宇佐「あれ?」
律「?」
宇佐「その本何かいつもと違いませんか?すこし小さいというか…ブックカバー着けてるし。何ていう本なんですか?」
律「秘密…」ぼそっ
宇佐「秘密って言われるともっと気になるんですけど…」
律「宇佐くん」
宇佐「はい?」
律「宇佐くん実は私より年上だった…っていうことはない?」
宇佐「いや……無いと思いますよ…?先輩が年齢詐称してなければ…」
律「はぁ…そっか…そうだよね」スタスタ
宇佐「?」(…何か今つまんなさそうにため息ついたよね?)
宇佐「」(まさか今のは僕に大人になれと遠回しに言っていたのか!?そんなガキっぽいのか!?)
宇佐「ん?」
宇佐「先輩…本忘れて行ってる…」
宇佐(これって見たら覗きになるのかな…さっき内緒って言ってたし…でも気になる気になる気になる)
宇佐(隠したってことは…その…この本は人に言えないような本で…その…つまり…)
宇佐(エロ小説!!!???)
宇佐(そして先輩はそんな本を読みながら……その…あんなこととか……)ムラッ
宇佐「ぐぉぉぉぉぉぉ!!!!!よせ!!!やめろ!!!そんなんじゃなぁぁぁい!!!!」
宇佐(違うんです先輩!これはそういうやらしい意味で見るんじゃなくて…知的好奇心的なものを満たすために……って尚更変態みたいじゃないか!!!)
宇佐(えぇい!!ままよ!!)ばっ
宇佐「…………」つ本
宇佐「私の弟がホントはお兄ちゃんなわけがない……?」
宇佐「コレってライトノベル?意外だなぁ…いつも難しそうな本ばっかり読んでるのに…」ペラペラ
律「何してるの?」
宇佐「どぅぉわっ!!!」びくっ!!
宇佐「せせせ、先輩!居たんですか!?」
律「居たっていうか。お手洗い行ってただけだし…それよりその本」
宇佐「こ、これは違うんです!!その!!覗こうとかじゃなくて!えーっと…すいませんでしたぁぁ!!!」あせあせ
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