コニー「街でタバスコっていうものを買ってきたぜ」(65)

途中からキャラ崩壊があるので注意

―夕食時―

ライナー「ほう、なんだそいつは?」

コニー「この天才な俺が特別に教えてやろう」

アルミン「あ、それ辛味調味料だよね」

コニー「アルミンさぁ…今話聞いてたか?」

ジャン「バカなのに見栄を張ろうとするからだ」

ベルトルト「辛い調味料かぁ珍しいね、村出身の人は良く知らないんじゃないかな」

ライナー「そいつをこのスープに入れて少しでもおいしくしようってことか」


コニー「ふっふーん、ちょっと違うんだなぁ」ニヤリ

ライナー「お?じゃあなんだ?」

コニー「これをな……」

コニー「あいつのスープに入れてやるんだ!!」ビシィ!!

ライナー「あいつ?」バッ


サシャ「」ペロペロペロペロ

ユミル「おい、意地汚ねぇことすんなよ」

サシャ「残したらもったいないですから。ユミル、パンもらいますね」

ユミル「やらん!」バシ!

サシャ「いたた…」

クリスタ「私の半分あげるよ、はいどうぞ」


ベルトルト「サシャ……か」

ジャン「なんでサシャなんだ?」

アルミン「いたずらかな?」

コニー「・・・。」

コニー「オレはな…よくあいつに飯をねだられるんだ」

ライナー「それはよく見る光景だな」

コニー「だろ?訓練終わって疲れ切ってるのによ…最終的に食われちまうんだ」グス

ベルトルト「それはつらいね…」

コニー「だから今日オレはこのタバスコを使って、サシャに復讐してやる!!」

こにいでは無理そだなあ
アルミンに手伝ってもらわないとね


ジャン「しょうもねぇなぁ」

コニー「いや、オレにはそれくらい辛かったんだよ…」ウルウル

アルミン「でもサシャがどんな反応するか楽しみではあるよね」

ライナー「そうだな、意外とかわいい反応するかもしれないぞ」

ジャン「じゃあ…ちょっとやってみるか」

ベルトルト「あ、でもサシャは全部スープ食べちゃったみたいだよ」

コニー「チキショー、もたもたしてたからな」


ライナー「どうするんだ?」

アルミン「あらかじめこっちで入れといて、それを渡すっていうのはどうかな?サシャなら食べ物もらったら喜んで食べるしさ」

コニー「それだ!さすがアルミン」

ジャン「誰のをあげるんだ?」

ライナー「俺は…お腹空いてるからまだ食べるぞ」

ベルトルト「僕も…」

コニー「仕方ねぇ、きっと今日でねだられるのも最後になるはずだ…オレのに入れるよ」

アルミン「もう身を切る思いだね…」


ポチャポチャ

コニー「よし、これくらいでいいか?」

ジャン「まだだ、お前のつらさをわからせてやるんだろ?ならもっと入れないとダメだ」

コニー「おい!これちょっと高かったんだぞ!」

ジャン「うるせー!早く貸せ!」バッ

ドボドボドボ

アルミン「うわぁ…」

ライナー「赤に変色してるぞ」

ベルトルト「ばれるんじゃないかな…?」


コニー「大丈夫だ、オレなら気付かねェ」

ジャン「そうか。サシャとお前は同じくらい馬鹿だもんな」

ライナー「納得だ」

アルミン「いけるね」

ベルトルト「三人とも…」

コニー「よし!じゃあサシャを呼ぶぞ!!」

一同「ゴクリ…」


コニー「サシャー!ちょっとこっち来いよ!」クイクイ

サシャ「ん?なんでしょう」

ユミル「野郎どものことだ、ほっとけよ」

クリスタ「でも、無視されるって悲しいことだよ?」

ユミル「クリスタ…お前そんなに素直だといつか痛い目にあうぞ?」ムギュウゥゥ

クリスタ「今あってるよぉ…ほっぺ引っ張らないでぇ」

ユミル「かわいいなぁ…くそ」ムギュゥゥゥゥゥゥ

クリスタ「うううううう…やめてよー」

クリスタ「あ、サシャが行っちゃったよ!」

ユミル「は?あのバカ…」パッ


サシャ「なんですかコニー?」

サシャ「あ、まさか今日も夕食くれるんですか!?」

ライナー(今日も……か。確かにかわいそうだ)

コニー「ああ、スープやるよ、ほら」

サシャ「ありがとうございます!」パア!

ジャン(食に貪欲じゃなきゃぁ少しはかわいいんだけどな)

サシャ「あれ?コニーのスープ少し香りが違いますね」

一同「」ギクッ


コニー「ま、まあそういう時もあるんじゃねぇか?」

サシャ「それもそうですね、いただきます」ズズッ

ベルトルト(飲んだ…!)

ライナー(バレはしなかったな)

アルミン(どうなる…?)

ジャン(あれだけ入れたんだし、いくらサシャでも………なぁ?)



サシャ「・・・。」

サシャ「あ!おいしいですねこれ!!」

コニー「」

ベルトルト「」

ライナー「」

ジャン「」

アルミン「」


サシャ「?」

サシャ「どうかしましたかみなさん?」

コニー「お、お前なんともないのか?」

サシャ「はい、なんとも…?とにかくおいしいスープありがとうございます!」

ジャン「ダメじゃねえかよ…」

ライナー「死ぬほど辛そうなのにな」

ベルトルト「失敗かぁ」

アルミン「やっぱり人を落としいれるような真似はよくないね」


クリスタ「結局なんだったのサシャ?」

ユミル「うれしそうな顔してやがるな」

アルミン(神様来た!)

ライナー(結婚しよ)

ジャン(今日も女神か…ミカサには敵わないが神々しいぜ…)

ベルトルト(クリスタに話しかけてもらえるだけでも良かったね)

サシャ「それがですね、コニーからもらったスープがすごいおいしいんですよ!」

クリスタ「へぇ!味付けがよかったのかな?」


サシャ「ほら、クリスタもどうぞ!」グイ!

クリスタ「え!?」

クリスタ「」ゴクッ


一同「!?」

ど、どうなる?


コニー「サササササシャ!お、お前何してんだ!」アセアセ

サシャ「え?何って……」

クリスタ「……ッ!///」カアアアア

クリスタ「んぅうッ!///」

コニー「ほら見てみろ!言わんこっちゃねえ!」

ユミル「お、おいどうしたクリスタ!?」


クリスタ「いやぁ……!なに……これ…ケホケホ///」

ライナー(クリスタが顔を赤くして…)

ジャン(悶えている…!?)

アルミン(これはこれであり!)

ベルトルト「三人とも鼻からタバスコ垂れてるよ」

ユミル「サシャ、てめえ何しやがった!!」ガシッ

サシャ「へ!?私はただクリスタにこれを飲ませただけです!」ズイッ


ユミル「なんだ、これは…」クンクン

ユミル「うぇ!げほげほ!」(涙目)

ユミル「これ…まさか唐辛子か?げほ!」

サシャ「え!?全然気づきませんでした…」

ユミル「ってことはよぉ……」ギロッ

男子一同「」ギクッ!!

ユミル「お前らの仕業だな!?」

コニー「オ、オレはただサシャに飲ませようとしただけで……」アセアセ


サシャ「クリスタ!大丈夫ですか!」

一同「!?」

クリスタ「…………ッ!!………ッ!」ビクン!ビクン!

クリスタ「だめぇ…!きちゃうよぉ……!」ビクッ!ビクッ!

サシャ「きちゃう!?一体なにが来ちゃうっていうんですか!?」

アルミン(ま!まさか……!)

ジャン(come……)

ライナー(ってことか!?)

ユミルは赤くならないんだな ざんねん


ユミル「てんめぇら…」プルプル

ユミル「クリスタのあられもない姿見てんじゃねぇ!」

クリスタ「うぅ……!」ブルブル

サシャ「あわわわわ!」

ユミル「クリスタ!ちきしょう…先にうしろの糞野郎どもをぶっ飛ばしたいってのに…」

アニ「まかせな」ヒュッ


アニ「シッ」ブゥン!!

ドガァン!

ライナー「」

ジャン「」

アルミン「」

コニー「」

ベルトルト「(なんで僕まで!?)」

ドサァ…

ユミル「おぉ、助かったぜアニ…」

アニ「その様子だと辛い物に滅法弱いみたいだね、大丈夫?」

元々はサシャが悪いよね


クリスタ「はあ……はあ……」ガクガク

サシャ「全然大丈夫じゃなさそうですよ!!」

ユミル「とりあえずトイレまで運ぶぞ!サシャ!そっち持て!」

サシャ「わかりました!!」

アニ「私も協力する」

ユミル「急げ急げ!」ダダダダ

アニ「なら私がドアを開けるよ……せいっ!」ヒュン!


ミカサ「エレン、次からは気を付けて。腕を怪我をしてる状態で巨人は倒せない」

エレン「わかってるって、大丈夫だよこの程度の怪我なら」

エレン「それより早く飯食おうぜ!」

ミカサ「うん」

バタァン!!

エレン「あ、あぶねーな!扉が急に開いたぞ!」

ユミル「うおおおおおおお!!」

エレン「!?」


ユミル「どけ死に急ぎ野郎!!」ドン!

エレン「うおぉ!?」ドシーン!

ミカサ「エレン!」

エレン「」

ミカサ「気絶してる……あの女…許さない!」

ミカサ(ん?気絶………!今、エレンは無防備な状態!)

ミカサ(・・・。)


ミカサ(前にエレンと、キスをしたら甦ったという絵本を読んだことがある)

ミカサ「」ソー

辛いものを食べて一体何がきちゃうと言うのか


エレン「近い」グサッ

ミカサ「う、痛い………フォーク?」

エレン「ああ。あいつらがドタバタした時に落ちたんだろ」

ミカサ「今日のメニューにフォークは使わないはずだけど…?」

エレン「・・・。」

エレン「ったく油断も隙もあったもんじゃねえな」ムクリ

ミカサ「這いよる混血だから…」

エレン「突っ込むのもめんどくさい」

ミカサ「突っ込む…?ナニを?どこに?」

エレン「はぁ…もういいよ」

ミカサ「残念」


エレン「さて、飯……うぉ!?」

ミカサ「男子が倒れてる」

エレン「大丈夫か!アルミン!ライナー!コニー!」

ジャン「俺は!?」バッ!

ベルトルト「(僕は…?)」シクシク


エレン「何があったんだ?」

アルミン「コニーがクリスタに激辛スープを飲ませたんだ!」

コニー「待て待て!まとめすぎだ!」

ミカサ「そう…話はわかった」

コニー「だから違うぜ!?」

ライナー「とにかくクリスタが心配だな。さっきは興奮してしまったが」

アルミン「僕たちの神様に何かあったら困るもんね」

ジャン「もう何かあったんだけどな」

ライナー「少しは反省したほうが良いな、俺たち」


コニー「すまんみんな…オレがタバスコを買ってきたばかりに…」

ライナー「気にするなコニー、いいものが見れたからな!」グッ

ベルトルト「反省は!?」

シーン

ジャン「・・・」

ジャン「とりあえず俺たちはあいつらの到着を待つしかねぇ」

コニー「あぁ、戻ってきたらちゃんと説明しないとな」


アルミン「悪いのは日頃コニーに鬱憤を溜まらせ、クリスタにスープを飲ませたサシャだもんね」

コニー「そ、そうだ!俺は悪くねえ!」

ライナー「今は早く晩飯を食べ終えてしまおう」

エレン「おお、そうだった。いただきます」

ベルトルト「僕がなにをしたって言うんだ…」シクシク

―――――
―――



ザバァア


クリスタ「ふぅ…」ガチャリ

ユミル「!大丈夫かクリスタ!?」

サシャ「一体何が来たんですか!?」

アニ「・・・。」

クリスタ「なぜかすごいおしっこに行きたくなっただけだかあ、心配しないで」

ユミル「?」

アニ「?」

サシャ「?」


クリスタ「…あぃがとうね、ユミゥ、サシャ、そえにアニまで」

アニ「クリスタ…あんた喋り方おかしくないかい?ちょっともう一度ユミルって言ってみろ」

クリスタ「ん?ユミゥ……あえ?」

アニ「ほら片言だし、それに…」

ユミル「刺激が強すぎたから舌が麻痺して巻けない…のか?(これを待ってた…!)」

アニ「……舌が巻けないってことはラ行が言いにくいってことか」

サシャ「なんかかわいいですね、幼い子供みたいで」クスクス


クリスタ「サシャ、わあわないで!」

ユミル「かわいいいいいいい!ちょっともう一度私の名を呼んでくれ!」

クリスタ「ユミゥ」

ユミル「かわいいいいいい!!おー、よちよちクリスタちゃん」ぎゅうううう

クリスタ「ちょ、ちょっとかあかわないでユミゥ!」

ユミル「んー?私の名前はユミルだぞぉ?」

アニ「ここぞとばかりにいじってるな」

サシャ「ユミルらしいですね」


クリスタ「私まだご飯の途中だったの、もうもど…行こう?」

アニ「なるべくラ行の言葉は避けたいんだな」

ユミル「よし、じゃあ戻るか。野郎どもをしめねえと」

ユミル(しかしここまでクリスタに辛い物が効くとはな……)ニヤニヤ

―――――
―――



コニー「つうかこの余ったスープどうすんだよ」

ライナー「サシャとクリスタが一口しか飲んでないから結構残ってるな」

ライナー(ん?)

アルミン(一口……?)

ライナー・アルミン(はっ!!)

サッ!

アルミン「ごめんねライナー、僕の方が気付くのが早かったみたいだ」

ライナー「ふっ、そこに気付くとはさすがアルミンと言うべきか」


アルミン「そうさ、この皿にはクリスタの口がつけてある、つまり間接キスを体験できるっていうことだ」

ジャン「やっぱりそうか、だがアルミンとライナーまで死に急ぐとはなぁ…」

ライナー「死に急ぐ?どういうことだ?」

ジャン「クリスタの口がついたところにはもれなくスープもついている…もうわかるだろ?」

アルミン「くっ!僕もこのスープを飲むのに等しいということか!」

ライナー「確かに言われてみれば……だが唇をつけるだけだ、大丈夫だろ?」

アルミン「ライナー、なぜ君は目の前にクリスタが口をつけたお皿があるのに舐めまわさない!?」

ライナー「はっ!しまった!」


アルミン「わかってくれたようだね」

ライナー「さっきの光景を見て、落ち着いていたところがあったようだ…俺もまだまだだな」

アルミン「気にしないでライナー、同志じゃないか」



エレン「なあミカサ、あいつらなんの話してんだ?」

ミカサ「好きな子が口をつけたものを舐めまわしたいという思春期にありがちな変態妄想」

エレン「なんだそれ…」

ミカサ「男子に限らず、女子(私)もする、それに女子(私)は実際に行動する」

エレン「うわ…女子って気持ち悪いんだな」


ジャン「で、アルミン。やるのか…!?」

アルミン「たぶん今後はこんなことは起きない……けど…」

ライナー「どうするかは周りに流されず、アルミン自信が決めるんだ。俺はもう負けてしまったから何もいう資格はない」

アルミン「ライナー……君ってやつは…。だけど一口であれだからな…」

ジャン「おい、あんまりもたもたしてると……」



ガチャリ

アルミン「!」

ライナー「!」

ジャン「!」


ユミル「よぉ…私のクリスタが世話になったな」バキバキ

コニー「お、おう、ユミル…とりあえず落ち着けって…な?」アセアセ

ユミル「ああ、この上なく落ち着いてるぜ?」ゴキゴキ

コニー「そ、そうか…ならよかった、けど骨を鳴らしながらなんて物騒だぜ…?」アセアセ

クリスタ「あえ?アゥミンなんで私の口つけたおさぁ持ってぅの?」

アルミン「!?」

ライナー「!?」

ライナー「なんか…」

アルミン「かわいいいいいいいい!」

アルミン「」ペロペロペロペロ!!


クリスタ「きゃああああああ!」

ユミル「アルミン…てめぇ!!!」ダッ!

コニー「助かった…」

サシャ「ずるいですよアルミン!元は私のものです!」

ベルトルト(コニーのものです)

ベルトルト(あ、存在だけでなくもう発言することすら許されないみたい)


アルミン「」ペロペロペロ

アルミン(大して長くも生きてないけど、確信してることがあるんだ…。
何かを変えることのできる人間がいるとすれば、その人はきっと……)ペロペロペロ

アルミン(大事なものを捨てることができる人だ)ペロペロペロ

アルミン(化け物をも凌ぐ必要に迫られたのなら人間性をも捨て去ることができる人のことだ)ペロペロペロ

アルミン(何も捨てることができない人には、何も変えることはできないだろう)ペロペロペロ

アルミン(僕は人間性を捨て、変態になることで、ひとつ大人になることができた)ペロペロペロ

アルミン(外の世界を探検するという夢もあるけど、僕はもう死んでも後悔はない)ペロペロ


アルミン(そう……後悔は……)ペ

アルミン「うわあああああ!!辛いいいいいいいい!!!!!」バタバタバタ!

ジャン「現実に引き込まれた!?」

ユミル「ぎゃははは!ざまぁみろ!」ゲラゲラ

アルミン「うわあああああ!!」ポイ

意識を現実へと戻されたアルミンから放たれた激辛スープの皿
それはゆるやかな放物線を描くと、エレンの頭に直撃する
もうミカサのやるべきことは決まっていた
サシャはアルミンに向けていた足を、エレンに向けるとそのまま駆け出す
コニーは安堵し、ユミルは嘲笑し、ライナーは興奮し、クリスタはひたすら自分を恥じる
ジャンは自分の誇る現状認識能力に疑いを持ち始め
その光景に、アニはただ立ち尽くして見守るほかなかった
そしてベルトルトは風になった


その時間、わずか数秒―――――――


エレン「ぎゃああああああ!」ボタボタ

ミカサ「エレン!今助けるから!」ペロペロペロ

サシャ「私のスープ!!」ペロペロペロ

エレン「お前らやめろぉぉ!!ぐっ、目があああああ!!」

クリスタ「うぅ……なんでこんなことになったの……///」

ライナー「クリスタの恥じらう姿…」ハアハア

コニー「ライナー…」


ユミル「ここに水があるだろ?」

アルミン「げほげほ!!あ、ありが…とう…///」ガクガク

ユミル「これを…」

ユミル「」ゴクン

アルミン「」

アルミン「そんなあああああ!うわああああああ!!」

ユミル「ぎゃはははは!!!」

ジャン「……」ブツブツブツ

アニ(もう人類安泰だ……)

―――――
―――


―翌日―

エレン「はあ…昨日は死ぬかと思ったぜ、まだ目が痛いし」

アルミン「全くだね、僕もつば飲むとのどが痛いよ」

アニ「エレン、今日の対人格闘訓練だけど…」

エレン「すまん、もうお前とは組まない」

アニ「えっ」

エレン「というより、もう女子とは組まない。だって気持ち悪いし」

アニ「そんな…」

ミカサ「よし」グッ

アルミン(ミカサの仕業か……)チラッ

アニ「……そうかい、あとでライナーを立体機動訓練に使う巨人のパネルの裏にくくりつけておくか…」ボソッ

アルミン「ひっ……」


ユミル「ありがとなサシャ、コニー。おかげで昨日の夜は死ぬほどかわいいクリスタをいじれた。
やっぱり私の考えた案は天才的だったな」

サシャ「おいしいものが食べられるなら何でも言ってください!」

コニー「俺たちの順位をあげる約束、忘れるなよ!?」

アルミン「」


アルミン(馬鹿な…!全く気が付かなかった…)

アルミン(考えてみればそうだ…食に貪欲なサシャがおいしいスープを人にあげるはずがない!)

ユミル「まかせとけ、三人まとめてあげてやる」

コニー「ほっ、アニとミカサが割り込んできたときはびびったけど…蹴られてすんだだけマシか…」

ユミル「二人とも馬鹿な割に演技がうまくて助かったぜ」

ちょんちょん

ユミル「ん?」


クリスタ「ユーミールー?」ニコッ

ユミル「く、クリスタ!!」ビクッ

ユミル「ど、どうした!?目が笑ってないけど…き、昨日の影響か!?」アセアセ

クリスタ「ユミルこそなんで焦っているのかなぁ?もしかして……」

クリスタ「今の話は本当なのかなー?」ニヤァ

ユミル「お、落ち着け!これにはわけが……!」ブルブル

クリスタ「教官、どうぞ」サッ

キース「昨日、食糧庫から貴重な調味料が盗まれたという報告があった……貴様らだな?」ギロッ


ユミル「へ?」

サシャ「食糧庫?」

コニー「ち、違います!!オレはちゃんと街に買いに行って……」ブルブル

キース「問答無用!!貴様ら三人、午後の訓練終了まで罰走!その後、訓練兵全員分の水汲み!そして訓練所すべての清掃!もちろん飯抜きだ!」

三人「えええええええええええ!!!」

キース「わかったらとっとと走れ!!」

三人「うわああああああああああああああああああ!!」ダッ!!


クリスタ「・・・。」

クリスタ「」クスッ

クリスタ「いい気味だね…」




アルミン「」

アルミン「・・・。」

アルミン「おじいちゃん……女の子って、怖いね…」


ヒュオオオオオオオォォォォォォ



終わり

面白かった

いろいろひどいところがあって申し訳ないです

前回のssでアルミンとクリスタには甘い恋愛をしてもらったので、キャラ崩壊させたかった…
あと、なんとなくクリスタにユミゥって言ってほしかった

読んでくれた人、ありがとうございました

乙だよ



前作はどれ?

下げたままで

>>60
アルミン「クリスタ・レンズ……?」です
あの時誰かがユミルバージョン書いてくれるって言ってたけど
書かなさそうなら自分が書いていいんですかね…

>>61
あれ!?idが変わってる!
すいません、>>1です

>>61
ああ、あれ読んだよ面白かった
乙を捧げます

>>61
あれは俺も好きだぜ

次回もあるのなら、期待してまってます

>>61
貴方だったか 今回のも前の作品も好きだぜ

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