今日もあんこは台の上で妄想し時々活動する
あんこ「さて今日は何をするか?」
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∥:: :| /:: ィ:: }
|l :: ::| _壬_ 〃/ /:::/
|l :: ::/〃 : ヾ/::/ ,:: :/
|l: :: { {{: . : ./::/ /:/
ソ -‐==<./:/
/ :: :: :: :: :: :: :: `:く
′:: :: :: :: :: :: :: :: :: :,
. }0)人::.(○) : :: :: :: |
ニニナr' , ヽ: :: ニ二二工
从 ^ ノ:: \:: :: :::ノ
/ `ミ::¨´:: :: :: ::ヽ:: 〈
/::、:: ̄:: ::'' ":: :: ::.ヽ
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|:: ::′ /:: :: :: :: /: :: :: :: :: :: ヾ ̄:: ::::|
| :: { /:: :: :: :: / :: :: :: :: :: :: :: :::: ::::::ノ
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}:: /:: :: :: ::ノ:: :: :: :: :: :: :: ::::::ノ
l二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l
こいつ可愛いよな
王冠が似合ってる
チノにセクハラ
━┓・・━┓・・━┓・・━┓・・━┓・・━┓・・
━┛. ━┛. ━┛. ━┛. ━┛. ━┛
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|l :: ::| _壬_ 〃/ /:::/
|l :: ::/〃 : ヾ/::/ ,:: :/
|l: :: { {{: . : ./::/ /:/
ソ -‐==<./:/
/ :: :: :: :: :: :: :: `:く わからぬか
′:: :: :: :: :: :: :: :: :: :, 不動こそが王者の姿だという事を
. }0)人::.(○) : :: :: :: |
ニニナr' , ヽ: :: ニ二二工 道化は無駄に騒ぎ喜劇を演じるといい
从 ^ ノ:: \:: :: :::ノ 狩人は来るべき時に備え静かに牙を研ぐのだ
/ `ミ::¨´:: :: :: ::ヽ:: 〈
/::、:: ̄:: ::'' ":: :: ::.ヽ 大地の掟だ 食物連鎖において我々が上に立っているだけの事
,´ :: } :: :: /:: :: :: :: :: :: \ 全ては自然が生み出す必然
|:: ::′ /:: :: :: :: /: :: :: :: :: :: ヾ ̄:: ::::|
| :: { /:: :: :: :: / :: :: :: :: :: :: :: :::: ::::::ノ
| :: ∨: :: :: :: / :: :: :: :: :: :: :: :::::}ー ´
}:: /:: :: :: ::ノ:: :: :: :: :: :: :: ::::::ノ
l二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l
千夜「あらチノちゃん。またあんこを頭に乗せたいの?」
チノ「はい。お願いします」
千夜「いいわよ。ねぇあんこ?」
あんこ「(ヒョイ)」
チノ「わあー」
あんこ「カクカクカクカク」
チノ「?」
あんこ「カクカクカクカクカクカクカクカクカク」
チノ「な、なんかあんこが震えています。どうしたのでしょうか?」
千夜「ああ。大丈夫よチノちゃん。」
千夜「♂兎特有の動きだから」
あんこ「カクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカクカク」
あんこ「カクカクカク」
千夜「きゃっあんこお前一体何してるの」
千夜が慌ててこちらへ走ってきた
この妄想はここまでのようだ。
>>6
改行してくれ見にくい
妄想か…
>>7
以後気をつける
あと関係ないがあんこのAAは白目なのが気になるw
エア腰カクカクくらいなら線夜ちゃん許してくれそう
男の子なのねー^^みたいな感じで
-―‐-、__,,,,,__
/:::::::::::::::::::::::::::::::::`ヽ、
/_:::::::/::::::l::::::l:::\::::ヽ::::\
γ^Y-、 ):::/::::::::l:::::::l::::::::ヽ::::Y::::::\
( ‐(:::::厂 )::::l:::八::::::lヽ:::::::Y:::l::::い::ヽ
r-‐~(__/ハ__ノl:::::l/'"⌒::::い:::::::} l::l::::}:::ト:::Y
ヽ/ l/ }:::::l:::l:::::l_,x气ミ~└''┘j:ハ:::::::l )ノ
/ /〈__ノ::/⌒l::::::代;;;ソ ,示 ハ‐┘`<
{ { / / }:::::::人 !::::::l '''' 、(ソノ/:::::\~ミ:::::ー-....._
└〈_/ !::/::::l:::`ーl:::::::l 、_, '''∧\/⌒Y `ーニ:::::::::二ー- __
/::/::::/‐-、八::人 ノ::::ヽ/ / } }:::\ / }  ̄`~ミ::::::::::::`丶、
/::/::/ Y{\:::\ー'''":::lヽ:::::::l| ノ,;;。;;//ノ \:::ヾ-ミ:::\
/::::::{/j乂 __( ) ノ\:::\`く⌒`{::::::l L{(:∥)K/::::::\ ヽ::} \::ヽ
/::::/{::人l::r┘/:.:.:⌒ノ {\:::\ `く ̄/ `''''゙ Y \:::::ヽ )ノ }:::}
/:::::/ \:::`~ミ===┴)⌒)-\::ヽ ヽ{ 0 人0 } Y:::::} ___ ノ::ノ
{:::::j `~ミ:::::\:.:.:.:.⌒>ヘ=ハ::::}= 人 ニ( ω)ニ丿 } ::ノ /:.:.:`ー=彡"
八::::{ Y`ヽ、:\==\__ }ノl l_ `'''ー-┬イ ~-、_j::://====ミ/
\\___ノ ∨/\:Y:.:.:.:.:/ノヽ/  ̄メ、__)し\:.:.:.ll:.:.\:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:./
`ー--‐'" ∨:.:.:.:.)ノ:.:/:.:.:〃〈////:.ll:.:.:.:.:.:ll:.:ヽ:.:.ll:.:.:.:llヽ====ヲ
ヽ.:.:.:.:.:∥:.:.:.〃:.:.:{{ノノ:.:.:.ll:.:.:.:j:.:jj:.:.:.}:.:.}}:.:.:.}}:.}:.:.:.:.:.:/
\:.∥:.:.:.∥:.:.:.:.:.∥:.:.:.:ll:.:.:/:.∥:.:ノ:.:∥:.:.jj:.jヾ:.:/
あんこ「兎にとって甘い物は毒だというのに千夜は日常的に食べさせて来る」
あんこ「気の小さい僕は飼い主に逆らうなんて出来ないし兎は本能的に甘い物を好んでしまいついつい食べてしまう」
あんこ「まさかあの女・・・僕のキュートさに嫉妬して店の看板店員の座を確たるものとするために僕を毒殺する気なんじゃ」
あんこ「もう甘い物なんて食べるものか」
ガツガツガツ
あんこは一心不乱に千夜が持ってきたこの春の新作甘味の試作品を貪っていた。
止めれない止まらない。
しょせんは獣である。
千夜「あんこはこんなに甘い物が好きなのになんでお外の兎たちはなかなか食べてくれないのかしら?」
千夜「あんこが特別なのかしら?」
あんこ「・・・」
なんかこのスレ好き
ごちうさの中に男キャラとして混じってるみたいでこころぴょんぴょんする
>>5
,,ト、,, ,,ィ ,ィ
_,,-;" '' ゛''" ゛';__
ヽ/""゛゛''`';, ノr´)
,;'゛/__ _ "iヽ;ミ お前ってアレだよな…
,,'"|( d /oノ ド゛ `ミ サバンナじゃ真っ先に死ぬタイプだよな
r ";,| ▼ ド゛ `ミ
(`ヽ';ヽ_人__ノ / ,,ミ゛、
ヽ、 '';,i⌒⌒ / リ ヽ、
/` ィ'r`''''""´ ,,ミ゛ |
/ | ゛r、ノ,,トリ'" i |
/ | | |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ノ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ノ ̄ ̄ ̄ ̄
`ー ´ / /
,-ー´ /
((_(_(_ノ
ラッキースケベ
あんこ「今度ココアがここの手伝いをしてたら偶然を装って彼女の着替えに乱入してそのまま偶然彼女の体を這い回って・・・」
あんこ「今度青山が観察してきたら青山が他の客にぶつかって倒れてきてそのまま彼女の谷間に・・・」
あんこ「今度リゼがシャロをからかってる時に邪魔してきたら驚くフリをしてシャロのスカート内へ・・・」
青山「貴方は本当に動きませんねー」
あんこ「・・・・・・」
何事もなく通り過ぎる別の客
あんこ「(使えぬ奴め」)
監禁調教
一人の男性客が僕のお腹や背中を撫でてくる。
本当は女のお客さんに撫でて貰いたいけど置物の心で我慢する。
その内、千夜がやってきてその男性客となにやら雑談し始めた。
「(…ハッ。まさかこいつは僕を利用して千夜と仲良くなって隙を見て……)」
あんこは先日千夜と一緒にTVを見ていたときに流れた少女を誘拐し監禁するという事件を思い出した。
「やめてください。ここは何処です?」
薄暗い部屋の中で千夜は目の前の男へ問いただす。
「自分が何をしているかわかっているの?」
「ああ、わかってるさ」
男は薄ら笑いを浮かべながらさも当然のように言う。
そして服を脱ぎながらゆっくりと千夜の方へと迫ってゆく。
「いや……来ないで。」
千夜は脅えた表情を浮かべながらじりじりと後ずさる。
だが千夜の背後にあるのはベッドだ。
しかし狭い部屋なのですぐに千夜の膝の裏はベッドに当たり彼女ははっとする。
「バカな娘だ。」
そういうと同時に男はゆっくりと千夜との距離を詰め、ベッドへと千夜を覆いかぶさる形で押し倒した。
「い、や…。やめ…て…助けて……あんこー」
~プルプルプル~
あんこはその小さな体を小刻みに震わせていた。
「千夜は僕が守らないと!!」
そして次の瞬間、あんこは千夜と話してる男性客へ向かい、もの凄い勢いで飛び掛っていった。
「うわっ痛っ!」
「あんこ!?」
あんこは男の顔に覆いかぶさりそのまま頭を齧り、男が払いのけようとすれば今度はその手に噛み付いた。
普段静かな店内が騒然とし店の奥から祖母が出てくる。
千夜は大慌てで暴れるあんこをなんとか男から引き剥がした。
「やったよ、千夜。もう大丈夫だから」
「なんてことをするのあんこ」
「!?」
僕に向けられた千夜の顔はいつもの柔らかく優しいそれとは真逆のモノであった。
そして千夜はすぐに僕を強く握り締めるように持ちながら、千夜の祖母が謝りながら介抱している男へ向かい何度も何度も頭を下げていた。
その後、僕は千夜と遠くへ旅行する時に入れらるケージに入れら店の奥へと連れて行かれてしまった。
訳がわからない。
僕は何かいけないことをしたのだろうか?
僕は千夜が悪漢の魔の手に落ちる前に助けただけなのに。
そして僕はそれから店での指定席である台座の上へ置かれることもなく、普段は入れられることのない狭いケージに押し込められたまま数日が過ぎようとしていた。
千夜は決まった時間に僕の面倒を見てくれるが、その表情は常に険しい。
僕が擦り寄って甘えても、千夜は以前のように優しく撫でてくれない。
その都度、千夜は一瞬寂しそうな表情を見せてから、再び厳しい顔つきに戻る。
一体どうすれば僕はまた以前の生活に戻れるのだろうか?
一体いつになればこの閉塞され圧迫された日々は終るのだろうか?
悲しいなぁ…
あんこ「僕はいまだに店に戻してもらえない」
あんこ「千夜もあれから毎日のようにあの日のことを叱ったり、飼い始めたばかりの言う事を聞かない動物を躾けるみたく何かを言い聞かせてくるだけだ」
あんこ「僕は楽しかった>>25を妄想することにして時間が過ぎるのを待った」
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|l :: ::| _壬_ 〃/ /:::/
|l :: ::/〃 : ヾ/::/ ,:: :/
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ソ -‐==<./:/
/ :: :: :: :: :: :: :: `:く
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. }0)人::.(●) : :: :: :: | 最近、オッドアイになったんだよ
ニニナr' , ヽ: :: ニ二二工
从 ^ ノ:: \:: :: :::ノ
/ `ミ::¨´:: :: :: ::ヽ:: 〈
シャロとの獣姦
「ん………」
シャロが苦しげに呻き声をあげる。
初めて抱いてあげた時に比べれば大分マシになったとは言え、まだまだ僕のモノを柔軟には受け入られるほど慣れてはいないようだ。
それでも最初の頃の死に物狂いの絶叫、手足をばたつかせた抵抗からは想像も出来ないほど従順に僕を受け入れるようになってくれた。
そんな事を考えてる内に僕は一度目の射精をしてしまった。
まだまだ射精し足りない。
そう感じた僕は今度はシャロを四つん這いにさせ、シャロに覆いかぶさり、バックから子宮へ向けて深く突き立て再び腰を全力で振る。
ほどなくして
「キーーー!!」
僕は精嚢から送り出される精液が勢いよく尿道を駆け抜け肉棒の尖端から迸る感覚を知覚し思わず大きな声で鳴いてしまった。
そして精液の最後の一滴を吐き出したその瞬間、僕は覆いかぶさっていたシャロの臀部から剥がれ落ちベッドに横たわる。
それとほぼ同時にシャロもまた崩れ落ちていた。
僕はすぐに起き上がりシャロの顔の方へ駆け寄る。
「ほら、口を開けて」
シャロの口の中にまだ興奮冷めぬモノをつっこむ。
反射的にシャロはむせた様だが僕は気にせずシャロの舌や頬の内側の肉へを肉棒を擦りつける。
ぼんやりと開いたシャロの瞳にうっすらと映った自分の姿が一瞬目に入る、そのとき僕はまた腰を勢いよく振り始めている事に気がついたのであった。
あんこ「・・・」
千夜「あんこー。ご飯と掃除のじか・・・」
あんこ「カクカクカクカクカク」
千夜「・・・やっぱり・・・・・・もうダメなのかしら?」
千夜はあんこを見ながらそう悲しそうに呟いた。
そんな千夜に気付くことも無くあんこはいまだ元気に腰を振り続けていた。
果たしてあんこの未来の行く末は?
それは>>30のみぞが知る。
ティッピー
Koi先生
,..._
/:::・:>ー-、
,r:::::::::::i ̄ ̄ < 私の出番の様ですね
/;;;;;)ハノ))
/;;;/;;::::;;ノ'
'"´」''"L
あの一件からしばらく後
男性客とは無事和解が出来、常連のお客さんたちからもあんこが居ないと寂しいとの声が多数あがり、あんこの看板うさぎへの復帰が決まった。
昨晩そのことを千夜が笑顔で報告してくれた。
そして今日は千夜が外へ散歩に連れて行ってくれている。
あれ以来ずっと室内でのケージ飼い状態だったため広々とした外は気持ちがいい。
まるで夢のようだ。
公園に着いてからココアとチノとティッピーが見え、僕は彼女たちのもとへ走っていく。
後ろから千夜の声がするが気にせず走ってゆく。
だが途中、前に出した足が空を切る。
「あれ?体が浮いている?」
直後「ギャーッ」とけたたましい声と、背中への爪が食い込む感触に気付く。
どうやら僕はカラスにまた捕まってしまったようだ。
千夜が慌てて駆けてくるのが見えるが僕は慌てない。
何故なら僕を掴むカラスはいつも途中で離してしまうからだ。
千夜には悪いけど、僕は久しぶりの空の散歩と洒落込むことにした。
それからしばらくして地上でビラ配りをしているシャロの姿を見つける。
「む?あそこに見えるのはシャロではないか」
「よし。愛らしくダイブして驚かせてやろう」
僕は体をばたつかせる。
カラスは離すまいと掴む爪に力を込めるが程なく僕の体は自由となり空中へ放り出される。
そのまま僕は少し体を捻りながら目標落下地点へ移動し体勢を整える。
ーーーそしてーーー
ポスッ
「きゃっ!?あ、あんこ!?」
そんな驚いた声が聞こえる。
周囲にはシャロの持っていたビラが舞っている。
狙いどうりビラを抱え持つシャロの腕の中へ収まる事が出来たようだ。
驚いて固まっているシャロの体をよじ登り、僕は彼女の頭の上に乗っかる。
直後、シャロの嬉しさからの悲鳴が周囲へこだました。
……
………
………ぁぁぁ。
……んこ……
…い……ミたち…ょうぶか?
「あれ?なんだ?何がどうなった?」
遠くから人々の悲鳴が聞こえその中にシャロの声も混じってる気がするが良く聞き取れない。
一体なにがどうなった体が動かないし目の前も光に包まれて何も見えない……。
そこには地面に叩きつけられミンチとなった兎らしきモノが一匹いた。
その真横には顔を真っ青にしてへたりこむシャロの姿が。
「あ…あん…こなの?」
弱々しくシャロが口を開く。
もしシャロの足元に彼のトレードマークの冠が転がっていかなければ気付かれることも、判別されることもなかっただろう。
遠くから千夜たちの声も聞こえている気がするが……もう……よくわからない…。
そこで彼の意識は完全に途切れた。
……
………
…………んこ?
「あんこ大丈夫?」
目を開くとそこには心配そうに僕を覗き込む千夜の顔があった。
あれ?
ここは甘兎庵?
僕はたしか千夜と一緒に外に散歩へ行って、そこでカラスに捕まって……あれ?
「大丈夫、頭を打ったりしてない?」
千夜が引き続き心配そうに声をかけてくる。
そしてその背後で申し訳なさそうにしている客がいる。
「すいません、ぶつかってしまって」
「その兎さん大丈夫ですか?」
どうやら僕はあの客にぶつかられ台座から落っこちてしまったようだ。
千夜が大丈夫ですからと言い、その客は申し訳なさそうにその場を離れていった。
「・・・なんだ夢だったのか」
僕はほっとした。
「あら、ちょっと震えてるみたいだけどあんこ、どこか怪我したのかしら?」
僕は千夜に抱きつき、その胸に顔を埋める。
「あらあら本当にどうかしたのかしら?
千夜が不思議そうに言いながら僕の頭を優しく撫でてくれる。
「あら、あんこ」
「?」
「頭の冠はどこへ行ったのかしら?」
千夜は店内をキョロキョロと見回しながらそう言っていた。
そしてそのとき、店の外から一際大きなカラスの鳴き声が聞こえた気がした。
僕はなんだか怖くなり強く千夜に抱きついた。
早くこの怖い気持ちがなくなり>>40になってくれる事を祈りながら。
どっから夢?
千夜が元気なあんこの子供を産んでくれる
>>37
今後のあんこさんで判断できるかもしれないし、出来ないかもしれません。
努力はします。
楽に
千夜が店に出ない午前中、店内のお客さんもまだまばらな時間帯。
僕はたまに店を抜け出してお散歩をする。
この街では街中をウサギが歩いているのは別段珍しい事でもないので特に誰も気に止めない。
人見知りをする僕にとって歩くたびに女の子に可愛い可愛いと寄って来られる心配をしなくてもいいので助かる。
そんな事を考えてトコトコと歩いてる内に目的地の公園に到着した。
僕はあまり人のいないこの時間帯に公園の原っぱで日向ぼっこをするのが大好きなのだ。
今日は天気もよく心地よい風も吹いている。
僕は周りに人間や野良ウサギが居ない事を確認してからちょこんと座り込む。
「(ああ。なんて気持ちが良いんだろう)」
ここ最近、嫌なことや怖いことがあったので今の内にしっかりとリラックスをしておかなくちゃ。
「看板うさぎとして、千夜のためにもしっかりしないと」
そんな事を考えながら目を瞑りポカポカと気持ちのいい陽気を堪能する事にした。
どれくらい眠っていたのだろう?
体に当たる強い風で目が覚める。
「あれ?」
「なんで僕は空を飛んでるんだろう?」
しばらく頭がボーっとしていたあんこだった、次第に意識がハッキリし事態を把握する。
どうやら僕は今日もまたカラスに捕獲されてしまっていたようだ。
「この間あんな夢を見たばかりなのに……」
「ん、何か変だな?」
そこであんこは違和感に気付いた。
自分の背中を掴むカラスの爪の感覚が無いことに。
そして理解するーーーああまた夢かーーーと。
あんこは嫌な事を思い出してしまったが、同時に安堵もする。
良かったーーーと。
夢と認識した僕は折角なので以前千夜が話していた「明晰夢」というのを試す事にしてみた。
まず手始めにいつもの様にカラスから逃げることにする。
そしてそのまま華麗に地上にいる千夜の腕の中へ落下し納まる。
千夜はいつもの様に少し驚いたように「あらあら」と言う。
近くにいたココアが心配そうに近づいてきて頭を撫でてくれた。
遠くからシャロたちの声が聞こえてくる。
そんな平穏の中あんこはふと眠くなりうとうとし始めた。
夢の中なのにおかしな話である。
「あれ?あんこったら眠っちゃったみたいだよ?」
ココアがそう言った気がした。
…
……
…………どれだけ寝てしまったのか?
僕は焼けるような熱さと不快な音で目が覚める。
「!?」
目を開けた僕に待っていたのは、千夜たちの優しい笑顔ではなく、自身を啄ばむカラスたちの顔があった。
彼らは一心不乱に時折けたたましい鳴き声をあげながら僕を貪っていた。
その内の一匹は仰向けに転がされた僕の真上に乗りながらその黒く鋭い嘴を……僕のお腹の中に突っ込んでいる。
「!!!???」
顔を横に向けるとそこに生えている草々の間に白と黒の毛が混じってるように見えた。
「あれ?あれ?あれ?」
僕はまだ事態が飲み込めないままだった。
ただ最初に感じた痛みはもう感じないし、カラスたちが何をしても何も感じない。
そのとき僕は気づいた。
「……ああ。これもきっと夢なんだ」
その証拠に千夜たちに会いたいと思った途端
視界の片隅に談笑しながら公園を歩く千夜とココアが入ってきた。
だが次の瞬間
黒いモノが僕の眼を覆い僕の視界は閉ざされ
そして僕は、全ての重みから解放されたかのような、心身ともに楽になってゆくのを感じた。
「あんこ?」
「ねえ大丈夫なのかな、あんこ」
そんな声が聞こえてきた。
目をゆっくりと開ける。
そこには僕を抱えながら心配そうに覗き込む千夜とココアの姿があった。
「よかったー」
心底安心したような声で大きく息を吐きながらココアがそう言った。
「もう、あんこったら、また勝手にお外へ出たりしてダメじゃない」
千夜が少し起こった風に、だが穏やかな口調でそう言っている。
「良かったやっぱり夢だったんだ。」
「ホントに最初あんこを見つけたときは凄くビックリしたんだよー?」
「だってあんこの周りにカラスが何匹もいるんだもん」
「本当に今回は少しビックリしたわ」
落ち着いたからかココアと千夜がそんな話をし始めた。
「(そうかだからあんな悪い夢を見たのか)」
残念だけどしばらく大好きなここでのお昼寝は控えよう。
そう思った。
「ねえ千夜ちゃん。あんこを抱っこさせてよ」
「いいわよ」
そして僕は千夜からココアの腕の中へ移動した。
「♪」
ココアが僕を抱えながら自分の顔の位置まで持ち上げる。
僕も先ほどまでの悪夢がウソのような良い気分になってゆく。
「あれ?千夜ちゃん」
「なぁにココアちゃん?」
「あんこって・・・」
ココアが千夜に何か問いかけてる。
僕の顔に何かついてるのかな?
「あんこの目って・・・えーとオッドアイ?だったけ?」
「!?」
そのとき>>52からまた一際大きなカラスの鳴き声がした気がした。
すぐ後ろ
千夜の頭の上
目の前の千夜達から発せられる声
何故か右目が白くなってしまった。
先日、千夜が病院へ連れて行ってくれたがそこでも原因はわからなかった。
ただ特に変わった感じはしないので気にしない事にする。
やっと僕の日常が戻ってきたのだから。
目の前で働く千夜と客として来ているココア達から発せられる声が心地良い。
「はい。あんこ、食べる?」
僕がそんな彼女たちを眺めていると千夜が栗羊羹を持ってきてくれた。
ガツガツガツ
「やっぱり栗羊羹は美味しいな」とそんな事を思いながら食べる。
「ふふ。あんこは本当に好きねえ」
千夜がニコニコとこちらを見ながらそう言った時、千夜の頭の上に一瞬なにか見えた気がした
「?」
何か嫌な予感がした。
「一体なんだったんだろうか?)」
僕は何か楽しい>>55を想像することにした。
リゼちゃんへのエッチな妄想
今日はみんなでプールへ行った。
不満なのは今日はティッピーが居ない事と、代わりに最近シャロの家に住み着いた間男が着いて来たことだ。
「(まぁいいさ)」
ここならカラスに襲われるような夢を見ることも無いだろうしゆっくりと羽を伸ばせるだろう。
僕はそんなことを考えながら千夜たちと建物内へと入っていった。
建物内へ入りみんなが着替えを済ませてる間、僕とワイルドギースは先にプールサイドへ行くように言われた。
「(こいつ苦手だ)」
ワイルドギースは僕には全く関心がないのか、プールサイドへ出てすぐに近くの椅子の上に乗り正面を見据えたまま動かなくなってしまった。
しばらくして着替え終わった千夜、ココア、チノ、シャロ、そしてリゼが出てきた。
思えば彼女たち全員の水着姿を見るのははじめてだ。
「♪♪」
僕はついつい興奮してしまい、勢いよく彼女たちの元へ駆け寄っていく。
そしてシャロをロックし飛びつくためそのままの勢いで跳躍した―――。
だが、シャロは生意気にも避けた。
そしていつものように悲鳴をあげて逃げていく。
「フンフンフン」
僕は彼女たちの水着姿によってただでさえ雄としての本能が呼び起こされていたからか、気付けばいつも以上に勢いよくシャロを追い回していた。
「いやー来ないでー」
ザバンッ
シャロが僕から逃げるためにプールへ飛び込んだ。
彼女を追い僕もプールへ飛び込もうとジャンプした瞬間
「こら、止めるんだ」
なんといつの間に移動してきたのかリゼが僕の前に現われ僕をその胸もとで受け止めた。
「全くお前は困った奴だ。」
自分の顔の高さまで持ち上げキツめの口調でリゼが僕をたしなめる。
「せ、先輩。ありがとうございます。」
「ああ、シャロ。もう大丈夫―ーー」
リゼがシャロの方を向こうとした瞬間、彼女はあろうことか足をもつらせ、そのまま僕を抱えたまま勢いよくプール内へ倒れこんでしまった。
「せ、先輩ッ!!」
「リゼちゃん!!あんこ!!」
水中で微かに僕とリゼを呼ぶ声が聞こえる。
そして僕はすぐに浮かび上がり千夜に回収されたが、リゼはなかなか浮かんでこない。
シャロとココアが慌ててプールに潜っていき、少しした後にぐったりしてるリゼを抱えて水面から出てきた。
どうやらリゼは溺れてしまったようだ。
「リゼちゃんしっかりして」
「先輩ッせんぱーい」
「お、落ち着いてくださいこういう時はまず・・・」
みんな動揺しすぎて冷静な判断が出来ずにいる。
「仕方ない」
僕は千夜の腕から抜け出し、リゼの元へ歩み寄り……そして
「「「!?」」」
僕はリゼに人工呼吸を施し、胸の上で飛び跳ね心臓マッサージを行う。
その行為を数回繰り返すことによりリゼは無事意識を取り戻した。
歓声がわきあがる。
みんなが僕を褒め称えてくれている。
「ありがとうな。あんこ」
リゼはそう言いながら僕にキスをしてくれた。
僕はガラにもなく少し照れてしまった。
「……こ」
「…い……しろ」
「え?………ス?」
「ん?あれ?」
何か遠くから呼ぶ声が聞こえ、目の前がボヤケてくる。
「―――!?」
目の前に居るのはリゼではなく、ワイルドギースだった。
そしてあろうことか………僕に…口づけをしている??
ガバッ
僕は飛び起きワイルドギースを見つめる
「・・・起きたか、あまり世話をかけるな。」
彼はそう言い元いた場所へ戻ろうとした所をシャロに抱きかかえられ、涙目でありがとうと言いわれながら抱きしめられている。
「あんこ。本当に良かったわ」
そう言いながら千夜も僕を抱きかかえシャロとワイルドギースの傍へ行き
「この子が溺れたあんこを助けてくれたのよ」
「ほら、ちゃんとお礼を言いなさい」
そう言った。
「凄かったねー」
「はい。とても格好よかったです」
ココアとチノがそんな会話をしている。
「あんこも無事で本当に良かったな」
とリゼが彼の頭を撫でながら言っている。
僕は理解した。
どうやらあの後溺れてしまったのは僕のほうで、あろう事か彼に救われたのだと。
「・・・・・・」
その後みんなプールで仲良く遊び始めたが。
僕は、ショックのあまり、その間ずっと、僕用の小型ビニールボートでプールの上を漂っていた。
ボコ
どこから飛んできたのかビーチボールが僕に当たりまたプール内に落っこちてしまった。
「もうこのまま沈んでいてしまいたい」
そんな事を考えてる内に僕はプール底に到達し、そこには>>66という数字が書かれていたように見えたが涙でよく見えなかった。
666
あんこ「今日こそ出来るはず」
あんこ「ハアアアアアアアア」
あんこ「ラバーウオーターラビットスプラッシュ」
僕はリゼに砲台を向け勢いよく発射しようとした
その瞬間
リゼ「パンッ」
僕の頬を銃弾がかすり背後の壁に鉛弾がめり込む
リゼ「すまない。なんか悪寒を感じたんで」
あんこ「ジョバー」
「退屈だ」
全く客のいない店内で僕は暇を持て余していた。
「今回はどんな話にするんですか?」
「今回はギャンブルモノを書いてみようと思うってるんですよ」
今日も相変わらず開店から入り浸っている青山ブルーマウンテンと千夜の会話が聞こえてくる。
「(ギャンブルか……もし僕にやる機会があれば…)」
そんな事を考えながら時間はゆっくりと過ぎていく。
「それだ。ロン。三色同刻 三暗刻 ドラ2」
僕は6を暗子にする能力を持っている。
これだけで満貫は常に確定だ。
名付けてあんこスペシャル。
「ツモ ハネ満」
「ぐあああ。なんなんだこの兎。化物か?」
フルルードラパンの奴らに戦慄が走る。
「(よし。持ち点も回復したし一気に攻める)」
「さあ次だ。覚悟しろ。」
僕はそう言い賽を回した。
事の発端は少し前に遡る
ガシャーン!!
突然店内にけたたましい音が響き渡り僕はハッとする。
「なぁ何時になったら判を押してくれるの?ねえ?」
「今出てってくれればもうちょっとお金上乗せしてあげるからさー」
ガラの悪い男たちが千夜に絡んでいる。
奴ら最近この辺りの店の買収を行っているフルルードラパンの手下だ。
どうやら奴らの魔手はこの甘兎庵にも伸びようとしているらしい。
「この辺で残ってるのは甘兎庵さんとラビットハウスさんだけなんだからさー」
「とっととこの店ととなりの物置小屋の土地をーーー」
どうやら思ったとおり地上げ行為らしい。
なんて卑劣なこの美しい街並みとみんなの平和を守るためにも今こそ立ち上がるとき。
そう思った僕は男たちへ飛び掛り、男たちの手や頭へ噛み付いた。
「いてて。な、なんだコイツ?」
「やめろ」
男たちは慌てて僕を振り払おうとするが、僕はそれをひらりとかわしながら攻撃を続ける。
「オイッ、この黒いはお前んとこの兎だろなんとかしやがれ!」
男の一人が千夜に向かって怒鳴りつける。
それまで呆然としていた千夜は慌てて僕を男たちから引き離そうとした。
「(フンフン)」
まだ興奮冷めぬ僕に千夜は「止めなさい」と言った。
「いてて、このやろ・・・わ、ぷっ」
僕はこちらへ詰め寄ろうとした男へオシッコをひっかけてやった。
「こらっあんこ」
千夜が慌てて僕を抱えて反対を向く。
「くそ。オイ出直すぞ」
男たちは吐き捨てるようにそういい店を後にしていった。
奴らがこれで諦めるとは思えない。
その後、同じ様に連中に脅されたラビットハウスのみんなで集り今後を考える。
だがそこへ、フルルードラパンのオーナーがシャロを連れて訪れてきた。
どうやらシャロもあの物置小屋のことで脅されているらしいが頑なに拒否していたようだ。
そして奴は、これから行う麻雀勝負で千夜たちが勝てば今後一切手は出さないと言ってきた。
ただしもしも負けた場合、店は手放し千夜たちは裏で働いて貰うとのこと。
千夜たちは話し合った末にこの話を受けた。
いや、どの道、選択肢などなかったのだ。
その後
僕たちはオーナーにフルルードラパン所有の建物へ連れられていった。
「ルールは先にハコになった方の負け、うちとそちらの打ち手の点棒が0になるまで打ち続ける」
「残り二人は公正を規すためどちらかに贔屓するような事はさせないから安心しな」
「さて、ウチはアイツだがそちらさんはだれがやるんだい?」
そう既に卓に座ってる男をあごでしゃくりながらこちらに聞いてきた。
「この中で麻雀できる人っている?」
ココアが周囲を見回しながら尋ねた。
「無理です」
「すまん」
「私も麻雀はわからないわ」
チノ・リゼ・千夜が順番に答えていく
「えー私も分からないし……どうするの?」
ココアが慌てふためく、千夜たちも勢いでここまで来てしまったようで今になって慌て出した。
「(全く困ったお嬢さんたちだ)」
僕はシャロの頭から降り、卓の方へ歩き出す。
「へへへ。シャロちゃん、威勢が良かった割にはもう後が無いぜ?」
「ううう」
僕が卓へ歩き出すのと同時にシャロが名乗りをあげ卓についたのだ。
最初こそ和了できていたが、すぐに巻き返され、今ではもう持ち点が10000を割ってしまった。
「それだロン。満貫」
またシャロは振り込んでしまったようだ。
シャロはうなだれ泣いていた。
僕は見ていられず、千夜の腕からとび降り、シャロの膝の上に飛び乗り
「ココからは僕が相手だ」
そう言いはなった。
「ツモ。満貫(三色同刻 三あんこー(暗刻))」
「ぐっ」
僕は再び666あんこコンボを炸裂させる。
「凄いわ、あんこ」
「頑張ってーあんこー」
「凄いです」
「いいぞ。その調子だ。」
皆が僕を賞賛し声援を送ってくれる。
「どうする?もう勝負はついたようなものだしこれ以上やっても恥をかくだけだよ?」
「くそっ調子に乗ってられるのもココまでだクソ兎。」
「たった今こっちも代打ちが到着した所だ」
「ほう。面白い」
今の僕を止められる者など居る訳が無いと僕は確信していた。
「先生。お願いします」
そういい置くから姿を現したのは、僕たちの良く知る人物だった。
「遅くなって申し訳ありません。」
そこに居たのは青山ブルーマウンテンであった。
「な、なんで青山さんが?」
「最近、姿を見ないと思ってたら・・・」
そんな困惑した声が背後から聞こえてくる。
「すみません。取材で麻雀をやっていて気付いたらこんなことになってしまったんです」
「あと代打ちをすれば覗きの件は訴えないってお店が言ってくれたので」
彼女は以前と変わらぬ調子でそう言っていた。
「それで今回はどうしたら?」
「はい。あの兎とハコ割れするまでのサシ勝負です。」
質問する青山にフルール・ド・ラパンオーナーが説明を始める。
どうやらここからの勝負の相手は本当に彼女らしい。
そして対局が再開された。
「ツモ 3000・6000」
青ブルマが卓に入ってからも僕の快進撃は止まらない。
順調に666あんこコンボを決め続け、ついに青ブルマの持ち点は1000点となった。
これで直撃、ツモのどちらからでも彼女へ引導を渡し勝負を終わらせる事が出来る。
「頑張ってあんこ」
「最後まで気を抜くんじゃないわよー」
背後から千夜とシャロが声援を送ってくる
「わかってるさ」
僕は彼女たちの方を向きウインクをしてあげた。
「せ、先生」
「………」
もし、このとき、あんこの気が緩んでいなければあるいは彼は気付けたかもしれない。
このとき彼女へこの世ならざるモノが舞い降りようとしている気配に。
―――親:青山で賽が振られる
理牌が終わり僕は自分の手牌を確認する。
「(今回もいいぞ)」
そして最初のツモ
早速僕の手牌にある6の数牌が暗刻となった。
「(よし)」
―――2巡後―――
「(これでリャン面待ちテンパイ)」
カチャカチャ
「(・・・勝ったな)」
僕は思わず口元がニヤけそうになるのをこらえながら不用牌を切り出す。
「ロン」
「え?」
静かにそして低い声で発せられた青ブルマの宣言に僕は思わず声をあげてしまった。
「字一色・大四喜 W役満……貴方のトビで終了です。」
「う、うそだ」
「残念ながら本当です。それではさようなら、愚かなケダモノさん」
そう言いながら彼女は席を立ち背後の千夜たちへは一瞥もくれずにその場を後にする。
「今回も先生はまるで神様でも宿したようなヒキを見せたな」
「ああ全く怖い怖い」
呆然とする僕の耳にそんな話し声が聞こえてくる。
「さて。約束通りお嬢ちゃんたちにはウチのそっち方面で働いてもらおうかな?」
「おい。連れて行け」
そうオーナーがいい部下たちにアゴをしゃくって支持をする。
「い、いや」
「離してください」
「ほら大人しくしてこっちへ来い」
千夜たちは男たちに手を引かれ部屋から連れ出されていく。
「千夜!!」
僕はスグに彼女たちの元へ駆けつけようとしたが……
「そうそう。お前への措置がまだだったな。」
いつの間にかオーナーが僕の目の前に立っていた。
「今度うちの新メニューでウサギのパイを出してみようと思っていてな」
「丁度いいんで試作品の材料になってもらおうか?」
「え?」
僕は全身から血の気が引くのを感じ、本能的に前足で体を抱きしめていた。
そんな僕にお構いなくオーナーは全身を品定めするかの様に見ながら続けて言う。
「なんでもお前さん。甘い物が大好きでしょっちゅう羊羹やスイーツ類を与えられて育ったそうじゃないか?」
「そんな兎の肉がどんな味か実に興味深い」
「オイ、準備しろ」
「!!」
オーナーがそう命じた瞬間に僕はいつの間に背後に回られたのか男に前足を掴まれ持ち上げられる。
「いて……いたた、この大人しくしろ」
僕は男から逃れようと必死にもがく。
男の手を振り払おうと後ろ足を滅茶苦茶に振り回した。
「往生際が悪いぞ?さっきまでの威勢の良さはどうした」
ほどなく僕は抵抗むなしく後ろ足も別の男に取り押さえられてしまった。
「なあに安心しろ。すぐに美味いパイにして……そうだな味見はさっきの娘たちにさせるとしよう」
その言葉を聞き僕の目の前は真っ暗になる。
ジョバープリプリプリ
「うわコイツ汚ねえ」
「ははは。まあいいじゃないか?それより観念したみたいだな?」
「じゃあ始めるか」
その言葉の後……
僕は暴れられないようにと後で皮を剥ぐ為に両後ろ足を切られ
……肛門付近にナイフが差し込まれ……一気に切り上げられて…いった
「せーの」
そんなこえとどうじにつよいしょうげきがかかり、ぼくのなかみがなんかでていったきがした
「あんこー」
ああちやのこえがきこえる
「あんこったら珍しいわね」
千夜の声がぼんやり聞こえてくる
「……千夜、落ち着いてないで早くなんとかしないと」
「こんな所へお客さんが着たら大変よ?」
シャロの呆れ声も聞こえる
「そうね、シャロちゃん悪いけどお手伝い頼めるかしら?」
「まったく仕方ないわね」
―――ん?
意識がはっきりしだし、目の前にいつもの甘兎庵の店内が映り込んでくる。
「あら。あんこ起きたの?」
「ちょっとアンタ店内で何てことしてるのよ?」
ああ二人とも無事だったんだ・・・よかった。
「とりあえずココは私がやっておくから、千夜はソイツをお風呂で洗ってきなさいよ」
「わかったわ。ごめんなさいねシャロちゃん」
シャロが不機嫌そうな声で雑巾とバケツを片手に千夜に指示をだし、千夜はそれに従いながら僕を持ち上げた。
「まったく随分と盛大に漏らしてくれたわね・・・」
「(え?)」
「さーあんこ。お風呂でキレイキレイしましょうねー」
千夜は僕をバケツの中に入れながらまるで子供をあやすように笑いながらそう言い、店の奥に一言かけてから僕を連れて店の居住区へと向かっていった。
僕はようやくアレが夢だったと理解した。
どのくらい眠っていたのかはわからないが青ブルマの姿は既になく代わりにシャロが店内にいた。
どうやら僕は盛大に……粗相をしてしまったようだ…恥ずかしい。
そんな僕のをシャロは不機嫌そうな顔をしながら後始末をしてくれていた。
「(今度しっかりお礼をしてあげないとね)」
「それにしてもどんな怖い夢を見たいかしら?」
千夜が僕を見下ろしながら興味深そうに言う。
「あんこがお漏らしするなんてよっぽど怖い夢だったのね、可哀想に……そうだ。今度シャロちゃんのお店で新作のスイーツでるみたいだから一緒に行ってみましょう?」
「確か……キャロットベースのウサギパイ?だったったかしら?」
ジョバー
「きゃっ、あ、あんこ?」
僕はバケツの中でまた盛大に失禁してしまった。
その量はバケツメモリの>>90まで達してしまった。
Max
いい加減みんな幸せにしてやってくれよwww
1番上
あんこがみんなを幸せにする(意味深
Max
今さらだが、666ってオーメンだと思った
随分と間が開いてしまったけど久々の投稿
以下本文
あんこは千夜の部屋でMAXコーヒーを飲んでいた。
先日、千夜が懸賞で当てたものである。
―――カシュッ
あんこは新しい缶のタブを開ける。
そしてそれを前足で器用に持ち上げクピクピと口の中へと流し込んでゆく。
「(なんておいし……甘ったるいんだ。こんなの千夜が飲んで太りでもしたら大変だ。僕が全部処分してあげないと)」
―――カシュッ
再びタブが開けられる音がする。
「アンタ、兎の癖になんて物を飲んでるのよ……」
じゃっかん引き気味のシャロの声が背後からした。
振り返るとやはりそこにはシャロがおり、千夜に用があったのか部屋へ上がりこんでいた。
「それにしても……そんな砂糖の塊みたいなのよくそんな飲めるわね」
シャロはテーブル上の僕の周りに転がる空き缶を見ながら呆れた様子を見せる。
「なんか想像しただけで胸焼けがしてきたら……」
「クピクピ」
「本当にそのちっこい体のドコへそんなに入るのかしら?」
そう言いながら珍しい事にシャロは自分からあんこに近寄り手前に座り込み、あんこの小さな体をまじまじと見る。
「クピクピ」
あんこはそんなシャロを気にする様子もなく缶コーヒーを体内へ流し込み続ける。
「・・・」
「・・・てい!」
シャロは普段は問答無用に襲い掛かってくるくせに今回は自分に全く関心を示さないあんこに対して若干ムッとした。
そしてウサギのくせに器用に缶コーヒーを直飲みし無防備になってるあんこのお腹を悪戯のつもり突っついてみた。
「ブー」
それが失敗だった。
その瞬間、あんこは缶を手放し口から噴水の如く今まで体内へ溜め込んだコーヒーをシャロの顔へぶっ掛けてしまったのだ。
「(ケホケホ、シャロ酷いじゃないか)」
そう思いながらあんこは恨みがましい視線をシャロに向けるが、その視線の先にあった存在。
そこに居たのはいつもの自分に構われる事を無上の喜びとして嬉々として遊んでくれるシャロではなかった……。
シャロは未開封の缶コーヒーを開け一気に飲み下す。
「ぷはーあまぁ~い。んん?ちょっとアンタぁなにジロジロ見てるのよぉ?」
「!?」
「大体アンタはいつもいつも私に対して―――」
いつものシャロとは全く違うシャロがそこにいた。
シャロはあんこの頭に手を乗せ動けぬように圧をかけながら……愚痴り始めた
まるで酔っ払いである。
そんな状態がどれほど経ったのか、ようやくあんこはシャロから解放された。
「(酷い目にあった)」
いつもの置物の姿勢で真横に転がりながらそんな事を思っていた。
「これは何かしら~」
「!?」
シャロがいきなり僕の股間の紳士を弄り始めた。
~~数分後~~
「(汚された……もうお婿に行けない)」
「あっはっはー。なにこれーちょーおもしろいよー」
僕が落ち込んでいるのもお構い無しにシャロが僕の口へ何かを突っ込んでくる。
「(何かの錠剤だろうか・・・うぷっ)」
間髪いれずに今度はコーヒーを流し込んでくる。
「うう。死ぬかと思った」
「ねえ、あんこ?」
「?」
シャロが僕に顔を近づけてくる・・・・・・今度は一体何をする気なんだろうか?
「あんこは、私の初めてを奪っちゃってるんだからちゃんと責任とって欲しいんだから」
「!?」
「覚えてないの?昔、嫌がる私を散々キズモノにしたくせに……」
シャロは頬を赤らめそんな事を言う。
「もしかしてあの時のことを?」
僕は幼き日シャロに求愛にもにたじゃれ合いを幾度となくしたことを思い出す。
まさかあの時の戯れがシャロをこれほど思い詰めさせていただなんて・・・。
「・・・でも僕には千夜が」
「私より千夜が良いって言うのー?」
「そんなのあんまりよー」
シャロは子供のように泣き出してしまった。
僕はなんて罪作りな雄なんだ。
そんな事を思いながら僕はシャロをなだめるためシャロにキスをしてあげた。
しばらくしてシャロは落ち着いたのか大人しくなる。
僕はそんなシャロから口を離し体を引こうとした瞬間―――ガシッ
シャロは僕の体を両手で思い切り掴んできた。
「そう貴方の気持ちはよく分かったわ・・・・・・なら私の純情を弄んだ責任取ってもらうね?」
シャロの目から光は消えており、そう静かに僕へ向かって言い放つ。
「千夜に貴方は渡さない。貴方は今ここで私と一つになるのよ」
そういった瞬間、シャロは大きく口を開け僕の頭を齧り取った―――
「……なんなのかしら、これは?」
千夜は自室の混沌っぷりを前にしてもいつもの落ち着いた物腰を崩さない。
シャロがコーヒーを飲んだ事は容易に想像が出来たが、それでも目の前にはいつも以上にハイテンションなシャロが居た。
そしてその横にはぐったりとしながら時折軽く痙攣をしてるあんこも居た。
「あー千夜ーアンタもこっち着て一緒に飲みましょうよー」
「あらあらシャロちゃん。いつも以上にキマってるわね、どうしてかしら?」
「あはは~千夜の部屋にあったこの錠剤美味しいわねー」
そう言いながらシャロがつまんでいるのは……千夜が眠気対策で買ってみたカフェインの錠剤であった。
それを見た瞬間「なるほど」と千夜は思った。
「それにしても……どうしたものかしらね?」
千夜のそんな珍しい光景を優しく見つめるのであった。
>>102へ
千夜があんこに犯される
あんこが拉致られる
あんこが倒れてきたタンスに潰される
先日のカフェインの大量摂取で体調を崩した僕は千夜に連れられて病院へ行くことになった。
診察も無事終わり千夜は安堵の息を漏らす。
そしてその帰り道、事件は起こった。
千夜がガラの悪い男たちに絡まれてしまったのである。
男は3人で千夜が逃げられないように囲んでいる。
「(なんて品の無い奴らなんだ。千夜をこんな奴らに渡す訳には行かない)」
僕は千夜を守るため正面の男へ飛び掛った。
「うおっ、なんだこいつ」
男は突然顔に覆いかぶさった僕に慌てふためく。
「あんこ!?」
「さぁ千夜、今の内に逃げるんだ!!」
だが、千夜は脅えているのか、それとも僕を案じているのかその場を動こうとしない。
「(仕方ない)」
「こ、こいつ離れろ」
男が僕を引き剥がそうとするが僕は素早く隣の男の頭へ飛び移る。
そして――
――じょば~――
「ぎゃーこいつ小便しやがった」
「てめー」
「お前はこれだ!食らえ!!」
――ポンポンポン――
「いて、糞を飛ばしてきやがった」
僕の流れるような攻撃に男たちは慌てふためく。
僕は地面に着地し、そのまま男たちの足元を駆け回り、彼らを翻弄する。
「よしトドメだ!!」
僕は手近にいた男の股間へ噛み付く
その瞬間、男の絶叫が響き渡る。
だが僕の快進撃もここまでだった。
「調子に乗るのもそこまでだ糞ウサギ」
股間にぶら下がったまま声のほうへ視線を移すと、そこには囚われた千夜の姿があった。
「しまった!!」
「へっへっへ。形勢逆転だな。」
「ごめんなさい。あんこ」
千夜が泣きながら僕へ謝る。
そこから男たちによるフクロが始まった。
「オラッまだお寝んねするには早すぎるぜ?」
「こんなんじゃこっちの気がおさまらねーんだよ、あんこちゃんよー」
「ほらほら。お嬢ちゃんしっかり見ててやんな。お嬢ちゃんのナイト様の最後をよー」
男たちが僕をボールのように蹴り飛ばし、踏みつけてくる。
だが僕はこの程度では屈しない。
「オラオラ、詫びいれるなら今のうちだぜ?」
「こんな蹴りじゃ僕は倒せないぜ?」
「なっ、調子に乗りやがってー」
こっちの挑発に簡単に乗ってくれる。
単純な奴らだ。
僕は何とか千夜を助け出す機会を得るため更に言葉を続ける。
「ふん。お前らの中には僕と1対1で戦う度胸のある奴も居ないのか?」
「な、なに?」
「まあお前たちみたいな群れてつるんで女の子を人質に取らなければケンカも出来ないような雑魚には無理な話か」
「あ、あんこ・・・カッコイイ」
そんな千夜の声が聞こえる。
「(どうやらまた惚れ直させちゃったみたいだな)」
「上等だ、このウサギ野郎!!」
男の一人が激昂する。
そして―――懐からナイフを取り出し
「え?」
それを勢いよく僕に振り下ろしてきた。
―ガキン―
だがそれが僕に触れる事はなかった。
「な、なに?」
男も驚愕の声をあげている。
「そこまでだこの悪党ども」
そこに立っていたの銃を構えたリゼであった。
「な、なんだてm」
男の言葉が終るより先に、リゼは男の懐へ入り込み
そして、瞬く間に三人をのしてしまった。
僕はと言うと・・・最後に倒しされた男の下敷きとなっていた。
「おい。大丈夫かあんこ」
遠のく意識の中でそんな声が聞こえる
「おい、本当にあんこの奴は大丈夫なのか?」
「ええ、きっと気を失ってるだけだから」
「でも、ビックリしたよ?千夜ちゃんの部屋へ行ったら酔っ払ってるシャロちゃんとそれに追い回されるあんこが居るんだもん」
「それにしてもあんなシャロさん初めて見ました」
遠くからそんな話し声が聞こえてくる。
「それにしても、この部屋を片付けるのは一苦労だな・・・」
荒れ果てた部屋を見ながらリゼがやれやれといった感じでそう言う。
「最後のシャロちゃんが倒したタンスがあんこに直撃したときは流石に心臓が止まるかと思ったよ」
「・・・それにしても、よく死にませんでしたね」
ココアとチノの心配そうな声が聞こえる。
「あんこはこう見えてとても頑丈なのよ?」
そんな千夜の声が聞こえる中で僕の意識は再度遠のいていった。
次に目覚めるのは>>113くらいかな?
200000000000000000000秒
五年後
どこだろうここは?
僕は真っ暗な道を歩いてゆく。
もう随分と長いこと一人でこの道を歩いてる気がする。
千夜やシャロはどこにいるのだろう?
「・・・ん?」
突然、目の前から強烈な光が迫り、僕を包み込んでゆく。
「あれ?ここは?」
目を開くとそこは見慣れた甘兎庵の一室ではなかった。
「それに体がとても重いなぁ」
起きあがり周囲を見回そうとするが思うように体が動かない。
それでもなんとか身をよじり起き上がろうとする
「痛っ」
体にチクチクする物が刺さってる?
見てみるとそれは点滴の器具だった
「え?」
そしてようやく僕は気付くそこが病院だという事に。
しばらくして看護師が部屋に入ってきて僕の存在に気付く。
慌てて出ていったと思ったら、すぐに先生を連れて戻ってきた。
そして僕をケージから出し色々と検査を始めた。
「(一体なんなんだ?)」
話を聞き取ろうとするが、上手く会話内容を拾えない。
どこか耳がキーンとしている。
ただそれでも「飼い主に連絡」「迎えに」と言った単語は聞こえた。
「何でこんな所に居るのかよくわからないけどもうすぐ千夜に会えるみたいだ」
僕はホっと胸を撫で下ろす。
僕は一度ケージに戻され、しばらく大人しくしてるようにと言われた。
それから大した時間もたっていないと思うが、僕は再び看護師さんにケージから抱えだされ、診察室へと連れて行かれた。
そこには一人の女性の姿があった。
「(誰だろう?千夜に似てるけど)」
「(そういえば千夜はどこだろう?)」
僕が周囲を見回そうとした瞬間、僕はその女の人に抱きしめられた。
「よかったあんこ。目が覚めたのね」
「!?」
「貴方、あれから5年も眠っていたのよ?」
「え!?」
僕は訳が分からなかった。↓
元の家に行ってみる
千夜が僕はとある事故により5年間も寝たきりだったと説明をしてくれた。
本当はこれからまだ検査やリハビリでしばらく様子を見る必要があるみたいだけど、特別に退院の許可をもらえた。
僕はめでたく甘兎庵へと帰れることになった。
千夜に抱えられ家路につく、その間に見た街並みは確かに僅かにではあるが以前と異なっているように感じた。
そして甘兎庵へ到着する
目の前に在る落ち着いた感じの店舗、そしてその隣の物置のような小屋。
「良かった。ココは以前と何も変わっていない」
僕はどこかホッとする。
僕は千夜が店の扉をくぐると同時に、その腕から飛び降り、僕の指定席であり店内を見渡せる台座へと向かう。
「きっとお客さんたちは看板うさぎである僕が居ない間、寂しい思いをしてただろうな」
「早く復帰するためにもまずはあのナイスポ-ジングの感覚を取り戻さないと」
僕は若干興奮気味に台座へと駆け寄り、そしてそこへ飛び乗ろうとするが、以前のように一跳躍で華麗に飛び乗る事が出来ず、
なんとか台のふちへ手をかけ必死に這い上がる結果となってしまった。
「(流石に5年も寝てたせいか以前みたくスムーズに飛び乗れなかったな)」
そんな事を思いながら顔をあげた先には一匹の見たことの無い白い兎がチョコンと鎮座していた。↓
シャロが来て白い方だけ抱き抱え、仲良さそうにしはじめる
まだー?
>>121
すいません。明日辺りには
その白兎は見事な純白、そしてその腹部だけは黒々とした毛並みで覆われていた。
「な、なんだお前は?」
「・・・」
僕の問いに白兎は応えない。
「そ、それにその王冠・・・それは僕のだぞ?」
目覚めてから何か頭の部分が寂しいと思っていたが、今の僕はトレードマークの王冠を被っていないのであった。
千夜から貰い、甘兎庵の看板うさぎの象徴でもある大事な王冠は、今僕の頭の上ではなく目の前の見知らぬウサギの頭でその輝きを見せていた。
「か、返せ。この泥棒」
僕は白兎に飛び掛るが……次の瞬間、僕の視界は180度回転をし気付けば店の床を転がっていた。
「???」
事態を把握できないままヨロヨロと壁際へ移動していると、店の扉が開き懐かしい声が聞こえてきた。
「千夜いる?」
視線を向けるとそこにはシャロが居り店内へと入ってくるところであった。
「もしかして僕が帰ってきたのを知って飛んできてくれたのかな?」
ちょうど僕がいる位置はシャロからは死角となっているので、シャロはまだ僕に気付いていない。
僕はシャロが近づいたら一気に飛びつき驚かせてやろうと思い、その場に身を潜め待ち構えることにした。
―――だが
だがシャロはあの白いの前で立ち止まってしまう、そしてあろうことか顎を撫で始めた。
「そんなシャロが僕以外の男……と?」
僕は焦りからシャロの元へトコトコと歩いていってしまう。
「!?」
「あ、あんこ!?アンタ帰ってきてたの?」
シャロが僕に気付き驚きの声をあげる。
「そうなのシャロちゃん。あんこは今日退院してきたの」
いつの間に戻ってきたのか千夜が背後から笑顔でそう言う。
「そうだったの。良かったわね、あんこ」
シャロはあの白兎を抱きかかえながらそう僕に言った・・・あの白兎を抱きかかえながら。
しかも・・・あんな仲良さげに・・・これは一体どういうことなのか?
思わず僕は……↓
ショックで失禁
――じょばー――
「ちょっと、あんこ?」
シャロが思わず驚きの声をあげる
僕はショックから失禁してしまっていた。
「あんこったら・・・しょうがないわね」
そう言いながら千夜は僕を店から居住区へと運び
「私は掃除をしてくるから、ここで待ってるのよ?」
そして千夜は店の方へと戻っていってしまった。
「あんこは大丈夫なの?やっぱりまだどこか悪いんじゃ?」
店内へ戻った千夜に対しシャロのそんな心配の声が聞こえてきた。↓
リゼがあんこ退院祝いとしてジュースとかお菓子もってくる
翌日、リゼが僕の退院祝いに訪れてくれていた。
昨日はあの後、疲れとショックからか千夜が戻ってくる前に眠ってしまったらしい。
目が覚めたとき僕は千夜の部屋の片隅で寝かしつけられていた。
辺りを見回すが千夜の姿は見えない、どうやらすでに起きて店を開ける準備をしているようだ。
「……昨日の白いのは一体誰だったんだ?」
そんな疑問を抱きながらしばらくボーっとしていたが、すぐ外が騒がしくなり
――そして
「あんこ、退院したって本当か?」
そう言いながらリゼが部屋へ飛び込んできたのだ。
「5年ぶりだけどお前は全然変わってないな」
リゼは僕を抱え上げまじまじと見ながらそう言った。
そして僕を床へ下ろし
「ほら、お前こういうの好きだったろ?」
そう言いながらリゼは持ってきた袋からお菓子やジュースを取り出し僕の前に並べはじめた。↓
好きなお菓子やジュースを前にしても食欲はわかず、むしろ吐き気が
僕は目の前に並べられるお菓子類やジュース(缶コーヒー)を前にしても食欲がわかなかった。
以前ならすぐにでも飛びついたハズだし、今も本当は久しぶりだから嬉しいはずなのに。
「どうした?食べないのか?」
リゼが僕に食べるように促してくる。
僕はせっかくの好意を無駄にする訳にもいかず手近にあった洋菓子を抱えながら食べ始める
――直後
「うぅ。気持ち悪いよぉ」
僕は一気に気分が悪くなった。
「どうしたあんこ?喉に詰まらせたか?」
リゼは僕が喉に詰まらせたと勘違いしたのか、背をバンバンと叩き、開けた缶コーヒーを流し込んできた。
…そこで……僕の意識は途絶えた……。
「ほ……にご…ん」
「…んな、ほ……にしな…」
周囲の騒がしさで目が覚める。
「あら、あんこ、気がついた?」
「あんこ。良かったぁ」
そこには千夜とホッと胸を撫で下ろすリゼが居た。
「あんこ……さっきは本当にすまなかったな。」
そう言いながらリゼが僕の頭を優しく撫でる。
「ううん。別にいいん(だばーーーーー)」
「あんこっ!?」
「あらあら大変だわ」
僕は盛大に吐いてしまった。
そして吐き気は収まらない。
「リゼちゃん。せっかく来てくれたのに悪いんだけど…」
「あぁ。こっちこそ逆に迷惑をかけてしまってすまなかった。」
その後、リゼは申し訳なさそうに部屋を出て行った。
「でも一体どうしたのかしらね?」
「以前はあんなにお菓子類を食べてたのに・・・寝起きに洋菓子がいけなかったのかしら?」
不思議そうにしながら千夜が後片付けをしている
「それじゃあ私はお店に出ないといけないから。」
「あとであんこの好きだったうちの栗羊羹を持ってきてあげるから、今はゆっくり休んでいてね」
そう言い僕を寝かしつけ、千夜も部屋を後にした。
「一体どうしてしまったんだろう?」
誰もいない暗い部屋で僕はそんな事を考えていた。
・・・すると
「兎のくせにあんな物を食えば当然だろ?」
そんな声が部屋の片隅から聞こえてきた。
視線を声の下方向へ向けると、そこには白く浮かび上がる兎影があった。
「お、お前は!?」
「・・・・・・」
そこには昨日の白兎が居た。
・・・すっかり忘れていた。
「お前は一体なんなんだ、なんで僕の居るべき場所にいるんだ?」
「・・・・・・」
ヤツは何も答えない。
「何とか言え、大体なんでその王冠を被ってるんだ?それは僕の物だぞ!?」
「・・・・・・ふぅ」
そしてヤツは口を開いた
「私は>>136」
平行世界から来たもう一人の君だ
異星人
(´・ω・`)
続きまだかな?
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∥:: :| /:: ィ:: }
|l :: ::| _壬_ 〃/ /:::/
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ひ ん し の あ ん こ が す て ら れ て い る
続き待ってる
まだかね
まだかな (´・ω・`)
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ほ
続きは豫
超放置してしまい申し訳ありません。
某所で別のあんこSS書いててそっちのが面白かったので・・・・・・(マテ
更新頻度は遅くなるかもしれませんが、こちらも再開します。
「私はとある惑星からやってきた……キミたちの言う所の異星人だ」
ヤツはとんでもない事を言い出し、更に言葉を続けた。
「キミが入院した直後に私は千夜くんに拾われた」
「彼女はとても傷ついていてね………取り入るのは簡単だったよ」
そして頭の王冠を僕に見せながら
「程なく私は空席になっていた看板うさぎの役を仰せつかった。これはその後、彼女がくれたのだ。」
「なんでもお客からそういう要望があったようでね」
「・・・」
僕はただただ呆然とヤツの言葉を聞く。
知らぬ間に5年もの月日が流れ、訳のわからないウサギに看板うさぎの座を奪われ
……僕は一体どうしたらいいのだろう?
「もはやココにキミの仕事は無い」
「悪い事は言わない。後の事は私に任せキミは隠居していたまえ」
放心状態の僕を余所にヤツは淡々と言葉を続けていた。
……その時
「千夜ちゃん。あんこが帰ってきたんだって?」
「リゼさんから聞きました。おめでとうございます。」
外からココアとチノの声が聞こえてきた。
「あら。二人ともありがとう。それにティッピーも久しぶりね。」
・・・ティッピー?
その言葉を聞いた僕は次の瞬間・・・>>149
逃げる
「ティッピーだって?」
ど、どうしよう?
その名前を聞いた途端、僕は目の前の自称宇宙うさぎの事など、ティッピーに久しぶりに会える嬉から頭からすっかり消え去ってしまった。
王冠もないし……僕は身なりもまだビシっとしてないし……恥ずかしい……。
それなのにもしティッピーが嬉しさのあまり僕に抱きついてきたら、交尾をせがんできたらどうしよう?
そんな事を考えてる間にも廊下を歩く足音はどんどん部屋へと近づいてくる。
結論として僕は恥ずかしさから逃げる事にした。
だが部屋の窓はしっかりと閉められており逃げ口は、あの白兎の横のわずかに開いている扉しかなかった。
「どうしよう?」と僕があたふたしていると、急に部屋が明るくなると同時に扉が開き、笑顔の千夜が入ってくる。
「あんこ。ココアちゃんたちが来てくれたわよ!」
そして千夜に促されココアとチノ、そしてティッピーが部屋へと入ってくる。
―――だが、そこには衝撃的な展開が待っていた・・・・・・>>151
歳のせいで弱ってしまい、すっかり変わり果てた姿になったティッピー
チノの後ろから姿を現した存在。
それは歳のせいで弱ってしまい、すっかり変わり果てた姿になったティッピー であった。
「!!??」
あれがティッピー?
「わーあんこだ。おかえりー。ほらチノちゃんも」
嘘だ!嘘だ!
「退院おめでとうございます。あんこ」
あんなの偽者に決まってる!
僕は必死に自分にそう言い聞かせていたが・・・
「ティッピーももっとこっちへ来てちゃんとお祝いの言葉を言ってあげてください」
チノはそう言いながら部屋の入り口から動こうとしなティッピーを抱え、僕の前へと置いた。
「・・・・・・」
「久しぶりじゃのぅ」
「!?」
その声を聞いた僕は………>>153
白兎を気にせず扉から逃げ出した
「嘘だ!嘘だ!嘘だ!」
気がついたら僕は千夜たちも、ジッと様子を見ていた白兎も気にせずに部屋から逃げ出していた。
「なんなんだこの世界は?」
訳がわからなかった。
僕は恐怖に支配されながら、そのまま居住区から店内へ、店内から外へと飛び出す。
その後、僕はどれだけの間、どこをどう走ったのか……。
やがて足をもつれさせ転んでしまい、顔面から地面に強く叩きつけられなる。
「うぅ・・・」
僕は顔に熱い痛みを感じながらも起き上がり辺りを見回す。
そこは・・・・・・>>155
月日が流れほんの少し変わった街並み
そこは・・・・・・月日が流れほんの少し変わった街並みであった。
石畳の道はアスファルトに舗装され、建物もチラホラとコンクリートの無機質なビルやマンションが見られる。
「・・・5年も経てば少しは変わっちゃうよね」
あんこは改めて月日の流れを実感させられた。
「それにしてもココはどこだろうか?」
景観が変わってしまったというのを抜きにしても、そこはあんこにとっては見覚えの無い場所であった。
いまだ顔がヒリヒリするも、その痛みで落ち着きを取り戻したあんこは、しばらく散策をするが一向に見覚えの有る道にはでれなかった。
「……困った……すっかり迷ってしまった」
途方に暮れるあんこ・・・・・・だが、あんこは不意に背後から声をかけられる。
あんこが振り向くとそこには・・・>>158
ナイフを持ったリゼ
ランプを持ったリゼ
「あんこなのか?」
背後からふいに呼ばれ振り向くと、そこにはランプを持ったリゼが居た。
「やっぱり。まったくココアから連絡があって今みんなでお前を探している所だったんだぞ?」
そう言うとリゼは僕を抱きかかえ、踵を返し歩き出した。
「・・・・・・」
リゼは何も喋らずゆっくりと夜の道を歩いていく。
心配をかけたことを怒っているのだろうか?
僕は大人しくリゼの腕の中でジっとしている。
……でも……甘兎庵へ戻ればきっと千夜たちは笑って許してくれるハズだ。
ティッピーの事はショックだったけど……5年も経ってしまっているのだから仕方が無い。
――帰ったらティッピーには悪いけど僕の事は諦めて貰うようにちゃんと話さなきゃね。
僕がそんなことを考えていると、それまで黙々と歩いていたリゼは突然立ち止まり、僕をジっと覗き込んできた。
何だろう?
僕もリゼの顔を見上げるとリゼは突然その口を開き語りだした。
『白の少女と兎はとてもきれいな心を持っていました。』
『黒の兎は醜い悪い心を持っていました。』
『黒の兎はいつも幸せそうに笑っている白の少女と兎を妬み憎み、自分のモノにしようと考えていたのです』
『あんこは…黒の兎は…みんなを嫌な気持ちに、不幸にする闇の兎』
リゼは声はリゼなのに、その表情はまるでリゼでは無いかのように僕を見つめながら……
その後もずっと僕のことを『悪い子』と言い続けた。
やがて僕は恐怖に耐え切れず………>>163
封印されていた力が目覚め変身した
リゼの喉元に噛みき殺害
「お前なんかリゼじゃない!」
僕はコイツの腕の中から一気にその喉元へと飛びつき、そして力いっぱい噛み付く。
「――!!」
リゼの姿をした女は大きく体勢を崩しながら、僕を引き剥がそうとするが僕は噛み付く力を緩めない。
―――やがて
「ヒューッ」
僕がその肉を食い千切り、地面に落下すると同時に、そんな声とも呼吸音とも判別つかぬ音が上方から聞こえ・・・
――ドサッ!
直後リゼの姿をした女が地面に倒れこんでくる。
その瞳が虚ろに僕を見つめ、口が弱々しくわずかに動いている。
僕はすぐさまその場を駆け出し、振り向くことなくひたすら走り続ける。
「早く帰るんだ」
きっと本物のリゼも今頃僕を心配して探しているに違いない――。
甘兎庵へ帰ろうとするあんこ。
だがそんな彼に新たな試練が・・・>>165
あんこ吐血
あれからどれ位の距離を走ったのだろうか?
あんこは無我夢中で走るも一向に甘兎庵……自分の知る道へは出られずにいた。
「うう。なんで僕がこんな目に?」
弱気になるあんこ。
そしてその瞬間あんこは突然何かが喉の奥から込み上げてくるのを感じた。
「ゴホッゴホっ」
あんこは激しく咳き込みむせ返る。
「うう。僕は病み上がりなのに・・・」
ようやく落ち着いたあんこであったが、すぐに口と鼻を満たす違和感に気付く。
「なんだろう?やたらと鉄臭いぞ?」
視線を自分の足元へやるとそこにはおびただしい血が撒き散らされていた。
「え?」
そして……先ほどまでは美しい純白であった自分の腹部も……今は所々に点々と赤い模様が付いていた。
「これって・・・僕の・・・?」
あんこがそう思った瞬間、再び先ほどと同じ衝撃があんこを襲うのであった――。
果たしてあんこの運命は?>>169
あ
リゼに噛み付いたところを見ていたシャロがあんこを殺そうとする
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再び咳き込んだあんこはそのまま再度血を吐いた。
「うう。苦しいよ。」
「・・・誰か・・・助けて・・・」
絶望と恐怖に支配されるあんこであったが、ふいに誰かに優しく抱きかかえられた。
「え?」
驚きながら見上げると、そこにはシャロが居た。
「ちょっとアンタ……その血、大丈夫なの?」
シャロは不安そうにあんこを見下ろしながら
「すぐに甘兎庵へ戻るわよ」
そう言うや否やシャロは踵を返し歩き出した。
「・・・良かったこれでもう大丈夫だ」
あんこはシャロの腕に抱かれながら安堵の息をついていた。
シャロが歩き出してからどれ位が経ったのだろうか?
一向に甘兎庵へ到着する気配が無い。
不審に思ったあんこはシャロの顔を見上げる。
そしてそれとほぼ同時にシャロはその歩を止め、あんこへと視線を落す。
両者の視線が交わる。
そしてシャロはゆっくりとその口を開いた。
「私……見ちゃったんだ……」
――え?
「あんたが……リゼ先輩に噛み付いている所」
直後それまで優しく僕を抱えていたシャロの手は強く、そして乱暴に僕を握りつけてくる。
―――そして
「許さない。」
それは今まで聞いた事の無い、シャロのものとは思えない低く冷たい声であった。
「殺してやる」
続けて発せられたシャロのその言葉の直後……>>174
千夜がシャロを止めに出てくる
シャロはそう言うと僕の片足を掴み、勢いよく振り上げる。
そしてそのまま僕を地面へと叩きつけようとした――その時
「待ちなさいシャロちゃん」
背後からシャロを制止する声が響く。
「は?」
シャロは僕をぶら下げたまま、声のした方へと振り返る。
そこにはいつの間に来たのか、千夜が立っていた。
「千夜、止めないで」
「コイツはリゼ先輩を――!!」
シャロは千夜の姿を確認するや否や怒鳴りつけるが、千夜は動じることなく
「ダメよ?シャロちゃん。」
「それじゃあんこが可哀想でしょ?」
――やっぱり千夜は僕の味方だ
千夜の動じない態度、強い意思の篭った視線にシャロの僕を掴む力が徐々に弱まっていった。
僕はその気を逃さず、すかさずシャロの手から抜け出し千夜のもとへと駆け寄る。
千夜はそんな僕をそっと抱き上げ「怖かったわね?もう大丈夫よ。」と優しく頭を撫でてくれた。
「シャロちゃん。落ち着いたかしら?」
「………うん」
しばらくの沈黙の後、シャロはゆっくりと千夜の問いへと答えた。
「私が間違ってた……」
「やっとわかってくれたのか。まったくシャロは仕方の無い娘だ」
僕は千夜の腕の中でフンスと息をつく。
「ごめんね。あんこ。」
シャロが僕に謝罪の言葉をかける。
それに対して僕は大きな心で寛大に頷いてみせた。
「偉いわ。流石はあんこね」
その様子を見て千夜が僕を強く抱きしめてくれる。
「こんな可愛いあんこを……あんなミンチにしちゃうような殺し方……勿体無さ過ぎるでしょ?
「え?」
僕は耳元で囁かれた言葉に自分の耳を疑った・・・。
――ち、千夜?一体なにを?
「あんこはもっと綺麗に>>179にしてあげましょう?」
見上げた先に居るモノは……確かにいつもの笑顔をたたえた千夜であった……。
刺身
活き造り
「あんこはもっと綺麗に………」
千夜は少し考える素振りを見せてから
「そうね、活け造りにしてあげましょう」
そう「名案だ」と言わんばかりにシャロに提案をした。
「・・・え?千夜?何を言って・・・?」
僕が千夜の発言を信じられず呆然としていると
「そうね。そうしましょう」
シャロは千夜の提案に嬉々として賛同していた。
僕は目の前で繰り広げらている光景を受け入れられずに、ただただ呆然としているだけであった。
「・・・きっとこれは二人の悪ふざけなんだ。そうに決まってる。」
僕は必死に自分にそう言い聞かせた。
でなければ、看板うさぎの僕を、僕のことが大好きな千夜もシャロもこんな事を言うはずが無い――。
「さあ準備が出来たわ。シャロちゃん」
僕が身動きをとれない様に台へ大の字にしっかりと固定した千夜がシャロへ準備の完了を伝える。
そこには白衣に着替えたシャロが居た。
「ふふ。あんこ。シャロちゃんはお医者様になるため毎日頑張ってるの」
「だからきっとあんこの事も綺麗にしてくれるわ。」
千夜に促されたシャロが僕にゆっくりと近づいてくる。
そして僕の正面に立つと、僕のお腹を優しくゆっくりと撫で始める。
だが、その手には鋭く鈍く輝くメスが握られていた。
「う、嘘だよね?シャロ?」
僕の必死の訴えなどまるで意に介さないように、シャロはゆっくりとメスを僕のお腹の上へと持ってゆく。
そして、次の瞬間
―――プッ
「―――!!」
最初は鈍く、だがどんどんと凄い熱を帯びた痛みが僕を襲う。
シャロは躊躇することなく、僕のお腹へとメスで切り込みを入れ、そのまま一気に僕のお腹を切り開いていく。
そして瞬く間に僕のお腹の周りの皮を剥ぎ取り……中から……僕の中身を引きずり出していく……。
――息が出来ない。
――暴れようにも手足はしっかりと固定されただ首を左右に振ることしか出来ない。
……そして……そのあまりの手際の良さにみるみる僕の中身は無くなってゆく。
そのままシャロは手を休めることなく、僕の綺麗になったお腹を切り刻み加工してゆく。
まるで昔、千夜がお祝いの時に食べていたお魚のお刺身のように………
「凄いわシャロちゃん。」
「シャロちゃんのおかげであんこったらまったく怖がっても、痛がってもいない」
隣で僕とシャロを見守る千夜が感嘆の声を漏らす。
「――違うよ。千夜。」
僕は千夜に必死に訴える。
「――痛いよ!苦しいよ!」
千夜は目を輝かせシャロの手さばきに魅入っている。
「――怖いよ!助けてよ!千夜!」
だが、千夜は最後まで僕の必死の訴えに気付いてくれる事はなかった。
やがて……僕の体は……とてもフワフワした感じに包まれいった。
そして……僕の目の前は……真っ暗になっていった……。
「……きっと……これは……また……悪い夢……なん……だ……」
次に目が覚めるときは
いつもの様に千夜に抱かれながら
ティッピーやシャロと平和な時間を過ごせると信じて
僕は眠りについた
目の前が光に包まれる。
「――ハッ!?」
直後、景色は甘兎庵から見知らぬ天井へと切り替わった。
僕はすぐさま自分のお腹へと視線を移す。
そこにはいつもの見慣れた程好く膨らんだ愛らしいお腹と白い手触りの良さそうな毛並みがあった。
「……よかった……やっぱりアレは夢だったんだ」
僕は思わず深い安堵のため息をついた。
落ち着いた僕は周囲見回すが、そこは知らない部屋であった。
もっと周囲を確認しようと上体を起こそうとするが体が動かない。
「あれ?なんだろう?体の感覚が・・・」
身体に力が入らない。
僕が必死に身を捩っていると、やがて数人の男たちが部屋へと入ってきた。
男たちは皆、テレビで手術室へ入る医者のような格好をしていた。
僕はなんだか嫌な予感を感じた――。
よくよく見ればココはまるで手術室のようではないか?
僕がそう感じたのとほぼ同時に、男の一人が僕に近づきマスクの様なものを取り付けた。
そして……僕は意識が……再び遠のいてくのを感じた。
でも、意識が飛ぶ瞬間に確かに耳に入った言葉
―――それは―――
「それでは、これより去勢手術を開始します」
あれからどれ位の時間がたったのか?
次に僕が目覚めた時、そこは千夜の抱えるケージの中であった。
ガタガタ!!
僕はケージから出ようと扉を叩く。
「あら?あんこ、気がついたの?」
僕に気付いた千夜は歩くのを止め、ケージを自分の顔の高さまで持ち上げる。
そこにはいつもの……だが、どこか申し訳無さそうな千夜の顔があった。
「良かったわねあんこ。手術は問題なく成功だって。」
――え?手術?
「先生もきっとこれで落ち着くって仰ってたわ、よかったわね。」
「そうしたら……あんこ……めでたくまた看板うさぎとしてお店に復帰できるわね」
千夜が笑顔で僕にそう語りかけてくる。
一体どういうことなのだろうか?
ここであんこは千夜の姿がさっきまでの大人びた姿から、以前の見慣れた姿に戻っている事に気付いた。
「やっぱりさっきまでのは夢だったんだ・・・・・・」
「でも・・・・・・なら手術って・・・?」
千夜はあんこが事態を把握出来ていない事に気付いたのか、一度ケージを地面に下ろしあんこを中から取り出す。
そして、あんこをゆっくりと優しく抱きかかえながら説明をしはじめた。
その内容とは
あんこがお客さんを相手に大暴れして、その後も全然改善が見られなかったため(>>18参照)、あんこを店に出すのを辞めようという話になったこと。
そして千夜はそれをなんとか考え直して貰うために必死に説得をしたこと。
その結果その千夜の申し出は受け入れられたが……条件として去勢をするということ。
つまり、さきほど行われたのは去勢手術であったのだ―――
説明を終えた千夜は
「ごめんなさいね。でも仕方なかったの。」
「お詫びに食事制限期間が終ったらあんこの大好きな物を沢山食べさせてあげるからね」
そう……謝罪の言葉の後に……笑顔で励ますよう言ったのだった。
それを聞いたあんこは……>>189
k
ワイルドギースにケツを開発してもらえばいっか
「それじゃあんこ。また後でね。」
「今日は大人しく良い子にしててね?」
千夜は自室へ僕を放し、部屋を出てゆく。
「・・・」
ショックのあまり何もする気が起きない。
「ああ。忘れる所だったわ」
慌てて戻ってきた千夜は僕の隣に一つのぬいぐるみを置く。
「それはリゼちゃんが、あんこに…って貸してくれたの」
それは紫色でベレー帽と眼帯を装備したウサギのぬいぐるみでった。
「その子はワイルドギースっていうのよ」
「今度お隣のワイルドギースやティッピーにも会わせてあげるか……今はその子で我慢してね」
僕の前に屈み込んだ千夜はそう言いながら頭を軽く撫で、そして今度こそ部屋を出て行ってしまった。
「・・・」
僕はしばらくそのぬいぐるみとにらめっこをする。
「・・・」
僕はもうタマ無しなんだ・・・オス失格なんだ・・・
僕はもうティッピーにもシャロにも子供を授けてあげられないんだ・・・
僕はそう思うと悲しくなり・・・・・・気付けば目からは涙が溢れ床を濡らしていた・・・。
そして気付けば
「もういっそワイルドギースにケツを開発してもらえばいっか 」
そんな言葉を呟いていた・・・・・・。
タマ無しのフニャチンオスとなってしまったあんこ
もはや王者の威厳など微塵も感じられない雑種と成り果ててしまったあんこ
ふいに自身のケツがまるでこれまで何ヶ月も開発され続けてきたかの様な錯覚を覚えるあんこ
そんなあんこを挑発するかのようにリゼの匂いを漂わせるワイルドギース
あんこの明日は>>193だ
ホモセックス
ウサギ型オナホ(獣姦用)
ワイルドギース×あんこか
そういや見たことないな
あんこはリゼの香りのするワイルドギースと戯れ始めた。
「~♪」
あんこはワイルドギースの上にまたがり、その顔をペチペチと叩いたりした。
そして……ワイルドギースの眼帯を押した時……悲劇は起こった。
「―――!!」
突如あんこの小さく可愛らしいお尻の穴へ凄まじい衝撃が走る。
ソレは本来出すための穴である肛門へ容赦のない勢いで入り込んできたのである。
「???」
あんこは訳が分からず内臓が口元から出そうなほどの、肛門から脳天まで串刺しにされるような苦痛の中で、必死に状況を確認しようと顔を動かす。
そして自分の身体が宙に浮いている、いや……下から突如生えた棒状の物により、文字通り串刺し一歩手前の状態にされている事に気付いた。
自分を貫いている物……それは立派な男性器を模したバイブであった。
リゼはとんでもない玩具を貸し出したものである。
突如あんこの小さく可愛らしいお尻の穴へ凄まじい衝撃が走る。
ソレは本来出すための穴である肛門へ容赦のない勢いで入り込んできたのである。
「???」
あんこは訳が分からず内臓が口元から出そうなほどの、肛門から脳天まで串刺しにされるような苦痛の中で、必死に状況を確認しようと顔を動かす。
そして自分の身体が宙に浮いている、いや……下から突如生えた棒状の物により、文字通り串刺し一歩手前の状態にされている事に気付いた。
自分を貫いている物……それは立派な男性器を模したバイブであった。
リゼはとんでもない玩具を貸し出したものである。
あんこは必死にこの苦痛から逃れようともがくが……ワイルドギースから生えたバイブ棒が横に倒れる気配は無く……肛門からそのバイブを抜く方法もまるで思いつかなかった。
そしてどれ程の時間がたったのか?
「お待たせあんこ。良い子にして――!!」
仕事からあがり、部屋へと戻ってきた千夜はあんこの状態を見て思わず言葉を飲み込んでしまう。
そして……そんなあんこに千夜は――>>199
所詮獣かと憐れむような目
>>198をしながらバイブの電源(強)を入れ放置
千夜は驚きの凍りついてしまう。
そこには……
いつぞやココアがシャロに差し出したクレープに落下してきた時のように微動だにせず
だが、まるでロデオマシーンで戯れるかのようにバイブをしっかりとアナルに銜えこみ上下運動を愉しむあんこがいたのであった。
千夜の存在に気付いたのか、あんこは千夜に向かい手をパタパタを振ってくる。
「千夜。早くこの機械を止めて!僕を助けて!」
これでこの苦痛から解放される。
あんこはそう思った。
「何をしてるの、早く僕を助けて!!」
あんこは視線でそうメッセージを送る。
だが千夜は動かない。
「??」
流石に千夜の様子がおかしい事にあんこも気付く。
「・・・そうか!僕がこんな目に遭っている事にショックを受けているんだ!」
あんこはより一層、千夜を安心させようと必死にもがく。
だが、彼は千夜の目に浮かぶ感情を理解出来ていなかった。
そこには「所詮獣かと憐れむような目」で自分を見つめる千夜が居たのだった。
「……あんこったら」
「……あんな事があって……去勢までしたのに……」
千夜は何かボソボソと呟きながらゆっくりと近づいてくる。
あんこは振動音のせいで何を言っているのかまでは聞き取れないものの、これで助かると安堵した。
―――しかし
ビイイイイイン!!
「!!」
千夜がバイブに触れた途端、突如自分を突き上げるバイブの振動が今まで以上に激しいものとなった。
「ち、千夜?間違えてるよ!早くとめて!!」
あんこが千夜に向け手を伸ばすよりも早く、千夜はさっさと踵を返し部屋から出て行こうとしてしまう。
そして
「そんなに気持ちいいならしばらくそうしていなさい」
そう冷たく言い放つと同時に部屋の扉は無慈悲に閉じられた。
そしてすぐに千夜の足跡が遠のいていき、後には振動音のみが聞こえるだけとなった。
「・・・どうして僕がこんな目に遭わなきゃいけないの?教えて>>203様」
白兎
「これが『ごちうさの世界』を見る者たちの大いなる意思なのだ」
「もはやどうにもならん。貴様はこれから未来永劫オナホウサギとして生きてゆくのだ」
「ティッピーやワイルドギース(不良ウサギ)がマスコットとして愛されてゆく中で貴様だけがな」
涙目でこの理不尽な仕打ちに耐えるあんこ。
そんな彼の耳にあの夢の中にいた白兎の声が鮮明に響き渡った。
それは幻聴だったのか?
はたまた天の声だったのか?
その問いに答える者は無く、その後あんこはただただお尻を激しく突き上げられるのであった。
あんこに救いはあるのか?
そしてもしあるとしたらそれは………>>206
救われていいのは救う覚悟のある奴だけだ
あんこの寿命が残りわずかということ
「僕はきっともうすぐ死ぬんだ」
あんこは自分の寿命が残りわずかということを本能的に感じた。
「こうしちゃいられない!」
「なんとかそれまでにティッピーとシャロに僕の子供産ませないと!」
そう思いあんこは二人のもとに駆けようとした。
しかし……未だあんこはバイブにより動ける状態ではなかった。
この黒き獣の明日を狩るのは?>>208
誰かが犠牲にならなければならない
ガシャーン!!
そのとき、千夜の部屋の窓ガラスを何かが勢い良く突き破ってきた。
「!!」
そして次の瞬間、あんこの体が中へと浮く。
突然のことに驚くあんこであったが、よく見れば自分をガッシリと掴むそれはカラスであった。
カラスはあんこを掴みそのまま外の空へと天高く上昇して行く。
「やった!これでシャロたちへ会いにいける」
あんこは喜びに震えた。
またあんこを苦しめたバイブウサギも重力により先ほどスポっと抜け落ちた。
あとはいつもの様に少女たちへ落下するだけであった。
「さあ早く僕を離すんだ!」
あんこがカラスをチラチラと見るがカラスは無言でひたすら空を行く。
そして
やがて、街を出て、海の上へと来る。
「え?ちょっとどこへ行く気さ?」
あんこは戸惑いだす。
そして次の瞬間
「誰かが犠牲にならなければならない」
頭上からそんな呟きが聞こえるのとほぼ同時に
カラスはあんこをしっかりと掴んだまま、海面へと勢い良く落下してゆく。
バシャーーーン!!
「え?そんな・・・苦しいよ・・・助けて千夜」
あんこはカラスにしっかりと掴まれ、身動きがとれぬまま海底へとその身を沈めてゆくのであった。
こうしてごちうさ世界は性獣王あんこの脅威から解放されたのであった。
次回あんこVS>>213
プレデター
海賊
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/ :: :: :: :: :: :: :: `:く
′:: :: :: :: :: :: :: :: :: :,
. }●)人::.(●) : :: :: :: | 虐待SSなんて終って当然だよね?
ニニナr' , ヽ: :: ニ二二工 さあ我のハーレムSSを書くのだ
从 ^ ノ:: \:: :: :::ノ
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l二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l
あんこをSATSUGAIせよ
誰か続き書いてー
誰か僕がハッピーになれて心がぴょんぴょんするSSを書くんだ
「こんな所にいたのか・・・」
――ビクッ
「こらこら「俺」とあんこの仲じゃないか」
ひょい
――ジタバタシタバタ
「さあ・・・あんこ。またいっぱい愛でてあげるから俺と帰ろうね?」
「どうだ懐かしいだろ?」
帰宅した俺は固まるあんこを抱え部屋の中を歩く。
――・・・
「あの時はよくも逃げてくれたな」
俺はあんこを顔の高さまで持ち上げ、しっかりとあんこの顔を見ながら言ってやった。
「じゃあ、まずはあんこの帰還祝いに↓1をしてやろう」
お前を解体
ドンッ!!
室内に鈍い音が響く。
ジューッ!!
次いで肉が焼ける音、そして香ばしい匂いが立ち込める。
「ほら。あんこ我慢するんだ。あと3回の辛抱だ」
俺はテーブルに大の字に寝そべるあんこのお腹を優しく撫でながら、涙をボロボロとこぼすあんこを励ましてやる。
「これも俺の許から逃げ出したお前が悪いんだぞ?」
ドンッ!!
再び鈍い音と振動が室内に響く。
俺は振り下ろした鉈をどかす。
そして手早くベルトを外し切断されたあんこの片腕をどかす。
ジューッ!!
俺はあんこの傷口に赤黒く熱せられた焼きごてを押し付ける。
再び肉の焼ける音と匂いが室内を満たす。
――――
あんこは自身を襲う激痛に対し必死に暴れるが、その頭と体、そしてこれから切断される両足はしっかりと固定されており身じろぎ一つ取る事はできなかった。
じょばーーー
ぶりぶりぶり
挙句にはあんこは更に失禁と脱糞までする始末であった。
「まったく……困った奴だ」
俺はため息をつきながらあんこを優しく諭してやる。
「いいか?あんこ」
「これは以前、逃げ出したお前への罰でもあるのだ。」
「つまりは自業自得だ」
ドンッ!!
――――!!
「安心しろ。逃げれないように四肢を切断したら次は↓1をしてやるからな」
塩酸風呂
「可愛い姿になったな、あんこ♪」
俺はダルマになったあんこへ満面の笑みを送る。
――――
だが、あんこは虚ろな視線を俺へと送るだけであった。
「なんだその目は?」
俺はあんこにベルト巻く。
そしてベルトに紐を通しあんこを逆さ吊りにする。
吊るされたあんこの真下には塩酸の風呂が用意されていた。
「ほら。あんこ、俺に言う事があるだろ?」
――・・・・・・。
あんこは無言で俺を見つめる。
「悪い事をしたらごめんなさいだろ?ほら謝れ」
理不尽な謝罪を要求されるあんこ。
男の言葉に対しあんこは・・・↓1
唾を吐きかけた
――ペッ
ピチャ。
あんこは俺に対して唾を吐きかけてきた。
だが弱々しく吐き出されたそれは、俺に届くことなく床を汚すだけであった。
「悪い子だ」
・・・スッ
バシャンッ!!
――!!
俺が紐を掴む手を緩めると、あんこはそのまま真下の塩酸の中へと落下した。
あんこの頭が浸かる程度の位置で再び紐を握りなおし、その場で固定する。
――!!
俺の眼下ではあんこが勢いよくもがいていた。
「さて・・・」
十数秒後、引き上げたあんこに対し俺は・・・↓1&2
縛られて拘束されてるココアちゃんの前でぼろぼろになったあんこを見せしめ
俺はあんこ以外には手を出さない紳士なのでココアたちに何かするのはNGで
改めて↓1&2
傷口に塩を塗る
あんこは実はココア達に嫌われていたという嘘をつく
「なんだ?気を失ったのか?」
俺はピクピクと白目で痙攣するあんこを元気にしてやるために、手足の切断面に荒塩を塗りたくる。
――――!!
途端に宙吊りのあんこは元気になり勢いよくブラブラと振り子のように宙を舞う。
「ふふふ。おはよう。あんこ」
俺は嬉しくなり、あんこの顔にも思い切り山盛りの塩を塗りたくってやった。
――酷いよ。
お前なんかリゼたちが助けにきたらボコボコにされるんだからな。
「ん?」
俺はあんこの真っ赤に充血しきった瞳から向けらる視線に気づく。
「そうかそうか。悪かったな。そろそろまたオナホとして扱って欲しいんだな?」
――!!
僕の脳裏にあの悪夢がよみがえる。
い、いやだ。助けて。
千夜。ココア。リゼ。シャロ。チノ。ティッピー。
「ふふふ。助けを期待しても無駄さ。前回だって誰も来なかっただろ?」
俺は久々なのであんこのケツにしっかりとローションを塗りこみながら続ける。
「何故だと思う?」
そしてチャックを下ろす。
「簡単だ。それは皆あんこのことなんて大嫌いだから―――さ」
――!!
男のその言葉とともにあんこは下半身……そして腹部への形容しがたい衝撃を感じる。
だがそれはとても懐かしいものでもあった。
その衝撃にあんこは・・・↓1
快感のあまり失神
ビクンッ!!
俺が己のイチモツを根元まで挿入れると同時に、あんこは一度大きく痙攣し、そのまま大人しくなってしまった。
「ん?」
挿入したままあんこを180度回転させ、あんこに正面を向かせる。
どうやらあんこは失神してしまったらしく、だらしなく涎を垂らし白目を向きながらグッタリとしている。
「くっくっく。そんなに俺のオナホに戻れた事が嬉しかったのかい?あんこぉ」
気絶したあんこの股間には、意識を失ってなお射精を続ける可愛らしいペニスが立派にそそり立っていたのだった……。
意識を失った。
彼の夢の中に現れたのは↓1
そしてそれは彼に何をもたらすのか?↓2
ワイルドギース
皮肉にもシャロ
「情けないぞ!あんこ!」
――うぅ・・・だれ?
誰かがボクに呼びかける。
「お前は王者なのだろう?」
――そうだ。
そうだ・・・ボクは甘兎庵の看板うさぎで・・・そして・・・世界の美少女たちにとってのプリンスなんだ。
「なら早く立つのだ」
「でなければ、千夜たちはオレが貰ってしまうぞ?」
――な、なんだって?
ふ、ふざけるな。
彼女たちはみんなボクのだぞ?
お前みたいな雑種が触れていい物じゃないんだ!!
――ボクは目の前にいる雑種。
いつからかシャロの家に住み着いた間オス・・・ワイルドギースに向かって怒鳴った。
せっかく今まで大目に見てやっていたのに、調子に乗るのもいい加減にするんだ。
「ふっ。それだけ元気があれば十分だな。」
「受け取るがよい」
ワイルドギースはそう言うと同時にあんこの許へ一人の少女を向かわせる。
その少女は―――
「………」
――シ、シャロじゃないか!!
ゆっくりと歩み寄ってきたシャロはあんこの目の前でその歩を止める。
「あとはお前次第だ」
そう言うとワイルドギースの体はスゥーっと薄くなりやがて幻のように消えてしまった。
――た、助けにきてくれたんだね?
あの男が言っていたボクのことが大嫌いだなんて、やっぱりウソだったんだ。
現にシャロはこうしてボクを助けに来てくれた。
「………」
――ボクはいつもの様にシャロへ飛びつこうとするが上手く身体を動かす事が出来ない。
あれ?おかしいな?
――まぁいいや。
ボクは無言で立ち尽くすシャロへ「ボクをつれて逃げるんだ」と目線を送った。
ソレに対してシャロは?↓1
嫌々ながらも手足のない芋虫うさぎ持って逃げる
「………」
スッ
シャロは無言で屈みこみ、もぞもぞと身をくねらせているあんこを抱きかかえる。
――なんだろう?
いつものシャロはもっとボクを愛しみながら抱いてくれるのに・・・・・・なんだか今回は嫌々という感じがするぞ?
――まあいいや。
もしそうなら後でたっぷりとまたボクにメロメロにしてあげればいいだけさ。
「………」
タッタッタ。
――いいぞシャロこのまま逃げるんだ。
「………」
あんこの思いが伝わっているのか、シャロは駆け出し、そのまま走り続ける。
果たしてその先に待つものは?↓1
保健所
シャロは駆けた。
脇目もふらずに一心不乱にある場所を目指して………。
そして―――
「わかりました。では後はこちらで処理しますので―――」
――え?
シャロの辿り着いた場所。
そこは甘兎庵ではなく……ラビットハウスではなく……シャロのうさぎ小屋でもなく……
そこは『保健所』であった。
――何の冗談だい?
ここは野蛮な野良動物が連れてこられる場所じゃないか。
最初あんこは何かの間違いだと我が目を疑ったが、シャロは全く澱みの動きでどんどん手続きを済ませてゆき……今に至るのであった。
――シャロ?ねえシャロ?
あんこの視線を無視したままシャロはあんこを係りの人間に手渡す。
そしてあんこを手放すや否や、シャロはすぐさまその手をハンカチで拭いだし、それをゴミ箱へと放り捨てた。
――そ、そんな。
あの貧乏なシャロが?
穿き続けて紐に近い状態のパンツを穿いていたこともあるシャロが?
そしてシャロはそのままその場を後にする。
彼女が振り向く事、立ち止まる事は……一度もなかった。
目の前が光に包まれてゆくあんこ
次に彼を待ち受けていたのは↓2
踏み台
獣医を装ったマッドサイエンティスト
――ん?
眠っちゃっていたのかな?
いつの間にかボクは眠ってしまっていたようだ。
――あれ?おかしいな?一面真っ白だぞ?
確かに目を開いてるハズなのに何も見えないぞ。
目覚めたあんこの視界は一面の純白に覆われていた。
あんこは辺りを確かめるために身を起こし歩こうとする・・・・・・だが・・・・・
――・・・・・・
――あれ?
――おかしいな?なんで立ち上がれないんだ?
ボクは立ち上がるために手足に力を入れたハズなのに、身体は地面にへばりついたままであった。
「おや?起きたようだな」
――!?
突如あんこの頭上から男の声が聞こえてきた。
「ホントにいいのか?」
「ああ。やってくれ」
あんこの頭上から二人の男の話声が聞こえてくる。
「じゃあ遠慮なく♪」
――え?なに?何をするつもりなの?
あんこの戸惑いを余所に無骨な手があんこの背中を鷲づかみにし、そのまま仰向けにひっくり返す。
「あーこれは失明しちゃってるな」
「やっぱりか」
――・・・え?
・・・しつ・・・めい・・・?
・・・だれ・・・が?
男は続けて楽しげに言う。
「じゃあ、これよりあんこちゃんの大改造手術を行います」
「頼んだぞ先生」
――失明?ウソでしょ?
――先生?
そうか、きっとボクを治してくれる獣医だね。
――大改造?
ボクは何かで大怪我でもしちゃったのかな?
困ったな。千夜たちが心配しちゃうよ。
「で?どうする?」
「……そうだな」
片方の男が悩みだす。
「俺としてはまずはこの王冠と脳みその結合手術がしたいなー」
もう片方の男が何やら言い出した。
「だって、このうさぎちゃんってこの王冠が本体っぽいんだもんさー」
「ふむ……まあそれはいいとして」
俺は男へ以下の要求をした。
↓1&2
脳と脊髄以外全身義体化
どれくらいの時間が経過したのか?
ずぶ・・・ゴリッ・・・ぶちゅ・・・
あんこの耳には嫌な音がまとわり続けていた。
だが、やがてその音は止み
「さぁあんこ……これがキミの新しい身体だよ」
そう言いながら男はあんこの前に鏡を置く。
――え?
そこには黒く滑らかなボディの一つ人形が置かれていた
,. :┐ __
∥:: :| /:: ィ:: }
|l :: ::| _壬_ 〃/ /:::/
|l :: ::/〃 : ヾ/::/ ,:: :/
|l: :: { {{: . : ./::/ /:/
ソ -‐==<./:/
,r‐──────‐、 :
. : / 0)人::.(○) ',, :
: / ナr' , ヽ ', :
. : ├─ 从 ^ ノ───┤ :
. : lニニニニニニニニニニニl :
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: }ニニニニニニニニニ{ :
: jニニニニニニニニニ', :
. : / '', :
: i AN K O i :
: l l :
: l ヘ l _,、
: l / \ l  ̄:: ::::|
. : ゝ────────‐''' }ー ´
安価つかないので進行させていただきました
「どうだい?オナホール型ボディは?」
「オナホうさぎのキミにぴったりだと思わないか?」
施術を終えた男は喜々としながらあんこに話しかける。
「終わったのか?」
しばらくし俺は男に呼ばれ部屋へと入る。
「ああ。見てくれ術式は成功だ」
「おぉ……あんこめ。しばらく見ない間にずいぶんとスマートな身体になったじゃないか」
「ああ。あのデブデブした気持ちの悪い醜悪な容れ物はコレさ」
――そ、それは・・・!!
男が摘み上げたモノ。
それは紛れもなくボクの愛らしく誰もが庇護欲に駆られる身体であった。
――か、かえせっ!!
ボクは男へ飛び掛ろうとするが、全く動く事が出来なかった。
――あれ?あれ?あれ?
――おかしいぞ?おかしいぞ?おかしいぞ?
「おやおや。あんこちゃん気づいたみたいだねェ。どうだい?その新しい身体は?」
男が愉しそうに顔を近づけてくる。
「そうなのか?」
俺にはわからないが男がそういうならそうなのだろう。
「ああ見てくれ。あんこの感情に合わせて耳の部分と表情が動くんだ……そして」
そう言うと男は俺にあんこを握らせる。
「わかるだろ。容器越し中が脈打ってるのが?」
「なるほど」
どうやらあんこは本当に生きているらしい
俺は某オナホそっくりな姿となったあんこを見つめる。
その間も男は嬉々としながら何かを語り続けていた。
「ほら~あんこちゃん。感謝してねーそんなカッコイイボディにしてあげたんだから~」
男はあんこに今まであんこだった皮と肉の塊をちらつかせる。
その都度、俺の手の中のあんこが熱を帯びていくのを感じる。
「こんなゴミはポーイ!!」
男はそういうと同時にあんこの「元」身体を部屋の隅に置かれている檻に向けシュートする。
その肉は檻の内部へと綺麗に落ち、程なく室内に嫌な咀嚼音が鳴り出し始めた。
「さて・・・」
俺はあんこを見下ろしながらこれからどうするかを考える↓1
凶暴なコブラと闘わせる
「………」
男のペットの蛇と戦わせて見るか?
だが……もうあんこはただの置物になってしまったのでは?
俺は男に聞いてみる。
「なあ。あんこは動けるのか?」
「いや」
「なら感覚は?」
「あるよ。しかも中身は今までの数十倍の感覚だ」
「そうか」
さてどうしようか?↓1
アタッチメントで動ける腕脚を取り付ける
流石につまらないな。
とりあえずあんこに対しバイブで抽挿運動をしながらそう思った。
確かに今まで以上に感じているのだろう。
だが目に見える反応が無いのはどうにもつまらない。
「なあ。あんこを動けるように出来ないのか?」
俺が男に尋ねると男は出来ると言った。
そして俺とあんこを連れ隣の部屋へと移動する。
そこにはなんとも奇妙な形状をした器具が置かれていた―――。
「これはとある伝手で手に入れたモノだ」
男はどこか神妙な面持ちで続ける。
「これを手に入れてから何度か起動を試みたが上手くいかなかった」
「毎回「動力」がすぐに死んでしまってね」
「だが……あんこならあるいは……」
男は俺の手元のあんこを指差す。
「………」
本当に取り付けますか?↓1Y/N
Yes
――あっあっあっ
バイブがあんこの中を出入りする度に今までに無い感覚があんこを襲っていた。
――らめら。きもちよしゅぎる。
「………あんこならあるいは……」
何かが聞こえるが今のあんこにはもうどうでもよかった。
――ひゃぴ
「じゃあ付けて見るか?」
「そうこなくちゃ」
ズボ!!
それまであんこの中に放置されていたバイブが引き抜かれる。
――はれ?
「気をつけろ」
ゴトッ。
代わりにどこかに横たえられる振動があんこを襲う。
そして――
ガキンッ!!
ずいぶんと強い振動と音がスーパーオナホボディを襲う。
更に間髪いれずに
スボボボボ!!
――ひゃあい
さっきまでの機械的な棒ではなく、何か生物的な何か……そう強いて言えば触手のようなモノがあんこの中へと侵入してきた。
――はら?ひれ?
な、にゃあにいこれえ?
すごいきもちい。
それはティッピーとの交尾ですら手慰みに感じるほどの快感であった。
―――しかし次の瞬間
パンッ!!
「………」
「どうだい凄いだろ?」
俺はあんこをセットしすぐに男とともに先の手術室へと戻っていた。
そして男は部屋の鍵を閉めてから説明を求めた俺に一つの映像を見せた。
そこには一羽のうさぎがセットされた例の器具が写っており、そこまでは先ほど見たのと同じであった。
あの器具は台座部分に男の言う「動力」を置くとすぐさま左右から金具が伸び対象を捕獲し固定する。
そして―――俺は思わず息を飲む。
今度は何処からとも無くホースのような触手が伸び、「動力」の肛門へ一直線に侵入してゆくのだ。
「なっ」
やがて、あんこと同サイズだったうさぎは見る見る膨らみだす。
そして――パンッと大きな音を立ててうさぎは弾け飛んでしまった。
「なんだこれは?」
「すごいだろ?」
俺の言葉を無視し男は続ける。
「最初コレにはでっかい魚が乗ってたんだ」
(俺はこの時点で既に嫌な予感を感じていた)
次回の怪物トを追えは↓1
13日の金曜日ニュージャージー州の潮で
トマホークを持ったジェイソンに会えるよ
あんこが再び千夜たちの前から姿を消してから数週間後。
―○月13日金曜日 ニュージャージー州―
「ひぐっ・・・なん・・・なの?」
「■■■■――!!」
一人の少女と大斧振り回す男はその身を這い回る小さなウサギたちに成すすべなく蹂躙されていた。
そして
「あ、あ、あああああああああああ」
「■■■■――!!」
二人はその身を歩行具に拘束され「動力」とされてしまう。
――ちやどこおおお
きぼちいいよおおお
しゃろおおおおおお
こうびしてあげるううう
この地獄は全てはあの日から始まったのだ。
―あんこの改造手術終了から数十分後―
俺の予感は的中した。
ドガン!
あんこが放置された部屋とこの部屋をつなぐ扉に強い衝撃音が響き渡る。
「起動に成功したのか?」
男はモニターで隣の部屋の様子を見る。
そこには乗せられた器具に生えた無数の鋭い足をカシャカシャと動かしながら扉へ体当たりするあんこがいた。
「ヤバいんじゃないのか?」
俺は男へ何とかしろと言うが男は聞く耳を持たない。
やがて―――
バタンッ
扉が勢いよく開き異形と化したあんこが室内へ入ってくる。
あんこ本体のサイズは当初の某オナホより一回り大きくなった程度だが、その器具……歩行具は1メートル近くにまで巨大化していた
――うぎゅううううう
ていっぴーーーー
しゃろーーーーー
ちたーーーーー
ちぬおーーーーー
ごごあーーーーー
カシャカシャカシャカシャカシャカシャ
あんこが凄いスピードで男へ飛び掛る。
「ぎゃあ」
そしてその鋭い足が男の肩や腹を抉りながら覆いかぶさる。
「ぎゃあああ。い、いたい」
男の叫びなど意に介さず、あんこは男の口へどこから伸びてきたのか新たなチューブを突っ込む。
その直後
「!!」
男の身体はみるみるドス黒く変色しながら風船の様に膨らんでゆく。
プリプリプリ
男への攻めと同時に、まるでペニスのように取り付いている筒状の物から何か黒い塊が複数ひねり出される。
洋画のB級ホラーな感じになってきた
「………」
俺は絶句しながらそれに目をやる。
それは小さなあんこ「たち」であった。
「な……な……」
「――――」
小さなあんこたちは膨らんだ男の近くへトコトコと歩み寄るや否や、その身へ噛み付きだす。
とたん凄まじい悪臭が部屋に満ちる。
「ああああ」
俺がよろめいてる僅かな間にチビあんこたちは男の中へと潜り込んでしまっていた。
そして、次に俺の目に飛び込んできたのは――↓1
男の体の中でチビあんこ達が共食いを始め
最後の一匹になったあんこが元の姿に戻る
同じ人しか安価に参加にしてない…
取れる時間はいくらでもあるのに誰も取らないのだもの。
気が付いたらとられとる・・・・
倍以上のサイズに膨れあがった男。
その男の中へ潜り込むチビあんこたち。
あんこがチューブを男の口から抜くと同時に、男の身体に無数のミミズ腫れのような物が浮かび上がっていく。
そう、チビあんこたちが男の中を食い漁っているのだ。
「ひっ」
俺はあんこの意識が男「だった物」に向いてる間に何とか逃げ出そうと背を向け駆け出す。
男が震える足で数歩進んだ瞬間
バンッ
大きく何かが弾ける音がした。
そして今まで以上の悪臭が部屋に満ちていく。
ワンワンワン。
男のすぐ横では檻の中の二頭の犬がけたたましく吠えていた。
安価がなかなかつかなくて書いてる人のやる気が無くなるよりはいいんじゃない?
昼間のssvipは空いてるぞ
同じ人しか安価取って無い方が>>1のやる気無くなるんじゃないのか?
俺は恐る恐る背後をふり向く。
どうやら男はあの実験映像で器具に取り付けられたウサギのように弾け飛んでしまったらしい。
霧散する男の肉片や骨の粉のなか、俺は床で何かが蠢いているのに気づいた。
チビあんこたちである。
ヤツらは今度は共食いを始めていたのだ。
ワンッワンッワンッ。
「あ。ああ」
ガチャチャ。
俺はすぐ後ろで聞こえる咀嚼音、駆られる恐怖心からダメもとで檻を開けようとした。
ガチャン。
「あ、あいた」
檻が開くと同時に背後では更なる変化が起きていた。
なんと最後の一羽となったチビあんこが見る見る「あんこ」のサイズに成長してゆく。
さらに頭にはシンボルである王冠が形成されてゆく。
・・・カシャ
そしてそれを確認し、今まで動きを止めていたあんこが再び動き出した。
あんこは↓1
―業務連絡―
同じ方でも安価してくれると嬉しいです。
あと一応言っておくと>>1です
長期間放置してすいません。
当初 海賊安価でカレン船長ネタでもやろうと思ってたんですが・・・・・・気づいたらこうなってました。
(もし安価なければ↓1で)
俺の足元を俊敏にすり抜け自分が半開きにしておいた裏の扉を抜け出した
カシャカシャカシャ
「!!」
俺は背後から聞こえる音にビクりとしながら、ゆっくりと振り返る。
その瞬間、俺の足元を何かが俊敏にすり抜け半開きの裏の扉から抜け出していった。
「な?」
グルルルッ
だがすぐに俺は今はそれどころでは無いと思い出す。
檻から出てきた犬たちは低い唸り声をあげながら正面のあんこを威嚇する。
本能的に敵だと認識しているのだろう。
「よ、よし今のうちだ」
俺は犬たちがあんこへ飛び掛るのと同時に部屋から逃げ出す。
その直後―――
↓1は室内の状況
↓2は俺の今後
あんこによって犬全滅
あんこへ反撃を試みる
――ていっぴーーー
こうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうび
こうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうび
こうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうびこうび
ぎゃゥ
プギャン
あんこは飛び掛ってきた犬たちをその鋭い足で串刺しにする。
そして先にチビあんこたちを生み出した筒から床でのたうち回る犬たちへ向け、黒い泥のような物を発射した。
「――――」
それを顔面に浴びた直後、犬たちは声にならぬ悲鳴をあげる。
同時にその形状は瞬く間に変化してゆき、ものの数分で泥は歩行具の形を形成する。
その間に哀れにも犬たちも傷口からドス黒くぶくぶくに膨らみ悪臭を撒き散らすモノへと成り果ててしまう。
そして歩行具は犬だったモノをしっかりと固定し、肛門へチューブのようなモノを挿しこみ動力を確保し移動を開始した。
俺は必死の思いで建物から出る。
「はぁはぁ。な……なんなんだよ……あれは?」
物陰に隠れ息を整える俺の目の前にボトリと何かが降ってきた。
「ひっ?」
それはあんこであった。
「お、お前」
あんこは確かにダルマにして、あのオナホうさぎになったハズなのに。
じゃあ……こいつは……
俺の脳裏に先ほどのチビあんこたちの姿がよぎる。
「う、うわあああああああああ」
俺は絶叫しながら近くに転がっていた石を握りあんこめがけて振り下ろした。
果たして新あんこは↓1
頭に強い衝撃を受け
血が混ざった脳ミソが飛び出て目玉がはみ出て
血を流しながら死んだ
ゴッ
あんこの頭を強い衝撃が襲う。
「うああああ」
その衝撃は二度、三度、四度と繰り返される。
やがて血が混ざった脳ミソが飛び散り、目玉がはみ出す。
「はぁはぁはぁ」
落ち着きを取り戻したのか、ようやくあんこへの殴打が止む。
そこには血を流しながら死んだあんこが居た。
「は、ははは――」
ガシャン!!
あんこの死を確認し、安堵の笑いの声を漏らしのも束の間、建物の方からけたたましい音が響く。
そして俺が見たモノは………↓1
肉と臓物を捏ねまわして作りあげたような怪物
破壊された建物の扉。
そこには肉と臓物をこね回して作られたような異形を乗せた二体の歩行具が外へと歩み出てきていた。
「きゃあああああああ」
先ほどの音が気になったのか、様子を見に来た一人の女性が悲鳴をあげる。
「………」
俺は必死に息を殺し様子を伺う。
「ぎぃやあああああああああ」
歩行具たちは女性を認識するや否や飛び掛り、その身体を鋭い足で滅多刺しにしてゆく。
程なく歩行具たちは動かなくなった女性から離れるが、無惨な姿にされた女性の身体は見る見るその傷口からぶくぶくに膨れ上がり肉塊へと変わり果てる。
「(ああああああああああ)」
俺は必死に悲鳴を噛み殺しながら事態を見守る。
やがてモゾモゾと動き出したその肉塊へ黒い小さな塊がダイブする。
そしてそれは瞬く間に先の二体の化け物と同じ姿へと変貌していったのだった。
カサカサ
ガクガクと震える俺は足元を何かが這い回る気配を感じ視線を地面に落とす。
そこにいたのは・・・↓1
ロードオブザリングのゴラムみたいなゴブリン
「――――」
男の足元……いや、地面一面を覆う状態で……産まれて間もないサイズの……だがその姿はあんこ瓜二つの無数のあんこがうごめいていた。
それは映画に出てくるゴラムやゴブリン以上に生理的嫌悪感を催させるものであった。
カサカサカサカサカサ
「ひっ」
あんこたちが俺の身体を這い上がってくる。
「うわああああああああああああああああ」
俺はついに絶叫をあげた。
↓1俺の運命は?
↓2あんこの目的は
通りすがりの魔物ハンターに助けられる
殺してほしい
俺が絶望に支配された時
「コーヒー!!」
謎の掛け声とともに頭上から激しい水流が俺を襲う。
「!?」
何が起こったのか分からず屈みこんでしまう俺を余所に更に続けて
「キリマンジャロ!!」
その叫び声とともに今度は弾丸のような黒い雨粒が降ってきた。
そのコーヒーの香りを漂わせる雨粒は俺の周囲で蠢いていた無数のミニあんこたちを瞬く間に一掃してしまった。
「え?あ?キミは…?」
「話は後です。ワイルドギースとあんこはその人を守ってください」
そう言うと少女は今の騒ぎでこちらに気づき、突進してくる二体の歩行具に対しゆっくり杖を構え。
「ブルーマウンテン」と唱えた。
その言葉とともに杖の先端から巨大な渦を巻いたコーヒーの奔流が放たれ、それの直撃を受けた二対の歩行具はそのまま粉々に砕け散るのであった。
「大丈夫ですか?」
何かのコスプレだろうか?
妙な格好をした少女は俺の方を向き直り、無事かをたずねてきた。
「あ、ああ。ありがとうホントに助かったよ……そのキミは?」
「通りすがりの魔法少じ……魔物ハンターです。覚えなくて結構です」
「そ、そう」
なんなのだ?この娘は?と俺は少女をまじまじと見てあることに気づいた。
「……う、うわあああああああああッ。そ、そいつあああああああ」
「ど、どうしたんですか?」
急に叫びだした俺に少女はビクッと身を竦ませ、恐る恐る何事かと尋ねてきた。
「な、なんでソイツが、あんこがいる……しかも飛ん……飛んでっ」
「この子を知っているんですか?」
少女は突然詰め寄り俺にあんこの事を聞いてきた。
それに対し俺は
「知ってるも何も、さっきの怪物どもは全部そいつが作ったんだぞ」
「そ、それだけじゃない。そいつは俺の仲間を殺したし、さっきもあっちで女の人を殺してる……ば、化け物なんだ」
「そ……そんな……嘘です」
少女は信じられないという顔をしながら、俺にあんこが今どこにいるのかと問い詰めてきたので、俺は例の建物を指差してやった。
それを確認するや否や少女は俺にすぐにこの場を離れる様にと言い残し、建物へ向かい駆けていってしまった。
残された俺は言われるまでもなくその場から一目散に逃げるのであった。
あの少女が一体何者であったかなどこの際どうでもいいのだ。
「チノ。気をつけるのじゃぞ?」
「わかってます。ティッピー」
チノと呼ばれる魔法少女は頭の意思ある帽子ティッピーと共ともに薄暗い建物内を散策する。
「それにしても、さっきの若者が言っていたことは本当なんじゃろうか?」
「確かにあやつはどうしようもないオスウサギじゃったが、それでもただのウサギじゃろ?」
「わかりません……でも、きっとこの先に答えがあるはずです」
チノにとって「あんこ」は大切な友人のペットであった。
数日前からまた行方不明となり皆が心配していたのである。
ティッピー「む?気をつけるんじゃ。前方から何か来るぞ」
薄暗い闇の中からポテポテと小さな足音が聞こえてくる。
「……あれは」
暗がりにすっと現れた存在。
チノはそれをまじまじと見つめた。
その静かな佇まい、暗くどこか虚ろな瞳。
それは紛れもなくチノの探していた「あんこ」であった。
「あんこ……良かった。探してたんですよ?」
チノはさっきの男の言葉が何かの間違いであったと確認でき心底ホっとした。
「さあ帰りましょう。千夜さんもシャロさんもみんな心配してるんですよ?」
チノは屈みこみながら、こっちへ来るように促すがあんこは微動だにしない。
「どうしたんです?ティッピーだっているんですよ?」
「!!」
一瞬、頭の帽子がビクリと大きく震えたがチノは気にせずあんこに呼びかける。
「変ですね?」
首をかしげるチノであったが
「あっそうでした。今の私は魔法で姿を正しく認識できないのでしたね」
チノはこの姿になっている時は正体を隠すため魔法で自身の姿を正しく認識出来ない様にしているのだ。
その事に気づいたチノはすぐに
「カフェモカ解除です」
見た目は変わらないが、これであんこにも自身とティッピーの姿が正しく認識できるようになったはずだ。
「さぁあんこ」
チノの再度の呼びかけに対し、ついにあんこはトコトコとチノの方へと歩み寄っていくのであった。
「捕まえました」
チノは自分の前まで歩いてきたあんこをひょいっと抱き上げる。
腕の中のあんこは相変わらず暴れる事もなく、ぬいぐるみのように大人しくもふもふであった。
やっぱり、さっきの男の人は何かを見間違えたのだ。
そう思いながら先ほどの怪物のことは気になるが、折角あんこを保護することが出来たのだ。
一度戻って千夜さんたちを安心させてあげよう。
そう思いながらチノがあんこをいつもの様に頭の上に乗せようとした時―――それは起こった。
キチッキチッっという妙な音がした次の瞬間
チノの手の中のあんこは夥しい無数の蛆虫のような形状へと変化しチノの頭上……正確にはティッピーの上へ降り注いでいった。
「ぬあああああああああ」
「きゃあ」
悲鳴をあげながらチノは思わずあんこを投げ捨ててしまう。
地面へと落下したあんこはすでにあんこではなかった。
それは既に数百……数千の蛆虫サイズのあんこへと形態を変化させていた。
そしてそのままチノへ襲い掛かってきたのだった。
チノちゃん避けてーッ><
「な、なんですかーあれはー?」
「し、知らん」
間一髪で黒い奔流を避けたチノだったが、無数のあんこらしきモノたちは執拗にチノたちを追ってくる。
「チノ。このままじゃまずい。壁じゃ。壁を作るんじゃ」
「は、はい」
チノは背後に向き直ると杖を構え叫ぶ
「ドライ・カプチーノ!!」
次の瞬間、無数の泡が通路を覆い、そしてそれはすぐに固まり強固な壁となりチノとあんこたちの間を遮った。
「ふぅ。これでひとまずは大丈夫じゃろ」
「ええ。ですが……あれは一体」
息を整えながら周囲を見回す。
夢中で逃げたためここがどこなのか分からないが、そこは窓もなく随分と薄暗い場所であった。
「ワイルドギース。お願いします」
チノはそう言うとワイルドギース型の使い魔を呼び出す。
彼には周囲を明るく照らす力があるのだった。
「………」
通路を歩き出し程なくして突き当たりの部屋へと辿り着いた。
「この部屋は明かりが漏れていますね」
「ああ。じゃが気をつけるのじゃぞ。なにやら嫌な感じがする」
チノはワイルドギースを消し、慎重に中の様子を覗き込もうとした。
―――だが
ガシャーン!!
けたたましい音と衝撃がチノを襲い、チノは盛大に吹き飛ばされてしまう。
どうやら扉の向こうに居たらしいナニかも自分たちの気配に気づき先制攻撃を仕掛けてきたようであった。
「くっ」
チノはすぐに体勢を整え次の攻撃に備える。
カシャカシャカシャ!!
鋭い金属音のような足音を響かせながら、それはチノに向かい飛び掛ってくるが、その爪がチノに届くより先にそれは召喚された二体の使い魔により阻まれてしまう。
「今です。コーヒー!!」
杖からコーヒーの激流が放たれ、その一撃は襲いかかってきた化け物を室内へと吹き飛ばす。
すぐさまチノも室内へと駆け込み、起き上がろうとする化け物に対し再度コーヒーを叩き込んだ。
――――!!
ドガドガドガ!!
再び押し流された化け物は今度は室内にあった大きな台へと勢い良く叩きつけられ、そのまま倒れこんだ。
「外で暴れていたいたのと同じモノでしょうか?」
「わからぬ」
室内の酷い臭いに顔をしかめながらも慎重に近づきながら倒れこんだ化け物を観察する。
それは外で見た物に酷似してはいたが形状は若干異なっていた。
そして何より外で見たものは、なんとも醜悪な肉塊を乗せていたが、これは大きめのカップの様な物が乗っているだけであった。
「……これって」
そのカップが視認できる位置まで近づいたチノは思わず息を飲んでしまう。
「そんな……まさか……」
そのカップには ANKO と書かれていた。
そしてその造形はあんこを模したものであった。
あの男の言葉を思い出す。
「一体……なにが……」
「……チノ」
ティッピーがチノへ言葉をかけた瞬間である。
「!!」
それまで動きを止めていた化け物が突如として再び動き出したのである。
――――!!
ボスボス
器具に取り付けられている筒状の物から黒い泥が発射されるがチノは間一髪でそれを回避した。
一度距離を取ろうと背後へ大きく飛び退くが、ANKOは凄まじい速度で突進をしてき、なかなか距離を取る事が出来ない。。
「くっ」
「チノなにをしておる?反撃せぬか」
「で、でも……もしあれがあんこだったら」
「ならば奴の動きを止めるのじゃ」
「わかりました。カプチーノ!!」
チノが唱えると杖から無数の泡が発生しANKO目掛けて飛んでゆく。
この術なら無傷で拘束できる。
そう思ったチノであったがANKOは俊敏な動きでその泡を回避してしまう。
「ああ。避わされてしまった」
見た目に反して軽快なフットワークを見せるANKOに焦るティッピー。
カシャカシャカシャ!!
ANKOは歩行具の鋭い足爪を鳴り響かせながらチノへと迫る。
そしてチノへ向かい飛び掛ろうとした瞬間―――
ズルリ!!
――!?
それまで器用に室内を駆け回っていたANKOは、何かに足を滑らせたかのように盛大に体勢を崩し、そのまま床を滑ってゆく。
やがてANKOは壁へと衝突し、その滑走を止めるが、それと同時にチノは再びカプチーノをANKOに向けて放つ。
ANKOの身体にまとわり付いた泡は程なく凝固してゆき、その身をしっかりと拘束するのであった。
「ふぅ助かったわい。しかし随分見事にコケたのう」
「ウェット・カプチーノで床を滑るようにしておいたのです」
「さすが我が孫じゃ」
動きを完全に封じられたANKOだが、それでもなお動き回ろうともがいていた。
「………」
「………どうですか?ティッピー」
「うむ。間違いない。微弱ながらこやつからはあのウサギと同じ気配がする」
ティッピーが言葉を発するたびに、ANKOはより強くもがく。
その様子に、やはりこれはあんこなのか……とチノも感じていた。
「一体……どうしましょうか?」
「うむ……わしが思うに……どんな経緯かはわからぬがこやつはもう元のウサギには戻れん」
「そして先程の男の言っていた事は恐らく事実じゃろう」
「じゃあ」
「ああ。可哀想じゃが楽にしてやろう。こやつもきっとそれを望んでおる」
チノはしばらく黙りこみ、一度その瞳を悲しそうに伏せてから
「………わかりました」
若干震えながら杖をあんこに向け構え、そして呪文を唱えようとゆっくりと口を開いた―――。
――てィッピ胃異異異異
ナん出そんナことヲ謂うノ?
「ブルー―――」
――嫌だイヤダI野あ蛇AAAA
「―――マウン―――」
――ひぼいyOOOOOO
ボクを遺児メルなんデ餌餌餌
今
チノの術が放たれようとしている瞬間
抗うANKOの身に
↓1
何も起こらずもろにくらってしまう
「―――テン!!」
チノの上級攻撃呪文ブルーマウンテンがANKO目掛けて放たれる。
必死に抵抗をするあんこであったが………何も起こることなく、その一撃は見事にANKOを爆散させた。
「………」
本当にこれで良かったのだろうか?
千夜さんに一体どう説明したらいいのだろうか?
なんともやり切れない想いを胸に、チノはその場を後にした。
これで全てが終わったと信じて―――。
~???~
ポテポテポテ
――ボクは歩き続ける
ポテポテポテ
――ボクは王様なんだ
ポテポテポテ
――ボクはこの世界を支配すべき存在なんだ
ポテポテポテ
――この世界で幸せになれるのはボクだけで十分なんだ
ポテポテポテ
――ボクハシンカスルンダ
ピキッピキピッキ
キュッキュッキュッ
ゴポ・・・グピュ・・・アピャ・・・
その小さな身体のどこに収まっていたのか?
見るもおぞましい黒いモノが一気に噴出す。
そしてこれから始まる悪夢をチノが知るのはこの数日後のことであった――
王様の巻き起こした第一の悪夢↓1
石畳の町が廃れて不衛生なりスラム状態化して第二ゴサッム・シティとして成り果て悪い族が群がる
終わりはいつも唐突だ。
その日も甘兎庵はいつも通りに営業をしていた。
ただ一つ違うところは、かつて看板うさぎであったあんこが鎮座していた台が今は空席だという点のみであった。
チリン♪チリン♪
千夜「いらっしゃいま……あ、あんこ?」
あんこ「・・・」
千夜「あんこ、あんこなのね?心配したのよ?」
千夜「一体今まで何処に行っていたの?」
あんこに駆け寄った千夜はあんこを抱き上げ涙ながらに喜び抱きしめる。
グシャッ!!グチャッ!!
千夜「え?」
あんこ「・・・」
突然、千夜の胸部を鋭く熱い衝撃が襲う。
見れば、あんこの股間部から無数の黒く脈打つモノが生え、それが千夜の胸を容赦なく貫いたのだ。
千夜「あ…ん…こ?」
訳の分からぬ千夜が必死の思いであんこの名を口にするが、その瞬間彼女の口から大量の血が吐き出され、それは胸に抱かれるあんこを汚す。
そしてそれまでいつもの事かと大した関心の無かった客たちも一斉に悲鳴を上げた。
だが……店から客が出て来る事はなかった。
店の客と店員は全てあんこの吐き出した小さなあんこたちに貪り食われていた。
その中であんこは千夜の心臓を刺し貫いた触手を心臓に絡め切り離す。
千夜「う・・・あ・・・あああああああああああああああ」
その途端、絶命した筈の千夜が少女のものとは思えぬ咆哮をあげながら床をのた打ち回りだす。
あんこ「・・・」
その様子を静かに見守るあんこ。
やがて千夜の身体はみるみる肥大化してゆき、やがて鮮やかなピンク色の肉塊へと姿を変えてしまう。
――♪
さすが千夜だ。
これなら元気な仔をたくさん産んでくれそうだね♪
~♥~♥~♥
あんこは千夜の上へと乗ると、ゆっくりと中へとその身を埋めてゆく。
しばらくその肉塊が胎動のようなものを繰り返したかと思うと、それは勢い良く弾けた。
そしてその直後、甘兎庵と隣のボロ小屋を中心に石畳の地面は黒い液体のようなあんこたちに埋め尽くされ、道を歩くモノは人間も動物も全て食われていった。
それから木組みの街が腐乱した死体、吸っただけで嘔吐してしまうような悪臭に支配されるのに時間はかからなかった。
それまで街を行きかっていた人々、あちこちにいたウサギたちも今では無数の死体からなる肉塊を動力源として歩く歩行具たちに取って代わられていた。
リゼ「シャロ……早く逃げてくれ。」
シャロ「嫌です。先輩を置いてなんて!!」
リゼ「頼む。行ってくれ……私はさっき奴らに刺された。直にあの醜い姿になって奴らの動力にされる」
リゼ「そんな姿をお前に見せたくないんだ」
シャロ「先輩」
リゼ「なんとしてもチノたちに会うんだ。そうすればきっと……」
わずか数日でそれまであった平和も秩序も人々の理性も吹き飛んでしまった街。
今日までシャロを守ってくれたのはリゼであった。
あの日、学校は突然の化け物たちの襲撃を受けで地獄と化した。
なんとか街へ逃げるもそこは既に彼女の知る街ではなかった。
至る所で悲鳴が聞こえた。
化け物による捕食行為だけではなかった。
恐怖や絶望がそうさせたのか?
暴徒と化した一部の人間たちが欲望の赴くままに略奪と蹂躙を行いはじめていたのだ。
そしてそんな中、彼女をずっと守ってくれたのがリゼであった。
だが、その彼女もついにあの化け物たちにやられてしまった。
シャロ「私のせいで……私が愚図なばっかりに……」
リゼは自分に抱きつき涙を流し続けるシャロの顔にそっと手を伸ばし、そっとその涙を拭ってやる。
それと同時にカシャカシャと歩行具が迫ってくる音が聞こえてきた。
リゼ「ほら。もう泣くな。私はお前を守りたかったんだ」
リゼ「……お前は私の……一番大切な……後輩……なんだから……な」
シャロ「リゼ……先輩……」
どこか照れくさそうにリゼはシャロの顔を両手で優しくそっと挟みながらそう言った。
シャロは一度うつむいてから大きくかぶりを振ってから、しっかりとリゼを見据え
シャロ「わかり……ました。リゼ先輩………今まで…・・・ありがとうございました」
シャロ「私、私、先輩のことが大……好き……でした」
そう言い。
大きく一礼をしてから、リゼに背を向け、決して振り返ることなく駆け続けるのであった。
シャロの姿を見送ったリゼはどこか満足そうであった。
そしてポケットから爆弾を取り出す。
リゼ「……さて」
カシャカシャカシャ
彼女の前には複数の歩行具が群がっていた。
そのうち何体かは新たな燃料を手に入れんと、触手のようなチューブをうねらせる。
また何体かは今逃げて行ったシャロを追わんと移動を開始しようとしていた。
リゼ「お前たちの餌になるのも、シャロをお前らにやるのもご免だ」
そう言うと同時にあたり一体に轟音と振動が響き渡った。
シャロ「――リゼ先輩。うっ」
それがリゼの最後だと悟ったシャロであったが、決して振り向くことなく走り続けた。
↓1シャロの目の前に現れたのは
リゼ
シャロが走ってゆく。
息を弾ませ、懸命に逃げてゆく。
リゼに言われたとおりチノたちを探すが、その姿はどこにも見当たらない。
かつてラビットハウスが在った場所は既に確認したが、その時は既に荒れ果てており無人だった。
だが他にアテも無いためシャロはラビットハウスへ向かい走る。
途中何度も歩行具に襲われる人たちを見た。
皆成すすべなく醜い姿へと変えられ動力源とされていった。
何も出来ない自分への無力感、それらを見捨ててゆく事への罪悪感に苛まれながらシャロはやっとの思いでラビットハウスへとたどり着く。
建物は所々汚れ、損壊しており、かつての面影は大分薄れてしまっている。
シャロは恐る恐る入り口の扉を開き中を覗き込む。
店内は荒れ果てており、かつての小洒落た内装の面影はなかった。
シャロ「チノちゃーん?ココアー?」
シャロは店内へ向け呼びかけてみるが返事はなかった。
シャロ「やっぱり中も確認してみないとダメね」
店内へと侵入したシャロは慎重に辺りを見回しながら店内を進んでゆく。
そしてそのまま奥の居住区へと移動するが、そこも無人であった。
シャロ「………これって血……よね?」
覗いてみた一室の床にはおびただしい血の跡が残っていた。
シャロはその血がココアたちの物でないことを願いながら、ココアたちの部屋のある2階へと移動するため階段をあがってゆく。
階段は踏みしめるたびにギシギシと大きな音をたて、よく見ると以前来た時にはなかった傷が所々にあった。
シャロ「………リゼ先輩」
シャロは階段をあがり終え部屋を確認するためにドアノブに手をかける。
そしてゆっくりと扉を開く………そこに居たのは。
シャロ「―――」
その信じられない光景に驚き息を飲む、そして言葉を発する事も出来ずに、ただジッと目の前に立つ人物を見つめ続ける。
シャロ「そ、そんな……ウソです……よね?」
そこに居たのは、さっき別れたはずのリゼであった。
なぜリゼがここにいるのか?
もう会えないと思っていたリゼを目の前にしたシャロは……↓1
無警戒にリゼに近づいた
シャロ「先輩……リゼ先輩……」
リゼ「・・・」
シャロ「…無事…だったん…ですね?」
嬉しさのあまりシャロは目の前にいるリゼの許へフラフラと無警戒に近づいてゆく。
そしてそのままシャロはリゼに抱きつき、子供のように泣き崩れてしまう。
・・・リゼは↓1
リゼの体を突き破り体の中からあんこが飛び出してきた
ガシッ
シャロ「ふぇ?リゼ先輩?」
リゼも突然シャロを強く抱きしめる。
ギュゥッ
シャロ「せ、先輩。痛いです」
リゼ「・・・」
リゼのシャロを抱きしめる力はどんどん増してゆく。
程なくシャロは眉を寄せ苦悶の表情を浮かべながら小さな声で苦痛を訴える。
だがリゼが力を緩める事は無かった。
ピキッペキッペキッ
シャロ「!?」
リゼの身体から異音が聞こえてくる。
まるでプラスチック容器を握りつぶす際に鳴り響くような音である。
そしてその音と同時に自分に密着しているリゼの身体が不自然に波打つ事に気づいた。
シャロ「せ、せんぱい、はなして」
この人はリゼ先輩ではない。
そう直感したシャロは必死に目の前の存在から逃れようと身をよじり、腕を振り解こうとする。
その甲斐あり何とかリゼを突き飛ばす事に成功した瞬間。
目の前のリゼの身体を突き破り、その中から黒い塊がシャロ目掛けて飛びっかかってくるのであった。
シャロ「!!」
悲鳴をあげる間も無く、シャロはその塊に視界を奪われながら床に尻餅をついてしまう。
飛び出してきたナニかが顔に張りついたのだ。
シャロ「いっいやあああ」
床を転がりながらシャロは必死にそのナニかを引っぺがそうとする。
その際にそれが何かの小型の動物のようであり、どこか懐かしい感触を感じたが今はそれどころではない。
必死にありったけの力を込め、まるで吸盤でも付いてるかの様にへばりつくそれを何とか引き剥がし、そのまま全力で投げ捨てる。
放り投げられたソレは壁に勢い良くぶつかりボトりと床へ転がった。
シャロ「はぁはぁ……一体なんな―――」
床へ落ちたナニかを確認しシャロは息を飲む。
そこに居たのはあんこだったのである。
シャロ「あ、あんこ?なんで……。」
あんこが起き上がると同時に、ゴポッっと流れの悪い配水管が発するような音が室内に響く。
シャロがビクっとしながら視線をあんこからそちら……リゼのいた方向へと移すと、リゼだったモノはドロドロと無数の小さな黒い塊へと変化していった。
シャロ「ひい」
そのリゼだったものがゆっくり自分の足元へ這ってくる。
よく見ればそれはイモリ程度の大きさのあんこであった。
シャロ「い、いや……いやあああああああああ」
恐怖の叫びをあげるシャロをあんこはただジーっと虚ろな瞳で見守っていた。
果たしてシャロの運命は?↓1
本物のリゼが助けてくれる
シャロの身体をおびただしい数のミニあんこたちが這い上がってくる。
シャロ「ひい」
シャロは必死にそれを払い落とそうとするが、ミニあんこたちはその手からも這いずってき、シャロの全身へとへばりつく。
ドサッ
シャロは恐怖とショックのあまりついに立っていることも出来ずにその場に倒れこむ。
ミニあんこたちはそれを見逃さず一気にシャロの身体全身を覆い尽くす。
ピキッピキッピキッ
嫌な音がシャロの耳に響く。
身体の感覚が無くなってゆく。
視界が黒く染まってゆく。
シャロ「リゼ先輩」
シャロが諦めかけたその時
パッと視界が明るくなる
リゼ「大丈夫か?」
シャロ「リゼ先輩?」
リゼ「もう大丈夫だ。もう何も怖くないぞ」
シャロ「本当にリゼ先輩なんですか?」
リゼ「ん?何を言ってる。当たり前じゃないか?おかしな奴だな」
シャロ「先輩っ!!」
いつの間にか身体中を這い回っていた化け物もいなくなっていた。
死んだと思ったリゼ先輩が助けてくれた。
シャロは嬉しさのあまり今度こそ本物のリゼへと抱きついた。
――幸せそうだね。シャロ。
なんたってボクの仔供を身籠れるんだから当然だね。
シャロ「あ……あっ……あ」
たった今シャロの身体を這いずりまわっていたミニあんこたちは全てシャロの口から体内へと収まった。
これでこの仔たちはシャロを母体に立派なあんこの息子として成長するだろう。
――ふふ。
せめてものお礼に良い夢を見せてあげるね。
幸せそうな表情で喘ぐシャロを見ながらあんこはきっと夢の中でもボクと戯れているに違いないと確信していた。
シャロを愉しげに眺めているあんこ。
あんこの次の一手は?↓1
身体に異常が起きて苦しむ
――♪
無数のおぞましい姿、悪臭を撒き散らす歩行具たちを従えながらあんこは歩む。
歩行具たちとは別に無数のチビあんこたちもあんこの後を追う。
その背には腹部が異状に膨張したシャロが乗せられていた。
――ん?
ボクは身体を襲う激痛に歩みを止める。
――う、うう。な・・・なに?
うわああああああああああ
ボクの身体が身体が・・・
突然あんこの身体のいたるところがボコボコと隆起してゆく。
そのままあんこは千夜がそうなったように瞬く間に黒い肉の塊へと変化してしまう。
そして――
,. :┐ __
∥:: :| /:: ィ:: }
|l :: ::| _壬_ 〃/ /:::/
|l :: ::/〃 : ヾ/::/ ,:: :/
|l: :: { {{: . : ./::/ /:/
_,,ソ -‐==<./:/
(/ :: :: :: :: :: :: :: `:く)
,;′:: :: :: :: :: :: :: :: :: :,;,
. }●人::.(●) : :: :: :: |`';,
ニニナr' , ヽ: :: ニ二二工;, これがボクなのか?
,从 ^ ノ:: \:: :: :::ノ;'`
`ミ::¨´:: :: :: ::ヽ:: 〈リ-‐‐゙ー=: .、
/ / ヽ / ハ.
i ; ゛r ヽ,、 _ /`ヽ.
}. { ! ∧`´ `゙'´`ヽ. ',
/ ∨`ヽ ノゝ .._ 。 _ノ ヘ. \.',
{ ,' ゝ゚.. ィ´ { _,._'  ̄ ̄<.__ ヘ. , `',
/ .イY⌒`゙{´ `¨´∨ ハ、 ノ ヽ. リ ',
/ ヾ. / ト.、_____ ;.... -‐‐‐イ//ハ,/ Y ハ
/ ヘ-、/ }{ `.: ノ',/ ; ハ ゙i ノ/ i
! : i |ハ、......c;r '"  ̄ } し' | ',/ ,ノ ;
ハ、 ノ ,' ! i. ,' _ノ>、 ∨ / ,'
i,リ )' / ヽヘ /_..≠/、.ヘ i {
i :. / / .i ヽミ=´ / ; ',| ! , i
| ヽ / '´i ∧ ! /, : i. {/ ,/ //リ
,' 、 〈 ,'' /'、 ヘ ノ; / : i i. i' /.ノノ"
ヽ {'ヘ_j .,'i/ ' } `T ,' { リ .i `
ゞ、.)っ. !.! ,' ,ハ ! i 八 ,' i
――シンカってキモチイイ
ボクはこの力を試すためすぐにシャロへと覆いかぶさる。
――ふんふんふんふん。
ボクが腰を振るたびにシャロは今まで聴いたことも無い声をあげてくれる。
――うっ
ふふ。シャロはきっとさらに強い仔を産んでくれるに違いない。
満足げな笑みを浮かべるあんこ。
――でもこの身体は美しくないね
ボクは身体を元のキュートでラブリーな見る者全ての庇護欲を駆り立てるもふもふなウサギの姿へと戻す。
そして満足げにあんこは再び歩み始めた。
果たして世界はあんこのものとなってしまうのか?↓1
圧倒的な力を見せしめギャングを下部にして王になる
↑王っていってもギャングキング的な規模ね
それから、あんこは進攻は止まるところを知らなかった。
事態の鎮圧を図った自衛隊や警察も瞬く間に壊滅させられた。
各地で治安維持に乗り出した任侠モノたちも成すすべなくあんこに滅ぼされた。
世界中を歩行具たちが跋扈するまでそう時間はかからなかった。
――ボクは世界を手に入れた。
あとはティッピーを手に入れるだけだ。
――シャロから産まれた仔供たちもすぐにボクの様に立派になってくれた。
もう少しだ。
世界の人口の95%が死に絶えた世界
?「もう世界は終わりかな?」
>>349
書き終わった後で言われてもw
~???~
妹王ココア「あーあ。チノちゃんが早く動いてくれないからー」
魔法少女チノ「そんなこと言われましても。私は望まれないと変身できないので」
?「もうリセットするしかないね」
妹王ココア「どーやってー?」
魔法少女チノ「あんなのもう私の手には負えませんよ?」
?「んー」
神「仕方ないから■■■に行ってもらおうかな」
↓よりきらら世界より収拾人選出 明日の朝方くらいまで募集 一人2人まで推薦可(適当にその中から選びます)
ココア「そういえば」
チノ「貴女は誰です?」
神「ん?僕?……そうだね」
ホシカミ「とりあえずホシカミって呼んでよ」
-連絡-
>>353での募集が特に集まらない場合はこっちの独断で適当にぶっこみますのであしからず
こちらからは殺し屋のエキスパートのソーニャちゃんと
けいおんの澪を候補に出しとく
桜trickもいいけど春香と優ちゃんでセットだからな~
Aチャンネル 佐藤先生
キルミーベイベー あぎりさん
ー連絡事項ー
更新再開は夕方になるので17時くらいまで募集延長しますね
夢喰いメリー
メリー・ナイトメア
・↓3つ分のコンマ(一桁)の合計値で決定します
・0は10とします
ソーニャ 3~7
澪 8~12
佐藤先生 13~17
あぎり 18~22
メリー 23~27
魔王 28~30
ここにコンマは無いけどどうやって判断するの?
多分コンマと秒数を勘違いしてると思うから秒数で良くないか?
>>362
・・・あ
うっかりでした
では
当方の中で>>361であげた6名に1~6の番号をつけるので
↓1は1~6を選択してください。
選ばれたキャラの番号がちゃんと決めたものか、当方が都合よく変えてしまったかの判断はそちらにお任せします。
なので希望キャラがきたらいいなくらいでお気楽に数字を打ち込んでください。
反応がないので↓2の選択したキャラを採用します(ぐだぐだ)
ソーニャ
澪
佐藤先生
あぎり
メリー
魔王(セカイ魔王)
胡桃(がっこうぐらし)
メリー
アニメ化記念で胡桃
ホシカミ「ほい」
-KIRARA RIDE KURUMI-
ココア&チノ「おぉー」
胡桃「危ない!!」
ホシカミ&ココア&チノ「………」
胡桃「あれ?」
ホシカミ「お取り込み中で悪いけど、少し僕たちに付き合ってもらえるかな?」
~少女(?)説明中~
ホシカミ「という訳でお願いできないかな?」
胡桃「事情は大体わかったけど、私たちも今それどころじゃないんだが」
ココア「そこをなんとか」
チノ「お願いします」
胡桃「……と言われてもなぁ」
ホシカミ「ああ。大丈夫大丈夫」
ホシカミ「キミは「がっこうぐらしの世界」のオリジナルから作ったコピーだから」
胡桃「!!」
ホシカミ「だから本物のキミは今頃向こうで引き続きがんばtt」
ゴアン!!
説明を続けるホシカミの頭を痛烈な一撃が襲う。
胡桃「ほう。面白い話だな」
ホシカミ「えーと。怒ってるのかな?」
胡桃「ああ」
ココア&チノ「(リゼちゃん(さん)より怖いよ(です))」
ホシカミ「痛い」
胡桃「ふー。で、そっちのちっこいのは魔法少女……?なんだろ?」
胡桃「だったら自分たちの世界の始末くらい自分たちでなんとかするべきじゃないのか?」
胡桃「それに友達だって、その「あんこ」とかいうのにやられたんだろ?悔しくないのか?」
チノ「それは……」
妹王ココア「まー私たちもオリジナルじゃないからね」
チノ「ココアさん」
妹王ココア「ホントは私たちも、この世界もオリジナルから無数に生まれた世界の一つに過ぎないからね………」
妹王ココア「大いなる意思に「私たちに」あんこを止めさせるつもりが無い以上はどうにもならないんだ………」
魔法少女チノ「勝手なお願いというのは分かっています」
魔法少女チノ「……でも……お願いします……どうか私たちの世界を救ってください」
ホシカミ「そういうことなんだけど……お願いできないかな?」
胡桃「………」
その願いに胡桃は・・・↓2
ー連絡ー
反応ないので勝手に進行させていただきますがご了承ください
胡桃「わかったよ」
チノ「ありがとうございます」
胡桃「………」
チノ「なんですか?」
胡桃「いや、なんかお前の声がよく知ってる奴に似ててな」
チノ「そうなんですか?」
ココア「……でもお姉ちゃんの座は譲らないからね?」
胡桃「お姉ちゃん……か」
ホシカミ「すまないね」
胡桃「まあいいよ。私がどうなっても「わたしの世界」の方には影響はないんだろ?」
ホシカミ「ああ」
妹王ココア「本当にありがとうね」
胡桃「なに、いいってことさ。それよりその娘は大事にしろよ?」
ココア「うん。」
ホシカミ「さて……旅立つ前にキミにスキルを与えておこう」
胡桃「スキル?」
ホシカミ「まあ魔法みたいなのと思ってくれればいい」
魔法少女チノ「どれにしますか?」
↓1は1つ選択してください
1:中の人繋がり(中の人つながりの技能をゲット ただし主演・準主演役に限る)
2:身体能力ブースト(現時点でも従来より大分アップされてますが更に)
3:シャベルの宝具化
4:失われた銃の奇跡
2
魔法少女チノ「あとティッピーを連れて行ってください。きっと役に立ちます」
胡桃「……毛玉?」
妹王ココア「ティッピーはね喋るウサギさんなんだよ」
胡桃「喋るってウサギがか?冗談だろ?」
ティッピー「よろしく頼むぞ。若いの」
胡桃「!?」
妹王ココア「ね?」
胡桃「いやいや……チノの腹話術とかだろ?」
魔法少女チノ「残念ですが違います」
そう言うとチノはティッピーを胡桃に手渡してから距離を取る。
ティッピー「短い間になるがよろしく頼んだぞ。」
ティッピー「あんこの奴は非常に不本意じゃがわしの気配を感じればすぐに釣れるじゃろう」
胡桃「………」
手元のウサギが渋い声で流暢に話しかけてくる。
これは確かにこのウサギ自身が喋っているとしか思えなかった。
妹王ココア「ね?」
魔法少女チノ「では胡桃さん。おじいちゃん頑張ってきてください」
胡桃「……なんでもありだな」
ホシカミ「じゃあキミたちを木組みの街へ転送するね」
胡桃「ああ」
ティッピー「うむ」
三人に見送られ旅立つ一人と一羽。
そして胡桃とティッピーに降り立った場所はまさに地獄であった。
そこにはかつてあった美しい景観の町並みの面影はなかった。
胡桃「私たちの世界も酷い有様だがココも大概だな」
ティッピー「これでもかつては美しくのどかな場所じゃったんだ」
胡桃「そうか」
荒廃しきった腐臭漂う街へ足を踏み出す一人と一羽。
そんな彼らの前に現れたのは↓1
チンピラモブ3人
チン「ようよう姉ちゃん」
ピラ「こんな所にいちゃあぶねーぜ?」
モブ「うまそうなウサギもいるぜ」
胡桃「………」
歩き出してからものの数分後、胡桃の前に立ちはだかったのは話に聞いた化け物ではなく人間であった。
胡桃「なんだお前ら?邪魔だ、どけ」
威圧する胡桃であったが3人はニタニタと嫌らしい笑みを浮かべたままであった。
世界が無秩序の世紀末状態となった現在、力ある者たちによる蛮行は世界各地で行われていたのであった。
彼らは目の前の久しぶりの女と食料に目を血走らせていた。
胡桃「いいか、一度だけ言う。私たちは急いでいる。痛い目に合いたくなければさっさと失せろ」
その言葉に男たちは↓1
これはノーカンとします。
チノ「やっぱり私たちも行くべきなのでは?」
ココア「でも何度か安価で出動を期待してたのに一度も無かったしー」
チノ「まあ私が呼ばれてればシャロさんは死にませんでしたし、外部から人を呼ぶ事も無かったですしね」
ココア「それにさ、新作キャラは現主人公とそのパートナーをフルボッコにしてるボスをフルボッコに出来るくらいの優遇措置がつくから」
ココア「私たちが行っても足手まといになるだけじゃないのかなー?」
チノ「・・・・・・何の話ですか?」
引き続きこれはノーカンとします。
――はぁはぁ
ティッピー!ティッピー!
――ボクは大量のティッピーのぬいぐるみに囲まれながら早く本物が到着するのを待つ。
ボクの股間のセンサーが反応してるんだ。
この世界の王となったボクのモノになるためティッピーがこっちへ向かっていると。
――全く。なんて現金な娘なんだ。
ずっとボクとの交尾を焦らせていたくせに。
早くボクのところへ来ないかなー(カクカクカクカクカク
>>379のは↓1で
胡桃が持ってるシャベルを取り上げてから強姦しようとして男達が襲いかかる
男たちは胡桃の言葉をただの強がりと思ったのだろう。
これからこの獲物でどう楽しむかと書かれた顔をしながら、男の一人が胡桃の持つシャベルへと手を伸ばす。
チン「ほら、姉ちゃん。そんな危ない物はポイして俺たちときなって」
胡桃「―――!!」
チンピラの手がシャベルに触れたとたん
ドガッ
男は天高く舞い、キリキリと回転しながら地面へと叩きつけられた。
ピラ・モブ「な、なにしや――」
胡桃「汚い手でこれに触れるな!!」
ドガ、バキ
チン・ピラ・モブ「あぐううう」
胡桃「ほら、さっさと失せろ」
ティッピー「……強い」
胡桃に一方的に叩きのめされたチンピラたちは、体を引きづりながら情けない声を出しながら逃げていった。
胡桃「全く」
胡桃「さてと。毛玉、私たちはとりえず何処へ向かえばいいんだ?」
ティッピー「そうじゃのう」
↓1は選択してください。
1.ラビットハウス
2.甘兎庵
3.その他(場所記載)
2
ティッピー「とりあえず、奴の住処であった甘兎庵跡地へ向かってみるとしよう」
胡桃「わかった」
甘兎庵へと向かい歩き始める二人。
そしてその頃、甘兎庵跡地では………
――♪
数え切れぬほどのティッピーを模したぬいぐるみの中であんこはご満悦な表情でくつろいでいた。
ぬいぐるみを抱きかかえ顔や身体を擦り付けてはコロコロと転がる。
こうして見ていればどこにでもいるただの可愛らしいウサギであった。
・・・しかし
――ん?
ボクの股間センサーがティッピーの気配を感じた。
今までずっと感じる事が出来なかったのにティッピーなの?
ティッピーの気配を感じたあんこ。
嬉しさのあまりあんこは・・・↓1
吐血
――~♥~♥~♥
ボクは嬉しさのあまり気づけばお気に入りのティッピーのぬいぐるみに腰を打ち据えていた。
――早く本物のティッピーに会いたいなぁ。
よし!お迎えを出してあげよう。
ピキ・・・ペキ・・・ペキ
ドバッ
あんこは口から大量の血を吐き出す。
だが、その血はすぐにモゾモゾと蠢きだし無数のミニサイズのあんこへと形成してゆく。
――よし、行くんだお前たち。
あんこがくいっと顎で指示を出すとそれらはゾザザーと音をたてながらその場を後にした。
胡桃「うおりゃ」
ドガン
シャベルでのフルスイングを食らい歩行具が盛大に転がってゆく。
あの直後、話に聞いていた無数の腐乱死体を動力に動く歩行具と遭遇した胡桃とティッピーは戦闘を余儀なくされていた。
カシャカシャカシャ
だが歩行具はすぐさま起き上がり再度胡桃へ向かい突進してくる。
胡桃「ちっ」
ティッピー「死体へ伸びておるケーブル部分を壊すんじゃ」
胡桃「わかった」
胡桃「うおおおおおおお」
鋭い多脚の真下をスライディングで潜り抜け背後に回り、渾身力を込めた一撃をケーブルの接合部分へと叩き込む。
その一撃は歩行具の一部を粉砕し、積み重なる腐乱死体をも吹き飛ばした。
ドシャン!!
途端それまでが嘘のように歩行具は活動を停止し崩れ落ちた。
胡桃「……よし。片付いたみたいだし毛玉。先を急ぐ……」
ティッピーの方へと向き直った胡桃の目に飛び込んできた物……それは↓1
いくつか腐りかけのデザートとあんこがいなくなってからの千夜の日記
胡桃「なんだこれは?」
ティッピー「なんじゃどうした?」
ティッピーの方を向き直った胡桃は足元に転がるデザートと一冊の本に気づく。
それはいつからあったのだろうか?
とりあえずデザートを拾い上げてみるがどうやら腐っているようだ。
次に本を手に取る。
表紙には「千夜」という名前らしくものが小さく書かれていた。
パラパラとページをめくってゆくが、どうやらこれは日記のようだった。
ティッピー「なんじゃそれは?」
胡桃「ああ。どうやら千夜という子の日記みたいだが……他人の日記を読むのは悪趣味だよな?」
ティッピー「なに千夜じゃと?」
胡桃「ん?知ってるのか?」
ティッピー「知ってるも何も、その娘はあんこの飼い主じゃ」
胡桃「なんだって!?」
胡桃は悪いと思いつつも日記を読んでみることにした。
そこにはあんこが行方不明になってからのことが書き記されていた。
既に死んだはずの千夜の日記が何故ここに?
これは千夜からのメッセージなのだろうか?
デザートを持て行きますか?↓1 Y/N
がっこうぐらしについてだったりなかったり
チノ「あのシャベルって何なんですか?」
ココアさん「つまんねーこと聞くなよ」
チノ「!?」
ココアさん「あのシャベルはがっこうぐらしにおいては彼○島で言うところの丸太のような物だ」
ココアさん「今まで幾度と無く彼女たちの窮地を救ってきたサバイバル&対ゾンビ戦における宝具といってもよい存在なのだよ」
チノ「ココアさん・・・・・・どうしたんですか?」
>>394のは↓1で
千夜の日記
○日
ティッピーを追いかけて出て行ったきり戻ってこない。
いつもの事なのできっと明日には帰ってくるだろう。
×日
あれから3日経ったがあんこは帰ってこない。
以前数ヶ月に渡り帰ってこなかったこともあったので少し心配になる。
□日
お店にあんこの情報提供を求むチラシを置く。
ココアちゃんとシャロちゃんと一緒に探すも見つからず。
あんこ・・・どこなの?
◇日
あんこそっくりウサギの里子の貰い手を募集してるHPを見かけた。
・・・まさかね?
あんこは紳士ですものね。
X日
今日もあんこは帰ってこない。
明日は仕事が終わったらシャロちゃんと一緒にあんこを探しに行く約束をした。
あんこ・・・どうか無事でいて・・・。
日記はここで途切れている
>>394のは↓1で
Y
胡桃は日記と何かの役に立つかもしれないと腐りかけのデザート類を持っていた袋へと詰め込んだ。
胡桃「さて……じゃあ行くか」
ティッピー「うむ」
だが、その瞬間
ティッピー「ぬおおおお!?」
胡桃「なっティッピー!?」
ズザザザザザザーーー
いつの間に這い寄ってきたのか?
地面は黒く蠢くモノに覆われていた。
そしてそれは波のようにうねりティッピーを飲み込む。
ティッピー「た、助けてくれ!!」
胡桃「くっ。なんだこれは?」
胡桃「クソッ!!そいつを放すんせ」
胡桃はティッピーを持ち上げる黒い塊へシャベルを叩きつける。
その瞬間、塊はボロボロと崩れ落ちティッピーもく胡桃の足元へと転がってきた。
ティッピー「こ、これは………」
胡桃「なんだ?これが何かわかるのか?」
ティッピーは今、目の前をカサカサと通りすぎた小さな黒い生き物を見て背筋をゾっとさせた。
ティッピー「こやつはあんこじゃ」
胡桃「は?何を言ってるんだ?あんこってのはウサギなんだろ?」
ティッピー「い、いや。確かにそうなんじゃがこの黒いのは一匹一匹があんこそっくりなんじゃ」
胡桃「何だって?」
いつの間にか胡桃とティッピーはこの黒い濁流のような奇怪なモノに囲まれてしまっていた。
よく見ればその黒いモノはただの黒い塊ではなく所々に無数の目のような物があった
そしてそれらは自分たちを舐め回すように、そして獲物を逃がすまいと凝視していた。
胡桃「クソ……囲まれた……一体どうしたらいい?」↓1
縦横無尽に店内やキッチンを駆け巡りガーデンに使う加圧式霧吹き、チャッカマン、アルコール度数が高い酒を拾ってお手製火炎放射器に組み立てあげ黒い小あんこ達を攻撃
さすがに路上での戦闘でそれ無理です
改めて↓1
話しかけてみる
胡桃とティッピーを取り囲み渦を巻くように蠢くミニあんこたち。
いつ襲い掛かってこられるかもわからぬ状態の中でティッピーはダメ元で話しかけて見るかと考えた。
ティッピー「(じゃが一体何と話しかける?)」 ↓1
気持ち悪いどっかイケ
ティッピー「………」
ヒタヒタヒタ
イモリのようなミニあんこの一匹がティッピーの身体を這った。
その瞬間
ティッピー「ぬおおおおお。気持ち悪いわ。どっかいかぬか!!」
胡桃「!!」
ティッピーは思わずそう叫んでしまう。
その瞬間それまで周囲で威嚇に止まっていたミニあんこたちは一斉に胡桃たちのいる中心へと飛び掛ってきた。
胡桃「くそっ!!」
胡桃はティッピーを鷲掴みし、全力で跳躍する。
今の彼女の身体能力ならあるいはその渦を飛び越えて脱することが出来るかもしれないのだ。
空中へ逃れるのと同時にたった今までいた場所が黒く塗りつぶされてゆく。
胡桃「よし。着地後は一気に逃げるぞ」
ドンッ
胡桃「!?」
だが、地面を見下ろす胡桃の背を突如衝撃が襲う。
胡桃「な、なに?」
体勢を崩し地面へと落下してゆく胡桃の目に映ったのは……↓1
いかがわしいお店を宣伝してる片脚が上下に動くお姉さんの電光看板
ドシャッ
地上へ叩きつけられる胡桃。
胡桃「なんであんな物が……?」
視線の先にはいかがわしいお店を宣伝してる片脚が上下に動くお姉さんの電光看板が地面に突き刺さっていた。
あれが空中で胡桃の背後を襲ったのだ。
ヒュルルル・・・ドン!ドン!ドン!
胡桃「くっ今度は何だ?」
空中から更に何かが降ってきた。
砂埃でよく見えないが小動物くらいのモノがモゾモゾと動いていた。
ピキピキ・・・・・・ゴパァ
それと同時に看板が一気に黒い液状……いや、ミニあんこ化し崩れてゆく。
胡桃「まずいな」
やがて埃が風で吹き飛ばされ視界がはっきりとした。
なんと、そこにはあんこが3羽いた。
胡桃「今度はでかいのか」
自分も今までゾンビなどゲームや映画の中のみの存在を相手に生き抜いてきたが、このウサギたちはそれ以上にとんでもでった。
自分の世界が楽園に思えるくらいの悪夢だ。
胡桃は心底そう思っていた。
あんこたちがポテポテと胡桃へ歩み寄ってくる。
そして、目の前のあんこにばかり気を取られている胡桃は気づいていない。
ティッピーがいないことに。
↓1果たしてティッピーは?
↓2あんこたちは胡桃に対して
傷だらけでラビットハウスにたどり着いた
見向きもせずにティッピーを探して移動を始めた
――タッタッタッ!!
ズザザザーーー
あんこたちは一斉に胡桃めがけて駆け出す。
胡桃「―――」
迫り来るあんことミニあんこたちに胡桃は身構えながら備える。
胡桃「な!?」
しかしあんこたちは胡桃の事など見向きもせずに胡桃の脇を駆け抜けていってしまう。
胡桃「な、なんだったんだ?一体……」
予想外な出来事にポカンとする胡桃ではあったが、ひとまず助かったと胸をなでおろす。
胡桃「なんだかよく分からないけど助かったな。とりあえず今のうちにここから離れるぞ?」
胡桃「おい毛玉?……ティッピー?」
ティッピーへ呼びかけるも返事は無かった。
そして胡桃はこの時になってティッピーが居ない事に気づくのであった。
ティッピー「はぁはぁ。なんとか撒けたようじゃな?」
落下後、ミニあんこたちの包囲網の外へ落ちたティッピーではあったが、運悪く歩行具たちに追い回される事となってしまったのだ。
そして必死に逃げ回り、ようやく振り切ったのである。
ティッピー「………」
ティッピー「……ここは」
落ち着きを取り戻し辺りを見回すと、そこは懐かしきラビットハウスであった。
ティッピー「………」
ティッピーは店内を見回す。
店内は所々荒れ果てあちこち目立つ汚れにまみれていた。
そこに以前の彼の城の面影は無かった。
ティッピー「予想はしておったが酷いものじゃな……」
逃げ回った際に所々擦りむいたりぶつけたため体中が痛むがティッピーは店内を、居住区を見て回る。
本当はすぐに胡桃と合流するために動くべきなのだろうが、かつての思いでが彼を店内から離れることを拒ませるのであった。
かつての平穏だった日々の思いでに浸るティッピーであったが、それは長くは続かなかった。
ガシャン ガシャン ガシャン
店の方からけたたましい破壊音が聞こえてきた。
そしてその直後、すぐ外の廊下を何かが這い回る音が聞こえてきた。
ティッピー「!!」
ティッピー「のおおおおおおおおおおおおお」
そしてティッピーの視界は暗黒に包まれるのであった。
――ふふ。ティッピー。
つかまえた♥
ついにティッピーを手に入れたあんこは・・・↓1
これはノーカンです。
??「大丈夫ですよ……きっと……きっと助かりますから」
二人の少女を守るように抱きかかえながら彼女は店内のカウンターの陰に隠れていた。
自分の腕の中の二人の少女は目を硬く瞑り、ぎゅっと自分の服を握り締めていた。
外からは時折轟音や悲鳴が聞こえてくる。
ドガッドガッ
突然扉が強く叩きつけられる音が店内に響き渡る。
扉や窓は簡単には開かぬようにバリケードを作っていたが、それを突き破らん勢いであった。
??「大丈夫……大丈夫だから」
息を殺し、外の者が諦め通り過ぎるのをジッと待つ。
―――だが
ドゴッ
彼女の願いもむなしく、扉は大きな音を立てて破壊されてしまう。
腕の中の少女たちは今にも泣き出しそうに怯えながら震えていた。
小さな足音が近づいてくる。
??「………」
彼女は何かを決意したように顔を上げ、そして腕の中の少女たちを強く抱きしてめた。
??「私がアレをひきつけますから、その隙に二人とも逃げてください」
??「そして……絶対に諦めずに逃げて、チノさんを探し出してくださいね」
そう二人へ言い聞かせた直後、彼女はカウンターから飛び出し大きな音を立てながら駆け去ってゆく。
そしてその後を追うようにポテポテポテという小さな駆け足が聞こえた。
残された少女たちの片方が未だ震えながら身を丸める少女の手を引きその場を離れたのはその少し後の事であった。
>>418のは↓1で
ティッピーを強姦
―インターバル―
チノ「次回いよいよおじいちゃんが・・・」
ココア「チノちゃんはお子様なんだから見ちゃダメだよ?」
チノ「それを言ったらココアさんだって」
ココア「私は大人だもん」
チノ「ところで・・・」
ココア「うん?」
チノ「時々ティッピーがあんこにレ○プされちゃうSSは見ますが……本格的にやるべきでしょうか?」
妹王ココア「・・・だれとくなんだろうね?」
チノ「アナタが言いますか」
チビあんこたちに捕まったティッピーは、そのまま甘兎庵跡地へと連行され、今は犬のように鎖のついた革の首輪を巻きつけられていた。
ろくに逃げる事も出来ぬティッピーにあんこは容赦なく覆いかぶさる。
ここまでは平穏だった日々によく少女たちを和ませてきた光景である。
だが……今は違う……そう違うのであった。
――ほらティッピー。ティッピーが欲しくてこんなになったんだよ?
ボクは今にも破裂しそうな程に怒張したペニスをティッピーへ激しく出し入れする。
ボクが腰を振るたびにティッピーは甘い吐息を漏らしてくれる。
――うっ!!
高まった射精感のままボクはティッピーの膣へと愛を解き放った。
――ふぅ。
ボクは一度ペニスを引き抜くが、再度すぐに狙いを定めティッピーの腰に添えた手を引き寄せる。
その瞬間ボクのペニス先端を濡れた感触が包み込んだ。
最初こそティッピーの膣はボクを押し戻すような抵抗があったが、今ではそれも途切れボクのモノをずぶずぶとすんなり受け入れてくれている。
――愛って凄いね。
ボクが動くたびにティッピーも嬉しいのか、大きくのけぞりながら悲鳴をあげてくれる。
まだ恥ずかしいのか「いやだいやだ」言ってるけど身体は正直だね。
ティッピーの肉壁はひく、ひくと歓喜にひくつかせながらボクのムスコをすっぽりと包み込んで離そうとしなかった。
――よし・・・また・・・いきそう・・・だよ。ティッピー。
ボクはティッピーを抱く腕に力を込め、下半身にもよりいっそう力を込め腰を動かす。
突き上げるたびに奥へと吸い込まれてゆくような感触がたまらない快感となりボクを襲う。
ティッピーも気持ちいいのか激しく頭を振り、全身をくねらせ身悶えている。
やがて
――あああああ!!
ボクはティッピーの小さな身体を決して離すまいと強く抱きかかえながら果てた。
ティッピーもその思いに答えてくれるかのように絶叫をあげてくれた。
――なんて嬉しいことだろう。
感動のあまりボクは休むことなく腰を振り続ける。
絶頂直後なボクたちは今まで以上の快感を味わうのだ。
「な、何をするんじゃっ!はっ……離さぬかっ!!」
懸命に頭を振り、身体をよじり、あんこを振り払おうとするが革の首輪が邪魔をし思うように動く事が出来ない。
――~♥~♥~♥
「ひい」
腰をがっしりと掴まれ、いよいよ貞操の危機を実感したわしは思わず恐怖にひきつった素っ頓狂な声をあげてしまう。
その直後……ズドンッという衝撃がわしの身体の中を襲う。
「ッ!!」
直後に背後からは荒い鼻息が聞こえだし、それに連動するかのようにピストン運動が開始された。
「うあ、うああ、あぐああああっ」
未知の感覚がわしを襲う。
それは押し広げられた肉が軋み、押し広げられる痛みに収縮し痙攣する。
それはそんなとても気持ちの良いと呼べる物ではなかった。
しかしあんこにとってはたまらない快感なのか、一切の容赦も遠慮も情けも無くひたすら腰を振り続けていた。
やがてあんこがビクンと一際大きく痙攣したのがわかった。
そして自身の中へ何か熱いモノが注ぎ込まれるのであった。
混濁する意識の中で、わしはこれがかつて人間であった頃に何度も体感したものだと理解するのであった。
その後もあんこによる交尾は絶え間なく続けられた。
いつしかティッピーの目から光は消え失せ、時折苦痛からか快楽からか判別のつかぬ絶叫をあげるだけとなってしまっていた。
だが、そんなティッピーの変化など気にする様子も無くあんこはひたすらマウンティングを繰り返すのであった。
~市街~
ティッピーとはぐれた胡桃は歩行具を蹴散らしながら「甘兎庵」という場所を探していた。
しかし土地勘など皆無であるため捜索は難航していた。
どうしたものかと、ため息をつく胡桃であったが、そんな彼女の耳に絹を引き裂かんばかりの少女の悲鳴が届く。
胡桃「なんだ?」
その声に胡桃は……
~??~
チノ「私に叔父さん叔母さんが出来る日も近いのですね(遠い目)」
ココア「家族が増えるよ。やったねチノちゃん」
チノ「変ッ身ッ」
ココア「へ?」
↓1・・・胡桃は声のした方角へ行くor行かない
↓2・・・魔法少女チノ「私は涙を流しません。無慈悲ですから。容赦がないですから。」 出撃を許可するorしない
行かない
しない
胡桃「………」
悲鳴のした方角へ向かうべきかとわずかに考えたが、今はそれどころではないと思いとどまる。
胡桃「すまない」
胡桃は一言そう呟くと足早にその場を後にした。
その直後……少女の断末魔のごとき悲鳴が聞こえたのであった。
~??~
チノ「どいてください」
ココア「ダメだよ」
チノ「何故ですか?」
ココア「どうしても」
チノ「今の私は不思議な事が起こって魔法少女グレートチノにパワーアップしました」
チノ「これならいけます」
ココア「いけないよ。なぜなら・・・」
↓1・・・胡桃の向かった先にあったものは?
↓2・・・ココアが止める理由
↓3・・・ティッピーは・・・
ー無反応につきイベント発生ー
胡桃「この車……使えそうだな」
そこには乗り捨てられた一台の車を発見した胡桃は軽くそれを調べてみる。
目立つ損傷もなく動かす事が出来そうだ。
↓4・・・車に乗る Y/N
Y
>>436
それは↓4ですのでノーカンとします。
↓1・・・ココアが止める理由
↓2・・・そのころティッピーは……
↓3・・・・車に乗る Y/N
なんとなく危険な予感がするので
無事あんこの子供をお腹に宿した
ココア「なぜなら……なんとなく危険な予感がするから」
チノ「危険は承知の上です」
ココア「そう……どうしても行くというのならお姉ちゃんを倒してからにしなさい(ドーン)」
チノ「・・・」
試されるチノ。
果たして彼女は?
↓1・・・>>435ので車に乗る Y/N
↓2・・・チノはココアに対して
Y
容赦なく本気で攻撃
メキョッ!!
そんなインパクト音とともにココアの身体は宙を舞い、そして地面をズザザーと数メートル滑ったところで止まる。
ホシカミ「……容赦ないね」
チノ「ええ。きっとココアさんは「本気できなさい」と思っていたに違いありませんから」
ホシカミ「はは」
チノ「それでは私は行きますのでココアさんをお願いします」
ホシカミ「ああ」
苦笑するホシカミに対しココアの介抱を頼み、チノは一礼してから大きく跳躍をするのであった。
ホシカミ「……気をつけるんだよ」
――~♥~♥~♥
あんこはティッピーの上に乗っかりながらご機嫌な表情を浮かべていた。
――早くボクたちの仔供を見たいね。
あの後、ボクたちは何度も愛し合った。
そしてボクはティッピーが無事ボクの仔を宿したのを感じ取る事が出来た。
――ボクもパパになるんだ。
ボクはこれから訪れる明るい家族の未来に思いを馳せる。
――♪
楽しみだなぁ。
人生の春を謳歌するあんこ。
だがそこへ現れたのは?
↓1は選択してください。
1、チノ
2、胡桃
チノ
「はああああああ」
ガシャーーーン!!
何かが勢いよく天井を突き抜け降ってきた。
――な、なに?
ボクは突然の出来事に驚きながらティッピーをギュっと抱きしめる。
チノ「お久しぶりですね。あんこ」
――チノ?
そこにいたのはかつてボクにメロメロだったチノであった。
チノ「……おじいちゃん」
チノをジーっと見つめるあんこの下のティッピーの様子は明らかにおかしかった。
チノの姿を確認してもなんの反応の示さないのである。
その瞳から光が失われており、ぽっかりとだらしなく口を開きよだれを垂れ流しながら、心ここにあらずといった風情であった。
チノ「おじいちゃんッ!!」
チノはティッピーに対し一度強く呼びかけるが、ティッピーの反応は変わらなかった。
――おじいちゃん?
ボクのティッピーに対してなんて失礼なんだ。
ティッピーの状態を直に目の当たりにしショックを受けるチノ。
そんなチノに対しあんこは・・・・・・↓1
殺すつもりで襲いかかった
――そうだった!!
ボクは以前チノに虐待されて殺されたことを思い出す。
――ボクはやめてと言ったのにチノはボクを・・・ボクを・・・
チノなんかにボクの仔供を産ませてなんてあげるもんか!
あの時の仕返しをしてやる!!
覚悟をしていたとはいえティッピーの惨状を目の当たりにし狼狽えるチノに向かい、あんこは飛びかかる。
チノ「!!」
突然の攻撃に対しとっさに反応が出来ず、チノはあんこの体当たりをまともにくらってしまう。
その衝撃はかつての小さなウサギのそれではなかった。
チノ「うぐぅ」
数メートルほど吹き飛ばされ、呻きながら起き上ろうとするチノに対しあんこはさらに追撃を行う。
それはまさに殺すつもりの勢いであった。
あんこはチノにどんな攻撃をするのか?・・・↓1
なんとか体勢を立て直したチノはあんこに対し……↓2
死んだフリ
手榴弾
なんとか体勢を整えチノは杖をあんこに向け構える。
チノへと特攻するあんこであったが、それを確認すると同時にあんこも体を翻す。
そして―――
コロン!!
あんこは何を思ったのか死んだフリをしチノの前に仰向けに寝そべるのであった。
――ふふ。こんなにキュートなボクが死んだフリをしたんだ。
これでチノはボクへと無警戒に駆け寄り抱きしめるに違いない。
そこで一気にチノを嬲り殺してやるんだ!!
これから起こるであろう未来を思い描き、勝利を確信するあんこ。
だがしかし
チノ「えい」
チノはあんこのお腹めがけて手榴弾状にした魔力の塊を放る。
そしてそれは目を閉じ死んだフリをするあんこの腹部上で盛大に爆ぜるのであった。
チノ「やりましたか?」
果たしてあんこの運命は?↓1
あんこは消滅した
巻き上がった土煙が晴れてゆく。
そこに……あんこの姿は……無かった。
チノ「!?」
チノ「な、なんですか……これ?」
そこには、今まであんこがいた場所には、あんこの代わりに小さなあんこの睾丸が二つピクピクと蠢いていた。
――酷い。ボクは何も悪い事なんてしてないのに!!
次の瞬間、睾丸は・・・↓1
ティッピーと合体
――ティッピー。ボクと一つになってあんな悪い雌やっつけよう!!
ボクはティッピーへと飛びつき彼女の膣(なか)へと潜り込んでゆく。
チノ「おじいちゃん!!」
――ふん。なんておバカな雌なんだ。
ティッピーはボクのお嫁さんなんだぞ。
何がおじいちゃんだ。
――偉大なボクに力を貸すんだ。
ティッピーの中で順調に育っていた我が仔とも融合しボクは新たな存在へとなる。
あんこの睾丸がティッピーの子宮へと辿り着いた瞬間。
ティッピーの身体は一気にブクブクと何倍にも膨れ上がり瞬く間に肉の塊へと変貌してしまう。
その光景をチノはただ呆然と息を飲みながら見ていることしか出来なかった。
やがて肉の塊は収縮していき、そこには今までと白と黒の配色部分が真逆となったあんこがちょこんと尻餅をつく形で座り込んでいた。
チノ「そ、そんな……」
あんこはゆっくりとチノへと視線を向ける。
そしてその瞬間、彼の耳が大きく伸び、そのままあんこは・・・
↓1は選択してください。
1.あんこは耳をプロペラのように回転させ飛び立とうとした
2.あんこは耳を鞭のようにしならせチノを攻撃してきた
1
あんこはかつてクレープの上に落下してきた時の体勢のまま、伸ばした耳をビュンビュンとプロペラの様に回転させてゆく。
その勢いはどんどん激しいものとなり、やがてあんこの身体は宙へと浮く。
チノ「!!」
チノは呆気に取られながらその光景を見ていた。
――ふん。驚いたか。
あんこは旋回しながら眼下のチノを見下ろし攻撃へと移る。
――くらえ!!
フン!フン!フン!フン!フン!
チノめがけあんこは糞をプリプリと撒き散らす。
チノ「くっ!!」
チノは大きく回避行動を取り難を逃れるが、あんこの糞が落下した場所は瞬く間に腐り落ちてゆく。
チノ「少しでもカスったらアウトですね」
チノは杖を強く握りしめながら頭上を旋回するあんこをキツく睨みつけるのであった。
――いまさら謝ったって許してなんかあげないぞ!!
調子にのるあんこであったが、終わりの時はいつの世も呆気なく訪れるものであった。
↓1は選んでください。
1.突き穿つ死翔の円匙
2.天を裂く黒き閃光
3.ミルク色の異次元(ディメイション)
3
チノ「禁呪 ミルク色の異次元(ディメイション) 」
あんこへ向けた杖の先端に真っ白なミルク色の空間が出来上がってゆく。
――なにをするつもりか知らないけどボクはきらら世界を統べる存在だぞ!!
そんなもの効くものかとあんこはチノへ向かい突進してくる。
その股間に凶悪なイチモツをそそり立たせながら・・・。
チノはそんなあんこへわずかに哀れみの目を向け
チノ「この先は……地獄です」
そう小さく呟き、あんこへ術を放つのであった。
真っ白な空間はウネウネと触手のように、机にこぼしたミルクのように周囲を侵食しながらあんこへと向かって伸びていった。
やがてその一端があんこへ触れたと思った瞬間、それは生き物のように一斉にあんこへとへばりついていった。
その間あんこは状況を理解できていないのか、いつもの無表情なまま、ちょこんと尻餅体勢で座り込んだままであった。
そして瞬く間にミルク色の異空間はあんこを飲み込み、閉じるのであった。
チノ「終わりましたね」
ぺたんと地面に座り込むチノであったが、すぐに顔をあげ愕然とした。
ミニサイズのあんこたち、イモリサイズのあんこたちが自分を取り囲んでいたのである。
チノ「そういえば……こんなのもいましたね……」
今の術で力を使い切ったチノは「ここまでか」と目を瞑る。
ジリジリと目の前の雌に餌ににじり這いよるあんこ軍団。
だが、その時けたたましい轟音が鳴り響く。
チノ「!?」
チノの目に飛び込んだのは………↓1は
チノを助けに来たココア
ココア「助けに来たよ!!チノちゃん!!」
チノ「ココアさん?」
そこにはどうやってきたのか空中から隕石のように落ちてきたココアがいた。
チノへとにじり寄っていたあんこ軍団は一斉にその視線を音のしたほうへと向け
そしてあんこ軍団は
―カサカサカサカサカサカサカサ―
凄まじいスピードで、まるで津波のような勢いでココアへと押し寄せていくのであった。
ココア「へ?」
そしてココアが間抜けな声をあげるのとほぼ同時にそれらはココアの体を覆いつくすのであった――
果たしてココアの運命は・・・↓1
無事あんこに種付けされた
さすが種兎あんこwww
ココアの身体へとへばりついたチビあんことミニあんこたちは瞬く間にココアの口から体内へと侵入を試みる
ココア「ンーンーんー」
口の中へ雪崩れ込むと同時にココアが声にならぬ声をあげるが、容赦なくあんこたちは流れこんでいき、そしてものの数秒ですべてのあんこがココアの中へと収まってしまった。
チノ「あ……あ……」
ただ呆然とその光景を眺める事しか出来ないチノ。
ココア「あぅ・・・はぁ・・・チ・・・ノ・・・ちゃ・・・」
ココアがチノへ助けを求めるように手を差し出すと同時に
ココアのお腹は見る見る膨れ上がってゆく
ココア「あ・・・あ・・・ああ・・・」
その都度ココアは苦しそうなうめき声をあげるが、膨張は止まることを知らず、やがて……
――パンッ!!――
そんな膨らませた紙袋を勢いよく叩き割った時のような音がした。
――ドサッ――
チノ「ココアさんッ!!」
チノの悲痛な叫びも空しく、腹部に盛大に爆ぜ身体の中身をすべて失ったココアは糸の切れた人形のようにそのまま崩れ落ちた。
チノ「―――」
だが、それだけでは終わらなかった。
空洞となった腹部内から可愛らしい一羽のウサギがヒョコヒョコと歩み出てきたのである。
それは「あんこ」であった。
あんこ「・・・」
再誕したあんこはココアの腹部からその小さな身体を出すと、軽くその身体をプルプルと振るわせ水気を取り払う。
あんこ「・・・」
チノ「あ…そ、そんな……」
あんこはチノのほうをジーっと見つめてくる。
その瞳はいつもの黒々しているがどこか虚ろなモノであったが、明らかにチノへの非難の色を帯びているのが感じ取れるものであった。
先の術による疲弊、ココアを失った悲しみ、そして目の前の化け物への絶望感。
もはやチノに戦う力など残ってはいなかった。
あんこ「・・・」
それに気づいてか否かあんこはゆっくりとチノへと歩み寄り始めるのであった。
果たしてチノの運命は?・・・↓1
髪が全部抜けた
パラパラパラ
チノの髪がどんどん抜けてゆく。
――これは罰だ。
こんな可愛いボクを虐めたお前はきららヒロイン失格な目にあわせてやるぞ。
あんこの呪いである。
チノ「あぅ……はぁ……」
ほどなくしてチノの青みのかかった長い髪はすべて抜け落ちてしまったのだ。
~??~
ホシカミ「どうしよこれ……」
ホシカミ「ん?」
胡桃「出番ないのとタイムリオーバーしたので帰る」
ホシカミ「・・・」
↓1~3はあんこの今後希望を記載適当にミックスして使います。
あんこが東の海岸まで行き黄昏る
そしたら西から一隻の船が現れ
鉈を持ってるジェイソンが船から降りてきてあんこをしつこく追いかけ回す
西の国から来た一隻の船って意味な
↓1+
窮地に立たされたあんこはココアのDNAを引き継いでいたおかげで人間の言葉を発することができるようになった
町中で「助けて~」と叫びながらマヤメグの方に飛び付き彼女達に危機的状況を話す
隙を見てあんこがメグに飛び蹴りをして気絶させジェイソンの囮にする
同じ人だけど他になかったのでおkとしますね。
このSSまとめへのコメント
再開したのか