男「何か面白い事件でも起こんないかなー」
女「何言ってるの?」
男「なんでもないよー」
これは厨二心をくすぐられそうな感じ
突然だが、皆は中学、高校の授業中にこんな妄想をしたことはないだろうか?
平坦ないつもと変わらない授業の最中、突如現れる謎のテロリストたち、
逃げ惑う教員や生徒、封鎖される学校、そんな中、自分だけは屈することなく
彼らに立ち向かっていく。
なんとも滑稽な話だが、そう言った妄想をしてしまう位には、
授業というものは、常に暇に満ちている。
男「なーんて、実際にはそんなこと起こんないけどな」
そう、そんなことは実際にはありえない。
せいぜい起こるとすれば、そんな妄想をしていた
男が、教師の問いに答えられるはずもなく、
廊下に立たされるということくらいである。
男「ひどい目にあった」
女「そりゃあんだけボーっとしてれば、先生にもバレるよ」
男「それにしたって、今どき廊下はないだろう」
女「自業自得」
女「それにしても一体なにを考えてたの?ずーっと考え事してたみたいだけど」
男「んーまぁどうでもいいことなんだけどさ」
男「もしこの学校にテロリストが襲ってきたらどうしようって」
女「」
男「やめろ!そんな目で俺を見るな!」
女「…まぁくだらない話はおいといて、早く掃除して帰ろ?」
男「はいよー」
~商店街~
女「まったく、そんなこと考えてたなんて」ハァ
男「男には誰しもあるよ」
女「さすがにテロリストはないと思うけどね」
女「でも」
女「男、好きだったもんねー戦争ゲームとかピストルとか」
男「銃は男のロマンだからな」
女「それを 女 である私にやらせるように強要してね」
男「お前にもあの面白さを分かってもらおうとs」
オーイ
男「ん?」
友「よう!お前らも今帰りか?」
男「なんだ、友か」
友「ごあいさつだな、一緒に帰ろうと思ってよ」
友「こいつらもいるぜ」
期待
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