雪歩「例えば、こんなお茶が飲みたいなって」 (14)

雪歩「そう思ったら 、どうする?」

伊織「とりあえず手当たり次第に買い漁って飲み比べるわね」

真「ボクは人から聞いたりするかな」

亜美「やっぱ馴染んだお茶を飲むのが一番っしょ!」

真「真美はどうする?」

真美「つくるしかない」

真「えっ?」

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真美「美味しいお茶が飲みたいと思ったらね」

真美「つくるしかないんだよ」

伊織「アンタ、また何かに影響されてんじゃないでしょうね」

雪歩「そうだよ。落ち着こう?」

真美「じゃあ逆に聞くけどさ、ないものはないんだよ?ないものが欲しい時はどうするの?」

伊織「それは…」

伊織「つくるしかない!」

真「ちょっと、伊織まで」

伊織「うるさいわね。自分専用のトレーニングルームが欲しい時はどうするのよ」

真「つくるしかない!」

真美「誰もやったことないようなゲームをやりたい時はどうする?」

亜美「つくるしかない!」


雪歩「あわわ」

P「え?真美達の様子が変だって?」

雪歩「はい…。何かないものがあると『つくるしかない』って言ってつくろうとするんです…」

P「なんだそりゃ。まあ放っておけばそのうち飽きるさ」

P「あ、テレビ点けてくれ。やよいの番組始まるから」

雪歩「は、はい!」ピッ

やよい『高槻やよいのお料理さしすせそー!』

P「はー、始まった始まった。やよいは可愛いなぁ」

やよい『今日は伊織ちゃんと一緒にスクランブルエッグを作りますよー!』

伊織『もう!また私なの?』

やよい『伊織ちゃん、さっそく卵を割ってください!』

伊織『ごめんなさい…さっき全部落として……』


P「これ、放送できるのかしら?」

雪歩「もうしてますぅ!」


伊織『とにかくもう卵はないわよ』

やよい『どうしよう…』

伊織『つくるしかないわね』

やよい『えっ?』


雪歩「あっ」

P「えっ?」

雪歩「これですぅ!」

伊織『ないものはつくるしかないのよ!』

P「これはなんというかウザいな」

雪歩「早く止めないと…」

P「そうだな…」

雪歩「爆弾でも作って脅すしか…」ダッ

P「どうしてそんな発想に至った!?待て!雪歩ー!カムバーーッグ!!」

雪歩「で、出来ましたぁ!」

雪歩「みんな!美味しいお茶が飲みたいと思ったら!?」

真「つくるしかない!」
伊織「つくるしかない!」
亜美「つくるしかない!」
真美「つくるしかない!」
やよい「つくるしかない!」

雪歩「そのへんちくりんな考えを改めなきゃ爆破させますぅ!」

真「ち、ちょっと雪歩!」ガシッ

伊織「待ちなさいよ!」ガシッ

ボトッ

雪歩「あ」

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雪歩「じ、事務所がなくなっちゃいましたぁ…」

律子「ああ…あああ…」


春香「おっはよーございふぉお!?」

美希「ロケから帰って来たらとんでもないことになってたの」

あずさ「千早ちゃんが防弾ガラスを持ってなかったら消し飛んでたわ~」

千早「くっ…」


雪歩「ごめんなさい…私の…私のせいで…事務所がなくなっちゃいました…」

真「雪歩…ないものは、さ」

伊織「つくるしかないのよ」

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