未央「あーやっぱそうだよね~☆」
凛「……当然だよ、卯月しかいないよ」
卯月「――ええっ!?」
※モバマスSSです
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渋谷凛(15)
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島村卯月(17)
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本田未央(15)
卯月「な、なんで?」
未央「いやほら、そういえばリーダーって決めてなかったなって思ってさあ」
凛「ニュージェネを結成した時期って忙しかったからね、……まあ、今はもっと忙しいけど」
卯月「そ、そうじゃなくて! 何で私がリーダーなのかってこと…!」
凛「え、そこ?」
未央「しまむー、それは言わ恥ずってやつだよ☆」
卯月「え、えぇ~?」
卯月「わ、私なんかがリーダーなんて…その、だって私、みんなみたいにスゴくないし、全然普通で……」
未央「照れるな照れるなしまむー! しまむーは普通にスゴイんだよ!!」
凛「そうだよ、……そもそも卯月が普通だなんて言ってたら、普通のハードルが高すぎるよ」
卯月「うぅ…、で、でもぉ…」
凛「……どうしてそこまで否定するの、卯月?」
未央「そうだよ!しまむーにはもっと自分に自信を持ってほしいぞ?」
卯月「だって…その、私より凛ちゃんの方がしっかりしてるし…」
凛「そうかな?」
卯月「そ、そうだよ! 未央ちゃんだって、お友達多くてお仕事でもすぐ色々な人と仲良くなれてすごいって思うし……」
未央「あ、あはは~、そーでもないってば…!」
卯月「凛ちゃんはスゴイんだよ! えっと、そう…こないだ、凛ちゃんが晴ちゃんと一緒にいた時のことなんだけどね?」
凛「ちょ、ちょっと卯月、あれ見てたの?」
未央「ふむふむ? 詳しく聞きたいですなあ、それは…」
卯月「うん、あのね…晴ちゃんが凛ちゃんに、ちょっと相談をしてたみたいなんだけど」
未央「ほう、晴っちが? にしても、何か珍しい組み合わせだね?」
凛「……最近、一緒に仕事することも増えたからさ、例のユニットコラボで」
未央「おお、なるほど! チビムス繋がりかぁ…」
卯月「どんなお話をしてたかまではわからないけど、でも……私、晴ちゃんのあんな笑顔見たことなかった!」
未央「ほほーう? さっすがしぶりんですなあ」
凛「別に、私は大したことしてないよ」
卯月「そんなことない、凛ちゃんはやっぱ凄いよ! ちゃんと後輩をケアしてあげるのって、中々難しいもん」
未央「ちなみにどんな相談だったのしぶりん? あ、話せる内容であれば…だけど」
凛「うん、いやまあ…晴がちょっと自分のアイドル路線のことで悩んでるみたいでさ」
卯月「う、それ割と重い悩みだね…?」
凛「いや、その…本人は文句は言ってたけど…でもプロデューサーのことは信頼してるみたいだったからさ」
未央「ふむふむ?」
凛「……いや、やっぱこれ以上はダメ。私のことなら良いけど、晴のことだもん」
未央「えぇ~!? これじゃ生殺しだよしぶりん!」
卯月「凛ちゃん! 私、気になります!」
凛「ダメだって! でも、その…詳しくは話さないけど、……とにかく晴は今の自分が気に入らなくて、もやもやしてたんだ」
未央「そっか、……そういう時もあるよね、私もちょっとわかるかも」
卯月「未央ちゃん……」
凛「だから、……自分の本当にやりたいことが出来ないことは、誰にでもあることだからって」
未央「うん…」
凛「私も、その…上手くいかずに悩むこともあるけど…」
卯月「凛ちゃんでもそうなの?」
凛「あ、当たり前だよ! でも…諦めず、めげずに頑張ろうって…、まあ、晴にもそんな感じのことを…ね?」
未央「まさしくNever Say Neverってことだね! さっすがしぶりん!」
凛「あ、…そっか。うん…そうだね、……なんか恥ずかしいな」
卯月「とまあこのように、凛ちゃんはしっかりと『センパイ』ができているのです! 凛ちゃんすごい!」
未央「あはは、なんでしまむーが誇らしげなんだよ~!」
卯月「凛ちゃんすごい! 凛ちゃん偉い! 凛ちゃんかわいい!」
凛「ちょ、ちょっと卯月…や、やめてよ…///」
卯月「えへへ♪」
未央「うーむこのうづりん…」ニヤニヤ
卯月「未央ちゃん!未央ちゃんも凄いんだよ!」
未央「へっ?」
卯月「未央ちゃんはこないだね、モバPさんを海に誘ってくれたよね? 働きづめだったモバPさんをホントに連れ出しちゃうんだもん、びっくりしたよ!」
未央「う、うん、……いやでもあれは、結局お仕事になっちゃったしなあ~」
卯月「そうだけど、そうじゃないんだよ! 未央ちゃんといると、疲れなんて吹っ飛んじゃうんだから!」
凛「それは流石に言いすぎ……でもないかな、うん。……未央といると、いつもそんな感じ」
未央「そ、そうなの…かな? えへへっ、いやあ~照れますなあ…☆」
卯月「ほらほら、これを見て二人とも! 未央ちゃんの元気の秘密は…コレです!」サッ
凛「どうしたの、急に、……エナジードリンクだよね、それ?」
未央「んん? それと私の何の関係があるの?」
卯月「ふっふっふ! 何を隠そう、エナドリはみおちゃんの溢れ出るエナジーを抽出して作られているのです!ちひろさんが言ってました!」
未央「身に覚えがなさすぎる衝撃の事実が明らかに!!」
凛「……そっか、 未央の身体はエナドリ味なんだね?」ズイッ
未央「しぶりんは真顔で何言ってるの!? って近い近いよ何で迫ってくるの!?」
凛「ちゃんと確認しようかと思って…」ジリジリ
卯月「あ、じゃあ私も! 精一杯頑張ります!」ワキワキ
未央「お、おやぁ…? そういう意味のニュージェネレーションはちょっとご遠慮願いたいなあ…?」タジッ
凛「まあ、冗談はさておき…」スッ
卯月「あ、もう終わりなのかな? 残念…」
未央「わかってはいたけど、割と真剣に焦ったよこんちくしょ~!! ていうか棟方ししょーの影響受け過ぎだよみんな…」
凛「まあ、未央にもいつもやられてばっかだし、愛情表現とか言ってさ……」
卯月「そうだよね、たまには仕返ししないと…、だよね!」
未央「しまむーも共犯でしょ! ひどい、理不尽だ!! ししょーのアホ~!!」
卯月「(未央ちゃんも愛海ちゃんに責任転嫁してるような…?)」
凛「ふふっ…」
凛「ところで、こないだ海に行った時だけど、……何で卯月はスクール水着だったの?」
卯月「えっ? ――だ、ダメかな?」
未央「いや…ダメじゃないけどさ、しまむーまさかのスク水!?って驚きはあったよ、うん」
卯月「だ、だってモバPさんに、……ふ、普段通りの水着で良いって言われたし、その…可愛いと思って…」
凛「あー、うん。なるほど? ……んん?」
未央「しまむーはナチュラルにおっさん趣味だよね? ブルマも気に入ってたし…」
卯月「ええっ!? お、おっさん……?」ガーン
凛「……そういう発想ができる時点で未央も人のこと言えないよね」
未央「あはは、こりゃ厳しい! でも大丈夫、プロデューサーもあれで案外おっさんだから☆」
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ブルマ村さん(17)
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スク水村さん(17)
凛「ふふっ…やっぱり未央はいつも元気、だよね?」
未央「まあこれでもちゃんみおはパッション☆ですから! 茜ちゃんとかには負けますがのう…」
凛「それはそうかもしれないけど…、でも私は未央の方が、その…」モジモジ
未央「へっ?」
卯月「……!」
凛「あの…今まで、は、恥ずかしくて、言えなかったけど…、実は私…未央のことが…」
未央「し、ししししぶりん? どど、どうしちゃったの急に?」
凛「ごめん、こんなこと急に言われても、迷惑かもしれないけど……」
卯月「……」ドキドキ
未央「な、ななな!? ちょっと待って、しまむーも見てないで止めて!?」
凛「ダメ、誰にも邪魔させない、未央…」ギュッ
未央「わ、わわわっ! し、しぶりん私たちまだこんなこと早いっていうかそもそも……」
凛「……なんちゃって」
未央「へっ?」
卯月「ふふふっ、実は凛ちゃんは演技力特大アップ期間なのです! 」
凛「最近こんな演技ばっかレッスンでやらされるんだよね。……何考えてるんだか、プロデューサー」
卯月「えへへっ、多分バレンタインの時のアレが効いたんじゃないかな?」
凛「……そうかな? ホントに?」
未央「……」
卯月「あの、未央ちゃん?」
未央「愛情注入されちゃった…」キュン
凛「……?」
卯月「……それ前もやってたよね、確か?」
未央「あ、バレた? てへっ☆」
卯月「うーん、前の方が自然だったかも?」
未央「いや前は演技ではなかったような……」
凛「……未央も演技力レッスン増やして貰う?」
未央「この遠まわしの酷評具合……、ひどいわ! こんなのちゃんみお耐えられない…ヨヨヨッ」
凛「そういうワザとらしい演技は上手いんだけどね、未央は……」
卯月「あ、あははっ…それって上手いっていうのかな?」
卯月「未央ちゃんはさ、ホントにノリが良いよね? 一瞬で場の空気も読めちゃうし……」
未央「そうかなー?」
卯月「そうだよー! こないだ千枝ちゃんたちがトライアドごっこ遊びしてた時とか凄かったもん、一瞬で溶け込んでちゃってたし」
未央「あー、あったねえ! スーツ姿のゆきみんとか可愛かったなあ…」
凛「……千枝が真似してた私はちょっと…違うと思う」
卯月「え、結構似てたと思うけどな? 凛ちゃんが言いそうなカッコイイ台詞ばっかだったもん!」
凛「……そ、そう? でも、出来れば忘れてくれると、その…」
卯月「え、どうして? 私もあんな台詞、ちょっと言ってみたいのに……」
卯月「ほら例えば、えっと……残して行こうか、私たちの足跡!」キリッ
凛「……うっ」
卯月「あなたが私のプロデューサーさん? ……ふぅん、まあ悪くないかなっ!」キリッ
凛「や、やめて卯月…お願いだから…」
未央「あ、あはは~…だ、大丈夫だよしぶりん、誰にだってそういう闇に飲まれたい時期はあるよ…」
卯月「???」キョトン
卯月「私も未央ちゃんみたいに、こう…ズバッとババっと空気が読めるようになりたいな!」
未央「えー、しまむーはもう逆に空気読めないところが可愛いのに」
卯月「がーん」ガーン
凛「まあ卯月は…その、なんていうか…安定性が凄いから…うん」ズーン
卯月「うぅ…凛ちゃんまで…ひどい…、さっきの凛ちゃんの時はちゃんと空気読めてたもん…」
未央「どんまいどんまーい!! とれたて天然素材のしまむーが私は好きだよ! ついでにしぶりんも元気だしてってば!!」
卯月「……でも、やっぱり未央ちゃんと話してると、いつの間にか元気を貰っちゃうね!」
凛「……そうだね、未央がいてくれなきゃ私も危なかったかも」
未央「お、大げさだなあ二人とも…まったくもう!」
卯月「モバPさんを海に誘い出してくれたのも、みんなを元気にしたいって考えてくれたからだもんね?」
未央「そ、そんなに深い考えなんかないって! 未央ちゃんはただ、みんなと思いっきり遊びたかっただけなのです!」
凛「……ふぅん?」ニヤニヤ
卯月「えへへ、そうだねっ!そうかもね!」ニコニコ
未央「う~! なんだよもう、調子狂うなあ…」
卯月「ほら! とにかく二人ともこんなに凄いんだよ! 二人の良いところ、私まだまだいっぱい知ってるんだから!」
未央「おおう、まだあるのかい、しまむーさんや」
卯月「その気になったら何時間でも話せちゃうよ! 何なら電話でも良いです!」ドヤッ
凛「いや電話でそういう話は、遠慮したいかな…」
卯月「でねでね? 私は年上なだけで、運動だって勉強だって普通で……だから、やっぱりリーダーは…」
凛「……」
未央「ねえ、しぶりん?」チラッ
凛「うん、わかってる。……やっぱり、私たちのリーダーは卯月しかいないよ」
未央「文句なしですなあ……」シミジミ
卯月「――え!? だ、だからなんでー!?」
凛「そんなの決まってるよ、卯月」
未央「……しまむーが一番、私たちのこと見てくれてるから、だよ☆」
モバP「……なんだあいつら、天使か」
ちひろ「天使ですねえ…」
モバP「ちひろさんもちょっとは見習った方が…」
ちひろ「おぉーん?」
モバP「いえ、なんでもありまへん」
おわり
えへ顔ダブルピース村さんリーダーにしてたら荒木先生とDMJがメダルガチャから出てきました
島村さん、普通にありがとう(アヘ顔ダブルピース
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佐々木千枝(11)
http://i.imgur.com/BbwGl6K.jpg
http://i.imgur.com/m2pgXad.jpg
佐城雪美(10)
あと何となく繋がっている前作です
ありす「トライアドプリムスごっこをしましょう」 晴「え?」 千枝「わーい」
ありす「トライアドプリムスごっこをしましょう」 晴「え?」 千枝「わーい」 - SSまとめ速報
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