垣根「ここから先は・・・俺が常識だ!!」 (144)
注意
主人公は垣根です。
駄文・遅筆ですがご勘弁を
連投・誤字多し
時計列は新約10,5巻とゆう感じです
原作形式の地の文ありです
雑談歓迎
感想や意見、アドバイスがあればお願いします
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1406560731
あと初SSです。
では初の投下
ー序章ー
赤く燃える研究所にて
「・・・よォ。久しぶりだなァ、ーーーーよォ。」
「あぁ。[初めまして。]ーーーー。」
「?・・・なんでお前が此処にいる?・・・あの時完全に破壊したはずだが?」
「確かに、あの時悪性を表面に出された[誰かさん]はお前達に破壊された・・・そして善性を表面に出された[垣根帝督]が誕生した。」
「・・・・・」
「だが、そいつらは[垣根帝督]であって[垣根帝督]では無く、[垣根帝督]であっても[俺]では無い・・・まぁ、それは暗部抗争の時の[奴]にも言える事だがなぁ」
「?・・・どォいうことだ?馬鹿にしてンのか?お前」
「俺はさぁ、全部じゃ無ぇんだがよ、ほとんど思い出したんだよ」
「?何を言ってやがる・・・」
「まだ分からないか?さっき言ったはずだぜ?[初めまして。]ってなぁ」
「!まさか!」
「あぁ。そのまさかさ」
「俺はさぁ・・・記憶を消されていたんだよ。否うまく書き換えられていた、って方が正しいかもしれ無いがな」
ー行間1ー
少年は研究所に居た
少年は置き去り(チャイルドエラー)だった。
つい最近ここに来たばかりだが、既に友達は何人か出来ていた。ほとんどが黒髪という中で茶髪というのは珍しかったのだろうか。子供達は声を掛けなくても勝ってに近づいてきた。そのせいもあって友達作りには苦労し無かった。
親が自分を捨てた事には特に何も感じなかった。どうせ親と言ってもご飯を作ってくれただけで会話もまったく無く。世話もしてくれ無かったのだ。唯一心残りなのは向こうで出来た友達と会えなくなることぐらいか。だが自分が居なくなろうとも彼らはやっていけるだろう。
結局の所あちらに帰りたいとは思わなかった。
むしろ学園都市の能力開発には興味が有った自分にも能力は開花するのだろうかということがとても楽しみだった。
今のこの退屈な状況から何かが変わるんじゃないかと思っていた。
「おい垣根?垣根ってば!」
友達の一人が自分に話しかけていたようだ。思考を中断させる。
駄目だ駄目だ。最近一人で考え事をする事ぎ多くなってきた。気をつけないと
「はい。どうかしましたか?」
「どうかしましたか?じゃねぇよ!ったくまぁいいけど・・・ほらあそこの女の子見てみろよ。新入りじゃね?」
友達が指を指す。その方向を見てみると確かに見慣れない少女が壁際で体育座りしていた。だいたい自分が中学生だから小学生・・・大きくても自分の一個下ぐらいか。
「とりあえず声、掛けてみようぜ」
「そうですね」
これが悪夢の始まりだった
今日はここまで。感想なんかをくださると嬉しいかぎりです。
>>1はスマホアプリのパズデックスの方もやってるのでそちらの話もしてくれれば大歓迎です。
改行
……
――
いう
感嘆符、疑問符 スペース
大括弧
そのくっさいコテはわざと?
とりあえず国語のお勉強と作文から始めましょう
期待
このSSを見て気分を悪くした方がいれば申し訳ございません。>>1はこれからも読みやすいように書けるよう、努力しますのでよろしくお願いします。
では投下
-1-それぞれの目覚め
一方通行は自室のベットの上で目を覚ました。
(……また目が覚めたか。)
最近、彼はあまり眠れていなかった。
それは、世界中に散らばる妹達を繋ぐMNWの『総体』から受けた言葉が原因だった。
(どォいう事だ?俺があいつ等を偶像化している?そンな事はねぇ。俺はあいつ等を、一人の人間として……)
そういえば、あの『総体』はこうも言ってなかったか?意識して克服できるものでもないと。
そしてさらに、強く意識する事が、かえって相手を『可哀そうな枠』の中に入れてしまうと。
(つまりは、今こんな事を考えている事自体、あいつ等を偶像化してる事になンのか?)
意味が分からない。と青年は乱暴に頭を掻きながら、ベットから立ち上がり、リビングに向かう。
リビングには、彼の同居人。というか、彼が居候している家の家主、黄泉川愛保が既にいた。
「おはようじゃん。一方通行。……最近早いようだけど、顔色も悪いし、何かあったじゃんよ?」
彼女は、心配そうな表情で問いかけてくる。
「……何にもねェよ。心配ねェ。」
「……そォじゃんか。」
彼女は、少し悲しそうな顔をして話し続ける。
「確かに、私達の関係は、紙にかけば同居人ってだけじゃんよ。……でも、私はそうは思わないじゃん。この家に住んでいるみんな全員、家族だと思ってるじゃんよ。だから、できれば家族に対して隠し事はして欲しくないじゃん。」
「!そォか。」
あぁ、自分は本当に分かり安い甘い言葉に弱いなと思いながら続ける。
「だが悪い、これだけは言えねェ。俺もお前等を……家族だとおもってる。だが、これは俺が自分で解決しないと前に進めない気がするんだ。」
彼はもはや、自分のついた嘘を躊躇なく払いのける。
そして、自分の『家族』に対して、自分の本音を話す。
「そうじゃんか……」
黄泉川は少し俯いて黙り込んだ。と思うとすぐに顔を上げて豪快に笑いだした。
「なっ何笑ってやがる!?」
「あっはっはっはっは!いやぁ、一方通行がそんなこと言うのが少しおもしろくてさぁ」
いや、その笑い様はちょっとってレベルじゃねェだろ。と一方通行は思いながら
「畜生が……。こっちは真剣だったってのによォ」
いや、と黄泉川は笑うのを止め、一言区切ると
「でも正直、安心したじゃん。お前がこれからも全部一人で背負っていくんじゃないかって心配してたのは、本当じゃんよ。」
「これからは、家族を頼らせて頂きますゥ。」
「茶化すなじゃんよ。……じゃあ、警備員に行ってくるじゃんよ。」
「ン。」
一方通行は軽く返事し、黄泉川は家を出る。
「さて、どうすっかねェ」
彼は、ソファに寝ころびながら考える。
(……ちょっとばかしスッキリしたし、このまま二度寝するかァ。)
彼が結論を出し、目を閉じようとした瞬間
プルルルルルップルルルルルッ
リビングに携帯の着信音が鳴り響く。
チッと、舌打ちしながら携帯の画面を開く。
そこに書いてあった名前は。
(土御門?一体なンのようだ?まァ、聞いてみるのが早いか。)
「なンの用だァ?」
『あぁ、やっとつながったか。仕事だ。』
「仕事だと?……暗部は解体されたンじゃなかったのかよ?」
彼は疑問に思う。
それもそのはず。暗部は、第三次世界対戦時の彼の功績が認められ、解体されたはずだからだ。
『あぁ、そうだ、暗部は解体された。つまり今から言う仕事は暗部の仕事では無い。』
「……どういうことだ?」
『というよりこれは、元暗部の俺達に対する仕事では無く、お願いと言った方が正しいかもしれないな。』
とりあえず行間開けなよ
「依頼者は?」
『統括理事会だ。』
「統括理事会だと?……依頼は?」
『最近、毎日の様に研究所が爆破されているだろ?それの犯人退治だよ。』
そういえば昨日ニュースで見た気がする。爆破されたのはたしか……
「……置き去りに対する、非合法な実験が行われていた所ばかり……だったか?」
『あぁ。その通りだ。』
「だが、それだけなら別にわざわざ俺達にたよる必要は無いンじゃねェのか?」
確かに、ニュースに寄ると監視カメラにも写らない凄腕らしいが、それだけなら警備員でも対処可能なはずだ。
それなのに、わざわざ一度解放した俺達にたよる理由は……
「……標的かァ」
『……そうだ。こいつは俺達じゃないと勝ち目はないな。いや、お前以外は勝ち目が無い。』
「……」
彼は考える。
俺しか勝てない?こいつがここまで言うのは珍しい。『垣根帝督』以来か。
ということは……
「エイワスか!?」
『いや、違う。……垣根帝督だ』
短いですが今日はここまで。
>>17すみません。最後のやつだけ、試してみましたがあんな感じで大丈夫でしょうか?
だから疑問符や感嘆符の後にはスペースあけろっての
文章の書き方くらい少し調べれば見つかるだろ
>>21……すみません。やってみます。
では、投下。
一方通行が目を覚ましたのと、時を同じくして、とある青年も公園のベンチの上で、目を覚ました。
いや。無理矢理目を覚まさせられた、というほうが正しいだろう。
(……ここはどこだ? あぁ、そういえば公園のベンチに座ってからの記憶がねぇ。寝ちまってたか)
まぁ、そんな事はどうでもいい。
と適当に思考を切り上げ、朝飯はどうするか、と思考していると。
「ちょっとそこの殿方? 聞いておりますの?」
と、思考に割り込むかのように声をかけられる。
夏だなぁ、って思った
昨日は寝落ちしてしまいました。すみません。
では、投下。
見てみるとそこには、
中学生くらいに見える、ピンク色の髪の毛をツインテールにした少女が、呆れた表情で立っている。
この少女が、自分を起こしたんだな。と彼はすばやく判断する。
……で、こいつはなんだ?
とりあえず、本人に聞いてみるのがはやいか。
「失礼、お嬢さんは?」
「ジャッジメントの白井黒子ですの。この公園で寝ている、バカが居ると聞いて、わざわざやってまいりましたのよ。」
と言い、彼女は無い胸をはる。
バカて……
まぁ。確かによく見てみると、白井黒子と名乗った少女の右肩には特徴的な腕章が取り付けられている。
それに、心無しか少し怒っているようにも見える。
(まぁ、そんなことはどうでも良い。……それよりも白井黒子てww名付けた奴絶対、悪意あったろww)
「それより、貴方こそ何者ですの?」
彼が何を考えていたのかが分かったのか、彼女は少しムスッとして彼に質問する。
(何怒ってんだ? もしかして顔に出てたかな。どうもこの体、いや。この『思考』になってから嘘をするのが下手になっているな。)
と、彼は自分の『思考』について考えつつ、彼女の問いに答える。
「俺はただの学生だよ。」
「そうじゃありませんの! 名前! 名前を聞いていますの!」
とうとう彼女は怒りだし、声を荒げ彼に詰み寄る。
「あぁ、名前ね。失礼。失礼。」
彼は詰み寄る彼女を払いのけ立ち上がると、公園の出口に向かって歩きながら口にした。
彼の名前は。
「垣根、垣根帝督だよ。以後見知り置きを。お嬢さん。」
時刻は八時。
青年、垣根帝督は朝の学園都市へと姿を消した。
二人の怪物が目を覚ましたのと同時刻、第七学区のとある道路にて。
「……不服だ。」
上条家のマスコットキャラクター。オティちゃんは、大絶賛不機嫌だった。
現在、オティヌスはある物の中に隔離されていた。
「仕方無ぇよ、こればっかりは……」
今日は上条当麻の退院日だった。
上条御一行は、病院から帰る途中であった。
「なんせ病院には『これ』しか無かったし、つーかなんで『これ』が病院に有るのか謎なんだけどな。」
『これ』とはカエル顔の先生にオティヌスの話をしたら、退院祝いとしてプレゼントされた物である。
「確かに! 『これ』は現状の、我々の悩みを全て解決する物だ! だが、さすがにこれはあんまりだろう!?」
「いいじゃないのよ、もう。……諦めなさい。」
御坂美琴は呆れと哀れみを込めた視線を、オティヌスに向ける。
「駄目だ! これは私の人としての最後のプライドをも、傷つける!」
さぁ、お見せしよう。
みんなのオティちゃんが『これ』に入った経緯を!
そして、『これ』の正体を!
時は少し逆上る。
午前七時。
病院にて
「さて、君も今日、やっと退院だね」
カエル顔の医者が、上条に話掛ける。
「ホントーにお世話になりました!」
上条はリハビリやカエル顔の医者の完璧な治療のおかげでもはや、完全に思い通りに動かせるようになった体で、勢い良く頭を下げる。
「ありがとうなんだよ!」
「本当にこのバカがお世話になりました。」
「世話になった。」
それぞれ、上条当麻の退院祝いに来た、インデックス・御坂美琴、そして退院祝いというか、上条が入院している間ずっと病院にいたオティヌスがカエル顔の医者に礼を言う。
「いやね。医者として当然のことをしただけだね。」
と、カエル顔の医者はさも当然といった顔で答える。
(確かに、やってる事は当たり前のことなんだろうけど、そのスピードが異常なんだよなぁ)
事実、上条はアニメにでも出てくる、全身包帯でグルグルのミイラみたいになってもおかしくないほどの大怪我だった。
しかしこの医者は、そこらの医者なら三倍はかかるんじゃないか、というスピードで、上条をここまで回復させることに成功した。
これは異常以外のなんでもないだろう。
「先生。本当にありがとうございました。」
上条は、もう一度深く頭を下げる。
「そこまで言うならもう、怪我はしてほしくないんだけどね?」
と、カエル顔の医者はどうかえってくるか、分かりきっている問いを上条に言う。
「それは分かりません。……また今回みたいに、目の前に困っている人がいれば、放っておけないし、また怪我するかもしれない。でも、俺はそれを曲げるつもりは無い。これは、これだけは、曲げちゃ駄目だとおもうんです。」
上条は自分の思いを真っ直ぐ告げる。
こういう所が、彼の周りに人が集まる理由かもしれない。
中途半端ですが今日はここまで。
いつになったら一章は終わるのやら……
次は『これ』の正体にも迫ろうかとおもいます。
そして、バズデックスでは、とうとうアリサちゃんがでましたね!なんとしても欲しい!無課金の>>1には厳しいかもしれませんが……
期待乙、
パズデックスしばらくやってなかったけど、アリサでたんか!
期待
夏にはスレが一気に増えるよね
今日は、リアルがいそがしくて遅くなりました。
すみません。
では早速、投下
「そうだね。君ならそう言うとおもったよ。まぁ、死なない限りは、僕が助けてあげられるからね。決して死ぬようなマネだけは、するんじゃあないね。」
カエル顔の医者は一応、当たり前の注意を上条に言っておく。
「はい。分かりました。……じゃあ、そろそろ帰るか。」
「私、お腹空いたんだよ!」
インデックスは、やっぱり平常運転のようだ。
その時、悲劇が起きた。
これが、オティちゃんの悲劇の始まりだった。
昨日は寝てしまって、投下出来ませんでした。
すみません。
が、今日は大丈夫。
投下します
ところで、地の文と地の文の間は行間開けた方が良いでしょうか?
その時、インデックスの頭上にいる三毛猫、スフィンクスがオティヌスに飛びかかったのだ。
だが、別にこの程度の事はインデックスがお見舞いに来る度にあったことだ。
大して問題は無い。
が問題はその直前。
いや、厳密にはスフィンクスがオティヌスを捕らえる直前と言ったほうが正しい。
雀がオティヌスを拉致った。
最初、オティヌスをのぞく上条御一行は何が起こったのか反応出来なかった。
だが、いつまでもボケッとはしている訳にはいかない。
最初に正気に戻ったのは御坂だった。
「ちょっちょっとアンタ!あのチッコイのさらわれたわよ!?どうすんのよ!?」
「いや……え?いやいやねーよ。さすがにねーよ……な?」
現実逃避している上条の肩を御坂が帰ってこーいと、ブンブン揺するがその間もどんどん雀はどこか遠くへと飛んでいく。
「早く追いかけるんだよ!」
インデックスの声にようやく上条も正気に戻る。
「そっそうだな。……じゃあ先生、俺はこれでー!」
上条は、雀が飛んでいったと思われる方向へ、走りながらカエル顔の医者へと別れを告げる。
そして自分以外誰も居なくなった病院の玄関で、カエル顔の医者が一人呟く。
「やれやれ。やはりあの少年は騒がしいね。」
期待
文を書いた後、一回朗読して句読点の場所を確認・整理すると、文章がスッキリするよ。
結局、オティヌスはいつもの公園で見つかった。
「はぁ、はぁ……良かった。巣が分かり易い所にあって。」
上条は荒い息を吐きながら、呟く。
「はぁ、はぁ……ホントーよ。っもう……ジュース奢りなさいよね?」
こちらも、荒い息を吐きながらも必死に声を出す。
「ゼハー、ゼハー……もっもう……ゲホッ、ゲホッ、ダメなんだよ。」
インデックスに関しては、もう、今にも倒れそうになる始末だ。
まぁ、普通に考えてみれば当たり前なんだが、元々体力のある上条の全速力に付いていったのだ。
女子の中では、トップクラスの御坂でもこの有り様なのに、元々、体力が有る訳では無いインデックスでは、こうなるのも無理は無い。
むしろ、付いてこられたことが奇跡なのだ。
「で?コイツはどうすんのよ?」
さすがにまた拉致られました、なんてゴメンよ。と御坂は付け足す。
「あぁ、そうだな。……とはいえ、どうすっかな……あ!」
良いものがあるぞ。と言いながら、上条は鞄からあるものを取り出す。
「『これ』なんてどうだ?」
先生から貰ったんだ。と上条は言う。
「でも、オティヌスは嫌がるんじゃ……」
やっと復活したインデックスも、会話に混ざる。
「あぁ、確かに嫌がるだろう。実際、病院で使おうと言った時も嫌がられたしな。」
「だが、今のオティヌスを見てみろよ。」
上条の言葉に従い、二人はオティヌスに目をやる。
寝ている。
いや、気絶しているのだろう。
それほどにまで怖かったのだ。
世界を破壊した魔神でもあるが、その前に一人の少女でもあるのだ。
鳥に食べられそうになれば、気絶するのも当たり前だろう。
鳥に食べられそうになること事態、普通では無いが。
「たとえあいつが嫌がろうとも、俺はあいつを『これ』の中に入れる。」
上条は、何かを決意したような顔で言う。
「そうね。」
御坂もそれは同じで
「わかったんだよ。」
インデックスも静かに、頷いた。
「それじゃ……イン!!」
「……てな事が、お前が寝ている間にあったんだよ。」
「はぁ!?バカなの?死ぬの?確かに気絶したけれども、それでも『虫かご』は無いだろう!?」
そう、『これ』の正体は虫かごだったのだ。
「俺はもう、お前が気絶してる姿なんて見たくない。」
上条はなぜかキメ顔で言う。
「死ねよ!お前もう一億回くらい死ねよ!あぁもう……」
オティヌスは激しく頭を掻き、そして目の前の男の口癖を叫ぶ。
「不幸だーーーーーー!!」
と、ここまでが-一章それぞれの目覚め-でした。
どうでしたでしょうか?
正直>>1自信としては、上条さんパートをもう少し面白くしたかったなぁ。なんておもっています。
このSSのシリアスは、基本起承転結ならぬ四章構成にしようと思っていますので、ここまでが「起」になります。
いつになったらバトルを書けるんだろうか……先は遠いです。
見てる方居ないと思いますが、
最近リアルが忙しいので書けません。
すみません。orz
お盆辺りになら書けそうです。
見てるから最後まで書いてね
ちゃんとノートかなんかにプロットまとめとかないと、この登場人物数だとストーリーがすぐに破綻しちゃうよ
実際に2回読み返したけど、場面があっちこっちに飛んで、しかも時系列もあやふやだから情報が入り辛い
垣根が主人公なら、最初ぐらいは垣根に焦点を絞って「場面設定」をするとストーリーが締まるよ
例えば、>>6>>23を最初に持って来て、「これは垣根の物語です」と印象付けて、そのまま「今の垣根」がよくわかるギミック(戦闘でもギャグパートでもなんでも良い)を仕込めば、後々、キャラを増やしてごった煮にしても整理が付きやすいと思うよ
あと、起承転結は
起、承1、承2、承3、転、結ぐらいに分けて、
それぞれ、起承転結で1:3:0.5:0.5ぐらいの分量だとバランス良いよ
で、でたーwwwwww
上から目線で書き方至難奴~wwwwww
>>46 見てる方いたんですか!?ありがとうございます!
>>47~>>48 アドバイスありがとうございます!確かによく見てみるとゴチャゴチャですね……しかし>>1はPSP投下なんですが、PSPにはノートとかは有るんでしょうか?分かるかたがいれば、教えてください!
PSPじゃなくて、いわゆる「大学ノート」で良いじゃん?
そして、それを人は「ネタ帳」「黒歴史」などと呼ぶ
お久しぶりです。
やっとリアルのほうも落ち着いてきたので、早速投下……と行きたいのですがその前に。
前にこのシリアスは四章で構成すると言いましたが、すみません。軽く書きためてみましたら、思っていたよりも長くなりまして……五章構成になるかと思います。
では投下。
-行間2-
「おーい。そこの女の子、新入りか?」
友達が謎の少女に対して声を掛ける。
……なれなれしい。非常になれなれしい。
初対面でこんな声をかけられては、少女も困ってしまうんじゃないだろうか?
「……」
思った通り、少女は答えない。
「……なんだよ。シカトかよ。」
「否、貴方がなれなれしすぎるんですよ。」
垣根帝督は深くため息をつき、思った事を口にする。
「いやさぁ、こっちが明るい感じにいけば相手も気が楽かと思ったんだけだなぁ。」
友達は頭を掻きながら、自分の思った事を口にする。
「確かにそうかもしれませんが……まぁ見ておいてください。」
友達が、ちゃんと考えて口にしていたことに少し驚きつつ、垣根は少女へ声を掛ける。
「失礼、お嬢さん。見ない顔ですが、新しく入った方でしょうか?」
「……はい。……多分。」
垣根の言葉に反応し、少女は答える。
(多分?どういう事でしょうか?)
「多分?どういうことだ?」
友達が、垣根も思っていた事を問いかける。
「じつは……………………………………………………………………………‥‥‥‥‥‥‥‥‥・・・・・・・・ ・ ・ ・ ・ ・
>>49
いやいや>>1は初心者って自分で言ってたし
たとえ上から目線でも教えてくれる人が居た方がいいでしょ
アンタが何を思ってそんなこと書いたのかは知らんけど
所でssって[。]は書く必要なかったんじゃなかったっけ?
長文&間違ってたらごめん
-二章 過去との和解、未来との決別-
1
10:00
遅めの朝食を済ませた垣根は、太陽が眩しい学園都市の路地を歩いといた。
(ハァ……眩しいなぁ太陽ってのは)
自分達の様な人間には太陽は、眩しすぎるとため息をつきながら彼は思う。
(まぁ、そんな事今考えても意味が無い。それより……)
彼は別に宛もなく、太陽が照りつけるこの道を歩いている訳ではなかった。
「一体どこに居んだよ……」
彼が本日二度目のため息をつこうとした所で。
「キャャアアア!!」
と彼の耳に少女の悲鳴が割り込んできた。
周りを見渡すと、どうやら悲鳴は近くの路地裏から聞こえてきたようだった。
彼は、もう一度、よく、周りを見渡し、そしてやっと本日二度目のため息をつく。
(……なんにも変わらねぇ。)
そう。なにも変わらないのだ。
少女の悲鳴が聞こえたというのに。
(所詮人間はテメェが一番可愛い。だからコイツ等が動かねぇってのも当たり前っちゃ当たり前だ。)
だが、と垣根は思う。
「こんなんじゃあ、守りたい物のために立ち上がったアノ野郎の方が光に見えちまうじゃねぇか……」
白髪赤眼のある青年を思いだしながら彼は呟き、路地裏へと足を向ける。
今日はここまで。
パズデックス、次はフレンダでましたね~。欲しいですけど……アリサに使っちまいましたからねぇ、無課金にはキツイご時世ですね……
垣根が尻を犯されるシーンや垣根が上層部の男に身売りする展開
一方通行とガチホモアナルセックスする話はまだですか?
暇だ~って事で投下しようと思います。
お盆中にはバトルに突入したいなぁと思っています。
>>56 そうなんですか!?知りませんでした。これからは極力無しの方向で行きたいと思います。
垣根は路地裏の前までくると、ゆっくりと周りを見渡した
どこにでも有るような路地裏だった。
だが、垣根にはそれが地獄の入り口のようにも思えた。
一度入っては二度と返さないというような雰囲気を感じる
懐かしい空気だと思う
彼の足の一歩分前の位置の地面には無数の鉄杭が打ち込んであった。
中途半端に錆びた杭は、長さ10センチから30センチとまちまちで、入り口から奥へ1メートルほどの間に、びっしりと植えられている。まるで鉄の草むらだ
「警備ロボット対策、ねぇ」
彼は鼻で笑う
天井に張られている、ビニールシートもそうだが、こういう物は警備員が月1か週1で強制撤去するし、人間が避けて歩く分には何も難しくない。が
「ボランティアでもしてやるとしますかねぇ」
彼がそう呟いただけで、目の前にあった鉄の草むらはサーという音とともに『分解』された。
(やっぱり、久しぶりすぎて『こっちの力』は使いづらいな)
彼は『自分の力』について考えつつ、どんどん路地裏の奥へと足を進める
「もっと手荒い歓迎があると思っていたんだが……俺に怖じ気づいたか?」
彼が一人呟いていると、突如目の前から大きな火の玉が飛び出してきた。
「なんだこれ?」
彼は少し驚いた顔で、呟く
彼が軽く正面に手をかざしただけで、その火の玉は音も無く消滅する。
「スキルアウトじゃ無ぇのか?」
そう、彼が疑問に思ったのはこの場で自分以外の能力が存在することだ
(スキルアウトってのは無能力者の集団のはずだ。今の火力はあり得ねぇ)
確かにスキルアウトにも能力者は存在する。が、それはどれもが日常でとても使えるものでは無いレベル1、あってもレベル2だ。だが、今の火の玉は確実にレベル4クラスの威力はあった
(つーことは暗部か?)
「おいおい。アンタが何をしにここに来たのかしらねぇけど、無能なスキルアウトなんかと同じにするなんて失礼じゃねぇかよ、あぁ!?」
「俺達はーこの無能なやつらを成敗してるー正義のヒーローでーす。」
暗闇からまた一人、柄の悪い青年が姿を表す。
「……無能力者狩りか」
垣根が相手を判断し呟くと
「まぁ、そう呼ばれていますねぇ」
今度は残りの二人とは違い、人の良さそうな笑みを浮かべた青年が姿を現す。
だが、今この状況でこの青年を見て、好青年だと思うものは居ないだろう。
その左手は少女の黒い髪の毛を握っており、右手には鉄パイプを持っていた
垣根が、自分が右手に持つ鉄パイプを見ていることに気づいたのか、青年はわざとらしく鉄パイプを持った右手を上げて愉快そうに話す
「これですか?いやー、一時期は能力を使っていたぶっていた時もあったんですがねぇ、何分能力を使っちゃうと相手がすぐダウンしてつまらないんですよね。」
青年は掴んでいる髪の毛を引っ張り、少女を自分に引きよせる
「いやっ!離してっください!」
少女が必死に抵抗するが、髪の毛を引っ張られている為その抵抗も意味をなさない
「だからこうしてっ」
青年は鉄パイプを振り下ろす。
とりあえずここまで。
また後でくるかもしれません。
少しですが、投下しようと思います。
少しですが投下しようと思います。
「ひっ…………………え?」
「は?」
「きっ消えた?どうなってる!?」
驚いたのは、とうの青年だった
少女に関してはまだ何が起こったのか理解できていないらしい。目を白黒させている
それもそのはず、突如青年の手から鉄パイプが消えたのだ
垣根はニヤリと笑う。
「お前か!?お前、空間移動能力者か?」
青年の顔には少し、動揺の色が見えた
「おいおい。まだ鉄パイプを消しただけだってのによぉ……なんだその焦りようは?」
ハハッと垣根は笑う
「まさか自分は最強とでも思ってやがったのか?まぁ?テメェの能力が何なのかなんて知らねぇがよぉ」
垣根はヘラヘラと続ける
「俺が、上の世界ってのを教えてやんよ」
垣根の雰囲気が突如として変わる
「ッ!?なっ舐めやがって、やれ!お前らぁ??」
すでに顔から余裕が完全に消えた青年は叫ぶ
「おう!くらえや!」
部下の一人が火の玉を飛ばす。先程垣根を襲ったものと同じものだろう
「きかねぇつってんだろうが」
またも、垣根が手をかざすだけで火の玉は消える
「おーい。こっちがお留守ですよ~!?」
もう一人の部下が手を大きく振る。
「ほぉ、風か。俺が見本を見せてやるよ」
風力操作の男とは違い垣根は手を軽く振る
だが、その軽い動揺だけで先程の風を遥かに超える風が生み出され、風力操作の男が吹き飛ばされる
「が!?」
「次はテメェかぁ?」
口元に笑みを見せながら、垣根は発火能力の男に視線を向ける
「!ッくっクソォォォォォォォォォ!!」
男は先程よりも大きい火の玉を飛ばす
再早それは火の玉とは言えるきぼでは収まらず、路地裏を覆いつくし垣根へと迫る
「はっやればできんじゃねえか!」
それでも垣根の顔から笑みは消えない。
そして炎が全てを燃えし尽くす
「キャーーーーーーーーー!!」
路地裏に少女の悲鳴が鳴り響く
「ハッハハハハハハハハ!!やってやったぜ!!」
「よくやりました!!ハハハハハハハハ!」
少女の悲鳴と入れ替わり、男達の乾いた笑い声が路地裏に響く
SSだから句点つけないってどういうルールなんだ
そんなのねーだろ
今日はここまで。
垣根くんはどうなってしまったのでしょうか?(棒)
それにしてもやはり携帯は打ちづらいですねぇ。
というわけで、今日もパズデックスで懲りずにガチャを回した≫1でしたが結果レベル3の御坂さんでした。
現実は甘くないですね……
ではおやすみなさい。
乙
期待してるよ
「おいコラ。勝手に人を殺してんじゃねぇぞ。」
「………え?」
「なっなん何で生きてんだよ!?お前!」
男達の乾いた笑い声が消え、叫び声に変わる。
「なんでってお前、そりゃーーーーーー」
「あの程度の炎で俺が死ぬ訳ねーだろ」
「!ッひぃぃぃぃ」
垣根は、発火能力の男を指差し口を動かす。
「吹き飛べ」
「は?…ゴッ………ガッ!?」
「おっお前一体何をした!?」
(なんだよ!どうなってる!?あいつは空間移動能力者じゃなかったのか!?これじゃまるでこいつ…………)
「ハハハハ。何をしたってか?」
垣根は楽しそうに続ける。
「簡単なことだぜ?音ってのは振動だ。わかるよな?それをちょっと高めてやっただけだ、俺の未元物質を通してなぁ」
「暗黒……物質?」
「ちげぇよ、未元物質だ。……口じゃ分かんねぇか。『みげんぶっしつ』だよ。」
「なんだよそれは!?」
青年はパニックに陥っているのか、ただただ叫ぶ。
「うるせぇな。喚くなよ。」
垣根がひと睨みするだけで青年は黙り込む。
すでに、この路地裏の空間は垣根に支配されていた。
「まぁ、テメェが喚くのも無理は無ぇはな。未元物質ってのはこの世に存在しない物質だ。」
垣根は歓迎するかのように両手を大きく広げ笑う。
「異物の混じった空間。ここから先はテメェの知る世界じゃねぇんだよ。
とりあえず、朝の投下はこれまで。
また夜に投下するかもしれません。
バトルうまくかけましたかな?アドバイスや意見があればお願いします!
乙乙
黒歴史がネット上に残るって怖いな
乙。>>47-48は偉そうでしたね、すみません。
折角、地の文を使っているんだから、バトルにはもっと動きの描写を入れるといいですよ。
例えば、>>75の
「吹き飛べ」
「は?…ゴッ………ガッ!?」
なんかは、
***
「吹き飛べ」
瞬間、感知できない『何か』が発火能力の男に襲い掛かった。
「は?…ゴッ………ガッ!?」
一体どんな攻撃を受けたのか?
男はそれを知る暇も、ましてや能力の正体を洞察する間もなく、強烈な衝撃に吹っ飛ばされて背後の壁に激突した。
「おっお前一体何をした!?」
込み上げてくる吐き気をなんとか押さえ込み、恐怖まじりの声で言う。
***
といった感じ?
ト書きじゃないから、『誰が何をした』という最低限の情報が地の文には必要ですよ。
もちろん、あまり情報を詰め込むとくどくなってしまいますから、そこは書き手のセンスが必要です。
どんなに!や?を多用したところで、描写にメリハリが無ければ淡白な文章になってしまいます。
色んな小説を読み比べて、そして自分の文章と比較して、なにが足りて居ないかを考えると上達すると思います。
……最近のラノベはあまり教科書にはなりませんがー
そうそう、パズデックス始めてみました。
とりあえず、麦のんが出るまでリセマラですなー
昨日は投下出来なくてすみません。ors
盆踊りの後、友達とオールで大富豪してたのですっかりわすれていましたww
>>81 確かにそうですね……ですが昨日、禁書15巻を買ったのであと百回くらい読み直しておきますww
>>82 デビューですか……道は長く険しいとおもいますが、がんばってください!
「な…んだよ、それ…」
最後に残った青年は、絶望に顔を染め呟く。
「おいおいテメェ、もう終わりか?終わりなら別に構わねぇが、やりたい事があんなら早くしてくれよ。俺もひまじゃ無いんだからよぉ。」
垣根は、目の前の青年の全てを馬鹿にするかのように告げる。
絶望し、完全に戦意を無くしていた青年もこれはみのがせなかったらしい。ポケットから拳銃を取り出すと、それを隣にいる少女のこめかみに当てて叫ぶ。
「馬鹿にしやがって!こいつがどうなってもいいのか!?」
それまではヘラヘラしていた垣根の顔から、全ての感情が消える。殺意を残して。
「テメェはさぁ、今、数有る選択支の中から一番の大外れを引いちまったんだぜ?自覚はあるか?」
そう、青年はここに来て一つ、間違いを犯してしまった。垣根が支配したこの場に置いての間違い、それは戦うことでも無く、逃げることでも無く、それは垣根の怒りを買うこと。それを青年は犯してしまったのだ。もう、青年に対して、垣根は手加減をしない。人質に危害をくわえずに標的を殺す方法など、それこそ星の数ほどあるのだから。
「はっはぁ?何言ってやがる?こっちには人質がいるんだぞ!?」
口では偉そうに振る舞っているが、その手は震えており、本当に拳銃が撃てるのかさえ定かでは無い。
「さて、おねんねの時間だぜ、クソ野郎。」
だがそんな青年を無視し、垣根がそう言って正面に軽く手をかざす。
乙様ー
まだ、アドバイスいるならするよー
うざいなら無視してなー
100回リセマラしたのに麦のん出ない
しまいには通信量過多で速度制限された、ふぁっく
ごめん、あげてもうた
すみません。一瞬だったけど、確実に寝落ちしてました。
>>86 ドンマイです……自分はだるかったので、リセマラして最初のレベル5で始めようと思っていたので結局、『幻想を殺す者』上条ではじめました。
今日は眠いので投下ここまで。明日来れるかは分かりませんが、まぁがんばります。ではおやすみなさい。
乙
おやすみ
やってまいりました!
少しですが、投下しようかと思います。
そしてとうとうパズデックスにビアージオがwwww
けり姫なんかでもボスになってましたし、公式の方々はビアージオがお気に入りなのでしょうか?
垣根のたったそれだけの動作で、目の前の青年が消失する。
「あ?」
しかし、垣根の口から戸惑いの声が漏れる。
怪訝な顔をしたのは当の垣根であった。
(拳銃だけを分解したつもりだったんだが……)
しかし、そんな垣根の疑問に対し、思いのほか早く答えが用意される。
ヒュンと音とともに、背後に現れたツインテールの少女によって。
「ジャッジメントですの。怪我人はいませんか?」
「テメェは……」
垣根は後ろを振り返り、ジャッジメントの少女を見つめ呟く。
「あら。貴方は」
少女の方も垣根に気がついたらしい。顔には少し、驚きの色が見える。
「改めて自己紹介しておこうか。俺はーー」
垣根は、もう一度自己紹介をしようとするが、よほど怖かったのか、涙さえながしている元人質の少女に遮られる。
「白井さーーーーん!怖かったですよぅ!」
人質であった少女は、垣根を走って通り過ぎ、ジャッジメントの少女、白井黒子に飛びつく。
「佐天さんですの!?」
さすがに人質役で自分の友達が出てくるとは思わなかったのだろう。白井の顔は驚愕に染まり、一瞬時が止まったかのように動きが止まってしまう。
それが、命取りとなった。
ものすごい勢いで飛びついた佐天に対し、一瞬動きが止まってしまった白井は構える暇もなく、佐天式『対変態用殺人タックル』をうけ、「ぶえあ!?」という謎の叫び声を残し、佐天もろとも路地裏からふきとぶ。
それを見ていた垣根は呆気にとられていた。
「おいおいあれ、死んだんじゃねぇの? つーかあれできんならさっきの奴等に使っとけよ。」
垣根は深くため息をはき、とりあえず生死を確認しようと二人が吹き飛んだ方向へと足を進める。
垣根は裏路地を出る。
そこには泡を噴き、白目で倒れた白井と、少し落ち着いた後またパニックなってしまったらしい佐天がいた。
「どっどうしたんですか!? 誰にやられたんですか白井さん!?」
テメェだよ。というのは心の中だけにしまっておく垣根。
「まぁ落ち着け……とりあえず、お嬢さんはそいつと知り合いなんだろ? じゃあそいつの所属している支部を教えてくれ。俺が送ってやるから」
垣根は倒れている白井を抱き上げ、佐天に質問する。
「救急車をよんだ方が速いんじゃないですか?」
垣根の質問に対し、冷静さを取り戻した佐天は常識的な言葉で返答する。
だがしかし、その常識は通用しない。
「いや、俺も用があるんだ。それに、こっちの方が速い。」
そう言った垣根はわざとらしく微笑むと、ゴバァァァァァという爆音とともに、彼のトレードマークともいえる六枚の翼を生み出す。
「すっすごい……です」
あまりの驚きに、佐天の口からはそれだけの言葉しか出てこなかった。
無理も無いだろう。目の前でこの翼を見せつけられ、まともな感想を言える人間などこの学園都市でも数人しかいないだろう。
はたしてこの翼をまともな言葉で表現出来るのかさえ定かでは無いが。
「たのんだぜ」
佐天が呆気にとられている間に、垣根は未元物質でカブトムシを作りだし、白井を預ける。
佐天はまだ、翼を見つめている。
「よし、じゃあ行くか!」
佐天が驚いたのが嬉しかったのか、垣根はニコニコしながら話しかける。
「あの~」
佐天の弱々しい声に対し、垣根は「ん?」と答える。
「貴方は一体何者なんですか?」
「俺かー?」と言い、垣根は適当に続ける。
「白井にも言った気がすんだけどよぉ、俺は垣根帝督だよ。さぁ案内たのむぜ?佐天ちゃんよぉ。」
太陽の照りつける学園都市から、一人の天使が飛び立った。
今日はここまで。
あぁ喉痛てぇ。これは近々熱が出そうな予感ですねぇ。
にしてもなかなか進まない物ですね、SSって。もっと速く最終決戦書けると思ってたんですが……甘かったです。
ペース上げないとなぁ……
ではおやすー
おやすみ、乙
とっうっかっするぜー!
にしても相変わらず喉が痛ぇなおい。
まぁ、んなことは置いといて。今日散歩してたら何もない所でこけて、たまたま通った近所のおばちゃんに大爆笑された>>1が書きますぞ~
2
一方通行達はファミレスにいた。
達というのは、先程の電話後土御門と合流したからである。
「……おィ? 残りのヤツラはどうしたァ?」
他のメンバーが来ない事に苛ついているのか、一方通行は爪をコンコンと机に叩き付けながら問いかける。
「落ち着け……結標と海原は来ない」
土御門は自分が注文したハンバーグを頬張りながら答える。
一方通行は怪訝な顔をする。
「あァ? どォいうことだ? ハッ。まさか死ンじまったかァ?」
「違うな。あいつ等には別の仕事を頼んである」
それより、と土御門は言葉を切って、
「本題に入るとしよう。まず、事件の詳細だがーーーー」
土御門が、事件の詳細の説明をしていく。
一方通行は、コーヒーをすすりながら適当に聞いていく。
最近次々と研究所が襲撃されていること、襲撃された研究所はどれも置き去りに対し非人道的な実験を行っていたこと、監視カメラには誰も写ってなく目撃者も居ないことなど。土御門の説明は大体こんな所であった。
だがここで、コーヒーを飲みながら話を聞いていた一方通行がまた怪訝な顔をする。
「その程度のことなら第二位以外にも出きるンじゃねェか?」
「あぁ、確かにそうだ。だが現場にこんな物が残ってあってな」
ハンバーグを食べ終えた土御門は、ポケットから一枚の写真を取り出す。
その写真には、研究所の物と思われる瓦礫が写っており、その中央には一枚の純白で無機質な羽根があった。
「本人と直接戦ったお前なら見覚え有るんじゃないか?」
土御門は、うっすらと笑うと指で挟んだその写真をプラプラとする。
「そんなメルヘンな羽根には見覚え無ェなァ」
一方通行はコーヒーを飲み干すと、通りすがった店員に六杯目のコーヒーを注文する。
土御門は一瞬その光景を異物を見るかのような目で見るが、気を取り直して話を続ける。
「まぁ、そんな事はどうでも良い。」
本題は、と真剣な顔つきをした土御門は、ゆっくりと話す。
事の再重要項目を。
「はたしてお前は垣根帝督に勝てるのか? という所だな」
今日はここまでです!
眠たいな~
今日は特にパズデックスではなにも起こらなかったですね~>>1は。
では、特に書くことも無いのでおやす~ノシ
乙
今日も投下しましょうかね。
にしてもあいかわらず過疎ってますなぁ、このスレは。
同一人物かもしれませんが毎回コメントしてくださる方がいて、>>1はすごい感謝です。
では投下。
3
上条当麻と御坂美琴は、しずかな喫茶店で世間話をしていた。
「にしても大丈夫なの? あのちっこいのは。なんでも知り合いの教師にシスターもろとも預けちゃったんでしょ?」
御坂は、一つ千円の紅茶を口に含む。
「あー……オテイヌスのことか? それなら大丈夫なんじゃねぇの? 小萌先生も対して変わらねぇしさ」
上条は、御坂が飲んでいる紅茶を少し羨ましそうに見ていたが、すぐに気を取り直し、気にするなという感じに手をプラプラと振った。
「はぁ。何者なのよ、その先生ってのは」
御坂は呆れたようにため息を吐き、窓から見える空を見上げる。
元々静かで、あまり客のいない喫茶店に沈黙がながれる。
「ねぇ」
沈黙を破ったのは御坂だった。
「アンタ、はさ、『新しいクローン』の話を聞いた時……どう思った?」
御坂は、振り絞るかのように弱々しく、ゆっくりと問いかける。かつて一万もの命を救った英雄へと。
そうだな。と上条は頭を掻き、水を一杯飲む。
沈黙が流れる喫茶店には、彼がコップを置く音さえもが響きわたった。
「正直言うと、『俺は』またどっかの研究所なんかが実験でも始める気なのか? と疑ったよ」
彼は決して『俺も』とは言わない。
「お前はどう思ったんだ?」
「私は……」
御坂は一度、言葉を止める。
言いたく無かった。聞かれたく無かった。
ここで言ってしまえばもう、次こそ自分は立ち直れないだろうから。
だが、ここで止まる事は許されない。
今生きている妹達にも、死んでいった妹達にも、自分にも、そして。目の前で、真っ直ぐ自分を見つめている少年にも。
彼女は覚悟を決める。
裏切られる覚悟を。
全てを背負う覚悟を。
「私は、信じてみたかった。自分がDNAマップを提供した事が、間接的にでも人の役にたつことを」
先日、蛙顔の医者が言っていた。クローン技術で救える人がいると。自分がDNAマップを提供し、作り上げられた妹達のデータが役にたつと。
もちろん、最初は疑っていた。だが、捨てきれなかった。自分がDNAマップを提供したことで、救われた人がいたことを証明したかった。
「こんな理由で……こんな理由でクローンを作ることを許可しちゃった私って、最悪よね……」
御坂は今にも泣きだしそうな顔で話し、そして俯くとそれっきりなにも言わなくなった。
喫茶店にもう一度、沈黙が流れる。
「なぁ」
次に、沈黙を破ったのは上条だった。
中途半端ですが、今日はここまで。
基本的に序盤、中盤は上条さんには裏方に回ってもらって、物語の裏側を暴いてもらおうかと思っています。
今回のもそれの一つだと思って頂ければ。
パズデックス、全然水着みこっちゃんおちない……
進化素材や専用ゲコ太でボックスが圧迫されていく一方……不幸だーーー!!
では寝ます。おやす~ノシ
乙でーす
乙
俺みたいな見てるけどコメントしない人もいるから過疎とか気にせず頑張って
すみません
最近全然投下できていませんでした
書き溜めもないので、最初のように書きながら考えるというスタイルになりますが見てくださるとうれしいかぎりです。
そしてバズデックス。
かっこつけてボーナスを45分とかにするからあんなにチャット荒れるんだよ……ったくここまで小萌先生を恨んだ日はないだろう
やっと復活したか
上条が空になったコップを机に置く。
沈黙が支配する喫茶店にはその微かな音さえもが響きわたる。
「前にも言っただろ? お前は誇って良いんだって。」
上条は、御坂の目を見つめ、語る
「確かに、救える命があるってのが嘘でまた新しい実験が行われる可能性だってある。だけど御坂。お前はその可能性が有ることが分かった上で、お前は決めたんだろ? 救える命がある可能性にかけることを。それはすごいことだろ。あの実験で誰よりも傷ついたであろうお前が、また自分が傷つくかもしれないのにそう決断したんだ。それこそお前は誇って良いんだと俺は思うけどな」
そう言い、上条は小さく笑う
「そうじゃない!」
御坂は立ち上がり、机を両手で叩く。
そのせいで、机の上のコップが一つ吹き飛ぶがそんな事には気を止めない
「そうじゃないのよ……私はただ怖かっただけ。自分がクローンの許可を出さなかったせいでまた、誰かが死ぬのが……」
御坂はその体制のまま俯くと、一筋の涙を流す。
一度流れ始めると、そう簡単には止められない。
涙は連鎖的に御坂の頬をつたった。
「怖かった……だけなのよ……」
机の上に涙がこぼれ落ちる。
「違うだろ? 御坂」
上条は御坂の顔を覗き込むと、その右手で涙をぬぐう。
幻想を殺すその右手で。
「そんなことはどうだって良いだろ? お前は。御坂美琴は名も知らない人の為に、自分が傷つくかもしれない道をえらんだんだ。」
だから。と一置きすると上条は話す。
「俺達がしなきゃいけない事はこんな所でだべってる事じゃない。お前が救った一人の人間が、間違った事をしようとすれば止めてやり、間違った事に利用されそうになっていれば助けてやる。それだけの事だろ? お姉様?」
とある静かな喫茶店で今、一人の少年と少女の行動理念が完成した。
これが、ねじれた幻想をひもとくカギとなる。
きりがいいので今日はここまで。
上条さんはかっこよく書けたかな?
今気づいた事だけど、物語の序盤にも関わらず無駄にシリアスにしてしまうのは>>1の悪いくせだろう。一向に物語が進まない……まぁここの>>1はメルヘンで廚二なんだなぁと思って勘弁してください。orz
>>114 はい、復活です。待っていてくださったのでしょうか?それなら>>1は超感激です!まだやらなきゃいけない事が少し残っているので、明日も来れるかは分かりませんが……
では、おやすー
乙
今日から学校だ……ダリィなぁ
パズデックスを一日中やってられるのも終わっちまったし課題は終わってないし……ストレスがマジヤバい
パズデックスで明日にでも垣根ぎ来るってなればテンション上がるのになぁ
じゃあ投下しまーす。
4
垣根達はジャッジメント支部の入り口の前にいた。
「ここであってるんだよな?」
垣根は横にいる佐天の顔を見て、問いかける。
(きゃーー//まさかお姫様だっこで飛ぶなんて……今思うとやっぱり恥ずかしいーー//)
だが、真っ赤な顔をした佐天は話しを聞いていない。
「……おい」
垣根はもう一度佐天に声をかける。
(しかもイケメンだし、レベル5。あとは内面がよければ……//)
だがやはり佐天は返事をしない
「……おい!」
「ひゃい!?」
垣根の荒げた声にやっと反応をしめす佐天。
「なっななななんでございましょうか!?」
垣根はため息をつくと、呆れたような顔をし呟く。
「お前……やっぱり聞いてなかったのか」
「いっいや聞いておりましたとも!」
「まぁいい。で、ここであってるんだよな?」
垣根はもう一度ため息をつく。
今日はよくため息をつく日だ、と垣根は思う。
「はい! でも垣根さんはジャッジメント支部に何か用事があるんですか?」
佐天は元気に頷いたと思うと、すぐさま垣根に質問をする。
「まぁな。人探しをしてんだ。前に傷つけちまった子なんだけどな……」
垣根は一瞬悲しそうな顔をするが、すぐさま明るい顔になると続ける。
「謝りたくて、さ。」
「へーそうなんですか」
(……さっきの顔)
佐天は、その一瞬の表情の変化を見逃してはいなかった。
「……興味なさそうだなお前」
垣根は自分が聞いたくせに。というような目線を佐天にぶつける。
「そんなことありませんってー。急にマジメな話しになったから付いていけなかっただけですよ。それじゃあ、たのもー」
佐天は垣根の手を引くと、白井を担ぎジャッジメント支部へと入りこむ。
先ほどまでわんわん泣きわめいていた人間とは到底思えない元気の良さである。
「佐天さん。ここはたまり場じゃないっていつも言ってるでしょ?」
支部の中には固法美偉がいた。
「あははーー」
佐天は笑ってごまかすが、はっとした顔になると担いでいた白井をソファに投げ捨て垣根を前に押し出す。
「今日はお客さんもきてますよー!」
「……彼氏かしら?」
固法は自分の思った事を口にだす。
これに答えたのは垣根だった。
「ちげーよ。人探しをしてるんだ。ちょうどこいつと同い年ぐらいの頭に花飾りをつけたーーーー」
だが、この先の言葉は唐突に開いた支部のドアによって遮られる。
いや、そこから入ってきた人物によって。
「貴方は……!」
垣根は、あまりの驚きに言葉を失っていた。
だが、その数秒で垣根がこの場の主導権をとることが不可能になってしまう。
支部に入って来たのは初春飾りだった。
「あら。初春さん、買い出しご苦労様。で、初春さんはこの人とは知り合いなのかしら?」
固法は一刻も早くこの異様な空気を読みとったのか、少し警戒しているように見える。
「えー? 初春も隅に置けないな! このっこのっ!」
こちらは別だが。
「……」
垣根はまだ口を動かせない。
垣根は、唇が急速に乾燥するかのような感覚をえていた。
「この人は……」
だが時間は垣根を待ってはくれない。
初春は、ゆっくりと口を動かす。
垣根に、これを止めることは出来ない。
ただ、ひたすらゆっくりと。
「この人は前に、私の肩を外した、高位能力者です……!」
真実を語る。
今日はここまで~
アドバイスよろです。
垣根君サイドはもう少し続きます。
早くバトル書きたいんだが一向に進まない……地の文は無しの方が良かったかも知れない。書いたこと無いから知りませんが。
先ほども書きましたが垣根君がパズデックスにでたら、イベントのあわきんやむぎのん捨ててでもリセマラするのになぁ……
書き忘れてた!ww
みなさん
おやすー
眠たい……けど少しだけでも
投下しまーす。
その場全体の空気が凍った。
「え……? 嘘だよね?」
さすがの佐天も言葉を詰まらせる。
「本当なの? 初春さん?」
固法は既に完全な臨戦体制に入っている。
「は……はい」
初春は肩を震わせながら、問いに答える。
「垣根さん! ……嘘ですよね?」
佐天は自分を助けた人間が、自分の親友を傷つけたことを信じたくないらしく声を荒げて、垣根の腕を掴む。
垣根はその手を優しく振り解くと、やっと口を開ける。
「……あぁ、本当だよ。そのお嬢さんの言っていることは」
「そう。……なら!」
固法は垣根の行動をまたずに、捕縛しようと飛びかかる。
相手が高位能力者という情報は得ているのだ。
さらに相手は自分を見ていない。
直接的な戦闘では能力が意味を成さない固法なら、先手を狙うのも当然のことだろう。
だが、垣根が固法を視界に入れることはなかった。
後ろから飛びかかる固法に対し、ゴミを後ろに投げ捨てるかのように軽く腕を振る。
たったそれだけの動作で、固法の動きが止まる。
結果、この場の物理的な主導権を垣根が握ることとなった。
「……さて」
垣根は初春を見る。
それだけで初春の震えは激しさを増すが、初春は自分の肩を握ることによってそれに耐える。
「わ……私に……何のようですか?」
「……」
ここでまた垣根は目を閉じ黙り込むが、目を開けると一歩ずつゆっくりと初春に向かって歩む。
では今日も投下しようと思います。
明日からはまた忙しくなるので、毎日投下できるかは分かりませんが出来る限り投下出来る用努力します。
では投下
すみませんorz……寝落ちしました。
前回は投下するなど言っておきながら、寝落ちしてしまい誠に申し訳ございません。
少量になりますが投下します。
そして垣根が初春の前で立ち止まる。
目は、合わせない。
「あの時は……すまなかったな……」
垣根は、はきだすかのようにゆっくりと口を動かした。
「え?」
初春の顔に驚愕の色が浮かぶ。
一瞬、初春の頭の中には垣根に対する疑いがよぎった。
がすぐにそれを打ち消す。
垣根の顔には、自分を襲った時のような嘘っぽい表情ではなく本当に悲しそうで、辛そうで、苦しそうで、そして今にも泣きだしそうな表情が見てとれたからだ。
(……この人は……苦しんでる)
もし、ここで初春が普通の人間だったなら無理矢理にでも理由を探しだし、何があっても目の前の青年を悪役にしようとしただろう。
自分は悲劇のヒロインなのだから。
(この人に対して私が言うべき言葉は……いや、言いたい言葉は……)
だが、初春は普通の人間では無かった。
『普通』に流されようとはしなかった。
彼女は悲劇のヒロインになりたい分けでは無いのだ。
物語の中心に食い込み、悪役から悲劇のヒロインを救う勇者。いや、勇者で無くても良い。どんな立場であっても、どんな役であってでも。悪役からヒロインを守り抜き、その悪役を更正させる。それが彼女の目指すジャッジメントであり、彼女が信じる正義なのだから。
今回はここまでです。
忙しい時も一週間に一度は顔を出すので、応援やアドバイスよろしくお願いします。
禁書アニメ、3期が来ることを期待!!
乙 ゆっくりでいいから完結はさせてくれよ
生存報告です。
一週間以内に顔を出すと言っていたのにすみません。
今はある程度暇ができて来たので書き溜めをしています。
まだ待って下さる方がいればもう少し待って下さると幸いです。
お久しぶりです!
大変遅くなってしまい、誠に申し訳ありませんorz
書き溜めが少しながらも進みましたので投下しようかと思います。
かまちー10大発表でまさかの禁書3期無し……来年にあるらしい何かの発表に期待するしかないですね……
「なぜ……垣根さんはあんな事をしたんですか? とてもじゃないですが、今の垣根さんからはあの時のような雰囲気はかんじられません」
初春が垣根に問いかける。
「……どういう意味だ?」
甘ったるい、飴玉を転がすかのような声で、自分に対する罵声が降り注ぐ事を覚悟していた垣根は、初春の落ち着いた声での問いかけに戸惑いつつも、言葉の真意を尋ねる。
「答えてください」
だが、初春は応じない。落ち着いた、いや、彼女の顔からは想像出来ないような、冷たい声で、必要最低限の言葉だけを口にする。
「………………」
垣根は黙り込む。
が、初春の目が自分の目を見つめている事に気付くと同時に、その目の中には真剣さや必死さ、そしてこんな自分を前にしても揺らぎが無いことが簡単に確認出来た。
彼女には勝てない。
垣根は知っているのだ。自分のようなくそったれは、目の前で自分を真っ直ぐ見つめている少女のような人間には勝てないことを。
「チッ」
垣根は諦めたかのように舌打ちをし、自分の頭をガシガシと乱暴に掻くと、今まで閉ざされていた、重い口を開いた。
「あの時はそれが正しいと思っていたんだよ。」
「あの時『は』ですか?」
初春が垣根の言葉に食い下がる。
「……あぁ……そうだな。」
垣根の返答を聞いた初春の顔に一瞬安堵の色が漏れるが、それは、だが、から続けた垣根の言葉によってまた険しいものへと戻る。
「後悔はしていない。俺は今までに何人もの人を殺してきた。勿論、それが許されないことってのはテメェら『光の住人』よりかは十二分に理解している。が、そのだれに関しても全て、後悔はしていない。」
垣根はそれだけ言うとまた目を逸らした。
だが、その目には確かに力があった。
少ないかつ中途半端ですが、投下終了です。
掻き溜めはまだ残っているので、暇さえあればまたすぐに投下出来るかと。
それでは久しぶりのパズデックス報告を。
まずは先日、ガチャでフレンダ+絹旗が当たりました!!これにはもう>>1は大歓喜!!本命は垣根君でしたが……まぁそれは今回はよしとしましょうか……
では今日はこれで
おやすーノシ
いつまで寝てるんだよ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません