悪魔のリドル短編SS投下スレ (846)

悪魔のリドルの短編SSを自由に投下していくスレッス

誰でも正しく自由に使ってくれて結構ッス

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1399368608

鳰「おはよーッス」ガラ

晴「おはよー」

兎角「おい一ノ瀬……」

春紀「………」チッ

鳰「どうしたんスか?皆さん辛気臭い顔して?」

伊助「う……臭っ!多分臭いのはあんただけよ」

乙哉「………」クスクス

鳰「……面白いッスねそれ」

剣持「そんなことよりもうすぐHRだから早く座って」

鳰「分かってるッスよ……というかなんでウチの机の上に花が置いてあるんスか?」

>>6
おい続き

最近アニメ見始めたんだけどオススメのリドルSSある?

兎角「おい走り」

鳰「ん?なんスか?」

兎角「ふんっ!」腹パン

鳰「ごはあっ!……げほげほ……ど、どうしたんスか?」

兎角「はあっ!」タイキック

鳰「んぐううっ!……っ!っ!……い、意味わかんないッスよ……」

兎角「てやあっ!」膝ゲリ

鳰「……っ!!……っが!うう……あ……ウチはサンドバックじゃないんスよ。いい加減に……」

兎角「おりゃあ!」顔面パンチ

鳰「んぶっ!!あ……っはぁはぁ……もうやめるッス……これ以上は」ハナジダラダラ

兎角「えりゃああ!!」顔面キック

鳰「ぶはあっ!!あ゛あ゛!!いだい!いだいよ!!……ぐす……もうやめで……っ!……お願いだから……ひっぐ」



兎角「という夢を見たんだ」

鳰「へえ……そうなんッスか」

兎角「ふんっ!」腹パン

>>16
>>6だけどこれでもいいかな?

今度鳰お仕置きスレ立てるかもしれないからよろしく

伊介「春紀~、伊介の髪乾かして~」

…………シーン……

伊介「春紀~?聞こえないの~?早くしないと………殺しちゃうわよ?」

…………シーン……

………

……


伊介「……」

伊介「……ああ、もういないんだったっけ」

伊介「……」




伊介「………むかつく~」


みたいな感じで春伊頼む…


伊介「……ほ~んとむかつく」

伊介「…………伊介をこんなに苛つかせるなんて……次会ったらほんとに……」

コロン…

伊介「……ん?」



伊介「……これって………」

******

春紀「あれ?……ん~、どこいった?」

「?お姉ちゃん…?どうかしたの?」

春紀「ん………いや、なんでも」

「「「春紀ねーちゃん!!春紀ねーちゃん!!」」」

春紀「…っと、どうした?」

「なんか外にへんなやついるー!」
「いるー!」

春紀「………?」



春紀「……で?何してんの、伊介様?」

伊介「!!」

伊介「べ……別に何もしてないしぃ。あんたこそ何でいるのよっ」

春紀「……いや、ここあたしんちだし…。伊介様、もしかしてあたしに会いに?」

伊介「はぁ…?や~ねぇ……そんな訳ないでしょ」

伊介「……はい、これ」

春紀「!これ…あたしの」

伊介「リムーバーの次はマニキュア~?あんたって忘れっぽすぎ~」

春紀「……無いと思ってたら、やっぱ寮だったか。……ていうか、伊介様がわざわざ届けに!?」

伊介「別に~……あの部屋にあってもあんたの顔思い出してむかつくだけだし……感謝しなさいよぉ」

春紀「……ぷっ」

伊介「ちょっ、何笑ってんのよ………殺すわよ」

春紀「いや、ごめんごめん!伊介さま!でも、邪魔なものは捨てるんじゃなかったの?なんなら貰っちゃっても……」

伊介「伊介ジェルだし~………大体、そぉんなダサいベビーピンク、あんたくらいしか似合わないわよ」

春紀「………サンキュー…伊介様」

伊介「……ふんっ…むかつく~」

春紀「はいはい。途中まで送るよ。伊介様」

伊介「ほ~んとむかつく………鞄持ちくらいさせてあげても良いけど~」

春紀「はいはい」

みたいな妄想をした訳だけど、すまん何度アニメ見直しても口調が再現できない…

とりあえずこれはこれで終わります

晴「制服を交換してみませんか?」

全員「……は?」



ってお題で誰か書いてくれないッスかね~

コンコン

伊介(はあ…つまんなぁい)

伊介(なんであいつがいなくなっただけで伊介がこんなイライラしなきゃいけないのよぉ…)

コンコン

伊介「…」

伊介「…走り? 窓からってあいつどぉいうセンスしてんのよ。むかつ…」

伊介「」

春紀「よぉ。伊介さま元気そうじゃん」ガラッ

伊介「ちょっとぉ、あんたその怪我なぁに?ダサ…」

春紀「えへへ。ちょっとヘマしちゃってさあ。…流石に片手じゃ登れないや」

伊介「なんで伊介がこんな…」テダスケ

春紀「お、さんきゅっ。…あれ? 伊介さま、ジェル止めたの?」

伊介「別にぃ。ここじゃお手入れも難しいしー? 別にあんたに言われたからじゃねえし」

春紀「ふーん。やっぱり伊介さまは爪きれいだねえ」マジマジ

伊介「…」

伊介「…で?」ソワソワ

春紀「? …ああ、伊介さまは赤も似合うねー」

伊介「っ~~~………」

春紀「伊介さまの手好きだなー」

伊介「バッカじゃないの……」

伊介「…」

伊介「手、だけ?」

春紀「腕も好き」

伊介「ん…」

春紀「足も好きだし、」サワッ

春紀「全部好き」オシタオシ

春紀「…シテもいい?」

伊介「そんなこと聞くな。バ―――カ」




ツイッターの絵見て思いついたけど飽きた。キャラがつかめん。

乙ッス!
春紀は退場早かったし、伊介様は口調が難しいからな~

伊介「ねぇ、春紀ぃ~」ツンツン

春紀「ん、何?伊介様」

伊介「熱中症って言ってみて」

春紀「?…何で?」

伊介「……良いから。殺しちゃうわよ」

春紀「……ねっちゅーしょー?」

伊介「もっとゆっくりぃ~」

春紀「……!」プイッ

伊介「…早くしなさいよぉ~!」

春紀「伊介様」グイッ

伊介「!……ちょっ」

春紀「ねっ、チューしよ?」ボソッ

伊介「!」


伊介「……っ…ムカつくぅ~////」



勢いで書いた

しかもプイッの付ける場所を間違えた
熱中症で頭おかしくなってるわ…

春紀(……ぷぷっ。伊介様顔真っ赤。可愛いなぁ)

伊介「……で?」

春紀「…ん?」

伊介「しない訳?」

春紀「は?」

伊介「だから、チューでしょ!チュー!」

春紀「…えっ!?」

伊介「……春紀から…しないと[ピーーー]ぅ~!!」

春紀「……ま、マジ?」タラー

伊介「……」

春紀「……///」

伊介「………クスッ…なぁに焦ってんのぉ~?ダサっ」

春紀「……なっ////」

伊介「じゃあ……い・す・け・か・ら………いただきまぁ~す」ガバッ

春紀「……っ/////」パタン

伊介「!?…ちょっ…やだ、ほんとに熱中症~?」




伊介「……つまんなぁ~い」

リベンジした結果がこれッスよ…
ちょっと埋まってくるッス

続きはよ


それとメ欄にsageだけじゃなくsagaも入れると文字化け?しなくなるぜよ

>>65サンクス!


伊介「……という訳ぇ~」

晴「は…はぁ……」

兎角「というか何でお前がここにいる…」

伊介「晴に入れて貰っちゃったぁ~」

兎角「一ノ瀬、お前少しは凝りろ…」ギロッ

晴「あはは…すみません」

晴「……ねっちゅーしょー…か」ボソッ

兎角「?」

晴「兎角さん兎角さん!」

兎角「何だ」

晴「ねっ、チューしよー?」

兎角「!」ガタッ

晴「あはは…なーんちゃっ……て!?…んぅっ////」

晴「と……兎角…さん///」

伊介「……」



伊介「……死ね」

乙哉「ねっちゅーしょー?」

春紀「いや…まぁ、ああ」

乙哉「ねっちゅーしょー、ねっ、ちゅー、しょー…ねっ、チューしよー……あはっ、本当だ!」

春紀「な?」

乙哉「んで~?なになに?それで伊介様とラブラブしてきましたぁ!的な話し?」

春紀「いや、伊介様は不機嫌になってどっか行ったけど」

乙哉「えぇー?なんでなんで?」

ガチャッ
しえな「あれ?誰か来てると思えば…」

春紀「お邪魔してるぜー」

乙哉「!」

乙哉「しえなちゃん!熱中症ってゆっくり言ってみて!」

しえな「はぁ?ねっちゅーしょー…?ねっチューしょー…ねっ、チューしよー……」ハッ

乙哉「はいはーい!良いよしよーしよー!ねっ、チューしよー!」

しえな「はっ!?いや違……来るなっ!ボクに近付くなぁー!!」

乙哉「照れなくっても良いんだよんっ!!はぁ…しえなちゃんかーわいい~…///チューしたい!切り刻みたぁ~い////」ハァハァ

しえな「いや、なんか変なの混ざって…だから来るな!ハサミをしまえ~っ!!!」バタバタ

春紀「……」



春紀「…相談する相手間違えたわ」

涼「熱中症とねっ、チューしよー…か。ふふ、中々面白い発想じゃのぅ」

香子「…くだらないな」

涼「香子ちゃんは相変わらずじゃの…そういう所もかっこいいんじゃが」

香子「…くっ……首藤////」



伊介「……」

伊介「…なんなのぉ~?さっきからイラっとする」

****

柩「ねっ、チューしよう…ですか?」

千足「桐ヶ谷にまだ早……いや、桐ヶ谷が望むなら私は…いやでも…」ブツブツ

柩「?…千足さん?」

春紀「……」


春紀「…うん。いや、なんかもう良いや」



6号室前


春紀「……あ」

伊介「…!」

ーーーー
真昼「……え…えっと……ねっ…ちゅー…しょー……ですか…」

純恋子「ふふふ。えぇ。しましょう?番場さん?」

真昼「え……あの……」

純恋子「ふふふ。緊張しなくても良いんですのよ?ふふふ」
ーーーー
扉前


伊介「……」

春紀「……」

伊介「……くっだらなぁ~い。伊介帰るぅ~」フンッ

スタスタスタ

春紀「あ、ちょっと…伊介様」

伊介「ふんっ……ついて来ないでよ。殺すぅ~」

春紀「いや、あたしも同じ部屋だし」

伊介「……」

伊介「……春紀ぃ」

春紀「?」

伊介「ねっ、チュー、しよ…?」

春紀「……」グイッ

伊介「!…んっ///」

春紀「…これで良い?伊介様?」

伊介「……ばぁ~か…////」

伊介「……足りないわよっ」


春紀「……はいはい。続きは部屋で…ね?伊介様」


伊介「………ムカつくぅ」

次の日

溝呂木「皆おは……って、ええ!走り…だけ…?」

鳰「はぁ……らしいッスねぇ」

溝呂木「いやいやいやっ、一体全体どうしたんだ?他の皆は…!?」

鳰「あ~……なぁんか皆………」






鳰「……“熱中症”………らしいッスよ」


おわり

春紀「ねぇ、伊介って名前、ヘンじゃね?」

伊介「ヘンじゃないわよ。かっこいいわよっ」



春紀「ねぇ、あたしらみたいのが放課後仲良くショッピングって、ヘンじゃね?」

伊介「ヘンじゃないわよ。普通よっ」



春紀「ねぇ、あたしがこんなピンクのフリフリの服って、ヘンじゃね?」

伊介「ヘンじゃないわよ。可愛いわよっ」



春紀「ねぇ、流石に同じ飲み物を先が分かれた一本のストローで飲むって、ヘンじゃね?」

伊介「ヘンじゃないわよ。春紀の顔を近くで見れて最高よっ」



春紀「ねぇ、二人で手を握りながら恋愛映画って……ヘンじゃね?」

伊介「ヘンじゃないわよ。春紀の手スベスベ……」


春紀「ねぇ、これってデートじゃね?」

伊介「そうよっ」


春紀「……女同士でこれって…いや、もう良いや」

伊介「うふふふっ」




ふと思いついた一発ネタッス…
終わりッス


※まどマギネタ含むッス

春紀「晴ちゃん、そういえばさー」

晴「えへへっ春紀さーん」


伊介「……つまんなーい」

兎角「…全くだな」

伊介「なんかあの二人、やけにこう…しっくり来ない?…あ、どうしよう、すっごいムカついて来た♥︎後であいつ殴る♥︎」

兎角「二人でのんびり林檎食べてそうというか……あ、なんかわたしも殺意湧いて来た。でも予告票破っちゃったしなぁ」


春紀「なー兎角さんてばーねぇねぇ」

兎角「なんだよ、うるさいな」


伊介「……つまんなーい」

晴「……モヤモヤしますね」

伊介「なんかこう…一人ぼっちは寂しいもんなとか言って自爆しそう。……あ、どうしよう。本気で予告票出そうかな、あいつに」

晴「ついでに背中合わせで恋人繋ぎとか似合いそうですよね。……あっ晴、今なら兎角さん殺せそう。ちょっと柩ちゃんに毒貰って来ようかな」

伊介「……」むすー

春紀「なぁ、なんでそんな不機嫌なんだよー」

伊介「別にー。…ただ、あたしとあんたじゃ、どうせ似合わないなって思っただけ♥︎」

春紀「はー?なんだよ急に、そんなこと言い出して」

伊介「…ふん。どうせ兎角さんや晴ちゃんのがお似合いよ♥︎特に兎角さんなんかさ」

春紀「……あたしにピンクが似合うって言ってくれたの、伊介様じゃん?」ぐいっ

伊介「ちょ…、なにすんの」

春紀「ほら、寮のガラスが鏡みたいになってるでしょ。あたしと伊介様、見てみなよ」


伊介「…なーんだ。やっぱり伊介が一番お似合いじゃない♥︎なんか悩んで損したわー」

春紀「コロッと変わるねー。まぁいいけどさ」

伊介「ねぇ喉乾いたー、帰ったらお茶淹れてよね。あとちゅーもしてね♥︎」ぎゅっ

春紀「はーいはい」なでなで

春紀「…あたしには…ピンクが似合うよ」

晴「……兎角さんって」

兎角「…なんだ」

晴「春紀さんとお似合いですよねー!晴、びっくりしちゃったな…二人が並んでると…あんなに似合うなんて」

兎角「…それは、お前もだろ」

晴「どうせ晴なんか、春紀さんには敵わないなぁって!!!!」

兎角「………晴、お前……」

晴「あ…ごめんなさ……つい怒鳴っちゃって……」ぶわっ

兎角「お前…妬いてるのか」

晴「う…ごめんなさい、嫌ですよね。こんな汚い気持ちで……っ」

兎角「……あ…晴、見てみろ」ぐいっ

晴「???……わぁ、寮のガラス張り、こんな綺麗でしたっけ…」

兎角「そうじゃなくて。私たちがうまい具合に映ってるだろ」

晴「あ………ほんと、だ……」

晴「あは……晴は何勘違いしてたんだろ……」ボロボロ

兎角「……ごめんな、晴。実は私も妬いてた…」ぎゅうっ

晴「えへへ……私たち、やっぱりお似合いですね」


鳰「ふーっ、ガラス拭き念入りにしたッスよ。ツヤツヤピカピカッスね!」

鳰「寮の掃除も、裁定者(雑用係)の仕事ッスから!」ドヤァ

鳰「………うーん。なんだか、すっごい不甲斐ない気が………」

鳰「まぁ細かいことは完全食ッスよ~♪」


終わり


伊介「うちのママ、男だもん。……パパも男だけど」

晴「へ、へぇ」

伊介「伊介はぁ…」

晴「でも、恋人にするなら女の人ですよね?」

伊介「!?…はぁ?」

晴「隠さなくて良いんですよ。伊介さん……晴と同じ匂いがするなって、ずっと思ってたんです」

伊介「ちょっ…なに近付いて…」

晴「ふふっ…伊介さん、綺麗です…」

伊介「なっ……ゃっ…ちょっ////」

晴「伊介…さん…」ドサッ




兎角(嫌な予感がする…っ!)


バンッ
兎角「一ノ瀬…っ!!」

兎角「……え?」

伊介「晴ぅ…これからは伊介が守ってあげるねぇ」

晴「はいっ!伊介さん、ありがとう」ニコニコナデナデ




兎角「……な、何があったんだ」


みたいな妄想はよくするな。
基本は春伊派だけど。

伊介「晴の身体って随分傷だらけねぇ。でも、そういう所萌えちゃーう」

晴「えへへ…///」

兎角「ちょ…隠してたんじゃなかったのか!?」

伊介「えー、どうでも良いよぉ。隅々まで見ちゃったしぃ。ねーぇ?」

晴「えへへ///」

兎角「??…というかお前ら何があったんだ?」

伊介「見て分からない?…あ、もしかしてあんた……」

伊介「処女でしょ?」

晴「伊介さんの処女は晴が頂きましたけど///」

伊介「もぉー、晴ってばぁ////」


イチャイチャ



兎角「………意味が、分からないんだよ!バカ!」

もしも伊介様の7/14のラッキーナンバーが5だったら

伊介「伊介に任せて♪伊介の今日のラッキーナンバーは5!」

0715 ガチャ

伊介「……え?」

晴「助かった!ありがとう伊介さん!!」ダキッ

伊介「ちょ、まっ」

兎角「……(まだ、すこし唇の感触が残ってる……)」

純愛子「これで気兼ねなく真夜さんのスク水を堪能できますわ!!」

真夜「ひゃっはぁぁぁー夜はまだまだこれからだぜぇぇぇぇ!!」

涼「あ、あのお方の誕生日……。まさかこんな当て方で……」

鳰「えぇ……」

涼「犬飼伊介よくぞあのお方の誕生日を当てれたな……わしの負けじゃ……」スタスタ

ワイワイ ガヤガヤ

伊介「良くわかんないけど伊介大勝利♪」

短編SSっていうかふと思いついた小ネタの方だな……

柩「千足さんはネコミミが似合うんじゃないですか?」

千足「いや…私なんか…」

柩「千足さんは女の人ですから、絶対似合います!」

千足「じ、じゃあ…絶対に笑わないでくれよ…?」スッ

柩「似合いますよ!千足さん!」

千足「ほ、本当か?」

柩「はい!」パシャ

千足「!?」

柩「ごめんなさい…とってもかわいかったのでつい…」

千足「構わないが、恥ずかしいから誰にも見せないでくれ」

柩「でも、こんなにかわいい千足さんをみんなに知らせなくていいんですか?」

千足「…恥ずかしいよ」

柩「そうですか」

柩「じゃあ、誰にも見せません」

千足「よかった…」

柩「ただし、条件があります」

千足「条件?」

柩「まず、部屋に戻りましょうか」ニコッ

四号室

千足「…で、条件というのは?」

柩「これ、つけて下さい」

千足「またこのネコミミをつけるのか?恥ずかしいな…」スッ

柩「大丈夫ですよ」

柩「この部屋はボクと千足さんだけの部屋ですから」

千足「桐ヶ谷?も、もう満足したか?」

柩「千足さんポーズもとって下さい」

千足「え?」

柩「早く!」

千足「わ、わかった」

千足「こ…こうか?」ニャーン

柩「千足さんとってもかわいいですよ!!」パシャパシャ

千足「///」カァァ

柩「赤い顔も素敵です!」パシャパシャ

柩「でも、何か足りませんね…」

千足「こ、これ以上何をすればいいんだ?」

柩「あ!猫なのに尻尾がありません」

千足「し、尻尾?何を言ってるんだ?」

柩「これですよ、千足さん」ブブブ…

千足「そ、そんなもの挿れたら…」

柩「あれ?これをどうするかわかるんですね?」

柩「千足さんって以外にえっちですね」

千足「ち、違うんだ桐ヶ谷」

柩「使い方分かってるみたいですしもう挿れちゃいましょう」ブブブ…

柩「あれ?なかなか入りませんね」

柩「ひと思いにいっちゃいましょう」ブスッ

千足「うあっー!!!」ビクビク

柩「…」●REC

柩「千足さん、何寝転がってるんですか」

柩「早く四つん這いになってください」

千足「あっ、あぁぁ」フルフル

柩「いいですね千足さん、猫らしくなってきましたよ」

だめだ
エロはやっぱ無理だ
誰か続き考えてくれ

ただ、ひたちつが至高だということが伝われば何よりだ

千足「桐ケ谷、なんでこんなこと……」

柩「可愛いからに決まってるじゃないですか」

千足「そんなこと、ない…私が可愛いなんて」

柩「千足さん?」ズイ

千足「……っ!?」ビク

柩「私が可愛いと言ったら可愛いんです」

千足「桐ケ谷なにを言って……」

柩「千足さんはネコなんだから文句なんて言わないですよね?」ボソッ

千足「……あ」ゾクゾク


こうですか?分かりません

柩「仕方のない豚共ですね」


続き

柩「分かったら返事はにゃあです」

千足「う……にゃあ///」カアァ

柩「よくできました、よしよし」ナデナデ

千足「にゃあ……」

柩「ふふ、可愛いですよ」

千足「にゃあ///」

柩「……」

千足「んにゃあ///」スリスリ

柩「うわ……変態」

千足「……え?」

柩「下半身丸出しでお尻に尻尾を挿されて家畜みたいに四つん這いになって興奮してるんですか?」

千足「それは……」

柩「正直そんな千足さんはかっこよく見えません。ただの変態です」

千足「う……でもこれは桐ケ谷が!」

柩「私みたいな小さい子に半裸で擦り寄る変態のくせに」

千足「……まない」ボソ

柩「今何て言ったんですか?そんな声じゃ聞こえませんよ?変態な千足さん」

千足「すまない……っ!」ドゲザ

柩「ふぅん……無様ですね」

千足「幻滅させてすまなかった、どうか許してくれ」

柩「まあそこまで言うのなら許してあげます」

千足「すまない……ありがとう」

柩「でも一つ条件があります」

千足「な、なんだ」

柩「今から私の言うことを聞いてください」ニヤァ

おやすみ

鳰「優等生かい!」

兎角「ふん!」腹パン

鳰「がは…っ!」

晴「鳰っ!?」

鳰「……っかは!ごほっごほっ!」

晴「大丈夫!?……酷いよ兎角さん。どうしてこんなことするの? 」

兎角「これはお前のためだ。こんな奴と関わるな」

晴「そんなの晴の勝手でしょ!」

兎角「どうして分からない…!?」

晴「わからずやは兎角さんの方だよ!」

兎角「黙れ!」バチン!

晴「痛い!」

鳰「晴!」

兎角「お前も黙れ!」

鳰「ひ…っ!」

晴「やめて…やめてよ…本当にどうしちゃったの?」

兎角「分からない奴にはこうするしか、ないんだよ!」スパァン

晴「ひぎいっ!」


みたいなSS読みたいなあ

悪魔のガンツ


鳰「プ、プチメロあげますから…」

伊介「早く殺しちゃおうよー伊介疲れた」

晴「可哀想だよ…」

兎角「私が[ピーーー]」

春紀「お、やるのか」

純恋子「早くしてくださいませんか?」

兎角「言われるまでもない……なぜだ?撃てない…」

香子「今更腰が引けたか。暗殺者じゃなかったのか?」

晴「ほっ…」

しえな「お前らいじめは許さないぞ」

凉「そう熱くなるな。所詮ゲームじゃぞ」

柩「千足さん怖いです…」

千足「大丈夫だ。私が守ってやる」

乙哉「もー遅いよー!」チュイーン

真昼「ひっ!」

鳰「プチメロあげまーー」バァン!





真夜「なぁーに言ってんだァ?恐怖で気でも狂ったか!?そいつは傑作だなーオイッ!」


ぎゅっ


真夜「!?」


晴「……」


真夜「な、なにしてんだ!?離せッ!!汚ったねぇ手でオレに触んなッ!!」


晴「…離さないよ、言ったでしょ?助けは来るよって」




晴「だから離さないよ、番場さん」


真夜「~~ッ!!」

って内容でスレ立てようと思ったけど続きが思い浮かばない
にしてもアニメリドルは晴ちゃん兎角兎角ばかりで他を気にしなくなっちゃったよね、最初は聖母みたいだと思ってたんだけど…

乙哉「ねぇねぇ晴っちー」ギュー

晴「なに?乙哉さん」ギュー

伊介「ちょっと?横取りすんな☆」ギュー

春紀「あっつい…晴ちゃんも伊介様もくっつくなよー」ギュー

しえな「だからってなんで僕に抱き付くんだ!」

春紀「ノリ?」

乙哉「近くにいたからじゃない?しえなちゃんもえーい!」片手でギュウ

しえな「ぎゃー!輪になった!」

兎角「輪というか押しくらまんじゅう…」

晴「あ、兎角さんだー!」片手でギュー

兎角「ちょ、一ノ瀬…暑っ」


涼「…何しとるんじゃ奴らは」

香子「楽しそうだな」


みんな仲良くイチャイチャしてな!って思います。

溝呂木「ルームメイト替えをするぞー。あ、組み合わせは俺がランダムに決めたからな」

香子「犬飼、よろしく頼む」

伊介「やぁだ真面目

あたしは負けた。

骨折し、1ヶ月入院した末に退院。

家族を養うどころか負債は増え、家計はまた一層苦しくなった。

可愛い妹弟達の事を想いつつ、私は「転校」という名のペナルティを受けるべく、まだギプスの外れない体に鞭打って歩く。

「暗殺に失敗した者の末路」。
あたしはそれを知らない。ペナルティが如何なるものであったとしても、手を伸ばさずにはいられなかった一筋の希望の光。

敗者に逃げ場なんてないんだ。

ごめんな、みんな…



ガチャッ



「「「765プロヘようこそ!!」」」クラッカーパーン


春紀「え」

春香「こんにちは寒河江春紀さん!今日からあなたも765プロとしてトップアイドル目指して頑張ろうね!」

春紀「ちょ」

やよい「もうソロCDデビュー決まってるなんてすごいですー!春紀さんのお友達も、一足先に頑張ってますよ」

乙哉「うあー!レッスンきっっつ…」ハァハァ

香子「ダンスや歌は…暗殺に必要な筋とはまた違う部位を使うんだな…」ハァハァ

春紀「ナニコレ」

鳩「破壊された備品の修理代なんてバカにならないっスからね。その為にわざわざ上玉のアサシンを集めてんスよー。ふふ、元は取ってもらいますよぉ」


みたいなね。いいと思います。

鳩って「にお」とも読むんだ、へー知らなかったーって思ってたのにマジか…マジか…



春紀「ちょっと待て、アイドルとして顔出しなんてヤバいだろ。あたし達はアサシ…っ」モガッ

鳰「ストーップっすよ、春紀さん。それは言っちゃダメっしょ」

春紀「走り!お前いつの間に…」

鳰「暗殺者としてのあなた方の悪行は全てうちのバックが揉み消すんで安心してくださいッス」コソッ

春紀「…マジで言ってんのか?あたしはともかく、武智なんて指名手配犯だぞ」

鳰「問題ないッス。ついでに、暗殺業以外においても経歴生い立ちは全て綺麗にしておきますんで」ニッコ~

春紀「…ほんと、何者だよ」

春香「あ、最近765プロと提携を結んでくれた走り鳩さんですよね?こんにちは!」

鳰「はいはいこんちわーっす!いやいやアイドルとお近づきになれるとは…って、鳩?」

千早「鳩って可愛い名前ですよね」名刺ジー

鳰「ちょ、鳩じゃなくて『鳰』ッスよ!って、あー…名刺には確かに鳩って…くそ、あの名刺業者間違えやがったな」

小鳥「ピヨピヨピヨ…」ゴゴゴ…

鳰(殺気!?)ビクッ

小鳥「小鳥、鳩…鳥類キャラとして痛すぎるキャラ被りですねぇ」ゴゴゴ

鳰「鳥類キャラってなんスか!?ちょ、たんま…」

小鳥「問答無用!鳥類キャラは1人で十分ピヨ!」ドゥクシッドゥクシッ

鳰「痛っ!痛っ!」

乙哉「キャラ被りかぁ。それならここに深刻なのがいるのに。ね?響っち」ジョキン

響「うっ…こっちにハサミ向けるなー!あと離せー!」ジタジタ

乙哉「響っちて肩が華奢だよね…すごく細くて、なのに出るとこは出てるし…可愛い。ねぇ、どうしてあげよっか?」ハァハァ

貴音「乙哉。無礼です、響は先輩。それに貴女の行いは狂気じみていて目に余ります…」

乙哉「…なに?あたしの邪魔するの?」

響「貴音!助けてー」ウワーン

香子「被りという程のものでもないがツインテールという点では同じだ。…やはりいい気はしないものなのか?」

やよい「そんな事ないです!香子さんのツインテールは黒髪が映えてすごく綺麗ですし、仲間が増えてすごく嬉しいですー。仲良くしてくださいっ」握手

香子「あ、ああこちらこそ…//」握手

伊織「ふん、ツインテールはやよいが一番似合うわ」


春紀「…キャラ濃いな」

春香「ね?楽しそうでしょう?皆で一緒にトップアイドル、目指して頑張りましょうね!」

春紀「はは…ま、なるようになるよ、な」



という事で鳩ちゃんは伏線でした、って事にしとく。

春紀「あたしが楽にしてやるよ」つ予告状

晴「! いやっ」ダッ

春紀「……」シュッ ギュルッ

晴「ぐあっ、ぁ…!」

春紀「……」ググググッ

晴「あ、うぅ…あ、と、角さ…助け…っ」


しーん…


晴(…兎角さん、なかなか来ない)グググッ

晴(これじゃ意味ないしバカらしいよね…自分でなんとかしよっと)

シュッ、バキッ!

春紀「ぐあっ!?」バタッ

晴「けほっ、春紀さん酷いよ…」ストッ

春紀(なんだ今の脚力…!)

晴「友達だと思ってたのに…春紀さん…」

春紀「…悪いね晴ちゃん。大丈夫あたしも近々そっちに行くさ」(考えてる暇はない、気を取り直して…)ジリッ

晴「…隙だらけ、だよ」ボソッ


ーーーーーーー

晴「ね?晴は死にませんよ」馬乗り

春紀「う…っ」ボロッ

春紀(なんてこった、まさかあの晴ちゃんが…)

晴「春紀さんって強くて優しくて姉御肌で…」サワッ

晴「晴のこと実の妹みたいに可愛がってくれたけど、本当はすごく弱くてこんな風に簡単に抑え込まれちゃうような人だったんですね」

春紀「お前は一体…」

晴「うーん、兎角さんなかなか来ない…。まぁ丁度いっか」

晴「弱いのに威勢がいい人、晴は大好きです♪ギャップ萌えって言うのかな、よく分からないけど取るに足らない感じがすごく素敵に思えて」キャッ

晴「…だから、兎角さんが来るまでたっぷり可愛がってあげますね。お姉さんぶってた春紀さんの可愛い顔、見せてください」ツツ…

春紀「あっ…」


何かに目覚めた気がする。
攻め受け見境なく春晴春は素晴らしいと思うの。

溝呂木「働き蟻は実質3割りしか働いてなくて、7割りは仕事もせずうろうろしてるだけ。しかし働いている3割りを隔離して観察すると、またなんとさっきと同じ比率でちゃんと働いてる蟻、サボる蟻とに分かれるんだ。サボってた7割りの蟻で同じ実験をしてもそう。また、環境により性別が変化する生物も存在する。感動的だろう!このように環境に合わせて役割分担をするのは大変効率的で、素晴らしい生物の進化だと思う。よし、人間にも同じことが起こるのか実験だ!!」


兎角「…うちの担任はバカなのか……?」

ーー攻めグループーー

兎角「既に出来上がってるカップリングを引き離して攻め受けに分類後隔離?狂人としか思えない…」

涼「ファンシーな内装じゃが硬いコンクリート。強靭な壁でワシらを閉じ込めるとは。香子ちゃん大丈夫かのう…」

伊介「この人数で密室?やぁだ♪あり得ないんですけど」

乙哉「私好みがいない…!でも別嬪さんばかりの大部屋…やだ、興奮しちゃう」ゾクゾク

純恋子「不躾ですわよ武智さん。1人に手を出せば他を敵に回してしまいますわ、我慢なさって?」

千足「桐ヶ谷…大丈夫だろうか…」



ーー受けグループーー

柩「うええ…千足さん、千足さーんっ」ウェーン

晴「柩ちゃん、だ、大丈夫だよ。きっとまた会えるよ」

春紀「よしよし。つーかこのメンバーならあたし完攻め無双じゃ…」チラ

しえな「武智とカップリング組まされると命の危険を 常 に 感じるから、アイツ以外なら誰でも良い」

真昼「あの…ここどこですます…?」

香子「分からない。ただ容易には出してもらえないようだな…」



ーー未分類ーー

鳰「……未分類って、なんスか」ポツン

鳰「奇数だからあぶれただけじゃないッスかー!!こんなのあんまりだー!」

真夜「うるっせーぞ。どうした?」ヒョコッ

鳰「し、真夜さん…!?」ドキーン



おわり。

ー絶対に笑ってはいけないお茶会ー


晴「!…人形…!?」

涼人形「カタカタカタ」

兎角「ww」

デデーン東ーアウトー

晴「兎角さん!?」

兎角「しまった!」



乙哉「んーっ!んーっ!!」

※一人だけ本物

兎角「wwwwww」ブフゥ

デデーン東ーアウトー

晴「兎角さん!!」

兎角「しまった!」


人形達「サスガデスワ」「カップモステキ」「サスガデスワネ」

デデーン東ー武智ーアウトー

兎角「wwwwwwちょっwww」

乙哉「んーっwwwんんぶふっwwww」


晴「…」フッ

デデーン一ノ瀬ーアウトー

晴「!そんな…っ」


純恋子(…勝った!)



真昼「……わたすの……ニーソックスがない……」

純恋子「まぁ、それは大変」

真昼「………英さんが履いてるのって……」

純恋子「…」ニコ


みたいなネタを思いついた訳だが広がらなかった

春紀「東なら来ないぜ」つ予告表

晴「え…」

春紀「悪いね晴ちゃん」シュルッ

伊介「東兎角は死んだわよ。ふふ、晴ちゃん大ピーンチ」

春紀「伊介様…?予定より早いお出ましだな」

伊介「当たり前じゃない?だって私…」ビュッ

春紀「!? ぐっ」ガキィン

伊介「アンタに晴ちゃん譲る気ないもん♪」

春紀「伊介…」

伊介「報酬はそっちにあげるから共闘しよう?バッカじゃない、そんな嘘よく信じたわね」

春紀「分かってたよ」

伊介「は」

春紀「分かってた。伊達に伊介様のルームメイトやってないよ」

伊介「…」

春紀「それでも譲れないんだ」シュル…


冬香『はーちゃん、お母さんがぁ』ヒック

弟『お腹空いたよぉ…』ウワァアン


春紀「…、あたし、は」

春紀「もう自分の意思では動けない!どんな手段を用いても、家族の為に…!!」

伊介「…ふーん」


恵介『俺を助けてくれ』

恵介『いい子だ伊介。もっと強くなってどんな任務でもこなせるようになるんだ。愛してるよ』チュッ


伊介「自分に向いてないっていい加減気付いたら?雑魚♪」

晴「ダメ、二人とも…」

伊介「そこ動かないほうが賢明よ?巻き込まれたくなかったらね♪」

春紀「…伊介様とは、戦いたくなかったな」

伊介「甘いわね。そんなんだから雑魚なのよぉ♪ターゲットにしたら後はもう肉塊にしか見えないのがプロってもんよ?どうぞー?先手は譲ってあげる」

春紀「…アンタもあたしも晴ちゃんも皆、どうしてこうなっちまったんだろうな。因果なもんだね、ホント…」

伊介「…ごちゃごちゃうるさいな。伊介は2度と待たないから」シュッ

春紀「……」

伊介(避けない?弾かない?待て、これじゃ…)





鳰「春紀さん、自分に多額の生命保険かけたらしいッスね」

鳰「暗殺報酬はみんなの笑顔と断罪?意味分かんねー、中2病かっつの」

鳰「…成功しても失敗しても叶うだなんて、本当執念深いお人ッス」



春紀「…やっぱ、大切な友達を殺せないわ」ニコ

ザシュッ

いきなり流れぶった切っててワロス
でも面白かったよ乙

個人的には千足さんじゃなく晴が柩に出会ってたら、晴の家族の誰かを始末したのはエンゼルトランペットだったら
晴親切だし家族殺されたなら有名な暗殺者に殺られたんだろうから、こんなあり得そうな話が読みたいね、書ける人いる?

柩「千足さん、僕…」
千足「どうした?もう欲しくなったのか」
柩「うぅ…恥ずかしいです」
千足「ふふっ、仕方ないな…ほら。口を開けて」
柩「あー…んっ」
千足「ふぅ。どうだ?」
柩「んぅっ…千足さんの、すごい…濃厚ですね。ちょっと、んくっ…飲み込み、にくい…」
千足「大丈夫か?すまない…随分久しぶりだったから」
柩「いえ…これが千足さんの味なんですね。すごく、あったかくて、おいしい…です」
千足「そうか…よかった」
柩「千足さん…あの、僕、もっと…」
千足「なんだ、もっと欲しいのか?ふふふっ、これでは、大事な後からの分がなくなってしまいそうだ」
柩「あっ、それは困ります!」
千足「なら、少しだけ我慢だな」
柩「はいっ」



鳰「…なにやってるんスか?」
柩「あ、走りさん!千足さんがお料理してるんですよ!」
千足「エビフライと、特製タルタルソースを作っているんだ…なんだか、恥ずかしいな…柄じゃないだろう?」
柩「そんな!ソースまで手作りなんて、やっぱり千足さんは素敵な女性です!」
千足「…も、もうすぐエビフライも揚がるぞ、走りも食べていくか?」ジュワーン
鳰「……や、ウチはプチメロがあるんで、お二人でごゆっくりどうぞっス」

っていう千足さんの千足タルソースをひとりじめする桐ヶ谷さんのSSくれ

>>204

晴「…えーっと、ミョウジョウ学園、ミョウジョウ学園は…っと…」キョロキョロ

ドン

「わっ!」

晴「ひゃっ…!?ご、ごめんなさい!怪我は無いですか!?」

柩「あ、はい。こちらこそ…よそ見をしていたもので」ペコッ……バサバサ

晴「あ、荷物が…」ヒョイッ

晴「!……ミョウジョウ学園入学案内…ミョウジョウ学園の生徒さんですか!?」

柩「は、はい。行くのは今日が初めてになりますけど…」

晴「!実は晴もこれからミョウジョウ学園に行く所なんです!」

柩「!…本当ですか!?」

晴「あのっ」

柩「なら」

晴柩「「一緒に連れて行って貰えませんか!?」」

晴柩「「…え?」」

晴柩「「……」」

柩「…えっと……実はぼく、道に迷ってしまって…」

晴「……えへへへ…実は、晴も…」

晴柩「「……」」

柩「…」クスッ

晴「…ふふっ」

晴「一緒に探そっか」

柩「はい…!」

晴「あ、晴…じゃなくて私、一ノ瀬晴って言います」

柩「ぼくは、桐ヶ谷柩です。よろしくお願いします」ニコ

晴「柩ちゃんは小学生?一人でここまで?」

柩「しょっ!?…違います。ぼく……」


という感じの出会いなら思い付いた


春紀「どうってことないご挨拶」






恵介「で、君はどこの馬の骨なのかな?」ニコニコ

春紀(やっべ…殺気!?)

恵介「悪いね、でも大事な一人娘に、悪い虫がついたって聞いたら君だってこう言うんじゃないかな?」ニコニコ

春紀(ほらやっぱり!伊介様、なにが全然大丈夫、だ!)チラ

伊介「」

春紀(固まってるし!)


~数日前~


伊介「春紀ぃ~」

春紀「ん、なに?」

伊介「私たち、付き合って結構経つじゃない?」

春紀「ああ、そうだね」

伊介「それでね、ママに付き合ってる人がいるーって言ったら、会いたいーって」

春紀「え、そうなの?」

伊介「女の人よ、って言ったんだけど、会ってみたいって」

春紀「そっか、いいよ、あたしも一度ご挨拶に行こうかと思ってたから」

伊介「ご挨拶って///」

春紀「やっぱりこういうのはきっちりしないとな」

伊介「そんな構えなくても全然大丈夫よー、ママより優しい人なんてこの世にいないもん」

春紀(うーん…確か伊介様のママって、男の人で、暗殺者なんだっけ?ちゃんと挨拶とか考えておかないとな)


~現在~


春紀「寒河江 春紀です、今日は娘さんと交際していることのご挨拶にきました」

恵介「なるほど」ニコニコ

春紀(罵られてもまともな挨拶できるか試したのか…何も考えず来てたら殺られてた、絶対)

伊介「ま、ママ?どうしたのそんな怖い顔」

恵介「伊介は黙っていなさい」ニコニコ

伊介「はぁい…」

春紀(弱!?)

恵介「それで、君は伊介とどういうつもりで交際しているのかな?」ニコニコ

春紀「む、娘さんとは、浮ついた気持ちではなくて、真剣にお付き合いさせてもらってます」

恵介「なるほど」ニコニコ

春紀(殺気が濃くなった!?)

恵介「では、仕事はなにをしてるのかな?」ニコニコ

春紀「あ、暗殺者を…」

恵介「…それで、失礼だけど年収は?将来の具体的な目標も聞かせてもらえるかな?」ニコニコ

春紀「……え、と……」

春紀(だめだ…じわじわと嬲り殺しにされている気分だ…!)

伊介「」

春紀(伊介様からの援護は期待できない…!このままじゃだめだ、もう思ってること全部言うしか!)

春紀「あたしは、お金とか全然持ってないし、頭も悪いし、こんな仕事してるけど!」

春紀「伊介様のことは、ずっと大切にしていきたいと思ってます!それだけです!」

伊介「春紀…」

恵介「…」

春紀「…」

恵介「なるほど…」

春紀「…」

恵介「すまなかった、不愉快な質問をしてしまったことを許してほしい」

恵介「娘のことは、世界で一番大切に思ってるからね。君の事を試させてもらった」

伊介「ママ…///」

恵介「それでは春紀さん、娘と仲良くしてやってくれ」ニコニコ

春紀「はいっ!」

恵介「今度うちにも遊びにきなさい」ニコニコ




春紀「ふぅぅーーーーーっ……」グテー

伊介「ね?全然大丈夫だったでしょ?」

春紀「いや、3回ほど死を覚悟したよ…いったいどれだけの時間がたったんだ…」

春紀「10分!?」



おしまい

春紀「」スタスタ

千足「ん?」

春紀「」ストン

千足「どうしたんだ寒河江?何か用か?」

春紀「んーいや、ちょっと桐ヶ谷を見に来ただけ」

千足「桐ヶ谷を?」

柩「むぅ?サタン強い…4連鎖以上は無理…っ」ピコピコ

春紀「可愛いなーと思って」

千足「?……そうだな。桐ヶ谷はいつだって可愛い。でも何故急に?」

柩「千足さーん!またやられちゃいました…ボクの仇をとってくださいっ」サッ

千足「あ…すまん桐ヶ谷、私はゲームはからっきしで…」ワタワタ

春紀「…はは、可愛ーなー」


春紀「」ポケー

兎角「…目が虚ろだぞ、何を見ている?」

春紀「ん?あぁ、ちょっと晴ちゃんをさ」

兎角「一ノ瀬を…?」

春紀「そんな怖い顔すんなよ。可愛いなーって思ってただけだよ」

兎角「なんだと!」ガタッ

春紀「ちょ、なんで逆にいきるんだよ。暗殺的な要素ないだろ」

晴「どうしたんだろう兎角さんと春紀さん…喧嘩?」


春紀「」ハァ

伊介「ちょっと」

春紀「ああ。なに?」

伊介「辛気臭い顔やめてくれなぁい?こっちまで気分悪くなるわ」

春紀「そんな顔してたかあたし?ごめん、気を付けるよ」

伊介「変なのー。教室でだってやたらおチビ達に絡んでたし?」

春紀「はは」

伊介「空元気だし♪」

春紀「……。やっぱらしくないよな。…よし。ごめん、ちょっと外す」スタスタ

伊介「……」ジッ

春紀「…もしもし?冬香?」

伊介「っ」

春紀「うん、姉ちゃんだよ。元気にしてるか?いや、特に用事はないんだけど…家族の様子が気になってさ。みんな変わりはないのか?」

伊介「なーんだ」

伊介「自分が寂しかっただけかぁ…♪」

春紀「マジで?くそーアイツ帰ったらしばく。はは、うん。冬香も無理はすんな」

伊介「……」

伊介「伊介も、ママに電話しよーっと」
おわり

伊介「春紀とこういう店来るの初めてよねぇ。あらこれ可愛い♪」

春紀「ブレスレット?この花の飾り凝ってんなぁ、可愛い」

伊介「ピンク」スッ

春紀「お?」

伊介「似合ってるわよぉ♪」クスクス

春紀「マジ?やったーどうどう?」スチャッ

伊介「似合ってるってば。じゃあ伊介は赤ね♪」スチャッ

春紀「紫じゃなく?」

伊介「今は赤が好きなんですー」

春紀「へへっ」

伊介「柄じゃないけど気に入ったしぃ、買うかこれ。お揃ね♪」

春紀「えっ、お揃い…」ジッ

春紀「……ごめん、伊介様だけ買って?」

伊介「は?なんで」

春紀「ごめん、気分が乗らないんだ」

伊介「……ノリ悪ぅ」


数日後
伊介「ん?春紀じゃない?どこに行くつもり?…100均?」ガー

伊介「初めて来たわねぇ。庶民臭ぁ♪」

春紀「」ジー

伊介(アクセサリーコーナー。春紀の腕に付けてるやつとか安っぽいと思ったけど、まさかここで買ってたわけ?)コソッ

伊介(やだ伊介笑っちゃうー♪)クスクス

春紀『贅沢はできないな。うちは家族が多いから』

伊介「……。」

春紀「…似ても似つかないけど、ちょっとはそれっぽいかなぁこれ。花じゃなくてピンクのリボンモチーフ」ジャラ

春紀「あんな高いのは買えないけど伊介とお揃い欲しかったなぁ」

春紀「金ないから買えないなんて言えないし、そうすれば伊介が出すとか言いかねない」ハハッ

春紀「ずっと仲良くしたいから、お情けで金を出してもらうなんて事したくない」

伊介「……」


***********
春紀「ただいまー」

伊介「おかえり♪」

春紀「あれ?い、伊介様それ…前買ったやつじゃないよな?つーか、え?あれ?」

伊介「安っぽいけど可愛いでしょ?赤いリボンモチーフのブレス♪つーかアンタも似たのしてんじゃない、真似すんな♪」

伊介(今まで貢がれてきた伊介の貢ぎを拒否するなんて生意気ぃ♪ほんっといい度胸じゃないの)

伊介「うふふ、これでお揃いね♪」天使のスマイル

春紀の溝呂木ちゃん呼びが可愛いと小耳に挟んだので。


春紀「」ポケー

春紀(…左手、潰れちまったな。入院代とか治療代もバカにならない。完治を待たずにトンズラこいてやろうか)

溝呂木「さ、さ、寒河江ーー!!」バーンッ

春紀「…はっ?溝呂木ちゃん!?」ビクッ

溝呂木「ギプスをして…あぁぁああ複雑骨折って何があったんだ、大丈夫か寒河江ぇええ」

春紀「うるさっ。ちょ、落ち着け。なんでアンタがここに」

溝呂木「理事長に頭下げて教えてもらったんだ。急に転校、しかも大怪我したって聞いていてもたってもいられなくて」スンスン

春紀(緩…。一般人を暗殺者に過干渉させるなよバカ理事長)

春紀「短い間だったけど世話になったね。この通り怪我はしてるけど平気、今までありがとーございました」ニッ

溝呂木「いや、これで終わりじゃない」

春紀「は?」

溝呂木「一度受け持った生徒を転校したからサヨナラ、なんて切り捨てられるわけないだろう!!これからも寒河江は先生の大事な生徒だ!それは変わらない。だから悩みがあればいつ如何なる時でも先生に相談してくれれば良い。そうと決まればLINE!LINEのID教えてくれ」キリッ

春紀「話が駆け足すぎだぞ溝呂木ちゃん…」

溝呂木「バーコードでも良いぞー。お、これが寒河江のスマホだな」

春紀「ちょ、勝手にいじん…っ痛!」ズキッ

溝呂木「ああ!大丈夫か寒河江!誰か、誰か救急車をー!!」

春紀「ここ病院だからな。あーもー溝呂木ちゃん静かにしてくれよ、傷に響く」

溝呂木「うう、すまない…。……先生は寂しいんだ」ポツリ

春紀「ん?」

溝呂木「武智、神長、寒河江といなくなって次に剣持も病に倒れ入院転校…」

春紀(…病、ねぇ。脱落したんだなアイツも)

溝呂木「その翌日、創立祭の直後桐ヶ谷と生天目も顔を見せずに転校していって…」ブワッ

溝呂木「武智と桐ヶ谷と生天目は音信不通、連絡が繋がらないしどこにいるかも分からない。神長は施設にいるからそこに連絡を取ってみるんだが施設の人が神長に電話を代わってくれない上に、何か煙たがられてなぁ。はは。唯一居どころが分かるのは寒河江と、剣持くらいだよ」

春紀「……」

溝呂木「俺が初めて受け持った生徒達が次々にいなくなって…こんな別れ方をするのは寂しいよ」ナデナデ

春紀「溝呂木ちゃん…」

溝呂木「……剣持にも会いに行かないといけないから長居はできない。二人とも入院だもんなぁ、痛々しい。けどまた会いに来るからな!その時までにLINEIDを交換する準備整えておいてくれよっ」ニッ

春紀「…はは、しょーがないな」

溝呂木「残り6人、特に寒河江が可愛がってた犬飼一ノ瀬は先生が必ず支えるから安心してくれ。またな!」

春紀「鈍いと思ってたけどよー見てんのね。またなー」フリフリ


春紀(…明日にでも病院を抜け出すか)

春紀「日向の世界の住人とはお近づきになれねーよ。眩しすぎる」バサッ
おわり


カプって訳ではないけど、百合ドルと名高いこの作品で男女の絡み書くのは若干怖い(震え)叩かないでね

千足「うぅ……ぁ」ハァハァ

柩「ふふ、どんな気分ですか、千足さん」

千足「どう、いうつもり、だ……桐ヶ谷……」ハァハァ

柩「さっき千足さんに注射したこれ、今千足さんが実感しているとおり、媚薬なんです」

千足「なん、で……そんな、桐ヶ谷……なんでだ……」ハァハァ

柩「ぼく、もう一ノ瀬さんの暗殺とかどうでも良くなっちゃったんです」

千足「答えに、なって、ない……」ハァハァ

柩「暗殺の報酬なんかより、千足さんが欲しくなっちゃったってことですよ」サワ

千足「あぁ!!」ビクン

柩「ふふ、かわいいです……やっぱり千足さんは女の子ですね」ナデナデ

千足「うぅ……ふぅ……」ビクビク

柩「本当はもっとちゃんとした形で千足さんと結ばれたかったんですけど……もう我慢できなくなっちゃって」

千足「頼む、桐ヶ谷……今なら無かったことにするから、これを外してくれ……」ガチャガチャ

柩「それはダメですよ、だって力じゃぼくは絶対に千足さんに敵いませんから」

千足「桐ヶ谷……」ハァハァ

柩「心配しないでください、千足さん」プチプチ

千足「あっ! だめっ」ガチャガチャ

柩「ちゃんと気持ちよくしてあげますから……」スル

千足「やっ……」

柩「やっぱり千足さんの胸……素敵です」モミ

千足「んんっ」ビク

柩「声、我慢しなくてもいいんですよ?」クリクリ

千足「ひゃあぁぁあ!?」ビクン

柩「あは……すごいですね、そんなに気持ちいいですか?」カリカリ

千足「ひっ、やめっ! うっ! ぐっ……あぁ!」ビクビク

柩「千足さん、そのトロトロになっちゃった顔……最高です」ゾクゾク

千足「きり、がやぁ……」ハァハァ

柩「おもちゃも色々用意してあるんです……いっぱい気持ちよくなってくださいね、千足さん」

千足「やだぁ……ゆるして……」ハァハァ

柩「あぁ……もっと、もっとその表情、見せてください……」ゾクゾク



おわり

乙おつ!

乙しえ「怖い話し」
*・*・*・*


TV「……続いては、世にも恐ろしい都市伝説を再現ドラマ付きでご覧頂こう」

しえな「…」ゴクリ

乙哉「何見てんの?」

しえな「ひゃっ!?」ビクッ

しえな「……な、何だ武智か…」ドキドキ

乙哉「あはは、驚き過ぎだよしえなちゃん!可愛いー」

乙哉「んで、なになにー?“世界の都市伝説”…しえなちゃんこんなの好きなの?」

しえな「好きって程じゃないが……ま、まぁ良いじゃないか」

乙哉「ふーん…」

TV「【ベッドの下】…その日、A子さんは自宅に友人を招いていた…」

しえな「…」ゴクリ

TV「…突然コンビニに行こうと言う友人…」

乙哉「…しえなちゃんって、こういうの信じちゃいそうなタイプだよねー。あんなん嘘っぱちに決まってるじゃん」

しえな「…くっ///……黙って見てろ」

乙哉「はいはい」

TV「……友「ベッドの下に、斧を持った男が…!」…皆さんも、ベッドの下にはご注意を……」

しえな「…」ゾゾー

乙哉「…」

乙哉「…斧なんてごっついもん使う訳ないじゃん」ボソ

しえな「え?」

乙哉「ん?」

しえな「…」

乙哉「…てゆーか男とか失礼しちゃう。色々間違ってる」ボソ

しえな「…武智?」

乙哉「ん?なぁにしえなちゃん?」ニコッ

しえな「…」

TV「【メッセージ】」

乙哉「あ、ほら次始まるよ!」

TV「……忘れ物を取りに友人宅へ戻ったAさん。A「電気消えてる…起こしちゃ悪いかな」…暗い室内を手探りで探すAさん……」

TV「……次の日、友人がその部屋で遺体で発見されたという…。警察「…このメッセージに何か覚えは無いでしょうか?」A「メッセージ?」《電気つけなくて良かったな》……会場「きゃー!」」

しえな「…」ゾク

乙哉「本当危なかったよー。暗いおかげで顔分かんなかったからさー…好みのタイプだったらヤるしかないじゃん?さすがに2人続けてはキツいから焦ったよーあはは」

しえな「ふぁっ!?」

乙哉「ん?」

しえな「……武智」

乙哉「もー、さっきからなぁに?」

しえな「いや、お前が何なんだよ「ほら、また次始まるよー?」

しえな「……」





しえな「……もうこんな部屋嫌だ」グスッ

おわり

一つ目の話と二つ目の話が繋がってるのかと思って混乱したよ乙しえ乙

晴伊で書きたいんだけれど書いたらいけない雰囲気
スレ立てた方がええんかな?

>>246
すまんイニシャル変えれば良かったッス…

>>248
気にせず書いたら良いッスよー!
長くなるなら立てた方が良いと思うッス!

乙しえ・その2「ボクの最高の友達」
(※かなーり微妙にッスが、原作ネタバレ含む?ッス)
*・*・*・*

しえな「武智、あんまりくっつくな…歩きにくい」

乙哉「えー?良いじゃん別に。こうして二人でお買い物なんて滅多にないんだしさっ!」ギュウッ

しえな「…ちょっ///」

乙哉「あ、あのお店可愛いー!しえなちゃん、あそこ入ろっ!」グイ

しえな「わっ…と……ったく」ハァ


乙哉「しえなちゃんしえなちゃん!これ!これ付けてみてよ!」

しえな「そっ…そんな可愛いの似合う訳…///」

乙哉「絶対似合うって!……ほら!あはは可愛いー」

しえな「ーーーっ///」

キャハハハ…ナニソレヤバー


しえな「!」バッ

デサー…エーウソー

しえな(……嘘…前の学校の……何であいつらが…)

乙哉「しえなちゃん?どうかした?」

しえな「!…なっ、何でもな…」ガタ…ドサドサ

乙哉「ひゃっ!…ちょっ、しえなちゃん何してんのー大丈夫?」

しえな「ご……ごめ…」

ネェ、アレ…。エ?…ウワッマジダ

しえな「!」

しえな(…やば…気付かれた?)ドクン…ドクン

乙哉「?…しえなちゃん?」

「あ、やっぱりしえなちゃんじゃーん」

しえな「!」ビクッ

乙哉「?」

「最近全然学校来ないじゃん?心配してたんだよー?」ニヤニヤ
「あれ?転校したんだっけか?」
「え?そうなの?きゃはは!知らなかったーウケるーw」

しえな「……っ…」ガタガタ

乙哉「…」

「ねぇ、何で黙ってんのぉー?しーえなちゃーん?」ニヤニヤ
「また仲良くしようよー。前みたいに遊んであげるからさww」


しえな「……っ」カアァァ

しえな(…止めろ……よりによって、武智の前で)

乙哉「しえなちゃん、誰この人達?…友達?」

しえな「…えっ…と……」

「はぁ?友達の訳ないじゃーんwwこんなキモい奴ww」
「つーか相変わらずだっさい髪型してんねー、切ってやろっか?」
「ぷっ、可哀想だってw」

乙哉「……ふーん」



乙哉「だってさしえなちゃん。行こっか」

しえな「!……え…武智?」

乙哉「だって友達でも何でもないんでしょ?相手するだけ無駄じゃん。……可愛い子以外と話したくないし、あたし」

「!は、はぁ!?何こいつムカつくんだけど」

乙哉「さ、行こ」

しえな「武智…」

「ちょっ、シカトしてんじゃねー……よ…………え?」バサッ

しえな「!?」

「………っ…や、やだっ…髪が…!?」

乙哉「あ、ご・めーん。だっさい髪型してるから、つい」チョキチョキ

乙哉「でも良かったぁーズレなくって………なんせあたし、方向音痴だからさぁ」ニタァ

「……ひっ」


乙哉「行こっしえなちゃん」グイ

しえな「……あ」



乙哉「…」

しえな「……」

テクテク

しえな「……武「しえなちゃん」

しえな「!…は、はい?」

乙哉「何で敬語なの?」クスッ

しえな「…えっ…と」

乙哉「……まぁ良いや。お腹空いたねー」ニコッ

しえな「…え」

乙哉「ん?」

しえな「……武智、聞かないのか?何も…」

乙哉「んー……まぁ良いじゃん?別に」

しえな「…」

乙哉「知って欲しくないなら聞かない」

しえな「!」

乙哉「…あたしは、今のしえなちゃんが好きだよ?それ以前の事なんて関係ないよ」

しえな「……武智」

乙哉「あれ?もしかしてあたし今超良い事言ってる?」

しえな「……」

乙哉「ちょっと何で黙るのー?しえなちゃーん!」

しえな「…武智」

しえな「台無しだ」プッ

乙哉「…あははっ」




しえな「……ありがとう、武智」ギュッ

おわり

ニュータイプにて、しえなちゃんガチいじめられっこという事判明して興奮が止まらない…

涼香っぽいもの。捏造有り

涼「ほう。同窓会、のう」

涼「何回目じゃ。3回…いや4回かの」

涼「楽しみじゃのう」フフ



鳰「皆さん揃ったッスね?それじゃカンパーイ!」

晴「揃ったって言っても乙哉さんいないけど、ね」

兎角「当たり前だ。またしても脱獄した指名手配犯が来てみろ、会が台無しだ」

柩「指名手配…でも。剣持さんとはちょくちょく連絡取ってそうですよね?」クルッ

しえな「ひっ!何でそれを…」

千足「まぁ、何となく皆分かっている事さ」

春紀「ん?ごめん旦那から電話だ。少し抜ける」

伊介「どうせ双子のチビちゃん達のことじゃない?よそに預けてこれば良かったのに♪」

純恋子「わたくしも3人の子供がいるので分かるのですが、やはり人様にお預かりいただくのも気を使いますのよ」

真昼「うちは1人です。1人でも大変なのに…純恋子さん、すごいです」ニコ

純恋子「真昼さんったら。再会する度に気さくな方になられて…素敵ですわ」

鳰「ま、うちや伊介さんみたいな独身今後結婚予定ナシのはぐれもんには無縁の話題ッスよねー。ついでに兎角さんも」

兎角「うるさいな」

晴「もったいないよ。兎角さん美人さんなのに…もっと男性を相手にしてあげたら?」

春紀「ただいまっと。伊介様もさーその美貌ならお誘い絶えないんじゃないか?もうとっかえひっかえして遊べる歳でもないんだし、腰落ち着けなよ」

伊介「結婚なんて面倒臭いことこの上ないじゃない。それに伊介が心から愛せるのはパパとママだけなんで♪」


涼「ほー…」

涼「みーんな、次元が違うのう」ゴクゴク

店員「あの、すみません」

涼「ん?」

店員「お酒の年齢確認のほうを失礼します」

涼「ふっ。よく見てみい、これはノンアルコールじゃ」

店員「あ…失礼しました!」

涼(回りからは大人の中に中高生が混ざってるように見られとる)

涼(自分の中の違和感が徐々に大きくなり、周りに伝染し、内輪を侵し、いつしか皆の心に惑いを灯すじゃろう)

涼(既に違和感だらけじゃ。話にもついてゆけん。いつもの、事。ここまでくればもう成長を楽しむ保護者目線じゃなけりゃやってけんのう)

柩「あ、そう言えば今日来てないのって」

涼(…のう)

千足「…ああ。神長も来れれば、な。施設の者も元同士を討つとは…」

涼(こんな時、香子ちゃんならなんて言ってくれたんじゃ?)


格好よく「バカな事を言うな」と一喝してくれたのではないか。時間に置いてかれると嘆くわしを叱責してくれたのではないか。
それは望みでしかないけれど。
真面目で大志を抱く、彼の人によく似た貴女を想ふ。


『涼さん!俺はいつか全てを統べる偉い男になってみせますよ。見ていて下さいね!』

『今日から長をやるのでよろしく。長といえば全ての長だ。文句がある奴は言ってくれ、勝負する』
おわり

取り戻した日常はパパもママも居てなんの不自由ない。のに、味気ない。
で、考えてみたらそうかアイツがいないんだって気付いた。伊介のご機嫌取りが得意で、身の回りの世話をしてくれる人。なるほどねぇ、うん。家政婦的なのが欲しいわねぇ。

<ねぇママ、家政婦雇ってほしーなぁ。>

恵介「仕方のない娘だな。ふむ…近々探してきてやるよ」

<ちょっと待って。…アテがあるの。>


裏社会の情報屋から『寒河江春紀』の住所等の情報を受け取り、手紙を送った。犬飼家、もとい犬飼伊介の家政婦として働かないか?という勧誘。距離があるし住み込み、働くというからには勿論給与は与えるつもりで。アイツ以外に家政婦を勤められても意味がない気がした。
アイツの情報の中にあった『暗殺者』の3文字で思うところがあったらしく、ママは奇妙な事を聞いてくる。

恵介「家政婦ねぇ。黒組にいた子なんだろ?こんな回りくどい事して、本当は友達になりたいんじゃないのか?」

<なーにママったら。伊介はパパとママがいれば幸せなの。ただ楽に暮らしたいだーけ♪>

手紙を送ってからの数日は、やけにワクワクした。
のに、返ってきた返事を見て伊介は憤慨したわ。だってお 断 り だったんだもの。バカ丁寧に綴られた丸文字は、引き受けたいんだけど兄弟達に引き止められて泣く泣く…といった内容が記されていた。兄弟って、おい。伊介より兄弟が大事なんだ?ふーん、ふーん、生意気ぃ。

伊介がうさぎのぬいぐるみをナイフでメッタ刺しにしていたら(どうせ捨てる気だったもん♪)ママが「迎えに行くか」と提案してくれた。
え?ママがここまで伊介のわがまま聞いてくれるなんて珍しい!
お言葉に甘えて行くことにした。飛行機に搭乗、伊介とアイツの距離は遠かった。

着いた。古くっさい家。呼び鈴を鳴らして伊介の誘いを断るなんて生意気ぃって悪人面で、出てきた女の腕を引っ付かんだら、意外にも嬉しそうに伊介様!会いに来てくれたのか?ってアイツは笑った。
でも気が収まらなくて良いから来いって強引に引っ張ったら、ママに制止された。ここからは、強いつよーいママのターン。

お金の話。良い条件。アイツにとって優良な話を持ち出しつつ殺気は忘れない、それがプロの暗殺者のトーク術。
怯まないまでも観念はしたらしいアイツが、頭を掻きながら振り替えって心配そうにこっちを窺う兄弟達に言い放った。「新しい仕事先は遠いけど、姉ちゃん頑張ってくるから留守番よろしく」。
流石ママ!うふふ、これで楽な毎日が過ごせるわね♪

と思ったら次は兄弟達のターン。アイツのくびれにしがみついて泣き出した。もうどこにも行かないでー!みんなで一緒に暮らしたいよー!…うるさ……殺しちゃおうかな?
でもね伊介、すごくモヤモヤしたのよ。アイツも困った顔してる。そして極めつけ。まだ14、5歳くらいの女の子がトコトコ近付いてきて、「はーちゃんを連れて行っちゃうんですか…?」って。潤んだ瞳で。少しだけアイツ…春紀に似てるから余計に重かった。

はーちゃんって呼ばれてんのね。
もし伊介が、長期間ママとパパから引き離されたら?

<…ママ、やっぱりもういいわ。もう寒河江春紀はいらない>

恵介「別の家政婦にするのか?」

<ううん、家政婦はいい。意味ないもん…>

恵介「…伊介。今からでも遅くない。『友達になりたい』ってちゃんと気持ちを伝えなさい」

<や、やぁね何よぅいきなり>

恵介「俺はお前に暗い世界の事しか教えてこなかった。でもその実、普通の女の子としての青春も送ってほしいと思っていたよ。二十歳近いお前にやっとこんな事を教えるのも何だが、仲良くしたい子には素直にその気持ちを伝えなさい。ママは嬉しいんだ。犬飼伊介が誰かに執着するなんて今までなかったじゃないか。その気持ちがなんなのか、深く考えずに誤魔化すのか?」

ーーただ、楽しかったのよ。


弟を抱き締めてしゃがみ込んでる春紀の後ろに、立つ。

身体も心もむず痒い…。でもママから貰った苦しい程の情愛に背中を押されて、挫ける兆候は皆無よ。伊介はゆっくり、ゆっくり開口したわ。

伊介「ね、ねぇ。春紀…」
おわり

ごめんsage忘れた
何かこう、いちいちやり方を間違っちゃう伊介様とそんな伊介様を温かく見守る恵介さんの美しすぎる親子愛が好き

絶対に笑ってはいけないお茶会*今夜は前夜祭ですわね編*


真夜「…お前もどうだ?」

純恋子「……私は…」

真夜「あぁ…お前はそれじゃ意味ないんだったなァ」

純恋子「…」

真夜「…なんたって……っ…その…」

真夜「さ、最強になりたいんだもんなぁ…!…っ…ぶふ…」

デデーン番場ー、アウトー

純恋子「…」

真夜「…げほげほっ……や、悪りぃ」

純恋子「……はぁっ!」バリバリ(ヘンシン)

真夜「ぶっwwwwやめてwwwww」

デデーン番場ー!アウトー!

真夜「wwwwwwwげほっwww」プルプル




純恋子(………イケる!)


春紀「じゃー行ってくる。あとよろしくな皆」

伊介「ママ、行ってくるね♪」チュッ

??「…ふふ」カチカチ

香子「はい。必ずや成し遂げて見せます…」

涼「懐かしい貴方。久しぶりじゃのう。全てにケジメをつけようと思うての、報告に来たんじゃ」

??「うふふ」ニコニコ、カチカチ

柩「楽しみですねぇ、次はどんな発見ができるのか…」

千足「エンゼルトランペット。必ずや、この手で…!」

??「うふっふふふふ…」カチッカチカチッ

鳰「…あの、何やってんスか?」

純恋子「私が最強。必ずや証明しなくては」

真昼「聖遺物…聖遺物…欲しい、貰いに行くます…」

??「んふ、んふふぁふふ…」カチカチカチカチカチ

鳰「あのー、聞こえてますぅ?」

乙哉「黒組かー。可愛い子、いるかな?あははっ」

しえな「皆の為にも必ず果たしてみせるぞ、決めたんだ」

??「選び放題…選択の自由…うふふぁ」カッチャカチッチッ

鳰「理事長ー!せーんせぇー!!」

百合「はっ」

鳰「何やってんスか?」

百合「来てらしたの。ふふ、新しい黒組開講を前に寮のペア決めをしていたのよ」

鳰「ほーう?その為だけに皆さんの住居に隠しカメラを設置したと。何の為です?」

百合「相性は大切ですから。不和で相部屋同士が潰し合えばつまらないでしょう?」

鳰「なるほどぉ」

百合「受け攻めの属性も見極めなくちゃね」ポツリ

鳰「んあ?」

百合「ふふ、ふふふふ…」

*黒組開講*


乙哉「あちゃー。これじゃしえなちゃん、無理だね」

百合「」ニッコニコ

乙哉「晴っちー!」

百合「…はぁ?」

春紀「伊介様寝てたじゃん」

百合「まぁまぁ…」ニッコニコ

春紀「晴ちゃん、頑張ってたもんな?」

百合「あ゛ぁ?」

鳰「理事長先生怖いッス…」

百合「同室カプは王道!こちとら見極めてペアにしてやったんだからマイナーのフラグ立てんなや雑魚どもが!!」ガンッ

鳰「ちょ、落ち着くッス!」

百合「うるせぇマイナーカプ厨が!!」

鳰「いやウチどの組み合わせを支持してるとかないんで酷い事言わないで!」

百合「はぁ…はぁ…おのれプライマー…大正義伊春と勢いづいてきた乙しえを崩壊に導くか…。そうはさせん、させんぞぉ!」

鳰「理事長…理事長先生ぇ…」ワナワナ

鳰「理事長先生は酷いッスよぉ!」ウワーン

百合「! 鳰さん…?」

鳰「同室同室!カプカプ!って、そればっかじゃないですか!ウチは理事長先生の為にこんなに頑張ってんのに褒めてくれないし、見向きもされない!こんな事ならウチも…同室作ってもらって大正義カプ築いて、理事長せんせに萌えられたかったッス!!」ウワァアア

百合「…なんて事言うんですか」

鳰「ウチは…理事長先生の為に…」グスッエグ

百合「貴女は私の物です」

鳰「うぇ…っ?」

百合「貴女は私以外の相手とカップリングを成立してはいけません。萌えるどころか嫉妬に狂ってしまうではないですか。だから、貴女は1人部屋」

鳰「…り、り…」

百合「でも貴女の部屋のベッドは何故かツイン。今日はやっとサイズに見合った使い方ができるかもしれませんね」フフッ

鳰「理事長先生ぇ…」ウルウル…

百合「おいで、鳰。貴女の部屋でたっぷり、たっぷり可愛がってあげますからね」

鳰「うっ、うっ…大好き!理事長先生大好きっ、お願いしますッスー!」ギュウー
おわり


呼称とか口調が間違ってるかもしれない。

>>287
理事鳰いいね
こういう前日譚もおつなものだ
ただ涼ちゃんはあのお方のこと「お前」呼びッスよー

晴「お邪魔しまーす」

鳰「どうぞどうぞッス」

晴「…鳰の部屋他のみんなよりなんだか大きくない?」

鳰「…気のせいッスよ」

晴「なんだかベッド大きくない?」

鳰「べ、ベッド2つのスペースに急遽一つ置いたから、キングサイズになったッス」

晴「…枕2つあるよ?」

鳰「………」

晴「…なんだか大人の女性の匂いがするようなー…」

鳰「ウチの香水の匂いじゃないっスかね…ハハハ…」

晴「そう言えば、理事ーー」

鳰「わー!わー!百合さんは関係ないッス!ただの雇い主ッス!」

晴「私まだ何も言ってないよ?」

鳰「あ」

春伊春。下品。


春紀「んー伊介様」

伊介「なによ」

春紀「ほどいてー」

伊介「嫌♪」

春紀「このままじゃ伊介を抱き締められない」

伊介「…ちょっと。誰が伊介を呼び捨てにしていいって言った?」グイッ

春紀「キスもできない」

伊介「…」チュッ

伊介「伊介からいくらでもしてあげる♪」

春紀「…今日は何曜日?」

伊介「木曜日だけど」

春紀「ほら!今日はあたしが主導権握っていい日じゃん!ルール違反だぞ?」

伊介「受けたいって気分じゃないのよ。察しなさいよ」

春紀「伊介週4、あたし週3って譲歩したほうなんだけど。約束守んねーような奴は…こうだ!」グイッ

伊介「きゃっ」

春紀「へへ、形勢逆転だな」

伊介「拘束されてどう攻めるつもり?そんな態勢じゃ甘いのよ!」ドカッ

春紀「ぐっ!」ドサッ

伊介「ふふ、このままレズレイプしてあげる♪」ビリッビリッ

春紀「…とうっ!」頭突きっ

伊介「が…っ!」ドサッ

春紀「今日は妥協しねーぞー。そのでっかいの、舐めさせてよ」

伊介「はっ、伊介とやんの?いい度胸ね♪」ムクッ

春紀「そっちが守んないのが悪いからな。本気で行かせてもらうよ」


この後めちゃくちゃセックスした。

香子「ハァ・・・ハァ・・・」

香子「これで最後だ・・・」 パスン

シスター「ぐあぁっ」バタリ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

脱走直後に送られてきたホームからの追手を逃れた私は、とある街に潜伏していた

香子(ここまでなんとか逃れたのはいいが・・・)

香子(ホーム時代に貯めていたお金も底をついてしまった)トボトボ

香子(支給品を売って得た分も、そのうち尽きるだろう)

照り付ける陽が、心の奥の暗い感情を光の下へ引きずり出す

香子(やはり、私にあそこからの脱出なんて無理だったのか?いっそ、ここで始末されてしまう方が・・・)

少女「あのぉ、どうしたんですか?かなりやつれた顔していますけど・・・」

香子「!!」ビクッ

少女「やだなぁ、怖がらないで下さいよ。ここに来る旅の人にしては、暗い顔してるなぁって思っただけですから」

香子「あ・・・えっと、その・・・」

少女「旅の人・・・ですよね?」

思えば・・・脱走の後にまともな会話をしたのは、これがはじめてだった。
その会話で、真っ正面からされたこの質問に、私はついーーそう、「つい」という表現が最もふさわしいーー正直に答えてしまった

香子「逃げているんだ、私の犯した・・・罪から」

クローバーホーム日本支部・支部長室

支部長「クソ!神長香子はまだ始末できていないのか?」

シスター「はい、シスター達を差し向けたのですが、力及ばずに皆命を落としました」

支部長「なぜこれほどまでに手こずっているのだ!確かにプランニングにおいては優秀だったが、実戦においては無能の極みであったろう!」

シスター「はい、その点はわたくし共も疑問に思います一応、ホームに残れる程度の実力を有してはいましたが、あの数のシスターを全て返り討ちにできるはずが・・・」

支部長「言い訳などどうでもいい!奴のせいでここが甘く見られている。昨夜も、また脱走者が出たのだぞ!」

シスター「申し訳ありません」

支部長「・・・まあ、一人二人の脱走者であれば、いくらでも始末はつく。それよりも、このまま神長を取り逃がし続けることで、ホームの拘束力が弱まる事が最もマズいのだ。大至急、神長香子を始末しろ」

シスター「了解致しました」

prrrr...prrrr...

支部長「出ていってよし」

シスター「はい、失礼致しました」バタン

支部長(今真にマズいのは、私の首と立場だろうがな)ガチャリ

支部長「はい、こちら日本支部支部長室、支部長の・・・」

???「フフ、いつも言っているでしょう?そこまで丁寧に言わなくてもよろしいと」

支部長「これは、私個人の心の整理と、事務としての意味を兼ねているのです・・・室長。」

室長「あら、本日はそんな話をしようとした訳ではありませんでした。日本支部のイレギュラー、神長香子についてでしたね」

支部長(クローバー・プロジェクト執行室の室長、つまりはホーム全体の統括者にして監視者・・・やはり、この人の放つ言葉は異質だ。熱を感じさせないが、いつでもその感情を露にしそうで・・・例えるならば、金属)

支部長「その件につきましては、全くもって私の失態でございます。大した案件ではないと見ていた黒組で、奴がこのような事を考えるとは・・・」

室長「想定していなかった、というのね。今の彼女は、言うなればガン細胞。症状が出たときには皆言うのよ、 『 気づかなかった』って」

室長「日本支部のcancerは、早めに取り除いておくべきよ。そうじゃないと、それは器官全体に影響する。転移しそうならば、プロジェクトからはよろこんで切除させてもらう」

支部長「・・・はい、一刻も早く奴を排除します」

室長「焦って余計な部分まで切り取るのは喜ばしくないけれど、宿主を滅ぼしたらおしまいなの。期待してるわ、それではまた」ガチャ

支部長「・・・」ツーツー

支部長「終わらせるものか、私の復讐を・・・」

ここまで書いて気付いたが、これ大分長くなりそうだ
また後日スレ立てます

しえな「武智…」グイッ

しえな(裏声)「し、しえなちゃん…」ドサッ

しえな「武智、ボクに身を任せて」

しえな(裏声)「だ、ダメだよしえなちゃん。あたし怖いよ…」

しえな「可愛いよ乙哉」チュッ

しえな(裏声)「しえなちゃ…あっ…だめ、だめぇ…」


しえな「なーんて!なーんて!!武智は可愛いなぁもう!!今夜は一杯可愛がってやるからな!!!」ゴロゴロ

乙哉「…」

しえな「乙哉。乙哉。ふふふ、今夜は寝かせ…」ピタッ

乙哉「…えっと、ナンパ失敗したから帰ってきたんだけど…」

しえな「ちが…違うんだ…これは違うんだ、違うんだ!!!!」

乙哉「あ、あたし何も見てないから!ね、しえなちゃん!?ね!?」

しえな「違うんだ!乙哉っていうのはこの…この枕の事なんだ!!!」

乙哉「…それあたしの枕?」

しえな「…」ギュッ

乙哉「しえなちゃん?何で枕抱いたの?隠さないでよ。しえなちゃん?」

しえな「これはボクのだ!」

乙哉「えぇ!?どう見てもあたしのじゃん!」

しえな「うるさい!!もう一人にしてくれよぉぉぉぉ!!」ウワーン

乙哉(…これどうしよう)

クロスss。


春紀「もしもし。あ、お姉さん?うん、久しぶり!」

伊介「あらぁ?」

鳰「はて、誰っすかねぇ春紀さんの電話の相手。あの人のご兄弟に姉貴さんなんていなかったはずっスよー」

香子「本物の姉じゃないから『お姉さん』なんだろう」

涼「うむ、実姉をそう呼ぶのは不自然じゃ」

晴「春紀さん、嬉しそう」

春紀「うんっ、え?今?嘘…」バッ

晴「?」

春紀「ホントにいるし…今行く!」ダッ

伊介「なぁにアイツ、はしゃいじゃって。どこ行くつもりよ」

鳰「校庭のほう見てたッスねぇ」ヒョイッ

鳰「おや!」

晴「え?なに?なに?」ヒョイッ

鳰「ほらあそこ!遠目から見ても麗しゅう黒髪の美女がご登場ッスよ!」

晴「うわわ、ホントだ…!綺麗!」

伊介「なんなのよ?」ヒョイッ

鳰「あ、春紀さんが…美女の元に駆け寄って?マジすか、まさかさっきの電話のお相手が…」

伊介「はぁ?あれ本当に春紀?ガキも同然に騒いでんじゃない」

涼「見事な黒髪じゃなぁ。香子ちゃんの次に」

香子「私を引き合いに出すのはやめてくれ首藤。しかし寒河江のやつ、部外者を学校の前まで寄越すとは…委員長としてこれは放って(ry」

乙哉「みんな大した野次馬根性だと思わない?しえなちゃん」

しえな「興味ない。そんな私とうって変わってお前は興味あるらしいな武智。とりあえずそのハサミをしまえ」

乙哉「だって皆が息を飲む美女が今学校に来てるんでしょ?あはは、春紀さん紹介してくれないかなぁ…♪」



春紀「お姉さん!どうしたの急に。学校まで会いに来てくれんなんてビックリしたよ」ニコニコ

お姉さん「急にごめんなさい。貴女のお母さんの事で少し」

春紀「母さんの?」ピクッ

お姉さん「貴女には言うなと言われたけれど、彼女、もう限界が近いわ。こんな学校はさっさと辞めて会いに行ってあげて。少しなら金銭的に援助してあげる」

春紀「…お姉さん、この学校の秘密知ってんの?」

お姉さん「そうかもね」

春紀「……ごめん、今日はもう帰ってくれ。母さんも金できちんとした治療を受ければきっと助かると思う」クルッ

お姉さん「春…」

春紀「兄弟も母さんも、あたしが守る」タタッ

お姉さん「春紀…」

ーー病院ーー


お姉さん「失礼するわ」ガチャッ

??「あら、来てくれたの」

お姉さん「ええ。彼女の容態は?」

??「今は落ち着いているけど安定しないわ…」

春紀母「はは、悪いね。二人して見舞いに来てもらうなんて…ザマァないよ」

??「気にしないで。私達は仲間じゃない」

お姉さん「今春紀に会ってきたところよ、これから冬香達のほうの様子を見てくるわ」

春紀母「ありがとう。…春紀、元気にしてた?」

お姉さん「ええ」

春紀母「アイツには苦労掛けてるからな…母親失格だよあたしは。抱き締めて、やりたいなぁ」

??「佐倉さん…」

春紀母「もう寒河江だよ、マミ」

マミ「あ…ふふ、そうだったわね。つい昔を思い出して」



お姉さん「それじゃあ行ってくるわ。負けないでね、寒河江杏子」


杏子「なんでフルネームなんだよ。ん、頼んだよ。

暁美ほむら」



杏子「春紀を、キュゥべぇの手の内から救ってやってくれ…」

ほむら(10年黒組。これまで幾ばくも繰り返されてきた社会の闇)

(永久に魔女を葬り去るという願いを代償に概念となり消えてしまった少女、まどかの後に残されたのは魔獣が蔓延る憎しみと悲しみばかりを繰り返す世界だった。それは魔女の存在した世界線から逸脱してその形を変え、治安は悪化の一途を辿っていった)

(呪いはいつしか人間の心底に身を潜め、殺意や憎悪と化す。普段は何気無い日常も裏を返せば暗殺や殺し暴力といった生業に需要が浴びせられ、闇に生きる人間が増えた。殺し専門の学校が設立され、幼子にもその影響が及ぶ程に…)

(それに目を付けたのがあの白い悪魔…インキュベーターだ)

(かつての世界で存在した奴等は膨大な因果を才能と呼び、具有する少女を探し出しては甘い誘惑を持って彼女達を堕落させた。しかし魔獣しかいない世界、希望と絶望の相転移によるエネルギーを得られなくなったこの世界ではインキュベーター達の戦略は大きく変わってしまった)

(質より量。無いものは自ら生成する。魔法少女の過多な生産戦略。魔法少女となるのに必要な因果量をインキュベーター達の手により課し、本来ならば魔法少女になり得ない少女達を引き込む算段)

(人間に干渉する事で、魔法少女を生産する舞台は目に見える形で整えられた。それが10年黒組。使命を果たせた者がただ1人、どんな願いでも叶えられる闇の誘惑。…『どんな願いでも』。奴等の戦略の根本は変わっていないのだ、いつだって少女達の弱味につけ込む)

(しかし願いが叶えられたが最後、彼女達は人間ではいられない。黒組により積み重ねられた因果が彼女達をがんじがらめに縛り上げ、魔法少女へとその姿を変えてしまうだろう。事前の説明は、勿論ないまま。白い悪魔は言うのだ)

(聞かれなかったからね、と)


(……インキュベーターに協力し、少女達を生け贄に甘い汁を吸う者がいる)

(あの悪魔の事、きっと協力した人間にも何か条理にそぐわない奇跡の一端を与えているのだろう。畜生の宇宙人の肩を持ち、幼い少女を泣かす人間を私は許せない…!!)

(友人の娘、まるで自分の実の妹のように可愛がってきた、春紀。彼女を巻き込むなら今更よ)

(魔法少女の娘を標的にして舌なめずりをしているでしょうお前を、私は絶対に許さない。今回の黒組…いえ、今後一切の黒組の計画を破綻させてやるわ。全面戦争と行きましょうか、インキュベーター…)



春紀と杏子似てるなと思って書いてみた。
涼さんハイランダーとかそれっぽい事言ってるけど、実は魔法少女で姿が変わらず何十年も…とか夢が広がる…。
クロス苦手な人いたらごめん、誰か続き書いてくれても良いです。

>>288
遅くなったけど教えてくれてありがとう。
そう言えば墓前でお前呼びしてたな、年下だからか

鳰「桐ヶ谷さんおひさッス」

柩「走りさん…お久しぶりです、どうしたんです?ぼくなんかに」

鳰「あんま自分を卑下するもんじゃないッスよ、まだ若いんだし…今日はただのおしらせ係ってやつッスよ」

柩「おしらせ…ですか?」

鳰「エンゼルトランペットの後任が決まったみたいッス」

柩「………………そう、ですか」

鳰「まぁこれでアンタは組織に完全に死人として認定されたわけッスよ、追手もかからず万々歳ってね」

柩「罪は消えないですけどね…ところで後任は誰かわかります?」

鳰「この娘だそうですよ」ピラッ

柩「……」

鳰「どうしたんすか?」

柩「後輩でした、出来はそこそこですが真面目な娘…こんな世界に向かない娘…はぁ……ぼくの仇討ちとかくだらない事かんがえてなければいいけど」

鳰「仇って言っても千足さんも死人扱いッスからね」

柩「一ノ瀬晴の暗殺を実行する事で仇討ちになるとかやらなきゃいいんだけど…」

鳰「とばっちりもいいとこッスね」

柩「うちの組織に依頼したの一ノ瀬一族を消し去りたいとか思ってる人だったんですよ」

鳰「あー兎角さんに迷惑かからなきゃいいッスね…」


この会話の数週間の後、新旧エンゼルトランペットの戦いがあったという

春紀と乙哉。下品。

乙哉「春紀さんと一緒にいると安心するんだー私」

春紀「へー。なんで?」

乙哉「切っても気持ち良くならないってハッキリ分かるから」

春紀「性の対象じゃないってか。あたしみたいなのタイプじゃないもんな」

乙哉「そそ。柔らかくなさそう」

春紀「はは、柔らかいほうが良いんだ?」

乙哉「あったり前じゃーん。乳房とかね、興奮ヤバイよね」ハァハァ

春紀「分からんなー。分かりたくもないけど。性ねぇ」

乙哉「春紀さんは普通にえっちして気持ち良くなっちゃうタイプなの?」

春紀「分かんねーけど普通はそうなんじゃないか?」

乙哉「体弄られてもイケないんだよー。やっぱり血と、美少女の悲痛な声、悶える顔がないと…♪」

春紀「それ、あたし以外にあんま言わないほうが良いぞ」

乙哉「言えない言えない。いやしえなちゃんには一度言った事あるんだけどさ、極限にキモがられた」

春紀「だろうなー。武智はさ、自分のそれが異常だって自覚はあんの?」

乙哉「えー多少は?でも仕方ないじゃん、私だって気持ち良くなりたいし。春紀さんだってオナニーくらいした事あるでしょ?」

春紀「どうだかなー秘密秘密。ただあたしはそんな性欲強くないと思うぞ」

乙哉「またまたー清純ぶっちゃって。そういう人ほど意外と遊んでるから世の中怖いよねー貧乏だからお金持ちのパパ見付けてぇ…きゃっ♪」

春紀「勝手に想像すんなよ」

乙哉「春紀さんも服を脱がされればただの女なんだね。ふふ、あはは…火ぃ付いてきたぁ。しえなちゃん切り刻みたいよ…♪」

春紀「そこあたしじゃないの武智らしいよな。あんまイジメてやるなよー」

伊介「つーかここ2号室だって忘れてなぁい?武智、あなた春紀に何ソフトにセクハラかましてんのよ殺すわよ♪」

思い付き。乙哉との会話をツッコミを入れずに成立させられるのは春紀くらいかなと思う。


>>311
乙。続けろ下さい

春伊 伊介様がくすぐり弱かったら萌えるなぁと思って


二号室

春紀「伊介様、そろそろお風呂行かねー?」

伊介「待ってよ。今いいとこなんだから」

春紀「はぁ。ドラマばっかり見て……。全く」

春紀(最近、全然構ってくれないし……)

春紀「早くしないと大浴場の利用時間過ぎちゃうんだけどー?」ワキバラツンツン

伊介「……っ!?」ビクッ

春紀「!?」

春紀(なんだ、今のリアクション。不意打ちだったからか?)

伊介「さ、先行ってなさいよ」ゲシゲシ

春紀「あぅ。そんな冷たいこと言うなよー。伊介様ー」チョン

伊介「ふぐっ……!?」

春紀(脇腹触られると声出ちゃうのか。なんか可愛いな)ニヤニヤ

伊介「……さっきからべたべたと触らないでくれない? 手垢ついちゃうでしょー」

春紀「うわっ、ひでぇ。そういうこと言う子は……」

春紀「こうだっ」コチョコチョ

伊介「ひっ……!?」ビクン

伊介「は、春紀っ、やめっ……。ぁはっ、ちょ、タンマっ!」ジタバタ

春紀「手垢まみれにしてやる」コチョコチョ

伊介「ん、ひゃっ、このっ……調子、乗んなっ」ドンッ

春紀「あいたっ」シリモチ

伊介「しつこいのよ。そんなに構ってほしいわけ?」

春紀「えっ、ちょっ!?」

春紀(やばっ、マウントポジションとられた……っ!?)


春紀「伊介様……何を……!」

伊介「倍返しね❤」サワッ

春紀「うひゃ!?」

春紀(動けなっ、うわ、腋に手いれられた!?)

伊介「こちょこちょこちょこちょ❤」

春紀「ひっ、んひゃははははははっ!? あははははっ!!」

春紀「くすぐったい!! く、はははははっ! 伊介様やめっ、ははははは!!」

伊介「伊介の気が済むまでやめてあげなーい」

春紀「無理だってっ! ひゃはっはははは! ごめんっ! 謝るからぁ、ははは!!」

伊介「だめ❤」

春紀「そ、そんなぁ……! ふひゃひゃひゃっ! あはははははは!!」

春紀(やばいっ、これ! きつすぎるっ! 息できないっ! どうにかしないと!)

春紀(そうだ! ここは一か八か……!!)

春紀「んはははは、ひひっ、くひゃひゃ! す、隙ありっ……!」ムニッ

春紀(伊介様のがら空きの脇腹……もらった!!)

伊介「にゃっ!?」

春紀(怯んだ! 今だ!)

春紀「どっせーい」ガバァ

伊介「きゃあっ!?」

春紀「ふっふっふ。形勢逆転」ニヤリ


伊介「……い、伊介疲れたー。じゃれ合いとかいいからお風呂行かない?」アセアセ

春紀「いやだ❤」

伊介「あんたに拒否権とかないから。怒るわよ?」

春紀「もー。可愛くないなぁ」ツン

伊介「やんっ!?」

春紀「伊介様って実はくすぐったがりだよねえ。脇腹とかすっごく弱いんだろ?」

伊介「……別にそんなことないわよ」

春紀「へえー? じゃあ、こうやって脇腹撫でられても我慢できるよね?」サワサワ

伊介「くっ……!? あ、当たり前じゃん……っ。ていうか、伊介お風呂行きたいんだけど……!」プルプル

春紀「声震えてるけど、本当はくすぐったいんじゃないのー?」サワサワ

伊介「震えてなんかぁ……ない、わよ……っ」ガシッ

春紀「それじゃあ、この手は? なんであたしの腕を掴んでるんだ?」

伊介「それは……」

春紀「くすぐったくないなら手、離せるよな? ほら、離して?」

伊介「わ、わかったわよ……」スッ

春紀(指先カタカタ震えてる……。笑い堪えてる顔もなんだかちょっとえろくて可愛い……)

伊介「春紀、もういいでしょ。いい加減、どいて……、く、ふふっ!?」

春紀「あれ? おへそだめなの?」サワ

伊介「ちがっ、驚いただけ……、ん、んんっ!」

春紀(人差し指でおへその周りをくるくるなぞられるの流石に耐えられないみたいだな)


伊介「ひ、っ! ん、ふふふっ!」

春紀(おへそに指入れたらどうなるんだろ……)ツプッ

伊介「はぅっ!!?」ビクンッ

伊介「ゃひゃははははっ!」

春紀(笑った……! 伊介様の爆笑顔、かわいいな……。いつもはすましたような笑顔しか見せてくれないから、なんか新鮮だ)

伊介「や、やめなさいよ! あははっ! きゃははは!」バタバタ

春紀(これ以上やると苦しくなるからやめてあげようか)スッ

伊介「ぜぇー……はぁー……。人の身体で遊ぶのも大概に……」

春紀「やっぱり、伊介様くすぐり弱いじゃん」ニコリ

春紀「なんで意地張ってたんだよ?」

伊介「う、それは……」

伊介「キャラじゃないからよ。……悪い?」

春紀「えっ? そんな理由?」

春紀「確かに、普段あんまり声あげて笑わない伊介様があんな風に笑い転げてるのは意外性があったというか、ギャップ萌えみたいなのを感じたけど……」

伊介「分かったらどいて。今ので汗かいちゃったし、早くシャワー浴びたいのよ」

春紀「もう一つ聞いていい?」

伊介「……なに」



春紀「伊介様くすぐったがりなのに、どうしていつもお腹露出してるの?」

伊介「はぁ? そんなの伊介の勝手でしょ」

春紀「いや、もしかして誘ってたりするのかなーって思って」

伊介「何言ってんの。きもい❤」

春紀「伊介様にそのつもりはなくても、十分誘ってるんだよ」グイッ

伊介「ちょ、春紀……!?」

春紀「シャワーの前にもう一汗かかない? 伊介様の可愛い声聞きたいな」ワキワキ

伊介「ま、まだやるの……!? これ以上はいくら春紀でも許さ……っひゃひゃひゃ!?」

春紀「睨むなよー、伊介様。ほら笑って笑ってー」コチョコチョ

伊介「ふざけっ……ふにゃっはは! ひはは、っ! あはははっ!」

春紀「あーもう、可愛いなー! 伊介様は!」



おしまい



春伊大好物です

~それはなんのことはない普通の日常~


鳰「何をやってるんスか?」

香子「見てわからないか?寮の窓拭きだが」

鳰「いえ、一応みなさんゲスト扱いなんで掃除なんて業者任せでも」

香子「走りよ、私は寮長だ寮のみんなが快適にすごせるよう働くのはそんなにおかしいことだろうか?」

鳰「いや普通に考えれば立派な事だと思うッス」

香子「だろう?」

鳰(いやあんたそれ以前に暗殺者なんスよ!?)

涼「香子ちゃん、ゴミ出し終わったぞ」

香子「うむ、首藤お疲れさま」

鳰(あんたもか!)

涼「いやいや寒河江と一ノ瀬達も手伝ってくれたからあっという間じゃったよ」

香子「一ノ瀬は協力的で本当に助かるな」

鳰(標的!そいつあんたの標的ッスよ!?)

涼「1号室はゴミの分別だけでなくペットボトルも洗浄して蓋も別けてくれるから助かるのう」

鳰(あいつら主婦か!?)

涼「二号室は寒河江のおかげで分別もしっかりされているし、他もうまいこと回っておるようじゃ改めて分別したりすることもないから楽なものじゃったよ」

香子「走りの所は一応運営サイドになるから手を出してはいないがゴミの日に部屋の前に出して置いてくれればついでに回収するから安心してくれ」

鳰「はぁ…ありがとうッス…」

鳰(なーんて事があったッスねぇ…神長さんと首藤さんが退学してからは晴が兎角さん巻き込んでやってるみたいッスが…)

鳰「生まれが違えばああやって普通に学生してたんすかねぇ…みんな……」

鳰「ゴミ捨てながら妄想とかウチも焼きが回ってきたッスかねえ…いやいや!残りも三人曲者揃い!ウチの仕事はこれからが本番ッス!張り切っていくッスよー!」

兎角「おいゴミ捨て場で騒ぐな変人がさらに変人に見えるぞ」

晴「ひどいよ兎角さん!におーおはよー」

鳰「これはこれは晴に兎角さん、おはようさんッス!ウチ朝弱いからちょっと気合い入れてただけッス」

兎角「走り、それは授業中起きてるやつが言っていい台詞だ」

鳰「こいつは手厳しい!」

鳰(たまにはまともに授業受けるのも悪くないかも知れないッスね、神長さん達は受けたくても受けれないですし)



とくにオチもなく終わる

春紀「あんまりにも伊介様のこと馬鹿にするやつが多いからそんなことないってテストで証明することにした」

伊介「え~?伊介めんどくさい。いいじゃないそれくらい」

春紀「よくない!伊介様が馬鹿にされるとあたしが悔しいんだよ!」

伊介「……しょうがないわねぇ」

春紀「ってことでこれが問題だ!伊介様!今からクラスメイトの名前を全部漢字で書け!」

伊介「えー。やだ。もっとすぐ終わるやつにしてよ」

春紀「駄目!伊介様がクラスメイトの名前もろくに覚えてない薄情者疑惑も同時に払拭されるしこのテストは一石二鳥!さあやれ!!」

伊介「んもう、しょうがないわねぇ…」サラサラ

春紀(ま、7割方できてたら合格かな)

伊介「はい、できたわよ」

春紀「よし、それじゃあ1つずつ順番に見ていこうか」

犬飼 伊介      春紀「まあ、自分の名前は間違えないわな」

一ノ瀬 晴      春紀「晴ちゃんも正解」

番場 真昼と真夜  春紀「これもOK」

首藤 涼        春紀「いいね!順調じゃん!」

生田目 千足     春紀「おお!やるぅ!これは読みがわかりにくいよ!」

武智乙哉       春紀「へえ!哉なんて結構むずい字なのにこれも書けてっし!」

神長 香子       春紀「髪長なんてベタなボケもしてないな、うんうん!」

英 純恋子      春紀「英なんて普通の人は絶対書き方知らないよ!よく覚えてたね、さすが伊介様!」

桐ヶ谷 柩       春紀「柩も書けてる……驚いた。まさか今のとこ全問正解なんて流石にあたしも予想外」

なんとか しえな   春紀「まあ仕方ないな。おまけでセーフ!」

走り 臭        春紀「わ、わざとかもしんないからセーフ!」

東と角         春紀「……金と銀みたいだからセーフ!」

春紀「やるじゃん伊介様!ほとんど書けてる!合格点だよ、見なおしたよ!」

伊介「ふふん。伊介にかかればざっとこんなものよ♥」

春紀「で…えーと、さ」モジモジ

伊介「ん?」ニコニコ

春紀「肝心の名前がまだ書かれてないなーって…」モジモジ

伊介「えー?伊介黒組のみんなの名前もう書いたじゃなーい♥」ニコニコ

春紀「いや…その……や、やだなぁ。いじわるしないでよ伊介様。あたしの名前がまだないじゃん」モジモジ

伊介「……ああ。忘れてた」

春紀「伊介様!?」

伊介「くすくすくす。ごめんごめん。それじゃあ今から書くね」クスクス

春紀「う、うん。たのむよ?まったく……」ブツブツ

伊介「…」ニヤッ

春紀「…」ソワソワ

伊介「」ニヤニヤ

春紀「い、伊介様……?ど。どうしたの?早く書いてよ、って…」

伊介「ねえ、春紀の名字ってなんだったっけ♥」

春紀「えええええ!?」

伊介「あっはっは!ほんとごめんごめん。いっつも春紀春紀って呼んでたから、かえって名字が印象に残ってなくて」

春紀「マジかよ……。伊介様、あたしの名字覚えてなかったのかよ。やばい、存外にショックでかいこれ。…寒河江だよ」

伊介「ああ、言われてみればそんな感じの珍妙な名字も名簿で見かけたわねぇ」ニヤニヤ

春紀「珍妙って……もういいよ。早く書いてよ。そしたらあたしもう部屋に戻って寝るから」

伊介「~♪」サラサラ

伊介「はい書けた♥」

春紀「どれどれ……って」

寒川江晴樹

春紀「…」

伊介「あってるでしょ?」ニコッ

春紀「う……うわーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーん!!!伊介様の馬鹿ぁああああああああああああああああああああああああああ!!!!」ダッ

伊介「…何よ。馬鹿って言ったそっちのが馬鹿よ。ばーか」クスッ

伊介「~♪」サラサラ

寒河江春紀

伊介「伊介のこと試すような真似するからこんな目にあうんだっつの♥」


終わりッス

千足「・・・」サワサワ

柩「さっきからどこ触ってるんですか」

千足「お尻だね」

柩「そうですね……じゃないです!」

千足「急にどうした桐ヶ谷?」

柩「お尻触られるのって結構恥ずかしいんですよ!」

千足「そうか」サワサワ

柩「もおおお!!」

乙哉「カウンセリングとか無駄だと思うけど…仕方ないかぁしばらくは我慢するって決めたわけだしー」

ガチャ

??「よお元気にしてっか?殺人鬼」

乙哉「はぁ!?」

カイバ「おいおい先生にたいしてはぁ!?はないだろはぁ!?は、ちゃんと義務教育受けてんのかおい?殺人鬼」

乙哉「人をいきなり殺人鬼呼ばわりする人をセンセーだなんて思いたくないなーあたし」

カイバ「だが、事実だ、そうだろ?」

乙哉「ムカつくよ!あんた!」

カイバ「いいね、監視カメラの死角をついた見事な攻撃、ボールペンでも人を殺すにゃ充分だ」

乙哉「避けないで解説とか余裕ありすぎてつまんないなー…ちぇっ」

カイバ「だから馬鹿なんだよ殺人鬼、てめーが俺を殺すメリットなんてゼロだからな、ま、俺が女だったらあぶねーかもしれないけどな?」

乙哉「センセー意外に面白いわー女だったら一晩かけてゆっくり殺したいくらいだよ♪」

カイバ「おめーがうちの馬鹿と最初にやりあったって聞いて会いにきた」

乙哉「?」

カイバ「東兎角、殺しもできねえできそこないの暗殺者おれの自慢の不良品だよ」

カイバ「で、せっかくここの会話も聞こえないようにさたり色々仕込んだわりによぉ」

乙哉「なにー」

カイバ「おまえ一ノ瀬と剣持?とかいう女の話ばっかじゃねーのよ」

乙哉「しょうがないよねーほとんど話せなかったもん東さん…私に近寄るなー!的なオーラびんびんでさー他にかわいい娘いたんだから仕方なくない?」

カイバ「あー、あー容易に想像できるわ…あいつ本当にあぶねえだろ?」

乙哉「晴っちが来なければもうちょい遊べたんだけどねー、ちょー強いくせに薄皮しか切れないからうまくやればあたしにもチャンスあったと思うんだー」

カイバ「おもしれーだろあいつ?」

乙哉「あのアンバランスさはいいかもねーもっと精神揺さぶったらあたし好みになったのかな?」

カイバ「おめーの趣向はともかくあの馬鹿にはいい薬になったかもな」

乙哉「…センセーって東さん好きなの?」

カイバ「一番出来が悪い教え子だから心配なだけだよバーカ」

乙哉「ふーん」

カイバ「俺、ホモだし」

乙哉「嘘!?」

カイバ「くくく…嘘だよ、おまえこういうほうが釣りやすいな」

乙哉「あームカつくなー」

カイバ「…まぁいいや少しとはいえ当時のあいつの話は聞けた、そろそろ帰るよ…脱獄とかすんなよ?」

乙哉「今はしないよー♪」

カイバ「適当に内容でっちあげてやっから模範囚のままでいてくれよ武智」

乙哉「あははははまかせてー」

兎角「ただいまー、おそくなってすまなかったな晴」

鳰「おかえりなさいっス」
伊介「おかえりー」

兎角「……おい」

晴「あっ兎角さーんおかえりー今ごはん作ってるから」

兎角「晴、不審者は部屋に入れるなっていっただろ…」

伊介「ひっどーい[ピーーー]わよ?」

鳰「ウチと晴はマブダチっスよぉ」

兎角「…はぁ…とりあえず寒河江に連絡するか」ピッピッ

伊介「ごめんなさい東さんそれはやめて」

鳰「伊介さん平伏させるとかどんだけっスか…」

兎角(晴のあの様子だと人数分作ってるよなぁ…ああめんどくさい)

兎角「…とりあえず家にいる理由を聞こうか」

伊介「ママと」
鳰「理事長と」
伊介、鳰「ケンカして家出しました」

兎角「…………はぁ」

兎角「で、寒河江のとこはすぐバレると」

伊介「そうなのよ、しかも最近ママと仲良いのあいつ、たまにスーパーで二人してタイムセール品とか買ってたりしてさ」

鳰「ウチ、ママさん見たことあるっスけどあのイケメンと春紀さんがスーパーで買い物カゴ持って歩いてるとかシュールすぎやしませんかね」

兎角「転がり込めば説教されてすぐに送り返されるわけだ」

伊介「さっすがー理解が早くて助かるー」

兎角「だからといって殺そうとした相手の家に来るか?普通」

伊介「伊介は普通の枠にはおさまらない女よ?」

兎角「……そうか」

鳰「お疲れっスね兎角さん」

兎角「そう思うならおまえだけでも出ていけ」

鳰「だが断るっス」

兎角「走りは…ま、晴くらいしかいないもんな」

鳰「いやーストレートなdisりっぷりがたまらないっス、まぁ友達いないの事実っスけど」

兎角「…ごめん」

鳰「やめて!本気であやまられると本当に傷つくからやめてほしいっス!」

兎角「まぁそれはそれとして、だ」
鳰「流された!?」

兎角「家出するほどの原因てなんだよ、おまえら親子仲良いらしいじゃないか」

伊介「ママがハードな仕事受けれないように手を回してるみたいなの…」

鳰「潜入任務とか内偵とかの仕事から下ろされてしばらく学生やれとか言われたっス」

兎角「…怒るほどでもないだろそれ」

鳰「伊介さん!こいつも敵っス!」

伊介「東さんはこっち側だと思ってたのに!」

兎角「わざわざ死にたがる必要もないだろうに」

伊介「伊介はママのような立派な殺し屋になりたいのよ、その為に必要なのは何よりも経験だとは思わない?」

兎角「まぁ一理あるな」

伊介「でしょ!」

兎角「でも…おまえ詰め甘いし」

伊介「今度こそ殺すわよ?!」

鳰(その詰めの甘さのおかげで晴死なずに済んだっスよ…)

兎角「走りの方は多分私のせいだな」

鳰「まぁ、あれガチで死にかけたっスからねぇ」

兎角「おまえで処女卒業するかと思ったら、かなり複雑な気分だったから生きててくれてうれしい」

鳰「…悪意しか感じねえっス…」

伊介「あら、まだ処女なの東さん?」

兎角「あの時、殺さないって言ったろ」

伊介「あまっちょろいわねー」

兎角「殺し屋になりたいわけでもないからな私は」

伊介「もったいなーい」

兎角「そうか?向いてないらしいけどな私は」

兎角(くそ、あのサングラスの顔思い出したぞ胸くそ悪い)

晴「はーい!晴特製ドライカレースペシャルだよー!」

鳰「大皿から取り分けるタイプっスか…なんか某怪盗三世とかトライ◯ン思い出すっスね」

伊介「…話の腰を折られたわね」

兎角「どうせ平行線だ、それに私がどうこう言っても晴が追い出すのに反対するだろうからな」

晴「お互い頭を冷やす時間は必要だよ、それにお泊まり回とか憧れてたし」

鳰「お泊まり回っスか」

伊介「けっこうマジなんだけど伊介の問題」

兎角「晴のマイペースは変わらないから慣れろ」

お泊まり会だよお泊まり回ってなんだ

鳰「晴って料理できたんスねー」モグモグ

伊介「なかなかやるわね、晴ちゃん」モグモグ

兎角「おまえら…遠慮というものがないな」

晴「ふっ…夏バテ防止の自信作です」フンスッ

鳰「で、相変わらず毎日カレー食ってんスか?」

兎角「そんなわけないだろバカバカしい」

三人(黒組時代に誤解されるような食生活してた人が悪いと思う)

晴「…あ、でも兎角さん、この前晴が朝から出かけた日に三食レトルト、カレーメシ、レトルトで済ませましたよね?」

兎角「なんのことか忘れたな(棒読み)」

鳰「なんというカレーキチ」

伊介「引くわーマジ引くわー」

兎角「いや、さ、三食カレーとかちょっとした夢だろ?!」

鳰「ないっスわー」
伊介「ないわー」
晴「たくさん夢がありましたがそれはないです」

兎角「おまえらなんで息ぴったりなんだよ!殺し合いしたくせに」

晴「昨日の敵は今日はホモってやつだよ!」

鳰「最悪っスね」

伊介「………ありね」ボソッ

兎角「犬飼!?」

鳰「あーこの人、親がホモでしたね」

伊介「素敵な両親だからね笑ったらこ・ろ・す♪」
兎角「なら早く帰れ」

伊介「それは嫌」

兎角「つか私だけか知らなかったの?」

晴「晴は殺されかけた時に聞かされました」

鳰「嫌なカミングアウトっスね、なんで喜んでんすか晴は」

晴「ほら、クラスメイトが家族の事を話してくれるとかなかったから」

兎角「すごいだろ?」

鳰「いや良くこの人守り抜いたもんスね」

兎角「先に言っとくが別にストレスから殺そうとしたわけじゃないからな?」

鳰「あははー」

晴「え!?晴、負担になってたんですか!?」

兎角「晴が自由すぎて疲れただけだ、特に武智の時」

鳰「スパロボでミデア護衛してる心境っスね良くわかるっス」

伊介「東さんも殺れないなりに先に全員怪我でもさせて退場させちゃえばいいのに」

兎角「その手があったか!」

鳰「溝呂木ちゃんが心労で死ぬからやめて」

晴「多分それやってたら今の生活はなかったと思います、流石に引きます」

兎角「ダメか」

伊介「ボコボコにしたあと無理矢理予告票書かせて脱落させるとかありだと思うけど」

鳰「伊介さんが守護者にならなくて良かったっス…まぁ英さんには勝てるかあやしいっスが」

伊介「あの金持ちそんなにヤバイの?」

兎角「実は、私負けた」

鳰「英さんが調子こいてロケランやらフリーで置いとかなかったら普通に晴が殺られてたと思うっス」

伊介「…マジ?」

鳰「英の誇る最強サイボーグって言ったら信じます?」

伊介「ギャグ?」

兎角「マジだ腕飛ばしたり、シャンデリア片手で投げてきたり」

伊介「いや意味わかんない」

兎角「私も自分で言っててわけわからん」

晴「あのシャンデリアは兎角さん死んだかと思って心臓にわるかったよー」

鳰「終わった後に監視カメラの映像で見て…悪いとは思ったんスが爆笑したっス…でもあれ勝因は兎角さんのスタンガンで内部機械に異常出てたかららしいっスよ」

兎角「…なんとか面目は保ったか」
伊介「今度見せてね、にお」

ピンポーン

晴「ありゃ珍しいお客さんかな?」

兎角「通販とかじゃないか?」

晴「頼んでないよ?」

兎角「私が出てくる」

鳰「…第六感にくる嫌な予感が」

伊介「うちの方はここ知らないだろうから安心だわー」


兎角「お客さんだ」

百合&恵介「こんばんわ」


続くかも

ちなみに兎角さん伊介様に止められて春紀にワン切り→春紀がだいたい察する→恵介さんに電話という流れ

春紀の誕生日

クリスマスイヴ

伊介「はーい、プレゼント!」

春紀「うそっ!伊介様あたしの誕生日知ってたの!」

伊介「誕生日?クリスマスでしょ、ボケてんの?」

春紀「え、クリスマスってプレゼント貰えるの?」

伊介「あんた貰ったこと無いの?」

春紀「ああ、あたしの家貧乏だったからそういう習慣無かったんだな・・・」

伊介「・・・それ返せ♡ 」パシッ

春紀「あ」

伊介「ほら、行くわよ」グイッ

春紀「い、行くってどこに?」

伊介「あんたの誕生日プレゼント買いに行くにに決まってるでしょ♡ 」

春紀「いや、それで良いよ」

伊介「これはクリスマスプレゼントよ♡ 」

春紀「いや、プレゼントには変わりないじゃん」

伊介「クリスマスプレゼントとして買ったものを誕生日プレゼントになんか出来ないっつーの♡ 」

春紀「伊介様・・・」

伊介「これは明日みんなでパーティーするときに渡す♡ 」

春紀「うん・・・」

伊介「だからあんたも今から伊介のクリスマスプレゼント買って明日渡すこと♡ 」

春紀「うん」

伊介「あと伊介の誕生日は6月29日だから♡ 」

春紀「分かった、ちゃんと渡すよ」

伊介「三倍返しね♡ 」

春紀「うわ、ひでぇ」

伊介「嘘よ♡ あんた貧乏だしー♡ 」

春紀「・・・ありがとう、伊介様」

伊介「もし忘れたら殺すから♡ 」

春紀「絶対忘れないよ」

伊介「あ、それと」

春紀「ん、何?伊介様」

伊介「誕生日おめでとう、春紀♡ 」

春紀「うん、ありがとう伊介様」

面白いの書くつもりがなんか真面目になってしまった

春紀「冬香ー、ただいまー」

冬香「お帰りお姉ちゃ・・・誰?」

伊介「はぁーい♥」

春紀「ああ、紹介するよ。姉ちゃんの彼女の犬飼伊介っていうんだ」

冬香「ど、どうもはじめまして」

伊介「これあんたの妹?」

春紀「ああ、冬香っていうんだ」

伊介「ふーん、よろしく。伊介様って呼んでねー♥」

冬香「よ、よろしくお願いします」(か、彼女?大丈夫かなこの人)

春紀「伊介様、あたしの部屋こっちだよ」スタスタ

冬香(何かビッチっぽいし騙されてるんじゃ・・・)

伊介「ふーん、狭ーい♥」

春紀「文句言わないでよしょうがないだろ。今飲み物取ってくるよ」

伊介「早くしてねー♥」

春紀「おう伊介様」

冬香(それにお姉ちゃん、様付けで呼んでるし・・・)

春紀「えーと・・・」ガチャガチャ

冬香(夜覗いてみようかな・・・)

春紀の部屋の前

冬香(まだ起きてるみたいだけど・・・)

冬香(や、やっぱりエッチとかしてるのかな・・・)

「ん、あっ♥」

冬香(な、なんかやらしい声が・・・)

「気持ち良い?」

「う、うん♥」

冬香(ドア越しじゃどっちの声か分からない)

「お、お願い、もう・・・」

「何?」

冬香(やっぱりあの人がお姉ちゃんにしてるのかな・・・)

「あ、ああぁ♥」

「ほらほら、声抑えないと聞こえちゃうよ」

冬香(・・・)ドキドキ

「も、もうお願い・・・春紀」

冬香(え、今声出してる方がお姉ちゃんの名前呼んだ気が・・・)

「するときは春紀様って呼ぶ約束だろ?」

「んっ、は、春紀様・・・」

冬香(も、もしかしてお姉ちゃんがしてるの!?)

「聞こえない、もう一回」

「は、春紀さまぁーーーーー♥」

冬香(お、お姉ちゃんが様付けさせてる!)

「はい、良く出来ました」

「あ、あああぁーーーーーっ♥」

冬香(誑かしてるのってお姉ちゃんのほうなの・・・)

「はぁはぁはぁ♥」

「昼間はあんなであたしより一個上なのにねぇ」

冬香(しかも年上・・・ダメだ混乱してきた寝よう)スタスタ

翌日

冬香「お、お姉ちゃん?」

春紀「冬香、早いな?」

冬香「あ、あの人は?」

春紀「ああ、まだ寝てるよ。伊介様は朝弱いんだよ」

冬香「そっか、あのさお姉ちゃん」

春紀「んー?」

冬香「お、お姉ちゃんはあの人とどういう関係なの!?」

春紀「いやだから彼女って言ったじゃ・・・」

冬香「嘘よ!」

春紀「ふ、冬香?」

冬香「お姉ちゃん、お金貰ってあの人と付き合ってるんじゃないの!?」

春紀「は?なんだよそれ?」

冬香「だって女同士だし、変に露出高いし」

春紀「あ、いや、それは・・・」

冬香「昨日の夜聞いたよ、お姉ちゃんより年上だし、お互い呼び方強制してるし、エッチもしてたじゃん!」

春紀「ぬ、盗み聞きしてたのか!?」

冬香「そういうの援交っていうんでしょ?お金ないからそんなことするんでしょ?」

春紀「そうじゃなくて・・・」

冬香「お姉ちゃん。お金なんかなくても良いから、頑張らなくて良いから、もう無理しないでよ」じわっ

春紀「冬香・・・」

冬香「お願いだからもう止めてよ、わたしはこれ以上お姉ちゃんに辛い思いしてほしくないよ・・・」ポロポロ

春紀「ごめんな、心配させて・・・」ギュッ

冬香「もう良いから、お願いだよお姉ちゃん・・・」グスッ

春紀「冬香、姉ちゃんと伊介様はそんなんじゃないよ」

冬香「・・・」

春紀「女同士だし、まあ呼び方はちょっと変かもしんないけど。もちろん金なんか貰ってないし」

春紀「姉ちゃんは本気で伊介様のこと好きだし、伊介様もあたしのこときっと好きでいてくれてる」

冬香「本当に?」

春紀「ああ本当だよ、だから冬香はそんな心配しなくて良い」

春紀「まあ、姉ちゃんは冬香たちを守りたいから頑張るなってのは無理かもしれないけどな」

冬香「うん・・・」

春紀「だから冬香たちには姉ちゃんが頑張ってきたら伊介様と一緒に笑って迎えて欲しいんだ」

冬香「うん」

春紀「それに冬香たちだって色々手伝ってくれるから姉ちゃんはすっごく助かってるからさ」

春紀「信じてくれるか?」

冬香「うん、お姉ちゃんのこと信じるよ」

春紀「ありがとうな、冬香」

春紀「よし、じゃあ早いけど飯の支度するかな」

冬香「お姉ちゃん、まだ時間あるから少し伊介さんのお話聞かせて」

春紀「ああ、良いよ」

冬香「どんな人なの?」

春紀「そうだな。普段はちょっと我儘だし、なんかこう偉そうで、キツイけど・・・」

冬香「ホントに大丈夫?・・・」

春紀「ははは、でも良いところもたくさんあってさ」

冬香「たとえば?」

春紀「ああ見えて、根はすっごく優しいんだよ」

冬香「そうは見えない・・・」

春紀「姉ちゃんも結構アドバイス貰ったり、助けてもらったりしてさ、ちょっと甘えさせてもらってる」

冬香「へー」

春紀「あと伊介様も家族のことで事情があってさ」

冬香「そうなんだ」

春紀「だから家族をすごい大切にしててさ、そういうとこも姉ちゃんと気が合ったのかな」

冬香「他には?」

春紀「あとはすっごく可愛いところもあるんだ」

冬香「セクシーとかじゃなくて?」

春紀「もちろん見た目もあるけど、ちょっと甘えん坊だったり、照れ屋なとこもあってさ」

春紀「頭撫でててあげたりすると嬉しいのに素直に喜ばなかったり、撫でて欲しいのに言わなかったり」

冬香「ふふ、小っちゃい子みたいだね」

春紀「ああ、ホントだよな。姉ちゃんはたくさん面倒見てきたからそういうのが可愛く見えるんだよきっと」

冬香「お姉ちゃんの言う通り可愛い人だね」

春紀「そう、でも助けてくれるときはちゃんと助けてくれるからさ。お互い様なんだ」

冬香「そうだね。良かった、お姉ちゃんも頼れる人が出来て・・・」

春紀「ありがとな、冬香」

冬香「ううん」

春紀「まあ、ちょっと変わってるけど冬香たちも伊介様と仲良くしてあげてくれるか?」

冬香「うん、分かったよ」

ボーン、ボーン

春紀「あ、そろそろ時間だな」

冬香「みんな起こしてくるね」

春紀「ああ、そうだ伊介様のことも頼むよ」

冬香「はーい」

春紀「あ、それと冬香。伊介様の呼び方なんだけど」

冬香「うん、伊介様って呼んで起こせば良いんだよね?」

春紀「うん、じゃないと機嫌悪くするから」

冬香「分かったよ、お姉ちゃん」

春紀「よろしくなー」

冬香「うん、みんなー朝だよー」スタスタ

・・・

バタバタ

妹弟達「姉ちゃんおはよー」

妹弟達「おはよーはーちゃん」

春紀「おう、おはよう」

妹弟達「まだねむーい」ごしごし

春紀「眠いなら顔洗って来ーい」

伊介「おはよー春紀♥」ごしごし

春紀「おはよう伊介様」

妹弟達「だれー?」

妹弟達「ふしんしゃだー」

妹弟達「おっぱーい」

妹弟達「おばさんだれー?」

伊介「何こいつら?ウザーい、殺すー♥」

ワイワイガヤガヤ

春紀「ほらほらみんな紹介するから席着けって、伊介様も」

春紀「冬香ー、皿だしてくれー」

冬香「はーい」

わーわー

おばさーん

ホントに殺すー♥

キャー

春紀「あーもう早く座れって、姉ちゃん今よそってるから冬香ちょっと頼んだー」

ワイワイ

冬香「みんな座ったよー、お姉ちゃんも早くー」

春紀「おう」

春紀「えーと、じゃあ紹介するな、この人は犬飼伊介っていうんだ」

妹弟達「えー、変ななまえー」

妹弟達「何ででそんな名前なのーー」

伊介「変じゃないわよ」

春紀「伊介様はしょっちゅう遊びに来るからみんな仲良くしてなー」

妹弟達「はーい」

伊介「何よその伊介が仲よくしてもらうみたいな言い方、ムカつくー♥」

妹弟達「よろしく伊介様ー」

妹弟達「伊介様よろしくねー」

春紀「そんじゃ、いただきますするか。ほら伊介様も」

伊介「え、いやよ♥ガキっぽい♥」

妹弟達「いけないんだー」

妹弟達「ダメなんだよー伊介様ー」

妹弟達「そうだよ伊介様ー」

春紀「ほらチビたちもああ言ってるしさ」

伊介「わ、分かったわよ。やれば良いんでしょ、やれば」

春紀「よーし、じゃあせーの・・・」

全員「いただきます」

あんたたちうるさーい♥殺すー♥

あー、殺すって言っちゃいけないんだー

春紀(母さんに冬香たちに伊介様、守りたいものが増えたけどそれはきっと重荷じゃない)

あーこぼしたー

わーきゃー

春紀(人の命を引き替えにしなくても、全員の笑顔を糧にあたしはこれからももっと頑張れる)

わーわー

ほらみんな少し静かに食えー

春紀(みんなこんなに大事な家族なんだから)

終わり

ワイワイ ガヤガヤ

柩「千足さんっ、ボクカラオケって始めてです!」

千足「ふふ、そっか…思いっきり楽しもうね」ナデナデ

柩「はいっ!」ニパッ

千足(かわいい)



しえな「まさか黒組の同窓会を計画してたなんて…」

乙哉「しえなちゃぁ~ん♪しえなちゃんにまた会えて、アタシ嬉しいよぉ~♪」ギュ

しえな「あーもう、ひっつくなってばぁ!」



香子「…にしてもよく全員集まったものだ、場所がこういう場所になったのは、私達らしくはないが…否、学生らしい、か…なぁ、首藤?」

涼「そうじゃな…儂には似付かわしくない場所じゃが、それもまた一興じゃな」ピッピッ

香子「ふふ、そうだな…そういえばどんな曲を歌うつもりなんだ?」

涼「そうじゃな…菅○都々子なんか如何じゃろう?」



兎角「何か頼むか?ゲソ天なんてのもあるぞ?」

晴「ハル甲殻類は、ちょっと…共食いしてる気分になって…」

兎角「そう、なのか?」

晴「うん、ちょっと苦手かな…兎角さんは何か食べたいものは無いの?」

兎角「そうだな………やはり無い、か」

晴「兎角さん、流石にカラオケにカレーは無いと思うよ…」アハハ

鳰「~~♪」ペラペラ

純恋子「これが、カラオケ…走りさんは何をしてらっしゃるの?」

鳰「これっスか?新曲の情報をチェックしてたっスよっ。最近あるスクールアイドルの曲にどハマりしてるんスよねぇ…」ペラペラ

純恋子「スクールアイドル…ですの?私、少し世論に疎くて…」

鳰「あー…何と言うか…学校のアイドルってヤツっスよ、それで歌ったり踊ったりして、学校をPRしたり、活動するみたいっス」

純恋子「そうなんですの?ふふ、楽しそうですわね…」クスクス


真昼「……良かった、ね…真夜…」

真夜『あぁ?何が良かったんだよ?』

真昼「ま、また…みんなに、会えて…」

真夜『知らねぇよ、つい最近までヤり合ってた連中だぞ?』

真昼「…う、うん…でもた、のしい、よ…?」

真夜『……まァ、なら良かったな、真昼…』

真昼「うんっ…!」ギュ



春紀「にっしても伊介さままで参加するとは思わなかったなぁ…」

伊介「だぁって、パパとママはお仕事だし…連れてってくれなかったしぃ…」

春紀「ふぅん…まぁ何にせよ、あたしはまた伊介さまに会えて嬉しいよっ」ニコッ

伊介「……ふふん、あたしもちょぉっとは会いたかったよ、ハルキ」ピッピッ ピピピ

春紀「お、伊介さま歌うの?めずらし…っ!?」

伊介「ふふふ、一番、いすけいっきまぁ~す♪」

~~~♪

伊介「Kosmos,Cosmos 跳び出してゆく 無限と宇宙の彼方~♪」

皆「「「 」」」


ネタ要素多めでカラオケを妄想してみた、イメージ壊してたらすみません

春紀が休みのある日

春紀「おーい、二人ともやめろってー」

伊介「春紀は今日伊介と出かけるのよ♥」

冬香「ダメ―、お姉ちゃん今日はわたしのー」

春紀「おーい」

伊介「黙れ♥てか春紀は伊介のだしー」

冬香「お姉ちゃんは伊介様のじゃなーい!」

春紀「二人ともー」

伊介「何と言おうと春紀は伊介のよ♥」

冬香「でも伊介様はお姉ちゃんと夜いつも一緒でしょ!」

春紀「おいってばー」

冬香「伊介様はもう大人のくせにー!」

伊介「生意気ー、ムカつくー♥」

春紀「ほっとくか・・・」

冬香「とにかく今日はだめー!」

伊介「ガキはさっさと寝てろ♥」

冬香「うるさい!おばさんのくせに!」

伊介「黙れ♥」デコピンッ

春紀「あ!」

冬香「痛っ、お返し」ビンタッ

春紀「ああ!」

伊介「ちょ、マジ殺す♥」

冬香「何よ!」

春紀「二人ともいい加減にしろ!!!」

伊介、冬香「!?」ビクッ

春紀「何二人して手が出るまで喧嘩してんだよ!」

伊介、冬香「でも・・・」

春紀「でもじゃない!」

伊介、冬香「!?」ビクッ

春紀「伊介様も小さい子相手にマジになった上に先に手までだして!何考えてんだよ!」

伊介「ご、ごめんなさい・・・」シュン

冬香「そうそう、お姉ちゃんの言う通りよ」

春紀「冬香もだ!先に悪口言ったのは冬香だし、やり返しただろ!」

冬香「ご、ごめんなさい・・・」シュン

伊介「そうよ、春紀の言う通りよ」

春紀「どっちもだって言ってんだろ!」

伊介、冬香「はい・・・」

春紀「しかもこんなくだらないことでこんな大喧嘩して!」

伊介「くだらないことじゃないわよ・・・」グスッ

冬香「大事なことだもん・・・」グスッ

春紀「折角の休みだってのにあたしのこと怒らせて!」

伊介、冬香「だって・・・」ポロポロ

春紀「もう疲れたからあたし休む、今日は遊ぶの無しだ!」

伊介、冬香「・・・ご、ごめんなさぁーーーーーい」ボロボロ

伊介「だ、だって春紀と一緒にいたかったんだも~ん」うわーん

冬香「わ、わたしもお姉ちゃんと遊びたかっただけだも~ん」えーん

春紀「はぁ・・・」スタスタ

伊介、冬香「うえぇーーーーーん」

春紀「全く」ギュッ

伊介「春紀・・・」グスッ

冬香「お姉ちゃん・・・」グスッ

春紀「だったら最初っからみんなで一緒に遊んだりすれば良かっただろ?」

伊介、冬香「うん・・・」

春紀「あたしはこの家のみんなのものだからさ・・・」ナデナデ

伊介、冬香「ごめんなさい・・・」

春紀「だからもうこんなことで喧嘩なんかするなよ?次やったら拳骨だからな?」

伊介、冬香「はい・・・」

春紀「じゃあ二人ともちゃんと仲直り」

伊介、冬香「ごめんなさい」ペコリ

春紀「よし、じゃあ二人ともみんなのこと呼んできて一緒に遊ぼうな?」

伊介、冬香「はーい」

冬香「行こ?伊介様」スタスタ

伊介「分かってるわよ♥」スタスタ

春紀(全く手のかかる家族だわ・・・)

春紀(でもなんかこういうのって本当に幸せだな)

わー

伊介が先ー

きゃー

みんなはやくー

春紀「ははは、さーてと、何して遊ぶかなー・・・」

寒河江家のある日の出来事でした

おしまい

途中からエロになってしまった

伊介「春紀ー、ペディキュア塗ってー♡ 」

春紀「足ぐらい自分で塗ってよ伊介様ー」

伊介「何でよ? 」

春紀「だってさっきはマニキュア塗ってあげたじゃん」

伊介「だって春紀に塗ってほしいんだもん♡ 」

春紀「全くしょうがないな」デレデレ

伊介(チョロ過ぎ♡ )

春紀「この色で良いの?」

伊介「そう、春紀の髪と同じ赤♡ 」

春紀「そっか嬉しいな」デレデレ

伊介「くすぐったくしたら殺すから♡ 」スッ

春紀「はいはい。伊介様は足もキレーだなー」ジー

伊介「早くやれ♡ 」

春紀「分かったよ」

・・・

春紀(でもホントに足もキレーだなー)ペタペタ

伊介「おっそーい、早くしてくんない?」

春紀「もう少し待って。はい、右足終わったよ」

伊介「じゃあ次左ー♡」スッ

春紀「!」(あれ?今見えた気が・・・)

伊介「早くってばー」

春紀「あ、ああ。うん」ペタペタ

春紀(気のせいだよな・・・)チラッ

春紀(やっぱり見えてるし!)

春紀(ピンクか・・・)

伊介「♪~」

春紀(き、気付いてないよな・・・)

春紀(もうちょっとぐらいなら・・・)チラッチラッ

伊介「・・・」

春紀(ヤ、ヤバい目が離せなくなってきた・・・)ジー

伊介「ねぇ、何見てんのー♡」

春紀「は、はい!?」

伊介「どこガン見してんだって聞いてんの♡」

春紀「い、いや別に。ななな何も見てないよ」

伊介「伊介のパンツずっと見てたでしょ?」

春紀「ず、ずっとだなんてそんな滅相もない」ブンブン

伊介「ずっとは?へぇー、じゃあちょっとは見たんだー」

春紀(し、しまった。何とか言い逃れを・・・)

春紀「い、伊介様が足を組み直したときにチラッとだけ・・・」

伊介「あんたさぁ、あんだけガン見してたら分かるんだけど」

春紀(だ、ダメだ完全にバレてた・・・)

伊介「まだ言い逃れする気?」

春紀「ご、ごめんなさい・・・」

伊介「ねぇ春紀」

春紀「は、はい・・・」(こ、殺される・・・)

伊介「何でず~っと見てたの?」ズイッ

春紀「は、はい?」(わっ、今度は胸が!)

伊介「何で見てたかって聞いてんの♡」

春紀「えーと、いや、そのですねぇ」チラッ

伊介「ちゃんと答えろ♡」

春紀「つ、つい目が離せなくなって・・・」

伊介「あんた、気付いてたのに言わないんだー?」

春紀「い、言ったら怒られると思って・・・」

伊介「でも普通言うのが常識じゃない?」

春紀「ご、ごめんなさい・・・」チラッ

伊介「ホントは見たくて見てたんじゃないのー♡ 」

春紀「そそそ、そんなことは無いです」アセアセ

伊介「てかあんた今、伊介の胸もチラチラ見てたでしょ♡ 」

春紀「み、見てません!」(こ、これはホントにマズイ!)

伊介「あんたスケベねー♡ 」

春紀「ホ、ホントに見てないです」(殺されるじゃ済まない・・・)ダラダラ

伊介「ねぇ春紀?」

春紀「はぃ・・・」

伊介「もっと見たい?」

春紀「はい?」(聞き間違いだよな?)

伊介「もっと見たいんでしょ?」

春紀「え、いや・・・」(え、どうなってんの?)

伊介「春紀になら良いわよ、もっと見せてあげても♥」

春紀「い、伊介様・・・」(マジで?)

伊介「どう?伊介のこともっと見たい?」

春紀「・・・はい」

伊介「じゃあベッドに行くわよ♥」

春紀「は、はい」

・・・

ドサッ

春紀「い、伊介様・・・」

伊介「ほら、色々見たかったんじゃないの♥」

春紀「あ、えと・・・」

伊介「好きにして良いわよ♥」

春紀「あ、あたし実はさぁ・・・」

伊介「あれ、あんたもしかして処女?」

春紀「う、うん・・・」

伊介「そうなんだー♥」ニヤニヤ

春紀「あの、だから・・・」

伊介「そういうことなら伊介に任せて♥」

春紀「お、お願いします・・・」

伊介「春紀可愛いー♥」チュ

春紀「ん・・・」

伊介「大丈夫よ、優しくするから♥」

春紀「うん・・・」

伊介「まずは胸から・・・」ペロッ

春紀「あっ」

伊介「ふふ♥」チュー

春紀「んあっ」ピクッ

伊介「春紀胸大きくないのに感度良いのね♥」

春紀「う、うっさい」

伊介「生意気ー♥そういうこと言うと」クチュ

春紀「んっ」ビクンッ

伊介「ちょっと胸弄られただけで濡れてんのー♥」

春紀「い、伊介様、そこは・・・」

伊介「ホントにスケベねー♥」クチュクチュ

春紀「あ、ああっ、んん」ビクッ

伊介「すごい濡れてきてる♥春紀可愛いー♥」ツプッ

春紀「ひっ!も、もう指挿れんの?」

伊介「大丈夫よ、一本ずつだから♥それに優しくするって言ったでしょ♥」ヌプッ

春紀「んんっ」ビクビク

伊介「春紀、力抜いて・・・」

春紀「う、うん」

伊介「ちょっとずつ挿れるから、痛かったら言いなさい♥」ヌププッ

春紀「あっ」ピクッ

伊介「まだ大丈夫ね♥」グッ

春紀「」コクン

伊介「春紀、もう少しよ♥」ズッ

春紀「・・・」

伊介「最後少ーし痛いわよ♥」

春紀「わ、分かった・・・」

伊介「えいっ♥」ズプッ

春紀「ッ!」ビクッ

伊介「もう入ったわよ♥」

春紀「はぁはぁはぁ」

伊介「春紀、痛い?」

春紀「だ、大丈夫」

伊介「なら少し動かすわよ♥」クニ

春紀「あっ」ピクッ

伊介「大丈夫そうね♥」クニクニ

春紀「あっ、ああ」

伊介「そろそろもう一本挿れるわよ♥」

春紀「うん」

伊介「今度はすんなり入りそうね♥」ヌプッ

春紀「はっ、あっ」ビクッ

伊介「初めてなのにこんなに感じて♥」クチュ

春紀「あっ・・・」

伊介「すぐイカせてあげる♥伊介は速攻だから♥」グチュグチュ

春紀「あっ、ああ、伊介様・・・」ビクビクッ

伊介「春紀♥」

春紀「い、伊介様、あ、あたし、もう・・・」

伊介「じゃあキスしながらイキなさい♥」チュッ、レロレロ

春紀「んっ、んんんんんっーーー!!!」ビクンッビクンッ

伊介「ん、ぷはぁ」

春紀「はぁはぁはぁはぁ・・・」ビクッビクッ

・・・

伊介「気持ち良かったでしょ♥」

春紀「うん・・・」

伊介「優しくやってあげたんだから感謝しなさい♥」

春紀「うん、ありがとう伊介様」

伊介「それじゃあ伊介、お風呂入ってくるー♥」

春紀「あ、あたしも行くよ・・・」カクンッ

伊介「何してんの?」

春紀「あ、あれ、力入らないや」

伊介「はぁ~?あんたどんだけマジでイッたの?」

春紀「じ、自分でもしたこと無かったから・・・」

伊介「・・・じゃあ少しなら待っててあげても良いわよ♥」

春紀「ありがとう伊介様」

伊介「早くしてよね♥」

春紀「どう早くすんのさ・・・」

伊介「気合よ気合♥」

春紀「てか伊介様さぁ、その、何でしてくれたの?」

伊介「何でって、それは・・・ただの暇つぶしよ♥」

春紀「そっか、でもあたしは伊介様にしてもらえて嬉しかったよ・・・」

伊介「何それ♥キモーい♥」

春紀「あたしは、その、伊介様のこと好きだからさ・・・」

伊介「そんなの知らなーい♥」

春紀「・・・伊介様はあたしのこと嫌い?」

伊介「嫌いじゃないわよ」

春紀「じゃあ、あたしのこと好き?」

伊介「・・・好きよ」

春紀「ありがとう、伊介様大好き」

伊介「伊介もよ・・・」

春紀「ホントに大好きだよ、伊介様」

伊介「・・・もう行くわよ♥」スクッ

春紀「うん、伊介様」ムクッ

ガチャ、バタン

終わり

乙 伊春もいい

もし、伊介が犬飼家じゃなく寒河江家に助けられてたら

ちなみに伊介は長女


ピピピピ♪

春紀「姉ちゃん起きて」ユサユサ

伊介「あと五分……」モゾッ

冬香「はーちゃんご飯できたよー」

春紀「おうっありがとう…姉ちゃん起こしてくれ」

冬香「分かったよ」

春紀「さてと…チビ達の世話しなきゃな」イーチャンオキテー

朝食

『いただきます!!』

冬香「わああっ…こぼしてるよ……」

春紀「こら!ちゃんと座って食べろ!」

伊介「…ふわぁあ…おはよー……」ゴシゴシ

「いーちゃんおはよーっ!」

「寝坊だ寝坊~!」キャッキャッ

伊介「ったくうるさいわね…こぼしてるし…」フキフキ

春紀「姉ちゃんおはよ」

冬香「いーちゃんおはよー」

伊介「ん……顔洗ってくる」ノビー

春紀「げっ…こんな時間だ…」

冬香「はーちゃんバイトでしょ?」

春紀「あぁ。準備して行ってくる」

冬香「後はいーちゃんとやっておくから」

伊介「なんで伊介まで!?」ヒョコッ

春紀「ありがとな。頼むよ」

伊介「はぁ…めんどくさぁ……」

冬香「いーちゃん早くご飯食べてっ」

春紀「じゃあ行ってくる」

『いってらっしゃい!』

夕方

春紀「ただいま…」

「おかえりはーちゃん!」

「お疲れ様!」

春紀「いい子にしてたかー?」ナデナデ

伊介「んー…あ、春紀。おかえり」

春紀「ただいま。飯は?」

伊介「今冬香が買い物行ってるから、そしたら作るわよ」

春紀「おっ!?今日姉ちゃん作るの!?」

伊介「まぁね」

春紀「やったー!うまいんだよなぁ…」ジュルッ

伊介「ちょっ…汚い……」

春紀「ごめんごめん…」

冬香「ただいまーっ!」ガララ

夕食

伊介「春紀、それ切っといて」

春紀「分かった」

伊介「冬香、お皿とって」

冬香「はいっ」

伊介「よし…切り終わったら乗せといて」

春紀「はーい」

伊介「みんな運んでーっ」

~~~~~~~~~~~~~~~~~

春紀「食った食った…」

伊介「やっと洗い物終わった……」

春紀「チビ共も寝たし……」フゥ

伊介「春紀、久しぶりに一緒にお風呂入ろっか」

春紀「マジ!?分かった!入る入る!」

お風呂

春紀「(姉ちゃん背中スベスベ……)」

伊介「いつぶりかしらねぇ…一緒に入るの」

春紀「んーと…あたしがー…中3だった時…以来かな」

伊介「それにしてもー…アンタでかくなったわよね」

春紀「へ?何が?」

伊介「背だけしゃなくて、胸も♪」

春紀「っな…ば、バカじゃないのか!?///」バッ

伊介「照れてるー♪春紀かーわいいー♪」ギュッ

春紀「あ、当たってるって…///」

伊介「当ててんのよ♪」

寝室

春紀「(まさか一緒に寝るとは……)」

伊介「ほらっ春紀おいで♪」

春紀「し、失礼します…」モゾモゾ

伊介「すっかり遅くなっちゃったわね」

春紀「…うん」

伊介「……ごめんね春紀」

春紀「何が…?」

伊介「…いつもアンタに任せて」

春紀「いいよいいよ」

伊介「…伊介さ、絶対この家を守って見せるから。いつか必ず」

春紀「…姉ちゃん……」

伊介「…寝よっか」

春紀「うん」

伊介「おやすみ春紀」

春紀「おやすみいーちゃん」

おしまい

長くなった。すまん。

乙哉「おっじゃまっしまーっす!しえなちゃん元気ー?」

しえな「うわっ」

乙哉「えー?何その反応…傷付くわぁー」

しえな「って、ちょ!勝手に入って来るなよ!」

乙哉「あ、ポテチ発見!んもーしえなちゃん、こんなんばっか食べてるからそんな不健康そうな顔になるんだよ?」ツンツン

しえな「触るなつっつくな放っとけよ」

乙哉「ねぇー、しえなちゃんあたしお腹空いちゃった!」

しえな「お前ほんっと自由だな」

乙哉「あははー!そぅお?」

しえな「はぁ…じゃあそこのカップ麺やるから、食ったら出てってくれ」

乙哉「えー…カップ麺嫌いー」

しえな「…うぜぇ」

乙哉「あ!じゃあ、あたし何か作ってあげるっ!しえなちゃんもお腹空いたでしょ?」

しえな「え…良いよ。帰ってよ」

乙哉「台所借りるねー」

しえな「…聞けよ」

乙哉「…あちゃー、なんも無いねぇ…しえなちゃん家」

しえな「放っておけよ!」

乙哉「じゃ、買い出しからかぁー…それとも何か食べ行く?美味しいラーメン屋さん知ってるよ!」

しえな「なんで一緒に食べる前提なんだよ」

乙哉「えー?だって…」

乙哉「しえなちゃんと食べた方が特別美味しいもんっ」ニコッ

しえな「!…ばかじゃないのか」

乙哉「さっ、行こっ!外で食べるのとあたしが作るの、どっちが良ーい?」

しえな「…っ…」

しえな「…買い出し…行くぞ…っ///」

乙哉「はいはーい!おっけー!」



しえな「手、離せよ…ばか///」ボソッ


ガイドブックから妄想してみた

おわり

乙哉「野菜炒め完成ーっ!」

しえな「…いじめだ」

鳰「理事長、どうして未だにウチのこと子供扱いするッスか?」

目一「ふふっ。あら。そんなことはないわよ?鳰さん」ナデナデ

鳰「…むー」プクー

目一「随分不満そうな顔ね?」

鳰「そうやっていっつもウチのことからかって。理事長は大好きだけど、理事長のそういうとこは嫌いッス」

目一「あらあらあら。嫌われるのは困るわね」

鳰「ふーんだ。もう知らないッスよ。ウチは晴ちゃんと兎角さんのとこ行ってくるッス」

目一「でもそうやってすぐむくれるところとか、まさに子供みたいじゃない」クスクス

鳰「…」ピクッ

目一「高校生にもなって野菜がほとんど食べれないところもお子様」

鳰「…理事長、今日意地悪ッス」

目一「ふふふ。だって鳰さんのほっぺた膨らませた顔可愛いんだもの」

鳰「がるるる」

目一「あら噛み付かれちゃうかしら?」

鳰「ウチ怒ったッスよー。早急な待遇改善を希求するッスよー」

目一「うふふふふ。つまり?」

鳰「ウチのこと大人のレディーとして扱うッス」

目一「今日はいつもに増して甘えん坊ねぇ」ナデナデ

鳰「むうううう!がるるるるるる!!」

目一「はいはいわかりましたから。首筋に噛み付くのはやめて頂戴。甘咬みとはいえちょっと痛いわ」

鳰「わざとちょっと痛くしてるッスもん。当然っしょ」カプカプ

目一「とは言ってもねぇ……。鳰さん、私の前で全然大人のレディーっぽい振る舞いしてくれないんですもの。こんな風に」

鳰「……最近はレタス食べてるッスよ」

目一「ハンバーガーに挟まってるしなしなのやつでしょ?あれで野菜摂ってるって言われてもねぇ」

鳰「うー……じゃあどうすりゃいいッスか。あ、野菜食べるってのは無しの方向で」

目一「そうねぇ……。あ、そうだわ。ならいい機会だし、私が鳰さんの為にコーヒーを淹れてあげるから飲んでみなさい。どう?大人の飲み物よ」

鳰「…え~。コーヒーッスか?それ。苦いだけだしウチはあんま好きじゃないッス」

目一「あら、だったらやっぱり鳰さんはお子様かしら」クスクス

鳰「むっ。そこまで言われたら引き下がるのも癪ッスね。いいッスよ。ご馳走になります」

目一「ありがとう。でもね、本当のコーヒーは甘いものよ。今からそれを御馳走してあげる」

鳰「……本当の?理事長のコーヒー好きは知ってたッスけど、でもいつも飲んでるブラックは本物のコーヒーじゃないんッスか?」

目一「ええ。あれはね、本物ではないの。私には自愛の精神が足りないからね」

鳰「…?……?なんでそこで自愛の精神が出てくるんッスか?なぞなぞ?」

目一「ふふふ…なぞなぞ。それも面白いかもね。それなら答えはあとでのお楽しみ」

鳰「……?どういうこと?……ん~……」

目一「それじゃあ、コーヒーが入るまでちょっとお待ちなさいね」






目一「はい、完成。どうぞめしあがれ」

鳰「……理事長」

目一「何かしら?」ニコニコ

鳰「……砂糖入れてくれたのは嬉しいッスけど、入れ過ぎっしょ。コーヒーも濃くて、なんかドロドロッス」

目一「ええ。これが本当のコーヒー、冷めない内にどうぞ」

鳰「なんッスか?理事長、もしかしてウチのこと嫌いなんッスか?」

目一「心外ね。鳰さんに飲ませるならうんと黒くて、熱くて、純粋で、甘いコーヒーじゃないと駄目なのよ。それこそ泥のような、ね」

鳰「…」

目一「ほら、嫌そうな顔をしていないで飲みなさいな。それともお子様扱い続けて欲しい?」

鳰「……卑怯ッスよそれ」グイッ

鳰「…」コクッ

鳰「!」

鳰「……ほわぁ」コトッ

目一「おいしい?」

鳰「……おえっ。めちゃくちゃ甘くて、苦いッス」

目一「くすっ。そう、それは成功かしら」

鳰「……どういう意味ッスか?」

目一「その前に、さっきのなぞなぞの答え合わせをしようかしら」

鳰「いや、そんなのはどうでもいいッスけど……」

目一「よいコーヒーとは悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、愛のように甘い」

鳰「…?……?」

目一「ふふ、フランスの政治家タレーラン=ペリゴールの名言よ。鳰さんに飲ませる私のコーヒーはうんと甘くするって決めてたの」

鳰「……つまりそれって」

目一「ええ。この甘さは私の鳰さんへの愛。なんて、ね。洒落だけど、こんな機会でもなけれれば鳰さん、コーヒーなんて飲みたがらないでしょう?」

鳰「…」

目一「……くっ…くくっ……」

鳰「……あ、わかった!ウチからかったついでに、かこつけてウチにコーヒー飲ませたかったんっしょ!!」

目一「あははは!正解!」

鳰「理事長の意地悪!!」

目一「あっはっはっは!」

乙哉「しえなちゃんただいまー、ねぇ、これみて!」

しえな「今本読んでるから後でな」

乙哉「えー?チラッとくらいは見てくれたっていいじゃん、ひどくない?」

しえな「なんだよ、どうせろくでもない…って、生け花展のポスター?」

乙哉「そうだよー」

しえな「これがどうかしたのか?」

乙哉「これにね、出展してみようかと思うんだ」

しえな「そうか、がんばれ」

乙哉「しえなちゃん冷たいなー、そんなに本ばっか読んでるとしえなちゃんを生け花にしちゃうぞー?」

しえな「言ってる意味が分からないぞ、そもそも僕は花じゃない」

乙哉「あ、自分で言ってて面白いかもって思った」

しえな「どこが?」

乙哉「ねぇしえなちゃん、活けていい?」チョキチョキ

しえな「ダメに決まってるだろ!ってか鋏しまえ!」

乙哉「大丈夫、しえなちゃんは切らないから!ちょっとPOISONするだけだから!」

しえな「するなよ!POISONってなんだ!?」

乙哉「え?睡眠薬で眠ってもらうだけだよ?」

しえな「睡眠薬は毒じゃないぞ、間違った言い方をするなよ」

乙哉「じゃあいいんだね!」ガバッ

しえな「いや、良いとは一言も…」

乙哉「えい」つ催眠スプレー

しえな「いや、聞け…ヨ……(あ、意識が……)」

しえな「…」zzz

乙哉「ごめんね、しえなちゃん」




       ---数時間後---


しえな「で、僕を眠らせてる間にこれを創ったと?」

写真<タイトル:一番美しい瞬間=棺桶+花の絨毯+しえな

乙哉「ちょっと主旨が変わっちゃったけど、しえなちゃん最高に綺麗だったよ!」

しえな「いじめか?」

乙哉「これをいじめで済ませちゃうあたり、しえなちゃん流石だよね」



【この後普通の生け花を出典しました。  入賞しました。】

というのをふと思いついた。
オチが微妙とか文才がないとか言われそうだから先に言い訳しておく。
僕、理系なの。

鳰「ゔ~~~~~~~~~……」

鳰「……はぁ。もういいッス。結局。今のウチじゃ理事長に敵わないっての再確認しただけッスね。完敗ッス」ズズズ…
                                                                                         晴「完敗に乾杯」
目一「まあまあ。ごめんなさい鳰さん。ちょっとやり過ぎたわ」

鳰「…ほんっと、理事長の悪ふざけに付き合わされる身にもなってほしいッスよね~」ズズズズ

目一「コーヒーもちゃんとした適度な甘さのを淹れ直すから無理に飲まないでいいのよ」

鳰「嫌ッスよ。絶対これは飲み干すッス」ズズズズ

目一「もう、そんなに意地にならないでも貴女はちゃんと歳相応、いえ、それに立派なレディに成長していっているわよ」

鳰「そうじゃないッスよ。もう、理事長ったらこんなこともわかんないんッスか?」コクコク

目一「……え?」

鳰「……わかってないならなぞなぞッス」

目一「…?」

鳰「…ふぅ。ごちそうさま」コトン

目一「……?あの、鳰さん?」

鳰「ふー。さて、それじゃあそろそろウチは部屋に帰るッス。部屋に戻っとかないと委員長の点呼返事しなかったらしつこいんッスよ~」

目一「ちょっとちょっと。鳰さん待ちなさい」

鳰「おや、なんッスか?理事長」ニヤニヤ

目一「……わからないわ」

鳰「おんやぁ~?なにが?」

目一「なにって…………もう!鳰さんからのなぞなぞの答えよ!」

鳰「なぞなぞ?ウチそんなのしたっけかッス」

目一「……鳰さん!」

鳰「はっはっはー!それじゃ、失礼します!理事長!」ビシッ

目一「あっ、ちょっと……足じゃ敵わないわね」

目一「なぞなぞの答えを言わずに逃げるのは反則だわ、鳰さん」

目一「……気になってしょうがないじゃない」

鳰「ただいまマイルーム~ッス♪」ガチャッ

鳰「いや~気持ちよかったッス!まさか理事長に一泡吹かせることができるなんて!」クルクル

鳰「これ、ウチ的にすっげー快挙じゃないッスか?うっし!鳰ちゃん常に成長し続けてるッスよ~。再確認ッス!」ボフッ

鳰「委員長の点呼にも間に合ったし絶好調!!」バタバタ
                                                                             晴「神長さん点呼中にすってんころりん」
鳰「…ふふっ。それにしても理事長ったらあんな簡単ななぞなぞもわかんないんッスか?」

鳰「…」

鳰(だって、あの理事長の言葉のとおりなら。コーヒーの甘さは、甘さの分だけ全部ウチへの愛なんっしょ?)

鳰(だったらウチがその愛を、お残しできるわけがないじゃないッスか)

鳰「……ねっ?」

ぶった切ってしまって申し訳ない。


















鳰「……理事長のドロドロした(意味深)真っ黒な(意味深)愛(意味深)のせいで寝れねー(意味深)ッス」ギンギン(意味深)




終わり

>>449
だらだら投下してたウチが悪いから気にすんなッス

>>451
いえ、進行を確認せずに創ってあげた僕の落ち度でした。
すいません。

「しえなちゃんって舞台とか好きなんだよね?それ系のバイトあるんだけど一緒にやらない?」って乙哉に誘われて、ワクワクしながら行くも、遊園地のヒーローショーのチケットもぎりだったという事を当日に知ってがっかりするしえなちゃん。

更に司令塔のお姉さんみたいなエロ可愛い格好させられて真っ赤になりながら「詐欺だ…」とプルプルするしえなちゃん。

「しえなちゃん似合わないねー」なんて笑いながら乙哉に抱きつかれて更に真っ赤になるしえなちゃん。

そんなSSを誰かお願いします。

~風呂場にて~

伊介「ねぇ、武智乙哉って[ピーーー]ことで性欲を満たしてる快楽殺人者なのよね?」

春紀「あぁ、そうらしいけど、いきなりどうしたんだ?伊介様」

伊介「じゃあさ、その快楽殺人者に媚薬を盛ったらどうなるのかしらねー?」

春紀「そりゃあ……どうなるんだろ?」

伊介「ね、気になるでしょ」

伊春「……」

涼「何じゃ?二人して何を困ったような顔をしておる?」ガラガラッ

しえな「寒河江はともかく、犬飼までそんな顔をするなんてよほどのことだな」ガラガラッ

伊介「何それ、喧嘩売ってるの?」イラッ

春紀「まぁまぁ、伊介様」

伊介「まぁいいわ、今回は許してあげる」

涼「ところで何の話をしておったのじゃ?」

春紀「実は…カクカクシカジカ」

涼「ほう、確かに気になるのう…」

伊介「でしょ」

しえな「(武智の話題ってだけで嫌な予感しかしない…)」

涼「これは実際に盛ってみるしかないのう」

しえな「(ほらきた)さて、僕はもう上がるよ」ザバッ

伊介「春紀、確保」ニヤッ

春紀「ほいきた」ガシッ

しえな「な、なんだよ、離せよ!」

春紀「悪いな剣持、伊介様の命令なんだ」ニヤッ

涼「よいではないか剣持よ、今入って来たばかりであろう」

しえな「良くないよ!僕は関わりたくない!」

涼「しかしな、同室のお主が適任なのじゃ」

しえな「そんなこと知らない!僕は嫌だからな!」

伊介「いいじゃない、お薬を飲ませるだけの簡単なお仕事よ」

しえな「何が簡単な仕事だ!そもそも媚薬なんて誰も持ってないだろ!」

伊春凉「あ…」

~風呂場にて~

伊介「ねぇ、武智乙哉って殺すことで性欲を満たしてる快楽殺人者なのよね?」

春紀「あぁ、そうらしいけど、いきなりどうしたんだ?伊介様」

伊介「じゃあさ、その快楽殺人者に媚薬を盛ったらどうなるのかしらねー?」

春紀「そりゃあ……どうなるんだろ?」

伊介「ね、気になるでしょ」

伊春「……」

涼「何じゃ?二人して何を困ったような顔をしておる?」ガラガラッ

しえな「寒河江はともかく、犬飼までそんな顔をするなんてよほどのことだな」ガラガラッ

伊介「何それ、喧嘩売ってるの?」イラッ

春紀「まぁまぁ、伊介様」

伊介「まぁいいわ、今回は許してあげる」

涼「ところで何の話をしておったのじゃ?」

春紀「実は…カクカクシカジカ」

涼「ほう、確かに気になるのう…」

伊介「でしょ」

しえな「(武智の話題ってだけで嫌な予感しかしない…)」

涼「これは実際に盛ってみるしかないのう」

しえな「(ほらきた)さて、僕はもう上がるよ」ザバッ

伊介「春紀、確保」ニヤッ

春紀「ほいきた」ガシッ

しえな「な、なんだよ、離せよ!」

春紀「悪いな剣持、伊介様の命令なんだ」ニヤッ

涼「よいではないか剣持よ、今入って来たばかりであろう」

しえな「良くないよ!僕は関わりたくない!」

涼「しかしな、同室のお主が適任なのじゃ」

しえな「そんなこと知らない!僕は嫌だからな!」

伊介「いいじゃない、お薬を飲ませるだけの簡単なお仕事よ」

しえな「何が簡単な仕事だ!そもそも媚薬なんて誰も持ってないだろ!」

伊春凉「あ…」

千足「なんだ?騒がしいな」ガラガラッ

柩「皆さん、こんばんは」ガラガラッ

春紀「よぉ、相変わらず仲がいいねぇ」

涼「おぉ、ちょうど良い所に」

柩「何の話をしていたのですか?」

春紀「実は…カクカクシカジカ」

千足「確かに気になるけど後が怖いな…」

柩「でも少し面白そうです」

しえな「…何も面白くないぞ」

涼「じゃが肝心の媚薬がなくての」ボソッ

柩「それなら僕が用意しますよ」ボソッ

千足「桐ケ谷、どうした?」

柩「なんでもないです」ニコッ

涼「フフッ、これで完璧じゃの」

しえな「完璧じゃない、僕は協力しないからな!」

柩「あんまり聞き分けがないとPOISONしちゃいますよ」ボソッ

しえな「……」サァァ

千足「桐ケ谷、どうした?」

柩「なんでもないです」ニコッ

涼「逃げ場なしじゃの」

伊介「面白くなってきたじゃない」

春紀「悪いな、剣持」

しえな「いじめだ!」

伊介「決行は明日ね」

涼「ワシは走りあたりに隠しカメラでも頼んでおくかの」




千足「話についていけてないんだが…」

柩「千足さんはそれでいいんだと思います」ニコッ


~翌日の5号室(風呂上り)~

しえな「…ハァ(気が重い…)」ガチャッ

乙哉「あ、しえなちゃんおかえりー!今日は遅かったね」

しえな「あぁ、ちょっとな」

乙哉「まぁ良いや」

しえな「興味ないなら聞くなよ!」

乙哉「アハハ、ごめんごめん」

しえな「ったく……な、なぁ武智、のど乾かないか?」

乙哉「ちょっと乾いてるかも、なんで?」

しえな「(もう引き返せない)い、いや、飲みかけで良ければ水いるかな、と思って…」

乙哉「しえなちゃん大胆だねー、せっかくだしもらうよ」

しえな「ほ、ほら」つ水in媚薬

乙哉「ありがとー」ゴクゴク

しえな「(ごめん、武智)」

--数分後--

乙哉「ねぇ、しえなちゃん」

しえな「な、なんだ?」

乙哉「なんかさ、身体が火照って来たんだけどさっきの水に何か入れてた?」

しえな「い、いや…その……」タジッ

乙哉「ふぅん、しえなちゃん、襲って欲しかったんだ…」スッ

しえな「…武智?」

乙哉「し・え・なちゃーん…」ダキッ

しえな「お、おい武智!?」

乙哉「しえなちゃんが悪いんだよ、媚薬なんて飲ませるから…」ペロッ

しえな「ひゃんっ!!」ビクッ

乙哉「お、しえなちゃん意外とかわいい声で鳴くんだね」ペロッ

しえな「ひゃっ、や、やめろ、た…けち」ビクビクッ

乙哉「あぁ、しえなちゃん可愛いー、我慢できなくなっちゃう」チョキチョキ

しえな「…!!!」ゾッ

しえな「う、うわあぁぁ!!」ドンッ

乙哉「イテッ」ドテッ

乙哉「もう、ひどいよしえなちゃん」ムクッ チョキチョキ

しえな「武智!鋏はしまえ!怖いから!」

乙哉「えー、やだよ、身体がうずくんだもん」



乙哉「            気持ちよくなりたいって……        」



しえな「ヒッ!」ゾッ

乙哉「どこから切ってほしい?アタシとしてはそのおさげからがいいんだけど…」

しえな「待て!武智、落ち着け!(足がすくんだ…やばい…)」

乙哉「ムリー、もう自分の性欲を抑えきれない…」チョキチョキチョキチョキ

しえな「お、おい…」

チョキチョキ

しえな「た、たけち…」

チョキチョキ

しえな「う…ぁ…」

チョキチョキチョキ

しえな「う、うわあああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」

~数日後、病院~

鳰「いやぁ、おもs…怖いものを見せてもらったッス」

しえな(全身包帯)「今、面白いって言いかけたよな!僕は死にかけたぞ!」

鳰「ホント生きてて良かったッスね、まさに”リドルじゃなきゃ死んでた”ってやつッス」ケラケラ

しえな「走り、退院したら覚えとけよ…」イラッ

鳰「ごめんッス、まぁうちの医療スタッフは優秀ッスから安心するッス」

しえな「それでもお前らは許さない…!」

鳰「まぁまぁ」

扉<コンコン

鳰「お見舞いッスかね?…どうぞーッス」

しえな「勝手に入れるなよ!武智だったらどうする… 武智「しえなちゃん、この間はごめーん」

しえな「う、うわあああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!」

  <おわり>

こんな妄想をしてしまった……僕はもう駄目かもしれない…

駄文、キャラ崩壊は見逃してくだされ…

PS.思ったより長くなってしまったのとsagaミスはすいませんでした。

良く考えたら上げな意味なかった…
あげ失礼

柩「…こんばんわ」

しえな「ん?なんだ桐ヶ谷」

柩「ちょっと愚痴を聞いてもらおうかと」

しえな「珍しいな…ってなんでボクに」

柩「細かい事は置いといてまぁ聞いてくださいよ」

しえな「細かいかなぁ…」

柩「今日、千足さんとデートだったんですよ」

しえな「うん知ってる」

柩「で、ぼく海鮮系が好きなんで千足さんが店予約してて」

しえな「のろけじゃねーか」

柩「で、最初にお通し出てきたんですが、これがなまこ酢で」

しえな「あー生田目が苦手なやつか」

柩「ぼくはわりと好きなんでもったいなし千足さんの分も食べたんですよ」

しえな「相変わらず見た目にくらべて好みが渋いよなおまえ」

柩「ぼくの好みはどうでもいいんです…ちなみにごはんですよと白米を美味しくいただけない人間とは仲良くなれる気がしません」

しえな「あれたまに食いたくなるよなー母さん出掛けていない時によくあれですませた気がする」

柩「コホン、ちょっと脱線してしまいました…まぁそれ以後は楽しく食事の時間を過ごしたわけなんですが」

しえな「良いことじゃないか」

柩「問題はそのあとでして…」

しえな「なんかあったのか?」

柩「だいたい帰りに公園ちょっと休んでいこうという話になるじゃないですか」

しえな「…なるのか?」

柩「なるんです。で、夜景とか眺めながら少しいい雰囲気になるわけですよ」

しえな(やっぱりのろけだよな)

柩「で、いざキスという流れになった時にですね」

しえな「さらりと大胆な話するな」

柩「千足さんが一瞬だけですけど、そういやこいつなまこ食ったよなって顔したんですよ」

しえな「うわぁ…」

柩「ぼくだってね、この流れを予想して食べ終わった後化粧室で携帯歯みがきで歯磨いたり、ブレスケア飲んだり色々と気を回したりしたんですよ!」

しえな「うん」

柩「なまこになんの罪があるんですか!?」

しえな「桐ヶ谷落ち着けちょっと混乱してるぞ」

柩「すいません少し熱くなり過ぎました…」

しえな「なんていうか誰が悪いというわけでなく間が悪かったというかなんというか…」

柩「で、気まずくなってしばらく部屋に帰りたくないんです」

しえな「まぁボクも今一人だからお互い落ち着くまで待ったらいいさ、生田目も多分今落ち込んでるだろうし」

柩「でしょうね、先に帰るって置いてきたら項垂れてましたし」
しえな(何故か光景が容易に想像できる…)

しえな「時間つぶすのが目的ならボクの話も聞いてくれないか?」

柩「ちょっとスッキリしたのでいいですよ」

しえな「最近、武智に好かれているのか自信なくなってきてさ…」

柩(話の切り出しから重すぎですよ!?)

しえな「まぁ…シリアルキラーとか気持ち悪いとか思ってたこともあるし、ちょっとキツいこともあるしさ嫌われてもしょうがないかな…と思わないでもないんだけど」

柩「シリアルキラーを普通に受け入れられる人間なんてそういないと思いますよ、で何か嫌われたと思うような事でも?」

しえな「…今朝の話なんだけど」

~回想~

しえな「武智、ずいぶん早起きじゃないか珍しいな」

乙哉「うん、ちょっと出掛けようと思って」

しえな「鋏も全部身に付けて気合い入ってるな…っておまえまさか…」

乙哉「ちょっと最近晴っち成分が不足してるからねー摂取してこようと思って」

しえな「一ノ瀬か…東に邪魔されて終わりだろどうせ」

乙哉「そろそろ東さんとも決着つけていいと思うのよあたし」

しえな「東のアズマ?とかいう名門だろあいつ、やめとけやめとけ怪我するだけだ」

乙哉「確かに強いけどさー東さん殺しはしないらしいし、その辺に勝機がありそうな気がするんだよねー」

しえな「…そんなに一ノ瀬がいいのか?」

乙哉「いいね、あの娘刻むの考えるだけで興奮してきてさ…止まらなくなりそうになるんだ…あははは」

しえな(たまに見せるシリアルキラーとしての顔だ…こうなると何言っても無駄なんだよな……)

乙哉「だからさ、ちょーっと遅くなるかもしれないけど心配しなくていいよー」

しえな「心配なんてしてないから返り討ちにあってこい馬鹿」

しえな「やっぱり武智は一ノ瀬が一番好きなんじゃないかって思うんだよボク」

柩「んー、そうですかねぇ…何かひっかかりますが」

しえな「いや、ボクなんて地味だし、眼鏡だし…やっぱりああいう明るいかわいい娘のほうが好かれるのは仕方ないと思う」

柩「卑屈すぎますよ、いつもの無駄に負けず嫌いなあなたは何処にいったんです?」

しえな「だってあんなに楽しそうに出てくんだぞ!?ボクと出掛けても多分あんな顔してくれない」

柩「多分…ってまだデートのひとつもしてないんですかあなたは」

しえな「そうだけど?」

柩「どんだけ奥手なんですか」

しえな「だってさ誘って…断られたら…」ガクガク

柩「何処に誘っても断りませんよあの人」

しえな「そ、そうかな…?」

柩「間違いないので帰ってきたらデートに誘いなさいそれで全て解決します」

しえな「えー、それはまだ早いような」

柩「誘いなさい」

しえな「…はい」

柩「演劇の演技指導やってた時くらいの鬼攻めを見せてくださいよ剣持監督」

しえな「あの話はやめて…思い出したら恥ずかしくなってきた」

柩「熱中すると人格変わるタイプでしたか」

柩「はぁ…ちょっと愚痴をこぼしにきたはずだったのになんでこんな事に…」

しえな「すぴー」

柩「…寝不足になるくらい悩んでたんですね……酷いと思いませんか?武智さん」

乙哉「ありゃ気づかれてたかー何時から?」

柩「ダチュラの元エースをなめないでください最初から気づいてましたよ、ぼくが愚痴ってる途中からいましたよね?」

乙哉「さっすがは桐ヶ谷ちゃんだねー」

柩「趣味がいいとは言えないですよ盗み聞きなんて」

乙哉「なんか普通に入れる雰囲気じゃなかったから気配消して入ってみただけだよ?」

柩「盗み聞きする気満々じゃないですか」

乙哉「でも、まさかしえなちゃんがくだらない事で悩んでるなんてねー」

柩「当事者にはけっこう重い問題なんですよ他人にはたいした問題じゃなくても」

乙哉「そんなもんかねー」

柩「毒打ち込んでいいですか?」

乙哉「普段はスキンシップしてるし大丈夫かと思ってたんだけど」

柩「節操ないだけにみえるんです特にあなたの場合」

乙哉「でもさー、分散しないとヤバイ訳よあたしの場合」

柩「あー、そういう事ですか」

乙哉「その点、晴っちは東さんいるからあたしが暴走しても止めてもらえるんだわ」

柩「それで治まるんですか?」

乙哉「溜め込むよりはマシってとこかな…東さんさー前に殺りあった時より強いからほとんど流血沙汰にならずに腕間接極められて負けちゃってさ、不完全燃焼だったよー」

柩「正面から勝てる相手じゃないでしょうに」

乙哉「まー勝ったら暴走したまま晴っち殺しちゃうし、いいんだよこれで」

柩「めんどくさいカップルだなぁ」

乙哉「後は、事情話せば多分しえなちゃんは殺さない程度になら斬ってもいいとかいいだしかねないとこあるから言えないんだよ」

柩(あながち否定できないところが怖い)

乙哉「かといってどっかでおねーさん引っかけて殺すのも怒られそうだし」

柩「それやったら理事長も流石にかばってくれませんよ」

乙哉「鳰っちに幻術で衝動を抑えるのとかできないか?って聞いた事もあるんだけど…」

柩「無理なんですか?」

乙哉「あたしの根本から改編することになるんで人格形成に問題が起こる可能性があるからオススメしかねるっスって言われた」

柩「幼児退行とかされても困りますしね」

乙哉「!?…幼児退行してしえなちゃんに育ててもらう手もあるのか…」

柩「こんなデカイ幼女育てたくないと思います」

乙哉「ダメかー」

柩(こんなのと同室だなんて…剣持さん今後はちょっとやさしくしてあげよう)

柩「まぁ、こんなとこで解決法が見つかるなら苦労してませんね」

乙哉「だよねー」

柩「とりあえずデートくらいはしてあげてください、それでヤバイなら最悪、理事長あたりに頼み込んで暗殺の仕事でも回してもらえばいいんです」

乙哉「うちの理事長何者?」

柩「知らないなら知らないほうがいい事もあるのですよ?」

乙哉「…………おっけー」

柩「ぼくもからかうなら元気な剣持さんのほうが楽しいので関係改善しておくように」

乙哉「まとめに入った!?」

柩「あなた流に言わせるとそろそろ千足さん成分が足りなくなってきたんで帰りたいんですよ」

乙哉「ラブラブでうらやましいよ」

柩「うらやましいなら踏み込んでください、問題は後からでも解決できます」

乙哉「それもそうか、わかった来週の休みはデートに誘ってみようかな」

柩「あっちから誘ってもらってください、けしかけたかいがありません」

乙哉「そういやそんな話してたね」

柩「それじゃ帰りますから後はよろしく」

乙哉「おつかれー…さてとりあえずお姫様をベッドに運びますか」

とりあえず思い付いたネタ書きなぐってみた

デートへのお誘いはまた今度

柩ちゃんは千足さんとラブラブなんで本編より精神的に余裕があるという


乙哉「ねぇ、しえなちゃん」

しえな「なんだ?武智」ペラッ

乙哉「しえなちゃんって演劇とか舞台とか好きなんだよね?」

しえな「好きだぞ、それがどうしたんだ?」ペラッ

乙哉「いやさー、それ系のバイトの話があるんだけどさー、興味ない?」

しえな「へぇ、面白そうだな、裏方スタッフか何かか?」ペラッ

乙哉「ううん、代役」

しえな「へぇ、そうなn…はぁァァ!!」ガバッ

乙哉「どしたの?急に?」

しえな「代役って、舞台に上がれるのか?」ガシッ

乙哉「痛いよ、しえなちゃん」

しえな「す、すまん…」パッ

乙哉「いいよー、で?どうする?」

しえな「え?あぁ…興味はあるが…どうしよう…」

乙哉「折角だしやろうよ、あたし、しえなちゃんが適任だと思うんだ」

しえな「そうか?確かにこんな機会は滅多にないしな…やってみようかな…」

乙哉「ホント?しえなちゃんありがとう!」ガバッ

しえな「た、武智!?」カァァ///

乙哉「来週の日曜だから楽しみにしててね」ボソッ

しえな「あ、あぁ」///

~バイト当日~

しえな「おい武智」

乙哉「何?しえなちゃん?」

しえな「なんで、遊園地なんだ?」

乙哉「バイト先だからだよ?」

しえな「この衣装は何だ?」

乙哉「え?ヒーローショーの子供を焚き付けるお姉さんの衣装だけど?」

しえな「…詐欺だ!!!」

乙哉「別にあたし、嘘はついてないよ」

しえな「だ、だけどな…」

乙哉「はいはい、早く着替えて」

しえな「ま、待て!武智!自分で着替えるから脱がすな!」///

     --しえな更衣--

しえな「なぁ、露出高くないか?長い手袋してるとはいえ袖なしだし、脇は広く空いてるし…」///

乙哉「しえなちゃん似合わないねー」ニヤニヤ

しえな「う、うるさい…こっちを見るな!」///

乙哉「でもー」ダキッ(後ろから)

しえな「なっ、おい!?」カァ///

乙哉「こうすれば似合うよ」ボソッ シュルシュル

しえな「お、おさげを解くなよ……」カァァ///////

乙哉「いいじゃん、今はそっちの方がかわいいよ」

しえな「…あ、ありがとう…」ボソッ

乙哉「え?しえなちゃん何か言った?」

しえな「な、何も!!」////

乙哉「そう?まぁいいやあたしもそろそろ着替えてくるねー」

しえな「あぁ…そういえば武智は何を着るんだ?」

     --乙哉更衣--

乙哉「いいでしょー、両手が鋏の怪獣のキグルミだよ」ジャーン

しえな「…武智は怪人になっても凶器は鋏なんだな…」

乙哉「バル○ン星人みたいでしょー」

しえな「おい!人が折角スルーしようとしてたのに…!」

乙哉「そんなことより早く行こー」グイグイ

しえな「お、おい、引っ張るなよ……」

<ネェ、バイトオワッタラカンランシャノロー

<シリアルキラートミッシツデフタリキリナンテイヤダゾ

<シエナチャンノケチー

<オバケヤシキナライイゾ?

<アタシアレキライ・・・




春紀「……行ったか…まさかあの二人がこのバイトを受けていたなんてな」ゴソゴソ

戦隊ピンク(春紀)「さて、行くか」

     <終わり>


PS.>>459
面白そうだったんで書きましたが満足していただけましたかな?

兎角「イエローは私に譲れ!」

純恋子「はい?」

兎角「イエローはカレー好きだから私の為にある色じゃないか!」

純恋子「そうなんですの?」

夢で見てスレにあげたやつですけどまとめます
夕方

春紀「あれ?伊介様は?」

冬香「え?知らないよ?」

春紀「恵介さんも居ないな」

冬香「そういえば、そうだね」

春紀「電話してみるか・・・」ピッ

ヴ―ヴ―

春紀「あれ?電話置いてってる、仕事にしちゃ時間早いけど・・・」

春紀「ま、まさか出てったんじゃ」

冬香「そ、それは無いってお姉ちゃん」

春紀「で、でも最近してないし・・・」

ガチャ、ただいまー?

春紀「良かった!帰ってきた!」ダダッ

玄関

春紀「お帰り伊介s・・・」

伊介「ちょ、ストップ春紀!」

春紀「ど、どうかしたの伊介様?」

恵介「ただいま春紀くん」

春紀「あ、お帰りなさい恵介さん」

冬香「二人ともお帰りなさい」スタスタ

春紀「てか心配したんだよ伊介様、電話置いてくし」

冬香「お姉ちゃんたら伊介さんが出て行ったと思って慌ててたんですよ」

恵介「ああ、すまなかったねわざと置いて行かせたんだ」

春紀「は、はぁ」

恵介「今日はちょっと伊介と病院に行っててね」

春紀「え!伊介様どっか悪いの!?大丈夫なの!?」

恵介「いや、そういうわけz・・・」

伊介「あ、ママ、伊介自分で言う!」

恵介「そうか悪かった」

春紀「な、なんかヤバイ病気とか!?もしかして仕事で怪我した!?」

伊介「もう落ち着いてよ春紀、ウザい?」

春紀「ご、ごめん」

伊介「伊介は別に病気じゃないわよ」

春紀「ならやっぱ怪我!?」

伊介「最後まで聞け!」

春紀「はい・・・」

伊介「伊介は怪我もしてないしどこも悪くないわ」

春紀「何だ、良かったー」ほっ

伊介「ねぇ春紀?」

春紀「何、伊介様?」

伊介「一か月だって?」

春紀「へ?」

伊介「」ニコニコ

春紀「一か月って・・・まさか」

伊介「デキちゃった?」

春紀「う、うそ、マジで?」

伊介「嘘じゃないわよ、ホントよ?」

春紀「や、や、や、やったーーーーー!!!!!」ジャンプ

春紀「マジで!マジで!マジで!」

伊介「うん?」

春紀「いっっっよっしゃーーーーー!!!!!」

伊介「アンタどんだけ喜んでんのよ」

春紀「だって、だってだって伊介様とあたしの赤ちゃんだろ!」

春紀「めっちゃ嬉しいって!やったー!バンザーイ!バンザーイ!」

冬香「お、お姉ちゃん少し落ち着いて・・・」

春紀「だって冬香は嬉しくないのかよ!てか冬香、赤飯だ!赤飯炊け!」

冬香「もうご飯出来てるよ・・・」

春紀「わーい!わーい!」

冬香「と、とりあえず伊介さんも恵介さんもご飯出来てますから・・・」

春紀「伊介様ー!ありがとう、ありがとう」だき

伊介「はいはい、もう分かったから」

春紀「うぇーん、伊介様ー」

伊介「アンタ大丈夫?」

冬香「お姉ちゃんもとりあえずご飯食べよ?」

伊介「伊介もお腹空いた―」

春紀「そうだね赤ちゃんに栄養あげないと!運ぶよ伊介様」

伊介「いや、自分で歩けるし」

春紀「お腹の子に障るだろ!」

伊介「障んないっつーの」

・・・

数か月後、病院

春紀「な、長すぎないか?」

冬香「ま、まだ30分だよお姉ちゃん・・・」

春紀「・・・」

春紀「・・・もうかなり経ってない?」

冬香「全然」

3時間後

オギャーオギャー

看護婦「良いですよー」

春紀「伊介様!」ガラッ

伊介「うるさい、死ね♥」

春紀「あ、赤ちゃんは?」

看護婦「男の子ですよ」

春紀「う、うわーーーーーん、どっぢもぶじでよがっだー」

伊介「何でアンタが赤ん坊より泣いてんのよ・・・」

看護婦「難産じゃないんですけどねぇ」

伊介「ほら赤ん坊ちゃんと見なさいよ、パパ♥」

春紀「う、うん」メソメソ

春紀「すっげー可愛い」グスッ

伊介「でしょ?」

春紀「ん、よしよし」

看護婦「それじゃあ一旦連れてきますね」

春紀「あ、はい」

伊介「伊介寝るから」

春紀「うん、お疲れ伊介様」

冬香「じゃあ報告しに帰ろっかお姉ちゃん」

春紀「そうだな」

・・・

しばらくして自宅

春紀「退院おめでとう伊介様、赤ん坊抱かせて?」

伊介「イヤよ、この子伊介のだもん」

春紀「えぇ!あたしの子でもあるじゃん!」

伊介「冗談に決まってんでしょ?うるさいわね、ほら」

春紀「あぁ~可愛い、伊介様と同じくらい可愛い」ナデナデ

伊介「アンタホントに大丈夫?」

春紀「ごめん、幸せすぎて死にそうなんだよ・・・」

伊介「何でも良いけどちゃんとしてよね、春紀♥」

春紀「うん、分かってるよ伊介様」

チュッ

終わり、長くなったすまん、いい夢だったんでつい・・・

前書いたペディキュアの続き

2号室にてそれぞれベッドに座っていたときのこと

春紀「暇だね、伊介様」

伊介「そうね」

春紀「テレビもつまんないしなぁ」

伊介「・・・春紀♥」スルッ

春紀「な、何すんのさ伊介様」アタフタ

伊介「ん~?何がー?」ニヤニヤ

春紀「い、いきなり後ろから首に手回されたら焦るよ」

伊介「えいっ♥」ムニュ

春紀「い、伊介様、む、む、む、胸・・・」

伊介「胸が何よ~?」ニヤニヤ

春紀「あ、あた、あた、あた、当たってる・・・」

伊介「ちゃんと言いなさいよ~♥」グイグイ

春紀「い、意地悪しないでよ伊介様」

伊介「意地悪なんてしてないわよ♥」ムギュ

春紀「ま、マジで、伊介様・・・」

伊介「ふふ、ねぇ春紀?」ギュッ

春紀「な、何、伊介様?」

伊介「しない?」

春紀「え、と・・・するってアレのこと?」

伊介「他に何があんのよ?」

春紀「いや、無いけど・・・」

伊介「したくない?」

春紀「いや、でも・・・」

伊介「伊介は春紀としたいなー♥」

春紀「う・・・」

伊介「春紀は嫌なの?」

春紀「い、いやとかそういう問題じゃなく・・・」

伊介「しようよ、春紀♥」耳パクッ

春紀「ひゃ!」

伊介「春紀は伊介のこと嫌い?」耳ペロペロ

春紀「あ、あう、と、とんでもない」

伊介「なら決まりね♥」

春紀「へい・・・」

・・・

ベッド

春紀「うう・・・」

伊介「まだ恥ずかしいの?」

春紀「まだって一回しかしてないじゃん」

伊介「こないだは伊介がしてあげたから、今日は春紀からしてもらうわよ♥」

春紀「いや、あたし分かんねえよ・・・」

伊介「はぁ、仕方ないから教えてあげるわよ」

春紀「お、お願いします」

伊介「まず相手を優しく抱きしめる、ほらやって」

春紀「は、はい」ガチッ

伊介「固めてどうする、もっと優しくよ♥」

春紀「こ、こう?」ギュ

伊介「ちょっと強いけどまあ合格、次はキスよ♥」

春紀「も、もうキス!?」

伊介「他にあんの?」

春紀「・・・」

伊介「相手の唇に重ねるようにそっとするのよ」

春紀(こ、こんな感じか?)チュ

伊介「んっ」

春紀「ど、どう?」

伊介「一発合格♥」

春紀「マジで!」

伊介「じゃあ次は舌入れてみなさい、いきなりじゃなく少しずつゆっくりよ」

春紀「うん・・・」チュ

伊介「ん」

春紀(す、少しずつ少しずつ)レロ

伊介(ふふ、春紀頑張ってる♥)

春紀「ん」レル

伊介(良い感じよ春紀)

春紀(な、何も言わないってことは続けて良いんだよな)レロレロ

伊介「んっ」(少しぎこちないけど上出来ね)

春紀(なんか、すごく興奮する)レロレロ

伊介(ふふ、乗ってきてる、入れ返しても大丈夫そうね)レロレロ

春紀「んっ!」(い、伊介様も入れてきた)グッ

伊介(ダーメ、放さないわよ♥)グイッ

春紀(い、伊介様ぁ)レロレロ

伊介(んっ、春紀)レロレロ

春紀「ぷはっ」ドキドキ

伊介「春紀、キス上手じゃない♥」

春紀「む、夢中だったから・・・」

伊介「でもそれ大事よ?」

春紀「そ、そうなの?」

伊介「そりゃ好きな相手じゃなきゃ気持ちよくないもの」

春紀「ま、マジか、なら良かった・・・」

伊介「じゃあまた続き♥次はアンタが舐めたり触りたいところを決めて」

春紀「わ、分かった」(む、胸かな)

伊介「決めたらそこと少し離れたところを触るか舐めるのよ♥」

春紀「う、うん」(は、離れたところか・・・首とかかな)ペロッ

伊介「んっ」ピクッ

春紀(く、クラクラしてきた)ペロペロ

伊介「ふふ、首ってことはもしかして胸が目的~?」

春紀「うん・・・」(や、ヤバい、胸超舐めたい)

伊介「まだ駄目よ、もう少し焦らさないとね♥」

春紀「はあ、はあ」チュ、ペロペロ

伊介(必死な春紀可愛い♥)

春紀「も、もう良い伊介様?」

伊介「良いわよ春紀、好きなだけむしゃぶりつきなさい♥」

春紀「い、伊介様!」パクッ

伊介「あんっ♥」ピクンッ

春紀「はあ、はあ」チューチュー、モミモミ

伊介「もっと先っぽ狙うのよ春紀、んっ」

春紀「はっ、はっ」(伊介様のおっぱいマジでヤバイ)ペロペロ、クリクリ

伊介「んっ、気持ちいいわよ春紀・・・」ナデナデ

春紀「ふー、ふー」チューチュー

伊介「アンタ興奮し過ぎ♥」

春紀「だって伊介様の体最高なんだもん」チュパ

伊介「なら胸だけで良いの?」

春紀「・・・あ、アソコも舐めたい」

伊介「ならまた同じ手順で・・・」

春紀(お、お腹かな)チュ

伊介「んっ」ピクッ

春紀(伊介様のおへそ可愛い)ペロペロ

伊介「春紀、上手よ♥」ゾクゾクッ

春紀「そ、そのちゃんと気持ち良い伊介様?」

伊介「大丈夫だから続けて良いわよ・・・」

春紀「ああ、伊介様、伊介様・・・」ペロペロ

伊介「もう我慢の限界?」

春紀「うん・・・」はぁはぁ

伊介「なら良いけど優しくよ?デリケートなんだから♥」

春紀「伊介様、すごい濡れてる」

伊介「春紀が上手だからよ♥」

春紀「伊介様のここすごいやらしい匂いがする・・・」ペロッ

伊介「あっ・・・」ピクッ

春紀「はぁはぁ」ピチャピチャ

伊介「良い、春紀、もっと」

春紀(伊介様、感じてる・・・)レロレロ、ペロペロ

伊介「んんっ、は、春紀・・・」

春紀(もっと伊介様の可愛い声聞きたい・・・)チュプチュプ

伊介「ふっ、んっ、・・・ねぇ春紀」

春紀「は、はい」(ヤベッ、なんかしたか・・・)ガバッ

伊介「その・・・指、挿れて欲しいんだけど」

春紀「わ、分かった」

伊介「あ、あと実は伊介もここまでするの初めてだから・・・」

春紀「そ、そうだったんだ」

伊介「こないだ伊介がしてあげたみたく優しくしてね、春紀・・・」

春紀「分かったよ伊介様」

伊介「痛くしたら殺すから♥」

春紀「うん、じゃあ挿れるよ伊介様」クチュ

伊介「うっ」ビクッ

春紀「すっごいトロトロしてる」クチュクチュ

伊介「春紀っ、気持ち良い・・・」はぁはぁ

春紀「もう少し挿れるよ・・・」ツプッ

伊介「はっ・・・」ブルブル

春紀「少し動かすから」ヌチュヌチュ

伊介「あっ、ああっ、んっ」ビクッ

春紀「大丈夫?」ヌチュ

伊介「う、うん」

春紀「そろそろ奥まで挿れるよ?」

伊介「うん、怖いから抱きついて良い?」

春紀「良いよ」

伊介「ありがと・・・」ギュゥ

春紀「んっ」ズプッ

伊介「っ!」ピクピク

春紀「ど、どう?」

伊介「大丈夫・・・」

春紀「動かすよ」ズチュズチュ

伊介「ひゃ、は、春紀ぃ」ビクビク

春紀「可愛いよ伊介様」ズプッズプッ

伊介「もっと、もっとして・・・」

春紀「二本目挿れるよ」ヌプリッ

伊介「ひゃんっ!」ビクッ

春紀「ああ、伊介様」ズチュズチュ

伊介「春紀、もっと上の方・・・」

春紀「こ、このへん?」グチュ

伊介「ああっ、そこ、そのあたり」

春紀「伊介様、キスして良い?」

伊介「う、うん」

春紀「ん」チュ

伊介「春紀、伊介もう・・・」

春紀「分かった、少し早くするから」ジュプジュプ

伊介「春紀っ、好き、大好き!」ビクッビクッ

春紀「あたしも大好きだよ伊介様」グイッ

伊介「あっ!あ、ああああああああああああっ!」ビクンッビクンッビクンッ

・・・

春紀「伊介様大丈夫?」

伊介「はぁはぁはぁはぁ・・・」

春紀「えっと、気持ち良かった?」

伊介「・・・とっても♥」

春紀「なら良かったよ、あんまり見たことも無かったからホント分かんなくてさ・・・」

伊介「すっごく上手だったわよ」

春紀「その、教えてくれてありがと伊介様、あと処女貰っちゃってごめん」

伊介「伊介も気持ち良かったし、伊介も春紀の貰ったからお互い様♥」

春紀「うん・・・」

伊介「春紀ぃ~♥」だきっ

春紀「ん、よしよし、今日はこのまま寝ちゃう?」

伊介「そうね、伊介疲れたし」

春紀「じゃあそうしよっか」

伊介「うん、春紀優しー♥」スリスリ

春紀「お休み伊介様」

伊介「お休み春紀♥」

チュ

・・・

数日後

放課後の教室

春紀「伊介様可愛いよー」ナデナデ

伊介「春紀ー♥」だきっ

春紀「あーもうホント可愛い!」ギュ~

伊介「大好き♥」スリスリ

春紀「あたしもだよー、愛してるよ伊介様」

鳰「二人とも部屋でやって欲しいッス」

春紀「あたしと伊介様の愛を邪魔すんのかよ!」

伊介「そうよ鳰、邪魔する気?」

鳰「マジ部屋行けッス・・・」

終わり

いつかまた続き書くかも・・・

こんだけ濃厚なの書いてまだ続くのか…

>>514
予定じゃ第5ラウンドまであります

>>500続き


しえなちゃんは、隣に住むクレイジーサイコレズに、悩まされてる一般人なんだ。

そんなある日、たまたま悪の手下に襲われそうになった所を颯爽と救ってくれた、リドレンジャーブラックに心を奪われる。

正体不明のブラックに淡い恋心を抱きながら、一方で顔を合わせる度にハサミで追い回してくる隣人に対し「こいつも少しはブラックさんを見習ったら良いのに…」なんてため息。

乙哉はというと、しえなちゃんのブラックに対する想いに勘付きつつも、絶対に正体は明かさないんだよ。

他のメンバーには「しえなちゃんに自分がブラックだと言えば好きになって貰えるよ」と言われるも、「こんな経歴が真っ黒なあたしじゃあの子を幸せになんて出来ない…だからせめて、あの子の憧れたあたしを守り通したいんだ」と人知れず涙を流すんだ。


…そんな乙しえが見たい。


それはもはやスレが立つレベルの作品になる気が……

>>517
続いてたのに割り込んじゃったみたいですいません

>>518
前にスレ立てたらあんまり長くならなかったもんでここに
春紀「もしかして嫌われた?」とか怖がらせシリーズ、イジメ撲滅キャンペーンとかも自分です

春紀おじさん分かる方どうもですw気付いたら名前入ってましたw

>>520
春伊SS良かったエロかった

ただ一応エロだから投下前に一言注意書きが欲しかったかな
本格的で良かったから余計にね

>>521
すいません、次から気を付けます

>>春紀おじさん

続いてるというか、ただ妄想垂れ流してだけなんで平気ッスよww
気使わせて逆に申し訳ないっす!

あのSS達そうだったんスか!全部読んでるッス!

>>523
すいません、読んでくださってありがとうございます

最近スレ建てたのだと春紀「ママ」ですね、ここにも色々頻繁に落としてますけどw

怖がらせシリーズはどの部屋も半分くらいで止まっちゃてるんですよね、続き思い付いたらまた書きます


しえな「(僕は剣持しえな、安アパートに下宿するごく普通の高校生…のはずだ)」

しえな「(最近引っ越してきた隣の武智乙哉とかいうクレイジーサイコレズに目をつけられた事を除けば…な)」



チュンチュン・・・・・・ピピピッピピピッ

しえな「……ん…朝か、さっさと着替えないと…」ヌギヌギ

乙哉「しえなちゃん、おっはよー」バーン! チョキチョキ

しえな「……」ヒュッミ辞書

乙哉「あぶぁっ」ゴスッ

しえな「学生の朝は忙しいんだ、少しは自重しろ」

乙哉「酷いやしえなちゃん…あたし…は、ただ…おこs…」ガクッ

しえな「どんな理由にしろ鋏を持って部屋に来るなよな」ハァ

ーー通学路ーー

晴「あ、剣持さん、おはようございます」

しえな「(彼女、一ノ瀬晴はこの夏休み前という変わった時期に転校してきた僕の新しい友人だ)」

しえな「おはよう一ノ瀬、もう学校には慣れたか?」

晴「はい、剣持さんのおかげです」ニコッ

しえな「僕は特に何もしてないさ、行こう」

晴「はい!」

ーー学校中略、帰り道ーー

しえな「今日は学校が終わるのが早く感じたな」

晴「一行でしたもんね」

しえな「?何を言っているんだ、一ノ瀬?」

晴「あ、なんでもないよ…今日は終業式だったもんね、アハハ」アセアセ

しえな「変な奴だな…あ、僕は右だから」

晴「あ、はい、それじゃあまた」オテテフリフリ

しえな「ああ、またな」

しえな「(一ノ瀬はちょっと変わった奴だ、どこかポワポワしてるというか……)」スタスタ

しえな「いつか誘拐されたりしてな」スタスタ


晴「…キャー」

しえな「い、今の声はまさか一ノ瀬!?」ダッ

晴「は、離して」ジタバタ

したっぱ「大人しくしろ!」ガシッ

晴「だ、だれか…!」

しえな「い、一ノ瀬!」シュッミ辞書

したっぱ「がっ…」バタッ

しえな「見たか、変態武智でさえ一撃で気絶させる鈍器、広○苑!」

晴「け、剣持さん!」

しえな「一ノ瀬、大丈夫か?」

晴「は、はい」

したっぱ「うぅ…キ…サマ…!」シャキン

しえな「ナイフ!?一ノ瀬、逃げるぞ!」ガシッ ダッ

晴「け、剣持さん!?」

しえな「いいから走れ!」

したっぱ「に、逃がさん!」シュッ三ナイフ

ザクッ

しえな「あぐっ!?あ、足に…」

晴「剣持さん!」

したっぱ「ハハ…さっきのお返しだ」フラフラ

しえな「(しまった…ここは一ノ瀬だけでも…)」

晴「剣持さんには手を出さないで!」バッ

しえな「い、一ノ瀬…にげろ!」

晴「晴だけ逃げるわけにはいきません!」

したっぱ「友情ごっこか?まぁ、どのみちそこのおさげは殺すけどな」シャキッ

しえな「(僕、こんな所で死ぬんだな…)」

しえな「死ねぇぇ!」

???「そこまでだよ!」

シュッ三鋏

ザクッ

しえな「な、鋏!?」

したっぱ「ぐっ、右手が…だれだ!?」

戦隊黒「聞いて驚け!」

戦隊青「見て笑え!」

戦隊黄「我ら」

戦隊桃「平和を守る」

戦隊赤「正義の味方」

五人「黒組戦隊リドレンジャー!!」シャキーン

しえな「(なんなんだ、いったい?)」

したっぱ「…チッ」クルッ ダッ

戦隊黒「あ、逃げた」

戦隊黄「逃げたな」

戦隊赤「追うぞ!ブラックとイエローはその二人を頼む」ダッ

戦隊青桃「…」ダッ

しえ晴「……」ポカーン

戦隊黒「じゃああたしこの子の怪我を見るからあとよろしく」

戦隊黄「わかった」

戦隊黒「さてと、足大丈夫?し…お嬢ちゃん」

しえな「大丈夫に…みえる?」アセダラダラ

戦隊黒「軽口が言えるなら大丈夫だね、腱とかも切ってないみたいだし」チョキチョキシュッシュッ

しえな「うっ…(なんて手際のいい手当てなんだ)」

戦隊黒「はい、おわり、これなら病院行かなくても大丈夫」

しえな「あ、はい…(結構深く刺さった気がしたけど…)」

戦隊黒「でも、歩けないよね、あたしが送ってあげる」ヒョイッ(お姫様抱っこ)

しえな「なっ!?」///

戦隊黒「家に着くまで寝てていいよ」シュッ

しえな「ぇ………」zzz

戦隊黒「かっこよかったよ、しえなちゃん」

ーーしえなの部屋ーー

しえな「う…うーん……」パチパチ

乙哉「あ、しえなちゃん、目が覚めた?」

しえな「ここは…(夢…だったのか?)」

乙哉「しえなちゃんの部屋だよ」

乙哉「さっき特撮ヒーローみたいな人がしえなちゃん抱えてきてビックリしちゃった。

しえな「そうか…(足の怪我、夢じゃなかったんだな)」ボーッ

乙哉「通り魔に襲われた友達を助けて足刺されたんだってね」

しえな「あぁ…(あのブラックって人、かっこよかったな…)」ボーッ

乙哉「通り魔なんかにつけられた傷なんて嫌だよね、あたしが上書きしてあげる」

しえな「あぁ…って、は?」

乙哉「…」ニコニコ チョキチョキ

しえな「や、やめろおぉぉぉ!!」


ーー一方その頃ーー

したっぱ「すいません、追ってはまきましたが確保には失敗しました…」

真夜「ケッ、つかえねぇな」

伊介「同感♡」

香子「…」

柩「フフフ」シュパッ

したっぱ「ウッ」バタッ

柩「使えない部下は要りませんよね、ボス」

純恋子「そうですわね、でも死体は片づけてくださいね」

柩「はい」




<続く…?>

とりあえずここまで書いてみました。
正直続きは書ける気がしません。
挑戦はするつもりですが…とりあえずお目汚し失礼しました。

PS.>>517
最初の方だけですが書かせていただきました。
思った感じの作品になったでしょうか?

春紀が売春もしてた説が出てたんで書きました。

春紀と冬香で内容はほとんどエロです。

まだ地の文では書けなさそうです・・・

次から本編です。

寝室

春紀「いつも見てたよな冬香?」

冬香「・・・」

春紀「しょうがないな、姉ちゃん上手いんだぜ」

冬香「ど、どうして?」

春紀「もう冬香も大人だから教えてやるけど、まともな仕事だけじゃみんなを養えないんだ・・・」

春紀「だから姉ちゃん何度も体売ったし人も殺した」

冬香「お、お姉ちゃん・・・」グスッ

春紀「・・・可愛いよ冬香」チュ

冬香「なっ!お、お姉ちゃん////」

春紀「興味あるんだろ?」

冬香「でも・・・」

春紀「色んな人に抱かれてるの知って姉ちゃんのこと嫌いになったか?」

冬香「そ、そんなことない!だってお姉ちゃんは私たちのために頑張ってくれてたんだもん・・・」

春紀「ありがと、姉ちゃん嬉しいよ」二コッ

冬香「や、やっぱり駄目だよ」

春紀「でも姉ちゃんのこと好きなんだろ?」

冬香「・・・」コクッ

春紀「なら来いよ、優しくしてやるからさ」ギュッ

冬香「・・・」ガタガタ

春紀「怖いのか?」

冬香「うん・・・」

春紀「大丈夫、優しくするって言ったろ?」

冬香「うん・・・」

春紀「じゃあ、服脱がすぞ・・・」パサッ

冬香「んっ・・・」ビクッ

春紀「冬香の体久しぶりに見た、こんなに綺麗に育ってたんだな」

冬香「////」

春紀「今姉ちゃんも脱ぐからな・・・」パサッ

冬香「お、お姉ちゃんもすごく綺麗///」

春紀「ありがとな、じゃあベッド行こうか」

・・・

春紀「冬香、キスして良いか?」

冬香「うん」

春紀「冬香・・・」チュ

冬香「んっ」

春紀「次、舌入れるぞ」チュ、レロ

冬香(お、お姉ちゃんの舌が・・・)

春紀「ん」レロッ

冬香(な、何だろう、すごく変な感じ)

春紀(可愛いよ、冬香)レルレル

冬香「ん・・・」(な、何か気持ち良い・・・)

春紀「・・・」レロレロ

冬香「んんっ・・・」(は、激しい)ビクンッ

春紀「ぷはっ、どうだ冬香?」

冬香「な、何か変な感じ・・・」

春紀「気持ち悪いか?」

冬香「ううん」ふるふる

春紀「なら続けて大丈夫か?」

冬香「うん・・・」

春紀「次は胸な・・・」ペロッ

冬香「ひゃぅ」ゾクッ

春紀「どうだ?」ペロペロ

冬香「く、くすぐったい感じ・・・」

春紀「吸うよ・・・」チュー

冬香「くっ、ふっ・・・」ピクッ

春紀「声出して良いよ冬香・・・」チューチュー

冬香「んあっ」ビクッ

春紀「もう片方も攻めてやるよ」キュッ、ペロペロ

冬香「あっ」(抓まれるの気持ち良い)

春紀「舐められるより弄られる方が良いか?」

冬香「・・・うん」

春紀「分かった」クリクリ

冬香「ん、んっ、お姉ちゃ・・・」

春紀「感じてる冬香可愛いよ」チュ

冬香「ん~」(ダメ、変になりそう・・・)

春紀「こんなに感度良いなんてな、自分でもあんましたことないのか?」

冬香「ぜ、全然、し、したこと、ない・・・」とろん

春紀「ならとびっきり気持ち良くしてやるからな冬香」クリクリ

冬香「あっ、ああっ、お姉ちゃん、何か私・・・」

春紀「なら次はこっちな」スッ

冬香「ふぁっ、お姉ちゃんそこ、ダメ・・・」ピクッ

春紀「こんなに濡れてる」ピチャッ

冬香「や、お姉ちゃん、ヤメテ」

春紀「ホントに嫌なら止めるよ冬香?」

冬香「・・・」

春紀「どうする?」

冬香「し、して・・・」

春紀「エッチな子だな冬香は」

冬香「はぁはぁ・・・」

春紀「じゃあ痛くないようにもっと濡らすぞ」クニッ

冬香「ああっ!」ビクンッ

春紀「気持ち良いか?」クニクニ

冬香「んっ、うっ、あっ」

春紀「しがみついてて良いぞ」クニクニ

冬香「お、姉ちゃ、んっ」ギュッ

春紀「よし、指先だけ入れるぞ」クチュ

冬香「はっ・・・」

春紀「こんなにトロトロだ、2本でも平気そうだな」ズッ

冬香「あ・・・」ゾクッ

春紀「まずは半分くらい入れるぞ」ズヌッ

冬香「んんっ」ビクッ

春紀「痛くないだろ?」

冬香「大丈夫・・・」

春紀「動かすよ」クチュクチュ

冬香「はっ、んんっ、あんっ」ビクビク

春紀「もっと声聞かせて」グチュ

冬香「ああっ!気持ち、良いよぉ・・・」

春紀「可愛いよ」グチュグチュ

冬香「も、もう、入れて、お姉ちゃん」

春紀「まだ痛いかもしんないぞ?」

冬香「お願い、我慢できないのぉ・・・」

春紀「分かった、いくぞ・・・」ズプリッ

冬香「んっ、ああ、入ってる」

春紀「痛くないか?」

冬香「大丈夫」

春紀「じゃあ最後までしてやるからな」ズニュズニュ

冬香「ああっ!入ってる、お姉ちゃんの指ぃ」ビクビク

春紀「気持ち良いだろ?」ズチュズチュ

冬香「気持ち良い、気持ち良いよぉっ、お姉ちゃん!」ビクビク

春紀「もうキツそうだな、思いっ切りイって良いぞ」ズプズプズプズプ

冬香「ふあぁ、お姉ちゃん、お姉ちゃん・・・」ビクンビクン

春紀「そら」ジュプジュプジュプジュプ

冬香「お、ねえ、ちゃ、あっ、ああああああああああ!」ビクンビクンビクンビクン

プシュッ

冬香「はぁはぁはぁはぁ・・・」ピクッピクッ

春紀「凄いな冬香、潮吹いたぞ」

冬香「お、姉、ちゃん・・・」ギュッ

春紀「よしよし、お疲れ様冬香」ナデナデ

冬香「はぁはぁ・・・」

春紀「気持ち良かっただろ?」

冬香「う、ん」コクッ

春紀「動きにくいだろうから冬香はこのまま寝な」

冬香「うん・・・」

春紀「じゃあ姉ちゃんシャワー浴びてくるから、お休み」スクッ

冬香「あっ・・・」

春紀「ん?どした冬香?」

冬香「最後に、チュー、して・・・」

春紀「ああ、分かったよ、冬香」チュ

冬香「ありがとう、お姉ちゃん、大好き」

春紀「姉ちゃんもだよ」

冬香「お休み・・・・・・」スゥスゥ

春紀「はは、もう寝ちゃったよ」スタスタ

春紀「お休み冬香、また今度な」ギィ

パタン

終わり


見てくれた方ありがとうございます、リクエストあったんで書きました。

冬伊のリクエストもあったんでこれの続きのストーリーで書くかもです。

柩「走りさんは小学生に間違われたりしますか」

鳰「うーんあんま記憶に無いっスねえ」

柩「……」ジー

鳰「……?」

柩「身長は同じなのに、なぜ……」ボソボソ

鳰「そ、そんなジロジロ見られると恥ずかしいっスよ」

柩「……アホ毛」

鳰「へ?」

柩「やっぱり、そのアホ毛でかさ増ししているからですか?」

鳰「アホ毛? ああ、この飛び出た毛のことっスか」

柩「……」コクン

鳰「こうしないとなんか落ち着かないんスよ」

柩「……ズルいです。武智さんを呼んできます」

鳰「ちょ、まっ、何させる気っスか!?」

鳰「なら、柩さんもアホ毛作ったらどうっスか?」

柩「アホ毛はアホっぽく見えてしまうので却下です。ぼくは鳰さんのようにアホではないので」

鳰「オゥフ……でも学力の事を言われると返す言葉も無いっス。でも髪型を変えてみるのはありかもしれないっスよ」

柩「でも、この髪型は千足さんが可愛いって褒め――」

鳰「あー悪かったっス。ウチが悪かったから別の方法を考えるっス」

鳰「じゃあ服装はどうっスか?」

柩「服装……ですか?」

鳰「高校生にもなってその服は無いと思――」

柩「過ぎたことを言うと殺しますよ?」

鳰「怖いっ、無慈悲な暗殺者怖いっス」

柩「走りさんだって暗殺者じゃないですか」

鳰「じゃあとりあえず、ウチの制服着てみるっス? 身長が同じだから寸法合わせる必要ないし」

柩「……お願いします」

───
──


柩「着替え終わりました」

鳰「どれどれー」

※各自脳内補完して欲しいっス

柩「……どう、ですか?」

鳰「うーん……子供が背伸びした服着ているようにしか見えないっスね」

柩「他に言い残すことはありませんか?」スッ

鳰「どうどうどう。とりあえずそのヌイグルミを置いて欲しいっス」

アッデモシャシンニトッテホシイデス チタルサンニミセタイノデ
ハイハイワカッテルッスヨ

柩「……」ペタペタ

鳰「……?」

柩「確かに丈はピッタリなのですが、胸の辺りが余ってぶかぶかです」ペタペタ

鳰「ミョウジョウの制服はオーダーメイドっスからね」

柩「……」ジー

鳰「だ、だから見つめられると恥ずかしいって――」

柩「……」ペタ

鳰「ひゃん!?」

柩「大人に見られるのは、やっぱりこの胸が……」モニュモニュ

鳰「ちょ、ちょっと柩さん。どこ触ってるんスか!?」

柩「……を」モニュモニュ

鳰「へ?」

柩「何を食べたらここまで大きくなるんですか?」モニュモニュ

鳰「ひぅ!? わ、分からないっスよ。むしろ、偏食だったのになんで胸だけ大き――はぅッ///」

柩「さては……理事長に」モニュモニュ

鳰「揉まれてはいないっスよ!?」

柩(結局バストアップの秘密は教えて貰えませんでした……一体何を食べればあんなに――)

柩(あれ? そういえば走りさんは、普段プチメロンパンしか食べていませんね)

──────────

鳰「ミョウジョウ学園の名物は、このプチメロっス!」

──────────

柩(走りさんは元々ミョウジョウ学園の生徒……ミョウジョウ学園の名物プチメロ……)

柩「……!」


───
──


柩「……」モフモフ

千足「……桐ヶ谷?」

柩「なんでふか? ちたふさん」モフモフ

千足「その大量のプチメロンパンは何だ?」

柩「モフモフ……大きくなるんです……」

千足「?」


END

リドル展で鳰と柩の身長が同じことを知って驚いたのがきっかけで書いた。

152cmなら小学生と間違われたりしないんじゃないかな……

多分>>530の続き

ーー敵地ーー

鳰「以上が報告ッス」ビシッ

純恋子「…へぇ、特撮ヒーローみたいなふざけた方達ですこと」

鳰「そうッスよね、実はもうアジトの割り出しは終わってるッスよ」ニオッ

純恋子「そう…仕事が早いのね、では早速スパイでも送り込もうかしら?」

鳰「一気に潰さないんッスか?」

純恋子「敵の戦力もよく知らずに潰しに掛かるなんて愚か者のする事ですわ」

鳰「そうッスか…ちなみにそれ、ウチがやるんッスか?」

純恋子「走りさんには他の仕事を用意してるわ、こちらの方は神長さんにでもお願いしようかしら?」

鳰「…へぇ、いきなり四天王を動かしちゃうんッスか?」ニヤニヤ

純恋子「あの子は特別なのよ、だって本当の四天王はイレーナさんなのですから」フフッ

<ソレデ、ウチノシゴトッテナニッスカ?

<アア、ソウデシタワネ、ソレハ・・・



香子「……」ギュウッ

ーーしえなの部屋ーー

しえな「(夏休み、学生の誰もが待ち望む大型連休…その筈なんだが…)」

乙哉「しえなちゃーん、もう逃げ場はないよー」チョキチョキ

しえな「く、来るなー!」

しえな「(でも僕にとっては変態に絡まれる頻度が増す休み、しかも長期…早く夏休み終わらないかな…)」

しえな「(足は怪我して走れないから部屋の端に逃げるのが精一杯の抵抗なんて…惨めすぎる…)」

乙哉「追い詰めたよー」ガシッ

しえな「は、離せ!」

乙哉「はいはい、大人しくしましょうね」チョキチョキ

しえな「じゃあせめて鋏を手放せー!!」ズルズル



乙哉「~♪」チョキチョキシュッシュッ

しえな「(ただの包帯の交換かよ…逃げ損じゃないか)」ハァ

乙哉「ため息ついてどしたの?…はい、終わり」

しえな「なんでもない…(鋏が絡むと手際がいいな、でも変態なんだよな…)

しえな「(武智もあのブラックさんを見習えばいいのに…)」ハァ


ーー晴の家ーー

しえな「……ってことがあって…」

鳰「のろけッスね」

晴「だねー」

しえな「どうしたらそう聞こえるんだよ!」

しえな「ってかお前誰だ!?」

鳰「え?ウチは鳰ッスよ?…何言ってるんッスか?」ニヤッ キッ

しえな「え…あれ?そうか、すまない僕はどうかしてたみたいだ」

しえな「(鳰は同じクラスの友人…なんで忘れてたんだろう?)」

鳰「いいんッスよー、よくある事ッス」ニオッ

晴「剣持さんおっちょこちょいだね」ニコッ

しえな「か、からかわないでくれ…」///



鳰「……(潜入成功、ちょろいッスね)」ニヤッ

ーー戦隊基地(会議室)ーー

乙哉「やっほー、武智乙哉、只今参上ー」

涼「遅いぞ武智よ、あの時の娘の世話か?」

乙哉「まぁねー」

兎角「そんな奴放っておくか病院にでも任せればいい」

乙哉「えー、やだー、しえなちゃんはあたしのものだもん?」

兎角「いや、百歩譲ってもお前のものではないだろう…」

乙哉「うんうん、東さんのそういう所は嫌いじゃないよ」

兎角「気持ち悪いな、お前」

千足「よさないか、わたしは喧嘩をさせるために集めたんじゃないぞ」

乙哉「はーい」キャピッ

兎角「すまない」

千足「寒河江も黙って見てないで止めてくれ…」ハァ

春紀「あれ?ばれてた?」

千足「お前な…」

涼「生田目よ、お主も脱線しておるぞ」

千足「あ、すまない」

千足「話はあの少女を襲った奴のことだ、東は彼女から何か聞いてないか?」

兎角「いや何も、ただ、ああいった状況に慣れている感じがした」

春紀「慣れてる?」

兎角「ああ、あまり怯えていなかった、それに…」

涼「それに?」

兎角「いい匂いがした、日向の匂い」

涼「…」

乙哉「東さんって変態さん?」

涼「(お主には言われたくなかろうて)」

兎角「ま、まぁ、それはともかく…」プイッ

涼「(誤魔化したの)」クスッ

兎角「…あの少女を襲ったのはただの通り魔や誘拐犯じゃない、そこが少し気になる」

千足「そうだな、ただの通り魔がわたし達三人から逃げきれるとは思えない、大分訓練されていた動きだった」

春紀「考えすぎじゃないか?」

乙哉「そうとも言えないかもよー?」

春紀「根拠は?」

乙哉「勘」

千足「おいおい」

扉<コンコン

五人「!!!」

香子「失礼します、清掃です」

モブs「……」ゾロゾロ

涼「ああ、そういえば清掃班の初仕事は今日からじゃったな」

千足「…出るか」ハァ

五人「…」ゾロゾロ


ーー戦隊基地(別室)ーー

兎角「誰だ、清掃なんて雇ったのは?」

涼「わしと武智じゃよ」

兎角「勝手なことを、スパイが紛れ込む可能性があるだろ」

乙哉「なら東さんが代わりにここ掃除してくれるのー?」

兎角「……」

涼「大丈夫じゃよ、面接もしたしの、雇った中に悪そうなのはおらんかったよ」

乙哉「実は最近イエローになったばかりの東さんがスパイだったりして…」ニヤッ

千足「武智!東は信頼できるとされたからわたし達の仲間になったんだぞ!」

乙哉「分かってるって、冗談だよー」ヒラヒラ

乙哉「っていうかさ、このメンバーで不毛な論争するよりさ、誰かがあの子を監視してみればいいんじゃない?」

兎千「それだ!!」

涼「…フフッ、脳筋ってやつじゃの」クスッ

乙哉「もう帰っていいよね…」

春紀「いいんじゃね?……眠…」フワァ~

ーー所変わって清掃班(会議室)ーー

香子「(驚いた、ただのコスプレ集団かと思ったが外は一軒家なのに地下に特撮スタジオ顔負けの部屋が沢山…)

香子「金と技術の無駄だな…」ボソッ

涼「何が無駄なのかの?」

香子「ッッ…!?」ビクッ

涼「すまんすまん、驚かす気はなかったんじゃ」クスッ

香子「おどかさないでください、…何か用ですか?」

涼「おお、そうじゃった、昼休みにしてくれと言おうと思っての」

香子「そうでしたか」

香子「全員休憩だ、再開は追って知らせる」

モブs「はい!」ゾロゾロ

香子「これでいいですか?」

涼「すまぬな」

香子「じゃあわたしも昼ごはんに…」

涼「まぁ、待て、昼食ならわしに付き合ってくれんかの?」

香子「…どうして?」

涼「お主にちょっと興味があるから…かの?」

香子「(まさかスパイだとバレた?いや、そんなはずはない)…で、でも」

涼「おお、そうじゃった、まだ個人的には名乗ってなかったの、わしは首藤涼、よろしく」手スッ

香子「…(あれ?強引に流されてる?しかし好都合か…)あ、ああ、わたしは神長香子…って知ってますよね」

涼「今は休憩中じゃ、堅苦しい敬語はなしでいい、こーこちゃんも無理しておるのじゃろう」

涼「他の清掃員への態度見とれば一目瞭然じゃ」

香子「そうか、じゃあ遠慮なくそうさせてもらう、だが首藤、その呼び方はどうにかならないか?」

涼「ならんの、ささ、休憩時間は限られておるぞ時間は有効に活用せねばの」スタスタ

香子「おい、誘っておいて置いていくなよ!」スタスタ


ここまで頑張ったッス…いいのか、これで?
正直面白く書けてるかわかんないッス…
終わりも見えないッス…
なんかもういろいろ分からなくなってきたッス
でも取り敢えず上げてみるッス
文句は全て受け止めてやるッス

涼「おーい一ノ瀬いるかの?」

晴「はーい!首藤さんどうしたの?」

涼「うむ、入学してきた時にストラップ貰ったじゃろ?」

晴「はい、渡しましたね」

涼「それでな、わしからも何かお返しができないかと思っていたのじゃが…ほれ」

チリーン

晴「わぁ風鈴ですね!」

涼「下町に行って来たのじゃがそこで見つけてな暑くなってきた事だし調度よかろうと思ってな」

晴「でも、いいんですか?本当に」

涼「気に入らんかの?」

晴「いえ素敵です!でも晴のストラップじゃつりあわないですよー」

涼「ようは気持ちじゃ、ストラップの価値とこれの価値はわしにはさして変わらぬものと思ってくれれば良い」

晴「わかりました!ありがたく頂戴いたします」ビシッ

涼「うむ」ビシッ

兎角「なんでおまえら部屋の前で敬礼してるんだ…?」

晴「あ、兎角さんおかえりー♪見て見て!首藤さんから風鈴貰ったんだー♪」

兎角「……そうかそれは良かったな」

晴「もー!兎角さんたら反応薄ーい!」

兎角「えー…まぁいいんじゃないかかわいくて」

晴「えへへー」

涼「ただの礼じゃ他意はない、安心してよいぞ東よ」

兎角「…別に私は…」

晴「もしかしてヤキモチですか?」

兎角「調子にのるな」

ビシッ

晴「あいたー!酷いよ兎角さーん」

涼「ふふ…まぁわしの用はこれで済んだ、では二人供仲良くな」

晴「はーい!ありがとうございまーす!」

兎角(あいつはなんかやりずらいな…)

晴「さっそく窓際に飾りますしょー♪」

兎角「本当にいつも楽しそうだな一ノ瀬は…」

晴「えへへーだって友達からプレゼントされるなんて初めてですよー」

兎角「……友達か」

涼「……友達か」

チリーン

涼「この音色を聞くとあの方を思い出す、夏の始まりに風鈴を吊るし庭先で西瓜を食べたりしたものじゃった…」

チリーン

涼「…わしの我が儘は一ノ瀬の命を奪ってまで叶えるほどなのじゃろうか?」

涼「走りの言うような悪童であれば躊躇することもなかったんじゃがなぁ…」

涼「はぁ…けじめをつけるつもりが余計迷いを生むとは滑稽なものじゃ…」

涼「…いっそゲームにでもして賭けてみるかの…あの二人に」


7話ちょい前のエピソードとして書いてみた

真昼「誕生日」




真昼「…は…英さ……あの…」

純恋子「何かしら?番場さん」ニコ

真昼「……あ……あの…その……」モジモジ

純恋子「?…番場さん?」

真昼「…えっと……あの……お…」

純恋子「?」

真昼「お……お……っ…///」モジ…

純恋子「お?」

真昼「……っ…な、なんでも……ない…っ…ます…」

純恋子「え?……そう」

真昼「…ぅぅ」

純恋子「じゃあ、そろそろ出ましょうか。遅刻してしまいますわ」ニコ

真昼「……ぁぅぅ……はい」




『…真昼…真昼!』

真昼『!…し…真夜ぁ…』

真夜『お前、まだ言えてねぇのかよ…』

真昼『…ぅぅ……』

真夜『たった一言だろうが…』ハァ

真昼『…だ…だって……』

真夜『…誰かに先越されても知らねぇぞ?』

真昼『!…そっ…それは…』

真夜『嫌だろ?なら、もうちっと頑張れよ…オレも付いてっから』

真昼『ぅ…うん……』





純恋子「…番場さん?」

真昼「!…ひゃっ、ひゃい!?」

純恋子「あら、驚かせてしまったかしら」クスッ

真昼「…い…いえ……あの…す…すみま…すみ…」

純恋子「クスッ…ねぇ、番場さん?」

真昼「!…は、はい…?」

純恋子「折角の良い天気ですし、今日は学校なんて行かずに二人でお茶でもしません?」ニコッ

真昼「え…え…?…あの…///」

純恋子「…」

純恋子「ふふ…冗談ですわ。番場さんは真面目ですものね」フフ

真昼「…そ…そんな……「あんれぇー?英さんに番場さんじゃないッスかぁ」

真昼「!」

純恋子「あら、走りさん。おはようございます」

鳰「おはよッスー!…あ、そういえば英さん」

純恋子「?何かしら?」

鳰「英さんってぇ、今日お誕…がはふっ!」ドゴォ

純恋子「!?」

鳰「がはっ…うぇ……な、いきなり何スか…番場さん…」ヨロ

真昼「はっ!…ぁ…す…すみま…」

春紀「おーいどした?今すげぇ音したけど…」

伊介「うるさぁーい?」

鳰「いや…何か番場さんにいきなりボディブローを…」ゲホッ

春紀「はぁ?番場さんがやるか?んな事……っと、よぉ英サン!」

純恋子「え?えぇ…おはようございます」

春紀「チラっと聞いたんだけどさー」

真昼「!」

春紀「英サン、今日誕生…もががっ!」

純恋子「!?」

春紀「…ぷはっ!な、何?番場さん」

真昼「はっ!…ぁ…あう……あの……」オド

純恋子「…ば、番場さん?」

真昼「………はう……えっと……その…」

晴「あ!英さーん!!」タッタッ

真昼「!」

純恋子「!…一ノ瀬さん」

晴「英さん!お誕…「英さんっ!!!」

純恋子「!?」

晴鳰春紀伊介「「「「!?」」」」

純恋子「…ば、番場さん…?」

真昼「はっ!」

真昼「…あ……あの……あの…っ…////」

純恋子「…番場さん?」

真昼「…っ……」

真昼「おっ…お誕生日っ!」

純恋子「…え?」

真昼「…………お…おめで……とう………ます………////」

純恋子「!」

真昼「…////」カァァァ

純恋子「…番場さん」






鳰「……はいはーい、邪魔者は撤収ッスよー」パンパンッ




純恋子「…番場さん」

真昼「…っ…///」

純恋子「朝から何か言いたそうだったのって…」

真昼「……は…はい…その…っ…一番に…言いたくて……///」モジ

純恋子「…ありがとう……番場さん」ニコ

純恋子「今までで最高の誕生日ですわ」

真昼「…そ…そんな……///」

純恋子「ねぇ番場さん…やっぱり今日は、二人でお茶にしません?」ニコ

真昼「え…え…?…あの…」

純恋子「…駄目かしら」

真昼「……きょ」




真昼「…………今日は…特別…ます……///」



この後めちゃくちゃお茶会した

おわり

間に合った…急いだんで雑ですがw






あれはいつだったか、夏の暑い日の話だ。




その頃のあたしは、建設現場で働いてた。
昔は暗殺者なんてアコギな商売してたこともあったんだけどさ。
まあ、そういうのは、ちょっと色々あって廃業。

……って、アンタらなら全部知ってるわな。いまさら隠すようなことでもないのは重々承知。
黒組の敗者を機に真っ当な仕事しながら家族養うんだって決めたのもその頃。

晴ちゃんと東のやつに負けて退学になってからさ。色々考えて。
自分を赦す……っていうのかな。そういうことがようやくできるようになってきた時期でもあったんだ。
家族のためとはいえ、自分の手を汚すのも、他人の命を奪うのも、間違ってたんだよな。

……で、なんだっけ。
えーっと……そうそう。話はそっから少し後。話かったのは。聞いて欲しかったのは。



それからのあたしら。



話しを戻すね。そう、それは夏の暑い日の話だ。
……いや、夏ってのはいつだって暑い日ばっかなんだけどさ。
特にあたしみたいに建設現場で働いてるような女にとってはね。でも、その日は今までの夏の中でも特別に暑かったんだ。
その日も勿論仕事でさ。確か、何十階建てだったか、でっかい高層マンションの基礎組みに入ったばっかりの頃。

その頃あたしはまだ土方入って間もない頃で、力にはそこそこ自信あったけど仕事じゃまだまだ新人もいいとこ。
何するにしても手間取っちゃって、よく先輩土方のおっちゃん方にどやされてたっけ。たは。DIYそこそこやってた程度じゃそりゃ本職には敵わないわな。
最近の土方って結構凄いんだぜ?見ただけじゃさっぱり使い方わかんねーような機械使いこなして、熟練にもなるとこまっかい字で数字書かれた図面とかも
見ただけでひょいひょいって間違い指摘したりさ。あんなの立派な大学出てる監督さんだって型なしだって。

また話が逸れた。で、その日の仕事も汗を拭き拭き、重い重いって内心愚痴りながら延々鉄筋運んでた(普通女にそればっかやらすか!?)わけ。
ま、それでもお昼前には一段落自分の仕事終えて、ポケットの塩飴と監督の差し入れの冷えたコーヒーで一服入れてたとこに親方が来たんだ。あたしは身構えたね。
いっつも苦虫噛み潰したような顔したおっさんが、ニヤニヤしながらあたしのとこ来て、財布取り出し始めたもんだからさ。
あ、これまたパシらされる(飲み物とかの買い出しは下っ端の役目だ)、って思ったもんだから。そしたらあのジジイ、なんて言ったと思う?
「お前今日はもうあがっていいぞ」って、財布から万札と駐車場の切符出して無理やりあたしの手に握らせて。(つまり車使っていいってことだ)
はぁ!?ってなもんだ。この仕事、たま~に現場でトラブルが合った場合とかは早く帰れることあるんだけど、その時はそんな感じでもなかったしさ。

呆気に取られて鳩(鳰じゃないよ)が豆鉄砲食らったみたいな顔してたんだろうな、あたしは。
その顔を見て、親方と、ついでにいつの間にか集まってた職場の連中がみんなで一斉に爆笑したんだ。感じ悪。
しまいには現場仕切ってる監督(普段めっちゃ怖い)まで出てきて「今日は定時上がりで付けといていいから」って。一瞬担がれてんのかと思った。

で、ここに来てようやく何か自分の預かり知れぬところで巨大な陰謀が動いているらしいことを把握したあたしは、その犯人の存在に勘付いたわけだ。
このムサイおっさんどもが嬉しそうにあたしに愛想振りまいてるなんて、原因は一つしか無い。そう思って辺りを見回したら……居た。二秒で見っけた。
男所帯の建設現場の一角、プレハブで出来た現場事務所の中に場違い過ぎるほど場違いな扇情的女王様オーラを放つバカ。全てを悟ったあたしは、ため息一つ。
足取り重くそいつの元へ歩いてったわけだ。そしたら普段電気代ケチってほとんど動かすことすら無いエアコンをガンガンに効かせて。
おまけに普段あたしに物覚え悪いんだよ!ってゲンコツ食らわしてくれるいかつい兄ちゃん(根はいいやつ)に飲み物まで用意させて(鼻の下伸ばしてんなよ……奥さんにチクるぞ)
偉そうに現場所長の事務机に足乗っけてたそのアホ女がこうおっしゃられるわけだ。「遅い。春紀のくせに伊介待たすとかどうゆう了見?殺すぞ♥」
はい。我が現場のアイドル。兼女王様降臨。

「待たすも何も……今日伊介様が来るなんて知らなかったし。ってか、今日は仕事なんじゃなかったっけ?」
「そんなの速とっくに片付けたに決まってんでしょ。伊介は速攻なの♥」
この存在の何もかもが脳みそスカスカ感醸し出してる女は、あたしが今の職場に就職してからしばらくして、突然現れた。
黒組以来で最初に会ったのは、マンションの骨組みをする前。あたしらが現場に入る前の、下見で来た時だ。
突如現れたこのエロテロリストに現場は騒然となった。そりゃそうだろう。こんな綺麗でエロい女、グラビアアイドルにだってそういない。……っつーかいない。

「それは知ってるけどさ。恵介さんの話じゃ今回はでかい山だって。随分心配してたみたいだけど」
「もう。ママは心配症だから。伊介ももう大人なんだしもうちょっと頼りにしてくれてもいいのに」

そしてもってこのあーぱー美人は、一瞬で現場の男どもを虜にしたわけだ。
おかげで知り合いであるあたしに対して周りが急にちょっと優しくなった時期もある。……数日だけ。
で、伊介様はというと、その数日が過ぎても待遇がぞんざいになるどころか、どんどんランクアップしてくわけだ。
気付いたら頑固者で通ってたあたしのとこの親方も、堅物で通ってた鬼所長も骨抜きにして。
こうやってたま~にうちの現場に顔を出しては仕事の邪魔をしていく。
ちなみにあたしが前に邪魔だってストレートに言ったら親方からのストレートが飛んできた。
それ見て伊介様めっちゃ嬉しそうだったし。畜生。

「で、今度はなにしにきたわけ?あたしもう帰れって言われたんだけど。まだ仕事あんのに」
言外にお前のせいでな。という意味を含ませてやるが当の本人はどこ吹く風。
「あらよかったじゃない。伊介のお陰で堂々仕事サボれたんだから感謝しな♥」
ふざけんな。って思った。

「いやん♥春紀顔怖い♥」
わざとらしくぶりっ子する伊介様に、さっきから鼻の下伸ばしてた所帯持ちが更に鼻の下を伸ばす。
マジで奥さんにチクってやろうと決めた。っつーかこれは後日談だが、マジでチクった。その翌日顔に青痰拵えてきたのにはビビったけどな!
……ま~た話逸れた。

「ふざけんなっつの!あたしは見ての通り今仕事してんの!早く一人前になって!給料上げて!
下の奴ら一人前になるまで食わせなきゃ駄目なんだから遊びに付き合ってる暇なんか「春紀、最後に休んだのいつ?」……え?」

いい加減一回怒っとこう。そんでちょっとアドバンテージ一回奪っとこう。そんなあたしの打算を含んだ大声を途中で遮ったのは、いつになく真剣な伊介様の声だった。
伊介様の真剣な声なんて随分久しぶりに聞いたもんだから、脳みそが理解に追いつくのが遅れたくらい。でも、相手の目を見たら、全部わかっちゃったんだ。
「……春紀、いっつもそう。そうやって自分のことなんか振り返らず誰かのためみんなのため、って。バカじゃないの?心配する方の身にもなりなさいよ!!」
説教だった。あたしの身を案じた、本気の説教。まさかこの人に説教食らうなんて、って愕然としたもんさ。助けを求めようにも所帯持ち鼻の下伸ばしオヤジはいつの間にかその場から姿を消していた。
いらんとこで空気読みやがって。それにあいつの気配遮断能力。その気になれば相当な暗殺者になれるぞ畜生。あたしがお墨付きしてやる。

この話題になったらあたしはもうサンドバッグみたいなもんだ。それくらいは学習してた。だから平謝りの一手だ。
「ああ…わかったよ。わかった。ごめん。確かに最近は親方に無理言って休みの日も仕事出させて貰ってたもんな。心配させて悪かった」
「本当に悪かったって思ってんの?いっつも口だけなの伊介お見通しよ?」「ぐう……」
一瞬で封殺されて押し黙ったあたしに、伊介様は珍しく優しい感じで笑った。

「ま、そこが春紀のいいとこでもあるって、みんなわかってるから。だからたまにはゆっくり休め♥」
これ。今日も今日とて遊びに来た伊介様が、あたしに会う前に親方と世間話(意外なコミュ力だなぁおい)した時に、あたしが全然休まねぇ、って愚痴を聞かされたらしい。
なんだかんだ親方、あたしのこと心配してくれてんだよなぁ……。まだまだ大丈夫だって言ってんのに。
あー……。確かに作業効率が最近下がってきてるとか監督にデータ持ちだされた時はちょっと考えたけど。……うん。ちょっと意固地になってたかもな。あの時は。
そんな頑なになって働き続けてたあたしの頑固っぷりを知った伊介様が、なら伊介にまかせて。はーと。って感じで一肌脱いだってのがことの真相だったらしい。

今になって思えば、親方が有無を言わせず「帰れ!」って言ってきた時に内心「あたし今日なんかやらかしたか?」って
怯んで車のキー受け取っちゃったって時点であたしの負けは決まってたのかもしれないな。
そこまでお膳立てされた上で伊介様のとこに連れてかれて、こんな話聞かされたんじゃね。これはもう休まないわけにもいかない。
謎の敗北感を覚えながらも、ぱぱっと私服に着替えて(と言っても作業服を脱いで上着羽織るだけだけど)親方や先輩方に挨拶だけして回って、現場を後にすることにした。
「おう!」とか「おつかれ!」みたいな普通の声もあれば「しっかり英気養ってこいよ」だの「やっと休む気になったか」だのの声もあり。
そういうのはまだいいんだけど、「デート楽しんどいで」だの「しっかりキメてこいよ」だの。
「ヒュー!」って口笛に至っては結束線と番線使って久しぶりに暗殺術の腕披露してやろうかと思ったよ。

で、そんなこんなで現場用のミニバン(もう一台ハイエースがあるんだけど、そっちはムサイので
ギュウギュウ詰めになるってんであたしは普段もっぱらこっちを移動用に使せてもらってる。今更ながらに気づいたのだが、どうやらあたしはなんだかんだ女扱いされているらしい)
に乗って、くっついてきて勝手に助手席に乗った伊介様に汗臭いだの車が汚いだの文句言われながら家路に就いたわけだ。

「あ。帰りにド●キ寄ってっていい?」「ブランドのバッグ買ってくれるなら許す♥」「ざけんな金持ち」
通常ウチの会社の現場仕事は半分日払いの残りが月末に口座振込みで、つまり親方に手渡されたさっきの万札は今日の分の日給。プラス、ちょっと色つけたやつ。
……これも後日談だが、別にボーナスをくれたとかじゃなく後日払いの分を多めに日払いに回しただけだった。畜生。それならそうと言え。
そのちょっと色付いた(ふうに見せかけた)万札で気が大きくなっていたあたしは、家への最短ルートを少し迂回し、フラフラと最愛の店、すなわち某ディスカウントショップに立ち寄った。
ところ狭しと陳列されたいろんな商品の数々に、否が応でもワクワクしてしまう。
「貧乏性ねぇ。つーか、春紀この店に似合いすぎ」「うるさい。そっちだってこの店に溶け込んでるぞ。主にケバケバしさとか」「この場で死ぬか♥」
そんな軽口を叩き合いつつ目当ての品を見つけ、手に取る。「なによそれ?ダサいスニーカー?」「見てわかんない?安全靴」「…」
「ダメだこいつ」みたいな顔してあたしを見るこの女に、いかにこの靴が現場作業者の安全を守ってくれているかを力説しようと思ったがなんだか虚しくなって止めた。

「アンタさぁ。暗殺者辞めてからこっち、女もついでに辞めてない?」「失礼な。そんなわけないだろ。何を根拠に」「御洒落止めたじゃない」「金無いもん仕方ないだろ」
「だからって、最低限の身だしなみってものがあるでしょうに」「なに常識人みたいなこと言ってんだよ」

女物の真っ白なランニングシャツを手にとってサイズを確認するあたしに、深い溜息を吐いて伊介様が言う。
「ああ。またそんなださいシャツ選んで……」「安いし経済的なんだよ。それに現場仕事にお洒落して行ってどうすんのさ」
「私服に着替えるでしょ?その時おしゃれして帰ればいいじゃない」「現場用のミニバンに乗って?」「…」「はい論破。あたしの勝ちな」
「……まあ、伊介には春紀がシャツ買うのに対する異議はないわ」「なんで?」「最近いつ会ってもあっっっっせ臭いし!!」「なっ!生理現象に対する中傷は卑怯だぞ!!」
「あー臭い臭い。ちょっと近寄らないでくれる?汗臭いの感染っちゃう。制汗剤買ってあげようか、伊介の奢りで。あ、それじゃ効果薄い?消臭剤がいい?」「ふざけんな!しまいにゃ泣くぞ!」
「あははははは!春紀おもしろ~い♥」「……はぁ」

……敵わない。って思った。奔放過ぎるだろこの女。

ようやく静かになった伊介様にしばしば頻繁に茶化されながらも(あれ、全然静かになってなかった?)、それからしばらく買い物をしてた。
伊介様は途中で飽きたんだかなんだか(とその時は思ってた)どっかにフラフラ行っちゃったけど。
ようやく目当ての買い物が全部終わって、腹減ったなーと携帯の時計を見たら、ようやく正午。
仕事してないとこんなに時間って経つの遅いんだなーって、働き者っぽいことを考えてると伊介様がニコニコしながらあたしのとこに戻ってきた。手にブランド物のバッグ持って。

「マジかよ……」「可愛いのあったから買っちゃった♥」「ブルジョワジーだな。庶民の敵め」「でかい山越えたって知ってんでしょ?その分今の伊介はお金持ち♥」
「暗殺者ってほんと儲かるよなぁ」「復帰する?なんなら伊介とチーム組む?」「冗談。あたしは真っ当な道歩むって決めたんだ」「あっ、そ」

つまらなさそうに伊介様が頬を膨らます。こいつは暗殺者って職業に誇りを持ってるから、事あるごとにあたしをそっちの道に再度引きずり込もうと誘惑してくるのだ。
主に金銭面でこうやって金遣い荒いことやって、欲しくもないブランドバッグ見せびらかしてくるのもその一環だろう。ま、あたしはそんな見え見えの悪魔の誘惑には負けないけどね。

「ぶー。春紀、つまんない。もうちょっと物欲しげな豚みたいな卑しい顔見せなさいよ」「そこまで言うか」
訂正。この女、そこまで深く考えてないかもしれん。ただあたしに色々見せびらかしたいだけなのかも。

「ところで伊介様、お腹減んない?」「何よ?春紀が暗殺者に戻る気ないなら奢らないわよ?」「誰も奢ってくれなんて言ってないじゃん」「ほんと?本当は伊介に奢って欲しいんじゃないの?」
「奢ってくれるなら感謝の言葉くらいはくれてやるぞ」「いやですー」「じゃあ感謝しない。、むしろその反対」「感謝の反対語って何よ」「……逆恨み?」「身に覚え有り過ぎるわ~」
「暗殺者に対する恨みなんて正当なものばっかじゃないの?」「冗談。暗殺されるような事してる奴らが悪いのよ」「伊介様ってほんといい性格してるわ」「あらありがと♥」
「……皮肉だかんな」「知ってる」「…」

そこまで話したところで、埒が明かないと判断したあたしは話題を戻すことにした。
「いや、せっかくここまで来たんだし、今日はちょっと給料も色つけて貰ったし、久しぶりに贅沢して外食もいいかなって思ったんだけど」
どうせ家に帰ってもうちの奴らはあたしが帰ってくることなんて知らないしな。いきなり帰っても一人分だけ作り直させるのは気が引ける。そう思っての判断だった。
「へえ?珍しいこともあるわね♥」「伊介様も来る?一応、職場の連中に連れられて何度か行ったことあるんだ。味は保証するよ」「奢り?」「絶対自分持ち」「えーどうしよう♥」
無駄なやりとりだった。どうせ来るなって言っても付いてくるのはわかりきってたしね。




「なにこの汚い店」
ラーメン屋に着いて開口一番、この馬鹿女はあたしに喧嘩を売った。
綺麗どころにそういうこと言われるのは慣れているのか、チンピラ上がりと言う割には温厚な店の店主は「はは」と笑ってお冷を二つ寄越す。砕いた氷がたっぷり入っててありがたい。

「何言ってんだよ。この店夜は伊介様みたいな格好した風俗嬢いっぱい来るんだぞ。安くて旨くて遅くまでやってるから」
「へえ、春紀伊介のことそんな風に思ってたんだ。今ここで死ぬか♥」「あたしにだって譲れないものはある」

まるでこれから決闘でも始めそうな物騒な会話を交わしながら、あたしの目は開いたメニューを真剣に追って、脳みそは何を頼もうか真剣に悩んでいた。
ちなみに伊介様はお冷に夢中だ。外は相当暑かったしな。
この店の目玉は味噌ラーメンだ。形が崩れるまでコトコト煮込んだ野菜ベースのスープにピリ辛味噌がガツンと来る、ニンニクとしょうがの効いたパワーが付くやつだ。
これを食べると全身に熱が駆け巡って、わけがわからないほど走り出したくなる。仕事で本当に疲れた時とか、しんどい仕事の後にたまに親方が連れてきてみんなに奢ってくれるのだ。
今日はそんなに疲れてないけど、そういうのとは関係なくたまに無性に食べたくなる味でもあって、今はそのたまにに該当する。そうと決まるともうほかのメニューは見えなくなった。
「よし、決めた。伊介様は何にする?」「担々麺。辛いやつ」
メニューも見ずにのたまった。

「おいおいメニューも見ずに決めんのかよ。まあ、幸いこの店担々麺あるけどさ。無かったらどうするつもりだったの」「ばーか」
小馬鹿にしたように言われ、むっとして反論する。売り言葉に買い言葉。
「何が馬鹿だよ。そっちこそさっきから我儘もいいとこじゃないの」「なんで担々麺頼んだら伊介が我儘なのよ」
「だってそうだろ!?メニューになかったら店の迷惑になるわけだし!そんなに人困らせて楽しいのかよ!」「ははっ。うける♥」「ああん!?」
なんだかわけがわからないくらい無性にイライラして伊介様の胸ぐらを掴もうとしたあたしを制したのは、以外にも店主のおっちゃんだった。
(湯切りが目の前に来てビビった。いくら無口だからってせめて一声かけて欲しい)
止めてくれるな!とおっちゃんの顔を見たあたしに、店主は黙ったまま口元だけで苦笑して、親指で店の奥を指し示す。

「あ……」

その先には、【店主オススメ!担々麺 820円(税込み)】の張り紙が……。

「ばーか。しゃしゃってんじゃねーぞ早漏♥」
呆然とするあたしに向かって、横から容赦無い追い打ちが浴びせられた。オーバーキルとかほんとこの女はひどいやつだ。
敗北者のあたしは惨めな気分でお冷を一気に飲み干した。トドメとばかりに氷も全部がりがり噛み砕いてやったもんね。この、この、まいったか。がりがり。
ん。ラーメン?美味かったよ。伊介様も文句言いながら美味そうに食ってたしね。


……と、ちょっと待って。

あ、やべ。親方から電話だわ。あ、うん。ごめん、席外すね。
ああ、それじゃあ話の続きは……。うん。ごめんね。

……それじゃあ、話の続きは、また後でってことで!


じゃっ!

終わりじゃ。
春紀と伊介様でドンキデートしてるDQNカップルみたいな一日を書きたかったのですわ。
一応あと2,3回分の構想はあるけど書くとしてもいつ書くかわからんし
続きを書くか書かないかもわからんのでスレ立てせずにキリ良く書いたと見せかけてここに投下しますた。
地の文疲れるッス。

春紀「ただいまー」

冬香「おかえりな……あ」

伊介「相変わらず狭い家、引っ越せばー?」

春紀「お金溜まったらな。冬香、伊介様泊まってくから」

冬香「う、うん……こんにちわ」

伊介「あら、冬香だっけ。伊介様がお邪魔してあげるわね」

冬香「……ほんと邪魔」ボソッ

伊介「なーんか言ったー?」

春紀「ほら玄関突っ立ってないで入りなよ」

伊介「……わかってるわよ」

冬香「…………」

冬香(私はあの人が嫌いです。自分勝手だし態度でかいし胸がでかいしはーちゃんをこき使うし)

冬香(はーちゃんもはーちゃんだよ。なんであんな奴の言いなりに……)

春紀「冬香~」

冬香「え、あ!なにはーちゃん?」

春紀「ご飯作ろうか。今日は冬香の好きなチキンカレーだ」

冬香「本当に!?」

春紀「しかもいつもの安い胸肉じゃなくモモ肉と手羽元入りだ!」

冬香「そ、そんな大丈夫なの!?」

春紀「給料入ったからな。じゃあ野菜の皮むき頼むよ」

冬香「うん!ありがとうはーちゃん」

冬香(やっぱりはーちゃんは優しいなぁそれなのに……)

伊介「お腹すいたー。春紀ーご飯まだー?」

冬香(はーちゃんは騙されてる!はーちゃんは渡さない!はーちゃんは私が守る!)


伊介「春紀ー」

春紀「またかよ、ホント人使い荒いよな伊介様は、はいあーん」

伊介「もぐもぐ……そんなに言うなら伊介が食べさせてあげるわよ、あーん♥︎」

冬香(このクソアマぁ……私の、家族の目の前でイチャコラしてぇ……)

荘太「おばちゃん!俺にもあーんしてよ!」

伊介「おばちゃんじゃなくて伊介様っつてるでしょ?[ピーーー]わよ♥︎」

アキヒ「いーちゃんあーん!」

伊介「だから伊介様って……あーむ」

春紀「ははは、すっかりうちの家族と馴染んだな伊介様」


冬香(馴染んでない!少なくとも私は認めない!認めないんだから!)

花鈴「冬ちゃん機嫌悪そう……」

愛瑠「いーちゃんくるといつもだね……」

………………
…………
……


春紀「じゃあ電気消すぞー」

全員「「「おやすみなさーい」」」

ーー1時間後

冬香(……そろそろかしら)

伊介「……ねぇ春紀ー♥︎」

春紀「……ぅん?どうしたの伊介様?」

伊介「するわよ♥︎」

春紀「いやいや、ここ実家だかんね?」

伊介「もうみんな寝てるわよ。伊介の言うこと聞きなさい♥︎」

春紀「そういう問題じゃ、ひゃうっ!」

伊介「お互い仕事忙しくて溜まってるし、伊介我慢出来なーい♥︎」

春紀「ちょっ……!ほんとダメだっ……あ、うぅん……」ビクビク

冬香「ブアックショーイコンチキショー!!」

伊春「「……!?」」

冬香「……」

伊春「「…………」」

冬香「……ぐうぐう」

伊春「「ほっ……」」

冬香(ほっ……じゃねーよこの発情牝豚が!何私のはーちゃんに手出してるのよ!しかもこんな所で、脳みそまでピンク色なの!?)

冬香(まあ、これで何とか阻止出来……)

伊介「……さっ、続きしましょ♥︎」

春紀「何でだよ!」
冬香(何でだよ!)

冬香(ビッチもここまで来ると清々しいわね……かくなる上は)

冬香「う、うーん……ぁーちゃん……」

春紀「い、伊介様ちょいまって」

伊介「……ちっ」

冬香「……はーちゃん」

春紀「ど、どうした冬香?」

冬香「怖い夢見て……ぐすっ、だから一緒に寝てもいい?」

春紀「え、あ……お、おう!勿論だよおいでおいで」

冬香「えへへ、ありがとうはーちゃん。それじゃあお邪魔しまーす(ニヤリ)」

伊介(……!今こっち見て笑った?)

春紀「冬香とこうして寝るのも何年振りかなぁ」

冬香「うん久しぶり……やっぱりはーちゃんと一緒だと落ち着く(ニヤリ)」ギュー

冬香(そう簡単には渡さないんだから、淫乱ピンクビッチ!……あぁ、それにしてもやっぱりはーちゃんいい匂い)

伊介(……そういう事ね。いいわ、生意気なクソガキがこの伊介様に喧嘩を売ったこと後悔させてあげる)


こうして嫁(?)と小姑(?)の長い長い小競り合いが勃発した。
当の春紀はそんなこと露知らず、2人のじゃれ合い(春紀にはそう映っている)に顔を綻ばせる毎日でしたとさ。

以上ッス!
春紀を中心とした人間関係がたまらなく好きッス

ーー七号室ーー

鳰「いやー、平和ッスねー、そりゃもうウチが暇なほどに」ニヤニヤ

鳰「皆さんヤル気あるんッスかね?」ハァ

鳰「こう何かイベントとか起きないかなー」ノビー

ドア<フラグタテタナ

???「は、走り、すまないが入れてくれないか?」コンコン

鳰「……なんか数秒前の自分の口を塞ぎたくなったッス」

鳰「はいはい、今開けるッスよー」ガチャガチャ

しえな「すまない、助かる」イソイソ

鳰「取り敢えず座るッス、茶でも煎れるんで、まぁペットポトルッスけど」

しえな「なんでもいい、ありがとう」

鳰「で、どうしたんッスか?」つPET茶inコップ

しえな「実は…」

ドア<オッテガキタゾ

???「ねぇ、しえなちゃーんいるんでしょー?」コンコン

鳰「……」チラッ

しえな「……」フルフル

鳰「…武智さん何ッスかー、こんな時間に?」

乙哉(ドア越し)「しえなちゃんがこっちの方に逃げたの、匿ってるでしょ」チョキチョキ

鳰「ウチは子供のいない虎の巣穴に入る趣味はないッス」

しえな「……」コソコソつカンペ

鳰「…あ、あー、そういえば部屋の前を誰かが走る音を聞いたッスよ」

乙哉(ドア越し)「そうなの?ありがとー、しえなちゃん逃がさないぞー」バタバタ

しえな「……行ったか?」ヒソヒソ

鳰「……多分」ヒソヒソ

しえな「ひとまず助かった…」ダツリョク

鳰「そうッスか、ウチは違う意味で脱力したいッスよ…」ハァ

しえな「巻き込んだのは謝るよ、すまない」

鳰「巻き込んだからには説明してくれるんッスよね?」チャクセキonベット

しえな「あぁ…」チャクセキon床


ーー回想ーー

乙哉「ねぇ、しえなちゃん」チョキチョキ

しえな「なんだ、武智」ペラッ

乙哉「あたし、最近欲求不満なんだけど」チョキチョキ

しえな「へぇ、花を切るのはいいがちゃんと片付けてくれよ」ペラッ

乙哉「そうじゃないの……もう花じゃダメなの」チョキチョキ

しえな「へ?」ピタッ

乙哉「ねぇ…切らせて」スッ

しえな「いや、待て武智」タジッ

乙哉「おさげでもいいから」

しえな「ダメに決まっているだろ!」

乙哉「でも…もう我慢できないの」チョキチョキ

しえな「う、うわああぁぁぁ!!」ダッ

乙哉「なんで逃げるのー?アハハッ、待ってよー」

ーー戻って七号室ーー

しえな「ってことが…な」ハァ

鳰「……欲求不満ならちゃっちゃと予告状出してほしいッスよ」ハァ

しえな「まったくだ」

鳰「もう剣持さんが予告状出しましょうよ」

しえな「それにはまだ情報が足りない」

鳰「そうッスか…で?」

しえな「で、って?」

鳰「今夜はどうする気ッスか?」

しえな「……泊めてくれ」

鳰「……床ッスよ」

しえな「あぁ、構わない、ありがとう」

乙哉「そこはベットを譲るもんじゃないのー?」

鳰「何でッスか、ここはウチのh…へ?」

しえな「た、武智!?鍵は…」サァ

ドア<マモレナカッタ・・・

乙哉「鍵?…あぁ、もっといいもの付けないとピッキングの良い標的だよー」チョキチョキ

鳰「良くここにいるって分かったッスね」

乙哉「ちょうど晴っちにあってさぁ、誰も見てないって言うから…ねぇ?」

しえな「……」

乙哉「もう逃がさないよー、3Pがいいならあたしはそれでも…」チョキジュルッ

しえ鳰「う、うわああぁぁぁ!!!」

〈この後無茶苦茶逃げ回った〉

前にvipで読書好きの柩と香子の可能性があったので書きますた

柩「あ、こんにちわ」

香子「桐ヶ谷か。お前も読書か?」

柩「はい。昨日借りた本が読み終わったので続編を読みにです」

香子「珍しく生田目は一緒じゃないのか?」

柩「好きな人でも四六時中一緒って訳じゃないですよ」

香子「そうか」



香子「……ふう」パタン

柩「帰るんですか?」

香子「いや、読み終わったから別のを読むだけだ。そうだ桐ヶ谷、さっき返した本のタイトルは何だ?」

柩「○○ですよ。結構面白いのでオススメです」

香子「ありがとう。ついでに飲み物でもとってこよう。何がいい?」

柩「ありがとうございます。では紅茶でお願いします」

香子「……」ペラッ

柩「……」ペラッ

香子「……」ペラッ

柩「……」チラッ

香子「……グスッ」

柩「……!大丈夫ですか?」

香子「え?……あっ、こっこれはその何と言うか……!」

柩「ふふっ……私もその本で泣いちゃいました。どこのシーンですか?」

香子「……大切な人を誤って殺してしまったシーンだ」

柩「……ぼくもそこで泣きました。自分がその立場になったらと思うと胸が締め付けられて……」

香子「間違ってもお前はそうならないよいに気を付けろ。とても悲しい事だからな……」

柩「神長さん……?」

香子「すまない。長たるものみっともない姿を見せた」

『完全下校時刻まであと15分です』

香子「もうこんな時間か。そろそろ帰ろう」

柩「はい。何だか神長さんとお喋りするのが新鮮で楽しかったです」

香子「お喋りと言うが殆ど無言で本を読んでいただけじゃないか」

柩「でも楽しかったですよ。沈黙も苦になりませんでしたし、泣き顔なんて珍しいものも……」

香子「……お前は意外と腹黒いな」

柩「ぼくはピュアですよ?」


千足「桐ヶ谷、遅くなってすまない。さあ、帰ろう」

神長「ほら、王子様のお出迎えだ」

柩「はい。ではまた明日……その本の主人公ですけど、最後は全てを背負って強く生きるハッピーエンドですよ」

香子「……私に背負えるだろうか」

柩「神長さんなら大丈夫です。もし辛くなっても首藤さんや他の皆がいます」

香子「なぜ首藤なんだ」

柩「仲がいいじゃないですか?では今度こそさようなら」

香子「ああ、また明日な。遅刻は厳禁だからな」

千足「神長と一緒だったのか。すまなかった、お喋りの邪魔をしてしまって」

柩「大丈夫ですよ。千足さんは優しいですね」

千足「そうかな?普通だと思うが」

柩「普通……ですか」

千足「…………他の人にはここまでしないかもしれない。き、桐ヶ谷だから……」

柩「……!千足さん、ありがとうございます」



ぼくはもう取り返しがつかない所まで来ている。自惚れかもしれないが千足さんもぼくに好意を持ってくれている。
それが尚更辛い。何故ならぼくは千足さんのターゲットの『エンゼルトランペット』だから。
裏切るとは相手の心を殺す事。だからぼくはいずれ千足さんを殺す事になる。
ぼくには耐えられない。だから現実から目を背けて今の幻想に甘んじる。時期が来れば自ら命を断ち現実から逃げ出す。

ぼくには背負うことは出来ません。だから、神長さん。

ぼくの分まで強く生きてほしいです。



おわり

アニメでしか観たことがない&どんな話かうろ覚えの未来日記にリドルのキャラをテキトー半分趣味半分で当てはめてみたがSSとして書く力は俺にはなかった
ほぼ思いつきだが考えたネタだけ置いておくので誰か書きたくなったらどうぞ。誰が○○日記所有とかまでは思い付かなかった

1st 東兎角 「ふざけるなっ……おまえ……超ストーカーじゃないか!」
いつも無表情で無愛想、人付き合いが苦手な「普通」の少女。ある日、自分の未来が解る未来日記を手にしたことで彼女の運命は変わり始める。
2nd 一ノ瀬晴 「刺せないよ――そういう未来だから」
兎角のクラスメートの優等生。いつもニコニコ日だまりの様な笑顔でお人好しな明るい少女。ある日、未来日記を手にして戸惑っていた兎角に近付いてきて……。
3rd 武智乙哉 「あー……目撃者出しちゃったかぁ」
兎角の通う高校の先輩。ちょっとソッチの気があるけど明るくて男女問わずモテる美少女、だが……。
4th 寒河江春紀 「おまえの負けだよ、9th。その怪我じゃ動けないだろ?」
女子高生を振る舞うが、正体は警察の抱える特殊捜査員で構成された組織の問題児。サバイバルゲームを終わらせるべく兎角に協力を持ちかける。
5th 番場真昼/真夜 「わたすは……オレは、ただターゲットを[ピーーー]だけだぜ? 殺しのエリート的にさァ」
兎角の家に居候することになる少女。顔に傷がある等謎めいていたが、ある日その正体を現す。
6th 英純恋子 「わたくしの人生は、四肢を捨てたあの日から――全て塗り変わったのです」
英財閥の令嬢だが、両親を事故で失ってから大きく運命が変わってしまった悲運な少女。
7th 生田目千足&桐ヶ谷柩 「東兎角、おまえは愛というものを信じるか?」
兎角を襲う同性愛カップル。過去に悲惨な経験があり、それらを乗り越えて結ばれた為、お互いの存在以上に欲しいものなどないというが――。
8th 神長香子 「わたしは……ここでやめる訳にはいかないんだッ!」
児童養護施設で暮らす生真面目な少女。将来は施設の長になることを切望していたが、未来日記を手にしたことで段々と思想が変わり始める。
9th 犬飼伊介 「ここにいる生徒全員、伊介様の人質だから♪ 勝手に動いたらぁ――殺しちゃおうかな?」
セクシーで強気な美少女で、正体は某国を騒がせているテロリスト。兎角の高校を襲撃した際、兎角に左目を刺され重傷を負う。4thとはそう遠くない昔に会っているらしい。
10th 首藤涼 「のう……香子ちゃん。わしの様な悪い人間になってはいかんぞ」
古めかしい口調でどこか謎めいた少女。兎角が晴と共に犬飼伊介襲撃後に転校した学校先の先輩であるが……。神長の児童養護施設とは何らかの繋がりがあるらしい。
11th 走り鳰 「さァ、ラストスパートッスよ、お二人さん」
飄々とした人物で、兎角と晴の転校先のクラスメート。実は最初からずっと日記所有者の戦いを観測していた。
12th 剣持しえな 「どうだ9th……ボクのこの姿は。カッコいいだろーー!?」
表向きは眼鏡をかけた地味な高校生だが、実はヒーローや正義の味方に憧れていて実際に慈善活動も行っている少女。ふざけている様に見えて様々な技能をもち頭もいい。

ごめん一応読み返したら変な文があったので訂正。10th 涼バーチャンの項目で、
兎角が晴と共に犬飼伊介襲撃後に転校した学校先の~
→兎角と晴が転校(犬飼伊介に通っていた高校を襲撃、破壊された為)した先の高校の~

あと4thの春紀は某西島刑事の役割も兼ねています。連レス失礼したッスよ。

最終回後、ネカフェでハッキングしてたしえなちゃんが鳰に捕まって百合さんの所に連行されたという設定っス


鳰「理事長、剣持を連れてきたっス」

百合「あら、ご苦労様鳰さん」

しえな(拘束するわけでもなく護衛も走りだけ…なめられたものだな………まぁ実際何もできないけど)

百合「さて、剣持さん…あなたは何を思ってあんな事をしたのです?」


しえな「ボクはやられっぱなしじゃ終われない…せめて黒組の秘密でも暴いて一矢報いてやる…そう思っただけだ」

鳰「ま、ダミーっスけどね、ハッキングしたの」

しえな「……」

百合「ですが、剣持さんの経歴とあの機材で出した成果としてはなかなかのものでした」

鳰「まっ、簡単に破れるもんじゃなかったっスからね」

百合「そこであなたの資質を見込んでうちで働く気はありませんか?」

しえな「…………はい?」

百合「優秀な手駒は幾つあっても足りるものではありませんからね」

しえな「…手駒か、はっきり言うじゃないか」

百合「甘い言葉はかける気はありませんからね、切り捨てられる覚悟くらい決めてもらわないと困ります…でも、あなたはまだ手駒に数えられるほどの実力を持っていない」

鳰(今日の理事長は飛ばしまくりっスね)

しえな「……」

百合「あなたの若さと素質を見込んで声をかけているに過ぎないと理解なさい」

しえな「…でも、ボクには組織が…」

鳰「集団下校ならあんた切り捨てられたっスよ?」

しえな「…え?」

鳰「うちにケンカ売るような馬鹿を庇うほど優しくないっスよ?」

しえな「嘘だ…そんな……」

鳰「あんたのケータイっス、ほら見てみたらどうっスか」

しえな「ゆかりんからメール…」


from ゆかりん

ゴメンねしえなちゃん、私じゃみんなを説得できなかった
ミョウジョウに逆らって組織を存続するなんて難しいから剣持の事はいなかった事にするって決まったの…
本当にゴメン
許してねしえなちゃん


しえな「あ…あ…うあ…ああああああああああああああああああ!」

鳰(報酬の話した時も感じたっスがこいつにとってあの組織は本当に大事なものだったみたいっスね…)

百合「泣き叫べば誰かが助けてくれるわけではありませんよ?現実を受け入れなさい」

鳰(鬼だ鬼がいる…)

しえな「あ…あ…はぁはぁ……げ、んじつ?」

百合「ただ組織に依存して働くだけではこうやって切り捨てられる…今のあなたの現実です」

しえな「………うぅ」

百合「………おや、目はまだ死んでいませんね…もう一度聞きますうちで働く気はありませんか剣持さん?」

しえな「ボクは…」

鳰「理事長」

百合「鳰さん、少し黙っていなさい今は剣持さんと話しています」

鳰「…はい」

鳰(大丈夫なんスか?このまま剣持のやつ壊れたりしないっスか?ちょっと気持ち整理させる時間くらいあげても…)

百合「組織に依存していたあなたは死んで、今生まれ変わる機会を与えられたのですこれを活かすか逃すか…考えなさい」

しえな「そんな事を言われても…まだボクは…」

百合「なら死ぬ?」

しえな「え?」

百合「あなたの大好きな集団下校はすでにあなたの存在を抹消したのよ?それに殉ずるなら死ぬしかないでしょう?」

しえな「あ、え…え?」

百合「虐めを苦にして自殺した女子高生S・Kさんなんて明日のニュースで流れたら少しはあなたを切り捨てたことを後悔してくれませんよ?死に場所に希望があれば聞いてあげるけれど?」

しえな「…………嫌だ」

百合「?」

しえな「こんなところで死んでたまるか!良いさ、駒にでもなんにでもなってやるよ!」

鳰(お?)

しえな「くそっ!みんなバカにして!ボクがどれだけやれるか見せつけてやる…ボクを切り捨てた事を後悔させてやるんだ…!」

百合「その気持ち忘れないように…ようこそミョウジョウへ、剣持しえなさん」

百合「ではさっそくですが初仕事ですが」

しえな「いきなりですね」

百合「人手が足りないのは本当ですからね…あなたには武智乙哉さんの監督役についてもらいます」

しえな「は?」

百合「覚えてるでしょ?武智乙哉さん」

しえな「あいつは…忘れたくても忘れられないですけど」

百合「あの娘の戦闘力は腐らせておくのはもったいないんです、だから買い上げました」

しえな(金持ちの考える事はわからん)

百合「ああ、あなたは武智さんの戦闘力を知らないんですね…仕方ありません、鳰さん」

鳰「はいはいー♪兎角さんと英さんとのあれ流せばいいっスね?」

百合「ええ」

鳰「ういっスVTRスタート」

~3話、10話の戦闘シーン上映中~

しえな「」

百合「どう?」

しえな「あの…武智より英が気になって仕方がないんですが…」

鳰「気持ちはわかるっス」

百合「まぁ彼女は気にしないように」

しえな「…まぁ、あれ相手に一撃入れたあいつの技量はすごいと思います…本当に素人なんですかあいつ?」

百合「ええ、訓練を受けた過去もありません天性の資質だけであの戦闘力です欲しいと思うでしょう?」

しえな「そう、ですね…」

しえな「あいつの戦闘力って殺したい相手にしか発揮されない…?」

鳰「まぁ、女子ならだいたい発揮されるんじゃないっスかね…」

しえな「妙齢の女子ばっかり暗[ピーーー]るのか?ボクと武智で?」

鳰「それどんな事態っスか!?」

百合「どんな時でもあの娘を使えるようにする…あなたの役目ですよ?」

しえな「あの気分屋をやる気にさせるって事か…」

百合「そう、ブレーキ役もね」

しえな「頭痛くなってきた」

百合「ふふふ、簡単な仕事からなんて甘いことはしないのよ」

しえな(でも…武智をボクの味方に引き込めれば…いやいや…無謀な事は考えるな、失敗するのは懲り懲りだ)

百合「とりあえず会ってみたらどうかしら?」

しえな「そう…ですね…話してみたら何か浮かぶかもしれないし…」

鳰「地下の独房にいるんで外にいる黒服に聞けばいいっス」

しえな「ボク一人でいいのか?」

鳰「もうウチの後輩っスからね、裏切ったらきっちり殺してやるから安心しろっス」

しえな「ま、ボクはまず武智に殺されないようにしないといけないけどな」

鳰「そんな軽口叩けるようなら大丈夫っスね、頑張れ剣持後輩」

しえな「鳰先輩とか呼ばなきゃダメか?」

鳰「いや…いいっス…」

しえな退出後

鳰「はぁ…どうなることかと心配したっスがうまくまとまりそうっスね……」

百合「鳰さん」

鳰「なんスか?」

百合「ちょっと悪の組織の黒幕っぽい感じでやってみたんだけどどうだったかしら?」

鳰「あんなそんな事を考えてたんスか!?」

久々に投下します。
伊介様と兎角さんです。
かなり前にスレでリクエストもらって投下するの忘れてたやつです。
設定は適当です。

朝、金星寮2号室

春紀「伊介様ー、遅刻するよー?」

伊介「う~ん、まだ眠い・・・」

春紀「遅刻しても知らn・・・ああ、あいつに起こしてほしいのか」ニヤニヤ

伊介「ち、違うわよ、伊介はただ眠いだけよ」

春紀「邪魔しちゃ悪いから先行くわ~」バタン

お、晴ちゃんおはよー

あ、おはようございます春紀さん

一緒に行こうぜ

はい!

伊介「やっと静かになった・・・」

伊介「・・・」ウトウト

ギィ、バタン

兎角「おい、もう朝だぞ伊介、起きろ!」ガバッ

伊介「ちょ、何すんのよ兎角!」

兎角「遅刻するって言ってるだろ!」

伊介「伊介はまだ眠いの!」ガバッ

兎角「おい!伊介!」

伊介「・・・」

兎角「もう勝手にしろ!わたしは先に行くからな!」スタスタ、バタン

伊介「・・・」

伊介「・・・」ムクッ

伊介(兎角のやつホントに先に行っちゃったの?)

伊介(あー、もう、諦めないで起こしなさいよ!)スクッ

洗面所

伊介(何よあのケチ)ジャー、フキフキ

伊介(もう行ってるわよね・・・)スタスタ

2号室前

兎角(一体何考えてるんだ伊介のやつ、遅刻するって言ってるのに・・・)

兎角(こ、これだって別に待ってる訳じゃない、時間が余ってるから居るだけだ)

兎角(そ、そうだ五分、五分だけ余ってるから時間を潰してるだけだぞ・・・)

ギィ

兎角・伊介「!?」ビクッ

伊介「ま、まだ居たのアンタ?」

兎角「べ、別にお前を待ってた訳じゃない、じ、時間を潰してただけだ!」

伊介「そ、そう」

兎角「そ、そうだ」

伊介「い、行かないの?」

兎角「行くに決まってるだろ」

伊介「なら早くしないと遅刻するわよ」スタスタ

兎角「なっ、ま、待て、誰のせいだと思ってるんだ!」タッ

伊介「だって別に伊介を待ってた訳じゃないんでしょー?」

兎角「当たり前だ」

伊介「なら伊介には関係ないもーん♥」

兎角「ふ、ふざけるな!」

伊介(何よ、やっぱり待っててくれたんじゃない兎角、優しい♥)

兎角(全く、世話の焼ける・・・今日も伊介可愛いな///)

伊介「ほら、行くわよ」

兎角「分かってる」

・・・

キーンコーンカーンコーン

伊介・兎角「ぜぇぜぇ・・・」

溝呂木「ギリギリだぞ二人とも~」

兎角「こいつが悪いんだ、わたしのせいじゃない」

伊介「はぁ?伊介が悪いっての!?アンタが勝手に待ってたんでしょ?」

兎角「人を待たせておいて何だと!」

伊介「何よ?伊介とやる気!?」

溝呂木「と、とにかく座れー」

伊介・兎角「ふん!」

溝呂木「じゃあ授業始めるぞー」

伊介(何よアイツ、あんな言い方しなくても良いじゃない!)

兎角(何なんだあいつ、人が折角待っててやったのに!)

・・・



伊介「アンタよくカレーばっかで飽きないわね?」カチャ

兎角「カレーは完全食だからな」ドヤッ

伊介「何それキモーい♥」ガタッ

兎角「うるさい、お前に関係ないだろ」ガタッ

伊介「はぁ?何その言い方!?」

兎角「文句があるのか?」

伊介「ムカつくー、[ピーーー]♥」

兎角「やれるものならやってみろ」

春紀「おいおい二人ともその辺にしとけって」

晴「は、春紀さんの言う通りです。二人とも喧嘩はダメですよ」

伊介・兎角「・・・ふん!」

春紀「お前ら仲良いのか悪いのかどっちだよ?」

伊介(何よ、少しあげようと思ったのに)パクパク

兎角(折角完全食のカレーを分けてやろうと思ったのに)モグモグ

晴「オムライスとカレーですけど食べるタイミングが全く一緒ですね春紀さん」ボソッ

春紀「やっぱこいつら仲良いんじゃんかよw」ボソッ

伊介「・・・」(もう喋ってあげないんだから)パクパク

兎角「・・・」(もう口聞いてやらん)モグモグ

春紀(何だよこいつらw)

晴(二人ともきっと素直じゃないんですね)ニコニコ

・・・

放課後

伊介「・・・」チラッ

兎角「・・・」チラッ

伊介・兎角「!?」プイッ

春紀「伊介様、帰らないのかい?」

伊介「・・・」そわそわ

晴「兎角さん、戻らないんですか?」

兎角「・・・」そわそわ

春紀「ダメだこりゃ、晴ちゃん一緒に戻ろうぜ」

晴「あ、はい」

春紀「伊介様ー、先戻ってるから」

晴「先に帰ってますね兎角さん」

ガララッ、ピシャ

伊介(何黙ってんのよコイツ、謝ったら許してやろうと思ってたのに・・・)

兎角(何で謝って来ないんだ、謝れば許してやるのに・・・)

・・・

寮の廊下

晴「兎角さんと伊介さん、結局お昼から一切喋ってませんね」

春紀「確かにいつもと少し違うかもな」

晴「春紀さん」

春紀「何?」

晴「あの二人仲直りさせれませんかね?」

春紀「んー、あの二人のことだから回りくどいことはしないほうが良さそうだけど・・・」

晴「どうしたら良いでしょう」

春紀「そうだ!無理矢理部屋に二人っきりにでもさせれば良いんじゃないか?」

晴「でも、どうやれば」

春紀「あたしが伊介様を1号室に行くように説得するよ」

晴「じゃあ晴は兎角さんにちゃんと仲直りするように言って2号室に行きますね」

・・・

教室

溝呂木「あれ、まだ居たのか二人とも?もう帰るんだぞー?」

伊介「セクハラ♥」

兎角「うるさい」

溝呂木「と、とにかくまた明日なー」スタスタ

伊介・兎角「伊介かーえろ/帰るか」

伊介・兎角「・・・」プイッ

・・・



2号室

伊介「・・・」イライラ

春紀「いい加減仲直りしてくれば、伊介様?」

伊介「アンタには関係ないしー」

春紀「昼から一切話してないだろ?」

伊介「関係ないって言ってんでしょ?」

春紀「ならもう東のやつと二度と口聞かなくて良いのか?」

伊介「・・・」

春紀「ちゃんと話して来いよ?向こうも一緒だろうしさ」

伊介「何で伊介から」

春紀「伊介様のほうが年上だろ?」

伊介「子供扱いすんな♥」

春紀「なら東のことあたしが呼んでくるか?」

伊介「ちょ、余計なことしないでよ!?」

春紀「じゃあ行って来いって」

伊介「分かったわよ、行けば良いんでしょ、行けば」(でも晴ちゃんいるわよね、どうしよ・・・)

・・・

1号室

兎角「・・・」イライラ

晴「兎角さん?」

兎角「何だ?」

晴「そろそろ伊介さん来ますよ」

兎角「どういうことだ?」

晴「春紀さんと話して兎角さんと伊介さんに仲直りしてもらうことにしたんです」

兎角「勝手なことを」

晴「でも、このままで良いんですか?」

兎角「・・・」

晴「晴は2号室に行ってるんで頑張ってください!」タタッ、パタン

兎角「えっ!ちょ、一ノ瀬!?」

兎角(二人っきりなら謝れるかもな・・・)

・・・

2号室

春紀「行かないのかよ・・・」

伊介「も、もう少ししたら行くわよ」

コンコン

春紀(お、来たな)

春紀「開いてるよ~」

晴「お邪魔しまーす」

春紀「いらっしゃい晴ちゃん」

伊介「アンタたち謀ったわね」

晴「えへへ」

春紀「ま、そういう訳だから仲直りして来いよ」

晴「ドアも開いてるんで入っちゃって良いですから」

伊介「分かったわよ」スタスタ、パタン

晴「仲直りしてくれますかね・・・」

春紀「ちょっとヤバい気もする・・・」

・・・

1号室

ガチャ、パタン

兎角「!」

伊介「・・・」

兎角「・・・」

伊介(何か言いなさいよ・・・)

兎角(何か言えよ・・・)

30分後

伊介「・・・」

兎角「・・・」

伊介(こ、このままじゃ埒が明かないし伊介の方が大人だから先に喋れるだけよ)

伊介「あ・・・」

兎角「!?」

伊介「・・・」ジー

兎角「・・・」ジー

伊介・兎角「・・・」

さらに30分経過

伊介「・・・」

兎角「・・・」

伊介(何で何も言ってくんないのよ、いっつもうるさいくせに・・・)

兎角(いつも騒がしいくせに何で何も言わないんだよ・・・)

伊介(兎角と二人でこんなに静かなの初めてね・・・)

兎角(伊介と居てこんなに静かなのは初めてだな・・・)

伊介・兎角(何か寂しいな・・・)

伊介・兎角「あ、あの・・・」

伊介・兎角「!?」

伊介(ここで黙ったらまた繰り返しよ伊介!)

兎角(ここで黙ったら同じことの繰り返しに!)

伊介・兎角「ご、ごめんなさい!」

伊介・兎角「・・・」キョトン

伊介「え、と今ごめんなさいって?」

兎角「お、お前こそ謝ったのか?」

伊介「だ、だからその、悪かったわよ。いきなりキモいとか言って・・・」

伊介「ただ、いつもカレーだから少し伊介のもあげようと思っただけなのよ」

兎角「そうだったのか。わ、わたしもあんな言い方して悪かった・・・」

兎角「実はわたしも伊介がカレーを食べてるの見たことなかったから少しあげようと思ってたんだ」


伊介「そうだったの、伊介達同じこと考えてたのね・・・」

兎角「ああ」

伊介「も、もしかしてさ、もう喋ってあげないとか思ってた?」

兎角「い、伊介も思ってたのか?」

伊介「うん・・・」

兎角「・・・」

伊介「ぷぷっ」

兎角「フフッ」

伊介「ふふふ、何で二人して意地張ってたのかしらね」

兎角「ああ、全くそのとおりだな」

伊介「二人して同じこと考えて、同じ理由で喧嘩してってバカみたいね」

兎角「本当にバカらしいな」

伊介「まさか思考が一緒だなんてね」

兎角「でも、逆に相性が良いってことなのかもな」

伊介「自分の気持ちが相手の気持ちってことよね♥」

兎角「その通りだな・・・」

伊介「その、ホントにごめんね兎角、あんな言い方しちゃって」

兎角「いや、こっちもあんな言い方して悪かった、ごめん伊介」

伊介「・・・これで仲直りで良いのよね?」

兎角「そ、そのはずだ」

伊介「うん、兎角と仲直り出来て良かった♥」

兎角「わたしも伊介と仲直り出来て良かった」

伊介「春紀と晴ちゃんに感謝ね、じゃなかったらいつまで喧嘩してたか」

兎角「うん、今度何か二人にお礼をしないとな」

伊介「じゃあ何か一緒に考えよ兎角♥」

兎角「うん、伊介」

伊介「明日からまたよろしくね♥」

兎角「こちらこそ」



伊介「もうこんな時間か、あいつら寝てるわよね」

兎角「部屋に戻るのか?」

伊介「それはめんどくさいからイヤ♥」

兎角「じゃあどうするんだ?」

伊介「晴ちゃんのベッド借りて良い?」

兎角「勝手には駄目だろ」

伊介「うーん・・・そうだ!兎角のベッドで一緒に寝ない?」

兎角「ふ、二人で寝るのか!?」

伊介「良いじゃない一緒に寝るぐらい♥」

兎角「あ、う、うん」

伊介「じゃあお邪魔しまーす♥」モゾッ

兎角「へ、変なことしたら怒るからな」

伊介「くっつくぐらいは良いでしょ?」

兎角「・・・」コクッ

伊介「やった♥」ギュ

兎角「////」

伊介「温かーい、お休み兎角♥」

兎角「あ、ああ、お休み伊介」

・・・

2号室

晴「春紀さん、もう眠いです・・・」

春紀「いつまで掛かんだよあの二人・・・」

晴「う~ん・・・」

春紀「しょうがないよ、もう寝ちゃおうぜ晴ちゃん」

晴「でも寝る場所が」

春紀「こっち来ちゃえよ、あたし兄弟多いから慣れてるしさ」

晴「すいません、じゃあお言葉に甘えます」モゾッ

春紀「お休み晴ちゃん」

晴「お休みなさい春紀さん」

・・・

翌日

教室

春紀「ぜぇ、ぜぇ、まさか寝坊するとは・・・」

晴「ごめんなさい、晴も起きれませんでした・・・」

春紀「いや、晴ちゃんのせいじゃないよ」

伊介「あら、アンタたち寝坊?」

春紀「伊介様が帰ってくるの遅くまで待ってたんだよ」

伊介「ごめんねー、もう寝てると思って1号室で寝ちゃったの」

春紀「まあ良いよ、こっちも途中で寝たし」

伊介「てか伊介のベッド使ったの?」

春紀「勝手にはマズいからあたしのベッドで寝たよ。な、晴ちゃん?」

晴「はい!でも寝るの遅くて寝坊しちゃいました・・・」

兎角「こっちと同じか、でも寝坊しなかったぞ」

春紀「じゃあそっちも一緒に寝てたのか?」

伊介「そうよ♥」

晴「じゃあお二人とも仲直り出来たんですね!」

春紀「みたいなだな、良かった良かった」

兎角「二人のおかげだから今度何かお礼する」

晴「良いんですよ別に」

春紀「あたしも晴ちゃん手伝っただけだしな」

溝呂木「よーしみんな座れー」ガラッ

・・・



春紀「あいつら変だよな、他は部屋別に仲良くしてるのに」

晴「確かにそうですね」

春紀「もう、どっちかと入れ替えて良いじゃね?」

晴「そのほうが良いかもしれないですね」

・・・

伊介「ねぇ兎角、お昼食べに行かない?」

兎角「ああ、いいぞ」

伊介「今日こそ伊介の頼んだやつ兎角に分けてあげるから♥」

兎角「ありがと、伊介にもカレーあげるよ」

伊介「ありがと兎角♥」

・・・

春紀「あたしらも行くか」

晴「はい!」

・・・

食堂

伊介「兎角、あーん♥」

兎角「じ、自分で食べるからいい///」

伊介「何照れてんのよ?」

兎角「て、照れてなんかない////」

伊介「ほら、あーん♥」

兎角「・・・////」パクッ

伊介「じゃあ次、伊介にもあーんして?」

兎角「・・・あーん」スッ

伊介「ありがと♥」パクッ

・・・

春紀「完全にバカップルだなあいつらw」

晴「でも前より仲が良くなったみたいで安心しました」

春紀「そうだな」

・・・

伊介「ねぇ兎角?」

兎角「な、何だ?」

伊介「今日の帰りどっか行かない?」

兎角「す、好きにしろ」

伊介「やった♥」ギュ

兎角「や、やめろ!くっつくな!////」

伊介「何よ、嬉しいくせに♥」

兎角「う、うるさい。た、食べ終わったなら行くぞ!」スクッ

伊介「ちょ、待ちなさいよ」ガタッ

何か半端ですけどこれで終わりです。

伊介様の好みがガテン系と聞いて想像した春伊

春紀「伊介様の好きなタイプってどんなの?」
伊介「ハァ? そんなのガテン系に決まってんでしょ♪」
春紀「ガテンっ? ヘェー、なんか意外」
伊介「どういう意味よ」
春紀「なんていうか伊介様って王子様タイプっていうか、金持ち好きそうだなーって思ってたからさ」
伊介「勝手に決めつけんな♪ まァ金持ちは付き合うのは悪くないかもしれないけど、好きなタイプじゃないわね♪ 王子様系とか論外♪」
春紀「そりゃまたどうして?」
伊介「伊介の経験上、そういう奴って考え方が偏ってんのよ。突飛なことをされたりするし、高い物をプレゼントされることもあるけど一緒にいて楽しいのは最初だけで、なんか違うのよねぇ」
春紀「……ふーん。流石伊介様、経験豊富なんだな。でもあたしもそういうタイプは好みじゃないかも」
伊介「アンタにも好きなタイプとかあるのね、意外♪」
春紀「あたしも一応女だからね。聞きたい?」
伊介「……まァ暇つぶしに聞いてあげる♪」
春紀「あたしの好きなタイプはね、まず髪が長い」
伊介「ヘェ、アンタロン毛が好きなのね」
春紀「で、スタイルがすっごい良くて爪の手入れもしっかりしてる」
伊介「ずいぶんこだわりがあるわね。ていうか見た目ばっかじゃない」
春紀「他にもあるよ。ワガママで気まぐれで傍若無人でちょっとしたことで拗ねたり怒ったりする、端から見たら面倒で扱いにくい人なのかもしれないけど」
伊介「……え」
春紀「実はすっごく家族想いで優しくて、寂しがり屋のくせに不器用で、甘えてくるととんでもなく可愛くて――」
伊介「……春紀?」
春紀「――あたしの中の余計な気持ちなんかぶっ飛ばして、『ずっと一緒にいたい』の一拓しか選択肢を準備してくれない。そういう人があたしの好きなタイプだな」
伊介「……」
春紀「……なぁ伊介様」
伊介「……なによ」
春紀「DIYって知ってる? あたしの趣味なんだけど」

続かない

DVD四巻の八話オーコメ(諏訪さん、浅倉さん、安済さん)の伊介様話により浮かんだ春伊
二人は付き合ってます

伊介「~♪ どうってことないsympathy~♪」

今日は待ちに待った春紀とのデート当日。
楽しみ過ぎて、今ならあのポンコツ処女に「おまえ、臭いな」って言われてもおでこをツンとつついて「アハ♪ もう東さんたらぁ♪」って赦せちゃうでしょうね。

春紀は暗殺から足を洗って、今はいわゆるガテン系の仕事で毎日頑張っている。
黒組にいる頃に趣味がDIYって聞いた時は、何となくこういう道の方が春紀には似合うって思ってたけど、やっぱり今の春紀は前よりも輝いて見えるわね。
……殺しに対する良心の呵責とか倫理観? 同情? っていうのかしらね。とにかく、「そういうこと」について言及するつもりはない。
でもね、伊介だって……本気で好きになった相手に気を遣うくらいの真心は持ち合わせているのよ。
何が言いたいかって、要するに春紀にデート行こうって誘われた時、「ほとんど休みなく働く春紀の休日を伊介で埋めちゃっていいの?」って柄にもなくちょっと悩んじゃったの。
だって、春紀にも帰りを待ってる家族がいる訳でしょ。……何よ、春紀が退学する前に「邪魔なものは片付けちゃいなさい」みたいに言ったことはこれでも反省してるわよ。
だからってモヤモヤしたままじゃイヤだし、伊介はソッコーがモットーだからって自分に言い聞かせて、本人に直接聞いたわ。そうしたらアイツ、

「昼間は二人で出かけて、夕方になったらあたしの家で一緒にご飯作って皆で食べよう。冬香達にはあたしから話しておくから。それなら心配いらないだろ?」

あんまりサラッと言うもんだから一瞬反応出来なかったわよ。
だってそれって何だか……ううん、考えちゃダメよ伊介、こういうのはぶっつけ本番くらいが案外とイケるものよ。

まァ、結局は春紀とのデートを楽しむ以外に選択肢はないって気付いたから、今こうして待ち合わせ三時間前に待ち合わせ場所に立ってるワケ。
……我ながら早すぎたわ。思春期の中高生かっての。あ、でもちょっと前まで一応高校一年生やってたから別におかしくはないわね。

……。
あーあ、伊介、何やってんのかしら。黒組にきて春紀と出会う前は、むしろ相手を待たせる方だったのに……。

……春紀、早く来なさいよ。
周囲から、特に男から変な目で見られてることに気付いてるけど、アンタに見てもらわないと意味ないっての。
アンタの為に、アンタに可愛いって言ってもらう為に、普段以上にお洒落したんだから。
アンタが嫌がるだろうからって胸元の露出は抑えてるけど、アンタの喜んでくれそうな服をママに苦笑いされるくらい何時間もかけて選んだんだから。

あ、どうしよう。
ヤバい、さっきから春紀の笑顔しか浮かばない。あと三時間で会えるのに、それが途方もなく長い時間に感じる。
何だっけ、こういうのって特殊相対性理論? っていうのかしら。
一緒にいたい相手を待ってる時は時間の流れをバカみたいに遅く感じて、長く側にいたい時ほどあっという間に感じるってやつ。あんまり覚えてないけど。

……ホント、早く来なさいよ、春紀。
早く、伊介に……天使みたいな笑顔を見せてね。
そうしたら、今度は伊介が天使のスマイルをあげるから。

――しばらくの間、どうにかして時間を潰そうと春紀のことを考えて過ごしてたけど……流石にトイレに行きたくなってきたから、待ち合わせ場所を離れて近くのコンビニに入った。

用を済ました後、コンビニで焼肉弁当があるのを見かけて春紀が焼肉好きだったことを思い出し、今度家族みんなでバーベキューにでも行こうかしら、春紀はたくさん食べそうだから肉を多めに――と思案して我に返った。
無意識の内に、家族の中に「寒河江春紀」が浮かんでいて……あぁもう勘弁してよ。ここが暗殺決行現場だったら伊介今頃ターゲットに気付かれるどころかボディーガードに勘づかれて人生から退学よ。

自分の中で春紀の存在がとんでもなく大きくなっていることに気付く度に、胸の中がキュゥッと締め付けられる様な感覚に陥り、それを息苦しく感じるどころか……身体の中から飛び出るんじゃないかってくらい温かいもので満たされる。

……うわ、伊介、ホントにヤバいかも。

春紀のことが身体に染み込みすぎて、もう春紀抜きの人生とかありえない。春紀に拒絶されたらどうなるか分からない。下手したら、泣き喚いて、すがり付くかも。
……伊介って、こんなに重い女だった?
そんなことを考えていたら、雑誌コーナーにある女性向け雑誌の特集に「アナタも要注意! 重い女から卒業しよう」というのがあるのが目に入ってきて、思わず手に取って読み始めてしまった。

ハッとして顔を上げ、コンビニの時計を確認するともう待ち合わせの約一時間前。
読み始めてから三十分以上も経ってるとかどんだけ読み込んでんのよ、と自分に呆れつつコンビニを後にした。

でも、春紀なら一時間前でも来ているかもしれないわね。アイツガサツな癖にマメだし。……そうよ、そういうトコも気に入ってるわよ、何か文句あるの?

待ち合わせ場所まで目測で100メートル近く。

……やっぱり、いた。
いつもの様に赤い癖っ毛をポニーテールにして、待ち合わせ場所に立ってるのが見える。

そうね、会いたい会いたいってずっと春紀のことを考えて待ってたんだもの、自分のキャラじゃないって思っても嬉しくて駆け出したいに決まってるわ。


春紀の隣に、伊介の知らない女が立ってなければね。

なんていうか――率直に言うけど。

[ピーーー]。

誰をって、そんなことは置いといてね。

とりあえず、[ピーーー]。

今自分がどんな顔をしているか、びっくりするぐらいよく分かるわ。
暗殺者としてじゃなく、一人の女として。

ぶち[ピーーー]。

ピーーは「殺す」ッス

春紀「ヘェー、いいね、それじゃあ今度あたしからも何かお礼しないとな」

女「お礼なんて……そんなに気を遣わなくていいよ、春紀。私達の仲なんだし」

春紀「いや、そういう訳にもブッ!?」

女「!?」

”彼女”と普通に話していたら、突然後頭部に硬いものがぶつかってきた。
誰かに何か投げつけられた!? と痛む頭を動かして周囲を見渡したら、犯人が誰か、何故後頭部に衝撃がきたのかすぐに分かった。

片っぽだけハイヒールを履いたアンバランスな状態で、実にいい笑顔を受かべている般若様――もとい、伊介様が、あたしの後ろから10メートル程先で腕を組んで此方を見ていたからだ。

あ、何か今日の伊介様いつも以上に可愛い。服も靴も凄い似合ってるなぁ。……なんて思ってる場合じゃないな。”彼女”も戸惑ってるし。
あたしは”彼女”に被害が及ばない様にちょっと待っててと声をかけ、地面に落ちていたハイヒールの片っぽを拾い上げ伊介様に近付く。
あぁ、近くで見るともっとヤバい。同じ女なのにあたしと違って可愛すぎるよ伊介、なんて内心では思いつつ、全く笑っていない目を見つめて切り出した。

春紀「伊介様」

伊介「なぁに春紀♪ 死ね♪」

春紀「聞いてくれ。伊介様の考えてることは誤解だよ」

伊介「誤爆はポンコツ委員長の特権でしょ♪ 死ね♪」

春紀「とりあえず神長なんかすまん。それより、誤解なんだ、誤解。”彼女”とはさっきあたしが待ち合わせ場所着いた時に偶然会ってさ。久しぶりだったからちょっと話してたんだよ」

伊介「ヘェー、随分と仲のいい”彼女”なのね♪ 死ね♪」

春紀「あー、”あの子”。あの子な。あの子は小さい頃にうちの近所にいた子でさ。引っ越してからは音沙汰なくて、本当に久しぶりだったんだよ。だからあの子とあたしは幼なじみとも呼べないし友達ってほど仲がいい訳でもない間柄」

眠いので寝ます。続きはその内、また書けたらうpします
ドラマCD、全CP楽しみすぎる

乙ッス!
ピーーってなってるのを避けたかったらメール欄にsageだけじゃなくsagaって入れると良いッスよ
故意に入れてないのなら余計なお節介だが

>>670です。春紀も伊介様も原作とアニメで印象違うんで難しいッス助けて百合さん
>>680
いえいえ、お気遣いありがとうございます。では、ゆっくりですが投下します。今さらですが細かいことは完全食でお願いします

伊介「フーン、つまり春紀にとっては人生に全く影響を与えないどうでもいい奴ってことね?」

春紀「言い方に毒がありすぎだけど間違ってはいないな」

女(凄い、よくわかんないけど私めっちゃdisられてる。ちょっと距離あるのに聞こえてるよ)

伊介「……なら、さっきのアレは何よ」

春紀「アレ?」

伊介「『あたしからも何かお礼しなきゃ』『私達の仲なんだし』……何の話をしてたのか、0から100まで教えろ♪」

春紀「え……うーん、まァいいか。別に隠す様なことでもないし。この間、あの子とあの子の弟とあたしん家の弟達が公園で仲良くなったらしくて、今もたまに遊んでくれてるそうなんだ。あたし、最近は仕事から帰ってくるの遅かったら、そんな風になってたなんて知らなかったんだよね」

伊介「……」

春紀「私達の仲云々は……言葉の文じゃないかな? さっきも言ったけど、実際あたしとあの子って友達でも幼なじみでも何でもないし。社交辞令的な」

女(ハッキリ言い過ぎだろ)

春紀「ね、ただそれだからさ伊介様。機嫌直してくれるかい?」

伊介「……あのさぁ」

春紀「ん?」

伊介「何で伊介がムカついたのか、アンタホントに分かってる?」

春紀「……あたしが伊介様とのデート当日によりにもよって待ち合わせ場所で浮気してると思ったから?」

伊介「は?? そうなの? あ、そうなんだ。ハイりょーかいぶち殺す♪」

春紀「違うからね!?」

春紀「っていうか、違ったのか。あたしはてっきり」

伊介「アンタが我慢は得意だけど浮気は苦手なことぐらい分かってるっての。まァもしされても殺すだけだしかーんたん♪」

女(ねぇこの人怖いんだけどマジで、てか春紀この人と付き合ってんの……?)

春紀「じゃあ、何で……」

伊介「……自分で考えろ♪」ビキビキ

春紀「……………………」

春紀「………………」

春紀「…………」

春紀「……」ハッ

春紀「え、伊介様って結構嫉妬深いの?」

伊介「」

春紀「えっと……待ち合わせ場所に来てみたらあたしが知らない女と話しててヤキモチ妬いたってことだよな?」

伊介「……普通、ていうか逆の立場だったらアンタだって妬くでしょうが」

春紀「うーん、あたしは別に……『お、知り合いかな』くらいで済ませる、かな」

伊介「……」

春紀「そんで、伊介様に伊介の彼女よって紹介してもらうな」

伊介「……」

春紀「それとも、こういう場合って妬くのが普通なのかn
伊介「バーーーーーーカ!!!!」

春紀「!?」

伊介「バーーカッ!! 鈍感難聴ラノベ主人公!! クソバカ!! 死ね!! いっぺん死ね!! 二回死ね!! ていうか殺すマジそげぶ!! ニンニク!! トッポギ!! キムチ!! コチュジャン!! サンチュ!! ビビンバ!! ホルモン!! カルビ!! 牛タン!! ロース!! 豚トロ!!」

春紀「あたしの悪口言いたいのは分かったけどだいぶ意味わかんねぇから伊介様落ち着いて!?」

伊介「アンタホントに何なのよ!? 前提からしておかしいってのよ、伊介は待ち合わせ三時間前には来てたのよ!! どんだけ楽しみにしてたと思ってんのよ、
どんだけ会いたかったと思ってんのよ、どんだけショックだったと思ってんのよ!? 」

伊介「自分が重い女だってことぐらい分かってるわよ、それでも伊介は嫌なの、アンタが他の女に笑顔を向けてるのがムカつくのよ!! よりにもよってデートの直前にそんなの見せられてみなさいよ、妬くに決まってんでしょうが!!」

伊介「何でアンタは誰にでもそうなの、笑顔とか優しさが無意識の内に誰かを惚れさせてるかもって考えないの、自分の可愛さとかかっこよさを自覚しないの」

伊介「何でこんなに――どうしようもなく」

伊介「アンタを好きになっちゃったの」

春紀「……」

伊介「……」グスッ

春紀「……伊介様」ギュッ

伊介「……はるきぃ……ごめんね……重いって、ホントに分かってるの……でも……」

春紀「うん」

伊介「大好きなの……春紀とずっと一緒にいたいの……だから」

春紀「……うん」

伊介「きらいにならないで……伊介を放っていかないで……」ギュッ

春紀「……伊介様はバカだなぁ」

伊介「……バカ、じゃないわよ、賢いわよ……」

春紀「はは、黒組のテスト白紙で出した人がよく言うよ。というか、そうじゃなくてさ」

春紀「確かに、伊介様はちょっと重いタイプの女かもしれない。伊介様の言い分を聞くと、つまりは誰とも喋るな笑いかけるなって言われてる様なモンだからな。そりゃちょっと無理な話だ。まァ、デート前に待ち合わせ場所で他の子と話してたのは少し反省するけど」

伊介「……」

春紀「でも、そういう部分も含めて”伊介様”だろ? あたしは伊介様のことが大好きだよ。出来ることなら、ずっと一緒にいたい――むしろこの人以外考えられないってぐらいにはね」

伊介「……春紀……」

春紀「これから先、何度もヤキモチ妬かせちゃうかもしれないけどさ。それも”あたし”ってことで、お互い受け入れて生きていこう。だから、ここは一つ……赦してくれないか?」

伊介「……」

伊介「……しょうがないわね。伊介、年上だし赦してあげる♪」

春紀「はは、そりゃよかった。ああそれと、言いそびれてたんだけど」

伊介「?」

春紀「今日の伊介、いつも以上にとんでもなく可愛いよ。いつもよりオシャレしてくれたんだな」

伊介「……っ」

春紀「それに、三時間前には来てたって……ホント、伊介可愛すぎ」

伊介「~~~~っ!! バッッカじゃないの!? アンタに可愛いって言ってもらう為に準備したとかそんな訳ないでしょ!? 調子に乗んな!!」

春紀(ねえこの人マジで可愛すぎるんだけどホントどうしたらいいの?)

伊介「……それより、早くしなさいよ」

春紀「ん? 何を?」

伊介「あの子に、あたしの紹介。するんでしょ」

春紀「……忘れてた」

女「おいコラ」


女(ギャル同士の百合……姉御気さくおおらか系×ワガママで嫉妬深いけど一途系……これはいつか何かの作品に入れよう)

後の悪魔のリドルである

以上です。もっと短くするつもりが結構長くなってしまった……これが春伊の力……?行き当たりばったりで途中からグダグダになりすみませんッしたァ!

盛ってない春伊書くと言ってしまったから溜ってるのより先に書きました

2号室

春紀「あれ~、どこしまったっけー?」ガサゴソ

伊介「アンタ何してんの?」

春紀「いや、マニキュア塗り直そうと思ったんだけど見つからなくてさー」ガサゴソ

伊介「はあ・・・春紀、あっち」

春紀「え、どこどこ?」キョロキョロ

伊介「ベッドの横」

春紀「あ、ホントだ」

伊介「アンタもしかして物探すの下手?」

春紀「いやいや、そんなこと無いって」

伊介「まあどっちでもいいけど。早く取ってくれば?」

春紀「うん、でも先にこれ仕舞わないと」ゴソゴソ

伊介「・・・」スタスタ

伊介「ほら」ヒョイ

春紀「え、あ、ありがとう」

伊介「良いわよ別に」

春紀「あと場所も教えてくれありがとう伊介様」

伊介「別にー、ほっといたらアンタ死ぬまで探してそうだし~」

春紀「えー、そりゃないよ伊介様ー」

伊介「冗談よ♥それより早く塗りなさいよ?」

春紀「ああ、そうだな」

・・・

ペタペタ

伊介(真剣にマニキュア塗ってる・・・)ジー

春紀(し、視線を感じる・・・)ペタペタ

伊介(体大きいのに縮こまっててなんか可愛い・・・)ジー

春紀「えっと、伊介様?」

伊介「な、何よ?」

春紀「何でずっと見てるの?」

伊介「別にー、伊介の勝手でしょ?」

春紀「いや、なんというか気になるんだけど」

伊介「気にすんな♥」

春紀「う、うん・・・」

ペタペタ

伊介(どうしよう、凄く可愛い・・・)ジー

春紀「・・・やっぱ気になるんだけど、どうしたの伊介様?」

伊介「・・・伊介が塗ってあげようか?」

春紀「はい?」

伊介「ほら貸しなさい」ヒョイ

春紀「あっ」

伊介「ほら、手出して」

春紀「あ、うん」スッ

伊介「動いたら殺すから♥」

春紀「う、うん」

伊介「」ペタペタ

春紀「な、何かあったの伊介様?」

伊介「何が?」

春紀「いや、いつになく優しいからどっか悪いのかと」

伊介「何それムカつくー♥それじゃあまるで伊介が優しくないみたいじゃない?」

春紀「あ、いや、そういう意味じゃないんだけどさ」

伊介「・・・ただの気まぐれよ」

春紀「そっか、何も無いなら良いけどさ」

伊介「とにかくじっとしてなさいよ」

春紀「あいよ」

ペタペタ

伊介(コイツ、ガタイの割に手綺麗ね・・・)ペタペタ

春紀(伊介、やっぱり綺麗だなー・・・)ジー

伊介(・・・てか何でじっと見てんのコイツ)ペタペタ

春紀(な、なんだろう・・・凄く可愛い////)ジー

伊介「何?」

春紀「へ?」

伊介「何でずっと見てるか聞いてんの♥」

春紀「あ、ごめん。そんなに見てた?」

伊介「思いっ切りね♥」

春紀「マジか、全然意識してなかった」

伊介「どっか他所向いててよ、気になるから」

春紀「あ、うん・・・」

伊介「」ペタペタ

春紀「あのさ?」

伊介「何よ?」

春紀「さっきと逆の状況で同じこと言ってない?」

伊介「それが?」ペタペタ

春紀「もしかしてさ、その、同じようなこと考えてたのかなーって・・・」

伊介(な!?な、何言い出してんのよコイツ////)ペタペタ

春紀「い、伊介様?」

伊介(お、落ち着くのよ伊介。別に考えてたことが同じとは限らないし////)ペタペタ

春紀「も、もしかして図星?」

伊介「あ、アンタが何考えてたかなんて伊介知らなーい」ペタペタ

春紀「・・・あたしは伊介様のこと可愛いなって思ってた」

伊介「なっ!?ば、ばば、バッカじゃないのアンタ!?////」

春紀「い、伊介様は何考えてたの?」

伊介「い、いい、い、伊介もう忘れちゃったー♥」アセアセ

春紀「・・・その、同じこと考えて同じことしてたんならちょっと嬉しいなーと思ってさ」

伊介「な、何でよ?」

春紀「な、なんていうか、その、通じ合ってる感じがしてさ。家族や兄弟とかみたいな感じでさ・・・」

春紀「その、伊介様はそういうの嫌かな?」

伊介「こういうときは普通夫婦とか恋人って言うでしょ・・・」ボソッ

春紀「な、何?伊介様」

伊介「な、何でもないわよ!?////」

春紀「いや、絶対何か言ったじゃん、顔も赤いし!?」

伊介「う、うるさい!?///」べちょ

春紀「あ、ひでえ!?顔に付けた!?」

伊介「あ、アンタが変なこと言うからでしょ!?////」

春紀「いや、絶対伊介様何か言ったじゃん!?」

伊介「言って無いって言ってんでしょ!?」ヒュン

春紀「うおぅ!?てか勿体無いからやめろって!?」

伊介「し、知らないわよ!?」

春紀「だからどんだけ動揺してんだって!?」

伊介「だ、黙るまで付けるわよ!?」

春紀「マジやめろって!?」ガシッ

伊介「あ」

春紀「よっしゃ抑えた!」

伊介「ちょ、放しなさいよ!?」

春紀「じゃ、じゃあ何て言ったのか教えてくれたら放す」

伊介「・・・」

春紀「恥ずかしがらずにさ」

伊介「夫婦や恋人でしょって・・・」ボソッ

春紀「え」

伊介「だからああいうときは夫婦や恋人って言うもんでしょって言ったのよ!////」

春紀「な、な、なななな////」カアァ

伊介「そ、それだけよ・・・」

春紀「な、何言ってんだよ!?////」

伊介「あ、アンタが言えって言ったんでしょ!?////」

春紀「そ、そ、そんなこと言ってると思わないだろ!?////」

伊介「し、知らないわよ!?////」

春紀「い、い、い、伊介様のバカァーーーーーッ!!!////」ダダダダッ

バタンッ

伊介「な、何よバカって・・・」

伊介「・・・ねぇ春紀、さっきそういうの嫌かって聞いてきたけどイヤなわけないじゃない」

伊介「伊介だって嬉しいに決まってるでしょ・・・」

伊介「だって・・・こんなに春紀のこと好きなんだから♥」

急いで書いたから雑ですいません。

盛って無い春伊あと二個書かなきゃ

黒組の後、伊介様が心配でたまに暗殺手伝ってる設定



春紀「あたしダメだな伊介様のこと助けに来たってのに・・・」

伊介「アンタ仕事で怪我してるくせに無茶し過ぎなのよ・・・」

春紀「はは、ごめんな伊介様、あたしはここまでみたいだわ・・・」

伊介「は、春紀!?」

春紀「伊介様はちゃんと生き延びてね・・・」

伊介「い、イヤーーーッ!!」

・・・

伊介「!?」ガバッ

伊介「はぁはぁはぁ・・・」

伊介「ゆ、め・・・」

伊介「は、春紀?」

春紀「スースー」

伊介「寝てる・・・」

春紀「う~ん」むにゃむにゃ

伊介「寝よ」モゾ

伊介「・・・」

伊介「寝れない・・・」

伊介「ね、ねぇ春紀」

春紀「ん、んん・・・」

伊介「春紀ってば・・・」

春紀「何?伊介様・・・」

伊介「そ、そっち行って良い?」

春紀「ど、どうしたの急に?」

伊介「な、何でも良いでしょ。で、どうなのよ?」

春紀「べ、別に良いけどさ・・・」

伊介「あ、ありがと」モゾ

春紀「な、何かあったの?」

伊介「何でもない・・・」

春紀「ん、なら良いけど、じゃあお休み」

伊介「お休み」

・・・

伊介(寝れない・・・)チラッ

春紀「スースー」

伊介(ちゃんと居るわよね・・・)ギュッ

春紀「ん・・・い、伊介様?」

伊介「・・・」ギュ~

春紀「ちょ、苦しい苦しい、どうしたの伊介様?」

伊介「春紀も抱きしめて」ギュ

春紀「はい?」

伊介「抱きしめてって言ってんの・・・」

春紀「お、おう」ギュ

伊介「もっと・・・」

春紀「こ、これくらい?」ギュッ

伊介「もっと強く」

春紀「こ、これ以上強くしたら痛くない?」

伊介「大丈夫だから早く」

春紀「う、うん」ギュー

伊介「っ!」

春紀「や、やっぱり痛いんじゃんか」パッ

伊介「春紀」ギュ

春紀「ど、どうしたんだよ伊介様」

伊介「春紀、ちゃんとここに居るわよね」

春紀「ど、どういうこと?」

伊介「夢とか幻じゃなく春紀は今伊介と一緒に居るわよね?」

春紀「う、うん」

伊介「・・・お願いだから居なくなったりしないで」

春紀「伊介様・・・」

伊介「お願いだから伊介の前から消えないで・・・」

春紀「だ、だからどうしたのさ?」

伊介「怖い夢見たの、春紀が無茶して死ぬ夢・・・」

春紀「うん・・・」

伊介「夢なのは分かってるけど、凄く怖くて・・・」

春紀「そうだったんだ・・・」

伊介「だから、お願いだから・・・」ギュ

春紀「伊介様・・・」

伊介「仕事も伊介を手伝うのもあんまり無茶しないで・・・」グスッ

春紀「ありがと、一応心配してくれたんだよね?」

伊介「そうよ・・・」

春紀「そっか、まああたしどうしても無茶しちゃうときあるしなー」

伊介「もしあんまり無茶するなら伊介が殺すから」

春紀「ははは、それじゃ本末転倒じゃんよ」

伊介「うるさい・・・」

春紀「でもそうだな、気を付けないとな」

伊介「無茶したらホントに許さないから」

春紀「はは、夢でさえこんなに心配掛けちゃうのに現実で無茶してるの見られたら伊介様死んじゃいそうだしな」

伊介「ホントよ・・・」

春紀「分かったよ、あんまり無茶し過ぎないようにするよ。だから伊介様も心配しないで」

伊介「約束だからね」

春紀「うん、約束する」

伊介「じゃあ許す」

春紀「ありがとね伊介様」ギュ

伊介「伊介もう眠い・・・」

春紀「はは、落ち着いたみたいで良かった」

伊介「うん、お休み春紀♥」ギュ

春紀「お休み伊介様」ギュ

終わり

「それじゃ、伊介が留守の間、頼むわね冬香♪」

笑顔でそう言って、妹の冬香の頭を優しく撫でる。
冬香は寂しそうな表情で、でも小さく微笑みながら「うん。行ってらっしゃい、いーちゃん」と頷いた。……ごめんね、冬香。

伊介「ソッコーで終わらせてくるから」

寒河江伊介、それがあたしの名前。
女なのに伊介って変ってよく言われてイラッとするけど、あたしはカッコイイと思って気に入っている。だから、自分のことを呼ぶ時は今は「伊介」って言ってるわ。

下には九人の妹弟がいて、パパは中学の時に天国に逝ったから親はママ一人。そのママもパパがいなくなったことで一所懸命働き過ぎて今は病弱。

要するに、今とぉっても貧乏で……貧乏すぎてヤバイのよねぇ。
働きに出れるのはママを除けばあたしと冬香しかいなくて、その冬香には家のことを任せている。
病弱なママにまた働きに出てもらおうなんて冗談じゃないから、稼げるのはあたし、伊介だけ。

とは言っても、まだ十代半ばで中卒になったあたしがやれることなんてハッキリ言ってゼロ。

それでも何でもやってやるって思って風俗なんかも考え始めた時に、ゼロを百に変えられる仕事を知った。

そこから、暗殺者としての「伊介」が始まったワケ。

伊介「ミョウジョウ学園……ね。金持ちばっかでうっざ」

まっ、報酬として決めてある「家族が一生生きるのに必要な資金援助」はこの立地を見るだけでもちゃんと払われることが保証されてるかしらね。

黒組に参加する生徒は二人一組で寮生活させられるらしく、割り振りのプリントには二号室が宛がわれていた。

伊介「フーン、同室相手は犬飼春紀、ね♪」

そう呟き、あたしはプリントをビリビリに破いて部屋にあったゴミ箱に放り投げた。

なんつーか。
メンドくさい。

これでも大家族の長女だから、多人数で狭い場所で暮らすのは平気。
でもそれが、全くの見知らぬ人間と――それも暗殺者と二人で過ごさなきゃならないってなると話は別なのよねえぇ。

部屋自体はテレビドラマで出てくるホテルの様な造りで、綺麗だしベッドも二人一緒に寝てもお釣りがくる様な大きさで、金持ちの学園って感じがビンビンくるけど……。

伊介「……いくらこういう暮らしに憧れててもねぇ……」

なんだか落ち着かないので、あたしはボロいキャリーケースを開けて整理することにした。

着替え、日用品、化粧品……「え?」

確認の作業中、いつも愛用しているハンドクリームがないことに気が付いた。

伊介「……うっわ最悪……マジで……ありえないんですけど……」

あたしは貧乏だろうが美容に関しては――お金のやりくりが出来る範囲でだけれど――手を抜かない様に心がけている。髪の一部を巻いたり、爪の手入れをしたり、そうするだけで楽しい気持ちになるし、家族も「綺麗だね」と誉めてくれる。
ハンドクリームもそのひとつで、家族があたしの誕生日にくれた大切なものだ。
それを忘れてきたなんて、なにしてんのよ。
あぁイラッとする。ホントに最悪の気分だわ。

黒組のオリエンテーションで晴ちゃんと兎角サン、鳰サンと真昼サンという個性的なメンバーとの顔合わせが終わり、寮へと続く道を歩く。

にしても、あんな感じのが他にも来るワケだよな。ハハッ、そういう意味では飽きそうにないか。
そういや、晴ちゃんのストラップのことで兎角サンが反応してたのはもしかして面白い収穫かもしれないな。ただの勘、だけどさ。

アイツ、確か晴ちゃんと同室だし。
……厄介なことにならなきゃいいけど。

ロッキーをかじりながらそんなことをつらつらと考えている内に、豪勢な廊下を抜けた先――二号室を発見。

……そういや、同室誰だっけ? 変わった名前だった気がするけど……プリントなくしちまったしなァ。

まァいいや、とあたしは鍵をガチャリと外し、勢いよく(あたし的にはいつも通り)扉を開けた。



そこには明らかに不機嫌……いや落ち込みオーラか? を発揮し四つん這いになっている長い髪の女がいた。

一旦切ります。
このあとは大して続きませんが、うp出来たらその内に。
今更ですが細かいことは完全食でお願いするッス

>>711です。続きを投下します

その女は、しま○らとかで売ってそうな安物の服ーーというか緑色のパーカー ホットパンツ ブーツってどこかで見たことある格好である気がするーーを身に纏っていてどことなく貧乏な感じがするものの……後ろ姿だけでも「美人」である様な気がした。

何というか、髪をポニーテールにしているので白いうなじが凄くキレイでーーって何を見とれてるんだよあたしは。

ハッと我に返り、先ほどから反応のない女にどうしたもんかと頭をポリポリ掻いて少し悩む。

……まっ、そんなの数秒で終わったけどな。
こういうことで悩むのはあたしの柄じゃない。

春紀「なぁおまえ。何か困り事でもあったんかい?」

初対面なんて気にせず声を掛けた。

すると、女はピクリと反応を示し、ユラリと顔を動かしてあたしの方へと振り向いた。

……うわぁ、やっぱし美人だったか。しかもどえらい美人。今めちゃめちゃ睨まれてるから目付きがひどいことになってるけど、それすら様になっているほど別嬪さん。……こんな人本当に存在するんだな。
つーか、何でそんな機嫌悪いんだ? あたし何かしたか? この部屋入ってまだ一分も経ってないんだけど。

あたしは女から感じる謎の殺気に無意識の内に身構えながらも、女からの反応を待った。

女の桃色の唇が開かれた一瞬をスローモーションの様に感じたのは何でだったのだろう。

伊介「あのさぁ」

春紀「ん?」

女の声はどこか甘ったるく、扇情的とでもいうのかねーーとにかくそういう、何か吸い取られそうな可愛い声質であるみたいだ。今はドスが効いてて、大の男でもチビりそうな殺気を孕んでいるが。

あたしの気の抜けた応答をどう思ったのか、女はすっくと立ち上がって片手を腰に添え、真っ正面からあたしを見た。
……胸でっかいな。スタイルもメリハリがあってメチャクチャいい。でもそれだけじゃなく、鍛えられた体躯が内に隠されている様にあたしは感じた。

つまりは、こいつはあたしと「同じ」だと本能的に感じた。

そんなあたしの思考をぶったぎるかの様に、女の低い声が響く。

伊介「初対面の人間に向かって『おまえ』って呼ぶとその人をイラつかせちゃうって学校で習わなかった?」

一瞬何を言ってるのか分からず反応が遅れる。

春紀「……あー」

なるほど、コイツはそういう所が気になるタイプだと。あたしは女の言いたいことをひとまず理解し、こう答えた。

春紀「や、ごめんごめん。もう知ってるかもしれないけど、あたしは犬飼春紀。アンタと同じ二号室だよ。よろしくな」

気さくな対応。黒組というデスゲームの"ライバル"であることは分かっていたけど、こちらは同室相手に敵意
はないことを理解してもらうには有効だ。

と、思ったんだけど。

伊介「不合格」

春紀「へ?」

伊介「『アンタ』も却下。伊介のことは『伊介様』って呼んでよ」

……。

あぁ思い出した。寒河江伊介だ。
変な名前だと、思ったんだった。
名前の通りというか、ヘンな奴。

春紀「……まァ構わないけど、何でまた『様』付け? 伊介って名前自体ヘンな気はするけど」

伊介「ヘンじゃないわよ、カッコイイわよ」

春紀「そーかなぁ」

伊介「アンタのそういうところにイラッとしたからよ。つーか春紀とかいう名前の方がよっぽどヘンだろ」

春紀「あたしを『アンタ』って呼ぶのはアリなの?」

伊介「当たり前のことを聞かないでくれる? うわ、どうしよう……アンタマジでムカつく♪」

何つーか、めちゃめちゃ理不尽な気がするんだけど。

兎角サンとか他のクラスメートも癖が強いとは思ったけど、コイツは一際である気がする。

……けど、なんだろ。
別にイヤじゃない。
むしろ、付き合いやすそうな、好きなタイプかもしれない。

春紀「なぁ伊介様、苗字はなんての?」

伊介「聞くのおせぇよ♪ 寒河江伊介。よく覚えときなさいよ。間違えたら殺すから♪」

春紀「……寒河江伊介、サガエイスケ、かぁ」

伊介「なに? まさかアンタ、苗字にまでケチつけんのかしら? アハ、殺しちゃおうかな?」

あたしは苦笑してコイツの前を通り過ぎ、手に持っていた荷物をよっこらしょと置いて何気なくこう言った。

春紀「変わった名前だと思うけど、寒河江伊介っていう響きが凄くいいなと思っただけだよ」

さっきコイツの名前を思い出した時からそう感じていたが、本人の口から聞いて改めてそう思った。
寒河江伊介。
ヘンだけど、いい名前じゃん。
……あたしの"母ちゃん"と、似た名前だし。

そう思って、ふとコイツの方へと振り向区と。

振り向区と・振り向くと ッス


春紀「……? 伊介様?」

さっきまでの殺気はどこへやら、目を見開いて呆然とあたしを見ているコイツの姿。
え、なに。急にどうしたの。

すると、あたしの視線に気付いたらしく、コイツは急にあたふたとし始めて、

伊介「ーーっ、バッカじゃないの!? ホントムカつくイラッとする!!」

何故か罵倒されても、あたしには何がなんだかさっぱり分からない。
そうこうしている間にも、コイツはポニーテールをほどきパーカーを脱ぎ捨て、バタバタと浴室まで早足で向かう。
浴室に入る寸前、何故か顔を赤くしたコイツは、捨て台詞にこう残した。

伊介「覗いたらマジでぶち[ピーーー]から!!」

バッターンっ、という効果音と共に浴室の扉が閉まる。
シャワーでも浴びるのだろうか。

……いや、つーかあたし女だしそういう趣味ないし。
一体急にどうしたんだろうな。

あたしは苦笑しつつ、床に落とされたパーカーをしゃがんで手に取る。まだ体温が残ってるな。男ならこういう時、「ヘンタイ」なことをするんだろうか、とくだらないことを考え、あたしはパーカーを畳んで伊介様のキャリーケースの側に置いた。

……ふと、キャリーケースの中身を見る。

着替え、日用品、化粧品……
美人な見た目に反して、持ってるものは何というか……意外と質素なんだな。基本的なものとか最低限の道具を一通り揃えている感じだ。

その中で感じた違和感。

……オシャレに気を遣ってそうな割に、ハンドクリームが見当たらない。

ケースの中の何処かにしまってあるのかもしれないし、浴室とかベッドにもう置いてあるのかも知れないけど、もしかして忘れてきたのか? それでさっき四つん這いになって不機嫌オーラを出してーー
……って、いくらなんでも考えすぎ、か。
今日会ったばかりの女の所持品について考えを巡らせるだけならまだしも、勝手に想像した挙げ句勝手に相手の状態を探って……あまつさえ「手助けしよう」と思うなんてどうかしてる。

まァ、もし「ハンドクリーム貸して」って言われたら、悩む間もなく貸してあげるけどさ。
断る理由もないし、何よりあたしがアイツを気に入ったんでね。

しっかし、面白いルームメイトが出来たもんだぜ。
母ちゃんに話したらツボにハマって気に入るかも……はは。

と、まァ……ってな訳だ。こんな趣味の悪い集まりだけど、

仲良くやってこうぜ、伊介様?

以上ッス
グダグダサーセン……肝心な所でsagaのやり忘れとかちょっと伊介様に蹴られてくる

1号室

晴「兎角さん兎角さん、トリックオアトリートにゃ!」

兎角「は?」

晴「トリックオアトリートにゃ!」

兎角「なんだそれは?呪詛の類か?」

晴「えー!ハロウィンですよ!?知らないの!?兎角さん!?」

兎角「い、いちいちうるさい・・・そんなもの知らないな」

晴「はぁ・・・今日は仮装してお菓子貰う日なんですよ!それでお菓子くれないとイタズラするっていう風習なんです」

兎角「だから猫耳まで付けたのか。だがあいにく甘い物は無い。残念だったな」

晴「やっぱり・・・じゃあ次は兎角さんの番です。えいっ」

兎角「おい、やめろ!」

晴「兎角さん猫耳似合う!」

兎角「な、なんなんだこれは・・・」

晴「さぁさぁ」

兎角「さぁって・・・」

晴「ほらほら言って下さいよ兎角さん」

兎角「・・・トリック・・・オア・・・トリート?」

晴「えへへ、兎角さんったら恥ずかしがって。はいじゃあお菓子上げます!」

兎角「ウサギのクッキー?」

晴「はい!兎角さんのために焼いてきました!食べて食べて!」

兎角「あ、ありがとう・・・」

晴「えへへ、どういたしまして。来年は兎角さんも晴の為に何か作って下さいよ?」

兎角「でもカレーくらいしか作れないぞ」

晴「あー・・・じゃあ来年までに晴と一緒に練習しましょう!1年あれば兎角さんも何か作れる!・・・はず!」


兎角「やけに自信が無いな。まあやってみるさ。それで、私はどんなイタズラをされてしまうんだ?」

晴「??」

兎角「お菓子を渡さなければ罰としてイタズラされるんだろう?」

晴「罰ってほど大袈裟な物じゃ無いですよ兎角さん・・・特に考えて無かったなぁ・・・」

兎角「まあ思いついたら言ってくれ」

晴「あっ、じゃあこうしましょう」

兎角「?」

晴「そのクッキーを半分晴がもらっちゃいます」

兎角「罰として没収か」

晴「ふふふ、それだけじゃありませんよ!兎角さんが晴に『あーん』するんです!」

兎角「・・・ば、馬鹿馬鹿しい」

晴「嫌でもやって貰いますよ?それが嫌ならウサクッキー全部晴が食べちゃいます」

兎角「はぁ・・・こっちこい」

晴「はい!」

このあとメチャクチャあーんした

2号室

春紀「これでいいか」

伊介「なにやってるのよーさっきからー?」

春紀「ん?ほら、今日ハロウィンだろ?だから一旦実家に帰ってお菓子やらねぇと」

伊介「ふーんくだらなーい。大変ねー家族多いと」

春紀「まあなー。でも楽しいぜ」

伊介「伊介ハロウィンとか興味ないしー」

春紀「ふーん。でも伊介さまって魔女の仮装とか似合いそうな気がするけどなー。勿体無い」

伊介「・・・うるさいわね」

春紀「あはは」

伊介「・・・似合うの?」

春紀「え?」

伊介「なんでもなーい。伊介ちょっと出かけるー」

春紀「お、おう。行ってらっしゃい。あと今日は遅くなるぞー」

伊介「・・・」

春紀「無視か・・・」

数時間後

伊介「ただいまー・・・って春紀のやつまだ帰ってないの?」

伊介(せっかくあんたのためにダサい店でコスプレグッズ買って来たのに)

伊介「うーん・・・しょーがないしこれ着て待つわ」

数分後

伊介「なによこれ暑い・・・やっぱ全身覆う服って苦手だわぁ」

ガチャ

伊介(あ!丁度春紀のやつ帰って来たみたいね)

春紀「ただいまー。うー寒い」

伊介「あら遅かったわね~あと少し遅かったら殺してたわよ・・・ってなによその服」

春紀「い、伊介さまこそなんだそれ?本当に魔女の仮装したてくれたのか?」

伊介「暇だったから着てやっただけよ。で、あんたのそのコスプレはなに?」

春紀「ああ、これは狼女らしい。妹に着てって言われて」

伊介「へぇ~。あんたにしては露出度高いわね?お腹とか普段のあたしくらいじゃない?」

春紀「あ、あんまりジロジロ見んなって・・・伊介さまは普段寒くないのか?あたしは寒くて寒くて」

伊介「意外と貧弱ねぇ~伊介なんてこの服着てて暑いわよ」

春紀「体質なのか・・・暖房かけるのも悪いし暖かい部屋に避難するわ」

伊介「えーようやく帰って来てもうどっか行くの?」

春紀「だってしょうがないだr・・・うわっ!どうしたんだ伊介さま!?」

伊介「うふふ。こうやってくっついてたら伊介は涼しいしあんたは暖かいしでオトクじゃない?」

春紀「で、でもこれは・・・」

伊介「あら?もう暖まったのかしら?顔真っ赤だわぁ?」

春紀「ど、どうしたんだ今日は?」

伊介「・・・伊介、ちょっと怒ってるから。帰ってくるの遅すぎよ」

春紀「わ、悪かったって・・・」

伊介「だからその分伊介に構いなさいよね?」

春紀「はぁ・・・分かったよ。じゃあとりあえずもう少し暖めてくれ」

伊介「うふふ。風邪引かれたら困るから暖めてやるわ」

このあとめちゃくちゃ暖めた

3号室

香子「・・・おかしいな」

涼「おや?どうしたんじゃ香子ちゃん」

香子「ここに置いてあったチョコレート知らないか首藤」

涼「わしはしらないのぉ」ニヤニヤ

香子「おい、なぜにやける」

涼「そういえば今日はハロウィンじゃったのぉ、香子ちゃん」

香子「・・・」

涼「お菓子が欲しい時はなんと言うんじゃ?とりナントカじゃったか?」

香子「お前が隠したのか・・・」

涼「はて?なんのことかのぉ?」

香子「あくまでとぼけるつもりか首藤」

涼「おほほ~」

香子「・・・言えば返してくれるのか?」

涼「どうかのぉ~」

香子「まったく・・・トリックオアトリート。チョコレートを返さないなら爆破する」

涼「・・・」

香子「・・・おい」

涼「・・・なんか違うのぉ」

香子「違うって何がだ?」

涼「いやね、ワシはもっと恥じらいながら言う香子ちゃんが見たかったんじゃよ・・・」

香子「わ、わけがわからない」

涼「それに爆破ってなんじゃ。イタズラの度を超えておるぞ香子ちゃん」

香子「言葉だけに決まっているだろう!もういい、売店で買ってくる」

涼「ああ香子ちゃん待っておくれ、これで最後じゃ」

香子「なんなんだ!」

涼「ほれこれを見てみぃ。きっと香子ちゃんならこれの価値が分かるはずじゃ」

香子「一体なんd・・・それは!」

涼「ふっふっふ・・・やはり食いついたのお。英に頼んで入手してもらったんじゃ」

香子「ハロウィン限定のCODIVA最高級チョコレート・・・!」

涼「そうじゃよ。もし香子ちゃんがわしの要望を聞いて言ってくれたら隠したチョコレートに加えてこれもやろうではないか」

香子「卑怯者め・・・で、要望はなんなんだ」

涼「もちろん恥じらいながらなんじゃが無理そうじゃの。というわけでこんなのはどうじゃ?」


・・・

涼「おお香子ちゃんの雪女姿似合ってるのぉ!」

香子「くそっ・・・コスプレなんて・・・」

涼「いつも以上に可愛いぞ香子ちゃん!」

香子「やめろ!それ以上言うな!」

涼「おぉおぉ赤くなって可愛いのぉ!ささ、早く言っておくれ」

香子「やめろと言っただろ!トリックオアトリート!そのチョコレートくれなければ今度こそ本当に爆破する!!」

カシャッ

香子「あ!おい首藤!なぜ写真を撮っている!」

涼「ええじゃないか別に減るもんじゃなかろうし・・・それにこの方が思い出になるじゃろ?」

香子「くっ・・・そんなしみじみというのはズルいぞ・・・」

涼「あと一枚!お願いじゃ!」

香子「ほ、本当にこれで最後だろうな・・・?」

涼「うむ、絶対じゃ!あ、あと次はちょっと可愛げに・・・」

このあとめちゃくちゃ写真撮られた

4号室

柩「えーと次は生クリームを・・・」

千足「おや?誰かいるのか?」

柩「ちっ、千足さん!?」

千足「なんだ、桐ヶ谷か。珍しいな共同キッチンにいるなんて」

柩(どうしてこんな時に千足さんが・・・)

柩「は、はい・・・千足さんはどうしてここへ?」

千足「少し小腹が減ったから何か作ろうと思ってな。桐ヶ谷も少し食べるか?」

柩「ぼく・・・は大丈夫です」

千足「そうか。ところで桐ヶ谷は何を作っているんだ?みたところお菓子か何かか?」

柩「ええと・・・その・・・」

柩(せっかくサプライズで千足さんにイチゴの乗ったショートケーキを作ろうと思ってたのに・・・)

柩「ぼ、ぼくはケーキでも作ろうかなって思って」

千足「ん?また作るのか?出来たら私も食べて見たいな」

柩「元から千足さんに食べて貰おうと・・・」

千足「え?なんだって?」

柩「いえ、なんでも無いです」

千足「??」

柩「じゃあぼくは料理に戻りますね」

千足「そうか・・・ん?ホイップ作りか」

柩「は、はい・・・なかなか泡立たなくて」

千足「貸してみろ」

柩「大丈夫ですよ千足さん。これくらいぼくだって」

千足「ある程度とろみがつくまではコツがいるんだ。それに桐ヶ谷の腕力じゃ大変だろう。手伝うよ」

柩「でもっ」

千足「それに数日前に作った時にも失敗してたじゃないか」

柩「うっ・・・じゃ、じゃあお言葉に甘えますけどそれ以外は全部自分で作ります!」

千足「やけに気合いが入っているな・・・」

柩「そりゃそうですよ・・・」ボソッ

千足「ん?桐ヶ谷、少しじっとしていろ」

柩「??」

千足「・・・」サワッ

柩「!!どうしたんですか突然!」

千足「ああ、すまない。ほっぺたにクリームが付いていたから」ペロッ

千足「うん・・・やっぱりまだまだだな」

柩「千足さんって自覚無しにそういうことするから本当に卑怯です・・・」

千足「ん?なんか言ったか?」

柩「な、なんでも無いです!」

このあとめちゃくちゃホイップ混ぜた

5号室

乙哉「しえなちゃん!トリックオアトリート!お菓子くれないとイタズラしちゃうよー!」

しえな「おいやめろ、ハサミをしまえ!」

乙哉「あははーじゃお菓子ちょうだいよ!」

しえな「あーもう!ほらこれ」ポイッ

乙哉「・・・なんとなく予想はついちゃってたけどさぁ、しえなちゃん・・・ハロウィンにポテチは無いよ」

しえな「う、うるさい。これしか持ち合わせていないんだからしょうがないだろ」

乙哉「普通はキャンディとかクッキーとかだと思うよー・・・まぁ無いならトリックの方だね」チョキチョキ

しえな「うわ待て!分かったから!すぐコンビニで買ってくるから!」

乙哉「でもなー・・・今はケーキとか食べたい気分なんだよね、コンビニのとかじゃなくてちゃんとしたトコの」

しえな「ほんっとコロコロ猫みたいに変わるな・・・でもハロウィン当日の夜なんてもう売り切れなんじゃ無いかな?残念だったな」

乙哉「そりゃもう売り切れだろうね・・・」

しえな「明日買って来てやるから諦めてもう寝ろ」

乙哉「じゃあさ、しえなちゃんが作ってよ!」

しえな「はぁ?なんでボクが!そもそも材料が無いだろ」

乙哉「材料なら昨日買って来たんだよね。冷蔵庫に生クリームとかあるの気がつかなかった?」

しえな「あっ」

乙哉「ほ、本当に気付いて無かったの?しえなちゃんってもしかして鈍感?」

しえな「普段からそんなの気にも留めて無いんだからしょうがないだろ!」

乙哉「そういうのを鈍感って言うんだよしえなちゃん・・・と言うわけでしえなちゃんケーキしえなちゃんケーキ」

しえな「でもボク作り方なんて分からないし・・・」

乙哉「えー?女子力低くない?」

しえな「ほっとけ!だいたい武智は作れるのか!?」

乙哉「作れるよ?」

しえな「・・・無駄にスキルあるんだよなぁ、無駄に」

乙哉「あははーありがと。じゃあさぁ、一緒に作ろっか」

しえな「は?」

乙哉「あたしが1から教えてあげるよー。ほらエプロン着て」

しえな「うわっ!急に腹触るなっ!」

乙哉「だってしえなちゃんエプロンの着方なんて分からないでしょー?」

しえな「別にエプロンくらい・・・」

乙哉「よし、完了!」

しえな「なんかこれキツく無いか・・・」

乙哉「しえなちゃんさ・・・」

しえな「な、なんだよ」

乙哉「似合ってるじゃん!可愛い!」

しえな「うぅ・・・つ、作るならさっさと作るぞ!」

乙哉「恥ずかしがってるしえなちゃんも良いよー食べちゃいたい」

しえな「ああもう!ボクにくっつくな!卵投げつけるぞ!」

乙哉「素直じゃ無いんだから・・・じゃあまず・・・」

このあとメチャクチャケーキ作った

6号室

純恋子「真昼さん、今日はハロウィンですわね」

真昼「えっ、あ、はい・・・」

純恋子「と言うわけで今日こそお茶会しませんこと?特別にいろいろお菓子を揃えましたわ」

真昼「だ、ダイエット続けないとま、また太るって真夜が・・・だから、ごめんなさい・・・」

純恋子「あら残念ですわね・・・ところでハロウィンの起源をご存知かしら真昼さん?」

真昼「起源・・・?」

純恋子「ええ。今ではお祭りごとのような扱いですが大昔は違った物だったそうですわ」

純恋子「ケルト人はこの日に親しかった死者が帰って来ると信じていたそうです。ですがそれと同時にやって来る悪霊から身を守る為に仮面を被りそれが今の仮装の原点だとか」

真昼「へ、へぇ・・・勉強になるます・・・」

純恋子「まあ私もつい最近調べて知りましたわ・・・ところでお茶会をしないとなるとお菓子が余ってしまいますわね、もったいない」

真昼「え?あ・・・ご、ごめんなさい・・・」

純恋子「しょうがないですわ。そういえばもったいないで思い出しましたわ。『もったいないおばけ』なんて妖怪さんがいらっしゃいましたわね 。ハロウィンですからもしかして」チラッ

真昼「ひっ・・・」

純恋子「では私はお菓子と紅茶を処分してきますわ」

真昼「あっ、待って下さいます!」

純恋子「どうかされましたの?」

真昼「今日はおちゃ、お茶会するます」

純恋子「あら!では早速紅茶を淹れないと!真昼さんもお手伝いして下さる?」

真昼「は、はいっ」

・・・

純恋子「では頂きましょうか」

真昼「はい・・・い、いただきます」モグ

真昼「あ、このケーキ凄い美味しい・・・」

純恋子「真昼さんもこのケーキがお好きなのですね。私の1番のお気に入りですわ」

真昼「甘酸っぱくて素敵・・・こ、こんなの始めて」

純恋子「ふふ、そんなに喜んでいただけると私も嬉しくなりますわね。また買わないと」

真昼「あっ、でも太っちゃう・・・から・・・」

純恋子「たまになら大丈夫ですわよ。それに」

真昼「えっ?あっ」

純恋子「腕や背中が少し細すぎませんこと?」サワサワ

真昼「ひゃっ!」

純恋子「あら、ごめんなさい。ですが無茶なダイエットは身体を壊してしまいますわよ?」

真昼「で、でも真夜が・・・」

純恋子「真夜さんには私から厳しく注意しておきますから安心なさって?もしお2人に体調崩されたら私も悲しいですわ」

真昼「英さん・・・嬉しい・・・」モジモジ

純恋子「ふふ。では次はこちらのマカロンも・・・」

このあとめちゃくちゃお菓子食べた

とりあえず以上雑妄想SSっス
すずこう難しいっス

ゆかりん「ああ…しえなちゃん……私が守ってあげる」ポチポチ


しえな「ゆかりんか…!なになに?」

『今度会ってみない?私、しえなちゃんともっと仲良くなりたいな♪』

しえな「ゆかりん……!よし!」ポチポチ

『もちろんだよ~!ぼくもゆかりんと会いたい!』


ゆかりん「ふふふ、しえなちゃん……」ポチポチ


しえな「!早いな、なになに?」

『じゃあ、私の家においでよ』

しえな「いいのかな…」ポチポチ

『いいの?親とか大丈夫?大丈夫なら遊びに行きたいなー』


ゆかりん「ふふ、準備はバッチリだよ、しえなちゃん」ジャラジャラ


しえな「来週はゆかりんと会うぞ!楽しみだなー」ワクワク

しえな「ここでいいのかな……」ドキドキ

ゆかりん「しえなちゃん!」

しえな「ゆかりん!?ゆかりん!」

ゆかりん「しえなちゃん!初めまして?かな?さあ、上がって上がって!」

しえな「おじゃまします」

ゆかりん「やっぱり、想像通りかわいいね!」

しえな「そんなことない!ゆかりんの方がかわいいよ」///

ゆかりん「ふふ、ありがと」


ゆかりん「はい、お茶だよ」コトッ

しえな「ありがとう!」ゴクゴク

しえな「……うっ…」バタン

ゆかりん「ふふ、しえなちゃん…これでしえなちゃんは私のもの…ふふ」チュッ



しえな「……はっ!なんだ!」ジャラジャラ

ゆかりん「しえなちゃん、おはよう」ニコニコ

しえな「えっ、なにこれ……ゆかりん?」

ゆかりん「しえなちゃんだめだよー、無用心なんだからっ」フフ

しえな「なにこれ?え?遊びだよね?」

ゆかりん「遊びでこんなことしないよ、本気だよ、しえなちゃんは私のもの、私が守ってあげる」スッ

しえな「ひっ……」ビクッ

ゆかりん「あはっ、しえなちゃんかわいい!」チュッチュジュルル

しえな「ふっ…んっ…」

ゆかりん「ふふふ、しえなちゃん、愛してるわ」

しえな「……(え?なに?キスされた?嘘…)」

ゆかりん「これからたっぷり可愛がってあげるね」



ゆかりん「薬、打とうね」スッ

しえな「なに、それ……」

ゆかりん「気持ちよくなる薬、媚薬だよ」フフ

しえな「やめ……いや……」

ゆかりん「えいっ」プス

しえな「あ、あ、あああああ、助けて!武智!」

ゆかりん「えー?武智って同室のシリアルキラー?」

しえな「ひぃぅ……!」

ゆかりん「ふーん、まあいいや、どう?効いてきた?」

しえな「ふぅ……ふぅ……」ハアハア

ゆかりん「……」ツン

しえな「ひゃあ!」ビクッ

ゆかりん「いいじゃん」ゾクッ

ゆかりん「もっと気持ちよくしてあげる」モミモミ

しえな「あっ、やめ……ふっ…ひぃ」ハアハア

ゆかりん「気持ちいいの?」クリクリ

しえな「気持ちよく!ん!…なんてない!んん!」ハアハア

ゆかりん「へー、じゃあもっと激しくしちゃうね」ペロペロ

しえな「うあん!んんっ!あっ、ひゃ……」ハアハア

ゆかりん「どう?」ペロペロコリコリ

しえな「あああ!んあ、くっ…」ハアハア

ゆかりん「ふふ、しえなちゃんかわいい」サワサワ

しえな「ひっ…!」ハアハア

ゆかりん「濡れてる……しえなちゃん、無理やりヤられて濡れてるよ?」ツプッ

しえな「んう、あっ!」ハアハア

ゆかりん「変態……」クチュ

しえな「いっ!だ……め…んん!!」ハアハア

ゆかりん「だめじゃないよね?こんなに濡れてるんだもん」クチュクチュ

しえな「あっ!はん!いやっあ……」

ゆかりん「あっ、もしかして、気持ちよくない?じゃあ、これ!」ブブブブ

ゆかりん「ハアハア、しえなちゃん」ブブブブ

しえな「ひやあああああ!んっ!あんっ!」ブブブブ

ゆかりん「しえなちゃん!しえなちゃん!」ブブブブ

しえな「武智!武智!うわあああ!」ブブブブ

ゆかりん「は?」

しえな「んくっ、」ハアハア

ゆかりん「ねえー、いま武智って言った?私とヤってるのに、他の女の名前出すの?」

しえな「ん、んん!」モジモジ

ゆかりん「うふっ」ニコ ブブブブ

しえな「うわあああ!いや!ああああ!」

ゆかりん「お仕置きだよ♪」

しえな「むにゃああああ!やめ、はっいっ」ブブブブ

ゆかりん「」ニコニコ

しえな「」プシャ

ゆかりん「あれー?もうおしまい?気絶しちゃったー」


ゆかりん「起きたら続き、しようね」


ゆかりん「しえなちゃんは私だけ見てればいいの」ニコ

「おい!舐めろよ」ハアハア

しえな「くっ…」ギッ

「なに睨んでんだよ、ほら舐めろ」ズイッ

しえな「うぅ……」ペロペロ

「んっはあ、もっとだ!」ハアハアサワサワ

しえな「んーっ!」ペロペロ

「ああ、いいぞ、んっ」ハアハアサワサワ

しえな「いやっ」

「勝手に休むな!」ギュッ

しえな「ひっ」ペロペロ

「ふー、ふー、ああ」ハアハア

しえな「んん」ペロペロ

「あー、イく」ハアハアグイッ

しえな「むぐっ」ペロペロ

「ふぅ…もういいぞ、帰れ」

しえな「……はい」

しえな「うぅ、ひっく、ひどい…いじめだよ……」ポロポロ


「あ、しえなちゃーん、今日は私お願いねー」クスクス

しえな「ぁ、あ、はい……」

「じゃ、よろしく~」


「ねー、ほら一人でヤって見せて?」ハアハア

しえな「う……はい……」

「ほら早く」ハアハア

しえな「んっ、んん」ハアハアクチュクチュ

「わー、本当にヤっちゃうんだ変態だね」ゾクゾク

しえな「んんんっ、はあ、あっ」ハアハアクチュクチュ

「ふーん、手伝ってあげるね」ヴィンンンン

しえな「あ、いやあ…」

「えいっ」ヴィンンンン

しえな「いやああああああ!んんんんっ、あっ、あっ」

「気持ちいい?ねえ気持ちいい?」ヴィンンンン

しえな「あっ、あっ、ひぃやああ、んんんっ」プシャー

「あーあもう終わり?相変わらず感じやすいんだね」クスクス

「ほーらいいから私のことも気持ちよくさせてよ?」

しえな「……はぃ」


しえな「やっぱりぼくはイジメられてるんだ…」


伊介「ねー春紀、今日は何の日か知ってる? クリスマスイヴって答えたら[ピーーー]から♪」
春紀「? イヴじゃないの? イヴ以外何かあったっけ? 納めの地蔵?」
伊介「アンタの頭は地蔵並みに硬いのかしら? ていうかイヴ言うなって言ったわよね」チャキ
春紀「クリスマスを付けずにイヴとしか言ってないからノーカンだろ、ってことであたしの頭に当てられた銃を降ろしてくれ」
伊介「あててんのよ」
春紀「こんなあててんのよはイヤだ」
伊介「ねー、マジで分かんないの? 脳筋にも程があるでしょアンタ」
春紀「や、いつもイヴは家族に少しでも楽しい気持ちを味わってもらおうって思ってばかりでさ。他に何があるとか考えたことなかったんだよ」ハハ
伊介「…………」
伊介「」ギュ
春紀「伊介様? どうしたのさ」ナデナデ
伊介「……バッカじゃないの。自分の誕生日を忘れてんじゃないわよ」ギュゥ
春紀「――あ」
伊介「ったく、ホンットバカね♪」
春紀「……最近家に帰ると決まって皆コソコソしていたのはそれだったのか」
伊介「でしょうねぇ。アンタ今日は一日中仕事だったから、きっと朝起きたらサプライズが待ってるわよ」
春紀「はは……。……なーんで気付けないかなぁ、あたし。そっか、今年もあたしの誕生日がきたのかぁ」
伊介「……春紀が産まれた大切な日よ」
春紀「ん……なぁ、伊介様も何か祝ってくれるのか?」
伊介「ハァー? 当たり前だろ♪ 何の為にこんな遅くにアンタに会いに来たと思ってんのよ」
春紀「お? 意外だな、んなわけねぇだろとかツンデレ発揮されるかと思ってたよ」
伊介「思ってもないこと言ってんじゃないわよ、伊介が家族認定したら何よりも大切にするオンナだってことぐらい知ってるでしょ」
春紀「はは、ホントにな。――なぁ伊介様、よかったらプレゼントお願いしていいか?」
伊介「聞いてんじゃないわよ、早く言え♪」
春紀「じゃあさ……」トサッ

春紀「あたしの性欲、全部伊介様にあてていい?」




伊介(――なんてめっちゃカッコいい顔と声で言ってくるもんだから『おめでとう』って言いそびれたじゃない……)朝チュン


勢いで書いた
春紀誕生日おめでとう

saga忘れた
すみません伊介様

まひすみ

純恋子「番場さん、甘酒ですわ」

真昼「あ、ありがとうございます・・・」

純恋子「美味しいですか?」

真昼「は、はい・・・とっても美味しいます」

純恋子「まだまだ沢山ありますからどうぞ」

真昼「はい・・・」

Aさん「あけましておめでとうございます英さま」

純恋子「あらAさん、あけましておめでとうございますますわ」

Aさん「今年もよろしくお願いします」

純恋子「こちらこそよろしくお願いしますわ」

真昼(美味しい・・・)ゴクゴク

・・・

部屋

純恋子「はぁ、年末年始は毎年疲れますわ・・・」

純恋子「番場さんもあんなに沢山人が居る場所に来て大丈夫でしたか?」

真昼「・・・」

純恋子「番場さん?」

真昼「はなぶささん」

純恋子「はい」

真昼「れずせっくすするます」

純恋子「は、はい?」

真昼「れずせっくすます」

純恋子「い、今はちょっと・・・」

真昼「なんでしないますか?」

純恋子「少し疲れてしまって・・・」

真昼「するます」

純恋子「ば、番場さん!? よ、酔ってらっしゃるんですの?」

真昼「よってないます」

純恋子「でもお顔があk・・・」

真昼「うるさいます、ぬがすます」グイ

純恋子「え、やめ・・・」

真昼「もんどうむようます」ビリ

純恋子「ちょ、あっ・・・////」

・・・

真昼「zzz・・・」

純恋子「はぁはぁはぁ・・・」

純恋子「まさかあんなに激しく攻めてくるなんて、番場さんて酔うと怖いですわ・・・」

純恋子「でも悪い気はしませんでしたわね・・・////」

溝呂木「じゃあテスト返すぞー」

溝呂木「あ!それと珍回答あったからまとめといたぞ!」ニカッ

Q.メロスは何故走っただろうか。

A.セリヌンティウスを助けるため。
又は約束を果たすため。
など

東兎角の場合

兎角「………」カリカリ

Qメロスは何故走っただろうか。

A.王を殺しに行くため

犬飼伊介の場合

Q.メロスは何故走っただろうか。

伊介「だるぅ……」

A.タイトルが走れメロスだから


寒河江春紀の場合

Q.メロスは((ry

春紀「…ん~」

A.トイレ行きたかったから


走り鳰の場合

Q.メロスは((ry

鳰「…………」

A.友達がセリヌンティウスしかいなくて、死なれたらぼっちになるから。

溝呂木「みんなちゃんと勉強しろよー」ガララ

鳰「……」

鳰「いや、別に!?ウチはぼっちじゃないっスよ!?えぇ!!断じてそんなことは!!」アセアセ

兎角「…いい加減認めたらどうだ」

柩「……見苦しいです」

千足「……本当だな」



鳰「理事長ぉおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」ウワーン



テスト珍回答



たいしておもしろくないと思いまっせ。

乙哉「しえなちゃんの誕生日をどうしよう…」

晴「今日しえなちゃん誕生日だったんですか!ストラップは前に上げちゃったし…兎角さんどうしよう?」

兎角「カレーパーt」

乙哉「はい次の意見」

兎角「ふざけるな!」

乙哉「どっちがふざけてるんのさ」

兎角「まったく…ん、どうした晴?」

晴「それ、ナイスアイデアです兎角さん!」

乙哉 兎角「「え?」」

     

      ====放課後 黒組教室====

しえな「一体どうしたんだよ放課後に…」

乙哉「いーからいーから、この教室入ってよ!」

しえな「全く…うわっ!!?」パパパーン!!!

皆「しえなちゃん!誕生日おめでとう!」

しえな「え…あ、今日ボクの誕生日」

乙哉「なんだ忘れてたの、皆でパーティーの準備したのにー」

晴「良い誕生日プレゼントが思い浮かばなかったので、その代わりにおっきなパーティをしようって!」

しえな「うそ…」

溝呂木「今日は放課後貸切にしておいたからな!楽しんでくれ剣持!」

兎角「皆わざわざ手作りで料理も作ったんだ、残すなよ」

伊介「伊介まで手伝ったのよ、残したら殺しちゃうかも」

春紀「こんなこと言ってるけど結構頑張ってくれてたんだぜ伊介様」

伊介「何余計なこと言ってんのよあんた、ムカツクー」

千足「ケーキも作ったんだ、つい苺を多くしてしまったが自信作だ」

柩「ぼくも手伝ったんですよ、千足さんと一緒に作ったんですから安心してください」

しえな「東と犬飼まで…」





香子「料理とは難しいんだな…」

涼「香子ちゃんも頑張ったんじゃ、たくさん食べてやってくれ」

真夜「真昼の奴も必死に作った料理だ、心してお食べやがれ!」

純恋子「カレーに串焼き肉などの料理、ケーキにチョコなどの各種デザート、全てたしかな品質の材料を用意しましたわ」

乙哉「あたしも手作りでポテトチップ作ってみたんだ!いやーカラッて揚げるのが難しくて…あれ、しえなちゃん」

しえな「…」

晴「しえなちゃん」

しえな「突然なんなんだよお前等…馬鹿だぁ…」グスグス

溝呂木「け、剣持…うぅ」グズグズ

伊介「やだ、なに泣いてんのよ暑苦しい、ダッサーイ」

春紀「とか言いながら、嬉しそうじゃん伊介様」

涼「頑張って良かったの、こーこちゃん」

香子「ああ、なんだか、嬉しいな」

柩「喜んでもらえてよかったですね、千足さん」

千足「桐ケ谷も手伝ってくれたおかげだよ」



純恋子「ふふ、これで真昼さんの夢も達成ですわね」

真夜「ああ!楽しくお誕生日会するのが真昼の夢だからな!」

兎角「自信作なんだからな、カレーが冷める前にさっさと食べろ」

晴「もう、兎角さん!しえなちゃん、乙哉さんが今日のお誕生日のこと教えてくれたんですよ!」

しえな「武智…」

乙哉「そうだよしえなちゃん、どう、あたしのこと好きになっちゃたりした?」

しえな「…」

乙哉「あっははは、冗談だよ、じゃあ「武智」」

しえな「ありがとう…その、ちょっとは好きになった…かも」

乙哉「え……うん、その、ど、どういたしまして」

しえな「ああ、皆もボクのためにありがとう」




鳰「全く、なにやっちゃってるんッスかねえ、付き合ってらんないッスよ」



しえな「あれ、このプチメロンパンって」

晴「鳰が置いてったよ、こういうのは柄じゃないって帰っちゃったから…」

しえよ「いいよ、これだけで十分だ」


以上です
しえなちゃんは幸せになれ

乙しえ「でんでんででん♪♪でんでんででん♪でんでんででんでん♪」

しえな「かっきーん!」
乙哉「しえなちゃんかっこいー!」


乙哉「しえなちゃんいつものやったげて!」

しえな「聞きたいかボクの武勇伝!」

乙しえ「武勇伝♪武勇伝♪武勇でんでんででん♪」

しえな「何にもしないで退学処分」
乙哉「すごい!EDソングも歌えない!」

乙しえ「武勇伝♪武勇伝武勇♪でんでんででん♪」


しえな「原作掘り下げやっときた!」
乙哉「組織の名前が集団下校(笑)」

乙しえ「武勇伝♪武勇伝♪武勇でんでんででん♪」

乙しえ「意味はないけれどムシャクシャしたからー」
乙しえ「ネカフェでミョウジョウハッキングー♪」

乙しえ「でんでんででん♪でんでんででんでん♪でんでんででん♪でんでんででんでん♪でんでんででんでん!ペケポン!」

千足「……」カチカチカチ

乙哉「あれー一人で珍しいね生田目さん、なにやってんの?」ヒョコッ

千足「た、武智かビックリさせないでくれ!」

乙哉「そんなビックリしなくてもいーじゃない、で、一人で携帯弄ってなにしてんの?」

千足「いや…リドルSSを検索していたんだが…ないんだ…」

乙哉「どんなSSなの、一緒に探してあげよっか?」

千足「違う…ないんだ…」

乙哉「ない?」

千足「紫夢ちゃんの…紫夢ちゃんの出てるSSが…!」

乙哉「え、誰それ…」

千足「ああ…AK勢だからな…出ていない武智が知らないのも無理はない…」

乙哉「うっわーなんだろう、ちょっと苛っとくるねー…」

千足「京 紫夢(かなどめ むむ)135㎝のBカップ、ガーデニングが趣味の…9歳だ!!」

乙哉「そこ強調しなくていいんだけど…というかAKって何?」

千足「"悪魔のリドルAK"…数年前からすでに配信されていたが何故か原作キャラがいないせいで黒歴史扱いされていたソシャゲーだ」

乙哉「なにそれ…通りであたし全然知らない訳だよ」

千足「それどころか出演している数少ない原作キャラも配信当時まだキャラが固まっていなかったのかキャラがおかしいんだ…」

乙哉「千足さんとかアニメ一話の時点でもキャラおかしかったもんね」

千足「東が"メロンパンを食べたい…"と言い出した時は気でも狂ったのかと思ったぞ」

乙哉「あ、それはおかしいね、うん」

千足「しかしAKのキャラクター自体は魅力的なんだ…十分SSで使えるポテンシャルを秘めている」

乙哉「ほうほう、たとえば?」

千足「先ほど言った紫夢ちゃんだが、養護施設で育ったもののイジメを受け、周りの人間を皆殺しにしてしまった過去がある」

乙哉「9歳なのに!?」

千足「自分に危機が迫ると身体のリミッターが外れて怪力になるらしい、本人にその間の記憶はなく気が付けば…といった感じだ」

乙哉「ほうほう、武器は10㎏近いチェーンソウと…殺しの間に意識が無い割にチェーンソウは綺麗にデコってるんだね」

千足「しかしイジメといえば剣持がいるし、またはこの"私"といい感じに組み合わせられるんじゃないか」

乙哉「うん、本当にそうなんだけどなんなんだろう、邪な気配を感じる」

千足「まぁキャラの性格はゲームを進めていると起こる会話イベントで知るしかないのが少々面倒なのだが…」

乙哉「えーたしかにそれ面倒だよー外見が気に入ったキャラがいても使えないじゃーん」

千足「ふっ、安心しろ…最近は有志がwikiに会話の内容を載せてくれている!」

乙哉「おー!それがあればちゃっちゃとSSで使うことは出来そうだね!……なんだろうこの通販番組みたいなノリ…」

千足「9歳の少女、ツンデレな姉と毒舌な妹の双子姉妹、俗に厨二病と言われる性格の少女、さらには吸血鬼までキャラは様々だ!」

乙哉「今調べたけどそれ全部ロリっ子だよね、全員身長150㎝切ってるよね…」

千足「武智と関連するならシリアルキラーも一人存在するぞ、武智とは全くタイプの違うようだが…」

乙哉「日月 氷影(たちもり ひかげ)さんね、幼い頃に捨てられてサーカスに入団、その後とある事件で団長を殺して目覚めたと」

千足「幼い子を手作りのお菓子でたぶらかすとんでもない奴だ…碌な奴じゃないな、全く」

乙哉「ふーんそれにしても色々いるんだね、その割にはSSで全く使われてないけど」

千足「それが悲しいんだ…といっても少し前までは全くのブラックボックスだったからな、ようやく少しづつ認知はされてきている」

乙哉「wikiを見てみても最近まで全然更新なかったみたいだしねーこれを機に流行ればいいね」

千足「全くだ…ただこれ以上私のロリコン化が進むと不安になって来るな…」

乙哉「いやもうその属性外せないでしょ…」

AK流行らないかな…

妄想

乙哉「うーん…」

千足「む、どうしたんだ武智、浮かない顔をして」

乙哉「いやーAKキャラをSSで使いたいんだけど、戦闘方法が良く分からないキャラばかりで困ってるんだよねー」

千足「ほう、だが大丈夫だそんなもの」

乙哉「え、なんかとっときの情報とかあるの!?」

千足「>>830も言っている通り妄想でどうにかすればいい…イマジネーションだ武智」

乙哉「いやそれでいいの!?」

千足「逆に考えるんだ…明確にされてないから好きにしちゃえってさ」

乙哉「えー…」

千足「そんなこと言っても…原作キャラの剣持だって暗殺方法が良く分かっていないじゃないか」

乙哉「しえなちゃんはハッキングとか分析とかそういうのだっていうのは一応分かってんじゃない!一応!!一応だけど!!!」

千足「"私の想像の〇〇と違う"となるかもしれないが、そもそも二次創作自体そんなものだろう?」

乙哉「まーそうっちゃそうだけどね、でもさー厨二病の女の子の山崎千代ちゃんとかさーどうするのこれ」

千足「そうか…彼女に関しては一般人だったな…」

乙哉「すごくおっきい鎌を使うけど一般人で島根出身なうえただの米農家の子だし、適当に鎌振るわせる感じ?」

千足「そうだな…ここは元農家という点に着目して、本気を出したら稲刈りとかに使う小さな鎌を使うとかどうだ」

乙哉「いやいやいやそんなもので戦えるの!?」

千足「安心してくれ、沖縄古武道には二丁の鎌を使う型が残っている、それを参考にすればなんとか書ける筈──」

乙哉「いやいやいや、おっきい鎌捨てちゃってる時点でダメでしょ!」

千足「そ、そうか…」

乙哉「えーっとじゃあ千足さんご推薦の双子姉妹、九条院姉妹だっけ?」

千足「しっかりものだが妹に甘いツンデレの九条院有栖ちゃんと、毒舌で甘い姉を利用しつつも姉が大好きな九条院来栖ちゃんだな」

乙哉「お姉さんは糸とか針とか使うのかな、まぁ糸使いは寒河江さんがいるからまー分からないでもないよ」

千足「ということは…」

乙哉「妹の来栖ちゃん、なにこれ…人形操ってるの?」

千足「まぁ…そういうことだろうな、巨大な人形を操らせればいいんじゃないか?」

乙哉「いやいやいやいいのそれで!?」

千足「本編にサイボーグがいる時点でもういいんじゃないかな…」

乙哉「半分ヤケクソになってない?」

千足「そうでもないとやってられないだろ、勢いだ…イマジネーションだ!」

乙哉「納得いかないなー…」

千足「それも含めて二次創作だ、みんなが武智の考えるAKキャラを好いてくれる訳ではないが、きっと好いてくれる人もいるさ」

乙哉「たしかにね、二次界隈だとこうやってキャラを模索していく中で固まっていくキャラもいるもんね」

千足「最近ちらほらAKキャラを見かけるようになってきたが、私は各作者それぞれのAKキャラを見るのが好きだぞ」

乙哉「皆がそうとは限らないけど、そういう人もいるって訳だね」

千足「それにAKキャラは知ってる人もそこまでいないだろうし好き勝手やっても大丈夫じゃないか?」

乙哉「それはダメでしょ!?というかそれもう完璧ヤケクソだよね!?」

千足「正直何故原作キャラをしっかり出さないのか理解に苦しむからな…」

乙哉「そうだよ!あたしも何故か画像は出回ってるけど基本手に入らないし!しえなちゃんと首藤さんなんて影も形もないじゃん!」

千足「桐ケ谷も画像はあるがなにかの特典だったんだろうな…英も同じだ…」

乙哉「しえなちゃーん……」

千足「桐ケ谷……」

何となくやってみたくなったのでけいおん!のパロディ
キャラ崩壊とか設定改変あるかも注意、伊介様のハートは♪で代用

ここは私立ミョウジョウ高校
他の学校同様様々な部活動が存在し、それぞれが日々活動している
その中の一つが、

武智「あたし達軽音学部である!」

春紀「いきなり何言ってんだおまえは、暑さで頭なくなったか」

武智「おかしくなったとかじゃなくてもはやあたし首なし人間!? はるきんひどくない!?」

兎角「首なし人間っていうか……脳みそのないゾンビ?」

武智「生きてすらいない!? そもそもゾンビに脳みそって必要なの!?」

伊介「そこじゃねーよ♪ 今日も武智ってるわねぇ、うっざ」

武智「うざい=武智!? あたしのアイデンティティーってうざ可愛い美少女なの!?」

純恋子「誰もそこまで言ってませんわ。それよりも、もっと静かに出来ませんこと? わたくしの煎れた紅茶と英家オリジナルスイーツが台無しですわ」

……と、まぁ
いつもの様にあたしに対する総スカンを終え、軽音部の各々は紅茶を啜る。
静かになった今がチャンス、あたし達の自己紹介を始めるよ!

まずはあたし、武智乙哉!
軽音とか何やるのかすら知らなかったけど、幼なじみのしえなちゃんに「おまえを受け入れてくれる部活に頭下げなきゃいけないから早く決めろ」
と言われたので掲示板で一番最初に目に入った軽音学部にうっかり入部、そこでギターを適当に触ったらそのままギタリストになることになっちゃった主人公だよ!
一年の時に立候補して歌も歌ってます! 昔見たアイドルアニメでちょっとそういうの憧れてたんだよね~♪
軽音メンバーは美少女揃いで某新世界の神(仮)の様なゲスい笑みを浮かべて今すぐ可愛がってあげようと思ったけど、それはあたしが甘かったね……。
だってここにいる娘達個性的だし強いんだもん!

一人目は軽音部部長の寒河江春紀、(あたしの中の)通称はるきん。
長い赤髪に一見ギャルの様な出で立ちだけど、中身は男前で姉御肌な人! 高校入ってから何回も告白されてるみたいだねぇ、主に女の子に。
まぁそれはあたしもなんだけどしえなちゃんに毎回妨害されてうまくいったことない……。おっとっとぉ、余談だったね。
大家族の長女で、家はあんまり裕福ではないけど入学前に猛勉強して特待生になったからこの学校に来れたんだって。
何で私立に来たかって、それは勿論伊介さんの学力で通えるのがここだったからだよ! それ以上のことを聞くのは野暮ってものじゃない? というか聞いたら足払いされたし。
今も部活やりつつバイトしてるみたいで、実は忙しいらしいよー。昔は巻き込まれ喧嘩もよくしてたみたいだけど、まぁそれはいっか。伊介さんとか家族を守る為とかだろうしねー。
気さくでおおらかであっけらかんとした性格からか、担当はドラム! 靴ひもキュッと固く結んで豪快にビシバシ叩くよ!

二人目ははるきんの幼なじみで大親友なセクシー美女犬飼伊介さん。
育った環境が特殊らしくて、かなりツンデレかつ極端な性格になっちゃったみたい。その結果が「伊介様と呼べよデコ助野郎」なんだけど、はるきんしかそう呼んでないのが笑っちゃうよね。敬意もへったくれもなくあだ名になってるし。
普段は凄い毒舌で思ったことを包み隠さずザクザク言うドSなお姉さんだけど、
実は極度のあがり症で失敗出来ない場面になると固まっちゃう可愛い所があるんだよねぇー♪
……一回指摘したら「ママ」譲りのハイキックをお尻に食らって悶絶したからもう言わないけど
ちなみに担当はベースとボーカル! 一年の時のあたしのうっかりで歌うことになっちゃってからは、あたしとダブルボーカルだよ! 苦虫を潰したような顔だったけどね!
あと軽音部内での極秘になってるけど、作詞もしてるんだよね。恋の歌が多いけど、誰を想って書いたんだろうねー♪

多分続く。夜になったら書くかも。

千足「AKが…終わるんだ…」

乙哉「むしろこれよくここまでもってたよね、プレイバックに加えてレアガチャの内容も相当前から変わってないよ」

千足「アイテムを使わずともコツコツ真面目にやっていれば普通に10位以内に入れるからな、上位の評価点は凄いことになってるが」

乙哉「会話集めようとしたらそれは無理だけどねー、レアでないキャラはノーマル使うしかないし」

千足「しかしwikiは驚く程充実したな、見てない会話を見つけたので更新しようとしたら既に書かれていた、なんかは日常茶飯事だ」

乙哉「このwikiさえあればSS書くのはできるだろうねー、不幸中の幸いって言うか…なくなるのは寂しいけどねー」

千足「大丈夫だ、これからはSSの中で彼女たちは生き続けるよ」

乙哉「ていっても最近はリドルSS自体少ないけどね」

千足「そ、それ以上言うんじゃない武智…!!」

乙哉「放送一年過ぎても固定ファンがガッチリいるのは凄いけどねー原作の漫画はまだ続いてるけどアニメと大筋は同じだし」

千足「既に退場したキャラのファンからすれば寂しいだろうな、私たちの所謂ロミジュリ回は大きく変わっていたが」

乙哉「あたしの回はアニメですっごく変わっちゃってたねー、兎角さんが弱くなってた気もしたけど」

千足「10話での再登場と言い武智は優遇されてたな、最初に退場したから多少出番を増やすのは良いと思うが…」

乙哉「それよりしえなちゃんをどうにかしてあげてって感じだよ!」

千足「しかし皮肉にもそんな状況の中で"キャラは悪くない"とAKが再評価されたのだがな」

乙哉「原作キャラ出てないせいですっごい扱い悪かったもんね、でも女の子が主人公なのはいいねー分かってるって感じ」

千足「ありがちな男主人公ではないのは大きな評価点だな、そのAK主人公にも近頃ある特徴が付け加えられた」

乙哉「え?そうなの?」

千足「"おっぱい好き"なんだ」

乙哉「えええええええええええええええ!!?」

千足「Dカップ、Eカップの胸を無言で掴もうとしたし、巨乳が気になるという発言と犬飼の胸を見つめる選択肢がある」

乙哉「…wiki見たけど、本当だね」

千足「選択肢からするに小柄で黒い目、服装は"寒そう"らしいな、といっても憶測にしかならんが」

乙哉「なんか良く分からない要素だけ残して終わっていくね、AK…」

千足「逆に考えるんだ…妄想が捗るんだ…と」

乙哉「AK主人公は薫子さんとの組み合わせがちょっと浸透してきてるね、薫子さんって兎角さんっぽいし」

千足「胸はDだからその点でも大丈夫だな、AK主人公はエピソードの方の会話があるから文章媒体のSSだと書きやすいかもしれん」

乙哉「イラストよりかはねーあたしは皆の中のAK主人公ってのも見てみたいけど」

千足「そういうのは言い出しっぺが描くものだと相場が決まっている、さぁ頑張るんだ武智」

乙哉「えー!生田目さんこそ趣味が美術館巡りなんだしそういうの得意そうじゃん!」

千足「そうか、それなら仕方ない、私が描こ──」

乙哉「あ、やっぱいいよ、絶対ロリっ子になるのは分かってるし」

千足「くっ…でもこういった形で個人の嗜好が丸出しになるからな…そういう意味では面白いかもしれない」

乙哉「〇〇の人、とか呼ばれるんだろうねー生田目さんならロリの人って感じで」

千足「私をロリコンに仕立て上げるのは止めろ!」

乙哉「だからそれもう無理だって!」

千足「推定15歳程年下の走りが"お気に入り"の理事長の方が危ない気がするんだが…」

乙哉「い、一応手は出してないっぽいから…というか歳の差なら首藤さんと神長さんの方が危ないし」

千足「あれは特殊すぎる事例だから赦してあげて欲しい…」

乙哉「まぁそうだね…なんかさー本当この作品って…」

千足「ん?」

乙哉「キャラ、濃すぎない?」

千足「おかげでファンも濃い人ばかり残ってしまったな、良いことなんだろうが…」

鳰「何が起こってるんすか・・・」

伊介「はい鳰、あーん♪」

鳰「あ、あーん」

伊介「かわいい~♪」ナデナデ

鳰「ははは」モチモチ

兎角「おい 口を開けろ」

鳰「う、兎角さん・・・はい」アーン

兎角「美味いぞ」

鳰「おいひいっふ!」モチモチ

春紀「おいまだか?少し独占しすぎだぞ二人とも」

ババア「そうじゃぞ」

晴「そうだそうたー!」

兎角「地・・・仕方ないな」

鳰「しかし一体なんなんすかこれ・・・」


みたいな鳰が

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年05月21日 (水) 14:51:10   ID: 1XfZ5J67

鳰ちゃんが不憫すぎるww

2 :  SS好きの774さん   2014年06月10日 (火) 17:52:34   ID: e_02s7ZQ

みんな鳰ちゃんに何の恨みがww可哀想ッスよ〜。鳰ちゃんは天使なのに泣

3 :  SS好きの774さん   2014年09月01日 (月) 12:45:02   ID: oI4YkdQg

桐ヶ谷と神長の話
とてもいいです

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