ミク「今日は七夕ですねっ、マスター♪」(87)




『1番線は渋谷行きです。
有楽町線・新木場方面、西武池袋線、練馬方面は、
お乗り換えです。

テレレレテレ テレレレテレ テレレレテレ テレレレテレ
テレレレ テレレレ テレレレ テレレレ テェンッ───♪

ドアが閉まります。(パンポォーン パンポォーン♪)
手荷物はお引き下さい。

ムリなご乗車は、おやめ下さい。』

地下鉄の発車メロディー…
改札を潜り抜けると眼下に現れる暑苦しい雑踏…
街道を駆けるトラック…幾重にも張り巡らされた電柱…
フレッシュネスバーガーで食べる、ランチコンボ…
踏切を駆け抜ける自転車、その脇で談笑する女子高生…

夏の訪れを告げる、ぐんぐんと伸びた入道雲…

今日もオレは、あの頃の事…
初音ミクと共に東京に住んでいた、
あの頃の事を、夢に見ていた。

ミク「あの…マスター…?」



あの頃…あの頃は良かった…
何を見ても新鮮だった…



ミク「マスター?聞いてますかマスター?」



新緑の季節…
今くらいの暖かさになると、正直に言って、
田舎暮らしも悪くないと思えてくるが…
それでも…
照りつける太陽は、在りし日の情景を…痛っ!

男 「痛いよミクー!
   いきなり頬っぺたつねらないでー!」

ミク「マスターが、私が帰ってきたことにも気付かずに、
   勝手にひとりで回想ばかりしてるからですよ…!」

男 「ごめん、ミク…」

ミク「謝るより先に、言う事があるんじゃないですか?」

男 「あ、えっと…おかえり、ミク!」

ミク「改めて、ただいまですっ、マスター♪
   それで、何を思い出してたんですか?」

男 「…東京で…ミクと二人きりで過ごしてたこと…」

ミク「…」

男 「よく、2人で、風風ラーメンとか行ったよね…」

ミク (困った…しんみりした空気になる話だ…)

男 「銭湯が沢山あって…いろいろ回ったなぁ…
   昔ながらの銭湯って感じで…
   ノスタルジックな雰囲気だった…懐かしいなぁ…」

ミク (どうしよう…このままだと、ちょっと気まずい感じに…)

男 「東京かぁ…
   また、東京で暮らしたいなぁ…あの頃は良かった…」

ミク (なんかしょうもない冗談でも言って、場を和ませよう…)

男 「あの頃は良かった…あの頃は、何もかも輝いt」

ミク「え、ええと…わたしは帰って北参道!」

男 「…!?」

ミク「我が家は今日も平和台!」

男 「…」

ミク「最近は仕事が立て小伝馬町!」

男 「…」

ミク「口から漏れる溜池山王!」

男 「…」

ミク「残業時間が茗荷谷!」

男 「…」

ミク「まさしく仕事ばかりの日比谷!」

ミク「そ、それじゃ…
   ふ、2人でスーパーに買い物にでも行きましょー…」





===============================





男 「よし、スーパーに着いた…」

ミク「…」

男 「ねぇミク…
   なんだったの、さっきのは…」

ミク「忘れてください。」

男 「溜池山王…
   溜息と溜池を掛けたのかのかな…
   地下鉄の駅名がやたらいっぱい出てきたけど…
   半分くらいは、通過したことしかなかった…」

ミク「忘れてください。」

男 「ていうか、茗荷谷って何だよ…
   残業時間が、なんで茗荷谷…
   あ、"妙に長い"と"茗荷谷"を掛けたのか…
   イタイイタイイタイ痛い!

   ミク!ごめん!わかった!わかったから!
   頬っぺた引っ張らないで!痛い痛いいたい!」

ミク「場を和ませる為に言った冗談だったのに…

   たしかにスベりましたが…
   そういうのは流して欲しかったですね…

   マスターの頬が引きちぎれる前に!」ギュゥゥゥゥー

男 「わかった!ごめん!ミク!ごめん!
   デリカシー無くてごめん!痛い!痛い!」

ミク「…忘れてくれますか?」ニコッ

男 「…忘れます。」

ミク「よろしいっ♪」

男 「それじゃ、買い物に戻ろうか…
   ミク、下仁田ネギと深谷ネギがあるけど、
   どっちがいい?」

ミク「深谷ネギ!」

男 「わかった…
   あ、リンちゃんは?そろそろ帰ってくるかな?」

ミク「リンちゃんは、もうちょっと帰りが遅いと思いますよー♪」

男 「あ、そうだ。
   買い物は終わったけど、帰る前にさ、
   東京にいたころ、よく一緒に観てたdvdとか、
   ゲオに借りにいかない?」

ミク「いいですねー♪なに観ますか?」

男 「ひぐらし観ようよ!夏だし!」

ミク「おおー!ひぐらし!懐かしいですねぇー♪」

男 「それじゃ、ゲオ行ったら、家に帰ろう!」

ミク「はいっ、マスター♪」





===============================





ハンニャハーラハーレーヒー♪

男 「…」

ホッホッ ハンニャハーラーハーレーヒー♪

ミク「…」

ハンニャハーラーハーレーヒー♪

ミク「オープニング飛ばしますよ?」

男 「あ、うん。」

ハンニャハーラーハーレー ぴっ



=====



『うふふ・・・あはははははは、間に合ったぁぁー!!』




男 「…」

ミク「…」



『出来たぁぁ、全部出来たあぁぁぁぁ!!』




男 「…」

ミク「…」



『これで全員ー、あはははははははっ!!!!』



男 「…これ…言ってもいいかな?」

ミク「どうぞ…」

男 「…ひぐらし見続けるの…しんどくなってきた…」

ミク「…実は…私もです…」

男 「ひぐらし目明し編、途中だけどやめようか…」



ぴっ





ミク「…やっぱり…
   ちょっと前のアニメって感じが…
   否めないですね…」

男 「この頃のアニメでも、ハルヒとか
   すごく動きがキレイなんだけどね…」

ミク「なんかこう…気になるんですよ…
   魅音の髪の毛のボリュームが…
   なんか…あなた誰?って感じが…」

男 「l5発症した後の詩音とか…
   もはや見るに耐えられなかった…
   いろんな意味で…」

ミク「なんで、あんなに夢中になって観れたんだろう…」

男 「当時は…
   ひぐらしが一番おもしろかったんだよ…
   いま観ても…たしかに面白いんだけど…
   なんかこう…のめり込めないというか…
   ずっと見続けるのがしんどい…」

ミク「そろそろ、
   bs11で"変態王子と笑わない猫"はじまる時間ですね。」

男 (あの頃と比べて、アニメ見る本数も、だいぶ減ったなぁ…)




リン「ただいま、お姉ちゃん♪」

ミク「おかえり、リンちゃん♪」

男 「おかえり、リンちゃん。」

リン「あ。いたんだ、お前も。」

男 「ちょ!なにその反応。
   なにこのミクとの扱いの差!?ひどくね!?」

リン「ねーねーお姉ちゃん聞いてー!」

男 「無視かよ!?」

リン「きょう、帰り道に道ばたで遊んでたらねー!
   服にー!ひっつきむし付いちゃったー!」

ミク「ありゃりゃ、いっぱい付いちゃってるねー」

男 「これ…くっ付いてるの…ばかの実じゃない?」

リン「ばかの実ってなんだ!ばかはお前だろ!」

男 「いやいや、ばかの実だよ!
   ていうか、さりげなくひどいよね!?」

リン「ひっつきむしだよ!ばーかばーか!」

ミク「まぁまぁ2人とも。
   これは、オナモミって言う草の種子で、
   地方によって呼び方が違うんですよ。」

男 「オナ…揉み…」

ミク「?」

男 「ミク。もう一回言って?」

ミク「へ?」

男 「なんていう草の種子だっけ?」

ミク「えっと…オナモミ…」

男 「オナ…揉み…ハァハァ…」

ミク「マスター!
   いまエロいこと考えたでしょ!?」

男 「か、かか考えてないよ!」

ミク「また頬っぺたつねられたい!?」

男 「考えましたすみませんでした!」

ミク「まったくもうマスターは…」

リン「オナ…揉み…ハァハァ…
   あたしの胸に…尻に…いっぱい…
   いっぱいオナ揉みついて…ハァハァ…」

ミク「リンちゃんまで!?
   しかもマスターより重症!」

リン「ねぇ…そんな目で見つめないで…
   オナ揉みに汚された、私の身体を…

   やだ…ドキドキする…ハァハァ…」

男 「帰って来てー!リンちゃんー!
   こっちの世界にに帰って来てー!」

ミク「でこぴんっ!」 ドンッ!

リン「…あれ…私…いままで何を…」

男 「おかえり…」

リン「あ…えっと…

   …ただいま…」

オレは27歳の男性で、初音ミクのマスター。
4年間ほど、東京で、ミクと2人で暮らしていて、
途中から、北海道から上京(家出?)してきた
鏡音リンちゃんも、いっしょに同居するようになった。

ちょっと前に、地元に引き揚げることになって、
その時に、初音ミクや、鏡音リンちゃんも、
一緒に地元について来てくれた。ありがたい。



地元に引き揚げてきてから半年が経った。

ようやく生活も落ち着いてきたけれど、
仕事が忙しくて、こうやってミクと
買い物したりして休日を楽しめる日も、
東京にいた頃と比べて、ぐっと減ってしまった。



さみしいことだけど、今は、こらえて頑張ろう。

ルカ姉さんはいつ出てくるんだい?

>>18
出てきません。スマソw

そうですか…w







===============================





リン「さーて、今日もlineのグルチャで
   出会い厨を釣ってネトヲチ板に晒すかー」



ミク「リンちゃんが何いってるのか分からない…」





リン『東北
   14さい
   チア部
   
   暇たん★誰か構ってヨロ♪

   仲良くなったら写メみせるネ
   有料スタンプ求ずっと
   (ぅちわ買えない)
   電話もοκだょъ(´▽`*)』 投稿、っと…」



ミク「何いってるのか分からない…
   リンちゃんが何処の国の言語を話してるのか分からない…」

>>20
なんか申し訳なくなってきました。
終盤にルカ姉さま出しますw





リン「あーやばいline楽しすぎるー」

ミク「リンちゃん…
   中学生なんだから、もっと健全な遊びしよう…ね?
   休日に引きこもるのは体に悪いよー…」

リン「あー、ぜんぜんフレンド申請こないなー、
   他の出会いアプリ探してみよう。」

ミク「無視された…シクシク」



リン「ん?なんだこれは…」





 ┌─────────────────┐

 |                            |
 | モトメール                     |
 | (制作者不明)                  |
 |               [インストール]  |
 |                            |
 | 本アプリ『モトメール』は、           |
 | 女子向けの催眠アプリです。        |
 |                            |
 | このアプリをインストールした人は    |
 | 身近な人に対してムラムラして、     |
 | スキンシップを求めるようになります。 |

 |                            |
 | このアプリがあれば、            |
 | あなたも積極的になれるかも!?    |
 └─────────────────┘






リン「なんだよこのアプリ(笑)
   ジョークアプリにしても、
   ネタの作り込みが雑すぎるだろ(笑)
   中学生の私でもウソだって分かるし(笑)」

リン「ま、無料だし、ヒマだし、入れてみるか。」



ポチッ



リン「あ、ミク姉ちゃん。
   そういえば、アイツは?」

ミク「マスターなら、隣の部屋でps3やってるよー♪」







===============================





『また一緒に戦えるなんて』
『そうだな、だが、私は…』
『わかってる、けど、今は前を向いて進まなきゃ』







リン「まだテイルズオブエクシリアやってんの?」

男 「うわっ、リンちゃんビックリした!
   ミクの横でiphoneいじってたんじゃないの?」

リン「ちょっと用事を思い出してさ、
   それでお前に声をかけたんだよ。」

男 「用事?」

リン「お前さ、今日はヒマ?」

男 「休みだしヒマだけど…
   どうしたの、リンちゃん?」



リン「ちょっと、新曲のためのダンスの練習するから、
   いっしょに、近くの体育館まで来てくれない?
   デュエット曲だから、男役が必要なんだ。」

男 (ダンスの練習…

   イヤだなぁ…
   リンちゃんのダンスの練習に付き合うのは…

   先月も、同じようにダンスの練習に付き合ったら、
   肩をちょっと強く触っちゃっただけで
   "痛かった"ってキレられたんだよな…)

男 「きょ、今日は、テイルズオブエクシリアを
   進めながら、ダラダラと家で過ごしたいな…」

リン「いいから来い!
   休日に引きこもるのはカラダに悪いぞ!」

男 (けっきょく断れないのか…)







===============================





リン「で、曲の、ここの部分で、2人で手を繋いで、
   身体を抱きよせながら、左右交互に…」

男 (うわぁー!
   すげぇ密着してる!これ絶対に怒られる!)

リン「何ボーッとしてんだよ!ダンスに集中しろ!」

男 「あ、ご、ごめん!」



リン「ダメだ!動く時の呼吸が合ってない!
   ちょっと、身体を抱き寄せるところからやり直そう!」

男 「わ、わかった!」

リン「ちょっと身体を離しすぎかもしれないな。
   もうちょっと、こう、くっ付いて…」



ムニュ
    ムニュゥ…


男 「…」

リン「…」

男 「…」

リン「…おい…」



男 (…サイアクだ…
   リンさんの胸が密着したせいで、意識して
   大きくなった下半身を、リンさんに感づかれた…

   終わった…またキレられる…フルボッコにされる…)

リン「もっと…もっとくっ付いて…」

男 「え?」



ぎゅぅぅぅぅぅうぅぅ



リン「暖かい…
   …こんなに近くに感じてるんだ…」

男 「え…え…」

リン「ねぇ…キス…して…」

男 「ちょ、なんで!?」



リン「…」

男 「リ、リンちゃん!
   なんか、トロンとした目になってるよ!」

リン「ハッ!
   ああ!すまん!ボーッとしてた!

   キス!そう!キスしそうになるくらい、
   顔が近付くシーンがあるんだけど!えっと!
   そこを先に仕上げよう!大事なシーンだから!」

男 (どうしたんだろうリンちゃん…)





===============================




リン「で、ここで、お前が、こう、私に顔を近づけながら、手を…」

男 「こう…かな?」

リン「…」

男 「…」

リン「手、もっと、ぎゅ、って握って…体勢が安定するから…」

男 「こ、こう?」ギュウゥ…

リン「…もっと…もっと…」

男 「…これくらい…?」ギュゥゥウゥゥウゥ…

リン「だめ…これじゃ倒れちゃ…」



ドタァーン!





男 (ヤバい!押し倒すような格好になっちゃった…)

リン「なぁ…お前って…
   なんで私のことを、"リンちゃん"って呼ぶんだよ…」

男 「あ、いや…ミクの妹…だし…」

リン「ほら、ミク姉ちゃんは呼び捨てで、私は"ちゃん"付け…
   ねぇ…私は、アンタにとって、どういう存在なの…?」

男 「え、えっと、同居人…というか…」

リン「…ごめん…」

男 「え?」

リン「ひどいこと言って…ごめん…
   ていうか…
   あたしの方こそ…"お前"とか…
   テキトーな、ひどい呼び方して…ごめん…」

男 「…大丈夫…だけど…」



リン「これからは、マスターって呼んでいい…かな…」

男 「い、いいよ…リンちゃん…」

リン「リンって呼んで…」

男 「リ、リン…」

リン「じゃ、じゃあ…誓いの印に…」



すぅっ…



男 (リンさんが目を瞑った!
   これは…キスしろってこと…なのか…!?)



リン「早く…」

男 「…」

リン「…」

男 「…」

リン「…」

男 「…」

リン「…」

男 「…これも、演技なんでしょ?」

リン「…え?」

男 「曲の途中に、こういう感じのシーンがあるから、
   それの練習してるんでしょ?」



リン「そ、そう!そうだったんだよ!
   ちょっと過激な曲かもしれないけど、
   大人っぽい演出の曲も、や、やってみたい、
   かなぁと思って、ね!うん!」アセアセ

男 「ふぅ、びっくりした…
   事前に何も言われてなかったし…
   リンさんの目…本気だったから…」

リン「だ、だって、ほら!
   説明してたら、演技に身が入らないでしょ!
   こ、こーいうのは、ぶっつけ本番でやった方が、
   より、真に迫るっていうか、そーいう感じ!
   ね、わかった!?」アセアセ

男 「そ、そっか…
   それじゃ、そろそろ帰ろう…」

リン(ふぅ…なんとか、ごまかせた…
   それにしても、私…どうしちゃったんだろ…)






リン「…身体が…ムズムズする…」

男 「なんか言った?」

リン「ななななんでもねーよ!バカ!」





===============================

おい男おまばかそこそれだよ!







リン「なーなー…」

男 「ど、どうしたの、リンさん…」

リン「そ、その…
   いっしょに…お…お風呂…とか…入らないか…」

男 「は!?」

リン「だ、だって!
   お前と私は、そ、その、曲の練習のパートナー…

   そ、そう!練習のパートナーなんだから!
   私の健やかなるときも、病めるときも、
   喜びのときも、悲しみのときも、
   富めるときも、貧しいときも、
   これを愛し、これを敬い、これを慰め、
   これを助け、その命ある限り、
   私にっ!真心を尽くすことをっ!誓えっ!」

男 「なにその結婚式の牧師みたいなセリフ!
   それだと、練習のパートナーじゃなくて、
   まるで、生涯のパートナーだよ!」

リン「いいからっ…!慰めて…」

男 「え…」

リン「誓えなくてもいい…
   せめて…慰めて…」





===============================

ゴシゴシゴシゴシ



男 (ちょっとヒリヒリする…
   リンちゃん…できれば…
   固い亀の子タワシで
   オレの背中をゴシゴシ洗うの
   やめてほしいんだけど…)

リン「ど、どう?きもちいい?」

男 「あ、う、うん…」

男 (かといって、リンさんの好意を
   無下にすることも出来ないし…)

男 「き、きもちいいよ…」

リン「ホ、ホントッ!?」パァァァァ



ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ!

男 「い、痛い!痛い!
   ちょ、リンさん、さすがに、
   そこまで強くこすることないよ!」

リン「ご、ごめん…」

男 「い、いや…謝ることないけど…」




プニュ



リン「今度は…こっちでこすってもいい?」

男 「え、ちょ、リンちゃんの
   おっぱいがオレの背中に当t」






ムニュムニュ…




リン「ね、きもちいい…?きもちいいでしょ…?」ハァハァ

男 「リンちゃん、ちょ、落ち着いて!」

リン「あたしは…すごくきもちいい…」ハァハァ

男 「リンちゃん!冷静になって!ね!」

リン「…ねぇ…前の方も洗いたい…」ハァハァ

男 「そ、それは、さすがに…!」




  ,、     ,、 ヾv'/
 r'ー》'´`⌒ヾ‐》,//  2人とも~♪
 i  iミ ノ リハリ//     ご飯ですよぉ~♪
 ! i゙瓦゚ ヮ゚ノ!'//|
 !l! ! と.フリ{つ/ !
,,ノリ | v/_j_、 i!l i
..ゞノ  ~じ'フ~ル'ノ



ハッ



リン「あれ、私、いままで何を…?」

男 「だ、台所でミクが呼んでる!早く上がろう!」

リン「そ、そうだね!わかった!」

男 (どうやら、おかしな今のリンちゃんは、
   びっくりすると、我に返るみたいだ…)









===============================





男 「…ごちそうさま、ミク。」

リン「…お姉ちゃん、ごちそうさま…」

ミク「どうでしたか、私のネギ牛丼は?」

男 「…牛肉に対して、ネギが多かったと思う…」

リン「…多すぎだよネギ…
   …ネギは山盛りに盛ったりしないよ普通…」

ミク「ネギは万能の食材だからいいんです♪」

男 「…いや、そういう問題じゃ…」

リン「…確かに健康には良いけど…」

ミク「何か文句でも?」ギロッ

2人「「おいしかったです。」」

ミク「よろしい。」

ミク「それじゃ私は、横浜で開催される初音ミクの
   夏ライブ・展示イベントの準備があるので、
   これから出かけてきますね。」

男 「大忙しだね、ミクも。」

ミク「そんなことないですよー♪
   それに、楽しんでやってるからいいんです♪」

リン「あたしも、ミク姉ちゃんみたいに、
   いろんな仕事いっぱいしたいなぁ…」

ミク「リンちゃんだって人気者じゃん♪」

リン「ミク姉ちゃんほど有名じゃないよー。」

ミク「これからもっと有名になるよ♪
   それじゃ、行ってきますー。」 バタンッ

aaワロタ






リン「なーなー!
   いっしょにゲームやろうぜー!」

男 「なんのゲームするのー?」

リン「capcom vs. snk 2やろうぜー!」

男 「格ゲーは、ちょっと…」

リン「ええー、つまんねー!
   わかった、じゃあ、桃鉄やろう、桃鉄!」

男 「桃鉄かー。いいねー。」

リン「ただ桃鉄するだけじゃつまんないから、
   バツゲーム決めるね!

   comも2人いれてプレイして、
   毎年の決算の結果が出たときに、
   1位の人がビリの人に、なんか命令する!」

男 「ええー、やだなぁー…」

リン「いいから!やろうぜ!」


男 「わかったよ…」





===============================





『社長の皆さーん!決算ですよー!』



リン「やったー!
   1位だぁー!」

男 「…ビリだった…」

リン「なんで、あかおにに負けてるんだよ(笑)」

男 「あと1マスで静岡ついたのに…」

リン「じゃあ命令するね…
   1位の人がビリの人に…
   背中へ強烈ビンタする!」


男 「ええー?」

リン「ほらほら、背中だせよー!」キャッキャ

男 「痛いから!
   リンちゃんのビンタ、けっこう痛いから!」

リン「背中…思ったより大きいんだね…」

男 「は?」

リン「ちょっと華奢だけど…ゴツゴツしてて…
   すごい…これが、男の背中…」ハァハァ

男 「またリンちゃんがおかしくなってる…」

リン「ね、もっと、いろんなトコ見たいな…
   いっしょに、寝室に行こ…」

男 「あ、あの…桃鉄は…」



プチッ




男 「ゲームの電源を消された…」







===============================





リン「ね、ね、乳首みせあいっこしよ…」ハァハァ

男 「ダメだよ、そういうのは…」

リン「お風呂場では、あたしの乳首、
   見れなかったでしょ…?
   今度はちゃんと、見せるから…」ハァハァ

男 「話が通じない…」

リン「ほら、見てよ…」ポロンッ

男 「わっ…」

リン「小ぶりだけど、中学生にしては、
   わりと発育のいいおっぱいでしょ?

   乳首、ちょと薄茶色かもだけど…」ドキドキ



男 「き、きれいだよ…」

リン「ふふっ、ありがと…
   次は、男が乳首を見せる番だよ…」ハァハァ

男 「ふ、服を無理やり脱がそうとしないで!」

リン「ねぇ…抱きしめて…」

男 「え…抱きしめる?リンちゃん半裸なのに…」

リン「いいから…抱きしめて欲しいの…」

男 「…うん…」



ギュウウウウウゥゥゥ…



リン「…ねぇ…」

男 「…なに…?」アタフタ

リン「さっき、私のこと、リン、って呼んでくれたよね…」

男 「う、うん…」



リン「うれしかった…
   ありがとう、マスター…」

男 「ど、どうしてうれしかったの?」

リン「孤独だったから…あたし…
   離れていても、つながってる存在が欲しかったの…」

男 「…リンには、ミクという姉がいるじゃないか…
   それに、鏡音レンっていう双子の兄弟もいるし…」

リン「…お姉ちゃんだって、遠くに行ってしまう…
   レン君は、中学に入ってから、なんか、急に
   大人になって、なに考えてるか分からなくなったの…

   …孤独なあたしを、キミが…マスターが助けてくれた…
   うれしかったよ…」

男 (リンちゃん…そんなこと考えてくれてたんだ…
   こんなおかしな状況だけど…それでもうれしいな…)

リン「それじゃ…
   ダンスの練習のときできなかった…
   誓いの印のキス、しよ…」

男 「え?いやいやいや、さすがにそれは…」

リン「ね…お願い…」



男 (ダメだ、オレには、ミクという恋人がいる…
   リンちゃんに心を委ねてはいけない!)

リン「いま、ミク姉ちゃんのこと考えてたんでしょ?」

男 「あ、いや…
   やっぱり、」

リン「今だけは、私のことだけ…考えて」スウッ…

男 (どうしよう…このままじゃ…)







ガチャッ

ミク「…え…?」

男 「ミ、ミクッ!?」

リン「ミク姉ちゃんっ!?」

ミク「そんな…

   鍵を忘れてきたから、戻ってきたら…
   リンちゃんと…マスターが…」


リン「待って、お姉ちゃんっ!」

男 「ミクっ!これは、その、ちがうんだ!」

ミク「…」

男 「…」

ミク「…」

男 「…」

ミク「…」






ガサガサ



リン「ああっ!
   ミク姉ちゃんが、クローゼットから
   荷物を取り出し、まとめだした!
   お気に入りのバッグやアクセ、
   コスメグッズを、まとめだした!」




ガサガサ



リン「ミク姉ちゃんが、タンスの引き出しから
   ありったけのステージ衣装を取り出して、
   まとめだした!本格的に荷物をまとめだした!」



ガサガサ



リン「ミク姉ちゃんが、ベッドの下から、
   うたのプリンスさまっが中に挿入されているpspと
   うたの☆プリンスさまっ♪ マジlove2000% [blu-ray] 1~7巻、
   うたの☆プリンスさまっ♪ music2 (初回限定ゴーゴーbox:music disc
   -ワンコーラスver.-/サウンドトラックcd/cdブックレット同梱)を
   取り出して、まとめだした!こないだ、姉ちゃんがamazonで買った奴だ!

   ミク姉ちゃん、本気でここから出ていく気だ!」




ガッチャァ!!



リン「ミク姉ちゃんが出ていった!
   追いかけろ、早く追いかけろよ!」



男 「で、でも…
   ミク、あの様子だと、ミク、本気で怒ってるよ…

   どうやって説得すれば…」

リン「大丈夫だ。私に策がある。」

男 「え?」

リン「まずは、正攻法で説得するんだ。

   それでも上手くいかないときは…」

リwwンwwさwwんwwwwww





スッ



リン「この箱をミク姉ちゃんに渡せ。
   ただし、お前は中身を見ないと誓え。」





===============================


ミク「…なんですか?」

男 「よかった。やっぱり、ここにいた。

   よく、一緒に来たよね。この公園。

   この錆びたブランコとか、なんか、落ち着くよね。」

ミク「話しかけないで下さい。変態。」

男 「弁解はしない。
   リンちゃんに迫られたのを、強引さに負けたとはいえ、
   リンちゃんの気持ちを受け入れてしまった。
   もうオレに、別れようとするミクを止める権利は無い。」

ミク「えっ…マスターが迫ったんじゃないんですか?」

男 「うん…

   理由は分からないけど、リンちゃんの方から…」

ミク「…」

男 「…」

ミク「…」

男 「…」






ガシッ!ガンッ!ガンガンッ!バギィ!




ミク「未成年をレ○プした上に、ウソと言い訳ですか!
   保身ですか!見苦しい!そんなの聞きたくもない!

   この変態肉塊野郎が!臓物ぶちまけろ!」

ルカ「姉君であるミク姉からの通報を受けてやってきました。
   私刑執行人・ルカルカ警察です。
   
   未成年者への暴行は・ダメダメよ☆
   リンのこと誰よりも分かってる
   だからこの男の全てを晒して嬲って
   犯した罪の意味を二人で見つけましょう♪
   ルカルカ★ナイトフィーバー」

男 「ミクッ!これを…これを見てくれ!
   中身は分からないけど、リンちゃんから託されたものだ!」

ミク「これは…短冊!?」







  ┌――――――――――――――――――――
―┤ アイツと付き合えますように
  └――――――――――――――――――――

  ┌――――――――――――――――――――
―┤ アイツに振り向いてもらえますように
  └――――――――――――――――――――

  ┌――――――――――――――――――――
―┤ もっと、素直になれますように…
  └――――――――――――――――――――


ミク「紛れもなく、リンちゃんの字…

   ちょっとひねくれ者だけど、誰よりも心がキレイなリンちゃんの…
   なんの紛れもない、真摯な願い…

   ああ…この短冊を読んでるだけで、リンちゃんの笑顔が…
   マブタの奥に浮かんでくる…リンちゃん…

   リンちゃんの、真摯な願いを…私は信じられなかったんだ…」

男 「中身は見ないと、リンちゃんに約束した…
   それでも、気持ちは伝わったと信じてる…

   これで…わかってくれたか…ミク…」

ミク「…」

男 「…」

ミク「…」

男 「…」

ミク「…」

男 「…」






ガシッ!ガンッ!ガンガンッ!バギィ!





ミク「どんな理由であれ、未成年と淫行に及んだのは事実!

   この豚がぁぁ!ロリコン糞豚野郎!産業廃棄物!

   性犯罪者!特に常習性が見られる性犯罪者め!
   米国ジェシカ法によりgpsの装着を義務付けられろ!」

ルカ「ホップ・ステップで殴ろうか!
   世界の隅っこでワン!ツー!
   ちょっとクラッとしそうになる終末感を楽しんで♪

   パッとフラッと消えちゃいそな!
   コイツの亡骸を残そうか!
   オラオラ!オラオラと!殴る世界に酔う♪
   ワールドエンドダンスホール」




ダッダッダッ…




リン「ぜぇ…はぁ…
   公園まで全力疾走してきたけど…

   よかった、間に合った…

   ミク姉ちゃんっ!これを…これを見て!」

ミク「これは…リンちゃんのiphone!?」



 ┌─────────────────┐

 |                            |
 | モトメール                     |
 | (制作者不明)                  |
 |               [インストール]  |
 |                            |
 | 本アプリ『モトメール』は、           |
 | 女子向けの催眠アプリです。        |
 |                            |
 | このアプリをインストールした人は    |
 | 身近な人に対してムラムラして、     |
 | スキンシップを求めるようになります。 |

 |                            |
 | このアプリがあれば、            |
 | あなたも積極的になれるかも!?    |
 └─────────────────┘








===============================





ミク「ただいまぁ♪リンちゃんっ♪」ハァハァ

リン「おかえりぃ♪ミク姉ちゃん♪」ハァハァ

ミク「まったくもう、リンちゃんったら♪
   乳首丸出しで私を出迎えるなんて♪
   その可愛い乳首をイジイジしてもいいかなっ♪」ハァハァ

リン「ああっ…ミク姉ちゃん…♪
   そんな風にしちゃダメだよぉ…♪」

ミク「だぁーめっ♪リンちゃんはジッとしてて♪」ハァハァ



リン「ああっ…私の身体…ミク姉ちゃんに汚されるぅ♪」ハァハァ

ミク「それじゃあ、お風呂場で___した後は、
   ベッドで二人きりで____して、リンちゃんの
   可愛い____を、______するからねっ♪」ハァハァ

リン「まったくもう♪
   ミク姉ちゃんの、えっち♪
   でも、そんなミク姉ちゃんが、だぁいすき♪」ハァハァ

ミク「私も、リンちゃんが、大好きだよ♪」ハァハァ

リン「いっしょに♪本能のままに♪お互いの肉欲を♪
   ぶつけあいながら♪貪るように____しようねっ♪」






男 「なんとか解決したみたいで良かった…

   しかし…なんでオレは…」


      _____
     /      /|
      | ̄ ̄ ̄ ̄ | ,|
      |[]::       | ,|
      |──── | ,|
      |[]::       | ,|
      |_____| ,|

ガラッ  |_____| ,|
.  彡/('a` ) /|  |
   | ̄ ̄ ̄ ̄|  |/
   |____|/






男 「なんでオレは…
   冷蔵庫の中に閉じ込められてるのだろうか…」








===============================




ミク「まったくもう…
   催眠アプリの効果だったなんて…」

リン「てへへ…ごめんねミク姉ちゃん。
   心配かけちゃって。」

ルカ「ミク姉のマスター殿。
   濡れ衣から私刑を執行してしまい、申し訳なかった。
   傷の具合はどうだ?治療費なら私が…」

男 「い、いや、ルカ姉さん。
   そういうのは大丈夫ですから…」

ルカ「そうか?うーむ…
   まぁ、これも、日頃の行いが悪い結果だろう。
   神からの天罰だと思って、マスター殿も猛省し給え。」

男 「いきなり手のひら返しですかルカさん!?」



ミク「これからは、リンちゃんのiphoneには、
   ペアレンタルコントロールを付けないと
   ダメですね。

   じゃないと、いかがわしい変態マスターが、
   また何しでかすか分からないですから。」

男 「ちょっ、なんでオレが責めらr」



ミク「何か文句でも?」ニコッ



男 「いえなんでもないです。」





リン「おい。」

男 「どうしたの、リンちゃん?」

リン「その…お前も、ごめんな。困らせて。」

男 「い、いや、別に、大丈夫だったよ。」

リン「迷惑だったか?」

男 「迷惑とかでは…ないけど…」

リン「…ドキドキした?」

男 「確かにドキドキした…けど…」

リン「…イヤだった?」

男 「なんでそんなこと聞くの?」

リン「お前の、本当の気持ちが聞きたい…」

男 「オレの、本当の気持ち…?」

リン「ねぇマスター、本当は私─────」




ミク「2人とも!外に短冊を飾ってください!」

男 「わ、わかったよミク。」

リン「ねぇ…見て…この短冊…」

男 「どれ…?
   あ、笹じゃなくて、ネギに短冊が付いてる(笑)
   ひょっとして、これ、ミクの短冊かな…」



            / /  /   /  |. l   i ,,,z=- ' ヽ   |  ',
            / / `'ヽ,, ./、  ! l*''"!      ',  .l.   l
           ,'/,' /   * \ ':,!ヽ  ',    ,,,- l /.   |
           l l l::::: / r=z.、 ヽ、ヽ\ ヽ ,/   |/    l

           | | .|:::: / l !/ノ:::::ヾ  '  * 、‐ '::´/     i.l
            i.l l::::/ | !:::::::::/    -==.、 :::::/     ,'ヽ

           ....| !|:/ i, l ` ´      .,'ノ:::::::::!ヽ/:::::  / /  \
         ,/-/!' ' !.; |!ヾ '' ''   ,   ヽ::::::::ノ '´':::::::  / /    `  もっと顔を近づけて…
        /  / | .::/ l ヽ   , - 、   ,,,`,, /:::::::  ////
          l| .::l .:/,、::|,.- \ i   |   -=/::/:: /' /./
       ,,,-;'';;;;;;! ::|:/!;;;';;;: -/  `ー--r-‐./::/::;: '// '
      r;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ!;;l;;;;;/  '     /;;;ヽ /::- '//:i ヽ
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    /;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/⌒'ー 、   .. -/;//>':/!::; /!:: ,'
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. /;;;;;;;;/ / .. -! l;;'        ̄,、/;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;//
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男 「い、いや、人の願い事をノゾキ見しちゃ駄目d─────」




  .{`:ー.-、、、、.-ー'l    `''~  }    
   `l      : l        l_   (*´ω`)ε`*)снц♪
   l       l        _:ヽ,    _

   l   . :   :l    _,._-;='~、ヽ,`ヽ,,,,,/、ヽ、
   l::l      . ; l,_;=~、ヽ_, -ー`     l  ::l 、
  l 、 : : . . . :  , ' ヽ,/          l  ::l  `ヽ
  ノヽ 、 :_ , :    }       ヽ  l  .:l     `、
  l: :  ___    /        `、.l  .:l   :/  l

 .l'_~,.~、_,.、__~`ヽ/:        . :/ . :l   ./    l_,...、
  l' / ./ヽ,  7--'         ./  /  /   _, -'  `、
  ヽ(_ / /~{ ./           / : :/ , '  _ - ~     ,.l
    `-,:l、ノ,~'         . . /  /_,.. - ''~      _,-' l
     / / l 、、_      :_: /  /l: :      _,.. -'~   l
    { l  l      ̄ ̄ ̄./  ./:l ヽ,,,,,、- ''~        l
    ヽヽ. ヽ,、__    :, -'  /:_ノ    l:           l
      ` ミ- 、__~_~,.'-'~ :, -'' ̄l       l:           l
        l` - 、_:_ :, - '    /       `、          l
        l          /         ヽ          l
        l         ,/          `、.          l



男 「─────ッ!!」

リン「えへ♪
   今のキスが、私の、本当の気持ち。」

男 「まさか…
   まだリンちゃんお…催眠アプリの効果が続い…痛ぁ!」

リン「ばか!ばーかばーか!
   お前ほんとデリカシーゼロ!ばかばか」バシバシバシ

男 「背中っ、背中ビンタするのやめてぇぇぇえぇ!
   痛っ、痛ぁああぁぁ!」


          . ::゜.゜。・゜゜゜゜ .
        :::.゜。 ゜・。゜゜. .  . .
            : ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..   もう、叶ってしまったね
                  .: ::.゜゜゜゜・         
              ..: :.゜゜。・。゜.゜. ...      短冊に込めた、あたしの願い。
                :::.゜。 ゜・。゜゜. .  . .     
                    : ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..   そしてキミは、何を願うのかな───
                    :::.゜。 ゜・。゜゜. .  . .
                        : ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..
                        :::.゜。 ゜・。゜゜. .  . .
                             : ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..




           : ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..
   ミ /彡       :::.゜。 ゜when you wish upon a star
..ミ、|ミ //彡     make no difference who you are

ミ.|.ミ/ ./.|            :::.゜。 ゜・。゜゜anything your heart desires. .  . .
.|//|.  [] ∧_∧  ∧∧    will come to you   ゜゜。・。゜
/.  []    ( ´∀`) (,,゚д゚)     :::.゜。 ゜・。゜゜. .  . .
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                          -fin-



以上です。
読んでくれた人、コメントしてくれた人、
本当にありがとうございました。

それでは皆さま、良い夜を。

おつ


ミクもっと出してもよかったのに

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