P「くっ……やっぱり扉が開かない! 社長室に閉じ込められたようだ」
伊織「まったく、どうせ双子のイタズラでしょ? だれかが来るまで待ちましょう」
P「うぅむ……。しかし今日はもうみんな仕事がないから、帰ってしまったんじゃないか?」
伊織「あら? こんなところにノートパソコンなんて置いてあったかしら?」
P「本当だ。隣にはカメラも設置してあるな……」
ザザッ…
P「なんだ? スピーカーから音が……」
『んっふっふ……おはよう、諸君。突然だが、閉じ込めさせてもらった』
『やよいっちは預かった。いわゆる誘拐というやつだ!』
P「なっ……やよいを誘拐!? だ、誰だ貴様は!?」
伊織(え、いや、ボイスチェンジャー使ってるけど、このしゃべり方って……)
『返してほしくば、>>3するのだ!』
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亜美真美においしいケーキを食べさせる
↑
『双海亜美と双海真美に、美味しいケーキを食べさせるのだ!』
P「なんだと……! それで本当に、やよいを返してくれるんだろうな!?」
『もちろんだYO!』
P「不本意だが、それくらいでやよいを解放してくれるというなら安いものだ」
『そしてこのことは、くれぐれも口外しないことだ。特に秋月律子には絶対に!』
『んっふっふ……我々はいつでもお前たちを見ているぞ』
P「ぐっ……なんと卑劣な!!」
伊織(え、ええー……これ、突っ込んでいいのかしら?)
ガチャッ
P「開いた! これで社長室から出られるぞ!」
伊織「え、ええ」
・・・・・・
亜美「あれ? 兄ちゃんそんなにあわててど→したの?」
真美「真美たち、今ちょうど事務所に遊びに来たんだけど。今ちょうどね」
P「そうだったのか。ならタイミングが良かった、これからケーキ食べに行かないか?」
亜美「え、ほんとに!? 行く行く!」
真美「なんだかよくわかんないけど、やった→! なんだかよくわかんないけど!」
タイトルからは予想できない平和さ
亜美「それならついでに、いおりんも連れて行ってあげれば?」
真美「あと、やよいっちも今日は暇だって言ってたYO!」
P「そうだ、やよいは……!!」ポパピプペ
やよい『もしもし、高月やよいです!』
P「やよい、無事か!? 今どこで何をしてる!?」
やよい『え、えっ……? いま、スーパーでお買い物してましたけど……。プロデューサーですか?』
P「そ、そうか……あれは誰かのイタズラだったんだな、よかった」
やよい『?』
P「これから美味しいケーキを食べに行くんだが、よかったらやよいも来ないか? もちろん俺のおごりだ」
やよい『ええ!? い、いいんですか?』
P「ああ、亜美や真美、伊織もいるぞ。やよいの家族にお土産も買ってあげよう」
やよい『うぅー、でも、なんだかそれって、悪いかもって……』
P「いや、ぜひとも来てくれ! スーパーまで迎えに行くから! いつものスーパーだよな!?」
やよい「は、はい!」
P「それじゃあ、また後でな!」
やよい『え、あ、はいっ!』
P「よーし、それじゃあ行くぞ、みんな!」
亜美「お→!! 出発だー!」
真美「せっかくだから、美味しいケーキを食べさせてよね!」
伊織「……。」
これは神スレの予感!
近頃は1レスごとに安価出して回収するだけ、安価を取るのが楽しいだけのスレが多すぎると思ってたところなんだ
支援!そして期待!
・・・・・・
亜美「今日はごちそ→さま~!」
真美「兄ちゃん、また明日→!」
P「ああ、また明日な! 戸締りはしっかりするんだぞ」
伊織「……」
P「お待たせ。あとは伊織だけだな」
伊織「ねぇ、あんなイタズラに従うことなかったんじゃない?」
P「なに言ってるんだ伊織。結果としてやよいは誘拐されていなかったが、誘拐は可能だったはずだ」
伊織「いや、でも犯人は……」
P「犯人は765プロに自由に出入りしていた。かなりのやり手だ……防犯を強化しなくちゃな」
伊織「……そ、そうね」
P「それに、久しぶりにお前たちと出かけられて楽しかったし」
伊織「うっ……そ、そう」///
その後、セキュリティを強化した765プロに不審者が侵入することはなくなった。
これでアイドルたちも安心して過ごせるだろう。
さぁ、俺たちのアイドルマスターはこれからだ!
おしまい。
おのれ犯人め(棒)
うまいなー 乙
犯人…いったい何海姉妹だったんだ…!?
おつ!
あれ?乙!
さぁ、○海姉妹は次のターゲットを決めるんだ!!
安価であらやだ、可愛いとほっこりしてしまいました
犯人の双○姉妹は一体何者なのか…
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