モバP「お題でSS」 (173)


貰ったお題でSSを書きます。
長くても5レスくらいでさくさく書いていきます。

書き方は色々なのでご注意ください。

>>+1
>>+2
>>+3

から書いていきます。

お題を募集した際はアイドルの名前とシチュをお願いします!



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368750614

安部菜々 77歳

加蓮かわいい

前川、魚克服


では、

【安倍菜々 77歳】
【加蓮かわいい】
【前川、魚克服】

の3本を書きます。少々お待ちください!


【安倍菜々 77歳】

俺は社長に呼び出され、事の説明を受けた。

どうやら、新たに所属アイドルが増えるらしい。
社長の紹介ということで、俺は期待に満ち溢れていたのだ。
社長の紹介。余程才能があったり、特徴的な方なのだろう、と思った。

「社長、それで、その方は」

『ああ。安倍ななじゅうななさいだ』

ふむ。安倍さんと言うのか。
17歳というと、高校2年生くらいだろうか?
何にしても、若いアイドルは色々満ち溢れているのだ。素晴らしい。

「ありがとうございます。安倍さんは俺の担当になるんですか?」

『もちろんだ。一緒にトップアイドルを目指してくれ』

『ああ、では、入ってきてくれ。菜々さん』

お名前は菜々というのか。
コミュニケーションのためにも菜々と呼ぼう。
けれど…俺は入ってきたその姿に、違和感を覚えずにはいられない。

『あ、安倍…菜々、です』

どうみてもご高齢の方ではないか。
ええと…用務員の方が間違えて入ってきたのか?
この事務所は若干階段が急なのだ。危ないから、付き添おう。

「君。彼女が、安倍さんだ」

『…え?』

「は、は…い。安倍、七十…七歳、です」

「キャハっ」

無理だ。

                    おわり


【安倍菜々 77歳】は以上です。
次は【加蓮かわいい】を書きます。

引き続き少々お待ちください。

ウサミンも年を取ると老けるのか…

あべ ななじゅうななさい


【加蓮かわいい】

加蓮かわいい。

俺のその衝動は収まるところを知らなかった。
最近は若干性的なエリアにまでその衝動が来ていたのだ。
ゆえに、ふらつきがあれば仮眠室にてふたりきりになるのである。

別にやましい想いなどないよ。加蓮かわいい。

決して年中看病してあげたい、とか思ってないよ。
身体を拭いて、なんて言われて細く白い首筋を吹きたいなんて。
ちょっと手が胸にあたって「もう…ダメ、だよ…」なんて言われたくないよ。

「…ごめん。ちょっと、目眩がするから…ちょっと、休む」

『わかった。仮眠室…行くか?すぐに何か飲み物とか持ってくるよ』

相変わらず、加蓮の身体は羽のように軽い。
慣れた手付きで、お姫様抱っこで仮眠室に運んでいく。
けれど、やはり俺もどうしても、女性を感じられずにはいられない。

「いつも、ごめん…私、迷惑じゃないかな」

俺は自分に恥を覚えた。
彼女は真剣に努力してると言うのに。
すまない、と心の中で謝罪し、彼女を寝かしつけた。

『何か持ってくるから…ゆっくり、横になっててくれ』

「うん…私、こんなことで諦めないから。きっと、トップアイドルになって、可愛くなる」

『………』

『加蓮は…もう、十分かわいいよ』

彼女を背に、扉を開けて廊下に出た。
今、出て行く時…ちらりと見えた、加蓮の表情。
気のせいかもしれないが…少しだけ、笑っていた気がする。

やはり加蓮は可愛い、と思う俺だった。


【加蓮かわいい】は以上です。
【前川、魚克服】を書きます。

引き続き少々お待ちください!


【前川、魚克服】

『みくは自分を曲げないよ!』

彼女が俺に言ったその一言に、感動を覚えずにはいられない。
当初はキャラ作りでは?という意見もあったのだ。
けれど、今では確かに認知されている。

彼女は猫のような…猫そのもののようなキャラクターだ。

気まぐれ、というのも正しい言い方だろう。
今日も収録を終え、彼女を労っているところだった。
…たまには、どこか連れて行ってあげるのもいいかもしれない。

「みく、お疲れさま。やっぱり、みくは猫って感じだな」

『にゃはは。みくは猫なのにゃ』

「そうだな。ああ、たまには、どこか行かないか?」

『にゃ?Pチャン、どこか連れてってくれるのにゃ?』

「ああ、たまにはいいと思って。毎日、みくは頑張ってるからな」

にゃふふ、と笑って彼女は喜んでくれた。
ああ、彼女の笑顔を見るだけで、俺も嬉しいのだ。
きっとお腹が空いているだろう。食べに行くのがいいかな。

「俺もちょっとお腹すいてきたんだ。どこか、食べに行こう」

『やったにゃー!なんでもいいのにゃ?』

「ああ、いいぞ。みく、何が食べたい?」










『お寿司』

                     おわり


これで、

【安倍菜々 77歳】
【加蓮かわいい】
【前川、魚克服】

の3本が終了です!

即興なのでこの程度の質なのでご了承ください。
コレジャナイ!感があれば申し訳ありません。

それでは次のお題をよろしくお願いします!

>>+1 >>+2 >>+3

森久保、宇宙へ

雪美と雪乃と雪菜

謙虚な幸子


では、

【森久保、宇宙へ】
【雪美と雪乃と雪菜】
【謙虚な幸子】

の3本を書きます。少々お待ちください。


【森久保、宇宙へ】

俺は森久保乃々について思案していた。

事の発端はいつも同じなのだが。
あまり彼女は仕事に乗り気ではないのだ。
仕事を持ってくると、いつもの定型句にて困惑する。

「乃々、仕事が決まったぞ!」

『…お仕事?むーりぃー』

「乃々!大きな仕事が取れたんだ!」

『そ…そんなの、困る…むーりぃー』

『な、何もしたくないんですけど…』

…正直、俺は困っていた。
何もしたくない…のか。ならば。
そうだ。何もさせなければいいのだ!

「乃々!何もしなくていい仕事を見つけてきたぞ!」

『え?そ、それなら…頑張る』

何もしないことを頑張るのだろうか。
深く追求するのはよそう。乃々の問題なのだ。
俺はJAXAとNASAにちひろさんのコネで連絡をとった。

目の前には巨大ステーション。今日発射のロケットがある。

乃々は目をきらきらさせていた。
宇宙にて数日過ごしてくるという仕事だ。
俺は怖いが、何もしなくていいという仕事なのだ。

「じゃあ、乃々。頑張ってくれ」

『が、頑張ります…』

発射用意!発射します!
カウントダウンと共に彼女に手を振った。
そして吹き上げる煙と共に打ち上がったときだった。

局内に大音量でエラー音が流れる。

大変だ。このままでは地球に戻れない。
なんということだ。このままでは…慌てた声が響く。
そしてそのまま、そのロケットは地球に帰ってくることはなかった。

森久保乃々は考えるのをやめた。

                      おわり


【森久保、宇宙へ】は以上です。
【雪美と雪乃と雪菜】を書きます。

引き続き少々お待ちください。

やめんなwwwwwwwwwwww

バットエンドじゃねえかwwwwwwwwwwww

ちひろさんは何者なんや…

どういうことだよwwwww

ジャミラみたいになる…


【雪美と雪乃と雪菜】

今日はクリスマスだ。

佐城雪美、相原雪乃、井村雪菜。
クリスマスの特別収録を終え、帰路へ急いだ。
これから事務所のみなを交え、クリスマス・パーティなのだ。

「パーティ…楽しみ」

そう言って安堵した表情を見せるのは佐城雪美。
落ち着いた雰囲気が彼女によく似合う。
俺も、笑顔でそれに同意した。

『ああ。小さいパーティでごめん、予算がなくてさ』

ふるふると首を振り、服の裾を掴んで離さない。
自然なこういう仕草がファンを賑わせているのであろうと思う。
そうして笑顔で歩いていると、相原雪乃が、笑って俺にこう言ってくれたのだ。

「とりあえず、戻ったらお茶にいたしましょうか」

『うん。寒いから、さ。あたたまりたいな』

「ええ」

俺だけではなく全員に気を使ってくれていた。
こういうところがあるからこそ、上手くやれている。
そして、彼女もまた、俺の服の裾を軽く握って、頬を染めた。

「寒いと、お肌が赤くなっちゃいます」

そう言って白い息を吐き出すのは井村雪菜。
彼女はメイクをしなくとも十分だと俺は思っている。
彼女の、その白く細い指先には、一点の曇りもないのだから。

「あ。私のことみてるんですか?視線感じちゃいますよ」

『え?ああ。今日は、いつもより綺麗だなって思ってさ』

「………」

「そ、そうですか?え、えへへ…」

俺は予想だにしていなかったリアクションに、赤くなった。
視線を道路の看板に彷徨わせていると、服の裾に力が入っていた。
佐城雪美に相原雪乃が、少し怒ったような表情で、俺を睨んでいたのだ。

『…ああ、もちろん、ふたりも最高に可愛いと思ってる』

「………♪」

「ふふっ…ありがとうございます」

『ほら、早く帰らないと、みな待ってるぞ』

俺たちは再び、前を向いて歩き出した。
ちょうどそのとき、目の前を白いものがちらついた。
ああ。そう思って顔を上げると、やはり、俺の予想通りだった。

また、雪が降る。

                         おわり


【雪美と雪乃と雪菜】は以上です。
【謙虚な幸子】を書きます。

もう少々お待ちください!
筆が遅くてすみません。

雪トリオthx!
即興でこのペースなら早い方だと思う


【謙虚な幸子】

輿水幸子。

水も滴るいい幸子、というイベントが開催され、さらに人気をあげている。
それを自らも感じているのか、さらに美しさに磨きをかけている。
けれど…そろそろ、1度謙虚さを知ってもらわねば。

確かに非常に美人であり可愛いとも呼べる存在なのだ。
だが、謙虚さを加えればさらに良くなる。
俺は確かにそう思っていた。

『幸子、謙虚な姿を見せると、さらに女性ファンもつくかもしれない』

「…なるほど。わかりました。やってみましょう」

幸子は俺の意図を確かに汲んでくれていたようで、その効果は大きかった。
かわいい、とほめられると、ありがとうございます、と言うのだ。
今まででは、さも当然かのような言動だったのだが。

『いい調子だ、幸子。このままさらに謙虚に行こう。ファンも増えてる』

「はい!ボク、このまま頑張ってみます」

それから数日は、俺は他のアイドルのプロデュースに忙しかった。
久しぶりに幸子の顔を見ようと顔を出したときだ。
事務所の中から声が聞こえていた。

『幸子ちゃん、前よりずっと可愛くなってる』

ああ、ちひろさんの声だ。
俺はいつの間にか立ち聞きしていた。
さて、彼女はどう答えているのだろうかと思った。

「はい!ちひろさんもボクよりわずかに劣りますが、十分に綺麗ですよ!」

最近、幸子の姿を見ていない。
だが…とある噂を耳にするのだ、幸子について。
町外れの飲料水生産工場に…彼女が、毎日勤めている、という噂を。

俺の飲んでいるドリンクとは関係がないことを祈っている。

                         おわり


こういう凄くて面白い安価SSを書く人がいるから、安価スレ見るのがやめられない。
期待。


これで、

【森久保、宇宙へ】
【雪美と雪乃と雪菜】
【謙虚な幸子】

の3本を終わります!

よろしければ次のお題もお願いします!

>>+1 >>+2 >>+3

他アイドルがひくレベルでPにデレてるしぶりん

若林智香ツンデレに挑戦

覚醒魔王イヴ・サタンクロース

あんたハゲ社長だろwwwwww


では、

【他アイドルがひくレベルでPにデレてるしぶりん】
【若林智香ツンデレに挑戦】
【覚醒魔王イヴ・サタンクロース】

の3本を書きます!少々お待ちください!


【他アイドルがひくレベルでPにデレてるしぶりん】

渋谷凛。

最近、彼女の言動が気になる。
なんだか…俺の自意識過剰かもしれない。
けれど、どこか俺とふたりになろうとするような。

「プロデューサー、お弁当作ってきたんだ」

『え?ありがとう、持ってきてなかったから助かった』

「うん、知ってる。だから、作ってきた」

いただきます。お弁当の中身は色鮮やかで美味そうだ。
どこを見ても文句の付け所のないおかずがたっぷりと詰まっている。
それに加え、栄養価も調整してあるのか、健康にもとても気を配っているようだ。

ご飯を食べ終え、凛は満足そうにそれを受け取った。

ありがとう、と付け加えると、事務所を軽く見回し、俺の方へやってくる。
スカートをきゅっと握り、俺の顔を直視できないでいるようだ。
彼女らしくない呟き声で、そっと、俺にこう言った。

「そ…その。隣、座って…いい?」

『ああ。なんなら、膝の上でも座るか?』

「い、いいの?」

なんだって?冗談で言ったのにも関わらず、この反応。
まさか、凛は…いや、そんなはずはない。
だが、言ってしまった。

「…えへへ」

なんと可愛らしい反応をしてくれるのだろうか。
ああ。俺の上で動くな。危ないよ。
これ完全になんとか。

1日の仕事が終わり、俺は事務所を出る寸前に、アイドルたちに呼び止められた。
凛ちゃんと仲いいんだ、とジト目だったり、若干引いてる人もいた。
私もあんな風に、というので、また今度、と伝えた。

家に着き、俺は思い出した。しまった、調味料が切れている。
ああ、また、明日行ったときに買い直せばいいだろうか。
今のうちに足りない調味料をチェックしておこう。

すると、どういうわけか、全ての調味料が揃っていた。
さらに、なんだか、部屋もとても綺麗だ。
俺は違和感を覚えていた。










そのとき、玄関からただいまと凛の声がした。

                            おわり



【他アイドルがひくレベルでPにデレてるしぶりん】を終わります。
【若林智香ツンデレに挑戦】を書きます!

もう少々お待ちください。頑張ってスピード上げます…!


【若林智香ツンデレに挑戦】

デレラジ、なるラジオをご存知だろうか。

シンデレラガールズの出演する公的なラジオである。
本日は、我がプロダクションのアイドル、若林智香が出演する。
そして俺はその出演時の資料を渡され、彼女と共に首を横に曲げていた。

「えっと…ツンデレですか?」

『ああ、そうみたいだな…智香はツンデレ、ってわかるか?』

「ツンツン、ってしてて、デレ…っとなる、って感じならわかります!」

『なら、話は早そうだ。恥ずかしいかもしれないけど、練習しよう』

というわけで、早速俺と智香は練習に取り組み始めた。
けれど、まず素直な彼女に駆け引きのような言動は難しいのか。
あまり上手くいかなくとも、十分にファンの声は黄色くなりそうだった。

『…これで、行くか?』

「いえ!もうちょっと、頑張ります!」

「えっと…あなたのことなんか、全然…好きじゃ、ないんだから」

「や、やっぱり…なんだか、恥ずかしいです」

『俺が居ると、邪魔になるのかもな…俺、外に出てるよ』

『あとで、差し入れ買ってくるからさ。練習の邪魔して、ごめんな』

「い、いえ!プロデューサーさんがいると、恥ずかしくて、できませんけど…」



「プロデューサーさんがいないと、ダメ…ですから」

俺は、大成功だと思った。

                            おわり


【若林智香ツンデレに挑戦】は終わりです!
【覚醒魔王イヴ・サタンクロース】を書きます。

少々お待ちください!


プロデューサーさん、よりPさんの方がいいと思うので脳内修正してお読みください…失礼しました。

俺もこの若林さんは、成功だと思う。
ありがとう!


【覚醒魔王イヴ・サタンクロース】

イヴ・サンタクロースは進化した。

最近、神崎蘭子の活躍によりブリュンヒルデが名を馳せた。
それに伴い、イヴもそれに興味を示したようだった。
なんだか若干言動まで似てきた気がする。

「イヴ・サタンクロースですよ〜」

あまりサタンという印象は感じさせない。
サタンというと、やはりち…
すみませんでした。

『ブリッツェンとブリュンヒルデって何か似てるよな』

『ああ、でも、サタンクロースになって何をするんだ?』

ううん、と首を傾げてお悩みになられるサタンクロース。
悪意どころか善意しかなさそうなのは気のせいか。
悪魔になったら右腕が痛むのだろうか。

「では、お仕事にいきましょう〜!」

何を言っているんだ。今日は仕事はない。
ああ、サタンクロースとしての仕事なのだろうか?
浮かれた彼女は何か心配だ。俺は彼女についていくことにした。

誰とも知らぬ人の玄関のチャイムを鳴らし、子供にプレゼントを配っていく。
ひと通り荷物を配り終え、イヴは満足気な顔で戻ってきた。
ブリッツェンもなんだか疲れていた。

『…で、どの辺がサタンクロース、なんだ?』

「煙突から入ってませんから、悪いサンタさんですよ〜」

「えへへ」

やっぱり、彼女は幸せを運ぶサンタクロースだろうと、俺は思った。

                        おわり


これで、

【他アイドルがひくレベルでPにデレてるしぶりん】
【若林智香ツンデレに挑戦】
【覚醒魔王イヴ・サタンクロース】

の3本を終わります!では、次のお題をお願いします!

>>+1 >>+2 >>+3

森久保、地球へ

クラリスマジギレ

裕美のお手伝い

戻って来れるのか…(安堵)

サタンクロースで良い話っぽくなるとは思わなかった
>>1の手腕は凄いな


では、

【森久保、地球へ】
【クラリスマジギレ】
【裕美のお手伝い】

の3本を書きます!少々お待ちください。


【森久保、地球へ】

森久保乃々が射出されてから数年が経った。

今も俺はアイドルを支えながら彼女の帰りを待っている。
JAXAとNASAに毎日連絡を取り、変化があればとお願いをしていた。
けれど…いつ、帰ってこれるのだろうか。彼女は、大丈夫なのだろうか。

「これは…俺のミスです。責任を取って」

『君のせいじゃない。引き続き、一緒に帰りを待とう』

『彼女の帰る場所を、私たちで維持しなければならないのだから』

社長の温厚な性格は、数年経った今でも代わりはない。
年少組は少し大人びて、年長組はさらに妖艶になってきている。
そんな中、時間の止まってしまった森久保乃々は、今、どうなっているのか。

「もしもし」

『今、NASAから連絡がありました。ロケットが戻ってきているようです』

『もしかしたら…乃々ちゃんかもしれません』

「すぐ行きます!」

俺は走り出していた。
森久保乃々が、帰ってくる。
俺は嬉しくて、泣きながら走った。

乃々。乃々。彼女に謝罪しなければならない。
東京の観測所に連絡を取り、ロケットの姿を確認した。
そこから降りてくるのは、森久保乃々。ああ、彼女だ。間違いない。

数年経った今でも、彼女は何の変化もなかった。

とても彼女の声が聞きたい。
その想いは通じ、連絡をとることが許された。
第一声に躊躇いを覚えたが、乃々、と軽く名前を呼んでみた。

「も、もしもし…戻って、来ました」

『ああ、乃々。よかった。ごめん。今まで、どうしてたんだ』

「えっと…よくわからない星に、到着して…」

その声に周りの局員も驚きを隠せず、俺に質問を委ねた。
これは世紀の発見になるかもしれない、と。
そして、俺は彼女に尋ねた。

「そ、その…変な星、って?」










「菜々さんがいっぱい居ました」

                    おわり


【森久保、地球へ】は以上です。
【クラリスマジギレ】を書きます。

しばらくお待ち下さい!

相変わらずのスピードと安定のクオリティ
さすが

こんだけ早かったら十分だと思います


【クラリスマジギレ】

祈りを捧げる少女とは、なんと美しいものだろう。

教会に設置されている偶像に目をやり、思った。
そして、俺は日々足を運び、クラリスをアイドルにした。
アイドルにならないか。きっと、この教会を立て直せるはずだ、と。

俺の祈りも実を結び、彼女はアイドルとなって教会を再建した。

さらに、各地の教会からも支援を受け、寂れた教会は元に戻った。
各地で無償の支援活動を行いながらもアイドルをしている。
そんな彼女は、怒ることがあるのだろうか、と思う。

俺が仕事でミスをしても、彼女は責めない。
いいんです、誰にしも、失敗はあることなのですから。
そう言ってくれた彼女に、涙を持って謝罪したことを思い出していた。

悩みを打ち明けることは、とても心が軽くなるのだ。

再建された教会の一角に、懺悔室が設置され、彼女はそこに居た。
今日も悩める子羊を救うべく、彼女はそこに佇むのだ。
その中のひとりとして、俺はそこにいた。

「どうなさいましたか」

『えっと…職場で、ミスをしてしまって、怒られそうで』

「…ミスなど、どなたにでもあることなのですよ」

「だから…悩まれる必要など、ありません」

「それを悔い、改めれば…きっと、許していただけるはずです」

『…あなたも、そうなんでしょうか』

「ええ、もちろん。誠意を持って謝罪すれば、わかってくれるはずです」

『…わかりました』

『クラリス、ごめん』

「え、ええ?ど、どうなさいましたか」

『クラリスのおやつ食べちゃった』

「………神よ」





「この者に天罰を」

                    おわり




【クラリスマジギレ】は以上です。
【裕美のお手伝い】を書きますよ!

少々お待ち下さい…


【裕美のお手伝い】

関裕美は、事務所にいた。

本当は、今日、休みなんだけれど。
でも…お世話になってるプロデューサーさんに、恩返し。
…それだけだった…つもりなんだけど、服も選んでた私が、そこにいた。

「おはようございます」

そう声をかけて入ると、プロデューサーさんが笑顔で迎えてくれた。
今日休みだろ、と言われて、なんとなく、って答えた。
ああ、こういうときに、上手く言えたなら。

「え、えっと…何か、できることとか」

『あ…手伝いに来てくれたのか?』

「は、はい」

えっと、じゃあ。そう前置きして、彼は私に指示を出した。
書類の整理だったり、今度の企画のアドバイスとか。
私が口を出していいのか、ってものさえ。

「こういうのって、私が意見を言っていいのかな」

『いいに決まってる。裕美、センスいいからな』

そう笑顔で言われて、ふっと吹き出してしまった。
おかしくなってしまって、彼から視線を逸らしていた。
…1日中事務所でこんなことしてるんだ、なんて驚いたり。

「じゃあ…私。そろそろ、帰る」

もう、これ以上は仕事はなさそうだった。
なら…残念だけど、私のできることはこれで終わり。
あとは、また明日から、いつもと変わらない日常が始まるだけ。

「また、明日」

『ああ、待ってくれ。この後、暇かな』

「え?ひ、暇だけど…」

『なら、ご飯でも食べに行こう。お腹すいちゃってさ』

『今日のお礼も兼ねて、だ』

「そ、そんなつもりで来たんじゃなくて…」

『いいんだ。俺が、裕美と行きたいんだ』

『ダメか?』

「………」

返事の代わりに、私はプロデューサーさんの手をとった。
口元だけで笑ってくれる顔を、ちらりと見て。
私はその手に、少しだけ力を込めて。

夕焼けの中を、歩き出した。

                    おわり


これで、

【森久保、地球へ】
【クラリスマジギレ】
【裕美のお手伝い】

の3本を終わります!
よろしければ、次もお題をいだだければ!

>>+1 >>+2 >>+3

輝子のマツタケ狩りロケ

南条の特撮布教作戦

乙!

卯月「ただのアイドルに興味ありません」

レイナ様世界征服達成


では、

【輝子のマツタケ狩りロケ】
【南条の特撮布教作戦】
【卯月「ただのアイドルに興味ありません」】

の3本をお送りします!
引き続き少々お待ち下さい。

ウサミン星、実在したのか(驚愕)


【輝子のマツタケ狩りロケ】

「キノコ、キノコ、ボッチノコ」

そんな歌を歌いながら俺たちは京都府を訪れていた。
キノコと言えば、星輝子。そんな風潮ができつつあるのだ。
仕事を伝えに彼女の所へ行くとフィーバーしていたので放置した。

覚醒作用のあるキノコではないことを心から祈っている。

さて、そんなわけで仕事を伝えると彼女はとても喜んだ。
収穫したマツタケは、食べることができるらしい。
グルメ番組としても名高いものに出るのだ。

『頑張ろうな!』

「が…頑張る。フフフ」

不敵な笑みだったが、これはやる気の表現だ。
そして今に至り、彼女のマツタケ収穫においての知識が披露されている。
傘が開いていない段階のものから、ちょっと開いているくらいが1番風味がよいのだそうだ。

なるほど、と頭のなかで記憶し、俺も収穫する際の目安にしていた。
では、実際に収穫してみましょう、ということになった。
見事な手際で輝子はマツタケを収穫した。

『すごいな、輝子。キノコについて右に出るものはないな』

「あ、ありがとうございます…」

その後もてきぱきとキノコを収穫し、レポートも素晴らしかった。
味や風味について寸分違わぬコメントを残したのだ。
仕事を終え、本来の倍の量を貰った。

『輝子のおかげだ。これ、みんなで分けて食べよう』

「は、はい…これで、友達…フヒヒ」

うん?
何か踏んだ。
ああ、マツタケだ。

「………」

「…ここにも、キノコ」

こらこら。
どこを見ているんだい?
そこはキノコじゃないよ。違うよ。

「プロデューサーのキノコも…ふ、フヒヒ…収穫」

数分後には、俺は女になってしまった。

                         おわり


【輝子のマツタケ狩りロケ】は以上です。
【南条の特撮布教作戦】を書きます。

少々お待ちください。

これは放送出来ないww


【南条の特撮布教作戦】

南条光は特撮モノが好きなのだ。

レンジャーであったり、仮面ライダーであったりする。
俺も昔はよく真似をしていたり、ごっこを遊びをしたものだった。
そんな彼女が格好いいレンジャーやライダーに憧れたりする気持ちはよくわかる。

「アタシはみなにこのカッコよさをわかってもらいたいんだ!」

『ああ、わかるぞ。でも…年少組ぐらいじゃないかな』

「でも、アタシは諦めないぞ!とりあえず、勧めてみるぜっ!」

『なら、俺も協力するよ。同じ話が出来る人が多い方がいい』

「ありがとう!」

というわけで、俺は年少組にライダーの良さを語った。
俺は仮面ライダー響鬼について語ってみた。
カッコいいぞ少年。いや少女。

光の作戦も成功しつつあるのか、次第に日曜の朝は特撮をつけていた。

それに子供から大人までがはらはらしながら見守っていた。
なかなかカッコいい、との意見が出て、満足そうだった。
その中の1人がさらにハマったのか、光に尋ねていた。

『現役でみてたのなんだったかな…』

「あ!多分、これだ。貸すぞ!」

『あ、ありがとうございます!そうそう、これ』










『仮面ライダーX!』

                     おわり


【南条の特撮布教作戦】は終わりです。
【卯月「ただのアイドルに興味ありません」】を書きます。

少々お待ちください!

X!?

再放送世代なんですね(棒


【卯月「ただのアイドルに興味ありません」】

8月31日。

「何か特徴がほしいんです!」

島村卯月は俺にそう語った。
彼女は彼女なりに悩んでいるのだろう。
と言っても、いきなり特徴などつけられはしないのだ。

『そうは言っても…漫画とかアニメとか、そんな感じのか?』

「ええと、そうです。そういうのも、いいと思います」

ふとちひろさんのデスクに視線をやると、あのライトノベルがあった。
涼宮ハヒル…は俺のコレクションで、ハルヒの憂鬱だ。
これを例に出し、卯月に話してみた。

『ええと、これのヒロインは、とても特徴的だと言える』

「そうなんですか!これ、お借りします!」

ああ、これは多分ちひろさんのもののはずだ。
後で謝っておこう。多分10000MCで許してくれるだろう。
まだレアメダルにはされたくないのだ。しかし、ハルヒの真似か。

翌日現れた島村卯月には、何も変化はなかった。
どこか変わったのか、と聞ける所でもない。
そんなことを聞けば、悲しむだろう。

どうみてもドヤ顔で俺の方を向いて気付けオーラを出している。

朝から晩まで彼女を観察して職質にもあったが、変化は見られない。
むしろ、何も変化がないことこそが特徴なのではないか?
そう疑うほど、何も変化は感じられなかった。

申し訳ないが、俺は仕事を切り上げて、家に戻った。

疲れてシャワーを浴びて、早めに布団に潜り込んだ。
明日は変化に気付かなければならない。
でないと、卯月が悲しむ。

翌日、俺は最新鋭の目覚まし時計を見て、卯月の変化に気付いた。










今日も8月31日だったからだ。

                         おわり


これで、

【輝子のマツタケ狩りロケ】
【南条の特撮布教作戦】
【卯月「ただのアイドルに興味ありません」】

の3本を終わります!
よろしければ引き続きお付き合いくださいませ。

>>+1 >>+2 >>+3 でお願いします!

茄子さんのアンラッキーデー

幸子、ライブ中にも関わらずとうとう尿意の限界突破

ナターリアとすき焼き

泰葉とオカザえもん


では、

【茄子さんのアンラッキーデー】
【幸子、ライブ中にも関わらずとうとう尿意の限界突破】
【ナターリアとすき焼き】

の3本をお送りします!少々お待ち下さい。

>>34 今更ですが正解です!
以前にも同じスレを立てました。

http://i.imgur.com/T0Ivm1f.jpg
http://i.imgur.com/Z1uEvfE.jpg
安部菜々(17?)

http://i.imgur.com/qUMXTju.jpg
http://i.imgur.com/deJ9iwT.jpg
北条加蓮(16)

http://i.imgur.com/o1i5SJ6.jpg
http://i.imgur.com/kphHmPU.jpg
前川みく(15)

http://i.imgur.com/2E5tB8J.jpg
http://i.imgur.com/7FdpfR0.jpg
森久保乃々(14)

http://i.imgur.com/ARq2voH.jpg
http://i.imgur.com/jpA9cGP.jpg
佐城雪美(10)

http://i.imgur.com/p5aDlr3.jpg
http://i.imgur.com/2XniajN.jpg
相原雪乃(22)

http://i.imgur.com/V0uST8R.jpg
http://i.imgur.com/xDASoIe.jpg
井村雪菜(17)

http://i.imgur.com/rwkVQ5l.jpg
http://i.imgur.com/YO9SP0y.jpg
輿水幸子(14)

http://i.imgur.com/yG1Ofoh.jpg
http://i.imgur.com/nu4TAQF.jpg
渋谷凛(15)

http://i.imgur.com/RyMImVy.jpg
http://i.imgur.com/fL1N2BU.jpg
若林智香(17)

http://i.imgur.com/AX90rqy.jpg
http://i.imgur.com/Z66ogvK.jpg
神崎蘭子(14)

http://i.imgur.com/0nLyQR4.jpg
http://i.imgur.com/obwfKEt.jpg
イヴ・サンタクロース(19)

http://i.imgur.com/661vbeg.jpg
http://i.imgur.com/wyevKJS.jpg
クラリス(20)

http://i.imgur.com/XKD778m.jpg
http://i.imgur.com/aIclLdn.jpg
関裕美(14)

http://i.imgur.com/EtEetvE.jpg
http://i.imgur.com/WXxqtv8.jpg
星輝子(15)

http://i.imgur.com/2EfhU7i.jpg
http://i.imgur.com/pxWXu4x.jpg
南条光(14)

http://i.imgur.com/1Q5kzP1.jpg
http://i.imgur.com/sqZmpV6.jpg
島村卯月(17)

急いでたから抜けてたら言って


【茄子さんのアンラッキーデー】

鷹富士茄子は幸運だ。

何事にもラッキーという言葉がつきまとう。
だが、運というものは貯蓄量があると俺は思ってる。
いつかはそれがなくなってしまって…そうなってしまえば、彼女は。

「今日、道行く途中で転んでしまいました」

『え?茄子が転んだ?転んだ先で、何か見つけなかったのか』

「いえ…」

珍しいものだ。彼女が転ぶ?アンラッキーだ。
彼女を背に事務仕事をこなしていると、コップが割れた。
どうやら茄子が落としてしまったようで、俺はすぐに処理をしていた。

「す、すみません。割ってしまいました」

『いいんだ。それより、怪我はないか?』

「ありません。ごめんなさい」

そう言って落胆した様子の茄子を見て、俺は心配だった。
彼女にこんな連続して不運が起こるはずがない。
となると、これから更に起こるのか?

レッスンを終えた彼女はいくつか切り傷を作っていた。

レッスン中に派手に転んだり、荷物を運ぶ途中にぶつかったり。
散々な目にあったようで、俺は今日の仕事を終えた。
彼女を送ろう。俺たちは歩き出した。

『きっとさ。今日だけだよ、1日1回はいいことがあるよ』

「はい…」

なんだか錆びた音が聞こえる。
辺りを見回しても何も聞こえない。
けれど、ずっと俺の耳につきまとう音。

すぐに上を見上げて、分かった。

電柱に昇る作業員。道具箱が落ちそうだ。
まずい。これだけは本当に冗談ではすまなくなる。
そう思っていたときには、道具箱は茄子めがけて落ちてきた。

『危ない!』

俺は茄子を抱き寄せ難なきを得た。
はず、だったのだが…
この感触は。

「…んっ」

「………」

『え、えっと…ごめん!わざとじゃ、ないんだ!ごめん』

「…ふふっ」

「言っていた、通りです」

「1日に1回は…いいこと、ありました」

「帰りましょうか」

俺は作業員に平謝りされ、少し拘束された後、共に帰路についた。
隣を歩く茄子は、先ほどよりずっと口数が少なかった。
けれど…手のぬくもりだけは、熱かった。

明日も、きっといいことがある。

                        おわり


【茄子さんのアンラッキーデー】は以上です。
【幸子、ライブ中にも関わらずとうとう尿意の限界突破】を書きます。

少々お待ちください。

10分で書くってすごいな

見習いたいわ

http://i.imgur.com/GrLCdvI.jpg
http://i.imgur.com/AJJZ76a.jpg
鷹富士茄子(20)

http://i.imgur.com/97zdwPI.jpg
http://i.imgur.com/3VsvIEl.jpg
ナターリア(14)

>>78
蘭子さん第2形態だWWWWW


【幸子、ライブ中にも関わらずとうとう尿意の限界突破】

俺は変態だ。

輿水幸子に対して変態的な願望を持っている。
おもらしというジャンルがあることをご存知だろうか。
俺はそれに圧倒的なまでに魅了され、それを糧に日々を生きている。

今日は幸子のライブの日だ。

大掛かりなセットを前に、幸子は目をきらきらさせている。
きっともうすぐその目からハイライトは消えるだろう。
俺たちはすぐに楽屋へ向かい、準備を整えていた。

「どうですか!ボクによく似合いすぎて困っているんですが」

俺も困っているんです。
そんなことを言われても似合ってるよ。
俺は何気なく彼女の飲料水に利尿剤を大量にいれておいた。

こんにちは、ちひろさん、ありがとう。さようなら、100000MC。

それを差し入れとして手渡し、彼女はそれを口に含んだ。
これで計画は完璧だ。全ては計画通り。
後はライブだけだ。

楽屋を出て、スタッフと鉢合わせた。

そういえば、演出上でまだ不備があるらしい。
もう少し派手に行いたいという演出に、適当に答えていた。
仕方が無いので、期待していてください、とだけ付け加えて安心させた。

『幸子、そろそろ出番だからスタンバイよろしくな』

「わかってますよ!やっぱり高い所は怖…くはないです」

怖いのだろう。
そしてライブがはじまった。
最初に持ち歌を披露し、少しの休憩を挟む。

そこから輿水幸子は天高いところから降りてくるのだ。

もちろん安全面は問題ない。スタッフにも念を押している。
幸子がドームの上から降りてくると、観客がみな一様に声を上げる。
すごい。すごい演出だ。幸子。そんな視線や声を1人で浴びているのだ。

「ふふん。どうですか!」

「………」

「あっ」

「ちょ、ちょっと待って下さい!上げてください!」

慌て出す幸子。周囲にもざわつきが広がる。
俺もその指示に口元を吊り上げながら従った。
スタッフに問われ、これは演出だからと言った。

「あ…」

空に虹がかかった。

                    おわり


【幸子、ライブ中にも関わらずとうとう尿意の限界突破】は以上です。
【ナターリアとすき焼き】を書きます。

それでは引き続きしばらくお待ち下さい。

プロデューサーが俺だった


【ナターリアとすき焼き】

今日は俺とナターリアですき焼きに来ている。

なかなか値の張る店なのだが、彼女の努力を労う為だ。
日本のゴハン!と言われ、思いついたのがすき焼きだ。

「おお、これがすき焼きネ」

『そうだぞ。好きなだけ食べていいからな』

「アリガトー!」

ねぎに牛肉、たれをたっぷりとかけて煮込んでいく。
しいたけも気を見計らい投入し、準備は完了。
ああ、とてもいい香りが漂ってくる。

「早く食べたいネ」

『ああ。このタレの香ばしい香りがたまらないな』

「ナターリア、これからも頑張るヨ」

『あはは。じゃあ、これ食べて元気つけてくれ』

「………」

「日本は、これ作れると、嬉しいかナ?」

『どうだろう。でも、お嫁さんとかだと、やっぱり嬉しいかな』

「ソッカー」

「なら、作れるようにナル」

「ナターリア、プロデューサーのお嫁さんになるんダ♪」

「えへへ」

蓋を開けると、飛び出してきそうな煙が充満する。
もう、食欲は限界まで達している。
さて、あとは。

『…なら、期待してようかな』

『いつか、ナターリアのすき焼きも食べてみたいから』

「うん!」

「じゃあ…」

『「いただきます!」』

                      おわり



【茄子さんのアンラッキーデー】
【幸子、ライブ中にも関わらずとうとう尿意の限界突破】
【ナターリアとすき焼き】

の3本は終了です!引き続きよろしければ!

>>+1 >>+2 >>+3 お願いします!

岡崎先輩マジギレ説教

>>76

(*゚∀゚)o彡゚ミミミン!ミミミン!ミーユサン!!


【岡崎先輩マジギレ説教】
【泰葉とオカザえもん】
【(*゚∀゚)o彡゚ミミミン!ミミミン!ミーユサン!!】

の3本を書きます!
しばらくお待ち下さい!

http://i.imgur.com/M2U10O6.jpg
http://i.imgur.com/VA8041t.jpg
岡崎泰葉(16)

http://i.imgur.com/7aL8lwG.jpg
http://i.imgur.com/c1erDVG.jpg
三船美優(26)


【岡崎先輩マジギレ説教】

俺は岡崎泰葉に正座させられていた。

事の発端は俺が仕事でミスをしたことだ。
彼女は怒っていたが、謝罪を続けたら正座の巻。
これからはじまる説教はなかなか辛辣なので注意だ。

「聞いてるんですか!?」

『無論だ』

「何で偉そうなんですか…」

「いいですか?仕事でミスをしたのはプロデューサーです」

ごもっともだ。ミスをしたのは俺だ。
そこは反省しなくてはならない。
すみませんでしたと呟いた。

「まったく、もう…これからは私1人でもいいんですよ?」

『そ、そんなこと言わずに…ごめん』

「本当に反省してるんですか?」

『うん、本当だ…ごめん』

本当に反省している。だが、その裏では別の感情が渦巻いていた。
当然、怒りだ。どうして正座などさせられているのだろう、と。
プロデューサーがアイドルに正座させられているのだから。

「もうしばらく正座です」

『…ああ』

俺の怒りはそろそろ有頂天に達しそうになっていた。
だが…その怒りもそろそろ限界なのだ。
あと一言で、俺は…。

「私は負けたくないんです。だからミスはなくしてもらわないと」

『ッ!』

びくっと彼女は震える。
俺が怒りの形相をしていたからだろう。
俺は怒りに任せ、彼女に思っていたことを全てぶつけた。

『何で!』

『何で俺が正座なんだよ!』

『もっとさ、あるだろ?亀甲縛りとか!』

『何でもっと傲慢な女社長みたいに罵れないんだよ!』





さらに5時間正座させられた。

                          おわり


【泰葉とオカザえもん】

岡崎泰葉というアイドルがいる。

そして、オカザえもんという存在をご存知だろうか?
愛知県岡崎市に存在する若干アフロヘアーのゆるキャラである。
見事にゆるキャラという目論見は失敗し子どもたちは大号泣しているのだ。

がんばれ、オカザえもん。そういう見出しまで新聞に乗っている。

さて、今回は岡崎繋がりでオカザえもんと愛知県岡崎市の宣伝なのだ。
バスにのる途中も、岡崎泰葉は岡崎市についての資料を読んでいた。
なんだか親近感がわく、なんて喜んでいたのだから。よかった。

愛知県岡崎市へ到着すると、最大級のもてなしを受けた。

美人のお姉ちゃんが…ではなく、岡崎泰葉はファンと握手していた。
これからも来てくださいとのファンの声に、彼女は笑顔だった。
そしてオカザえもんとのご対面のところで、事件は起きた。

「………」

オカザえもんが立っている。
あれ?泰葉はどこに行ったんだ?
泰葉、と呼ぶとオカザえもんが返事した。

よくみたらオカザえもんが2人いるではないか。
見分けがつかない。どちらが岡崎泰葉なのか。
泰葉、と呼ぶと2人とも返事をするのだ。

「私が岡崎泰葉です!」

ああ、片方が返事をした。なるほど。
こっちが岡崎泰葉だったか。困っちゃうよ。
俺はオカザえもんにしか見えない泰葉と仕事をした。

仕事を終え、事務所に戻ると、みなが怪訝な顔をする。

社長は目を細め、どうしたのかという視線を送る。
それを言語化したのがちひろさんの一言だ。
恐る恐るという感じで彼女は言った。

「………」

「なんで…オカザえもんがここに?」

テレビをつけると、そこに岡崎泰葉が映っていた。
怒りの形相で俺に向かって叫んでいた。
許しませんから、と声を大で。

オカザえもんが微かに笑った。

                    おわり




…これが俺の正座の理由である。


【岡崎先輩マジギレ説教】
【泰葉とオカザえもん】の2本は以上です!

次は【(*゚∀゚)o彡゚ミミミン!ミミミン!ミーユサン!!】を書きます。

少々お待ちください!

なるほど、それは正座させられるわ


【(*゚∀゚)o彡゚ミミミン!ミミミン!ミーユサン!!】

三船美優。

言葉にできないほどお姉さんなアイドルだ。
子供から大人まで親しまれ、大きいお友達にも親しまれている。
誰もが彼女のステージの前でその美貌に見とれる程に大人気なアイドルである。

近日、安倍菜々のCDデビューが行われる。

菜々のCDの試供品をみなで視聴していた。
年少組は可愛いと笑い、年長組は可愛いと苦笑いしていた。
その笑顔の辿る先は決して探ってはならない。ウサミン星人になるよ。

「可愛い…」

年長組の中で、曲自体に興味を示していた三船美優。
なんだかうっとり、そわそわしながら聞いている。
美優さんも、と尋ねると、いえ、と断られた。

とても見てみたい。

とってもお姉さんな美優さんが可愛く歌って踊るのだ。
…これを見たくないと言える男が居るなら、そいつはゲイだ。
間違いない。俺は股間を腫らしてそう言える。これは絶対なのだ。

『お願いします。美優さんもやってみてはくれませんか』

「え…ええ?私が、ですか?に、似合いませんよ」

『そんなことありません。美優の、みてみたいです』

俺は精一杯いい声を出して言った。
だが、どうにも俺の願いは届かなかった。
やはり、恥ずかしいという意識が邪魔をするのか。

俺は本日の仕事を終え、菜々の衣装を返却するために用務室へ向かった。

すると、中からなんだか声が聞こえる。
ああ、菜々の曲じゃないか。切り忘れだろうか?
うん?さらに、人の声までするではないか。誰かいるのか?

「み、みみみん…みみみん、みーゆさん」

「みんみんみみみん…みーゆさんっ」

「………」

「きゃ、きゃはっ☆」

「………」

「はうう」

鏡に向かって、歌って踊って練習していた。
しかも菜々の衣装を着ているため、スカートが…
後少しで見える!見えろ美優さんの下着!パンツ!ショーツ!

がたっ。

「………」

『………』

「………」

『きゃはっ☆』

連行された。


【岡崎先輩マジギレ説教】
【泰葉とオカザえもん】
【(*゚∀゚)o彡゚ミミミン!ミミミン!ミーユサン!!】

の3本は以上です!
すみません!メルヘンチェンジ書き忘れました!

よろしければ次をお願いします! >>+1 >>+2 >>+3

巴の恋愛相談

小梅企画のホラー系ドッキリ ターゲット:幸子

ままゆ vs. 早苗さん vs. 木場さん vs.�左の面子を見て脚をガクガクさせる麗奈様

事務所が桃華に買収された

50年後のちゃんみお


では、

【巴の恋愛相談】
【小梅企画のホラー系ドッキリ ターゲット:幸子】
【ままゆ vs. 早苗さん vs. 木場さん vs.左の面子を見て脚をガクガクさせる麗奈様】

を書きます!少々お待ち下さい!


【巴の恋愛相談】

村上巴。

彼女は芯が通っている。
彼女のその姿は、とても凛々しい。
迷うこと無く、答えを見つけるその姿は美しい。

そんな彼女を頼り、みなは彼女に恋愛相談を持ちかける。

うんざりじゃけえ、と言いつつ、話を聞く辺りが彼女らしい。
面倒見は十分にいいのだ。次の頭は君に決めた!
本日の相談は俺になっていた。

『俺…好きな人が出来たんだ』

「どこのシマのモンか言うてみぃ」

何でいきなり抗争が起きそうな言い方なんですか?
僕の恋愛相談を努めてくれるんじゃないんですか?

「で、どういう女よ」

『えっと…可愛い娘なんだ』

『面倒見のいい女の娘でさ』

「…ほう」

眼を細めるのはやめてください。
何も悪いことはしてないんです。

「で、デートとかしょーるんか?」

『…したいな、って思ってる』

「ほうか。ほんなら、うちの若いもん連れて行け」

何でだよ。男3人に女1人のデートっておかしいでしょ。
不思議で仕方ないよ。帰りには男3人になってるでしょ。

『ああ、そんな言い方せんと、はっきり言えや』

「そ…その、俺、巴のことが…好き、なんだ」

『………』

『ほうか。ほうか。なら、すぐに若いのに車回させるけえ、親父に顔見せや』

『すぐ、電話で話つけるけえ、ちょいと待ち』

次の頭は俺だろうか。

                       おわり


>>106 修正です。

[ ○ ]

「ああ、そんな言い方せんと、はっきり言えや」

『そ…その、俺、巴のことが…好き、なんだ』

「………」

「ほうか。ほうか。なら、すぐに若いのに車回させるけえ、親父に顔見せや」

「すぐ、電話で話つけるけえ、ちょいと待ち」


としてお読みください。括弧逆でした。失礼しました。

では、

【巴の恋愛相談】を終え
【小梅企画のホラー系ドッキリ ターゲット:幸子】を書きます。

もう少々お待ち下さい。

頭になったら立場的にプロデューサーするのは大変そうだな…。


【小梅企画のホラー系ドッキリ ターゲット:幸子】

白坂小梅。

白坂小梅はホラーを好む。
そしてまた、俺もそれに慣れてきた。
最初は怖くて仕方がなかったが、彼女の趣味だ。

理解するために、最初は怯えながらドラマに映画を見続けた。

おかげさまで俺は運営の圧力でしか怯えないよ。
というわけで、今日は小梅の立案の企画を行うのだ。
ターゲットは輿水幸子。今日は色々な目にあっています。

『それで、どういう感じで驚かせるんだ?』

「…え、ええと…じ、事務所を…改造して、おばけ、屋敷に…」

「で、出られない…ように、して…驚かせる」

「それで…企画だって、伝えて…終わり」

『なるほど…企画としては、なんだかベターだな』

「やりすぎは、よくない…から」

『だな。なら、とりあえずやってみよう。ちひろさんに言ってみる』

「…お、お願いしま…す」

というわけでちひろさんは一晩でやってくれました。
彼女なら新世界の神になっちゃったりするんじゃないだろうか。
ともあれ、こういう企画はちひろさんが1番いいのだ。人間って面白っ。

アイドルもお化け用の特殊メイクを終え、部屋の明かりを落とす。
なかなか様になっている。お化けらしい動作で更にそれらしい。
これならいける、と確信した俺は、白坂小梅にゴーサイン。

輿水幸子がやってきた。

>『俺…好きな人が出来たんだ』

「どこのシマのモンか言うてみぃ」

ワロタ


「おはようございまー…って、あれ?ボクが来ましたよ」

ぱたん、とドアが閉まった後、すぐに気付かれないように鍵をかける。
前後逆につけた鍵は、見事に効果を発揮してしまったようだ。
そして照明を落とし、中には幸子とアイドル達だ。

俺はそれを設置されたカメラで録画している。

幸子はなんだか怯えた様子で俺の名前を呼んでいる。
だが俺は別室で小梅と見守っている為居ない。
さて、幸子はここからどうするのか。

「プロデューサーさん!居ないんですか?」

かさり。アイドルたちが音を立てる。
ばん。ぱちっ。ラップ音までがそこに混ざる。
完全に幸子は怯えているようで、前に進むのを躊躇っている。

『し、白坂小梅…です。みなさん、いい…ですよ』

なかなか容赦がない小梅さんである。
ゴーサインを得たアイドルたちはお経を唱える。
何かの宗教結社のようなお経に、幸子はさらに怯えている。

暗いところからそっと這い出したアイドルが、幸子の肩に手を置く。

「ひっ!」

「な、なんなんですか!」

「だ、出してください…だ、誰かいないんですか!?」

みんないるよ。
歩を進めるしかない幸子。
出口は社長室にしてあるので問題はない。

殺すぞ。

うん?なんだか物騒な声が入ってるな。
そこまで行くのはよくない。後で叱らなければ。
最後にアイドルたちが大声で幸子を全力で追いかけた。

「だ、誰か!ボク、ボクです!幸子です!」

わけのわからないことを叫びながら彼女は社長室に飛び込んだ。
見事にそこにいた俺と小梅と目があい、ネタばらし。
録画した映像を見せ、ドッキリを伝えた。

「も、もう!次、こんなことがあれば許しませんから!」

『ごめん。ほら、小梅も謝ろう』

「ご、ごめん…な、さい」

「もういいです。ボクのカワイさに免じて、許してあげます」

『ありがとう』

2日後。

俺は帰宅してから彼女の録画を再生し始めた。
あれはやりすぎてしまった。ひと通り確認したら消そう。
ああ、怯えている…しばらくは、彼女に優しくしてあげようと思った。

幸子が飛び込んだ辺りから、まだもう少し続きがあるようだ。

誰かがそれを取り外し…そのまま、事務所を出た?
ああ、この駅。俺がいつも使っている駅じゃないか。
電車に乗り…そのまま俺の知っている道を歩いている?

マンションの階段を昇り…窓からカメラを入れている。
盗撮じゃないか。誰だ、こんなことをしてるのは。
カメラにパソコンを覗きこむ男が映っている。


そこにいたのは、今の俺だった。

                     おわり


【小梅企画のホラー系ドッキリ ターゲット:幸子】を終えました。
【ままゆ vs. 早苗さん vs. 木場さん vs.左の面子を見て脚をガクガクさせる麗奈様】を書きます。

少々お待ち下さい!

おい…オチ怖いんだが


【ままゆ vs. 早苗さん vs. 木場さん vs.左の面子を見て脚をガクガクさせる麗奈様】

勝ったものこそ正義とは、よく言ったものだ。

俺はその声に異論はない。だが、現状に異論はある。
佐久間まゆ。片桐早苗。木場真奈美の3名だ。
誰もの視線が俺の方を向いているのだ。

グラウンド・ゼロって感じだぜ、ダッチ。

カラシニコフの名の下にやられるのは避けたい。
そんな俺の意思を無視して彼女らの争いははじまっている。
間違いなくこの中に入れば俺は身元不明な遺体となっていることだろう。

「Pさんは…まゆの恋人ですから…ふふ」

「彼はお姉さんが見ておかないとダメだから…ふふふ」

「ほう。私に勝てると思って言っていると思っていいんだな?」

何だろうこの大乱闘スマッシュブラザーズ。
間違いなく俺はバンパーに弾かれまくったプリンだ。
とりあえず、まずは俺の意見を聞いてこの争いを止めなければ。

『俺のために争うのは止めて!』

「すぐ…助けますからねぇ、ふふ…ふ、ふふ」

「お姉さんがちゃんと見ててあげるから…ふふ」

「すぐに彼女らの魔の手から助けだしてやるからな」

虚ろな目のまゆに公的権力の横暴の早苗さん。
イケメン過ぎる発言の真奈美さんを交え、火種は収まらない。
誰か。誰か来てくれ!そして、この争いを抑えてくれ!俺は神に祈っていた。

「アーッハッハッハッ!このレイナサマが来てあげ…」

「………」

「………」

「………」

「あ、アタシ用事思い出したから戻らないと…」

今度復讐してやろうと思った。
     
                          おわり



【巴の恋愛相談】
【小梅企画のホラー系ドッキリ ターゲット:幸子】
【ままゆ vs. 早苗さん vs. 木場さん vs.左の面子を見て脚をガクガクさせる麗奈様】

の3本を終わります!
よろしければ引き続きお願いします!

では、 >>+1 >>+2 >>+3 で、お願いします!

早苗さんのご家族に外堀を埋められもはや結婚待ったなし

魔法世界のシンデレラガールズ

GS片桐 極楽大作戦!! キャスト:早苗、愛海、小梅

長崎出身なせいで自転車にだけは乗れない木場さん

まゆ スキャンダル

GOUHOU千枝ちゃんによる熱烈アタック

って取ろうとしたらもう埋まってた(白目


では、

【早苗さんのご家族に外堀を埋められもはや結婚待ったなし】
【魔法世界のシンデレラガールズ】
【長崎出身なせいで自転車にだけは乗れない木場さん】

>>119 さん、申し訳ありません。
元ネタが分からない為、書けず…。

それでは申し訳ありませんが、もうしばらくお待ち下さい。



ゴーストスイーパーじゃね


【早苗さんのご家族に外堀を埋められもはや結婚待ったなし】

片桐早苗と席を共にするのは、何度目だろうか。

最初は彼女の誘いからはじまったのだ。
共に酒を呑み、食事を共にし…それが、普通となっていた。
そして、ある日…早苗さんに、驚くべきことを告げられてしまっていた俺がいた。

「あ…その、お母さんとかが、あたしが結婚するって…えへっ」

えへっ?
まだへけっの方がいい。
明日もいいことあるよね、ハム太郎。

『ど、どうするんですか…早苗さん、待ったなしです』

「えっと、1日だけ!1日だけ、彼氏のフリしてほしいの」

「ほら、アイドルだし、恋愛できないって思われてるから…」

「ごめんなさい!」

そう素直に謝罪されてしまっては、俺も何も言えない。
それに、彼女には世話になっているのだ。
これくらいは別にいいだろう。

『なら…今度、早苗さんの実家におじゃまします』

「ありがとう」

仕立てのいいスーツを着こみ、髪も珍しくセットした。
一言一句、一挙一動が観察されるのだ。
1つもミスなどできない。

『お待たせしました』

「こちらこそ。じゃ、いこっか」

長い時間をかけて、俺は早苗さんの実家におじゃました。
ご両親は満面の笑みで俺を迎えてくれた。
俺は泊まることになった。

ご丁寧に布団がダブルベッドのようになっていた。
気を利かせてくれるのは嬉しいが離した。
これが倫理観というものだ。

そして、俺は深夜に喉が乾き、飲み物をいただこうと起きてきた。

そこには早苗さんのご両親がテレビを見ているようで、声をかけた。
飲み物、いただきます。ああ、どうぞ。好きなものを。
そう言って笑ってくれるご両親に、俺は。

『…すみません。俺…いえ、私は、早苗さんとは…』


「知ってます」

開口一番、驚きもせずにそう言った。
知っていた?ならば、どうして、おふたりは。
疑問を口に出さずにはいられなかった。そして、言った。

「あの子、警官を辞めてまで、アイドルになって」

「毎日…人を、笑顔にして」

「けれど…その分、自分の自由が減っちゃって」

『…すみません、俺の、せいです』

「いいえ。あなたを責めているわけでは、なくて」

「それをするほどに、いい人に出会ったのかな、と思って」

『………』

「それで、あの子は…あなたを連れてきた」

「やっぱり、誠実な方で、私達も安心しました」

「嘘がつけない方で、よかった」

「これからも…あの子を、よろしくお願いします」

『…はい』

『もちろんです。こちらこそ、よろしくお願いします』

俺は冷蔵庫にあった麦茶を一気に飲み干し、頭の痛みを感じた。
けれど…それすら、俺には心地いいものであって。
一声かけて会釈を終え、布団に戻った。





「ねえ。Pくん」


『…起きてたんですか』

「聞いちゃったの」

「…ごめんなさい」

どうして早苗さんが謝るんですか、と問うても、答えは帰って来なかった。
けれど、その代わりに、軽く俺に微笑をしたまま語り出した。
両親は、とっても寂しがり屋なの、と前置きして。

「公務員からアイドルになるのに、すごく反対されたの」

「けど…それでも、最終的には応援してくれて」

「Pくんのことを話してるうちに、紹介して欲しい、ってなって」

「この歳だし、そういう人くらい、いるんでしょうって」

「ちょっとがさつな所もあるから、貰い手がいなくって」

『………』

『そんなこと、ないですよ』

『じゃなかったら、俺はここまで来たりしません』

「………」

『早苗さんは…俺のこと、どう思ってますか』

『プロデューサー?友人、それとも…』

ふいに、唇にしっとりしたものが触れた。
それは、1秒だったか、1分だったか、1時間だったか。
定かではないけれど…俺には一瞬のようでいて、永遠のようでもあって。

「これが、答え」

「ふふっ…柄にも、ないのかも」

『いえ』

俺はそう言って、早苗さんを抱きしめた。
驚いていた彼女も、やがて笑って、俺を抱きしめ返した。
そして、彼女は涙を流して、その雰囲気を払拭するかのように、言った。

「片桐早苗…犯人を、逮捕しましたっ」

「これからも…ずっと、ずっと、よろしくお願いします」





「Pくん」

                           おわり


【早苗さんのご家族に外堀を埋められもはや結婚待ったなし】は以上です。
【魔法世界のシンデレラガールズ】を書きます。

しばらくお待ち下さい!



早苗さんを変態P逮捕係として酷使する風潮に一石を投じていきたいと思わないか

やっぱり早苗さんはかわいいおねーさんだな


【魔法世界のシンデレラガールズ】

「パクティオーするんや」

ヒョウくんは俺にそう言った。
うん?パクティオー?どこかで聞いたな。
あっ、分かった。魔法先生鳥貴族だ。間違いない。

「せや、ちょっと女の娘の唇と心盗んでまうだけや」

今度はハナコが俺にそう言った。
ルパンにもなかなか難しいことを俺にやれと?
だが、いいじゃないか。やってやろうじゃないか。俺が、この手で。

世界を救うのだ。

この世界には、魔法が満ち溢れている。
魔法は人々を豊かにする反面、悪事にも用いられる。
そんな人たちから平和を守るため、結成されたチームが、俺の元へと来た。

チーム・シンデレラガールズ。

どの花見てもきれいだな。
誰もが美女であり、素晴らしい環境だ。
熱が入り、彼女らと共に日々、魔法の練習を欠かさなかった。

そして、今日から俺たちシンデレラガールズ…俺を入れるとおかしくなるので割愛。

の、活動がはじまるのだ。
この世界の犯罪者を俺は駆逐するのだ。
やってやる。彼女らと共に犯罪者を一匹残らず駆逐する。

俺は掛け声と共に、1つの魔法を唱えた。
俺の心を穏やかにしてくれる、禁断の魔法を唱えた。
ああ、ここから、俺の魔法先生としての世界がはじまるのだ!

「フランス・エクサルマティオー!」





連行された。


【魔法世界のシンデレラガールズ】は終わりです。
【長崎出身なせいで自転車にだけは乗れない木場さん】を書きます。

しばらくお待ち下さい!

進撃の魔法IDOLシンデレラガールズ(迷走)

…ふむ。

>>124
http://i.imgur.com/lUDn1ot.jpg
http://i.imgur.com/uGEaT8g.jpg
そだよ、ちちしりふともも見つからんかった

http://i.imgur.com/uAa9Wmj.jpg
ヒョウくんオコジョやったんか


【長崎出身なせいで自転車にだけは乗れない木場さん】

「自転車使っていきますか?」

その問いに、木場真奈美はいいえと答えた。
どうにも、彼女は自転車に乗ることを頑なに拒む。
理由を聞いてみると、自転車に乗れないと正直に答えた。

『なら…車とか、どうでしょうか?』

「ふむ。車か、悪くない案だ」

「…だが、今日は時間がないので、このまま行くよ」

『わかりました、では、行ってらっしゃい』

「ああ」

颯爽と走っていく木場さん。ううん格好いい。
俺が女ならもうとっくに股を広げて待機していることだろう。
しかし、自転車に乗れないのか。なんだか、可愛らしいところがあるものだな。

俺はそう思いながら、若干苦笑していた。

無論、軽蔑的な意味での笑いではない。
木場さんにあのような一面があるのか、と思ったからだ。
ああ、だが、明日からは車で出勤したり、車で移動するのだろうか。

…だが、彼女は車を持っていただろうか?

いくら彼女とはいえ、車を手に入れるには思案するはずだ。
ぽんとそれだけお金を出せるとは思えないのだ。
なら…どうするつもりなのだろうか?

翌日、俺は早朝に出社し、かかってきた電話に応対した。

「ああ、もしもし、プロデューサー君か」

『ええ。どうしたんですか?』

「車で来たんだが、どうにもどこに停めればいいかわからなくてな」

「案内をお願いしたいんだ」

『わかりました』

事務所の下で待っている、という木場さんを探した。
だが、上からみても木場さんはいない。
降りてみると、彼女がいた。

…三輪車にまたがって。

                      おわり


これで、

【早苗さんのご家族に外堀を埋められもはや結婚待ったなし】
【魔法世界のシンデレラガールズ】
【長崎出身なせいで自転車にだけは乗れない木場さん】

の3本を終わります!
飛ばした方、申し訳ありませんでした…。

よろしければ、次もお題をいただければ幸いです。

>>+1 >>+2 >>+3 で、お願いします!

吾輩はロボである。名前はまだない

性格が入れ替わった142cm組の三人

肇ちゃんとうどん巡り

アーニャの親父が大統領だった件

肇ちゃんとうどん巡り


では、

【吾輩はロボである。名前はまだない】
【性格が入れ替わった142cm組の三人】
【肇ちゃんとうどん巡り】

の3本をお送りします。少々お待ち下さい。
また、【性格が入れ替わった142cm組の三人】の安価を取った方は、
アイドル3人の名前を記載していただければ幸いです。申し訳ありません。

それでは少しお待ち下さい。

二重投稿になってしまった、スマン

142トリオは幸子・小梅・輝子やね

小梅・幸子・輝子 の三人です

もしかして142cmのアイドル増えてた?

人数考えたら、身長って見落としてるかもしれないよね

http://i.imgur.com/RUTjuLy.jpg
142cmはまだその三人のまま


【吾輩はロボである。名前はまだない】

「成功したぞ!ロボットが意識を持ったんだ!」

吾輩はロボである。名前はまだない。
分かることは、目の前の彼女が製造者ということだ。
彼女には感謝せねばならない。この吾輩を生み出してくれたのだから。

「私は…池袋、晶葉だ」

池袋晶葉。それが吾輩の製造者の名前なのか。
ロボットゆえ、感情に身を任せることもできず、電気信号に従った。
ありがとうございます、という入力済みの電子音だけをその場で発し、コミュニケーションをとった。

「ああ、私は成功したんだ。これで、さらに科学は発展する」

彼女は喜んでいるようであった。
けれど、吾輩にはその感情が理解しようもなかった。
吾輩はただ、入力済みの行動に対してのみにしかリアクションが取れない。

もどかしい、という感情をその場で覚え、彼女に伝えると、また喜んだ。

学習機能、というものがついているようで、吾輩はAI、というものに当たるのだ、と。
それから3日過ぎると、感情という人間特有のものについて理解した。
彼女はそれについて学会で発表し、名声を手に入れた。

けれど。

AI…人の手の及ばなくなると判断した学者たちは、彼女を一同に避難した。
これが将来性彼女らに危険を及ぼすかもしれない、と加えた。
そんなことはない、と避難したが、通らなかった。

これはあの学者たちの嫉妬、というものから来ているのだと悟った。
吾輩は涙を流すことも出来ぬまま、彼女に謝罪をした。
吾輩の存在が、彼女の成長を妨げたと。

「ああ、いいんだ。君が悪いわけではないんだ。悪いのは、私だよ」

ロボットにすぎない吾輩に涙を流す彼女を愛おしいと思うことすらできた。
すまないな、明日には、どうにかしよう。そう言って、部屋を出た。
ああ、ひとときでも、吾輩は夢をみたのだ。短い夢だ。

吾輩は胸のディスプレイに文字を表示し、最大限の消費電力で焼き付けた。
これで、吾輩がいなくなっても、意図は伝わるのだろうか。
ああ、けれど、また会える。きっと。

吾輩は自らのフォーマットをはじめ、ゆっくりと意識は薄れてゆく。
電気信号を意識と呼べるほどにしてくれた彼女に感謝だ。
しばらく夢を見るだけだ。さようなら、だ。

最後まで、名前をつけてもらうことはなかった。
吾輩は、未だにロボのままである。
名前は、まだ、ない。

さようなら。

                   おわり

http://i.imgur.com/GyQmEq6.jpg
http://i.imgur.com/EYmXiYh.jpg
池袋晶葉(14)


修正です。

>>148

避難 を 非難 と置き換えてお読みください。
失礼しました。

【吾輩はロボである。名前はまだない】を終え、
【性格が入れ替わった142cm組の三人】を書きます。

しばらくお待ち下さい。

シンギュラリティに達してしまう晶葉マジチートだなwww

チートだよほんと……。


【性格が入れ替わった142cm組の三人】

とある心霊スポットにいってから、様子がおかしい。

3人とも、自らが別の人間であると語るのだ。
白坂小梅は輿水幸子のように、表情に自信を携えて。
輿水幸子は星輝子のようにときおりフィーバーしたりして。

そして、星輝子は白坂小梅のようにスプラッタを好むようになった。

これはどうみても入れ替わってるという他ないではないか。
彼女らは真面目に入れ替わり説を支持していた。
しかしなかなか、面白いのだ。

『幸子』

「ボクのこと呼びましたか?カワイイですか」

と、白坂小梅の顔をした幸子が返事をするのだ。
なんだか不思議な感覚で仕方が無い。
そして、また、呼んでみる。

『輝子』

「ど、どうしたんですか…ふ、フフ…キノコ、いりますか」

いつもの幸子の顔がちょっと不安そうに見上げる女の娘に!
なんということでしょう。とっても可愛いぞ。
そして白坂小梅を呼んでみる。

『小梅』

「は、はい…あ、あの…な、なにか、用…です、か」

ふむ。もし演技ならば、三者三様に素晴らしいものだ。
だが、このままではいけないだろう。まずい。
俺は元凶へと3人を連れてきた。

『えっと…ここで、皆入れ替わったんだよな?』

「はい」

「は、はい…」

「そう、です」

『じゃあ…ここで、頭ぶつけてみる…とか?』

「そんな古典的な方法、ボクには通用…痛い!」

「え?」

ああ。みなが元に戻った!
やったぞ。俺はやったのだ!
小梅を見ると、驚いていたが。

「…あっ」

『どうした、小梅?』

「ぶ、ぶつかった…」

「下…下、みて」

足が無い。どういうことだ?
辺りを見回す。俺が目の前に居た。
普通に幸子や輝子と話をしていた。何故?

「あ…あの子と、ぶつかった…」




俺の顔をした誰かは、ゆっくりと口元を歪ませて、笑った。

                       おわり

パロディは元ネタをそれなりに知らないと書けないわな


【肇ちゃんとうどん巡り】

藤原肇。

今日は俺と肇でうどん巡りをすることにした。
休日だというのに、なぜうどん巡りなのか、という点だ。
それは言うまでもなく、彼女の方から誘ってきたので、それに応じた。

『それで…うどん巡り、だけど。どこに行くんだ?』

「え?どこにも、行きませんけど…」

どこにも行かない?それは、まさか、つまり。
自分でうどんを打てと?作れと言うのか、本当に。
それを尋ねると、肇はにっこり笑って、そうですよと。

『………』

「………」

「作りましょうか」

さて、うどん作り開始です。会社員が休日にうどん作り。
これにはうどん県もにっこり笑ってくれそうです。
とりあえず美味しいうどんが食べたいな。

「小麦粉、約250gと、水と塩を用意します」

『はい先生』

「…?うどん粉を容器に入れて、食塩水をゆっくり入れていきます」

『混ぜてきたら固まってきたぞ』

「なら、しばらく休憩です。寝かせましょう」

『了解だ』

どれくらい寝かせたのかわからなくなり、俺が寝かされていた。
俺はうどんと違って発酵するばかりだと思うのだが。
無論伸びるよ。お食事中の方すみません。

「ええと、あとは踏んだりするんですが…」

『踏むのか』

「はい」


ほう。

なるほど。踏むのか。俺はとりあえず踏んでみた。
ううん、なかなか固い。これを踏むのか。
彼女は息絶え絶えで踏んでいた。

俺はおもむろにうどんの上に横になってみた。

「…はっ、はぁ…ふっ…」

快感じゃないか。
ああ、そこだ。そこ。ああ、麺が伸びる。
そして俺も伸びる。背だけではない。作る時間まで延びてしまう。

「………?」

目があった。
ふるふると彼女は震える。
とても不思議な顔をしていたので、言った。

『うどんかと思ったか!俺だよ!』

顔にうどん粉をまぶされこねられ、俺はすっかりのびていた。
板の上で載せ棒で伸ばし、少し太めに裁断していく。
片目が見えない状況だが、美味そうだ。

麺をゆがき、水を切り、備中うどんが完成した。

余った麺から様々なうどんを作り、うどん巡りも完成した。
しかし、本当に美味そうだ。湯気からいい香りがする。
早く食べよう、と声をかけ、いただきますした。

「美味しいです」

『ああ、すごく美味い』

「次、どれ食べますか?」

『ぶっかけ!ぶっかけ!ぶっかけうどん!ぶっかけ!エビバディセイッ!』





また伸ばされた。

                    おわり


以上で今回のお題でSSを終了します!
みなさんのネタの提供ありがとうございました!

ご意見ご要望にそえなかったり>>119さん、申し訳ありませんでした。
次回は元ネタ等々も把握できるように頑張りたいと思います。

それでは、6時間以上もお付き合い、ありがとうございました!

http://i.imgur.com/aO2WyUs.jpg
http://i.imgur.com/uA020eb.jpg
藤原肇(16)

次のお題を用意してリロード連打してたら終わりだった…残念
乙!

乙!
シリアスと変態のギャップが酷い(褒め言葉)

知らない物はしゃあねえべ
自分も2、3年前までドラゴンボール知らなかったりしたし

安価埋まるの早すぎてとれなかった…
ともあれ乙ー またやってほしい!
しかし即興でこのクオリティ…

乙でした

乙乙
次は安価取りたいもんだなぁ

おっつおっつばっちし☆



その才能が裏山

岡崎先輩と肇ちゃんがなかなかレアな行動を、ありがとうございます。

おつおつ
色々なアイドル見れて満足

乙!
安価もとれて満足満足

変態とシリアスのバランスが絶妙だなwwww
おっつおっつばっちし☆

幸子「ボクは天使だった」

地球帰還と仮面ライダーXと我輩はロボであるが好き
闇に飲まれよ(お疲れ様です)


楽しかった

乙です
総じて読みやすくて面白かった
うらやましいセンスだ

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