*オリ設定多数、独自解釈、オリ展開もある
*アニメ視聴のみです。
*ぬるい、やすい展開
*更新頻度はよくないし短いかも
以上のことをふまえた上で、マカロン食べるついでにご覧になってください
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404826518
同じ時間を巻き戻しているとはいえ、私の周りは同じことの繰り返しとは言い切れない
例えば、私の接し方一つで前の時間軸では敵となって立ちはだかった相手が味方になることもあるし、その逆もある
私がめがねを掛けるか掛けないかというだけで、この時間軸と前の時間軸とでは大きな違いがでる
どんな小さなことでも世界は変わる。やがて、運命だって変えられる
だから私は足掻いている。どんな小さなことでも、必死に足掻けばいつか望んだ結末にたどり着けると信じている
何度も、何度でも、
だが、前の時間軸と今の時間軸との”違い”は私の意図しないところでも現れる
それはほんの些細な場合もあるが時には大きな障害となって現れる
私はこれを”イレギュラー”と呼んでいる
イレギュラーが障害となって立ちはだかった時、非常に厄介だ。それまでの対処法が何一つない中で挑まなくてはならない上に
大抵、ろくな結末を招かない
逆に、利用できる場合もあるが、それが私の望む結末へとたどり着けた事は今のところ無い
だから私はイレギュラーには細心の注意を払う。立ちはだかるのなら容赦なく叩き潰すために
慎重に、入念に
うどんに七味は必要か否か、そう聞かれたら私は必要ないと答える
転校初日
担任の教師が七味の存在の有無について生徒達に熱弁する中、教室の外で待機している間に今回の時間軸での立ち回り方を考えているときだった
ほむら(まず保健室を理由に二人っきりになったらまどかに忠告を入れる。あとはQBに接触をさせないことが望ましいけど
統計的に成功する確立は低い……ここはあえて接触させて巴マミと敵対するのを避けて友好な関係を築くべきかしら?)
仲間が多いに越したことは無い
けれど場合によってはむしろ煩わしい……行動を制限される時もある
ほむら(やっぱり一人でいるべきかしら……なるべく敵対しないように振舞って、かつ協力関係を結ぶのは”ワルプルギスの夜”
が来る日が近いとき……。敵でも味方でもなく、ある程度の信用を得るっていうのは難しいけど……)
「――――――。」
このとき、私は話しかけられていることに気づかなかった
今までこのタイミングで話しかけられたことなどなかったし、私はただこれからのことを考えるのに没頭していたというのもある
ほむら(そうと決まればまず今日起こるQBのまどかへの接触をどうするか……まどかにCDショップに行くのを阻止する?だとしても)
「ねぇ、ちょっといいかな?」
ほむら「!?」
びっくりした。思わずビクッとなってしまった……
いけない、こんなことで動揺してしまうなんて気が緩んでいる証拠ね
ほむら(それにしても誰かしら?この学校の教師なのは間違いないでしょうけど、今まで見たことないわね)
「君、もしかして転校生?」
ほむら「えぇ……まぁ……」
とりあえず、差しさわりのない質問を2,3交わす。その間、記憶の中にこの教師の顔が無いか捜してみたが、やはり見たことが無い
さしずめ今回はこの教師に偶然話しかけられることが起こる時間軸なのだろう
「そう、暁美ほむらって名前なのね。よろしくね、暁美君」
君?……○○ちゃんならともかく、君?
まぁいい。別に大した問題でもあるまいし
ほむら「……あの、先生の名前は……?」
「ん?あぁ、ごめんね。私」
サヤ「納野サヤっていうの。今日からこの学校のスクールカウンセラーとして勤務することになるわ。貴方とおんなじね」
ほむら「……ぇ?あ、そう、ですか……」
明日から?
ということは今までこの教師は別の時間軸では存在しなかったということ……?
『どうぞー、入ってきてくださ~い』
疑問を浮かべたと同時に、教室の中から入ってくるよう声を掛けられた
ほむら「! すみません。私はこれで」
サヤ「うん、自己紹頑張ってね」
私は慌てて中に入る
教室に入ってまどかの席を見る。なんだか目が合った気がしたが、まぁいい。自己紹介もそこそこに、私は指定された席へ向かおうとした
ほむら(まずはいつもどおり忠告しておくべきね。それから――――)
私はもう、彼女……納理サヤに関することを脳の隅に追いやっていた。たかが一教師が現れたくらいで
大きなイレギュラーであるはずが無い。そう思っていた
それが間違いであると気づいたのは、随分先の事だったが……
#訂正
「そう、暁美ほむらって名前なのね。よろしくね、暁美君」
君?……○○ちゃんならともかく、君?
まぁいい。別に大した問題でもあるまいし
ほむら「……あの、先生の名前は……?」
「ん?あぁ、ごめんね。私」
サヤ「納野サヤっていうの。今日からこの学校のスクールカウンセラーとして勤務することになるわ。貴方とおんなじね」
ほむら「……ぇ?あ、そう、ですか……」
明日から?
ということは今までこの教師は別の時間軸では存在しなかったということ……?
『どうぞー、入ってきてくださ~い』
疑問を浮かべたと同時に、教室の中から入ってくるよう声を掛けられた
ほむら「! すみません。私はこれで」
サヤ「うん、自己紹頑張ってね」
私は慌てて中に入る
教室に入ってまどかの席を見る。なんだか目が合った気がしたが、まぁいい。自己紹介もそこそこに、私は指定された席へ向かおうとした
ほむら(まずはいつもどおり忠告しておくべきね。それから――――)
私はもう、彼女……納理サヤに関することを脳の隅に追いやっていた。たかが一教師が現れたくらいで
大きなイレギュラーであるはずが無い。そう思っていた
それが間違いであると気づいたのは、随分先の事だったが……
とりあえず ここまで
乙。
しかし妙に記号が多いスレタイだなw
くっさ
うわぁ…
>>5
どこを訂正したのかわからないけど
明日から?でイレギュラーだと判断するよりも、前任のスクールカウンセラーとは周回ごとに、長い病院生活から学生としての毎日に急に移ったことによるストレスの有無を報告するため顔を合わせる機会があった
だからイレギュラーってわかったみたいな説明入れた方がいいんじゃないかな
スクールカウンセラーって教師?とか他にも細かいとこはあるが
地雷クロス乙
うわぁよく見たらおかしいなこれ>>5
前にちょっと書いて放置してた奴だったから、誤字だけ直せばいいやと思ってた。
書き直す。指摘ありがとう。
「そう、暁美ほむらって名前なのね。よろしくね、暁美君」
君?……○○ちゃんならともかく、君?
まぁいい。別に大した問題でもあるまいし
ほむら「……あの、先生の名前は……?」
「ん?あぁ、ごめんね。私」
サヤ「納野サヤっていうの。今日からこの学校のスクールカウンセラーとして勤務することになるわ。貴方とおんなじね」
ほむら「……ぇ?あ、そう、ですか……」
スクールカウンセラー?それも、今日から?
おかしい。この学校にスクールカウンセラーなんていなかった……はずだ。
ということは今までこの人は別の時間軸では存在しなかったということ……?
『どうぞー、入ってきてくださ~い』
疑問を浮かべたと同時に、教室の中から入ってくるよう声を掛けられた
ほむら「! すみません。私はこれで」
サヤ「うん、自己紹介頑張ってね」
私は慌てて中に入る
教室に入ってまどかの席を見る。なんだか目が合った気がしたが、まぁいい
自己紹介もそこそこに、私は指定された席へ向かった
ほむら(まずはいつもどおり忠告しておくべきね。それから――――)
私はもう、彼女……納理サヤに関することを脳の隅に追いやっていた
たかがスクールカウンセラーが一人現れたくらい、大きなイレギュラーであるはずが無い。そう思っていた
それが間違いであると気づいたのは、随分先の事だったが……
【HRから一時限までの間】
もぶA「ねぇねぇ暁美さんって―――」
ほむら「えぇ、そうよ」
もぶB「じゃあさじゃあさ!―――」
ほむら「まぁ、そうなるわね」
もぶC「あ!だったらさ!」
ほむら「あの、ごめんなさい。私ちょっと気分が……」
ほむら「……鹿目さん、保健室までお願い出来るかしら?」
まどか「ウェ!?……あ、うん!こっち!」ガタッ
~~~~~~~~
ほむら「……ねぇ、鹿目まどか。貴方は周りの人たち……家族や友人を大切に思ってる?」
まどか「え?……うん。もちろんだよ。皆、私の大切な人たちだもん。傷つけたり
暗い気持ちになんかさせたくない、いつも笑顔でいて欲しい。そう思ってるよ?」
ほむら「そう、なら」
「ねぇ!サヤちゃん来てるってほんと!?」
「ほんとだって!こっちの校舎で歩いてるの見えたもん!」
……なんてタイミングで来るのよ
奥の方から、短い黒のツインテールの女の子と、栗色のヘアピンをつけた女の子がやって来た
タッタッタッタッタ……
ほむら「……なら」
二人が通り過ぎたのを確認して、私は改めてまどかに忠告を
「ホラ、早く早く!置いてかれてるよ!」
「ちょ、ちょっと……待って……強く引っ張らないで~」
ほむら「…………」
あぁ、もうっ
今度はサイドテールの女の子と眼鏡の女の子だ
「は~いちょっと前どいてー」
サイドテールの女の子が私を押しのける
ほむら「っ!」
まどか「ほむらちゃん!?」
普通、立ち止まっている人がいるんだから自分が避けようとは思わないのかしら……
しかもコケたじゃない
「ご、ごめんなさい~!」
眼鏡の子が引っ張られながら申し訳なさそうに頭を下げながら通り過ぎた
ほむら「…………」
まどか「あの……ほむらちゃん?……さっき言おうとしてた事って」
ほむら「別にいいわ」
まどか「え?……あっ、ちょっと待って!」
えぇ、いいわよ。どうせいつだって言えることだし……
クソみたいな取り合わせだな
【放課後】
さやか「まどかー、CDショップよってこー」
まどか「うん、いいよ。……あ、そうだ!ほむらちゃんは?」
ほむら「……私はいいわ。今日はちょっと用事があるの」
決めた。今日、QBは始末する。まどかに話しかけようとテレパシーを送った瞬間、時を止めて銃弾を打ち込み、妨害する
巴マミに見つかりそうな場合はやむ終えない。その時は姿を現して忠告しておこう。あくまで、敵対しない姿勢を見せよう
ほむら(ひとまずはこんな物かしら……)
今日やるべきことは決まったので、私はまどか達より先回りすることにした
ほむら「じゃあ、私はこれで。さようなら」
まどか「うん。また明日!」
ガラガラ ピシャン
さやか「……あちゃー、フラレちゃったね。まどか」
まどか「あはは、仕方ないよ。用事があるんだもん。……あ、そうだ。さやかちゃん」
まどか「黒衣さんも誘ってもいいかな?」
ここまで
アニマトのB★RSは魔法少女になる為の願い、魔女の根源を忘れさせるからな。
そして正々堂々()クラス公認幼なじみに割り込もうとする親友()をカウンセリング一本釣り・・・
あいたたたたた
まどかもBRSも真っ白で目の赤い宇宙人に侵略されるからな。
まーた糞クロスか
【別の教室】
まどか「黒衣さ~ん?」
さやか「お~い。いるか~い?」
教室の後ろの方、そこが黒衣マトさんの席
机に伏せて、寝ているようだった。授業中ならともかく、もう放課後なのに今更?
マト「…………」
まどか「黒衣さん?もう学校終わったよ?」
返事が無い。よっぽど疲れてるのかな?でも今日は体育の授業はこのクラスにはなかったけど……
さやか「どれどれ?」
さやかちゃんがまるで刑事ドラマに出てくる人みたいに、黒衣さんの首に指を当てる
さやか「……し、死んでる!?」
まどか「えぇ!?」
さやか「なぁ~んちゃって。冗談だよ♪」
まどか「も~!さやかちゃん!」
さやか「あっはっは!ごめんごめん。……ってかほんとに起きないね。お~い」
さやかちゃんが黒衣さんの体を揺するけど、やっぱり反応が無い
さやか「う~ん……なんかお疲れみたいだね」
まどか「じゃあ、やっぱり二人で行こっか」
マト「はあああい!ちょっと待って私も行く!!」
まどさや「「わああああ!!」」
びっくりした……
いきなり大声を上げて立ち上がったのが、黒衣マトさん
バスケットボール部に所属していて、先輩達から注目されているほどバスケットが上手な子
まどか「もう!びっくりしたよ黒衣さん!」
さやか「起きてなら脅かすこと無いじゃない!」
マト「いやぁ~ははは。ごめんごめん……」
~~~~~~~~~~
【CDショップまでの道のり】
さやか「でさ、私ってば大勢のギャラリーの前でダンスしちゃっててさ、もうね、さやかちゃん☆オンステージ!って位
そしたらさ、突然頭の上にでっかいオレンジが降ってきて、頭にズボッ!って所で目が覚めちゃったんだよね~」
まどか「へ~、不思議な夢だね」
さやか「でしょ!きっとこの夢は、神様か何かからのお告げじゃないかな~、って恭介に相談したら
『さやか……疲れてるんじゃない?』とか言い出すのよ!ヒドくない!?」
まどか「う~ん……そうとも言い切れない……かな?」
さやか「あ!何よまどか、私のこと変な目でみるつもり?ねぇマト聞いてよ~。まどか今日転校生の事さ~」
まどか「わあああ!さやかちゃん!その話は無かった事にして!///」
さやか「やーだ。でさー」
マト「…………」
さやか「? ちょっと、マトー?」
マト「えっ!?あぁ、ごめん。ちょっとボ~っとしちゃってた」
さやか「大丈夫?さっきまで寝てたし、やっぱり疲れてるんじゃ……」
まどか「無理しないほうがいいよ?」
マト「大丈夫大丈夫!ちょっと明日の部活の事で考え事してただけだから!」
さやか「な~んだ」
~~~~~~~~~~~
【CDショップ】
さやか「んじゃあ私、こっちのコーナーに行くから」
まどか「うん。黒衣さんはどうする?」
マト「私は……ちょっと、トイレに」
照れくさそうにしながら、黒衣さんはトイレの方へ向かっていった。
まどか「……あ、あった」
私はサンプルのCDを聞いていた。アメリカで人気の女性歌手が自分で作詞作曲した歌で、英語だから歌詞は分からないけど、
すごく優しい歌だと思う。日本語訳の歌詞を見るにはCDを買う必要があるけど、実は今月はお小遣いがピンチだったりする……
まどか「♪~~♪~♪~~」
『―――、―――』
まどか「え?」
突然、声が聞こえた。私を呼んだような気がして、イヤホンを外して、私は辺りを見回す。
でも、誰もいなかった。気のせいかな、と思ったけど
『助けて、まどか』
今度は、はっきり聞こえた
~~~~~~~~~
ほむら(クッ!何てこと!)
私は背後から、QBに一発お見舞いした。仕留める事は出来たが、私の背後に別のQBがいたのだ
失敗だった。これでは後で巴マミに警戒を促されるばかりか、まどかにテレパシーを送って呼びかける事まで許してしまった
仕方なく、まどかに合わせないようにするために、私は新たなQBを始末しようとしていた
ここまで
乙
次回も楽しみにしてます
ほむら「あぁ、もう!」
すばしっこいQBに、私はなかなか銃弾を撃ち込めないでいた。魔力が少々もったいないが、次の発砲を合図に
時間停止を使おうと決めた
そして、合図の発砲。ここから時間を止めて、QBが避けるあろう場所すべてに銃弾を放ち、退路を完全に断つつもりでいた
ほむら「……え?」
一人の少女が、放たれた弾丸とQBの間に入ってくるまでは
「――――っ!!」
銃弾は止まることなく進む。少女は背を向けるようにしていたから、最初から防ぐ気はなかったのだろう
彼女のわき腹辺りを銃弾が貫いた
ほむら「なっ!?」
完全に予想外だった。QBを守った事もそうだが、何より、私はその少女を初めて見たのだ
フードのついた黒いコートを纏っていた。フードを被っていたが、撃たれた拍子に外れ、髪が垂れ下がる。色は黒で
ツインテールが腰辺りまで伸びていた
「…………」
ほむら「貴方は……誰なの?」
少女は私の方を振り向いた。目は蒼く、肌が白いためによく目立っていた
ほむら「答えなさい。貴方は何者なの!?」
「…………」
蒼い目の少女は答えなかった。私は問いかけてはいたが、その少女をどこかで見た事があるような気がしていた
だが今は、誰なのか思い出す事が出来なかった
QB「君は……まさか……」
ほむら「!?」
QBは知っている?ということはやはり、この子は魔法少女!
そこで私はQBに問い詰めようとしたが、突然辺りの景色が変わっていった
ほむら「しまった!魔女の結界が!」
迂闊だった。魔女の気配を察知出来たはずなのに、目の前の魔法少女に気を取られすぎていた
「…………!」
ほむら「なっ!」
すると、謎の魔法少女は私に襲い掛かってきた。手には黒い刀を持ち、私を袈裟切りするよう振り下ろす
私は素早いその動きに反応が遅れ、思わず盾を使って防ぐが、続くように謎の魔法少女は私の腹に蹴りを放った
ほむら「くはっ!!……ック!」
ダメージは大したことはない、私は痛覚を遮断して前を見る
ほむら「貴方何を考えているの!今はこんな事をしている場合じゃないでしょ!」
「…………」
謎の魔法少女は止まらない。尚も刀を振りかざし突撃してくる
時を止めて背後から動きを止めてやろうと、盾を構えたその時
「きゃああああ!!」
ほむら「この声……まどか!?」
~~~~~~~~~~
まどか「な、何これ!?」
さやか「ねぇ、まどか……これ夢だよね?私きっと、疲れて夢みてるんだよね?」
どこからともなく聞こえてきた声のする方へ向かっていくと、さやかちゃんが途中でついてきてくれた
けれど、途端に辺りの景色が変わって周りを気味の悪い生き物が囲んでいた
ここまで
保守
白くて丸い綿にダンディーな髭をつけたその生き物は、鋏を手に私とさやかちゃんにじりじりと寄ってくる
さやか「だ、誰かっ……!」
目に涙を浮かべながら、さやかちゃんがそう言った瞬間
私達の周りが、大きな爆発音と炎に包まれた
まどか さやか「きゃあああああああ!!?」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
ほむら「…………これは」
おかしい。私の経験上、この時に巴マミが現れてまどかと美樹さやかを助けに来るはずだった
だが、助けたのは全く別人、私ではなく、私を襲った謎の魔法少女だった
まどかの悲鳴がした方へ振り向いたと思ったら、私を放ってまどか達のもとへ飛んでいったのだ
宙を舞う彼女が手をかざすと、光とともに巨大な砲身が現れた。それをまどか達の方へ向け、
巨大な岩のような弾丸を何発も降り注いだ
着弾した瞬間に広がる爆炎と爆音、さながら爆撃が行われたいるかのようだ
「…………」
まどか「!? だ、誰?」
私からまどかの元へ飛んでいる間に、周りはすっかり片付いてしまった
まぁ、砲撃のせいで一帯が穴だらけになったから、散らかしたと言った方が正確かもしれないけど……
さやか「……助けて……くれたの?」
「…………」
ほむら「!?」
まどかや美樹さやかを無視して、謎の魔法少女は再び私の方へ顔を向けた
私は柱の影に隠れたが、無意味な事だろう。まどか達に私のことを話すつもりだろうかと考えたが……
バッ
まどか「あ!?」
さやか「ちょっと!」
何も言わず、彼女はどこかへ去って行ってしまった。いつの間にか、QBもいなくなっていた
まどか「……さやかちゃん……今起こった事って……」
さやか「夢じゃない……よね。……っていうか、私達何に襲われそうになったの!?助けてくれたあの女の子は何者!?」
……これは二人に教えておくべきかしら?このまま放っておいて、彼女たちが魔法少女を知らないままでいられると考えるのは
今までの時間軸からして考えづらい
ならばいっそここで事情を説明してしまえば私はまどか達から少しは信用を得られるかもしれない。そう思った時
「お~い!二人とも~!」
まどか「え?」
さやか「あ!マト!」
ほむら「!?」
マト?
笑顔で手を振ってマトと呼んだ黒髪ツインテールのその子を呼ぶ二人。まどか達が彼女と友達であるのは
なんとなく分かった
マト「も~なんでこんな所にいるの~!トイレから戻ったら二人ともいないし、店員さんに聞いたら
こっちの方へ歩いてくのが見えたって言ってたからまさかと思ってきたけど……何ここ?何も無いじゃん?」
まどか「え~っと……なんていうか……」
さやか「私達にも……何がなんだかっていうか~……あっはは」
マト「? 二人とも、疲れてるの?」
まどさや「「……そうかも」」
これが、私と『ブラック★ロックシューター』との出会い。『黒衣マト』との出会いだった
ここまで。PCウィルスって怖い
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