やよい「プロデューサー!!」 ウルトラマン「やよい」
やよい「プロデューサー!!」 ウルトラマン「やよい」 - SSまとめ速報
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伊織「プロデューサー!」 ウルトラセブン「伊織」
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千早「プロデューサー」 ウルトラマンジャック「千早」
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涼「プロデューサー?」 ウルトラマンA「おう、よろしくな!」
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ウルトラマンとアイマスのクロスです
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1404703316
石川社長「やめなさーい!!」
\ドッカーーーン!!!/
愛「…」
タロウ「…」
石川社長「…あんた達、これで何回目なの?」
愛「ごめんなさい…」
タロウ「テンションが上がっちゃってつい…」
石川「タロウ!あんたそれでも愛のプロデューサーなの?愛が暴走しそうになったら止めるのがあんたの仕事でしょ!」
愛「社長!!!タロウさんは悪くありません!!!元はと言えばあたしが…」
石川「愛は黙っていなさい!」
愛「は、はい…」
タロウ「社長!これは愛ちゃんと僕の朝の挨拶みたいなものなので、仕方ない事かな~って…」
石川「仕方なくない!!あんたが爆発するせいで、事務所の修理費がとんでもない事になってるのよ!」
タロウ「そこは876プロのアイドル達の売り上げで…」
石川「今売れてるのが涼くらいしか居ない現状で、良くそんな事が言えたものね!」
タロウ「ぐぬぬ…」
石川社長「もしこれ以上こんな事が続くようなら、765プロのお兄さん達に引き取ってもらう事に…」
タロウ「ま、待ってください社長!それだけはご勘弁を!」
石川社長「どうしようかしらねぇ」
タロウ「こ、この事がゾフィー兄さんやマン兄さん、セブン兄さんに伝わったら……か、考えただけでも恐ろしい!も、もう一度だけチャンスを下さい!」
石川社長「わかったわ。次のオーディションで結果が残せなかったら、あんたは首よ」
タロウ「はい…」
石川社長「じゃあ頑張ってね」
タロウ「…」
愛「タロウさん…」
タロウ「愛ちゃんはなんにも気にしなくて良いんだ。全部僕が…」
愛「タロウさんは悪くありません!!!あたしがもっと売れてれば…」
タロウ「俯いてても始まらない!次のオーディションに向けて、今日から特訓だ!」
愛「はい!!!」
~オーディション当日~
タロウ「遂にこの日が来たね…」
愛「はい…」
タロウ「やれる事は全部やったつもりだ。あとは全力を出し切るのみ!」
愛「あたし、絶対にこのオーディションに勝ってみせます!!!だから、見ててくださいね!!!」
タロウ「勿論だ!」
愛「じゃあ行ってきま…」
『怪獣が出現しました!速やかに避難してください!繰り返します!怪獣が…』
タロウ「……」
愛「……」
宇宙大怪獣アストロモンス登場
アストロモンス「グオオオオオ!!」
愛「あたしとタロウさんの晴れ舞台をよくも……あっ!?」
子ども「うわーん!ままー!」
愛「あのままじゃ怪獣に…させません!!!」
タロウ「あ、愛ちゃん!?」
愛「てりゃーー!!!」
市民「み、見ろ!怪獣の頭に飛び乗ったぞ!」
アストロモンス「?」
愛「この!!!この!!!タロウさん、早く子供を!!!」
タロウ「ああ!」
アストロモンス「グオオオ!」
愛「えい!!!」 ガブッ!!
アストロモンス「ギャアアアス!?」
愛「ほうあ!!!まひっはは!!!」
アストロモンス「ギャアアアア!!」 ブンブン!!
愛「わわ!?そ、そんなに振り回さないで…うわああああ!!!」
タロウ「愛ちゃん!」
愛「うわああああ!!!」
ぼよ~ん
愛「いてて…くっそ~!!!」
タロウ「愛ちゃん、大丈夫かい!」
愛「はい!!!偶然あったクッションのお陰で、かすり傷一つありませんよ!!!」
タロウ「良かった…愛ちゃんだって一人で怪獣に向かって行ったんだ…次は僕の番だ!!」
愛「タロウさん、あたしも一緒に戦います!!!」
タロウ「愛ちゃんが一緒に戦ってくれるなんて、鬼に金棒だ!」
愛「じゃあ変身しましょう!!!」
タロウ「よし、いくよ!」
愛「はい!!!」
愛「むん!!!たろーーー!!!」
『タロウ!ウルトラマンNO.6!』
「「スワローキック!!!てりゃああああ!!!」」
アストロモンス「ギャアアア!?」
愛「よくもオーディション会場をむちゃくちゃにしてくれましたね!!!」
タロウ「許さないぞ!」
愛「うりゃあああ!!!」
タロウ「タアーー!!」
アストロモンス「ウギャアアアア!!」
愛「ひだかスイング!!!たあーーーー!!!」
アストロモンス「グオアアアア!?」
タロウ「よしトドメだ!」
愛「はい!!!」
愛「ふん!!!はああ……」
「「ストリウムこーせん!!!」」
\ドガーーーーン!!!/
タロウ「よし!倒したぞ!」
愛「でも、オーディションが…」
タロウ「大丈夫だよ、社長に訳を話せばわかってくれるさ」
愛「大丈夫かな…」
タロウ「どんな事があっても、僕は君のプロデューサーだ。安心して」
愛「タロウさん…」
タロウ「さあ、次のオーディションに向けて特訓だ!」
愛「はい!!!」
~876事務所~
石川「愛、この前の活躍凄かったわね」
愛「え?」
タロウ「活躍?」
石川「知らないの?これよ」
愛「新聞…あっ!!!」
『勇敢なるアイドル、日高愛』
タロウ「これは…」
石川「怪獣に踏まれそうになった子どもを助けたそうね」
愛「あ、あの時は無我夢中で…」
石川「これもウルトラ兄弟の教えの賜物かしら?」
タロウ「僕は何もしてませんよ」
石川「ふーん…これからも愛のプロデュース、頼んだわよ」
タロウ「ええ!」
愛「やったー!!!」
タロウ「よし!景気付けに、いつものやろうか!」
愛「はい!!!ひだかー…」
タロウ「ウルトラー…」
石川「ちょ!?ま、待ちなさ…」
「「ダイナマイトー!!!」」
\ドッカーーン!!!/
石川「やっぱりあんたは首よ!!」
『日高舞を越えてゆけ』
タロウ「最近ようやく仕事も増えてきて、忙しくなってきたね」
愛「はい!!!これもタロウさんのお陰です!!!」
タロウ「僕は仕事を取ってくるだけさ。愛ちゃんが頑張ってるからこそだよ」
愛「タロウさん…えへへ、嬉しいです!!!」
タロウ「じゃあ今日も頑張って…」
「待ちなさい!」
タロウ「ん?」
愛「こ、この声は…」
舞「舞ちゃんの登場よ~!」
愛「ま、ママ!?」
タロウ「愛ちゃんのお母さん…どうしたんですか?」
舞「突然で悪いんだけど、今度のオーディションは愛一人で出てもらうから」
タロウ「な!?」
愛「ど、どういう事なのママ!!!」
舞「あなたは少し、そこに居るプロデューサーに甘え過ぎてるわ。だから一人前のアイドルになる為に、今度のオーディションはあなた一人の力で勝ち抜いてみなさい!」
舞「もしも負けたら、そこのプロデューサーとは別れてもらうからね~!」
タロウ「そ、そんな勝手な!」
舞「勝手もヘチマもない!あと今度のオーディション、私も出るからね♪」
タロウ「はぁ!?」
愛「……わかった、あたしやるよ!!!」
タロウ「愛ちゃん!」
愛「タロウさん、やらせてください!!!ママに認めてもらうために…この挑戦、受けて立ちます!!!」
舞「その意気や良し!楽しみに待ってるわよ!」
愛「……」
タロウ「愛ちゃん…」
愛「あたしは今から、あたし一人の力でママを倒して見せます…」
タロウ「僕になにか出来る事は…」
愛「タロウさん、ごめんなさい!!!」
タロウ「愛ちゃん!」
「待てタロウ!追ってはいけない」
タロウ「ゾフィー兄さん!」
マン「これはあの親子の問題だ。私達に手出しする権利は無い」
タロウ「でも!」
セブン「タロウ、お前もわかっているはずだ。彼女にとって日高舞が、どういう存在なのかを」
タロウ「……」
ジャック「今回は、僕も助ける事は出来ない…彼女の好きなようにさせてあげるんだ」
A「そう言う事だ。お前とあの子の為にも、今は耐えろ」
タロウ「兄さん達…わかったよ…愛ちゃん、無理だけはしないでくれ…」
~オーディション当日~
愛「……」
愛「あたし一人の力で、ママに勝たなくちゃ…でも、本当に出来るのかな…タロウさん…」
「愛ちゃんは一人なんかじゃないよ」
愛「え?」
「愛ちゃんには感じられるはずだよ。どんなに離れていても見守ってくれている、大切な人の姿が…」
愛「は、春香さん!?」
春香「その腕に付けているウルトラのバッチが、きっと愛ちゃんを勝利に導いてくれるはずだよ」
愛「ウルトラバッチが…タロウさん…」
春香「タロウさんの為にも、勝たなくちゃね愛ちゃん!」
愛「…はい!!!ありがとうございます春香さん!!!」
春香「頑張ってね愛ちゃん!」
舞「…来たわね、愛」
愛「ママ、あたしは一人なんかじゃない…どんなに辛くて苦しい時でも、タロウさんはあたしを励まし、一緒に居てくれた…あたしとタロウさんは一心同体、離れてなんかいないんだ!!!」
舞「…愛、大きくなったわね」
愛「ママ…」
舞「もう、あなたは私の知ってる小さくて泣き虫の愛じゃないのか…ふふ、なんだか悔しいなぁ…」
愛「ママ、あたし日高舞の娘に生まれてこれて良かった…ありがとう…」
舞「愛…今日のステージ、全力で行くわよ!」
愛「望むところだ!!!」
タロウ「……」
マン「そろそろ始まる時間か…」
セブン「行かなくて良いのか?」
タロウ「大丈夫ですよ。だって、僕と愛ちゃんは一心同体ですから」
ジャック「そうか…成長したなタロウ」
A「早く行かねえと始まっちまうぜ!」
タロウ「でも、ゾフィー兄さんの姿が見えないですけど…」
ジャック「確か始まるころには戻るって言ってたような…」
タロウ「待たなくて良いんですか?」
A「良いの良いの!俺達は早く日高舞と日高愛のステージが見てぇんだ!」
セブン「ゾフィーの事なんか良いよ。さぁ早く行こう!」
タロウ「は、はぁ…」
タロウ「愛ちゃん、今の君なら、必ず…」
愛「……」
タロウ「愛ちゃん」
愛「タロウさん…あたし…」
タロウ「何も言わなくて良い…全部わかってるから」
愛「あたし…あたし…」
愛「うああ…うわあああああああん!!!」
タロウ「思いっきり泣けばいい…」
愛「タロウさん…タロウさん…」
舞「全力を出したけど、負けちゃったか…」
タロウ「舞さん…」
舞「愛の事、よろしくね」
タロウ「はい」
舞「愛」
愛「ぐすっ…まま…」
舞「そんなに泣いてちゃ、かわいい顔が台無しよ。それに、あなたには泣き顔なんて似合わない。太陽みたいなあなたの笑顔で、たくさんの人を照らしてあげなさい」
愛「まま…ままぁ…」
舞「それがアイドルとしての義務であり、使命なのよ…この舞ちゃんに勝ったんだから、中途半端な事したら許さないんだからね!」
愛「…うん!!!」
舞「さよなら、愛…」
舞「…タロウ」
タロウ「!?」
タロウ「……母さん」
愛「?」
舞「じゃあ、待ったね~♪」
舞「しゅわ~っち!!」
愛「マ、ママ!!!…行っちゃった…」
タロウ「嵐のような人だったな…愛ちゃん、僕達も帰ろう。今日は事務所で祝賀パーティーだ!」
愛「はい!!!」
『力が欲しいと願うとき…腕のバッチが輝いて!!!』
「「タロオオオオオ!!!」」
終わりです。拙い物ですが読んで下さった皆様、ありがとうございました
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