【のんのんびより】蛍「あれ?警察が来てる。どうしたんだろう?」 (26)

蛍「おかしいな…こまセンパイのスク水を食べてただけなのに…どうしてだろう?」

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■次の日

蛍「あれ?…どこに行ったんだろう?」

小鞠「蛍?廊下に這いつくばって何をしてるの?」

蛍「いえ、コンタクトを落としたようで…見つからないなー」

小鞠「私も探してあげるね」

蛍「いえ、お手数掛けるのもあれですし…」

小鞠「私はお姉ちゃんなんだから、蛍が困ってるなら助けてあげるから」

蛍「センパイ…」

小鞠「だから手伝うね」

蛍「ありがとうございます。ではあと二歩ほど前進してもらってもいいですか?」

小鞠「え?」

蛍「そこがベストポジションですので」

小鞠「へ?」


れんげ「…ほたるんが地面を這いつくばりながらスカートの中を覗いてるのん」

小鞠「にゃっ!?」

蛍「れんちゃん!?」

夏海「それにほたるんは目がいいしねー」

蛍「夏海センパイまで!?」


小鞠「…」

蛍「こ、これは…その…違いまして…」

小鞠「なにか最後に言い残す事はあるかな?」ゴゴゴゴゴゴゴ

蛍「えーと…その…オレンジ色のパンツは似合わないかな…と」


ピーポーピーポー


警察「さあ、行こうか」

蛍「わぁぁぁぁん。正直に言っただけなのにーー」

小鞠「ばか!」

■次の日の夜


小鞠「宿題でもしようかな」

ガララッ

蛍「キャー♪センパイの匂いセンパイの匂い」ゴロゴロゴロゴロ

小鞠「蛍!?」

蛍「センパイ!?なんでここに!?」モグモグ

小鞠「いや、ここ私の部屋だし」

蛍「そうだったんですね。すいません気付きませんでした」モグモグ

小鞠「…」

蛍「では夜遅いんで私は帰ります。また明日センパイ」モグモグ


小鞠「ねえ、何を食べてるの?」

蛍「とっても香ばしい靴下ですよ♪」


ピーポーピーポー


れんげ「今日もこまちゃんの家に警察が行ってるん!」

一穂「れんちょんは真似したらダメだからね~」

■次の日

小鞠「朝…ふわぁ…」

蛍「おはようございます♪センパイ」

小鞠「おはよう蛍。朝から元気みたいだね」

蛍「えへへ。センパイに褒められちゃった♪」


小鞠「…で、なんで私の部屋にいるの?」

蛍「はい!目覚めのキスが必要かと思いまして!」





小鞠「はい。実は部屋に変質者が…………朝からご迷惑おかけしますがよろしくお願いします」

蛍「センパイ!?朝の通報はご近所迷惑だから止めてください!」

これはクレイジー

■次の日


小鞠「将来の夢?」

蛍「はい!」

小鞠「そうだなー通報をしなくてもいいようになりたいな」

蛍「そ、壮大な夢ですね」


蛍「じゃなくて!普通のちゃんとした夢です!」

小鞠「うーん。急に聞かれてもなー」

蛍「じゃあ、ほら欲しいものとか」

小鞠「服かな…うん!大人っぽい。大人のお姉さんの洋服が欲しいな」

蛍「服ですか?」

小鞠「まったくお母さんったらわかってないんだー」

小鞠「成長したから、新しいのが欲しいのに『去年のが入るでしょ!』だって」

小鞠「そもそも、去年の服はずっと小さい頃に買って貰った服だから、去年のじゃないし」

蛍「あ、あはははは」

小鞠「そういえば、蛍の夢は?」

蛍「そうですね。好きな人をずっと見つめていたいですね」

小鞠「へぇ~。結婚って事?」

蛍「あはは。ちょっと子供っぽいですよねー」

小鞠「でも、女の子同士だと結婚できないよね?」

蛍「え?」

小鞠「へ?」

蛍「え、えーと…」

小鞠「…」

小鞠「あ、あ…あーーーーーーーーーー//」


………


警察「ほらニヤニヤしないで」

蛍「えへへ…えへへへへ♪」

小鞠「あーもうっ!勘違いしないでよ!ばかっ!」

あぁ^~

■次の日


れんげ「かくれんぼなん!」

夏海「うへぇ。れんちょんウチらを見つけるの上手すぎー」

小鞠「私もすぐ見つかっちゃった…」

れんげ「ふふふふふ。二人とも単純すぎるん」

夏海「そうかなー。結構自信あったんだけどなー」

小鞠「あとは蛍だけか」


………


夏海「ほたるん見つからない。中々やりおりますな」

小鞠「なにその日本語…」

れんげ「こうなったら秘密兵器を出すん!」

夏海「おぉ!さすがれんちょん!秘密兵器っすか!」

れんげ「給食でこまちゃんが使ったストローなん!」

小鞠「なっ!?」

蛍「ハレンチな!」

小鞠「蛍!?」

夏海「はやっ!」

蛍「れんちゃん!だめだよ。ストローとかさすがのセンパイもドン引きだよ」

れんげ「ごめんなさいなのん…」

小鞠(蛍がまともな事を言ってる…)

蛍「だから、このストローは私が回収…没収しておくからね」

れんげ「わかったん」

蛍(センパイのストロー…………………えへへ。涎がとまらないよぉ~)

小鞠「えーと、通報通報っと」

蛍「待って下さい!まだ何もやってませんよ!?」

小鞠「よだれまみれで何を言ってるの?」





蛍「その後、私は逮捕されました」

蛍「でも後悔していません。警察が来るまでの間、ストローは十分に堪能しましたから」

小鞠「後悔も反省もしてないなら絶交だから」

蛍「冗談です!冗談ですから『絶交』だなんて言わないでください!センパイ」

小鞠「ハイハイ」

■次の日


小鞠「次は体育かー。私体育苦手だなー」

蛍「私は大好きです」

小鞠「なんで?」

蛍「だって、センパイの生着替えが…」ハァハァ


小鞠「通報通報っと」

蛍「しょんな…生着替えも見られないなんて…」

■次の日


小鞠「トイレトイレっと」

蛍「センパイ!トイレまで行かなくてもいいですよ!」

小鞠「え?」

蛍「私が全部受け止めてあげます!」

小鞠「蛍…さすがにそれは気持ち悪い」

蛍「…え?」


………


蛍「うぅ…今日一日中センパイから冷たい目で見られちゃった」

蛍「通報されないのがこんなにキツイなんて…」

■次の日の朝


小鞠「あれ?靴が無い…おかしいなぁー」

蛍「ふふふふふ。センパイお困りのようですね」

小鞠「うん。実は靴がないの」

蛍「心配しないでください。私がお姫様だっこして学校まで連れていきます」

小鞠「え?」

蛍「あっ、勘違いしないでください。別にセンパイのお尻や胸を触ろうとか考えてませんから」

小鞠「うーん。じゃあお願いしようかな」

蛍「でも、通報はやめてくだ……………え?」

小鞠「よろしくね。蛍♪」

蛍「は、はい」



蛍(今日も通報されなかったよぉ…)

小鞠(実は靴は私が隠してただけなんだけど…)

小鞠(たまにはこういう事してもいいよね)

ちょうど今日聖地に行って掃除手伝った

■次の日の夜


小鞠「うぅ…夏海のせいだ…」

小鞠「夏海があんなに怖い番組見るから…」

小鞠「一人で部屋に行くのやだなぁ…」

小鞠「でも、一人で寝ないとまた夏海にバカにされるし…」

小鞠「はぁ…」

ガララララッ

蛍「えへへ。お邪魔してます」


………


小鞠「くーくー」Zzzzz

蛍「…あれ?」

蛍(センパイと一緒にお布団で!?)

蛍「夢!?これ夢ですよね!?」

小鞠「蛍うるさい」

蛍「す、すいません」

小鞠「ぐーぐー」Zzzzz

蛍(ハァハァ…センパイの顔が真横に…)

■次の日の朝


小鞠「ふわぁ…もう朝…よく眠れた…」

蛍「おはようございます。センパイ♪」

小鞠「おはよう…って、そっかぁ。蛍、泊まったんだったね」

蛍「はい。寝起きのセンパイが見れて幸せです」

小鞠「そっかぁ。えへへ」

蛍「えへへ~」

小鞠「って、そうじゃない!」

蛍「え?」

小鞠「なんで、私、見た事ない服着てるの!?」

小鞠「昨日はパジャマで寝たはずなのに!」

蛍「私が着せ替えちゃいました♪」

小鞠「なっななななにやってんの!?蛍!」

蛍「似合ってますよ。センパイ」

小鞠「え?」

蛍「9月14日お誕生日おめでとうございます」

小鞠「…へ?」

蛍「その服は私が作りました。その…気に入って頂ければ幸いです」

小鞠「蛍…」


小鞠「ちょっと鏡見てくるね」

蛍「は、はい」







「うん!すっごくいい!」

「よ、よかったぁ…」

「私の大人の魅力をさらに引き立ててる!すごい!」

「あ、あはははは」

こマ?
最初のほうに比べて変態行為に順応しすぎだろ

 
ギュウウウ


「って、センパイ!?急に抱きついて!?」

「ありがとう!本当にありがとう蛍!」

「センパイが喜んでくれて、私も嬉しいです」




「…って、なんで顔が赤いの?」

「センパイが抱きついてきてくれて…その気持ち良くて」

「なっなな!?」

「えへへ」

「通報!そうだ通報!」

「やったぁー嬉しいなぁ~」

「え!?なんで嬉しいの!?蛍!」








       終わり

とてもよかった

これにて終わりになります。
読んでくれてありがとうございました!
また機会があればよろしくお願いします

乙やで
通報HAPPYENDとは新しいな

おつおつ

面白かった
一日遅れだけどこまちゃん誕生日おめでとう
二期はよ

おつ

前のと同じ人かな?乙!!

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2015年08月30日 (日) 07:37:22   ID: 713-x-L6

変態という名の紳士かとおもったら違った

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