【艦これ】語られる事のない海のスナイパー達 (638)

初めてスレ立て&SS

艦これSSです

キャラ崩壊&自己設定含みます

書き溜めあまりないので更新ゆっくりになるかと思いますがお願いします

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1397186080

あ よかった ちゃんとスレたってた・・・・

書き込み失敗しましたって出てたのになんでだろ

まぁいいか・・・ 
では書いていきます

あ よかった ちゃんとスレたってた・・・・

書き込み失敗しましたって出てたのになんでだろ

まぁいいか・・・ 
では書いていきます

その前に酉つけておこう これでいいかな?

ちょっと落ち着け
とりあえず窓際いって……シコれ

おおう なぜか連投されてた 

よし 気を取り直して書いていきます

    南西諸島海域 沖ノ鳥海域

長門「くそっ・・・倒しても倒してもキリがないな・・・・」

陸奥「駆逐艦の子達もほとんど中破してるわ・・・・撤退命令は出てないのっ!?」

ル級FS「・・・・」

長門「しまった!ル級がここまで・・・・!」

シュパァ・・・

ル級FS「・・・!」

ドゴオオオオォォン!

長門「なんだ!?・・・雷撃?だがもう魚雷が残っている者は誰も・・・・」

?「魚雷命中を確認!ル級FSの傾斜を確認したのね!沈むのも時間の問題なの!」

?「あ~ぁ 私が仕留めようと思ったのに、先を越されちゃったわ」

?「おしゃべりしてる暇はないでち!次の魚雷を装填・・・発射でち!」

?「25mm連装機銃の出番はなさそう・・・・魚雷・・・Feuer!」

シュパアアアァアア!

吹雪「魚雷発射音、複数確認!これは・・・・我が軍の53cm酸素魚雷のものです!」

ドゴオオオオオオオ!

深海棲艦艦隊「・・・・・!?」

______
_____
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___
__

吹雪「ざ、残存していた敵艦隊・・・・雷撃によりほぼ壊滅・・・一体誰が・・・?」

長門「酸素魚雷であることは間違いないんだな?」

吹雪「はい!我が軍の酸素魚雷のもので間違いありません!」

長門「なんにせよ・・・助かったというわけか・・・」

陸奥「ダメだわ 呼びかけてるんだけど全然繋がらない」

長門「姿が見えないということは潜水艦か?しかしなぜ通信にも出ないんだ?」

陸奥「わからないわ・・・・気味が悪いわね・・・・」

長門「む・・・提督か?敵は撃退した・・・・あぁ・・・こちらの被害相当なもので・・・わかった」

長門「陸奥、撤収命令が出た ひとまず帰るぞ」

陸奥「そうね・・・・みんな!撤収命令が出たわ!自力航行不能な艦は曳航準備を!速力が出る艦が手伝ってあげて!」

____
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_


?「あの艦隊 撤退を開始したみたいなのね!」

?「私たちも帰りましょう あまり長居するとばれちゃうわ」

?「そうでちね・・・・もう周りに敵艦は見えないみたいだし・・・基地に帰るでち!」

?「帰ったら・・・シュトーレン食べたいな」

-南西諸島海域某所・ドック-

?「ぷはぁ!潜りっぱなしはきついのね・・・」

?「潜行限界時間ギリギリだったわね・・・」

?「もう・・いっぱいでち・・・・」

?「早く読書がしたいな・・・」

提督「おっ!無事に帰ってきたな!お疲れさん!あったかいコーヒー用意してるぞ!」

提督「19 168 58 8 補給を済ませたら執務室に来てくれ」

潜水艦ズ「「「「はーい!」」」」

-執務室-


提督「四人とも、ご苦労だった まぁ座ってくれ それから報告を聞こうじゃないか」

58「はいでち!それでは今回の戦果を報告するでち!」

58「168 敵駆逐艦3隻撃沈 19 戦艦ル級FS1隻・軽巡洋艦2隻撃沈 8 軽空母1隻・重巡洋艦2隻撃沈」

58「そして58は・・・・58は・・・0でち・・・ダメだったでち・・・・」

19「そんなに落ち込むことないのね!58の魚雷を避けた敵艦に168の魚雷が当たってたの!」

168「そうよ もしあの攻撃がなかったら私は3隻も仕留めれなかったわ」

8「シュトーレン食べて元気出して?」

58「みんなぁ・・・」ウルウル

提督「58 そんなに落ち込むことはないぞ それに・・・・」

提督「この戦果は・・・・一切語られることのないんだからな・・・・」

提督「すまない・・・・艦娘として存在しているお前たちに・・・誇れる戦果を残してやれなくて・・・・」

19「提督!イクはそんな事気にしてないのね!今日だってたくさんの味方を救えたの!」

168「司令官・・・私たちは潜水艦・・・・密かに行動することに意味があると思ってるわ」

8「そうね はっちゃんも気にしてない シュトーレンと本さえあれば・・・」

58「はっちゃんは相変わらずでち!・・・でも提督、なんで私たちの戦果は記録に残らないのでち?前から気になってたでち!」

提督「あぁ・・・そういえば話してなかったな・・・わかった お前たちには隠す必要もない」

提督「この戦争が始まってすでに半世紀・・・深海棲艦との戦いが続く日々だ」

提督「艦娘、と呼ばれる軍艦の記憶を保持した存在が作られたのは今から約20年前」

提督「艦娘の力はこれまでの軍艦とは比べ物にならないほど強力だ」

提督「人間サイズであるにも関わらず艤装は従来の砲と同じ威力・・・しかもある程度の積載制限を無視している」

提督「戦艦級の艦娘は誰もが46センチ砲や41センチ砲を積めるからな」

提督「しかし、それをあざ笑うかのように深海棲艦も次々と新たな種類が現れた」

提督「それがエリート級やフラッグシップ級・・・最近ではフラッグシップ改と呼ばれるものもでてきた」

提督「おっと・・話が少し逸れてしまった お前たちが公表されない理由だったな」

提督「理由は簡単だ・・・・深海棲艦は強力だが対潜水艦の装備はあまり保有していない」

提督「まぁ・・・・中には爆雷やソナーを装備しているのもいるのだが・・・それでも絶対数は少ない」

提督「そこでだ、潜水艦の艤装を施した艦娘達が生み出された時に海軍本部は決定したのだ」

提督「我が軍の潜水艦の存在を奴らに知られてはならない つまり・・・」

提督「連中に対潜装備の充実を行わせないためだ」

提督「流石に最近は感づかれつつあるようだが・・・それでもまだお前らは公になってないからな」

提督「深海棲艦共も配備されているかもわからない潜水艦に注意を引くわけにはいかんのさ」

58「なるほどでち・・・・そういうことだったんだ・・・理由はわかったでち!」

19「と、いうことは・・・・これからもずっとばれるわけにはいかないのね!」

168「密かに近づいて・・・仕留めるのは得意だわ!」

8「はっちゃんも・・・・長距離航海の練度なら誰にも負けません!」

提督「苦労をかけるな・・・・お前たちには・・・・日の目も当たらないような事をさせてすまないと思っている・・・」

58「そんな事言ったら・・・提督はどうなるのでち?提督の戦果も・・・・」

提督「そうだな・・・私も公には艦隊の指揮を執っていない事になっている」

19「ならおあいこなのね!気にしてもしょうがないのね!」

8「私たちが頑張ることで誰かが助かる・・・・最高じゃない!」

提督「お前たち・・・・」ウルウル

提督「今日は大盤振る舞いだ!先ほど届いた補給物資の中にクッキーがあった!持ってくるから好きなだけ食え!」

潜水艦ズ「「「「やったー!」」」」

ここで一旦切ります

頭の中に文章はできてるのにうまく表現できない・・・

やはり書き溜めすべきか・・・・



期待してんよ
まー焦らずやってくれ

乙。いいね。面白いよ。
焦らず自分のペースで書いてくれ。

>>15>>16
ありがとうございます そう言ってもらえると助かります

更新ペースですが極力1日に数レスでも書いていければと思ってます。
次の投下は明日の昼頃を予定してます
夜勤から帰ってきて起きれればですが・・・

これからもよろしくお願いします

ここはエラー吐かれても大抵書き込まれてるからエラー食らったらとりあえずリロードするのが吉やで。

19かな?

やっと夜勤終わりー 
ちょっとだけ投下します

>>18
そうみたいですね 書き込み失敗表示がでてもリロードしたらちゃんと書き込まれてました

>>19
潜水艦の中じゃ19が一番好きです(迫真)

-沖ノ島防衛艦隊前線基地-

防衛隊提督「・・・・報告書、読ませてもらった。すまなかったな、長門」

長門「あぁ・・・さすがの私もヒヤヒヤしたぞ。轟沈艦が出なかったのが奇跡だ」

防衛隊提督「しかし・・・正体不明の雷撃・・・か。あの時間に海域にいた艦隊を調べたがやはりお前たちだけだった」

長門「53cm酸素魚雷は潜水艦用だろう?まだ我が軍は潜水艦は実戦配備してないと聞くが・・・」

防衛隊提督「その通りだ。伊401という潜水艦がやっと試験航海に出たばかりだからな」

防衛隊提督「しかもその401も防水格納庫で水漏れが発生して実戦などまだまだだと聞いている」

長門「しかし・・・あの雷跡の数・・・1隻や2隻で撃てる数ではなかったぞ?」

防衛隊提督「仮に・・・仮にだ、あの海域に潜水艦隊が居たとしよう」

防衛隊提督「なぜ海軍本部は他の艦隊に配備しないんだ?ル級FSを一撃で沈めるほどの力を持つ潜水艦を・・・」

長門「あの凄まじい攻撃力があれば・・・・この沖ノ島を防衛する事も容易なはず・・・か」









陸奥「・・・気味が悪いったらないわね」

長門「陸奥か。もう入渠は終わったのか?」

陸奥「えぇ、私は幸いにも損傷軽微だったからね」

長門「ふっ・・・さすがはビッグ7、私の妹だな」

防衛隊提督「お前たち二人が損傷軽微で助かったよ・・・もう資材がなくてな・・・」

長門「まさか・・・また補給艦がやられたのか?」

防衛隊提督「あぁ、護衛艦ごと全部沈められていたよ。せめて艦娘の護衛がついていればな・・・・」

長門「深海棲艦共め・・・・こちらを干上がらせるつもりか」

防衛隊提督「オリョール海で連中の補給艦を狙った報復だろうと海軍本部は言っている」

長門「やつらめ・・・人並みには戦術というものを理解しているようだな」

陸奥「提督、次の輸送任務の際には私たちが護衛に出るわ」

防衛隊提督「戦艦のお前らには不向きな任務だが・・・我が艦隊の駆逐艦はほとんど入渠中だからな・・・致し方ない」

吹雪「し・・・・司令官!大変です!」

防衛隊提督「吹雪?まだ入渠中じゃ・・・・」

吹雪「海軍本部から・・・緊急の電報が・・・・!」

防衛隊提督「・・・!見せてみろ・・・・」

吹雪「はい・・・どうぞ・・・」

防衛隊提督「・・・・南西諸島沖ノ島海域中心部に深海棲艦が多数集結との報告あり。」

防衛隊提督「付近の防衛基地に所属の艦隊は速やかに出撃し所定の集合地点へと急行せよ・・・だと・・・」

長門「なっ・・・!まだ我が艦隊はほぼ入渠中だぞ!どうするんだ!」

陸奥「私たちだけで・・・行くしかないわ・・・他の基地からも出るんでしょう?」

防衛隊提督「あぁ・・・だが・・・これは・・・・」

━━━━敵艦数およそ200隻以上認む 二重の輪形陣を形成 その直径30kmと推測とされる━━━━


なお 敵艦隊中央には空母ヲ級を含む大規模な空母部隊の存在が確認されている

各艦隊は速やかにこれを撃滅すべし

海軍本部

 
 

一旦ここで切ります

続きはお昼過ぎに投下できそうなら書きます

おうふ 起きたらもう夕方だったでござる

今日と明日は休みなんでゆっくりですが投下していきます

前半の山場くらいは終わらせたい・・・・が、なかなか構成がまとまらないorz

-南西諸島海域・沖ノ島中心海域 聯合艦隊集合地点-

利根「四号偵察機より入電・・・・敵艦数は更に増えているようじゃ」

筑摩「三号偵察機と四号偵察機が未帰還・・・最後に送られた通信によると敵の陣形は変わらず・・・」

長門「付近の防衛基地から集まった艦艇は約30隻か・・・・」

陸奥「他の基地の子達も出撃できなかった子が多いのね・・・」

長門「だが・・・やるしかあるまい・・・」

陸奥「えぇ・・・幸いにも私たちを含めて金剛型や伊勢型、扶桑型がいるのがせめてもの救いね」

長門「皆の盾になることくらいはできるだろう・・・ここだけは死守する!」

金剛「Hey!長門さんたち久しぶりネー!」

榛名「無事だったようでなによりです・・・」

比叡「んぅ・・・はっ!気合!入れて!起きてますよ!」

霧島「比叡姉さま・・・」

長門「おぉ 金剛達か!久しいな!」

陸奥「比叡さんは相変わらずね・・・・」

比叡「あはは・・・気合だけは入れてるんですけど・・・」

金剛「敵空母が多いみたいですけど・・・私たちの出番ネー!」

霧島「我が基地についに新型の三式弾が配備されたんです。これで敵艦載機を一網打尽にしてやれるわ!」

榛名「それに・・・金剛お姉さまと比叡お姉さまには46センチ砲が装備されているんです」

長門「ほう・・・それは胸が熱いな・・・・期待しているぞ!」

陸奥「お喋りはそこまでみたいよ・・・敵艦載機の発進が確認されたわ!」

長門「・・・!こちらの電探でも感知した!数は・・・・500機以上だと・・・!」

陸奥「まだ敵前衛艦隊の姿すら見えてないのに・・・こちらの位置がばれてるみたいね・・・」

?「私たちの出番ですね」

長門「おぉ!赤城に加賀ではないか」

赤城「空母は私たちしか出ることができなかったの・・・けどやってみせますね」

加賀「敵艦載機の数を減らすことくらいはできるわ・・・」

赤城「艦載機のみなさん、用意はいい?第一次攻撃隊、発艦してください!」

加賀「一航戦、出撃します。ここは譲れません。」

-赤城・加賀の航空隊発艦 戦いの火蓋が切って落とされる-

五十鈴「敵艦載機、見ゆ!」

金剛「私たちの出番ネ!Follow me!皆さん、ついて来て下さいネー!」

比叡「気合!入れて!行きます!」

金剛「主砲三式弾・・・撃ちます!Fire!」

比叡「主砲、斉射、始め!」

榛名「勝手は!榛名が!許しません!」

霧島「距離、速度、よし!全門斉射ぁ!!」

真紅に塗られた新型の三式砲弾が金剛・比叡の46センチ三連装砲から真っ青な空に吸い込まれていく。

榛名・霧島両名も通常対空砲弾を空へと次々と撃ち上げ空は一瞬にして黒煙に包まれた━━━━



五十鈴「敵艦載機・・・半数の撃墜を確認!赤城・加賀両名より発艦した攻撃隊も迎撃に成功!更に敵艦載機が減っていきます!」


長門「ほう・・・あの四姉妹もなかなかやるじゃないか 私たちも負けれられないな!」

長門「よし!艦隊!この長門に続け!」

陸奥「各艦 陣形を単横陣に組み直して!敵前衛艦隊に向け突入します!」

北上「40門の魚雷は伊達じゃないから!20射線の酸素魚雷、2回いきますよー。」

大井「酸素魚雷20発、発射です!うふふ…まだ足りないわ。もっともっと魚雷を撃ちたいの!」

五十鈴「五十鈴には丸見えよ!」

島風「五連装酸素魚雷!いっちゃってぇー!」

長門・陸奥を中心に単横陣に組み直した艦隊は巡洋艦・駆逐艦による雷撃を一斉敢行。敵前衛艦隊の撃滅を図る。

上空では赤城・加賀の艦載機が敵艦載機を釘付けにしており作戦は聯合艦隊有利に進んでいるかと思われていた・・・

観測機妖精「魚雷郡、まもなく敵艦隊に到達!このコースなら半数以上は仕留めれます!」

長門「ふっ・・・ロングランスと言われた我が軍の酸素魚雷の味をしっかり楽しむがいい!」

観測機妖精「えっ!魚雷が迷走してる・・・?なんで!?」

観測機妖精「我が魚雷郡・・・迷走により大半が自爆!あれは・・・」

観測機妖精「うずしお・・・?」

長門「ば・・・馬鹿な!敵はこの事を知っていたのか!?」

観測機妖精「無事だった魚雷はほぼ回避されました・・・命中した魚雷も不発だったようです・・・」

長門「くっ!悔やんでも仕方あるまい・・・各艦!砲撃戦だ!」

陸奥「選り取り見取りね、撃て!」

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━━━━━━━
━━━━━━
━━━━━

敵艦隊・輪形陣中心部

ヲ級エリート「・・・・」

ル級FS「・・・・」スッ・・・

ヲ級エリート「・・・」コクリ

ヌ級「・・・」

敵艦載機・第二次攻撃隊発艦

発艦した艦載機は雲の上を目指し高々と上昇していく

その艦載機の姿はこれまでの緑色の光ではなくオレンジ色の発光をしていた・・・・

よし ここで一旦切ります

なんかグダグダな文章で申し訳ない・・・

戦闘描写も難しいですね・・・

表現方法がコロコロ変わるかもしれません。不愉快に思ってしまったら申し訳ないです

-敵輪形陣東側付近・海中-


168「また空母が艦載機を発艦させてるわね・・・何機積んでるのかしら・・・」

168「・・・なんとか敵の警戒網の中をここまで進んでこれた・・・もうすぐ敵空母郡を射程距離に捉えれる!」

168「きっと海上じゃすごい戦闘があってるんだろうな・・・もっと私が早く敵空母に近付けていたら・・・」

168「ダメよ・・・イムヤ・・・落ち着いて・・・私は・・・」

艤装に施された記憶が頭の中に浮かんでくる

7隻もの敵駆逐艦の警戒網の中を進み更に敵空母の真下を通り抜ける・・・

何の記憶ははっきりしない。だが味方空母が最後の力を振り絞い傷を負わせた敵空母に止めを・・・

168「そう・・・私は海のスナイパー・・・・狙った獲物は確実に仕留めるわ!」

-聯合艦隊・航空戦艦部隊-


伊勢「主砲!四基八門!一斉射!」

日向「そうだ、艦載機を放って突撃。これだ…!」

扶桑「主砲、副砲、撃てえっ!」

山城「主砲、よく狙って、てぇーっ!」

駆逐イ級「・・・!?」

ドゴオオオォォン!!

伊勢「ふう・・・・中央を攻めた艦隊はどうなってるかな?」

日向「わからん・・・敵艦載機も長門達の方へほとんど行ってしまったからな」

伊勢「こっち側の敵艦隊は駆逐艦ばっかりだったね。私たちも中央へ加勢したほうがよかったかも?」

日向「瑞雲達を援護に向かわせる・・・ん?何の音だ?」


ヒュゥゥゥゥ・・・・・・


山城「姉さま!直上に敵爆撃機が!」

扶桑「え?どこ・・・・」

ドゴオオオオオオオオオオオオ!

扶桑「きゃぁぁっ!やだ…火災発生!?」


伊勢「くっ・・・!雲の間から次々と!各艦!対空戦闘用意!」

日向「なんだ・・・?いつもの敵艦載機と違う・・・?」

山城「姉さま!ご無事ですか!?」

扶桑「なんとか大丈夫よ・・・心配いらないわ・・・」

扶桑「ただ・・・3番砲塔と4番砲塔はもう使い物にならないわね・・・機銃も幾つか沈黙してる・・・」

扶桑「私が援護に入ります!副砲!対空戦闘用意!砲弾の換装急いで!」

日向「敵艦載機の動きが早すぎる!敵の新型か!?」

伊勢「それにこの数・・・多すぎる!一体敵はどれだけの空母を投入してるのよ!」

日向「一筋縄ではいかんようだ・・・・」

-聯合艦隊・中央突破部隊-


長門「敵機の増援!?おのれ・・・まだそんな余力が・・・・」

赤城「すいません・・・もう艦載機が・・・」

加賀「ごめんなさいね、私の方ももう予備機まで出しているわ」

金剛「shit!三式弾ももう撃ち尽くしてるネ!」

比叡「通常の対空砲弾ももうほとんど残ってませんよー!」

榛名「まずいですね・・・」

霧島「私の戦況分析が・・・」

長門「敵の空母さえ・・・空母さえ叩ければ・・・!」

島風「・・・・・島風!行きます!」

長門「・・・!待て!突出するな!」

島風「私には・・・・!誰も追いつけないんだからぁ!」

陸奥「敵機が島風に・・・!みんな!島風を援護して!」

最大船速を出し突出した島風に敵艦載機がまるでイナゴの大群のように真っ黒な塊になって群がる。

またそれに反応したかのように敵艦も島風向け集中砲火を浴びせ始めた。

連装砲A「・・・・!」

ドゴオオオ!

島風「連装砲ちゃん!・・・よくも!」

大中小・・・様々な種類の砲弾・爆弾・機銃弾が雨あられの様に島風に降り注ぐ。

その度に起こる水柱はすでに島風の姿を隠してしまっていた。

ダメだ・・・眠すぎて寝落ちしそうなんで今日はこれで終了しますorz

グダグダで駄文すぎて申し訳ない・・・

見ていてくれる人が居てもしこうしたほうがいいよとか助言あったらお願います

楽しんでるよ。
無理せず頑張ってくれ。

>>39
ありがとうございます
ゆっくりですが投下していきます

島風(あぁ・・・・私・・・・沈んでるんだ・・・・)

島風(やっぱり・・・早いだけじゃ・・・ダメなの・・・ね・・・・)

ガシッ

島風「オウッ!」

19「もう見てられないのね。艦娘でよかったのね。普通の船だったら沈没ものなの」

19「一緒に沈んできた連装砲も拾ってあるのね。少し苦しいだろうけど我慢するの!」

島風「潜水・・・艦・・・・?んぐっ・・・ごぼぼぼ・・・!」

19「敵艦のいない場所まで引っ張るからそこまで我慢なのね!」

-沖ノ島戦闘外海域・離れ小島-

島風「ごほっごほっ!溺れ死ぬかと思った・・・・」

19「実際私がいなかったら貴女沈没してたのね。イクに感謝するの!」

島風「う・・・うん・・・ありがと・・・・。あっ!連装砲ちゃんは!?」

19「貴女の連装砲ならそこに置いてあるのね。」

連装砲ABC「・・・・♪」トコトコ

島風「よかった・・・みんな無事だったんだね・・・」ギュウッ

島風「それより・・・潜水艦・・・?初めて見た・・・」

19「あっ!そうなの!つい貴女を助けちゃったけど・・・・」

19「もし私を見たことを誰かに言ったら・・・・」ギロリ

島風「おうっ!い、言わないよぉ~!」

19「それならよかったのね!・・・まだ海戦は継続してるの。救難信号を出すなら落ち着いてからの方がいいのね」

19「それじゃ・・・イク、行くの!」チャプン

島風「私の・・・・私たちの仲間を助けて!このままじゃ・・・!」

19「がってんしょうち!なのね。私たちはその為にこの海域に派遣されたなのねー」

島風「私・・・たち?・・・・お願いだよーっ!」

連装砲ABC「・・・・!」手をフリフリ

島風「もう潜っちゃった・・・連装砲ちゃん、救難信号の準備だけしてよっか・・・」

連装砲ABC「・・・」コクコク

19「助けたことばれたら・・・イク、提督にお仕置きされちゃうの~」

19「でも見捨てることなんてできないのね!」

19「それに・・・イクは海のスナイパー・・・!離れた目標にも確実に当てるのね!」


艤装に施された記憶が頭の中に流れ込んでくる。

巨大な敵空母に肉薄し6発の魚雷を発射。うち三本が敵空母に命中し沈没させる。
さらに外れた魚雷が10km先の敵戦艦および駆逐艦に命中し大破させた。

彼女にはこの記憶が何かははっきりわからない。だが、海のスナイパーとして気持ちを奮い立たせるのには十分であった。

19「いひひっ 酸素魚雷6発発射するの!」

シュパアァアアア!

あの時と同じ酸素魚雷6発が長門達と交戦している敵艦隊目掛けて放たれた。

その距離は10km

魚雷の射程ギリギリであったが19の目は命中を信じて疑わなかった。

-聯合艦隊・中央突破部隊-

長門「くっ・・・島風を見失ってしまったぞ!」

陸奥「空にも気を配らないといけないなんて・・・」

五十鈴「なに・・・この音・・・・ソナーに感あり!・・・魚雷です!」

長門「なにっ!各艦、回避行動を!」

五十鈴「いえ・・・これは・・・酸素魚雷です!」

陸奥「え・・・?まさかっ・・・あの時の!?」

長門「あぁ・・・そのようだな・・・不気味な援軍だ・・・まったく・・・」

五十鈴「・・・・?」

シャァアァァァ

ル級エリート「・・・・!!!」

ドゴオオン

リ級「・・・!」

ズゴオオン!

巨大な水柱が2本上がり戦艦ル級の艦体は一気に傾斜を始めた。
さらにその左後方に位置していた重巡リ級にも1本命中。船速が落ち艦列より落伍していく。


金剛「oh!敵戦艦が一隻沈んでるのネー!」

霧島「一体誰が・・・?」

長門「さあな・・・だが・・味方であることには変わらんだろう。連中は突然の魚雷攻撃に浮き足立っている!」

長門「このまま押し通すぞ!」

━━━━
━━━
━━


-敵輪形陣中央付近-

168「なんとかここまで来れたわね」

168「あとは敵空母を・・・え?」

168の真上を三本の魚雷が進んでいく。

その先には空母ヲ級。そして補給でも行っているのか駆逐艦が一隻横付けしていた。

168「あ・・・・」

ドゴオオオオオオオオオオオン!

三本の魚雷はヲ級、そして駆逐艦を巻き込み敵艦の横っ腹に命中した。

海中にビリビリと爆発の振動が伝わってくる。

突然の事にびっくりして目を閉じていたイムヤはゆっくりと顔を上げる。

168「・・・沈んでる」

視線の先にはボロボロになりながら沈んでいく敵空母と駆逐艦の姿が映った。

168「まずい!私も攻撃しないと!」

突然爆発を起こし沈みゆく味方艦を見て深海棲艦達は混乱していた。

イムヤはその混乱の隙を見逃さない。

四本の魚雷を素早く装填すると残っている敵空母郡に放った。

168「敵の船底に大穴開けてあげるから!」

シュパァアア!

放たれた魚雷は狙い違わず敵空母に吸い込まれていく。

ヲ級エリート「・・・・!!!」

ズオオオオオン!

巨大な水柱が上がる度に1隻、また1隻と深海棲艦の空母は沈んでいく。

168「逃がさないわよ・・・っと!」

シュパッ!

ル級FS「・・・!」

ドゴオオオオン!

混乱の最中撤退を開始していた敵旗艦であるル級にも魚雷が命中。

その巨体はゆっくりと海中に没し始めた。

168「やった!海のスナイパー、イムヤにお任せ!戦艦だって仕留めちゃうから!」

168「あとは・・・残存艦艇をどれだけ削れるかね・・・ゴーヤにはっちゃんそれにイク・・・頼んだわよ・・・・」

ひとまずここまで!一旦切ります

今日中に沖ノ島終わらせたかったけど無理ぽいでするorz


潜水艦娘は水中てどうやって呼吸しているんだろう?

潜水艦だから抜群に息が保つんだろう。時々浮上して空気を取り込めば。

鯨かよwwwwww

凄え、G.T.!

寝れないので少し投下します

潜水艦娘の呼吸方法は自分も疑問でしたが>>50の考えと同じでしたw

大戦中の潜水艦は長く潜行できないので恐らく58達も定期的に浮上して空気を吸ってるんだと思います

長門「なんだ・・・?敵艦載機の動きが妙だぞ?」

空を埋め尽くすほどに飛び回っている敵機が先程からふらふらとまるで酔っ払ったように飛行していた。

オレンジに発光している部分もチカチカと点滅し動きは更に不規則さを増していく。

陸奥「そういえば・・・さっきから攻撃も全然してこないわね?燃料切れかしら?」

赤城「いえ・・・あの動きは・・・」

加賀「還るべき場所を失ったのね・・・」

長門「なに!?それでは敵空母は・・・?」

赤城「はい、恐らく母艦が沈んで指示が届いてないものと思われます」

陸奥「奴らの艦載機は個別に行動しているんじゃないの?」

加賀「これはまだ推測の域を出てないのだけど・・・深海棲艦の艦載機は全て母艦が動きを統括しているとされているわ」

長門「ふっ・・・そういうことか・・・・どこの誰かは知らんがやってくれる」

攻撃もせずに空を彷徨うだけの敵機は次第に数に劣る赤城・加賀両名の艦載機により数を減らしていった。

-沖ノ島海域・北方海域方面水路-

8「19たちがうまくやってるなら・・・そろそろ・・・」

8「きた!潜行開始!」チャプン

旗艦を失い虎の子の空母もほぼ沈められた深海棲艦達は北方海域に脱出すべくモーレイ海方面へと向かって撤退を開始していた。

12隻の艦隊は単縦陣でゆっくりと進んでいく。

8「戦闘は…あまり好きじゃないけど、仕方ない」

8「Feuer!」

4本の魚雷が敵艦艇目掛けて放たれる。

駆逐ロ級「・・・・!!!」

ドゴオオオオン!

先頭を進んでいた駆逐艦に1本が命中。敵艦隊は先頭の艦が被弾したことに驚き左右に散る。

艦列がバラバラになり混乱が生じた深海棲艦達は衝突し艦隊としての機能を一切果たさなくなった。

残りの三本の魚雷も左右に散った艦に命中。瞬く間に数は8隻へと減らされた。

8「あら・・・全部当たるとは思ってなかったな・・・」

8「まぁいい・・・次の魚雷装填!一隻もここは通さない!」

8は手持ちの魚雷をすべて撃ち尽くすと大胆にも浮上。

駆逐艦2隻だけになった敵に向け14cm連装主砲と20mm四連装対空機銃で盛んに攻撃を行った。

その際14cm連装主砲は砲身加熱により使用不能。しかし20mm四連装対空機銃は敵艦が沈むその時まで撃ち続けた。

その時艤装に施された記憶が8に流れ込んでくる。

とある島に向かっている途中に駆逐艦2隻による爆雷で損傷。

やむを得ず浮上し連装主砲と機銃を使い40分もの激闘を繰り広げる。

最後は自らが蜂の巣にされ沈んでしまう。そんな記憶だった。

だが、今は逆に蜂の巣にした敵駆逐艦がゆっくり沈んでいく。

何もかもを撃ち尽くした8の周りには敵艦の姿はなく海面には重油と残骸が浮かんでいるだけであった。

-敵輪形陣・外周付近-

58「なんでゴーヤの近くには敵がいないでち・・・?」

戦闘が始まってから58は敵陣形の外周を回っていた。

だが潜行している速度では敵艦の戦闘速度について行けずに何度も見失っていた。

そうこうしているうちに敵艦はどんどん北方海域方面へと撤退。

58の周りには敵艦はおろか味方艦すらいないという状況だった。

58「このままじゃゴーヤは・・・ただの役たたずになるでち・・・・」

しかし潜望鏡深度まで浮上していた58の視界にゆっくりと進んでくる敵重巡洋艦の姿がうつった。

58「・・・!敵艦でち・・・戦艦・・・・?いやあれは・・・重巡洋艦でち!」

58「魚雷さん、お願いします。」

58「当たってくだち!」

3門2射の雷撃を敢行。その魚雷は狙い違わず敵艦に直撃する。

58「命中でち!」

1射目の被弾により速度が落ちた敵艦に2射目の魚雷が突き刺さる。

その魚雷は最初の損傷箇所に直撃し敵艦は弾薬が引火したのか大爆発を起こしゆっくりとその身を海中へと沈めていく。

その時、58にも艤装に施された記憶が流れ込んでくる。

後に母国に死の爆発を二度も起こした爆弾を運んだ重巡洋艦を発見。

伊58は雷撃を行いその重巡洋艦を沈めた。

これが母国海軍最後の水上艦艇による戦果であることを彼女は知らない。

だが死の爆弾を運んだ重巡洋艦を沈めた事はあの炎に焼かれ亡くなった人たちへの弔いになったのではないだろうか・・・。

58「ゴーヤの魚雷さんは、お利口さんなのでち!」

浮上し爆発炎上して沈みゆく敵艦を見ながらゴーヤは高々と声を上げた。


流石に眠気がきたのでここまで!

同じ戦場の違う場面を表現したくて色々書いたのですが余計に訳わからなくなってますね・・・

申し訳ないorz

敵艦載機の表現は完全に自分の自己設定です。

艤装の記憶云々はどうしても書きたかった表現なので書かせてもらいました。

見ていてくれている方々を楽しませるように今後も頑張って書いていくのでよろしくです。

通信速度インジケータだな
オレンジなら高速接続、とか

インジケータ…そういう考えもあるのか!

参考になる意見ありがとうです

沖ノ島編終わったらギャグ回書きたいんですが
需要ありますかね?

あるとも。
シリアスでもギャグでもドンと来いや。

あるさーどんどん来いやー

潜水艦ズが紺碧の艦隊みたいでかっこいい。

ギャグもいける(確信)

本当はずっとシリアス路線で行こうと思ってたのですがたまには息抜き感覚でギャグを挟もうと思いました

>>62
艦これではオリョールで酷使されているイメージが強いのですが実際は潜水艦はこんなに強いんだよ、と
思ってこの作品を考えました。

そしてすげー今更ですが登場人物はほぼ潜水艦ズと長門達の艦隊にスポットを当てていきたいと思ってます。

他の艦も出てますが随伴艦と言うか・・・いわゆるモブキャラの様に登場させていきたいと思います。

俺の嫁が活躍してねぇ!って方おられたら申し訳ないです。

401も出します。出しますが・・・かなりあとになると思います。

それでは今日の分をゆっくりですが投下していきます。

五十鈴「敵艦載機、全機撃墜を確認。付近に展開していた敵艦隊もほぼ撤退しました!」

長門「流石に敵を全部沈めることはできなかったか・・・・だが・・・ついに・・・」

陸奥「えぇ・・・ついに南西諸島から奴らを追い出すことに成功したわ!」

金剛「連中北方海域方面へ逃げ出したみたいネー!」

榛名「南西諸島のシーレーンを確保したことにより、ボーキサイトの補充が楽になりますね」

比叡「艦載機の補充がやりやすくなりますね!」

霧島「これからは航空機の時代になるのかしらね・・・」

長門「ふっ・・・私たちも隠居の時がきたかな?」

陸奥「それより・・・何か忘れてない?」

-沖ノ島海域・離れ小島-

島風「もう砲撃音も飛行機の音も聞こえないね・・・」

連装砲A「・・・」コクコク

島風「救難信号弾打ち出して大丈夫かなぁ」

連装砲B「・・・」コクコク

島風「じゃあ・・・撃っちゃおっか!」

連装砲C「・・・♪」コクリ

ポシュッ!

島風「早く帰って・・・タービン周りを整備したーい!」

長門「ん?・・・あれは・・・救難信号?」

陸奥「まさか・・・島風じゃない?」

利根「ちと偵察機を上げてみようかの」

長門「頼む。念の為に偵察を行ってから向かうとしよう」

利根「うむ!一号偵察機発艦!・・・・あれ?カタパルトが不調じゃとー!」

筑摩「利根姉さん・・・私が代わりにあげますね?」

利根「ぐぬぬ・・・いつもいつも大事な時に・・・」ガックリ

筑摩「基地に戻ったら妖精さんにちゃんと見てもらいましょう。さて・・・一号偵察機発艦!」シュパァ!

-長門達より東に20kmほど離れた小島郡-

瑞鳳「このあたりのはずなんだけど・・・」

祥鳳「もう少し探してみましょうか?」

千歳「ゆっくりね?このあたりは岩礁が多いみたい」

千代田「千歳おねぇも気をつけてね?」

・・・・ザバアアン

58「海の中からこんにちわー!ゴーヤだよ!」

19「ふいー 流石にヘトヘトなのー」

8「シュトーレン分が足りない・・・」

168「早く帰ってゆっくり寝たいわね」

祥鳳「お疲れ様です。貴女達の提督から潜水艦への給油命令を受け祥鳳以下四名!到着しました!」

58「ありがとうでち!ずっと潜行してたからお腹がペコペコでち!」

19「イクもなのねー・・・燃料を補給しないと基地に帰れないのね」

8「はっちゃんもからっぽ。弾薬も全部使っちゃった」

168「えぇ!はっちゃん・・・どれだけ撃ったのよ・・・」

瑞鳳「それにしても・・・・」

潜水艦ズ「?」

瑞鳳「南西諸島から奴らが撤退したって聞いてびっくりしたんだけど・・・」

瑞鳳「まさか貴女たち潜水艦四隻が戦況を大きくひっくり返すなんて・・・」

58「なんだか照れるでち!高崎はお世辞がうまいでち!」

瑞鳳「そ・の・名で・呼・ぶ・な!今は立派な空母なんだからね!」

19「その割には・・・胸部装甲がないのねー♪本当に燃料補給できるの~?」モミモミ

瑞鳳「ちょ・・・やめ・・・格納庫もまさぐらないでー!」

19「いひひっ!イクさんのテクニックを堪能してなのね~♪」

ゴンッ!

19「いむや・・・グーはあかんのね・・・」

168「ふざけすぎなのよ!ごめんね、瑞鳳」

瑞鳳「くっ・・・大体なんで潜水艦の分際であんなに大きいのよ・・」ブツブツ

祥鳳「ほらほら・・・そんなにいじけないの・・・ね?」ナデナデ

瑞鳳「祥鳳も・・・義理の姉とはいえこの差は・・・うごご・・・」

千歳「ま、まぁ・・・とにかく燃料を補給しましょう!」サッ!

千代田「そうね・・・って千歳おねぇ!何出してるの!」

千歳「え?何ってお酒だけど・・・」

千代田「それじゃ何も補給できないでしょ!」

千歳「え?私と隼鷹はいつもこれで補給できるんだけど・・・」

千代田「何とんでもない事実を暴露してるのよ・・・ほら、おねぇ!こっちでしょ!」

8「シュトーレンシュトーレンシュトーレンシュトーレンシュトーレン」

58「はっちゃんが壊れたでち!剣埼!ちゃんともってきてくれたでち?」

祥鳳「今は祥鳳よ!・・・・ってこれね?」

8「シュトーレンノニオイ・・・シュトーレン・・・シュトーレン・・・」

祥鳳「え?え?8さん?なんでそんなゆっくり近づいて来て・・・」

8「戦闘は・・・あまり好きじゃないけれど・・・仕方ない!」

祥鳳「戦闘?8さん?ちょっと・・・」

8「いただきまーす!」

祥鳳「きゃああああ!」

58「剣ざ・・・じゃなかった!祥鳳!シュトーレンの入った箱を手から放すでち!」

祥鳳「え?あ・・・えい!」ポイッ!

チャポン・・・

8「長距離航海の練度なら・・・誰にも負けませーん!」ザブザブ

8はシュトーレンの箱を追って一目散に海へと潜っていく。

その光景を見慣れている潜水艦ズは気にすることもなく軽空母たちと僅かな時間であったが話に花を咲かせた。

8を除く潜水艦三人は無事に燃料補給を終え、軽空母たちも秘匿航路をとり帰路についた。



南西諸島に臨時建造されていた潜水艦基地に8が帰ってきたのは5日後の事だった。

燃料も弾薬もほぼ尽きていたはずだったがどうやって帰ってきたのかは謎のままである。

8「え?燃料ってシュトーレンで補給できるんじゃないの?」

当たり前の様に言い放つ8に提督も空いた口がふさがらなかったそうな。

一旦ここで切ります。

軽くギャグっぽい話を書いてみましたが難しいですな。

乙。
はっちゃんはシュートレンで補給できたのか…(困惑)

自分の体にシュートレンを塗りたくればワンチャンあるな

グルメ細胞かな?

艦娘驚異のメカニズムで補給してると思ってください

今日の投下ですが急遽夜勤になったので帰ってからになると思います

早くて2時くらいかも?

帰ってからな上に深夜なので短めの投下になるかと思いますがよろしくお願いします

たった四時間の夜勤とは一体・・・うごご・・・

ではゆっくりとですが投下していきます

眠気が限界くるまで俺・・・投下するんだ・・・

-沖ノ島防衛艦隊前線基地-

長門「まさかこんなに早くこの基地を撤収することになるとはな」

防衛隊提督「まったくだ。俺はこの地で散るもんだと覚悟してたよ」

陸奥「あらあら、私たちの提督はいつからそんな弱腰になったのかしら?」

防衛隊提督「そんな気持ちにもなるっつーの!駆逐艦達の大半は入渠で動けなかったし・・・」

吹雪「申し訳ありません・・・私たちがいたらなかったばっかりに・・・」

防衛隊提督「なぁに。生きてりゃ儲けもんさ。他の前線基地じゃ轟沈艦も出てるからな」ナデナデ

吹雪「司令官・・・///」

防衛隊提督「さぁて!久々に本土の土を踏むんだ。飲むぞー!」

長門「ふっ・・・ほどほどにしておけよ?」

陸奥「本土って言っても回航命令が出たのは佐世保だけどね」

長門「しょうがないだろう。空いているのが佐世保の工廠だけらしいからな」

陸奥「私たちはそこまで重点的な整備は必要ないとして・・・駆逐艦の子達はまだ動けない子もいるものね」

長門「私としては久しぶりに呉に戻りたかったのだがな・・・致し方あるまい」

長門「そうだ、提督。動けない駆逐艦たちはどうするんだ?曳航しようにも艦の数が足りんぞ?」

防衛隊提督「あぁ、それなら心配するな。じきに輸送艦がくるはずだ」

長門「ほう・・・本部も太っ腹だな。輸送艦の数も足りてないだろうに・・・」

陸奥「来るのはいいとして護衛はどうするのよ。吹雪達だって本調子じゃないのよ?」

防衛隊提督「そこも心配するな。松型駆逐艦18隻が沖の島海域防衛の為にくるらしい。そのうちの4隻が護衛についてくれるそうだ」

長門「まだ艦娘として生を受けてない駆逐艦達か・・・。」

陸奥「いくら敵がいないからって艦娘じゃなくて大丈夫なの?」

防衛隊提督「艦娘と妖精さん達に仕事を取られて船乗りたちも暇を持て余してるんだ。士気も高いし大丈夫だろう」


吹雪「あっ、輸送艦が到着したみたいですよ!」

防衛隊提督「おっ、もう来たか。それじゃあ吹雪、輸送艦の連中に言って工廠にいる他の駆逐艦たちを移送してくれ」

吹雪「はい!了解しました、司令官!」

長門「それじゃ私たちも準備をしよう」

陸奥「えぇ、私佐世保って初めてなのよね。カステラとか佐世保バーガー食べれるかしら?」

防衛隊提督「それくらいなら俺が奢ってやる。それに運が良けりゃ新型の艦娘見れるかもな」

長門「ほう・・・それは初耳だ。誰が艦娘として生を受けたんだ?」

防衛隊提督「長崎造船所で作られた・・・って言ったらわかるだろ?ちょうど佐世保工廠で艤装施してるらしいぞ」

長門「あぁ・・・奴か。大和の奴が喜ぶだろうな」

陸奥「あらあら、やっと大和さんの妹ができたのね。また海軍本部は燃料不足に悩まされるんじゃないの?」

防衛隊提督「縁起悪いこと言うなよ・・・」

防衛隊提督「さて・・・行くぞ。本土でしばしゆっくりしたあとは北方海域に進出だ」

長門「そうだな・・・冬季迷彩でも施してもらうか?」

防衛隊提督「ま、そういった事は本部から指示がくるだろう。とにかく帰ってゆっくり休むこと!いいな?」

陸奥「で、私たちはどうすればいいのかしら?輸送艦に乗っていいの?」

防衛隊提督「あ?お前ら二人がのったら輸送艦しずm・・・ごふっ!」

陸奥「あら・・・?第三砲塔なにしてるの・・・・?」

防衛隊提督「おまえ・・・砲身で・・・人殴ったらあかんやろ・・・」ガクッ

輸送艦水兵「あのー失礼します・・・戦艦の艦娘さんたちも乗り込めるように大型の船で来たのですが・・・」

陸奥「あらあら!そうよね?案内してもらえるかしら?」

輸送艦水兵!「はっ!こちらへどうぞ!・・・・あちらの方はよろしいので?」

陸奥「さぁ?泳いで帰るんじゃない?」

防衛隊提督「・・・あ、ちょ・・・待って!」

長門「やれやれ・・・ほら、提督。行くぞ」ヒョイ

防衛隊提督「・・・お前の妹怖いな・・・」

長門「あれでもビッグ7だぞ?今後気をつけるんだな」

防衛隊提督「はい・・・・」

-南西諸島海域某所・潜水艦基地-

提督「よし・・・これで持って帰る荷物は全部かな」

58「こっちもまとめ終わったでち!」

19「あんまり物がないかららくしょーだったのね」

8「本の忘れ物・・・なし!」

168「スマホの充電器どこやったっけ・・・」

提督「お前たちのおかげで南西諸島から奴らを追い出すことに成功した。礼を言う」

58「そんな・・・ごーや達は大した事していないでち!」

19「そうなの。水上艦達が必死でここを防衛してたおかげなのね!」

8「はっちゃんたちはそのお手伝いをしただけです」

168「でも、提督がそう言ってくれると嬉しいわね///」

提督「いや・・・この戦果は決して語られることがない。だが俺は誇りに思うぞ!」

提督「本土に戻ったらなんでも好きなもの食わせてやる!」

潜水艦ズ「「「「やったー!」」」」

提督「それにしても迎えの連絡がこないな・・・」

58「この基地には潜水艦しか入れないでち。どうやって迎えがくるでち?」

提督「ん?あぁ。燃料補給の時には高速給油艦だった連中を呼んだが・・・今回はな・・・」

?「ぷはあ!溺れるかと思った・・・」ザバァ!

?「あ・・・あれ?また沈んじゃう~・・・」ブクブク

19「提督、一瞬だけ見えたあれは何なのね?」

提督「迎えのはずだ。陸軍所属、三式潜航輸送艇・まるゆ君だ」

8「なんで陸軍?と、言うかなぜ陸軍が潜水艦を?」

168「浮かんでこないんだけど・・・大丈夫なの?」

提督「・・・誰か助けてやってくれ・・・」


━━━━
━━━
━━


まるゆ「ふぁ~・・・もう浮かべないかと思ったよう・・・」シクシク

58「本当に潜水艦なのでち・・・?」

19「それにゴーグルって・・・水中で目も開けれないなの?」

8「それにすごくちっちゃいね・・・」

168「でも運貨筒持ってるわね・・・それって海軍のでしょ?」

まるゆ「はっ・・・!三式潜航輸送艇・まるゆ!帝國軍特務部より皆様の輸送任務の命令を受けきました!」

まるゆ「あれ?海軍式の敬礼の方がいいのかな・・・?」

提督「あー見ての通りまるゆ君は陸軍が生み出した三式潜航輸送艇という輸送専門の潜水艇だ」

提督「諸君ら伊号潜水艦は秘匿の為に海軍の輸送艦ではなく陸軍の潜水艇で帰ってもらう」

潜水艦ズ「・・・・」

提督「安心しろ。俺も一緒に乗って帰るから・・・」

まるゆ「まるゆ!頑張って皆さんを呉海軍工廠に連れて行きますね!」

提督&潜水艦ズ(無事に本土の土を踏めるかなぁ・・・)


南西諸島をめぐる艦娘と深海棲艦の戦いは終結した。

南西諸島の制海権を得た帝國軍は軍備の充実をはかりつつ北方海域へと撤退した深海棲艦を壊滅すべく

北方海域侵攻作戦を発令。

長門達の所属する聯合艦隊第一機動艦隊は佐世保海軍工廠にて最終調整を開始。

一方秘匿存在である伊号潜水艦隊も呉海軍工廠の極秘ドックにて点検・整備を受け北方海域へと進出すべく準備を進めていた。

今日の投下はここまで!

やっと南西諸島編終わった・・・本当は先週終わらせる予定だったのに遅れすぎて申し訳ないです

戦闘描写もグダグダでなんかすいませんorz

次は番外編的な話を書こうと思います

それではまたー

花粉症が辛すぎて眠るのも一苦労

そしてイベントに向けての備蓄が進まないorz

ボーキが・・・ボーキが全然足りんのや・・・!

バケツも200個くらいしかないのですげー不安です

さて今日の分投下します
今回は番外編的な話です

-佐世保市街地-

陸奥「佐世保もいいところね。同じ港町でも横須賀とはまた違っていい感じね♪」

長門型戦艦2番艦・陸奥は佐世保の街をゆっくりと散策していた。

本当は提督と長門が同行する予定だったのだがなんでも大和型2番艦を建造した際に主砲が予想以上に開発できたらしい。

聯合艦隊第一艦隊旗艦である長門に受領するために提督達は佐世保の海軍指揮所に出向していた。

陸奥「ここからだと佐世保海軍工廠が一望できるわねー・・・あら?」

艦娘達用ドックとは別の通常艦船用ドックに巨大な船が2隻並べられ何やら改装を受けているようだった。

陸奥「あれってどうみても客船よね・・・?なんで海軍工廠のドックにいるのかしら」

目を凝らしてよく見ると一般の作業員の他に妖精さんたちの姿が見て取れる。

陸奥「艦娘を生み出すための改装のようね・・・でもなんで客船なの?」

妖精さん印のバケツやら工具が運び込まれているようでどうみても艦娘建造の準備をしている。

豪華な装飾が施されていたであろう2隻の客船は妖精さん達の手によって瞬く間に改装されていった。

陸奥「あんなに綺麗な子達まで改装しないといけないのね・・・」

陸奥「艦影からみるに空母かしら・・・?航空戦力の強化・・・か」

まるで魔法でもかけているかのように上部構造が取り払われ次第に飛行甲板の様な形状へ変化していく。

艦の全長はおそらく200m以上あるだろうか。もし客船のままだとしたら恐らく世界最大だろう。

陸奥「・・・きっと客船のままだったら色んな人を乗せて世界中を回ったんでしょうね・・・」

瞬く間に空母への改装が終了すると艦がわずかに発光を始めた。艦娘召喚の際に起こる現象だった。

その光景を見て艦のそばにいた数人の男性が泣き崩れている。この客船の持ち主だったのか水兵達になだめられその場を後にした。

陸奥「なんだか盗み見してるみたいだけど・・・どんな子が出てくるか気になるわね」

一際大きく艦が発光すると本来あった巨大な空母の姿は消えていた。あとは水上に艦娘の姿が・・・

なかった

陸奥「え?進水失敗?」

ニゲタゾー ドコニイッタンダー

海軍工廠から男たちの怒声が聞こえてくる。大騒ぎになっているようだ。

陸奥「あらあら。新しく生まれた子達はじゃじゃ馬みたいね」

?「どいてどいてー!」

陸奥「え?」

陸奥が驚き振り返ると真っ赤なスカートに幹部乗務員用の白ブレザーを羽織った二人組が走り寄ってきた。

一人は長いストレートの黒髪に白いリボンを付け、もう一人は長い髪がこれまでかと言わんばかりに外ハネしている。

?「ちょっと・・・なんで逃げてるのよ!」

?「いいじゃんいいじゃん!せっかくこの姿になったんだしさ!ちょっと失礼!」

白リボンの方が呆れた表情を浮かべるももう一人の外ハネ髪は悪びれた感じもなく笑うと陸奥の後ろにある茂みに入っていく。

?「ほら!隠れないと見つかっちゃうぞ!」

?「仕方ないわね・・・」

?「あ!そこの綺麗なおねーさん!私たちがここに隠れてることは言わないでねー♪」

陸奥「あらあら、綺麗なお姉さんだなんてそんな・・・あらあらあら///」

水兵「はぁ・・・はぁ・・・こっちに来たと思ったんだが・・・・」

陸奥「あら?どうしたのかしら?」

水兵「・・・・!!!陸奥さん!」ビシッ

陸奥「今日の私は非番よ、敬礼はいらないわ。それより何の騒ぎ?」

水兵「実は・・・進水したばかりの艦娘が二人、逃げ出しまして・・・」

陸奥「あら~・・・穏やかじゃないわねぇ」チラ

??(ビクッ!)

水兵「幹部乗務員用の白いブレザーを羽織っているので目立つとは思うのですが・・・見かけませんでしたか?」

陸奥「・・・いえ、ここにずっといたんだけど見てないわね」

水兵「そうですか・・・も、もし見かけたら佐世保海軍工廠までご一報願います!」

陸奥「えぇ、わかったわ。あなたも頑張ってね?」

水兵「はっ!それでは失礼します!」

タタタッ・・・・

陸奥「ほら、そこのお二人さん。もう水兵さんは行ったわよ?」

?「すいません・・・ご迷惑おかけして・・・」

?「てかおねーさんも艦娘・・・?」

陸奥「えぇ。長門型戦艦二番艦、陸奥よ。」

陸奥「おねーさん「も」って事は貴女たちさっき進水したばかりの空母ね?」

?「ばれちゃあしょうがないねぇ・・・」

?「戦艦って・・・私たち懲罰じゃ済まないんじゃ・・・」ガクガクブルブル

陸奥「ひとまず自己紹介してもらえるかしら?」

?「は、はい!名前は出雲ま・・・じゃなかった・・・飛鷹です」

?「商船改装空母、隼鷹でーす!ひゃっはー!」

陸奥「あらあら、やっぱり貴女たちがあの豪華客船だったのね」

飛鷹「はい・・・戦時改装を前提とはしてたんですが・・・まさか本当に改装されるなんて・・・」

隼鷹「しかも艦娘になっちまったしな!」

陸奥「それで・・・何故逃げ出してきたのかしら?」

飛鷹「それは・・・」

隼鷹「空母に改装終わっちゃったし・・・せめて最後くらい自由を満喫したいじゃん?」

陸奥「最後って・・・別に軍艦になったからって自由がなくなるわけじゃないのよ?」

隼鷹「でもさ・・・いつ沈んじまうかわかんないだろ?」

陸奥「それは・・・客船より沈む確率ははるかに高いでしょうけど・・・」

隼鷹「せっかく艦娘としての体も手に入れたことだしさっ!」

俺氏 数日前に書いたギャグ回の千歳のセリフに隼鷹を出しているのを思い出すorz

千歳がお酒で補給できるといった隼鷹はきっと別の隼鷹です
そういうことにしておいてくださいorz

あ 番外編で本編とは関係ないしいいか(ゲス顔)

ひとまずここで切ります

続きは夜に投下します

陸奥「でもねぇ・・・貴女たちこのまま逃げちゃったら逃亡罪で軍法会議かもよ?」

飛鷹「それってどうなるんです・・・?」

陸奥「ん~・・・解体くらいで済めばいいんだけど・・・もしかしたら標的艦にされちゃうかもよ?」

隼鷹「・・・へ?」

陸奥「悪いことは言わないからさっさと戻っちゃいなさいな・・・」

隼鷹「そんなぁ・・・せっかく旨い酒飲めるかと思ってたのにぃ・・・」

?「貴様らか。進水したばかりで逃げ出した艦娘と言うのは」

陸奥「貴方は・・・・」

武蔵「私か?私は大和型超弩級戦艦2番艦・武蔵だ」

陸奥「あら。貴方が大和さんの妹ね」

武蔵「長門型の陸奥か。よろしくお願いするぞ」

武蔵「で、だ・・・そこの二人。戻ってもらわんと困るんだがな?」ギロリ

飛鷹「ひぃ・・・!」ガクブル

隼鷹「うっ・・・戦艦さんでしたか・・・」

武蔵「貴様らが戻らないと私の艤装の最終点検ができんそうだ・・・」

武蔵「さっさと工廠に戻って貴様らも艤装の点検をだな・・・」

ドゴオオオオン!

陸奥「何!?爆発?」

武蔵「なんだ・・・海防艦が燃えているぞ・・・事故か?」

陸奥「違うわ・・・あれは・・・駆逐イ級!」

はぐれイ級「・・・・」

武蔵「ちっ・・・なぜ奴らがこんな湾内に!海上警備艦の連中は何をやっている!」

はぐれホ級「・・・」

陸奥「ホ級まで・・・まずいわ・・・」

武蔵「ちぃ!艤装がないのが歯がゆいな・・・」

陸奥「私も今日は非番だから艤装はドックに置いてあるのよ・・・それに・・・」

陸奥「こんな湾内で私たちの主砲を撃ったら他の施設や最悪一般人に被害が出るわ!」

武蔵「だがこのままでは・・・!」

ドゴオオオオオ!

\ウワァアア!ウッテキタゾー!ニゲロー!/

陸奥「・・・一体どうしたら・・・」

PCの調子が悪いので今日は一旦ここで切ります

うお・・・スマホから書き込んだらsage忘れてた 申し訳ないorz

なんかPCの調子戻ったんで再開します。

隼鷹「よーし、攻撃隊!発艦しちゃってー!」

武蔵と陸奥がその声に驚き振り返ると隼鷹は巻物型の飛行甲板を展開し艦載機を発艦させようとしていた。

隼鷹の手には勅令の文字が浮かび上がり飛行機形に切られた紙が次第に九九艦爆の形を取り発艦していく。

飛鷹「橿原・・・じゃない、隼鷹!貴女何をやって・・・」

隼鷹「へへっ・・・これが艦娘の力か・・・やってやるぜ!」

隼鷹「パーッといこうぜ~。パーッとな!」

はぐれイ級「・・・!」

港内の施設に砲を向けていたイ級の上空に九九艦爆が次々と現れ爆弾を投下していく。

ドゴオオオオオン!

数発の直撃弾と至近弾を受けたイ級は炎上しあっという間に湾内へと沈んでいった。

隼鷹「ふふん。ここで全力で叩くのさぁ~。いっけー!」

はぐれホ級「・・・・!!!」

僚艦を沈められ戸惑っていたのか動きが止まったホ級にも次々と爆弾が降り注ぐ。

凄まじい爆音と水柱が上がり煙が晴れてきた頃にはすでにホ級は海中へと没した後であった。

提督「湾内施設の被害は最小限に抑えられたそうだ。幸いにも人的被害も出ていない」

長門「不幸中の幸いだったというわけか・・・敵の侵入経路についても現在解析斑が全力を挙げている」

陸奥「たった二隻でこの佐世保に侵入してくるなんてね・・・」

長門「前々から各地の鎮守府付近に敵偵察艦隊が現れてはいたのだが・・・ここまで接近されたのは初めてだな」

陸奥「それで・・・あの空母二人組はどうなったの?」

長門「逃げ出したことは事実だが・・・この佐世保を救ったことに変わりはない。そこまで重い罪には問われんそうだ」

陸奥「そう・・・それならよかったわ・・・」

武蔵「お話中悪いが・・・貴官が第一艦隊の提督だな?」

提督「そうだが・・・お前は・・・?」

武蔵「おっと、自己紹介がまだだったな。私は大和型超弩級戦艦二番艦・武蔵だ」

提督「おぉ、お前が大和の妹か。さすが超弩級ですなぁ」

武蔵「どこを見ているどこを・・・。南西諸島を攻略した第一艦隊の提督様の顔を拝んでおきたくてな」

提督「おいおい、あれは俺だけの力じゃない。こいつらがいたから成し遂げた事だ」

武蔵「ふっ・・・元帥に聞いていた通り謙虚なやつだ」

提督「げっ・・・お前・・・先生のとこ所属になるのか・・・」

武蔵「当然だろう。あーそうだ。一ついい事を教えてやる」

提督「なんだ?うちにかわいこちゃんでも配属されるのか?」

武蔵「可愛いかどうかは提督が判断してやれ。第一艦隊についに空母が配属されるぞ。軽空母だがな」

武蔵「しかも出来立てホヤホヤ・・・2隻も配属されるなんて羨ましい限りだなぁ」

提督「まじかよ・・・赤城やら加賀やら正規空母組は別艦隊所属だったしなぁ・・・ついにうちにも・・・」

陸奥「ちょっと・・・まさかその二人って・・・・」

武蔵「あぁ、陸奥はもう知ってる顔だったな・・・」

武蔵「配属されて早々に北方海域とは・・・奴らもかわいそうに」

武蔵「じきに艤装の調整も終わるだろう。ドックに行ってやるといい」

提督「あぁ、わざわざありがとな。先生によろしく言っといてくれ」

武蔵「こちらも時間を取らせて悪かった。次に会うときは戦場でな」

陸奥「提督!ドックに行きましょ!」

提督「おいおい、そんな焦るなよー」

長門「ついにうちにも空母が配属か・・・」


-佐世保海軍工廠・艦娘用ドック-

飛鷹「名前は出雲ま・・・じゃなかった、飛鷹です・・・」

隼鷹「商船改装空母、隼鷹でーす!ひゃっはぁ~!」

提督「俺は第一艦隊の提督だ!よろしくな!」

長門「私が、戦艦長門だ。よろしく頼むぞ。敵戦艦との殴り合いなら任せておけ。」

陸奥「長門型戦艦二番艦の陸奥よ。よろしくね。あまり火遊びはしないでね。お願いよ?なんてね・・・お二人さん♪」

こうして第一艦隊は新たな仲間を迎え、北方海域侵攻作戦に参加すべく抜錨するのであった。

番外編-終-

これ番外編じゃなくて普通に本編やな(白目)

長門達の艦隊にどうしても空母を参戦させたかったのでこうした形をとりました

次から本編スタートです

よろしくお願いします

-北方海域・キス島守備隊基地-

陸軍兵士「隊長・・・我々は見捨てられたのでしょうか・・・」

隊長「わからん・・・救援部隊を寄越すとの連絡が最後だ。もう一週間も前の話だがな」

陸軍兵士「もう弾薬も・・・火を起こす灯油も・・・食料もありません」

陸軍兵士「このままでは我が部隊は飢えと寒さで全滅してしまいます」

隊長「しかしこの島は・・・奴らに包囲されちまってる・・・」

隊長「神様でもいない限り・・・撤収は無理だろうよ・・・」

あの台詞誰かに言わせようぜ

-聯合艦隊・北方海域攻略作戦本部-

提督「陸さんより救援要請があった。キス島に残っている守備隊を救助せよ・・・だそうだ」

長門「ふむ・・・してその数は?」

提督「約5200人・・・俺らが行く頃には減ってるかもしれんがな」

陸奥「5200人って・・・・そんな簡単に回収できる人数じゃないわよ?」

提督「さらにキス島の周りは浅瀬や岩礁が多く大型艦が近づけんそうだ」

提督「かなりの濃霧が出ることも確認されている。救助活動は困難を極めるだろう」

長門「万事休すか・・・?だが見捨てるわけにもいくまいて」

提督「そこでだ・・・駆逐艦で構成された高速艦隊でキス島に一気に接近。大発を使い回収する」

長門「待て!駆逐艦のみで構成された艦隊だと?キス島付近には戦艦ル級も確認されているんだろう!?」

提督「長門、落ち着け。なにも駆逐艦達を敵中のど真ん中に放り込むわけじゃない。」

提督「我々第一艦隊はキス島付近に展開中の敵艦隊を引き付ける。いわば囮となるのだ」

提督「なお戦艦ル級だけで10隻以上確認されているが・・・やれるな?」

長門「ふっ・・・私を誰だと思っている・・・ビッグ7の力、侮るなよ!」

>>106
帰ろう。帰れば、また来られるからな でしょうか?

確かに言わせてみたいですねぇ 

-幌筵島・潜水艦基地-

58「・・・」

19「・・・」

8「・・・」

168「・・・」

提督「どうしたお前ら・・・そんな顔して・・・」

58「てーとく、ここはなんでち?」

提督「何って・・・新しい基地じゃないか」

58「ごーやは認めないでち・・・こんなの基地じゃないでち・・・」

提督「いやいや・・・実に立派な基地だろう!ほら!窓を開ければ景色だって・・・・」

19「霧が出てて何も見えないのね」

8「さて・・・はっちゃん・・・読書しますね」

168「ス・・・スマホの電波が入らない・・・」

提督「とにかくだ!お前らには今回も大立ち回りをしてもらうからな」

58「こんな寒いとこから出撃なんていやでち・・・凍え死ぬでち・・・」

提督「いや・・・お前ら・・・今から更に寒い北方海域に行くんだけど・・・」

58「てーとくはごーや達に凍え[ピーーー]っていってるでち!?」

提督「お前ら潜水艦だろ!ちょっとくらい我慢しろ!」

19「てーとくが、温めてくれるなら行くのね」

提督「ったく・・・ひとまず真面目に聞け!」

提督「北方海域キス島の守備隊を収容するのが今回の作戦だ」

58「収容って・・・またまるゆでも呼ぶでち?」

19「あの子はダメなのね・・・もっと潜る練習をしてほしいのね・・・」

8「堂々と浮上航行で呉まで帰った時は生きた心地しなかったね」

168「てか途中でイ級に見つかったじゃん・・・なぜか攻撃されなかったけど」

58「あれだけ堂々と浮上してたら逆に警戒されるでち・・・」

提督「今回は駆逐艦による救出作戦だ。そこでお前たちには島周辺の敵艦隊を削ってもらう」

提督「聯合艦隊第一艦隊が島周辺の敵さんをおびき出すはずだ。それの援護をしろってこったな」

提督「あーそれと・・・島周辺の気象観測を行ってほしいそうだ」

58「気象観測?なんでそんなことするでち?」

提督「あの辺は霧がよく出るそうでな。それに乗じて駆逐艦を突入させるらしい」

提督「キス島湾内は浅瀬も多く岩礁も多い。気を引き締めて作戦にあたるように!」

潜水艦ズ「「「「了解!」」」」

提督「あ、そういやな。401の最終試験航行が終わったそうだ。」

提督「間に合えばこの撤収作戦に参加するそうだ」

58「また私たちに仲間が増えるでち♪」

19「どんな体つきなのか楽しみなのね・・・」

8「水上機格納庫を持ってるんだよね?どんな感じなんだろう・・」

168「今からわくわくするわね!」

提督「新型の試作水上機も一緒に配備されるらしいからなー。俺も楽しみだ」

今日はひとまずここまでです。

途中PCの調子悪くなってぐだってしまい申し訳ない。

結構古いVistaのノートPCなんでそろそろ限界かも・・・

イベントまで持つか心配ですorz

もつんじゃないもたせるんだ(どんっ)

>>114
アルペイベの時もPC不調でヒヤヒヤしたんで持ってくること祈ってます

今日の投下ですが夜勤なのでちょっと遅くなるかと思います

まだ俺のxpノート動くんだから動くはずだ

やっと帰って来れたぜ・・・・雨降りすぎぃ!

XPって大丈夫なんですかね?変なページとか開かないならネット繋いでも問題ないのかな?

今使ってるVistaノートは元はサブPCだったんですげー安いの買ったんですよ

新しいPCを買うときが来たか・・・

ひとまず今日の分投下します



-幌筵島・潜水艦基地-

58「う~・・・こんな寒いのに出撃なんてイヤでち・・・」

19「もう諦めるのね。帰ったら提督に温めてもらうのね」

8「二人共気をつけて行ってきてね?」

168「気象観測任務だからって気を抜いちゃダメよ」

58「わかってるでち・・・ごーや!出撃しまーす!」

19「いひひっ イク、行くのー!」

6月29日・気象観測任務へ伊58・19の二隻出撃。

キス島守備隊撤退作戦、通称「ケ」号作戦が開始された。

    ~一週間後・7月7日~

-幌筵島・第一水雷戦隊司令部-

阿武隈「気象観測へと向かった部隊より今日より数日に渡り濃霧発生の可能性ありとの連絡がありました」

阿武隈「我が第一水雷戦隊は今夜1930に出撃、キス島守備隊撤退の為にキス島へ進出します!」

響「向こうに到着するのはいつくらいになるのかな?」

阿武隈「幌筵島からキス島まではかなり距離があるけど10日には艦隊を集結させて12日には突入予定だよ」

島風「私だったらもーーっと早く到着できるんだから!」

若葉「おいおい、島風一人だけで行ってもしょうがないだろう・・・」

初霜「島風ちゃん、張り切るのはいいけど無理しちゃダメよ?」

五月雨「そうですよ!私たちも居るんですから!」

島風「む~・・・だって急いで味方を助けないといけないでしょ?だったら早いほうが・・・」

阿武隈「だからって一人で突出しようとしないこと!この撤退作戦はチームワークが鍵なんだから!」

阿武隈「それに貴方に装備されてる電探と逆探には期待してるんだからね?」

島風「む~・・・・わかった・・・」

阿武隈「はい、わかればよろしい。それじゃあ皆!出撃よ!」

駆逐艦ズ「「「おー!」」」

7月12日・キス島より500海里地点-

阿武隈「すごい霧ね・・・でもこれなら・・・」

島風「何も見えないねー」

響「みんな注意しなよ。ぶつかったりしたら大変だ」

若葉「初霜!お前はもっと離れろ!何か知らんが心配だ!」

初霜「若葉ったら・・・心配性なんだ・・・きゃっ!」

若葉「おおっっと!だから言わんこっちゃない!注意してくれよ・・・」

初霜「ご・・・ごめんなさい・・・」

五月雨「な・・・なんだか見たことあるような光景が・・・」

海防艦・国後艦長「嬢ちゃん達注意しろよー。ぶつかったらシャレにならんからなーガハハハ!」

阿武隈「なぜか貴方には言われたくないんですけどー!」

補給船・日本丸船長「しっかし本当に何も見えませんな・・・」

阿武隈「何も見えないけどそっちの方が好都合だよ。あとはうまいこと陽動艦隊が島周辺の敵艦をおびき寄せたら・・・」

響「・・・霧が晴れてきた・・・?」



阿武隈「え?嘘!あ・・・本当だ・・・島に近づくにつれて霧が晴れてきてるかも・・・」

国後艦長「おいおい・・・こんなあっという間に霧って晴れるのかよ・・・」

初霜「このままだとまずいんじゃないの?」

若葉「あぁ・・・このままじゃ丸見えになってしまうな」

島風「だったらもっと急いで・・・」

五月雨「でも・・・私たちはともかく国後さんと日本丸さんは・・・」

日本丸船長「とてもじゃないけど艦娘さんたちの最大船速にはついていけませんね・・・」

響「どうするんだい?このまま突入を続行するかい?」

阿武隈「・・・第一水雷戦隊反転!幌筵島根拠地へ撤収します!」

阿武隈「響ちゃん、陽動艦隊に突入中止の連絡をしてくれるかな?」

響「・・・・了解した。通信を開始する」

国後艦長「随分思い切った決断だな・・・阿武隈ちゃんよ」

阿武隈「私だって早くキス島の人たちを助けたい・・・でも・・・」

阿武隈「このまま突入したら敵にばれるのは確実・・・そうなったら制空権のない私たちは不利だから・・・」

阿武隈「それに、燃料も心許ないし・・・」

阿武隈「帰りましょう、帰ればまた、来られるから!」

7月12日・第一次作戦失敗。第一水雷戦隊は幌筵島へ向け反転。

作戦は後日へと持ち越しになった。


-聯合艦隊・北方海域攻略作戦本部-

提督「・・・・はい・・・わかりました・・・はい・・・・それでは失礼します」

提督「・・・救援艦隊は幌筵島へ一旦帰投したそうだ」

長門「一水戦は阿武隈の隊だったな・・・あいつ、何をしているんだ・・・!」

提督「そうカッカするな、霧が晴れたのが原因だそうだ」

長門「こうしている間にもキス島の守備隊はじわじわと追い詰められているんだぞ!」

提督「たしかにそうかもしれんが、この撤退作戦は如何に敵さんに気づかれずに行うかが重要なんだ」

提督「仮に霧が晴れた状態で突入してみろ。おそらく敵さんはお前ら囮艦隊の相手なんかせんぞ」

長門「くっ・・・!それはわかっている・・・わかっているが・・・」

陸奥「はいはい、その怒りは敵さんにぶつけなさい。今は彼女たちの再突入を待つしかないわ・・・」

-幌筵島根拠地司令部-

司令官「で・・・何の成果も得られずに帰ってきたと?」

阿武隈「霧が晴れ敵艦隊に見つかる可能性があったので帰投いたしました」

司令官「貴重な燃料を無駄に使っただけではないのか?」

司令官「・・・何故突入しなかった!今すぐ作戦を再開しキス湾へと突入せよ!」

阿武隈「もう少し・・・もう少し待ってください!確実に濃霧が発生する日を特定して・・・!」

司令官「・・・八月になればキス島付近の霧は完全に晴れてしまう」

司令官「その前にキス島守備隊の連中がもたんだろう・・・」

司令官「なんとしても今月中に作戦を完遂せよ!」

阿武隈「はっ!必ず次の突入の際には撤退を完了させてみせます!」

そして7月22日。気象観測隊(伊58・19両名)より「25日以降、キス島付近に確実に霧が発生する」との予報を受け
撤収部隊はキス島に向け再出撃をした。

これが最後のチャンスになる・・・第一水雷戦隊の面々は祈る気持ちでキス湾へと向かった。

今日はここまで!

読んででわかる方もいると思いますが史実のキスカ島撤退作戦をほぼなぞっているだけです。

第一次突入の日付が若干早まってますが史実通りに書いてしまうと長くなるため多少短くしてあります。

あと突入艦隊ですが艦これ実装組の夕雲・秋雲・長波、未実装組の朝雲・夕雲・風雲は外しております。

登場人物を増やしすぎてもグダグダになると思い外しました。

それと本来は督戦隊として多摩、木曾が同行するのですがこれもカットします。

そこまで同じにしてしまうとただ艦これでキスカ島撤退作戦やっちゃうだけになるので・・・

それではまたー

×未実装組朝雲・夕雲・風雲
     ↓
○未実装組朝雲・薄雲・風雲
です
失礼しました

XPは最新アップデートとセキュリティソフト、IE以外のブラウザを使えばしばらくは問題ない
もちろん早めに乗り換えるに越したことはないが

>>126
そうなんですね いよいよノートの調子が悪かったら繋ぎでXP使うかなぁ・・・

とりあえずイベを無事に乗り越えたいです

さて 今日の分を投下していきます

イベに向けての備蓄ですがみなさんはどんな感じですか?
自分はボーキ以外はなんとか60kほど貯めました

バケツは・・・今250個弱なのでせめてあと100個は増やしたいところです

-7月29日・キス島周辺-

阿武隈「以前の天候とあまりかわらないね・・・」

響「そうだね・・・あまり霧が濃いとは言えないかな」

若葉「だがこのチャンスを逃すともうあとがないぞ」

初霜「早く助けてやりたいわ・・・」

島風「んー・・・今のところ電探にも逆探にも反応はないよ!」

五月雨「敵の気配も・・・感じないですね」

国後艦長「文字通り最後のチャンスってわけか・・・幌筵にゃもうあまり燃料もねーからな」

日本丸船長「陽動艦隊より通信・・・突入準備は終わっているそうです」

阿武隈「・・・・」

阿武隈「本日の天佑我にありと信じます!適宜反転突入してください!」

-キス島沖・陽動艦隊-

陸奥「・・・第一水雷戦隊より入電!突入を開始とのこと!」

長門「ふっ・・・ようやくか・・・。各艦戦闘準備!島周辺の敵艦隊を引きずり出すぞ!」

吹雪「いつでもいけます!」

五十鈴「腕が鳴るわね!」

飛鷹「初の実戦・・・大丈夫・・・落ち着いて・・・」

隼鷹「こう霧が濃くちゃ攻撃隊の発艦タイミングが難しそうだねぇ」

長門「攻撃隊の発艦タイミングはそちらに任せたぞ。陸奥、適当に砲弾をばらまいて奴らをおびき出す」

陸奥「了解!あなたは早く46センチ砲を試したいでしょ?」

長門「敵艦に撃ちたくてウズウズしてたところだ・・・」

長門「砲撃開始!全主砲、斉射!撃て!」

50k/40k/40k/30kのバケツ350
なんとかなるやろ (慢心)

-キス島守備隊基地-

陸軍兵士「キス島沖合にて砲撃音多数確認!海上戦闘が行われているようです!」

隊長「あの数の敵艦隊相手に撃ち合ってるバカがいるのか?一体何のために・・・」

通信兵「・・・海軍所属第一水雷戦隊より入電!・・・現在キス湾西側を迂回しつつ湾内に突入中・・・」

通信兵「守備隊は直ちに南海岸へ集合せよ・・・。回収用の大発を寄越す・・・との事!」

隊長「まじかよ・・・助けが来たのか・・・・」

隊長「はっ・・・おい!すぐに撤収準備を!装備は全部置いてけ!負傷兵を優先的に運ぶよう指示しろ!」

陸軍兵士「了解しました!・・・おーい!皆撤収だ!救援部隊が来たぞー!」

マジカヨ!サッサトズラカロウゼ!ジュウナンザステテイケ!

隊長「海軍の連中もやるじゃねぇか・・・」

午後0時。守備隊・約5200名は素早く撤収準備を済ませると集合地点である南海岸へと急いだ。

-キス湾内・潜水艦隊-

19「陽動艦隊と敵艦隊が戦闘を始めたみたいなのね。敵艦隊はいい感じに陽動艦隊にひきつけられたのね」

58「回収予定地点には敵艦の姿はないみたいでち!このまま何事もなければいいけど・・・」

19「何かあった時のために私たちがここで警戒してるのね。それにはっちゃんといむやも島周辺にいるはずなの」

58「結局しおいちゃんは間に合わなかったでち?」

19「最後にあった通信じゃ参加したって言ってなかったのね。ちょっと残念なのね~」

58「そうでちか・・・それに今回の私たちは地味でちねぇ・・・」

19「元々イク達は目立っちゃダメなのね・・・それはしょうがないことなの」

58「とにかく警戒しつつ気象観測も続けるでち!」

19「いひひっ!作戦が終わったら絶対に提督に温めてもらうのね~♪」

58「イクはそればっかりでち・・・それにごーやだって温めてもらうでち!」

19「二人で迫れば提督なんてイチコロなのね!」

-キス島沖-

長門「ふっ・・・南西諸島の貴様らはもっと手ごわかったぞ?」

46センチ砲に貫かれた戦艦ル級は爆発炎上しながらその姿を海中へと没していく。

すでに長門たちの回りの敵艦は満身創痍の状態で無事な艦は1隻といなかった。

陸奥「あらあら。本当に手応えがないわね」

吹雪「ちょっと拍子抜けしちゃいますね」

五十鈴「このまま一気に畳み掛けましょう!」

飛鷹「私たちの出番はないみたいね」

隼鷹「そうだねぇ・・・さっさと終わらせて一杯やりたいぜ・・・」

長門「お前たち、最後まで気を抜くな!敵艦隊を全滅させるぞ!」

長門の46センチ砲が次々に敵艦目掛けて放たれ凄まじい衝撃と水柱、爆音が響き渡る。

キス島を包囲していた敵艦隊の全滅も時間の問題かと思われた。

一旦ここまで!ちょっと風呂と飯済ませてきます

>>131
やっぱそれくらいあれば十分ですよね(慢心)

あとこのスレは雑談もおkなのよ?(チラチラッ)

イベに向けてのみなさんの意気込みとかも聞きたいですわー

一旦乙
結局レベル上げと艦載機とかちゃんと持ってないと足りないだろうけど

2月から貯め出した資源は各200k以上、バケツも2kある。司令部レベル100で自然回復も安心。緊急の開発資材も800、艦種も無課金厨ゆえ結婚はしてないが、各三隻は戦力になるのがいる。
しかし装備が少し不安。電探は剥ぎ取りのみで、他のホロ装備は各5しかない。大型の産物で力号は4つあるけどww
そして何より時間が確保できてない…。最悪秋は武蔵スルーしたように途中でやめるかも。だが好みだったら徹夜してでもやるぜ
長文失礼

コナン君見ながらまったりしてたら予想以上に時間を食ってしまった

>>136
自分は艦載機は割と揃ってますがレベルを万篇なく上げる性分のためにケッコンしてるのは金剛のみ・・・不安です

>>137
200k以上・・・自分には考えられない世界や!資源は最悪自然回復と遠征でどうにかなるとして自分はバケツが全然足りないのでそこだけが不安です
5-5が悪いんや 
電探は自分もほぼ剥ぎ取りのみですね。32号はなんとか2個出ました・・・
もしゲージが時間回復だと休みの日くらいしか攻略できません。回復無しであることを祈るしかないですね
あと長文でもなんでもオッケーなんで気にしないでください

さて ゆっくりですが本日の残りを投下していきます

-キス島沖・北側-

168「もうすぐ救援艦隊が守備隊を回収する時間かな?」

8「そうねぇ・・・そろそろだと思うけど・・・」

168「私たちの出番は今回ないかな?」

8「陽動艦隊の方も援護いらないみたいだし・・・このまま帰れるかもね」

168「・・・!そうも言ってられないみたいよ・・・」

8「あれは・・・嘘・・・空母ヲ級に・・・ル級まで・・・!」

駆逐ロ級FS「・・・」

168「あの駆逐艦こっちに来てない?」

8「それにあの黄色の光って・・・まさかフラッグシップ!?」

8「まずい・・・!イムヤ!急速潜行!」

168「気づかれてる・・・!急速潜行・・・!」

駆逐ロ級FS「・・・」

バラバラバラ・・・チャプンチャプン・・・

168・8の付近にきたロ級は何かを海中へと投入。

二人が不思議そうに海面を見上げ、投下されたものの正体に気づく頃には時すでに遅くかった

投下された機雷は爆音と同時に凄まじい水柱がそこらじゅうで起こり海面には何かの残骸が浮かび上がってくる

それを確認したロ級は満足げに艦隊のもとへ戻るのであった。

-キス島沖・陽動艦隊-

五十鈴「付近に艦影ありません。敵艦隊の全滅を確認」

長門「よし。阿武隈達に伝えてくれ。付近の敵艦隊は片付けたとな」

五十鈴「了解しました」

陸奥「ちょっと拍子抜けねー。奴らもしかして寒さに弱いのかしら」

吹雪「たしかに・・・ル級の数は多かったですけどほとんど通常艦でしたね」

飛鷹「はぁ・・・初の実戦が何事もなく終わってよかった・・・」

隼鷹「帰ったら祝杯あげないとなー!飲むぞぉ~」

長門「おいおい・・・まだ撤収は完了してないんだ。最後まで警戒を怠るな」

吹雪「あれ・・・なんだろう・・・何か流れてくる?」

陸奥「敵艦の残骸じゃないの?どっかの誰かさんが遠慮なしに46センチ砲撃ちまくったせいでそこらじゅう残骸だらけよ」

長門「む・・・まぁ・・・撃ちすぎた事は認めるが・・・」

長門「五十鈴、吹雪。一応確認に行ってくれ。警戒は怠るなよ」

五十鈴・吹雪「了解しました!」

五十鈴「まったく・・・残骸の確認なんてしなくていいじゃない・・・」

吹雪「まぁまぁ・・・それにあの残骸・・・こっちにまっすぐ流れてきてるような・・・」

ザバァ・・・

五十鈴・吹雪「・・・え?」

8「はぁ・・・はぁ・・・」

168「はち・・・しっかり・・・もうすぐ・・・味方艦の所・・・に・・・」

吹雪「艦娘!しかもすごい怪我を・・・」

五十鈴「みんな!大変よ!漂着物の正体は損傷した艦娘2名!艦種は・・・駆逐艦なの?巡洋艦・・・?とにかく来てください!」

━━━━
━━━
━━


長門「この二人が損傷した艦娘か・・・」

陸奥「見たことない子達ね・・・新型かしら?」

長門「とにかく損傷が酷い!飛鷹・隼鷹!整備妖精さんたちを寄越してくれ!」

整備妖精「この子らは・・・潜水艦ですね・・・あたしたち初めて見ました・・・」

長門「何!それではいつも雷撃を行っていたのは・・・・」

陸奥「この子たちかもしれないわね・・・とにかく修復を急いであげて!そっちの髪の黄色い子は特に酷いわ!」

168「はちは・・・私を・・・かばって・・・敵艦の・・・機雷を・・・・」

長門「敵艦だと・・・!まだいるのか!?」

168「島の北側に・・・空母を含む敵艦隊が・・・うぅ・・・!」

陸奥「無理して喋らないで・・・貴女だって酷い損傷なのよ?」

168「でも・・・このままだと・・・救援艦隊が・・・気付かれ・・・る・・・」

長門「まずいぞ・・・・阿武隈達は守備隊を回収したあと島影に沿って北側に回るはずだっ!」

陸奥「そんな・・・それじゃせっかく助けた守備隊が・・・」

長門「急いで阿武隈たちに連絡を!動くなと伝えろ!」

五十鈴「それが・・・さっきから呼びかけてるんですけど・・・応答が・・・」

長門「くっ・・・無線封鎖を行っているということは現在回収作業中か・・・だが・・・」

陸奥「湾内に突入してもう2時間近くたってるわ・・・もしかしたらもう移動を開始してるかも・・・」

168「私たちの仲間が湾内にいるはず・・・なの・・・」

168「周波数を教えるから・・・呼びかけて・・・みて・・・」

168「私たちの通信機・・・壊れちゃったから・・・お願いね・・・」

五十鈴「わかったわ!・・・この周波数ね・・・お願い・・出て・・・」

-キス湾内-

58「知らない周波数から通信がきてるでち!」

19「私たちがここにいるのは提督と海軍本部の一部の人しか知らないはずなのね」

58「間違い通信でちかね?」

19「電話じゃないんだから・・・とにかく無視が一番なのね!」

58「んー・・・そうだねぇ・・・ひとまず黙っておくでち」

-キス島沖・陽動艦隊-

五十鈴「ダメだわ・・・全然呼びかけに応じない・・・」

長門「くっ・・・このままだと阿武隈たちが敵と鉢合わせしてしまう・・・」

陸奥「ここから私たちが全力で向かっても恐らく間に合わないわ・・・」

隼鷹「あたしらが艦載機を飛ばすってのは?」

長門「それでは敵に余計に気付いてくださいと言ってるようなものだ・・・どうすれば・・・」

赤煉瓦のホモが来たぞ!囲め

すまん
誤爆

?「あ~・・・なんだか大変な事になってますねぇ・・・」

長門「誰だっ!」

?「あ・・・ちょ!主砲は向けないで!味方ですよー!」

長門「だったらその残骸の影からさっさと出てくるんだな」

?「そこの二人もばれちゃったししょうがないかな・・・・」

401「伊400型潜水艦二番艦、伊401です」

長門「お前も潜水艦か・・・・この二人と一緒じゃなかったのか?」

401「しおい、さっきここに着いたばかりで・・・」

168「あなたが・・・新しく配属された・・・それなら・・・」

168「イクとゴーヤに・・・連絡して・・・撤収部隊に・・・動かないように伝えてって・・・」

168「あなたの通信になら出るはずだから・・・おねがい・・・はやく・・・」

401「う・・うん!わかった!任されて!」

今日はここまで!
401の登場のさせかた強引すぎて自分でもわろた・・・・わろた・・・
続きはまた明日投下します
よろしくです




>>144
どこの誤爆かすげー気になりますなw

乙乙
艦これの本スレの誤爆だよ
豚小屋じゃない方のね

>>148
本スレは赤煉瓦のホモがいるのか・・・たまげたなぁ・・・

今日の投下ですがなかなか構成がまとまらないのでもう少しかかりそうです

申し訳ない

ゆっくり待ってる

やっとまとまったので今日の分投下していきます

遅くなって申し訳ないです

それでは投下します

401「ゴーヤさんにイクさん・・・お願い・・・通信に出て・・・!」

-キス湾・潜水艦隊-

58「また通信でち」

19「また間違い通信~?」

58「違うでち・・・これはイムヤからでちね」

58「通信機からこんにちわー!ゴーヤだよ!」

401[あ!ごーやさん?私伊400型潜水艦二番艦、伊401って言います!]

58「例の新型でちね!でもなんでこの周波数で・・・?」

401[緊急事態なんです!救援艦隊にそこを動かないように伝えてください!]

58「どういうことでち?何かあったでち?」

401[敵艦隊がまだ残ってたんです!このまま艦隊が北上したら鉢合わせしちゃいます!]

58「でち!すぐに伝えるでち!一旦通信を切るでち!」

401[お願いしますね!]

58「イク、急いで阿武隈達にそこから動かないように伝えるでち!」

19「よくわかんないけどわかったなの!」

19「でもどうやって伝えるの?むこうはまだ無線封鎖を解いてないのね」

58「こうなったらしょうがないでち・・・直接伝えに行くしかないでち!」

19「あとで提督にお仕置きされるかもしれないのね~・・・・でも行くの!」

-キス湾・救援艦隊-

国後艦長「あと100人ほどで回収完了だ。まさか1時間もかからず回収できるとはな」

日本丸船長「回収に使った大発はどうするんです?もうこちらも大発を収容できるスペースは・・・」

阿武隈「回収できないときは投棄していいとの事です。遠慮なく捨てていきます」

日本丸船長「少しもったいないですが・・・仕方ないですね」

阿武隈(あとはこのまま予定通り島影に沿って北上すれば作戦完了ね・・・)

五月雨「さぁ、こちらにどうぞ!温かいおにぎりを用意していますよ!」

陸軍兵士「ありがてぇ・・・もう1ヶ月以上あったかい飯食ってねえんだ・・・」

若葉「よく頑張ったな。もう少しで本土に帰れるぞ」

初霜「押さないで、ゆっくりと国後さんと日本丸さんに分乗してください!」

響「あとはあそこに残ってる人たちで終わりみたいだね」

島風「なんだろう・・・何か聞こえる・・・」

響「どうしたんだい?まさか敵が・・・?」

島風「ううん・・・海中からなんだけど・・・まさか!」

響「?心当たりがあるのかい?」

島風「え?あ・・・まぁ・・・」

19「いひひっ!そこの駆逐艦さん!久しぶりなのねー」ザバァ

島風「オゥッ!」

19「元気そうでよかったのね。それより緊急事態なのね!貴女達の旗艦は誰なの?」

響「せ・・・潜水艦・・・?もう実戦配備されていたのか・・・」

響「ところでどうしたんだい?一体何が?」

19「脱出ルート上にまだ敵艦隊が残ってるそうなのね。ひとまずここから動かないようにしてほしいのね」

響「なんだって!?阿武隈、ちょっと来てくれ!」

阿武隈「響ちゃんどうした・・・の?って。沈んでる艦娘がいるー!」

19「沈んでるとは失礼なのね・・・これは浮上してるだけなのね・・・」

響「脱出ルートにまだ敵艦隊が残ってるらしいんだ。ひとまずここに居るように指示が出てるみたいだよ」

阿武隈「えぇ!そんな指示は・・・そうか・・・私たち無線封鎖を・・・・」

響「ひとまず次の指示がくるまで待機しよう・・・霧が晴れなければいいんだけど・・・」

阿武隈「今の時間は・・・14時か・・・」

19「私たちが観測した限りじゃ日没までは霧は晴れないはずなの」

隊長「嬢ちゃんたち。話に割って入って悪いが、敵艦隊ってのはどこにいるんだ?」

19「ここのちょうど反対側。北側に陣取ってるみたいなのね」

隊長「北側か・・・おい!まだ北側の沿岸砲は弾残ってたよな?」

陸軍兵士「え?あぁ・・・確かあそこはほとんど使ってなかったですからね」

阿武隈「ちょ・・・ちょっと!まさか・・・」

隊長「北側の砲陣地までは車で飛ばせば10分かからねぇ。幸いにもそこの海岸には俺らが乗ってきた車がある」ニヤ

阿武隈「認められません!そんな危険な事を・・・それより陽動艦隊に連絡しておびき出してもらえば・・・」

19「陽動艦隊も全力でこっちに向かってるみたいだけど・・・時間かかりそうなのね」

響「この濃霧の中、敵艦隊を沖合までおびき出したのが仇になったのか・・・」

島風「それなら私たちが陽動艦隊の方に移動するのはどうなの?」

阿武隈「この霧の中を闇雲に移動するのは危険なの・・・だから島影に沿って北上するようにしてたんだけど・・・」

隊長「とにかく北側に展開してる敵艦隊をどうにかしねーとダメってことだろ?ならやっぱり俺たちが・・・」

阿武隈「とりあえず支持通りにここから動かないで待つしか・・・」

ゴオオォォ・・・

響「この音は・・・敵機のエンジン音・・・!」

阿武隈「まさか・・・私たちに気付いたんじゃ・・・」

響「・・・行ったみたいだね」

隊長「流石にこの霧の中じゃ目の効く連中でも見つけれんか」

阿武隈(どうしよう・・・どうしよう・・・私がしっかりしないといけないのに・・・!)

国後艦長「阿武隈の嬢ちゃん!守備隊の収容終わったぞー!」

阿武隈「・・・!と、とにかくここから動かないように!」

日本丸船長「何かあったんですか?さっき飛行機が通ったみたいですが・・・」

阿武隈「脱出ルートに敵艦隊がいるそうなので・・・」

若葉「なに!陽動艦隊はなにをやってるんだ」

初霜「全部おびき出せたわけじゃなかったのね・・・」

五月雨「だ・・・大丈夫なんですか・・・?」

19「・・・黙って聞いてれば皆好き勝手言い放題なのね」

19「こういう時こそ冷静に判断しないとダメなの」

19「イクさん、ちょーっとイライラしてきたのね」

阿武隈「え?あの・・・潜水艦さん・・・?」

19「ごーや!敵艦隊を私たちで片付けるのね!」

58[了解でち!やっとごーやたちの出番でちね!]

19「そういうわけだから、あんたらはここでおとなしく隠れてるのね」

阿武隈「あの・・・えっと・・・・」アセアセ

19「海のスナイパー、イクさんの実力。とくとご覧あれなのね」

ザバアアア・・・

響「行っちゃったね」

島風「あの人怒らすと怖いな・・・・」


19(私たちは本来ここに居なかった存在なのね・・・嫌われ役も案外辛いのね・・・)

19「この鬱憤は晴らさせてもらうのね!」

-キス島・北側海域-

58「敵艦確認でち・・・空母ヲ級を含む機動部隊みたいでち」

19「護衛の戦艦ル級はエリート型みたいなのね・・・それよりあの駆逐艦が気になるのね」

58「ロ級のフラッグシップでち・・・あいつには確か・・・」

19「爆雷が装備されてるのね・・・注意しないと流石にまずいの」

58「ひとまず駆逐艦から潰すでち!」

19「駆逐艦さえやればあっちはもう対潜攻撃翌力はないのねー!」

58「魚雷さん・・・お願いします!」

19「酸素魚雷六発!発射するのー!」

シュパアアアァ!

駆逐ロ級FS「・・・!」

ザバァ!

19「早い・・・!避けられたのね!」

58「こっちにまっすぐ突っ込んでくるでち!」

敵襲に気付いた敵艦隊はロ級FSを前面に押し出しその他の艦はゆっくりと下がっていく。

突出する形となったロ級FSだったが凄まじい機動力で一気に19達の居る付近へと接近。

艦を左右に振りながら爆雷を海中へと次々に投入していく。

19「まずいのね・・・!」

58「とにかく逃げるでち!」

ドゴオオン!ドゴオオオオ・・・!

投下された爆雷は次々に炸裂しその度に凄まじい水柱が上がる。

19「くっ・・・魚雷を装填する暇さえないのね・・・!」

爆雷が炸裂するたびに19の体にはビリビリと振動が伝わってくる。
幸い58の方にはあまり投下していないらしく視界の隅には距離を取る58の姿があった。

19「なんとかしてあのロ級を片付けないと・・・」

なんとか魚雷装填に入ろうとするもその度に爆雷がまるで雨のように降り注ぐ。
その都度19は浮上と潜行を繰り返す羽目になりなかなか攻撃体制を取れずにいた。

19「救援艦隊の人たちにあんな大口叩いておきながら・・・情けないのね・・・」

ふと海面を見上げると19の進行ルートにロ級の姿が見て取れた。

19「あっ・・・・」

艦尾をこちらに向け、爆雷を投下する準備に入っている。

19「これは・・・避けれないのね・・・・」

19は来るであろう爆発に備えゆっくりと目を閉じた。

今日はここまで!遅くなりましたが今日分投下終了です

時間かかった割にグダグダすぎる・・・
しかもやキスカ島撤退作戦じゃなくなってるし・・・

もっと精進するよう頑張りますorz

乙乙
いいところでお預けか

更新が楽しみなのね

遅くなってしまい申し訳ないです

本日の分投下します

待っててくれる方がいて嬉しい限りです。モチベがすごく上がります

それでは投下します

19の頭の中にはまさに走馬灯のように色々な考えが浮かんでた。

ここで戦没しても記録には残らない。自分はもとより存在していない事になっているのだから。

58達は悲しんでくれるだろうか。何より提督に会えなくなることが一番嫌だ。

艦娘として生まれて落ちた瞬間から自分の存在は消されてしまった。

58達や提督だけが自分という存在を知ってくれている。

そんな人たちともう会えない。

そんなのは嫌だ・・・嫌だ・・・。

19「艦娘になった時から・・・死は覚悟してたのに・・・」

19「やっぱり・・・怖いのね・・・・」

ドゴオオオオオオン!

凄まじい爆音が鳴り響く。

19は覚悟を決め更に目をきつく閉じ、凄まじい爆発が・・・・

来なかった。

隊長「よっしゃああ!直撃だぜ!」

沿岸砲から発射された15センチ砲弾は狙い通りロ級に突き刺さり凄まじい爆発を起こした。

その他に設置されている沿岸砲からも次々に砲弾が発射され敵艦隊の周囲へと降り注ぐ。

阿武隈「もー!来たらダメって言ったのに~・・・・」

隊長「なーに言ってんだ。嬢ちゃんだってあの水着の子を助けたかったんだろ?」

阿武隈「それは・・・そうですけど・・・」

隊長「見られちまっても目撃者を消せば隠密なんだぜ?」

守備隊隊長は呆気にとられている阿武隈を横目に自ら砲を操作し次々に砲撃を行っている。

ロ級を失い突然の砲撃に対応できず敵艦隊の損害は次第に増えていく。

58「今がチャンスでち!魚雷さん、お願いします!」

距離を取り好機を伺っていた58は離脱しようとしている敵軽巡に向け魚雷を発射。

被弾し速度の落ちた敵軽巡は沿岸砲の恰好の的になりあっけなく炎上・沈没していく。

19「・・・イク・・・助かったのね・・・」

19の目の前を先ほどのロ級がゆっくりと沈んでいく。

まだ生きているのか巨大な一つ目をギョロリと動かし19を見据える。

19「・・・!」

その目に見つめられたとき19の頭の中で何かが聞こえた気がした。

━━━━モウスコシデ、コッチニコレタノニ・・・

ここにいたら引き込まれる。

本能的に悟った19は緊急浮上を行い安全圏へと退避した。

-キス島・南海岸-

58「みんなのおかげで助かったでち!ありがとうでち!」

19「ありがと・・・なのね」

隊長「なーに。最後の最後で奴らに一矢報いることが出来てよかったぜ」

隊長「死んでいった部下たちの手向けにはなったさ」

阿武隈「一歩間違えたら私たち全滅してたんですけどー!」

隊長「言ったろ?目撃者を消せば全部オッケーなんだよ!ガハハハ!」

阿武隈「むぅ~・・・響ちゃん、陽動艦隊の方は?」

響「あと5分もしないで到着するそうだよ。負傷した艦娘がいるから一緒に移送してほしいそうだ」

阿武隈「呉に戻れないくらいひどい怪我なのかな?・・・国後さんか日本丸さん、余裕はありますか?」

国後艦長「おう、まだなんとか乗れるぜ」

日本丸船長「こちらもまだ大丈夫ですよ」

阿武隈「それでは、陽動艦隊の方から負傷者を収容したら帰投します」

阿武隈「最後まで気を抜かず、頑張りましょう!」

長門「待たせたな。遅れてしまって申し訳ない」

阿武隈「いえ、陽動艦隊の方がいなければ私たちはここまで来れませんでした」

長門「さて、さっそくだが負傷した艦娘を収容して欲しいのだが・・・」

阿武隈「はっ!了解しました!国後さん、日本丸さん。お願いします」

国後艦長「おう、任せろー」

日本丸「いつでも準備できてますよ」

長門「隼鷹、飛鷹。頼む」

隼鷹「大丈夫か?ゆっくりでいいからな?」

飛鷹「もう安心して?本土に帰れるわよ」

168「あり・・・がとう・・・」

8「う・・うぅ・・」

19・58「!!!」

58「イムヤにはっちゃん!大丈夫でち!?」

19「そんな・・・二人が・・・」

168「ちょっと・・・ドジっちゃったわ・・・」

8「二人は無事で・・・よかった・・・」

58「無理して喋ったらダメでち!早く連れて帰って欲しいでち!」

国後艦長「おう!何があっても送り届けてやる!」

58「頼んだでち!」

阿武隈「それでは、キス島守備隊、並びに負傷艦娘の収容を完了。我が救援艦隊は帰投します!」

長門「あぁ、ご苦労だった。最後までしっかり気を抜かずに無事帰ってくれ」

阿武隈「はっ!それでは失礼します!」

長門「行ったか・・・さて・・・そこの潜水艦たち」

58「・・・・!なんでち・・・?」

長門「礼を言うぞ。沖の島で助けてくれたのも貴様たちなんだろう?」

19「それは・・・言えないのね・・・」

長門「やはり、何か訳ありのようだな」

長門「まぁいい・・・助かったのは事実だ。改めて礼を言おう。ありがとう」

58「・・・どういたしましてでち」

19「あの・・・イク達の事は・・・」

長門「ふっ・・・この海域には私たちしか居なかった。それでいいのだろう?」

陸奥「なに格好つけてるのよ・・・さっきしおいさんから聞いたじゃない」

長門「なっ・・・陸奥!ごほんっ・・・・あーそれとな」

長門「伊401とかいう潜水艦だが、別の任務があるので先に戻ってて欲しいとのことだ」

58「そんなことまで喋ったでちね・・・」

19「喋った以上仕方ないのね・・・」

長門「安心しろ。貴様ら潜水艦隊は公にされてない存在なんだろう?」

陸奥「えぇ。私達は誰かに言いふらしたりしないわ」

58「そうしてくれると助かるでち」

19「それに・・・もし言いふらしたりしたらあなたたちが危ないのね」

長門「おっと・・・それは怖いな・・・それじゃあ私たちもそろそろ帰投するとしよう」

陸奥「そうね。あまり長居するとまた奴らが集まってきちゃうかもしれないし」

58「二人を助けてくれてありがとうでち!」

19「感謝するのね!」

長門「あの二人にお大事にと伝えておいてくれ。北側に敵艦隊が居たのを教えてくれたのは彼女たちだ」

陸奥「それじゃあね。貴女たちも気をつけて帰るのよ?」

58「皆さんもお気を付けて・・・」チャプン

19「潜行開始、なのね」チャプン

長門「・・・存在を消された艦娘・・・か」

今日はここまで!投下が遅くなった上に短くてすいません。

次の投下くらいから深海勢力に対して自己設定が入ってきます

もし不快に思われる方はスレを閉じてもらって構いません。

それではまた。

期待して待っとる。乙!

乙。サブキャラが魅力的なSSは良策の証
本格的な戦闘のあるSSは珍しいから楽しいです。

期待してくれてて嬉しい限りです

戦闘の描写もグダグダですが頑張って書きますのでよろしくです

本日の投下ですがもう少しお待ちくださいませ

ちょっとあ号終わらせてきます

潜水艦娘がまともに扱われてるのSSって珍しい気がする

乙です
今回も期待なのね

すいません 欲を出して通商破壊とい号も終わらせてたらこの時間になってしまいましたorz

待っててくれる人もいるのに本当に申し訳ないです

それでは本日の分投下します

-帝都・帝國軍総合本部-

※ここから提督がたくさん出てくるので旗艦名を提督の前につけます
 少し見にくいかもしれませんがご了承ください
 長門の提督のみ【提督】表記にします

長門「北方海域の攻略を行っていたと思ったらいきなり帝都に招集とは・・・軍本部も人使いの荒い」

提督「高速特務艦が来るんだもんなぁ。流石にびっくりしたぜ」

金剛提督「おっす、久しぶりだな。南西諸島攻略戦の前に飲みに行った以来だっけか」

提督「お、お前も呼ばれてたのか。もうそんなに会ってなかったっけか」

金剛「ヘーイ!長門さんお久しぶりネー!」

長門「金剛か、南西諸島ぶりだな。元気にしてたか?」

提督「やっぱお前も旗艦連れてこいって言われたのか」

金剛提督「俺だけじゃねぇ。伊勢提督に扶桑提督・・・でかい艦隊指揮してる連中勢ぞろいみたいだぜ」

金剛提督「それにこの物々しさはなんだ?空には戦闘機・港にゃ海防艦に護衛艦がずらり。道路にもそこらじゅうに兵士と戦車・砲が設置されてる」

提督「陸海両方のトップが集まってるみたいだしな。天皇陛下が来られるのかもしれん」

金剛提督「それにしたってこれは異常だ。お前見たか?烈風と陸さんの新型機、飛燕が並んで飛んでたぞ」





提督「そういや港に翔鶴と瑞鶴が並んで停泊してたな。その二隻も艦娘にするって話だが・・・」

金剛提督「この招集・・・絶対何かある」

提督「そりゃここまで色々集めて何もありませんって事はないだろうが・・・」

帝都近衛兵「お話中のところ失礼します!海軍所属の第一艦隊の提督殿と金剛提督殿ですね?」

提督「あぁ・・・そうだが・・・どうかしたのか?」

帝都近衛兵「元帥殿が第一会議室でお待ちです!」

金剛提督「あぁ・・・わかった。すぐ行こう」

帝国近衛兵「はっ!それでは失礼します!」ビシッ

タタタ・・・・

提督「先生が待ってるのか・・・こら何が起こっても不思議じゃないな」

金剛提督「まったくだ・・・おい金剛!行くぞ!」

金剛「yes!了解ネー!」

提督「長門も行くぞ。先生に会うのも久しぶりだっけか」

長門「そうだな・・・私が艦娘となり聯合艦隊第一艦隊に配属されるとき以来か」

提督「とにかく行こう。・・・何を言われてもいいように覚悟だけはしとくか」

-総合本部・会議室-

提督「失礼します!元帥殿、お久しぶりです!」

元帥「はははっ!相変わらず糞真面目なやつだな。私のことは先生でいい」

提督「しかし・・・もう士官学校のときとは違いますので・・・」

元帥「この部屋にはワシとお前、それに金剛提督しかおらん。その時くらい先生と呼んでくれ」

元帥「元帥と呼ばれるのは未だに苦手でな・・・がははは!」

金剛提督「まったく・・・他の者に示しがつきませんよ?」

元帥「気にするな。お前たちはわしの可愛い教え子だ。それくらいよかろう」

元帥「長門に金剛、二人共久しぶりだな。配属のとき以来か」

長門「お久しぶりです!お元気そうでなによりですな」

金剛「久しぶりデース!元帥さんはいつも賑やかネー!」

元帥「二人共いつ見ても可愛いのう・・・わしのところに来ないかね?」

提督「先生の所には大和と武蔵がいるでしょう・・・」

元帥「大和は口うるさくて死んだカミさんにそっくりだし・・・武蔵は元気がよすぎる。わしには少々手に余るわい」

提督「さて・・・もう少し話に華を咲かせたいところですが・・・何があったんです?」

金剛提督「この帝都の物々しさは異常ですよ。深海連中の他にどっかと戦争でもはじめるんですか?」

元帥「あぁ・・・もうじき陸海両軍合同の大規模作戦が発令されるでな。そのせいじゃろう」

提督「初耳なのですが?」

金剛提督「私もですな・・・正直あまり仲がいいと言えない両軍合同の作戦など・・・」

元帥「なに、そんな事はどうでもいい。今回はもっと大事な話がある」

元帥「深海棲艦についてじゃ」

提督「・・・」

金剛提督「・・・奴らの滅ぼし方でも見つけましたか?」

元帥「そんな方法が見つかっておけば万々歳だったんじゃがな・・・」

元帥「むしろ逆じゃ・・・やつら・・・増えおったわ」

提督「は・・・?またどこかの海域で大量発生を!?」

元帥「あぁ・・・すまん。言い方が悪かったな。奴らに新種が現れた」

金剛提督「新種・・・?泊地棲姫や飛行場姫とはまた違うのですか?」

元帥「うむ・・・今回のは少々厄介だぞ。奴らに潜水艦が現れおった」

提督「なんですって!それはどこに・・・?」

元帥「西方海域・・・奴らに奪われたリランカ島周辺で確認された」

金剛提督「しかしなぜいきなり・・・艦娘が現れてからは連中に新種は確認されてなかったでしょう?」

元帥「その通りじゃ・・・艦娘が作られてから20年弱・・・その間にやつらの新種は出てこなかった」

元帥「我々が新たな艦種の艦娘を作り出すまではな・・・」

提督「新たな艦種の・・・艦娘?」

金剛提督「最近噂になっている伊401とかいう潜水艦ですね?」

長門「・・・・!」

金剛「長門さん・・・?どうかしたデス?」

長門「いや・・・なんでもない」

提督「長門、私語は慎め」

金剛提督「金剛もだぞ」

長門「あぁ・・・すまない」

金剛「oh・・・sorryネ」

元帥「やはり完全に隠し通せるものではないのだな・・・その通り、我が軍は潜水艦の艦娘の建造に成功した」

元帥「これまでの研究結果で深海棲艦には対潜装備が充実していないことがわかっておった」

元帥「そこで我が軍は必死になって潜水艦の艦娘を建造しようとしておったのじゃ」

元帥「実戦投入することができれば我が軍は優位に立つ事ができるからの」

提督「南西諸島で援護をしてくれた部隊ですね・・・?」

元帥「そうじゃ。すでに我が帝国海軍には潜水艦隊は存在する。書類上では存在していないがの・・・」

長門「・・・なぜ・・・隠しているのですか?」

提督「長門!お前の発言は許可してないぞ!」

元帥「よい、同じ艦娘の事だ。気になるのだろう?」

長門「はい・・・存在していない事にされているということは・・・彼女たちは・・・」

元帥「そうだな・・・お前の思っている通りじゃろう。彼女らは一切表舞台に出ることはない」

元帥「仮にこの戦いが終わろうと・・・その存在は一切語られることのないままじゃろう」

長門「何故なんです・・・?私は艦娘として生まれたことを誇りに思っています」

長門「なんの記憶かははっきりしない・・・だが私は一度戦いもせずに死んでいる・・・」

長門「しかし私は艦娘の戦艦長門として再び生を受けた!そして戦っている!」

長門「聯合艦隊第一機動艦隊旗艦として!以前は果たせなかった戦いを・・・やれているんです」

元帥「艦娘が見る艤装の記憶・・・というやつか・・・」

元帥「潜水艦の子らにはもっと日の目を浴びるような活躍をしてもらいたいのじゃが・・・」

元帥「深海棲艦に勝つためには仕方のないことなのじゃ」

長門「しかし・・・いくらなんでも存在を抹消するというのは・・・」

元帥「奴らな・・・」

元帥「わしら人類のすることに対してすぐに対応してくるんじゃよ」

長門「それは・・・どういう・・・」

元帥「お前らも南西諸島で見なかったか?普段と違う敵の艦載機を・・・」

元帥「やつらはな・・・こちらの艦載機の性能が上がるとそれに対応して更に性能が上の艦載機を繰り出してくるんじゃ」

元帥「それは何に対しても同じじゃ。こちらの艦の性能が上がればそれをあざ笑うようにエリート級やFS級が出てくる」

元帥「だがな・・・奴らと戦ううちに一つある重要な点に気付いたんじゃよ」

元帥「あの忌々しい深海棲艦の連中はな・・・甲標的が行う攻撃に全然対策をしてきてないんじゃよ」

提督「そう言われれば・・・重雷装艦や水上機母艦の運用する甲標的の雷撃にはやたらと沈められてるな」

金剛提督「巷じゃハイパーズとか呼ばれる連中だっけか?確かにあの雷撃は強いよな」

元帥「やつらな・・・潜水目標に対しては一切と言っていいほど対応しきれてないのじゃ」

元帥「やっと最近になって爆雷やソナーを装備したロ級などが確認されたがの・・・それもお粗末なもんじゃ」

元帥「そのために我が軍は必死になって妖精さんたちと潜水艦の艦娘の建造を行っていたんじゃよ」

元帥「だが・・・やつら、潜水目標に対応しなかった代わりに・・・」

提督「潜水艦を配備してきた・・・という事ですね?」

元帥「そういう事じゃ・・・結局我が軍はまた優位に立つ前に対応されたのと変わらん」

元帥「だが、それでも奴らの対潜能力は低い。だから潜水艦隊は公表するわけにいかんのじゃよ」

長門「・・・そう・・・ですか」

元帥「長門、お前は優しい子じゃの。潜水艦隊の者達が聞いたら喜ぶじゃろう・・・」

長門「優しいだなどと・・・元帥殿に失礼な事ばかり言ってしまい申し訳ありませんでした」

元帥「気にするでない。提督、よい子を部下に持ったな」

提督「我が艦隊自慢の娘です」

長門「て・・・提督・・・流石に面と向かって言われると恥ずかしいぞ・・・」

金剛「ヘーイ、提督~・・・私も褒めていいですヨー?」

金剛提督「はいはい、えらいえらい」

金剛「oh・・・私の提督は辛辣ネー・・・」

元帥「がははは!ひとまず今日お前らに伝えることは全部言ったぞい」

元帥「次は陸海両方のトップが集まっての大事な会議じゃ」

元帥「もちろんお前らも参加するんじゃぞ?」

提督「え?」

金剛提督「私たちも・・・ですか?」

元帥「さっき言ったじゃろ、陸海合同の大規模作戦があるとな」

元帥「何のために聯合艦隊の提督連中を集めたと思ってるんじゃ」

今日はここまで!

自分なりの深海棲艦設定を作ってたんですが某ゲームに出てくる「人類に敵対的な地球外起源種」にそっくりすぎて・・・・

没にしようかと思ったんですけどやっぱり自分はこの設定がしっくり来ると思って書かせてもらいました。

本日も投下が遅くなってすいません。

それではまたー

本日の投下は夜勤後になりますので恐らく2時くらいです。
いつも遅い時間になってすいませんです

そして明日はいよいよ春イベですね!
索敵によるルート制御・・・空母多めに投入してボーキ吹っ飛ぶ未来しか見えないです^q^

待ってる
ゲージ回復無いからゲージ耐久が凄まじく高いか、旗艦がバカみたいに固いとか狙いにくいじゃなければ嘘やん…でもないかもね。少なくとも秋よりは楽なハズ。天津ちゃんがEⅠで落ちるのを願ってる

ただいま帰りました

もしイベがミッドウェー準拠だとしたら反復攻撃の意味もかねて1マップごとのゲージ耐久高い可能性ありますね

しかし史実のミッドウェーは6月5日・・・このイベ自体が前哨戦の可能性もあるのでそこが怖いです

それでは本日の分投下します。今日は早く起床できたらお昼頃にも投下するかもです。

-総合本部・作戦会議室-

元帥「それではリカンカ島奪還作戦の会議を終了する」

陸軍士官「お疲れ様でした、元帥殿」

元帥「うむ。陸軍の活躍に期待しておるぞ。上陸までの支援は我ら海軍が引き受けるでな」

陸軍士官「我ら陸軍も海軍の支援に期待しております。必ずや作戦を成功させましょう!」

陸軍兵士「それでは失礼します」

ガチャ・・・バタン

元帥「ふぃー、このジジイには荷が重すぎるのう」

提督「何を仰ってるんです。まだまだ元帥殿には頑張ってもらわないといけません」

元帥「ったく・・・もう少し年寄りをいたわらんか」

金剛提督「まだまだ労られる歳でもないでしょうに」

元帥「なんじゃ、お前までわしをいじめるのか」

元帥「長門ー、金剛~。お主らの提督は年寄りの気遣い方も知らんぞー」

長門「元帥殿・・・子供のように駄々をこねないでください」

金剛「元帥はまだまだyoungネー」

武蔵「元帥殿よ、またそんな弱気を吐いているのか」

大和「そうですよ、元帥。まだ帰ってからも書類整理が残ってるんですからね」

元帥「げっ・・・お前ら帰ってきてたのか・・・」

武蔵「げ、とは随分な言い方じゃないか。その不抜けた根性、また道場で鍛え直してやろうか?」

元帥「お前はワシを[ピーーー]気か?」

大和「ダメよ、武蔵。その前に書類整理があるんだから」

元帥「ワシに逃げ場はないのか・・・?」

武蔵「それで提督たちよ、私達はこれにて失礼する。また作戦でな」

大和「なんだかバタバタしてすいません・・・さぁ帰りますよ!今日中に終わらせないといけない書類が山ほどあるんですからね!」ガシッ

元帥「そんな殺生な!お前たち・・・見てないで助け・・・引っ張るなー!」ズルズル

提督「・・・・元帥も苦労してるな」

金剛提督「少しくらいいたわってもよかったかもな」

金剛提督「提督、時間あるか?よかったら久しぶりに飯でもどうだ?」

提督「ふむ・・・まだ北方行きの船までちょっと時間あるしいいぞ」

金剛提督「お前ら二人はどうする?一緒に来てもいいし時間まで帝都をぶらついててもいいぞ?」

長門「私は提督について行こう」

金剛「ん~・・・私はちょっと紅茶を買いにいきたいネー」

金剛提督「迷子になるなよ?港の近くで食うつもりだから迷ったらとにかく港を目指せ、いいな?」

金剛「イエース!了解ネー!」

提督「それじゃ俺らは行くか。車を回してもらおう」

金剛提督「そうだな・・・あまり時間があるわけでもないしそうしよう」

長門「では私が言ってこよう。二人は玄関で待っててくれ」

提督「おう、頼んだぞ」

-帝都・軍港付近の食堂-

金剛提督「んで、お前は今回の作戦どう思うよ」

提督「いきなりストレートな質問だな・・・まぁ・・・この戦争始まって以来の大規模攻勢じゃないか?」

金剛提督「陸海揃っての大規模作戦・・・確かに今までなかったからな」

提督「西方海域にある鉱山資源の確保が一番の目的だからな。それだけ我が国も追い詰められてきたのさ」

金剛提督「北方海域の攻略そっちのけでやる意味あるのか?」

提督「キス島付近の鉱山地帯確保は失敗してるからな・・・それの代用だろう」

提督「それに北方海域深部には奴らの巣がある。おそらく西方海域攻略より厳しいぞ?」

金剛提督「だが西方海域深部にも装甲空母姫がいるじゃないか」

金剛提督「しかも西方海域にはついに奴らの新種・・・潜水艦がでたんだろう?」

提督「ふーむ・・・まぁ一番の利点は付近に我が軍の基地が近いことだろう」

提督「北方海域だとどうしても出撃が幌筵からになるしな。航空戦力の投入が厳しいんだろう」

金剛提督「陸さんも備蓄航空機の8割を投入するしなぁ。そこまでしてリランカを取り戻したいかね?」

提督「リランカ港を奪還できればカスガダマにいる装甲空母姫を叩きやすくなるからだろうな」

金剛提督「我が海軍も保有艦艇の6割、航空機7割投入だ。たかが1海域にほぼ全軍投入だぞ?」

提督「ま、確かに何か焦ってる感じはあったな」

金剛提督「だろう?そんな急場凌ぎみたいな作戦に艦娘達を送り出すのは忍びなくてな」

長門「我々は命令されたらそれに従う。それでいいじゃないか」

提督「なんだ、長門。もうアイスクリーム食ったのか?」

長門「うむ!すごく美味かった!是非我が艦隊にもアイスクリーム製造機をだな・・・はっ!」

長門「こほん。とにかく私達は文句を言うつもりはないぞ?」

金剛提督「そうは言ってもな・・・南西諸島で沈んでいく艦娘を見たが・・・ありゃ堪えるわ」

提督「おい、そんな事言うなよ・・・俺も長門達を作戦に出したくなくなったぞ」

長門「ふっ・・・私達は沈まんさ・・・そうだろう、提督」


提督「あぁ、絶対に沈めたりするもんか。お前と陸奥、吹雪や五十鈴。それに軽空母姉妹もな」

長門「そう思っているなら胸を張って私たちを作戦海域へ送り出してくれ」

金剛提督「おうおう、お二人さんお熱いねー」

提督「そういうお前はどうなんだよ」

金剛提督「ん?まぁ・・・そりゃ・・・金剛達は絶対沈ませないさ」

金剛「テートクー!ついに私のLOVEを受け取ってくれるんですネー!」ガバッ

金剛提督「うお!お前いつの間に!てか離れろー!」

金剛「テートクなら・・・時間と場所を弁えなくても・・・何してもいいデース///」

金剛提督「時間と場所は弁えろ!てか見てる!お客さんも店員さんもこっち見てるから!」

金剛「式の予定はいつがいいカナー・・・子供はサッカーチームができるくらい欲しいデース!」

イイカゲンニシロー!

oh!テイトクハゲシイネー!

長門「ふっ・・・金剛は相変わらずだな。少し羨ましいよ」

提督「なんだ、抱きしめて欲しいのか?」

長門「ぶっ・・・バカを言うな!それとも提督には兵器を抱きしめる趣味でもあるのか?」

提督「俺はお前らの事を兵器だなんて思ってねーさ。元帥のとこで言ったろ?大事な娘だって」

長門「だからそういうのを面と向かってだな・・・まぁ・・・悪い気はしないが・・・な」

長門「さて、そろそろ行くぞ。北方行きの船の時間がもう少しだ」

提督「もうそんな時間か・・・じゃあ金剛提督。俺ら先に行ってるわ。会計済ませとくからな」

金剛提督「ちょ・・・!助けて・・・元帥の気持ちがわかった気がするー!」

ここで一旦終了です。
続きは今日のお昼にでも・・・
起きれなかったら夕方くらいになるかもです

それではイベント頑張りましょう!

猫が来なければいいけど・・・

乙。ながもんかわいい
今日仕事から帰ってまず不安なこと、猫どころか鯖が落ちることであった。

基本イベントの初日は猫でしょ…
特に本日のイベントは気合の入ったイベントだろうし…
週末まで様子見かなぁ

13時頃起きてイベの情報追ってたらこの時間になってしまった

やはりイベはミッドウェーじゃなかったですね・・・

天津風 酒匂 明石 そしてまさかの谷風実装ですな

賛否両論あるようですが小破以下の船を修理できる明石が個人的には一番嬉しいです

基本全回復させてないと気がすまないタイプなのですが
明石がいれば第二艦隊旗艦あたりにして修理可能のようなので嬉しい限りです

カスダメでも高レベルの戦艦・空母なんかは1h↑かかったりしますからねぇ

ひとまず今日の分投下します

実装しても手に入るとは限らない(震え声)

-幌筵島・潜水艦基地-

提督「今戻ったぞ。遅くなってすまんかったな」

58「てーとく!おかえりなさいでち!いむやとはっちゃんはどうだったでち・・・?」

提督「二人とも幸いにも命に別状はないそうだ。ただ復帰にはしばらくかかるそうだが」

58「よかったでち・・・もし二人がいなくなったらごーやは悲しいでち・・・」

提督「401もしばらく別任務で帰ってこないからな・・・当面は19と二人で頑張ってくれ」ナデナデ

58「いむやとはっちゃんの分も頑張るでち!」

提督「それより19はどうした?居ないのか?」

58「イクなら部屋に・・・あ・・・」

19「提督・・・帰ってきてたのね・・・」

提督「19・・・お前・・・どうした?」

>>200
嘘やん・・・!!

いつのまにか執務室に入ってきていたイクは普段の様子と全く違っていた。

いつもは結んでいる髪が解かれ目の下にはクマができ見るからに憔悴しきっている。

19「どうもしてないのね・・・イクはいつも通りなの・・ね」

いつも見せている無邪気な笑顔もなく声もどこか震えている。

その生気の欠片もない姿はまるで・・・「奴ら」のようだった。

提督「どうもしてないわけあるか!この前の作戦がきつかったのか・・・?それならすぐにでも間宮さんを呼んで・・・」

19「どうもしてないって・・・いってる・・・の・・・」

絞り出すようにつぶやいた19の目からは大粒の涙が頬を伝い流れ落ちる。

19「なにも・・・なに・・も・・・う・・・・うわああああああん!」

突然大声を上げ泣き出した19は提督の胸元へ飛び込みきつく抱きつく。

19「はっちゃんも・・・いむやも・・・怪我して・・・イクも・・・死にかけてっ・・・」

19「こ・・・怖かったのね・・・!もうみんなにあえないって思ったら・・・怖くて・・・」

19「そしたら・・・声が・・・頭の中に声が聞こえて・・・こっちにこい・・・って・・・」

19「イクは奴らになってしまうの・・・?提督・・・イクは・・・」

提督「19・・・お前は奴らなんかになるもんか・・・お前には俺らがついてるからな・・・」

泣きじゃくる19の頭を優しく撫でながら提督は19がこの艦隊に来たことを思い出していた。

168・58よりあとに配属され8とともにやってきた19。

その天真爛漫で無邪気な性格から少し消極的な8と違い19はすぐにこの艦隊に溶け込んだ。

あっという間に艦隊のムードメーカーになり見ているだけでこちらも元気になるようなそんな存在。

しかも潜水艦としての性能も折り紙付きで数々の作戦を他の子たちとこなしてきた。

他人の失敗も決して咎めず、フォローをすることも忘れない。

そんな純粋で子供のような子だった(ただし体つきはどの潜水艦よりも大人だった)

19「うぅ・・・提督・・・てい・・とく・・・」

腕の中で提督に抱かれていた19は泣き疲れのか安心したのか・・・次第に寝息を立て始めた。

58「イク・・・そこまで思いつめてたでち・・・ごーや・・・気づいてあげれなかったでち・・・」

提督「おそらく19はお前の気遣いにもちゃんと気づいていたよ・・・この子は人一倍優しいからな・・・」

起こさないようにゆっくりと執務室のソファに19を寝かせ、提督は自らの上着を19にかけ、その横に座る。

提督「俺は絶対にお前らを沈めない・・・奴らの仲間になんか絶対するものか・・・」

58「てーとく・・・ごーやは・・・提督を信じてるでち」

提督「ありがとう、58。こんな俺なんかについて来てくれて・・・」

58「ごーやはてーとくがてーとくでよかったでち!きっと皆もそう思ってるでち・・・」

提督「ほんとお前らは俺の涙腺を緩めるの上手だよなぁ・・・」ウルウル

58「てーとくは少し泣き虫でち!」

提督「ほっとけ!っと・・・58、こんな時になんだが・・・話がある」

58「・・・?なんでち?」

提督「深海勢力に潜水艦が現れた」

58「ついに奴らにも・・・潜水艦が・・・」

提督「あぁ、場所は西方海域。奴らに占領されたリランカ島付近で確認された」

提督「そしてそのリランカ島奪還作戦が今日からちょうど1ヶ月後に発令される」

58「その作戦にごーやたちも参加するでち?」

提督「軍本部はそのつもりらしい。8と168が居ない状態でな・・・」

58「仕方ないでち・・・この艦隊発足当初に戻ったと思えばいいでち・・・」

提督「401も参加予定だから三人ではあるな・・・まぁ401は別行動になるが」

提督「陸海合同の今大戦最大規模の作戦になるだろう」

58「ごーやたちは具体的になにをすればいいでち?いつも通り敵の攪乱~?」

提督「まぁそうなるだろうな・・・だが今回一番の問題は・・・」

提督「奴らにも潜水艦がいるってことだ」

58「いつもはごーや達が一方的に奇襲してたけど今度からそうもいかないって事でちね」

提督「その通り。しかもお前らは今まで以上に隠密に努めなければいかん」

58「そうでちね・・・いままでは水上戦闘の隙をついてたけど・・・今回はそうもいかないでち」

提督「あぁ。それに奴らの対潜能力も若干だが強化されつつある。見つかったら8や168の二の舞だろう」

58「水上にも海中にも気を配る・・・ついに潜水艦としての本領発揮ってわけでち!」

提督「辛く厳しい戦いになるだろうが・・・やってくれるな?」

58「もちろんでち!大船に乗ったつもりで任せるでち!」

提督「頼もしい事だ・・・。さて、19が起きたら飯でも食うか。呉に行った時にお好み焼きセット買ってきたからな!」

58「やったでち!入渠してるはっちゃんといむやには悪いけど楽しませもらうでち!」

19「ん~・・・提督~・・・ここをこうするとどうなの~?いひひっ・・・」

提督「寝言か・・・一体どんな夢みて俺は何をされてるんだ・・・」

58「でも・・・いつものイクに戻ったでち!」

提督の横で寝ている19は先ほどとはまったく異なり普段通りの無邪気な笑顔を浮かべていた。

一旦ここまで。すこし小休止とります

書いてる間にもどんどん公式のTwitterが更新されていく・・・

メンテ明けが楽しみですね!

メンテ明けが楽しみすぎてtwitter見てないですww

>>1

【悲報】俺氏、ログイン競争に負ける

やっぱメンテ明けは入れないですね。

もうすでに天津風や利根改二の画像、そしてイベマップの画像出回ってますな・・・

続きはまた夜に投下します。

それがつまらないからTwitterをみれないんや…

ログインはともかく、処理は大分軽くなったぞ。ぬるぬる動く
リ級ナイトメアいるし、これからは黄色じゃなくて水色が並ぶようになるんだな…

ひとまずE-1クリア
現在E-2ゲージを2回削っております

E-1でまるゆ2連続ドロップ、E-2二度目のボスで谷風出ました。中々順調な滑り出しです。
ただE-2はボス前夜戦がくっそ怖いですね・・・・赤城加賀コンビが結構な確率で大破に追い込まれてバケツ消費が・・・

今日は誰も見ないと思いますが残りを投下していきます

ネットの接続が切れて中々復帰しなかった・・・

今度こそ投下していきます 

-呉軍港-

提督「すっげぇな・・・これだけの艦艇が並んでるの初めて見たぞ」

長門「参加艦艇だけで300隻を超えているからな・・・艦娘をいれたら400はいくだろう」

陸奥「艦娘は殆ど投入されるみたいだから・・・まさに総力戦と行ったところね」

吹雪「司令官・・・私緊張してきちゃいました・・・」

五十鈴「吹雪は心配性なんだから・・・」

飛鷹「まさか私たちに最新鋭艦載機が配備されるなんてねー」

隼鷹「烈風に彗星一二甲・・・流星改と新鋭機のオンパレードだからな!」

提督「いよいよ明日はリランカ島に向けて出発だ!各自、準備を怠るなよ!」

皆「了解!」

そうして明くる日。陸・海軍合同による大規模作戦「リランカ島空襲作戦」は開始されるのであった。

-リランカ島沖・聯合艦隊集結地点-

大和「元帥、ラバウル及びブーゲンビル基地より発進した陸攻隊がまもなく作戦空域へ到達するそうです」

元帥「そうか・・・陸軍の方はどうなっているかわかるか?」

武蔵「そちらの通信も受電した。現在陸軍爆撃隊も順調に飛行中・・・まもなく到着するそうだ」

元帥「ふむ・・・そろそろワシらの出番じゃな。大和、各艦隊に作戦開始の暗号電文を飛ばせ」

大和「了解しました。・・・こちら聯合艦隊第零艦隊旗艦大和・・・九一式パッド、繰り返す九一式パッド」

大和「・・・元帥?この暗号名はどうにかならなかったんですか・・・?」

元帥「なんのことかのう・・・わしは最近物忘れがひどくての・・・」

大和「私の【ここ】は重要区画なんですよ・・・?」

元帥「それなら武蔵はどうなるんじゃ?丸出しじゃないか」

武蔵「丸出しというわけでもないが・・・確かに大和は少し隠しすぎだな」

大和「もう・・・武蔵まで!とにかく作戦開始ですよ!」

赤城「第一次攻撃隊!発艦してください!」

加賀「鎧袖一触よ。心配いらないわ。」

飛龍「第一次攻撃隊、発艦!!」

蒼龍「攻撃隊、発艦はじめっ!」

翔鶴「全航空隊、発艦始め!」

瑞鶴「第一次攻撃隊。発艦始め!」

六隻の正規空母から次々と艦載機が上がっていく。その数484機という史上希に見る大編隊であった。

その後方からは陸軍所属の一式戦闘機「隼」、三式戦闘機「飛燕」計150機が護衛として合流しリランカ島付近に展開している敵艦隊に向け
低いエンジン音を唸らせつつ進んでいく。

長門「すごい光景だな・・・」

第一艦隊旗艦として輪形陣の先頭付近に配置された長門は思わず上空を見上げつぶやいた。

陸奥「いよいよ始まるのね・・・」

陸奥も上空を高々と進みゆく攻撃隊を目で追いつつ誰ともなく呟く。

攻撃隊が点ほどの大きさまで離れた時、敵艦隊による熾烈な対空砲火が上がったのが確認された。

お疲れ様です、まるゆ&谷風おめでとうございます。
E-2ボスドロップが「不幸だわ」「まぁ、そうなるな」「ひゃっはー」ときてなんだか
ごーや達には明るい未来を見せてあげてほしいです。

-リランカ島上空・一式陸攻隊-

陸攻妖精「あぁ!また一機食われた!」

すでにリランカ島まで到達していたラバウル所属の陸攻隊は敵機による熱烈な歓迎を受けていた。

50機近くいたはずの陸攻隊はすでに8機が撃墜されている。

陸攻妖精「くう・・・やっぱり護衛戦闘機の居ない爆撃任務なんて無理だよー!」

本来は護衛戦闘機がついてから作戦空域に突入するはずだったのだがなぜか戦闘機隊が現れず陸攻のみで突入する羽目になっていた。

隊長機が反転の指示を下すまさにその時に敵機の襲来にあってしまった。

その隊長機も最初の敵機襲来の際に被弾し巨大な火だるまとなって地面に向け落下していた。

爆弾をたらふく抱え足の遅い陸攻が敵戦闘機から逃げれる訳もなく損害を増やしていく。

陸攻妖精「後方より敵機!振り切れない!」

臨時で指揮をとっていた2番機にも敵機の攻撃が襲いかかる。

必死に左右に機体を振りなんとか照準をつけさせまいとするも敵機は後方にピタリと張り付いている。

陸攻妖精「ちぇ・・・零戦妖精との酒飲み対決・・・決着付いてないのにな・・・」

二番機の妖精さん達は覚悟を決め遥か遠くの祖国を思い目を閉じた。

>>217
ありがとうございます。
ほかにも三隈と初風のドロ報告があるようなのでイベ中になんとか出したい所です

もちろんごーや達には幸せになってもらいます。その時まで頑張って書きますので今後ともよろしくです

乙です

飛燕搭乗員「なぜ海軍の爆撃隊が護衛もなしに・・・?くっ・・・とにかく加勢する!」

陸攻2番機を狙っていた敵機は突如現れた陸軍所属の三式戦闘機「飛燕」により撃墜される。

飛燕搭乗員「こちら飛行第244戦隊所属の三式戦飛燕!これより貴隊の護衛につく!」

陸攻妖精「助かりました!なぜか護衛戦闘機隊がいなくて・・・」

飛燕搭乗員「実はこちらも護衛すべき四式重爆が見当たらんでな・・・まさかと思うが・・・」

陸攻妖精「もしかしてお互い集合地点を間違えて・・・?」

飛燕搭乗員「その可能性はある。とにかく貴隊の護衛を開始する!予定通り爆撃地点へ向かってくれ!」

陸攻妖精「了解しました!お願いしますね!」

一式陸上攻撃機に三式戦闘機の護衛がつくという少々変わった編隊は当初の予定通りリランカ港に向け進んでいく

-リランカ島・東海岸付近-

68機の大規模編隊を組んだ四式重爆撃機・通称「飛龍」はリランカ島の海岸沿いを旋回していた。

まもなく目標であるリランカ港に到達するというのに一向に護衛隊である三式戦闘機が見当たらず同じ場所をくるくると
旋回する羽目になっていたのである。

幸いな事に敵機の姿も敵艦の姿もない。だがこのまま旋回を続ければ燃料がなくなってしまう。
一度は突入してはどうかという意見も他の機から出たのだが護衛もなしに突入すればどうなるかは火を見るより明らかだった。

そのため重爆隊の隊長は頭を悩ませていた。一度司令部に連絡してみるも護衛が来るまで待機せよの一点張りであったからだ。

重爆隊隊長「大体こんな作戦無茶なんだよ・・・」

航続距離の短い三式戦を護衛につけると言われた時点でなにか嫌な予感はしていた。

重爆隊隊長「はぁ・・・もう帰っちゃうかな・・・」

広げていた地図から目を離し窓から外を見ると遥か遠くの洋上では艦隊戦が起こっているようだった。

もういっそ敵艦隊に爆撃して帰ろうか・・・

そんな考えが頭によぎった時に通信機から何か聞こえてくる。

烈風妖精「あの~・・・すいません・・・つかぬことをお聞きしますが・・・」

重爆隊隊長「んぁ?なんだ・・・?」

烈風妖精「貴方がたは陸軍さんの爆撃隊ですかね・・・?」

重爆隊隊長「あぁ・・・そうだが・・・あんたは?」

烈風妖精「私・・・海軍所属の烈風隊なんですけど・・・」

重爆隊隊長「海軍機がなんでここに・・・?てかどこにいるんだ?」

烈風妖精「あ、降下しますね」

一旦通信が切れ隊長が機首にある銃座から見上げると上空に戦闘機の姿が見えた。

重爆隊隊長「で、改めて聞くがなんでここに?」

烈風妖精「実は我々が護衛するはずの一式陸攻隊が見当たらなくて・・・」

見当たらない三式戦闘機隊。なぜか現れた海軍の戦闘機。

重爆隊隊長「はあ~・・・・やっぱ嫌な予感してたんだよな~・・・」

隊長は頭を抱え大きくため息をつくがふと思い立って烈風隊に通信を送る。

重爆隊隊長「なぁ、もしよかったら俺らを護衛してくれないか?実は俺らを護衛するはずの戦闘機隊がいないんだ」

烈風妖精「え?それってもしかして・・・」

重爆隊隊長「もしかしなくても・・・思ってるとおりだと思うぞ」

こうして四式重爆撃機「飛龍」に艦上戦闘機・烈風の護衛がつく。

リランカ島の両側から少々おかしな事になった爆撃隊が港を目指し進んでいった。

今日はここまで!なんだかもう艦これじゃないですね すいません

けどどうしても陸軍だしたかったんです 公式準拠の小説じゃ深海勢力が揚陸艦持ってたからね!

きっと陸軍も頑張って深海勢力と戦っているはずです。

それでは続きはまた明日。皆さんもイベント頑張ってください!

乙です

今日の投下ですが仕事が終わる時間がわからないのでちょっと遅くなるかもしれません

実はゲーム中にも強襲揚陸艦隊実在するんだよなぁ…
みんな大好きオリョール海の補給艦マスの部隊がそれ

今帰ってきました もう夜勤とかわらんなこれ・・・

>>227
確認したら確かに強襲揚陸艦隊って艦隊名ですね 勉強になりました
輸送艦が揚陸艦って事なんでしょうかね

あとTRPGに深海勢力が占領した陸地は徐々に海になってしまうという設定があるそうで面白そうなので
ちょっと取り入れたいと思います。

泊地棲姫とか飛行場姫がいる場所も次第に海にされるんでしょうかね・・・

ひとまず遅くなりましたが今日の分投下します

-リランカ島沖・上陸支援艦隊-

夕立「夕立、突撃するっぽい!」

敵・味方の砲弾がそこらじゅうに着弾し激しい水柱を上げる中を一隻の駆逐艦が突撃していく。

夕立はその中を物怖じせず突き進み真っ赤な瞳は敵艦から逸らさない。

夕立「まず何から撃とうかしら・・・?」

まずターゲットにされた敵艦は他の艦より多少突出していた駆逐ロ級だった。

夕立「さぁ・・・素敵なパーティしましょ♪」

12.7センチ連装砲が火を噴き砲弾は狙い違わずロ級に直撃、機関部をやられたのか瞬く間に速度が落ちていく。

夕立は被弾した敵艦の横を高速ですり抜けるとすでに違う目標に狙いを定めていた。

夕立「ソロモンの悪夢・・・見せてあげる!」

魚雷発射管から四本の魚雷が発射されその先に居た重巡リ級に吸い込まれるように全弾直撃。
リ級はあっという間に炎上し沈没していく。

夕立「ん~・・・よりどりみどりっぽい♪」

不敵な笑みを浮かべ夕立は主砲を次々に発射し付近の敵艦に直撃させていく。

夕立「まだ・・・まだ倒したりないっぽい!」

そのあまりにも熾烈な攻撃っぷりから敵艦隊は徐々に後退しつつあった。

武蔵「もうあいつ一人でいいんじゃないか?」

大和「そんなわけないでしょう!とにかく彼女を援護しましょう、このままだと孤立するわ」

武蔵「そうだな・・・駆逐艦一隻に出番を取られるのも癪だ。ひと暴れさせてもらうか」

大和・武蔵両名の46センチ三連装砲がゆっくりと稼働し敵艦に狙いを定める。

大和「敵艦捕捉、全主砲薙ぎ払え!」

武蔵「この主砲の本当の力、味わうが良い!」

二人合わせて合計六基十八門の砲撃が敵艦隊の密集地点へ放たれる。

重さ約1.5トンの九一式徹甲弾の着弾は凄まじい水柱と爆音を上げ敵艦をずたずたに切り裂いてた。

かろうじて直撃を避けた軽巡ト級がよろよろと猛煙立ち込める中から現れた。

武蔵「あっはは!面白いなぁ。逃げられるとでも?」

すでに次弾を装填していた武蔵は狙いを定め軽巡ト級に砲撃を行う。

46センチ砲弾が直撃した敵艦はあろうことか吹っ飛び海面を転がるようにしながら爆発、炎上した。

武蔵「この武蔵の主砲、伊達ではないぜ!」

大和「今のは副砲でもよかったんじゃ・・・」

武蔵「確実に仕留めるなら主砲が一番だぜ?さぁ・・・次の相手はどいつだ?」

ブウウウウウン・・・・ヒュー・・・・

大和「この音・・・敵機直上!武蔵!危ない!」

大和の声で咄嗟に上を向いた武蔵の頭上には爆弾を投下し上昇していく敵機の姿がうつった。

武蔵「何・・・くそっ!間に合わんか・・・」

ドゴオオオオオオン!

武蔵の第三砲塔に直撃した1000ポンド爆弾は凄まじい爆炎を上げ大量の煙を巻き上げた。

その威力に武蔵は思わず前のめりになり倒れそうになるも必死に堪える。

大和「む・・・武蔵!無事なの!」

武蔵「・・・そんな攻撃、蚊に刺されたような物だ!」

まとわりつく煙を手で払いながら武蔵はゆっくりと顔を上げ上空を飛び回る敵機目掛けて対空機銃による攻撃を行った。

大和に劣るものの大量の対空機銃を備えた武蔵の射撃は瞬く間に敵機の数を減らしていく。

大和「もう・・・心配させないでよ・・・」

武蔵「なぁに、第三砲塔に直撃したが問題はない。さぁ、あの暴れん坊駆逐艦の援護を続けるとしよう」

大和「えぇ・・・そうね。あの子が作ってくれたチャンスを逃すわけにはいかないわ!」

敵艦へと再び砲撃を続ける二人の背後にゆっくりと近付く影があった。

その影は海面に一瞬だけ潜望鏡を伸ばし大和達の場所を再確認すると4本の魚雷を発射した。

今日はちょっと短いですがここまでで切ります。

流石に眠くなってきたので・・・

それではまた明日ー

なんという焦らしプレイだ・・・

おつ

乙です

やっとE-3クリアできた・・・
E-2と違って夜戦マスがないので割と楽だったのですが最後のボスが案外強くて時間かかってしまった・・・

今日の投下ですが構成まとまってからになりますのでもう少しお待ちください

武蔵見張妖精「7時方向より雷跡4確認!」

武蔵「何!?」

大和「武蔵!危ない!」ドンッ

ドゴオオオオオン!

武蔵「・・・・ん?大和・・・?」

大和「くっ・・・傾斜復元しないと・・・注水を急いで!」

武蔵「ちぃ!大和、無事か!?」

武蔵「なぜ私を庇った!?たかが四本の魚雷などこの武蔵には・・・」

大和「もう・・・貴女を見捨てるような事はしたくないの・・・」

武蔵「シブヤン海での事か・・・私は気にしてないというのに・・・」

武蔵「さて・・・私の姉を傷つけた代償は払ってもらうぞ・・・」

大和達を狙った「影」は大胆にも彼女らの真下を通過しようとしていた。

その姿を捉えた武蔵は艦娘ならではの行動を取る。

武蔵「塵も残すものか・・・」

その影目掛けて46センチ砲を「真下」に向け発射。

潜水カ級「・・・!」

突如海面から現れた46センチ砲弾に貫かれ潜水カ級は海中へと没していった。

武蔵「ふっ・・・潜水艦を投入して優位に立ったなどと思うなよ・・・」

大和「傾斜復元完了・・・戦闘続行に支障はないわ」

武蔵「流石は大和型超弩級戦艦一番艦・・・それでこそ私の姉だ」

大和「けど油断ならないわね・・・駆逐艦の子たちに対潜警戒を更に厳にするように伝えましょう」

武蔵「確かにな・・・コソコソ攻撃されてはせっかくの戦が台無しというものだ」

大和「もうすぐ爆撃隊による港内爆撃も始まるはず・・・一刻も早く海上戦力を削りましょう」

武蔵「あぁ・・・私たちをコケにしてくれた事・・・後悔させてやるぜ!」



-リランカ島・港-

港湾棲姫「クルナト・・・イッテイルノニ・・・」

クレーンに滑走路、巨大なコンテナに囲まれまるでその姿は王座に鎮座する王そのものだった。

リランカ港の指揮所であった場所に陣取った彼女はゆっくりと空を見上げる。

悲しげに呟く姿はこれまでの深海棲艦とは違った雰囲気を醸し出していた。

港湾棲姫「ワタシタチハ・・・タダ・・・シズカニ・・・」

滑走路が一体化している右手から次々と航空機が発進していく。

その航空機は青い光を発し、これまで確認されていたオレンジ発光の機体とは比べ物にならない速度で上昇していく。

その先には対空砲火をくぐり抜け到達した一式陸上攻撃機と飛燕戦闘機隊の混成部隊が迫っていた。

港湾棲姫「コナケレバ・・・シナズニ・・・スンダノニ・・・」

港湾姫もう出演かよww
俺氏、しばらくE5の攻略を断念。これまで8回すべてボスにすら行けない…。逆にE4は超簡単だから修正前にレア堀すべき

-リランカ港上空・陸攻・飛燕混成部隊-

陸攻妖精「まもなく爆撃翌予定地点に到達!各機、爆弾倉開け!」

飛燕の護衛により無事にリランカ港に到着した陸攻隊は投下態勢に入った。

港内に存在する深海勢力を徹底的に叩きのめすべく搭載されている爆弾は全機800キロの大型のものである。

陸攻妖精「投下・・・はじめ!」

40機の編隊を組んでいる陸攻隊から次々と港内に爆弾が投下され、眼下は瞬く間に火の海になるのが確認される。

港内施設が次々に爆発を起こし、更にそれが誘爆を呼ぶ。

湾内に漏れ出していた重油にも火がつき、停泊していた深海棲艦隊は我先に湾外へと逃げ出そうとしている。

陸攻妖精「よーし・・・攻撃成功・・・爆弾倉、閉め!これより帰投する!」

臨時で指揮をとっていた2番機の妖精さんはほっと胸をなで下ろした。

飛燕搭乗員「無事に成功したようだな・・・ん?何か上がってくる・・・」

機体を僅かに傾け眼下の光景を確認していた飛燕パイロットはこちらに向かって接近してくる航空機の姿を捉えた。

飛燕搭乗員「迎撃機のお出ましか・・・。ったく・・・投下前に来なかっただけマシか・・・」

すぐさま僚機と陸攻隊に敵機接近のバンクを振り知らせると飛燕パイロットは機種を敵機に向けなおす。

>>239
いやー リランカ港だったんでさっそく出てもらいましたw

最初は泊地棲姫出そうかと思ってたんですけどイベでちょうどいいのが出てくれて助かりましたw

飛燕搭乗員「こっちにまっすぐ突っ込んできやがる・・・舐めやがって・・・」

迎撃に上がってきた敵機は回避行動をとるわけでもなく飛燕の方に向かって上昇してくる。

すでに照準器の真ん中に敵機を捉えていた飛燕パイロットはトリガーに指をかけた。

飛燕搭乗員「落ちやがれ!」

胴体に備え付けられた20ミリ機関砲2門が火を噴きその砲弾は敵機に万遍なく降り注ぐ。

飛燕搭乗員「どうだ!さすがに20ミリ機関砲には耐えれ・・・かはっ・・・!」

機銃掃射を受けた敵機は多少穴が空き煙を噴き上げたものの悠々と飛び続けすれ違いざまに飛燕に向け銃撃を加えた。

その20ミリチェーンガンは飛燕のコックピット付近に大穴を空けパイロットを失った機体は錐揉みしながら落下していく。

陸攻妖精「う・・・嘘・・・また敵は新型機を投入してきたの・・・?」

護衛についていた飛燕隊はあっという間に全機撃墜され残された陸攻隊も次々と撃墜されていった。

陸攻妖精「あぁ・・・ごめんね、零戦妖精・・・やっぱ飲み比べできないわ・・・」

最後の陸攻が撃墜されると敵機は青白い排気雲を引きながら港湾棲姫の元へと戻っていく。

-聯合艦隊・支援艦隊旗艦・三笠-

通信兵「陸攻隊が港内爆撃に成功。しかし全機撃墜さるとの報告が入りました」

元帥「なんじゃと・・・第1次攻撃に参加した50機の陸攻が・・・全滅・・・?」

通信兵「は・・・緊急で護衛についていた陸軍所属の飛燕隊も全滅したとの事です」

元帥「なんという事じゃ・・・ある程度の損害は覚悟していたが・・・全滅とは・・・」

通信兵「最後に入った電文によりますと、新型機と思われる敵機が確認されたと・・・」

元帥「奴らめ・・・もう対応してきおったか・・・」

元帥「飛燕も烈風も・・・まだ投入して日が浅いというのに・・・化物共め・・・」

通信兵「待機中の陸軍上陸隊より入電・・・突入はまだか?と・・・」

元帥「大和と武蔵に繋いで現状を報告するように伝えろ。そのあと陸さんに状況を伝えるのじゃ」

通信兵「はっ!了解しました!」

元帥「くっ・・・上陸予定時間もすぎておるか・・・このままでは日が暮れる・・・」

元帥「皆・・・頑張ってくれ・・・・!」

本日はここまでです!
構成まとめたはずなのにうまく書けませんでした・・・

地の文も下手で読みづらくて申し訳ないです。

E-4でレア艦掘り・・・そういうのもあるのか!

乙です

やっとE-4クリアできました
ダメコン3つ消費しましたが必要経費ということで・・・

本日の投下は23時すぎの予定です

-リランカ港・四式重爆・烈風混戦部隊-

重爆隊隊長「すでに爆撃されているな・・・」

陸攻・飛燕隊が全滅して数十分後に四式重爆と烈風の混成部隊はリランカ港上空へと到着していた。

眼下に広がる港内は陸攻隊による爆撃でそこら中で火の手が上がり黒々と煙が上がっている。

重爆隊隊長「さて・・・俺らも爆撃はじめるぞ!各機、爆弾倉開け!」

港湾棲姫「マタキタノ?・・・モウ・・・コナイデ・・・」

姫は再び滑走路の装備された右手から次々と戦闘機を上空へ飛び立たせていく。

烈風妖精「何あいつ・・・また新しい深海棲艦なの・・・?」

重爆隊隊長「迎撃機が上がってきてるか・・・おい、援護は任せたぜ!」

烈風妖精「もちろん!任せてくださいよ!」

重爆搭乗員「隊長!やつら港外へ脱出してるみたいですよ!」

重爆隊隊長「よーし。第四小隊以下の小隊は脱出してる奴らを狙え!それ以外の小隊は港内に爆撃を続行!」

烈風妖精「爆撃隊が二手に別れた・・・。五番機までは私についてきて!それ以外の機は別動した爆撃隊の援護を!」

深海戦闘機は凄まじい速度で上昇し爆撃態勢に入った重爆隊へと照準を向ける。

烈風妖精「やらせないよ!」

烈風の翼内に搭載された20ミリ機関銃4挺が迎撃に上がる深海戦闘機へと猛烈な銃撃を加える。

飛燕の20ミリ機関砲2門は耐えた深海戦闘機だったが4門もの20ミリ弾は流石に致命傷になるのか回避の為に急旋回を始めた。

烈風妖精「くっ・・・早い・・・!けど・・・!」

急旋回する深海戦闘機はこれまでのものと比べ物にならない旋回速度であったが烈風に搭載された自動空戦フラップが作動し
烈風はかろうじて敵機の後方へと回り込む。

烈風妖精「落ちろー!」

4挺の機銃から放たれた20ミリ弾は敵戦闘機をズタズタに引き裂く。

煙と炎、そして残骸をまき散らしながら敵機は空中で爆発、四散した。

烈風妖精「やったぁ!一機撃墜!・・・あ、あれは・・・」

敵機墜落を目で追っていた妖精さんの視線の先には港内に墜落し炎上している陸攻の姿があった。

烈風妖精「まさか・・・あれは・・・私たちが護衛するはずだった陸攻隊・・・?」

改めて炎上している港内を見渡すと所々に陸攻の残骸、そして戦闘機らしき機隊の残骸も見て取れる。

重爆隊隊長「ちっ・・・海軍の爆撃隊と俺らの護衛につくはずだった飛燕か・・・」

爆撃照準器を覗いていた重爆隊の隊長も残骸に気づきギリっと歯を噛み締めた。

重爆隊隊長「やってくれるじゃねぇか・・・海の化物共め・・・」

重爆隊隊長「港内中央にいるあのでかいのを狙う!各機!投下、投下ぁ!」

爆撃態勢に入った四式重爆は港内中央に居座る港湾棲姫目掛けて800キロ爆弾を次々に投下していく。

港湾棲姫「ワタシニ・・・ワタシタチニ・・・カマワナイデ・・・」

戦闘機を発進させようと右手を上げた港湾棲姫であったが付近に爆弾が落ち滑走路が吹き飛ばされた。

港湾棲姫「ク・・・ナンデ・・・ワタシタチニ・・・カマウノ・・・?」

次々に着弾する800キロ爆弾の爆発は港湾棲姫のクレーンを吹き飛ばし、確実にダメージを与えていく。

港湾棲姫「セメテ・・・アノコタチハ・・・ブジニ・・・」

重爆隊隊長「止めだ・・・桜弾搭載機!投下を開始しろ!」

桜弾とは四式重爆専用の直径1.6m、重さ2.9tの対艦用大型爆弾であった。

本来は特攻作戦に使用されるものであったが特攻戦術は現在用いられていない為、改造して投下弾として運用できるように改造されていた。

前方3 km、後方300 mを吹き飛ばすその威力はまさに陸軍にとって最終兵器といえるものである。

重爆隊隊長「各機上昇しろ!爆発に巻き込まれるぞ!」

桜弾搭載母機として改造された四式重爆は港湾棲姫に狙いを定め爆弾を投下、身軽になった母機は大急ぎで急上昇していく。

港湾棲姫「ワタシハ・・・タダ・・・カエリタカッ・・・」

投下された桜弾は凄まじい爆発で港湾棲姫を跡形もなく吹き飛ばした。

-リランカ島沖・聯合艦隊第一艦隊-

長門「な・・・なんだあの爆発は!?」

陸奥「港への爆撃が成功したんじゃない?でもあの爆発見てるとなんだか背筋に寒気が走るわ・・・」

長門「む・・・まぁ・・・なんだ。今回は大丈夫だ!」

陸奥「せめて私の目を見て言ってくれないかしら?」

提督[長門、そちらの状況はどうだ?]

長門「提督か。さきほどから奴らの攻撃が緩くなってきている。もう少しで上陸までの橋頭堡を築けるぞ」

提督[そりゃよかった。さっき元帥から連絡があってな。陸さんが上陸はまだかと急かしてるそうだ]

長門「確かに・・・すでに上陸予定時間を過ぎているからな・・・日が暮れてしまえば上陸作業も困難だろう」

提督[そういう事だ。とにかく頼んだぞ!」

長門「了解した。すぐにでも上陸要請を出してやるさ」

提督「では通信終了、健闘を祈る」

陸奥「提督、なんだったの?」

長門「さっさと陸軍を上陸させろとの催促だ。もたもたしてられんな」

陸奥「あらあら・・・あんまり早い男は嫌われるわよ」

長門「何を言ってる・・・とにかくもう少しだ、上陸予定地点の敵艦隊を全滅させるぞ!」

吹雪「湾内より脱出する艦艇多数確認!深海棲艦隊です!」

長門「よし・・・迎撃するぞ!五十鈴、吹雪!」

五十鈴「あの火災に堪りかねて出てきたのね・・・砲撃するわ!」

隼鷹「上空援護は任せな!」

飛鷹「貴女たちは思う存分敵艦隊を削って!」

五十鈴「任せたわよ!」

吹雪「私がやっつけちゃうんだから!」

五十鈴「あんなに固まってノロノロ出てきちゃって・・・撃ってくれって事?」

湾外に脱出してきた敵艦は火災と爆撃の影響かすでに損傷していた。

五十鈴「まず先頭のト級から仕留めるわよ!撃てー!」

吹雪「了解です!ってー!」

両名から放たれた砲弾はト級の左舷前方に着弾し激しい水柱をあげる。

ようやく砲撃に気付いたト級は回避行動を取るためにゆっくりと旋回を始めた。

五十鈴「馬鹿ね・・・そんな速度じゃ狙ってくれって言ってるようなものよ?」

すでに次弾を装填し狙いを定めていた五十鈴はト級のグロテスクな頭部へと砲弾を放った。

14センチ砲弾の直撃をモロに受けたト級は船速が急激に落ちその場にほぼ停止。

後続していた駆逐イ級が止まりきれずにト級の後部に激突する。

それを避けようとした残りの敵艦は左右バラバラに舵を切ることになってしまった。

丁字戦法を取るべく展開していた聯合艦隊は左右に広がって逃げ出す敵艦目掛けて砲撃を加える。

長門「各艦!砲撃の手を緩めるな!一隻たりともこの海域より脱出させてはならん!」

すでに満身創痍の深海棲艦隊に撃ち返す余力はなく、かろうじて湾外に脱出できた艦艇はあっけなく沈んでいく。

長門「よし!港内への海路は開いたぞ!上陸部隊に連絡を・・・」

陸奥「あらあら・・・まだ通すつもりはないみたいよ」

長門「なに・・・?ちっ・・・奴は・・・」

燃え盛る湾内はすさまじい煙が充満している。

その煙を割るように一隻の艦が姿を現した。

非常に長い黒髪にネグリジェの真っ黒な様なワンピース。そしてその後方には巨大な獣のような艤装がそびえ立つ。

額に生えた一対の角。真紅の瞳は艦娘達を睨みつけていた。

戦艦棲姫「ヨクモ・・・ワタシタチノ・・・ナカマヲ・・・」

ちょっと小休止とります

戦艦棲姫「ナゼ・・・キサマラハ・・・ワタシタチノジャマヲスル・・・」

戦艦棲姫の艤装が巨大な口を開け猛獣にも似た咆哮を放つ。

それと同時に16インチ三連装砲が稼働し凄まじい轟音を上げ砲弾が発射される。

長門「各艦は奴と距離を取れ!あの主砲は46センチ砲の威力にも匹敵するぞ!」

放たれた砲弾はどの艦娘にも当たることはなかったが着弾と同時に数十メートルにも及ぶ水柱を上げた。

陸奥「くっ・・・たった一隻でこれほどの火力を・・・」

長門「陸奥!吹雪達を連れて後退しろ!殿は私が務める!」

陸奥「わかったわ!無茶はしないで!五十鈴、吹雪!後退するわよ!反転して!」

戦艦棲姫「ニガスモノカ・・・シズメ・・・」

転舵し反転しようとしていた五十鈴に戦艦棲姫は狙いを定めた。

16インチ砲が再び轟音を上げ発射される。

五十鈴「きゃあああ!」

直撃こそ免れたものの至近弾を受けた五十鈴は衝撃と水柱で左右に振られ今にも転覆しそうになっていた。

戦艦棲姫「トドメダ・・・」

12.5インチ連装副砲が火を噴くと五十鈴の左舷側に複数命中した。

上部構造物が吹き飛びその衝撃で五十鈴の行き足は止まってしまう。

五十鈴「くっ・・・かは・・・」

長門「五十鈴ー!この化物め!こっちだ!」

五十鈴に向け狙いを定めていた戦艦棲姫に長門は46センチ砲を交互射撃し注意を引こうとしていた。

戦艦棲姫「チ・・・センカンクラスカ・・・」

付近に夾叉し上がった水柱を見て無視できぬと思ったか戦艦棲姫はゆっくりと長門の方へと旋回する。

長門「貴様とはいつかやりあいたいと思っていたのだ・・・相手をしてもらおう」

戦艦棲姫「オモシロイ・・・アイテヲシテヤル・・・」

46センチ砲と16インチ砲がほぼ同時に火を噴き2隻の付近にはいくつもの巨大な水柱が上がった。

陸奥「戦艦対戦艦の至近距離での殴り合いが始まるなんてね・・・」

吹雪「五十鈴さん!無事ですか!?曳航準備に入りますから・・・」

五十鈴「悪いわね・・・主機の出力が上がらないの・・・苦労かけるわ・・・」

陸奥「とにかく・・・長門があいつをおさえてる間に後退するわよ」

吹雪「はい!曳航準備急いで!」

機銃妖精「了解!」

-聯合艦隊・支援艦隊旗艦・三笠-

通信兵「港内入口付近へ前進していた第一艦隊より入電・・・戦艦棲姫出現、現在交戦中との事!」

元帥「なんじゃと・・・なぜこんな所に・・・奴はサーモン海深部に・・・」

元帥「いや・・・考えても仕方ないか・・・大和と武蔵に繋いでくれ!」

通信兵「了解しました。通信を回します」

元帥「大和、武蔵。聞こえるか?」

大和[元帥・・・どうしました?]

武蔵[また陸軍が急かしてきたのか?]

元帥「戦艦棲姫が現れた。どうやらリランカ港に入港しとったようじゃ」

大和[なんですって!]

武蔵[ちっ・・・厄介なのが出てきたな・・・さっきの爆撃でくたばればよかったものの・・・]

元帥「現在は港内入口付近におる。第一艦隊の連中が相手をしておるようじゃが・・・」

武蔵[長門達か・・・46センチ砲があるとはいえ手に余るだろう]

元帥「お主らは救援に向かえそうか?他の部隊に頼もうかと思ったがやはりお主らが適任だと思っての」

大和[はい、こちら側に展開していた敵艦隊は排除済みです。現在対潜活動中ですが私たちが離れても問題ないかと]

武蔵[むしろ対潜活動中は私ら戦艦は邪魔だからな]

元帥「戦艦棲姫をどうにかせんことには上陸はおろか港内突入も無理じゃ。大和、武蔵。頼んだぞ」

大和[それでは私と武蔵は救援に向かいます。]

元帥「うむ、では通信を終了する」

元帥「まったく・・・陸軍爆撃隊のおかげで港湾棲姫と港内施設を破壊できたというに・・・」

元帥「・・・これが奴らの力なのかもしれんな・・・」



長門と戦艦棲姫はほぼ同航戦の形になり砲撃戦を続けていた。

全ての砲塔が互いに向けられており砲音が響くたびに付近に何本もの巨大な水柱が上がっている。

長門「ちっ・・・門数はやつのが上か・・・」

顔にかかる水しぶきを拭いながら長門は忌々しげに呟いた。

46センチ砲を載せたことにより副砲の数を減らしていたからである。

重量過多により転覆の危険性があるという事で取った処置であったがここにきて裏目に出てしまった。

敵艦の弾幕は凄まじくしかも先程から至近弾が増えてきてる。

長門「くっ・・・敵弾の夾叉が増えてきている・・・注意しっ・・・ぐうぅ!」

ついに敵弾は長門を捉え14センチ副砲を1門吹き飛ばした。

幸いにも当たったのは12.5インチ副砲だったようで船体には深刻な損傷はなかった。

主砲妖精「被弾の衝撃により各砲塔との電源遮断!一斉斉射不可能!」

長門「なに・・・!」

流石に眠くなってきたので今日はここまでとします

おつんつん

乙です

E-5で禿げそう(白目)

本日の投下は恐らく夜になると思います

長門「砲塔側での各自砲撃を許可する!弾幕だけは緩めるな!」

主砲妖精「了解!」

戦艦棲姫「ミナゾコニ・・・シズメテ・・・アゲル・・・・」

長門「私は沈まんさ・・・ビッグ7の力、あなどるなよ!」

戦艦棲姫の砲撃より僅かに早く長門の46センチ砲が火を噴く。

その砲弾は戦艦棲姫の16インチ砲の天蓋に直撃し破壊こそしなかったもののダメージを与えたようだった。

更にその衝撃で戦艦棲姫の砲撃は大きく逸れ長門の遥か後方へと着弾する。

戦艦棲姫「ク・・・レーダーシャゲキフノウカ・・・」

長門「敵の砲撃が緩んだぞ!この機を逃すな!」

戦艦棲姫「コノママデハ・・・イッタンタイキャクヲ・・・」

主砲が1門沈黙しレーダーも使えなくなっている戦艦棲姫は形勢不利と見たか長門と距離を取り始めた。

長門「ちっ・・・逃がさんぞ!」

徐々に距離を取る戦艦棲姫へと激しい砲撃を加える長門だったが一斉斉射ができないことによりなかなか命中弾が出せない。

長門「ここまで来て・・・逃すわけには・・・」

?「戦艦さん!ちょっとだけ速度を落として欲しいでち!」

長門「これは・・・海軍最高機密の暗号電文!?」

長門「よくわからんが・・・船速落とせ!」

機関部妖精「あいあいさー!」

?「魚雷、1番から6番まで装填。発射管注水!」

?「1番から3番まで発射!4番から6番はそのまま待機!」

長門の艦首ギリギリを右舷側から突如現れた三本の魚雷が横切っていく。

その魚雷は長門の左舷側へと離脱していく戦艦棲姫へとまっすぐに向かっていた。

戦艦棲姫「ギョライカ・・・マルミエダ・・・!」

残っている副砲を使い棲姫はあっという間に三本の魚雷を撃破してしまった。

?「いひひっ!予想通り速度を落として迎撃したのね」

?「その油断が命取りなのね!4番から6番、魚雷発射!」

?「急速回頭!艦尾魚雷も全部お見舞いしちゃうなのね!」

再び魚雷が発射され今度は長門の艦尾側を通過していく。

放射状に広がり突き進む5本の魚雷の先には戦艦棲姫。

速度を落とし初撃の魚雷を迎撃した彼女は迫り来る5本の魚雷を回避することも落とすことも不可能だった。

戦艦棲姫「バカナ・・・コノワタシガ・・・」

スガアアアアン!

三本の巨大な水柱が上がりその高さは戦艦棲姫を見えなくするほどであった。

大量の水しぶきが収まる頃には大きく傾斜し煙を巻き上げゆっくりと沈みゆく棲姫の姿が現れる。

戦艦棲姫「センスイカン・・・カ・・・ヤハリ・・・キサマラ・・・ニモ・・・」

彼女の艤装は力無く巨大な手が垂れ下がり海中へと没していく。

それに引きずられるように棲姫の姿も徐々に見えなくなっていった。

長門「まったく・・・私を挟むように魚雷を発射するなど・・・少しでも減速が遅れていたら私に当たっていたぞ・・・」

長門「いるんだろう?あの時の潜水艦たちよ」

19「いひひっ!イクさん大金星なのね~♪」

58「戦艦さんごめんなさいでち・・・でも敵の隙を付くにはああするしかなくて・・・」

長門の両舷から二隻の潜水艦が浮上してくる。

予想通りキス島で見たショートカットの子と長い髪を三本に束ねた子だった。

長門「また助けられてしまったな・・・礼を言うぞ・・・ありがとう」

58「この作戦でやっと活躍できたでち!」

19「そうなのね~。作戦開始時から参加してたけどようやくまともな戦果なの」

長門「む?そうなのか?いつものように敵艦を削ってくれていると思ったんだが・・・」

58「陸軍の変な飛行機?と対潜警戒してる艦娘さん達に何度も追いかけられたでち・・・」

19「新型の三式爆雷投射機で攻撃されたときは生きた心地がしなかったのね・・・」

長門「ふっ・・・そうか・・・お前らも苦労してるんだな」

58「笑い事じゃないでち!」

19「まぁ・・・あんな大物仕留めれたから良しとするの!」

一旦小休止とりますー

続きは23時すぎに投下予定です

一旦乙です

ちょっと投下遅れます

0時過ぎに変更です

武蔵「出遅れてしまったようだな」

大和「そうみたいね。でも長門さんが無事でよかったわ」

長門「おお、大和たちか。この子らのおかげで戦艦棲姫を沈めることができたよ」

武蔵「ほぅ・・・こいつらが例の潜水艦たちか。なかなかやるようだな」

大和「あら・・・そこの髪が短い子は・・・」

58「あ!パッドのおねーさんでち!」

大和「パッ・・・これはバイタルパートを守るためです!」

武蔵「なんだ?知り合いなのか?」

大和「私の建造中にこの子は呉に居たのよ」

19「おねーさんパッドなのー?小さいようには見えないのね」

大和「だからパッドじゃありません!」

武蔵「はっはっは!大和も私のようにサラシを巻けばいい。そしたらそう言われんだろう」

大和「貴方はもう少し恥じらいを持つべきです!」

武蔵「まったく・・・大和は相変わらず恥ずかしがり屋だな」

大和「恥ずかしがり屋じゃなくて最重要機密だったからなんだけどね・・・」

武蔵「とにかく戦艦棲姫を仕留めたんだ。元帥に連絡しよう」

大和「そうね・・・残敵の掃討も殆ど終わったようだし・・・上陸要請を出さないとね」

長門「リランカ港内の制圧は陸軍に任せるしかないからな・・・」

19「それじゃあイク達はいくのー!」チャプン

58「哨戒任務が残ってるでち!それでは失礼するでち!」チャプン

長門「あぁ・・またどこかで・・・な」

武蔵「さて通信終了だ。我々も戻るとしよう」

大和「そうね。長門さん、戻りましょう?」

長門「ん?あぁ・・・そうしよう」

-リランカ港・陸軍上陸部隊-

陸軍隊長「各員注意しろ!爆撃で破壊し尽くしたといってもまだ重巡級や戦艦級が残ってるかもしれん」

陸軍兵士A「陸に上がっていてもやつらの力はすごいものがありますからね・・・」

陸軍兵士B「隊長!こっちの倉庫に何かあります!」

陸軍隊長「ん?どこだ、見せてみろ」

陸軍兵士B「これなのですが・・・やつらの残骸・・・もしくはパーツでしょうか?」

陸軍隊長「軽巡ト級の頭部パーツにも見えるが・・・この尻尾のような部分はなんだ?」

陸軍兵士A「何かの接合部にも見えますね・・・」

陸軍隊長「奴らの新しい装備かもしれん。解析部隊を呼んで回収させよう」

陸軍隊長「他にも何かないか探せ!」

陸軍兵士A・B「了解しました!」

-聯合艦隊・支援艦隊旗艦・三笠-

元帥「・・・そうか・・・わかった・・・では陸軍は引き続き港内調査を頼んだぞ」

元帥「ふう・・・ひとまず作戦は終了じゃな・・・」

大和「お疲れ様でした」

武蔵「で、離脱していった敵輸送船団は補足できたのか?」

元帥「いや・・・途中で振り切られたそうじゃ。観測機もあげたのじゃがスコールに逃げられた」

大和「気になりますね・・・カスガダマではなくサーモン海の方へ逃げたんでしょう?」

元帥「うむ。なぜ近くの味方海域ではなくサーモン海へ逃げたのか・・・」

武蔵「しかも敵輸送艦は何かを腹いっぱい抱えて逃げたんだろう?補給物資にしてはおかしくないか?」

元帥「ううむ・・・考えれば考えるほどわからん!とにかくワシは帰って寝たいぞ!」

大和「まだ作戦終了にともなう事後処理が大量にありますので・・・呉に戻るのはまだまだですよ」

武蔵「それに旗艦がまっさきに帰るわけにもいかんだろう・・・腹を括ることだな」

元帥「ワシの味方はおらんのかー!」

元帥の叫び声が作戦指揮室に虚しくこだまする。

なお目を合わそうとする者は一人もいなかったとかなんとか。

今日は一旦ここまで!

続きはまた今日の夜に書きます

乙です

お疲れ様です、陸軍がとんでもないものを見つけましたね(汗

陸軍さん、それはレ級…?

レ級だけは他の深海棲艦と違って作り出されたって感じがするんですよね

さて、今日の分を少しですが投下していきます

-呉・潜水艦用秘匿ドック・執務室-

58「てーとく、艦隊が戻ったよ!」

19「艦隊帰投、なのね!」

提督「おお、二人共!無事でよかった・・・」

401「あ、どうも~お帰りなさい」

58「・・・誰でち?どこからさらってきたでち・・・?」

19「てーとく?ついに中学生に手を出すようになったの・・・?イクじゃもう満足できないの?」

提督「いや、この子が401だから!俺はそんな趣味ないから!てかイク、誤解を招くような事言うな!」

58「この子がしおいちゃんでちね!何だかんだで会ってなかったでち!初めまして、ごーやだよ!」

19「いひひっ・・・伊19なの!イクって呼んでいいの!」

401「通信でしか話してないですからね・・・改めましてよろしくお願いします。伊401です」

提督「やっと顔合わせできてよかったよ。本当は168と8も居たらよかったんだがな」

58「二人はまだ退院できないでち?」

提督「そうだなぁ・・・168はともかく8は時間かかるらしい」

19「早く二人共戻ってきて欲しいのね・・・お見舞いはダメなの?」

提督「まだまだ面会謝絶だ。もし行けるようになったらすぐ教えてやるよ」

19「それは残念なのね・・・とにかく早く治るように待つの」

401「あの~・・・提督、しおいはそろそろ・・・」

提督「あぁ、もう時間か・・・お前も大変だな」

401「いえ・・・航続距離の関係で私が一番適任ですから」

58「しおいちゃん、もう行っちゃうでち?」

19「慌ただしいのね~」

401「ちょっと海軍本部からの特命で長距離航海任務に行くんです・・・行く前にお二人に会えてよかったですよ」

58「なんだか今生の別れみたいでち・・・気をつけて行ってくるでち!」

19「そうなの。たった五人しか居ない潜水艦、一人も欠けたらダメなのね」

58「まるゆちゃんは潜水艦に数えてやらないでち!?」

19「あれはまだ潜水艦と認めてないのね。せめてちゃんと潜行できるようになってからなのね」

401「それでは伊401、長距離航海任務へ出発します!」

提督「おぅ、気をつけて行ってこい。いいな、何があっても生きて帰ること。これは命令だ」

401「了解しました!それでは行ってまいります!」ビシッ

ガチャ・・・バタン

19「で・・・てーとく?本当はあんな幼い子が趣味なの?」

58「そうでち・・・ごーやは悲しいでち・・・提督がそんな趣味だなんて・・・」

提督「いや、お前ら勘違いしてるから!あいつ排水量だけでいったらお前らの約二倍はあるから!」

19「ふーん・・・そうなの・・・」

58「でちでちでちでち・・・」

提督「あーもう!どうしたらお前らの誤解を解けるんだ・・・」

19「・・・てーとくが遊びに連れて行ってくれたら誤解が解けるかもしれないのね~」

58「・・・!そうでち!ごーや達をどこかに連れて行くでち!」

提督「19・・・お前本当はそれが目的だったろ・・・」

19「いひひっ!何の事かわからないのね~♪」

58「さっそく準備するでち!」

提督「ったく・・・仕方ないな・・・連れてってやるから!その前に書類整理があるからな!」

58・19「はーい!」

提督「外出許可でるかなぁ・・・ちょっと元帥に連絡してみるか・・・」

ピピピ・・・プルルル・・・ガチャ

元帥〈おう、どうした。お前さんから連絡あるとか珍しいのう〉

提督「あ、どうも。実はうちの潜水艦二人の外出許可を貰いたくてですね・・・あ、無理にとは言わないですが・・・」

元帥〈オッケーじゃよ〉

提督「そうですよね・・・って・・・え?」

元帥〈オッケーじゃと言っておるんじゃ。たまには外に連れ出してやれ〉

提督「しかし・・・今呉には他の提督たちや艦娘がたくさん来ているのでは・・・?」

元帥〈なぁに、潜水艦隊の事を知っておるのはほんのひと握りじゃ。それに言いふらすような奴らでもない〉

提督「はぁ・・・そうですか・・・」

元帥〈それに艤装を外して普通の格好をさせればまず気付かんじゃろう〉

提督「わかりました。ありがとうございます」

元帥〈二人ってことはごーやちゃんとイクちゃんか・・・爆発しろ!あといむやちゃんとはっちゃんが治ったら二人も連れてってやれ!〉

?〈ちょっと元帥!電話もいいですけどちゃんと書類にハンコ押してくださいよ!〉

元帥〈電話中くらいいいじゃろ!〉

?〈それは個人の電話だろう?どう見ても仕事じゃないようだが?〉

元帥〈あーわかった!わかったから!・・・あ、とにかく外出許可は出すから!楽しんでこいバーカ!〉

ガチャ・・・ツーツーツー

提督「ふむ・・・元帥も苦労してるな・・・前は大和だけだったが今は武蔵が居るんだっけか・・・」

提督「てか俺が二人と遊びに出るのはバレバレか・・・ま、いっか」

58「てーとく!書類終わったでち!」

19「イクも終わったのー!」

提督「もう終わったのか?どれどれ・・・」

提督「リランカ海は暖かくてきもちよかったでち。また行きたいです!」

提督「戦艦級は胸が大きくて触り心地がよさそうなの・・・追記・戦艦棲姫もなかなかだったの」

提督「おい、これはなんだ?」

58「作戦報告書でち!」

19「自信作なのね!」

提督「そうかーこれがさくせんほうこくしょかー」

提督「・・・お前ら出かけたくないのか?」

58「え?だめだったでち?」

19「ちっ・・・」

提督「おい!58はともかく19!お前わざとだな!」

19「いひひっ!だって早く提督と出かけたいなのね!」

提督「だったら真面目にやれー!」

一旦ここまで!
続きは0時すぎに再開予定です

一旦乙です

-呉・市街地-

58「久しぶりの外でち!やっと解放されたでち!」

19「太陽が眩しいのね~♪」

提督「58、その言い方は誤解を招くからやめなさい」

58「え?何か間違ってるでち?」

首を傾げながら振り向く58は薄いピンクのワンピースに大きな麦わら帽子という格好だった。

この格好なら誰が見ても普通の女の子だろう。

19「でも街に出たのは本当に久しぶりなのね!今日は楽しむのね!」

グッっとガッツポーズを取る19は大胆に胸元が空いたタンクトップにショートパンツという少々大胆な格好をしていた。

出かける前に提督がせめて何か羽織るようにと言ったが結局このまま出てきてしまった。

その格好のせいで逆に通行人(主に男)から注目されまくりである。

提督(19は逆に目立ってるな・・・)

提督「とにかく飯でも食いながら行き先決めるかー。二人共何食いたい?」

58「んー・・・ちょっと暑いからさっぱりしたものがいいでち!」

19「じゃあ冷やし中華にするの!」

提督「んじゃ、適当にそこらへんの定食屋にでも入るか」

-呉・定食屋-

イラッシャイマセー!オスキナオセキニドウゾ-

提督「うーむ・・・俺は何を食おうかな・・・」

58「ご・・・ごーやチャンプルーがあるでち・・・」

19「共食いするのー?」

58「ごーやはごーやじゃないでち!あれ・・・?」

提督「こらこら、あんまり騒ぐんじゃありません。他のお客さんに迷惑でしょ」

58「う~・・・てーとくに怒られたでち・・・」

19「いひひっ!ごーやははしゃぎ過ぎなのね~♪」

58「そういうイクだって出かける前にずっと服を悩んでたでち!」

19「ん~?だって私服になる機会なんて殆どないのね。こんな時でもないと悩めないのね」

58「それはそうだけど・・・戦いが終わったらずっとこうやってお出かけできるでち!ね?てーとく」

提督「ん?あ、あぁ・・・そうだな。早くそうなればいいな」

提督(戦いが終わったら・・・か・・・。戦いが終わったら・・・こいつらは・・・)

19「そうしたらずっと提督と一緒なのね!嬉しいことなの!」

58「ご、ごーやだってずっと一緒にいるでち!」

提督(こいつらは・・・解体されて・・・記憶を・・・)

58「てーとく?どうしたでち?お腹でも痛くなったでち・・・?」

19「もしかしてイク達と一緒が嫌なの・・・?」

提督「何でもないぞ!お前たちと一緒なのが嫌なもんか!さて、さっさと何食うか決めるぞ!」

58「・・・?変なてーとくでち・・・あ、ごーやはこの冷麺セットがいいでち!」

19「イクは冷やし中華セットがいいのー!」

提督「よしよし、俺はこのざるうどんセットでいいや。すいませーん、店員さーん」

オマタセシマシター

提督「お、結構量があるな・・・。ほら、エビの天ぷら分けてやるよ」

58「え?でもそうしたらてーとくの分が・・・」

提督「実はあんまり天ぷらって好きじゃなくてな・・・食えないわけじゃないんだが」

19「だったら遠慮なくもらうのね!」

提督「ところでお前ら知ってるか?冷麺と冷やし中華って実は同じものなんだぜ」

58「そうだったでち?てっきり別のものかと・・・」

19「それに別々にメニューがあるのね。不思議なのね~」

提督「東日本じゃ冷麺、西日本の方じゃ冷やし中華って名称が一般的だな。そっから更に韓国式・朝鮮式・日本式・中国式にわかれるんだ」

提督「58が食ってるのは韓国式だな。ほら、キムチが乗ってて混ぜて食うタイプだろ?」

58「ごーやの冷麺のイメージはこれだったでち・・・」

提督「19が食ってるのはいわゆる典型的な日本式だな。そっから更に盛岡冷麺と別府冷麺に分かれるんだが・・・」

提督「どうやらそっちは別府冷麺みたいだな。もちもちした太麺が特長だ」

19「提督は冷麺マニアだったの?」

提督「いや・・・昔気になって調べたことあってな・・・マニアってわけじゃないぞ」
>>1の実体験を元にしております。間違ってたらすいません。

58「案外奥が深い料理だったでち・・・恐るべし冷麺・・・」

19「ちなみにイクは冷やし中華にマヨネーズを混ぜて食べるのが好きなのね!」

提督「あぁ、魚介ベースのスープに案外マヨネーズがあうんだよな・・・太るけど」

19「流石にここにはマヨネーズ置いてないみたいなのね・・・」

提督「店員さんに言ったらもってきてくれると思うが・・・呼ぶか?」

19「今日はこのまま食べるのね!たまにはいいのね!」

提督「そうか・・・俺は結構好きなんだがな・・・」

58「太るって言葉に反応したでちね・・・イクは結構お腹まわりg」

ガスッ!

19「やっぱり冷やし中華はそのままが美味しいのねー」

58「足を踏むなでち・・・」

提督「まぁ俺のうんちくはこれくらいにしといて・・・どこ行くよ」

58「実はどこに行っていいかわからないでち・・・」

19「ずっと工廠か基地に篭ってたから何があるかよくわからないのね」

提督「あー・・・そうだなぁ。観光がてらぶらついてもいいんだが・・・」

イラッシャイマセー!

テイトクヨ、ココニハアイスクリームハアルノカ?

オイテアルトオモウゾ

アラアラ コドモナンダカラ

提督「ん?軍関係者か・・・?二人共、俺の事は提督と呼ぶな」

58「わかったでち!ていと・・・おにーちゃん!」

19「了解なのね・・・あ・な・た♪」

提督「おい19。単艦でオリョールとキス島、カレー洋どこがいい?」

19「冗談なのね・・・おにーちゃん」

いかん・・・寝落ちしそうなので今日はここまで!

続きはお昼頃投下すると思います。

乙です

やっぱり潜水艦ズは普通にかわいいなぁ

ちょっと遅くなってしまった 今日の分投下します

長門提督「む・・・流石に昼時だと混んでるなぁ」

長門「そのようだな・・・すぐに座れればいいのだが・・・」

陸奥「今日は暑いからもう歩きたくないわね~・・・」

店員「すいません、少々お待ちくださいね」

店員「相席ができるかお客様にお聞きしてきますー」

長門提督「あ、もしすぐ無理そうなら大丈夫ですから。お前らも少しは待てるだろ?」

長門「ふむ・・・まぁそれくらい構わんさ」

陸奥「座れるならそれに越したことはないわ」

店員「あ、すいません。もしよろしかったら相席をお願いしたいのですが・・・」

提督「へ?あ、あぁ・・・いいですけど・・・」

店員「ありがとうございます!お客様ー、こちらへどうぞ!」

長門提督「すいません、失礼します」

長門「相席を許可してくれて助かりました」

陸奥「歩きっぱなしでヘトヘトで・・・ってあら?」

58「あ!戦艦のおねえさんたちでち!」

19「リランカぶりなのー!」

提督「あ、バカ!お前ら・・・」

長門提督「リランカ・・・?もしかしてその二人は艦娘・・・ってお前は!」

提督「あー!なんでお前がここに!・・・と、いうことはその二人は・・・」

長門「長門型戦艦一番艦、長門だ。貴方も提督なのか?」

陸奥「長門型戦艦の二番艦、陸奥よ。あらあら、貴方がこの子達の提督さん?」

提督「最悪だ・・・ばれてしまった・・・」

長門提督「なんでお前が提督やってんだ・・・」

※潜水艦隊の提督だとバラしました。


長門提督「で、海軍兵学校を出たあと田舎に帰ったはずのお前がなぜ軍に残っている?」

提督「それは・・・その・・・最高機密だから!言えないから!」

長門提督「そりゃわかるけどさ・・・兵隊に向いてないって軍を去ったお前が居たら聞きたくもなるわ」

提督「まぁ・・・色々あったんだよ・・・」

長門提督「しかも最高機密の潜水艦隊の提督だときたもんだ。大出世じゃねーか」

提督「さっきもいったが潜水艦隊は存在してないことになってんだ。出世も何もあるか」

長門提督「元帥から聞いては居たが・・・まさかお前がねぇ」

提督「とにかくここで俺とお前は会わなかった。そういうことにしてくれ」

長門提督「ま、言いふらしたりしねーさ。んなことしたら俺らが危ないんだろ?」

提督「多分お前らも存在消されるぞ。まぁ・・・文字通り本当に存在を消されるけどな」

長門提督「おー怖い怖い。けど、いつかは金剛提督くらいには言ってやれよ。あいつ心配してたんだぞ」

提督「あぁ・・・言える時が来たらな」

長門「なんだか難しい話をしているようだな・・・」モグモグ

陸奥「そうねぇ・・・複雑な事情があるんじゃない?」モグモグ

58「ごーやたちは最高機密だからでち!」パクパク

19「それを堂々とばらしちゃったからきっと口封じをしようとしてるのね」パクパク

長門「おいおい・・・うちの提督をどうにかしてもらっては困るぞ」

陸奥「口封じってそういう意味じゃないんじゃ・・・」

58「もしかしてごーや達が悪いでち?」

19「いひひっ!ちゃんと見張ってなかった提督のせいなの」

提督「19、サーモン海深部への強行偵察に単艦で行くか?」

19「聞こえてたなのね・・・それだけはいやなのね・・・」

長門「なかなか手厳しい提督のようだな・・・」

陸奥「貴女たちまさか酷使されてるんじゃ・・・」

58「そんなことないでち!てーとくはとっても優しいでち!」

19「そうなのね。イクが落ち込んだ時も一緒に寝てくれたのね」

長門「ぶっ・・・!一緒にねねねね寝ただと・・・!!!」

58「その時は一緒にごーやも寝たでち!」

陸奥「ささささ・・・三人で!な、中々やり手のようね・・・」

19「いひひっ!その時の提督・・・(いびきがうるさくて)中々イクたちを寝かせてくれなかったの・・・」

58「とっても(いびきが)激しかったでち・・・もう・・・(眠気で)いっぱいだったでち・・・」

長門「ま、まあ色んな艦隊があるからな!ははははは!」

陸奥「うちの提督もそれくらい攻めっ気があればいいのに・・・」

58「おねーさんたちも一緒に寝るって言えばいいでち!」

19「そうなのね!我慢すると体に悪いのね!」

長門「ビ・・・ビッグ7である私がそんなお願いできるか!!」

陸奥「いきなり三人って・・・私うまくできる自信が・・・」

58「恥ずかしがることないのに・・・」

19「一度言ってしまえばもう恥ずかしさなんてなくなるのね!」

長門「なぁ・・・初めては痛かったか・・・?」ヒソヒソ

陸奥「私もそこが気になるわ・・・」ヒソヒソ

58「・・・・?まぁ・・・(提督は寝癖も悪くて蹴られたから)痛かったけど・・・それくらい我慢でち!」

19「イクなんて何度も(ベッドから)落とされたのね・・・それはすごく痛かったの・・・」

長門「意識が落ちるほど痛いだと・・・!」

陸奥「敵の砲弾に撃たれるのと一緒くらいなのかしら・・・」

58「とにかく今日にでもお願いしてみるでち!」

19「そうなのね。一回経験すれば病みつきになるのね!」

長門「今日だと!まだ心の準備が・・・」

陸奥「あらあら・・・私、今日の下着あんまり可愛くないわ・・・」

長門提督「おいお前ら・・・なんつー話してんだ・・・」

長門「ひゃっ・・・!てててて提督!いきなり出てくるな!」

陸奥「提督・・・私は貴方の事信用してるけどまだそういうのは早いと思うの!もっとお互いの事をよーく知ってから!」

提督「58、19・・・お前らあの戦艦二人組になに吹き込んだ?」

58「え?一緒に寝たらいいのにって教えてあげたでち!」

19「そうしたらきっとあの二人もコンディションマックスになるのね!」

長門提督「なんだ二人とも・・・一緒に寝たかったのか?俺は別に構わんが・・・」

長門「なん・・・だと・・・」

陸奥「そんな・・・まだこんな明るいうちからだなんて・・・」

長門提督「変な奴らだな・・・言ってくれたら一緒に寝るくらい・・・」

長門「そ、そうか・・・私とてビッグ7の一人・・・覚悟を決めよう」

陸奥「あ・・・あんまり第三砲塔で火遊びはしないでね・・・?」

長門提督「一緒に寝るくらいで何変なこと言ってんだ・・・」

長門「そうと決まれば・・・艦隊、この長門に続け!」ガシッ

陸奥「戦艦陸奥!出撃よ!」ガシッ

長門提督「え?あ・・・ちょ・・・お前ら何やって・・・離せ!あ、提督の事誰にも言わねーから心配するなよ!」ズルズル

長門提督「金はそこに置いてあるから!俺の奢りで・・・ちょ!マジでお前ら何・・・!」ズルズルズル

アリガトウゴザイマシター

提督「え?わかった!ありがとなー!・・・・ばれちまったけど逆にあいつでよかったか・・・」

58「このアイスクリーム美味しいでち!イクも食べてみるでち!」

19「このパフェも絶品なのね♪一口あげるのね~」

提督「ほらほら、二人とも、口の周りベトベトになってんぞ」フキフキ

58「む~・・・てーとくも食べるでち!」

19「んむー・・・いひひっ!私のも食べるのね!」

提督「はいはい、食べるから片方ずつにしてくれ。味が口の中で混ざっちゃうだろ」

こうして提督と潜水艦二人組は楽しい昼食を取り午後の予定を話し合った。

なお長門提督はなんとか長門達の誤解を解き貞操の危機は守られた。ただし間宮券10枚を使うことになったとか。

今日の投下はここまで!

ちょっと下ネタチックな話になったけどしょうがないね

エロも書いてみたいけど自分の表現力じゃ無理っすわ



誤解を解く必要はあったんだろうか……(下卑)

乙です

-呉・ショッピングセンター内スポーツ用品店-

提督「お前ら本当にここでよかったのか?」

58「でち?水着を買うならここじゃないの?」

19「そうなのね。イクの水着、ちょっときついの」

提督「19、ちょっと待て。お前の水着この前新調したばっかりだったろ?」

19「胸元がきつくて苦しいのね」ドタプーン

提督「お、おう・・・そうか」

58「くっ・・・この差は一体・・・イクとはっちゃんは何故あんなに・・・」

19「このショッピングセンターにはイク達の後輩が飾られる気がするのね。鉄のくじらって呼ばれる気がするの」

提督「19、それ以上いけない。メタ発言はやめい」

58「とにかく新しい水着を買うでち!」

19「今度は可愛いデザインがいいのね~」

提督「水着を買う分はいいんだがあんまり派手なのにするなよ。お前ら隠密性が一番だろうが」

58「えー・・・たまには可愛い水着がいいでち・・・」

19「イクはビキニを着てみたいのね」

提督「個人的に着るならいいけど作戦時に着るなよ?そう約束するなら買うことを許してやろう」

58「約束するでち!」

19「イクもなの!」

提督「よし、それなら一着ずつ俺がプレゼントしてやろう。好きなの買っていいぞ」

58「てーとくからの・・・」

19「プレゼントなのね!」

58「とびっきり可愛いのを選ぶでち!」タタタッ

19「きわどい水着を探すのね!」タタタッ

提督「ふう・・・こうして見ると年相応の女の子なんだけどな・・・19はちょっとませてるが・・・」

提督(考えないようにしてるんだが・・・どうしても最近頭によぎってしまう・・・)

提督(戦いが終わって・・・平和になったらあいつらは・・・)

提督(解体されて・・・何もかも記憶を失ってしまう・・・きっと今日のことも・・・)

提督(そんなことになるくらいなら戦いが終わらない方がいいなんて・・・こんな事考えてちゃ軍人失格だな・・・)

58「・・・とく!てーとく!聞いてるでち?」

提督「・・・!あ、すまん。58か・・・」

58「もしかして疲れたの・・・?」

提督「いや、少し考え事してただけだよ。で、どうした?」

58「ごーやはこの水着がいいでち!」

提督「おぉ、花柄にフリルのついたワンピースタイプか・・・お前によく似合ってるよ」ナデナデ

58「えへへ・・・そう言われると照れるでち・・・」

19「イクはこれに決めたのね!」

提督「イクも決め・・・ってお前それほぼ紐じゃねーか!んなもん着たら色々はみ出てアウトだろ!」

19「えー。この水着なら提督を悩殺できると思ったのに~・・・」

提督「そんな水着、提督は認めません!他のにしなさい!」

19「なんだか提督・・・娘に厳しいお父さんみたいなのね・・・」

提督「つべこべ言うな!とにかく他のにしろ!」

19「ぶ~・・・ならこっちでいいのね」

提督「黒のビキニか・・・それもちょっと際どい気がするけどさっきのよりマシか」

提督「それじゃ約束通り買ってやるよ」

━━━━
━━━
━━


アリガトウゴザイマシター

58「えへへ・・・てーとくからのプレゼントでち♪」

19「一生の宝物にするのね・・・・」

提督「ま、喜んでくれて何よりだよ。今度は168と8の分も買ってやらないとな」

58「そうでち!二人の快気祝いにまた遊びに行きたいでち!」

19「いひひっ!きっと二人も喜ぶのね!」

提督「そうだなぁ・・・二人が戻ったらまた出かけるか・・・ん?」

\ワーワー!/

提督「なんだ?何かイベントでもやってるのか?」

58「そういえば入口にアイドルが来るって・・・」

19「あ~、ポスターあったのね。なんでも各地の軍港都市を回ってるとか・・・」

?「みんなー!今日は私の為に集まってくれてありがとー!」

\ウオオオー!/

提督「すごい人だかりだな~・・・そんな人気のアイドルなのか?」

?「それでは聞いてください!恋の2-4-11!」

\ウオオオオオー!マッテマシター!/

58「すごい熱気でち・・・」

19「でもここからだとよく見えないのね」

提督「ちょっと遠くて見づらそうだが上のフロアから見下ろせるみたいだし行ってみるか」

?「うお~!わしじゃー!結婚してくれー!」

提督「何か今聞き覚えのある声が聞こえたような・・・?ま、いっか」

58「おぉ、こっからだと案外見えるでち」

19「アイドル拝見!なのね」

(」゜Д゜)」<ダイヨンスイライイクゾー! ムラサメ! ユウダチ! サミダレ! マイカゼ! スズカゼ! アサシオ!

提督「ん・・・?ちょっと待て、なんで第四水雷戦隊の駆逐艦達の名前が・・・」

               \ナッカチャ~ン!/
提督「は・・・?」

那珂「気づいてるわ~♪みんなが私を~♪」

(」゚Д゚)」<L・O・V・E ラブリー那珂ちゃん!

提督「あいつ軽巡の那珂じゃねーか!」

58「すごい人気でち・・・」

19「ねぇ、あの照明の人も軽巡じゃないの・・・?」

提督「ありゃ那珂の姉の神通だな・・・」

川内「いらっしゃーい!いらっしゃーい!那珂ちゃんグッズ販売中だよー!あと夜戦しよ!」

提督「・・・ありゃ長女の川内だな・・・なんか頭痛くなってきた・・・海軍なにやってんだ・・・」

58「てーとく、元帥さんがいるでち!」

19「あ、ほんとなの!最前列にいるの

うお 途中送信申し訳ないorz

続きです

提督「は?そんなわけ・・・」

元帥「那珂ちゃーん!わしじゃー!結婚してくれー!」

提督「あの人帝都にいるはずだろおおおおお!」

58「でも三笠は呉にいたよ?」

19「そういえば私たちと一緒に呉に入港してたのね」

提督「まさかこの為だけに三笠は呉に来たのか・・・?」

大和「そうなんですよ・・・提督さん・・・」

武蔵「貴様が潜水艦隊の提督か・・・お初にお目にかかる。大和型超弩級戦艦二番艦、武蔵だ」

提督「あ、どうも・・・初めまして・・・。ってか大和の顔、怖!」

大和「リランカ攻略のあと呉にたくさんの提督たちと艦娘が帰投するからそれをねぎらうためって・・・言ってたんですけどね・・・」

武蔵「まさかこの為に呉に来たとは私たちも予想できんでな・・・」

武蔵「ちょっと目を離した隙に逃げられてしまったが・・・」

大和「元帥の部屋からパンフレットが見つかったんですよ・・・うふふ」

58「て・・・てーとく・・・大和さんコワイでち・・・」ギュッ

19「目が全然笑ってないのね・・・むしろ光が消えてるのね・・・」ギュウ

提督「おい、うちの子が怖がってるんだが・・・」ナデナデ

武蔵「トラウマにならんよう目と耳は塞いでおいたほうがいいな」

提督「お、おう・・・お前ら、言われた通りにするんだ!」

58「わ、わかったでち!」

19「怖いもの見たさもあるけどきっと見たら後悔するのね・・・」

武蔵「懸命な判断だ・・・」

大和「戦艦大和、推して参ります!」バッ

提督「おい、飛んだぞ!てかここ2Fなんだが!?」

武蔵「あぁなった大和は誰にも止められん・・・」

元帥「那珂ちゃ~ん!今日も可愛いよ~!」

ゴオオオオオ!

元帥「なんじゃ?この風を切る音・・・は・・・・」

ドゴオオオオオン!

元帥「ひぃ!や・・・大和!?なぜここに・・・」

大和「夾叉か…うん、次は直撃させます・・・」

観客A「おいなんだ・・・?コンサートの余興か?」

観客B「あのねーちゃんも艦娘っぽいな」

観客C「つーか地面えぐれてクレーターになってんぞ・・・」

那珂「あ、大和さんだ~♪来てくれてありがとー!」

大和「那珂ちゃん、ちょっと騒がしくしちゃうけどごめんなさいね」

元帥「待て大和!話せばわかる!だから落ち着くんじゃ!」

大和「敵艦捕捉、全主砲薙ぎ払え!」

※見るに耐えない光景なので那珂ちゃんのコンサートを引き続きお楽しみください

那珂「那珂ちゃん☆スマイル♪」

\ワーワー!/

武蔵「騒がしてすまなかったな。それでは失礼する」

元帥「・・・・・」チーン

大和「那珂ちゃんもコンサート頑張ってくださいね」

那珂「いつもありがとー!大和さんも今度ゆっくり見ていってね♪」

大和「えぇ、そうさせてもらうわ。それじゃあね」ズルズルズル・・・

提督「・・・大和達も大変だな・・・。いや、この場合は元帥が大変なのか・・・?」

58「人間の腕や足はあんな方向に曲がらないでち・・・きっと見間違いでち・・・」

19「なのなのなのなの・・・・・」

提督「お、お前たち!あれほど見るなと言われたのに・・・!おーよしよし!」

しばらく放心状態であった58と19であったがコンサートが終わる頃にはなんとか復活。
那珂ちゃんからサインをもらい握手までしてもらってご満悦だった。

58「え?元帥?コンサートにいるわけないでち!」

19「提督は変な事言うのね!元帥さんがあんなとこ居るわけないの!」

提督は心に誓った。もう二度とあのような光景を大事な潜水艦たちには見せまいと。

眠れなかったのでなんかよくわからん話を書いてしまった・・・

次の投下くらいから本編に戻る予定です

乙です

よくわからない話に失望しました!那珂ちゃんのふぁんやめ!

乙です。いやこういう話もありでしょww面白かったです

やっぱりよくわからなかったですね お詫びに那珂ちゃんのファン辞めます。そしてまたファンになります

冗談は置いといて今日の投下は20時以降を予定しております。ちょっと早まったり遅くなったするかもしれません

おつんつん

舞ってるぜよ

少し遅くなりましたが今日の分投下していきます

-小笠原諸島・硫黄島-

?「いたたた・・・すごい地震だったわね・・・」

?「ってなんで外にいるのよ」

?「ん・・・あそこに倒れてるのは・・・・」

?「う~ん・・・イオナねぇ様・・・」

?「ちょっとヒュウガ!起きなさい!」

ヒュウガ「はっ・・・!イオナねぇ様は!?」

?「寝ぼけてんじゃないわよ・・・それにしても私たちいつの間に外に出たのかしら」

ヒュウガ「外・・・?あらホント。・・・ちょっと待って・・・あれってタカオよね?」

タカオ「は?まだ寝ぼけてるの?私はここに・・・」

ヒュウガ「いや・・・あれ・・・それにあれは私の船体!?」

タカオ「船体って・・・私もあんたも船体を修復出来るだけのナノマテリアル・・・は・・・ない・・・」

タカオ「うそ・・・なんで私の船体があるのよ・・・」

ヒュウガ「そんな・・・ありえないわ・・・この島に備蓄してあるナノマテリアルの残量じゃとても・・・いえ」

ヒュウガ「仮に船体を修復できたとしても・・・私たちの意思に反してるわ」

タカオ「けどあれは紛れもない私たちそのものよ。さっきの地震と関係があるのかしら」

ヒュウガ「・・・ちょっと待って。なんで基地の反応がないの・・・」

タカオ「はぁ?あんた何言ってんのよ・・・確かにここは外だけど座標は間違ってない。紛れもなく硫黄島よ」

ヒュウガ「それにイオナねぇ様たちは?さっきまで一緒にいたじゃない!」

タカオ「はっ・・・!私のマイアドミラル!群像様は無事なの!?」

ヒュウガ「それにハルナとキリシマの反応もないわ・・・どうなってるの・・・」

タカオ「・・・レーダーに感あり!何か近付いてくるわ・・・」

ヒュウガ「こっちでも感知した・・・この反応はまさか・・・」

タカオ「なんで奴らがここに居るのよ!」

ヒュウガ「奴らがここに居るんじゃない・・・私たちがまたここに来たんだわ・・・」

タカオ「はぁ!?あんた何言って・・・」

ドゴオオオン!

重巡リ級「・・・」

軽巡ホ級「・・・」

駆逐イ級「・・・」

ヒュウガ「撃ってきたわ!」

タカオ「クラインフィールド展開率正常・・・やれるわ!」

ヒュウガ「久々の戦闘だわ・・・ちゃんとやれるかしら・・・」

タカオ「つべこべ言わずにさっさと撃ち返す!」

タカオ「重力子エンジンオンライン!重巡洋艦タカオ、最大戦速!」

ヒュウガ「霧の大戦艦級ヒュウガ・・・行くわ!」

-呉軍港-

長門提督「おいおい・・・こいつは・・・」

長門「金剛型戦艦・・・だと?しかもこの船体の模様は・・・」

陸奥「去年の暮れに現れた霧の大戦艦級・・・ね」

長門提督「そもそもいつの間に厳重警備が敷かれている呉へ入ってきたんだ・・・」

長門「見たところ機関は停止しているようだが・・・それにメンタルモデル・・・だったか?それの姿もない・・・」

長門提督「・・・船体は榛名のようだな。だとしたらあの時協力してくれたコートの子だと思うんだが・・・」

兵士「提督殿!危険ですのでお下がりください!これより警備隊が突入します!」

長門提督「お前らも注意しろよ!以前は協力してくれた今回もとは限らん。こいつの装備は我々の物と桁違いだ」

兵士「承知しております!よし、第1小隊、第2小隊突入!第3小隊は付近の警戒を!」

長門「私たちも最悪すぐ撃てるようにはしてあるが・・・」

長門提督「あんときはあっちのヒュウガとやらの技術提供があった弾頭使ってたからなぁ・・・」

兵士「最上艦橋に誰か倒れてます!」

警備隊長「なに!?各員!注意して近付け!何が起こるかわからんぞ・・・!」

兵士「・・・女?それになんだ・・・あの格好は・・・コートか・・・?」

ハルナ「ん~・・・う~ん・・・なんだったんだ・・・あの地震は・・・」

兵士「うわ!う、動くな!手を上げろ!」

ハルナ「・・・!・・・帝国海軍の兵士・・・?なぜここに・・・?」

?「おい!私を踏んでるぞ!どけ、ハルナ!」

ハルナ「あ・・・キリシマ・・・」

キリシマ「ぶはっ・・・窒息するかと思った・・・って囲まれてるー!」

キリシマ「それに・・・ここお前の艦上じゃないか・・・なんで船体が・・・」

ハルナ「わからない・・・それに・・・ここは呉のようだけど・・・なんで帝国海軍が・・・」

キリシマ「ま、まさか・・・」

ハルナ「どうやらそのよう・・・ここはおとなしく従おう・・・もしかしたら私たちと一緒に戦った提督がいるかもしれない」

ハルナ「抵抗はしない。だから撃たないで・・・」

キリシマ「くっ・・・少々腑に落ちないが仕方ないか」

兵士「おとなしく従えば危害は加えない!」

ハルナ「私たちと一緒に戦った提督がいるはず。会わせて欲しい」

キリシマ「そうだそうだ!会わせろ!」

兵士「なんだその奇妙なクマのぬいぐるみは・・・!」

ハルナ「あ、これの事は気にしないで欲しい。とにかく抵抗はしない」ガシッ!ゴソゴソ

キリシマ「もが!こら!コートの中にいれるなー!もががが・・・」

兵士「ひとまず下に降りてもらおうか・・・両手をあげてゆっくりだ!」

ハルナ「了解した・・・指示に従う」

兵士「それとそのコートの中を見せろ!何か武器を隠し持ってないだろうな!」

ハルナ「そ・・・それだけは堪忍してつかあさい・・・」

ハルハルのダイナマイトバディーが!

兵士「貴様!やはり何か隠して・・・」

長門提督「よっと・・・やっぱ久々に普通の戦艦の艦橋に上がると結構きついわ・・・」

ハルナ「あ・・・貴方は・・・!」

兵士「提督殿!危険ですので下に居てください!」

長門提督「あー、大丈夫だ。こいつは何もしてこないよ、だろ?ハルナ」

ハルナ「貴方がいるということは・・・やはりここは・・・」

長門提督「まさかまた会えるとは思わなかったぞ」

キリシマ「ぶは!あ、お前は!よくも私を硫黄島で吹っ飛ばしてくれたな!」

長門提督「あれ?それってお前らが置いていってくれた七面鳥と一緒に置いてあったぬいぐるみじゃ・・・」

ハルナ「これはキリシマ。霧の大戦艦級キリシマだよ」

長門提督「は?あんときは普通の人間だったろ!たった数ヶ月で何があったんだよ!」

-呉軍港・留置所-

長門提督「こんな場所ですまんな。まだお前らに対しての警戒が解けなくてな」

ハルナ「それは構わない。いきなり現れた私たちのせいだろうし・・・」

キリシマ「なぜ我々がまたここに戻ってきたのか・・・それになぜハルナの船体が再び再構成されたのか・・・」

キリシマ「そして私はなぜこの姿なんだ!前回はちゃんとメンタルモデルも船体もあっただろ!」

長門「お、このクマのぬいぐるみがあのキリシマか・・・」

キリシマ「小さい言うな!これでも立派な霧の・・・あー!よくもあの時は私に41センチ砲を直撃させてくれたな!」

キリシマ「ここで会ったが百年目!あの時の借りは返させてもらう!」

長門「ふむ・・・確かにその声はあの時の戦艦のようだな」ヒョイ

キリシマ「ちょ!持ち上げるな!離せ、離せー!」ジタバタ

長門「中々カワイイではないか・・・胸が熱いな!」ギュ!

キリシマ「ぐえ!それ締まってる・・・!首・・・首・・・!」

長門提督「あの二人はほっといて何があったか聞こう」

ハルナ「私もよくわからないのだけど・・・硫黄島に居たのは確かなんだ」

ハルナ「伊401やヒュウガ、それにタカオ達と一緒にナノマテリアルの補給を受けてて・・・そしたら急に大きな地震が起きて・・・」

長門提督「気付いたらここにいたと?」

ハルナ「そう。なぜ私の船体が再構成されているのかもわからない・・・」

長門提督「でもこの前現れたときはちゃんと船体もあったじゃないか」

ハルナ「あの時はこの世界にきた時にコンゴウからナノマテリアルを大量に補充してもらったから・・・」

ハルナ「でも今回は船体を修復できるほどの補給ではなかった。それは確実」

長門提督「うーむ・・・それに改めて聞くがなんであいつはクマになってんだよ」

ハルナ「キリシマはメンタルモデルを構成するナノマテリアルすら喪失した。コアは残ったけど・・・」

長門提督「そのナノなんたらだのは未だに意味がわからんのよな・・・つまり?」

ハルナ「メンタルモデルは消失したけどコアの力でクマのぬいぐるみくらいは動かせる」

長門提督「・・・なんだか申し訳ない気分になったよ。あいつ吹っ飛ばしたのうちの長門だもんな」

ハルナ「それと気になることがある」

長門提督「ん、なんだ?」

ハルナ「あの時私たちと一緒にいた他のメンタルモデル達がどうなったのか・・・」

長門提督「あー・・・お前たちだけがここに来るって考えにくいよなぁ・・・このパターンだと・・・」

ハルナ「全方位索敵を行ったけど残念ながら付近に反応はなかった」

長門提督「つまり他の連中は別の場所に飛ばされた可能性があるって事だな・・・」

ハルナ「この世界になぜ再び私たちが呼ばれたのかわからない・・・でも・・・」

ハルナ「またコンゴウが深海棲艦と手を組むのなら・・・私はそれを止める」

長門提督「まぁ・・・まだコンゴウが来てるとは限らんが・・・とにかく他の鎮守府や泊地に連絡してみよう」

長門提督「元帥にも連絡したしそろそろ到着すると思うんだが・・・」

バターン!

元帥「おっほー!またハルナちゃんに会えてわし嬉しいよー!」

ハルナ「・・・!」ビクッ

元帥「相変わらず可愛いのう・・・ほーれ!コートとっちゃうぞー!」バッ

ハルナ「あ・・・・しく、しく、しく……しく…堪忍してつかあさい・・・」

元帥「下着姿もめんこいのー!」

大和「セクハラ禁止!」

ドゴォ!

武蔵「うちのバカがすまんな。ほら、コートだ」

ハルナ「(`・ω・´)シャキーン」

大和「元帥・・・そろそろ海軍警察呼びましょうか?それともこの場で私が裁きましょうか?主砲ゼロ距離射撃がいいですか?」

長門提督「大和、元帥殿は壁にめり込んで多分聞こえてないから。てか生きてるかも怪しいから」

ハルナ「大和型の攻撃翌力はやはり凄まじい。・・・タグ添付、分類:記録・・・」

大和「はっ・・・おほほ・・・お見苦しいところを・・って!そんなもの記録しないで!」

武蔵「とにかく元帥を壁から引き抜いてやれ。まだかろうじて痙攣してるから生きてるぞ」

長門提督「こんな人が元帥なんだから世の中わからんよなぁ・・・」

ちょっと小休止取ります

なぜ今頃アルペコラボって突っ込みは禁止です

久しぶりに録画分見てたら書きたくなったとか内緒です

一旦乙です

ひじょうに申し訳ないですが今日の投下はさっきの分までとします

続きはまた明日の夜に。

またもどってこないかなー;ww; 攻略できない海域を手伝ってほしいわ

お疲れ様です、アニメ版は原作と違ってるけどすごく面白かったです。

>340 また戻ってきてレ級ぶちのめしてほしいですねw

アルペイベの面々を戦艦棲姫とか港湾とか離島にぶつけてみたいですね

もう少ししたら今日の分を投下します

本日の俺提督のE-5状況

1回目 1マス目で最後に残っていた駆逐イ級の雷撃でまさかの加賀大破

2回目 赤城加賀瑞鶴が中破しながらもボスマス到達 離島に一度も攻撃を当てれず敗北

3回目 虎の子の大和投入 戦艦棲姫マスでしつこくスナイプされ続け大破

4回目準備中に大和を入渠させようと思ったら鉄がないことに気付く

\(^0^)/

さて 投下始めます

元帥「とにかく状況を一旦整理しようかの」

長門提督「なぁ・・・武蔵、なんで元帥生きてるんだ?」ヒソヒソ

武蔵「いつも大和に吹っ飛ばされてるから耐性でも付いたんだろう」ヒソヒソ

長門提督「え なにそれこわい」

大和「二人共!元帥の話を聞いてください!」

長門提督「は、はい!」ビシッ

武蔵「あぁ、すまんすまん。続けてくれ」

キリシマ「誰か・・・私を開放してくれ・・・」ダラーン

長門「ん?あぁ、お前も話し合いに参加せねばな」

キリシマ「た・・・助かった・・・この姿のまま生涯を終えるところだった・・・」

元帥「あーこほん。では改めて状況の確認じゃ」

ハルナ「まず私から話させてもらおう」

元帥「うむ。当事者から話してもらおうかの」

ハルナ「うん・・・ここに居る殆どが私とキリシマとは面識があるからそこの説明は省いていい?」

武蔵「私はある程度大和と元帥から話は聞いている。省いてくれて構わんぞ」

ハルナ「わかった。まず私たちが再びこの世界にきた理由。これについては全然理由がわからない」

ハルナ「硫黄島で補給を受けていた際に起きた地震が原因である可能性は高いけど・・・なぜこの世界に転移したかは・・・」

キリシマ「それにこの世界に来たのが私だけという可能性もある。まだはっきりわからんがな」

元帥「他の鎮守府や泊地に問い合せたがお主らのように港に現れたという報告はなかったぞ」

ハルナ「もし私とキリシマだけが来てしまっている場合・・・なんらかの事故の可能性がある」

キリシマ「あのヒュウガの基地での出来事だからな・・・なにか変な装置でも作ってたんじゃ・・・」

ハルナ「もしそうなら私達は帰る方法が・・・」

キリシマ「ううむ・・・それはまずいな・・・」

長門提督「まぁ・・・まだお前らだけがここに来たって確証はないんだ。そう気を落とすな」

元帥「そうじゃな。他の者たちは鎮守府や泊地とは全然関係ない場所におる可能性もある」

大和「その件につきましてはすでに捜索隊を編成して調査中です」

ハルナ「誰かひとりでも見つかればいいんだけど・・・」

キリシマ「しかしだ・・・あの場所に居た者だけが転移してきたならコンゴウは居ない可能性が高いな」

ハルナ「私もそのことについてはそう思う」

長門提督「また深海勢力と手を組まれでもしたらたまらんぞ。奴らの処理だけでいっぱいなのに・・・」

ハルナ「仮に来ていたとしても・・・その可能性は低いはず」

長門提督「なぜそう言い切れる?」

ハルナ「コンゴウは変わった・・・401との戦闘で変わったんだ。きっともう大丈夫・・・」

キリシマ「その事については私も同意見だ」

長門提督「まぁ・・・二人がそう言うなら信じよう」

ハルナ「そしてもう一つわからないことは何故私の船体が修復されているかということ」

キリシマ「ぐぬぬ・・・ハルナが船体を修復できたなら私はせめてメンタルモデルくらいに・・・」

長門「いいじゃないか・・・可愛いぞ!」

キリシマ「黙ってろー!ちくしょー!」

ハルナ「私は以前この世界から元の世界に戻る際に大量のナノマテリアルを消費して船体を失った」

元帥「それが何故か修復された・・・というわけじゃな」

元帥「こっちに来る前に補給をしておったと言ったな?その影響ではないのか?」

ハルナ「補給はしていたけど船体を修復できるほどの量じゃない。それに私が何もしていないのに修復されるはずがないんだ」

長門提督「ううむ・・・考えれば考えるほど訳がわからんな・・・」

武蔵「私など言葉の半分もまだ理解できんのだが・・・」

元帥「とにかく何かわかるまではハルナちゃんたちはこの呉に居てもらおうかの」

長門提督「そうですね・・・闇雲に動いてもなにも・・・」

バターン!

兵士「はぁ・・はぁ・・・元帥、大変です!」

元帥「何事じゃ!」

兵士「よ・・・横須賀鎮守府からの緊急入電です!」

元帥「・・・!読め!」

兵士「はっ!横須賀鎮守府所属の哨戒艦隊が観音崎沖付近で海上戦闘を行っている艦隊を発見」

兵士「長良型軽巡洋艦と思しき艦と深海棲艦水雷戦隊が戦闘を継続中との事です!」

元帥「なんじゃと・・・?長良型ならどれかの艦娘が戦闘をしているだけじゃないのか?」

兵士「そ・・・それが・・・三本煙突に主砲7基を搭載した姿との事で・・・以前現れた霧の艦隊に酷似しているとの報告も・・・」

元帥「随分不明瞭な電文じゃな・・・とくかく再度横須賀鎮守府に確認を取れ!大至急じゃ!」

兵士「はっ!了解しました!」

タタタ・・・バタン!

キリシマ「最悪だな・・・」

ハルナ「まさかナガラ級まで来てるなんて・・・」

長門提督「それに霧の艦隊と深海棲艦が戦っているだと・・・どういうことだ?」

元帥「お主らは以前奴らと協力関係にあったのではなかったのか?」

ハルナ「その件については私はよくわからない・・・コンゴウなら知ってると思うけど・・・」

キリシマ「私もだ。コンゴウから協力勢力だとしか聞かされなかった」

元帥「わからない事が多すぎて頭が痛くなってきたわ・・・」

長門提督「とにかく各艦隊司令部に緊急通達を出しましょう。霧の艦隊が現れたなら対策を講じねばなりません」

元帥「そうじゃな・・・クラインフィールドを破る方法はワシらは持ち合わせておらん。大和!」

大和「はっ!すぐに各艦隊司令部宛に緊急電文を回します!」

元帥「頼んだぞ。それと武蔵!」

武蔵「なんだ?」

元帥「お主はすぐに弾薬保管庫に行って対霧用砲弾を用意しろ!妖精さんに言えばわかる!とにかく引っ張り出すよう伝えろ!」

武蔵「了解した」

長門提督「対霧用砲弾残ってたんですね」

元帥「捨てるわけにもいかずちょっとだけじゃが置いておいたんじゃよ」

ハルナ「微力ながら私たちも迎撃に出よう。船体を確認したけど戦闘を行うのは問題ない」

元帥「そうしてくれると助かるわい・・・すぐにハルナちゃんの船体の拘束を解くよう伝えるからの」

キリシマ「私も演算補助くらいならできるからな!」

ハルナ「だから私「たち」って言った」

キリシマ「ふん!わかってるならいい!」

長門提督「私達はどうしましょうか?」

元帥「お主らは霧と戦った事のある貴重な存在じゃ。今回もやってらうぞ」

長門提督「了解しました!長門、行くぞ!」

長門「うむ、了解した!」

元帥「はぁ・・・リランカを奪還して一息つけるかと思ったらこれじゃ・・・たまらんのう・・・」

ちょっと小休止

今日はちゃんと続き書きますのでしばらくお待ちを

一旦乙です

-観音崎沖-

霧の立ち込める海上を三隻のナガラ級軽巡が単縦陣を取り深海棲艦の重巡を含む8隻の水雷戦隊と同航戦を行っていた。

クラインフィールドを持ち兵装も14センチアクティブターレットや対空レーザー、侵食弾頭魚雷・果ては超重力砲など従来の艦とは
比べ物にならない威力を持つものばかりだったが数に数に押され若干形勢不利であった。

一発の砲弾が真ん中のナガラ級へと飛来し二番煙突へ直撃。火災が発生し搭載されていた魚雷に誘爆、空間が圧縮されているかの
ような歪みが起きるとその直後に爆発を起こす。

船体がV字に真っ二つになりあっという間に沈んでいく。

三番目を航行していたナガラ級は沈みゆく味方艦を避けるべく凄まじい機動性で旋回を行う。
だがその行動を見越していたのか重巡リ級の放った魚雷が殺到しクラインフィールドを展開するも
すべてを防ぎきれず一発の魚雷がナガラの船体に大穴を開けた。

ナガラ級「・・・・!」

浸水により戦速の落ちたナガラ級に攻撃が集中しクラインフィールドを展開する間もなく沈没していく。

ついに一隻になってしまったナガラ級だったがなんとか敵艦隊の頭を抑えるべく回頭を続ける。

だが深海棲艦隊はそれをさせまいとピタリとナガラ級に張り付き同航戦を維持しようとしてた。

-横須賀鎮守府所属・対潜哨戒艦隊-

長良「なんだか私達が沈んでるみたいで嫌だなぁ・・・」

名取「そうだね・・・いい気分じゃないかも・・・」

由良「と、とにかく監視を続けましょう。もう少ししたら救援も来るそうだし・・・」

長良「深海棲艦と戦ってるって事はあの軽巡洋艦は味方なのかなぁ?加勢した方がいいの?」

名取「でも・・・私たちに攻撃許可は出てないんだよね・・・?」

長良「そうなんだよねー。せっかく砲撃戦出来ると思ったのにさ!」

由良「まぁまぁ・・・それに私達は今日対潜哨戒任務だったからあんまり主砲弾積んでないし・・・」

名取「あ・・・また何か近づいてくるよ・・・あの大きさ・・・戦艦!?」

長良「え?やばい!こっち来てる!距離を取って隠れよう!」

由良「この霧だしまだ気付かれてないと思うけど煙幕を張って後退しましょう!」

?「くっ・・・既に二隻やられてしまったか・・・」

?「この私がまさか霧に巻かれて僚艦を見失ってしまうとは・・・!」

コンゴウ「霧の艦隊”東洋方面第1巡航艦隊旗艦!大戦艦級コンゴウの僚艦を沈めてくれた礼をさせてもらおう!」

濃霧立ち込める中コンゴウは戦艦とは思えないほどの速度で突き進み深海棲艦隊との距離を詰めていく。

コンゴウの接近に気付いた深海棲艦隊は1隻の軽巡ト級と3隻の駆逐ロ級が艦列から分離しコンゴウ目掛けて砲撃を行ってきた。

しかし飛来する砲弾は全てクラインフィールドで防がれ空中で四散。艦体には傷一つついていない。

コンゴウ「クラインフィールド稼働率98%。ナノマテリアル残量も問題ない・・・次はこちらの番だ!」

艦橋上に立つコンゴウが両手を大きく広げると艦体の周りに紫の光を纏った輪が出現した。

コンゴウ「沈め!」

号令をかけるように手を前にかざすと前部甲板に設置されたVLS発射管が開き4発の侵食弾頭ミサイルが発射される。

ミサイルを迎撃する能力を深海棲艦が持つはずもなく4発のミサイルは正確に敵艦へと直撃。

侵食弾頭によって空間が圧縮され歪んだかと思うと敵艦は消滅していた。

コンゴウ「次は貴様らだ!覚悟するがいい!」

ナガラ級を追い続けている残り4隻の深海棲艦隊に目掛けてコンゴウは再び侵食弾頭ミサイルを発射した。

今日はここまで!
小休止終わってからの投下短いですが申し訳ないです。

ちょっとでも戦闘描写をわかりやすくと思っていたら予想外に時間かかってしまいました。

しかもそれでもわかりにくいという・・・・。もっと精進しますorz

乙です

乙コメありがとうございます

今日の分を投下していきます

四発のミサイルの接近に気付いた深海棲艦隊は対空砲火を上げつつ急回頭を行う。

ミサイルは三隻に命中したものの重巡リ級を狙っていたもの一発は撃ち落とされてしまった。

重巡リ級は臆することなくコンゴウの元へと砲を向け砲撃体制に入る。

コンゴウ「ほう・・・深海の化物共め・・・やるじゃないか!」

再びコンゴウが手をかざすと主砲が真ん中から割れるように変形し発射口が赤く発光する。

コンゴウ「あの時は私をうまく利用してくれたな・・・その時の礼もさせてもらおう!」

キュイイイイン・・・・

甲高いチャージ音が響き砲塔が重巡リ級へと照準を向ける。

コンゴウ「めんどうくさい。蹴散らしていくぞ!」

ビシュウウウウウウン!

36センチアクティブターレットから放たれた赤い閃光は重巡リ級へと命中し艦体の中央に巨大な穴を開けた。

勢いはそれだけに留まらず海上に到達したレーザーは遥か遠くで凄まじい爆発を引き起こす。

コンゴウ「ふ・・・この私を舐めない事だ」

ゆっくりとナガラ級がコンゴウに寄り添うに横付けしてくる。

コンゴウ「すまない・・・私がお前らを見失っていなければ2隻も失うことはなかった・・・」

悲しげに目を伏せ呟いたコンゴウだったがすぐに顔を上げある一点を見つめた。

コンゴウ「さて・・・そこにいるのは艦娘だな? 出てきてもらおうか?」

爆発の影響で晴れていく霧の中に不自然に濃ゆい部分から三隻の艦娘がバツが悪そうに現れた。

長良「あはは・・・バレてましたか・・・」

名取「ど・・・どうしよう・・・やられちゃう・・・」

由良「あ・・・貴方は去年の暮れに現れた霧の艦隊の方・・・ですよね?」

コンゴウ「そうだが・・・去年の暮れ・・・か。やはり私はまたこの世界に来ているようだな・・・」

コンゴウ「安心してくれ。貴様らに危害を加えるつもりはない」

長良「では何故またここへ・・・?」

コンゴウ「それが分かれば苦労はせん・・・そこで一つ頼まれて欲しいのだが」

名取「な・・・なんでしょう?」

由良「見逃せ・・・はダメですよ?」

コンゴウ「そんなことは言わん。ここは観音崎沖だな? 私を横須賀へと連れて行ってくれ」

長良「へ・・・?」

コンゴウ「不審に思うのは仕方ないか・・・。だが私も状況がわからんのだ」

由良「ひ、ひとまず横須賀鎮守府へ連絡してみます」

名取「少しお待ちください!」

コンゴウ「そうしてくれ・・・。もし入港許可が出たら私はこの場で武装解除を行う」

長良「そっちの・・・軽巡洋艦もですよね?」

コンゴウ「そうだ。もちろんナガラ級も武装解除をしてからな」

コンゴウ「ん…? 概念伝達空間にアクセス履歴…?」

-概念伝達空間-

ハルナ「コンゴウも来てたんだね」

キリシマ「また深海棲艦と手を組むんじゃないだろうな!」

コンゴウ「貴様らも来ていたのか…。もうあいつらと手を組むことはない」

キリシマ「本当だろうな? 大体なんで前回はあいつらと手を組んだんだよ!」

コンゴウ「私にもわからん。アドミラリティ・コードの指示に従っただけだ」

キリシマ「随分胡散臭い指令を出してくれたもんだな」

コンゴウ「改ざん履歴に気付いたのは元の世界に戻ってからだったがな」

ハルナ「改ざんって…そんなことをできる者がいるのか…」

コンゴウ「なんにせよまた私たちがここに来たということは何らかの指令が下りた可能性がある」

ハルナ「あ…コンゴウはこっちに来る前に地震にあわなかった?」

コンゴウ「あぁ…小笠原諸島の無人島に上陸していた時にあったが…何か関係あるのか?」

ハルナ「まだそれはわからないけど…その地震の影響で私達はこの世界へと転移している可能性がある」

コンゴウ「と、言うことは…マヤも来ている可能性があるな…。私が洋上で目を覚ましたときはナガラ級だけだったが」

キリシマ「なんで上陸なんかしてたんだよ…」

コンゴウ「マヤがどうしても上陸したいと言って聞かなくてな」

キリシマ「そういうとこは相変わらずだな…」

ハルナ「とりあえずあと5分くらいでその海域に私たちが到着する。他に四隻反応があるみたいだけど艦娘?」

コンゴウ「艦娘が三隻にナガラ級が一隻だ。現在私を横須賀へ連れて行くように頼んでいるのだが…」

ハルナ「それなら私たちがもう少しで到着するように伝えて。悪いようにはされないはずだから」

コンゴウ「ふむ…すでに貴様らはこの世界の者と接触したようだな」

ハルナ「以前私たちが手を組んだ提督と呉で会うことができた。コンゴウの事も私から説明する」

コンゴウ「了解した…。わからない事だらけで考えるもの嫌になっていた所だ。お前に任せよう」

コンゴウ「艦娘達、もう少しでここへハルナ…霧の大戦艦級がやってくる。その事を横須賀に伝えてくれ」

由良「え?あ…わかりました。すぐに伝えます」

長良「あ! あれじゃない? おっきいねー!」

名取「す…すごい早さだね…」

コンゴウ「重力子エンジンを全開で回せば100ノットは出す事ができる。まぁ消費も激しいので滅多にやらんがな」

長良「ひ…100ノット!? 全力出した島風より早いなんて…」

コンゴウ「通常の戦速は大体70ノット前後だな。ん? どうした、そんな顔して…」

長良「韋駄天さが売りの長良型完全敗北…」ガックリ

コンゴウ「貴様らがこのナガラ級の元になった艦娘か…こんな偶然もあるものだな」

ナガラ級「……?」

名取「あ…この子やっぱり長良型だったんだ…」

コンゴウ「霧の中では標準的な軽巡だなどと言われているが・・・私は案外好きだぞ」

長良「全然フォローになってない!」

ハルナ「ハルナ参上(`・ω・´)シャキーン」

キリシマ「久しぶりだな、コンゴウ!」

コンゴウ「キリシマ、かっこよく決めているつもりだろうがその格好では全然だぞ」

キリシマ「ちくしょうー!どいつもこいつも私の事バカにしてぇ…」

由良「あの…横須賀から返答があったのですが…」

キリシマ「あぁ…どうだった? ここで私たちを破壊しろとでも言われたか?」

由良「いえ…入港を許可する。武装解除の必要なし…との事でした」

コンゴウ「私たちも随分信用されたものだな…数ヶ月前は戦火を交えたというのに…」

ハルナ「それが人間って存在だよ」

コンゴウ「はぁ…やはり私にはまだ理解できん…。とにかく横須賀へ向かうか」

キリシマ「ハルナ、私達はどうする? 救援のつもりで来たけどその必要もなかったし」

ハルナ「私達は呉に戻ろう。霧の艦隊が敵じゃないことを伝えないといけない」

コンゴウ「それではな。なにかわかったら【お茶会】に来てくれ」

ハルナ「うん。コンゴウも情報が得られたら教えてくれると嬉しい」

コンゴウ「了解した…この分だと401も来てるだろうからな」

キリシマ「あとタカオとヒュウガのコンビもな」

コンゴウ「マヤの事も一刻も早く見つけねばならん…」

ハルナ「それじゃあコンゴウ。また」

キリシマ「横須賀の人たちに迷惑かけるなよ!」

コンゴウ「そういった礼節はお前より重んじているはずだ」

キリシマ「硫黄島で飯食った後撃ってきたのはどこのどいつだよ…」

コンゴウ「く…あの時の事は忘れろ…」

コンゴウ「さて…艦娘達。私を横須賀まで案内してくれ。なんなら乗り込んでもいいぞ」

長良「え! 乗ってもいいの?」

名取「迷惑になるんじゃ…」

由良「でもそっちのほうが私たちの燃料消費抑えれていいかも…」

ナガラ級「……」

コンゴウ「ん…?あぁ…ナガラ級に乗ってもいいそうだぞ」

長良「じゃあ私あっちに乗るー!」

名取「私はコンゴウさんに乗らせてもらいますね…」

由良「じゃあ私もコンゴウさんに…」

長良「じゃあ横須賀まで競争だー!」

ナガラ級「……!」

コンゴウ「お…おい! ナガラ級め・・・最大戦速で行ったか…」

名取「私たちの姉が迷惑かけてすいません…」ペコペコ

由良「帰ったらきつく言い聞かせますので…」ペコペコ

コンゴウ「ふ…こういうのも悪くはないな…」

名取「え…?」

コンゴウ「なんでもない。私たちも行こう」

一旦小休止取りますー

一旦乙です

-呉・潜水艦ドック執務室-

提督「また霧の艦隊が現れて大変なことになってるらしい」

19「イオナちゃんがまたきたの?」

提督「いや、イオナは確認されてないらしい。案外来てないかもな」

19「ちぇ、イオナちゃん来てたらまた一緒に潜れると思ったのに…」

19「そしてイオナちゃんとシオイを一緒に並べてみるのね」

提督「いや…艦娘の401と船体持ってるイオナ並べても…」

19「イクたちには出撃命令は出てないなの?」

提督「元帥からは潜水艦隊は現状のまま待機せよだってさ」

19「ふ~ん…そういう時こそイクたちが駆り出されると思ったのに…」

提督「ところで19さん」

19「提督? どうしたの? 肩こってるなの?」

提督「いや…なんで俺の膝に座ってるんだ?すげー書類整理しにくいんだが…」

19「イクはここが一番落ち着くのね」スリスリ

提督「ちょ! 腰を動かして擦り付けるんじゃない!」

19「ん~…? 何を擦り付けるって…?」クル

提督「おい!なんで向き合う格好になるんだよ!」

19「いひひっ…こうすると安心するのね…」ピト

提督(あたっとる…19さんのすごく立派な胸部装甲があたっとる…)

19「提督? どうしたなの?」

提督「いや…なんでもない」

提督(あかん…その上目遣いあかん…落ち着け俺…沈まれ…俺の主砲…!)

19「提督は、何をしても怒らないから好きなのね…」

提督「いや…流石にこれ以上すると怒るぞ…」

提督(なんでこいつ顔を近付けてくるんだ!)

19「イクは…提督から何をされても…怒らないのね…」

提督(耳元でそんな事言うな…! あかん…もうやばいかも…)

タタタタ・・・バターン!

58「てーとく!お使いから帰ったで…ち…ってなにしてるでち!イクは早く提督から離れるでち!」

提督「お、おう。お疲れ…」

19(チッ)

提督(こいつ今舌打ちしやがった…)

58「油断も隙もないでち!」

19「いひひっ!ちょ~っと…提督さんをからかって遊んでただけなのね」

提督「あー…とにかくお使いご苦労さま。外の様子はどうだった?」

58「ん~…港に戦艦が停泊してた以外は変な事はなかったよ?どこかで見たことある戦艦だったけど…」

提督「あぁ、ハルナだな。両舷に黄色い模様入ってただろ?」

58「そう言われれば入ってたような…あ、霧の艦隊がいるって事はまたイオナちゃんいるでち?」

提督「いや、さっき19にも言ったんだがイオナは確認されてないらしい」

58「そうでちか…次に会えたら侵食弾頭魚雷をもらう約束をしてたでち!」

提督「お前ら何物騒な約束交わしてるんだよ…」

19「工廠の妖精さん達も欲しがってたのね」

提督「確かにあの魚雷があれば深海棲艦をほぼ一発で沈めれるけどさ…俺らの技術力じゃ量産は無理だろう」

58「ん~ん。妖精さん達はもっと時間があればどうにか出来るって言ってたよ?」

提督「まじかよ…妖精さんすげーな…」

19「去年の暮れに霧の艦隊を迎撃したときの対霧用砲弾もヒュウガから教えてもらった技術で妖精さんが量産したのね」

58「魚雷だけは時間がなくて量産ができなかったそうでち」

提督「妖精さんが敵じゃなくてよかったな…」

ビービービー

提督「ん?噂をすれば工廠妖精さんからの内線だな…今日は何も建造予定ないしどうしたんだ?」

ピ…ガチャ…

提督「はい、こちら執務室の提督」

工廠妖精【提督さん? ちょっと悪いんだけど入渠ドックまで来てくれないかな】

提督「なんでまたそんな所に…今日は誰も修理してないぞ?」

工廠妖精【あ…ごめんごめん。艦娘用じゃなくて通常艦船用のドックなんだけど…】

提督「通常艦船用ドックって…あそこは今使ってないんじゃ…」

工廠妖精【そうなんだけどさ…無駄に広いから物置にでもしようと思ってさっき入ったんだけど…】

提督「いや…使ってないけど物置にしようとするなよ! せめて俺の許可取ろう?」

工廠妖精【あはは…って、とにかく来てよ! すごいもの見つけたんだから!】

提督「すごいもの? まぁひとまず向かうわ」

工廠妖精【お願いねー】ガチャ…ツーツーツー

-潜水艦基地・通常艦船用ドック-

工廠妖精「これなんだけどさー」

提督「おいおい…これは…」

58「おお! やっぱり艦娘じゃない船は近くで見ると大きいでち!」

19「重巡洋艦くらいの大きさなのね。なんの船だろう…」

提督「高翌雄型 3番艦、摩耶だ」

工廠妖精「いやーびっくりしたよ。扉開けたら注水もしてないドックにこの船があるんだもん」

提督「ただ…この摩耶・・・霧の重巡洋艦・マヤじゃないか…」

58・19「「カーニバルダヨ?」」

提督「そう、そいつだ。それにしてもいつからここにあったんだ…?ハルナが現れたのが昨日の昼だからそん時からか…?」

工廠妖精「ここのドックは基本的に使わないからね…」

提督「ひとまず妖精さんは元帥に連絡を…。58と19は艤装の装着をしてこい」

工廠妖精「あいよ、了解!」

58・19「了解(でち・なの!)」

今日はここまで!土曜日の投下ですがもしかしたら無理かもしれません
日曜にはかけますのでその時はご了承ください


高 雄がおかしくなるのはどうにもならないのかな?

あ 半角スペース入れたらなんとかなりますね

高翌雄

高 雄

ひとまず半角で対応していきたいと思います

それではまた。

「sage」と一緒に「saga」をメル欄に入れなさい

乙です

くそつまらんSSの投稿やめろや
見ててイライラするわ

乙。ちゃんと地域名も使ってるSSは始めてみるw
アルペは原作しか読んでないけど、キャラや性格は違うのかな

>>380
お前は違うところにもいたやつか?本当に書くの止めてほしいならわざわざageて注目を増やさない方がいいぞ。俺みたいな新規読者が増える

乙コメありがとうございます

不快な気分にさせてしまって申し訳ありません
ですが書くのはやめないです
遠慮なくブラウザを閉じるか戻るを押してください

>>381
たまに地域名が自分でわからなくなりコロコロ表記変わってます
わかりにくくて申し訳ないです
どんな経緯であれ来てくれてすごく嬉しいです
SS初心者でまだまだ至らないところばかりですが最後まで読んでいただけると幸いです

メール欄にsagaをいれると改善するのかな?
試してみます
教えてくれてありがとうございました

少しですが時間が取れたので投下します。
本編でなく番外編となります

いつからだっただろう…あの人を意識しだしたのは。

初めて見たときはいい人そうだという印象しかなかった。

ただそれだけ。

でもその思いは次第に変わっていった。

任務が終わって帰ってくると温かいコーヒーと笑顔で出迎えてくれる。

戦果を上げると頭を優しく撫でてもらえた。

失敗しても決して怒鳴りつけることなく優しく諭してくれた。

もちろん自分だけじゃない。

他の子達にもそうやっていた。

でも、そんな純粋な優しさが私の心をあの人へと惹き付けるには十分だった。

19「はぁ……」

58「どうしたでち? 珍しくため息なんかついて…」

168「道端に落ちてたものでも拾って食べたんじゃないでしょうね?」

8「そんなものよりシュトーレンを食べよう」

19「イクが黄昏てるだけでひどい言われようなのね…」

58「とにかく早く帰るでち!今日の遠征は大成功でち!」

8「あと数回やればあの国から技術提供が受けれそうね」

168「はぁ…こんな長距離航海任務をあと何回かやらないといけないなんて…あの海域スマホ使えないし…」

58「いむやは少しスマホ離れしたほうがいいでち…目が悪くなるよ~?」

168「はっ…す、スマホとかで遊んでたわけじゃないんだからね!」

8「いや…ずっと弄ってたでしょ…」

-呉・潜水艦基地-

58「てーとく!艦隊が戻ったよ!」

提督「おう、お疲れ!長旅ご苦労さま!みんな疲れてるだろうから先に風呂入って来い。もう入れてあるぞ」

168「ん~…助かるわ…」

8「お風呂に本を持ち込んでもいいかしら…?」

58「はっちゃんは本当に読書好きだねぇ…」

19「いひひっ!イク、行くのー!」

提督「上がってきたらコーヒーでも飲みながらゆっくり報告を聞こうじゃないか。ひとまず入っておいで」

潜水艦ズ「「「「はーい!」」」」

タタタタ…バタン…

提督「さて…コーヒーの準備とアレを出してやるか」

~数十分後・執務室~

58「いいお湯だったでち!」

168「ずっと航海だったからゆっくりできてよかったわ」

8「ん~…久しぶりに本がゆっくり読めた」

19「んふ~…最高のお風呂だったのね…」

提督「おう、改めてお疲れさん。ほら、コーヒーと間宮さんとこで買ってきたクッキーだ」

潜水艦ズ「「「「おおー!」」」」

提督「新作のチョコチップクッキーだそうだ。いっぱい買ってきたから遠慮なく食ってくれ」

潜水艦ズ「「「「いただきまーす!」」」」

提督「さ、飲み食いしながらでいいから報告を聞かせてもらおうか」


58「はいでち!今回の潜水艦派遣作戦は成功でち!」

8「あの国との接触も順調です。あと数回で技術供与をしてくれるそうですから」

168「何がもらえるのかしら? はっちゃんが言ってる高角砲とか?」

8「Acht acht…は確かに強いけど…対艦用じゃないしもらっても意味ないような…」

19「イクは新しい潜水艦が欲しいのね!」

提督「潜水艦かぁ…。仮にもらったとしても向こうの船だし艦娘化は難しいかもなぁ…」

58「えー…でもあの国も艦娘を建造しようとしてるんでしょ?」

提督「あぁ、こっちから持っていった艦娘製造技術ですでに駆逐艦2隻と戦艦1隻が艦娘化の準備をしてるそうだ」

168「艦娘化の成功はまだこの国だけだからね…早くほかの国にも技術供与したいんだけど…」

提督「深海勢力の妨害で他国へ航海は難しいからな…。だからお前ら潜水艦がその任務についたわけだが…」

提督「すでに三回成功させている。あと一回の派遣作戦で終了でいいと連絡来てたぞ」

168「そうなの?よかった~…。まだまだ行かないとダメかと思ってたわ…」

8「はっちゃんもそう思ってました…。長距離航海は得意だけどこれ以上はきついかも…」

58「やっと一息つけるでちね…」

19「それが終わったら提督とまた一緒に居れるのね!」

提督「あぁ、派遣作戦が終わったらお前らの点検も兼ねて暫く休暇が与えられる。外には出れないが一緒に居るよ」ナデナデ

19「あ…う、うん…」

提督「ん…? どうしたイク。急に元気がなくなったようにみえるが…」

19「え?あ…なんでもないのね! あ~…ちょっとイクさん疲れ気味かも!先にお休みしてるのね!」

タタタ…バタン!

提督「あ!…行っちまった。なぁ、あいつどうしたんだ?」

58「さぁ…でも帰るときも少し元気がなかったような…」

168「ため息ついてたよね」

8「やはりシュトーレンが足りないのでは…」

提督・58・168「それはない」

8「あれ?やっぱり…?」

-潜水艦基地・潜水艦娘用個室-

19「はぁ…はぁ…いきなり撫でるのはずるいのね…」

しかも逃げてきてしまった。絶対変な子だと思われただろう。

でも胸のドキドキが止まらない。まるで機関が異常加熱してるような、そんな気持ち。

とにかく寝よう…疲れているのは事実だ。きっと明日になれば大丈夫。またいつもの様にあの人に会おう。

ベッドへ飛び込むように寝転がり枕に顔を埋め目を閉じるとすぐに睡魔が襲ってきた。

あの人の夢が見れますように。

そう祈りながら19は眠りに落ちた。



……コンコン

提督「19、流石に寝てるよな…?」

19「ん~……?」

ノックの音で目を覚ます。なんだかあの人の声が聞こえたような…

半開きの目で時計を見ると時計は午後11時を差していた。

私たちが帰ってきたのが夕方の4時すぎ。

部屋に逃げ込んだのが確か7時頃だったので4時間は寝れたようだ。

提督「まぁ…この時間だしなぁ…。また明日出直すか…」

19「て~とく…?」

未だに覚醒しない頭でもあの人の声だけははっきり聞こえた。

あれ…?でもなんでここに…?潜水艦用の寮は基本提督でも立入禁止じゃ…。

19「夢…なの…?」

あぁ…眠る前にあの人の夢を見たいって思ったから…

ふらふらと立ち上がり扉に向かうと19は鍵を開けた。

カチャン…

提督「あれ?起きてたか…?」

ゆっくりと開く扉の先からあの人が顔を覗かせた。

19「いひひ…やっぱり提督だったのね…」

やっぱりこれは夢のようだ。

優しいながらも軍規には厳しいあの人が決まりを破ってまでここに来ることはまずないだろう。

提督「入っていいか…? 流石に見られたらまずい…」

ヒソヒソ声で通路を気にしながらあの人が入っていいかと問いかけてくる。

その時点で私は夢だと確信した。

19「どうぞなのね…」

提督「おう、悪いな…おじゃましまーす…」

ゆっくりと部屋の中へとあの人が入ってくる。

扉をあまり音が出ないように静かに閉めあの人は電気を付けた。

提督「悪いな…せっかく寝てたのに起こしちゃったみたいで…」

19「ん~…別に構わないのね…。そ、それよりどうしたの…?」

提督「あぁ、さっき元気がなかったように見えてな…本当は明日改めて聞くつもりだったんだがどうしても気になって…」

やっぱりこの人は優しいな。

ここまで艦娘に気をかけてくれる提督は他にどれだけいるのだろう…。

19「な…なんでもないのね…本当に疲れてただけなのね」

まだまだ眠気が抜けない頭だったが顔が真っ赤になったのはなんとなくわかった。

そんな私を見てこの人は心配そうに顔を近付けてきた。

提督「熱があるんじゃないのか…?」

顔を近づけて何してるんだろうと思っていたら額同士がぴったりとくっつけられる。

提督「ん~…少し熱いような気がする…」

この人は何をしてるんだろう。なんでこの人の顔がこんなに近いの?少しでも動いたら唇が触れそうな距離で…

19「え……あ……」

ようやく状況を理解した。

体が硬直したように動かない。私の機関はこれまでにないくらい激しく加熱していた。

提督「む…また熱くなった…。やっぱり熱があるんじゃ…」

19「あ…あぁ……」

このままだと機関が爆発するのではないかというくらい私はドキドキしている。

原因は紛れもなくこの人。

体が動かず声も出せないでいるとゆっくりとこの人は顔を離す。

提督「明日にでも明石さんを呼んで精密検査してもらうか…あの人の設備がないと出来ないこともあるしな…」

19「あの……ぅ…」

提督「どうした?どこか痛いか…?なんならすぐにでも明石さんと妖精さんたちを呼ぶぞ?」

今度は頬を撫でられた。心配そうな表情を浮かべて、この人の大きな手が私の頬を撫でている。

夢にしては感触がリアルすぎるがもはや私は訳がわからなくなっていた。

あ…そうか…でもこれは夢だった…。

せっかくあの人の夢が見れたんだ。夢の中くらい…

19「てーとく…」

提督「ん?どうした…?やっぱりきついのか?」

頬を撫でているこの人の手に自分の手を重ねてみる。

提督「19…?」

なんて優しい声だろう…この人を私だけのものにできたら…

他の三人には悪いけど、この人だけは渡さない。

そんな気持ちで胸がいっぱいになる。

あぁ…私ってこんな事考えれたんだな。

そう思った時にはすでにこの人をベッドへと引きずり込んだ後だった。

提督「お、おい…19…何やってんだ…」

眼下で彼は困惑した表情を浮かべていた。

私は彼に跨って見下ろす格好となっている。

提督「具合悪いみたいだから悪ふざけはやめとけよ…」

彼は必死で私から逃れようと体を動かしている。だが私は彼を軽々と両手を使い押さえつけていた。

私はここにいる潜水艦の中では馬力が一番なのだ。58と比べると実に2倍以上の馬力なのだから。

そう…私は艤装をつけたままだった。

いかに成人男性といえど艤装をつけている艦娘の力には適わない。

提督「19さ~ん…? とにかくどいてくれないかな…?」

困惑した表情も可愛い…。この人が今から私だけのものになるんだ…。

私は着たままだった水着の肩紐をゆっくり外し、胸が見えるか見えないかというギリギリまで水着を下げた。

提督「おおおおおま!マジで何してんだ!?」

あ…この人も顔真っ赤にしてる…。本当に可愛いなぁ…。

19「てーとくは…何をしても怒らないから…好きなのね…」

ゆっくり、ゆっくりと顔を近づけ私は目を閉じた。

まずは彼の唇の感触を楽しもう…。

続く…?

番外編はここまでです。

続きはまた気が向いた時にでも…

ちなみに自分は19が一番好きです!

乙です


伊号はどの娘も可愛くて選べぬ…

くっさ
もう投稿やめろや

>>399 お前ここ初めてか?力抜けよ(寛容)

また君か・・・壊れるなぁ…
まぁひとまずケツ出せよ(ゲス顔)

>>400
寛容な対応ありがとうございます

さて、今日の分投下していきます

58・19「「お待たせ(でち・なの!)」」

提督「おう、艤装つけてきたか。いつでも撃てるようにだけしといてくれ」

58「でち?単装砲しか撃てないよ?」

19「ドックに注水する?」

提督「いや、このままでいい。いくら霧の艦っていっても水のないドックじゃできることは限られるだろうしな」

58「やっぱりあの騒がしい人乗ってるのかなぁ?」

19「お祭り女とか散々言われてた人なのね。カーニバルと称したなぎ払い攻撃は驚異だったの」

提督「うぅ…銃なんて兵学校以来撃ってないから当たるかどうか…」

・・・・・・10分後

提督「な…何も動きがないな…」

58「もし昨日からあったなら誰も乗ってないんじゃないの?」

19「イクたちで調べた方が早そうなのね」

バターン!

ハルナ「霧の大戦艦級ハルナ参上(`・ω・´)シャキーン」

キリシマ「同じく!霧の大戦艦級キリクマ…じゃなかったキリシマ参上!」

元帥「すまんすまん。待たせたの」

大和「お待たせしました」ペコ

武蔵「久しいな。提督と潜水艦達よ」

提督「あぁ…やっと来てくれた…って、元帥が来たんですか!?」

58「あ、おじいちゃんこんにちわでち!」

19「いひひっ!久しぶりなのね」

元帥「お~…二人共久しぶりじゃな。いむやちゃんとはっちゃんが居ないのが残念じゃのう…」

ハルナ「これは紛れもなくマヤの艦体…でもマヤのメンタルモデルの反応がない」

キリシマ「だがこれがあるって事はやっぱりあいつも来てるんだな」

元帥「で、妖精さんから聞いたが知らぬ間にあったんじゃな?」

提督「そうなんですよ。この通常艦船用ドックは今使ってないので全然気付かなかったんです」

元帥「ふ~む…その点はハルナちゃんが現れた状況と似ておるな…」

ハルナ「さっそくだけどマヤの艦体を調べてみようと思う。重力子エンジンは稼働してないから安全とは思うけど」

キリシマ「そもそも水上じゃないからな。流石に霧でもどうしようもない。お前らは念の為にここから出ていてくれ」

元帥「二人共頼んだぞ。ワシらは別室で待たせてもらおう」

提督「それでは執務室に行きましょう。何かあった場合あそこが一番頑丈にできてますから」

大和「私達はどうしましょうか?」

武蔵「霧の二人組に付いているか?」

ハルナ「二人も元帥達といて欲しい。もしかしたらマヤのメンタルモデルが潜んでるかもしれない」

キリシマ「概念伝達空間にも反応ないから大丈夫だとは思うけど…何があっても不思議じゃないからな」

大和「わかりました。何かあったらすぐに通信お願いしますね」

武蔵「役に立てんようですまんな。では私達は行こうか」

-潜水艦基地・執務室-

提督「まさか元帥自らが来られるとは思いませんでしたよ。はい、コーヒーです」

元帥「おお、すまん。この基地の事は最重要機密じゃからな。中々寄越せる者がおらんのじゃ」

提督「しかし…元帥の身に何かあったらどうするんですか…」

元帥「だから大和と武蔵を連れてきたんじゃよ。それに霧の戦艦二人組もな」

提督「私の見間違いでなければ一人はクマのぬいぐるみに見えたのですが…」

元帥「キリシマちゃんも色々あるんじゃよ…あの子の苦労してるんじゃ…」

提督「はぁ…そうですか。しかしまさかここに霧の艦が出てくるとは思いませんでした」

元帥「そうじゃな…。ワシらも各地を探しておるがまさか呉に居たとは…まさに灯台下暗しじゃ」

提督「攻撃されなかった事も運が良かったですよ。あのドックの隣は弾薬と燃料が保管されてますから」

元帥「随分危ない配置じゃな…そんな作りじゃったか?」

提督「潜水艦たちが全員艦娘になってからはあのドックは使う予定ありませんでしたので…」

元帥「今度改善命令を出す…どうにかなるように考えておけ…」

58「てーとく達が難しい話しててつまらないでち…」

19「きっと緊急事態なのね。我慢するのね」

大和「貴女たち随分のんびりしてるわね…」

武蔵「私は元帥が真面目な話をしているのに驚いているのだが…」

大和「あの人もちゃんとすればああなのよ。ちゃんとやればね…」

58「……」ジー

大和「ん…?どうしたのかな?」

58「やっぱり戦艦は大きいでち」

大和「え?あぁ、この砲塔…大きくて邪魔になってないかしら?」

58「砲塔も大きいけどこっちも大きいでち」

大和「ちょっと…どこ見てるんですか!」

武蔵「なんだなんだ…恥ずかしがることはあるまい」ドタプーン

大和「武蔵にはいつも言ってるけどもう少し恥じらいを持ちなさい!」

19「う~ん…流石に戦艦には勝てないのね…」

元帥「艦娘達が悩ましい話をしておるのう…」

提督「元帥…鼻の下伸びすぎです…」

元帥「はっ…いかんいかん。さて、話の続きじゃが横須賀にはコンゴウちゃんが来ておっての」

提督「以前私たちと敵対した霧の大戦艦級ですね?大丈夫なんですか?」

元帥「うむ、あっちにおる金剛提督から聞いたが今のところ問題はないそうじゃ」

提督「あぁ…今あいつは横須賀にいるんですね…」

元帥「そうか、お主と長門提督と金剛提督は同期で仲がよかったな…」

提督「もう5年以上会ってませんけどね。それ以前に今の私じゃ会いに行けませんから」

元帥「なら会いにいくか?ワシらは明日には横須賀に発つ予定じゃがどうする?」

提督「は…?いやいや…私の立場上会うわけには…」

元帥「ワシがよいと言っておるんじゃ。何も問題はないじゃろう」

提督「しかし…」

元帥「お主をこんなところに閉じ込めて申し訳ないと思ってるんじゃ。たまには礼をさせてくれ」

提督「私にはもったいないお言葉です…では、その好意に甘えさせてもらいましょう」

一旦小休止とります

一旦乙です

コンコン

提督「あ、はーい。どうぞ」

ガチャン

ハルナ「やっぱりここだった」

キリシマ「マヤの艦体調査終わったぞ」

大和「あら、直接来たんですね」

ハルナ「一応ここの構造を把握しとこうと思って…」

キリシマ「マヤの艦体がここにある以上また来ることになるだろうからな」

武蔵「ふむ…確かにそうだな」

元帥「それで…なにかわかったことはあるかね?」

ハルナ「艦体自体は異常はない。罠が仕掛けてあるような事もなかった」

キリシマ「艦体と武装にロックもかけてきた。これでマヤが戻っても勝手に動かすことはできない」

元帥「ほほお…中々便利な能力を持っているようじゃの」

ハルナ「長い時間のロックは不可能だけどね。少しの時間なら大丈夫だよ」

キリシマ「まぁ二人でやってきたから1週間は持つはずだ」

提督「霧の艦ってなんでもできるんだなぁ…」

58「ごーや達も提督にロックされてるでち!」

19「いひひっ!間違って解体されたりしないのね!」

提督「いや…多分こいつらのはそういうロックじゃないぞ…」

ハルナ「解体…?艦娘は人間に解体されるの?」

元帥「まぁ…どうしても不要になることもあるからの…。そういう時は解体処理を施しておるのじゃよ」

キリシマ「解体された艦娘はどうなるんだ?」

提督「そ、それは…」

元帥「なあに、死んでしまったりするわけじゃない。普通の女の子に戻るだけじゃ」

ハルナ「中々興味深い」

キリシマ「ふーん…兵器から普通の人間にね…不思議な事をするもんだ」

提督「元帥、言ってしまってよろしかったのですか?」

元帥「解体ができるのは妖精さんだけじゃ。問題なかろう」

元帥「さて…とりあえずあの重巡洋艦が問題ないことはわかったしワシらは戻ろうかの」

大和「そうですね…明日は横須賀に行かないといけませんし」

武蔵「では、戻るとするか」

ハルナ「キリシマ、行くよ」ヒョイ

キリシマ「ちょ!自分で歩く!降ろせー!」ジタバタ

元帥「それではな。明日、0700に三笠のところで待っておるぞ」

提督「はっ!了解しました!本日はご足労ありがとうございました」

ガチャ…バタン

提督「さて…明日の準備するか」

58「てーとく…ゴーヤたちは…」

19「置いていっちゃうなの…?」

提督「お前らも連れて行くに決まってるだろ。置いていったりなんてしないよ。さ、準備してこい!」

58・19「了解(でち!なの!)」

-横須賀鎮守府・金剛提督の執務室-

コンゴウ「……」

金剛「……」

榛名(お姉さまとあの人…ずっと向かい合って座ってるだけですね…)ヒソヒソ

比叡(ひえー!なんだか怖い…)ヒソヒソ

霧島(ただならぬ雰囲気ですね…まさに一触即発でしょうか…)ヒソヒソ

コンゴウ「……」

ズズー…

金剛「……」

コンゴウ「……」

カチャン…

コンゴウ「美味しい紅茶だ…提供してくれた事に感謝するよ」

金剛「yes!その紅茶の味がわかるとは…中々やりますネー!」

コンゴウ「概念伝達空間で飲んでいたのは真似事だったからな…実際に飲んだのは初めてなのだが…」

コンゴウ「口に含んだ時に広がる風味…そして香り…実に美味だ」

金剛「それはよかったネ!スコーンも用意してありマース!さ、食べてみてくだサーイ!」

コンゴウ「ではいただこう…。これは…ジャムに…もう一つはなんだ?」

金剛「クロテッドクリームといいマース!牛乳を弱火で煮詰めて一晩置いたものを集めて作られてますヨ!」

金剛「紅茶にスコーン…それにクロテッドクリームにジャム…バター…」

金剛「こうやって楽しむ習慣をCream Teaといいますネ!」

コンゴウ「紅茶の飲み方にも色々あるのだな…興味深い」

金剛「スコーンにこうやってクロテッドクリームをたっぷり塗って…まずはジャムから塗ってみるネ!」

コンゴウ「ふむ…クロテッドクリームはかなり多量に塗るのだな…。そしてジャムを…んぐ…もぐもぐ…」

金剛「どうですか…?」

コンゴウ「これは実にお茶にあう…。今度他の者にも勧めてみよう」

比叡・榛名・霧島(すごく普通にお茶を楽しんでるー!)

金剛提督「お前ら…ソファの影に隠れてなにやってんだ…」

金剛「あ!テートクー一緒にtea timeしようヨー!」

金剛提督「はいはい。まずはこちらの方に挨拶させてくれ」

コンゴウ「貴官がここの提督か。お邪魔している」

金剛提督「あ、どうも。ええと…霧の大戦艦級の…」

コンゴウ「コンゴウだ。霧の艦隊”東洋方面第1巡航艦隊旗艦をやっている」

金剛提督「ご丁寧にどうも。私は金剛提督。この子らの艦隊司令官です」

金剛「旗艦は私ネー!」

金剛提督「金剛とコンゴウが旗艦か…」

コンゴウ「ふっ…面白い偶然もあったものだな」

金剛提督「明日には元帥がハルナさん達を連れて来るそうなので…それまでゆっくりしててください」

コンゴウ「私を受け入れてくれた事に礼を…それとお願いしたいことがあるのだが…」

金剛提督「なんです?私に出来る範囲でならお答えしましょう」

コンゴウ「あそこの三人にも挨拶をしたいのだが…いいか?」

金剛提督「あぁ…おい!お前らいい加減そこから出てこい!」

金剛「私の妹達は恥ずかしがり屋さんネー」

比叡「なんだか出づらくて…」

榛名「すいません…」

霧島「私の戦況分析が外れた…」

金剛提督「はいはい、とにかくコンゴウさんに挨拶しなさい。まずは比叡からな」

比叡「はい!金剛型戦艦二番艦!比叡です!お姉さまの事ならお任せ下さい!」

コンゴウ「元気がいいな…いいことだ」

榛名「次は私ですね。初めまして、金剛型戦艦三番艦、榛名です。よろしくお願いしますね」

コンゴウ「こっちのハルナとは性格がまるで違うようだな…。こちらこそよろしく」

霧島「最後は私ですね。金剛型四番艦、霧島です。頭脳の事なら、誰にも負けない自信があるわ!」

コンゴウ「こっちのキリシマもこれくらい落ち着いて物事を考えれればいいのだが…」

金剛提督「さて、とりあえず挨拶は終わったみたいだな」

コンゴウ「重ね重ね申し訳ないのだが・・・もう一ついいだろうか?」

金剛提督「はい?なんでしょう?」

コンゴウ「ナガラがどこにいるか聞いておきたい。私の艦体とは別の場所に運ばれたようだからな」

金剛提督「あぁ、あの軽巡洋艦なら別のドックに入ってますよ。戦闘で若干の損傷があるようでしたので」

コンゴウ「この世界には霧を修復する技術があるのか?」

金剛提督「えぇ…まぁ…以前霧の方たちと戦った時に我々に協力してくれた霧の方の修理をしましたので…」

コンゴウ「それは驚いた…。ヒュウガの入れ知恵もあるだろうがまさか修理可能とは…」

金剛提督「妖精さんは万能なんです」

コンゴウ「妖精…?妖精とは一体…」

金剛提督「妖精さんは妖精さんです。それ以下でもそれ以上でもありません。いいですね?」

コンゴウ「あ、あぁ…(あまり深く追求しないほうがよさそうだ…)」

今日は一旦ここまで!
月曜の投下ですがちょっと遅くなりそうです

乙。

乙なのね

乙である

乙です

イライライライラ
書くのやめや…!!

たくさんの乙コメありがとうございます

乙コメのなかに利根と19が混ざってる可能性が微レ存?

少し時間取れましたので番外編投下します

前回の番外編の続きではありません

番外編-提督が鎮守府に着任しました-

このお話はまだ潜水艦隊が発足したばかりのお話。


提督「はぁ…ついにこの日が来てしまった…」

真っ白の真新しい士官服に身を包み俺は呉にある潜水艦基地へとたどり着いた。

その士官服には少将の証である階級章が取り付けられている。

提督「まさか俺が艦隊の指揮をとることになるなんてな…」

6年前に海軍兵学校を出て俺はすぐに田舎へ帰った。

深海棲艦との戦争が激化しているのは知っている。

だけど俺は恥ずかしい話であるが戦うことに怖気付き逃げるように軍を辞めて田舎へと帰ったのだ。

それからは実家がやっている和菓子屋の手伝いをしながら過ごしてきた。

両親も、近所の人たちも帰ってきた俺を咎めることなく再び迎え入れてくれた。

実家に先生…今では元帥をやっているあの人が来るまでは。

元帥「君に頼みがある」

提督「え?あの…私はもう軍を辞めて…」

元帥「知っておるよ。だからこそ君の所へ来たのじゃ」

提督「ですが…私は……」

元帥「まぁそう暗い顔をするな。お主には艦娘の艦隊の指揮をとって欲しくてのう」

提督「はぁ!?私にですか?通常艦隊の指揮ではなく…艦娘の!?」

元帥「そうじゃ。まぁその艦隊が少々特別でのう…。中々任せれる者がおらんのじゃよ」

提督「ですが…私はもう軍を辞めて6年たっているんですよ?そんな私に艦隊の指揮など…」

元帥「兵学校で成績首位をとり続けたお主の事をワシは今でも評価しておるんじゃ」

提督「そんな…あれはたまたま…」

元帥「もちろんタダでとはいわん。もしやってくれるなら少将の階級を与えよう」

提督「ぶっ…!いきなり少将ですか!?」

元帥「そしてちと汚い話になるんじゃが…金銭もかなりの額を支給しよう」

提督「…!」

金がもらえる。

この言葉に俺は恥ずかしながら反応してしまった。

実家の和菓子屋の経営が思わしくないからだ。

この戦時下であるご時世。高級和菓子を買ってくれる人などそうそう居らず経営はかなりきつかった。

両親も店をこの代でたたもうか…などと話していたのだから。

創業200年近い老舗の和菓子屋をたたむ。先祖代々続いてきた店を…。

提督「……」

元帥「どうかね?悪い話じゃないと思うのだが…」

提督「両親と話をさせてください…返事はその後でよろしいでしょうか?」

元帥「ふむ…よかろう。よい返事を待っておるよ」

元帥がお帰りになったあと、俺は両親に事情を話した。

軍に戻ればかなりの学の金銭が支給されること。艦娘の艦隊指揮は司令官が前線に出ないので安全だということ。

最初は危険だ、そんなことはしないでくれと否定していた両親だったが俺が店を立て直すと説得すると渋々首を縦に振った。

そうして俺は再び軍に戻ったのである。

提督「しかし…あの時は店を俺が立て直すんだ!なんて息巻いて出てきたが…」

提督「いざこうやってきてみるとやっぱり緊張する…」

潜水艦基地は呉のの軍港のかなり外れの方に位置していた。

この艦隊は海軍きっての最重要機密である。決して口外しないように。

そう説明されて改めて事の重大さに気づいた俺はさっきからため息ばかり出ていた。

だが元帥は言っていた。

軍を辞めたお主だからこそこの秘密艦隊の指揮を取れるのだ…と。

戦果も残らず存在すらしていない。だがこの戦争を終結させる重要な艦隊であると。

現にこうして少将の階級を与えられたことがその証拠だろう。

提督「よし…ここでグダグダしててもしょうがない…行くか!」

自分の頬を叩き気合を入れ直す。

どう見ても倉庫にしか見えない建物のドアを開け俺は意を決して中へと入った。

提督「なんだここは…?本当に艦隊司令部なのか…?」

中に入るとそこは何もないガランとした倉庫だった。

高い位置にある窓からかろうじて入ってくる太陽の光に舞い上がった埃が反射している。

?「提督さんですね?お待ちしておりました」

その倉庫の真ん中に一人の女性が立っていた。

小脇には沢山のファイルを抱えメガネをかけている長髪の女性が俺に向かって微笑みかけている。

提督「あ…はい、そうですけど…」

?「聯合艦隊第零艦隊第一特務艦隊司令部へようこそ。私、大淀と申します」

第零艦隊…?そんな艦隊が存在しているのか…?いや…書類上はないんだった。

そんな事を考えていると大淀、と名乗った女性がこちらへ歩いてくる。

大淀「それではさっそくですが執務室へご案内させて頂きます」

提督「へ…?でもここ何もないんですけど…」

大淀「ふふ…執務室への行き方も一緒に説明させてもらいますね」

そう言うと彼女はポケットから何かリモコンのようなものを取り出した。

大淀「いいですか?この真ん中の赤いボタンを押すと…」ポチットナ

ガコン…ゴゴゴゴ…

提督「うわ!床が動いて階段が…なんだこの謎の機能…」

大淀「閉めるときはこの隣の黄色いボタンを押してくださいね」

提督「あ、はい。わかりました」

大淀「それと…支給された中にこれはありましたよね?」

彼女はリモコンと一緒に出していた黒い棒状のものを俺の前に差し出す。

提督「は、はい。ポケットに入れてあります。それ、なんなんです?」

大淀「これがないと次の扉が開けれないんです。忘れないようにしてくださいね?」

提督「へぇ…すごいハイテクなんだなぁ…」

大淀「それでは執務室へ行きましょう。艦娘達が待ってますよ」

提督「はい!わかりました」

提督(うわ…マジかよ…地下にこんな場所があったなんて…)

階段を降り、扉を抜けた先には普通の廊下が続いていた。

真っ白い壁が続く廊下の両脇にはいくつもドアがあり、ここが地下だということを忘れそうになる。

提督(開発室に…食堂…、それに…お風呂…?なんか普通の建物みたいだ)

大淀「執務室は一番奥の扉になります。さぁ、行ってあげてください。どんな人がくるか楽しみに待ってますよ」

提督「へ?あ…はい!」

キョロキョロしてた俺は思わず間抜けな声を出して返事をしてしまった。

艦隊司令官室、とデカデカと書かれたプレートがドアに据え付けてある。

先ほどから思っていたがかなり真新しい。どうやら作られてから日が浅いようだ。

提督(はぁ…ついにか…。緊張するなぁ…怖い艦娘さんだったらどうしよう…)

以前見たことある艦娘といえば兵学校の視察に付いてきていた長門と陸奥くらいだった。

その姿はまさにこの国の誇りであることを示すように巨大な艤装に身を包み凛とした面持ちであったのを思い出す。

提督(ええい!ここで怖気ついてもどうしようもない!行くぞ!)

提督「…失礼する」

重々しいドアを開けると正面には立派な執務机に上等そうなソファ、そして来客用であろうテーブルが見えた。

そして執務机の前に二人の少女が直立不動で立っており、お手本のような立派な敬礼をしていた。

大淀「提督が潜水艦隊に着任しました。これより艦隊の指揮をとられます」

大淀さんもその隣に立ち、同じように敬礼するとよく通った声でそう言う。

提督「…うむ。これからよろしくたのみゅ」

噛んだ。着任早々挨拶で噛んだ。それが俺の司令官生活初日の出来事であった。

続く

今日の投下はここまで!

本編ですが現在構成がまとまらず煮詰まっております…

しばらく番外編を投下しようと思ってますが需要ありそうですかね?

もし需要ありそうなら以前投下した番外編の続きも書きたいと思います。

それではまたー

おつですー

乙です

乙乙

お疲れ様です、ヒエイがアニメに出てなかったのが残念^^;


本編期待してるけど番外編も期待

毎回乙コメありがとうございます

>>436
本当はコミック組も出したいのですがネタバレになってしまうので没にしました
コラボイベ参加組のみの出演にしております

>>437
本編ですが現在頑張って構成中です。もう少しお待ちください
あと本編の間にこうやって番外編を挟んでいこうと思ってますので是非読んでみてください

火曜日の投稿は15時すぎの予定です


おつんつん

現在珍しく書き溜めしてるのですのが思いのほか時間がかかっております

夜には投下できると思いますのでお待ち頂けると幸いです

ちょっとだけ投下します

-舞鶴鎮守府・重巡洋艦艦隊-

重巡提督「ういーす。みんなおはよー」

高雄「おはようございます」

愛宕「あら~今日は早いのね~。おはようございま~す」

マヤ「カーニバルだよ!」

鳥海「あ、司令官さん。おはようございます」

重巡提督「みんな今日も元気だねぇ…。特に摩耶…は?」

マヤ「カ~ニバルだよ! み~んな、手加減なしで吹っ飛ばしちゃうよ~っ!」

重巡提督「え……?誰だお前ー!」

バターン!

摩耶「おい!ここに変な奴は来てねーか!」

マヤ「げ!もう縄ほどいちゃったの?」

摩耶「てめー!よくもアタシを縛って倉庫に閉じ込めてくれたな!」ガシ

マヤ「やだやだ! マヤのことイジメちゃやだー!」ジタバタ

摩耶「おい!誰か縄持ってきてくれ!縛り返してやる!」

重巡提督「んでこいつ誰だよ…」

摩耶「知らねーよ。アタシが顔洗ってたらいきなり後ろから縛ってきやがったんだ」

重巡提督「いくら顔洗ってたからって摩耶を後ろから縛れたのかよ…」

高雄「でも…艦娘…でもないようですね…」

愛宕「迷子かしら~?でも普通はこんなとろこに入ってこないわよねぇ…」

鳥海「とりあえず警備兵詰所まで連れて行きましょうか?」

重巡提督「ん~…そうするしかないよなぁ」

マヤ「えー!みんな遊んでくれないのー?」

マヤ「つまんない!つまんないー!」

重巡提督「お嬢ちゃん…ここは軍の施設だから一般の人は入っちゃダメなんだよ」

マヤ「ぶ~…だったらマヤ、勝手に遊んじゃうもんね!」

重巡提督「うお!なんだ?いきなり体の周りに変な光の輪っかが出てきたぞ!」

高雄「提督!危険です!お下がりください!」

愛宕「もう、朝からこんな事勘弁してよね~」

マヤ「こんな縄ちぎっちゃうのかんた~ん♪」ブチ!

重巡提督「ま…まじかよ…グルグル巻きにしてたのに…」

鳥海「とにかく司令官は下がってください!」

摩耶「く…まさか新手の深海棲艦か?」

マヤ「あれ~……?」バタン

重巡提督「た…倒れたぞ…?」

高雄「油断しないで!罠かもしれないわ!」

愛宕「お嬢ちゃん大丈夫~?」

摩耶「……何なんだよ一体…」

鳥海「動きませんね…」

マヤ「お腹すいた~……」キュー

重巡提督「は…?」

マヤ「お腹すいてうごけない~……」

-舞鶴鎮守府・食堂-

マヤ「わ~!これ食べていいの?」

重巡提督「腹減ってんだろ?食っていいぞ!」

マヤ「やった~!いただきまーす!」モグモグ

重巡提督「食ったらお前の話聞かせてもらうぞ?あとさっきの変な力使うの禁止な?」

マヤ「はーい!マヤ、ちゃんと話しちゃうよ~!」

高雄「提督ったら…もし危険だったらどうするんですか…」

愛宕「あら、いいじゃない。それにこの子可愛いわよ~?」

摩耶「いや…可愛くても怖いだろ…こいつ」

鳥海「警戒だけは怠らないようにしましょうね」

マヤ「ふ~…お腹いっぱーい♪」

重巡提督「さて…約束通りお前が何者なのか、なんでここにいるのか話してもらうぞ」

マヤ「えっとねー…マヤは霧の重巡マヤだよ」

重巡提督「ふむふむ…霧の…重巡洋艦っと…………。は?」

マヤ「なんでここに居るかはわかんな~い。気付いたら居たんだも~ん」

マヤ「ねーねー。マヤの艦体は~?全然反応ないし呼び出せないんだけどー!」

重巡提督「お…おい、霧ってもしかして…」

鳥海「現在全鎮守府、泊地、警備府、基地に捜索命令が出ている艦、もしくはメンタルモデルの事ですね」

マヤ「マヤの艦体どこ~?」

摩耶「ちょ!バカ!スカートを引っ張るな!」

愛宕「可愛いわね~。うちの摩耶と交換しちゃおうかしら」

摩耶「ふっざけるな!」

高雄「提督、ひとまず元帥様に連絡しましょう」

重巡提督「そうするしかないよな…鳥海、悪いけど元帥に至急連絡を。最重要電文で頼む」

鳥海「了解しました!」

一旦ここまで~

珍しく書き溜めなんてしてたらメモ帳の保存ミスって半分以上消えた\(^0^)/


続きはまた夜に投下します


あれほど保存には気を付けよと言ったのに(12000字のレポートを間違えて消した人)

乙です

乙コメありがとうございます

>>448
なんとも言えない絶望感に襲われました
12000字のレポートなんて間違って消したら自分だと3日は立ち直れそうにないです

続きを投下していきますー
今度は書きながら投下になりますのでゆっくりとなります

-戦艦三笠甲板上-

58「う~み~はひろい~な~♪大きいでち~♪」

大和「随分ご機嫌ね、ごーやちゃん」

58「あ!大和さんでち!こうやって外に出れるのは滅多にないから楽しみでち!」

大和「ふふ、それに可愛い服ね。よく似合ってるわ」

58「ありがとうでち!艦娘ってばれたらダメだから頑張ってオシャレしてきたでち!」

大和「私もたまにはオシャレしたいわ…。機会がないのよね…」

58「でもその日傘似合ってるでち!まさに大和撫子でち!」

大和「あら?そう…嬉しいわ。ありがとう」

58「戦いが終わったらこうやって好きな服が着れる日がきっとくるでち!それまで頑張ろう!」

大和「えぇ、そうね。早くこの戦いを終わらせましょう」

-戦艦三笠・艦橋・見張り台-

元帥「あんなに普通に話しているところを見ると兵器である事を忘れるのう」

提督「そうですね…早くあのような日常を取り戻したいものです」

元帥「彼女らが記憶を失うことになってもか?」

提督「それは…仕方ないことでしょう…。その方が彼女たちも幸せでしょうし」

元帥「解体処理を施した艦娘は普通の人間になる代わりに記憶をすべて失う…それだけはどうしようもない」

提督「兵器として生き続けるよりそのほうがずっと幸せですよ。誰かと結ばれ、子を授かり幸せに暮らすべきです」

元帥「お主はジジくさい事を言うのう…。じゃが艦娘のままでも子を作れるのだぞ?」

提督「それは初耳ですな…。そんなことまで実験していたんですね」

元帥「色々あったんじゃよ…色々な…」

提督「その事については聞かないでおきましょう。面白い話でもないんでしょう?」

元帥「そうじゃな…ワシも話すのははばかられる」

武蔵「なんだなんだ…男二人が揃って辛気臭い顔して…」

元帥「武蔵か…。気にするな、仕事の話じゃ」

武蔵「元帥が仕事の話だと…?これは明日槍が振るな。ははは」

提督「言われてますよ」

元帥「こやつはワシを弄ってないと気がすまんらしい」

武蔵「ふっ…すまんすまん。…悪いが話は聞こえていたよ」

元帥「まったく…お主でなかったら引っ捕えて一生監禁しとるとこじゃ」

武蔵「おぉ…怖いな…。まぁ私は誰かに口外するつもりなどないよ」

提督「武蔵はさっきの話を聞いてもどうも思わなかったのか?」

武蔵「ん?記憶を失うことか?それとも子を孕める事かな?」

提督「両方だ」

武蔵「そうだな…まず記憶を失うことだが…私は別にどうも思わん。自沈処分されるよりはマシだと思うがな」

武蔵「それに記憶を失っても私という存在が消えてしまうわけじゃないだろう」

提督「それはそうだが…こうやって元帥と過ごしたことも忘れるんだぞ?」

武蔵「その時はその時さ。案外ぽっと思い出してまた弄りに行くかもしれんしな」

元帥「お主ならそうなりそうで怖いぞ」

武蔵「ふっ…この武蔵様をなめるなよ…っともうひとつの質問だったな」

提督「別に無理して答えなくていいぞ?デリケートな質問だしな」

武蔵「子を孕めることだが…正直今の私ではイメージが全然つかない」

武蔵「普通の女ならそれが幸せな事なのだろうが…今の私は大和型超弩級戦艦…」

武蔵「所詮今はただの兵器さ。それ以下でもそれ以上でもない」

元帥「お主らしい答えじゃな…逆に安心したわい」

武蔵「それに…元帥にはもう子種もないだろう。孕むなど夢のまた夢だ」

元帥「なんじゃとー!なんなら今すぐにでも試して…」カチャカチャ

提督「元帥、ここで脱がないでください。下にいる大和がなにか察してすげー顔で睨んでます」

提督「それに武蔵…今さらっと元帥って言ったが…そういう感情を持ち合わせているのか?」

武蔵「ん?私は元帥を好いているが…おかしなことなのか?」

提督「あ…いや…少し驚いただけだ」

武蔵「提督殿は潜水艦達が嫌いなのか?」

提督「嫌いじゃないけど…」

武蔵「随分煮え切らないな…提督殿はあいつらを大事にしているものかとばかり思っていたが…」

提督「そりゃ大事だけど…そういう考えは…まだ…」

元帥「武蔵、あまりそやつをいじめてやるな」

武蔵「む?私はそのようなつもりは…。気を悪くしたならすまん」

提督「いや、武蔵は悪くないよ。俺がはっきりしないのが悪いんだ。こっちから質問しといて悪いな」

武蔵「ふむ…私が言うのもなんだが…あの子らを大切にすることだけは忘れてやるな」

提督「もちろんだ。それだけは絶対におろそかにしないさ」

武蔵「それを聞けて安心した。二人の話の邪魔をして悪いな。私は操舵室に戻っているぞ」

提督「驚きました。武蔵があのような考えだったなんて…」

元帥「あやつは側室でもいいなどと言っておるのじゃ。正直ワシも驚いておるよ」

提督「大和も同じような考えなのですか?」

元帥「ん?あぁ…ちゃんと聞いたことないが恐らくな…。死んだカミさんにもそっくりだし」

提督「いっそのこと再婚されてはどうです?」

元帥「再婚…か。考えてはおるんじゃがな」

提督「きっと大和と武蔵も喜びますよ。式には呼んでくださいよ?」

元帥「お主はワシに早速ジュウコン・カッコカリしろというのか?」

提督「は?えっと…なに…カッコカリですって?」

元帥「じゃからジュウコン・カッコカリじゃよ。お主、知らんのか?」

提督「いや…初耳なんですけど…」

元帥「おかしいのう…お主のところには連絡がいっておらんかったか」

元帥「それじゃワシが教えてしんぜよう。ある一定の練度まで達した艦娘とな…」

元帥「さらなる絆を深める事のできる儀式…それが…」

元帥「ケッコン・カッコカリじゃ!」

提督「…………は?」

元帥「だーかーら!艦娘と深い絆を深めることをケッコン・カッコカリというんじゃよ」

元帥「さらに複数の子とケッコンすることを通称ジュウコン・カッコカリと言うんじゃ」

提督「いや…ケッコンって!何言ってるんです!?」

元帥「何って…最近妖精さんが見つけ出した新たな艦娘強化なんじゃが…」

提督「ですからその名称ですよ!もっと他になかったんですか?」

元帥「他も何も…書類一式と指輪を渡す行為からケッコン・カッコカリと名称をつけたんじゃが…変か?」

提督「それもう本当の結婚じゃないですか!」

元帥「確かに普通の結婚と変わらんように思うが…あくまでケッコン・カッコカリは艦娘の強化じゃ」

元帥「ケッコンした艦娘は耐久力が若干上昇し他の能力も多少だが上がる。燃費もよくなるしな」

元帥「本当の結婚とは遠く及ばないんじゃ。だからこそカッコカリと名付けた」

提督「…そう、ですか」

元帥「お主のところもシオイちゃんを除くと全員カッコカリ可能なはずだぞ?」

提督「む…確かに遅れて配備された401以外は練度は高いでしょうが…」

元帥「書類一式と指輪をお試しで届けておいたはずなんじゃがのう…」

提督「いえ…この前支給された物資の中にはそのようなものはなかったですよ?」

元帥「おかしいのう…なにかの手違いで支給漏れしたんじゃろか…送り直してやろう」

提督「いえ、結構です。うちの艦隊には必要ありません」

提督「私はその制度を使うつもりはありません。今後、何があっても」

元帥「そうか…あの子らも喜ぶと思うのじゃが…」

ガタン!

元帥「誰かそこにおるのか?」

提督「また武蔵か?」

19「あ…あの…その…」

提督「なんだ…19か…びっくりさせるなよ」

一旦ここで小休止取ります

一旦乙です

一旦乙
いやなに、大体の構成は残ってるんだけど、12000の内約3000は字数稼ぎだからそこを思い出すのが一番辛かったw
レポートでこれだから、これじゃ定期的にSS書くのは俺には無理ですわw

>>461
即興で書くという方法もあるのじゃよ?(ゲス顔)

自分の投稿時間見てもらうとわかりますが殆ど書き溜めしてないです

ほぼ即興ってわけじゃないですがその場で書いていった方が連投規制にも引っかからず
モチベも保てるので自分は好んでそうしております

今日の残りの分投下していきます
19推しなのは勘弁してくだち…

元帥「おぉ…イクちゃんか。どうしたんじゃ?」

提督「そんな柱の影にいないでこっちくればいいのに…」

19「えっと…その…」

19「提督はイク達の事なんてどうでもいいのねっ…!」

タタタ…ガチャ…バタン!

提督「なんだあいつ…何言って…」

元帥「まさか…さっきの話を聞いておったのでは…」

提督「ケッコン・カッコカリの事ですか?それだとしても元帥に向かってあの態度は…」

元帥「イクちゃん…泣いておったようにも見えたが…」

提督「はぁ…とにかく後で私からきつく言っておきますので…」

元帥「バカモン!さっさと追いかけんか!」

提督「え?あの…」

元帥「お主がケッコン・カッコカリを使わないと言ったことにショックを受けたんじゃ!」

提督「はぁ?しかし私とあいつらは…」

元帥「まったく…女っ気のない生活を送ってる奴は…」

元帥「いいか?いくらケッコン・カッコカリがただの艦娘強化の方法だとしても…」

元帥「彼女らにとってはとても大切な事なんじゃ。艦娘であるうちは特にな…」

提督「……」

元帥「彼女らが唯一心を許せるのが指揮をとる提督だけじゃ。まぁ…中にはロクでもないのもおるがの」

元帥「その提督と更に深い絆を結べる…たとえそれが強化方法だったとしてもな…」

元帥「それを頭ごなしに否定されてみろ?どう思う?」

提督「くっ…元帥、失礼します!」

タタタ・・・

元帥「はぁ…指揮官としては有能じゃが女の扱いは素人じゃな…」

-戦艦三笠・甲板-

19「はぁ…はぁ…!」

58「あれ?イク、そんなに走ってどうしたでち?」

大和「イクちゃん、あまり走ると危な…え?」

19「……ほっといてなの!」

バッ!

ザバーン!

58「え…?」

大和「ちょっと!イクちゃん!貴女…!」

大和「艤装を付けずに海に飛び込んだりしたら!」

提督「はぁはぁ…19は!?」

58「てーとく!どうしよう…イクが…イクが海に飛び込んだでち!」

提督「な…なに!?」

大和「イクちゃんは艤装も付けずに飛び込んだんです!このままだと…」

提督「あいつ…何馬鹿な事を…!」

58「てーとく!何しようとしてるでち!」

提督「何って…早く助けないと!」

大和「今日は波が高く危険です!貴方まで溺れたらどうするんです!」

提督「でも…このままじゃ!」

大和「…元帥!大至急潜水隊を海へ!あと救助艇を出して!」

元帥「わかった!…わしじゃ!大至急潜水隊を潜らせろ!大切なゲストが海へ落ちた!」

水兵A「はっ!了解しました!」

水兵B「甲板上より滑落者あり!!救助艇を降ろせー!」

提督「19…なんで…」

58「ごーや…艤装を付けてくるでち!」

大和「提督さん、何があったかなんて野暮な事は聞きません…でも…」

大和「あとで絶対に彼女に謝ってくださいね」

19(あぁ…艤装がないと全然浮かべないのね…)

19(それに水の流れにも逆らえない…どれだけあがいても…)

19(でももういいの…提督に…大事にされないくらいなら…イクなんて…)

ゴゴゴゴゴゴ…

19(何かが…海中から上がってくる…?)

?「これより緊急浮上を行う。上甲板の注水ハッチを開けておくからそこに入って」

19(え・・・?)

?「チャンスは一度きり・・・いい?」

ゴオオオオ…

19(あのハッチなの…?それにこの大きさ…)

ガシ…!

19(なんとか…取っ手に掴まれ…た…のね!)

?「収容を確認。ハッチ閉鎖。排水開始。同時にきゅうそくふじょー」

ザッバアアアアアン!

-霧の大戦艦級ハルナ・艦上-

キリシマ「なんだか三笠で騒ぎが起きてるぞ?」

ハルナ「ん…?救助艇を降ろしてるみたいだし…ダイバーが数名潜ったみたい」

キリシマ「誰かが落っこちたか?」

ハルナ「可能性は高い。今日は波も高く戦艦といえど結構揺れてるし」

キリシマ「ったく…帝国海軍って言っても案外間抜けだな」

ハルナ「彼らも人間…ミスは…ちょっと待って」

キリシマ「おい…何かが…浮上してきてるぞ」

ハルナ「この反応は…まさか!」

キリシマ「おいおい…一体いつの間に…」

ハルナ「10時方向。距離400に浮上物体!」

キリシマ「やはり…401!」

今日は一旦ここまで!

続きは明日投下します

乙です


霧勢はイベ海域だけで、かつイオナしか使わなかったな結局

おつおつ

彼女たち3人に入ってもらい
4‐1~4‐3まで一気に攻略したのは良い思い出だ
(なお4‐4はアプデがきて帰ってしまた)

E5おわた…やっとおわた…

最後に金剛が旗艦スナイプかましてゴスロリ姫落としてくれた時は思わずガッツポーズしました
そしてSS撮り逃しました しょうがないね

レア掘りにいきたいところだけどもう資材がない(血涙)

さて、本日の分投下します。

-戦艦三笠・艦上-

提督「な…なんだ?潜水艦…?」

58「てーとく!艤装をつけてきた……あれは…イオナちゃんでち!」

大和「なぜいきなり…。あ!あそこ!甲板にいるのイクちゃんじゃないですか?」

武蔵「やれやれ…まったく…人騒がせな潜水艦だ…」

元帥「はぁ…とにかくイクちゃんが無事でよかった…。潜水隊と救助艇の回収を行おうかの」

大和「そうですね…。潜水隊の皆さんと救助艇は帰投してください。救助対象は潜水艦に救助されています」

水兵A「よかった~…。これだけ荒れてる海だからもう無理かとばかり…」

水兵B「む?あの潜水艦から発光信号です…。我…蒼き鋼…伊401…。旗艦に接舷したい…。返答を求む」

元帥「ふむ…接舷許可を出す。イクちゃんも収容せねばいかんからの」

水兵B「了解しました!甲板作業員は接舷準備!」

-霧の潜水艦・伊401甲板上-

19「やっぱりこれは…イオナちゃんなのね…」

ガチャン…プシュー

イオナ「イク、久しぶり。潜水艦の貴女が溺れているとは思わなかった。」

19「あ、イオナちゃん…恥ずかしいところを見せてしまったのね…」

イオナ「見たところ武装も施してない。今日は波の流れも早くて危険、私が居なければ危なかった」

19「うう…面目ないのね…」

イオナ「あの戦艦に接舷する。それに…あそこにいるのはハルナ。やはり彼女も…」

19「はぁ…あんな態度取って戻りづらいのね…」

イオナ「イクは戻りたくないの?」

19「ちょっと提督にひどいこと言ったのね…少し顔を合わせづらいの…」

イオナ「だったら私の中に入って。そういう時は無理して会わない方がいい」

-霧の大戦艦級・ハルナ艦上-

ハルナ「どうやら401は三笠と接触するみたい」

キリシマ「私たちの事はスルーかよ…」

ハルナ「401の事だから三笠と一緒にいる私たちを敵だと思ってない可能性がある」

キリシマ「そういうもんかね?それに気になることがあるんだが」

ハルナ「何?」

キリシマ「私達はレーダーを全力で作動させてたんだぞ?あの三笠はともかく私たちが二人共気づかないというのがな」

ハルナ「私は401が突然現れたように思えた。文字通り、その空間に突然ね」

キリシマ「ってことは…401はここに転移してきたばっかりだと?」

ハルナ「その可能性もある。あとは401から話を聞くしかない」

キリシマ「あ~…もう…わからないことばかりで…コンゴウじゃないが考えるのが嫌になってきたぞ…」

ハルナ「とにかく私たちも三笠へ移ろう」

-戦艦三笠・401接舷中-

58「イオナちゃ~ん!久しぶりでち!」

イオナ「ゴーヤも居た。久しぶり、また会えて嬉しい」

58「ごーやもでち!イクを助けてくれてありがとうでち!」

提督「俺からも礼を言おう。ありがとう…それで…19は…?」

イオナ「貴方に会いたくないって言ってた。今は私の中にいる」

提督「マジかよ…謝ろうと思ったのに…」

イオナ「…顔を合わせづらいって言ってた。艦内のどの部屋に居るかは教えてあげる」

提督「あぁ…頼んだよ…」

ダダダダダ…

元帥「おほー!イオナちゃ~ん!」

イオナ「あ、元帥。久しぶり」

元帥「また会えて嬉しいよ~!相変わらず可愛いのう~」スリスリ

イオナ「元帥…ヒゲが痛い…」

大和「………」

武蔵「はぁ…またか…」

イオナ「大和型戦艦…大和の隣にいるのは誰?」

武蔵「あぁ…そうか。お前らが以前現れたときは私はいなかったからな。私は武蔵、大和型超弩級戦艦二番艦だ」

イオナ「初めまして。私は蒼き鋼、霧の潜水艦伊401。イオナって呼んでいいよ」

武蔵「さて…会ってそうそう悪いがイオナ。しゃがんでくれ」

イオナ「…?わかった、こう?」スッ

元帥「おっと…イオナちゃん急にしゃがんでどうし…」

ドゴオオ!

ヒューサバーン!

大和「さ、イオナちゃん。ここで話すのもなんだし艦内に入りましょうか」

イオナ「元帥が飛んでいって落ちた。助けなくていいの?」

大和「いいんですよ。運がよければどこか流れ着くでしょう」

-戦艦三笠・会議室-

大和「さて…とりあえずイオナちゃんと合流できたことだし…状況だけ整理しましょう」

提督「あの…俺は…」

大和「提督さんはイクちゃんのところに行ってあげてください。イオナちゃん、イクちゃんはどこかな?」

イオナ「イクは私の休憩室にいる。提督が艦内に入ったらガイドを出すからそれに従って付いていって」

大和「…だそうですよ?」

提督「すまん…行ってくる…」

ガチャ…

提督「おっと…」

ハルナ「あ、すまない。ぶつかるところだった」

キリシマ「注意しろよー。ハルナのコートは特別頑丈だからな~」

提督「ははは…こっちこそすまん。急いでたもんで…じゃあまた後でな」

イオナ「やっぱりハルナだった。…ヨタロウも居た」

キリシマ「そっちの名前で呼ぶな!」

ハルナ「予想はしていたけど401も来てたんだね」

イオナ「気がついたらこの海域に居た。いつから居たのかわからない」

ハルナ「やっぱり…転移してきたばかりか」

イオナ「ハルナたちも来たばかり?」

ハルナ「私達は二日前に来た。気がついたら呉の港に私の艦体ごと居た」

イオナ「そう…ハルナは艦体が戻ったんだね。で、そっちのクマは?」

キリシマ「クマって言うんじゃない!私はこの姿のままだよ…」

イオナ「…ぷ」

キリシマ「おい…こいつ性格かわってないか?今鼻で笑われた気がしたんだが…」

ハルナ「401の艦長が言ってた。たまに401は性格が変わるって…」

キリシマ「一回総点検したほうがいいんじゃないか…」

元帥「や~ま~と~…」

キリシマ「うわ!なんだこの海藻お化け!」

ハルナ「……元帥?」

大和「あら、戻って来れたんですか?運がいいですね」

元帥「まだ収容してなかった救助艇があったからよかったものの…ワシを溺れさす気か!」

大和「他の子にデレデレするのがいけないんですよ…?」ギロ

元帥「ひぃ!すすすすすまん!もうしないから許してくれ!」

武蔵「はぁ…夫婦漫才なら話し合いが終わってからにしてくれ…」

58「おじーちゃんと大和さんは夫婦でち?」

武蔵「もうそんなもんだろう」

ハルナ「夫婦漫才…タグ添付、分類…記憶」

大和「貴女たちも真面目に聞いてくださいね…?」

武蔵「わかった…わかったからその九一式徹甲弾をしまえ。ゴーヤが泣いてるぞ」

58「うぅ…ごーやの人生はここで終わるでち…」ガクガク

大和「あ、あら…ごめんなさい、ごーやちゃん…」ナデナデ

大和「こほん…それでは改めて状況を整理しましょう」

元帥「ひとまずイオナちゃんと合流できて助かったわい」

イオナ「私も知っている人たちと会えてよかった」

イオナ「ところで元帥たちはどこに向かっているの?」

元帥「ワシらはいま横須賀に向けて回航中じゃ。コンゴウちゃんに会いにの」

イオナ「コンゴウが…?」

元帥「あー…安心せい。横須賀からの連絡じゃコンゴウちゃんは何もしておらんそうじゃからな」

イオナ「そう…また深海棲艦と手を組んだわけじゃないんだね」

元帥「コンゴウちゃんも状況が飲み込めてない感じらしくてのう。ひとまず会いに行ってるんじゃよ」

イオナ「ん…理解した。私もついて行く」

ハルナ「そうしてくれると助かる。霧の艦隊は極力一箇所に集まっておきたい」

キリシマ「まだタカオとヒュウガがいるかどうかわからないけどな。マヤは艦体だけが見つかったけど…」

バタバタバタ…

水兵「し、失礼します!」

元帥「何事じゃ?なにかあったのか?」

水兵「舞鶴鎮守府の重巡提督から緊急電文です!霧の重巡マヤを名乗るものを保護していると…」

元帥「なんじゃと?舞鶴にか…」

ハルナ「私たちが舞鶴に向かおう。元帥達はこのまま横須賀に向かって」

元帥「よいのか?そうしてくれると確かに助かるが…」

キリシマ「マヤ一人くらいなら私たちでどうにでもなる。コンゴウの事は401に任せた」

イオナ「合点。任された」

元帥「それじゃあ二人とも舞鶴に向かってもらおうかの。あっちには連絡しておく」

ハルナ「了解。キリシマ、行こう」

キリシマ「あぁ、またな」

ガチャ…バタン

元帥「これであと見つかってないのは…」

イオナ「ツンデレ重巡とクソレズ戦艦だけ」

大和「え?イオナちゃん今なんて…」

イオナ「気にしないで。それでは接舷を解除する。提督とイクはそのままにしておくから」

58「…お願いするでち……」

一旦ここで切ります
続きはまた後ほど

一旦乙です

乙コメありがとうございます

番外編・提督が鎮守府に着任しましたの続きを投下したいと思います

もうひとつの番外編はあれですよ エロ書ける自信がないのでお蔵入りですよ

-番外編・提督が鎮守府に着任しましたその2-

提督(噛んだ…いきなり噛んでしまった…)

着任早々部下の前で噛んでしまった…。

大淀「あ~…コホン…それでは貴方の艦隊所属の艦から挨拶をしてもらいましょう」

大淀さんの笑顔が痛い。頼りない提督だと思われたんだろうな。

58「こんにちは!伊58です。ゴーヤって呼んでもいいよ!苦くなんかないよぉ!」

まずはショートカットの薄いピンク色の髪の子が挨拶をしてくれた。髪につけてある白い髪飾りが印象的で可愛らしい子だ。

168「伊168よ。何よ、言いにくいの? じゃ、イムヤでいいわ…よろしくねっ!」

次いで挨拶してくれた子は赤く長い髪をポニーテールにした子だった。元気があってよろしい。だが…なぜ足元に浮き輪が置いてあるんだろうか。

提督「あぁ、58に168だね。まだ小さい艦隊だけど頑張ろうな」

大淀「それでは…挨拶して早々申し訳ないのですが提督にはこの基地を案内しましょう」

-潜水艦基地・開発室-

大淀「まずはここから説明しましょう。ここは簡単に言ってしまえば艦娘自体の建造、そして装備を開発するところです」

提督「へぇ…すごい機械がいっぱいあるなぁ…。どうやってやるんです?」

大淀「決まった資材を妖精さんに渡して建造してもらうんですよ」

提督「あぁ…妖精さん達がやってくれるんですね」

妖精さん。艦娘誕生の秘密を握る重要な存在と言われている。
その出処は一切分かっていない。だが技術は人間など足元にも及ばないほど高く
艦娘製造・兵器開発など様々な事に貢献している。

工廠妖精「お、やっと新しい提督さんが来たんだね。よろしく、私は工廠妖精だよ」

提督「こちらこそよろしく。これから色々頑張ってもらうよ」

工廠妖精「任せときな!残念なことにこの艦隊は艦娘建造の許可は出てないけどね…」

提督「え?そうなんですか?」

大淀「えぇ…そうなんです。この艦隊は潜水艦のみを運用する目的で作られましたので…」

提督「そうなんですね…。妖精さん、装備開発の方は頑張ってね?」

工廠妖精「あいよ!46センチ砲から機銃までなんでも任せておきな!」

-潜水艦基地・艦娘専用入渠ドック-

大淀「こちらは損傷した艦娘を修理するための入渠ドックです」

提督「どうみてもお風呂なんですがそれは…」

大淀「これも妖精さんの技術の賜物なんですよ。修復を早める高速修復剤もあります」

提督「なんですかそのバケツ…」

大淀「このバケツの中身を早く修理したい艦娘にかけてください。そうしたらあら不思議、一瞬で修理完了です」

提督「怪しい薬とかじゃないでしょうね?」

大淀「私も使ったことありますけど何も問題ありませんよ?ちょっと冷たかったですけど」

提督「え?大淀さんって艦娘だったんですか!?」

大淀「あら?言ってませんでしたか?私、こう見えても軽巡洋艦なんですよ」

提督「そうだったんですね…。やっぱり艦娘は綺麗な人が多いな…」

大淀「提督さんったら、お上手なんですから。さぁ、次に行きましょう」

-潜水艦基地・食堂-

大淀「ここは説明するまでもありませんね?」

提督「はい、どう見ても食堂ですね」

大淀「あ~えっと…すごく申し上げにくいんですが…」

提督「なんです?」

大淀「食事は提督さん達で作って欲しいんですよ」

提督「え?主計科の方とか割烹科の方いないんですか?」

大淀「はい…艦隊の存在を外部に漏らさない為に関わる人間を最小限にしましたので…」

提督「そうですか…。まぁ…料理は嫌いじゃないのでいいですよ」

大淀「そう言ってもらえると助かります。食材だけは補給物資と一緒に確実に受領しますので…」

提督「お願いしますね」

-潜水艦基地・艦娘専用寮-

大淀「このドアの先が艦娘達の寮になってます」

提督「へぇ…でもなんでドアで区切ってあるんです?」

大淀「提督さん、艦娘といっても一人の女性ですからね?この先はよほどの事がない限り…」

大淀「貴方と言えども立ち入り禁止です。もし意味もなく立ち入ったら…」

提督「立ち入ったら…?」

大淀「…一生太陽の光が拝めないと思っていいでしょう」

提督「なにそれこわい」

大淀「立ち入らなければ大丈夫ですよ。もし艦娘達と緊急に連絡を取りたいなら要所要所に設置してある内線使ってくださいね」

提督「あ、はい。わかりました」

-潜水艦基地・廊下-

大淀「あとわからない事はありますか?」

提督「そうですね…あとは特に…ん?」

大淀「どうしました?」

提督「このドアはなんです?そういえばここ入ってないような…」

大淀「あぁ、そこは通常艦船用のドックです。ご覧になりますか?」

提督「何があるんです?」

大淀「ふふ…内緒にしておこうと思ったんですけど…お見せしますね」

ガチャン…

提督「こ…これは…」

大淀「まだ完成してないのであとのお楽しみだと思ってたんですけど…」

大淀「伊8と伊19です。まだ艦娘化の作業に入ってないですけれど」

提督「あぁ…この姿から艦娘になるんですね」

大淀「はい、妖精さん達が最後の仕上げをするんですよ。まだ資材不足で手付かずですけど…」

提督「たった二人の艦隊だと思ってたけど…あの子らにも仲間が増えるんですね」

大淀「はい、この二人の他にもう一人建造予定です。そちらはまだ全然ですけど…」

提督「最終的には5人になるのか…」

大淀「予定ではそのつもりです。もしかしたら増えるかもしれませんけどね」

提督「そうか…よかった…」

大淀「え?」

提督「いや…あの子らって公になることにないでしょう?ずっと二人だと思うと…」

大淀「お優しいんですね。あの子達も喜ぶと思いますよ」

提督「優しいなんて…そんな事は…」

大淀「あの子達をよろしくお願いしますね。私はそろそろ失礼します」

提督「もう行っちゃうんですか?」

大淀「えぇ、また新しい提督さんの所へ行かないといけませんから」

提督「大変なんですね…」

-潜水艦基地・出入り口-

提督「今日は色々とありがとうございました」

大淀「いえ、お役にたてたようで何よりです。これから大変でしょうが頑張ってくださいね」

提督「はい、帝国海軍の名に恥じぬよう頑張ります」

大淀「もし何かあったら遠慮なく元帥殿へ連絡してください。連絡先は執務室のファイルにありますので」

提督「え?そんな気軽にいいんですか?」

大淀「いいですよ。どうせ仕事してないでしょうし…仕事を増やしてあげてください」

提督「あはは…程々にしておきます…」

大淀「それでは失礼します。あの二人は執務室にいますので今日は交流を深めてください」

提督「はい、今日は本当にありがとうございました」

大淀「貴方と艦娘達の活躍、期待してますよ」

ガチャン…バタン

提督「さて…執務室に戻るか」

-潜水艦基地・執務室-

提督「改めてよろしくな」

58「よろしくでち!」

168「よろしくね、頼りにしてるわよ」

提督「君たちを失望させないように頑張るよ」

58「ごーや達も頑張るでち♪」ギュウ

提督(うお…!腕に…女の子って柔らかい…)

168「ごーやは甘えん坊ね…」

58「やったもん勝ちだよぉ」

168「司令官はそうされるの嫌じゃないの?」

提督「え?あ…嫌じゃないぞ?」

168「そう…なら遠慮なく私も!」ギュウ

提督「おっと…お前らは甘えん坊だなぁ(やべー…これが両手に花ってやつか…)」

提督「とにかく…これからよろしくな!」

8と19がこの艦隊に来るのはもう少しあとのお話。

番外編・提督が鎮守府に着任しました。 終わり

番外編終了です
一旦ここで小休止
今日はもう少し投下します

お疲れ様です、E-5攻略成功おめでとうございます。
>「クソレズ戦艦」、日向も嘆いているでしょうねww

>>497
ありがとうございます

まぁ…そうなる…わけないだろ!って感じで流石の日向もキレそうですな
ヒュウガは大井っちといい友達になりそう 

残りの分投下します。

-硫黄島-

タカオ「なんでこの海域から出れないのよ…」

ヒュウガ「潜行しても無理だったわねぇ。いつの間にか戻されてるわ」

タカオ「まさかずっとこのままって事はないでしょうね?」

ヒュウガ「それはわからないわ。通信も全然だし…概念伝達空間も繋がらないし…」

タカオ「あーもう!超重力砲でこの島ごと吹っ飛ばそうかしら!」

ヒュウガ「気持ちはわかるけどやめときなさい。ナノマテリアルの無駄よ」

タカオ「せめて他の船か飛行機でも通れば…ってあら?」

ヒュウガ「なに?また深海棲艦?」

タカオ「わからないけど…何か近づいてきてるわ」

ヒュウガ「ん~…?あれ人かしら?」

タカオ「深海棲艦にしては人っぽいわね…。艦娘じゃない?」

ヒュウガ「だとしたら好都合ね。助けを呼んでもらえるかもしれないわ」

タカオ「そうねぇ…ちょっと呼びかけてみましょう」

タカオ「そこの人ー!艦娘でしょ?私たちここから出られないのー!」

?「……」

ヒュウガ「聞こえてないのかしら?」

タカオ「外部スピーカーの音量マックスよ。下手すりゃハワイにだって届いてるわよ」

?「……ニヤリ」

タカオ「それにしてもセンス悪い服ねー。真っ黒なフードってなによ…」

ヒュウガ「その割には胸元すごいあいてるわね。あんな恥ずかしい格好するのはやっぱり艦娘でしょ」

タカオ「もう…せっかく助かると思ったのに…」

ヒュウガ「待って…あいつ…なによ…」

タカオ「尻尾…?ちょっと…あのグロテスク極まりないデザインは…」

?「……シズンジャエ」

タカオ・ヒュウガ「!?」

タカオ「ちょっと!あいつ尻尾から飛行機出してるわよ!」

ヒュウガ「しかも数が尋常じゃない!うそ…140機も一気に発艦できるなんて!」

ヒュウガ「以前来たときに収集した深海棲艦のデータにないわ!新型よ!」

タカオ「とにかく迎撃するわよ!あの数に襲われたらシャレにならないわ!」

タカオ「機関最大!対空レーザーオンライン!私の弾幕、突破できるかしら!」

ヒュウガ「まったく次から次に…イオナ様と再会するまでは沈まないわ!」

飛び魚艦爆「……」

タカオ「くっ…数が多すぎる!」

ヒュウガ「とにかく弾幕を張りまくりなさい!」

ヒュウウウウウ…

タカオ「しまった!」

ドゴオオオオン

タカオ「くっ…一発でクラインフィールドを臨界まで持っていくなんて…」

ヒュウガ「ちょっとあんた大丈夫!?」

タカオ「まだよ…まだ大丈夫!クラインフィールドが無くたってタカオはまだ戦えるわ!」

ヒュウガ「まったく…無茶しないでよ」

タカオ「喋ってないであんたも撃ちなさい!第二波くるわよ!」

ブウウウウウン…

ヒュウガ「数が多すぎる…。私があいつらを引き付けるからあんたは超重力砲を撃ちなさい!」

タカオ「わかったわ!頼んだわよ!」

ヒュウガ「さぁ…東洋方面第2巡航艦隊の旗艦を務めて居た私の実力、見せてあげるわ」

?「……キリノダイセンカンキュウ。テストニハチョウドイイアイテカナ♪」

ヒュウガ「そのヘラヘラと締りのない顔…吹っ飛ばしてあげるわ!」

タカオ「もう少し…もう少し…ヒュウガ…頑張って耐えるのよ…」

?「ン~…カンサイキノハンノウガスコシワルイナ…オモッタヨリオトサレチャッタゾ」

ヒュウガ「はあ…はあ…。どう?これが霧の大戦艦級の力よ?」

?「デモコレハドウカナ?」

ヒュウガ「は?何言って…」

ドゴオオオオン!

ヒュウガ「きゃあああ!魚雷・・・!いつの間に?」

?「イイネエ。ソノギョライオモッタヨリツヨーイ♪」

ヒュウガ(まさか魚雷も一撃でクラインフィールドを臨界にする威力なんて…)

?「サテ…サッサトカタヅケテムコウノジュウジュンヨウカンモ…」

タカオ「私たち霧をよくもコケにしてくれたわね…」

?「ソンナツヨガリイッチャッテ…スグニフタリトモシズメテアゲルヨ!」

タカオ「超重力砲、エンゲージ!さぁ…覚悟するのよ!」

?「ナニ?ソレハサスガニクラウトマズイカナァ」

タカオ「重巡だからって侮ると後悔するわよ。この火力、ハルナ・キリシマにだって引けは取らないわ!」

?「キュウソクセンコー…ナンチャッテェ」

バシュウウウウウウウン!

ドゴオオオオオオオオオオン……

━━━━
━━━
━━


ヒュウガ「………ん~…」

タカオ「ちょっと!大丈夫なの!?」

ヒュウガ「ハッ!今そこにイオナ姉さまが…」

タカオ「いないわよ…。ま、大丈夫みたいね」

ヒュウガ「あの変な奴はどこいったの!?」

タカオ「私が木っ端微塵に吹っ飛ばしてあげたわよ」

ヒュウガ「…反応ないわね…。助かった…」

タカオ「それに…なぜか海域から出れるようになったわ」

ヒュウガ「へ?あ…本当だ。結構流されてたのね」

タカオ「あいつが妨害してたのかしら?」

ヒュウガ「わからないわ…けど、もう相手したくないわね」

タカオ「新手の深海棲艦ね…。あの火力は流石にまずいわ」

ヒュウガ「大体艦載機を発進できて雷撃まで出来るとか…どれだけチート性能なのよ」

タカオ「それを私たちが言っちゃダメだと思うけど…」

ヒュウガ「とにかくさっさと硫黄島から出ましょう」

タカオ「とりあえず呉か横須賀にでも向かう?提督たちがいるでしょうし」

ヒュウガ「そうね…ここに居たらまたあんなの来るかもしれないし…行きましょう」

タカオ「久しぶりに超重力砲撃ったら疲れちゃった。陸に上がってゆっくり休みたいわ」

ヒュウガ「私は早くイオナ姉さまに会いた~い」

タカオ「はいはい、とにかく行きましょう」

今日はここまで!
いつのまにか500超えてた…
このままエタらないように頑張っていきたいと思います

それではまた~

乙です

乙~
盛り上がってきたねぇ~

乙です

今日の投下ですがかなーり遅くなると思います
すいません

お疲れ様です、二人が出会ったのがしおいちゃんでヒュウガが暴走する展開かと思ってましたが
レレレのお嬢さんが来るとは…

遅くなると言ったけどまさかここまでとは自分でも思いませんでした

少しだけですが投下します

-サーモン海域北方・深海棲艦泊地付近-

401「最近輸送艦の出入りが激しすぎる…一体奴らは何をしているの…」

401「それに空母ヲ級改も南方棲戦姫も居る…ここを攻め落とすのは容易じゃなさそうね…」

401「とにかく情報を収集しないと…」

輸送ワ級FS「……」

401「また輸送艦が入港してる。その護衛に戦艦ル級FSが二隻…空母ヲ級FSまで…」

ガコン…ゴゴゴゴ…

401「輸送艦から何かを降ろしてる…?」

南方棲戦姫「ヨウヤク…カンセイシタノカ…」

?「チョウセイニジカンカカッチャッタヨ」

南方棲戦姫「マァイイ…コレデイマイマシイ…カンムスドモヲ…」

?「ワタシガチマツリニアゲチャウヨ」

401「何なのあいつ…今までの深海棲艦と違う…」

※読みにくいので漢字にできるとこは漢字にします


?「トコロデ…アノ戦艦ハドウナッタノ?」

南方棲戦姫「スデニ改修ヲオエテイル。ジキニツカエルダロウ」

?「タノシミダナァ。私ニモアノ攻撃デキレバイイノニ」

南方棲戦姫「フン…ソノヨウナ事ヲシナクテモ…貴様ノ力ナラバ必要ナイダロウ」

?「デモ、アノ光学兵器ガアレバカンムスヲモット簡単ニタオセルヨ?」

南方棲戦姫「フン…無駄ナ燃料消費ハサケルベキダ。サァ、出撃スルゾ」

?「了解!」


401「あいつら何を言ってるの…?それにあのフード姿の深海棲艦は…」

401「とにかく収集した情報を本部に持ち帰らないと…!」

いかん…寝落ちそうなので今日はこれまでorz

たった2レスで申し訳ないです

明日はちゃんと投下します

本当に申し訳ありませんorz



そんなに気にせず ゆるりと行くのじゃ

乙です

乙コメありがとうございます

本日の投下も遅くなりそうです。ご了承ください

また遅くなった\(^0^)/

でも今日は投下します

-霧の潜水艦・伊401艦内-

提督「休憩室ってここか…」

コンコン

提督「19、いるか…?」

19「提督なの…?今はお話したくないのね…」

提督「話したくないならそれでいい。でも謝らせてくれ」

19「……」

提督「さっきはすまなかった。無神経すぎたな…」

提督「でもな…別にお前らの事を嫌いとかそういうんじゃないから…」

19「……それはわかってるのね…」

提督「俺さ…怖いんだよ」

提督「この戦いが終わったら…お前らは解体されるだろう」

提督「お前らだけじゃない。恐らく艦娘全員…な」

提督「解体された艦娘は記憶を失う…。何もかも忘れるんだ…」

19「……」

提督「本当はさ、それが一番幸せなことだと思う。こんな戦いのことを忘れられるんだから」

提督「でも俺は、お前らに忘れて欲しくないんだ…。俺の事も…この艦隊で過ごしたことも…」

19「それは…」

提督「ケッコン・カッコカリで絆を更に深めたとしても…それも忘れるんだ…」

提督「俺はそんなこと耐えられない…。こんな事言って軍人失格だって事はわかってる…」

提督「でも嫌なんだ…。お前らに忘れられること…」

19「イクだって嫌なのね…」

提督「話さないんじゃなかったのか?」

19「気が変わったのね…」

19「イクだって忘れたくない…きっとそれは他の皆もそう…」

19「でも…今だからこそ…イク達は提督に幸せにしてもらいたいのね…」

提督「19…お前…強いんだな」

19「強くなんかないのね…強かったらさっきみたいな事しないのね…」

提督「十分強いよ…俺なんかより…ずっとな」

提督「…ありがとな」

19「え?」

提督「俺みたいな奴の事、そんなに想ってくれて」

19「いひひ…わかってくれたならいいのね…」

19「イクも、ゴーヤもイムヤもはっちゃん…それにしおいちゃんも…皆提督の事が好きなのね」

提督「そんな風に思われてる俺って…相当幸せ者だよな」

19「普通だったら修羅場確定なのね」

提督「ははは…違いない」

提督「19、俺決めたわ」

19「何をなの…?」

提督「お前さっき言ったろ?今だからこそってさ」

19「言ったけど…どうしたなの?」

提督「先の事なんてわからないのにグジグジしてた俺情けない…」

19「提督?さっきから何言って…」

提督「今だからこそ…俺はお前らを幸せにしてみせる」

提督「役目が終わって…何もかも忘れてしまうその日まで…な」

19「提督…それじゃあ…」

提督「あぁ、元帥に書類一式と指輪を人数分送ってもらうように言う」

19「えっと…つまり…」

提督「401とだってすぐにケッコンしてやるさ」

提督「168と8が戻ったら…俺は皆とケッコン・カッコカリをするぞおおお!」

ガチャン

19「提督、嬉しいのね!」ダキ

提督「おっと…やっと出てきてくれたか…」ナデナデ

19「これ以上の幸せはないのね…」スリスリ

提督「きっと俺たちの他にもケッコンする艦娘と提督はいるだろう…」

提督「でも…その中でも俺たちが一番だったって胸を張れるように頑張ろうな」

19「わかったのね!海のスナイパー、イクさんの実力を見せてやるのね!」

提督「よーし!横須賀に着いたらゴーヤにも言うぞ!そのあと元帥に報告だ!」

19「いひひっ!横須賀につくのが楽しみなのね♪」

-霧の潜水艦・伊401・操舵室-

イオナ「私にはすべて見えてて聞こえてる事に気づいてない…」

イオナ「………」

イオナ「口から砂糖が出そう…」

ひとまずここまで!

続きは土曜の夕方以降投下します

遅くなって申し訳ありませんでした

乙なのね

ひっそり更新してた

乙でち

乙です

乙コメありがとうございます

今日の投下は23時以降になりそうです
すいません

毎日投下しているのに>>1が謝る必要があるだろうか、いや無い

>>532
そういってもらえると助かります

言い訳させてもらうと仕事環境が変わってこんな時間の投下が多くなっておりますorz

そしてかなり遅くなりましたが今日の分を投下しますー

-ミンダナオ海・第一遊撃部隊・第三部隊-

扶桑「まさかまたこのメンバーで艦隊を組むなんてね…」

山城「扶桑姉さま…私…嫌な予感しかしないのですけど…」

満潮「はぁ…そんな事言わないでよ…」

最上「あはは…」

時雨「……」

扶桑「時雨、どうかしたの?」

時雨「いや…なんでもないよ。ただ…静かだなと思ってね」

扶桑「そうね…それに今日はよく晴れてて…月も綺麗だわ」

山城「扶桑姉さま…もうすぐスリガオ海峡です」

扶桑「周囲に敵影は?」

最上「今のところまったくなし。この狭い海峡に月明かり…隠れる場所もないし…大丈夫だと思うけど…」

満潮「しっかり見てなさいよ!あの時の二の舞はゴメンだからね!」

最上「そんな事言われても…」

扶桑「満潮、あまりきつく言ってはだめよ?」

満潮「ふん!」

山城「あなた…扶桑姉さまになんて態度を…」

扶桑「山城、いいのよ…。このメンバー、夜間の回航命令…しかもこの海峡を通過しての…」

扶桑「あの子が気が立ってしまうのもしょうがないわ…」

山城「扶桑姉さまがそう言うなら…」

時雨「…那智さん達はちゃんとついてきてるのかな?」

扶桑「そのはずよ。後続の艦隊が那智さん達というもの何かの偶然かしらね…」

最上「こ…今度は衝突しないって!」

山城「まだ何も言ってないのだけど…」

扶桑「とにかくここさえ抜けてしまえばあとは本土へ一直線よ。油断しないように注意して…ね」

山城「スリガオ海峡に突入します」

時雨「付近に艦影なし。大丈夫みたいだね」

扶桑「流石にこの味方勢力圏に奴らはいないようね…」

満潮「いてもらったら困るわよ」

最上「とにかく…さっさと抜けちゃおうよ」

扶桑「時雨、満潮。対潜警戒頼んだわよ…?夜だから大変だろうけど…」

時雨「了解、任せてよ」

満潮「わかってるわ」

山城「お願い…何事もなく…終わって…」

扶桑「もう…山城は心配性なのだから…」

?「ソウハイカナインダヨネェ」

?「各艦ハ浮上。ソノゴ雷撃オネガイネェ!」

ザアアアア…


扶桑「何かしら…この音…」

山城「波が荒れてきたのではないですか?」

時雨「聴音機に反応が…何かが浮上してくる?」

満潮「敵潜水艦だとしたら妙ね…浮上してくる理由がないもの…」

最上「最近配属されたって噂の味方潜水艦じゃないの?」

扶桑「もしそうだとしたら、何も言わずに浮上してくる理由がわからないわ…」

山城「どちらにせよ妙です。何が起こってもいいように体勢を整えましょう」

扶桑「そうね…陣形を単縦陣に組み直しましょう…」

ザバアアアン!

雷巡チ級「……」

時雨「…!両翼に浮上した物体は深海棲艦!」

満潮「数は…30…31…39!」

最上「ええ!奴ら海中から?」

扶桑「…数は多いけど雷巡チ級のみなら落ち着いて対処を…」

山城「姉さま…それだけじゃ…ないようです…」

扶桑「え…?」

時雨「これは…何の冗談だい?」

満潮「冗談じゃないわよ…まったく…あの時と一緒じゃない!」

最上「前方に新たな艦影多数…戦艦6、重巡洋艦4、軽巡洋艦4、駆逐艦21…」

最上「完全に…囲まれてる!魚雷発射音多数!」

今日も短いですがここまで!

続きはお昼過ぎか夕方頃投下予定です

乙っぽい!

乙です

お疲れ様です、まさかまた時雨を残して全滅?(TT)

扶桑「各艦落ち着いて!回避行動!」

山城「海面に向けて副砲、機銃で弾幕貼りなさい!一発でも魚雷を落とすのよ!」

最上「敵駆逐艦郡、両翼に展開!こちらを囲むつもりみたいだよ!」

時雨「満潮、突っ込むよ!」

満潮「まったく…あの時のようにはいかないわよ!」

扶桑「後続の那智艦隊が来るまでなんとしても持ちこたえて!」

山城「発砲炎確認!敵戦艦の射程に入りました!」

月明かりに照らされた海峡に遠雷にも似た轟音が響き16インチ砲弾が雨の様に扶桑達の周りに降り注ぐ。

幸いにも直撃弾はなかったものの付近にあがる水柱は敵艦の姿を隠すほどであった。

時雨「…!魚雷は全部回避できたみたいだ…でも…この攻撃じゃ…」

満潮「まだまだね。ウザイのよ!」

敵艦の砲撃の合間を縫うように満潮は敵艦隊へと一気に接近する。

満潮「馬鹿ね…。その先にあるのは地獄よ!」

左翼に展開した敵雷巡部隊に向け突撃した満潮は至近距離で砲撃を敢行。

魚雷を撃ち尽くし後退を始めていた雷巡部隊に次々と砲弾を叩き込む。

満潮「ウザイのよ!」

発砲炎が瞬くたびに敵雷巡は炎上していく。

満潮「あの時の仇をとってやる!」

満潮「手応えのない子!」

たった一隻の駆逐艦にかき乱され深海棲艦雷巡部隊は徐々に損害を増やしていった。

右翼に展開していた敵駆逐艦郡は魚雷発射準備を行おうと単縦陣へと陣形展開の真っ最中だった。

その僅かな隙を見逃さずに時雨は一気に敵艦隊との距離を詰める。

時雨「君たちには…失望したよ!」

回頭中の敵艦隊の間に割り込むように時雨は突入すると両手に装備された12.7センチ砲を両脇の敵艦へと叩き込む。

2隻の敵艦が炎上、爆発しその爆炎は他の敵艦の姿も明々と照らし出した。

時雨「見つけたよ」

夜の海上に映し出された敵艦影に時雨は次々と砲弾を撃ち込む。

時雨「ここは譲れない」

満潮同様、たった一隻の駆逐艦に釘付けにされた深海棲艦駆逐艦隊は数を減らしていった。

扶桑「二人のおかげで敵戦艦郡への道が開けたわ!山城、最上!行くわよ!」

山城「了解しました!」

最上「よーし、ボクも突撃するぞー!」

扶桑「あの時のようにはいかない…西村艦隊の本当の力…見せてあげる!」

両翼の敵艦隊が二隻の駆逐艦の足止めにより妨害されたことで扶桑達は敵戦艦郡と真っ向から対峙する形になっていた。

6隻の戦艦棲姫、他に重巡4、軽巡4で構成された深海棲艦隊はT字戦法を取るべく横一列に並び全ての主砲を扶桑たちへと向ける。

扶桑「主砲、副砲、撃てぇ!」

山城「主砲、よく狙って、てぇーっ!」

最上「敵艦発見! 撃てー!」

敵艦の砲が火を噴くより早く、扶桑達は一斉砲撃を深海棲艦隊へと叩き込んだ。

扶桑・山城の主砲はブルネイを出る前に41センチ砲へと換装されていた。

最上も20.3センチ砲に換装しており火力は申し分ない状態となっている。

次々に敵艦隊へと砲弾が着弾し、数発が命中。重巡と軽巡数隻が炎をあげ敵艦隊の姿を鮮明に照らし出した。

一旦ここまで
続きはまた今日書きます

一旦乙です

扶桑「あの時の夜のように…私達はやられない!」

山城「戦艦棲姫に直撃弾多数!撃沈確実!」

最上「敵軽巡洋艦の全艦撃沈を確認!」

扶桑「時雨も満潮も頑張ってる…もう一息よ!」

━━━━
━━━
━━

?「アーア。セッカク有利ナ状況ヲツクッタノニナァ」

?「ショセンハ量産型ノ戦艦カ…。シカタナイ、少シ加勢シマショウカネ」

シュパアアアア…

扶桑「もう少しよ!あとはあの戦艦棲姫さえ落とせれば…!」

シュパアアアア…

ドゴオオオオオン!

山城「姉さま…?扶桑姉さま!?」

最上「雷撃!?くっ…一体どこから…」

扶桑「……くあ…ぁ…」

山城「姉さま…しっかりしてください!」

扶桑「山城…離れなさい…。爆発に…巻き込まれ…るわ…」

山城「何を言ってるんです…。早く弾薬庫に注水を…」

扶桑「自分でもわかる…の…。もう…下半身の感覚が…ない…」

山城「ダメです…姉さま…。逝く時は一緒にと…」

最上「山城!危ないっ!」

ヒュウウ…

ズガアアアアン!

山城「くっ…よくも姉さまを…」

山城「お前たちが姉さまをっ!」

ドオン!

戦艦棲姫「オノレ…カンムスドモメ…」

最上「とどめだよ!」

ドン!ドン!

戦艦棲姫「ワタシタチ…ガ…ココマデ…ヤラレルトハ…」

山城「はぁ…はぁ…。敵艦隊…全撃沈…確認…」

最上「扶桑!しっかり…!」

扶桑「あなたたちが無事で…よかった…」

山城「何を言ってるんです…すぐに曳航準備をしますから…」

扶桑「もういいのよ…火災も浸水も止まらない…。早く私から…離れなさい…」

時雨「扶桑、山城!こっちは片付い…た…」

満潮「ちょっと…何があったのよ…」

山城「さあ姉さま…帰りましょう…」

扶桑「……」

時雨「扶桑…」

最上「ん……」

満潮「ここに留まるわけにはいかないわ…。また奴らが現れるかもしれない…」

山城「何を言ってるのよ!姉さまを置いていくつもりなの!?」

満潮「見て分からないの!?もう扶桑は…」

山城「いやよ……姉さまは…まだ…」

時雨「山城…行こう」

山城「時雨まで…!ほら…姉さま…!」

扶桑「……」

最上「もうすぐ夜が明ける…。僕たちに扶桑を曳航する余裕もない…後続の那智達に任せよう」

山城「いや…またここに姉さまを置いていくなんて…」

ちょっと小休止

一旦乙です

本編構成に若干煮詰まっておりますorz

もしかしたら今日の投下はさっきので終わりかもしれませぬ…申し訳ない

それと宣伝になるようで厚かましいのですがもう一つ潜水艦達メインのスレを建てようと思ってます

そっちの方はシリアス展開ほぼ無しの日常メインのスレにしたいと思ってます

タイトルは「提督と潜水艦と」で予定してますのでもしよかったらそちらも見てくれると幸いです

建てたらurl張ってくれると嬉しいなって

【艦これ】提督と潜水艦と - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399808755/)

こちらとなっております
もしよろしかったらこちらも是非読んでみてください

新スレ乙です

新スレ建て乙っぽい!

乙なのです!

今日の投下も遅くなりそうです

多分日付変わって1時以降かと思いますがよろしくどうぞ

?「ちょっと待ったああああああああ!」

時雨「え?誰だい?一体どこに…」

ザバアアアン!

満潮「海の中から…」

最上「重巡洋艦!?」

タカオ「あんたらちょっと待ちなさい!」

山城「あなたは確か…去年現れた霧の…」

ザバアアア…

ヒュウガ「私もいるわよー」

時雨「本部から霧の艦隊が現れたって連絡は来ていたけど…なぜここに?」

タカオ「それはこっちが聞きたいわよ」

ヒュウガ「横須賀か呉に向かってたはずなんだけどねえ」

時雨「その霧の艦隊さんが何か用かな…?僕たちは忙しいんだけど…」

タカオ「あんたらそこの戦艦置いていくつもりでしょう?」

山城「置いて行きたくなんかないわ…でも…」

満潮「なんだかよくわかんないけど邪魔しないでくれる?」

最上「僕たちだって置いていくのは辛いんだよ…」

タカオ「あらそう。私たちならその戦艦どうにかできるけど?」

ヒュウガ「完全に治すことはできないけどなんとか航行できるようにはするわよ?」

山城「え…?それは一体…」

タカオ「あなた、そこの戦艦を愛してる?」

山城「それはもちろん…私のたった一人の姉さまですもの!」

タカオ「だったら…愛は沈まないのよ!」

満潮「は…?」

ヒュウガ「はいはーい、タカオは黙ってなさい。ややこしくなるでしょう」

時雨「どういうことか説明してもらおうかな?」

ヒュウガ「ん~…私たちのナノマテリアル使って修復しましょうって事ね」

時雨「ナノ…なんだって?」

ヒュウガ「ナノマテリアルよ。私たちのメンタルモデル、それに船体を構成している物質ね」

最上「えっと…とにかく治せるって事?」

ヒュウガ「そうよ。見たところ完全に沈んでないみたいだし機関修復なら可能ね」

山城「だったら早く治してあげて!このままだと姉さまが…!」

タカオ「わかってるわよ。私たちがここに来ちゃったのも多分その戦艦が原因みたいだし?」

時雨「…どういうことだい?」

ヒュウガ「さあね。アドミラリティ・コードの導きってやつかしら?」

時雨「とにかく君たちは扶桑を修復するつもりだと…そういうことだね?」

タカオ「さっきからそう言ってるでしょ」

ヒュウガ「とにかく修復するからちょっとどいてなさいな」

タカオ「さて…ヒュウガ、いくわよ」

ヒュウガ「はいな~」

シュウウウウウ…

時雨「この光は…」

最上「なんだろう…艦娘製造の時の光と似てるね」

満潮「胡散臭いわね…」

山城「姉さま…」

タカオ「ふう…こんなものかしら」

ヒュウガ「さて、これで機関が再起動するはずよ」

山城「姉さま…しっかりしてください!」

扶桑「ん…え…?」

山城「ああ…よかった…」

扶桑「私…なんで…」

時雨「この二人が助けてくれたんだ」

タカオ「無事に再起動してよかったわね」

ヒュウガ「ただあんまり無理はダメよ。こっからだと…一回ブルネイに戻ったほうがいいかもね」

扶桑「あの…助けていただいてありがとうございました…」

山城「姉さま…姉さま…!」ギュウ

扶桑「山城…心配かけたみたいね…」

満潮「ふん…中々いいやつみたいね」

最上「満潮…扶桑の命の恩人に失礼だよ」

タカオ「なんかぼんやりだけど目的がわかった気がするわね」

ヒュウガ「そうねぇ…イオナ姉さま達も同じ勅令が来たのかしら」

タカオ「それはわかんないわ。とにかく呉か横須賀に…」

ヒュウガ「ってあんた体が消えかけてるわよ!」

タカオ「ヒュウガだって消えかけてるじゃない!なんなのこれ!」

ヒュウガ「もしかしてまた転移?」

タカオ「もー!どうなって…」

シュン!

時雨「き…消えた!?」

最上「え…幽霊?幻?」

扶桑「まだちゃんとお礼言えてないのに…」

山城「わけがわからない…不幸だわ…」

満潮「いや…扶桑助かったんだし不幸じゃないでしょ…」

那智「お前ら、まだここにいたのか!」

時雨「あ…後続の那智艦隊が追いついちゃったか」

那智「まったく…すでに海峡を抜けているものかと思っていたぞ」

最上「深海棲艦の待ち伏せにあってね…なんとか撃退したんだけど…」

満潮「扶桑が被弾して死にかけてたのよ。わけわかんない連中に助けてもらったけどね」

那智「どういうことだ?」

山城「連絡が来ていた霧の艦隊よ。消えちゃったけど…」

扶桑「私を助けてくれて…そのまま消えたのよ」

那智「わけがわからんぞ…とにかくブルネイに戻ったほうがよさそうだ。扶桑の損傷がひどいのは事実みたいだからな」

扶桑「ごめんなさいね…」

那智「気にすることはない。死なかかっただけマシとしよう」

時雨「とにかく戻ろう。あまり長いこと留まるとまた奴らが来るかもしれない」

那智「そうだな、私からブルネイに連絡しておく。お前らは一旦帰投しろ」

扶桑「頼んだわ…それじゃあ戻りましょう…」

?「霧ノ艦隊…余計ナ事ヲ…」

?「横須賀カ呉ニイクトイッテタナ…」

?「予定ガ少シ狂ッチャウケド…」

?「攻撃部隊ヲ向カワセマショウカネ…」

今日は一旦ここまでー

自分でもよくわからん超展開ですが轟沈艦出したくないのです

乙です

お疲れ様です、超展開だろうがなんだろうが時雨一人になるとかより良かったです

-横須賀鎮守府・金剛提督の執務室-

金剛提督「元帥、遠路遥々ご足労でした」

元帥「うむ、久しぶりじゃな」

金剛提督「で…なんで提督君がいるのかな?」

提督「おっす…久しぶり」

金剛提督「おっす~…じゃねーよ!お前軍を辞めたはずだろ!?」

提督「まぁ色々あってな…ちょっと前に戻ってきたんだよ」

金剛提督「ったく…戻ったなら言ってくれればいいのに」

元帥「実はワシが極秘任務を頼んでな。そう言ってやるな」

金剛提督「そうだったんですか…。それなら仕方ないか」

提督「悪いな…今度話せる範囲で教えるから」

金剛提督「ま…色々事情あるみたいだし…話してくれるならそれでいいよ」

元帥「さて…ワシらがここに来たのは他でもない」

コンゴウ「私に会いに来たんだろう」

イオナ「久しぶり、コンゴウ」

コンゴウ「401か。やはりお前もここに来ていたんだな」

イオナ「あと見つかってないのはタカオとヒュウガだけ」

コンゴウ「マヤの件は聞いた。それとハルナとキリシマがいないようだが…」

元帥「二人には舞鶴へと行ってもらっておる。マヤちゃんと合流するためにな」

コンゴウ「そうだったか…。あの二人ならマヤをうまいこと言いくるめて連れてくるだろう」

元帥「その後に本格的に残る二人の捜索を行う予定じゃ」

コンゴウ「ふむ…ひとまず霧が全員集まって話し合いの場を設けてもらいたい」

元帥「わかった。集まり次第話し合いの場を用意させてもらおう」

コンゴウ「そうしてくれると助かる」

コンコン

金剛提督「ん?入れ」

兵士「失礼します!」

金剛提督「何かあったのか?」

兵士「ブルネイに駐在中の扶桑提督から電文です」

金剛提督「読め」

兵士「はっ!本土回航中にスリガオ海峡にて霧の艦隊二名と接触したとの事です」

元帥「それは本当か?それならすぐにでもブルネイに…」

兵士「それが…接触後に消えてしまったと…」

金剛提督「消えた?どういうことだ」

兵士「はぁ…電文には扶桑を修復したあとその場から文字通り消えたと…」

元帥「どういうことじゃ…?」

兵士「電文は以上です」

金剛提督「ふむ…とりあえず下がっていいぞ。何かわかったらすぐ知らせてくれ」

兵士「了解しました!失礼します!」

ガチャ…バタン

金剛提督「見つかったと思ったら…訳がわかりませんな」

元帥「そうじゃのう…とにかく捜索範囲をブルネイ付近に集中しようかの」

イオナ「あの二人のことだから大丈夫だとは思うけど…」

コンゴウ「消えたというのが気になるな。元の世界に戻った可能性もあるか…?」

元帥「ううむ…とにかくこの件は捜索結果待ちじゃな…」

コンコン

金剛提督「今日は来客が多いようだな…入れ!」

上級士官「失礼します。元帥殿に緊急の報告です」

元帥「なにがあった?」

上級士官「実は……中の…が…新型の深海…を…」ヒソヒソ

元帥「ん…うむ……わかった。引き続き任務を続行するように伝えてくれ」

上級士官「了解しました。失礼します」

バタン…

金剛提督「…また何か厄介事ですか?」

元帥「まぁそんなもんじゃ。悪いがこの件についてはお主らにはまだ言えん」

提督「そうですか…」

元帥「ひとまずは霧の艦隊の捜索に専念する。長門提督にもそう伝えておるから…」

ヒュウウゥ…

ドゴオオオオオオオン!

金剛提督「な…なんだ!?」

元帥「ほ…砲撃音?」

金剛提督「元帥はすぐにシェルターへ避難を!」

元帥「う…うむ…」

提督「おい!窓の外を見ろ!あれは…」

コンゴウ「深海棲艦…」

イオナ「そんな…いつの間にあんな湾内まで…」

金剛提督「馬鹿な…この横須賀に侵入を許しただと…警備艦の連中は何をやってたんだ!」

提督「とにかく迎え撃つしかないだろう!」

金剛提督「くっ…金剛、聞こえるか!」

金剛【ハーイ!聞こえてるネ!】

金剛提督「状況はわかってるな?すぐに迎撃態勢に入れ!」

金剛【yes!もう榛名と比叡が迎撃に出てるネ!私と霧島も砲弾の積み込みが終わり次第行きマース!】

金剛提督「頼んだぞ!なんとしてもここを守りきれ!」

金剛【了解ネ!】

コンゴウ「私たちも迎撃に出よう」

イオナ「合点!」

提督「二人共頼んだぞ!俺のとこからも迎撃に出す」

金剛提督「提督…お前も艦隊の指揮を…?」

提督「まぁな…詳しくは言えないが…俺らも加勢する」

金剛提督「そいつは助かる…戦力は少しでも多い方がいい」

元帥「や…大和と武蔵にも迎撃命令を出しておる!存分に使ってやってくれ!」

提督「了解しました!敵を撃退するまで元帥はシェルターで大人しくしててくださいよ!」

元帥「頼んだぞ…」

金剛提督「大船に乗ったつもりで待っててくださいよ!」

タタタタ…

元帥「奴らめ…今まで殆ど鎮守府に対して攻撃をしてこなかったというのに…!」

元帥「何かが…何かが変わろうとしておるのか…」

?「オカシイナァ…アノ霧ノ奴ガイナイゾ」

?「マ、イッカ!艦娘ガイルヨウダシ…ヤッチャイマショウカネ!」

戦艦棲姫「イマイマシイ艦娘…水底ニ…沈メテ…アゲル…」

?「量産型棲姫達…ヤッチャエ!」

戦艦棲姫「リョウ…カイ…!」

?「サテ…アノオモチャモツカワセモラオウカナ…」

ザバアアアアン…

?「霧ニハ霧ヲッテネ…アハハハハ!」

キリシマ(艦)「…………」

今日はここまでー!

続・迎撃!霧の艦隊編はまもなく終盤です。

最後までお読みいただけると幸いです

それではまたー

乙です


こういうレ級みたいな敵って圧倒的な敗北をした後どっかに逃げて次は見方として戻ってきそう

武蔵「戦艦棲姫の数が多すぎるな…」

大和「他の敵艦に至っては数え切れないわ…海を埋め尽くしてる…」

武蔵「だが…密集しているということは適当に撃っても当たるということだな!」

ドン!ドン!

ドゴオオオン!

武蔵「ちっ…そこまで散らせんか…」

大和「装甲の薄い駆逐艦や軽巡洋艦の密集地帯には三式弾を撃ち込みましょう。その方が効率がいいわ」

武蔵「ふむ…一理ある。徹甲弾から三式弾に換装!」

砲塔妖精「あいあいさー!」

大和「換装中は援護するわ!」

武蔵「頼んだぞ!」

榛名「勝手は!榛名が!許しません!」

比叡「主砲、斉射始め!!」

ドン!ドン!ドゴオン!

榛名「全然敵艦の数が減らない…」

比叡「ひえー!一体どれだけ投入してるのー!」

ドゴン!

比叡「きゃあ!」

榛名「比叡姉さま!」

比叡「うう…なんとか大丈夫…」

榛名「とにかく撃って撃って撃ちまくりましょう!」

比叡「そうね…お姉さまと霧島が来るまで持ちこたえないと!」

金剛「shit!敵艦の数が多すぎて迂闊に身動き取れないネ!」

霧島「お姉さま、落ち着いて対処しましょう!とにかく敵の数を減らすんです!」

金剛「yes…焦りは禁物ネ…撃ちます!Fire!」

ドン!ドン!

霧島「主砲、敵を追尾して!撃てぇ!」

ドゴオオオオン!

金剛「全然減らない…まさに焼け石に水ネー…」

霧島「諦めてはダメです!このままじゃ横須賀が…」

金剛「何か…何かいいplanを考えないと…」

霧島「コンゴウさんやイオナさんたちと合流さえできれば…」

金剛「とにかく敵艦を倒しながら進みましょう!比叡と榛名達も心配デス!」

霧島「皆…無事でいて…」

コンゴウ「まったく…まるでゴキブリのような連中だな」

イオナ「同意。レーダーにまったく反応無く突然現れた」

コンゴウ「艦娘達は流石に苦戦しているようだ。私たちの一斉攻撃で数を減らすぞ」

イオナ「合点!侵食弾頭魚雷、全発射管に装填。敵艦隊密集地帯に一斉発射を…」

コンゴウ「待て!…これは何の冗談だ…?」

キリシマ(艦)「……」

イオナ「あれは…キリシマの艦体…。でもメンタルモデル反応なし、むしろこの反応は…」

コンゴウ「あぁ…深海棲艦…。まさか以前沈められたキリシマの艦体を使っているのか…?」

イオナ「そうとしか思えない…。でも、どうやって崩壊したナノマテリアルを維持してるのか不明…」

コンゴウ「考えても仕方なさそうだ…来るぞ!」

ビシュウウウン!

バシュ!

コンゴウ「クラインフィールド作動!ちっ…アクティブターレットも使用してくるか…」

イオナ「性能は殆どキリシマと変わりなさそう…」

コンゴウ「深海棲艦はとことん私たちをコケにしてくれるようだな!」

一旦ここまで!

こんな時間の投下な上に短くてすいません

明日の投下もこのような感じかもしれないです

あともうひとつのスレもちょっとだけ投下しておきます

一旦乙です

コンゴウ「深海キリシマとでも呼ぶか」

イオナ「なんだか焼酎でありそう」

コンゴウ「超重力砲で蹴散らす。401、援護を頼むぞ」

イオナ「待って。超重力砲を使うならいい考えがある」

コンゴウ「ほう…聞こうじゃないか」

イオナ「超重力砲は強力だけど発射時間の関係上広範囲には撃てない。でもそれを旋回しながら広範囲に撃てる方法がある」

コンゴウ「何?一体どうするつもりだ?」

イオナ「私があなたを背負う。そうしたらコンゴウは超重力砲を撃って」

コンゴウ「面白い方法だ。よく思いついたな」

イオナ「以前タカオが同じ方法をとっていた。それを真似するだけ」

コンゴウ「なるほどな…それではその案でいこう」

イオナ「合点。コンゴウの艦底部に接舷する」

コンゴウ「戦闘中の帝国海軍に告ぐ!これより超重力砲の発射を行う。射線上の味方艦は退避せよ」

イオナ「艦底部に接舷終了。いつでも発射していいよ」

コンゴウ「超重力砲の発射シークエンスに入る。接近してくる敵艦は任せたぞ」

イオナ「了解した」

コンゴウ「霧の大戦艦級の火力を見せてやる!」

ガコン…ゴゴゴゴ…

コンゴウ「縮退エネルギー充填率100%…誘導ビーム照射。ターゲットは軸線上の敵艦全てだ!」

イオナ「旋回開始。旋回速度は…」

ゴゴオオン!

コンゴウ「な…なんだ!?」

イオナ「深海棲艦の駆逐級がまとわりついてきた。数が多すぎて旋回不可能」

コンゴウ「くっ…致し方ないがこのまま発射を…」

19「イクたちに…」

58「任せるでち!」

イオナ「二人共…どうするつもり?」

19「こいつら数は大きけどさっきから組織的な攻撃をしてこないのね!」

58「ここまで近付いてるのに何もしてこないのが証拠でち!」

コンゴウ「だからといって…401にまとわりついた連中を相手にするのは…」

58「相手にはしないでち」

19「イク達も旋回の手伝いをするのね!」

イオナ「でも…貴女達二人だけじゃ…」

58「これでもごーや達は艦なんでち!」

19「艤装をつけた艦娘は本来の艦同様の力が出せるのね!」

58「だからこうやって…」

19「イク達がイオナちゃんを押せば…」

ゴ…ゴ…ゴゴゴ…

イオナ「…!旋回出力確保。コンゴウ、発射して!」

コンゴウ「超重力砲…発射!」

キュウウウウウ…

バシュウウウウウウウウウン!

ドゴオオオオオオオオオオ…

イオナ「二人共頑張って!」

19「イクの馬力を舐めたらいかんのね…!ゴーヤの倍近くあるのねー!」

58「ごーやだって負けないでち!」

コンゴウ「悪いなキリシマ。連中に利用されているお前の艦体は破壊させてもらう」

深海キリシマ「……!」

ゴオオオオオオオ…

コンゴウ「クラインフィールドまで使用してくるか…だがこの私を舐めるな!」

バキ…バキ…ビシ…!

深海キリシマ「……!!?」

ドゴオオオン…!

金剛「すごい威力ネ…」

霧島「あの光が通ったあとの敵艦が消滅してます…」

金剛「私たちも負けてられないネ!」

霧島「そうですね…まだ敵艦隊が全滅したわけじゃないですから…」

金剛「さっさと連中を片付けてtea timeと洒落込むネー!」

霧島「そうですね…金剛お姉さまのスコーン、楽しみにしてますよ!」

金剛「霧島…そういうのは死亡フラグと言うそうですヨ?」

霧島「大丈夫ですよ。私達は誰ひとり欠けませんから!」

戦艦棲姫「ソレハ…ドウカナ…」

金剛「しまった…ここまで接近されて…」

霧島「マイクチェックの…」

霧島「時間だオラアアアアアアアアアアア!」

ドゴオ!

戦艦棲姫「ガハ…!バ…バカ…ナ…」

金剛「oh…素手で戦艦棲姫が沈んで…」

霧島「艦隊の頭脳と言われるように努力してますから」

金剛「何かが間違ってる気がしマース…」

コンゴウ「はぁ…はぁ…」

イオナ「超重力砲照射線上の敵艦隊全滅を確認。深海キリシマも損傷深刻の模様」

コンゴウ「縮退炉冷却開始…各システムの感度が低下したか」

イオナ「全力で撃ちすぎ。まとわりついていた敵艦が全部飛んでいった」

19「イク達はしがみついてるのがやっとだったのね…」

58「ロ級に足を噛み付かれたときはどうなるかと思ったでち…」

コンゴウ「霧を相手に舐めてかかるとどうなるか…奴らも思い知ったことだろう」

?「ハイハーイ。スゴイスゴイ」

コンゴウ「誰だ!」

?「エー…?アーソウダナァ…。君達ハ私達ニイロハ歌で名前ツケテルンダッケ」

レ級「私ノ事ハ『』レ級』。ソウヨンデイイヨ♪」

19「鬼級や姫級じゃないのに喋ってる…」

58「どういう事でち…?」

レ級「ソンナ細カイ事ハドウデモイイジャン。私ト遊ンデヨ」

コンゴウ「私は今戦闘能力が低下している…401…頼んだぞ」

イオナ「合点。新たな敵勢力の排除を開始する」

レ級「私ハソノ戦艦ト遊ビタインダヨネー」

コンゴウ「ふん…あまり401を舐めない方がいいぞ」

レ級「潜水艦ナンテ相手スルノツマラナイノニナァ」

イオナ「そのニヤついたふざけた顔吹っ飛ばしてやる」

19「イオナちゃんがいつもと違うのね」

58「たまにこうなるみたいでち。気にしたらダメみたいでち」

イオナ「二人共援護よろしく」

58・19「了解!」

イオナ「発射管一番から四番、通常弾頭魚雷装填。五番から八番、侵食弾頭魚雷装填」

イオナ「諸元入力完了。一番から四番発射!」

シュパアアア…

19「酸素魚雷6発発射するの!」

58「魚雷さん、お願いします!」

シャアアアア!

レ級「ソンナ丸見エノ魚雷ナンテ…アタルワケナイジャン!」

ザアアア…!

イオナ「早い…!火器管制、オンライン。追尾システム、標的をロックオン!侵食弾頭魚雷発射!」

バシュ…!

レ級「追尾スル魚雷…?厄介ナ物モッテルナア…」

ドゴオオオオン!

イオナ「直撃弾を確認。新たな敵勢力の排除を…」

レ級「今ノハ危ナカッタカモー!ナンチャッテ!」

イオナ「嘘…確かに直撃したはずじゃ…」

レ級「ソノ魚雷イイナァ…私ニ頂戴!」

ザアアアア!

イオナ「接近して…何をするつもり…!?」

レ級「チョット君ノ情報ヲ貰ウダケダヨ♪」

ガキン!ギギギ…

イオナ「くっ…尻尾上の物体が私の船体を…」

58「イオナちゃんから離れるでち!」

レ級「邪魔ヲスルナ!」

ドン!ドン!

58「うぐっ…!機能美にあふれる、てーとく指定の水着がぁー…」

19「それ以上被弾したら危ないのね…!一旦引くのね!」

イオナ「クラインフィールド全力展開!私から離れて!」

バシュン!

レ級「オット…艤装ゴトモッテイカレルトコロダッタ」

レ級「情報収集完了…サッソク使ワセテモラウカナ!」

コンゴウ「奴め…破壊された深海キリシマの所へ行ってなにをするつもりだ…」

ガシュン…シュー

イオナ「キリシマと自分の尻尾を接続してる…?」

レ級「フーン…ナルホドネ…」

コンゴウ「何をしているか知らんが…好き勝手にはさせんぞ」

イオナ「コンゴウ、もういいの?」

コンゴウ「ある程度機能は回復した。奴を吹っ飛ばすくらい問題ないだろう」

レ級「燃料ツカイスギルト南方棲戦姫ニ怒ラレチャウケド…シカタナイヨネ!」

ガゴ…ガコン…

コンゴウ「超重力砲モードへの変形だと!」

イオナ「縮退エネルギーの収束を確認…奴は紛れもなく超重力砲を撃つつもり」

コンゴウ「く…まずいぞ…私たちの後ろは…」

イオナ「横須賀鎮守府…それに横須賀の街が…」

コンゴウ「あれが超重力砲だとしたら発射の瞬間を狙うしかない」

イオナ「砲前方のクラインフィールドの切れ目を狙うんだね」

コンゴウ「そうだ…その切れ目に全攻撃を集中させる」

コンゴウ「艦娘の潜水艦!聞こえているか?」

19「な…なんなのね?」

58「ごーやは損傷であんまり動けそうにないでち…」

コンゴウ「さっきの話は聞いていたな?」

19「聞いてたけど…どうするつもりなの?」

コンゴウ「お前たちはやれる限り奴に攻撃をくわえてほしい」

58「でもごーやたちの魚雷じゃあの盾をやぶれないよ…?」

コンゴウ「あれが超重力砲だとしたら演算に時間がかかる。それの邪魔をしてほしいのだ」

58「それくらいだったらやれそうでち!」

19「手持ちの魚雷を全部撃ってあげるのね!」

コンゴウ「頼んだぞ。401も同様に頼む」

イオナ「合点。コンゴウはどうするの?」

コンゴウ「私も奴に牽制攻撃を加える。砲前方のフィールド消失を確認したら主砲で狙い撃つ」

イオナ「確かにこの中じゃ主砲の威力が一番高いのはコンゴウ…でもさっきの負荷が…」

コンゴウ「私を誰だと思っている。東洋方面第1巡航艦隊旗艦の実力、甘く見るなよ」

イオナ「……わかった。でも無茶はしないで」

コンゴウ「それはお前の働き次第だ。期待しているぞ」

イオナ「ん…全発射管に侵食魚雷装填!ターゲットは深海キリシマ!」

58「ごーやの魚雷さんは、おりこうさんなのでち!」

19「イクの魚雷攻撃、行きますなのね!」

レ級「最後ノオ別レハ終ワッタノカナー?ココニイル艦娘諸共消シテアゲルヨ!」

今日はここまでー

地の文入れずに書いてみたのですがちょっとわかりにくいとこ多いですね…すいません

乙です

いやわかるよー

乙コメありがとうございます

わかってもらえたようでよかったです

現在構成中ですので本日はこちらへの投下はありません

土日で霧の艦隊編を終わらせる予定ですのでどうぞよろしくです

乙です、期待してます

レ級「魚雷攻撃ナンカクラワナイヨット!」

ガイン!

コンゴウ「そうだ!もっとクラインフィールドを展開しろ!臨界まで持って行ってやる!」

ドン!ドン!

レ級「アーモウ…攻撃ガウットオシイナァ…戦艦棲姫、援護シロ!」

ザバアアア…

戦艦棲姫「リョウカイ…」

シオイ「海中より深海棲艦多数出現。レ級を守るように展開している」

コンゴウ「面倒くさい。蹴散らしていくぞ!」

58「魚雷さん!もっともっとお願いします!」

19「出し惜しみはなしなのね~!」

バシュ!バシュ!バシュ!バシュ!

戦艦棲姫「グ…ダガ…ソノテイドデハシズマナイ…」

×シオイ「海中より深海棲艦多数出現。レ級を守るように展開している」
   ↓
○イオナ「海中より深海棲艦多数出現。レ級を守るように展開している」


です

レ級「ヨーシ…モウ少シデ充填完了ダヨ!」

コンゴウ「まずいぞ…縮退炉の出力が上がっている…」

イオナ「発射まであとわずか…でも攻撃が奴に届かない…」

58「あわわ…このままじゃ横須賀がぁ…」

19「もうどうしようもないなの…?」

レ級「充填完了!サァ!発射シチャウヨオオオオ!」

キュウウウウン…

?「超重力砲、エンゲージ!さぁ…覚悟するのよ!」

I look across a raging war 

イオナ「歌…?」

?「イオナ姉さまの為にBGMを用意しましたぁ~!」

and feel the steady beating of my heart

コンゴウ「また騒がしいのが来たな…」

レ級「ナンダ…?」

嵐の前の静けさに

タカオ「超重力砲!発射!」

バシュウウウウウウ…

刃を振り下ろしていくんだ!

レ級「ナニ!貴様ラハ…!」

ドゴオオオオオン!

レ級「シマッタ…クラインフィールドガ…」

ヒュウガ「これで終わりだなんて思ってないでしょうねぇ?」

ガコンガコンガコン!

ヒュウガ「ヒュウガ特製の新式侵食弾頭ミサイル…くらいなさい!」

バシュバシュバシュ!

ドゴオオオオオ!

レ級「グ…ウワアアア!」

タカオ「さぁヒュウガ!止めを刺すわよ!」

ヒュウガ「貴女と合体なんてやりたくないんだけどねぇ…」

ガコン…

コンゴウ「タカオとヒュウガが…合体している…」

イオナ「以前ハルナとキリシマが使用した戦術。私の戦闘記録から参照したと思われる」

コンゴウ「2隻分の超重力砲か…直撃すればチリも残るまい…」

レ級「ク…急イデコノ戦艦トノ接続解除ヲ…」

58「あいつが逃げようとしてるでち!」

19「うう…イク達じゃ周りの戦艦棲姫すらどうにもできないのね…」

コンゴウ「401、誘導ビームは照射できるな?」

イオナ「できるけど…私は今超重力砲がオミットされている。あのクソレズ戦艦が復活したせいで」

コンゴウ「クソレズ…まぁいい。誘導ビームには若干の対象拘束能力がある。奴らを拘束して逃さないようにするぞ」

イオナ「それはいい考え。乗った」

レ「クソ!接続ガ解除サレナイゾ…!」

深海キリシマ「………」

コンゴウ「誘導ビーム照射!」

イオナ「敵艦隊の拘束を開始!」

レ級「ナ…ナンダ…体ガ…」

戦艦棲姫「イドウ…フノウ…」

タカオ「ふん!やるじゃない!」

ヒュウガ「あぁ~ん!イオナ姉さまー!私も拘束してくださいましー!」

タカオ「ちょっと!ちゃんと演算しなさいよ!私一人で戦艦級の演算までできないわよ!」

ヒュウガ「うっさいわねー…今イオナ姉さま分を補給してんだから待ちなさいよ…」

イオナ「コンゴウ、あのクソレズ戦艦撃っていい?」

コンゴウ「目の前の障害を排除したらな」

ヒュウガ「ひ…ひどい!でもそれがいいですわ~!」

58「目の前ですごい光景がひろがっているでち」

19「もはやイク達に入り込む場所はないのね」

タカオ「縮退エネルギー充填率100%!いつでも発射OKよ!」

ヒュウガ「誘導ビーム照射~。目標は深海棲艦!」

レ級「クソ…!コンナ所デ私ガ沈ムワケガナイ…!」

深海キリシマ「………」

ガキン!ガキン!

レ級「ナンデ…ナンデ接続ガ解除サレナインダ!」

ヒュウガ「あ~…それ外そうったって無駄よ~?」

タカオ「私たちが制御系をロックさせてもらったわ」

レ級「バ…バカナ…ソンナコトガ…」

タカオ「さぁ…覚悟はいいかしら?」

ヒュウガ「イオナ姉さま~!この霧の大戦艦級ヒュウガの活躍、しっかり見ててくださいねー!」

イオナ「……」

ヒュウガ「その哀れ蔑むような視線も最高ですわああああああ!」

タカオ「超重力砲…」

ヒュウガ「発射!」

キュウウウウ…

ゴオオオ…

バシュウウウウウウウウン!

レ級「忌々シイ…連中メ…」

…ドオオオオオオオオオオオオオオオオオオオン!

コンゴウ「くっ…さすがに威力は凄まじいな…」

イオナ「二人共しっかり捕まってて」

58「ま…また飛ばされる~!」

19「シャレにならないのね~!」

シュウウウウ…

タカオ「縮退炉冷却開始。接舷解除」

ヒュウガ「付近に敵影なし。やったみたいね」

戦艦棲姫「ヤツガオチタカ…テッタイスル」

ザアアァァ…

金剛「奴らが…」

霧島「引き上げていく…?」

比叡「金剛お姉さまー!ご無事ですかー!」

榛名「敵艦隊が急に引き上げていってます…どうしたんでしょう」

金剛「oh!二人も無事でよかったネ!」

霧島「わからないわ…あれだけ居た奴らが一斉に退却するなんて…」

大和「理由はどうあれ横須賀は守り抜けましたよ」

武蔵「一時はどうなるかと思ったがな…」

金剛「大和さんと武蔵さんも無事で何よりデース!」

大和「ひとまず私達は港に帰投しましょう…すぐに救助隊を編成しないと…」

武蔵「そうだな…沖合で沈められた警備艦もいるだろう…すぐに元帥に手配するように言っておく」

金剛「私達もrescueするネ!」

比叡「はい!すぐにでも救助へ向かいましょう!」

榛名「比叡姉さまは被弾してますから…ひとまず帰投しましょう」

比叡「ええー!金剛お姉さまと一緒に…」

金剛「NO!まずは怪我を治してからですヨ!霧島!」

霧島「はい、それでは比叡お姉さま、ドックへ行きましょう」ガシ

比叡「え?ちょっと…!抱っこはしなくていいよー!ひえー!」

金剛「うんうん…流石は私のsister達ネ!」

武蔵「ちょっと待て…あいつ今艤装つけたままの比叡を…」

榛名「霧島は艦隊の頭脳ですから」

大和「何かが間違ってるわ…」

武蔵「あいつは怒らせないよほうがよさそうだ」

一旦小休止

ヒュウガは遂に戦場にBGMを持ち込む技術まで開発したのか

ちょっと急遽仕事になったので投下はここまでですorz

今日中に終わらせるつもりでしたが明日以降に持ち越しとなります…

申し訳ないです

仕事はしゃーない

乙です

乙ー
案外静かに沈んだレ級さん。もっと某オサレ漫画のプライド高い奴等のごとく「クソォォォォ!!」とか叫ぶかと思ったww

それに限らんよ もっと見識を広げるのです

-サーモン海域北方・深海棲艦泊地-

※深海勢力はカタカナだと読みにくいので普通に書きます

戦艦棲姫「艦隊、帰投しました」

南方棲戦姫「ご苦労だった。…奴は沈んだようだな」

戦艦棲姫「はい…申し訳ありません」

南方棲戦姫「気にすることはない。奴は所詮先行量産型…それより棲姫よ…」

戦艦棲姫「は…なんでしょう?」

南方棲戦姫「量産型とはいえ同型艦が沈んでいる…。すまなかった…」

戦艦棲姫「いえ…いずれ彼女らも沈む運命でした…致し方ありません」

南方棲戦姫「奴に言語能力を与えたのは失敗だったな…。霧の戦艦まで失った」

戦艦棲姫「しかし貴重なデータは取れました。次期量産型の開発に役立つことでしょう」

南方棲戦姫「次期量産型からは言語能力はオミットする。人工的に作った艦に必要ない」

戦艦棲姫「それではすでに…?」

南方棲戦姫「あぁ、すでに量産体制は整っている」

-概念伝達空間-

ハルナ「そう…そんな事があったんだね」

コンゴウ「あぁ…キリシマまで出てきてどうしようかと思ったぞ」

キリシマ「それで…深海棲艦に乗っ取られた私の艦体は…?」

イオナ「タカオとヒュウガが超重力砲で吹っ飛ばした」

キリシマ「………修復できる見込みは?」

ヒュウガ「無理ね~。ナノマテリアルも全然足りないし何より奴らが改造しまくってるわ」

キリシマ「」

タカオ「まぁそう落ち込むことないじゃない。そのクマの姿、似合ってるわよ」

キリシマ「うるせー!大体なんでタカオとヒュウガは艦体が戻ってきてるのに私だけないんだよぉ…」

マヤ「カーニバルだよ!カーニバルだよ!」

キリシマ「全然カーニバルじゃないわ!」

コンゴウ「それで…ハルナ達はもうこっちに向かってるんだったな?」

ハルナ「うん、さっき舞鶴を出港したからそう時間かからずに着くよ」

コンゴウ「ようやくこの世界に飛ばされた霧の艦隊が集合できるか…」

ハルナ「なんだかんだあって時間かかったね」

コンゴウ「深海棲艦共の妨害が一番の原因だがな…」

キリシマ「あ、そういえば呉に置いてあるマヤの艦体はどうするんだ?」

マヤ「そうだよー!私が何度呼び出しても出てこないんだけどー!?」

ハルナ「あ、艦体にロックかけてたの忘れてた」

キリシマ「解除してもいいんだが…水のないドックに置いてあるぞ」

マヤ「えー!それじゃあ呼び出せないじゃーん!」

ハルナ「呉にいる提督たちに連絡をとってドックに注水してもらうしかないね。その前に元帥から許可取らないとだけど」

キリシマ「いいか、マヤ。横須賀に着いたら元帥に言ってからロック解除だからな?」

マヤ「ぶー…しょうがないなぁ」

コンゴウ「とにかくお前らが来るのを待ってるぞ」

イオナ「コンゴウ、元帥達が呼んでる」

コンゴウ「む…それではまた後でな」

-横須賀鎮守府・金剛提督の執務室-

元帥「お話は終わったかの?」

イオナ「うん。ハルナ達はもう少しでこっちに来れるって」

元帥「そうか…それはよかったわい」

コンゴウ「しかし…襲撃を受け忙しいだろうに横須賀に集まっていいのか?」

元帥「幸いにも金剛提督の基地付近は被害が少ないのでな。問題はなかろう」

イオナ「その提督達は?さっきから艦娘の姿も確認できない」

元帥「彼女らには現在救助活動と復旧作業の手伝いをしてもらっておる」

コンゴウ「そうか…連中はあまり陸地に攻撃は加えてなかったようだが…」

元帥「それでも流れ弾で30名以上の死傷者と建物の損壊が起きておる…」

元帥「だがあれだけの数の深海棲艦相手にこの被害で済んだのは不幸中の幸いじゃな…」

イオナ「奴らは殆ど砲撃をしてこなかった。理解不能」

元帥「ふむ…まぁその辺は奴らの習性だろう」

イオナ「習性?」

元帥「奴らは海岸線を侵食して海にしてしまうのだが…」

元帥「そんな事をしてくるにも関わらずなぜか陸地…しいては鎮守府や泊地にあまり攻撃してこないのじゃ」

コンゴウ「ますますもって理解できん連中だ。いや…あるいは私たちに似ているのか…」

イオナ「アドミラリティ・コード…誰が発令しているかわからない指令…」

元帥「まぁひとまず奴らの事は置いておくしかない。わからん事ばかりだからな」

コンゴウ「シーレーンの遮断…人類を海上からの駆逐…まさかな」

元帥「どうしたんじゃ?」

コンゴウ「ん?…あぁ、すまない。気にしないでくれ」

元帥「ひとまずハルナちゃんたちが来るまで待つとしよう」

コンゴウ「そうだな…これでやっと話し合いが進むか」

イオナ「ところで元帥」

元帥「ん?なんじゃ?」

イオナ「クソレズとツンデレの姿が見えない」

ひとまずここまで

最近投下が不定期で申し訳ないです

連載はままならないものさ 人生と一緒さ

乙です

貴重な潜水艦'sのSSだから、細々でも続いてくれたら嬉しい

乙でち

最近全然投下できなくて申し訳ないです
来週になったら落ち着きそうなので投下を再開する予定です

把握

お久しぶりです

突然で申し訳ないのですが一度このスレを落としてHTML化しようと思っています

ここまで書いていて何なのですが、自分でも収集がつかないくらいグダグダ構成になってしまい
どうしても納得が行かなくなりました。

そこで勝手なのですがもう一度書き直すべくこのスレを落として新たにスレを建てようと思っています。

待っていてくれる方もいて申し訳ないのですがモチベ維持、そして再構成の為にそうしようと決断しました。

新しいスレは同じようなタイトルで建てる予定です。

このスレを落とす前に新スレのURLを貼るつもりですのでもしよろしかったらまた読んでください。

それではまたー

というわけで新たに建て直しました

【艦これ】語られることのない海のスナイパー - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401976688/)

新スレ乙です

了解
また1からよろしくぅ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年07月25日 (金) 22:38:57   ID: PMTLeJmz

長いだけ。最初は潜水艦を主題にしたいい作品だと思ったけど、クソつまんねーギャグを多用した辺りからgdってますわ

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