雪歩「例えば、こんなお茶が飲みたいなって」 (14)

雪歩「そう思ったら 、どうする?」

伊織「とりあえず手当たり次第に買い漁って飲み比べるわね」

真「ボクは人から聞いたりするかな」

亜美「やっぱ馴染んだお茶を飲むのが一番っしょ!」

真「真美はどうする?」

真美「つくるしかない」

真「えっ?」

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402161502

真美「美味しいお茶が飲みたいと思ったらね」

真美「つくるしかないんだよ」

伊織「アンタ、また何かに影響されてんじゃないでしょうね」

雪歩「そうだよ。落ち着こう?」

真美「じゃあ逆に聞くけどさ、ないものはないんだよ?ないものが欲しい時はどうするの?」

伊織「それは…」

伊織「つくるしかない!」

真「ちょっと、伊織まで」

伊織「うるさいわね。自分専用のトレーニングルームが欲しい時はどうするのよ」

真「つくるしかない!」

真美「誰もやったことないようなゲームをやりたい時はどうする?」

亜美「つくるしかない!」


雪歩「あわわ」

P「え?真美達の様子が変だって?」

雪歩「はい…。何かないものがあると『つくるしかない』って言ってつくろうとするんです…」

P「なんだそりゃ。まあ放っておけばそのうち飽きるさ」

P「あ、テレビ点けてくれ。やよいの番組始まるから」

雪歩「は、はい!」ピッ

やよい『高槻やよいのお料理さしすせそー!』

P「はー、始まった始まった。やよいは可愛いなぁ」

           r'" r',.。.-:‐:‐:-.、_,.ノ _,ノ

           └-x'。ニニ二二ニ.-‐'":、
            ,r': : :.; : ; : : : : : : : . . . . ヽ
          /. .: : :.j: :.l: : : i!:.、: ヽ; : : : : :':,

          /:.: :.: ::.ハ: |':,: : |^:,l-\:i; : : : : l     ,.、
          !:.:j : :.:/-,l:j..,\l  ,r:'ニヽ:.: :i: :.|   / j
          l: iヘ:.:.:l.r'^r'.:'i   i'.:.:j .|: :.:l.: :i r'   ,/
        r-、':j 'l: : i'  ':,:ノ .  `ー'. .l: :.;l: ij_/  _.レ┐
         ':、 `ヽ!: :.:i; ; ;  _,. -‐、' ' ' |: j:l/     _ノ
         \_ ':j!: l:、  ヽ  ノ_,ィ^|/ '"^'ヽ.  '"フ
          (_`  ヽ:j `’'‐:-::::'":::// rぅ-n. 'i. r'"
           rァr=、.r'  \\;/,.:' ,r' `  ノ  l-'
            ( ~ ^/ク  ':、 `'‐-‐'  7   /   l、
           `ヽ._`ヽ、:.:i   : ../  !,. (    l
              ヽ  ヽl,         i.  \  r'
              ':,  ヽ.,__ _,. 、_ _,l.   i ┴- 、
                l   j l 、_ _,. `'ーー'    .\
               `'ー'",ノ      _,         ヽ.
              _,....-‐'"  ヽ  '"             !
            ,.r' "                       |
         .r'"         :  .            ノ
        ,r'             ;'              ノ.
        l           '; /            /

なんだろう、島開拓するアイドルを彷彿とさせるような・・・

やよい『今日は伊織ちゃんと一緒にスクランブルエッグを作りますよー!』

伊織『もう!また私なの?』

やよい『伊織ちゃん、さっそく卵を割ってください!』

伊織『ごめんなさい…さっき全部落として……』


P「これ、放送できるのかしら?」

雪歩「もうしてますぅ!」


伊織『とにかくもう卵はないわよ』

やよい『どうしよう…』

伊織『つくるしかないわね』

やよい『えっ?』


雪歩「あっ」

P「えっ?」

雪歩「これですぅ!」

伊織『ないものはつくるしかないのよ!』

P「これはなんというかウザいな」

雪歩「早く止めないと…」

P「そうだな…」

雪歩「爆弾でも作って脅すしか…」ダッ

P「どうしてそんな発想に至った!?待て!雪歩ー!カムバーーッグ!!」

雪歩「で、出来ましたぁ!」

雪歩「みんな!美味しいお茶が飲みたいと思ったら!?」

真「つくるしかない!」
伊織「つくるしかない!」
亜美「つくるしかない!」
真美「つくるしかない!」
やよい「つくるしかない!」

雪歩「そのへんちくりんな考えを改めなきゃ爆破させますぅ!」

真「ち、ちょっと雪歩!」ガシッ

伊織「待ちなさいよ!」ガシッ

ボトッ

雪歩「あ」

                              ヽ`
                              ´
                               ´.

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
   .......;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙       .'                             ヽ      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;......
  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
  ゙゙゙゙゙;;;;;;;;............        ;゙                              ゙;       .............;;;;;;;;゙゙゙゙゙
      ゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;.......;.............................              ................................;.......;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙
                ゙゙゙゙i;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙;l゙゙゙゙゙
              ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ
                 /゙||lii|li||,;,.il|i;, ; . ., ,li   ' ;   .` .;    il,.;;.:||i .i| :;il|l||;(゙
                `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,  ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
                 ゙゙´`´゙-;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
                    ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙|lii|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´`゙
                         ´゙゙´`゙``´゙`゙´``´゙`゙゙´´

雪歩「じ、事務所がなくなっちゃいましたぁ…」

律子「ああ…あああ…」


春香「おっはよーございふぉお!?」

美希「ロケから帰って来たらとんでもないことになってたの」

あずさ「千早ちゃんが防弾ガラスを持ってなかったら消し飛んでたわ~」

千早「くっ…」


雪歩「ごめんなさい…私の…私のせいで…事務所がなくなっちゃいました…」

真「雪歩…ないものは、さ」

伊織「つくるしかないのよ」

>>6
今日はその番組で重大発表あるぜ・・・・知ってる側としては切なくなる

>>12
だね……
決しておかしな話ではなく、むしろ来て当然、来ない方がおかしい話なんだけど、やっぱり切ない。

>>13
村時代から見てた側からしたら切なすぎて信じられないからな・・・・

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom