男「異世界に行ける道具?」(10)
男「最近連絡取れねえと思ったらそんな下らない道具作ってたのかよ」
友人「下らないとはなんですか!万能品ですよ!?」
男「そうは見えんが」
友人「はあ、異世界というのは漫画やアニメ、ゲーム、二次元の世界にも飛べるんですよ、しかも異世界でした事は一切法に触れません」
男「ほう、つまり分かりやすく言えば?」
友人「二次元でおにゃのことか好き放題に出来る」
男「わかった、貸せ」
友人「別にいいですけど、本当に完成したか見たいので・・・この世界に行ってきて下さい」
男「涼宮ハルヒの憂鬱?この世界に行けばいいんだな?」
友人「はい、本当に影響が出るのか主人公に関わってみて下さい」
男「おい、影響ってなんだよ」
友人「昔から小さい事を聞き逃しませんね・・・影響と言うのは、主人公達に関わりすぎるとIFとして作者が書き、出版します」
男「つまり俺のした行動がIFで書かれるわけだな」
友人「理解が早くて助かります」
男「おい、話を長引かせたら飽きられるぞ、異世界に行くにはどうしたらいい?」
友人「このチップを本のページに付けて手に持ち、始める場所と役割を大声で言えば行けますよ」
男「じゃあSOS団設立の・・・場所はSOS団近く廊下!!役割は不気味な生徒!!」
友人「不気味って・・・不気味なチョイスですね」
男「うるせ・・・おっ!?なんか本が輝いてー・・・」
友人「・・・行ったようですね、第一段階は成功と言えましょう」
男「ー・・・ん?なんだか見慣れない所だな・・・」
生徒A「君、大丈夫かい?急に倒れたりして」
男(成る程、一応成功したみたいだな)
生徒A「おーい?」
男「うるせぇよ、耳元で喋んな、耳障りだクソ野郎」
生徒A「」
男「退けよクソガキ、目的はテメーじゃねーんだよ」
生徒A「・・・すいません」
男「立ち去れクソ!・・・おい、そこのお前」
生徒B「ひっ!?な、なんですか?」
男「人様の顔見てビビるとは態度がなってねえな、まあいい、文芸部って何処だよ」
生徒B「す、すぐそこの教室です」
男「わかった、ありがとよ」
男(涼宮ハルヒってやつに気に入られれば簡単なんだが、見た限りでは変人らしいしな・・・)
ハルヒ「で、私が団長のー・・・」
男「失礼します、文芸部に入部したいのですが」
ハルヒ「文芸部は残念ながらないわよ、ここは私達団の物になったのよ」
男「でも文芸部以外に出来る部活ないんですよ、なにかの緑ですし、僕も団に入らせていただけませんか?」
キョン「やめておいた方がいいですよ、こいつ変人ですから」
ハルヒ「なに話してんのよ、コソコソと、そうそう、団の入部だけど、雑用係ならいいわよ」
男「よろしくお願いします、涼宮さん、キョンさん、長門さん」
長門「!?」
男(さて、これでいいか・・・次はみくるってのが来るまでイエスマンして待つか・・・)
男(あ、これどうやったら帰れるんだ?)
一冊分の話が終わったらじゃね?
男「ー・・・さて、みくるが来るイベントがあと72秒か」
男「寝とくかな・・・」
キョン「おい、寝る気か?ハルヒに何言われても知らんぞ、というかハルヒ来たぞ?」
男「構いませんよ、僕は眠いんです」
男(寝ていた方が印象に残りIFが書かれそうだしな)
男「お休みなさい・・・・・ZZZzz」
ハルヒ「はぁ・・・なに寝てるのよっ!!!」
男「・・・・・ふぁ?」
ハルヒ「ふぁ?じゃないわよ!!新入りが来たのよ!?なに考えてるのよ!!」
男「すいません、で、朝比奈みくるさん、よろしくお願いします」
みくる「お願いしまー・・・」
男(さて、よろしこしたからもういいだろ、次は長門と接触して宇宙人について話すか)
みくる「あのー?」
男「長門さん、少々話があるのですが、宇宙人って信じますか?」
長門「」
男「長門さんとか宇宙人だったりして」
長門「」
男「データを集めに来てたりして」
長門「」
男「あれ?体が消えはじめてー・・・・」
男「・・・・!?どういう事だよ、聞いてないぞ」
友人「・・・味方となる人物に敵と見なされた場合は死ぬ危険性があるから強制的に止めるようになってるんです」
男「先に言えよ・・・」
友人「すいません」
男「ハルヒはやめだやめ、ご機嫌取るのやだ」
友人「そうそう、IFに乗るくらい未来を変えたら帰れますから・・あった」
男「>>10?」
友人「ではお願いします、チップはー」
ksk
安価か
アナザー
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