『1番線は渋谷行きです。
有楽町線・新木場方面、西武池袋線、練馬方面は、
お乗り換えです。
テレレレテレ テレレレテレ テレレレテレ テレレレテレ
テレレレ テレレレ テレレレ テレレレ テェンッ───♪
ドアが閉まります。(パンポォーン パンポォーン♪)
手荷物はお引き下さい。
ムリなご乗車は、おやめ下さい。』
地下鉄の発車メロディー…
改札を潜り抜けると眼下に現れる暑苦しい雑踏…
街道を駆けるトラック…幾重にも張り巡らされた電柱…
フレッシュネスバーガーで食べる、ランチコンボ…
踏切を駆け抜ける自転車、その脇で談笑する女子高生…
夏の訪れを告げる、ぐんぐんと伸びた入道雲…
今日もオレは、あの頃の事…
初音ミクと共に東京に住んでいた、
あの頃の事を、夢に見ていた。
ミク「あの…マスター…?」
あの頃…あの頃は良かった…
何を見ても新鮮だった…
ミク「マスター?聞いてますかマスター?」
新緑の季節…
今くらいの暖かさになると、正直に言って、
田舎暮らしも悪くないと思えてくるが…
それでも…
照りつける太陽は、在りし日の情景を…痛っ!
男 「痛いよミクー!
いきなり頬っぺたつねらないでー!」
ミク「マスターが、私が帰ってきたことにも気付かずに、
勝手にひとりで回想ばかりしてるからですよ…!」
男 「ごめん、ミク…」
ミク「謝るより先に、言う事があるんじゃないですか?」
男 「あ、えっと…おかえり、ミク!」
ミク「改めて、ただいまですっ、マスター♪
それで、何を思い出してたんですか?」
男 「…東京で…ミクと二人きりで過ごしてたこと…」
ミク「…」
男 「よく、2人で、風風ラーメンとか行ったよね…」
ミク (困った…しんみりした空気になる話だ…)
男 「銭湯が沢山あって…いろいろ回ったなぁ…
昔ながらの銭湯って感じで…
ノスタルジックな雰囲気だった…懐かしいなぁ…」
ミク (どうしよう…このままだと、ちょっと気まずい感じに…)
男 「東京かぁ…
また、東京で暮らしたいなぁ…あの頃は良かった…」
ミク (なんかしょうもない冗談でも言って、場を和ませよう…)
男 「あの頃は良かった…あの頃は、何もかも輝いt」
ミク「え、ええと…わたしは帰って北参道!」
男 「…!?」
ミク「我が家は今日も平和台!」
男 「…」
ミク「最近は仕事が立て小伝馬町!」
男 「…」
ミク「口から漏れる溜池山王!」
男 「…」
ミク「残業時間が茗荷谷!」
男 「…」
ミク「まさしく仕事ばかりの日比谷!」
ミク「そ、それじゃ…
ふ、2人でスーパーに買い物にでも行きましょー…」
===============================
男 「よし、スーパーに着いた…」
ミク「…」
男 「ねぇミク…
なんだったの、さっきのは…」
ミク「忘れてください。」
男 「溜池山王…
溜息と溜池を掛けたのかのかな…
地下鉄の駅名がやたらいっぱい出てきたけど…
半分くらいは、通過したことしかなかった…」
ミク「忘れてください。」
男 「ていうか、茗荷谷って何だよ…
残業時間が、なんで茗荷谷…
あ、"妙に長い"と"茗荷谷"を掛けたのか…
イタイイタイイタイ痛い!
ミク!ごめん!わかった!わかったから!
頬っぺた引っ張らないで!痛い痛いいたい!」
ミク「場を和ませる為に言った冗談だったのに…
たしかにスベりましたが…
そういうのは流して欲しかったですね…
マスターの頬が引きちぎれる前に!」ギュゥゥゥゥー
男 「わかった!ごめん!ミク!ごめん!
デリカシー無くてごめん!痛い!痛い!」
ミク「…忘れてくれますか?」ニコッ
男 「…忘れます。」
ミク「よろしいっ♪」
男 「それじゃ、買い物に戻ろうか…
ミク、下仁田ネギと深谷ネギがあるけど、
どっちがいい?」
ミク「深谷ネギ!」
男 「わかった…
あ、リンちゃんは?そろそろ帰ってくるかな?」
ミク「リンちゃんは、もうちょっと帰りが遅いと思いますよー♪」
男 「あ、そうだ。
買い物は終わったけど、帰る前にさ、
東京にいたころ、よく一緒に観てたdvdとか、
ゲオに借りにいかない?」
ミク「いいですねー♪なに観ますか?」
男 「ひぐらし観ようよ!夏だし!」
ミク「おおー!ひぐらし!懐かしいですねぇー♪」
男 「それじゃ、ゲオ行ったら、家に帰ろう!」
ミク「はいっ、マスター♪」
===============================
ハンニャハーラハーレーヒー♪
男 「…」
ホッホッ ハンニャハーラーハーレーヒー♪
ミク「…」
ハンニャハーラーハーレーヒー♪
ミク「オープニング飛ばしますよ?」
男 「あ、うん。」
ハンニャハーラーハーレー ぴっ
=====
『うふふ・・・あはははははは、間に合ったぁぁー!!』
男 「…」
ミク「…」
『出来たぁぁ、全部出来たあぁぁぁぁ!!』
男 「…」
ミク「…」
『これで全員ー、あはははははははっ!!!!』
男 「…これ…言ってもいいかな?」
ミク「どうぞ…」
男 「…ひぐらし見続けるの…しんどくなってきた…」
ミク「…実は…私もです…」
男 「ひぐらし目明し編、途中だけどやめようか…」
ぴっ
ミク「…やっぱり…
ちょっと前のアニメって感じが…
否めないですね…」
男 「この頃のアニメでも、ハルヒとか
すごく動きがキレイなんだけどね…」
ミク「なんかこう…気になるんですよ…
魅音の髪の毛のボリュームが…
なんか…あなた誰?って感じが…」
男 「l5発症した後の詩音とか…
もはや見るに耐えられなかった…
いろんな意味で…」
ミク「なんで、あんなに夢中になって観れたんだろう…」
男 「当時は…
ひぐらしが一番おもしろかったんだよ…
いま観ても…たしかに面白いんだけど…
なんかこう…のめり込めないというか…
ずっと見続けるのがしんどい…」
ミク「そろそろ、
bs11で"変態王子と笑わない猫"はじまる時間ですね。」
男 (あの頃と比べて、アニメ見る本数も、だいぶ減ったなぁ…)
リン「ただいま、お姉ちゃん♪」
ミク「おかえり、リンちゃん♪」
男 「おかえり、リンちゃん。」
リン「あ。いたんだ、お前も。」
男 「ちょ!なにその反応。
なにこのミクとの扱いの差!?ひどくね!?」
リン「ねーねーお姉ちゃん聞いてー!」
男 「無視かよ!?」
リン「きょう、帰り道に道ばたで遊んでたらねー!
服にー!ひっつきむし付いちゃったー!」
ミク「ありゃりゃ、いっぱい付いちゃってるねー」
男 「これ…くっ付いてるの…ばかの実じゃない?」
リン「ばかの実ってなんだ!ばかはお前だろ!」
男 「いやいや、ばかの実だよ!
ていうか、さりげなくひどいよね!?」
リン「ひっつきむしだよ!ばーかばーか!」
ミク「まぁまぁ2人とも。
これは、オナモミって言う草の種子で、
地方によって呼び方が違うんですよ。」
男 「オナ…揉み…」
ミク「?」
男 「ミク。もう一回言って?」
ミク「へ?」
男 「なんていう草の種子だっけ?」
ミク「えっと…オナモミ…」
男 「オナ…揉み…ハァハァ…」
ミク「マスター!
いまエロいこと考えたでしょ!?」
男 「か、かか考えてないよ!」
ミク「また頬っぺたつねられたい!?」
男 「考えましたすみませんでした!」
ミク「まったくもうマスターは…」
リン「オナ…揉み…ハァハァ…
あたしの胸に…尻に…いっぱい…
いっぱいオナ揉みついて…ハァハァ…」
ミク「リンちゃんまで!?
しかもマスターより重症!」
リン「ねぇ…そんな目で見つめないで…
オナ揉みに汚された、私の身体を…
やだ…ドキドキする…ハァハァ…」
男 「帰って来てー!リンちゃんー!
こっちの世界にに帰って来てー!」
ミク「でこぴんっ!」 ドンッ!
リン「…あれ…私…いままで何を…」
男 「おかえり…」
リン「あ…えっと…
…ただいま…」
オレは27歳の男性で、初音ミクのマスター。
4年間ほど、東京で、ミクと2人で暮らしていて、
途中から、北海道から上京(家出?)してきた
鏡音リンちゃんも、いっしょに同居するようになった。
ちょっと前に、地元に引き揚げることになって、
その時に、初音ミクや、鏡音リンちゃんも、
一緒に地元について来てくれた。ありがたい。
地元に引き揚げてきてから半年が経った。
ようやく生活も落ち着いてきたけれど、
仕事が忙しくて、こうやってミクと
買い物したりして休日を楽しめる日も、
東京にいた頃と比べて、ぐっと減ってしまった。
さみしいことだけど、今は、こらえて頑張ろう。
ルカ姉さんはいつ出てくるんだい?
>>18
出てきません。スマソw
そうですか…w
===============================
リン「さーて、今日もlineのグルチャで
出会い厨を釣ってネトヲチ板に晒すかー」
ミク「リンちゃんが何いってるのか分からない…」
リン『東北
14さい
チア部
暇たん★誰か構ってヨロ♪
仲良くなったら写メみせるネ
有料スタンプ求ずっと
(ぅちわ買えない)
電話もοκだょъ(´▽`*)』 投稿、っと…」
ミク「何いってるのか分からない…
リンちゃんが何処の国の言語を話してるのか分からない…」
>>20
なんか申し訳なくなってきました。
終盤にルカ姉さま出しますw
リン「あーやばいline楽しすぎるー」
ミク「リンちゃん…
中学生なんだから、もっと健全な遊びしよう…ね?
休日に引きこもるのは体に悪いよー…」
リン「あー、ぜんぜんフレンド申請こないなー、
他の出会いアプリ探してみよう。」
ミク「無視された…シクシク」
リン「ん?なんだこれは…」
┌─────────────────┐
| |
| モトメール |
| (制作者不明) |
| [インストール] |
| |
| 本アプリ『モトメール』は、 |
| 女子向けの催眠アプリです。 |
| |
| このアプリをインストールした人は |
| 身近な人に対してムラムラして、 |
| スキンシップを求めるようになります。 |
| |
| このアプリがあれば、 |
| あなたも積極的になれるかも!? |
└─────────────────┘
リン「なんだよこのアプリ(笑)
ジョークアプリにしても、
ネタの作り込みが雑すぎるだろ(笑)
中学生の私でもウソだって分かるし(笑)」
リン「ま、無料だし、ヒマだし、入れてみるか。」
ポチッ
リン「あ、ミク姉ちゃん。
そういえば、アイツは?」
ミク「マスターなら、隣の部屋でps3やってるよー♪」
===============================
『また一緒に戦えるなんて』
『そうだな、だが、私は…』
『わかってる、けど、今は前を向いて進まなきゃ』
リン「まだテイルズオブエクシリアやってんの?」
男 「うわっ、リンちゃんビックリした!
ミクの横でiphoneいじってたんじゃないの?」
リン「ちょっと用事を思い出してさ、
それでお前に声をかけたんだよ。」
男 「用事?」
リン「お前さ、今日はヒマ?」
男 「休みだしヒマだけど…
どうしたの、リンちゃん?」
リン「ちょっと、新曲のためのダンスの練習するから、
いっしょに、近くの体育館まで来てくれない?
デュエット曲だから、男役が必要なんだ。」
男 (ダンスの練習…
イヤだなぁ…
リンちゃんのダンスの練習に付き合うのは…
先月も、同じようにダンスの練習に付き合ったら、
肩をちょっと強く触っちゃっただけで
"痛かった"ってキレられたんだよな…)
男 「きょ、今日は、テイルズオブエクシリアを
進めながら、ダラダラと家で過ごしたいな…」
リン「いいから来い!
休日に引きこもるのはカラダに悪いぞ!」
男 (けっきょく断れないのか…)
===============================
リン「で、曲の、ここの部分で、2人で手を繋いで、
身体を抱きよせながら、左右交互に…」
男 (うわぁー!
すげぇ密着してる!これ絶対に怒られる!)
リン「何ボーッとしてんだよ!ダンスに集中しろ!」
男 「あ、ご、ごめん!」
リン「ダメだ!動く時の呼吸が合ってない!
ちょっと、身体を抱き寄せるところからやり直そう!」
男 「わ、わかった!」
リン「ちょっと身体を離しすぎかもしれないな。
もうちょっと、こう、くっ付いて…」
ムニュ
ムニュゥ…
男 「…」
リン「…」
男 「…」
リン「…おい…」
男 (…サイアクだ…
リンさんの胸が密着したせいで、意識して
大きくなった下半身を、リンさんに感づかれた…
終わった…またキレられる…フルボッコにされる…)
リン「もっと…もっとくっ付いて…」
男 「え?」
ぎゅぅぅぅぅぅうぅぅ
リン「暖かい…
…こんなに近くに感じてるんだ…」
男 「え…え…」
リン「ねぇ…キス…して…」
男 「ちょ、なんで!?」
リン「…」
男 「リ、リンちゃん!
なんか、トロンとした目になってるよ!」
リン「ハッ!
ああ!すまん!ボーッとしてた!
キス!そう!キスしそうになるくらい、
顔が近付くシーンがあるんだけど!えっと!
そこを先に仕上げよう!大事なシーンだから!」
男 (どうしたんだろうリンちゃん…)
===============================
リン「で、ここで、お前が、こう、私に顔を近づけながら、手を…」
男 「こう…かな?」
リン「…」
男 「…」
リン「手、もっと、ぎゅ、って握って…体勢が安定するから…」
男 「こ、こう?」ギュウゥ…
リン「…もっと…もっと…」
男 「…これくらい…?」ギュゥゥウゥゥウゥ…
リン「だめ…これじゃ倒れちゃ…」
ドタァーン!
男 (ヤバい!押し倒すような格好になっちゃった…)
リン「なぁ…お前って…
なんで私のことを、"リンちゃん"って呼ぶんだよ…」
男 「あ、いや…ミクの妹…だし…」
リン「ほら、ミク姉ちゃんは呼び捨てで、私は"ちゃん"付け…
ねぇ…私は、アンタにとって、どういう存在なの…?」
男 「え、えっと、同居人…というか…」
リン「…ごめん…」
男 「え?」
リン「ひどいこと言って…ごめん…
ていうか…
あたしの方こそ…"お前"とか…
テキトーな、ひどい呼び方して…ごめん…」
男 「…大丈夫…だけど…」
リン「これからは、マスターって呼んでいい…かな…」
男 「い、いいよ…リンちゃん…」
リン「リンって呼んで…」
男 「リ、リン…」
リン「じゃ、じゃあ…誓いの印に…」
すぅっ…
男 (リンさんが目を瞑った!
これは…キスしろってこと…なのか…!?)
リン「早く…」
男 「…」
リン「…」
男 「…」
リン「…」
男 「…」
リン「…」
男 「…これも、演技なんでしょ?」
リン「…え?」
男 「曲の途中に、こういう感じのシーンがあるから、
それの練習してるんでしょ?」
リン「そ、そう!そうだったんだよ!
ちょっと過激な曲かもしれないけど、
大人っぽい演出の曲も、や、やってみたい、
かなぁと思って、ね!うん!」アセアセ
男 「ふぅ、びっくりした…
事前に何も言われてなかったし…
リンさんの目…本気だったから…」
リン「だ、だって、ほら!
説明してたら、演技に身が入らないでしょ!
こ、こーいうのは、ぶっつけ本番でやった方が、
より、真に迫るっていうか、そーいう感じ!
ね、わかった!?」アセアセ
男 「そ、そっか…
それじゃ、そろそろ帰ろう…」
リン(ふぅ…なんとか、ごまかせた…
それにしても、私…どうしちゃったんだろ…)
リン「…身体が…ムズムズする…」
男 「なんか言った?」
リン「ななななんでもねーよ!バカ!」
===============================
おい男おまばかそこそれだよ!
リン「なーなー…」
男 「ど、どうしたの、リンさん…」
リン「そ、その…
いっしょに…お…お風呂…とか…入らないか…」
男 「は!?」
リン「だ、だって!
お前と私は、そ、その、曲の練習のパートナー…
そ、そう!練習のパートナーなんだから!
私の健やかなるときも、病めるときも、
喜びのときも、悲しみのときも、
富めるときも、貧しいときも、
これを愛し、これを敬い、これを慰め、
これを助け、その命ある限り、
私にっ!真心を尽くすことをっ!誓えっ!」
男 「なにその結婚式の牧師みたいなセリフ!
それだと、練習のパートナーじゃなくて、
まるで、生涯のパートナーだよ!」
リン「いいからっ…!慰めて…」
男 「え…」
リン「誓えなくてもいい…
せめて…慰めて…」
===============================
ゴシゴシゴシゴシ
男 (ちょっとヒリヒリする…
リンちゃん…できれば…
固い亀の子タワシで
オレの背中をゴシゴシ洗うの
やめてほしいんだけど…)
リン「ど、どう?きもちいい?」
男 「あ、う、うん…」
男 (かといって、リンさんの好意を
無下にすることも出来ないし…)
男 「き、きもちいいよ…」
リン「ホ、ホントッ!?」パァァァァ
ゴシゴシゴシゴシゴシゴシゴシ!
男 「い、痛い!痛い!
ちょ、リンさん、さすがに、
そこまで強くこすることないよ!」
リン「ご、ごめん…」
男 「い、いや…謝ることないけど…」
プニュ
リン「今度は…こっちでこすってもいい?」
男 「え、ちょ、リンちゃんの
おっぱいがオレの背中に当t」
ムニュムニュ…
リン「ね、きもちいい…?きもちいいでしょ…?」ハァハァ
男 「リンちゃん、ちょ、落ち着いて!」
リン「あたしは…すごくきもちいい…」ハァハァ
男 「リンちゃん!冷静になって!ね!」
リン「…ねぇ…前の方も洗いたい…」ハァハァ
男 「そ、それは、さすがに…!」
,、 ,、 ヾv'/
r'ー》'´`⌒ヾ‐》,// 2人とも~♪
i iミ ノ リハリ// ご飯ですよぉ~♪
! i゙瓦゚ ヮ゚ノ!'//|
!l! ! と.フリ{つ/ !
,,ノリ | v/_j_、 i!l i
..ゞノ ~じ'フ~ル'ノ
ハッ
リン「あれ、私、いままで何を…?」
男 「だ、台所でミクが呼んでる!早く上がろう!」
リン「そ、そうだね!わかった!」
男 (どうやら、おかしな今のリンちゃんは、
びっくりすると、我に返るみたいだ…)
===============================
男 「…ごちそうさま、ミク。」
リン「…お姉ちゃん、ごちそうさま…」
ミク「どうでしたか、私のネギ牛丼は?」
男 「…牛肉に対して、ネギが多かったと思う…」
リン「…多すぎだよネギ…
…ネギは山盛りに盛ったりしないよ普通…」
ミク「ネギは万能の食材だからいいんです♪」
男 「…いや、そういう問題じゃ…」
リン「…確かに健康には良いけど…」
ミク「何か文句でも?」ギロッ
2人「「おいしかったです。」」
ミク「よろしい。」
ミク「それじゃ私は、横浜で開催される初音ミクの
夏ライブ・展示イベントの準備があるので、
これから出かけてきますね。」
男 「大忙しだね、ミクも。」
ミク「そんなことないですよー♪
それに、楽しんでやってるからいいんです♪」
リン「あたしも、ミク姉ちゃんみたいに、
いろんな仕事いっぱいしたいなぁ…」
ミク「リンちゃんだって人気者じゃん♪」
リン「ミク姉ちゃんほど有名じゃないよー。」
ミク「これからもっと有名になるよ♪
それじゃ、行ってきますー。」 バタンッ
aaワロタ
リン「なーなー!
いっしょにゲームやろうぜー!」
男 「なんのゲームするのー?」
リン「capcom vs. snk 2やろうぜー!」
男 「格ゲーは、ちょっと…」
リン「ええー、つまんねー!
わかった、じゃあ、桃鉄やろう、桃鉄!」
男 「桃鉄かー。いいねー。」
リン「ただ桃鉄するだけじゃつまんないから、
バツゲーム決めるね!
comも2人いれてプレイして、
毎年の決算の結果が出たときに、
1位の人がビリの人に、なんか命令する!」
男 「ええー、やだなぁー…」
リン「いいから!やろうぜ!」
男 「わかったよ…」
===============================
『社長の皆さーん!決算ですよー!』
リン「やったー!
1位だぁー!」
男 「…ビリだった…」
リン「なんで、あかおにに負けてるんだよ(笑)」
男 「あと1マスで静岡ついたのに…」
リン「じゃあ命令するね…
1位の人がビリの人に…
背中へ強烈ビンタする!」
男 「ええー?」
リン「ほらほら、背中だせよー!」キャッキャ
男 「痛いから!
リンちゃんのビンタ、けっこう痛いから!」
リン「背中…思ったより大きいんだね…」
男 「は?」
リン「ちょっと華奢だけど…ゴツゴツしてて…
すごい…これが、男の背中…」ハァハァ
男 「またリンちゃんがおかしくなってる…」
リン「ね、もっと、いろんなトコ見たいな…
いっしょに、寝室に行こ…」
男 「あ、あの…桃鉄は…」
プチッ
男 「ゲームの電源を消された…」
===============================
リン「ね、ね、乳首みせあいっこしよ…」ハァハァ
男 「ダメだよ、そういうのは…」
リン「お風呂場では、あたしの乳首、
見れなかったでしょ…?
今度はちゃんと、見せるから…」ハァハァ
男 「話が通じない…」
リン「ほら、見てよ…」ポロンッ
男 「わっ…」
リン「小ぶりだけど、中学生にしては、
わりと発育のいいおっぱいでしょ?
乳首、ちょと薄茶色かもだけど…」ドキドキ
男 「き、きれいだよ…」
リン「ふふっ、ありがと…
次は、男が乳首を見せる番だよ…」ハァハァ
男 「ふ、服を無理やり脱がそうとしないで!」
リン「ねぇ…抱きしめて…」
男 「え…抱きしめる?リンちゃん半裸なのに…」
リン「いいから…抱きしめて欲しいの…」
男 「…うん…」
ギュウウウウウゥゥゥ…
リン「…ねぇ…」
男 「…なに…?」アタフタ
リン「さっき、私のこと、リン、って呼んでくれたよね…」
男 「う、うん…」
リン「うれしかった…
ありがとう、マスター…」
男 「ど、どうしてうれしかったの?」
リン「孤独だったから…あたし…
離れていても、つながってる存在が欲しかったの…」
男 「…リンには、ミクという姉がいるじゃないか…
それに、鏡音レンっていう双子の兄弟もいるし…」
リン「…お姉ちゃんだって、遠くに行ってしまう…
レン君は、中学に入ってから、なんか、急に
大人になって、なに考えてるか分からなくなったの…
…孤独なあたしを、キミが…マスターが助けてくれた…
うれしかったよ…」
男 (リンちゃん…そんなこと考えてくれてたんだ…
こんなおかしな状況だけど…それでもうれしいな…)
リン「それじゃ…
ダンスの練習のときできなかった…
誓いの印のキス、しよ…」
男 「え?いやいやいや、さすがにそれは…」
リン「ね…お願い…」
男 (ダメだ、オレには、ミクという恋人がいる…
リンちゃんに心を委ねてはいけない!)
リン「いま、ミク姉ちゃんのこと考えてたんでしょ?」
男 「あ、いや…
やっぱり、」
リン「今だけは、私のことだけ…考えて」スウッ…
男 (どうしよう…このままじゃ…)
ガチャッ
ミク「…え…?」
男 「ミ、ミクッ!?」
リン「ミク姉ちゃんっ!?」
ミク「そんな…
鍵を忘れてきたから、戻ってきたら…
リンちゃんと…マスターが…」
リン「待って、お姉ちゃんっ!」
男 「ミクっ!これは、その、ちがうんだ!」
ミク「…」
男 「…」
ミク「…」
男 「…」
ミク「…」
ガサガサ
リン「ああっ!
ミク姉ちゃんが、クローゼットから
荷物を取り出し、まとめだした!
お気に入りのバッグやアクセ、
コスメグッズを、まとめだした!」
ガサガサ
リン「ミク姉ちゃんが、タンスの引き出しから
ありったけのステージ衣装を取り出して、
まとめだした!本格的に荷物をまとめだした!」
ガサガサ
リン「ミク姉ちゃんが、ベッドの下から、
うたのプリンスさまっが中に挿入されているpspと
うたの☆プリンスさまっ♪ マジlove2000% [blu-ray] 1~7巻、
うたの☆プリンスさまっ♪ music2 (初回限定ゴーゴーbox:music disc
-ワンコーラスver.-/サウンドトラックcd/cdブックレット同梱)を
取り出して、まとめだした!こないだ、姉ちゃんがamazonで買った奴だ!
ミク姉ちゃん、本気でここから出ていく気だ!」
ガッチャァ!!
リン「ミク姉ちゃんが出ていった!
追いかけろ、早く追いかけろよ!」
男 「で、でも…
ミク、あの様子だと、ミク、本気で怒ってるよ…
どうやって説得すれば…」
リン「大丈夫だ。私に策がある。」
男 「え?」
リン「まずは、正攻法で説得するんだ。
それでも上手くいかないときは…」
リwwンwwさwwんwwwwww
スッ
リン「この箱をミク姉ちゃんに渡せ。
ただし、お前は中身を見ないと誓え。」
===============================
ミク「…なんですか?」
男 「よかった。やっぱり、ここにいた。
よく、一緒に来たよね。この公園。
この錆びたブランコとか、なんか、落ち着くよね。」
ミク「話しかけないで下さい。変態。」
男 「弁解はしない。
リンちゃんに迫られたのを、強引さに負けたとはいえ、
リンちゃんの気持ちを受け入れてしまった。
もうオレに、別れようとするミクを止める権利は無い。」
ミク「えっ…マスターが迫ったんじゃないんですか?」
男 「うん…
理由は分からないけど、リンちゃんの方から…」
ミク「…」
男 「…」
ミク「…」
男 「…」
ガシッ!ガンッ!ガンガンッ!バギィ!
ミク「未成年をレ○プした上に、ウソと言い訳ですか!
保身ですか!見苦しい!そんなの聞きたくもない!
この変態肉塊野郎が!臓物ぶちまけろ!」
ルカ「姉君であるミク姉からの通報を受けてやってきました。
私刑執行人・ルカルカ警察です。
未成年者への暴行は・ダメダメよ☆
リンのこと誰よりも分かってる
だからこの男の全てを晒して嬲って
犯した罪の意味を二人で見つけましょう♪
ルカルカ★ナイトフィーバー」
男 「ミクッ!これを…これを見てくれ!
中身は分からないけど、リンちゃんから託されたものだ!」
ミク「これは…短冊!?」
┌――――――――――――――――――――
―┤ アイツと付き合えますように
└――――――――――――――――――――
┌――――――――――――――――――――
―┤ アイツに振り向いてもらえますように
└――――――――――――――――――――
┌――――――――――――――――――――
―┤ もっと、素直になれますように…
└――――――――――――――――――――
ミク「紛れもなく、リンちゃんの字…
ちょっとひねくれ者だけど、誰よりも心がキレイなリンちゃんの…
なんの紛れもない、真摯な願い…
ああ…この短冊を読んでるだけで、リンちゃんの笑顔が…
マブタの奥に浮かんでくる…リンちゃん…
リンちゃんの、真摯な願いを…私は信じられなかったんだ…」
男 「中身は見ないと、リンちゃんに約束した…
それでも、気持ちは伝わったと信じてる…
これで…わかってくれたか…ミク…」
ミク「…」
男 「…」
ミク「…」
男 「…」
ミク「…」
男 「…」
ガシッ!ガンッ!ガンガンッ!バギィ!
ミク「どんな理由であれ、未成年と淫行に及んだのは事実!
この豚がぁぁ!ロリコン糞豚野郎!産業廃棄物!
性犯罪者!特に常習性が見られる性犯罪者め!
米国ジェシカ法によりgpsの装着を義務付けられろ!」
ルカ「ホップ・ステップで殴ろうか!
世界の隅っこでワン!ツー!
ちょっとクラッとしそうになる終末感を楽しんで♪
パッとフラッと消えちゃいそな!
コイツの亡骸を残そうか!
オラオラ!オラオラと!殴る世界に酔う♪
ワールドエンドダンスホール」
ダッダッダッ…
リン「ぜぇ…はぁ…
公園まで全力疾走してきたけど…
よかった、間に合った…
ミク姉ちゃんっ!これを…これを見て!」
ミク「これは…リンちゃんのiphone!?」
┌─────────────────┐
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ミク「ただいまぁ♪リンちゃんっ♪」ハァハァ
リン「おかえりぃ♪ミク姉ちゃん♪」ハァハァ
ミク「まったくもう、リンちゃんったら♪
乳首丸出しで私を出迎えるなんて♪
その可愛い乳首をイジイジしてもいいかなっ♪」ハァハァ
リン「ああっ…ミク姉ちゃん…♪
そんな風にしちゃダメだよぉ…♪」
ミク「だぁーめっ♪リンちゃんはジッとしてて♪」ハァハァ
リン「ああっ…私の身体…ミク姉ちゃんに汚されるぅ♪」ハァハァ
ミク「それじゃあ、お風呂場で___した後は、
ベッドで二人きりで____して、リンちゃんの
可愛い____を、______するからねっ♪」ハァハァ
リン「まったくもう♪
ミク姉ちゃんの、えっち♪
でも、そんなミク姉ちゃんが、だぁいすき♪」ハァハァ
ミク「私も、リンちゃんが、大好きだよ♪」ハァハァ
リン「いっしょに♪本能のままに♪お互いの肉欲を♪
ぶつけあいながら♪貪るように____しようねっ♪」
男 「なんとか解決したみたいで良かった…
しかし…なんでオレは…」
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ガラッ |_____| ,|
. 彡/('a` ) /| |
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男 「なんでオレは…
冷蔵庫の中に閉じ込められてるのだろうか…」
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ミク「まったくもう…
催眠アプリの効果だったなんて…」
リン「てへへ…ごめんねミク姉ちゃん。
心配かけちゃって。」
ルカ「ミク姉のマスター殿。
濡れ衣から私刑を執行してしまい、申し訳なかった。
傷の具合はどうだ?治療費なら私が…」
男 「い、いや、ルカ姉さん。
そういうのは大丈夫ですから…」
ルカ「そうか?うーむ…
まぁ、これも、日頃の行いが悪い結果だろう。
神からの天罰だと思って、マスター殿も猛省し給え。」
男 「いきなり手のひら返しですかルカさん!?」
ミク「これからは、リンちゃんのiphoneには、
ペアレンタルコントロールを付けないと
ダメですね。
じゃないと、いかがわしい変態マスターが、
また何しでかすか分からないですから。」
男 「ちょっ、なんでオレが責めらr」
ミク「何か文句でも?」ニコッ
男 「いえなんでもないです。」
リン「おい。」
男 「どうしたの、リンちゃん?」
リン「その…お前も、ごめんな。困らせて。」
男 「い、いや、別に、大丈夫だったよ。」
リン「迷惑だったか?」
男 「迷惑とかでは…ないけど…」
リン「…ドキドキした?」
男 「確かにドキドキした…けど…」
リン「…イヤだった?」
男 「なんでそんなこと聞くの?」
リン「お前の、本当の気持ちが聞きたい…」
男 「オレの、本当の気持ち…?」
リン「ねぇマスター、本当は私─────」
ミク「2人とも!外に短冊を飾ってください!」
男 「わ、わかったよミク。」
リン「ねぇ…見て…この短冊…」
男 「どれ…?
あ、笹じゃなくて、ネギに短冊が付いてる(笑)
ひょっとして、これ、ミクの短冊かな…」
/ / / / |. l i ,,,z=- ' ヽ | ',
/ / `'ヽ,, ./、 ! l*''"! ', .l. l
,'/,' / * \ ':,!ヽ ', ,,,- l /. |
l l l::::: / r=z.、 ヽ、ヽ\ ヽ ,/ |/ l
i.l l::::/ | !:::::::::/ -==.、 :::::/ ,'ヽ
....| !|:/ i, l ` ´ .,'ノ:::::::::!ヽ/::::: / / \
,/-/!' ' !.; |!ヾ '' '' , ヽ::::::::ノ '´'::::::: / / ` もっと顔を近づけて…
/ / | .::/ l ヽ , - 、 ,,,`,, /::::::: ////
l| .::l .:/,、::|,.- \ i | -=/::/:: /' /./
,,,-;'';;;;;;! ::|:/!;;;';;;: -/ `ー--r-‐./::/::;: '// '
r;;;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ!;;l;;;;;/ ' /;;;ヽ /::- '//:i ヽ
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;/;;;;;;;;ヽ ´ iノ \ /;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;/
男 「い、いや、人の願い事をノゾキ見しちゃ駄目d─────」
④
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`l : l l_ (*´ω`)ε`*)снц♪
l l _:ヽ, _
l . : :l _,._-;='~、ヽ,`ヽ,,,,,/、ヽ、
l::l . ; l,_;=~、ヽ_, -ー` l ::l 、
l 、 : : . . . : , ' ヽ,/ l ::l `ヽ
ノヽ 、 :_ , : } ヽ l .:l `、
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l' / ./ヽ, 7--' ./ / / _, -' `、
ヽ(_ / /~{ ./ / : :/ , ' _ - ~ ,.l
`-,:l、ノ,~' . . / /_,.. - ''~ _,-' l
/ / l 、、_ :_: / /l: : _,.. -'~ l
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ヽヽ. ヽ,、__ :, -' /:_ノ l: l
` ミ- 、__~_~,.'-'~ :, -'' ̄l l: l
l` - 、_:_ :, - ' / `、 l
l / ヽ l
l ,/ `、. l
男 「─────ッ!!」
リン「えへ♪
今のキスが、私の、本当の気持ち。」
男 「まさか…
まだリンちゃんお…催眠アプリの効果が続い…痛ぁ!」
リン「ばか!ばーかばーか!
お前ほんとデリカシーゼロ!ばかばか」バシバシバシ
男 「背中っ、背中ビンタするのやめてぇぇぇえぇ!
痛っ、痛ぁああぁぁ!」
. ::゜.゜。・゜゜゜゜ .
:::.゜。 ゜・。゜゜. . . .
: ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜.. もう、叶ってしまったね
.: ::.゜゜゜゜・
..: :.゜゜。・。゜.゜. ... 短冊に込めた、あたしの願い。
:::.゜。 ゜・。゜゜. . . .
: ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜.. そしてキミは、何を願うのかな───
:::.゜。 ゜・。゜゜. . . .
: ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..
:::.゜。 ゜・。゜゜. . . .
: ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..
: ::.゜ ゜ ゜゜。・。゜.゜..
ミ /彡 :::.゜。 ゜when you wish upon a star
..ミ、|ミ //彡 make no difference who you are
ミ.|.ミ/ ./.| :::.゜。 ゜・。゜゜anything your heart desires. . . .
.|//|. [] ∧_∧ ∧∧ will come to you ゜゜。・。゜
/. [] ( ´∀`) (,,゚д゚) :::.゜。 ゜・。゜゜. . . .
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┼┼┼┼┼┼‐┼┼┼┼┼ ‐┼┼
-fin-
以上です。
読んでくれた人、コメントしてくれた人、
本当にありがとうございました。
それでは皆さま、良い夜を。
おつ
乙
ミクもっと出してもよかったのに
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