前々作【ごちうさ】ココア「チノちゃん成分が足りない…」
【ごちうさ】ココア「チノちゃん成分が足りない…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408512727/)
予告通り書いていきますが、前回の話との関連性は一切ありません。
でもココチノ愛好者なので今回もココチノで。
現時点で結末はまったく考えてません。
書きながら考えるので綺麗に終わらないかもしれませんがご了承ください。
それではゆっくり書いていきますね。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1408591219
ココア「二次創作ではよくあるネタだけど…」
ココア「私のことがどれくらい好きなのか数値で表示される時計を拾っちゃった…」
ココア「もしかしてこれを有効活用することで、あの冷たいチノちゃんを攻略できるかも…」
ココア「国際ギャルゲープレイヤーココア、ここは何としてでも攻略するよ…!」
ココア「さて、まずこの時計はどういう風に使えばいいのか検証だね!」
ココア「ということでこんにちは千夜ちゃん!」
千夜「あら、ココアちゃん。何か用?」
ココア「うーん…ちょっとねー」
ココア(スイッチオン!)
千夜「それにしても…今日も暑いわね…」22:45
ココア「…は?」
千夜「え、ごめんなさい…何か悪いこと言った?」
ココア「あ、ごめん…そういう意味じゃ…」チラッ
ココア(22時45分ってなんなの…)
千夜「ところで、ココアちゃんそんなオシャレな時計持ってたのね。少し見せて?」
ココア「あ、どうぞ」
千夜「…?これデジタル表示なのね。ところで…かなり時間がズレてるみたいだけど…」
ココア「う、うん。間違えて時間動かしちゃってさ。今何時かわかる?」
千夜「ちょっと待ってね。…今は昼の12時30分ね」
ココア「うーん…??」
ココア「あのさ、千夜ちゃんって私のこと好き?」
千夜「…!」ビクッ
ココア(ん、なにその反応)
千夜「い、いや?友達としては好きよ…?」
ココア「どのくらい?」
千夜「どのくらい!?…えー、えーっと。こんくらい?」
ココア「手を広げられてもわからないよ…」
千夜「そうね…」
ココア「もし私が付き合ってって言ったら付き合えるくらい?」
千夜「わ、私たち女の子同士だからそんなのダメぇええ!!!!」
ココア「そ、そんな本気にならなくても…冗談だよ冗談」
千夜「あ、そうなんだ…」シュン
ココア(おっやぁ…?)
ココア(もしかして千夜ちゃんって本気で私のこと好きだったりするのかな?)
ココア「ねぇ千夜ちゃん」
千夜「なに?ココアちゃん」
ココア「千夜ちゃんって可愛いよね。和服もすごい似合ってるし、笑顔が素敵だし…」
ココア「それにね…?私、千夜ちゃんと居ると、なんだか胸がドキドキするんだよね…」
千夜「………な、なななななな何言ってるのココアちゃん!?ちょっと意味がわからないわ!!」
ココア「その…つまり…私、千夜ちゃんのこと……」チラッ
千夜「えっ…えぇ!?そ、その…ココアちゃんも…私のこと…?」24:00 ピーピー
ココア(なるほどね…)
ココア(つまりこの時計は、時間=好感度になってて、ここからは推測だけど)
ココア(分が経験値、時がレベルを表してて、この経験値…いわゆる好感度が60まで到達すると1レベアップ)
ココア(つまり私に対する態度が片思い相手として1段階上がるわけだね)
ココア(だから今千夜ちゃんは私に対する好き度22レベの状態から24のマックスになったと…)
ココア(…ん?まって…これつまり千夜ちゃんを攻略しちゃったってことかな!?!?)
ココア(しまった…本命はチノちゃんなのに、ここで千夜ちゃんと恋人になるなんてことになったら…)
ココア(千夜ちゃんには本当に申し訳ないけど…ここは上手いこと好感度を下げるか逃げよう…)
ココア「でも千夜ちゃんって、ちょっとネーミングセンスに難ありだよね」
千夜「…え?」
ココア「もう少しマトモな名前を考えたらいいんじゃないかな?」
ココア(ごめんね千夜ちゃん…ごめんね…)
千夜「う、そんなに変かしら…」
ココア「うん。結構酷いね。中学生が好きそうな名前付けるよね」チラッ
千夜「そこまで言わなくたって…」23:33
ココア「まぁでも、千夜ちゃんらしいとは思ってるよ」
千夜「ホントに!?」
ココア「共感はできないけどね」
千夜「」ズーン
ココア(さ、さすがに…言い過ぎたよね…)チラッ
千夜「」13:29
ココア(下がりすぎ!!!そんなに下がったら友達にすら戻れなくなっちゃうよ!!)
千夜「」11:43
ココア(減ってる!!どんどん減ってるよ!!!ついに午前到達だよ!!!)
ココア「あ、で、でもね…?私…千夜ちゃんの作る料理は素敵だと思うな…!」
千夜「…!」
ココア「ごめんね、さっきは酷いこと言っちゃったけど…」
ココア「本当は千夜ちゃんの付けた名前…かっこいいと思うな…」
千夜(ココアちゃん…可愛い…!!!)24:00
ココア「あ、やってしまった…」
ココア「と、とりあえず…!チノちゃんたちがラビットハウスで待ってるからそろそろ行くね!」
千夜「え、もう…?もう少しゆっくりしていったって…」
ココア「本当にごめんね!!」バタバタ
千夜「ココアちゃん……私、ココアちゃんのこと好きなのかも…」
~ラビットハウス~
ココア「ただいま!休憩の時間過ぎちゃってごめん!」
チノ「遅いですよココアさん。何やってたんですか」
ココア「その…千夜ちゃんのところに…」
チノ「…!!」
ココア(あれ?チノちゃんすごい怒ってる…嫌われちゃった…?)
ココア「ご、ごめんね!午後は一生懸命働くから!!」
チノ「…そうですか。じゃあ午後は通常の3倍は頑張ってくださいね」
ココア「3倍!?それは流石に厳しいよ!」
ココア(あ、そうだ…時計見よう…!)チラッ
チノ「はやく制服に着替えてください!」24:00
ココア「」
ココア「」ゴシゴシ
ココア「」チラッ
チノ「ココアさん?どうしたんですか…」24:00
ココア「」
ココア(そ、そっか…この時計…24時って表示はされてるけど…一応24時=0時だよね…)
ココア(だとしたらチノちゃんは私のことが嫌いってことに)
ココア(まって、だとしたら千夜ちゃんは…?)
ココア(もしかして…最初あった時の22時45分って…)
ココア(マイナスっ!?!?)
ココア(えっ、私ってそんなに嫌われてたの!?)
ココア(学校では普通に一緒にいるから私てっきり好きか嫌いかって質問したら好きって答えてくれるだろうとは思ってたのに…!)
ココア(ちょっと…っていうかかなりショックなんだけど!!!)
ココア「」ゼーハー
チノ「こ、ココアさん息が苦しいんですか…?」
ココア「近寄らないで!」
チノ「えっ…?」
ココア「チノちゃんは、私のことが嫌いなんでしょ?…だったら、変に勘違いするようなことしないでよ…!」
チノ(え、えぇぇぇええぇ!?!?!?)
ちょっと昼飯食べてくるので30分くらいしたら再開しますね
ココハーかな?
>>12どうでしょうか…このまま進めて行ったらそうなるような気がします…
とりあえず速攻で食ったので再開します
ココア「そうだよね…毎日抱き着いてくるような私なんて…うざいだけだよね…」
チノ(なんかココアさんおかしいです…!!)
ココア「そうだよね…あはは…あはは…はは……」
チノ(なんかヤバい感じがします)
リゼ「ココア?どうしたんだ。さっきから床に手を付けて…」
ココア「あ、リゼちゃん…」チラッ
リゼ「なんかあったのか?」24:00
ココア「」
ココア「……ッ!私今日仕事休むから!!!」ガランガラン
チノ「えぇ!?ちょっと待ってくださいココアさん!!」ダッ
リゼ「おいココア!サボるのか!?」ダッ
ココア「ここまでこれば…見つからないよね…」ハァハァ
ココア「ちょっと…休憩したい…」ハァハァ
ココア「あ、あんなところにベンチがある。ここで休もう」ハァハァ
ココア「と。思ったら…良い匂いが…これは…クレープ…?」
シャロ「あ、ココアじゃない」
ココア「シャロちゃんだ」チラッ
シャロ「クレープ買ってかない?」12:00
ココア「……普通って幸せ!!!!」
シャロ「ん!?どゆこと!?」
ココア(そっかぁ…シャロちゃんは私のこと好きでも嫌いでもないんだね)
ココア(なんか逆に嬉しいかも)
シャロ「はい、どうぞ」
ココア「ありがとうシャロちゃん!」
ココア「……一口欲しい?」
シャロ「いや、遠慮しておくわ。またあんこが降ってきたら泣いちゃうから」
ココア「それもそうだね」パクッ
シャロ「うぬぬぬぬ……」
シャロ「ところでココア、仕事はいいの?」
ココア「うーん…行かなきゃだめだよね…ちょっと今はずる休み」
シャロ「シャロ先輩に迷惑かかるからやめなさいよ…」8:00
ココア(大幅に下がった…)
ココア「まぁ、とりあえず…そろそろ行かなきゃね。ごめんねシャロちゃん」
ココア「クレープ美味しかったよ、また来るね!」
シャロ「はいはい」
ココア「とりあえず…戻ってきたものの…どうしよう…」
ココア「何弱気になってるの私!チノちゃんを攻略するのが目標でしょ!こんなところでめげちゃだめ!!」
ココア「…すぅー…はぁー」
ココア「ごめんねチノちゃん…ただいま」ガランガラン
チノ「こ、ココアさん…どうしたんですか?悩みでもあるんですか?」
チノ「何かあれば…私に教えてください…ココアさんが悲しい顔してると、私も辛いです」
ココア「うん…ありがとうね」
ココア「リゼちゃんは?」
チノ「ココアさんを探しに行ったっきり、戻ってきません」
ココア「リゼちゃんに申し訳ないことしちゃったな…」
ココア「ねぇ…チノちゃん。私のどこが嫌いなの?」
チノ「え…ココアさんのことは嫌いじゃないですよ」
ココア「え…」チラッ
チノ「あの…私こそ…ココアさんに何か嫌なことしてませんか?」24:00
ココア「……」
ココア「いや、それはないんだけどさ」
ココア「もしかしてチノちゃんって私のこと、好き?」
チノ「」24:00
チノ「そ、そそそそそそんなわけないじゃないですか!!何言ってるんでしゅか!!」
ココア(噛んだチノちゃん可愛い)
チノ「私そんなんじゃないです!違います!」24:00
ココア(チノちゃん顔真っ赤…そっか、この時計やっぱ24が最大なんだね)
ココア(そっか、チノちゃん私のこと好きだったんだ)
ココア(なんだろう、すごい嬉しい…)
チノ「聞いてますかココアさん!私ココアさんのことなんk」ダキッ
ココア「……そんなに言われると傷ついちゃうよ…」モフモフ
チノ「ご…ごめんなさい…その、恥ずかしくて…つい」
ココア「あのさ…チノちゃん。もう少しこのままでいていいかな?」モフモフ
チノ「…いいですよ」
ココア「ありがとうチノちゃん」モフモフ
ココア「うっ…うぅ…」モフモフ
チノ「ココアさん、泣いてます?」
ココア「ううん、泣いてないよ…うぅ…」モフモフ
チノ「ココアさんは嘘つくのが下手ですね…わかりますよ。泣いてるの」
ココア「そっかな…?」モフモフ
こころぴょんぴょんしてきた
ココア「あのさチノちゃん…私、チノちゃんのこと好きだよ」
チノ「えっ…?」
ココア「その…付き合ってください」
チノ「……」
ココア「……」
チノ「う…うぅ…」
ココア「!?!?!?」
ココア「ご、ごめんね!?泣かないで…!」
チノ「う、嬉しくて…ココアさんから告白されるのが嬉しくて…」
ココア「…///」
チノ「あの、私もココアさんのことが好きです」
チノ「私からもお願いしていいですか?付き合って…ください」
ココア「…ありがとうね。チノちゃん。これからよろしくね?」
チノ「はい…!」
リゼ「おーいチノ!ココア帰ってるか!?」ガランガラン
チノ「」
ココア「」
リゼ「」
千夜「ココアちゃん!私実はココアちゃんのこと!」ガランガラン
チノ「」
ココア「」
リゼ「」
千夜「」
ココア「違うの!これはそのそういうことじゃなくてあの!!」
チノ「私たち付き合いました。これからよろしくお願いします」
リゼ「えっ」
千夜「ウソでしょ?」
ココア「」
リゼ「ちょっとこっちに来いココア」24:00
千夜「ココアちゃんちょっと大事なお話があるんだけど…」ニコッ 24:00
ココア「チノちゃん助けてええぇええぇぇぇええ!!!」
チノ「やっぱり皆さんも私と同じようにココアさんのことが好きなんですね」クスッ 24:00
ココア「助けてよおおおおおおおおおおおおお」
おしまい。
気軽に見るにはやっぱりこのくらいの長さが最適だと思うので、ここで終わりとさせていただきます
まだ初心者なので、これ以上続けるとグダグダになってしまいそうです
(ずっとココアとチノが抱き合ってるのも悪くないとは思いますが)
というわけで、見ていただきありがとうございました
平日昼間コーヒー片手にこころぴょんぴょんできる幸せ
ありがとう>>1
これはいいぴょんぴょんだった
乙
>>16
これシャロ先輩じゃなくてリゼ先輩じゃない?
>>29 ご指摘ありがとうございます。次回以降気をつけます
わぁいココチノ!
乙です
ここから修羅場を書いてくれるんですよね(ゲス顏)
おっ↑ここから和解して幸せなココハーかな?待ってるゾ^~
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