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後輩「先輩……」
男「……」
後輩「キモっ」
男「おい、そりゃないだろ? 切実な悩みなんだぞ」
後輩「だって、ねぇ……ただ仲良いだけですよね?」
男「ま、まぁな……」
後輩「ほら、やっぱり……それで取られたとか先輩、ゆとりですか?」
男「で、でも、ほら……もしかしたら彼女になってたかも、とか……」
後輩「妄想乙」
男「っ……悪かったな。妄想聞かせて……」
後輩「あれ、いじけてます……?」
男「別に……」
後輩「……先輩?」
男「何だよ……」
後輩「そんなに彼女が欲しいなら私が……///」ゴニョゴニョ
男「え……」
後輩「……///」
男「え、えっと――」
後輩「やっぱ何でもないでーす♪」
男「おい」
後輩「帰りましょ? センパイ♪」ギュ
男「お、おう……」
後輩「ふふん♪」
男「な、なぁ、さっきの話なんだが……」
後輩「何でもないって言ってるのに……そんなに必死だと童貞バレちゃいますよ?」
男「どどどど、童貞ちゃうわっ」
後輩「はいはい♪」ギュ
完
好きだぜこういうの
もっと続けて
いい話だったな
まだいけるはず
もっと後輩養分がほしい
ついでにイケメンと屑女達社会的抹殺で絶望しかない生活ENDしてくれ
こっから後輩がイケメンに堕とされる展開はよ
屑>>10
死ね
男「なぁ、やっぱさっきの話のことなんだが……」
後輩「先輩意外としつこいですね」
男「うっ……ウザい、か?」
後輩「そんな事はないですけど……忘れては欲しいかもです……」
男「でもさ……冗談とかで言った訳じゃないんだろ?」
後輩「……冗談じゃない根拠はあるんですか?」
男「いや、それは……ほぼ俺の願望99パーセントだけど……」
後輩「はい、童貞」
男「……あのな、俺は真面目な話をしてるんだ」
後輩「……」
男「お前が……後輩が俺の事をそんな風に想ってくれてるなら、俺だって真面目に考えなきゃって……」
後輩「先輩」
男「ん?」
後輩「……今週末、デートしませんか?」
男「えっ……」
後輩「嫌、ですか……?」
男「い、嫌じゃない、よ? 行く……」
後輩「ぷっ、なんですかその返事」クスクス
男「いや、だって突然だったし……」
後輩「」クスクス
男「……笑いすぎな」
後輩「ごめんなさい。怒りました?」
男「いや、怒ってはいないよ」
後輩「良かった……それじゃあ、週末はどこ行きましょうか?」
男「そう、だな……映画とかは?」
後輩「いいですねっ。私観たい映画あったんです」
男「じゃ、決まりだな」
後輩「いいんですか? 映画の内容聞かなくても」
男「ああ、映画なら大抵観るし……それに、お前がゲテモノ映画好きならそれはそれでネタになる」
後輩「そんな変な映画観ませんよーだ」
男「なら、問題ないだろ」
後輩「わかりました……先輩?」
男「ん?」
後輩「デート、楽しみにしてますね♪」ニコッ
男「ああ」ニコッ
つづけて
~休日・駅前~
後輩「はぁ……先輩、早く来て下さいよ、と……送信」ピ
チャラ男「ねねwww携帯なんか弄ってないでオレと遊びいこーよwwww」
後輩「」ポチポチ
男「悪いッ、待たせたッ」タッタッタ
後輩「あ、早い」
チャラ男「彼氏さんチーッスwww」
男「?」
チャラ男「ダメッすよ。可愛い彼女さん待たせちゃーwww」
男「あ、ああ……アンタだれ――」
チャラ男「じゃ、オレはこれでwww」ピュー
男「……なに今の?」
後輩「ただのCO2です」
男「?」
後輩「それより、先輩早かったですね」
男「ん? ああ、電車から降りたらメールきて走って来たからな……ってまだ約束の10分前かよ」
後輩「あはは……」
男「あはは、じゃないっての。余裕もって出たはずなのに、メールくるからこっちは焦ったんだぞ?」
後輩「ごめんなさい……」
男「いや、まぁいいけどな……それで、どうする?」
後輩「……まだ上映まで時間はあるし……早目のお昼にしちゃいましょうか」
男「だな。じゃ行くか」
後輩「あ、先輩」
男「ん、どうした?」
後輩「あ、あの……手、繋ぎ……ません……か……?///」
男(手か……何かの拍子に腕組まれたり、じゃれつかれたり的な事はあったけど……)
後輩「先輩……?」
男「あ、ああ……そ、そうだな……うん。よしっ」プルプル
男(っ……て、手が震えるっ)
後輩「えっと、じゃあ……///」スッ……ギュ
男(こ、これは……まずい。免疫なさすぎて……照れるっ)
後輩「やっぱり、照れちゃいますね……///」
男「そそ、そうなっ」
後輩「クスッ……良かったです。断られなくて……///」
男「……」
後輩「昨日寝る前に考えてて……でも、いざってなると不安で……ありがとうございます。先輩」ニコッ
男「そうか……」
男(俺、後輩の気持ち真面目に考えてやらなきゃとか言って……全然足りてないな……)
後輩「先輩?」
男「あ、いや……じゃ、行くか」ギュ
後輩「はい♪」ニコッ
おー
続きはよ
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