飲んじゃいそうで辛いわ」

カサカサ

……さあやって参りました恒例のあの時間。

今日のお供は765プロから訴えられて一瞬で廃盤となったものの現在在庫から極少数流通されているオ○ホ。

その名も快感Mind!! ……って安直過ぎないかこの名前。

オナ○特有のキレあるネーミングセンスはどうしたんだ。

これは菊地君のスリーサイズ情報を元に設計され、菊地君の体を模して作ら



ピンポーンピポピポピンポーン

善澤「……落ち着け、クールになるんだ僕」

ピポピポピポピポピンポーン

善澤「ついでにインターホンも落ち着いてくれ」

善澤「よし、今回はちゃんとキャリーケースに隠したから大丈夫。前のようなヘマはしない」

真『善澤さああああああん!!!! ○キブリです!! Gが出ましたああああああああ!!!!』

善澤「……はあ……」

善澤(せっかく初外国ニーしてみようと思っていたのに……もう萎えちゃったよ……歳は辛いね)

善澤「わかったわかった今行くよ……」

真『はやくうううううううう!!!! Gが千早の顔面に着地したから千早が気絶しちゃったんたんですよ!?』

善澤「……御愁傷様です」

司会『さあ次は牛乳早飲み競争!! 今年は数年前俺たちを爆笑の渦に飲み込んだ最高にクレイジーなゲロコメディアンダイスケがジャパンのアイドルを連れてやってきたぞ!!』

観客「「「「「チハヤー!!!! マコトー!!!!」」」」」

真「す、すごい歓声ですね」

宮川「お前ら外国でも人気やねんなぁ……羨ましいわwww」

千早「……よし、私も本気でやるわよ」

真「へへっ、乳牛王になるのはボクだからね!!」

宮川「なんやて? 乳牛王になるのは僕に決まってますやんか」

司会『さあ早く位置についてくれよお前ら!! ……じゃあ行くぞ!! よーい……スタート!!』パンッ

善澤(本当に大丈夫か2人とも……?)

『さあスタートしました牛乳早飲み競争!! 模擬戦の時のように菊地選手がぶっちぎり1位で第一ポイントへ到着しました!! まずは1リットル目です!!』

真「ゴクッゴクッゴクッゴクッ……ごちそうさま!!」

宮川「は、早っ!?」

千早(……これが、アイドルの力だというの……? じゃなくて。私も早く飲まないと!!)ゴクッ

『如月選手と宮川選手が第一ポイントで牛乳を飲み始めますが、既に菊地選手は第二ポイントへ向かっております!!』

真(うっ……ちょっとキツイね)ダダダダダダ

千早「ゴクッゴクッゴクッ……っ!!」ダッ

宮川(えっ、千早ちゃんももう飲み終わったん!?)

『おっと菊地選手に続いて早くも第一ポイントを突破した如月選手が第二ポイントへ走り始めました!!』

真『はあ……はあ……よし、これで最後……』

千早(大丈夫、普段から鍛えてるこの喉の締め付けを使えば……ぐぶっ!?)タラタラ

『菊地選手が第二ポイントに着いたー!! ……と思いきや如月選手が鼻から牛乳を噴き出した!! これは汚い!!』

千早(……ええ、焦ってはダメよ千早。今起こってしまったのはあくまでもアクシデント。次から冷静に行けば問題ないわ)

宮川「……よっしゃ次ィ!!」ダダダダダダ

真「ゴクッゴクッ…………」

『おっと……? 菊地選手の様子がおかしいぞ……?』

真(しまった……ここで胃の限界が……)ゴクッ…

千早「……2本目よ!!」ゴクッゴクッ

『如月選手が到着第二ポイントに到着しました!! 追いつかれてしまうのか菊地選手!? 遅れているが大丈夫か宮川選手!!』

宮川(……正直もう辛いわ……でも)

千早「ゴクッゴクッ」

真「ゴクッ……ゴクッ」

宮川(アイドルの2人が頑張ってるんやから僕もええところ見せやんとな!!!!)ゴクッ

『遂に3人とも2本目を飲み始めました!! 現在ぶっちぎりのトップ3です!!』

真「ゴクッゴクッ……っ!!」ダッ

千早「!?」

千早(もう飲みきったというの!?)

『おおおおおっとおおお!!!! 菊地選手が遂に2本目を飲み終えたあああああああ!!!! これはすごい!!』

真(正直、もう喉まで牛乳が来てる。けど……)

真(絶対に乳牛王になってみs)ブッシャアアア バターン

『菊地選手が牛乳を噴き出しながら転んだあああああああ!! これまた汚い!! 倒れた後も口から牛乳が垂れててダブルで汚い!!!!』

千早(真が転んだ!! これは巻き返すチャンスよ!!)ダッ

宮川(……みんな早いわぁ……)

真(いてててて……まずい!! 千早に抜かれて……!!)

『遂に如月選手が飲み終わりました!! が!! 菊地選手も立ち上がりました!! これは熱い展開!! 宮川選手も現在余裕の3位ですので頑張ってください!!』

千早「………………っ!!!!」ダダダダダダ タラタラ

真「はあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」ダダダダダダ タラタラ

『鼻から牛乳を垂らしながらのデッドヒート!! 熱い!! でも絶望的に汚い!! とてもアイドルがやってはいけなさそうな顔をしています!!!!』

『如月選手がそのままトップでゴールするか!! 菊地選手が如月選手から巻き返すか!?』

千早「ああああああああああああああああゴボッあ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!!!!」

真(うわ汚っ!!)ゴボッ

『もうやめてくれ!! 如月選手の牛乳をかぶりそしてまた牛乳を撒き散らす菊地選手!! 正直もう放送できないレベルだあああ!!!!』

千早(後……後一歩……!!)

真(後一歩でゴール……っ!!)

パーンパーン

『両者ほぼ同時にゴーーーーーーール!!!! 勝ったのはどちらだ!?』

司会『……ウィナー!! チハヤ!!!! みなさん!! チハヤに、それといい戦いをしてくれたマコトに大きな拍手を!!!!』

観客「「「「「わああああああああああああ」」」」」パチパチパチパチ

千早「…………や、やった!! やったわ春香!!!!」

真「千早、春香は居ないよ……。それからおめでとう、千早」スッ

千早「……ふふっ、ありがとう、真」ガシッ

『素晴らしいシーンです!! ……口から出た牛乳まみれでなければ』

宮川「ゴクッ…………ゴクッ…………」

司会『ダイスケ!! もう止めてもいいんだよ!?』

宮川「アカン!! せめて3位でもいいから!!ゴボッ……お祭り男として、僕は最後までやりきらんなアカンのや!!!!」ブシャアアア

『もういい!! もういいんだ宮川選手!! もう十分前大会より面白いことになってるから!!』

真「……ほら、宮川さん。ボクが背中を押しますよ。だからボクたちと一緒にゴールしましょう、ね?」

千早「諦めたくないという気持ちは……私自身、よくわかりますから。だから、頑張りましょう!!」

宮川「まこちん……千早ちゃん…………ゴクッ、よっしゃ行ったろかああああああ!!!!」

真「へへっ、それでこそお祭り男の宮川さんですよ!!」

千早「……さあ、手を」

宮川「……へへっ、ありがとうな2人とも」

『おっとおおおおお!? 先にゴールした2人が宮川選手の手を取り走り始めました!! これも熱い展開です!!!!』

観客「「「「「わあああああああああああああああ!!!!!」」」」」

善澤「……ふふっ」

善澤(やっぱりいい子たちだな。765プロのアイドルは)

善澤(まあ状況が状況だがね)

宮川「……うぷっ」

真「大丈夫ですか宮川さん!?」

如月「一度止まりましょうか!?」

宮川「……いや、大丈夫や。ゆっくりで悪いけど走り続けんで」

司会『さあゴールまで後5mだ!! 頑張ってくれジャパンのみんな!!!!』

『……ゴーーーーーーール!!!! 宮川選手と如月選手と菊地選手の3人で織り成した感動のゴールです!!』

ブシャアアア

ゴーーーーーーール!!!!

真一「……な、なあ真」

真「な、何、父さん?」

真一「そ、その……スカートぐらいなら許してやる」

真「へへっ、やーりぃ!! ありがと父さん!!」

真一「あ、ああ」

真一(……色々とすまない、真)

真(……結局、胸は大きくならなかったけどさ)

真(父さんが女の子らしくすることを許してくれるならまあいいっか♪)

ご機嫌よう、読者の皆様。善澤だよ。

もう最近は寒くてたまらないよ。普段それほどファッションを気にしない僕がボロボロになってしまったコートを新調するぐらいにはね。

さて、今回はこの前放送されたとある番組で物議を醸し出した菊地真君について書いてみようと思う。

普段彼女は王子様と呼ばれているから、今回はそこらを絡めての話を一つ。

皆様は彼女を見てどう思う?

まあ今の世論だとイケメン、という意見が大多数を占めるだろうね。

だが僕は彼女の王女様としての一面についても見て欲しいと思うんだ。

例の放送でも彼女は女の子らしくなるために胸を大きくしたいと言っていただろう?

そう、彼女は女の子らしくありたいんだ。

普段はみんなにイケメンイケメンと持て囃されているからこその願い。

でも、どこか彼女には抜けてるところがあって、明らかにベクトルの違う可愛さを求めているところがあるんだ。

だからこそ、菊地君のファンの方にはそういうところをよく見てもらいたい。

確かに、彼女がフリフリのドレスを着ることはイマイチかもしれない。

が、そういうチョイスをするところが可愛いと思わないかい?

普段はイケメン王子様。

でも裏では少し抜けた王女様。

確かギャップ萌えと言うんだったかな?

とにかく、彼女に王子様という一面だけを求めて欲しくはないんだ。

だからと言って片面しかしらない人をファンでないとは言わない。

が、片面の彼女しか知らない、好きになれない人は……少し、もう片方の面を見てあげてもいいんじゃないかな?

王子様としての菊地君が好きな人は王女様としての菊地君。

王女様としての菊地君が好きな人は王子様としての菊地君。

僕は両方を知ってこそ、菊地君の更なる理解へ繋がると思うよ。

でも彼女はそれだけじゃない。

彼女の根はとても熱くて、とても優しいんだ。

何度も思い出させて悪いけど、あの番組で如月君と一緒に宮川君の手を取って走り始めたシーン。

あの時の菊地君こそが、本来の菊地君だと思うよ、僕は。

ま、765プロのアイドルはみんなそんな子たちばっかりなんだけどね——



真「……へへっ、善澤さんいいこと書いてくれてるじゃん♪」

プルルルルル

真(電話……千早から?)

真「もしもし?」

千早『真!! 聞いて真!!』

真「わっ!? ……急に大声出さないでよ……後落ち着いてよ千早……」

千早『そ、そうねごめんなさい……一度深呼吸するわ』

真「あ、うん……。それでどうしたの?」

千早『真……私ね』

千早『胸囲が72.00cmから72.4cmになったの!! 遂に胸が大きくなったわ!!』

真「……それ四捨五入したら72cmになるよね。つまり誤差の範囲内だよね」

千早「」



おわり

鼻から牛乳昔あったなー
ただ普通に牛乳一杯飲んだあと外に出ただけなのに鼻から牛乳がたらーっと出てビビったな(白目)

なんかもう……色々とゴメン
後勝手にシリーズ化してごめん。あと美希の誕生日の分まで書いてあるからとりあえずそこまでは許して欲しい
オ○ホも自分の趣味なんで適当に流してくだされば幸いです

乙です

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom