春紀「伊介様が援○……!?」 (27)
~どこぞのショッピングモール~
ザワザワ
春紀「ったく妖怪キャッチってどこに売ってんだよー」
春紀「もうお菓子の詰め合わせ買って帰ろうかなぁ」
春紀「つーか人が多すぎてここがどこだか……」
ザワザワ
「んもぉ~♥」
「ははは」
春紀(ん? この声……!)
春紀「おーい! 伊介さm」
知らない男と仲良さげに腕を組んで歩く伊介
春紀「……!?」
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春紀(お、おいおいおいおい)
春紀(あれってどう見てもえんこーだよな……)
春紀(明らかに年齢差あるし、伊介様エロイし)
春紀(あー、すっげえ胸が痛いんですけど)チクチク
春紀(いや、でもそんなことないはず……)
春紀(伊介様はママさんに救ってもらった体を大事にしてるし……)
春紀(ママパパ以外には興味ないっぽいし……)
春紀(……尾行してみないとわかんねーな)
期待
~くっそ高級なレストラン~
春紀「何語だよこれ……メニューよめねー」
「あ~ん♥」
春紀「!?」
春紀「……」ギラギラ
「……フフ」
「どうしたのぉ?」
「あーん」
「うん。美味しいよ」ナデナデ
「うふふ♥」
春紀(あー殺したい殺したい)
~くっそ高級な服屋~
春紀「うええ……レストランでかなり使っちまった」
春紀「プレゼントかえねえじゃん……」
「この下着とかきっと似合うよ」
「やだーへんたーい♥」
春紀(手前が下着選んでんじゃねえよ。つーかなんだそのエロイの)
「じゃあこれにするー♥」
「フフ。夜が楽しみだね」
「……?」
春紀(なんだよにこにこしちゃってさ……)シュン
~あやしげなホテル街~
春紀(おいおい……マジかよ……黒じゃん)
春紀(はぁーあ……)
春紀(…あたしって処女厨なのかな……すっげえ苦しい)
春紀(でも、えんこーは駄目だろ。許せねえ。あのおっさんぶん殴ってやる)
「そこの素敵なお嬢さん。私と今夜どう?」
春紀「あーわりぃ。あたしそんなんじゃねーから」
「今日は寝かさないよ」
「……?」
春紀(って、もう入ろうとしてんじゃねーか!)
春紀「ちょっと待て糞野郎!」ダッ
伊介「は、春紀!?」
春紀「オラッ!」ブンッ
パシッ
春紀「なっ……!」
伊介「ちょっ、あんた何してんのよ!」
春紀「何してるって……そっちこそ何してんだよ!」
伊介「……はぁ?」
春紀「そんな簡単に体売んなよ! 私みたいに悲しむ奴だっているんだぞ!」
春紀「お前のママさんやパパさんだって知ったら絶対に悲しむ…!」
春紀「だからそういうのはやめろよ!」
伊介「……そのママがこの人なんだけど」
春紀「えっ」
恵介「……ふふ、ふふふっ」
伊介「あー……だからおかしなこと言ってたのねママ……」
春紀「????」
恵介「ふふふ、ああ、ごめんね春紀ちゃん」クスクス
春紀「え、え、何で私の事」
恵介「伊介に毎日のように春紀ちゃんのこと聞かされてるんだよ」
伊介「ちょ、ママっ////」
恵介「最初から気づいてたんだよ。尾行」
春紀「え、マジっすか……」
春紀「て、ていうか殴りかかってすんません!」
恵介「いやいや、いいんだよ」
恵介「そうかー……」
恵介「伊介の言うとおり、本当に良い子だ」
恵介「これからも仲良くしてやってあげてね」
春紀「は、はい!」
伊介「もぅ……」
恵介「それと」
春紀「?」
恵介「伊介を嫁に貰ってやってくれないかな」
伊介「は、はああああっ!?////」
春紀「えっえっ、い、いいんですか!?///」
伊介「あんたも何言ってんのよ!///」バシッ
恵介「俺も伊介くらいの年にはもう結婚してたからね」
恵介「人生何事も早いもん勝ちだ」
恵介「そうだろ? 速攻の伊介?」
伊介「……///」
春紀「い、伊介様……///」
恵介「頑張れ伊介!」コゴエ
伊介「ぱ、ぱぱはどっか行っててよ!」
恵介「ははは。じゃあホテルキャンセルしてくるから」
恵介「今日は帰ってくるなよ?」
伊介「もぉぉっ!!///」
恵介「ふふふっ」
伊介「そ、その……」
伊介「い、伊介の嫁にしてあげる!」
春紀「い、伊介様ぁぁぁあ!」ギュッ
伊介「ちょ、ちょっと何抱きついてんのよ!」
春紀「伊介様、あたし嬉しいよ……」
伊介「春紀……」
春紀「伊介様……」
チュッ
えんだあああああああああああ
~~~~~~~~~~
~寒河江家~
春紀「と、という訳でプレゼントはお義姉さんだ!」
伊介「よろしく~♥」
弟「妖怪キャッチは……?」
春紀「あ、う、うん。よ、妖怪ピンクババアだぞ!」
伊介「殺す」
春紀「じょ、冗談だってー」
伊介「許さない。今度行ったらマジで別れる」
春紀「ご、ごめん! 大好き! 愛してる! えっちしよう!」
伊介「ふん……」
「えんこーだ」ヒソヒソ
「お姉ちゃん変態だ」ヒソヒソ
「さいってー」ヒソヒソ
春紀「て、てめえらああああああああ!」
キャー ドンガラガッシャン
イタイヨーヤメテー ウワーン
伊介「うるさいわね……」
冬香「ふふ、でも幸せですよ」
ギャー ウワアアア
伊介「ふーん。結構しっかりした子も居るのね」
エ、チョ、ソレハダメダッテ
冬香「これからもお姉ちゃんのこと宜しくお願いします」ペコッ
ギャアアアアアアア
伊介「……そうね。ここでは絶対に暮らさないけど」
冬香「それでも、お願いしますね」ニコ
伊介「……当たり前でしょ」
伊介「伊介の大事な人なんだから」
そのあと式挙げたり家買ったりママパパが春紀のお母さんと兄弟達のための家買ってあげたりしたようです
~完~
乙乙
いい伊春だった
乙
不覚にも妖怪ピンクババアで笑っちまった
乙
最高じゃ!
乙
ママかっけえなあ
ママなのはだいたい予想ついてたww
おつー
不意討ち妖怪ピンクババアやめろwwww
パパ仲間はずれで可哀想っス…
乙っスよ~
理事長が援交・・・?も書いてほしいッス
香子ちゃんが援交……!?
も書いてほしいのう
ババアが援交…!?も
お前らえんこーネタ好きすぎだろw
しえな「武智が援交…?見なかった事にしよう」も
このSSまとめへのコメント
テンパりすぎてパパって言っちゃう伊介様可愛い