【ミリマス】千鶴「100回記念ですわよ!」 (30)

【ミリマス】千鶴「セレブラジオの時間ですわよ!」
【ミリマス】千鶴「セレブラジオの時間ですわよ!」 - SSまとめ速報
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【ミリマス】千鶴「ゴージャスセレブリティラジオ!」
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の続編です。

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402144116

支援です

水瀬伊織(15) Vo
http://i.imgur.com/RH5ym2E.jpg
http://i.imgur.com/sBEBsfc.jpg

二階堂千鶴(21) Vi
http://i.imgur.com/xA0TLW5.jpg
http://i.imgur.com/ZFL38Nx.jpg

千鶴「親愛なるリスナーの皆様、ごきげん麗しゅう!セレブラジオの美貌が溢れる方、二階堂千鶴ですわ!」

伊織「リスナーのみんなー、セレブラジオのみんなのアイドル、水瀬伊織ちゃんでーす!」

ドンドンパフパフー

千鶴「皆様、遂に…遂に!」

伊織「100回よ!ひゃっかい!」

千鶴さーん、コロッケ1つくださーい。

エセレブさんは残念かわいい!!

千鶴「なんだか…感慨深いですわね…」

伊織「本当にねぇ…5回位で打ち切りになるんじゃないかって、最初は思ってたのにねぇ」

千鶴「…そ、そうでしたの?」

伊織「どっかの誰かさんが番組にかこつけて、キャビアやらドンペリやら用意させてムチャクチャな要求をしてたからねぇ…随分懐かしいわねぇ」

千鶴「も、もう終わった事ですわ!」

伊織「キャビアが主菜で、ピンドン(ピンクのドンペリ)で乾杯こそセレブをもてなす最低限のルームだったっけ?」

千鶴「わ、わー!わー!さ、さっさと進めますわよ!今日は100回と言う事で、素敵なゲストをお招きしておりますわ!ゲストさーん、どうぞー!」






千鶴「あれ?」

伊織「ち、ちょっと、アンタ?何ぼけっとしてるのよ。」

星梨花「…あ、ゲストさんってもしかして私の事なんですか?私てっきり「ゲストさん」って人がいるのかと思ってました。」モチョーン

伊織「相変わらずの天然ボケね…ぶれないわー」

期待

星梨花きたか
これで3セレブそろったな

千鶴「で、ではあらためまして、本日のゲスト、箱崎星梨花ちゃんですわ!」

星梨花「皆様、初めまして、箱崎星梨花です。本日はよろしくお願い致します!」

ドンドンパフパフー

伊織「100回も放送してるけどゲストが来るのは初めてね。」

千鶴「結構前に茜が来た気がするのですが?」

伊織「あんなもん只の番組ジャックじゃない!あの子、本番一時間前から本番終わってプロデューサーが連れて帰るまで延々4時間、ずーっと喋り続けてたのよ!」

星梨花「よ、4時間もですか!茜さん、すごいです!私、人前でおしゃべりしたりするの、上手くできないから、なんだか憧れちゃいます!」

伊織「あんなおしゃべりモンスターに憧れちゃだめよ」

ゲスト
箱崎星梨花(13) Vo
http://i.imgur.com/yq6IMrk.jpg
http://i.imgur.com/vy8PPgF.jpg

千鶴「私は星梨花と仕事するのは初めてだったかしらね?よろしくね、星梨花。」

星梨花「はい!私、千鶴さんといっしょにお仕事できて、とっても嬉しいです!」

千鶴「まぁ、星梨花。なんて可愛らしい子!」

伊織「星梨花っておべんちゃらじゃなくて本当に心から言ってるから感心するわ。」

星梨花「本当に嬉しいですよ。千鶴さんはいつもみんなの面倒を観てくれますし、何より大人の女性として、とっても尊敬しています!」

千鶴「う、あ、その…さ、早速メインコーナーへ参りましょう!」

伊織「今回のスペシャル企画はこちら!」

『せっかく水瀬、箱崎、二階堂と765プロ3大セレブが揃ったんだから、一族の代表として雌雄を決すればいいんじゃないかなーって!』

星梨花「わー、なんだかわからないけど、楽しそうですねー!しゆうをけっす?ってなんですか?」

千鶴「え?わ、私の台本と違いますわよ…え?い、一族?」

伊織「今日は私達がそれぞれの家の代表として、一族の誇りを賭けて戦うのよ!」

千鶴「…え、え、ええ?」

星梨花(うーん、しゆうって何だっけ?確か理科で習った気がするんだけど…)

伊織「一回戦はこちら」

『家にある一番高い物を自慢しよう』

千鶴「い、一番高い?」

伊織「わかんなかったら電話で確認してもOKよ。んじゃ先ずは星梨花からどうぞ!」

星梨花「い、一番高い物ですか?うーん、よくわかりません。あんまりお家ではお金の話なんて、パパもママもしないですから…、あ、でもパパが持ってるバイオリンはすっごく古くて、きっと凄く高いです」

伊織「それってストラディバリウスじゃない?安くても2億円ぐらいするわよ…」

星梨花「い、伊織さん、すごいです!確かパパもそんな名前を言ってました!」

伊織「まあ、お金持ちが自慢するバイオリンなんて限られるからね」

千鶴「…」

星梨花:パパのバイオリン:すっごく高い(推定2億円以上!)

伊織「じゃあ次は私ね。多分一番高いのはズバリこれかな?」

千鶴「車の写真?」

星梨花「あ!この馬のマーク、知ってます!たしか、へ、へ、へらーり?」

伊織「フェラーリのクラシックカーよ。確かお父様は貰ったとか言ってたけど、このタイプのクラシックカーは最高価格で五億円だったはずよ。」

千鶴「ご、ご、ごーく…」

星梨花「はー、伊織さんのパパはとっても凄い人なんですね。」

伊織:フェラーリのクラシックカー:5億円

伊織「ではお待ちかね、千鶴!どうぞー!」

千鶴「うー、あー、うー、うー」

星梨花「どうしたんですか千鶴さん?お腹痛くなってきちゃいましたか?」

伊織「まぁ、かなり胃にダメージがきてる状況よね」

千鶴「あー、うーうー。」

星梨花「だ、大丈夫ですか?」

伊織「きっと沢山ありすぎて絞りきれないのよ…」

千鶴「わ、私の家にある一番高い物は、あ、アレですわ。アレ!」

伊織「アレって何?伊織ちゃんわかんないな~。」

千鶴「アレですわよ!アレ!あの有名な、と、徳川埋蔵金…みたいな」






伊織「…はぁ?アンタばっかじゃないの?徳川埋蔵金がアンタの家にあるっていうの?」

星梨花「とくがわまいぞーきん?」

千鶴「あ、あんまり大声では言えませんが、に、二階堂の家が日本で有数の財閥(闇の)にのし上がったのは徳川埋蔵金によるもの…とされています…わ。うん。されていますわ!」

伊織「二階堂財閥すごーい。アンタ、そんな設定追加して大丈夫なの?実家周辺に穴掘られても知らないから。」

千鶴「ナ、ナンノコトデスノ?」

星梨花「徳川my雑巾?」

千鶴:徳川埋蔵金:沢山

伊織「埋蔵金なんか誰もかなわないわよ
。千鶴がまず一勝ね」

千鶴「お、オーホッホ!と、当然ですわ!」

星梨花「わー、千鶴さん、おめでとうございます!」

千鶴「う、なんだか胸が痛い!」

伊織「次はこちら」

『誕生日に貰った珍しい物を自慢しよう』

伊織「じゃあ千鶴!どうぞ!」

千鶴「え?さ、最初ですの?」

伊織「これ以上余計な設定追加したいの?」

千鶴「さ、最初でいいですわ!」

千鶴「珍しい…珍しい…あ!ありましたわ!」

伊織「じゃあどうぞ。」

千鶴「肉切り包丁!20才の誕生日にお父様からいただいた物ですわ!」

星梨花「わー、包丁ですか?私、触った事無いです。やっぱり大人の人は凄いです!」

伊織「なんつー変化球な…ある意味直球だけど…」

伊織「私はそうね?敷いて言うなら肖像画かしら?自分の」

千鶴「モデルになりましたの?」

伊織「いやね、お父様が『娘の可愛らしい今この瞬間を写真じゃなくて絵画として残したい!』とか言い始めて。延々完成まで3日ぐらいボケーッと椅子に座らされて苦痛以外何者でもなかったわ。」

星梨花「でも、絵のモデルさんとか、ちょっと憧れちゃいます!」

星梨花「私の番です!えーと、私、自分の名前ってとーっても気に入ってるんです。でも星梨花ってあんまり無い名前じゃないですか?」

千鶴「あまり使われない字の組み合わせですわね」

星梨花「それで、パパとママに聞いてみたんです。何でこの名前にしたの?って」

伊織「ふむふむ」

星梨花「そしたらママが、『名前っていうのは一番最初に貰える誕生日プレゼントなのよ。だからママとパパは星梨花に星梨花だけの誕生日プレゼントを渡すため、一生懸命考えてこの名前にしたのよ』って。それから私はもっともーっと自分の名前が好きになりました!」




千鶴「優勝!」

伊織「優勝!」

星梨花「えー!本当ですか?やったー!嬉しいです!」

伊織「すげーいい話じゃないの…」

千鶴(名前は親がくれる最初の誕生日プレゼント。よし!今度使わせてもらおう!)

伊織「最後はこちら」

『最近食べたご馳走』

千鶴「ご馳走?」

星梨花「ご馳走ですか?うーん…あ、美奈子さんの家でいただいた『わんわんぜんせき』がすっごくおいしかったです!」

伊織「満漢全席ね、美奈子が作るあの殺人的な量の料理ね…確かに美味しけど…量がね…」

伊織「私は、そうね…一尾のマグロから少ししか採れない極上大トロを食べたわ。凄くおいしかったわ…思い出すだけでヨダレが」

千鶴「コロッケですわ!」

伊織「な、いきなり何よ…」

星梨花「コロッケ…ですか?」

千鶴「私が最近食べた一番おいしかったご馳走…コロッケですわ!」

星梨花「あ、もしかしてこの間差し入れに持ってきたあのコロッケですか?すっごくおいしかったですよ!」

伊織「でも、コロッケなんて」

千鶴「私が仕事で失敗したとき、成功したとき、もうアイドルを辞めようとか考えたとき、ファンの皆様のお手紙を読んで考え直したとき、数え切れない節目節目に、そのコロッケがありました。このコロッケは私の一番大切な人達が私の為に作ってくれた、小さな励まし。エール。」

千鶴「悲しい時に頬張ると、悲しみが和らぎます。嬉しい時に頬張ると、嬉しい気持ちが二倍になります。ですから、私にとって、このコロッケはご馳走なんです。」

伊織「何よ、特上の大トロなんて言ったわたしがバカみたいじゃない…なんだかそういうの、いいな…」

星梨花「千鶴さん、わ、私、感動しました。」

『結果発表』

星梨花 1勝
伊織  1勝
千鶴  1勝

千鶴「え?私は2勝ではなくて?」

伊織「流石に徳川埋蔵金とかいうのは大ボラすぎて修正されたわね…」

星梨花「みんな、1勝ずつで同じですね!」

伊織「まあいいじゃない、765プロ3大セレブの均衡が保たれたってことで。」

千鶴「仕方ありませんわね…二階堂の家が本気で動いたらこんなものではなくてよ!」

伊織「ではリスナーの皆さん。」

千鶴伊織星梨花「またねー!」


おしまい

乙っした

徳川埋蔵金……まつり姫の先祖の遺産ですね。

乙!!!

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