クリスタ「いやぁ!」ドサッ
ベルトルト(しまった!僕はなんてことを)
クリスタ「この変態!」プンスカ
ベルトルト(天使舐めれてよかった・・・)
ユミル「おーいクリスター?何か言ったか?」スタスタ
ベルトルト(!この声は・・・・)
クリスタ「ユミル!早く来て!」
ベルトルト(どうする!?僕!)
ユミル「クリスタァ!何があった!?」
クリスタ「ベルトルトが・・・ベル・・ベ・・・」ブルブル
ユミル「ベルトルトォ!」
ベルトルト「(逃げる!)ごめん!」ダッ
ユミル「あ、おい!待ちやがれ!」
寝るわ
続きまだー
ベ、ベロべ、ベロベルベ、ベルトロベ……
ベルちゃんペロペロ!
続き
ベルトルト(どこに逃げよう・・・)タタタ
ユミル「待ちやがれ!」ダダダダ
ベルトルト「くっ・・・早い!」
ユミル「てめえが遅いんだよ!」ダダダダダダ
ベルトルト(こうなったらユミルも舐めるしかない!)
あ、ってなんだよwww
ベルトルト(あそこを曲がって・・・)スッ
ユミル「どこいきやがる!?」
ドドドドド
ユミル「ベルトルト!逃げんじゃ・・・・
ベルトルト「あ、ユミルをベロリンガ」ベロン
ユミル「うわぁ!?」ドサッ
ベルトルト「よし!」タタタ
ユミル「あ、ちょ、おい・・・」
ベルトルト(・・・舐めるのもいいけど舐められたときの相手の顔を見るのもいいな)
ベルトルト(そうだ!このままだとどうせ後で捕まって袋叩きだ)
ベルトルト(2人やったら3人も4人も同じ!)
ベルトルト(やってやる!やってやるぞ!)
ドドドドドドド
ベルトルト(とりあえず今僕が舐めたい人はミカサ、サシャ、アニ、アルミン)
ベルトルト(ユミルはすぐ警戒網をはるだろう)
ベルトルト(ここは短期決戦だ!)
ドドドドドド
ベルトルト(ん・・・・)
アニ「...」スタスタ
ベルトルト(よしきた!)ドドドドド
もう女性陣にアルミンが入ってても驚かない
ベルトルト(できれば悟られず風のように舐め過ぎたい)
アニ「...」
ベルトルト(気づかれずにいけるか!?)
ドドドドドド
アニ「ん・・・・?」クルッ
ベルトルト(いいタイミングで振り向いてくれた!!)
ベルトルト「あ、アニをベロリンガ」ベロン
アニ「うわっ!?」ドサッ
ベルトルト(よし!いいぞ僕!)ドドドド
アニ「・・・・・・・・・・」ゴゴゴゴゴゴゴ
ベルトルト(・・・)チラッ
アニ フシューッ
ベルトルト(・・・後のことは後で考えよう)
ドドドドドドド
ベルトルト(次は誰にしよう・・・)
ライナー「ん、ベルトルト?」
ベルトルト(ライナーか・・・っち)
ライナー「どうした?そんな全力疾走して」
ベルトルト「僕には時間がないんだ。風のように過ぎ去っていく時間を楽しみたいんだ」
ライナー「は?何を言っている?」
ベルトルト「ライナーには理解できないよ」
ライナー「そうか・・・」
ベルトルト「じゃあライナーまたあとで・・・・後がくればいいんだけどね」
ライナー「ベルトルト?どうしたんだお前・・・」
ベルトルト「あ、アルミンはどこだい?」
ライナー「アルミンならさっきあっちの方で見たぞ」
ベルトルト「ありがとう」
ドドドドド
疾走感が半端ないな
ベルトルト(アルミン・・・待っててくれ!)
ドドドドドドド
アルミン「うん・・・?」
ドドドドドド
アルミン「ベルトルト?何を走っているんだ?」
ベルトルト(しまった!意外と早く気づかれた!)
アルミン「おーいベルトルトどうしたのー?」
何なんだよこれ
何でベルトルトなんですかッ!!
ベルトルト(どうする・・・正面からベロリンガ?それともサイドステップをいれて横から?)
ベルトルト「・・・アルミン!後ろを向いてくれ!」
アルミン「え?何だって?」
ベルトルト「いいからぁ!早く!!」
アルミン「! うん・・わかったよ」オドオド クルッ
ベルトルト(このままこのまま・・・・)
ベルトルト(・・・ここだ!このタイミング!)バッ
アルミン「え・・・?」
ベルトルト「あ、アルミンをベロリンガ」ベロン
アルミン「うわぁあ!?」ドサッ
ベルトルト(よし!上手くいった!美味い!)ドドドドド
アルミン(今のは・・・僕の後ろからジャンプして、僕の横を通り過ぎると同士に僕のほっぺたを舐めたのか!?)
アルミン(なんて高等技術・・・)
アルミン(道理で立体起動の点数がいいわけだ)
ベルトルト(ふぅ~立体起動をイメージしたらすごくやりやすかった)
ベルトルト(こういった形で役に立つとはね・・・わからないものだ)
ドドドドドド
ベルトルト(さて・・・次は・・・)
ベルトルト(・・・・!!!)
ベルトルト(あれは・・・ミカサ!)
ベルトルト(くそったれ・・・先にサシャに遭遇したかった)ドドドドドド
なに冷静に解説してんだよwwwwww
ドドドドドド
ベルトルト(緊張するなぁ・・・・)
ベルトルト(汗も唾液も半端ない)ドロォ
ベルトルト(・・・ミカサは野良猫のような察知能力を持っている)
ベルトルト(だからここは足音を立てず、俊敏に・・・)トトトトトト
ベルトルト(いける、いける、いける!!)トトトトトトト
ミカサ「...誰?」クルッ
ベルトルト(足音を消しても気づくとは!さすがミカサ・アッカーマン!!)
ベルトルト(しかしもう遅い。君は射程範囲内にいる)
ベルトルト(僕はもう4人も舐めてきた!歴戦のペロリスト!)
ベルトルト(君ごときには捕まらない!!)ドドドドド
ミカサ「!? 急に・・・加速して・・・」
ベルトルト「もらったあああああ!!」
ベルトルト「あ、ミカサをベ――
ミカサ「甘い・・・」スッ
ベルトルト「!?」
ベルトルト(避けられた!?何故!タイミング、距離感共に間違いはなかったはずだ!)
ミカサ「あまり私をなめない方がいい・・・」
ベルトルト「・・・甘いのは君のほうだ、ミカサ」ダッ
ミカサ「!?」
ベルトルト(ここで一気の間合いをつめる!)
ミカサ「くっ・・・!(駄目・・・体制が崩れて避けきれな・・・)」
ベルトルト「あ、ミカサをベロリンガ」ベロベロン
ミカサ「やっ・・・!」ドサッ
ベルトルト「!?」ドドドドドド
ミカサ「今のは・・・リーチの長さを利用して・・・」
ミカサ「背の高さを生かしたというの!?」
ベルトルト(イエス!)
ベルトルト(僕は縦だけじゃなく横にも長いんだ)
ミカサ(それに一瞬で2回も・・・)
ベルトルト(慣れてきたからね。そのうち16連は余裕になる)
ベルトルト(それにしても・・・・さっきのミカサ)
ミカサ『やっ・・・!』
ベルトルト「ふふふ・・・ははは・・・」
ベルトルト(ここでついてきた圧倒的自信!舐めるぞ!サシャを!)ドドドドド
ドドドドドド
ベルトルト(・・・・あれは)
サシャ「やはり食料庫から盗んできたお肉は格別な味がします♪」モグモグ
ベルトルト(呑気な・・・・)
ドドドドドド
ベルトルト(サシャごときなら大丈夫だろう。ミカサだって舐めれたんだ。サシャぐらい余裕)
サシャ「――!?(誰かがお肉を狙ってる!?)」
ベルトルト(気づいたか・・・・さすが狩人の血を引いているだけはある)
ベルトルト(だが今の君は狩る側ではなく、狩られる側だと気づいているか?)ドドドド
サシャ「誰です?・・・ベルトルト!!まさか私のお肉を狙っているんですか!?」
ベルトルト(違うな・・・)
サシャ「これは渡しませんよ!欲しいなら食料庫にいってください!」プンプン
ドドドドドドドドド
サシャ「ひいっ!?」ゾクッ
サシャ「あ・・ああ・・・」ガクガク
サシャ「(そうだ!手に持っているから駄目なんや!口に入れてしまえば・・・!)」
サシャ「はむっ」パク
ベルトルト(狩られる寸前で隙をつくるとはね・・・これは余裕だな)
ベルトルト(まったく、君は狩人失格だよ)バッ
ベルトルト「あ、サシャをベロリンガ」ベロベロベロン
サシャ「うひぃ!?」ガシッ
ベルトルト(今回は余裕・・・え?)
サシャ(・・・)
サシャ「何舐めてきてるんですか!口の中のお肉が欲しいからって舐めるなんてあんまりですよ!」
ベルトルト(サシャは完全に怯えていたはず・・・それに隙もあった。なのに何故僕はサシャに捕まれている!?)
ベルトルト(~~~っ!!)バタバタ
サシャ「ちょっと暴れやんとって・・・!」
あ、ってなんだよ
あ、って
まあつづけたまえ
ベルトルト(早くしないとまずい!)バタバタ
ベルトルト(そうだ!舐めれば怯むだろう!)ベロン
サシャ「いや!・・・って何また舐めてるんですか!」
ベルトルト(怯まない!?)
サシャ「いいからおとなしくしてんね!」グイッ
ベルトルト「うわああああ!?」
方言わからん
サシャ「――ふっ!!」ブン!
ドゴォ!!
ベルトルト(なんて怪力・・・!)
ベルトルト(確か狩りは獲物を追い詰めたときが一番危ないんだっけ・・・)
サシャ「はあ、はあ、はあ・・・」
ベルトルト(とにかく逃げないと・・・!)グッ
・・・・ドドドドドド
ベルトルト(!?)
ユミル「おい!そこの芋女!ベルトルト見なかったか?」ドドドドド
ミカサ「サシャ」ズドドドドド
アニ「...ミカサ、床踏み抜きながら走るのやめなよ」ドドドドドド
クリスタ「・・・」タタタタタ
アルミン「この状況は・・・・(終わったね、ベルトルト・・・)」
サシャ「皆・・・・一体どうしたんです?」
サシャ「それにベルトルトならここにいますよ?」
ベルトルト(・・・ここで終わるのか?僕は・・・)
ユミル「はあっはあっ・・・」
ミカサ アニ クリスタ アルミン「・・・・」
クリスタ「どうしてこんなことを・・・・」
ベルトルト「・・・すまない、ほんの出来心だったんだ・・・」
ユミル「それで済むと思ってんのか?」ゴゴゴゴゴ
ベルトルト「思ってないさ」
ユミル「じゃあ覚悟しろよ」パキパキ
クリスタ「・・ねえ待ってユミル。理由を聞こうよ」
ユミル「クリスタ!?こいつはさっき出来心っていったじゃねえか」
クリスタ「・・ううん、それは違うと思う」
クリスタ「私だけじゃなく何で他の皆まで舐めたのかってことを聞きたいの」
ベルトルト(天使・・・)
クリスタ「どうして?はっきりと答えてよ」
ベルトルト「クリスタを舐めたのは出来心。ユミルは追いかけてきたから・・・逃げる為に」
ベルトルト「後は、どうせ袋叩きにされるから勢いに身を任せようって」
ベルトルト「ごめんね・・・なんて愚かなんだ僕は・・・」
クリスタ「・・・ベルトルト。私を舐めたのは許してあげる」
クリスタ「でもね、他の皆にはちゃんと謝って」
ベルトルト「・・・・ごめんなさい」ペコッ
クリスタ「みんなも許してあげて。ね?」
ユミル「いいのかよ、こんな奴を許して」
クリスタ「私のは出来心って言うし、そういう突発的なことって誰しもあるじゃない」
ユミル「ねえよ・・・」
アルミン(ということはいきなりクリスタを襲っても許してくれるってこと?)
ミカサ「・・・仕方ない」
アニ「だね・・・」
サシャ「あ、でもさっきベルトルトがすごい顔しながら舐めにきましたよ?」
「「「「「!?」」」」」
ベルトルトきんめめめめめえ
ユミル「おいどういうことだそりゃ?」
サシャ「なんかですね、ニヤニヤしてふひふひ言いそうな顔です」
ミカサ「! そういえば・・・」
ユミル「どうした?」
ミカサ「さっき私を舐めた後、ちょっと笑いながら走り去っていった」
ユミル「どんな感じに?」
ミカサ「ふふふ・・・ははは・・・」(ゲス声)
トントルベさん・・・
せっかく主役なのに・・・
アルミン(うわぁ)
ユミル「ほーう・・・これは出来心っていうのか?クリスタ・・・」
クリスタ「えっと・・・・」オロオロ
アニ「違うね、これは舐める行為に興奮してる」
ミカサ「救いようがない。ここは早めに矯正すべき」
クリスタ「違うよね!?ベルトルト!」
ベルトルト「違うよ!僕は
ユミル「言い訳すんな!!」ドゴォ!!
ベルトル「ぐふっ・・・」
アルミン「ベルトルの体が浮き上がった!?」
アニ「蹴り技の練習させてもらうよ」バシィ!
ベルト「がっ・・・」
アルミン「落ちてきたところをキックで蹴り上げて・・・・」
ミカサ「削がないだけマシだと思って」ドッガアアア!!
ベル「・・・・・」
アルミン「ミカサの踵落しで撃墜!?」
ヒュウウ・・ドゴオオオ!!
クリスタ「もうやめて!ベルのライフは0よ!」
ベル「」チーン
アルミン(普段仲悪いのにね・・・こういうときだけは仲いいときたもんだ)
ユミル「もういいだろ。今回はクリスタに免じて通告だけは勘弁してやる」
アニ「次やったら破裂させるよ」
ミカサ「...」
ミカサと会った時に舐め損ねて傷付けられたらミカサを舐めると言う意思で巨人化したかもな
サシャ「あのー・・・」
ユミル「芋女・・・そんな奴ほっとけ」
サシャ「・・・そういうわけにはいきません。変態といえども仲間ですから」ドヤァ
サシャ「というわけで、医務室に連れて行きます」ヨイショ
クリスタ「私も手伝うよ」
サシャ「大丈夫ですよ。ここは私に任せてください」
ユミル「だとよ。こういってんだ、任せとけ」
クリスタ「・・・じゃあ任せたね・・・」
サシャ「はい!」
>>46その発想はなかった
サシャ「よいしょっよいしょっ」ズルズル
アルミン(何もないと良いけどな)
数十分後の医務室
ベルトルト「う・・・ん」パチッ
サシャ「目が覚めましたか!」
ベルトルト「え・・・と・・・」
サシャ「ここは医務室です。私が運んできたんですよ」
ベルトルト「・・・ありがとう」
サシャ「礼には及びませんっ」
ベルトルト「...」
サシャ「ベルトルト、クリスタとユミルだけじゃなくアニやアルミンやミカサ、それに私まで舐めたのは」
サシャ「自信をつけたかったんですよね?」
ベルトルト「・・・・!!」
サシャ「なんとなくわかるんです・・・」
サシャ「野生の勘ってやつですかね」
ベルトルト「・・・・うん。僕は自分の意思がない」
ベルトルト「クリスタやユミルを舐めて思った。他の皆を舐めたら自信がつくんじゃないかって」
ベルトルト「征服感というか・・・自分の意思を貫いているような気がして」
ベルトルト「・・・情けないよね。こんなことでしか自信をつけられないなんて」
サシャ「情けなくありません」
ベルトルト「えっ?」
サシャ「それで自信がつくなら良いと思います」
サシャ「そりゃ駄目なこともありますけど、ベルトルトは報いも受けたし」
サシャ「神様も許してくれますよ!」
ベルトルト「サシャァ・・・・」ウルウル
サシャ「・・・それにですね、私も自信がないんです」
ベルトルト「え・・・?」
サシャ「私の生まれ育った村はですね、色々と事情がありまして」
サシャ「そのときお父さんと口論しちゃいまして・・・」
サシャ「お父さんに少し臆病なところがあるっていわれたんです」
サシャ「・・・伝統を捨てても一族と共に生きるってことに」
サシャ「自信を持てなかったんです」
ベルトルト「・・・」
ベルトルト「そう・・・サシャにも色々あるんだね」
サシャ「私だけじゃなく皆色々事情がありますよ」
サシャ「ここにきて皆と一緒にいてそう思いました」
ベルトルト「そうだね・・・」
サシャ(・・・)
サシャ「それにほら、自信を持ってください!」
ベルトルト「?」
サシャ「ちゃんと謝ればユミルも皆も許してくれますよ!」
ベルトルト「そうだといいけど」
サシャ「さっきつけた自信を自ら遠ざけてどうするんです!」
サシャ「怖いなら私も一緒に謝りますよ」
ベルトルト「ごめん・・・・ごめん・・・」
サシャ「私はもうわかりましたから・・・」
サシャ「後で謝りに行きましょう」
ベルトルト「うん・・・」ポロポロ
サシャ「泣かないでくださいよ」
――――
―――――ー
―――ー
――
こうして僕はサシャと一緒に皆に謝った
皆は思いのほかすんなりと許してくれた
・・・サシャにも皆にも迷惑かけたな・・・
―――――
アルミン(どうやら上手くおさまったみたいだ)
アルミン(一時はどうなることかと思ったけど)
アルミン(ベルトルトとサシャって意外と似ているところがあるのかもしれないな)
サシャ「ベルトルト!今度の休暇、一緒に出かけましょうよ!」
ベルトルト「うん!」
終わり
乙!
おもしろかった!
いい終わりだ
自分でも何でこんな結末になったのかわからない・・・・
>>7 >>32 「あ、」はベルトルトの自信のなさの表れってことにしておいてください
自分の行動を正当化するというか、後押しするみたいな感じの発言ってことに・・・。
読んでくれた人乙でした。
スレタイの時点で吹いてた
乙です
真っ当に終わったwww
乙
>>60
自信のなさの表れがあ、なのか(困惑)
面白かったよ乙
あ、っていっちゃう心情とか考えちゃうと笑いが止まらないんだが・・・
乙
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません