安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の二】 (1000)




 安価とコンマで、アイドルとかをね、あれこれね、プロデュース?
 極端なエロやグロ、倫理・道徳的にNGなものは、無言でズラしていくスタイルです

 前 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1468228639/)



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1468827124



貴方「ここはSSプロ」

貴方「現在、7人のアイドルが在籍する、小規模ながらも勢いをつけてきている芸能事務所です」

貴方「え? 何でこんな説明をしているかって?」

貴方「やだなあ…そんなの気にしちゃいけませんよ」


貴方「さてさて」

貴方「本日は何とですね…」


貴方「社長が、また、どこからかアイドルを見つけてきたそうで…」

貴方「どんな方なのか、ご一緒に確認していきましょうか?」


貴方「え?」

貴方「誰に言ってるのか、状況がよく見えていない?」


貴方「モニターの前のあなたに、SSプロの同僚である、あなたに、言っているんですよ」ニコッ


貴方「お力添えを、お願いしますね」


まかせろー(バリバリ)




 五味葉子 女 15歳 誕生日:4月
 体力:1.6 頭脳:4 精神:5
 歌:5.61 踊:3.30 容:2.92 表:4.00 演:6.02
 熱:2.5 道:5


貴方「これが、アイドルの基本情報です」

貴方「ここに書かれているものを、これから安価やコンマで決定していくわけです」

貴方「今はキャラメイクチュートリアルなので、メタ発言ばりばりだけど本編になったら、陰も形もそういうの見せなくしますんでご安心を」


貴方「…さて」

貴方「じゃあまず、お名前と性別から」


貴方「早いもの勝ちで、2名様の安価を選び、そこから多数決にしましょうか」

貴方「お名前って大事ですもんね」


貴方「かっこいい、あるいはかわいい、お名前をお願いします」


 ↓1~2

 お名前 + 性別

早瀬 珈依炎(はやせ かいえん)男



貴方「いい具合に、男性と女性と…」

貴方「しっかし、男性…まるでホストや、宝塚みたいなお名前…」

貴方「でも、イイと思います!」

貴方「女性の方も、変換がとっても楽で、素晴らしい!」


貴方「多数決です」



 ↓1~5

 1 夜星聖夜 男
 2 安住佑香 女

1




貴方「競ったけど、やっぱり難しいか…」

貴方「世の男どもは女性が大好き、仕方ない」


貴方「だからアイドルがいるんだもの」


貴方「それじゃあ、年齢を」

貴方「下限は9歳、上限は25歳でお願いします」


 ↓1 安住佑香の…

 年齢

19




貴方「社長、事案です」

貴方「とうとう、SSプロの最年少アイドルが更新されました」


貴方「このロリコンめ!!」

貴方「って、罵られるのもちょっと興奮するんだろう、このロリコンめ!!」


貴方「いよりんというものがありながら!!」

貴方「いよりんが最年少なのに、長女な振る舞いをしてるのがいいんじゃないか!」

貴方「このロリコンめ!!」


貴方「…」

貴方「喜んでいただければ幸いです。決して、バカにしているわけではありません」

貴方「喜ぶかなと思っただけなのです。不愉快でしたらごめんなさい」


貴方「え、色気もへったくれもないわたしなんかに罵られても褒美にならない? ちょっと表出てください」



貴方「続きまして、誕生日を設定…の前に」

貴方「…前スレのオールスターライブが終わってから…何ヶ月くらい後にしましょうかね?」

貴方「何月スタートにするか、決めましょう」


 ↓1 何月スタート?

 1 1月(冬)
 2 4月(春)
 3 7月(夏)

このロリコンどもめと言っていただきたい(注文)



 >>44

貴方「このロリコンどもめ!!」

貴方「オーライ? これで終わりですよ?」



貴方「1月…」

貴方「となると、オールスターが11月終わりだから、約1ヶ月後ってことになりますね」


貴方「新年早々、新たなアイドルとか…」


貴方「さて、じゃあ」

貴方「佑香ちゃんの誕生月を、改めて」

貴方「これが、1月より早ければ、すでに誕生日を迎えて9歳で…」

貴方「これが1月より遅ければ、これからだから、開始時点では8歳……だとっ…!?」


 ↓1 佑香の誕生月

 何月生まれですか?

7月

もしくはコンマで採用もありかもです




貴方「4月生まれ…と」

貴方「じゃあ…作中で経過していけば、10歳の誕生日を迎えられますね」

貴方「…うん、そう思えばまだ、かろうじて…いよりんが11歳になるのか…」

貴方「そして、葉子ちゃんとゆず子が高校生になっちゃいますね」



貴方「あと更新したら、いきなり、キターって何か…あの、見えない? ビビったんですけど、何これ?」



貴方「さて…じゃあ、能力値設定に移りましょう」

貴方「前スレの>>1000が基礎能力11ポイント…だとか何とか書いてあったんですけども…」


貴方「まあ、サービス精神は旺盛な方なので、許可しましょう」


貴方「というわけで」

貴方「11ポイントを、体力・頭脳・精神…のそれぞれに割り振れます」

貴方「前スレではちらほら、SSプロアイドルの皆さんの能力値が投下されてましたが、意外な数値が高かったり低かったり、あると思います」


貴方「低いのも、魅力と言えば魅力みたいなものなんです」

貴方「まあもったいないし、使い切っていいんですが、あんまり極端にしなくても大丈夫なんでね、はい」


貴方「割り振れるポイントは、1項目につき最大5ポイントです。11ポイントを割り振ってもらいます」



 ↓2 残り:11ポイント

 体力値には何ポイント割り振りますか




貴方「ああ…はい」

貴方「まあ、何も今は言いますまい…」

貴方「残り、6ポイントです」


 ↓3 残り:6ポイント

 精神値に何ポイント?

更新勢いが四桁やからちゃう?
属に言う人が沢山見て書き込むお祭り状態。
安価なら↑にあれば↑、↓になるなら↓



 >>69

貴方「ほうほう、そんなものがあったとは…」

貴方「祭って確かに書いてある…いやー、ビビった」

貴方「ありがとうございます」



貴方「…文武両道…?」

貴方「さてさて…残りは…2ポイントですね」


貴方「あえて、ポイントを使い切らなくてもありっちゃありですけど…」

貴方「基礎能力値で1は、つらいですよ?」



 ↓1 残り:2ポイント

 精神値には何ポイント?




貴方「ああっとぉぉ!!」

貴方「色々間違ってた、ごめんなさいませ」


貴方「>>64は精神値で、合っていました」

貴方「>>70は頭脳値です」


貴方「はい、混乱させて申し訳ない。ちょっと順番を逆にしてフライング気味な人を牽制しようかと…」


貴方「そういうわけです」

貴方「…ハイ」

貴方「面目ない!」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4


貴方「歌唱力、ダンス、容姿、表現、演技…の成長能力と」

貴方「モチベーション、モラルの項目を、あとは設定していきます」

貴方「コンマで、やっていきますので。オーライ?」


 ↓1 歌唱力

 コンマ一桁×0.5
 端数は切り上げ


 ↓2 ダンス

 コンマ一桁×0.5
 端数は切り上げ
 ※体力値:5で、最低3保証

 ↓3 容姿

 コンマ一桁×0.5
 端数は切り上げ
 ※体力値:5で、最低2保証

でも文武両道とか言ってましたよね貴方(洞察)



 >>86

貴方「何のことかなー? あーあーあー、わからなーいーなー?」

貴方「あと後ろの祭りのは、勢いが3000超えると出るみたいですねー」



貴方「歌唱力、4! ダンス、3! 容姿、3!」

貴方「はい、そういうわけですね!」


貴方「続きまして、表現力と、演技力です!」

貴方「レッツトライ!」


 ↓1 表現力

 コンマ一桁×0.5 端数切り上げ


 ↓2 演技力

 コンマ一桁×0.5 端数切り上げ

うぃ




貴方「表現力、1! 演技力、3!」

貴方「表現力っていうのは、リアクションの上手さとか、求められてる表情をすぐ作れるかとか、そういう能力ですね」

貴方「これが低いということは、いわゆる…そうだなあ…」


貴方「いつぞやの沢尻エリカ様の、別に…みたいな感じに見られると思っても?」

貴方「ああいう場で、ああいう態度はしちゃいけないでしょう?」

貴方「応えられていなかったわけですし、そういう感じに思ってくださいまし」



貴方「で、次!」


 ↓1 情熱・モチベーション

 コンマ一桁×0.5 端数切り上げ


 ↓2 道徳・モラル

 コンマ一桁×0.5 端数切り上げ





貴方「モチベーション、モラル、ともに、2!!」

貴方「…別にそこまで乗り気じゃないし、そこまでいい子でもない感じですね」


 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4 踊:3 容:3 表:1 演:3
 熱:2 道:2


貴方「アイドルには、特殊能力がありまして…」

貴方「葉子ちゃんなら、持病持ちや、超ストレス耐性」

貴方「まこちゃんなら、超絶貧乏性や、海容の器…などがあるんですけーれーどー…」


貴方「葉子ちゃんは普通に、能力値が尖ってたから、ああできたけど、この子はそうでもないから…」

貴方「…バックグラウンドというか、この子の背景的なね、そういうところから…追々みたいな?」

貴方「そういう感じで、いっすか?」


貴方「いいことにしてもらって…」

貴方「…葉子ちゃんの時は、あっ察し、みたいな感じでバックグラウンド決めたけど、今回どうします?」


貴方「安価とかで、決めます?」

貴方「それとも、>>1が適当に候補に出した中から選びます? まこちゃん的な、おーう…となることも…?」


貴方「安価とかでやるのであれば…まあ、考えてもらって、その中からピックアップし、多数決…みたいな?」

貴方「そういう感じにしていいかなと思いますけれども」


 ↓1 背景

 1 おう、勝手に候補出しぃや
 2 考えさせろよ




貴方「分かりました」

貴方「じゃあ考えてもらいましょう!!」


貴方「一応、一例として、こっちでもあげておきますから、それに即した感じで…」

貴方「あとちょっと休憩を挟みがてら、ということで?」


貴方「いいですか? いいことにしてください、お願いします」



 例1

 「あなたはお母さんの言うことだけ聞いていればいいの、それでいい子なのよ」――それが彼女の呪いだった。



貴方「まあ、自由な発想で!! 簡潔に、分かりやすく、想像の余地を残しつつ!」

貴方「注文が多い…? ごめんなさい」


貴方「性格は…まあ、背景とかから形成されたりもするでしょうし…こんなもん背負っといて、この性格かよ…とかあると思います」

貴方「ので、そういう感じで?」


貴方「18時くらいに再開できたら、いいな」


貴方「で、この候補なんですけれど…考える時間がいるでしょうから…」

貴方「17:45になったら、ぽんぽーんっと投げてみてください」

貴方「上から4つくらい? こっちでフィルター通して選んだのを、多数決か、コンマにでもかけましょうか?」


貴方「じゃあ、そういうわけで、18時ごろにまた!」


そんなブラックな背景にしなくちゃいけないって訳でも無いだろうし

女の子なんだから女の子らしくしなさい!と言われ続けてる。これが一番あたしらしいってのにさ。

ゲームや漫画を参考に自称1500歳の吸血鬼とかお菓子の妖精さん(中二を患っている的な)をして遊んでいたら、親バカ過ぎる両親祖父母がそれを目撃してしまいこの子にはアイドルや女優になれると暴走したから。

分りやすい例えは完結に言えば↓

安住「フハハハハハ、我は1500年を生きる最強無敵の吸血鬼なのだー」←部屋で遊んでるだけ

安住親バカズ「この子には才能があるわー!」

安住「」←見られているとは思わずに焦ってる

安住親バカズ「さっそく事務所に応募しよーぜ!」

安住「えっ?えっ?ちょっと待ってパパやめてー!?」←よく分かってないし、見つかって混乱中

的な感じです

>>121軸に120か122ってのが好き

こんなに可愛い私の娘がアイドルになれない筈がないじゃない!的な感じで親に無理矢理応募させられた的な



貴方「いっぱいありがとうございます」

貴方「フィルターを通して精査しますので、しばらくお待ちください」


貴方「あと性格決定は~…ってありましたが…」

貴方「ごめんなさい、休憩中ってPC前にいなくて見ていませんでした」

貴方「背景からの性格で、ご了承願います」

貴方「申し訳ないです」



貴方「精査させていただきました」

貴方「フィルターを通れなかったものはありませんでした」

貴方「尚、例が意外と良いという意見をちらほら見て嬉しくなったので、エゴで追加しておきました」



 1 両親健在仲良好 ひとりっ子
   いつもあまり表情が変んないから色々経験ようと(改善するかもと期待して)親が応募した

 2 女の子なんだから女の子らしくしなさい! と言われ続けてる。
   これが一番あたしらしいってのにさ。

 3 最近亡くした父の影響で齢一桁で強い自分のというものを目指している

 4 いじめをして人をからかったり下に見たりするのが生きがい
   プライドが高い人生を送ってきたため、この業界でも特にレベルがひくそうなここのメンツを陥れて
   1番になろうと企んでるダークヒーロー系主人公(正統派ハコちゃんとの対比)

 5 「あなたはお母さんの言うことだけ聞いていればいいの、それでいい子なのよ」――それが彼女の呪いだった。



貴方「それではシンキングタイムに入りますので、少々お待ちください」

貴方「多数決は…7人くらいにしておきましょうかね」




貴方「個人的な意見ですが…」


貴方「1はほほえましくなりそうです」

貴方「2はボーイッシュ系にもいけそうかもと思い浮かびました」

貴方「3はあらゆる意味での強さというものをSSプロでなら学べると思います」

貴方「4は色々な意味で茨の道かと。まあ、その茨の棘はマシュマロみたいなもんでしょうけど」

貴方「5は…実は事務所内に似た境遇のアイドルが…? あっ、別に被るとか、そういうのは気にしないでお願いします、うまいことしますんで」


貴方「じゃあ、18:12になってから、下7で多数決にしましょうかね」



 18:12スタート ↓最速4票獲得を採用 多数決

 1 両親健在仲良好 ひとりっ子
   いつもあまり表情が変んないから色々経験させようと(改善するかもと期待して)親が応募した

 2 女の子なんだから女の子らしくしなさい! と言われ続けてる。
   これが一番あたしらしいってのにさ。

 3 最近亡くした父の影響で齢一桁で強い自分のというものを目指している

 4 いじめをして人をからかったり下に見たりするのが生きがい
   プライドが高い人生を送ってきたため、この業界でも特にレベルがひくそうなここのメンツを陥れて
   1番になろうと企んでるダークヒーロー系主人公(正統派ハコちゃんとの対比)

 5 「あなたはお母さんの言うことだけ聞いていればいいの、それでいい子なのよ」――それが彼女の呪いだった。


まだ早いってww

貴方「>>145-146のコンマが怖い…」

2

下7までで一番多いやつ?
最速4票?

どっちにしても2だと思う





貴方「早い」

貴方「早っやい」

貴方「何が決め手になったのやら…4が人気かとも思ったんですが」


貴方「2に決定です」


貴方「女の子らしくなさい、と言われつつ…何かそうじゃない感じの子なんですね」

貴方「良くも悪くも、9歳にして自分を持ってる…的な?」


貴方「じゃあ、性格いきましょうか」

貴方「あっ、例えば中二秒とか、邪気眼とか、そういうのは対応能力が低くて中途半端にしかならなくて酷い目に遭いかねないのでご注意を」

貴方「できるだけがんばるそうですが、>>1は基本的にダメ人間なのでご注意を」



 ↓4 安住佑香の性格

 1 マイペースでのんびり屋
 2 友人の男女比は男8:女2なボーイッシュスポーツガール
 3 その他、どんなよ?

下7までで最速4票ってどういうことさ

3
考えるより先に手が出るおてんばなやんちゃ者


 >>170

貴方「めちゃくちゃごめんなさい」

貴方「最初は下7までにしようかと思ったけど、選択肢が多いし、最速にした方がいいなと」

貴方「それで文面を尻だけ変えて、台詞の変更を忘れてました。申し訳ない」

至極ホワイトだなぁ

ツッコミ(物理)……アイドルよりお笑いとかプロレスラーにいいんじゃないかな?
それが向いてるよきっと

真顔でツッコミ(物理)




貴方「考えるより先に手がでる、おてんばでやんちゃな彼女だそうで」

貴方「この子の天敵は…まこちゃん、香さん、シャーディ、タカシも地味に…かな?」

貴方「…あ、見事に年上組は天敵だ」


貴方「あとは…何か設定し忘れてることって、あったっけな…」


 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4 踊:3 容:3 表:1 演:3
 熱:2 道:2


貴方「別にないね」

貴方「女の子らしくしろと言われて、でも反発気味で、おてんばでやんちゃな子…と」

貴方「ただ、モラルが低めなのであんまりいい子じゃないですよ」


貴方「準備はよろしいですか?」

貴方「よろしければ、あなたの好きなSSプロの所属アイドルの名前でも…書き込みながらお待ちください」


貴方「何か問題があったら教えてください」

ハコちゃんの頭を撫で続けて一日が終わる…

まこちゃんー愛してるよー!

ゆず子、好きです(小声)

????「葉子ちゃん! すばるん! タカシぃっ! いよりん! ゆず!」

>>191
香さんがない…



 ―― 4月 1週目


スバル「まさか、1年でまたアイドルを採用するなんて考えてもいませんでした」

貴方「ですねえ…」


スバル「葉子ちゃんも、1年経って慣れてきた矢先だというのに、あなたがまた新人の担当で…葉子ちゃん大丈夫ですか?」

貴方「ええ、理解してくださいました」

貴方「それに、何だかんだで、わたしってけっこう各所に首と手と口を突っ込んでますから…」

スバル「それもそうですね」


<コンコン

貴方「おっ…」

スバル「わざわざ、ノックをしてきた…ということは」

貴方「お客様か――彼女ですね」


貴方「さてさて…どんな子かなっと…」

貴方「はい、こちらSSプロです」


 ガチャッ


 ↓1 コンマ判定

 偶数 うわー、見るからにやる気ねえー…
 奇数 印象:無愛想な悪ガキ…



 プシュゥッ
 ビチャチャッ

貴方「っ…」ポタポタ

佑香母「」

佑香「…」スチャッ

貴方(水、鉄砲――?)


 プシュゥッ
 ビチャビチャッ

佑香母「な、何してるの、やめなさいっ…! ご、ごめんなさい、すみません、すみませんっ…ああああ、大丈夫ですか…?」

貴方「え、ええ…大丈夫ですよ、ただの水なんて――」


 プシュゥッ
 ビチャビチャッ

佑香母「佑香っ!!」

佑香「…」ダッ

佑香母「あっ…待ちなさいって…!」


貴方「えーと…」


 ↓1 台詞選択

 1 あの子が…安達佑香さんで、あなたがお母様…で?
 2 ちょっと乱暴になっても、いいですか?(アイドル顔負けの爽やかスマイル貴方
 3 げ、元気なお子様ですね




佑香母「本当にすみません、今――」

貴方「ああ、いえいえ…」

貴方「ちょっと乱暴になっても、いいですか?」ニコッ

佑香母「…は?」


貴方「待ちなさいっ…!!」ダダダッ

佑香「…ちっ」シュタッ

佑香母「あ、あの…ちょっと…!?」

スバル「あー…中、どうぞ…?」



貴方(この雑居ビルはエレベーターがない。あの子は上へ行ったから、下から追い込んでいけば捕えられる)

貴方(問題は途中で、どこかに隠れられやしないかということだが、上の方の階へは行く人がいない。何せテナントは無人)

貴方(施錠もしっかりされ、置かれている荷物なども少ない)

貴方(故に…!! この積もっている埃から足跡を追えば、物陰へ隠れられるということもなく追い詰められる!!)

 ダダダッ

貴方「逃がしませんよ…!」


佑香「…」コソッ

佑香「ちっ…」コソッ


 ↓1 貴方がこうも追いかけるには理由が…? コンマ判定

 偶数 人に迷惑をかける=遊んでほしい と解釈していた貴方
 奇数 意外と子どもっぽい負けず嫌いなだけだった貴方

暴れるのを小脇に担いで運搬するパターン




 バンッ

佑香「っ…」ジリジリ

貴方「さあ、屋上です…。逃げ場はありませんよ」シュルッ ←ネクタイを緩めた


 ヒュォォォ…

佑香「…」ジリッ

貴方「観念しなさい」


佑香「…」グッ

貴方(こっちへ来る…!)


 ダッ

貴方(小柄な体を生かしてすり抜けるつもりか、しかし…!)

貴方(出口は押さえている、通しは――)


佑香「…」スチャッ

貴方「水鉄砲――!?」

貴方(まだ、水が残っているのか!?)


 プシュゥッ

貴方「――って、そんなのでどうにもなりゃしませんよ」

 ガシッ
 グイッ

佑香「あうっ…」バタバタ


貴方「まったく、出会い頭に人に水鉄砲なんてダメですよ?」

佑香「…」プイッ

貴方「…もう1回、勝負しますか?」ニタァッ

佑香「…」


 ↓1 子供心をくすぐれるか…? コンマ判定

 1~3 最近の子は冷めやすいようで…
 4~6 ルール無用に仕掛けてきた
 7~9 1時間ほど(もて)遊びつづけた貴方

えい




佑香「…っ!」グイッ

貴方「うおっと…?」


 スタッ
 タタタッ

貴方(何だっ…? わたしから逃げて屋上の隅へ――あそこには蛇口が!)


 キュキュッ
 ジャァァァ-----

 キュポキュポッ

佑香「…」ニタァッ

 バッ
 シャキィンッ

佑香「ふっ…」


貴方(そんな、ポーズ取って、決まったぜ…みたいな顔しても…)


佑香「…」チャキッ

貴方「なるほど、蛇口を確保して残弾を無限に補給しつつ、わたしを狙撃して仕留めようと?」



 ↓1 台詞選択

 1 やれるものなら、やってみなさい!
 2 そんなのより、お菓子とか食べません? 事務所においしいおいしいケーキがあるんですけど
 3 その他、台詞




貴方「わたしは日本のシモヘイヘと呼ばれた女ですよ?」

佑香「っ…女?」

貴方「そこか…」ガクッ


 プシュゥゥッ

貴方「おっと…! そんなので当たるとでも!?」

佑香「っ…!」

 プシュッ
 プシュゥッ

貴方「ハーッハッハッ、シモヘイヘには当たらないのだー!」

貴方(シモヘイヘはスナイパーだけど)

佑香「むむっ…!」

 プシュゥッ
 プシュゥゥッ
 プシ…

貴方(水切れ…!!)

貴方「今だ…!」


佑香「うっ…!」バッ

 ジャァァ-----


貴方「遅いっ…!!」

佑香「負けない!」

 ジャバァッ

貴方(手で水をすくって、直接…!!)

貴方「まあ、関係ないんですがね」ガシッ

佑香「あうっ…」ブラ-ン


 ↓1 貴方の勝利!! コンマ判定

 偶数 そのまま水鉄砲を取り上げて事務所へ連行した
 奇数 お互い、びしょぬれになりながら遊んだ




佑香「…!」バッ

貴方「おっと、それは没収します」パシッ

佑香「うぅ…」

貴方「さあ、事務所へ行きましょう」

貴方「あなたも濡れちゃいましたし、着替えないとダメですね」


貴方(しかし…運動神経のいい子だな…)

貴方(やや、やっていいことと悪いことの区別に不安はあるけれど)

貴方(衣依ちゃんらへんが、率先して世話を焼きそうな…)


佑香「…」バタバタ

貴方「バタ足しても意味ないですよー」

 カツカツ…


 ガチャッ

貴方「ただいま帰りましたー」

佑香母「佑香っ…! す、すみません…ご迷惑を…こんなに濡れて…」

貴方「いえいえ、お気になさらず。これくらい、どうってことはありませんから」

貴方「それよりも佑香ちゃんが濡れてしまったので、着替えさせようと思うんですが…」

佑香母「あ、それなら、着替えはいつも、持ってきているんです…。こういうことが、ままあるもので…」

貴方「おやおや…」


 ↓1 ようやく、面談

 1 今回はお母様からの応募ということですが…なにゆえに?
 2 佑香ちゃんは水鉄砲好きなの?
 3 とりあえずすばるん、佑香ちゃんの玩具――じゃなくて相手をしててね

1




貴方「さて…と」

貴方「お母様から応募されて、採用をさせていただいた…と社長には聞いているんですが」

貴方「どうして娘さんをうちの事務所へ?」


佑香母「お恥ずかしい話ですが…あの子は、見ての通りでして…」


佑香「…」ブラブラ ←座って足をぶらぶらさせてる

佑香「…」ズズズ ←ストローを吸ってコップの底に残った氷で音が出るのを楽しんでる

佑香「…ふわぁ…」コテッ ←そして寝る


佑香母「…もうちょっと、女の子らしくなってほしいと…思いまして…」

貴方「ああ、なるほど…」


佑香母「マイペースと言うか…それでいて、おてんばで…」

佑香母「少しでも、ちょっとでも…女の子らしく…スカートなんて絶対にはいてくれませんし…」

佑香母「それでアイドルになったら…と思いまして…」


貴方「ふむ…」

貴方「ひとつ、よろしいですか?」

佑香母「はい…何でしょう?」


 ↓1 台詞選択

 1 実は、わたしも子どものころから女の子らしくしなさいと言われ続けて今に至ってるんで…何かすみません、お母様
 2 当事務所にはなかなか…あー…良い言い方をすれば個性的なアイドルが在籍しておりまして…ヘタをしたら悪影響を…
 3 あれはあれでかわいいじゃないですか

女の子らしくしなさい(胸を見ながら)




貴方「あれはあれでかわいいじゃないですか」

貴方「それに今時、なかなかいませんよ。いきなり出会い頭で水鉄砲を撃ってくるなんて」

貴方「手がかかるからこそかわいいと言いますか…」


佑香母「え、ええ…ありがとうございます…」

佑香母「でも…困ってるんです…」

佑香母「毎日どろんこまみれで帰ってきたり、男の子にも女の子にもちょっかいを出して悪戯して喧嘩したり…」

佑香母「一度だけ…あの…いわゆる、暴力団みたいな人でしょうか…? そういう人にまで、悪戯をしてて、どうなるかと…」

佑香母「幸い、その時は怖いことにはならなかったんですが…」


貴方(切実だ…!)


貴方「そうですか…。分かりました。では今日から責任を持って、わたしがアイドルとして彼女をプロデュースさせていただきます」

貴方「ただ、うちはあくまでもアイドルの事務所であって、学校や個人塾ではないので、そこだけ…ご了承ください」

佑香母「分かりました、よろしくお願いします」

貴方「はい」


貴方「さて…では」


 ↓1 行動選択

 1 佑香とおしゃべりしてみようか
 2 レッスン、やってみようか
 3 ちょっと佑香と遊ぼうかな

お試し体験




貴方「レッスン、やってみましょうか」

佑香母「これから…ですか?」

貴方「ええ。レッスンは別の場所に、レッスン用のスタジオというものがありまして」

貴方「レッスンの時はそちらへ直接来ていただくか、事務所に来ていただいてから社用車で一緒に向かうか…という形になります」

貴方「今日は初回ですし、お母様も一緒にどうぞ」

佑香母「ええ…分かりました」


貴方「佑香ちゃん、レッスンしましょ――」

 ピンッ
 カスッ

貴方「っ…氷を、指ではじいて…いつの間に…」

佑香母「佑香っ…!」

佑香「ふっ…」



 ↓1 レッスン!!

 1 歌唱力:4.00
 2 ダンス:3.00
 3 容姿:3.00
 4 表現力:1.00
 5 演技力:3.00

 ※採用安価のコンマ二桁×0.01増加


 ↓2 ところでこの子はマジメにレッスンできるん?

 偶数 あ、一応ちゃんとやるのね…
 奇数 トレーナーさんごめんなさいごめんなさい… 上昇率半減



 表現力:1.24

<はーい、笑ってー

<今度は泣いたお顔ー

<驚いてー

<もっと驚く! いいですよー


佑香母「…あの、これが、レッスン…なんですか?」

貴方「ええ、これは表現力のレッスンです」

貴方「いわゆる表情とかを作る練習ですね。リアクションを取るというのはアイドルにとっても大事なことですから」

佑香母「そう…なんですか。でも…あの子の表情って…」

貴方(まあ、全体的に、何か無表情というか…薄い)


トレーナー「はい、じゃあ今日はここまでで」

貴方「どうもありがとうございました」

佑香母「ありがとうございました。ほら、佑香も――」

佑香「…」ビヨンビヨン ←輪ゴムで遊んでる

トレーナー「あは、はは…」

佑香母「すみません、すみません…」

トレーナー「いえ…。それでは」


貴方(なかなか…濃い子だなぁ…」


貴方「今日はこれでおしまいになります」

貴方「車でお家まで送りますよ。お仕事で遅くなってしまうこともあるでしょうし、お家の場所を知っておけば送れますから」

佑香母「すみません、何から何まで…。これから、よろしくお願いします」

貴方「ええ、こちらこそ」


佑香「…はぁ」



 ↓1 事務所に戻るとそこには…

 SSプロアイドルがひとり、いたよ。誰がいいですか?



貴方「ただいま帰りましたー」

 ガチャッ


葉子「あ、プロデューサーさん…」

貴方「おや、葉子ちゃん。それ、高校の制服ですか? かわいいですね」

葉子「えっ? あ…ありがとうございます…」

貴方「まさか、それをわたしに見せるためだけに? いやー、嬉しいですね。写真撮っておきます?」

葉子「そ、そこまでしなくても…って、見せにきたんじゃないです…」

葉子「今日、宣材写真の撮影してきて…」

貴方「ああ、そうだったんですか。いい写真になりました?」

葉子「うん…」


 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4 踊:3 容:3 表:1 演:3
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:?
 趣味:?

 好感度:ー

 メモ:ー
 路線:ー
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー


葉子(ちゃんの宣材写真のデキは…【4】ってところかな…。去年より良くなってる)


貴方(さて…と)

貴方(差し詰め、あの子は小さな怪獣だな…)

貴方(このわたしを相手にして、あそこまで悪戯を敢行するとは腕が鳴る――じゃなくて童心に戻され――じゃなくて面白い)

貴方(これからが楽しみだ)


貴方(とりあえず、月末を目処に宣材写真を撮るとして…)

貴方(それまではレッスンをしたり、コミュニケーションを取ったり、どんな路線を取るか考えたり…)

貴方(やることはいっぱいだなあ…)


 ↓1 来週の予定

 1 レッスン!!
 2 戦略(路線)を考える
 3 来週空いてるSSプロアイドル、集合ー! 遊ぶぞー!



 ―― 4月 2週目


貴方「さて…」

貴方「今日は心ゆくまで遊ばせてあげましょう?」ニタッ

佑香「…」スッ

貴方「おっと!」パシッ

佑香「!!」

貴方「ふっ…輪ゴム鉄砲なんて通用しませ――」

 パシッ
 バチンッ

貴方「痛っ…」

佑香「ふっふーん…」

貴方(もう片手にも用意していたとは周到な…!!)



 ↓ 駆けつけたのは… コンマ判定

 1~3 安定の仕事が少ない組:葉子とゆず子
 4~6 いつものメンバー:葉子と衣依とまこちゃんとゆず子
 7~9 見事にまあ、野郎ばかり:まこちゃんとタカシと香様
  0   おい、どんだけ今暇なんじゃ、SSプロは。全員っておい




貴方「さて…紹介します」パシパシッ ←佑香の両手首を掴んでバンザイさせてる

佑香「…ちっ」

貴方「この度、新しくSSプロに加わった、安住佑香ちゃんです」

貴方「はい、ご挨拶」

佑香「…」ツ-ン


ゆず子「うわ、可愛気ねえー…」

葉子「よろしく…ね」


貴方「佑香ちゃん、こちらのお姉さんたちは高校生の五味葉子ちゃんと、ゆず子ですよ」

ゆず子「ねえ、あたしだけぞんざいじゃない? わざわざ来てあげたのにさー」

葉子「五味葉子です…」


ゆず子「てゆか、何で呼び出されたの?」

貴方「遊ぶために」

ゆず子「はあ? パスー、パスパス、パース」

貴方「まあまあ、そう言わずに」

葉子「何して遊ぶんですか…?」


 ↓1 何するのん?

 1 鬼ごっことかかくれんぼとか
 2 ミントンしようぜ、ミントン、バドミントン!
 3 その他




貴方「道具を用意してあります」

貴方「ちょっと手が放せないんで、車のトランクから持ってきてもらえます?」

葉子「トランク…?」スタスタ

ゆず子「何かめんどくさそー…」トボトボ


佑香「…」チラッ

貴方「どうしました?」

佑香「…」プイッ


 スタスタ

葉子「…道具って、これ?」

貴方「ええ」

ゆず子「これ…バドミントン?」

貴方「ええ、その通り。まあ、ぽーんぽーんと打つだけですし、できるでしょう。さ、佑香ちゃん、ラケットどうぞ」

貴方「さあ、やりましょう!」


 ↓1 リトルモンスター!!

 1~3 ルール無用でちゃんばらに発展しました
 4~6 テニヌじゃないんだから、ハネを人にぶつけて点を取ろうとするんじゃありません!
 7~9 (あまり活動的ではない)JKを余裕で上回るらへん、リトルモンスター




ゆず子「しゃーないなぁ…んじゃやるぞー。それー」

 ポイッ
 ヒュンッ

佑香「!」キラリ-ン

 シュバッ

貴方「おおっ、素晴らしい反応…!」

 ポスッ…

ゆず子「っ…」

貴方「って、いきなりゆず子に当てて…」

佑香「とろいから」


ゆず子「何だとこのクソガキこら」

貴方「アイドルなんですから言葉には気をつけてください?」

ゆず子「やったらぁ、チビッコがなめんじゃない…!」

 ヒュンッ

佑香「!」キラリ-ン

 シュバッ
 ポスッ

ゆず子「ぐぬ、ぬっ…!」

貴方「負けてますよー」

葉子(この子…運動神経いい?)


 ↓1 行動選択

 1 やれやれ、ゆず子は仕方がないなあ。そこで見ていなさい、バドミントンというものが何たるかを実演してあげましょう
 2 おーい、ピッカピカのじょしこーせー、負けてるぞーい
 3 あれれー? ゆず子ってそんなもんなのー? あーれれー? って煽る貴方




貴方「やれやれ…」

貴方「その程度ですか? 仕方がありませんね、わたしが実演してみせましょう」

貴方「バドミントンは何たるか、そこで見ているといいですよ」


ゆず子「うっざぁ~…」

葉子「プロデューサーさんっぽい…」


佑香「…」シュルルッ ←手の中でラケットを回転させて臨戦態勢


貴方「いざっ…」スッ

貴方「勝負――!!」

 ヒュンッ
 バシィッ

佑香「!!」

 ザッ
 スカッ…


貴方「ふっ…この程度ですか?」

佑香「っ…」



 ↓1 vsリトルモンスター!! コンマ判定

 1~3 大人気なさすぎる貴方に飽きて、佑香は葉子とゆず子をターゲットに悪戯を開始した
 4~6 わざといい勝負になるように手加減する貴方
 7~9 完膚無きまでに叩きのめした貴方。軽く引かれるくらい

ゾロ目ッ




貴方「ふっ…」

佑香「…」orz


ゆず子「大人気、ねぇぇ~っ…」

葉子「ていうか、プロデューサーさん…やりすぎじゃ…」


貴方「勝利とは、掴み取るべきものなのですよ」

佑香「…っ、もう1回…」ボソ

貴方「んんん~? 何です?」

佑香「…もう1回」


貴方「いいでしょう」


葉子(…あんなにプロデューサーさんにかまってもらえるなんて、ちょっと何か…)



 ↓1 貴方ってけっこう超人だった コンマ判定

 偶数 満足いくまで佑香を遊ばせた
 奇数 ?????「ちょぉぉぉっと、待ったぁあああああ――――――――――――!!!」



 ヒュンッ
 ヒュンッ
 ヒュンッ
 ヒュンッ

 ザッ
 シュザッ
 パンッ

 スカッ
 ズザァッ


佑香「っ…」

貴方「ふっふっふ…」

貴方「16回やって、16回ともわたしの勝利…。今日のところはこれくらいにしておきましょう」

貴方「リベンジならば受けつけますよ、ふっ…」


葉子(格好つけてるけど…)

ゆず子「あんな小学生相手に何してるんだか…」


貴方「さっ、帰りましょうか」

貴方「もう暗くなっちゃいますし――」


シャーディ「ちょぉぉぉっと、待ったぁあああああ――――――――――――!!!」


貴方「撤収!」

ゆず子「イエッサー!」

貴方「イエスマムと言いなさい」

葉子「ええ…?」

貴方「さあ佑香ちゃんも、台風がくる前に…!」


 ダダダダッ

シャーディ「逃げないでってば!!!!」

貴方「間に合わなかったか…」

貴方「どうしたんです? こんな公園に」

シャーディ「何かやってるって聞いたから、速攻で仕事終わらせて駆けつけたんだよ!!」

シャーディ「葉子ちゃんがいてー! ゆずがいてー! おやおやおやぁー?」

シャーディ「無愛想な表情がかわいい、キュートな新人ちゃんまでいるぞー!? ひゃっほおーう!!」

シャーディ「ミントン!? ミントンしてんの、ミントン!? いいよいいよー、やろうやろう!!」

シャーディ「さあやろう、すぐやろう!」

貴方「いえ、もう遅いので帰るところです」

シャーディ「オオオオオマイッ、ガドネスッ!!!」バタッ


佑香「…」スッ

 ヒュンッ
 バチンッ

シャーディ「あいたっ…何今のっ? 輪ゴムっ? 何でっ? やだっ、あなたがやったの!?」

シャーディ「てことは、これがミミズ腫れにでもなったらそれは、いわゆるわたしにのみつけられた、唯一無にの傷痕!? 爪痕!?」

シャーディ「むっほぉぉぉっ! 興奮してき――あれっ? 皆、どこいったの…?」

 ブゥゥゥン…

シャーディ「ちょっとぉっ!? 置いてかないでよっ!?」



貴方「…」

葉子「…」

ゆず子「…」

佑香「…?」


貴方「……さあ、帰ってますよー」

葉子(仕切り直した!!)


 ↓1 好感度

 コンマ二桁分 上昇

変たじゃなかった、シャアがあれだからでしょ……それから救ったからでしょ(たぶん)



 佑香好感度【71/敵】獲得


シャーディ「ねえ、ひどくない? ひどくないったらひどくない?」

シャーディ「折角駆けつけたのにさあ、ああいうさあ、仕打ちってさあ?」

シャーディ「ねえねえねえ、しかも事務所に帰ってきたら佑香ちゃんいないしさあ?」

シャーディ「ひどくない?」

貴方「まだ小さいので、あまり用事もなく遅くまで残せないでしょう?」

シャーディ「いいじゃん、さらっちゃおうよ!!」

タカシ「シャーディ、アウトー」


 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.00 踊:3.00 容:3.00 表:1.24 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:?
 趣味:?

 好感度:【72/敵】

 メモ:ー
 路線:ー
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



貴方(あんまり表情に出てはいなかったけど…)

貴方(お家まで送っていった時に満ち足りた顔ですやすや寝ちゃってたし…)

貴方(多分かなり、活発に遊ぶのが好きなタイプだな…。それでいて、自分と対等に遊んでくれる相手もいなくて悪戯…と見た)

貴方(悪戯して怒らせればかまってくれるって風に思ってるんだろうか…?)

貴方(……しかし、けっこう疲れた。そろそろわたしも若くない…? いやいや、まだ20代だし)


貴方「…たまにガス抜きをしてあげよう」


貴方(宣材写真を撮っても…いいんだけれど、あの表情は、ちょっと良くないし、表現力のレッスンをしておきたいなあ)

貴方(あの顔つきは、もともとの容姿にマイナスを与えかねない…)

貴方(ふてぶてしいかわいさもあるにはあるけれど…)


 ↓1 来週の予定

 1 レッスン!
 2 戦略を考える
 3 宣材写真撮影



 ―― 4月 3週目


貴方「さて…」

貴方「佑香ちゃんのイメージ路線を考えよう」

貴方「……本人を呼ぶべきだろうか…?」


貴方「でも、呼んでもいいんだけど…相手してあげなきゃまともに話ができなくなりそうだしなあ…」

貴方「…」

貴方「…こっちで決めて、後で伝えることにしよう…」


貴方(佑香ちゃんは…小さい怪獣だ)

貴方(ふてぶてしさ満点の据わった目からなる無表情に近い顔つき…)

貴方(そこから想像できないほどのアクティブな悪戯力…)

貴方(しかも問答無用ときている…)


貴方(お母様には申し訳ないものの、さっぱり女の子っぽくはない…)

貴方(が…そもそもの話、ムリして女の子っぽい路線を取った方がいいんだろうか…?)



 ↓2 いいんだろうか?

 1 いやでも…お母様の希望だし…?
 2 いっそのこと、男の子として売り出した方がマシじゃあるまいか
 3 ボーイッシュ系…の路線でいこうか? 言い訳できるし…?



貴方「…ボーイッシュ系、がいいかな」

貴方「うん…」

貴方「まあ、折衷案…」

貴方「あくまで、風。男の子、風…の女の子」

貴方「そういうロジックで言い訳も…可能だよね?」


貴方「よし…。これは決定」


貴方「あとは、付加するイメージ…」

貴方「単なるボーイッシュではなく…うーん…」


貴方「佑香ちゃんの魅力を引き出すような…」

貴方「彼女が今持っているものから、引き出すような…?」


貴方「うーん…?」

貴方(あんまりいいのが浮かばない…)


 ↓1 貴方が思い浮かんだのは…

 1 ゴジラ的な怪獣っぽい着ぐるみ衣装でも着せて暴れさせるとかでいいんじゃないだろうか…? ボーイッシュ系モンスターアイドル。これだ
 2 いやいや、ボーイッシュの魅力は少年風でありながら、ふとした時に乙女な一面をかいま見せてくるところだ。正統派ボーイッシュ…?
 3 その他、ボーイッシュ系、何?




貴方「もういっそ…」

貴方「怪獣みたいな着ぐるみの衣装でも着せて暴れさせて…ボーイッシュ系モンスターアイドルなんてのでいいんじゃ…?」

貴方「…」

貴方「…」

貴方「…」


<すーばるーん、遊んでー

<今、仕事中だから後にして…

<いいじゃーん、ねえねえー?

<じゃあ代わりにこれやってくれるの?

<エクセルぅ? ムリムリー、僕そういうの全然できないもーん


貴方(そう言えばすでに、うちの事務所には似たような自由人がいた…)


貴方「って、思考停止してる場合じゃない…)

貴方「…」

貴方「…」

貴方「…」


<がおー、すばるんのお仕事を邪魔する怪獣だぞー

<はいはい…


貴方「ああもう…あの子は…」

貴方「もういいか、もういいよね、いい。うん、いい」

貴方「佑香ちゃんはボーイッシュ系モンスターアイドル」

貴方「衣装コンセプトは怪獣。着ぐるみはやりすぎだけど…フードに耳とかつけたり、ズボンに尻尾とかつけたりして…うん」

貴方「怪獣でいいか。もうこれしかない、って気になってきた」


<ひーまーだーよー!!


貴方(聞こえない、聞こえない、聞こえない…)

貴方(ナチュラル困ったちゃんモンスターのタカシくんの声なんて聞こえない…)


 ガチャッ

タカシ「遊んで!!」

貴方「はぁ…」


 ↓1 行動選択

 1 佑香を呼んで説明しよう
 2 いやその前にそんなに暇ならタカシくんに遊んでもらっておこう。体力を少しでも削っておけば大人しくなるはず
 3 やっぱりもう、この事務所には新しいモンスター路線はいらないんじゃ…今日はもう路線を考えるのやーめた




貴方「佑香ちゃん、今日は大事なお話をいま――おや?」

佑香「…」スッ

貴方(何かを差し出している…)

貴方(が、その手の中にあるものが何か、検討がつかない…)

貴方(あえて、乗るッ…!!)


貴方「プレゼントですか? ありがとうございます」

佑香「…」



 ↓1 リトルモンスター!! コンマ判定

 1~3 だんごむし…? 事務所のあちこちから悲鳴が…!? これは佑香によるだんごむしテロだ!!
 4~6 泥。手を洗わなくちゃいけないという面倒臭さを否応無しに併発させるさかしさ
 7~9 百均なんかに売ってる、精巧な害虫のおもちゃ。動じなかった貴方の勝利



貴方「…」

 ウゾウゾ

貴方「だんごむし…」


<うわああっ!?


貴方「んっ…?」


<だ、だんごむしが、何でこんなところにっ…?

<うん? どうかしたのかね――って、何だね、それはっ?

<い、いきなりわいてきて…いや、わいて…あれ?


貴方「…」

佑香「…」シラ-


貴方「ふむ…」


 ↓1 貴方の取った行動は…

 1 だんごむしとは生きているのに、それをいじめるなんてどういう了見かッ!!?
 2 楽しい? って
 3 お説教はタイプじゃないクールな貴方?

3 食べるふりとか?




貴方「なるほど、なるほどなるほど…」

佑香「…?」


貴方「いいですよ?」

佑香「…?」


貴方「さて…えーと…確か、あっちに…」

 ゴソゴソ

貴方「あった、あった。前にまこちゃんとタカシくんがカブトムシを飼っていたプラケース」

貴方「佑香ちゃん、ちょっと外に行きましょう。ついて来てください」

貴方「河村くん、社長、だんごむし回収しまーす」


佑香「…?」


 ・
 ・
 ・


貴方「土を入れて…完成」

貴方「さあ、これでいつでもどこでも、だんごむしを観察できますよ。…ちょっと草も植えちゃいましょうか? そうすると見栄えが…」

貴方「うーん…でもまだ、ちょっと物足りないような…」

佑香「……これ」

貴方「お、いい感じの枝ですね。入れちゃいましょう。どこに配置します?」

佑香「…ん」

 ゴソゴソ
 ゴソゴソ

貴方「あ、ここを…こうして…」

佑香「…」ゴソ

貴方「あ、ナイスですね。石もいいですね。ちょっと重くなりますが」


佑香「…」ピタ

貴方「どうしました?」


 ↓1 リトルモンスター? どうした? コンマ判定

 偶数 観察されている貴方
 奇数 何かいきなり不貞腐れた




佑香「…」ジィッ

貴方「…」


貴方(まあ…)

貴方(彼女の中の経験則からして、だんごむしを事務所にばらまいて、挑発するように相手の手にだんごむしを乗せて…)

貴方(そんなことをすれば怒りだすに決まってますよねえ…)


貴方(でもわたしが、その程度で怒るとでも?)

貴方(悩みなさい、悩みなさい…)

貴方(得体が知れないでしょう?)


佑香「…」フイッ

貴方「…だんごむし、名前つけます?」

佑香「つけない…」

貴方「何故です?」

佑香「見分けつかない…」

貴方「………それもそうでしたね」


 ゴソゴソ
 ゴソゴソ

貴方「佑香ちゃん、これからあなたはアイドルとしてお仕事をするんですが…」

貴方「別にムリしてスカートをはく必要はありませんし、髪の毛をかわいく結んだりしなくても大丈夫です」

佑香「…」チラッ

 ゴソゴソ

貴方「暴れちゃって大丈夫です。もう、全力で走って、全力でジャンプして、全力で動いちゃっていいんです」

貴方「だけど、バドミントンをしたみたいに、ちゃんとこうやりましょうっていうルールを守ってくださいね」

貴方「怒ると怖い大人はいっぱいいますし、怒られるのはあなたじゃなくてわたしなんですから」

佑香「…大人なのに怒られるの?」

貴方「ええ。わたしが怒られてる間、あなたとこうして土をいじったりして遊べませんから、あんまりしないでくださいね」

佑香「…あんまり?」

貴方「あんまり、です」


貴方「…」

佑香「…」


 ゴソゴソ


 ↓1 台詞選択

 1 めちゃめちゃ悪戯していいのは、この前、最後にきた、あの変なお姉さんだけですよ
 2 みんな、遊んでって言えばけっこう遊んでくれますから、悪戯はほどほどにしてくださいね
 3 そうしたら面白いところに行ったり、おいしいものを食べたり、色々と楽しいことが待ってますからね

1



貴方「みんな、遊んでって言えばけっこう遊んでくれますから、悪戯はほどほどにしてくださいね」

佑香「…」

貴方「よしっ…だんごむしハウスのインテリア完成」

貴方「なかなかいいんじゃないですか? 枯れ枝、枯れ葉、枝に小石…いい具合にじめっとしてて、居心地良さそうで」

佑香「…」

貴方「これ、事務所に置いておきますから。お世話してくださいね?」


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 佑香好感度:【72/敵】
       →【75/敵】 上昇


貴方「……だんごむしって、何を食べるんだろう…?」

スバル「さあ…?」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.00 踊:3.00 容:3.00 表:1.24 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:?
 趣味:?

 好感度:【75/敵】

 メモ:ー
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



貴方(ちょっとは悪戯を控えてくれるだろうか…?)

貴方(あとはどう、うまく舵取りをしていくかっていうところかな…?)

貴方(しっかし…爪の間に土が…爪楊枝とかってあったっけ…?)


貴方(来週は宣材写真の撮影…か)

貴方(……ちょっと、表情が不安だなぁ…)



 ↓1 イベ、発生 コンマ判定

 偶数 おうおうおう…撮影の日にも関わらず、またどろんこな格好で…
 奇数 えっ? ついでに宣材を撮りたいアイドルがいる…? 誰…?




 ―― 4月 4週


貴方「…」

佑香「…」←どろんこ


佑香母『すみません、こんな格好で…。ちょっと目を放した隙に…』


貴方「…何して遊んだんですか?」

佑香「畑におちた…」

貴方「…それはそれは。作物に被害はありませんでした?」

佑香「…?」


貴方(さすがに、撮影所にシャワーはない…なあ)

貴方(かと言って…トイレの洗面台で洗う? いやいや…)


貴方「…ウェットティッシュでも買ってきて…」

貴方「いや…」

貴方(あえて、この体についた泥がいい具合に乾燥しかけてる状態で、撮ってみる…?)


貴方(どろんこになって遊ぶなんて、今時の子にはなかなかない…)

貴方(だからこそ想起される、ボーイッシュ感? モンスター感? やんちゃ感?)

貴方(それでいてこのどーにも思っていませんよ、みたいな表情…コンセプトとしては、けっこう…)


貴方(レンタルする衣装が汚れてしまうけど…それは、まあ…頭を下げてクリーニング代として多めに包めば…?)



 ↓1 どうすっぺ

 1 あえて、泥にまみれた状態で(軽く見栄えを気にして整えるけど)
 2 いや、やっぱ綺麗にしよう




貴方「……佑香ちゃん」

貴方「あなたって、実はかなり計算高かったりします?」

佑香「けーさん、だか…?」

貴方「…誉めてるんですよ」ニコッ


 ・
 ・
 ・


貴方(撮影開始――!)

貴方(コンセプトは伝えたし、衣装さんにも謝った!)

貴方(静的な怪獣。小さな怪獣。内に秘めた怪獣)

貴方(そんなものがよく出るものになれば…!)


貴方(……でも、やっぱ、あの表情だと…)

貴方(コンセプトがよく表現できても、宣材写真のデキとしてはちょっと…?)


 ↓1 宣材写真のデキ コンマ判定

 容姿3.00 + コンマ二桁×表現力1×0.01 = 宣材写真のデキ

いけぇ!



 3.00 + コンマ:22×表現力1×0.01 = 3.22


 宣材:3.22


貴方(まあ…そうなりますよねー…)

貴方(表現力をもっとレッスンしとけば良かったかも知れない…?)

貴方(いや…でも佑香ちゃんに必要なことはちゃんとしてきたつもりだ)

貴方(これは仕方がないな…)


貴方「佑香ちゃん、どうですか? この写真」

佑香「…」ジィッ

佑香「…」キュポンッ

貴方「どこからマジックペン出したんですか? それに落書きしてもいいですけど…自分の顔ですよ?」

 キュッキュッキュッ…

貴方(それでも書くんだ…)


貴方(そう言えば…去年は宣材写真の撮影が終わったタイミングで…)

 prrrr

貴方(そうそう、電話がかかってきて…それが社長で)

 pi

社長『ああ、キミかね? わたしだ』

貴方「お疲れさまです。どうかしましたか?」


貴方(デパートのお仕事って告げられたんだっけ…)


社長「佑香くんのために、わたしが仕事を取っておいたぞ」

貴方「おおっ…ありがとうございます。それで、どのような…?」



 ↓1 社長!! コンマ判定

 偶数 超小さい、新しい観光牧場のPR
 奇数 えっ、よりどりいより?



社長『うむ、よりどりいよりだ』

貴方「えっ…? あの、いよりちゃんの…?」

社長『そうだ。いきなりのテレビで、緊張もあるだろうが…やってくれたまえ。それではな! はっはっは』

 pi

貴方「…」

佑香「…?」


貴方(いやいやいや…)

貴方(いやーいやいやいやいや…)


貴方(あの番組って、衣依ちゃんみたいな絵に描いたようないい子がお手伝いに行くからいいのであって…)


貴方「佑香ちゃん…」

貴方「いい子ちゃんになれます?」


佑香「むり」


貴方(ですよねー!)

貴方(どうすればいいんだろうか…?)



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 佑香好感度:【75/敵】
       →【85/敵】


貴方「よりどりいよりの収録は、いつですか…?」

スバル「ええと…5月の、3週目ですね」

貴方「2週間…」

スバル「いきなりテレビだなんて、大丈夫ですかね…?」

貴方「衣依ちゃんのフォローに期待しつつ…わたしも、できるだけ佑香ちゃんをコントロールします…」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.00 踊:3.00 容:3.00 表:1.24 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:?
 趣味:?

 好感度:【85/敵】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



貴方「来週は、ゴールデンウィーク…か」

貴方(レッスンしておこうかな…?)

貴方(テレビに求められる表情を佑香ちゃんが作れるとは、ちょっと思えない…)


 ↓1 来週の予定

 1 レッスン!!
 2 お仕事見学で、現場に馴れさせる…?
 3 ちょっと佑香ちゃんプロデュースはおやすみー…ゴールデンウィークだし、ダメ…?



 ―― 5月 1週目


貴方「レッスンしますよ」

佑香「…」

貴方「お返事は?」

佑香「…うん」


貴方「いい子ですね」ナデ

佑香「…」ペシッ



 ↓1 レッスン!!

 1 歌唱力:4.00
 2 ダンス:3.00
 3 容姿:3.00
 4 表現力:1.24
 5 演技力:3.00

 ※採用安価のコンマ二桁×0.01増加



 歌唱力:4.30


トレーナー「意外と上手なのね。歌は好きなの?」

佑香「…?」←首かしげ


貴方「ふふ…ありがとうございました」

トレーナー「はい、それでは」


貴方「佑香ちゃん、歌が上手ですね」

佑香「…」

貴方(あんまり、反応ないな…)



 ↓1 イベ発生 コンマ判定

 偶数 え? ゴールデンウィークにお仕事がないから遊びに行きたい勢がいる? 引率? ついでに佑香ちゃんも?
 奇数 え? ゴールデンウィークなのにお休みがなくて不満勢がいてカラオケに行きたがってるから連れていけ? 経費?



 prrrr

貴方「おっと…もしもし?」

スバル『あっ、もしもし、突然すみません。今大丈夫ですか?』

貴方「ええ、どうしました?」


スバル『ゴールデンウィークに休みが被って、行楽ムードに浮かされちゃったみたいで…』

スバル『どこかへ遊びに行きたい、と…社長に直談判をした猛者がいまして…』


貴方(そういうことを言うのは…タカシくんか、シャーディか…)

貴方(どちらかだろうなぁ…)


スバル『それで…明日、出発だそうで』

貴方「それをわたしに伝えるということは…?」

スバル『察していただいた通りですね。言葉にしますか?』

貴方「…いえ、けっこうです…」

スバル『まあ…この機会ですし、佑香ちゃんも…っていうことで』

貴方「ああ…そうですか、分かりました」

スバル『それでは失礼しますー』

 pi


貴方「…佑香ちゃん、明日、事務所の皆と、遊びに行きます?」

佑香「どこに?」

貴方「……さて…それは分かりませんが…」



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 佑香好感度:【85/敵】
       →【91/敵】


貴方「明日のメンバーって…誰なんです…?」

スバル「ちょっと、スケジュールがまだ微妙な子もいるようで…」

貴方「…」

スバル「明日の…お楽しみっていうことで…?」

貴方「…了解です」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:1.24 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:?
 趣味:?

 好感度:【91/敵】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



 今日はここまでです
 おつかれさまでした



 葉子の詳細情報が開示されました


 五味葉子 女 15歳(中学3年生) 誕生日:4月 アイドル歴:1年
 体力:1 頭脳:4 精神:5
 歌:5.61 踊:2.40 容:2.41 表:4.00 演:5.00
 熱:2.5 道:5

 能力タイプ:歌唱力特化
 イメージカラー:松葉色

 持病持ち:激しい運動は要注意
 超ストレス耐性:かなりストレスへの耐性が高い

 身長:156cm 体重:49kg 血液型:A 足のサイズ:23cm 利き手:右
 特技:チェス 趣味:動画編集
 好きな食べもの:基本的には何でも
 嫌いな食べもの:どろどろの濃厚なラーメン 虫 点滴※1
 癖:辛いことや苦しいことほど表情には出さない
 弱点:体力と控えめなところ
 ※1 食事を食べられなかった時は点滴が栄養源だった

 外見特徴
 ・黒髪ロング
 ・神経質そうな華奢な身体
 ・私服は裾の長いスカート多め、露出低め
 ・姿勢があまり良くなく、顔色もあまり良くない

 家族構成:父、母

 家族に例えると:いつも二、三歩下がって様子を見守ってる控えめ二女
 動物に例えると:いつも危険を敏感に察知して距離を取ろうとするウサギ

 偏差値:65
 高校:都内有数の進学校
 得意科目:数学 化学
 苦手科目:国語

 座右の銘:逆境にへこたれない忍耐力と前向きな気持ちがあれば、光明が見えてきます
 苦手なもの:腐敗臭 強烈な日差し 運動全般
 コンプレックス:色白すぎること
 トラウマ:いじめ
 将来の夢:まだ未定

 SSプロアイドルへの印象
 シャーディ:仕事中はいいのに…
 香:厳しいけどやさしいひと
 タカシ:年齢迷子…?
 衣依:すごくしっかりしてる
 誠:壮絶すぎて軽く尊敬
 ゆず子:何だかんだでいい子…?

 SSプロアイドルからの一言
 シャーディ:葉子ちゃんはー、いつ水着をわたしに見せてくれるのかなー?
 香:努力をしたからと言って報われると限らないのが芸能界だが、キミは報われても良い人間だ
 タカシ:距離を感じるよ! もっと仲良くしてほしいなー? ほしいなー?
 衣依:葉子ちゃんはね、そこにいてくれるだけで何だか安心するんだよ
 誠:見た目と違って根性があっていいと思うぞ!
 ゆず子:いっつも宿題とか手伝ってくれてサンキュー

 社長評
 やや体力麺に心配があり、アイドル活動ができるか不安はあったが大丈夫なようで安心しているよ。
 何と言っても、歌が良い。技術だけではなく、表現力が相まってとても歌声が沁みるのだよ。
 個性的な先輩アイドルたちには圧倒されがちなようだが、充分戦えるポテンシャルを見込んでいる。
 これからの成長と活躍に、わたしはとても期待をしているのだ、がんばりたまえ。

 貴方評
 正直な話、出会った当初の葉子ちゃんも、あれはあれで良かったんですがね。
 もちろん今もとってもステキな葉子ちゃんですけれど。



 前スレ時点の情報です


 SSプロの日常

 ~怪獣の噂~

タカシ「ねえねえまこちゃん、聞いたっ?」

誠「何を?」

タカシ「新しく入った子、衣依よりもちっちゃいのに、すっごいんだって」

誠「すごいって…どう?」

タカシ「何かねー…すばるんが怪獣だって言ってたよ」

誠「…怪獣?」


タカシ「早く会いたいねー! どんな子かなー? わくわく、わくわくっ」

誠「でも、女の子なんだろ…? それで怪獣って…?」

タカシ「きっとすごく元気なんじゃないっ? 遊んでくれるかなー?」

誠「……嫌われないようにな」


 ~変態~

シャーディ「でねでねでねでねっ!? それが、この痕なんだけどー、もう消えかかっちゃっててさあ~」

シャーディ「何かこう…型とか取って残したいんだけど、どうすればいいかな、香っ?」

香「知るか、消えろ」

シャーディ「キャーッ!! もう1回、もう1回言って! 今の冷淡な感じ!!!」


 ~バレンタインデー~

タカシ「あーあー…前は、事務所にチョコレートとか送ってくれるファンとかいたのになぁ…」

香「食品だぞ? 口にするリスクを考えろ。それにぼくらはプレゼントをもらうためにアイドルをしているわけじゃない」

香「金銭以外に得る報酬はファンの笑顔だけでいいんだ」

誠「香は男前だな…。でも、俺もチョコレート欲しいなぁ~…甘いもんは格別の贅沢だし…」


 バンッ

シャーディ「みんな、いるー!? 手作りチョコ、持ってきたよー!!」

タカシ「間に合ってるよ」

香「いらん」

誠「おおっ、くれるのかっ?」

シャーディ「やっぱりまこちゃんサイコー!! その疑いを知らないところとか大好きー!」

タカシ「で、何入れたの?」

シャーディ「そりゃもう…色々と…ぐふ、ぐふふふ…」

誠「何だ、食えないんならもらっても仕方ないなぁ…」

シャーディ「食べれるって、一応!」

香「やめておけ…」


シャーディ「いっぱい作ってきたんだよっ、ほらほらっ!! ねっ?」

香「じゃあ自分で食べてみろ」

シャーディ「いいよ、わたしが食べることで安全ってことになるんなら…!」


タカシ(香くんうまいなー、ああやって言って全部食べさせてもらう分を消しちゃうなんて…)



 ~タカシとスバル~

タカシ「すーばるん、すーばるん、すーばるん、るんっ♪」

スバル「…どうしたの?」

タカシ「……お向かいの定食屋さん、あるでしょ?」

スバル「ああ、うん…。事務所の向かいの、あそこ…? それが?」

タカシ「あそこにねー、かわいい新人の店員さんが入ったんだよ。一緒にお昼行こっ?」

スバル「…そんな口実用意しなくても、お昼くらい普通に誘ってくれて行くって」

タカシ「いえーい! ほらほら早くっ!」

スバル「でも20分くらい待って…」

タカシ「今すぐだよ! 僕もうお腹ぺこぺこなんだよっ? 早く早くー!!」グイグイ

スバル「ああちょっ、そんな引っ張ったら、手元が狂って――」カタッ

スバル「あっ…」

タカシ「ん? どうかした?」

スバル「………保存しないでファイルを閉じた…」


タカシ「…こういう時は…ぴっぽっぱっ、とな………あ、もしもし、まこちゃん? これからご飯行こー?」スタスタ

スバル「サビ残かな、今日…」シクシク


 ~香とスバル~

 カタカタ…

香「今戻った…。ん? まだいたのか?」

スバル「あ、お疲れさま…あはは…ちょっとね…はぁ…」

香「…また誰かに絡まれたか?」

スバル「今日はタカシくんに…」

香「仕事を優先させてしまえと言っているだろう、いつも。それで僕らの仕事が滞ってしまうことの方が損害だ」

香「キミが体を壊しては誰にここの事務仕事やらを任せられるんだ」

スバル「ごめんね…」

香「……まったく、あと1時間で終わらせろ。僕も多少は手伝ってやる」


 ~衣依とスバル~

衣依「この前の算数のテスト、スバルくんのお陰でほらっ、98点!」

スバル「良かったね、衣依。体積のところ、ちょっとてこずってたのに」

衣依「スバルくんが分かりやすく教えてくれたからだよ。ありがとうっ」

スバル「どういたしまして。…あっ、そうそう、衣依ちゃん宛てのファンレター、今月の分を仕分けておいたから忘れないで持ち帰ってね」


 ~誠とスバル~

<うわあああっ、Gだ、Gが出たぁっ!!

スバル「!!?」ガタタッ

誠「またか…。虫が沸く季節だからなあ…」

誠「スバル、何かいらないもんとか――」クルッ

スバル「ごきこわいごきこわいごきこわいごきこわいごきこわいごきこわい…」ガタガタブルブル

誠「…男のくせに情けない…」


 ~高校のお話~

葉子「…」プシュゥ-

ゆず子「どしたの、そんな空気抜けかけの風船みたいな感じで…?」

葉子「学校…大変…」

ゆず子「大変って?」

葉子「勉強も難しいし、友達もいないし、休み時間にすることが分からないし、お昼休みも知らない子に席座られて居場所なくなるし…」

ゆず子「うわあ、典型的なぼっち…」


葉子「ゆず子は…高校どう?」

ゆず子「別にふつーじゃん? 堂々と学校にゲームとか持ってけるから授業中はやりまくってるし、学食うまいし」

ゆず子「あ、でも移動教室多くてめんどっちい…。何で古典で移動教室しなきゃいけないわけ? 教室でやりゃいいじゃん」

ゆず子「てゆーかムダに広い。グラウンドが何で3面もあるんだか意味不明だし、体育館で体育する時に体育館用の靴とかはかなきゃだし」

ゆず子「しかも制服が、これ。ネクタイ! 結ぶのマジだりい…」

葉子(ゆず子らしい…)


タカシ「でもさ、でもさー、いいなー? 女子高生なんていいなー、周りも女子高生だらけなんでしょ?」

葉子(いきなり出てきたっ…!?)

ゆず子「うわ、タカシおっさんくさ…女子高生、女子高生って、何がいいの? きもっ」

タカシ「特別なんだよ、女子高生って。まこちゃんだってそういうよ、きっと」

葉子「言うのかな…?」

タカシ「あーあー、僕もちゃんとした高校通ってみたかったなー…」

葉子「あれ? タカシ…さんって、高校…?」

タカシ「通信制なんだよね~…。サボってて、まだ卒業できてないんだけどね」

ゆず子「通信って楽なんじゃないの?」

タカシ「めんどいだけだよ…。あーあー、女子高生に囲まれて勉強すればはかどるのにな」


タカシ「高校生いいなー」

ゆず子「いや通信でもまだタカシ高校生なんでしょ?」

タカシ「制服いいなー」

葉子「いつも衣装でそういうの着てるのに…」

タカシ「制服風の服とか、買っちゃおうかな…? スラックスにブレザーにシャツとカーディガン着れば…ぽいよね…?」

ゆず子「年考えろよ」

タカシ「僕はいくつになっても何歳『児』ってつけるもーん」

葉子「自分で言うんだ…」


 ガチャッ

誠「おはよー」

タカシ「あ、まこちゃん! ねえねえまこちゃん、女子高生って響きは、特別だよねっ? ねっ?」

誠「女子高生? あー……確かに」

ゆず子「ええっ、まこちゃんもそんなこと言うの? ジジくさ~」

誠「ふと街中とかで見かけた時に、仲良さそうだなーとか、下校中に寄り道して何かうまいもん食うんだろうなーとか…青春っぽくてな」

タカシ「そうそうっ、青春っぽいんだよね。一生で3年分しかないんだよ、女子高生。いいよねー」

葉子「……タカシさんは、4年目なんでしょ?」

タカシ「葉子、アウトー」

ハコちゃんとかゆず子は学校でアイドルって知られてないのだろうか
というかハコちゃんドキュン達どうした友達になったんじゃ

>>340
(あなたの脳内に直接語りかけています…キーワードは知名度…知名度です…
 そして葉子ちゃんは高校生になったので学校での人間関係もリセットされ中学校の人たちとも離れたのです…)


 ~大人気まこちゃん~

タカシ「まこちゃんは僕とー!」

衣依「わがまま言わないの、タカシくん。ちょっとの移動なんだからいいでしょ」

誠「お前らそんなに熱くなっても仕方ないぞ…?」


葉子「…あれって、何もめてるの?」

ゆず子「んー、何か、あの3人で地方の仕事あるっぽいんだけど、その飛行機の席順巡ってるっぽい」

葉子「飛行機の、席順…」


タカシ「衣依には窓際あげるから、まこちゃんちょうだいよ!」

衣依「まこちゃんがタカシくんが横にいたら眠れないでしょ! 前日はまこちゃんファイトクラブの収録なんだから休まなきゃ!」

タカシ「まこちゃんなら大丈夫だもん」

衣依「まこちゃんだって人間なの」

誠「いや俺は普通に人間で大丈夫だけど…あれ? 何を弁解しかけてるんだ、俺?」


葉子(まこちゃん大人気…)

ゆず子「たかが数時間程度なのにあそこまで必死なんて…まこちゃん様様だ」


誠「ていうかお前らケンカはよせっ、もう2人で並んで座れ。俺は離れたところでいいから」

タカシ「えーっ!?」


 ~ゆず香るラジオ~

ゆず子「あいあい、今週も始まりましたー、ゆず香るラジオ~。名前の通り、わたしと皆の香様でお送りしてまーす。まったりいくよ」

香「ラジオなんだから平坦にいかないで抑揚をもう少しつけろ、抑揚を」

ゆず子「今日も香様はわたしに厳しいでーす、ラジオなんだから肩の力抜いてやろうよ~」

香「ラジオだからこそ、声に注意を払ってだな――」

ゆず子「メールでーす」

香「っ…」

ゆず子「香様、ほらほら、声に出さなきゃ分かりませんよぉ~?」

香「いいから読め」


ゆず子『――だってさ~、香様のプライベート、気になるね。休みの日とか何してるの?』

香『休日はジムで体を鍛えたり、映画や舞台を観に行ったりしていることが多いな…。最近は体調管理のための自炊にも気を配って…』

葉子「…それにしても、不思議な組み合わせでよくラジオやれてるね…」

衣依「ゆずちゃんと香くんは、けっこう相性いいんだよ。香くんってゆずちゃんに1番注意してるもん」

葉子「…言われて見ると確かに、人一倍当たりが強いかも…」

衣依「仲良しだよね」

葉子(仲良しっていうか…香さんの性格的に、ちょっとゆず子を見捨てておけないんじゃ…)


ゆず子『そこまでやってるの、香様っ? さすが~、1香様贈呈』

香『何だその1香様というポイントは? 集めるといいことでもあるのか?』

ゆず子『高貴さが増します』

香『増すな。何だ、高貴さって』

ゆず子『だからー、こんな風に…こほんっ……僕はぁ~、完璧ぃぃ~だからぁー、なぁぁぁ~~~♪ ……みたいな? 高貴さ?』

香『意味が分からん…』

ゆず子『とかいいながらちょっと笑ってるじゃん!』


 ~リトルモンスターvsストレス耐性の鬼~

葉子「…あれ、何だろう、この箱? 開けても、いいもの…?」

 カパッ
 ビヨヨヨ---ン

葉子「…ビックリ、箱…?」キョトン

物陰『…ちっ』


葉子「そうだ…課題をやらなくちゃ」

葉子「鞄…どこに置いたっけ…。あっ、あった。確か、問題集が――」ゴソゴソ

葉子「あれ…?」

物陰『…』ニタァッ

葉子「ムカデのおもちゃ…? よくできてる…でもどうしてわたしの鞄に…?」

物陰『…ちっ』


スバル「葉子ちゃーん、コーヒー淹れたんだけど良かったらどうぞ」コトッ

葉子「あ、ありがとう…ございます」

スバル「ミルクと砂糖は?」

葉子「お砂糖だけ…。ありがとうございます」

スバル「角砂糖2つまでね。じゃ、宿題がんばって」

葉子「はい…。……あ、お手洗い行っておこ」スクッ

 バタムッ

佑香「…」ソソソッ

 パクパクッ…

佑香「~っ…」プルプルッ

佑香「ふはぁ~…」ホッ

佑香「…」ニタァッ

 コソコソ

 ガチャッ

葉子「冷める前にいただい……あれ? お砂糖が…」

物陰『…』ニタニタ


葉子「…」ズズ

葉子「…苦いのも、それはそれで…。がんばろうっと」

 カキカキ

物陰『…ちっ』

 ・
 ・
 ・

葉子「何か最近、知らないものが鞄に入ってたり、ちょっと目を放した間にものがなくなってたりして…疲れてるのかな…?」

ゆず子「どーせ、あのクソガキの悪戯でしょー…?」ポチポチ

葉子「クソガ…? ああ、佑香ちゃん…。でも…悪戯ってほどのことでも…」

葉子「あれが悪戯だったら…生温すぎると思うんだけど」

物陰『ぐぬぬ…』

葉子「だって全然驚かないもの」

物陰『…』orz


 ~ナチュラルモンスターvsストレス耐性の鬼~

タカシ「ハーコーちゃんっ、あそぼー!」

 バンッ

葉子「今、ちょっと学校の課題やってるから…」

タカシ「そんなの後でいいじゃん! はい、しまってしまって!」ガサガサ

葉子「えええ…」


タカシ「神経衰弱やろ!!」

葉子(また面倒なのを…)

タカシ「ばーらばらばらばーらばらー♪ ぐしゃぐしゃに混ぜてー♪ 同じのはどこにあるでしょー♪」

葉子(変な歌…)


タカシ「さあ、準備完了! ハコちゃんからどーぞ」

葉子「…」ペラ ペラ

タカシ「あー、ハズレだー」

葉子「いきなり当たるはずないし…」

 ・
 ・
 ・

葉子「これと…」ペラ

タカシ「あっ!! あっ、あっ! それさっきあったやつ! そっちの方じゃない!? ねっ、そっちだよ、ね、ねっ!」

葉子「こっちでしょ…?」ペラ

葉子「ほら」

タカシ「シャッフルターイム!」

葉子「えっ!?」

タカシ「えーいっ!」グシャグシャ

葉子「折角覚えてたのに…」

タカシ「頭のデキがそもそも違うんだから、これくらいのハンデいるよねー」ペラ

タカシ「あ、これさっきあったやつ――あ」

葉子「自分で混ぜたから…」


タカシ「神経衰弱終わり!! ババ抜きやろ!!」

葉子「そろそろ、宿題…」

タカシ「宿題は逃げないよ?」キリッ

葉子「時間は消えるから」


タカシ「うわーん、ハコちゃんがド正論でいじめるぅー!」

葉子(ちょっとイラッとくる…)


タカシ「アイスあげるから。ねっ?」

葉子「アイス?」

タカシ「わざわざ買ってきたんだよ、珍しいアイス! ねっ?」

葉子(でも…やっぱり悪い人じゃあない…)

タカシ「ほら、変わり種アイスっていうか、変な味のアイスあるでしょ? 熊本濃厚とんこつラーメンアイス、っていうのがあって」

葉子「帰ります」

タカシ「何でぇーっ!?」

貴方より同僚の皆さんへ業務連絡
本日は18:00より業務開始予定です



 ―― 5月 1週目(後半)


貴方(ゴールデンウィークと休みが重なったからと言って、事務所で出かける…か)

貴方(仲がいいのはいいけれど…)

貴方(うちの事務所って、競争意識っていうところには欠くんだよな…)


貴方(…まあ、仲良きことは美しきかなって濁しておくけれど)


佑香母「よろしくお願いします」

貴方「ええ、責任を持って」

佑香母「佑香、ご迷惑をかけないようにね」

佑香「…」


貴方(…気合いを入れて引率しよう)


 ↓1 イカレたメンバーを紹介するぜぇっ!! コンマ判定

 偶数 19歳児タカシぃっ! 愛されまこちゃん! SSプロのパパ香! ふしだらバディーゆず子! 皆のハコちゃん! この5人だ!
 奇数 変態シャーディ! モンスターボーイタカシ! 皆の長女いよりん! フィジカルボーイまこちゃん! この4人だ!




貴方(今日の面子は…葉子ちゃん、タカシくん、まこちゃん、香さん、ゆず子…加えることの佑香ちゃん)

貴方(言い出しっぺはきっとタカシくんだな…)

貴方(とりあえず事務所へ戻って合流をして…今日の予定を何も知らされていないのが怖いんだよな)


貴方「…佑香ちゃん、悪戯を積極的にしかけてもいいのは金髪の小さいお兄さんだけですからね」

佑香「…」ゴソゴソ

貴方(あのリュックサックにはどんな悪戯道具が入ってるんだろうか)


 ・
 ・
 ・


貴方「事務所に到着――っと、おや?」

貴方「ひとつは香さんの車だけど…もう一台停まってる、あれは…? 初心者マークつき…か」


 コンコン

貴方「おはようございます、タカシくん」

タカシ「おはよー! 社用車は置いてっていいよ!」

貴方「いいんですか?」

タカシ「僕と香くんの車で行くからね」

貴方「ああ、あれ…タカシくんの車だったんですか」

タカシ「いいでしょ? ボルボのXC60だよ~、貯金はたいちゃった」


貴方「…運転免許、取ってたんですね」

タカシ「この前ね!!」

貴方「…この前、ですか…」



 ↓1 どっちの車に佑香と乗ろうか

 1 香様 レクサス LX570
   乗る人:香 葉子 ゆず子
 2 タカシ ボルボ XC60
   乗る人:タカシ 誠




タカシ「さ、どうぞー、ごあんなーい!」

貴方「あ、いえ、香さんの方へ…」

貴方「佑香ちゃん、こっち乗りますよ」

香「シートを汚すなよ」


タカシ「何でみんな、こっち乗ってくんないの?」

誠「…初心者マークじゃね?」

ゆず子(いや、タカシの車とか怖くて乗りたくないっしょ…)

葉子(本人が意図しない危険運転しそう…)

香(事故るなよ…)

誠(これ一台でもやし何袋買えるんだ…?)

タカシ「いいもん、まこちゃんと2人っきりのドライブ楽しむもん! まこちゃんは渡さないもんね~」


 バタムッ

貴方「それで、どちらへ行くんですか? 何も知らされていないんですが…」



 ↓1 アイドルたちは何して遊ぶんや

 1 バーベキューらしい
 2 いい具合に人目を避けられる渓流らしい
 3 その他、アウトドア系で




香「…サバイバルゲーム、らしいぞ」

?『サバゲー場にいくよー!!』

葉子「うわっ…?」

ゆず子「え、何でタカシの声っ…?」

?『そっちの声も聞こえてるぞー』

貴方「ああ、携帯で…」


タカシ『ちゃんと装備とかはレンタルできるから安心してね!』

タカシ『それじゃあ、しゅっぱーつ!!』


貴方「サバゲー、か…」チラッ

佑香「…?」


貴方(佑香ちゃんがゾンビになりそうな未来が…)


 ・
 ・
 ・


タカシ「じゃあ、ハコちゃんもーらいっ」

葉子「ええ…?」

ゆず子「じゃあまこちゃーん」

誠「おうっ」


香「あとは…」チラッ

佑香「…」

貴方(佑香ちゃんと香さんは、どちらに分けられるのか…)


 ↓1 サバゲーのチーム分け

 Ateam:タカシ 葉子
 Bteam:ゆず子 誠

 佑香はどっちのチームへ?
 ※香様は残念ながら佑香と敵チームへ




タカシ「じゃあ、香くんもこっちー」

香「いいだろう」

葉子(あれ、この面子…?)

貴方(おや、鬼畜トリオが再結成…)


ゆず子「ちっ、クソガキか…」

誠「んなこと言ってやるなって。よろしくな、佑香」

佑香「…」フイッ

貴方「佑香ちゃん、当たったら大人しく場外に行くんですよ? それがルールですから」


タカシ「それじゃあ、サバイバルゲーム、始めよー! 全滅戦だよー!」

香「まずは作戦だな。フィールドを見るに、誠には利があるだろう」

葉子「遮蔽物が多くて、見通しが…」


貴方(ガチだな、あっちは…)


ゆず子「とりあえずさー、動き回ってりゃそうそう当たらないっしょ」

ゆず子「ガンガン動いてバンバン撃ってくみたいな? まこちゃん、特攻ね。クソガキも」

誠「おうっ」

佑香「とっこー…?」


貴方(大丈夫だろうか…?)

貴方(フィールドは山野…。こういう地形だと何故かまこちゃんにとても分があるように思える)

貴方(しかし、相手もまた頭脳プレーを駆使してくることが予想される…)



 ↓1 vs鬼畜トリオAチーム

 1~3 鬼畜やでぇー!
 4~6 何でいい勝負になるんだろうか
 7~9 フィジカルフィジカルぅー!!




 ザザザッ

タカシ『マァマエンパパワー♪ レイニンベーッ♪』

タカシ『ママロード♪ オーバジシズ♪ ワーシセーッ♪』

香『うるさい、黙ってろ』

タカシ『イエッサー』

香『準備はできているな?』

タカシ『イエッサー』

葉子「は、はい…」

香『ハンティングの、開始だ――』



誠(あっれぇ~? どこにいるんだ?)

ゆず子(先行してるまこちゃんもクソガキも戦ってる様子がないな…)

佑香「…」チャキッ

誠(んんー…見つけなきゃ、倒せねえし…)

<ガササッ

誠「そこかっ!?」ダダッ

佑香「…!」ダダダッ


香『ファイア』


 ババババッ

誠「あだだだっ…!?」

佑香「!」バッ

誠「…撃たれたぁー!」


ゆず子(嘘っ、もうまこちゃんがリタイア…!? 一体何があったの…!?)


葉子(それにしても、古典的…。でも佑香ちゃんは引っかからなかった…)

葉子(わざと音が出るように茂みに仕掛けておいたヒモを引っ張って誘導して集中砲火…)

葉子(発砲したタカシさんはすぐに移動をして次の罠の場所へ向かって、わたしはどんどん罠を作って…)

葉子(香さんが高台から全体を見ながら指示を出して…サバイバルゲームって、こういうものなの…?)


佑香「…」ザザッ

佑香「…」ゴソ

佑香「ひも…」キョロキョロ

佑香「…」ニタァッ


 ↓1 リトルモンスター!! コンマ判定

 偶数 悪戯心に火のついたリトルモンスター
 奇数 リトルモンスターさえも寄せつけぬ鬼畜トリオ



<ガササッ

タカシ(さあ、次はキミだ…!)

佑香「…!」タタッ

香『ファイ――いや待て、タカシ!』

タカシ「もらった!」

 ババババッ

佑香「…」ニタァッ

 グイッ

タカシ「――えっ…」ヨロッ

佑香「…ばばばばば」ババババッ

タカシ「いたたたたっ…!?」


香『葉子、タカシがやられたぞ!』

葉子『えっ?』

タカシ「負けちゃいまし――あ、ちょっと?」

佑香「次は…どっち?」ニタァァッ


香『!?』

葉子『!?』


タカシ「なめてた…」

 ガササッ

ゆず子「あれっ? タカシやられた系?」

佑香「…」

ゆず子「へえ~? やるじゃん、チビっこ」ニタァッ

ゆず子「なるほどねー、トランシーバーで連絡取り合って…これもらうから、タカシ」

タカシ「えー? そういうのあり?」



 ↓1 鬼畜vs外道?

 偶数 ゆず子の隠された特技、声帯模写が発動…!? 翻弄される鬼畜チーム!
 奇数 即席チームに、鬼畜トリオが負けるものかぁー!



 『きゃああっ!』

香「っ…どうした!?」

 『え、な、何、今の声…?』

香「ん…?」

 『何って、えっ、どうして…わたしの声…?』

 『ゆず子…?』

香(ゆず子が声真似をして、トランシーバーを役立たせなく…!?)

香(これでは僕の指示も筒抜けになる上、居場所を逆に把握されかねない…!)

香「ちいっ…! トランシーバーはもう使わん! プランC1だ!」


 ガササッ
 タタタッ

香(誠をやったポイントと、タカシのやられたポイントはそう離れてはいなかった…)

香(仕留め損なったのは安住佑香。子どもだからと甘く見ていたのが裏目に出たか――)


<ガサッ

香(誤って葉子に仕掛けさせたトラップに自分が――いや、こんなところへ仕掛けたという指示は――)

<ガサッ

 ガササッ>


香「ふっ――」

 カチッ

香「俺ごと遠慮せずにやれ、葉子!」

 ババババッ
 バババババッ

ゆず子「うおおおおっ!」ババババッ

香「負けるものかぁっ!」ババババッ

佑香「…!」バババババババババッ


 ↓1 この勝負の勝者は…!

 1~5 最後は自ら囮になって佑香とゆず子を引きつけ、葉子に撃破させたAチームの勝利
 6~7 あと一歩及ばず、スナイパーと化した葉子にやられてAチームの勝利
 8~9 泥臭い逆転劇でBチームの勝利




ゆず子「あいたっ…!?」

香「ヒット、セーティーに移動する」

ゆず子「あとは任せたからな、チビっ――」

 ガササッ

葉子「っ…えい!」バババッ

佑香「!」チャキッ

佑香「っててて…!」バッ


葉子「あ、当たったよね…?」

香「ああ」

ゆず子「ええー…?」


貴方『この勝負はAチームの勝利でーす』


タカシ「やったー!」

誠「ちぇー…単なるサバイバルなら負けないのに…」


佑香「…」ムッ



 ↓1 リトルモンスター!! コンマ判定

 偶数 負けて不満そうなリトルモンスターだった、が…?
 奇数 鬼畜チームが疲れ果てて負けるまで何度も再戦された




タカシ「はぁー、勝ててもう満足したし、この後どうしよっか?」

葉子(まさかのノープラン?)

 クイクイ

貴方「っ…? どうかしました、佑香ちゃん?」

佑香「…」コショコショ

貴方「ふむ…ふむふむ…」


誠「ん? どうした?」

貴方「…再戦したいと」

タカシ「いいよー? 勝てないと思うけどねー。まだまだ作戦はあるしー」

香「チームはどうする?」

貴方「このまま、だそうで」

佑香「…」チャキッ



タカシ「やったー、2連勝!」

香「当然だ」

葉子「危なかったけど…」


タカシ「3連勝…」

葉子「疲れてきた…」

香「まだやるのか…?」


タカシ「4連勝…」

葉子「はぁ…はぁ…」

香「…まさか」


タカシ「もう、良くない…?」

葉子「5連勝…はしたけど…」

香「…」


誠「ぃよおーっし!! 勝った!!」

ゆず子「はいはい、ごくろーさん…」←3戦目らへんでやる気なくしてた

誠「佑香っ、やったな! ほれ、ハイタッチ!」スッ

佑香「…」ペチ


タカシ「…疲れた…」

葉子「…」グッタリ

香「やはりこうなったか…」


貴方(5連戦しておいてあれだけ動き回れた佑香ちゃんとまこちゃんがおかしい)


タカシ「おいしいもの食べたーい!」


 ↓1 とうに昼時は過ぎていた… コンマ判定

 偶数 お外で食べるご飯って味がいまいちでもおいしく感じるものだよね
 奇数 まこちゃん、余計な張り切りを見せないでー!!




香「どうせノープランだろうとは思っていた」

タカシ「香くん…?」

香「近くの弁当屋に、人数分で予約をしておいた。取りに行くぞ」


ゆず子「メシだ、メシだー!」

誠「弁当かっ! いいな!」

タカシ「お弁当…かぁー…」

葉子(準備がいい…)

佑香「…」グゥゥ

佑香「!」



 ↓1 食後の佑香が…

 1 まこちゃんと一緒に遊んでいる。通じ合うものがあったんだろうか
 2 タカシがひそかに悪戯の準備をしているのを見ていた
 3 水鉄砲を取り出している…水場は近くにある




貴方「ご馳走さまでした」

貴方「……あれ、佑香ちゃんはどこに…?」キョロキョロ

貴方「あっ、あんなところに……ん?」

貴方(こっちからは丸見えだけれど…何かを隠れて見ている…?)


貴方(一体、何を観察…あっ)


タカシ「ふっふっふ…この、とっても苦くて渋くてえぐーい、ドリンクを~♪」

タカシ「見た目はそっくりの普通のお茶と一緒に、一杯だけ準備して~♪」トクトクトク

タカシ「誰がゲロマズドリンクを飲むことになーるのーかなー♪」ニヤニヤ


貴方(また手の込んだ悪戯を…)

貴方(佑香ちゃんも、あんなのをじっと観察するなんて…)



 ↓1 悪戯を阻止する

 1 マネしちゃダメ、って言っておく
 2 見守ろう…
 3 タカシの悪戯を阻止する




佑香「…」ゴソゴソ

貴方(…リュックサックから、手帳とペン…メモってる…!)

佑香「…」カキカキ

タカシ「よーし、できた…」

タカシ「一体、誰がこれを飲んじゃうのかな…ふふふ…」


タカシ「みんなー! お茶持ってきてるから飲んで、飲んでー!」

タカシ「用意したのに飲まないんじゃもったいなくなっちゃうからー!」


タカシ「はい、ハコちゃん」

葉子「ありがとうございます…」

タカシ「はい、ゆずー」

ゆず子「別にいらないんだけど…」

タカシ「香くんっ」

香「もらっておいてやる」

タカシ「まこちゃんも」

誠「おうっ、ありがとな」

タカシ「あーとー…あれ、佑香?」

貴方「そこにいますよ」

タカシ「あっ、いたいた。はい、あげる」スッ

佑香「…」クンクン

佑香「…」ゴクッ

タカシ「はい」

貴方「ああ、わたしにまで…どうも」

貴方(これは、臭いからしても普通のお茶だな…)


 ↓1 ゲロマズドリンク被害者は… コンマ判定

 1~2 葉子
 3~4 香
 5~6 ゆず子
 7~8 誠
  9  まさかのタカシ自身
  0  よもやの貴方



貴方(果たして…誰にあのドリンクが渡ったのだろうか…?)


香「ぶっふぉ…!?」

貴方(被害者は――香さんっ!?)

ゆず子「うわっ、何噴き出してるの!?」

香「げほっ…げっほ…!」

誠「あっはははっ! いきなりっ…何なんだよっ?」

タカシ「あはははっ…! あっはっはっ! ふふふっ…あはははっ!」バタバタ

葉子「笑いすぎじゃ…」


香「…タカシぃ…」

タカシ「ふっ…お、おいしかった…? ぷっ…あはははっ!」

誠「ん? あっ、タカシの悪戯か」

ゆず子「うわー、何、マズい系?」



 ↓1 香様… コンマ判定

 1~3 口直しに、と飲んだドリンクまで…佑香がご満悦だ
 4~6 このまま取り乱したら負けだと思った香様は、ゲロマズをこらえて飲み干した
 7~9 あー、おいしいなー、普通のお茶はー、って煽ってたタカシに、佑香の悪戯が炸裂してゲロマズドリンクを飲んだ。因果応報?




佑香「…」つ紙コップ

香「っ…ああ、すまな――」ゴクッ

香「ぶふっ…!?」

佑香「っふ…」プルプル

タカシ「あはははっ! またっ!? また引っかかったのっ!? あはははっ! はははっ!」

香「お前ら…!」


タカシ「あ、香くんが怒った! 逃げろー!」ダダダッ

佑香「…」タタタッ

香「っ…誠ぉっ!!」

誠「おおっ…何だ?」

香「あの2人を捕まえてこい、園芸用肥料をくれてやる」


誠「よっしゃ、任せろ!!」ダッ


タカシ「ええっ!? まこちゃん投入はズルいよ!」

佑香「…」タタタッ


ゆず子「元気だなー…野郎どもは…」

葉子「ていうか…香さん、かわいそう…」


貴方(平和だなぁ…)←遠い目



 ↓1 行楽が終わった…

 1~6 ちなみにまこちゃんの前には、モンスターコンビも首根っこを掴まれて連行されたそうです
 7~9 SSプロ内でひそかに囁かれるようになった、怪獣組。その悪戯は香さえも屈服させたということですばるんを戦慄させたそうです



 0 Special!

 イベント・【タカシの家庭環境】


 ガササッ…

タカシ「ふぅ…まこちゃん、足速いよね。でも佑香も足速いよね」

佑香「…うん」

タカシ「いやー、まさか悪戯を天丼してくれる人がいるなんて嬉しいなぁー」

タカシ「佑香はいい子だねぇ~」ポンポン

佑香「…」


<おーい、タカシー、佑香ー? どーこだー?


タカシ「おっと…」

佑香「しーっ」

タカシ「…だね」ヒソ


<んー…どこ行ったんだ…? こっちだと思ったけど…

<園芸用肥料…ほしい…


タカシ「……行ったね」ヒソ

佑香「行った…」ヒソ

タカシ「次はどんな悪戯しよっか…?」ニタッ


佑香「……大人なのに、どうしてするの…?」

タカシ「えっ?」

佑香「…」

タカシ「………だって、楽しいじゃん?」

佑香「…」コクッ


タカシ「いっぱい遊ばないと、割に合わないもんね~」

佑香「わり…?」

タカシ「そうそう、割だよ、割」

タカシ「人生のいいことと悪いことがプラマイゼロになったらいいよねってことで、プラスを増やしてる真っ最中なんだ~」

佑香「…プラスを、増やす…?」

タカシ「楽しいことって意味」

佑香「マイナスって何?」

タカシ「んー…色々あるけーどー……あ、佑香ってお母さんのこと好き?」

佑香「…………ふつー?」

タカシ「じゃあ、話さないでおこーっと」

佑香「…?」



 ↓1 好感度

 コンマ二桁分上昇



 佑香好感度:【91/敵】
       →【173/敵】上昇


香「まったく…あいつらは…」ゴクゴク

貴方「お疲れさまでした」

ゆず子「にしてもさー、あのチビッコ、香に悪戯してからめちゃくちゃ仲良くなっちゃってない?」

葉子「確かに…まこちゃんを永遠、遊び倒してたし…」

貴方「挙句に、タカシくんの車に乗っちゃって…」

貴方(…ちょっと不安になる…)



タカシ「ちぇ~…まこちゃんも佑香も寝ちゃって…」

タカシ「僕がひとりで運転…香くんも怒って、電話繋げてくれないし…」

タカシ「あーあー、退屈だなー」

タカシ「……あ、そうだ」

 pi

 ~♪

 pipipipipipipipipipi…

 ~♪゛

誠「っ…うるさいっ!」ガバッ

タカシ「ちゃんと起きてドライバーを気遣ってよね~」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:1.24 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:?
 趣味:?

 好感度:【173/敵】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



貴方「はぁぁ…予想していたよりは疲れなくて良かった」

貴方「5月3週目によりどりいよりの収録だから…再来週か」

貴方(表現力のレッスンとか、しておいた方がいい…かも知れないけど…テレビの現場だし、お仕事見学でもして、馴れさせて…)

貴方(どうしたものかな…)


 ↓1 来週の予定

 1 レッスン!
 2 お仕事見学
 3 営業!



 ―― 5月 2週目


貴方「レッスンしますよー」

佑香「……タカシは?」

貴方「今日はいません」

佑香「…」


貴方(すっかり、タカシくんがお気に入り…かな?)

貴方(まあ…あれだけ一緒にまこちゃんをいじり倒して遊びまくってれば…)



 ↓1 レッスン!!

 1 歌唱力:4.30
 2 ダンス:3.00
 3 容姿:3.00
 4 表現力:1.24
 5 演技力:3.00


 注釈忘れちゃったけどレッスンの時は、採用安価のコンマが、上昇率になります



 表現力:1.39


トレーナー「はい、じゃあ今日はここまでです」

貴方「ありがとうございました」

佑香「…」グニグニ ←顔を両手でこねくりまわしてる


貴方「じゃあ佑香ちゃん、帰る準備を――」クルッ

佑香「…」グググッ ←変顔なう

貴方「…」クワッ ←変顔返し


佑香「っ…」プルッ

貴方「…」クワワッ


佑香「っぷ…」

貴方「わたしの勝ち、ですね」


貴方「…ちっ」


 ↓1 イベ、発生? コンマ判定

 偶数 タカシ、乱入…ダメだこいつらひかれあってる…
 奇数 しないよ、平和さ


 × 貴方「…ちっ」
 ○ 佑香「…ちっ」  でした



 バンッ

タカシ「ゆーうかっ!」

佑香「!!」

貴方「おや、タカシくん…」

タカシ「ふっふーん、今日のお仕事は超高速で片づけて遊びにきちゃったよ~」


貴方「…」


タカシ「えー、何その顔ー?」

貴方「いえ…悪いことは吹き込まないでいただきたいなという表情のつもりですが」

タカシ「ぶーぶー、僕、悪い子じゃないもーん」

貴方「子、という年ではありませんものね…」


タカシ「佑香、動物って好き?」

佑香「…?」

タカシ「猫とー、ふくろうとー、ヘビとー、あとは…馬? どれが好き?」

佑香「…ヘビ」

タカシ「じゃあ、今度ヘビカフェ行こ。まこちゃん、ヘビ見るとよだれ垂らすからさー」

タカシ「そーれーでー、今日は、どこのヘビカフェ行くかを相談しよー! いえーい!」


貴方「あのー…もう佑香ちゃん、帰る時間なんですが…」

タカシ「2時間だけ!!」

貴方「単位がおかしいですよ」

タカシ「じゃあ20分」

貴方「10分でお願いしまーす」

タカシ「ちぇっ…」

タカシ(2時間からの20分ならいけると思ったのに…手強いなあ…)



 ↓1 仲良さそうなモンスターコンビ…

 1 そういえばタカシのことはあまり知らず、気になった貴方
 2 プライベートまで口は出さないけど…佑香はまだ小さいから、親御さんに挨拶くらいしといたら?
 3 佑香はタカシのどこがいいの?って




貴方「タカシくん、タカシくん」

タカシ「んっ? どったのー?」

貴方「佑香ちゃんはまだ小さいですし…プライベートでの約束をするなら、親御さんにご挨拶しておいた方がいいと思いますよ」

タカシ「あー…うーん…えー…?」

貴方「渋らないでくださいよ、そこで…」

タカシ「だってさー、それ誤解されない?」

タカシ「やだ、アイドルのタカシくんがロリコンだったなんて~…みたいな?」

貴方「誤解されると思うんですか?」

タカシ「思わないけどー」

貴方「じゃあいいじゃないですか」

タカシ「でもなぁー…」


貴方「…?」

貴方(何をそんなに渋っているんだろう…?)


タカシ「…いる?」

貴方「いります」

タカシ「…はぁ…ヘビカフェ、なしで…。バイバーイ!」

佑香「!?」


貴方「…?」



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 佑香好感度:【173/敵】
        →【181/敵】


貴方「…」

貴方(タカシくんは…何を渋って、どうしてあれほど乗り気だった約束をいきなりなしにしたんだろうか…?)

貴方(別に人見知りをするような子――じゃなくて、人でもないし、するとしたって…)

貴方(あれでけっこう分別はついているから、常識にはけっこう則るタイプだと思っているのに…)


 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:1.39 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:?
 趣味:?

 好感度:【181/敵】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



貴方(来週は、よりどりいよりの収録…)

貴方(そう言えばまだ佑香ちゃんは、衣依ちゃんと会ってなかった…)

貴方(化学反応とか起きなければ…起きても良い方向に向かえばいいけれど…)

貴方(…衣依ちゃんだし、大丈夫か)



 ↓1 よりどりいより!! コンマ判定

 偶数 お手伝い先は、ビル清掃!
 奇数 お手伝い先は、農家の老夫婦?

すまぬが一旦晩ご飯タイムを挟ませて
22:00までに再開予定です

タカシガチロリコン説?


 >>429

タカシ「僕ってさー、ロリコンだとか、ゲイとか、熟女マニアとか、変な疑惑いっぱいあるんだよねー」

タカシ「そんなことないぞっ!」

タカシ「むしろ、来る者拒まず? あーはん?」


 ―― 5月 3週目

貴方(今日は衣依ちゃんが持っている教育番組『よりどりいより』の収録…)

貴方(毎回、色々なところへ衣依ちゃんが行って、その先々でお手伝いをしながら社会勉強をしたり、交流をするという内容)

貴方(今日は…田舎の農業を営んでいる老夫婦のところへロケだ)


衣依「よろしくね、佑香ちゃん」

佑香「…」

衣依「佑香ちゃん?」

佑香「…」スッ

衣依「あ、握手? うん、よろし――」

 パチンッ

衣依「痛いっ…!?」

佑香「ふっ…」


貴方(……大丈夫だろうか…?)


貴方「佑香ちゃん、いきなりそんなことしちゃダメですよ?」

佑香「…」フイッ

衣依「…」ムッ

衣依「人とお話をする時はちゃんと、顔を見ておしゃべりするんだよ?」


 ↓1 リトルモンスターvsSSプロ長女!!

 1~3 いよりんだって中身は小学生の女の子なんやで…?
 4~6 何か、あんまり相性良くなさげ…
 7~9 いよりん強し



佑香「…」シラ-

衣依「…佑香ちゃんっ、こっち見て」ギュッ

 パシッ

佑香「…」

衣依「っ…」

貴方「まあまあ、初めてでちょっと、あー、緊張気味なだけですよ。テレビですし。ね、佑香ちゃん?」

佑香「…」タタタッ

衣依「むぅ…」


貴方(衣依ちゃんはSSプロのお姉さん――みたいな感じではあるものの)

貴方(手のかかるタカシくんにしろ、心配のタネのまこちゃんにしろ、衣依ちゃんを尊重した上での態度…)

貴方(むしろ、本物の年下相手だと、衣依ちゃんにはやや手に余る…のかな?)


<SSプロさん、打合せしていいですかー?

貴方「あ、はーい。佑香ちゃーん、戻ってきてくださーい」

衣依「今行きますっ!」ニコッ

衣依「……」チラッ

<さ、お話しますよ

<…

衣依「…」ムッ



 ↓1 ロケ内容は…

 偶数 子どもも自立してやや寂しい生活をしている老夫婦の孫となって1日過ごしましょうというもの
 奇数 割とガチな農作業をしつつの老夫婦との交流




おじいさん「それじゃあじゃがいもを収穫するから手伝ってください」

衣依「はーい!」

佑香「…」キョロキョロ


番組D「うーん…」

貴方(佑香ちゃんの反応が、やっぱり良くない…)


おじいさん「収穫をする時は、まずはこうやって……」

衣依「…」チラッ

佑香「…」イジイジ

おじいさん「じゃあ、やってみましょう」

衣依「はーい。佑香ちゃん、どっちがたくさん収穫できるか競争しよっ?」


番組D「おっ…」

貴方(衣依ちゃんありがとう…。これなら、収穫中の画は勝負に夢中になって…ということで、あの表情に使い道が…)


 ↓1 リトルモンスター!! コンマ判定

 1~5 それよりもミミズを見つけたりして衣依に見せびらかす方が楽しいようです
 6~9 勝負事には熱い佑香。いよりん、さすがやで




佑香「…」ニタァッ

衣依「ふぅ…ねえおじいちゃん、じゃがいもって何のお野菜の仲間なんですか?」

おじいさん「じゃがいもはねえ、ナスの仲間なんだよ」

衣依「ナスぅっ? ほんとうっ?」

 チョイチョイ

衣依「っ…?」

佑香「あげる」ヒョイッ

衣依「何これ…土――きゃあっ!?」バッ

佑香「…」ニタァッ

衣依「佑香ちゃんっ…!」ダッ

佑香「!」タタッ

衣依「待って~!」バタッ

おじいさん「あっ…大丈夫?」

衣依「うぅぅ…」ムクッ


番組D「ほう…」

貴方(いい子の衣依ちゃんがああやって怒ったり、人を追いかけようとする行動はあまりない…)

貴方(珍しい一面に番組のディレクターが何やら感心している…)


おばあさん「お昼ご飯ですよ」

おばあさん「あら…どろんこになって…先に汚れ落としてくる?」

おじいさん「そうしなさい」

番組D「…クルー集合」パチンッ

貴方「撮らせません」

番組D「くっ…!」



 ↓1 その後の収録… コンマ判定

 偶数 いよりんの復讐が、開始された…
 奇数 終始、いよりんで遊び続けた佑香… ディレクターは悪い顔はしてないものの…




貴方(シャワーを浴びてから、ロケ再開…)

貴方(でも、衣依ちゃん、もう佑香ちゃんへの敵対心を隠さなくなってきてるなあ…)


おばあさん「畑で取れた野菜のおかずと、おにぎりなんだけど…口に合うといいんですけれどね」

衣依「わあっ、ありがとうございます」

おじいさん「おい、かあちゃん、若い子にはちょっと…もうちょっと…」

おばあさん「だって仕方ないでしょう…」

衣依「!」キラリ-ン

衣依「ううんっ、学校のお友達とかでもね、好き嫌いいっぱいしてる子がいるけどね、何でもおいしく食べられる方がいいもん」

衣依「だからね、こうやって新鮮なお野菜のお料理をいっぱい作ってくれて、衣依嬉しい」


貴方(どうやったら、あそこまで満点の優等生に育つんだろうか…)


衣依「 だ か ら 佑 香 ち ゃ ん も 好 き 嫌 い し ち ゃ ダ メ だ よ ? 」ゴゴゴ


番組D「んっ…?」ゴシゴシ

カメラマン「…?」ゴシゴシ

AD「っ?」ゴシゴシ


衣依「ダメだよ?」ニコニコ

佑香「…」


貴方(今、一斉にスタッフが目を疑った…)


衣依「ちゃんと全部食べるまでお昼は終わらないからね」

おじいさん「最近の子は立派だなあ、かあちゃん…」

おばあさん「うちの孫に本当になってくれればいいのにねえ…」

佑香「…」

衣依「はい、佑香ちゃん、野沢菜のお漬け物、あーん?」スッ

佑香「…」フイッ

衣依「あーん」スッ

佑香「…」フイッ

衣依「あーん」スッスッ

佑香「…」フイッパクッ

佑香「!!?」


貴方(衣依ちゃんが、一瞬で顔を背ける方向を予測して箸を動かして口の中へ…!)

貴方(何ていう高等あーんテクニック…!!)



 ↓1 リトルモンスター!!

 偶数 敗北しちゃったリトルモンスター、いよりんお姉ちゃんは強かったの巻き
 奇数 リトルモンスターといよりんお姉ちゃんの戦いは、これからだ!!




衣依「おじいちゃん、肩たたきしてあげ――痛っ!」

佑香「…」ニタァッ

衣依「佑香ちゃんっ…!」


 バタバタ

おじいさん「はっはっは」

おばあさん「元気でいいですねえ…」


貴方(普段の衣依ちゃんじゃない…)

貴方(だが、あのリトルモンスターと互角に真正面から戦い合えている…)

貴方(やってはやられての繰り返しだが…これはすごいライバル関係なのではなかろうか…?)


 ・
 ・
 ・


<はーい、オーケーでーす! ありがとうございましたー!


貴方(ロケが終わった…)

番組D「SSプロさん、何だかあの子…不思議ですねえ。衣依ちゃんがあんな風なところを見せるなんてなかなかないのに」

貴方「そ、そうでしたか。それは良かったです…」

番組D「ただ…もうちょっと、こう…表情を…」

貴方「…すみません…」


衣依「…」ムッ

佑香「…」


 ツカツカツカ…

衣依「ちょっと来て、佑香ちゃん」

佑香「…」



 ↓1 いよりん? コンマ判定

 偶数 いよりんだって怒るけど、佑香には響かない…
 奇数 佑香といよりんは…ちょっと今は絡ませない方が…




衣依「お仕事なんだよ。佑香ちゃん分かってるの?」

佑香「…」

衣依「ディレクターさんがどうやったらテレビを見てる人に楽しんでもらえるか、考えてくれてるの」

衣依「だからテレビに出る人は、ディレクターさんの言うことをちゃんと聞いてやらなきゃいけないの」

衣依「遊びじゃなくてお仕事なんだから、自由にやってたらダメなんだよ、佑香ちゃん」


佑香「…」フイッ

衣依「佑香ちゃんがちゃんとやってないから、佑香ちゃんのプロデューサーが、ディレクターさんに怒られてるんだよ?」

衣依「自己中だって分からないのっ!?」


佑香「…」

衣依「…」


衣依「…そんなんじゃ、アイドルやっていけないんだよ?」

衣依「嫌いだから言ってるんじゃなくて――」


佑香「別にいいから」


衣依「…いいってどういうこと?」

佑香「アイドルとか…いいもん」

衣依「っ…でも、お仕事なんだから人に迷惑かけたらダメなの!」


佑香「…」

衣依「…」


貴方「…おっ、いたいた。佑香ちゃん、衣依ちゃん、帰りますよ」

衣依「…」

佑香「…」

貴方「…どうかしました?」


衣依「…ううん」

貴方「…そう、ですか?」



 ↓1 好感度

 衣依の説教により、コンマ一桁分減少されます



 佑香好感度:【181/敵】
       →【174/敵】 減少


貴方「ふぅぅ…」

貴方「どうにか終われた…」


スバル「お疲れさまです」

貴方「…でも、何だか帰りの車内が、何となーく…険悪だったんですよね…」

スバル「衣依と佑香ちゃんは、あんまり…うまくいきませんでした?」

貴方「収録中の様子を見る限りでは、そこまで心配するほどじゃありませんでしたが…」


スバル「衣依ちゃん、まだ11歳の女の子ですからね…」

貴方「…なんですよね…」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:1.39 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:?
 趣味:?

 好感度:【174/敵】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



貴方(とにかく…佑香ちゃんの、初めてのお仕事は終了…)

貴方(これからは営業もしながら、仕事の幅を…)

貴方「…」

貴方「……広げられるかなあ…?」



 ↓1 社長! コンマ判定

 偶数 SSプロダクション、として大きな仕事が入ったらしい
 奇数 おや、こんな夜の時間に事務所へ電話が…もしもし、どなた? え、警察?




 prrrrr

貴方「おっとぉ…?」

貴方「河村くんも帰った、こんな時間にお電話とは…」


 ガチャッ

貴方「はい、もしもし。SSプロダクションです」

警察『夜分にすみません、SSプロさん…ですね。警察なんですが…』

貴方「警察…?」


貴方「……1日警察署長…とかってお話じゃないですよねー…?」

警察『西城タカシさん――というのは、そちらの事務所に所属しているタレントで間違いありませんね?』

貴方「…ええ」

警察『署まで、お迎えに来ていただけますか?』


貴方「…うかがいます」



 ↓1 何したんや、タカシぃっ!?

 1 まあ、迎えにいくのはタカシくんの担当Pだから貴方は知らんのやけど…
 2 なに、タカシくん担当Pはまこちゃんのロケに同行しててアフリカのどこか? 貴方が行くしかないやんけ




貴方(やれやれ…本当はタカシくんを担当してる先輩が行くべきなんだろうけど…アフリカのどこかだからなあ…)

貴方(しっかし、警察署に免許更新以外で来ることになろうとは…)


貴方「…こんにちはー」

貴方「西城の迎えに来た者なんですが…」


警察官「ああ、どうも…」

貴方「一体、何があったんでしょう…?」

警察官「…本人から聞いてください」

貴方「はあ…」


警察官「もういいですよ」

タカシ「…」

貴方(何だか…いつものタカシくんっぽくない雰囲気が…?)

タカシ「…」

貴方「タカシくん、大丈夫ですか?」

タカシ「…」


貴方「…お世話になりました」ペコリ

警察官「ええ、どうも」



 ↓1 行動選択

 1 まさか、小さい女の子に乱暴とかしたんじゃないよね? って
 2 お家まで送ろう
 3 何をしたのか尋ねないと…




貴方(事務所へ帰ってきても無言…)

貴方(…普段のタカシくんからは考えられない)


貴方「コーヒーどうぞ」

タカシ「…」

貴方「…どうして警察にご厄介に?」


タカシ「…」

貴方「…」

タカシ「…あのね」



 ↓1 タカシがしゃべった!! コンマ判定

 偶数 いつもよりも電波がすごく飛び交ってて怖くなっちゃんだー、って。うん?
 奇数 ちょっとハメを外してたら人目を集めすぎて迷惑かけちゃったー、って。嘘だな




タカシ「今日はいつもより電波が強くって、参っちゃったんだよ…」

貴方「…はあ、電波…?」

タカシ「それに、お薬も…もらいに行くの忘れちゃってて、なくって…」

タカシ「だからね、我慢してたんだけど…ダメになっちゃって…うるさくって…ダメなんだよ…」


貴方「…」

貴方(電波…? うるさい…? お薬…?)


タカシ「…ダメなんだよ…今日…」


貴方(……いつもと様子が違うのは、分かる、けれど…)

貴方(ダメっていうのは一体…?)

貴方(目が泳いでは不安そうな顔になっているし、まるで何かに怯えているような…?)


タカシ「今日、ここいさせて…」

貴方「…と、言うのは…?」

タカシ「泊めて…ここに…」

貴方「ここ、ですか? いいですけれど…」

タカシ「…寝て…明日、お薬もらいにいけば、大丈夫だから…」


貴方「…」



 ↓1 行動選択

 1 そっとしておいた
 2 社長! タカシって一体…?
 3 ちなみに、何のお薬…?




貴方「――ということが、昨夜ありまして…」

社長「ふうむ…そうか…」

貴方「タカシくんって、一体…」

社長「分かっているとは思うが、口外はしないでくれ?」

社長「アイドルの諸君も知らないことだ」

貴方「ええ、もちろん」


社長「…彼が我が事務所に入ったのは…彼が、小学校6年生の時だったな」

社長「最初は…佑香くんみたいに、ほとんど表情がない子だった」

貴方「あの、タカシくんが…ですか?」

社長「ああ、だが…後で、数年してから分かったんだが、どうやら小さいころから虐待を受けていたようでね」

貴方「…」


社長「父親はおらず、母親が遊ぶ金欲しさに彼をアイドルにしようと考えたようだ」

社長「だが…虐待の影響からなのか、どうやら、幻聴や、妄想などといった症状があったようで、それが少しずつ表面化していった」

社長「それで…以前、暴れてしまって精神病棟にも入院したことがあるのだよ」


貴方「…そうだったんですか」

社長「かわいそうでね…。彼との契約を切ることは考えられずに、回復するのを待ってから、また仕事を再開した」

社長「精神科にかかってからは薬も飲むようになって、落ち着いてきたようにも思えてきたんだが…」

社長「キミは知らなかっただろうが、たまに、こういうこともあったのだよ。警察沙汰というのはなかったが…」


社長「すまないが、少し彼の仕事を調整して10日ほどの休みを作ってやってくれないかね?」

貴方「分かりました」

社長「1週間様子を見て、大丈夫そうなら再開…難しいようなら、休養を続けてもらおう」

社長「アイドルという仕事を彼は好んでいるようだし…できれば続けさせてあげたいと思っているのだよ」


貴方(虐待に…精神病…薬も服用…)

貴方(この前、佑香ちゃんの親御さんに挨拶へ行った方がいいと言って、渋ったのも…何か関係していたんだろうか?)


貴方「…」

貴方(にしてもうちの事務所は…ヘビーな過去を抱えてる人が多い…)

貴方(まこちゃんとは違うベクトルで、タカシくんは重すぎる…)



貴方(タカシくんの仕事を調整したら、佑香ちゃんの来週のことを考えなければ)


 ↓1 来週の予定

 1 レッスン!!
 2 営業
 3 お仕事見学



 ―― 5月 4週目


貴方「レッスンしますよー」

佑香「タカシは?」

貴方「タカシくんは、しばらく忙しくて来ません」

佑香「…ちっ」


貴方「それじゃ、レッスンがんばりましょう」


 ↓1 レッスン!

 1 歌唱力:4.30
 2 ダンス:3.00
 3 容姿:3.00
 4 表現力:1.39
 5 演技力:3.00




 表現力:1.49


トレーナー「はい、じゃあ今日はここまでです」

貴方(うーん…あんまりはかどってないなあ…)

佑香「はぁ…」

貴方(一丁前に疲れたようなため息を…)


貴方「…あのー」

トレーナー「はい?」

貴方「…もうちょっと、レッスンしてもらえたりしませんか…?」



 ↓1 追加レッスンじゃい! コンマ判定

 偶数 してもらえた
 奇数 ダメだった

 ※偶数だった場合のみ、そのコンマ二桁分上昇



トレーナー「すみません…」

貴方「あ…そう、ですよねー」

トレーナー「ではまた」

貴方「ありがとうございました」


貴方(まあ…ダメ元だったし…)

 クイクイ

貴方「はいは――」

 パンッ

佑香「ばーん」チャキッ

貴方「って、エアガン…どこでそんなのを…」

佑香「ふっ…」チャキ


貴方「…人に向けたらダメですよ」

貴方(サバゲーでも気合い入ってたようだし…銃とか、そういうのが好きなんだろうか…?)


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 佑香好感度:【174/敵】
        →【177/敵】


貴方「…」

スバル「…」

貴方「…タカシくんがいないと、静かですね」

スバル「ちょっと寂しいですけどね…」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:1.39 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:?
 趣味:?

 好感度:【177/敵】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



 本日はここまでっす


 ~まこちゃんのお仕事~

誠「おっはよーう」

衣依「あ、まこちゃん! アフリカから帰ってきたんだ?」

誠「おうっ、いやー…まさか初めての外国が南アフリカとはなー。俺もビッグになったな」

衣依「何してきたの、アフリカで?」

誠「んー…ターザンになってきた」

衣依「…ターザン」

誠「ターザン」


 ~残念ガールズ?~

ゆず子「ふわぁ~ぁ…」ポリポリ

 バンッ

シャーディ「あーっ、ゆずがいるー! ゆず、ゆず、ゆーずーちゃんっ、何してるの? お昼寝中?」

シャーディ「じゃーあー、一緒に添い寝とかしてあげたいなー? いいかなー? ゆーずー♪」

ゆず子「添い寝料5万」

シャーディ「ちょっとATM行ってくる」クルッ


葉子(どっちもためらいがない)

シャーディ「って、葉子ちゃんもいたー!! 葉子ちゃん、葉子ちゃん、一緒にコンビニ行かない? 何でも好きなもの、おごっちゃうぞ?」

ゆず子「コーラとポテチで」

シャーディ「オッケー♪」

葉子「…」


 ~リベンジ!!~

佑香「…」コソッ

葉子「…」カキカキ ←勉強中

佑香「…」スッ

葉子「…」カパッ

 ヒュパッ
 カツンッ

佑香「!?」

葉子「っ…今の、音…あれ、電子辞書の蓋に、輪ゴム…」チラッ

佑香「…」ピタッ

葉子「…」

佑香「…」ダラダラ


葉子(あ、輪ゴム飛ばしてきたんだ…? だけど電子辞書開いた時に、それが障害物になって…)

葉子(輪ゴム…輪ゴムを、手で飛ばすやつ…? あれって、どうやってるんだろう…?)

葉子「…輪ゴムって、どうやって飛ばすの?」

佑香「…」チラッ


誠「おっは――もがっ……何だよ、香?」

香「…今はそっちへ行くな」

<わっ…飛んだ。…でも狙いが…どうやってるの…?

誠「…?」


 ~事情を知ってたやーつ~

誠「もしもし、タカシ? 今、休んでるんだって?」

タカシ『…うん』

誠「暇だったらいつでも俺んとこ来ていいからな!」

タカシ『うん、ありがと、まこちゃん』

誠「俺とお前の仲だろ? じゃあなっ」

 pi


葉子(まこちゃん、今誰かと電話してた…?)

葉子(かかってくる電話に出ても、事務所に持たされてるものだからって、自分から発信しない…とか聞いてたのに)

葉子(それでも電話をかけるくらいの用事とかがあったのかな…?)


 ~軽いトラウマ~

スバル「今日は紅茶を淹れてみたんだけど、口に合うかな?」

香「別に何でも気にはしない」

スバル「とか言いながら、舌は肥えてるからなあ…香は…」

スバル「どうぞ」コトッ

香「ああ、じゃあ――」ピタッ

スバル「…?」

スバル「どうかした…?」

香「……自分で一口飲んでみろ、これを」

スバル「えっ…?」

香「毒味だ」

スバル「いや…えっ? 意味が分からないんだけど…」

香「…………いや…すまない」

香「つい…」

スバル「つい…?」


 ~ぷりぷりいよりん~

衣依「…」トントントン

誠「衣依、どうした…?」

衣依「どうもしないよ?」ツン

誠「…その、指とんとんすんの、やめたらどうだ?」

衣依「どうして?」

誠「…いや…別に」


誠(何か今日不機嫌だな、衣依…。いらいらしてるっていうか、何かあったのか…?)

衣依(もぉぉ…佑香ちゃんって、どうしてあんなに悪戯ばっかりして、言うことも聞かないの…?)


衣依「…ふんっ」

誠「…衣依、もしかして、赤飯っ――!?」

 ペシッ

誠「あいたっ…」

ゆず子「まこちゃん、そりゃないわ。マジないわ」

誠「いきなり叩かなくてもいいだろ…」


 ~収録後~

衣依「…」

佑香「…」ゴソゴソ


衣依「…そんなんじゃ芸能界通用しないから…」ボソ

佑香「…」ゴソゴソ

衣依「がっかりされて終わるんだよ…」ボソ

佑香「…」ゴソゴソ


佑香「…」ゴソッ

衣依(ずっと隠していじってたのを取り出した…?)

佑香「…」チラッ

衣依(今さら何されても無視するもん…)ツン


<佑香ちゃーん、そろそろ帰りますよー

佑香「…」スクッ

衣依(無視、無視…)

 トトトッ
 ポトッ

 ガチャッ
 バタムッ…

衣依「…何これ…?」

衣依「……花かんむり…?」

衣依「…きゃっ、虫っ…!?」バッ


衣依「もぉーっ!!」


 ~最大の天敵~

シャーディ「るーららーるーらーららー♪」

佑香「…」コソッ

佑香「…」スッ

シャーディ「!」バッ

佑香「…」コソッ

シャーディ「今、何か…センサーに反応が…」キョロキョロ

佑香「!?」ドキドキ

シャーディ「……くんくん、くんくんくん…この臭いは…」

佑香「…」ドキドキ

シャーディ「……すーばるーん! 何かお菓子食べてるでしょー!?」ダダダッ

佑香「…」ホッ

 コソッ

佑香「…」タタタッ

佑香「…」キョロキョロ

佑香「…」ゴソゴソ

<お羊羹、ゲェーット!

シャーディ「るーんるーんるるーん♪ お羊羹を~♪ まーるかーじりー♪」スタスタ

佑香「…」コソッ

シャーディ「いっただきまーす!」

 ブブブッ

シャーディ「おっほほほほうっ…!? ブーブークッション!? っきゃー、キャー、キャー!! 佑香ちゃんの悪戯食らっちゃった~♪ 次は何してくるー? 何でもいいよー? げへへへ…げぇっへへへ…」

佑香「…」

佑香「…」ブルルッ

シャーディ「虫責め? 水責め? 砂糖とお塩をすり替えとか? いきなり後ろから飛びついてきてもいいよ~?」

シャーディ「何がくーるのかーなー?」ウキウキ

佑香「…ちっ」


 ~最大の天敵、其の二~

シャーディ「おかしい…」

シャーディ「ゆずちゃん、これはおかしい」

ゆず子「はあ? 何が?」

シャーディ「あれきり、気配を感じることはあっても何もされてこない…」

ゆず子「喜ぶからってやめたんじゃん?」

シャーディ「そんなぁっ!? 悪戯されたところを捕まえてハグして嫌がられてきゃっきゃうふふしながらお持ち帰りして一緒にお風呂入ったりして朝チュンをして、ほっぺにご飯粒つけてるぞってやってあげるのが――」

ゆず子「うわあ…」

シャーディ「ゆず子の引いた視線…」ゾクゾク


ゆず子(もうこういうとこが相手したくなくなるんだよなぁ…)

ゆず子(何しても勝手に喜ぶから相手にしないのが安パイになるのに、放置プレーとか言って喜びだすから手に負えないし…)

ゆず子(そりゃあのチビッコも手え出さないわ…)

シャーはいろいろアレだね



 ~SSプロの噂:不仲説~

葉子「…」カチカチ

葉子「あれ…? 何この記事…?」カチッ

葉子「SSプロダクションと言えばアイドル事務所でありながら、男女の所属タレントが何かとともに仕事をすることで仲の良さが有名…」

葉子「近年、業績を伸ばして芸能界でも活躍の幅を広げているがネット上では不仲説が囁かれていた…?」

葉子(不仲説…? そんなのあったんだ…?)カチッ


葉子「有名な不仲説のひとつは、SSプロダクションのトップに君臨する女帝湯郷シャーディに関するもの…」

葉子「彼女はラジオなどでSSプロの仲間のアイドルたちを誉めているが、逆にSSプロのアイドルたちは彼女を話題にすることがない…」

葉子(そりゃそうだよね…。だって、仕事じゃない時のシャーディのこととか喋れないし…)


葉子「…SSプロ男性アイドルファンならお馴染みの、西城タカシと御剣誠のコンビ、まこたかにも不仲説は存在する…」

葉子「2人は1歳違いで兄弟のように仲が良いことでよく知られているが、芸能関係者Y氏はこう語る…」

葉子「『あるバラエティー番組の収録中、過酷なロケの内容に西城が絶対にできないと発言したことがあり、御剣は乗り気だったことから2人が言い合いになり、ロケが始められなくなったことがありました』…?」

葉子「Y氏って、誰…? それにまこちゃんもタカシさんも、普通に仲いい…ように見えるけど…」

葉子「…」


タカシ『まーこちゃんっ!』

タカシ『あーっ、まこちゃん取っちゃやだー!』

タカシ『まこちゃん、養ってあげるからお嫁さんになって~』

タカシ『まこちゃん、おはよー!』

タカシ『僕の味方ってまこちゃんくらいだよー、まーこーちゃーん』


葉子「…ありえない…」

葉子「でも、こういうゴシップでも注目さえ集まればいいんだろうな…」カチッ



 ~SSプロの噂:香様ぼっち説~

衣依「香くんっ!」ヒシッ

香「っ…いきなり、どうした?」

衣依「寂しかったら言っていいんだよっ?」

香「何がだ…?」

衣依「パソコンでね、ニュースが書いてあってね?」

香「パソコン…ニュース…?」

香(ああ…検索エンジンか何かのトップページのトピックスか?)

衣依「香くんがね、SSプロの中だと1番かわいそうで、ひとりぼっちなんだって」

香「ネットを鵜呑みにするな」


衣依「でも香くん、あんまり皆と仲良しじゃなさそう…」

香「…べたべたと慣れ合うだけが大人の関係じゃないというだけだ」

香「現に今、キミが僕の心配をしている。本当に孤立していたのであれば、こういうこともなかった。そうだろう?」

衣依「そっか…」

香「そういうことだ」

衣依「香くんは、照れ屋さんなだけだもんね!」

香「……そういうことにしておいてやる。宿題はやったのか? 30分ほどなら見てやるぞ」

SSプロのアイドルたちの当初期の在籍理由

葉子…同級生からイジメを受けておりそれを見返すため
まこちゃん…ダメ親父の自転車操業借金に対応するため
タカシ…虐待母の小遣い稼ぎ

佑香…女の子らしくなって欲しいと言う母の希望から

何処かに救いはないのでしょうか?




 ―― 6月 1週目


貴方「…6月になったか」

貴方「早くも天気は梅雨空…」

貴方「晴れてもらいたいものの、晴れたら今度は夏になってしまう…」


貴方(夏にあのリトルモンスターを相手にするのは、疲れそうだ…)

貴方(ウォッシャブルスーツ、多めに買っておこうかな)



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:1.49 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:?
 趣味:?

 好感度:【177/敵】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



 ↓1 今週の予定

 1 レッスン!
 2 営業!
 3 お仕事見学
 4 佑香の売込みプロモーションを考えよう




貴方「今日は佑香ちゃんのプロモーションを考えよう…」

貴方(葉子ちゃんの時はあまり勝手も分からず、流されるように色々とやっていってしまった…)

貴方(今度はその反省を踏まえて、前倒しにやっていかなければ)


貴方(プロモーションを打つのなら、最大の長所で勝負をしなければ)

貴方(その長所をよく見極めた上でイメージに合致したプロモーションをする…)


貴方(とは言え…)

貴方「佑香ちゃんの、魅力…か…」


 ↓1 何だろうか?

 1 一見大人しそうでふてぶてしくもあり、行動派すぎるやんちゃなところ
 2 悪戯で気を惹こうとしてしまう、素直になれないところ
 3 その他、どんなところ?

悪戯に対する行動力と発想力・応用力

方向性は別に頭脳と体力の融合がなされているところ




貴方(やはり、1番に佑香ちゃんのことを考えて思い浮かぶのは悪戯…)

貴方(悪戯へのあの熱意は抜きん出ている。行動力もさることながら、発想や、応用の能力…)

貴方(お母様に聞いた限りだと学校の勉強は得意じゃないようだけれど、悪戯に関しては体力と相まった知性がかなり光る…)


貴方「…」

貴方「…しかし、これをどう活かせばいいのやら…」


貴方「うーん…」

貴方「悪戯…悪戯、悪戯…」

貴方「俗に言う大きいお友達枠…みたいな人々は、佑香ちゃんに悪戯されて喜ぶだろうか…?」

貴方「……シャーディの例から考えると喜びそうな…?」


貴方「…」

貴方「いや、彼女は特殊な変態だから例にあげないでおこう」


貴方(とにかく、あの悪戯力…)

貴方(どうやって、あんな悪戯力を磨いているんだろうか…?)



 ↓1 行動選択

 1 本人に尋ねる
 2 お母様、お家での様子を教えてください
 3 ちょっと1日、仕事抜きで佑香と過ごして観察してみよう

読んでて不思議に思ってたんだけどさ
1月スタートじゃないの?


 >>498

 あっ!!!!!!!!!!!!!
 すっげえナチュラルにどっかで勘違いしてた!!!!!!!!!
 ごめんなさい…許して…許してくれめんす… ほんっとにすんません…



佑香母「――家での様子、ですか…?」

貴方「ええ。ちょっと気になったもので。プロデュースに活かせないかと」

佑香母「そうですねえ…」


貴方(さて…知られざる佑香ちゃんの秘密は…!?)

佑香母「…主人が多趣味で、特にものを作ったりするのが好きで…よく、主人の書斎と言いますか、作業部屋と言いますかに、勝手に入っていて…」

貴方「…」

佑香母「そこから、好き勝手にものを持ち出したりして玩具にするようなんです…」

貴方(…あのエアガンとかはそれで持ってたんだろうか…?)

佑香母「そこに引きこもってずっと出てこなかったりすることもありますし…」


佑香母「それ以外ですと…よくテレビを見ています」

貴方「テレビ? どんな番組を好んで見るんですか?」

佑香母「お笑い芸人が悪ふざけをしているようなバラエティーばかりで…」

佑香母「ドッキリ番組なんかがやっていると、お風呂にも入らないでずっと…」

貴方「なるほど…」


貴方(お父様の工作趣味に、悪ノリするテレビ番組の影響…か)

貴方(他にも何か尋ねてみようかな…?)



 ↓1 他に何かママンに質問したいことは?

 1 ない
 2 ある(内容も併記してみて)

(お詫びに貴方が一肌脱いじゃうって本当ですか?)

2
幼稚園時くらいの頃子供アニメに対する反応


 >>500

貴方「脱いでも正面向いてるのに背中向けるなとか言われるだけなんで脱ぎません」




貴方「…小学校に上がる前なんかに、子ども向けアニメなんかは見ていました?」

佑香母「ええ…一応」

佑香母「休日の朝などにやってるような…」

貴方「…いわゆる、女の子向けアニメだとかは?」

佑香母「……あまり、見ていなかった印象ですね…」

佑香母「それよりも特撮ものだとか、カードとかのアニメ、ですか? そういうのをよく見ていたような…」

貴方「そうですか…」


貴方(ああいうのを見たら、ふりふりスカート願望とか生まれるものかとも思ったけれど…)

貴方(特撮、か…)


佑香母「男の子向けのは、けっこう好きみたいですけれど…」

貴方「ふむ…。お忙しい中、わざわざありがとうございます」



貴方(やっぱり活動的なものを好むのは確かなようだなぁ…)

貴方(さて、どういうプロモーションがいいだろうか…?)



 ↓1 さて、どうしたものか

 1 まこちゃんファイトクラブにでも出演させてもらって、どこまでやれるか試してみようかな…?
 2 客に対する悪戯…を仕掛けられるような、双方向型コンサートなんかを企画検討してみようかな…?
 3 その他、どんなPRをしたら受けるだろうか…?

まな板はまな板で需要はある

なぜか





貴方(佑香ちゃんの方から、お客さんに対して悪戯…のようなものを仕掛けられるようなコンサートとかはどうだろう?)

貴方(例えば大きな水鉄砲をいくつも用意して、ステージからそれを撃ちまくるとか…)

貴方(大きなバルーンのようなものを客席に転がして、それを佑香ちゃんがどういう手段でか割ろうとして戦々恐々とさせるとか…)

貴方(佑香ちゃんの悪戯心を存分に満足させ、それで引き出される多幸感をお客様に見せることができる…みたいな)


貴方「…」

貴方「けっこう、いいかも知れない…?」

貴方(佑香ちゃんのコンセプトはボーイッシュ系モンスターだし…)

貴方(まだ先のことだろうけれどコンサートの演出なんかは、アイドルの魅力をかきたてるのにとても重大な要素だし…)

貴方(試しに、この方向性でコンサートをしてみたいな…)


貴方「…」

貴方「…よし」



 ↓1 行動選択

 1 この方向性でのコンサートを佑香に提案し、ちゃんとお仕事をがんばれたら、と条件を突きつけてみる
 2 SSプロの誰かで近々コンサートとかない? この双方向型コンサートを試してもらって、その様子を佑香に見せて反応を探りたい
 3 そうと決まればデビュー曲について考えなければ




貴方「ただいま戻りましたー」

スバル「おかえりなさい」

貴方「河村くん、近々、どなたかコンサートの予定ってありませんでしたっけ?」

スバル「コンサートですか?」


スバル「そうですねえ…」

 カチカチ

スバル「直近ですと…あ、6月4週目にありますよ」

貴方(演出の準備をする時間を取っても、ギリいけそうかな…)

貴方「どなたのコンサートですか?」



 ↓1 誰かな、誰かな コンマ判定

 1~3 ゆず子のミニコンサート
 4~6 延期という可能性もやや高い現在休養中のタカシのソロコンサート
 7~9 シ ャ ー デ ィ

ア カ ン w w w




スバル「シャーディですね」

貴方「シャーディ…」


貴方(普段の態度は置いておいて…)

貴方(彼女はアイドルとしては超一流…もちろん、それはコンサートにおいても同様)

貴方(急な提案でも嬉々として乗ってくれそうなものだし、佑香ちゃんのためと分かれば全力で協力をしてくれそうだ)


スバル「会場は野外ですね」

貴方「さらに都合がいいとは…」

スバル「はい?」

貴方「ああいえ、こちらの話です」

貴方「どうもありがとうございます」


貴方(早速…先輩に相談してみよう)



 ↓1 先輩?

 貴方の担当アイドル以外の全てのSSプロアイドルを担当している敏腕P

 そのお名前&性別は?

下呂 和也




貴方「あ、もしもし、先輩、少しよろしいでしょうか?」

巌『何じゃ、こっちゃMFC(まこちゃんファイトクラブ)収録中じゃぞ』

巌『余裕何ぞ――あっ、はい、御剣はあの程度は大丈夫ですので――ないぞ、ごらぁ?』

貴方「今月末のシャーディのコンサートで、少し協力をしてもらいたいことがありまして」

巌『ああん? 協力ぅ? どうしてシャーディがお前の協力になるんじゃ? 言うてみい、わけを』

貴方「かくかくしかじかで様子を見たいなあ、と」

巌『ええじゃろう、その演出はシャーディに丸投げしとるけえ、好きに相談せえ』pi


貴方「あっさりだったな…」

貴方「よし…シャーディを捕まえて話をしてみよう」

貴方「さてさて…シャーディの予定は……」

貴方「……来週以降かな、これは」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:1.49 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【177/敵】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



貴方(さて…来週はどうしようか…?)

貴方(シャーディとコンサート演出案の相談…あるいはレッスン、か、営業…)


 ↓1 予定選択

 1 コンサート演出案の相談
 2 レッスン!!
 3 営業



 ―― 6月 2週目


貴方「さて…」

貴方「今日はシャーディとコンサートの演出案についての相談…」

貴方「とは言え、売れっ子で忙しいからなあ…」


貴方「事務所でゆっくり話し合いができない…」

貴方「…行くしかないか」



 ↓1 最強系ドルオタアイドル!! コンマ判定

 偶数 仕事中のシャーディを見られるよ!
 奇数 佑香も打合せにいないと何もしないって、あらかじめごねられていた

しゃー

>>490
佑香は別に悪意や不幸が理由じゃないだろ……?

親と子の想いが繋がってないだけで……



むしろシャーディの『アイドルになればアイドルの近くにいられるじゃん!?』の方が救いがない




貴方(さて…)

貴方(今日はシャーディの冠番組『シャーディ・サンデー』の収録…)

貴方(色々なエンターテインメントやレジャースポットを紹介する、日曜朝の番組)

貴方(川原で石を積み上げるというモダンアートに挑戦している…)


シャーディ「なるほどね…」

シャーディ「要するに、石って一口に言っても色々あるわけね」

お笑い芸人「シャーディ、できる?」

シャーディ「まっかしといてくださいよ。何だと思ってるんですか、シャーディ、シャーディよ?」ポンポン

お笑い芸人「二の腕の筋肉を強調するアイドルなんぞあんまおらんぞ」


シャーディ「石ころさん、石ころさん、あなたはどの石ころさんと一緒になりたいの…?」

シャーディ「この子? あ、ダメっ、崩れないで真実の愛!!」

お笑い芸人「石ころに真実の愛を求めるな!!」


貴方(積極的に笑いを取っていくスタンスと、意外と何でもこなしてしまう器用さからの、ステージでのパワフルすぎるパフォーマンスでのギャップ…)

貴方(シャーディは本当、仕事中の様子を見るだけならば非の打ちどころがないんだけれど…)


<お疲れさまでしたー!

シャーディ「お疲れさまでした! お疲れさまでした、お疲れさまでした~。では失礼しまーす」

貴方(スタッフや共演者への礼儀正しさもばっちり…)


貴方「お疲れさまでした、シャーディ」

シャーディ「あれ、何で――あっ、そっか、佑香ちゃんの!! 楽屋行こ、楽屋! 早く早く、コンサートの件でしょっ!?」

シャーディ「話は間野さんから聞いたけど、いいと思う、すごくいいと思う」

シャーディ「だって、佑香ちゃんに悪戯をしかけられるなんて…ぐふ、ぐふふふっ…」

貴方「早く楽屋行きましょう」



 ↓ 提案する演出案は…

 1 水をいっぱい使ったスプラッシュなコンサート
 2 破裂する風船をたくさん用いた、バルーンなコンサート
 3 その他、どんな?

仕事中の女帝シャーディと変態ドルオタシャアさんはまったくの別人

>>521
OFFの時が赤い三重苦になってるぞ




貴方「色々と考えてきまして…」

シャーディ「うんうん、うんうんうんっ!!」

貴方「バルーンなコンサートなんてどうかな、と…」

シャーディ「バルーン?」


貴方「よくあるじゃないですか、客席に大きなバルーンを落として、それを客が押したりする…」

シャーディ「うんうんっ、あのカラフルなやつね。思ったよりも柔らかくって、押そうとすると手がけっこう埋没する!」

貴方(詳しいな)


貴方「それを…割ります」

シャーディ「割るのっ!?」

貴方「ええ。佑香ちゃんが割る、という想定です」

シャーディ「でも、ビックリするだけで終わりじゃん?」

貴方「ビックリもしますけれど、それだけで終わらせず、中に何か詰めようかな、と」

シャーディ「ほうほう」

貴方「例えば、バルーンの中に普通サイズの風船なんかも入れておいて、割れたら華やかな風船が飛び散るとか」

シャーディ「へえーっ! それはそれで楽しそう!!」

シャーディ「他にもさ、メッセージ書いたボールとか仕込むのは? 喜ぶと思うんだ」

貴方「ああ、いいかも知れませんね」


シャーディ「どうやって割るか、だよね。やっぱり~、佑香ちゃんに狙われる、っていうのがミソだと思ってて~」

シャーディ「スイッチひとつで押せるとかじゃ面白くないから、花道とかからバルーンを追いかけていって、吹き矢とかで、ふっと」

シャーディ「でもってパーン、キャーっ、うわー、抱かせてー、持ち帰らせてー、どっかんどっかん! みたいな!?」

貴方「一部、コメントがおかしいですけれど…」


シャーディ「あっ、知ってる? 膨らませた風船を、ワンタッチで割る方法!」

貴方「ワンタッチで割る方法?」

シャーディ「指に、レモンの何かの液をつけとくとね、ゴムを溶かしてそこからパンって割れたりするやつ」

貴方「ああ…そういうの、あった気がしますね。レモネンが溶かすんでしたっけ? 皮ですね」

シャーディ「だから、その液入りの水鉄砲で撃ちまくるとか!!」

シャーディ「トロッコとか使って近づいたら、わー、近くに来たー、ってさらに大興奮だと思うんだよね!」

シャーディ「それでそれでー!!」


貴方(…何だか、とんでもないことになりそうな…)



 ↓1 色々とシャーディがアイデアを膨らませてくれた

 1 じゃあ、試してみっぺ!!
 2 …いや、それ全部やったら佑香がコンサートする時に新鮮な驚きないから、セーブするのよ?
 3 それじゃあ佑香のお手本になれるように、しっかりもろもろやってね?




貴方「ふぅ…」

貴方「相変わらず、シャーディはパワフルだったなぁ…」


貴方(とりあえず、考えたことは全て試すとして…)

貴方(失敗するのもあるかもだから、そのノウハウをきっちり佑香ちゃんの時に活かせるようにしよう)


貴方「…で、コンサートスタッフとの細かい打合せや調整はわたしがする…と」

貴方「…先輩に地味にいいように使われた気がする…」

貴方「まあわたしも利用させてもらってるし、おあいこか…」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:1.49 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【177/敵】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



貴方(おっと…)

貴方(コンサートについての仕事だけじゃなくて、来週の予定も考えないと)


 ↓1 来週の予定

 1 レッスン、レッスン!!
 2 営業!!
 3 佑香のデビュー曲について考えよう
 4 お仕事見学



 ―― 6月 3週目


貴方「コンサートの演出案ばかりだけじゃなくて、コンサートになった時に備えて曲も考えないと」

貴方「佑香ちゃんに合うのはどういう楽曲だろう…?」

貴方「歌は…上手な方だったっけ」

貴方「運動神経もきっと問題ないとして…ダンスもいけると見て」

貴方「……表現力があれだから、バラードみたいなのは向かないだろうなぁ…」


貴方(葉子ちゃんの時はダンスに悩まされたけど…)

貴方(やっぱりアイドルによって個性というか、一長一短があるなあ)


貴方「っと、いけないいけない」

貴方「佑香ちゃんのデビュー曲について考えなければ」



 ↓1 どんなのがいいかな?

 1 唱歌的雰囲気のほんわかした歌
 2 ノリノリでガヤガヤなアッパーソング
 3 その他、どんな?

ロック(反体制的)でロック(ハイビート)なロックンロール




貴方「…」

貴方「…あえての、唱歌的な、ほんわかした歌とかはどうだろうか…?」


貴方「…」

貴方(あの、半目で、佑香ちゃんが持つと大きくなってしまうマイクを握って、スポットライトを浴びながら……)



佑香『つきあかりふんわり落ちてくる夜はー♪ あなたのことばーかりー♪』



貴方「っふ…」プルプル

貴方「かわいい…」プルプル

貴方「けどおかしい…!」プルプル


貴方(意外といける…)

貴方(うん、これでいってしまおう…)



 ↓1 うっかり貴方? コンマ判定

 偶数 いやいやいやいや、と思いとどまれたよ
 奇数 しまった、もう依頼しちゃったけど…そんな曲調で客に悪戯を仕掛けるなんてミスマッチすぎる…!!

それもロック




貴方「はい、はいー」

貴方「そういう感じで、お願いしまーす…」

 pi

貴方「よしっ…」

貴方「作曲家と作詞家の先生にはお願いができた」

貴方「あとは楽曲の完成を待って、シャーディのコンサートの演出を見ながら、どう絡めていくか…………あっ」


貴方(あれで客に悲鳴を上げさせるとか、ミスマッチすぎる…!!)

貴方(カオスになりすぎる…これは良くないぞ…)


貴方「いやでも…」

貴方(そうだ、CDには2曲は収録できる…)

貴方(ほんわか唱歌はカップリングにしてしまおう…)


貴方「となると、A面は…」

貴方(どういう感じでいこうか…?)



 ↓1 本命はこっちだ!

 1 ピコピコなハイテンポの賑やかな曲とか?
 2 壮大なクラシカル…と思わせといて、着ぐるみモンスター登場だ、みたいな意外性のあるかわいらしくも破壊力がある歌…みたいな?
 3 その他、どんな?

騙し討ちとか基本だと思います

3ハードロック




貴方(思わず戦闘機に乗って出撃したくなるような雰囲気のある、壮大なクラシカルな始まり方…)

貴方(からの、怪獣着ぐるみを着た佑香ちゃんがものすごい手抜きで作られたジオラマを破壊して回るような…)

貴方(意外性からのかわいさに繋げていくような…そういう、楽曲とか…?)


貴方(具体的なイメージがあまり沸かない…)

貴方(ゴジラのテーマみたいな…?)

貴方(まんまだな…)


貴方「いや、でもいいと思う…」

貴方「自分の直感を信じよう」キリッ


貴方「早速依頼しよう」



 ↓1 イベ発生?

 偶数 タカシの家庭環境
 奇数 特になーし

モンスター




貴方「よーし…」

貴方「依頼完了…7月頭…までにできてくれるといいな」

貴方「さて…」チラッ

時計『そろそろ定時やで~』

貴方(早めに今日は上がろうかな?)


 prrrr…

貴方「おっと…」

 ガチャッ

貴方「はい、こちらSSプロダクションです」


タカシ『あっ、僕だけど』

貴方「おや、タカシくん。どうしました?」

タカシ『暇で死にそうだよぉー…』

貴方「…そう、ですか…」


貴方「体調の方は?」

タカシ『ふつーかな?』

貴方「そうですか…」



 ↓1 どうすっぺ

 1 佑香がヘビカフェ行きたがってたよー、って
 2 休養中なんだから休んでなさい、って
 3 来週、シャーディのコンサートあるんだけど…暇なら…?




貴方「佑香ちゃんがヘビカフェに行きたがってましたよ?」

タカシ『ごめんねー』

貴方「…ちょっと佑香ちゃんのお宅にご挨拶すればいいじゃないですか」

タカシ『えー?』

貴方「何が嫌なんです?」


タカシ『……だってさあ?』

貴方「ええ」

タカシ『…』

貴方「タカシくん?」

タカシ『…………ロリコンかもって勘違いされちゃったり?』

貴方(はぐらかしにきたかな、これは…)


タカシ『今の世の中、下校中の小学生に挨拶しただけで不審者メーリングリストが発動しちゃうからねー』

タカシ『勘違いされちゃうようなことは控えた方がいいしー?』


貴方(何が引っかかっているんだろうか…?)



 ↓1 台詞選択

 1 ですよねー、タカシくん、ロリコン臭しますもんねー?
 2 佑香ちゃんの、あの落ち込みようを目の当たりにした身としては、ここはひとつ、タカシくんに一肌脱いでいただきたいものですが…
 3 その他、台詞




貴方「佑香ちゃんの、あの落ち込みようを目の当たりにした身としては、ここはひとつ、タカシくんに一肌脱いでいただきたいものですが…」

タカシ『えー? ヌード希望? えっち~』

貴方「そういう意味じゃないのは、分かりますね?」

タカシ『ちょっとくらい乗ってくれてもいいじゃーん! ぶーぶー!!』


貴方「ともあれ…どうです?」

貴方「退屈なんでしょう?」


タカシ『ええー…?』

タカシ『…』

タカシ『どれくらい、落ち込んでた?』


貴方「目に見えるくらい、がっくりと肩が落ちていましたね」

タカシ『うーん…』

貴方「レッスンなんかの度に、今日はタカシくんはと尋ねてきたりして…」

タカシ『困っちゃうなぁー…』


貴方「ここはひとつ」

タカシ『…ちぇー、分かったよ…』

タカシ『じゃあ、今からね!』

貴方「えっ?」

タカシ『あっ、いきなり僕だけが行っても困らせちゃうから、色々よろしくぅー!!』

貴方「えっ?」

タカシ『とりあえず事務所今から行くねー!』

 プツッ…
 ツ-ツ-ツ-…


貴方(強引…!)



 ↓1 これがナチュラルモンスター!!

 偶数 お夕飯のところにお邪魔しまして申し訳ない…
 奇数 タカシが借りて来た猫のようだ…!




佑香母「…」パクパクパク

貴方「突然、すみません…はは、ははは…」

タカシ「あ…こんばんは…すみません…」


佑香母「ええと…それで…?」

タカシ「あの…」チラッ

貴方(タカシくんにアイコンタクトで助けを求められている…)

貴方(しっかし、意外と…人見知りするタイプ…? ちょっとタカシくんのイメージと違うな…)


貴方「…佑香ちゃんが、タカシくんと仲良くなりまして」

佑香母「あ…そう言えば先日は、佑香を連れて遊びに行ってくださったとかで…」

タカシ「はい…」

貴方(俯きがちだし…)


貴方「それで今度…というか、まあ…これから、と言いますか…?」

貴方「何かとプライベートなんかでも、一緒に遊ぼうというような…話が、2人の間でありまして」

貴方「まだ佑香ちゃんも小さいですし挨拶はしておこう、ということでして」


佑香母「まあ、そうなんですか…。わざわざすみません…ありがとうございます」

タカシ「あ、いえ…」


貴方(まるでコミュ障…)


タカシ「失礼します…」

貴方「っ…それでは。すみません、突然で。お邪魔しました」



タカシ「…」

タカシ「…」

タカシ「…っふぅぅぅ~…………緊張した」

貴方「タカシくん、どこに緊張したんですか?」


タカシ「何か、苦手なんだよね…」

貴方「初対面の方と合うのが?」

タカシ「そうじゃなくて………幸せそうな家っていうかさ…縁遠いっていうか…嘘くさいっていうか…」

タカシ「テレビドラマとか映画の中だけだと思うもん、いまだに…」

タカシ「何不自由なく暮らしていますとか…家族揃って仲良しですとか……カルチャーショックっていうか、信じられないんだよね…」

貴方「…それで、嫌だったんですか?」

タカシ「それ以外ある?」


貴方「…」

貴方(何と言うか…滲み得る悲壮感…)

貴方(しかし、あんなにコミュ障めいたタカシくんの一面があったとは…)



 ↓1 さて、シャーディのコンサートだよ

 偶数 さすがやで、シャーディ
 奇数 暴走シャーディ…?



 ―― 6月 4週目


貴方「佑香ちゃん、今日はシャーディのコンサートがあるんですが…」

佑香「…」キョロキョロ

貴方「スタッフさんに悪戯はしかけないように」ギュッ ←手を握って行かせない作戦

佑香「…」ブンブン ←振り払おうとしてもほどけない

貴方「よーく見てくださいね?」 ←握力40kg前半


貴方「佑香ちゃんが、ああいうステージに立てるかも知れませんよ?」



シャーディ「みーんなー!! 元気にしてたー!?」

<してたー!!

シャーディ「ほんとに元気にしてたー!?」

<してたー!!

シャーディ「声が小さいよぉー? ほんっとにみんな、みぃーんな、元気なんです、かぁーっ!?」

<わああああああああっ!!!


貴方(煽りも上手いなあ…)

佑香「…」ジッ


シャーディ「それじゃあやっるよー!」

シャーディ「今日はいっぱい、色々と考えてきたから、楽しんで、楽しんで、楽しみまくって、へとへとになって!」

シャーディ「それで明日から、またわたしと会える時までの元気を蓄えていってねー!! 1曲目っ、いってみよぉー!!」


 ~♪


シャーディ「おりゃおりゃ、割れろ割れろぉー!!」

シャーディ「割れろ、割れろ――きゃっ、やった、割れたぁー!! プレゼント、受け取ってねー!! 次いっちゃうよー!」


貴方(バルーンの演出はなかなかいいな…)

貴方(シャーディがレモネン銃を持って動き回るだけでお客さんも笑顔になって、楽しげな悲鳴を上げている…)


貴方(で、肝心の佑香ちゃんの反応は…)



 ↓1 リトルモンスター!!

 偶数 目をらんらんに輝かせています
 奇数 何やら首を傾げています




佑香「…」

貴方(首を傾げている…?)


佑香「…甘い」

貴方(まさかのダメ出しっ!?)

貴方「…どう、甘いんですか?」


佑香「…落とし穴」

貴方「落とし穴…?」

佑香「ほしい」

貴方「それはちょっと、怪我とかが怖いですし…」


佑香「…時間でバーンってなるやつ…」

貴方「時間でバーン…爆弾ゲーム的なやつですか?」

貴方(それはどういう装置を使ったら、客席で動かせるんだろうか…?)


佑香「中に栗とか…」

貴方「それは内側からバルーンが割れてしまうんじゃ…?」

佑香「ペンキ…」

貴方「さすがに、水以外ではお客さんの衣類を汚せませんね…」


佑香「…ちっ」

貴方(けっこう佑香ちゃんの発想が過激で、あまり満足していない様子だな…)



 ↓1 どうしたものか…

 1 ここは(オンモードに限り)スーパーアイドルのシャーディを頼って、このステージに佑香を解き放ってみようか…?
 2 そうだ、客席に佑香を入れてみて、実際にどう感じるかを体験させてみようか…?
 3 でもシャーディとお客さんの笑顔を見てごらんよ、と言ってみる

カエル(生)とか入れたら大惨事になりそう




貴方「…佑香ちゃん、客席、行ってみましょうか?」

佑香「?」

貴方「ささっ、こそっと行きますよ」

 タタッ


シャーディ「いっえーい!!」

シャーディ「梅雨なんてぶっ飛ばそうぜぇーい!!」

<うぇえええええ―――――――――――――――いっ!!


佑香「~っ…」

貴方(さすがに、このパワーを客席から感じると震えるものがあるな…)


シャーディ「さあ行くぞっ!! 今度はぁ~、バズーカの登場だぁあああっ!!」

佑香「!?」

シャーディ「発・射ッッッ!!!」

 バァァァ------ン

<わああああああっ!!

 ヒラヒラ…

佑香「…」ヒョイヒョイッ

貴方「…」パシッ

貴方「どうぞ?」つ金テープ

佑香「っ…」


シャーディ「アリーナ、バズーカ行くぞっ!!」

 バァァァ------ン
 ヒュォォンッ

貴方(こっちにサインボールが…!)

佑香「!」ピョンッ

 パシッ

佑香「!!」パァァァッ


貴方(うわあ、すごく楽しそうな…)

 パチッ

貴方(あ、目が合った)

佑香「…」フイッ

貴方(あれ、意外と佑香ちゃんも照れ屋…?)



 ↓1 シャーディパワー!!

 1~6 まんざらでもなく楽しそうだった佑香
 7~9 うっきうきやで、佑香さん
  0  しゃ、しゃ、シャーディが、とうとうっ…?




シャーディ「今日はありがとー!」

シャーディ「これから夏本番っ、皆も、ひとりひとりが、キラキラ輝くステキな夏にしてみてね!」

シャーディ「それでまた、こうして楽しい時間を共有できたら幸せだなって思います」

シャーディ「ではでは、諸君っ!! また会おうっ!! いつだってシャーディは、皆の想像以上にファンを愛してるぞーっ!!」

<わああああああああああああ――――――――――――――っ!!!


貴方(しかし…客席からコンサートを見るのも、不思議な気分…普段は袖だしなあ)

佑香「…」

貴方(佑香ちゃんも、心なしか、いつもの5倍はハイライトが輝いているような…)



シャーディ「ふぃ~…おっつかれさまでしたー」

貴方(おっ、いたいた。すれ違うスタッフさん全員に挨拶しながらとはまた…疲れてるだろうに)


シャーディ「あっ…佑香ちゃ――――――――んっ!!」ダダダッ

佑香「!」スッ

貴方(いつの間に水鉄砲を)

 ピュゥゥゥッ

シャーディ「ぐっはぁぁ~!! やーらーれーたぁぁー…!」バタッ

佑香「…」フンスッ


貴方「楽しかったですか、佑香ちゃん?」

シャーディ「!」ピクッ ←まだ倒れてる

佑香「…」コクッ

貴方「そうですか」

シャーディ「えっ、待って待って、言葉にしない、そこはっ!?」ガバッ

 ピュゥゥゥッ

シャーディ「ぐっはああああ~っ!? やーらーれーたーっ!!」バタッ

佑香「…」フンスッ


貴方(これはかなりご機嫌…なんだろうか?)



 ↓1 佑香とお喋りしてみよう

 1 ステージ中のシャーディみたいなこと、してみたくない?
 2 楽しかったですか?
 3 その他、何かやる気を引き出させるために誘導する台詞をぶつけてみよう




貴方「佑香ちゃん」

佑香「…」チラッ

貴方「これからがんばっていけば、佑香ちゃんが、今の佑香ちゃんの気持ちをみんなに持たせられます」

貴方「佑香ちゃんも、みんなも楽しく笑えるような…そんなステージ、作りたいと思いませんか?」

佑香「…」

佑香「……別に楽しくないもん…」


貴方「おやおや、そうですか? 本当にそうですかぁ?」

佑香「…」

貴方「本当ですかぁ~? 悪い子はシャーディに一晩、抱き枕にされちゃいますよ?」

佑香「…」

貴方(ちょっと、今のは脅し文句としてはひどすぎたかな…)

佑香「ちょびっとだけなら…」

貴方(あれ、意外と効いた?)


貴方「佑香ちゃんが主役になって…やってみたくないですか?」

佑香「……できるの?」

貴方「ええ」

貴方「だって、あなたはアイドルですもの」


佑香「…」

佑香「…スカート…?」ジトッ

貴方(あ、そこ気になるのか…)



 ↓1 何て返そう?

 1 もちろん、スカートですよ
 2 超かっこういい(怪獣着ぐるみをモチーフにした)衣装ですよ
 3 ……タカシくんみたいな格好、かなあ?




貴方「超かっこういい衣装ですよ」

佑香「!」

貴方(怪獣の着ぐるみをモチーフにしたもの、の予定だけど…)


佑香「…」

貴方(あ、考え込んだ…)

佑香「やってあげても…いい…」

貴方「おや、おやおやおや…」

佑香「…」

貴方「じゃあ、一緒にがんばりましょうね?」スッ

佑香「…」スッ

 ギュッ

佑香「…」

貴方「よろしくお願いしますね、佑香ちゃん」



 ↓1 好感度

 コンマ二桁×0.5 分上昇




 佑香好感度:【177/敵】
       →【219/しもへいへ】


貴方(何だかんだで…)

貴方(シャーディ様々、だったなあ…)

貴方(普段の奇行さえなければやっぱり、シャーディは素晴らしいけれど…)


<あっ、タッカシー!! 久しぶりー!!

<シャーディ、アウトー

<まだ挨拶だけなのにー!? でも嬉しい~♪ タカシにアウトもらっちゃった~♪

<レッドカードで

<退場なのっ!?


貴方(まあ、完璧な人なんていないか…)


 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:1.49 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【219/しもへいへ】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー


貴方(さて…来週はもう7月…)

貴方(早いな…)

貴方(来週の予定はどうしようか…?)


 ↓1 来週の予定

 1 レッスン!!
 2 新曲レッスン!
 3 お仕事見学
 4 営業



 ―― 7月 1週目


貴方「さ、レッスンですよ」

佑香「…」

貴方「挨拶は芸能界の基本です。はい、とお返事しましょう」

佑香「…ちっはい」

貴方「舌打ちと一緒にしないでください…」



 ↓1 レッスン!!

 1 歌唱力:4.30
 2 ダンス:3.00
 3 容姿:3.00
 4 表現力:1.49
 5 演技力:3.00



 表現力:2.24


トレーナー「はい、じゃあ今日はここまでです」

貴方「ありがとうございました」

貴方「……佑香ちゃん?」

佑香「……ました…」

トレーナー「もっと笑顔で」

佑香「…」ニ ニタァッ

トレーナー「…まだ、先は長そうですね…」

貴方「ですね…」



 ↓1 イベ、発生?

 偶数 今年も合宿をやる、だとぅ…!?
 奇数 モォンスター!! ズ(複数形)!!

モンスター




 prrrrr…


貴方「おや?」pi

貴方「はい、もしもしー?」

スバル『あ、もしもし。今、大丈夫ですか?』

貴方「ええ、何です?」

スバル『実はですね…今年も合宿をする、と社長が決めたそうでして』

貴方「…またですか…」

スバル『はい。8月1週目から2週目で』

貴方「…分かりました」


スバル『今のところ、合宿に行けそうなのは…』


 ↓1 合宿メンバー(予定) コンマ判定

 偶数 葉子 衣依 ゆず子 誠 タカシ
 奇数 葉子 衣依 ゆず子 誠 香




スバル『葉子ちゃん、衣依、ゆず子、まこちゃん、香…くらいですね』

スバル『シャーディはいつも通りに忙しいですし、タカシもこの夏は色々とお仕事が入ってますから…』

貴方「そうですか、分かりました」

スバル『それでは、失礼します』

貴方「はい、ありがとうございました」

 pi


貴方(タカシくんは来られない、か…)

貴方(まあでも、今のところ――という予定だし、時間を縫って駆けつけてきそうな感じも…)


貴方「さて、じゃあ帰りましょうか、佑香ちゃん」

佑香「…」

貴方「お返事は?」

佑香「……うん」


貴方(できれば、はい、と返事をしてほしかった…)



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 佑香好感度:【219/しもへいへ】
        →【227/しもへいへ】


貴方「合宿、か…」

貴方「何だかんだで楽しみにしている自分がいる…」

貴方「佑香ちゃんが悪戯をしなくても皆と仲良くなれればいいけれど…」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:2.24 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【227/しもへいへ】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



 今日はここまで
 お疲れさまでした


 ~ヘビカフェ~

タカシ「おっ…ほほほ…」ゾクゾクッ

タカシ「何か不思議な感じ…佑香も首巻いてごらんよ」

佑香「…」ヒョイッ

店員(ためらいなく掴むなぁ…)

佑香「…」マキマキ

佑香「…」ゾクゾクッ

佑香「ふへぇ~…」

タカシ「あははっ」

店員(ていうか…この人…アイドルの西城タカシ…だよね…? この子、誰…? 妹…?)


 ~疑惑を検証し隊~

ゆず子「タカシにさー、ロリコン疑惑出てるの知ってる?」

誠「タカシにぃ?」

葉子(ていうか、堂々とそういう話するんだ…?)

ゆず子「何か、ソース不明だけど…チビッコっぽいのを連れて出歩いてるのが度々目撃されてるんだって」

葉子「普通に佑香ちゃんと仲良くしてるだけじゃ…?」

ゆず子「いやっ、そこはかとない犯罪集がぷんぷんするぜぇ~?」

誠「こういうのにはノリノリになるんだな、ゆず子…」

ゆず子「だって、面白いじゃん? 確かめてみない?」


 ガチャッ

タカシ「おっはよ――あれっ、誰もいない…? いたと思ったけど…」

テーブルの上『コミックL○』

タカシ「何これ…?」パラッ

タカシ「…」


物陰『見てる…! タカシ見てる…!』ヒソ

物陰『そりゃ、見るだけ見る…ってこともあるんじゃねえの?』ヒソ

物陰『ていうか、どこからあれ入手したの…?』


タカシ「ふーん…」パタンッ

物陰『あ、閉じた』

物陰『お? おっ? まさかのお持ち帰りコース? 鞄まさぐり始めたぞぉぉ~?』

物陰『え…そうなったら幻滅…』

タカシ「あった、あった…」シャキンッ

物陰『ハサミ…?』

 チョキチョキチョキ…

タカシ(胸くそ悪いなぁー、こういうの…何か…。性的に虐められてるみたいでかわいそうじゃん…)

物陰『完璧に切り刻んだ…』

物陰『あ、ひとまとめにして…ゴミ箱行き…』

タカシ「暇ぁ~…」ゴロンッ


物陰『次は三次で試すか』

物陰『もうやめとけって…』


 ~パパの脳内は子どもたちのことばかり~

香(合宿、か…。まずは自身の持ち物を準備し…その上で、あいつらは子どもばかりだからな…)

香(ケガに備えて救急箱に、病気に備えて解熱剤と風邪薬、それに腹を出して寝て壊しかねないから、腹痛の薬も…)

香(どうせ遊びたいなどと抜かすことが目に見えているから、適当に遊び道具も…)

香(不意打ちで僕の服が汚れる可能性もあるな、替えの服は多めにもっていくとしよう)

香(レッスンが夜にまで長引くと腹もすかせるかも知れないな…。インスタント食品でもあるだけましか。できるだけ低カロリーのものを…)

香(アメニティーグッズを忘れる不届きものもいるかも知れない…余分にこれも持っていっておいてやるとするか)


誠『香、そんなに荷物持ってきたのか?』

香『僕は完璧だからな』

葉子『そんなに、詰める?』

香『』


 ガバッ

香「っ……夢か…。そうだ、荷物を減量させねば…取捨選択をして…」ゴソゴソ



 ~意外な一面?~

<~♪

葉子「あれ…? 楽器の、音…?」

 ガチャ…

タカシ「~♪」ジャララン

葉子(タカシさんが、ギター弾いてる…意外…)

タカシ「ぼーくらーはみーんなー、生ーきてーいるー♪ 生ーきているから、くーるしーんだー♪」

葉子(え?)

タカシ「ぼーくらーはみーんなー、生ーきてーいるー♪ 生ーきているから、かーなしんだー♪」

葉子「…」

タカシ「手ーのひーらをーたーいようにー、すーかしてみーればー♪」

タカシ「まーっかにー、ながーれるー、ぼくのちーしーおー♪」

タカシ「ミミズだーってー、オケラだーってー、アメンボだーあってー♪」

タカシ「みんなみんな、生きているんだ、友達なんだー♪」

葉子(何か…最初だけ、一部違ったような…?)

タカシ「……はぁ…虫けらくらいしか友達がいないなんてかわいそ…言えたことじゃないけど…」

葉子(何か黒い…!!)


 ~疑惑を検証し隊、其の二~

衣依(タカシくんに甘えてみろ…って言われたけどどうしてだろう…?)

タカシ「おっはよー! あっ、衣依がいる~」

衣依「おはよ、タカシくん。ねえねえ、突然だけど……甘えてもいい?」

タカシ「いいよー、どうぞどうぞ。ウェルカーム!!」

衣依「えっへへ~、お邪魔しまーす」


物陰『…別にいつも通りの光景じゃないか?』

物陰『普段からタカシはロリコンだった…?』

物陰『いやいやいや…』


 ~疑惑を検証し隊、其の三~

ゆず子「次は…やや危険は伴うが、これでいこうと思う」

葉子「まだやるの…?」

誠「あんまタカシをほじくっても、いいもんは出てこないと思うけどなぁ…」 ←知ってる人

ゆず子「衣依と、わたしと、まこちゃんが、それぞれに同じ日に2人でいこうとプールへ誘い…誰を選ぶのか」

ゆず子「衣依を選べばロリコン、わたしを選べばJKフェチ、まこちゃんを選べばホモォ…これで疑惑はハッキリする」

葉子(もう何も言わないでおこ…)


衣依(ゆずちゃん、何を考えてるんだろう…?)

衣依「ねえねえタカシくん」

タカシ「どしたの?」

衣依「今度の日曜日にね、2人っきりで、プール行かない?」

タカシ「いいよー」


ゆず子「ターカシー、今度に日曜、2人でプール行こ。奢って」

タカシ「いいよー」

ゆず子(あれ?)


誠「タカシ、今度、プール行かないか? 次の日曜に、男2人で」

タカシ「いいよー」

誠(うん?)


ゆず子「どういうことだよ、全員、しっかり2人でって言ったのに、全部オーケーするとか…」

誠「さあ…?」

葉子「トリプルブッキング…?」

ゆず子「ちょっと葉子、それとなくタカシに次の日曜の用事聞いてきて」

葉子「ええ…?」


葉子「……タカシさん」

タカシ「あ、ハコちゃーん! 何、何、どったの?」

葉子「…今度の、日曜日って、何か用事ある…んですか?」

タカシ「今度の日曜? 実は3人からデート誘われちゃってー、僕ってモテモテだけど誰かひとりとか選べないから、皆で一緒に遊んじゃおうかなーって」

葉子「…あ、うん」


ゆず子「博愛かよ…」

誠「タカシってそういうのだろ…」

ゆず子「つか、たらしかよ…」

誠「いやゆず子が仕掛けたんだろ?」

ゆず子「何がモテモテだっつの」

誠「アイドルだって、タカシも」

ゆず子「つっまんねー、飽きた…」


誠「ちゃんと日曜はプール行ってやれよ」

ゆず子「まこちゃんは?」

誠「金ないから」

ゆず子「…いいよ、出すよ、わたしがっ」



 ~とばっちり~

衣依「佑香ちゃん、輪ゴムで遊んだらちゃんと片づけなきゃダメでしょ?」

佑香「…」

衣依「もう…こんなにいっぱい、床に…」ヒョイヒョイッ

衣依(でも佑香ちゃんはまだお子様だから仕方ないよね、わたしがしっかりしよう)←11歳

衣依「あ、テーブルの下にまで飛んで――ひゃっ!?」ビクッ

佑香「…」ニタァッ

衣依「~っ…またこんなおもちゃ仕掛けてー!」ムンズッ ←ムカデおもちゃ(超精巧)

佑香「!?」

衣依「こんなの全然怖くないんだからぁっ!!」ブンッ

ムカデおもちゃ『アーイキャーン、フラーイっ!!』←超精巧

 ガチャッ

タカシ「ねーねー、何して遊んで――」

 ピトッ

ムカデおもちゃ『やあ、タカシくんのお顔! ムカデさんだよ!』←超精巧

タカシ「ぎゃああああああっ!!?」



 ~まこちゃんの疑惑~

ゆず子「ふと思ったんだけど…」

葉子「何を?」

ゆず子「タカシは何でもイケる口だったとして…まこちゃんはまこちゃんで、アレじゃね?」

葉子「…今度はまこちゃん…?」

ゆず子「だってよく考えてみると、衣依とも仲いいし、チビッコとだって普通に絡んでるし…」

ゆず子「でも、まこちゃんの場合、タカシとのべったりな関係性もおっかないところ…」

葉子「邪推だと思うけど…」

ゆず子「検証開始!!」

葉子「…」


誠「んっ? …何だ、この本? 小学生ジュニアアイドル、特集…?」パラパラ

誠「ほー…」パラパラ

物陰『見てる、見てる…』

物陰『…』

誠「……12歳って、これくらいか…」

物陰『12歳に興味あり…? うわ、ガチ勢…?』

物陰『ええ…?』

誠(…今、丁度これくらいなのかもなあ…)

誠(…あんちゃんが、きっと父ちゃんの借金なくして会いに行くからな…)


物陰『まこちゃんの方がガチなロリコンか…』

物陰『き、きっと何かの、間違いだって…』


 ~まこちゃんの疑惑、其の二~

ゆず子「今日は前回に引き続き、まこちゃんの疑惑調査を敢行する」

ゆず子「12歳女児を遠い目で眺めていたことから、被疑者はそれくらいの年齢に興味があるように思われる。そこでっ――」

葉子「本人に、直接尋ねた方がいいんじゃない?」

ゆず子「はぐらかされるに決まってんじゃん」

葉子「そうかなあ…? でもまこちゃんだし…」

ゆず子「……まあ、確かにまこちゃんだし…?」


誠「俺がどうかしたのか?」ガチャッ

ゆず子「おおおおっ…び、ビビったぁ…」

誠「ん?」

葉子「ま、まこちゃん…。この前、置いてあった変な雑誌で…12歳の女の子をまじまじ見てた…でしょ?」


誠「ああ…それが?」

葉子「…ど、どうして…?」

誠「離婚して離ればなれになってる弟と妹がいるんだけど、妹が同じくらいの年だなーって」


ゆず子「え」

葉子「ほら…」

誠「ん?」

ゆず子「やたら、衣依と仲いいのは?」

誠「衣依に言うと怒られそうだけど、妹みたいなもんだよな」

ゆず子「ちぇっ、つまんね…」

誠「ええー…?」


 ~まこたか検証~

ゆず子「もうこうなったら引くに引けないから、まこたかができてるのか、できてないのかを調査するっ!」

葉子「できてる、って…」

ゆず子「だって普通、男同士であそこまでべたべたする? いくらビジネスのつきあいとは言え…これはワンチャン、あるって」

葉子「どうやって…その、調査? するの?」

ゆず子「実はこっそりとカメラを仕掛けておいた」

葉子(こういうことの手間は惜しまないんだ…)

ゆず子「再生っ。あれ、何も喋ってない…。早回し…っと。……。……。…………。…………。あ、動きが。巻き戻して…再生」pi


タカシ『ねえまこちゃん…』

誠『んー?』

タカシ『お尻については…男でも女でも、きっと触り心地に大差ない、よね?』

誠『どれ』モミッ

タカシ『やんっ、もー、まこちゃんのえっち!』

誠『って、比較対象がないから分かんないな』

タカシ『あはははっ! そう言えばそうだね!』

誠『はっはっは! 盲点だな!』


ゆず子「…くっだらねー…」

葉子「盗撮しておいて…?」


 ~まこたか検証、其の二~

ゆず子「できかけだって、きっと」

葉子「単なるじゃれ合いみたいのじゃ…?」

ゆず子「むしろ、できてる方向に持ってかないともう色々やったのに空振りすぎてやるせないから、そっち方面に持ってく」

葉子(思いっきり理不尽…)

ゆず子「検証、再開!!」


タカシ「まーこーちゃーん」ノシッ

誠「どしたー?」

タカシ「えっへへへ~、ひっついてみただけ~」

物陰『いっそ、あれが普通だとしたら男がキモすぎるだろ…』

物陰『うーん…』


タカシ「パンケーキ食べたい」

誠「パンケーキ? ……ホットケーキか」

タカシ「ホットケーキとかって言わないでよぉ~、パンケーキはパンケーキなの。食べ行こっ? 奢ったげる~」

誠「お、ほんとかっ?」

物陰『野郎2人でパンケーキって…』

物陰『でもまこちゃんだし、誘われれば何でも行くんじゃ…?』


タカシ「まーこちゃんの、まーの字ーはどーう書ーくのー♪』

誠「いや、まも、こも、とも、会わせて1つの漢字だぞ?」

タカシ「ちっちっちっ、誠じゃなくて、まこちゃんって僕は言ったんだから平仮名なんだよ」

誠「おおっ、そっか」

物陰『くっだらねええええ…』

物陰『ていうかこれ、一方的にタカシくんが絡んでるだけじゃ…?』


タカシ「時速60キロの風がDカップおっぱい説ってあるじゃない?」

誠「あるな。実際のところはどうなんだ?」

タカシ「…あれってやっぱり、結局は妄想力だと思うんだよね」

誠「ほう」

タカシ「そもそもさ、そんなのを気にするようなのって、経験がないからじゃん? だから夢を見るんじゃん?」

タカシ「ということは、そんなのにすがらなくてもいい人が試すはずもないんだし、逆説的に飢えすぎてる人が広めたことなんだよ」

タカシ「じゃあ何で最初の人がそんなことを言ったのかっていうのは、飢えてたせいで妄想力にビビっときて、これだってことになったんだよ」

タカシ「だから、あれって妄想だよ」

誠「で、何回試したんだ?」

タカシ「5回くらい?」

物陰『時速60キロねえ…』モミモミ

物陰『そんなためらいなく自分のを…』


タカシ「てゆーかさー、ゆずちゃんとハコちゃんは、ずっと何してんのー?」

誠「えっ?」

ゆず子「バレてんじゃん…」

葉子(むしろこれ、タカシさんの手の中でゆず子が遊ばれてたんじゃ…?)


 ~敏腕(?)P、間野巌~

巌「おう誠、仕事行くぞわれ」

誠「ういっす!」

巌「お前らええ子にしとるんじゃぞ」

 バタムッ


葉子「…あのプロデューサーさん…見た目すごく怖い…よね…」

ゆず子「てか、実際怖いっしょー、なーんかすると、すぐに『何じゃわりゃあ』って怒鳴るし…」

衣依「それはゆずちゃんがちゃんとやってないからでしょ? 間野さん、すっごくやさしいよ?」

ゆず子「ええー…? ぶりっ子に弱いだけっしょ?」

衣依「ぶりっ子じゃないもん、わたし」


葉子(やさしい…のかなあ…?)


巌『葉子ぉ、お前はぐずぐずぐずぐずしとっていけんぞぉ? チャキチャキ動け、チャキチャキぃ』

巌『終わったら飴ちゃんやるけえのう、それで喉いたわらんと雷落とすぞ』

巌『勉強もええが体休めんとダメじゃろうが、お前は。アロマグッズ持ってるけえ、くれてやる、安眠せんとタダじゃおかんぞ』


葉子(……口調のせいでそう感じないだけで…やさしい、かも…?)


 ガチャッ

巌「ほうじゃ、お前ら、これでも食ってええ子にしとれよ!」ポイッ

ゆず子「おっ、何かうまそうなゼリー」

衣依「わあっ、ありがとう、間野さん!」

葉子「何で、あんな口調なの…?」

ゆず子「根が小心者だから虚勢張ってんだと~」

葉子「ええ…?」



 ~お馬さん鑑賞~

タカシ「いけっ、いけいけいけっ、ホッカイキング、ホッカイキング、ホッカイキング!!」

佑香「…」ジィッ

葉子(テレビで、競馬見てる…)


タカシ「ホッカイキング、ホッカイキング、ホッカイキン――ああああああっ! あああ~…」

葉子「…小学生に競馬見せてるとか…」ボソ

タカシ「違うよ、ハコちゃん!」バッ

葉子「っ…」

タカシ「これはお馬さん鑑賞であって、競馬鑑賞だけど、そういうのじゃないんだよ!」

佑香「…」ガサッ ←競馬

佑香「…次これ?」

タカシ「…」

葉子「…タカシさん、アウト?」


タカシ「べっ、べべべべっ、別に、別に、お金は賭けてないし――」ポトッ

馬券『ハロー』

タカシ「僕もうこういうのやってもいい年だもーん、テレビに流れてるんだから全年齢で見ていい番組のはずだもーん、悪いことしてないもーん」



 ~SSプロ意識調査:ギャンブル~

葉子「意識調査…? ギャンブルについて、どう思いますか…?」

葉子「…………破産せずに楽しめる範囲で、誰かがやっている分には許容できます…」カキカキ

葉子「これでいいのかな…?」


衣依「ギャンブルって、お金を賭けて遊ぶこと?」

衣依「うーん…そういうの、良くないと思う」カキカキ


香「娯楽として楽しむ範囲であれば容認するが、勝ち負けに拘るようならばやらない方がいい」カキカキ


ゆず子「ギャンブルねー…」

ゆず子「カジノとかがあるゲームとか、ついついハマっちゃうんだよね…。ここで一発どんとくれば…みたいな」

ゆず子「ハイリスクハイリターンに夢を見るっていうか、ロマンだよなあ…」カキカキ


タカシ「うーん…面白いからねえー…。でも、そればっかになっちゃうのも問題だよねー…」

タカシ「僕は充分稼いでるし、たかが知れるくらいしか賭けたりしないけどー」カキカキ


シャーディ「ふんふんふん…」

シャーディ「アイドルとギャンブルには、実は親和性があるという説をッ! わたしは今ここに提唱するゥッ!!」

シャーディ「アイドルと言えば芸能界に身を置くというのと同義! アイドルになるためには捨てなければならないことがある、これはギャンブルにおける――」


佑香「…ギャンブル?」

佑香「……負けた人とか、おもしろい…かも?」カキカキ


誠「んなもんに使う金はない、以上」



 ~SSプロ意識調査:結婚~


葉子「今のところは、あんまり…」カキカキ

葉子「そもそも…わたしなんかをお嫁さんにしてくれるような人がいるかどうかが問題だし…」


衣依「かわいいお嫁さんになりたいな~」カキカキ


香「アイドルとして夢を売っている以上、結婚について考えるつもりはない」

香「考えるとしてもまだ10年以上先のことになる」


ゆず子「資産家希望…っと。不労所得があってー、年収2000万以上でー、お手伝いさんとかいてー」

ゆず子「わたしはなーんにもしないで、永久に養ってもらえるようなー…そうすりゃ楽っしょー」


タカシ「うーん…結婚かー…。今が楽しければいいかなー…」

タカシ「幸せな結婚生活なんて考えられないしー」カキカキ


シャーディ「アイドルの結婚というのは至上の命題であり、女性にしても男性にしてもアイドルでありながら結婚というのは――」


佑香「…いらない」カキカキ


誠「借金あんのに結婚なんかできない…っと」


 ~SSプロ意識調査:甘味~

葉子「普通に好きだけど…」

葉子「ケーキだったら…普通のショートケーキがいいかな…?」


衣依「かんみ? 甘いの? 大好きっ!」

衣依「ケーキだったら? チョコレートのいいし、生クリームいっぱいのも、モンブランも…選びきれないかもっ」


香「そこまで好きというわけではないが…糖分は脳の働きには欠かせないから適量は取る」

香「だが甘すぎるのはなしだ。吐きそうになる」


ゆず子「ふつーかなー…? あ、でも和菓子とかはなし」

ゆず子「あんこ、特にあんこ。甘いだけで終わりだし? ああいう和菓子の甘さって単調だしさー、見た目なんて食べちゃえば一緒だし?」


タカシ「大好きだよ! よくね、おいしいスイーツのお店とか行くんだー」

タカシ「けっこう何でも好きかなー。ふわっふわの甘いのもいいしー、どっしりずどんと甘いのも好きだしー。あ、最近見つけたんだけど色んなカップケーキを揃えてるお店があってー」


シャーディ「どんなにゲロマズだっとしても、やっぱ渡す側が――」


佑香「……ゴキブリ型チョコレート…」ニタァッ


誠「この前チョコをひとかけら食っただけで鼻血が出てきて、何かなー、体に合わないのか?」

誠「別に嫌いってわけじゃないんだけど」



 ~SSプロ意識調査:健康~


葉子「定期的に病院に行って、検査してるから…それで大丈夫だと思ってるくらいで…」

葉子「普段から何か気をつけるっていうのはあんまり…?」


衣依「アイドルだから歯をちゃんと磨いてね、それから、ちゃんと大きくなるように牛乳とかよく飲んでるよ」

衣依「あと好き嫌いもしないようにしてて、夜にちゃんと眠った方がいいって聞いたから、早めに眠るの!」


香「仕事柄、生活リズムが狂うことがままあるが、できるだけ運動をするように心がけている」

香「それから食生活だな。余裕がある時は自炊してカロリーを抑えつつ、必要な栄養を必要なだけ摂取できるように意識している」


ゆず子「健康ぉ? ストレスフリーが健康っしょ? だから気ままにいるだけでいいってことで!」


タカシ「健康? 何それおいしーの?」

タカシ「って、冗談だって~。睡眠剤なしでも眠れるようになりたいけど、むずいよねー」

タカシ「何かもう、体中が薬漬けになってて、昆虫みたいになってるんじゃないかってたまに錯覚するっていうか?」

タカシ「でもお薬ないとおかしくなっちゃうし、お薬頼りにならざるをえなくて逆に不健康感がねー、うーん…」


シャーディ「健康はね――」

シャーディ「ってカットするの早くなってるよ!?」


佑香「けんこう…?」カキ

佑香「…」グシャグシャ

佑香「けん…けんこ…」グシャグシャ ←健康の漢字が書けなかった


誠「ロケ弁食ってりゃ大丈夫だろ!」

誠「え? ちゃんと毎日3食…? そういうのは気合いだって、気合い! え、ダメ…?」



 ―― 7月 2週目


貴方「ふと思い出した」

貴方「最後に佑香ちゃんがお仕事をしたのは、5月3週にやった『よりどりいより』のロケ…」

貴方「今週営業して、来週には仕事をしないと社長からお叱りを受ける可能性が…」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:2.24 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【227/しもへいへ】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



貴方「やるっきゃない…」


 ↓1 今週の予定

 1 営業!
 2 お仕事見学
 3 レッスン!!
 4 新曲レッスン!!



貴方「とは言え…」

貴方「…」

貴方「先週のわたしは何を考えていたのだろう、お仕事見学の予定を入れていた…」

貴方「佑香ちゃんのことも気になるけど、どうにか媚びを売ってでも何かしらの仕事をもらいたい…」


貴方「…がんばろう」

貴方「っと、佑香ちゃんのお迎えに行かなければ」



 ↓1 見学先は…

 1 MFC:炎と時間との戦いスペシャル!!
 2 ゆず子のイベントの仕事:ソシャゲーPRのネット番組(ワクワク動画・通称ワク動)
 3 香のCMの仕事:紳士服店のコマーシャル撮影




貴方「今日はまこちゃんの番組のロケですので、わたしのそばを離れて行かないでくださいね」

佑香「…」キョロキョロ

貴方「おや、ここがどこか気になります?」

貴方「ここはですね、最近、超人気のお食事がおいしい居酒屋さんです。その厨房です」

貴方「まこちゃんはここで今日、厨房に入って色々とお手伝いをするわけですね」


貴方「ここの居酒屋さんはドリンク5分以内、フード15分以内提供を謳っていまして、厨房はてんやわんやの騒ぎになるんだそうで」

貴方「無事にこの厨房という戦場をくぐり抜けて、尚かつ、店に貢献できるか否か、というチャレンジをするわけですね」


誠「準備できました!」

料理長「手は洗ったか?」

誠「肘までがっつり、10分間!!」

料理長「よしっ、じゃあ各自、仕込みにかかれ!」

 『うぇえええいっ!!』


貴方(さて…)

貴方(どうにか、佑香ちゃんの仕事がもらえないものか…)



 ↓1 行動選択

 1 番組Pに相談してみる
 2 番組Dにちらっと言ってみる
 3 ロケ収録を(何故か)見に来ていたスポンサーさんと世間話をしてみる




誠「フライドポテト、一人前のグラムはっ!?」

料理長「250グラムだ、量りはそっちにあるからな!」

誠「ういっす!」


番組D「さすがは誠くん…。指示されるまでもなく動き出すとは…」

AD「すごいっすよね…」

番組P「苦戦してくれる画も欲しいけど、ピークはかなり忙しいらしいから、その時だな」

番組D「ですねえ」


貴方(さて…)

貴方(撮影は順調なようだし…)チラチラッ


貴方(おや…? あの人って、確か番組のスポンサーの…?)

貴方(よし…話しかけてみよう)



 ↓1 スポンサーは神様!

 1~3 世間話もあまり弾まず、手応えはなかった…
 4~6 世間話はそれなりにできた。交渉…してみるか
 7~9 まこちゃんのいい子なところが評価されてて、SSプロへの印象が良い人だった




*「そうそう、それでこの子が可愛くてねえ…」

貴方(ちらっと覗いてしまった携帯の待ち受けが猫だったことから、愛猫家であることを引き出して、猫トークで話を弾ませられた)

貴方(この調子で、交渉をしてみよう)


貴方「ところで…今ですね、わたしが担当しているSSプロの新人アイドルがいまして」

貴方「佑香ちゃんと言って、今、あそこで御剣の仕事の様子を見学させているんですが…」

*「うん? ああ、あの子か…何なのかと思っていた」

貴方「もしよろしければ…何かで使っていただくことが、できたりしたらなあ…とか」


 ↓1 交渉!!

 1~6 そんな急に言われてもありゃせんよ、って。でーすーよーねー
 7~9 別にこの番組に少し出るくらいなら問題ないんじゃないか、って。う、うん…?




*「何かあれば別に考えるくらいはいいが、急に言われてもな」

貴方「ですよねぇ…」

貴方「何かありましたら、是非、ご一報いただけましたらと思いまして」つ名刺

*「そうかい。覚えていれば…じゃあそうさせてもらおう」

貴方「ありがとうございます」


貴方(やっぱり厳しかった、か…)


貴方(スポンサーとの繋がりができればと思ったけど、そううまくもいかないか…)

貴方(仕方がない、切り替えていこう)


貴方(…とは言え、残る可能性は――)チラッ


番組D「慣れてるけど、こういうところで働いたこととかがあるの?」

誠「え? ああ、実は――」

貴方「まこちゃんっ!?」ガバッ

誠「あっ、いや、何もっ?」アセアセ


貴方(ふぅ…まこちゃんは、やや口が軽いからな…。素直すぎるというか、ぽろっとうっかりされるのが怖い…)


貴方(気を取り直して…)

貴方(ディレクターは撮影中だし、少し声をかけるのもな…)

貴方(となると…番組プロデューサー…かな?)



 ↓1 行動選択

 1 いや、ディレクターに余裕を見られるまで待って、交渉しよう
 2 番組プロデューサーに相談だ




貴方「お疲れさまです」

番組P「ああ、お疲れさまです」

貴方「どうですか、御剣は?」

番組P「うん? いきなりだね? まあ…よくがんばってくれてるよ」

番組P「どんなロケでも音を上げないし、むしろ撮影チームの方が辟易としてて…見習わせたいくらいにはね」

貴方「それはそれは…。いつもありがとうございます」


貴方「…それでですね?」

番組P「うん?」

貴方「今日、連れてきている安住佑香なんですが、何かで使っていただけたらなあ…と考えていまして」


 ↓1 交渉!!

 1~4 別にないかな、ってにべもねえー!
 5~7 オーディションを教えてもらえた
 8~9 じゃあ来週出る?って




番組P「あー…」

番組P「特にないかな、今のところは」
ロケが
貴方「そうですか…」

番組P「不況のせいか、スポンサーもなかなか慎重でねぇ…」

貴方「ははは…」


貴方(後がなくなってきた…)

貴方(頼みの綱は、ディレクターさんのみ…)

貴方(とりあえず待ってみよう)


<本日最初のお客様参りましたー!!

 『いらっしゃいませぇー!!』


誠「オーダー入りましたぁ! シェフサラダ、串盛りタレと塩1つずつ、キュウリ一本漬け、卵焼きっす!」

 『うぇーい!』


貴方(…時間、できるかな…?)



 ↓1 最後の望みは番組Dへ託された…

 1~3 しかし現実は非情である
 4~6 ロケが終わった…! 番組Dも疲れてるけど、交渉のチャンスはここだけ…!!
 7~9 ぐう聖まこちゃんパワー!!




誠「1日、ありがとうございました、料理長」

料理長「こっちこそ助かったよ、ありがとう」

誠「それで…今日の俺の働きは、どうだったですか?」

誠「判定を、お願いします…!」

料理長「判定は…」

誠「…」ゴクリ

料理長「……大変、助かりました」

誠「おおっ!!」

料理長「テキパキと動いてくれるし、覚えも早くて、周りにもよく気がついて…今日もかなり急がしかった方だけどいてくれて良かった」

料理長「アイドル辞めたら就職しないか?」

誠「あはは…もし、そうなったら」

誠「と、いうことで、まこちゃん・ファイト・クラブ!! 炎と時間との戦いスペシャル、完勝ッ!! やったぜっ!!」グッ


貴方(長いロケが終わった…。焼きものと揚げもののサポートをしながらまこちゃんはよく働いて、チャレンジも成功)

貴方(この結果は素晴らしかったけれど…問題は、この後!)


貴方「お疲れさまですぅー」

番組D「ああ、お疲れさまです。…おーい、撤収急げー」

貴方「ちょっとお話が――」

番組D「今日は嫁さんの誕生日で早く帰らないとどやされるんだから、早くしろっ!!」

貴方「あ、ちょっ…」


貴方「…」

貴方「…あー…」


誠「ん? どうかしたか?」

貴方「…いえ…何でも…」

佑香「ふわぁ…」


貴方(やっちまったぜ、ベイベー…)

貴方(これは…どうしたものか…)



 ↓1 行動選択

 1 先輩! 助けて!!
 2 社長、すんませんっしたー!!
 3 すばるん、何かない、何かっ!?



 ダダダッ
 バンッ

貴方「河村さんっ!!」

スバル「っ…な、何ですか? 急に…?」

貴方「来週までに、何かないですか、お仕事? 佑香ちゃんをねじこめるような、そういう…何か!!」

スバル「ら、来週まで…ですか?」

スバル「ちょっと待ってください…」

スバル「そう、です、ねえ…」カタカタ


貴方(頼む…!)



 ↓1 果たしてすばるんは頼れる事務員なのか…!? コンマ判定

 1~3 何もないですねー、って
 4~6 オーディションがあるってさ
 7~9 葉子が出る学習支援スマホアプリのイベントになら、ワンチャン…? って




スバル「えーと…」

スバル「…」

貴方「その間が怖いんで、早く――」

スバル「何も、ないですね…」

貴方「」


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分 上昇



 佑香好感度:【227/しもへいへ】
       →【229/しもへいへ】


 ―― 7月 3週目


社長「キミぃ…」

貴方「申し訳ありません…」

貴方「スケジュール管理の見通しが甘かったのが原因です」

社長「…」

社長「何度も同じことが続くようでは、間野くんに佑香くんを任せることも検討することになる」

社長「そのことはしっかりと肝に銘じておきなさい」


貴方「はい」

社長「9月までに、何かをしたまえ。いいね?」

貴方「かしこまりました」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:2.24 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【227/しもへいへ】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー


貴方「やっちまった…」

貴方「9月まで…ということは、今月中か、来月中にどうにか…か」

貴方「…うーん」

貴方(営業をしなければ…)

貴方(まだ初犯だから軽かったようなものの、二度目はきっと…うん)


 ↓1 今週の予定

 1 営業!
 2 お仕事見学
 3 レッスン!!
 4 新曲レッスン!!



貴方「もう同じ轍は踏まない」

貴方「ちゃんと営業をするのだ」


貴方「…」

貴方「さて…どこへ行こうかな」


 ↓1 営業先

 1 テレビ局
 2 広告代理店
 3 業界バー



貴方(テレビ局へ営業に来たぞ…)

貴方(とりあえず、知人のところを回って何かないか話を聞いてみよう)

貴方(…あってもらいたい)


貴方(でも最近、仕事運というか…そういうものがかなり渋くなってる気がするからなあ…)

貴方(いやいや…運なんて目に見えないもののせいにしちゃいけない)

貴方(全身全霊あるのみだ)



 ↓1 テレビ局営業!

 1~3 再現VTR…ですか…
 4~6 オーディションの話があった
 7~9 持つべきものは、コネ




貴方(再現VTR…かぁ…)

貴方(アイドルがそんなのに出てもいいんだろうか…?)

貴方(本人に起きたことの再現Vならまだ分かるけれど…そうじゃない、再現Vって…)


貴方(…うーん…)

*「やるなら、ここで返事もらいたいんですけれどね」

貴方「もうちょっとだけ、考えさせてください…」


貴方(そもそも、演技って…佑香ちゃんにはかなり難しいぞ…?)

貴方(何せ、あの表情…)

貴方(しかし、ここで断って何も成果がないのも…)

貴方(いや…でもまだ時間はある…。新人だからとは言え、仕事を選ばなくなるのもなあ…)



 ↓1 決断の時…!

 1 まだ時間はある、この仕事は断ろう
 2 やらせてください!!




貴方「折角ですが、このお話は…」

*「そうですか。代わりはいくらでもいるので大丈夫ですよ」

貴方「すみません。ありがとうございます」


貴方(…焦って取った仕事で失敗なんてしたくない)

貴方(まだ時間はある、もっといい仕事を佑香ちゃんに用意してあげたい)

貴方(決断は間違っていなかった)


貴方(…………と、後で思えますように)



 ↓1 営業に苦心している貴方… コンマ判定

 1~3 特に何も起きず
 4~6 すばるんっ!!
 7~9 先輩!!




 ―― 7月 4週目


貴方「8月が、目前に…」

貴方「合宿が始まったら営業はできなくなるし…」

貴方「合宿の後に営業をしようたって、そううまくいくものだろうか…?」

貴方「…いや、まだ時間はある。…………あるはず…」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:2.24 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【229/しもへいへ】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー


貴方「気を取り直していこう」

貴方「めげるな!!」



 ↓1 今週の予定

 1 営業!
 2 お仕事見学
 3 レッスン!!
 4 新曲レッスン!!




貴方「営業、行ってきます!」

スバル「がんばってください」

貴方「ええ!」

 バタムッ

スバル「大丈夫かな…?」



 ↓1 営業先は!!

 1 テレビ局!!
 2 広告代理店!!
 3 業界バー




*「お久しぶりです」

貴方「お久しぶりです」


貴方「単刀直入に、言わせてください」

*「何です?」

貴方「かなり切羽詰まっています、お願いします」

*「はは…」


貴方「あと、担当が替わりまして…安住佑香ちゃんと言いまして」つプロフィール

*「ああ…そうなんですか。ってまた、小さい子ですね…。9歳…」

貴方「どうか、どうか何卒…!」



 ↓1 馴染みの広告代理店社員さん コンマ判定

 偶数 貴方との信頼関係、ということであまりランクを落とさない仕事を紹介してもらえる
 奇数 担当替わっちゃったのかー、ってランクを落とした仕事に…なっちゃったね…




*「まあ…でも、貴方にやっていただいた仕事はけっこう良かったようですし…」

貴方「!」

*「ちょっと待っててください、何かいいのがないか、探してきますから」

貴方「ありがとうございます!」


 ・
 ・
 ・


*「お待たせしました」

*「こんな感じですが…どうします?」



 ↓1 お仕事をもらえる…!!

 1 全国小学生竹馬選手権の出場者枠が埋まらず…
 2 全国小学生クイズ選手権の以下同上
 3 女児向けアニメイベントのコンパニオン(小さいコーナー)




貴方「全国小学生竹馬選手権…?」

*「竹が有名なところがあって、そこで毎年やってるようなんですが、毎回、出場者がそう多くないんですよ」

貴方「ほうほう…」

*「チャンピオンになると竹馬王者として記録されるようです」

貴方「ふむ…」


貴方(佑香ちゃんは運動神経はいいし、竹馬も問題なくやれそうな気がする…)

貴方「これ、優勝したら…他に何かあるんですか?」

*「大したものはないでしょうね、賞状とか、その程度で」

貴方「なるほど…」


*「これですか? 女の子ですよね?」

貴方「いえ、けっこう――いやかなり活発なタイプの子でして…」

貴方「是非、これをやらせてください」


*「分かりました。8月4週目です」

貴方「ありがとうございます」


貴方(いえすっ!! 仕事、ゲットだぜ!!)



 ↓1 イベ、発生? コンマ判定

 偶数 最近、女子ラクロスが熱いのはご存知ですか、と持ちかけられた
 奇数 特に何もないよ




*「ところで…」

貴方「何です?」

*「最近、女子ラクロスが熱いってご存知ですか?」

貴方「女子、ラクロス…?」


*「何でも、今年のチームが強くて世界大会に出場できそうだとかで、マスコミが持ち上げる準備をしてるんですよ」

貴方「ほう…」

*「放映権の争奪戦も始まっていまして」

貴方「ほほう…?」


*「局ごとに、サポーターをどうするかなんて話も持ち上がっているんですよ」

貴方「なるほど、なるほど…」

*「SSプロさん、噛む気とか…あります?」



 ↓1 何と答えよう?

 1 一存では決められないので先輩に伝えておきます
 2 そちらでうちに持ちかけてくださるなら、社長に早々に連絡をしておきますが?
 3 …正直、うちの女子アイドルはスポーツが得意な子はシャーディと佑香ちゃんくらいで、あまり…



貴方「うちにお声をかけていただけるのであれば、早々に社長に連絡をしますが?」

*「そうですか…」


*「もっとも、まだ、うちの会社で関われるかは分からないんですが、初動がうまくいけばと期待をしていまして」

*「どうぞ、良いようにお伝えください」


貴方「…」

貴方「分かりました」


貴方「それでは、ありがとうございました」

*「ええ。また何かありましたら」

貴方「いつもお世話になっています」ニコッ

*「お互いさまですよ」ニコッ


貴方(この人も、なかなか腹は黒そうだ…)



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:2.24 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【229/しもへいへ】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:ー



貴方「――ということです、社長」

社長「ふむ…女子ラクロス、か。応援サポーターになれるとしたら、事務所としても良い話だな」

社長「この件はわたしが預かっておくとしよう。無事に9月までの仕事も獲得できたようだし、その調子でやってくれたまえ」

貴方「はい」


貴方(そして…来週から合宿、か)


貴方「そう言えば河村くん、合宿の面子に変更はありました?」

スバル「ああ、まだお伝えしていませんでしたね」


 ↓1 合宿面子は…

 偶数 変更なし(葉子 衣依 ゆず子 誠 香 +佑香)
 奇数 何やて、香さんが来れへんやと!?




スバル「香が仕事が入ってしまったので、合宿には参加できなくなりました」

貴方「おや…それは残念ですね」

スバル「けっこう、あれで楽しみにしていそうでしたからね…」


スバル「けれど、どこかのタイミングで、合宿に参加できないメンバーも駆けつけようとはするかも知れません」

貴方「それもそうですね」

スバル「それより…あなたもがんばってくださいね」

貴方「ええ、もちろん。ありがとうございます」


貴方(この合宿での佑香ちゃんの目標は、ズバリ…!)


 ↓1 目標は?

 1 新曲習得!!
 2 弱点克服!!
 3 事務所の皆と仲良くなろう!!

衣依の名前の読み方……今の
今まで「えい」だと思ってた(T_T)

安価下

ずっといよりんいよりん言ってたのをなんだと思ってたんだ……



 ―― 8月 1週目


貴方「さあ、着きましたよー!」

佑香「…おおー…」キョロキョロ


ゆず子「去年と一緒か…」

葉子「何か懐かしい…」

誠「今年はタカシいないけどなー」

衣依「まこちゃんだけだね、男の人」

ゆず子「おおっ? まこちゃんがハーレムぅ? 襲ったら慰謝料請求するから、いつでもカモン!」

誠「そんな金払えないって…」

衣依「ゆずちゃん、そんなこと考えちゃダメ」

葉子「はは…」


佑香「…」スチャッ ← E:水鉄砲

貴方(ほんとに、どこにでも持ってくるんだなあ…)



 ↓1 合宿初日!

 1 貴方による鬼体力作り入りまーす!!
 2 まあ、初日くらい遊んでもいいか…
 3 みんなでレッスンするよー!

>>679
いや「いよりん」って愛称を
聞いたのは今が初めてなんで(^^;

安価下




貴方「はい、皆さん、荷物を置いたらレッスンルームに集まってくださーい」

貴方「皆でレッスンをしますからね!」

 『はーい』


貴方「佑香ちゃん、水鉄砲は自由時間にやってください」

佑香「…」スチャッ

貴方「とうっ」パシッ

佑香「ぐぬ…」

貴方「ふふふ…わたしに勝とうなんて、まだまだですよ」ニタッ



 ↓1 レッスン!!

 1 歌唱力:4.30
 2 ダンス:3.00
 3 容姿:3.00
 4 表現力:2.24
 5 演技力:3.00

 ※合宿のため、最低値0.30保証

これはあれか、安価連取にもなるから下にずれて>>687

そもそも連取ってしていいのん?



 >>689 そうやって指摘してくれると、間違わずに済んでとてもありがたい…! 間違いかけてました! ありがとうござる!
 >>690 安価は連取不可、コンマは何連取してもおk、ということで… コンマが続いて前の安価から次の安価まで間が相手も、安価の連取はNGで…

 ご理解、お願いします



 表現力:3.12


貴方(おや…?)

貴方(レッスンの成果が出てきたのか、意識がどこかで変わってきているのか、いい表情をするように…)


葉子「ふぅ…」

葉子「何か…プロデューサーさんと一緒のレッスン、久しぶり…」

貴方「そうですね。葉子ちゃんは、相変わらずの努力家さんみたいで、とても安心してますよ」

葉子「…うん」


<待て待て、チビッコ、こら、それ置け、水鉄砲を撃つなー!

<佑香ちゃん、ダメでしょ、室内でやっちゃ!! まこちゃん出動!!

<別に濡れて困るようなの近くにないし、いいんじゃ――冷たっ!?


貴方「…」

葉子「…」

貴方・葉子((佑香ちゃんがいい表情なのは、的がいっぱいいて、いつでも狙い放題だから…?))



貴方「さてっ、今回もお夕食は当然制ですよー」

 『はーい』

貴方(とはいえ…佑香ちゃんは、どうしようかな…?)


 ↓1 佑香は…

 1 去年のタカシ枠で外しておこう…
 2 まあ、いいか、誰かと組ませよう
   ※「2」選択時のみ、誰と組ませたいかを併記してね
    参加面子:葉子 衣依 ゆず子 誠

2 ゆず子



貴方「佑香ちゃんは、ゆず子とで」

ゆず子「うぇええっ!? わたしぃっ!? わたしが、このチビッコと!?」

貴方「ええ。何か問題が?」


葉子(ゆず子…まともに料理できるの…?)

誠(ケガはしないといいな…)

衣依(大丈夫かなあ…?)


貴方「さ、じゃあじゃんけんでもして、今夜の夕食担当を決めてください」


 ・
 ・
 ・


佑香「…」キョロキョロ

ゆず子「…何作りゃいいんだか…」


 コソッ…

誠「案の定だな…」ヒソ

葉子「うん…」ヒソ

衣依「お手伝いしてあげた方がいいのかなあ…?」ヒソ



 ↓1 リトルモンスター&ものぐさガールコンビ コンマ判定

 1~3 いや、心を鬼にして自立心を養わせよう、と3人はあえてノータッチにした……結果…悲惨
 4~6 ぎゃーぎゃーとやかましく料理をする2人…
 7~9 意外ッ!! それは佑香の行動力ッ!!!




ゆず子「…とりあえず…カレーでいっか」

ゆず子「切って煮込んでルーぶっ込みだけっしょ…」

ゆず子「チビッコ、包丁持たしてやるから切って――」

佑香「…」ザクザク

ゆず子「って、何で大根なんか切って…!? カレーに大根なんか入れるわけないじゃん…」

佑香「切るの好き」

ゆず子「タマネギでも切ってろ!」

佑香「どうやって」

ゆず子「どうやってぇ? ………知らないけど」


誠「大丈夫か…?」

葉子「う、うーん…?」

衣依「…タマネギで目がしみちゃえばいいのになぁ…」ボソッ

誠「衣依っ?」

葉子「衣依ちゃん…?」

衣依「っ…な、何でもないよっ」



 ↓1 そして夕食ができた…

 1~3 しょばしょばの液っぽくて味もうすくて、具材もかたくて、何故か大根まで入ってる謎カレー
 4~6 レトルトカレーおいしいねー、って
 7~9 意外と、そこまでマズくはなかった(おいしくもなかった)




貴方「それでは…いただきます」

貴方「あむっ…ん、おいしいですねえ、このカレー」

貴方「確か前にシャーディがコマーシャルやった食品会社のレトルトカレーですね」モグモグ


葉子「…レトルト…」

衣依「おいしいけど…」

誠「こういうのはな、贅沢品だぞ。手間を時間で買うようなもんだ。普通に作った方が安く抑えられる」

ゆず子「はいはいはい、まこちゃんは永遠、お金のことだけ気にしててくださいー」

佑香「…」モグモグ



 ↓1 誰かくるー?

 1~3 こなーい
 4~6 何だ社長か…
 7~9 香さま
  0  シ ャ ー デ ィ




誠「うわっ、佑香、ちょっ…待っ…そんな、顔ばっか、水でっ…ぽわっ…とと…!」

衣依「えいえいえいー!」ピュゥゥッ

佑香「!」シュバッ

衣依「何で避けるのー!?」


ゆず子「ガキどもは元気だなぁ…」

葉子「何か、衣依ちゃんって…佑香ちゃんにはムキになってる…?」


貴方(さて…)

貴方「今日の予定は……あっ」

貴方「そう言えば今日、香さんが来るんだったっけ…?」


貴方「…終わりまではいられないそうだけど、ちゃんと来るらへん、香さんだな…」



 ↓1 本日の予定は

 1 貴方による鬼トレーニング
 2 レッスン!!
 3 去年もやった、恒例の新曲を覚えようの集い
 4 バラエティー特訓




香「――4日ほどはいられる予定だ」

誠「おおっ、香!! 男が俺だけで寂しかったんだ、良かった、良かった…。香ぅー!!」ガバッ

香「ええい、ひっつくな、暑苦しい!!」


貴方「さて…」

貴方「今日はですね、皆で新曲を覚えるための特訓をしようと――」

香「単に安住のレッスンを促進させたいだけだろう?」

貴方「…てへっ」


ゆず子「年齢考えろー」

衣依「そんなこと大人の女の人に言っちゃダメなん――きゃっ」

佑香「隙あり」ニタァッ

衣依「佑香ちゃんっ!!」


葉子(覚えられるかなぁ…?)



 ↓1 どっちから取りかかりますか?

 1 リトルモンスター:小さな怪獣がやってきた! 小さい怪獣による、かわいい破壊活動ソング
   歌唱力:3 ダンス:3 表現力:2

 2 パドルソング:しゃがんで覗いたみずたまりには、何が映っているだろう? どこかのほほんとするお歌
   歌唱力:2 ダンス:2 表現力:3




貴方「じゃあ、リトルモンスターからやりますよ」

貴方「こちらが歌詞カードです。人数分はないんで、何人かで一緒に見てくださいね」



香「…これを、僕がやるのか…?」

誠「おお、けっこうかわいい感じだな」


葉子「本当、かわいいかも」

ゆず子「ええ…これやんの…?」

衣依「文句言っちゃダメだよ、ゆずちゃん、香くん」


佑香「…」ジィィッ



 リトルモンスター
 歌唱力:3 ダンス:3 表現力:2

 佑香能力値
 歌唱力:4 ダンス:3 表現力:3

 全能力値クリア!!
 リトルモンスターを習得しました



 ↓1 合宿パワー!! コンマ判定

 偶数 さらに、パドルソングまでいった
 奇数 そして香様が標的になる…

うりゃ




香「もっと怪獣になれっ、怪獣を何だと思っている!?」

誠「怪獣はいいぞ、東京タワーの破壊を許されてるからな!!」

佑香「がおー」

香「違うっ、こうだ!! GYAOOOOHHHHHHHHHHH!!」グルングルン ←頭を回すのがコツらしい

誠「まだまだ甘いぞ、香! こうだろ!! GYAAAAOOOOHHHHHHHHHH―――――――――――!!!」 ←ものすげえ声量


ゆず子「アホだwww アホがいるwwwww」ゲラゲラ

衣依「ぷっ…ふふふ…」プルプル

葉子「そんな…笑っちゃ…でも…ふっ…ふふふ…」クスクス


貴方「あのー…それはもう、いい具合なんで、次に…」


佑香「ぎゃああおおおーっ!」

香「もっと魂を込めろ!!」

誠「心の叫びだぞ!!」


貴方「はい、次!! 次やりますよー!!」パンパン


 ・
 ・
 ・


 パドルソング
 歌唱力:2 ダンス:2 表現力:3

 佑香能力値
 歌唱力:4 ダンス:3 表現力:3


 パドルソング 習得完了!!



貴方「よしよし…」

貴方(リトルモンスターも、パドルソングも、これでできた…)

貴方(意外と佑香ちゃんの集中力が持続したな…。メンタル面はけっこう優秀か…)

貴方(…いや、このメンタルの強さが、あの行動力の源に…?)


貴方「まあいっか」


貴方(さてと…)

貴方(新曲のレッスンも終わったことだし…今度は…)



 ↓1 予定選択

 1 レッスン!!
 2 鬼トレ
 3 香様もいるし、半日くらい自由時間にしてもいいかな




貴方「――はい、ではお昼ご飯食べながら聞いてください」

佑香「…」チュルチュル ←香様の冷製パスタに夢中

誠「うめうめ…」ガツガツ ←そもそもパスタなんてなかなかありつけない人


貴方「午後は、自由時間にしようと思いますので、お好きになさってください」

香「…何、だと…?」カランッ

佑香「!!」ギュンッ ←香を視線でロックオンした

誠「うっめえ…」ガツガツ


ゆず子「よっしゃー、ひきこもれーるー」

衣依「自由時間かぁー…何しようかな?」

葉子「夏休みの課題、やっておこうかな…?」

誠「おかわりー!!」



 ↓1 リトルモンスター!!

 1~3 香様が身の危険を感じて、葉子と衣依とゆず子とともに車で逃亡したため、がっくりした
 4~6 水鉄砲が虹を作り、笑顔が弾けて、ついでに悲鳴も上がる…そんな一時でした
 7~9 たっぷりと香様に遊んで…もとい、香で遊べて満足したようです。…夜中までたっぷりと



 ピュゥゥゥッ

誠「うおっ、やったな、どりゃー!」

佑香「!!」シュバッ

衣依「チャンス…!」スチャッ

 ニヤァッ
 スチャッ
 ピュゥゥッ

衣依「きゃっ…!」

ゆず子「まさかのノールックかよ」


香「やれやれ…つきあってはいられな――うおおっ!?」ドテェッ

ゆず子「あっははは!www いきなりっ…いきなり、椅子から転げ落ちる香様…wwww」

香「っつつ…いきなり、椅子が…」

葉子「あ、さっき佑香ちゃんが何かしてたところ…」

香「っ…椅子の足を、わざと部分的に高くして、腰掛けた瞬間に崩れるように…」

佑香「…」ニヤニヤ


香「こんなところにいられるか…」

 スタスタ

香「次に何をされるか、何も分からな――ぬぅっ!?」ズボッ

 ドテッ

ゆず子「あーっひゃひゃひゃっ!!wwww 足だけ落ちる落とし穴とかwwwww」ゲラゲラ

佑香「…」ニタァッ


香「ホームアローンじゃないんだぞ!?」

葉子(そのツッコミって、どうなの…?)


貴方(うんうん、楽しそうで何より)

貴方(香さんは明日の朝早くには行っちゃうし、思う存分、遊んでもら――いや、かまってもらえるといいね)



 ↓1 また誰かくる?

 1~3 こないって
 4~6 社長かよ
 7~9 満を持してタカシ
  0  シ ャ ー デ ィ



 22:30くらいに…再開できたらいいな
 ちょっち、メシ&風呂に…


 ~SSプロの合宿:リトルモンスター、出没注意~

香「…」ゲッソリ

誠「大丈夫か、香?」

香「…ふんっ、僕は完璧だからな、これくらいでダメになるはず……ない…だろう…」

誠(香なのにだんだんと自信が失われていった)


誠「まあ、風呂にでも入ってリフレッシュすりゃいいって」

香「それもそうだな。ここにタカシまでいなくて良かった」

 ガララッ

香「そこまで立派…ということもないが、それなりに広いな」

誠「こんなら、大人でも4、5人は入れるもんな」

香「それに一番風呂か。こういうのは、蓋を開けた時に立ち上る湯気が――」カタッ


佑香「ぎゃおー!!」


香「ぬおっ…!?」ツルッ

誠「風呂場はシャレにならないぞっ!?」バッ

 ガシッ

佑香「…」ニタァッ

香「風呂場にまで悪戯に入るな!!!」

誠「ま、まあまあ…まだ佑香小さいんだし、多めに見てやれって…。それより佑香、体洗ってから入ったか? のぼせちゃうし、一旦出ろー」

香「お前はどうしてそこまで動じないんだ…」



 ~SSプロの合宿:負けるないよりん~

衣依「佑香ちゃんっ、枕は投げるものじゃないんだよ! 投げないで!」

佑香「…」

衣依(あれっ…珍しく言うこと聞いてくれた? なーんだ、佑香ちゃんも、言えばちゃんと分かって――)

 ボフッ

衣依「あうっ…」コテンッ

衣依「…靴下…?」

佑香「…」ススッ ←E:丸めた靴下

衣依「こんなの投げちゃダメなの!!」ブンッ

佑香「!」ヒョイッ

衣依「もうもうもうっ! 佑香ちゃんのバカぁー!!」ブンブンッ


ゆず子「とか言いながら衣依まで靴下だの枕だの投げまくりじゃんか…」

葉子「あんまり騒がしくしない方が…」


香「うるさいぞっ!」パンッ

ゆず子「…女子の部屋に、勝手に入るなぁー!!」ブンッ

香「そんなもの!」ガシッ

佑香「隙あり」ブンッ

 ペシッ

香「ッ…大人しく寝ろ!!」バンッ

葉子「…だから言ったのに…」



貴方「さてと…」

貴方「新曲レッスンもできたし、佑香ちゃんも皆と仲良くできているようだし」

貴方「もう八割型、この合宿の目標はクリアっていうところかな」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.00 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【229/しもへいへ】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング



貴方(そう言えば今日、タカシくんが到着するらしいけど…)

貴方(いつごろに到着するかは聞いていなかったな)


貴方「ま…その内、くるか」



 ↓ 本日のメニューは…

 1 レッスン!!
 2 どうせだから(オールスターがいつきてもいいように)全体曲のレッスンとかしてみようか?
 3 鬼トレ
 4 バラエティー特訓




貴方「さ、今日は気合いを入れて、体力増強メニューですよー」


ゆず子「うげええ…」

誠「よっしゃ!」

衣依「去年もやったけど…大変だったやつ…」

葉子「できるかな…?」

佑香「…?」


貴方「とりあえず、ランニングから参りましょう」

貴方「まこちゃんは15周、葉子ちゃんと衣依ちゃんは4周、ゆず子は6周、佑香ちゃんは…」

貴方「…………最低4周で、あとは多く走れた分だけ、今夜の夕食の唐揚げを増やしてあげましょう」


佑香「唐揚げっ…!」キラリンッ


葉子(作るのはプロデューサーさんじゃないのに…)



 ↓1 鬼な貴方によるトレーニング コンマ判定

 偶数 相変わらず、へとへとにさせつつも個人の体力に応じたメニューをムダなく与える鬼っぷり
 奇数 (主にゆず子らへんから)見てるだけなんてずるいぞー、ドSだー、と言われた貴方




貴方「走り終わった方から、2人組になって腹筋をしてくださーい」

貴方「20回ずつ交替しながら3セットしたら休憩していいですよー」


ゆず子「お、鬼ぃ…」

葉子「はぁ…はぁ…」

衣依「うぅぅ~…」


誠「よっしゃ、佑香、俺の足しっかり押さえとけよ!」

佑香「うん」

誠「ふぅーっ…よしっ。せええええええいっ!」

 ブンブンブンブンブンブンブン

佑香「!!」ガシッ

貴方「あっ、まこちゃんだけ、50回にしましょうか」

誠「おうっ!!」


 ・
 ・
 ・


ゆず子「…死ねる…」グッタリ

葉子「…」プシュゥ-

衣依「くるしい…」


誠「ついでに腕立てもしとくか」

佑香「…」スッ ←まこちゃんの上に正座

誠「うっ…いい具合の負荷だな…」


貴方(うーん、佑香ちゃんの体力はすごいな…)

貴方(数年後にはまこちゃんに迫ってしまうかも知れない…)



 ↓1 ナチュラルモンスター!!

 偶数 狙ったかのように昼時にやって来て、お高いアイスを差し入れてきた(実は自分が食べたかっただけ
 奇数 午後に海でしごくべく移動したら、砂のお城を作ってたタカシくん19歳児




貴方「さあ、着替えて海ですよー」

貴方「急いでくださーい」


葉子「…プロデューサーさんは、薄着になったりしなくていいの? 暑そう…」

貴方「ええ、大丈夫ですよ。こう見えて、けっこういい素材なので、これ」

ゆず子「葉子、この人はほら、水着とか天敵な人だから…」

貴方「まこちゃーん、ゆず子をずっと引っ張り回すように泳いでくださいねー。足がつかないとこまで」

ゆず子「ひっでえ、鬼!!」


衣依「…」チラッ

佑香「…」←スクール水着

衣依「…」ペタッ

衣依「……っし」ギュッ


衣依「今だけ佑香ちゃんにやさしくしてあげ――何してるの?」

佑香「…やどかり」ポイッ

衣依「きゃああっ! もおおおっ! もうっ!」


誠「泳ぐぞぉー!!」


貴方「じゃあ、とりあえず、浮き輪が必要な人は浮き輪をして…」

葉子「あれっ…?」

貴方「どうかしました?」

葉子「あそこにいるの…」

貴方「あそこ?」


タカシ「うーみーはーひろいーなー、おおきーいーなー♪」ザックザック

貴方(あんなに浜での砂遊びが似合う19歳がいていいんだろうか…?)

佑香「!!」タタタッ


タカシ「ん? あーっ、皆来るの遅――」

 ダダダッ

タカシ「えっ?」

佑香「…」ニタァッ

 ダンッ

タカシ「ああっ、僕の、砂のお城…!」

 ゲシィィッ
 グシャアアアッ

 スタッ

佑香「ふっ…」

タカシ「ひどい…」

貴方「…えーと、とりあえず、タカシくんは準備運動してください?」


 ↓1 鬼遠泳!!

 偶数 肉体派って、基本的に水陸両用なんだろうか?
 奇数 どうした、リトルモンスター?




ゆず子「何だよお前らイルカかよおおおおおぉぉぉぉぉぉぉぉぉ~……………………」


貴方(浮き輪のヒモを引っ張られて連れ去られるゆず子…)

貴方(バッシャバッシャと豪快に泳ぐまこちゃんと、ついていけてしまっている佑香ちゃん…)

貴方(あそこまでがっつりとまこちゃんについて行けるのってシャーディくらいのものだったし、佑香ちゃんってほんとにすごいな…)


衣依「なかなか前に進まない~…」バシャバシャ

葉子「何か、こうやって揺られてるだけで楽しいかも…」

タカシ「僕の砂のお城が…」ザックザック

貴方「タカシくん、お城の修復作業は後回しにしてください」

タカシ「ぶーぶー」



 ↓1 鬼トレ終了

 偶数 全員漏れなく、疲労困憊にさせて大満足の鬼貴方
 奇数 あんまりキツくしすぎてもっていうやさしさから、途中で遊びを飛び入れたけどね


 ×飛び入れた
 ○取り入れた


貴方「よーい…」

 ピッ


誠「うおおおおっ!」ガバッ

佑香「!!」ガバッ

 ダダダダッ
 ズザァァッ

誠「よっしゃ、俺の勝ち!!」


ゆず子「よく、こんな砂浜であそこまで走れるな…」

葉子「ビーチフラッグって、初めて目の前で見てるかも…」

タカシ「てゆーかまこちゃん、大人げなーい」

衣依「まこちゃんやった!!」ピョンピョンッ


貴方「じゃあ次は、葉子ちゃんとゆず子と衣依ちゃんとタカシくんで」

葉子「やれるかな…?」

タカシ「僕って、女の子枠?」

ゆず子「だってタカシだし」

衣依「よーし、がんばろっ」


貴方「よーい…」

 ピッ

 ガバガバッ
 ダダダッ

 ズザァァッ

衣依「やったぁ! 取れたぁ! ――って、あれ?」クルッ

ゆず子「だりー…」

葉子「転んだ…」ムクッ

タカシ「何か痛いの踏んじゃったよぉ~…」

衣依(勝負になってなかった…)


貴方(こういう風にすれば、遊び感覚で足腰にきちんと疲労を溜めさせることができて、帰った時にはお年寄りみたいにふらふらになるに違いない)


貴方「じゃあ次は、ビーチボールでもしましょうか?」

貴方「葉子ちゃん、まこちゃん、衣依ちゃんのチームと、佑香ちゃん、タカシくん、ゆず子でやりましょう」

貴方(泳ぐよりは…なんて思ってる人からぶっ倒れますように)ニコッ


 ・
 ・
 ・


貴方「…ちょっとやりすぎたかも知れない…。21時を回ったばかりなのに、漏れなく全員、寝ついちゃうとは…」

貴方「とっておきの怪談を用意しておいたのに…」


 ↓1 次の予定は?

 1 レッスン!
 2 全体曲レッスン!
 3 去年も好評だった、おかず争奪BBQゲーム!!





貴方「皆さん、筋肉というのは痛めつけた後はゆっくりと休ませることが大事ですよ」

貴方「そうすることで筋肉が傷ついた分だけ治って強くなりますから」


葉子「…理屈は分かってても…」ピシピシ

ゆず子「ムリゲー…」ピシピシ

衣依「今日は、何するのぉ…?」ピシピシ

タカシ「僕もう年かなぁ…?」ピシピシ

誠「お前ら、体力ないなあ?」ピンピン

佑香「…」ゴソゴソ


貴方「さて、今日は…去年も好評だった、バーベキュー、おかず争奪ゲームをします!!」

タカシ「去年、僕らが圧勝しちゃったやつだね」

誠「今年は香いないし、いけるな」

衣依「今年は勝ちたいね」

ゆず子「どーせシェアするんなら、めんどくさいし、やらなきゃいいじゃん…」

佑香「…そーだつ」


貴方「では、チームを分けますよー」


 ↓1 チーム分け!!

 1 自動(勝手に決めるよ
 2 男子チームvs女子チーム
 3 その他、3人ずつに分けて
   面子:佑香 葉子 衣依 誠 ゆず子 タカシ




貴方「呼ばれた人は返事してくださいね。まずはAチームから」

貴方「佑香ちゃーん」

佑香「…はい」

貴方「葉子ちゃーん」

葉子「は、はい」

貴方「タカシくーん」

タカシ「はーい!」


貴方「続きまして、Bチームでーす」

貴方「衣依ちゃーん」

衣依「はーい」

貴方「まこちゃーん」

誠「おうっ」

貴方「ゆず子ー」

ゆず子「何この去年の二の舞フラグ?」


貴方「いえいえ、リベンジの機会を…と。ただそれだけですよ」ニコッ


ゆず子(他意を感じる)

貴方「さあ、それでは張り切っていきましょー!」

貴方「今年も最初から、これから! 水鉄砲サバイバルゲーム!!」


佑香「!!」キラリン

タカシ「いえーい!」

葉子「大丈夫かなぁ…?」


誠「雪辱戦だ、やるぞー!」

衣依「おー!」

ゆず子「えー…?」



 ↓1 Bチームは負け犬のままなのか…?

 1~3 香様がいないともろかった
 4~6 けっこう接戦
 7~9 リトル&ナチュラルモンスターのコンビネーション+葉子の頭脳




タカシ「ハコちゃん、そっちいってるよ、そっち!」

葉子「え、えっ――?」

 プシュゥゥゥッ

ゆず子「っしゃ、取ったぁー!!」

衣依「タカシくんも覚悟――きゃっ!?」ドテッ

佑香「…」ニタァァッ

衣依「!?」

 ピュゥゥゥッ

衣依「うぅぅ~……でも、まだまこちゃんいるもん…!」


ゆず子「まこちゃん、カモォ――――ン!!」

 ガササッ

佑香「!」クルッ

タカシ「そっちか…!」クルッ


 ガササッ

佑香「っ…!?」バッ

 ピュゥゥゥゥッ

佑香「!」シュバッ

タカシ「うわ、冷たっ…ええっ、う、後ろからっ…!?」


ゆず子「そっちが前のサバゲーの時に使った手だよ~」ニタニタ

ゆず子「まこちゃん、その調子でがんば! もうあたしだるいから離脱!」ピュゥゥッ

誠「ゆず、自殺すんなっ!?」


貴方(意外といい勝負になってますね…)



 ↓1 勝負の行方は…!

 偶数 何だかんだでAチームの勝利
 奇数 執念でBチームの勝利でした




貴方「腕相撲勝負!」

誠「うおおおお――ぶっふふぅっ!?」

タカシ「変顔の勝利」クワワッ

佑香「…しょーり」ニヘラァッ

ゆず子「まこちゃん、それ去年と同じ負けパターン!!」


貴方「早押しクイズ!!」

貴方「いちばん面積の小さい都道府県は!?」

 ピンポンッ

葉子「香川県?」


貴方「ロシアの通貨は何と言う!?」

 ピンポンッ

葉子「ルーブル?」


貴方「茶室の入口が小さい理由は!?」

 ピンポンッ

葉子「刀を持ち込ませないため?」

ゆず子「勝ち目NEEEEEEEEE!!」



貴方「サシババ抜き勝負!!」

衣依(表情が、読めない…)

佑香「…」スッ

衣依(あっ、ジョーカー持ってってくれた! よーし、これで…)スッ

佑香「…」ニタァッ

衣依「うぅ…」

佑香「…」スッ

 ペシッ

佑香「かった」

衣依「負けたぁぁ…」



貴方「――何だかんだ…Aチームの勝利!!」

タカシ「やったー!」

葉子「勝てちゃった…」

佑香「肉」


誠「また負けた…」

ゆず子「何でだよ…」

衣依「悔しいぃ~っ…」



 ↓1 そしてバーベキューへ

 偶数 うんうん、仲良きことは美しきかな
 奇数 あれ? モンスターズはどこいった…?




 ジュゥゥゥ…

タカシ「はい、まこちゃん、あーん」

誠「あー…」

 ピトッ

誠「熱っづぅ!?」

タカシ「あっははは」


葉子「佑香ちゃん、これ焼けたよ」

佑香「…」パクッ

佑香「…」モグモグ

佑香「…ふへぇ~…」

葉子(そんなにおいしいんだ…)


衣依「今度は勝とうね、ゆずちゃん」

ゆず子「え? 別にいいじゃん、ふつーに結局は食えるんだし」モグモグ

衣依「もーっ、そうやってやる気ないから負けちゃうんだよ!!」



貴方「花火も用意してますよ。やりますか?」

タカシ「やるー!!」

佑香「!」ダダダッ

貴方「人には向けないように気をつけてくださいね」


ゆず子「まだ体力あんのかよ…」

葉子「もう、けっこう限界近いのに…」


衣依「線香花火したーい」

誠「お、ネズミ花火だ」


タカシ「ちっちっち、花火と言えば…ロケット花火だよ。ねー、佑香~?」

佑香「うん」

 パチパチパチ…

衣依「あれ、火、点いてる?」

誠「こ、こっちに向けるなって…!」

 パシュンッ
 パァンッ

誠「おおおっ…!?」

衣依「人に向けちゃダメって言われたばっかりでしょ!? ダメなんだよ!!」


タカシ「あっははははっ! 衣依が怒った、逃げろー!」タタッ

佑香「逃げる」タタタッ

衣依「もー、タカシくん、佑香ちゃん!」プンプン



 ↓1 楽しい一時でした

 1 後片付けをしていたら…おや、佑香とタカシが。また悪戯の相談かな?
 2 佑香が寝落ちした。寝てる顔からはモンスター感は感じられないなあ
 3 何だかんだ、いよりんが佑香には体当たりでぶつかっててイイと思います



貴方「網の汚れは、けっこう落とすの大変なんだよなあ…」

 ゴシゴシ

衣依「あっ…何してるの?」

貴方「おや、衣依ちゃん。バーベキューの後片付けを」

衣依「わたし、お手伝いするよ?」

貴方「そうですか? ではお願いしてもいいですか? この網をごしごしこすって汚れを落としたいんです」

衣依「うんっ」


 ゴシゴシ
 ゴシゴシ

貴方「佑香ちゃんと仲良くしてくれて、ありがとうございます」

衣依「えっ? あ、そ、そこまで、別に…仲良くはできてないっていうか…」

貴方「いえいえ、佑香ちゃんが悪戯をするのは、いいリアクションをする人に限られてますからね」

貴方「衣依ちゃんがちゃんと真正面から佑香ちゃんに接してくれているからこそ、ですよ」


衣依「でも…あんまり…」

貴方「それに、佑香ちゃんに手を焼かされてる衣依ちゃんは、いつもの衣依ちゃんとは違う魅力を見つけてしまいます」

衣依「ええー…?」

貴方「佑香ちゃんのこと、よろしくお願いしますね?」

衣依「…うん…」


 ・
 ・
 ・


衣依「ふぅ、しゃがんでごしごししたから、腰がちょっと痛くなっちゃった…。お部屋に戻って休もうっと」

 パタン

衣依「ただいまー」

葉子「おかえりなさい」


衣依「…あれ、佑香ちゃんは?」

葉子「今、寝ちゃったところみたい」

衣依「あっ、シーツ蹴ってる。もう…お腹冷やしちゃうのに…」パサッ

貴方『佑香ちゃんと仲良くしてくれて、ありがとうございます』

衣依「…」


佑香「…ぎゃおーっ」

衣依「きゃっ…!?」ペタッ

佑香「ふっ…」

衣依「っ…もう! そんなことするなら、こうなんだから!」ガバッ

佑香「!」モゾモゾ

衣依「えいえい、このまま押し潰しちゃうぞ!」

佑香「重い…」

葉子(何だかんだで、仲良し…)


衣依「悪い子はおしおきなんだからねっ!」

今日はここまでー
お疲れさまでした


 ~SSプロの合宿:モンスターズクッキング~

誠「タカシが…佑香と…食事当番…?」

ゆず子「何か今朝になって、いきなり…」

葉子「…大丈夫、なの…?」

衣依「タカシくんって、お料理できないよね…?」


タカシ「それでねー、これをこうしてー…」

佑香「うん…」

 ゴソゴソ
 ゴソゴソゴソ

衣依「お料理…してるの、あれ…?」

誠「うーん…?」

ゆず子「良からぬもんを作ってるとかじゃないよな…?」

葉子「さすがに…ないと思いたいけど…」


タカシ「できたー!!」

佑香「…」ニタァァッ

タカシ「みんなー、ご飯だよー!!」


タカシ「はい、どうぞ。僕と佑香で作った、お好み焼きだよ!」

ゆず子「また絶妙にソースで全てを誤摩化せるような…」

誠「でもソース味なら何だってうまいだろ!」

葉子「…」チラッ

衣依「…」チラッ

ゆず子「…」チラッ

誠「何で俺のこと見るんだ?」

タカシ「いいから食べて、食べてー」

佑香「食べて」

誠「お、おう。じゃ、いただきまーす!」ガブッ


誠「…うん、なかなか」

ゆず子「マジで?」

衣依「食べられるんだ…」

葉子「じゃ、じゃあ…いただきます」

 モグッ
 カプッ
 パクッ

タカシ・佑香「「…」」ニッタァァァ


ゆず子「げえっほ、げほっ…何、この味っ…!?」

衣依「苦いのと、辛いのと…甘い…?」

葉子「けほっ…けほ…」


タカシ「生地にはたっぷりのにがーいけど体にいいのを入れててー、夏だから食欲増進のために粉唐辛子も入ってて、辛さを消すためにチョコレートと砂糖も入れたよ!!」

佑香「おもちで、味のべたつきアップ」グッ

ゆず子「まこちゃんの味覚信じたのがバカだったぁぁ~…うっげえええ…」

誠「あれ、何か俺が悪者になってね?」


 ~SSプロ意識調査:夏の思い出~

葉子「昔は…数年くらい前までだけど…外にもあんまり出られないし、夏も、建物中にずっといて…青い芝生とか、空とか、眺めてたかな…」

葉子「あ、でも病院に慰問で人がきたりして、夏とかは…けっこう面白い催しとかだった気がする…」


衣依「夏の思い出…?」

衣依「うーん…あっ、アイドルになりたい、って思ったフェスがね、夏だったよ! あの時のシャーディは…格好いいし、かわいかったけど…」

衣依「こういうの…ひと夏の思い出、って言うのかな?」


ゆず子「宿題終わんなくてママにめっちゃキレられた」


香「夏の思い出か。……大学受験をしていた時は、朝から晩まで図書館に通って勉強をしていたな」

香「…………それだけじゃないぞ? それだけじゃない、待っていろ。いきなりこんなことをするのが問題だ、事前準備の時間くらい…」


シャーディ「夏? アイドルと夏は切っても切り放せな――」


佑香「ザリガニ釣り」


タカシ「家にいるのが嫌で外に行くんだけどお金なんて当然ないし、行く場所もないしで、暑い中、日陰でやり過ごしてたかなあ…」

タカシ「アスファルトの照り返しってけっこうキツいんだよね~…」


誠「あれは忘れもしない、初めてヘビを食ったのが夏で…え、もういい? いやいや、けっこう波瀾万丈…あ、そう…」



 ~SSプロの意識調査:海~

葉子「海も、実は…SSプロの合宿が初めてでした…」


衣依「家族で海に行った時にね、海の家でお昼ご飯食べたんだ! わたしはやきそばで、弟がカレーライスで、お父さんがラーメン!」

衣依「やきそばにね、ちょっとカレーをかけて食べたのがおいしかったけど、あんまりお行儀良くないから、一口だけにしておいたの」


ゆず子「海きらーい、暑いし、日焼けすると痛いし、移動時間もかかるし…何もかもめんどい」


香「高校生のころに友人と何人かで行ったが、その1日だけで7人から逆ナンされたぞ」

香「二股はポリシーではないから丁重に断りを入れたが、僕のフェロモンが海では数割増加してしまうということだな」


シャーディ「海はね――」

シャーディ「って早すぎ! 3文字って! 3文字って!!」


佑香「カニが主戦力。ヒトデも強い」


タカシ「…海ねー、直接の海の思い出じゃないけど、海行くーとか行って2、3日、僕の母親が消えたことあって、自由だったんだよね」

タカシ「だけど食べものが家の中になくって、生ゴミ漁ったけど、やっぱ食べるのできなくて寝て過ごしたよね」


誠「海はいいよな! 大好きだな、海! いっぱい食えるのあるし!!」

誠「え、漁業権…? あー……これ、テレビで喋る前で良かったな、あはは…」


 ~SSプロアイドル意識調査:恋人候補~


葉子「えっ…事務所内恋愛をする、なら…? 何その質問こわい…」

葉子「…どうしても、挙げなきゃいけないんですか…?」

葉子「じゃあ…………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………………えっと……どうしても……ですか…?」


衣依「事務所の中で恋人?」

衣依「まこちゃんか、タカシくんか、香くんの中からってことだよね…?」

衣依「うーん……まこちゃんかなあ? 何かね、放っておけないって感じがするの!」


ゆず子「何それだる…。事務所内恋愛とかありえないっしょ…」

ゆず子「消去法でまこちゃんかなー…? 香は絶対にうっせーし、タカシにつきあうのだりーし?」


香「何だその質問は…?」

香「僕はアイドルとして公言するような恋人を作るつもりはないし、職場でなど言語道断だ。考えるつもりもない」


シャーディ「ふっふっふ、とうとう、語れる時がき――」


佑香「…………いらない」


タカシ「恋人? うーん、誰でもいいけどぉー……あ、香くんもまこちゃんも含めた上でね?」

タカシ「その上で、どーしても誰かひとりだけって言うんなら…そーだなー…うーん……どう足掻いてもお嫁の貰い手がいなさそうな…」

タカシ「シャーディ? ほら、僕って基本的にやさしいからさー、売れ残ると分かってるのをほかしちゃうのもねー、えっへへへー」

タカシ「ちょっとくらいの夢を売ってあげるのもアイドルのお仕事だし?」


誠「事務所内でつきあうなら?」

誠「んー……シャーディはいい女だから俺なんかよりもいい相手いるだろうし…」

誠「衣依とか佑香じゃ、年が問題になるし…でも葉子もゆず子も、俺みたいのとはタイプが違うだろうし…」

誠「うーん……難しいな。葉子らへんがいいかな? 何だかんだでふつーだし?」



 ~SSプロ意識調査:好きな歌~

葉子「好きな歌…? 特にそこまでは…」

葉子「外国の歌とかも全然、詳しくはないし…」


衣依「…実はシャーディの歌、けっこう好き…。あ、でもシャーディには内緒にしてね! 大変なことになるから!!」


ゆず子「歌ぁ~…? 聴く専門でいたいとこだけど、好きなのは…UKロックとか?」


香「何だかんだで繰り返し聞いてしまうのはクラプトンだな……。レイラは名盤だ」


シャーディ「そんな、今さら…。わざわざ聞かなくっても分か――」


佑香「はーげーはーげーこんなのやーだーかーみのけーきえさっていくー♪」


タカシ「けっこう意外とか言われるんだけど、実はグリーンデイの大ファンだよ。ああいうの、好き」

タカシ「あ、でもねー、メタルとかも好きだよ。これ、っていうのは難しいけど…けっこう何でも好きかな?」


誠「普段から音楽なんて聞いてないからな…」

誠「…でも何だかんだ、自分の歌って愛着あって好きだな」




貴方(合宿の残り日数も少なくなってきた…)

貴方(あと少し、気合いを入れて有意義なものにしていこう)


貴方「…」


<きゃっ! せ、セミの抜け殻…ああっ、佑香ちゃん!!

<ドタバタ ドタバタ


貴方「…仲良くなれている…はず」



 ↓1 本日のプランは

 1 レッスン!
 2 全体レッスン
 3 鬼トレ




貴方「さあ、残り少ないですが、張り切ってレッスンをしていきますよ」

 『はーい』


貴方「皆さんでお互いに教え合ったり何だりして、効率良くやっていきましょうね」

貴方「佑香ちゃんは輪ゴムを構えない」

佑香「!?」

貴方「だからと言って、衣依ちゃんからヘアゴムを取ろうとしない」

衣依「っ…だ、ダメだよ、佑香ちゃん!」

佑香「ちっ…」


タカシ「じゃー僕の髪の毛留めてるゴムあげるー」

佑香「!」パァァッ

貴方「それもアウトですから」



 ↓1 レッスン!

 1 歌唱力:4.30
 2 ダンス:3.00
 3 容姿:3.00
 4 表現力:3.12
 5 演技力:3.00

 ※最低値0.30保証



 表現力:3.91


貴方「なかなかいい具合ですね」

貴方(元々、悪戯に関連して色んなことを考える子だけはあったけど…)

貴方(そのお陰なのか、けっこう色々と飲み込みは早いタイプみたいだな…)


貴方(本人の気分によるところも大きそう…なものの)


タカシ「佑香ロボ、はっしーん! ガシャンガシャン」 ←佑香の両手を後ろから掴んで操ってる

佑香「がおー」

衣依「まこちゃんは負けないもん!」

誠「え、俺が相手すんの?」

葉子「ふふ…」


貴方(ロボットと言いながら、何でがおーなのやら…)



 ↓1 リトルモンスター!!

 偶数 合宿中、何度もリトルモンスターから襲撃を受けつつ、最後まで完璧にやり過ごした超人貴方でした
 奇数 初めて貴方がリトルモンスターにしてやれた!?




貴方(さて…と)

貴方(夕食も済んで、皆さんがそれぞれ過ごしてる間がわたしの憩いの時間…)

貴方「…」キョロキョロ

貴方「よし、誰も見ていない…」


貴方(こっそり用意してた、お菓子をいただくチャンス…)

貴方(あのチョコ菓子、おいしいんだよなぁ…)

貴方「えーと…この、辺、に…」

 ガサガサ

貴方「あった、この袋だ…」

 ガサッ
 ポトッ…

貴方「…」


貴方「……何故チョコレートが神隠しにあって、ひとつしかないんだ…?」

貴方「開封もしていなかったはずなのに…」


貴方「!」クルッ

物陰『!』

貴方「…」

貴方(やられた…!)

貴方(わたしとしたことが油断した…! まさか盗み食いをされるなんて…!!)


物陰『…』モゴモゴ

貴方「…」


貴方「いやー、よく分からないけど、食べたらお腹が痛くなるチョコが消えてて良かった、良かった」

貴方「みんなにあげようと思って用意したはいいけれど、この炎天下でダメになっていたやつだからなー」チラッ


物陰『!!?』


貴方(なんてね…)

貴方(盗み食いはしちゃいけませんよー…っと)



 合宿終了!


 ↓1 基礎能力値:体力

 コンマ一桁分×0.5 上昇
 ※小数点切り上げ


 ↓2 ダンス

 コンマ二桁分 上昇



 肉体値:5.5

 ダンス:3.91


貴方「さあ、忘れ物はありませんね。帰りますよー」


ゆず子「やぁっと終わったぁぁ~…」

衣依「あっという間だったね」

誠「だなぁ」

葉子「でも…今年も楽しかった…」

タカシ「最初っからいたかったなぁ…」

佑香「…」スチャッ

貴方「車の中で悪戯はしないでくださーい。連帯責任で全員、道に下ろしていきますよー」


貴方「じゃ、事務所に向かってしゅっぱーつ」



 ↓1 好感度

 コンマ二桁分上昇



 佑香好感度:【229/しもへいへ】
       →【273/しもへいへ】


貴方「気をつけて帰ってくださいね」

衣依「はーい!」

葉子「さようなら」

誠「じゃーな」

 バタム


巌「ほいでのう、タカシぃ、こいつのコンセプトっちゅうんが…」

タカシ「うんうん」


貴方「…さて」

貴方「佑香ちゃんも、帰りましょう。車で送っていきますから」

佑香「もうちょっといる」

貴方「おや、どうしてです?」

佑香「…」チラッ


巌「合わせて新曲も出すけえ、そのレッスンとレコーディングの日程が…」

タカシ「ちょっと忙しくない?」


貴方「…ちょっとだけですよ?」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5.5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.91 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【229/しもへいへ】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング



タカシ「ついでに僕も送ってー♪」

貴方「…まあ、いいですけど」

タカシ「やったー! それじゃあついでにご飯も行こー! 佑香は何食べる?」

佑香「ステーキ」

タカシ「オッケー、じゃあステーキのあるファミレスへゴー!」

貴方「やれやれ…」



 ↓1 タカシの家庭事情 コンマ判定

 偶数 ファミレスへ行くつもりだった…ものの?
 奇数 どこまで本気で言ってるやら分からないことをタカシが佑香に喋ってる




貴方「それではお会計済ませて来ますんで、出る準備しておいてくださいね」

タカシ「あ、これお金、出すよー」

貴方「いいですよ、これくらい」スクッ


タカシ「…」

佑香「…」

タカシ「佑香に僕の秘密を教えてあげよっか?」

佑香「ひみつ?」

タカシ「実は……僕も佑香とおんなじで、アイドルをやれって言われて事務所に入ったんだよ」

佑香「…」

タカシ「それで才能が花開いちゃって、今みたいなスーパーかわいいアイドルになっちゃったんだよねー、すごいでしょ?」

タカシ「何だかんだで事務所の皆も楽しいしね。こういうの天職って言って、神様が巡り会わせてくれたステキなお仕事につけてる人を言うんだよ」


佑香「…きょーみない」

タカシ「むっ…じゃあじゃあ、もっとすごい秘密を教えちゃう」


タカシ「アイドルになってから僕はね、色んないいことができたんだよ」

タカシ「自分で稼いだお金を使えるようになってお金持ちになれちゃったしー」

タカシ「母親――お母さんのこととか、実は超超超超超超っ、大っ嫌いだったんだけど無事にさよならバイバイできたしー」

タカシ「それにアイドルのお仕事って楽しいこといっぱいでね、悪戯して遊んでるだけで誉めてもらえることもあるんだよ?」


佑香「!」

タカシ「でーもー、それはすっごくがんばって地位を築かなきゃできません。佑香は何年後かな~?」

佑香「最速は?」

タカシ「最速? うーん…それは佑香次第かな~?」

佑香「む…」


タカシ「佑香はお母さんのこと、好き?」

佑香「………ふつー」

タカシ「そっか。じゃあ、ひとりでがんばるよりも、早いかもね。いいなー、羨ましいなー、家族いいなー、このこの~」


貴方「――2人とも、行きますよ」

タカシ「あ、戻ってきた。はいはーい、今行くよー」

貴方「何かお話していたんですか?」

タカシ「んー? 秘密のお話だよ。ねー、佑香?」

佑香「秘密」

貴方「おやおや…疎外感を感じてしまいますね。ちょっとだけ」


佑香「ダメ」

タカシ「だよー」


貴方「そうですか…。じゃ、お家まで今度こそ帰りましょう」

タカシ「ごっちそうさまー」

佑香「……ごちそうさま」




 ―― 8月 3週目


貴方「さて…」

貴方「通常業務をせねば」

貴方「何からやるべきか…」


 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5.5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.91 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【273/しもへいへ】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング



貴方「新曲のレッスンも終わったことだし、早めにレコーディングをしてもいいかも知れないな…」

貴方「それとも、来週の全国小学生竹馬選手権に備えて、軽く練習でもしておいた方が…? 出るからには優勝を狙いたいし…」



 ↓1 今週の予定

 1 レコーディング
 2 竹馬の練習
 3 レッスン
 4 営業




貴方「…まあ、一応」

貴方「練習しとけばいいところまで狙える可能性も上がるということだし」

貴方「竹馬の練習をしておこう」

貴方「佑香ちゃんは、竹馬とかやったことあるんだろうか…?」



佑香「竹馬?」

貴方「ええ。やったことあります?」

貴方「来週、竹馬の大会に出るんですよ、佑香ちゃん」


佑香「…」

貴方「はい、竹馬」



 ↓1 竹馬

 1~3 リトルモンスターの弱点発覚!!
 4~6 やったことはないらしかったが、余裕ですやん
 7~9 おうおう、すんげえ高いところで乗るな? 乗りこなしてるなぁ?




佑香「…」

貴方「…」

佑香「…?」

貴方「おや、やったことありません?」


貴方「ここに足をかけて、乗るんですよ」

貴方「よっ…と。それで、こうして歩いたり…」トコトコ

貴方「こうやって走っちゃったり…?」トットットトッ

貴方「ま、こんなもんですね」スタッ


貴方「あ…もしかして、怖いですか?」

佑香「!」

佑香「できる」

貴方「がんばってください」


貴方(さて…練習してもらってる間に…竹馬選手権とやらのレベルを軽く…)

貴方(分かるといいんだけれど…)

貴方(お、あった…)


貴方「なになに…30メートル競争と…」

貴方「障害物走…なんていうのもあるのか…。でも、画像を見る感じ、地面に竹やら車のタイヤやらを置いただけか…」


貴方「これなら、どっちもいけるかな…?」

貴方「一応、このための練習もしておくとしよう」

貴方「さて、佑香ちゃんは――」チラッ


佑香「…」カッポカッポカッポ

貴方「うわあ、早い…」


 ↓1 竹馬特訓

 偶数 この子は天才やでぇー!!?
 奇数 あ、調子に乗りすぎてコケた…




貴方「さあ、30メートルをあと3本やりましょう」

貴方「よーい…」ピッ


佑香「!」

 カッポカッポカッポ

貴方「うーん、さすがの運動神経…」

 カッポカッポ
 グラッ

貴方「えっ?」

佑香「あ」

 グシャァッ
 ズザザァッ


貴方「だ、大丈夫ですか…!?」タタッ

佑香「…」ムクッ


貴方「怪我は…ああ、膝を擦りむいてしまってますね」

貴方「とりあえず、あそこの蛇口で洗いましょう。歩けますね」

佑香「平気…」



 ↓1 モォンスター!!

 1~3 ………ペアレンツ?
 4~6 特訓によって絆創膏が貼られ、砂埃もついている姿は、逞しい立派な少年でした…
 7~9 転んだことで色々と学んだらしい。ガッツがあるのう




貴方「ど、どうも…」

佑香「…」←絆創膏&砂埃&勝ち誇った顔

佑香母「…ええと…今日って、何を…?」

貴方「竹馬の、特訓を…」


佑香母(アイドルって、一体…?)

貴方(とか思われてるのかなあ…?)


貴方「そ、それではこれで失礼します…」

佑香母「あ、はい。お世話様でした…」

佑香「…ばいばい」

貴方「さようなら」



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 佑香好感度:【273/しもへいへ】
       →【281/きょうてき】


 ―― 8月 4週目


貴方「さあ、ここが全国小学生竹馬選手権の会場ですよ」

佑香「………しょぼ」

貴方「しーっ」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5.5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.91 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【281/きょうてき】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング



貴方「竹細工の工作教室とか、竹細工の土産物屋さんとかあるみたいですね…」

佑香「…」キョロキョロ

貴方「何か見てみます?」

佑香「…」

貴方「それとも…競技用竹馬の試乗とかします?」



 ↓1 行動選択

 1 竹細工の工作教室へ
 2 土産物屋さんへ
 3 競技用竹馬試乗




貴方「これが、競技に使う竹馬みたいですね…」

貴方「一応、向こうでも竹馬教室はしているようですが…」チラッ


佑香「…」カッポカッポ

貴方「ここまで乗りこなしてると、必要はなさそうですねえ…」

佑香「低い」

貴方「あなたが高くして乗りすぎていたんですよ…」


貴方(1メートルくらいの高さで乗ってたからなあ…)

貴方(高いところとか好きなんだろうか?)


 カッポカッポ

貴方(まあ…周りを見る限り、そうそう佑香ちゃんのライバルになりそうな子は…)



 ↓1 ライバルなんて…

 1~3 いたー! ごろごろいる!
 4~6 あ、ガチ勢っぽいのがいる…
 7~9 いない、いない



 00 SUPER SPECIAL!!


 ドドドドッ…

貴方「うん…?」

佑香「…?」


貴方「あ、あれはっ…!」

貴方「竹馬に乗った大量の小学生…!?」


<今日は年に1度の、竹馬選手権!!

<ここで優勝を果たさなければっ、我々、昔遊びクラブは廃部になってしまう!!

<何としてでも優勝をするぞー!

<おおー!


貴方(勝手にスポ根みたいなことが始まってる…)

佑香「…」


<レギュラーを発表するぞ!!


貴方(レギュラー!? 竹馬にっ!?)

貴方(出場者の制限とかないはずなのに、わざわざレギュラーという枠を作って競争させたということ…?)


<6年! 竹ヶ崎!!

<はい!!

<6年! 馬場!!

<はい!!

<以上、この2人が選手権には出場する!

<うわあああー!

<レギュラーに、なれなかったよぉぉ…!!


貴方(そこまでか…)

貴方「…なかなか、強敵っぽいですね、佑香ちゃん」

佑香「…」コクッ

貴方「ですが、遠慮する必要はありません。蹴散らしてやりましょう」



 ↓1 そして競技が始まった…! SUPER SPECIAL!!

 偶数 超・圧倒的に佑香が勝利し、廃部寸前の小学生クラブの優勝記事を書きにきていた記者が佑香に目移りし、全国紙の三面に載ることに
 奇数 超・圧倒的に佑香が勝利し、廃部寸前の小学生クラブの優勝記事を書きにきていた記者が佑香に目移りし、全国紙の三面に載ることに

 ※00のため、判定表が変化しています
  エラーではありません




<竹ヶ崎ー!!

<馬場ー!!

<おれたちの分までがんばってくれー!!


<わあああっ!!


貴方(めちゃくちゃアウェー感…)

審判(何で今年に限って、あんな…?)


審判「それでは、用意…」


竹ヶ崎(この日のために、夏休みを全て返上して竹馬の特訓に費やしてきたんだ…!)

馬場(竹ヶ崎、今日は負けないぞ…!)

竹ヶ崎(こっちだって…!!)


 パァンッ


竹ヶ崎(馬場っ、決着を――)
馬場(竹ヶ崎っ、決着を――)


 ドドドドドドドドドドドッ


竹ヶ崎・馬場「「!!?」」

記者「な、何だ…!?」


貴方(遠慮を知らないなあ…さすがはリトルモンスター…)


審判「ご、ゴール!!」

佑香「…」フンスッ


竹ヶ崎・馬場「「…」」←呆然

<ま、まだ障害物走もあるぞー!

<がんばれ、竹ヶ崎、馬場ー!

竹ヶ崎・馬場(絶対勝てへん…!!))


 ・
 ・
 ・



記者「この竹馬選手権には何か特別な思い入れがあるんですか?」

佑香「…」

貴方「…」ヒソヒソ

佑香「…最強の小学生アイドルのためのぜんしょーせんでした」

記者「なるほど!! どこかのプロダクションに所属しているんですか!?」

貴方「…」ヒソヒソ

佑香「SSプロです」

記者「なるほど!!」


貴方(まさか全国紙にこんな形で佑香ちゃんの記事が載るとは思いもよらなかった…)



貴方「…終わった」

佑香「…」ゴッチャリ ←賞状とかトロフィーとか竹細工の粗品とかをもらった


貴方「帰りましょうか」

佑香「帰る」


貴方「優勝、おめでとうございます」

佑香「…自慢する」

貴方「ええ、いっぱい自慢してください」


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇
 ※優勝により最低5保証



 佑香好感度:【281/きょうてき】
       →【288/きょうてき】



社長「おおっ、佑香くん」

社長「聞いたぞ、優勝をしたそうだね、おめでとう」


佑香「…」

社長「だが、何やら対戦相手だった子たちが――」

貴方「ごほんっ、佑香ちゃん、お疲れですし、今日はもう帰らせようかと」

社長「んっ? ああ、そうかね。うむ、そうしなさい」

社長「ともあれおめでとう、佑香くん。その調子でがんばりなさい」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5.5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.91 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯 竹馬
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【288/きょうてき】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
    勝負事には一切遠慮とかを持ち込まないタイプのようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング



貴方「あの小学生たち…どうなったんだろうな…」

貴方「…ちょっと気になるけど、手抜きの勝負をされて掴んだ優勝なんて意味はないだろうし…逆恨みはしないでくれますように」



 ↓1 リトルモンスター!!

 偶数 え、リトルモンスターが夏休みの宿題を一切やってない? 夏休み、あと1日で終わりやんけ
 奇数 後日、竹馬選手権で佑香が競った(置き去りにした)少年たちからファンレターが届けられた。ひょえええ…



貴方「おや…?」

貴方「宛先が…」


 『SSプロ 安住佑香ちゃんへ』


貴方「…」

貴方「大判サイズの封筒で…一体何が…?」

 ピリピリピリ…

貴方(ファンレター紛いの物騒なものが届けられる可能性もあるから、悪いけど内容は確認させてもらいますよー…っと)


貴方「えーと…」

貴方「どれどれ…? 青春小学校昔遊びクラブ一同より…?」


貴方「…」

貴方「…」

貴方「…」


スバル「あれ? 何を読んでらっしゃるんですか?」

貴方「ああ…いえ、佑香ちゃんにファンレターが届いたようなので、チェックを…」

貴方「先日、竹馬の大会にいた小学生の一団からお手紙でした」

スバル「まさか…恨みつらみ…?」

貴方「いえ…逆に清々しいほど圧倒的に負けられて…」

貴方「別に好きでもなかったけど雰囲気で昔遊びにくだわっていたけど、それが廃部になって現代遊びクラブになって楽しいです…と」

貴方「そういう感謝のお手紙みたいな…」

スバル「ああ…そう、ですか…」


貴方「ついでに…その中の2人だけ…」

スバル「?」

貴方「竹ヶ崎くんという子と、馬場くんという子が…佑香ちゃんをこれからも応援しますと…」

貴方「ファン獲得…ですね…」


スバル「何かもう…すごいですね…」

貴方「ええ…色々と…」



 ↓1 来週の予定

 1 レコーディング
 2 レッスン
 3 営業



 ―― 9月 1週目


貴方「9月か…」

貴方「よし、心機一転、営業からがんばろう!」


貴方(どこへ行こうかな…?)


 ↓1 営業先

 1 テレビ局
 2 広告代理店
 3 業界バー




貴方(久しぶりに業界バーへ来たぞ…)

貴方(…昼間っから飲んでる人がちらほら、ちらほら…)


貴方(まあでも、たまにすごい大物もいるだろうし…)

貴方(以前は…変なライターさんから名刺をいただいてしまったけど)

貴方(確率は低いんだろうなあ…そんな大物と知り合えるなんて)



 ↓1 業界バー コンマ判定

 1~3 なーんにもなかった
 4~6 女子ラクロスが熱い、という話題がちらほら聞こえたけど何か得られたコネなどはない
 7~9 頭を悩ませているおばさ――おねえさまがいらっしゃった




<知ってますぅ? 女子ラクロス

<女子ラクロス?

<今の日本代表チームがすごいらしくて、今度の大会で優勝も狙えるようなんですよ


貴方(おや…?)

貴方(何やら知っているお話が…?)


<へえー…

<それで各局で放映権をかけて色々あってさあ…


貴方(ふむ…)

貴方(お世話になってる代理店さんと繋がりが強いのはDBS…)

貴方(DBSが放映権を獲得できた、となればうちの事務所も何かあるかも知れないな…)


<それで?

<それでって?

<もったいぶるなって、放映権、どこなんだよ? 有力とかあるだろう?


貴方(おっ…?)


<それはな…



 ↓1 女子ラクロス

 1~6 あー、こりゃないな
 7~9 DBSだとぅっ!? ワンチャンくるで…くるんか…?




<今のところ、最有力が、DBSだ

<ああっ、マジかぁーっ…うち、それじゃ弱いなあー…


貴方(おおおっ!?)

貴方(これは、ワンチャンあるかも知れないぞ…?)


<もう、ほぼほぼ決定みたいなもんだってさ

<関連番組で起用してもらえれば良かったんだけどな…


貴方(…営業成果はなかったけど、いい噂話を聞けたぞ)



 ↓1 イベ、発生?

 偶数 貴方が事務所へ帰ると…社長からお呼び出し?
 奇数 え? 週明けまでに夏休みの宿題を全部やって持ってかないといけない? やってなかったのん?




貴方「ただいま帰りましたー」

スバル「あ、丁度いいところに。社長から、戻られたら社長室に来てほしいと伝言です」

貴方「社長から…?」


貴方(何か悪いことをしただろうか…?)

貴方(うーん…?)


 コンコン
 ガチャッ

貴方「失礼します」

社長「おお、キミ、早かったね」

貴方「ええ。それで…何か?」


社長「うむ、実はだね…」

貴方「ええ」


社長「この度…」

貴方「あ、焦らさなくてけっこうです」


社長「キミぃ…こういうのは雰囲気というものがだねえ…」

貴方「まさか女子ラクロスに噛めるとかですか?」

社長「っ…! な、何故、もう知っているのだね…?」

貴方「おや…噂でDBSが放映権を、と聞いていたんですが…ビンゴですか?」


社長「うむ」

社長「女子ラクロス世界大会のDBS特別応援サポーターに、我が事務所が選ばれたのだよ」


貴方「おおー」パチパチ

貴方「さすがですね、社長っ」

社長「うん? はっはっはっ、まあわたしにかかればこのようなものだよ、うんうん」


社長「それでだね、この人選なんだが」

貴方「ええ」


 ↓1 女子ラクロスサポーターの人選は…!?

 偶数 SSプロオールスターズ、だとぅ…? え、それ男子アイドルも込み? すげえなおい
 奇数 女子アイドル全員だとっ? 豪華だなあ、おい




社長「事務所の女子アイドル諸君、全員でやることとなった」

貴方「おおっ…」

社長「世界大会の会場となるのはオーストラリアだ」

貴方「オーストラリアですか…いいですね」

社長「うむ」


社長「局としてはラクロスを日本に認知させ、どんどん盛り上げていきたいということだ」

社長「大会があるのは12月だということだから、特に忙しくなるのは11月ということになるだろう」

社長「女子アイドル諸君には今回、特別応援ユニットして活動をしてもらうことになる」

社長「そのレッスンなどにも時間を取られることになるだろうから、早めに準備をしてくれたまえ」


貴方「はい」

社長「そうそう、これがあるからとりあえず12月までは営業ノルマを廃止しよう」

社長「その分、しっかりとこの仕事に打ち込ませてくれよ」


貴方「分かりました」



貴方(しっかし…)

貴方(本当に噛めてしまった…)

貴方(こんなことってあるんだなあ…)



 ↓1 行動選択

 1 佑香に連絡だ。ラクロスって知ってるかい
 2 広告代理店の、あの人に一報入れてお礼を言っておこう
 3 特別ユニットについてもろもろ噛んでみよう




 prrrr…


貴方「あ、もしもしー、お世話になっております。SSプロの…」

*『ええ、どうも』


貴方「DBSの女子ラクロスの件で、お礼を伝えようかと思いまして」

*『いえいえ、礼だなんて』

*『早めの対応が功を奏しただけですし、うちとしても大きなものに関われていいムードなんですよ』


貴方「そうでしたか」

貴方「ですが、いつもお世話になっていながら、今回は世界大会の応援サポーターにまでなれて…ありがとうございます」

*『こちらこそ、テレビなどでよくよく見ていますので、これからもお互いにがんばりましょう』

貴方「ええ。ありがとうございます」


貴方(テレビで見てるから、ヘマはしないでくださいね…ということか)

貴方(まあ…大丈夫だろうな)



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5.5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.91 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯 竹馬
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【288/きょうてき】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
    勝負事には一切遠慮とかを持ち込まないタイプのようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング



貴方(さて…来週の予定を考えよう)



 ↓1 来週の予定

 1 レコーディング
 2 応援ユニット練習(0/3)
 3 レッスン




 ―― 9月 2週目


巌「レッスンじゃ、しっかり準備運動せんと痛い目ぇ遭うぞわりゃあ!!」

貴方(珍しく先輩と同じ空間に…)


巌「おう、何ぼけっとしとんじゃ、われ」

貴方「何か?」

巌「レッスン終わりのことくらい考えて全員分にアイスでも買ってこんかい!」

貴方「今行ったら溶けちゃうじゃないですか」

巌「…………トレーナーが来たらカメラ向けられとるように思うて挨拶するんじゃぞぉ!?」


 バンッ

シャーディ「うっひゃっほぉぉぉぉぉーっ!!!」

シャーディ「葉子ちゃんがいてー! いよりんがいてー! ゆずもいてー! 佑香ちゃんまでいてー!!」

シャーディ「ここは天国かッ!? 女子ラクロスありがっとぉおおおおおお―――――――――――――――っ!!」

巌「ふざけとらんで準備せえええいっ!!」


 ・
 ・
 ・


 応援ユニット(1/3)


シャーディ「ふぅぅー……幸せすぎて死にそう」

巌「おう、死んどけ。そしたら人気絶頂で死んで完璧なアイドルになれるけえのう」

シャーディ「ひどいっ!!」


葉子「はぁっ…はぁっ…」

ゆず子「応援サポーターって…またデカすぎて、だりー仕事を…」

衣依「ゆずちゃん、そういうこと言っちゃダメだよ」

佑香「…」ブンブン ←ラクロススティックで素振り中

貴方「佑香ちゃんが試合に出るわけじゃありませんからね?」

佑香「!?」


 ↓1 応援ユニット!

 偶数 いきなり仕事っすか!?
 奇数 先輩からのアドバイスをたまわった




巌「来週の予定じゃあ、このままミーティングするけえ、全員ようええ子で聞くんじゃぞ」

 『はーい』


巌「来週月曜に記者会見じゃ。女子ラクロス世界大会の応援サポーターとして初お披露目があるけえ、コメントを考えとき」

巌「その後にオーマイエンジェルスへ出演することも決まっとってのう、シャーディはレギュラーじゃが、ゲストに…葉子と衣依じゃ」

葉子「えっ…わ、わたし…ですか…?」

巌「ほうじゃ、葉子みたいなラクロスのラの字も知らんっちゅうふっつーの女の子がええんじゃあ、自信持て」

巌「衣依は番組でラクロス特集されるけんのう、一緒にラクロス体験じゃ、うまいことやるんじゃぞ」

衣依「はーい」


貴方(とりあえず、来週の佑香ちゃんの予定はお披露目記者会見くらいかな)



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇




 佑香好感度:【288/きょうてき】
       →【297/きょうてき】


貴方(しっかし…)

貴方(さすがに一大イベントだな…)

貴方(こうもいきなりお仕事になるだなんて)


貴方(時間がある内にレコーディングだけでもしておきたいかも知れない…)



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5.5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.91 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯 竹馬
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【288/きょうてき】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
    勝負事には一切遠慮とかを持ち込まないタイプのようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング
 応援ユニ:1/3



 ↓1 記者会見

 1 あえてラクロススティックを持たせて登場させる
 2 大会までにルールを覚えます宣言をさせて、注目と期待感を煽る
 3 おとなしーくしててください、佑香さん




女子アナ「それではご発表いたします」

女子アナ「女子ラクロス世界大会の、DBS特別応援サポーターは、こちらの皆さんです」


シャーディ「よーし、行くよー」

衣依「緊張してきた…」

ゆず子「今さらかよ…」

葉子「人…人…人…」

佑香「…」ブンブン


貴方(うまくいきますように…)


 パシャパシャ


巌「何でスティック持たしたんじゃ?」

貴方「いえ、面白いかなと」

巌「…」


女子アナ「それでは、ひとりずつ自己紹介をお願いいたします」

シャーディ「湯郷シャーディです! 応援サポーターとして、精一杯、大会を盛り上げて、日本の勝利に繋げられたらと思います!」

シャーディ「選手の皆さんを直接応援するような機会をいただけて嬉しいです。よろしくお願いしまーす!」


貴方(さすがシャーディ、こういう時のコメントは素晴らしい…)


ゆず子「垣根ゆず子です。ラクロスって馴染みがないですけど、ルール覚えて視聴者の皆さんと同じ目線でがんばりまーす」

衣依「仲寺衣依です。代表選手の皆さん、がんばってください! 優勝できるように、心からの応援を届けたいと思います」

葉子「五味葉子です。…よ、よろしくお願いします。あんまり力にはなれないかも知れませんけれど…気持ちは、いっぱい応援します」


貴方(佑香ちゃん…いい具合にお願い!)


佑香「安住佑香です。……がんばれー」


貴方(うわ、びっみょう…!)


シャーディ「佑香はもうこの応援サポーターになれるって決まった時からスティックまで用意しちゃって、気合い充分なんですよー」

シャーディ「素振りとか、練習してたもんね! ちょっと皆さん、うちの末っ子のために…ちょびっとお時間を」

<ははは…

貴方(おお、シャーディさすが。和やかな雰囲気に…。佑香ちゃん、素振りで掴んで…!)



 ↓1 リトルモンスター!!

 偶数 代表選手コーチに誉められる素振り…
 奇数 ものすごい勇ましさで逆に笑いを取れた…



女子アナ「それでは安住佑香さん、お願いします」


佑香「ふぅー…」スッ

佑香「ふっ!」

 ブォンッ
 ブォンッ

<おおー


貴方(何か、感心されてる…?)


女子アナ「この素振り、どうでしょうか、監督?」

監督「中学生になったら是非ともラクロス部のある学校へ入ってもらいたいものですね」

コーチ「荒削りすぎるけど光るものがありますよ」


貴方(まさかの絶賛!?)

貴方(ま、まあいいか…)


貴方(その後も和やかなムードと空気で、お披露目会は終わった…)



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇



 22:30狙いで一旦終わり
 おつかれさまでござんした



 佑香好感度:【297/きょうてき】
       →【303/きょうてき】


 ―― 9月 4週目


貴方「レコーディングもやりたいけど、応援ユニットで歌番組なんてことにも備えてそのレッスンもしたいし…」

貴方「うーん」

貴方「忙しいと大変だ」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5.5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.91 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯 竹馬
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【303/きょうてき】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
    勝負事には一切遠慮とかを持ち込まないタイプのようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング
 応援ユニ:1/3



 ↓1 今週の予定

 1 レコーディング
 2 応援ユニレッスン
 3 レッスン




貴方「ここがレコーディングスタジオです」

佑香「…」キョロキョロ

貴方「佑香ちゃんの歌を今日は収録しますからね」

貴方「がんばってください」



 ↓1 レコーディングをした!

 偶数 え? ついでに応援ユニ用の歌も録っておけ? え? 行ける面子は送っといた? え?
 奇数 ダブルブッキングしちゃった? 佑香を行かせろ? えっ?



 prrrrr…


貴方「おやっ…?」

貴方「もしもし?」

巌『おう、今はレコーディングしとるな?』

貴方「ええ」

巌『ついでじゃけえ、応援ユニット用の歌もレコーディングしときい』

巌『都合ついたのから送り込むけえのう、頼むぞ』

貴方「え」

 プツッ
 ツ-ツ-ツ-


貴方「ええー…?」

貴方「ちょっと急すぎやしませんかね…?」


 ガチャッ

葉子「お、おはようございまー…す…」

貴方「おや、一番乗り」

葉子「えっ?」


貴方「さ、どうぞ」

葉子「あ、はい…」



貴方(葉子ちゃん、ゆず子、衣依ちゃんまで来たか…)

貴方(シャーディはやっぱり忙しいんだろうな…)

貴方(ともあれ、レコーディングは無事に済んだ…良かった)



 ↓1 行動選択

 1 ついでだし、シャーディ抜きでも応援ユニのレッスンもしちゃおうか
 2 さあ、解散!!




貴方「さあ、ついでだからレッスンしますよー」


葉子「ついで…」

ゆず子「ええー? そんな覚悟で来てないって…」

貴方「レッスンに覚悟はいりませんから…」

衣依「そうだよ、ゆずちゃん!」

佑香「…」ブンブン

貴方「佑香ちゃんも、素振りを誉められたからってそれの練習はしないでいいですから…」


 ・
 ・
 ・


 応援ユニ 2/3


貴方「はい、皆さんご苦労さまでした」

ゆず子「うぇぇぇ~……死んだぁ~…」

貴方「ゆず子が死んでもまだ伝説にもならないんで、長生きしてください」

葉子(そういう問題…?)


衣依「でも何だか、急に忙しくなっちゃったね」

葉子「うん…。それに…」

貴方「それに…どうしました?」

葉子「学校で…バレちゃって…アイドルしてるって…」

貴方「嫌だったんですか?」

葉子「恥ずかしい…」

ゆず子「なーにを今さら…」

ゆず子「わたしなんか、同姓同名の双子とかだろとか言われてるくらいなのに…」

衣依「ゆずちゃん…何か何も言えない…」


貴方「そう言えば…佑香ちゃんは学校の勉強、ちゃんとやってます?」

 ギクッ

佑香「…」チラッ

貴方「…」

佑香「…」ブンブン

貴方(ごまかすのがヘタくそすぎる…)



 ↓1 行動選択

 1 お仕事もいいけれど、学生の本分は勉強。ついでのついでで、全員、勉強しなさい!!
 2 まあいいや、シャーディが嗅ぎつけてくる前に解散で…




スバル「あ、おかえりなさ――って、皆、一緒に…?」

貴方「ええ、ちょっと勉強会を、と思いまして」


ゆず子「やってられるかー! 抗議するー!」

佑香「するー」

衣依「お勉強もちゃんとしないと、間野さんにバカドル路線にされちゃうよ?」

葉子(丁度、課題出されてたし丁度いいかも…)


貴方「さ、ちゃきちゃき勉強してください」



 ↓1 勉強会スタート

 1~3 タカシ(通信制高校生)がきて、ついでに貴方の餌食になった
 4~6 まこちゃん(実質小卒)がきて、自分から加わった
 7~9 香様がいらっしゃって個別塾の講師顔負けの指導が…!




 ガチャッ

タカシ「おっつかれさまー!」

貴方「おや、タカシくん」

タカシ「あれ? 皆もいる…何してるの?」

貴方「お勉強会ですよ」

タカシ「ふうん…バイバーイ!」

 ガシッ

貴方「タカシくん…通信高校のレポートなどをサボって、去年、留年してましたよね?」

タカシ「…い、いやー、ほら…売れっ子のさがっていうか…?」

貴方「一緒にやっていきましょう?」

タカシ「でもさー、ほら…女の子の園だし?」

貴方「タカシくんはかわいいから違和感ありませんよ」

タカシ「えっへへへー…誉められるのは嬉しいけどー」

貴方「佑香ちゃーん、隣にタカシくん入れますからがんばってくださいね」


佑香「!」

タカシ「うぅ…」

ゆず子「ひとりだけ逃れようったってそーはいかねえっての…」

衣依「タカシくん、いつまで高校生やるの?」

タカシ「ぐはっ…衣依…それ、地味にきいた…」

葉子「じゃあちゃんとやればいいのに…」


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇
 ※勉強会により最高5まで




 佑香好感度:【303/きょうてき】
       →【304/きょうてき】



 prrrrr…

スバル「はいっ、SSプロ」

スバル「あ、間野さん。どうしました? ええ、ええ、はい、分かりました」

 ガチャッ

貴方「どうかしました?」

スバル「10月2週目に歌番組が決定だそうです」

貴方「おお…」

スバル「特別ユニット全員参加だそうです」

貴方「分かりました」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5.5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.91 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯 竹馬
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【304/きょうてき】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
    勝負事には一切遠慮とかを持ち込まないタイプのようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング
 応援ユニ:2/3



貴方「さて、来週は…」



 ↓1 来週の予定

 1 応援ユニレッスン
 2 レッスン
 3 佑香のデビューシングルについて




貴方「さあ、レッスンですよー」

シャーディ「どぉおおおおおおおしてッ!? わたしがいない時にレッスンしちゃったのぉおおおおおっ!?」

貴方「売れっ子ですからね、シャーディは」

シャーディ「オーマイガドネスッ!!」バタッ


シャーディ「いーよーりーん、なぐさめて~」

衣依「シャーディ、床に寝ちゃお行儀悪いよ?」

シャーディ「はーい♡」


佑香「…」スッスッ

ゆず子「あっはははwww 似てる似てるwww」

葉子「何してるの?」

ゆず子「ラクロスの動画見せたらマネし始めてんのwwww」


貴方「ラクロスじゃなくて、歌とダンスのレッスンしましょうね…」


 ・
 ・
 ・


 応援ユニ 3/3


シャーディ「ここで、ピシっと揃えて…オッケー!!」

貴方「決まりましたね」

シャーディ「じゃあ、完成したっていうお祝いで――」

 ガチャッ

巌「おうっ、レッスンはもう終わったなぁ!? シャーディ、次の仕事じゃ、行くぞぉっ!」ガシッ

シャーディ「やーだー、もっとみんなとお喋りしたい笑いたいハグしたいぃー!!」ズルズル

 バタムッ


葉子「…一瞬だった…」

ゆず子「さっすが間野っち、シャーディの扱いがなれてる」

衣依「でも何か…女の子扱いじゃなかったよね。首根っこ掴んでたもん」

佑香「…」ブンブン


貴方(佑香ちゃんはぶれないな…)



 ↓1 お仕事?

 偶数 代表選手の合宿レポートのお仕事だそうで
 奇数 代表選手が出演する番組に、一緒に出るそうで




貴方「じゃあ皆さん、着替えたら帰りますよー」

 『はーい』


 prrrr…

貴方「っと…最近多いな、電話…」

貴方「もしもし? あ、河村くん…」

スバル『再来週に代表選手の合宿の取材があるそうで、リポーターの出動要請です』

貴方「ほう」

スバル『それで、佑香ちゃんがラクロスの練習を体験するのはどうかと…いうことだそうで』

貴方「ほほう」


スバル『人数的に、あとひとりだそうですが…どなたがいいですかね?』

貴方「そうですね…」



 ↓1 佑香と誰にしようか…?

 1 葉子:練習を体験というのは体力的に不安だけれど…
 2 シャーディ:安定安心の?(仕事に関しては
 3 衣依:佑香に遊ばれて調子を崩しちゃわないといいけど…
 4 ゆず子:まあ一応仕事の時はそれっぽく振る舞いはするけど…




貴方「……ゆず子にでもしておきましょうか」

スバル『大丈夫ですか?』

貴方「ええ、ゆず子ならいわゆるバラエティー的ないじられ要素にも対応できますし」

貴方「むしろたるんでる根性を叩き直してほしいですよね」ニコッ


ゆず子「何か不穏なこと聞こえてんだけど…?」

葉子「ゆず子、最近、お腹まわり…」

ゆず子「言うな…言わないで…」

衣依「運動した方がいいよ?」

佑香「三段腹…」ボソッ

ゆず子「まだ三段にもならないっての!」


貴方「ええ、ではそういうことでー」



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇




 佑香好感度:【304/きょうてき】
       →【306/きょうてき】


貴方(忙しくなってきたなあ…)

貴方(来週は歌番組に出演で、その次の週には合宿リポート…か)

貴方(とりあえず、ひとつずつのお仕事を大切にしていこう)



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5.5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.91 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯 竹馬
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【306/きょうてき】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
    勝負事には一切遠慮とかを持ち込まないタイプのようだ
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング
 応援ユニ:3/3



貴方(んー…)

貴方(歌番組出演にあたって…佑香ちゃんはどうしようかな?)


貴方(トークとなると、不安がありすぎるけれど…他に少しでも目立てさせるには…)

貴方(パフォーマンスに集中してもらって正統派勝負をする…?)

貴方(それともまたラクロススティックでも持たせて…いやでも歌番組だしなあ…)

貴方(それとも、誰かと絡ませる形で…?)



 ↓1 どうしようか

 1 いや、歌番組なんだから歌とダンスのパフォーマンスに注力だ
 2 何かのネタになるかもだしラクロススティックでまた…ラクロスの子とかならないよね…?
 3 誰かと絡ませる形で印象づけるように…
   ※「3」選択時のみ、誰と絡ませるかを併記してね
    葉子 シャーディ 衣依 ゆず子 から




 ―― 10月 2週目


貴方(いつの間にやら10月か…)

貴方(時間の流れ早い)



貴方「――よし、リハーサルも無事に終了…」

貴方「あとは本番を待つだけだ」


貴方「佑香ちゃん」

佑香「…?」

貴方「リハーサル、とっても良かったですから、その調子でやってみてください」


貴方(何か、やる気を引き出すようなことでも言ってみようかな…?)



 ↓1 台詞選択

 1 本番でうまくいったら…来週、ラクロスができるかも知れませんからね
 2 うまくいったらやきいも、買って帰りましょう
 3 その他、台詞を簡潔に




貴方「本番でうまくいったら…来週、ラクロスができるかも知れませんからね」

佑香「!!?」


貴方「しかもすっごい体育館ですよ」

佑香「…どれくらい?」

貴方「…日本代表と言われるような人が練習するにふさわしいような…体育館です」

佑香「…」


貴方(響いただろうか…?)

貴方(本番を見守ろう…)


 ・
 ・
 ・


司会「次は女子ラクロス世界大会DBS特別応援サポーター、SSプロ特別ユニットです」

シャーディ「お願いしまーす!」

衣依「お願いします」

葉子「…します」

ゆず子「よろしくお願いしまーす」

佑香「…」


貴方(うっ…佑香ちゃん、喋ってないな…)

貴方(ま、まあ…パフォーマンスさえちゃんとできれば…)



 ↓1 さあ、歌を披露だ!

 1~6 けっこうラクロス楽しみにしてるんだろうなー
 7~9 おうおう、レッスンの時よりもキレがあるじゃないの




女子アナ「本日は特設スタジオにファンの皆さんを招いてのパフォーマンスです」

女子アナ「どうぞ」



<わああああーっ!!


シャーディ「いっくよぉー!?」

 ~♪


貴方(始まった…!)

貴方(テレビサイズだから佑香ちゃんがソロで歌うところはないけれど…)

貴方(身長の問題でダンスは常に前列に出ているからカメラに映ることは映る!)

貴方(がんばれ、佑香ちゃん…!)


貴方「おっ…」

貴方(何か、佑香ちゃんの目がギラギラしている…?)

貴方(やる気が伝わるし、楽曲の応援歌にもあの表情は意外とマッチしている…!)


貴方(…そんなにラクロスにハマっちゃったのかな…?)

貴方(アイドル辞めてラクロス一本でやっていくとか言い出したらどうしよう…?)



 ↓1 収録終了

 偶数 番組Pに誉められちゃった~
 奇数 特に何もなかったよ




ゆず子「あーっ…つーかれたー……」グデッ

衣依「ゆずちゃん、楽屋戻ってすぐそんなじゃダメだよ」

葉子「緊張した…」

シャーディ「じゃあ、皆でこれから――」

 バンッ

巌「おらシャーディ、次じゃ、次ぃっ!!」

シャーディ「ぎゃああっ! 鬼ぃー!!」ズルズル


貴方「…ははは…」

 クイクイ

貴方「っ…」

佑香「どうだった?」

貴方「バッチリでしたよ」ナデ

佑香「ラクロスは?」

貴方「…ふふ、もちろん、お約束は守りましょう」

佑香「!」パァァッ


ゆず子(最初っから決まってたじゃんか…)


貴方「そんなに、ラクロスに興味持っちゃいました?」

佑香「棒好き」ブンブン

貴方「…」


貴方(野球でもクリケットでもゴルフでもいいってことなんだろうか…?)

貴方(間違っても選手さんや関係者さんにはこんな本音が伝わらないようにしよう…)



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇


 今夜はここまで
 お疲れさまでした



 反映を忘れないよう、念のため


 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5.5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.91 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯 竹馬
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【308/きょうてき】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
    勝負事には一切遠慮とかを持ち込まないタイプのようだ
    棒を振り回したりするのが好きらしい
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング
 応援ユニ:3/3



 タカシの家庭事情クリアにより詳細情報が開示されました


 西島タカシ 男 19歳 誕生日:? アイドル歴:7
 体力:3 頭脳:4 精神:2
 歌:7 踊:5 容:5 表:4 演:4
 熱:2 道:4

 能力タイプ:ステージパフォーマー
 イメージカラー:桜色

 19歳児:年齢不相応にとっても天真爛漫で、やや腹黒い
 精神病:薬を服用していないと酷い妄想などの症状に襲われてしまう

 身長:154cm 体重:50kg 血液型:AB型 足のサイズ:24.0 利き手:両利き
 特技:口笛 ギター 趣味:音楽鑑賞 悪戯 買物
 好きな食べもの:手料理 あったかいスープ 甘いお菓子
 嫌いな食べもの:冷えた弁当※1 ちくわの磯辺揚げ 生野菜全般 甲殻類貝類※2
 癖:他人との距離感を掴みにくい ありもしない監視カメラを探す 肌をさらすことにためらいがない
 弱点:睡眠剤がないと眠れない
 ※1 ネグレクトを受けていた時の主食だったため
 ※2 見た目が食べものとして受けつけられないため

 外見特徴
 ・クセっ毛金髪
 ・小さい体とむだ毛処理を徹底したすべすべお肌
 ・七分丈のズボンを好んで着用し、衣装にも多く取り入れられている
 ・変装はあまりしないがコンタクトレンズが面倒な時は眼鏡をかけている

 家族構成※3:母※4
 ※3 戸籍上は私生児であるため、父親は名前すら知っていない
 ※4 現在は刑務所に収監されている

 家族に例えると:勝手気ままに、遊んで、餌ちょうだい、今は放っておいてと自由に振る舞うペット
 動物に例えると:好奇心旺盛だったり、のんびりするのも好きだったりするキツネさん

 精神病棟通算入院日数:50日
 妄想症状:監視カメラ 集団ストーカー
 受けた虐待:根性焼き 暴行 水責め 無視 閉出し 罵倒 存在否定
 昔の将来の夢※5:いい子になってお母さんにいつもにこにこ笑ってもらうこと
 ※5 小学1年生の作文より

 座右の銘:寂しさで人は死なない
 苦手なもの:抑圧的な人間 暗くて狭い空間 ヒステリックな女 虐待関連のニュース 煙草
 コンプレックス:親の愛情や、家族の情というものを知らないこと
 トラウマ:虐待 精神病棟
 将来の夢:何もなし

 SSプロアイドルとやってみたいこと
 シャーディ:1日中、渋谷でノー変装で派手に遊び回る(金はシャーディ持ち)
 香:1ヶ月ほどの共同生活(世話を焼かれたい)
 衣依:火遊び(悪い遊びを教えたい)
 誠:超高級レストランで超高級ディナー(単純に誠とお金のかかることをしたい)
 ゆず子:お兄ちゃんって呼んでもらいたい(ゆず子のお兄ちゃん呼びに萌えそう)
 葉子:ニックネームで呼び合いたい(仲良くなりたい)
 佑香:テレビじゃないとできないような盛大な悪戯番組(悪戯したい)

 SSプロアイドルからの一言
 シャーディ:普通にかわいいところもあざとかわいいところも腹黒かわいいところもかわいい!!
 香:いつまでも子どもでいられないんだから大人らしい落ち着きをそろそろ備えろ。できるはずだ
 衣依:タカシくんはいつもすごく明るくて、どんな空気も賑やかにしてくれてすごいって思うよ
 誠:それぞれ事情はあると思うけどタカシが偉いのは、自分の中で折合いをつけてるところだな
 ゆず子:めんどくさい。ほんとにめんどくさい。だるい時とかだと、めちゃくちゃにめんどくさい
 葉子:馴れるまで時間はかかるけど、いい子…じゃなくて、いい人だとは思ってます
 佑香:ブートジョロキア買って

 社長評
 いつも明るく元気な空気を作ってくれて、SSプロの良い雰囲気の要だとも思っている。
 歌唱力を筆頭にステージパフォーマンスのクオリティーがとても高いのも魅力的だろう。
 今は落ち着いているようだが、できるだけ精神的な負担がないようこれからも気をつけてもらいたい。
 それと社長室に悪戯を仕掛けるのはやめてもらいたいものだ。

 担当プロデューサー評
 いつまで半ズボンでいけばいいんだろうか。


 ~寂しい男たち~

タカシ「今日、女の子たちはみーんな揃って番組出演だってー」

タカシ「他にもいっぱい仕事あって、あんまり事務所に揃わなくなってるしね」

誠「大変そうだなぁ、あいつら…」

タカシ「まーこーちゃん。今日、女の子たちはみーんな揃って番組出演なんだってー」

誠「聞いたって」

タカシ「もー、にぶちんだなー」

 ガチャッ

香「ん…? 何だ、むさ苦しいことになっているな」

タカシ「あ、香くん! 僕がまこちゃんのむさ苦しさを中和してあげてるんだからいいじゃん」

誠「俺むさ苦しいか? むさ苦しいかぁっ?」

タカシ「あのね、香くん、今日、女の子たちはみーんな揃って、番組出演なんだよ」

香「それがどうした?」

タカシ「むっ…」


香「…むさ苦しさついでだ。男だらけで焼肉でも行くか? 食事券がある」

誠「や、焼肉…!?」

タカシ「香くんの奢りなの!? やったー、行く行くー!! さっすが香くん、察するの上手ー♪」

誠「いいのかっ…? ほ、ほほほっ、ほんとにっ…焼肉なんて、奢って、くれるのか…!?」

香「大袈裟だ、お前は」


 ~遊びにいこう:まこちゃんチ~

葉子「まこちゃんの、お家…?」

タカシ「うん、遊びに行ってもいーい、って尋ねたらいいよーって。ハコちゃんも行こっ?」

葉子「いいけど…」

葉子(まこちゃんのお家って…どんななんだろう…?)


タカシ「住所によると…えーと…ここ、かな?」

葉子「………アパート?」

タカシ「1階の左端…だから…あ、ここだ。でも表札も何も出てない…。ピンポンもついてない…。今時、ノック? 空家じゃないよね?」

 コンコン

タカシ「まーこーちゃーん、あーそーぼ」

葉子(今時こんな風に言う人いるんだ…)

 ガチャッ

誠「おう、いらっしゃい。何もないけど上がれよ」

タカシ「わー…ほんとに何もないね…。お洋服と、ちょっとだけの家具と…お台所の冷蔵庫も小さいし、調理器具もちょっとだけだし…」

葉子「でも、お庭があるんだ…」

誠「ああ、それな。うちの家庭菜園。いいだろ? まあ猫の額みたいなもんだけど、色々育ててさ。プランターだけど」

葉子(意外と普通…。四畳半しかないあばら屋かとも思ったけど、ただただ古いだけの…2K? 2K? まこちゃんならワンルームとか…)

タカシ「……思ったんだけどさー、ここ、何かいる?」

誠「ん? ああ、事故物件だとか何とかで、格安だったんだ! それに周りの部屋とかも人いなくて、快適なんだぜ!」

タカシ「僕ここもう二度とこーない! 何か淀んでるもん!」

葉子「わたしも、ちょっと…」

誠「えっ?」


 ~SSプロ意識調査:英語~

葉子「英語…? 学校で習ってる範囲ならできると思うけれど…英会話っていうことになると不安が少し…」

葉子「発音がちゃんと通じるのかとか、ヒアリングがちゃんとできるかとか…」

葉子「リーディングならちょっとはできるとは思うけれど…」


衣依「わたしね、英会話教室に通ってるからちょっとだけ自信あるよ!」


ゆず子「英語ぉ…? ネトゲで外人とちょっと喋る程度…」

ゆず子「日本人なんだから日本語だけでいいじゃん…仕事で外国とか行っても通訳とかつくっしょ?」


香「日常会話程度なら問題はないだろう」

香「ちゃんとした留学経験などがないからどこまで通じるかは未知数だがな」


タカシ「英語? 何それおいしいの?」

タカシ「冗談だって、でも全然かなー? ボディランゲージでいけない?」


誠「自分の名前くらいしか英語で言えないと思うな…」


佑香「英語…ムリ」


シャーディ「ふっふっふ、わたしを誰だと? アメリカはテキサス生まれのちゃきちゃきのバイリンガ――」



 ~SSプロ意識調査:海外旅行~

葉子「海外は行ったことないし…別に行かなくてもいいかなとか…」

葉子「言葉が通じるか不安だし、治安だって日本の方がいいだろうし、外国に行ってまでしたいことも思い浮かばないし…」


衣依「これからはグローバル化の時代だから、外国にも目を向けないとダメって…学校の先生が言ってたよ」

衣依「アメリカとか行ってみたいな」


ゆず子「めんどいから日本にいりゃいいって…」


香「イギリスの博物館を巡りたいな」

香「それかヨーロッパを鉄道で旅するのもいいかも知れない」


タカシ「景色の綺麗なところとか行ってみたいな~。どこがいいかな? いっぱいあるよね、そういうの」

タカシ「特に見たいのは…うーん…ありすぎて絞れないや」


誠「海外かー…考えたことはあったな」

誠「…高飛びすりゃ色々はかどるんじゃないかとか…」


佑香「海外旅行…行きたい」


シャーディ「アジアツアーとかの遠征を是非――」



 ~本名、芸名~

葉子「あれっ…お財布落ちてる」

ゆず子「その財布、タカシのじゃね?」

葉子「事務所だから良かったけど…外に落としてたら大変…」

ゆず子「…中にいくら入ってるか、ちょっと覗いてみね?」

葉子「ええ? そういうの良くないんじゃ…」

ゆず子「見るだけ、見るだけ」パシッ

ゆず子「稼いでっからなー、タカシは…。どーれ…」

葉子「っ…札束…」

ゆず子「1、2、3、4、5、6、7、9、10、11、12、13、14…14万と…5000円…? ひえええ…」

ゆず子「うわ、カードも何かたっかそう…。あ、運転免許見っけ」

葉子「あれ、これの名前…」

ゆず子「……タカシって…芸名だったのか…」


葉子「そう言えば、他に芸名の人っているの…?」

ゆず子「…シャーディは本名」

葉子「へえ…」

ゆず子「以上」

葉子(あれ? 何かいつものゆず子っぽくないような――そう言えばゆず子って…?)

ゆず子「以上」

葉子「ゆず子って、芸名…?」

ゆず子「何も言わない」



 ~習い事~

葉子「衣依ちゃんって、習い事してるの?」

衣依「うん、いっぱいしてるよ」

葉子「いっぱい?」

衣依「ピアノと英会話とバレエとそろばんと…」

葉子「そ、そんなに?」

衣依「他にも増やしたいなーって考えてるんだ」

衣依「間野さんがね、アイドルは何でもできた方がいいから習い事してるのは強みになるんだよって教えてくれたの」

葉子「そ、そうなんだ…」


葉子「でもそんなに習い事してると忙しいんじゃない…?」

衣依「お仕事とかが入ると休んじゃうんだけど、できるだけ行ってるの」

衣依「それに面白いよ、色々教わるの」

葉子「へえ…」


今日は本編なしっす
お休みです


 ~遊びにいこう:ハコちゃんチ~

葉子「えっ…わたしの…?」

タカシ「うん、家の人とかいない時間狙って!」

誠「それかなりアレな発言じゃないか…?」

葉子「…いいけれど…変なことしない?」

タカシ「むっ、するはずないじゃーん。別に女の子に飢えてないしー」

タカシ「原宿らへんぶらついて、ちょぉーっと強引にいけば別に後腐れのない…って冗談だよ、真に受けないでね?」


誠(俺まで呼ばれちゃった…)

タカシ「お邪魔しまーす♪ おおー、何か…けっこうリッチそうな感じ…。都内に二階建てのちゃんとした一軒家なんてすごいねー」

葉子「そ、そう…?」


タカシ「ハコちゃんの部屋はー?」

葉子「お部屋も、見るの…?」

タカシ「それが楽しいんじゃない」

葉子「…勝手にものとか見ないで…ください…」

誠「任しとけ、俺が留めてやる」

タカシ「嫌がるならしないのにー、ぶーぶー」


タカシ「おおー…何か、期待したほど女の子っぽくないお部屋…。片づいてはいるけど…」

誠「勉強机に、ベッドに…面白そうなのは置いてないな」

タカシ「まこちゃん、まこちゃん。ここはベッドに座っちゃっていいかな? 椅子の方がいい?」

誠「床にしたら?」

タカシ「ちぇ~……じゃ、まこちゃん座って」

誠「ん? おう」

タカシ「で、その上に座ると…。できた、まこちゃん座椅子!!」

誠「…まあ別にいいけど…」


葉子「飲み物と、おやつ…持ってきたけど…」

タカシ「わーい!」

誠「よ、葉子っ…!」

葉子「え、な、何…?」

タカシ「どったの、まこちゃん?」

誠「…い、家に、ジュースとお菓子を…じょ、常備、してる…のか……?」

タカシ「まこちゃん、それそこまで驚くことじゃないから」


葉子「お母さんがお客さんくるなら…って用意してくれてたみたいで…」

誠「だよな…そんな、いつも常備なんて――」

葉子「いつものより、ちょっといいやつだったけど…」

誠「ぐっは…!」

タカシ「大変だ、まこちゃんがカルチャーギャップで虫の息に…!!」

葉子「ええ…?」

タカシ「まこちゃんっ、こんなとこで死んじゃダメだよっ! 死んだらおやつもジュースも食べられないよ!?」

誠「い、生きる…!」

葉子「…あ、ハイ…」

16:00を目処に今日はやりまっせ
SSプロファンの皆さんはそのくらいにしゅーごーでーす


 ~カラオケ~

葉子「………実は…カラオケって、初めてで…」

タカシ「ええっ、うっそ!? 信っじられない!?」

佑香「…ピザ食べたい」クイクイ

シャーディ「今日はこのシャーディお姉さんが全部奢っちゃうから、好きなだけこの端末から注文していいからねー♡」

佑香「!!?」キラリ-ン

葉子(にしても…何かすごい面子…どうしてこんなことに…?)


シャーディ「葉子ちゃん、持ち歌歌ってー!」

タカシ「あ、いいねいいね! もーちうた! もーちうた!」

シャーディ「あそーれ、もーちうた! もーちうた!」

葉子「ええ…?」

佑香「…」pipipi

 pi

モニター『青のり』パッ

シャーディ「ぶっ!? 佑香ちゃんっ、青のり歌うの!? 歌っちゃえるの!? ブリトラ!?」

佑香「…」つマイク

タカシ「ん?」

シャーディ「えっ?」

佑香「歌って」

シャーディ「まっかしてー!!」

タカシ「え、僕も?」


 ~♪

葉子「ふっ…くく…」プルプル ←青のりにうけてる

佑香「…」pipipi ←デンモク操作しまくり

<コンコン

*「ご注文のお料理お持ちしましたー。揚げものプレート、ポテトプレート、居酒屋プレート、ミックスピザ、チーズピザ、焼きそば、炙りイカ、イチゴメロンパフェ、焼きおにぎりコンビ、チキンナゲット…」

 ズラララァァッ

葉子「ええ…?」

佑香「…」ムッフ-

タカシ「あ、おいしそー! シャーディ、ごちでーす!」モグモグ

シャーディ「ええ―? そんなごちとか、そんな…そんな、ええ~? てーれーちゃーうーなぁぁ~」


*「ありがとうございました、合計[ピ-----]万[ピ-----]千円です」

シャーディ「……………カードで…」

タカシ「あー、お腹いっぱいだし、歌って楽しかった~」

佑香「…げふっ…ふい~…」ポンポン

葉子(カラオケって、お金かかるんだなぁ…)



葉子「えっ……まこちゃん、カラオケ行ったこと、あるの…?」

誠「ん? まあ、数えるくらいだけどあるっちゃあるぞ? どうしてそんな…?」

葉子「まこちゃん…ショック死とか、しない…? カラオケなんか行ったら…?」

誠「俺を何だと思ってるんだ…?」




 ―― 10月 3週目


貴方「さ、ここがラクロス女子代表選手の合宿所ですよ」

佑香「おお…」キョロキョロ

ゆず子「うわー…わたし、こういうガチ勢なとこって苦手…」

貴方「そんなことは言わずに」


貴方「今日はですね、合宿所の紹介と、選手と監督とコーチへのインタビューをします」

貴方「それからラクロスを体験…ということになっていますので」


貴方「インタビュー内容は事前にこちらでリストアップしたので、このメモに従ってお願いしますね」

ゆず子「うぃー…」

貴方「それでは張り切っていきましょう」

佑香「…」フンス-

ゆず子「はぁぁー…」



 ↓1 リトルモンスター!

 偶数 リトルモンスターのアグレッシブさと、ものぐさガールの手抜き加減が絶妙にマッチ?
 奇数 リポートはゆず子、体験は佑香とちゃっきり役割が自然と分かれてた。貴方は指示してない




ゆず子「すごいとこなんですね。ご飯まで徹底して栄養バランスとか…」

佑香「食べたい」

担当者「えっ」

ゆず子「…あっ、丁度お昼がそろそろじゃないんですか? このおいしさは是非ともリポートしないと、リポーターとして…ね? ねっ?」チラチラッ


貴方(ゆず子め…楽な方へ、楽な方へと…)

貴方「…あのー…よろしいですか?」

*「は、はあ…では…」


ゆず子「いえーい、食べられるぅー!」

佑香「いえーい」

担当者「で、では…できあがったらということで。次へ参りましょう」



ゆず子「それでこのチームの最大の強みというのは何ですか?」

キャプテン「最大の強みはチームワークです。世界の強豪を相手に、チームワークを武器に戦いを挑んで、勝ちを手に入れたいと思っています」

キャプテン「強固な結束力を生み出すためのゲームみたいなトレーニングもやっているんです」

佑香「ゲームしたい」

キャプテン「えっ?」

ゆず子(これに時間を取ればラクロス体験だとかいうのもおざなりに…?)

ゆず子「是非ともリポートしたいです!」チラチラッ


貴方(またゆず子は…)

貴方「あのー…いいでしょうか…?」

*「え、ええ…」



 ↓1 そんなこんなでリポートが続き…

 偶数 かなり内容が盛りだくさんに膨らんだけど、けっこう色々と引き出せちゃったんじゃあるまいか?
 奇数 肝心のラクロスそのものにまだ触れてへん!?




ゆず子(くそぅっ、クソクソクソっ! シーット!!)

ゆず子(たらふくアホみたいな量のメシ食べさせられて、それから意味不明のチームワークを高めるとかいうゲームして、合宿所内で何故か鬼ごっこまでやって、そこまでしといて、ラクロスまで体験させられるのかよ!!)

ゆず子(これじゃ、がんばった意味ねえええええっ!!)


キャプテン「それじゃあ実際に、ラクロスを体験してもらいましょう」

ゆず子「はーい…」

佑香「!」キラキラ


貴方(何かゆず子が良からぬ企みをしていたみたいだけど…)

貴方(それが逆にけっこう内容の濃い、良いリポートになった気がするな)

貴方(何でも知りたがる佑香ちゃんを後押しするようにしてゆず子が漕ぎ着けていった…みたいな印象だったけど…)

貴方(……まあ誉めておこう、ゆず子も)


 ・
 ・
 ・


ゆず子「以上、女子ラクロス日本代表選手合宿所より、垣根ゆず子とー」

佑香「…安住佑香で…おおくり、しました」

<はーい、オーケーでーす


貴方(無事に終わった…)



 ↓1 行動選択

 1 佑香とゆず子を誉めておく
 2 もうちょっと時間はあるから代表選手の皆さんにラクロス教わっておいでー?って、特にゆず子に
 3 代表選手の皆さんにちゃんとご挨拶してから撤収よ



貴方「お疲れさまです、佑香ちゃん、ゆず子」

ゆず子「あー、終わった終わった…」

貴方「挨拶してから撤収しますよ」

ゆず子「だる…」

貴方「何でもかんでも、だるい面倒と口に出すから、余計にそう感じるんですよ。佑香ちゃんを見てください」

ゆず子「ああ?」


<あ、佑香ちゃん…えっ? まだ、ラクロスやりたいの?


ゆず子「おい迷惑かけてんぞ」

貴方「佑香ちゃんっ…!!」ダッ


貴方「あ、ははは…どうもありがとうございました、本日は…。どうぞがんばってください」

佑香「モゴモゴ」

キャプテン「あ、はい…」

貴方「ほら、ゆず子も」

ゆず子「がんばってくださーい」



 ↓1 代表選手たち…

 1~3 もう追い込みのころやからね、取材なくなったやでー、って早々に練習へ戻ってった
 4~6 にこやかで和やかなムードで終われました
 7~9 リトルモンスターがさすがすぎてなんかもう




<取材も終わったんだから練習に戻るぞ!

<はいっ!


貴方(…がんばってもらいたい)

貴方(ラクロスの普及も、彼ら、彼女らにとっては大事だろうけど、目の前の試合も重要極まりないし…)

貴方(取材だから、応援だからと言って邪魔になってしまうのはできるだけ避けたいものだなあ…)


貴方「…じゃ、我々もさくっと撤収しますよ」

ゆず子「おー」

佑香「うん」



 ↓1 イベ発生?

 偶数 なにぃっ? 葉子が出演予定だった番組だけど、忙しくなったスケジュールでちょっと体調不良で佑香に代打ぁっ!?
 奇数 なにもないよ



 prrrr…


貴方「はいー、もしもし?」

貴方「ああ、河村くん……えっ、葉子ちゃんが? ええ…大丈夫なんですか?」

貴方「そこまででもないけど、安静に…? そうですか…」

貴方「で…ええ、はあ、ほうほう、なるほど」

貴方「分っかりましたー、了解です」


貴方「…」

貴方「佑香ちゃん、もう1本、お仕事入りましたよ」

佑香「?」



 ↓1 葉子は別に深刻なことにならないから安心してええんやで コンマ判定

 偶数 いわゆる街歩き番組でござるね
 奇数 クイズ番組…ですか…




貴方「……クイズ番組、か」

貴方「…佑香ちゃん、クイズって得意だったりします?」

佑香「きらい」

貴方「得手不得手を尋ねて、好き嫌いが返ってくるとは…」


貴方(ま、まあでも…学歴自慢が出演するようなクイズ番組じゃなくて、なぞなぞ的なクイズだし…)

貴方(きっと佑香ちゃんなら…うん、きっと…)


 ・
 ・
 ・


司会者「おじいちゃんと一緒にやるスポーツは何?」

 ピンポン

出演者A「ソフトボール!!」


司会者「拾ったのにお金を支払わなくてはならないのは!?」

 ピンポン

出演者B「タクシー!」


司会者「秘密をもってはいけない、という法律で貧富の差がなくなりました。それは何故?」

 ピンポン

出演者C「隠さ(格差)ないから!」



貴方(ガチ勢ぃぃぃぃぃっ!!)

貴方(テレビ的な誤回答で笑いを取っていくスタンスなし!? 1発正解ばかり!?)

貴方(佑香ちゃん、がんばれ…!! しかもこの番組、正解数に合わせた時間しか番宣タイムがもらえないから…!!)


佑香「…」パチクリ


<テープチェンジ入りまーす!!


貴方「!」

貴方「今の内に、何かアドバイスを…!」



 ↓1 アドバイスは?

 1 とにかくボタンを押していこう!
 2 閃きで勝負だ、閃きで!
 3 その他、助言内容は?



貴方(いやしかし、どんなアドバイスをすれば…?)

貴方(けっこうやさしいようで、難しい問題が多いし…)


貴方「…佑香ちゃん」

佑香「なに?」

貴方「…1問でも解けたら、ラクロスを約束しましょう」

佑香「!」


貴方「ファイトですよ」

佑香「がんばる」フンス-



 ↓1 リトルモンスター!!

 1~6 気合いは頭を良くはしなかった
 7~9 2、3問、かろうじて正解でけた




司会者「簡単さん、普通さん、難問さん…この中で1番良い人なのは?」

 ピンポン

佑香「簡単さん」

司会者「正解! 簡単はイージー、いいじい、良いおじいさん、でした」

貴方(3分の1を引き当てた…?)


司会者「紫の地味な服を着ていた女の子がアイドルデビュー! イメチェンして着た衣装の色は!?」

 ピンポン

佑香「青」

司会者「正解! 紫の地味な子があか(赤)抜けて、青色!」

貴方(適当に色を言ったんじゃ…?)


司会者「就職活動中のAくんが、遠出する時に使うのは飛行機、船、車のどれ!?」

 ピンポン

佑香「車」

司会者「正解! 陸路を行くのは車、陸路、陸のルート、リクルート!」

貴方(当てずっぽうすごい…)



 ↓1 番宣タイム!!

 偶数 日付と時間だけ言えた
 奇数 短すぎて失敗…




司会者「それでは番宣タイム…用意、どんっ」

佑香「11月某日女子ラクロス世界大会日本対カナダ独占生中継」

司会者「はいそこまでー!」


貴方(どうにかいけた…)

貴方(ふぅぅ…良かった、良かった)


貴方「にしても…」


司会者「では次の方、番宣タイム、用意、どんっ」

出演者A「はい。えー、わたしが出演する舞台がですね、今度、11月の1日よりですね…」


貴方(いっぱい正解すると余裕があっていいなあ…)


 トトトッ

佑香「ラクロス」

貴方「ああ…そうでしたね」


 ↓1 約束しちゃったけど…どうしたもんか

 1 貴方がラクロススティックを持って公園で佑香につきあってあげた
 2 へいシャーディ、佑香がラクロス相手を求めてるぜ。駆けつけろよ
 3 オーライ、オーライ。ラクロス、としか約束はしてない。ラクロスの試合を今度、タカシらへんと身に行けるよう手配しとこう



貴方「ちょっと待ってくださいね」

 prrrrr…

 『留守番電話サービスに、接続いたします』


貴方「佑香ちゃんがラクロスの相手を求めていますので、いらっしゃることできますか?」

貴方「早急なお返事のご連絡をいただけないと、この話はなかった、ということで…。では失礼しまーす」


佑香「?」

貴方「じゃあ、ちょっと腹ごなしでもしながら待つとしましょうか」


 prrrrr

貴方「っと…早い」pi

シャーディ『どこでっ!? 何時からっ!? 今日っ!?』

貴方(いやー、行動力のある変態は手綱さえ握れれば頼もしい限りで…)



 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇
 ラクロスにより、最低値7保証



 佑香好感度:【308/きょうてき】
       →【315/きょうてき】上昇


貴方(来週で10月は終わって…世界大会までいよいよ1ヶ月になるのか)

貴方(でも想像している以上に忙しくなってしまっているな…)


貴方(それ自体はいいんだけど…この状態で名前が売れても、佑香ちゃんはまだCDデビューをしていないからなあ…)

貴方(早めにCDデビューができていれば、売行きにも期待できていたかも知れないけど…今さら、この忙しさでやるのは難しい)

貴方(後悔先に立たず…)



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5.5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:3.91 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯 竹馬
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【315/きょうてき】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
    勝負事には一切遠慮とかを持ち込まないタイプのようだ
    棒を振り回したりするのが好きらしい
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング
 応援ユニ:3/3



貴方「来週の予定は…っと」



 ↓1 来週の予定

 1 レッスン!!
 2 お仕事見学
 3 営業



 ―― 10月 4週目


貴方「レッスンしますよー」

佑香「はー…」

貴方「ゆず子の真似してため息をつかないでください」


佑香「…」

貴方「…黙られちゃっても、あんまりなんですけど…」



 ↓1 レッスン!

 1 歌:4.30
 2 踊:3.91
 3 容:3.00
 4 表:3.12
 5 演:3.00



 ダンス:4.46


貴方(よしよし…順調にダンスも上手になってるな…)

貴方(歌とダンスがいければステージパフォーマンスがとても良いものになるし…)

貴方(ここに容姿も加われば尚更いいけれど…まだまだこれからだし、長い目で見ていこう)


トレーナー「じゃあ今日はここまでにします」

佑香「…うん」


貴方(来週からは、もう11月か…)



 ↓1 10月のイベントと、言えば…?

 偶数 そう、リトルモンスターにうってつけ、トリック&トリートのハロウィンだね
 奇数 そう、リトルモンスターに日頃の悪戯の復讐をしようと事務所内で結束があったハロウィンだね




貴方「おはようございまーす」

スバル「おはようございます」


貴方「ハロウィン、ですねえ…」

スバル「そうですね…」

貴方「お菓子をくれなきゃ悪戯するぞ、のはずなのに…お菓子をちょうだい、悪戯もするぞ…が基本の困ったちゃんの影響を佑香ちゃんが受けていなければいいんですが」

スバル「まあ…そこまで気にすることはないんじゃないですか?」

貴方「それもそうですね」



 ↓1 ハロウィン!!

 1 事務所に現れた、リトル&ナチュラルモンスターズ!!
 2 実は今日はSSプロオールスターズの仮装イベントがあるのだよ
 3 おや…事務所きっての変態シャーさんがウォーミングアップを完璧に…?


貴方「にしても今年は、オールスターでハロウィンイベントなんですね」

スバル「野外特設会場でのコンサートと、その前に製菓会社とのコラボレーションでお菓子配布…」

スバル「…でも、一部、不安ですよね…」

貴方「そう、ですねえ…」

貴方「お菓子をあげる側なのに、率先して悪戯に回りそうなのが…」


 ・
 ・
 ・


葉子「魔女の、衣装…何かちょっと……ううん、かなり恥ずかしいかも…」 ←クラシカル魔女コス

衣依「葉子ちゃん、かわいいよっ。大丈夫だよ」 ←猫女コス

シャーディ「きゃわいい~っ…!! さ、さあ…一緒に、お写真を…」ダバダバ ←今時魔女コス

ゆず子「おい魔女、その鼻血で申し訳程度のハロウィン要素出してんなよ…」 ←小悪魔コス


香「ふっ…ドラキュラか、僕にはふさわしいな」 ←ドラキュラコス

誠「フランケンシュタインって…ちょっとハロウィンとは違うんじゃねえか…?」 ←フランケンシュタイン(怪物の方)コス


貴方「はい、皆さーん、そろそろ、外へ出ま――あれ?」

葉子「どうかしたんですか…?」

貴方「……佑香ちゃんと、タカシくんは?」


衣依「ああーっ! もう、あの2人、また勝手に何かしてるの?」

誠「そういやいなかったな」

香「…外に出るのが嫌になってきた…」


貴方「うーん…この企画のために、外にもコスプレをした人がいっぱいいるし、2人をあの雑踏から探し出すのは難しい…か」

貴方「…仕方ないので、この面子で当初の予定通りにお菓子配布をしてください」

貴方「中には腕白小僧などもいるかと思うので、できるだけ2人組以上になってくださいね」


シャーディ「はーい!! ねえねえ、わたしと――」


香「お前らは僕が近くにいてやる、背後に気をつけておけよ」

葉子「ありがとうございます…」

ゆず子「香サンキュー」


誠「衣依、一緒に回ろうな」

衣依「うんっ、まこちゃん、お願いね」


シャーディ「えっ…」


貴方「さ、お菓子の入ったカゴを渡しますから、配ってきてくださーい」

シャーディ「ねえ、わたし、ひとり? できるだけって…」

貴方「努力目標ですから、達成できなくてもいいですよ」

シャーディ「」



 ↓1 モンスター!!

 偶数 SSプロアイドルに縦横無尽から襲いかかる悪戯の嵐…!!
 奇数 おかしい…ステージの時間になっても佑香とタカシが現れない…。一体、何を企んでいるんだ…?



<お菓子ちょうだーい

<香様~!!


葉子「は、はい、どうぞ…」

<トリックオアトリート!!

ゆず子「へいへい、持ってけ、持って――あいたっ」

香「マジメにやらなきゃ、説教だぞ?」ヒソッ

ゆず子「はーい、良い子は並んでお菓子を受け取りましょうねー」



<まこちゃーん!

<いよりん…ハァハァ…いよりんから、お菓子…デュフフフ…


誠「いいか、日本は裕福な国とは言われてるけど、それでも貧しいお家の人はいるからお菓子を必要以上に持っていって別の子にあげられなくしちゃダメだぞ?」

お子様「はーい」

衣依「まこちゃん、重いよ…」


 チョンチョン

香「ん? ああ、お菓子か? お決まりの言葉は覚えているかな?」クルッ

スクリーム「……トリック&トリート、かなぁ?」

香「っ――」


 クイクイ

衣依「あ、お菓子欲しいの? じゃあ、トリックオアトリートって…」

カボチャ「トリック&トリート…」ニタァァッ

衣依「えっ――」


タカシ・佑香「「悪戯するけどお菓子もちょうだい!」」


誠「ああっ、佑香、お前っ…!」

カボチャ佑香「ふっ」スチャッ

 ピュゥゥゥッ

衣依「冷たいっ…!!」


スクリームタカシ「膝かっくん!!」

香「うおっ…!?」ガクッ


スクリームタカシ「からのっ!! お菓子を、ゲェーット!!」

佑香「お菓子ゲット…!」パシッ


香「タカシっ…!!」

衣依「佑香ちゃんっ…!!」


スクリームタカシ「あはははー! 今日のためにいーっぱい、仮装用意してるもんねー! 見つけてごーらん!」バサッ

香「仮装の下にさらに仮装…!!」

佑香「ふっ…」バサッ

衣依「佑香ちゃんまでっ…!?」

ゆず子「しかもあいつら…身長がガキんちょ、そのまんまなのを利用して紛れ込んだ!?」



<僕と佑香はどこでしょー!?

<見つけられたら、いっぱいもらっちゃったお菓子を分けてあげるよー!

<みんなも見つけてみてねー!!


 ワイワイ
 ザワザワ…


貴方(やられた…)

貴方(まさか、こんなことをしてくるとは…)


衣依「もーっ、そんなの段取りになかったでしょ! ダメなんだよ、そういうことしちゃ!!

<怒ってるいよりんかわいいよいよりん…ハァハァ…


香「っ…一体、どこに…今度はどんな仮装をして紛れ込んでるんだ…?」

<香様が翻弄されてるぅー!! 焦った表情もステキ!!


ゆず子「これどうするんだ…?」

葉子「さ、探した方がいい…のかな…?」

誠「つっても、どうやって…?」


<おっ、キミが1番乗りだね! お菓子をあげよー!


香「! そっちか…!」

<キャー!! 香様ー!


<あっ、佑香ちゃんいたー! お菓子ありがとう!


衣依「!! 勝手なことしちゃダメなんだよ!!」

<いよりんいよりん…ウッ…

貴方「あ、警備員さんですか? あそこの人、迅速にお願いします」



 ↓1 モンスターズによるゲリラ隠れ鬼…

 偶数 お客さんも大喜びでした
 奇数 捕まった佑香とタカシがいよりんと香様にお説教をされて笑いが起きていました




誠「いないぞぉっ!?」

<ほらほらー、もうお菓子配り終わっちゃうよー?

葉子「どこにいるの…?」

<膝かっくん

ゆず子「っ――チビッコぉっ!?」バッ

ゆず子「もういないっ…!?」

<配り終わるまでに、SSプロの皆が捕まえられなかったら、僕たちの勝ちねー

香「勝手なことを…!」

衣依「うぅぅ…どこにいるの…?」

<配りおわった

<あっ、佑香が先に終わっちゃったみたいだよー? がんばれー


貴方(お客さんがうまいこと、佑香ちゃんとタカシくんをこっそりかくまっている…)

貴方(そして翻弄される他アイドルたち…)


貴方(楽しんでもらえてはいるようだけど…………いや、まあいっか)


シャーディ「ふっふっふ…わたしに任せておきなさい!」

葉子「!」

香「シャーディ…?」

誠「ひとりだけ離れたとこにいて、このこと今の今まで気づいてなかったのか?」

衣依「シャーディなら、すぐに見つけられるかも!」

ゆず子「…タカシがシャーディ対策をしてないとは思えないけどな…」


シャーディ「すんすん…すんすんすん……この仄かに甘いベビーパウダーの香りからするに、タカシは…!」ダッ

<シャーディがんばれー!


葉子「何あの嗅覚…?」


<うわわっ、シャーディもう来ちゃった?

シャーディ「こっちだぁー!!」ダダダッ


 ザワザワ

シャーディ「捕まえたー!!」ガシッ

佑香「…」←魔女っ子コス

シャーディ「あれ、佑香ちゃん…?」


<はい、最後の1個も配っちゃった! 僕らの勝ち~

シャーディ「でも、この臭いは…?」

 ザッ…

タカシ「今日だけは、あえて佑香にそれをつけさせておいたんだよねー」←骸骨コス

シャーディ「そん、な…!?」


 ↓1 モンスターズの勝利

 偶数 オールスターのステージもとっても盛り上がれました。ゲリラな余興のおかげ、かな?
 奇数 タカシと一緒に大きな悪戯ができて、佑香はとってもご満悦な様子でした




 『ありがとうございましたー!!』


貴方(ステージも無事に終わった…)

貴方(一時はどうなるかとも思ったけれど、そこまでの大混乱に陥ることも、事故や怪我人が出ることもなくて良かった)


 ゾロゾロ

葉子「はぁ…」

ゆず子「やたら…疲れた…」

香「そこへ座れ、タカシ、佑香」

衣依「そうだよっ、勝手なことしていっぱい迷惑かけて!!」

タカシ「えー? でも結果的に盛り上がったし、お客さんも喜んでくれたしー」

佑香「むざいほーめん」

シャーディ「佑香ちゃん、無罪放免なんて言葉覚えてて偉いっ…! じゃあ無罪にしよ!!」

香「お前は次の仕事へ行け」

シャーディ「うわーん、香のいけずぅー!!」

貴方「まあまあ、とりあえず衣装から着替えてからにしましょう」



 ↓1 さて、このモンスターズ…

 1 ゲリラすぎたことは注意せにゃあ
 2 次からはアイドルたちには内緒でも、別の人には伝えるよう約束をしてもらいましょう
 3 盛り上がったし、笑顔がいっぱいあったから許す!




貴方「佑香ちゃん、タカシくん。そこのパイプ椅子へどうぞ」

タカシ「えー…お説教パティーン…?」

佑香「…」ムッ


貴方「結果的に、まあ盛り上がりましたし…事故などもなかったので、厳しいことは言いません」

貴方「けれど…何もこちらにお話をせずに、無断で敢行することだけはいただけませんね」

貴方「サプライズをしたいなら、そうと仰ってくれれば一考しますし、良い企画だと思えれば乗りますから、次からは絶対に伝えてください?」

貴方「そうじゃないと、何かが起きてしまってからが大変なんですから」


貴方「楽しむのはけっこうですが、ちゃんと通すべき筋というのはあるでしょう?」

タカシ「……はぁーい…」

貴方「佑香ちゃんも、いいですね?」

佑香「…」コクッ


貴方「よろしい」

貴方「じゃあ、事務所に帰って打ち上げしましょうか?」


タカシ「うんっ!」

佑香「打ち上げ…」

佑香(花火…?)

佑香「する…!」キラリ-ン


 ↓1 好感度

 コンマ一桁分上昇




 佑香好感度:【315/きょうてき】
       →【323/きょうてき】


貴方「……終わった…」

スバル「お疲れさまです」

貴方「明日から11月か…」

スバル「ですね…。月末業務も無事に乗り越えられました…」

貴方「ご苦労さまです」

スバル「いえいえ、そちらこそ…」



 安住佑香 女 9歳 誕生日:4月
 体力:5.5 頭脳:2 精神:4
 歌:4.30 踊:4.46 容:3.00 表:3.12 演:3.00
 熱:2 道:2

 リトルモンスター:小さくても怪獣にふさわしい行動力と悪戯力
 ?:?

 特技:悪戯 竹馬
 趣味:悪戯 工作

 好感度:【323/きょうてき】

 メモ:いい子ちゃんにはなれないらしい
    タカシにかなり懐いたようだ
    勝負事には一切遠慮とかを持ち込まないタイプのようだ
    棒を振り回したりするのが好きらしい
 路線:ボーイッシュ系モンスター
 動機:親に応募された
 持ち歌:リトルモンスター パドルソング
 応援ユニ:3/3



 ↓1 来週は…

 偶数 応援ユニのお仕事っす
 奇数 ちゃんと予定を立てられる



 次建てといたよ
 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の三】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469355121/)

 このスレが残り12、3くらいになったら移動ってことにしとこうかね?



 ―― 11月 1週目


貴方(女子ラクロス世界大会まで、あと1ヶ月…!)

貴方(またどんどんと忙しくなってくるぞ…)

貴方(がんばろう)


貴方「佑香ちゃん、今日もお仕事をがんばってくださいね」

貴方「しっかりできたら、外国のオーストラリに、ラクロスのために行きますからね」

佑香「!」



 ↓1 本日の仕事は…

 1 バラエティー番組:MFC
 2 歌番組:ザ・マジック・ミュージック
 3 情報番組:代表選手リポート


 ↓1 採用安価のコンマで判定

 1~3 いよりんと2人で出演
 4~6 葉子とゆず子と
 7~9 応援ユニ全員っす
  0  シャーディと2人



タカシ「――本日は、最近、何かと目にする女の子たちがゲストに来ていまーす」

タカシ「誰でしょう、読んでみましょう」

タカシ「SSプロダクション、女子ラクロス応援ユニットより、五味葉子、垣根ゆず子、安住佑香でーす」


 ~♪


葉子「よ、よろしくお願いします…」

ゆず子「どもどもー」

佑香「タカシ…」

タカシ「佑香…」

ゆず子「いきなり見つめ合って名前呼び合ってんじゃないって…」


タカシ「改めまして、僕と同じ事務所の後輩の女の子諸君でーす!」

タカシ「本当は全員呼ぶ予定だったらしいんだけど、スケジュールの都合で、番組パワーをもってしても呼びきれませんでした」

<あははは

タカシ「楽しいお喋りや、ゲームをして、今日は3人のことをご紹介します」


貴方(自分の番組だけあって、タカシくんも慣れてるし、タカシくんがいるからか葉子ちゃんもそこまでの緊張はしていなさそう…)

貴方(佑香ちゃんはけっこうタカシくんをリスペクトしてるから、仕事中はちゃんとしてるっていうのを実感してほしいな)



タカシ「それじゃあ最初は、ゲストの内面を知るべく、色々な質問を浴びせちゃうコーナー」

タカシ「遠慮なんてしりま10(テン)!!」

タカシ「はい、遠慮なんてしりま10では、10個の質問を浴びせていきまーす。ちゃんと応えてくださいね」

葉子「がんばります…」

ゆず子「これけっこう意地悪な質問もたまにくるんだよね…」

タカシ「まあまあ、そんなに身構えなくって大丈夫だから」


貴方(それに事前に、質問する内容はこっちで選んでるし…)

貴方(佑香ちゃんに答えてもらう質問だって用意済み)


 ↓1 佑香に答えてもらう質問とは…

 1 どうしてスカートはかないの?
 2 あなたは男の子? 女の子?
 3 その他、簡潔に質問内容募集




タカシ「ゆず子のぐうたら三昧な私生活を暴いたところで、次の質問いきまーす」

ゆず子「っ…」フルフル

葉子「自業自得かな…」


タカシ「佑香に質問です」

佑香「!」

タカシ「…どうしてスカートはかないの?」

ゆず子「っふ…くくっ…こ、この、このチビッコが、スカートぉっ?www ないないない、ないだろー?wwwww」

葉子「ゆず子、これテレビだけど…」


タカシ「どうして?」

タカシ「そう言えばもうけっこういるけど、見たことないよねーって思って」

佑香「きらい」

タカシ「スカートが? かわいいのに。ねえ?」

葉子「うーん…確かに、ちょっと似合いそうな気も…」

ゆず子「ない、ないwww」


タカシ「スカートの佑香見たいな~? 僕、スカートの佑香を見てみたいなぁ~?」

佑香「む…」



 ↓1 これも台本通りなのさ…

 1 そういうわけで、タカシと一緒にスカートを披露しよう
 2 佑香がスカートをはきたくない理由とは…!?
 3 ここでゲームです。このゲームに佑香が勝てばスカートははかなくてもオーケーです。負けたらスカートをはきます



タカシ「スカートやだ?」

佑香「やだ」

タカシ「じゃあ、僕と一緒にはく?」

佑香「…はかないでしょ?」

タカシ「はく、はく」

佑香「嘘」

タカシ「じゃあ僕がはいたら、佑香もはく?」

佑香「はく」


ゆず子「ちょろいな…」

葉子「え…タカシさん…はくの…?」


タカシ「ふっふっふ…このかわいい僕は、スカートだってはきこなせちゃうんだもーん!」

タカシ「更衣室、カモーン!」

 ガラガラガラ…

佑香「!?」

葉子「キャスターつきの、更衣室…」

 シャッ

タカシ「コマーシャルの後、キー局では見せない僕のスカート姿だよ!!」ビシッ

ゆず子「キメ顔でよくそんなこと言えるな…」

佑香「嘘…?」



 ↓1 激レア、スカート佑香…!?

 1~3 う、うん…ってなるぐらいだった
 4~6 何かレア、すごいレア。レアっぽさは感じられる
 7~9 イケるやん、イケるやんけ



タカシ「佑香ー、スカートはけたー?」

佑香「…」

タカシ「あれ? おーい」

ゆず子「どれ…」シャッ

ゆず子「うわ、はいてる…!」


葉子(気になる…)

貴方(うまくスカートをはかせることに成功した…!)


タカシ「じゃあ、せーので更衣室のカーテンオープンだよ?」

タカシ「せーのっ!」

 シャッ
 シャッ

タカシ「じゃじゃーん!! メンズスカート~!!」

タカシ「腰のラインをうまいこと隠して、スタイリッシュに見せられるオシャレアイテムだよ」

葉子「ズルい…」

タカシ「だって、メインは佑香だもんねー。で、佑香はっ!?」バッ


佑香スカート「…」ギュッ ←裾握ってる

ゆず子「…ぷっwwww」

佑香「!!」バッ

ゆず子「別に、普通wwww」プルプル

葉子「確かに想像してたほど、おかしくもないし…」

佑香「脱ぐ」

タカシ「わーっ! そこで脱いじゃダメ、カメラに取られてお宝映像になっちゃうから!!」


貴方(タカシくん、うまいことフォローを…!! 佑香ちゃんにスカートを肯定させるための…!!)



 ↓1 貴方の願いはタカシに通じたのか…?

 1~5 スカートの利点を、スカートめくりにあると力説するタカシくん(19)と、真に受けてタカシのスカートをめくりにかかった佑香くん(9)
 6~9 タカシくんのアイドルスマイルは、佑香さんに通じる…のか?



タカシ「そ、それにっ、ほら、スカートにだっていいところはあるんだよ!!」←スカート男子

佑香「いいところ…?」←スカート佑香


タカシ「そう!」

タカシ「スカートめくりだよ!!」

タカシ「スカートをめくると、そこにはロマンがあるんだよ!!」

タカシ「つまりスカートはロマンと現実を隔てているんだ、ただの衣服じゃなくて、そこにあるのは人の理想なんだよ、ユートピアだよ!!」


ゆず子「どういう理屈だよwww」

葉子「ちょっと引く…」


タカシ「だから、スカートは素晴らしいんだよ、分かる、佑香っ?」

タカシ「分かるでしょ、僕と佑香の仲だもんね!?」


佑香「…」

タカシ「…」

佑香「…」バサッ

タカシ「いやんっ」


佑香「…」

タカシ「…」

佑香「…?」←首傾げた

タカシ「…もう1回やってごらん?」


佑香「…」バサッ

タカシ「ばかんっ」

佑香「…」バサッ

タカシ「だめんっ」


佑香「…」

タカシ「…」

佑香「…」

 バサバサババサッ

タカシ「いやばかだめんっ!」

ゆず子「クオリティー低い新喜劇だなっ!?」


貴方(うーん…まあでも、1度はいたんだし…なし崩し的に…)

貴方(いけるといいなあー…)


 ↓1 尚、この回の反響は…

 偶数 タカシのスカートをめくられる映像がgifになってネットに出回ってちょっと話題を呼びました
 奇数 ちらほらクレームが入ったそうです…


 このコンマの結果を見たら、次いきましょー
 安価とコンマで、昨今のアイドルブームに乗りたい【其の三】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1469355121/)

 残りはうめちゃっても小ネタのリクエストしてくれてもおkよ

>>1000なら香様には闇っぽい背景はきっとない

>>1000なら
>>997

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