オーク隊長「これより姫騎士と女騎士隊の居る砦に突入する!」 (7)

突撃、何時もの通りに全員で砦に取り付き、力任せにその扉を開けるだけだ
あとは何時もの通りに欲望のまま女騎士達を犯してやる
そう、何時もの通りに視聴者の望むまま女騎士に「くっ殺せ」と言わせるだけ・・・だった
断続的な轟音が響いて、隣に居た巨漢の部下オークAがまるでミンチのようになって弾け飛ぶまでは

女騎士「M2重機関銃の弾幕を絶やすな!」
オーク隊長「ちょ!おま!」

この砦は、俺達をハンバーガーにしようとしている

なかなか新しい

ミンチメーカーっすか
豚野郎の相手にはちょうどいいっすね

バンズの正体が気になるな

なんとか地面の窪みに辿り着いて弾幕を回避できた
しかし、この窪みに辿り着くまでに既に数名の部下を失っていた
一瞬、銃撃が止まる
部下のオークBが様子を見ようと窪みから顔を出そうと
オーク隊長「馬鹿野郎!死にたいのか!」
そう言い終わる前に、Bの頭はまるで完熟したトマトのようにはじけた

女騎士B「レミントンM700の味はどうだ豚野郎」

これ絶対逃げたほうがいいって隊長

オークC「隊長1これ以上は無理です!撤退しましょう!」
部下がそう進言してくる
オーク隊長「しかし俺達はオークだ!女騎士を前に撤退など・・・」
突然、頭上から何かが落ちてくる音が響いた
次の瞬間、俺達が潜む窪みが爆発!
俺は部下もろとも弾き飛ばされる
気が付くと、俺の盾になるように部下のオークCは焼け焦げたようになって息絶えていた
オーク隊長「C!畜生一体何が!」

女騎士C「120ミリ迫撃砲の装弾急げ!潜んでいそうな所を徹底的に潰せ!」

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom