美希「神様に会えたらどうするの?」 (24)
―河原―
P「ここにいたのか、美希」
美希「うん、今日は良く星が見えるから」
P「確かに、今日は空が澄んでて、綺麗に見えるな」
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美希「……プロデューサーさんは、神様に会えたらどうするの?」
P「なんだ?そう言う本でも読んだのか?」
美希「ううん、何となく」
P「そうか、まぁ……俺は、会っても大変なんだな、としか思えないけどね」
美希「ふぅん。じゃあ、神様になったら?」
P「そうだなぁ……って、美希はどうなんだ?」
美希「ミキはね、神様になったらたくさん笑ったりしたいの」
P「へぇ、そりゃまたどうして」
美希「だって、笑わないと楽しくないでしょ?たくさん笑ったり、泣いたり、みんな出来たらいいなぁって思うんだー」
P「美希らしい……のかな」
美希「ミキだって色々考えてるんだよ?」
P「そうだな」
美希「こうやってね、貴音みたいに星空眺めてると、ミキってこの星みたいにキラキラ出来てるのかな?って、少し不安になったりするの」
P「不安に?」
美希「うん。あの星みたいにキラキラ出来たらいいな、ってずっと思ってる」
P「……美希はキラキラ出来てるよ。その為に俺がいる」
美希「……ありがとう、プロデューサーさん」
P「お礼を言われるような事、なんかしたか?」
美希「いっつもミキを支えてくれて、ありがとうなの」
P「どういたしまして?」
美希「えへへ……あ、あっちの電気、全部消えたの」
P「おや?珍しい、停電か」
美希「なんか、絵みたいだね」
P「確かに、建物が全部黒くなって、空は紺色と星の色で、綺麗な絵だな」
美希「停電が直るまでここで星見てるの。……あ、もっと綺麗に見えるの!」
P「灯りがなくなったから、見えるようになったのかな」
美希「綺麗だね、プロデューサーさん」
P「ああ、そうだな」
真姫「神様って、どうやったら殴れるのかしら」ってのが隣にあるんだけどwww
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美希「……あふぅ」
P「眠いのか?」
美希「うん、けっこーここに居た気がするの」
P「確かにな……お、電気も復旧したか」
美希「良かったー、じゃあ、美希帰るね?」
P「そっか、あぁ、送っていこうか?」
美希「んー、じゃあ、お願いしちゃうね」
P「あいよ、駅まで?」
美希「うん、駅まででいいよ」
P「オッケー」
美希「……プロデューサーさん」
P「なんだ?」
美希「あれこれ考えたけど、やっぱり、ミキはなるようになるんだーって思うんだ」
P「……まぁ、成せば、成るだな」
美希「ミキは等身大のミキでトップアイドル目指すの!」
P「ははは、ありのままの姿を見せるって事か?」
美希「ちょっと違うけど、大体そんな感じ!」
P「そっか、頑張ろうな、美希。俺も精一杯サポートするから、とびきりの美希を見せてくれよ」
美希「うん!ミキの右に立つ者はいない!ってくらいにキラキラするから、プロデューサーさんは、隣で見ててね?」
P「右に立つ者は居ないんじゃないのか?」
美希「プロデューサーさんは、左だよ!」
P「そうか、左なら大丈夫だな」
美希「うん!……あ、もう駅着いちゃった……」
P「ん?どうした?」
美希「何でもないの!美希、帰って寝るの」
P「うん、じゃ、ゆっくり休んでくれよ」
美希「プロデューサーさんも、ゆっくり休んでね?」
P「あいよ」
美希「それじゃ、ばいばーい」
P「お疲れ様、美希」
真姫「ぶん殴るわ」
美希「えっ!?」
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美希(プロデューサーさんには言えなかったけど、ミキにとっての神様は、プロデューサーさんなの)
美希(だって、ミキをここまで連れてきてくれたんだもん、本当に、神様みたいな人なの)
美希(いつもありがとう、これからもミキの事、見ててね!)
おわり
https://www.youtube.com/watch?v=VwNWmcPY7ws
神々LOOKS YOUを聞いてイメージして書きました
美希は夜の河原で流星群を眺めているのが似合うんじゃないかなーって勝手に思っている
見てくれてありがとう
おつおつ
美希はいい子だなぁ
いいねいいね!
神乙
乙
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