エレン「加速」(18)

エレン「明日は立体機動のテストだな」

アルミン「そうだね…ちょっと不安だよ」

エレン「まあ精一杯やるだけだ」

アルミン「うん。じゃあ僕もう寝るね」

エレン「おう、おやすみ」

チュンチュン

エレン「ん…朝か…」ゴシゴシ

アルミン「おはようエレン」

エレン「おはよう。じゃあ今日頑張ろうな」

アルミン「え?何かあったっけ?」

エレン「? 今日は立体機動のテストだろ?」

アルミン「それは昨日終わったじゃないか」

エレン「…は?」

エレン「寝ぼけてんのか?」

アルミン「それはこっちの台詞だよ。ジャンに聞いてみようか」タタタ

アルミン「ねえジャン」

ジャン「あ?」フワフワ

アルミン「立体機動のテストは昨日やったよね?」

エレン「今日だよな!?」

ジャン「いや…昨日やっただろ。覚えてねえのか?記憶力ないんだな」

エレン「は?は?」

エレン「アルミン!今日は何日だ!?」ガシ

アルミン「15日だけど…」

エレン「違う!14日のはずだ!」ブンブン

アルミン「痛いよ!離して!」

ジャン「おい落ち着けよエレン」ガシ

キングクリムゾン?

………………

ジャン「じゃあ何だ?1日跳んだって言いたいのか?」

エレン「…ああ。すまないアルミン」

アルミン「いや、そんな事が起きたら僕だって冷静な判断ができないよ」

ジャン「本当にそんな事があるのかよ…」

アルミン「エレンの慌てっぷりから見ると縁起とは思えない。信じられないけど本当の事だろう」

エレン「…」ハァ

ジャン「でも昨日エレンいたよな?」

アルミン「うん。話したけど…普通のエレンだったよ」

エレン「どうなってんだよ…」

ジャン「…とりあえず1日様子みようぜ。俺達がいくら考えた所で意味ないしな」

アルミン「でも!」

エレン「いいよ、本当の事だし…」

アルミン「エレン…」

エレン「ジャンの言う通り、1日様子みるよ。心配かけたな。食堂いこうぜ」

アルミン「…うん」

食堂

エレン(食べる気がおきない…)

ミカサ「エレン、どうしたの?早く食べないと」

エレン「…あまり食欲無いんだ…」

ミカサ「どうして?体調悪い?」

エレン「ああ…ちょっとな…」

ミカサ「昨日はいつも通り元気だったのに…」

エレン「! ミカサ!俺はどんな食べ方してたんだ!?どれくらい食べたんだ!?」

ミカサ「エ…エレン?」

アルミン「エレン」グイ

???「もっ先へ…」

…………

ミカサ「エレンがそんな事に…」

エレン「様子みるって言ったはずなのに…つい…」

アルミン「…」

ミカサ「…食べ方はごく普通で…完食した。それぐらいしか…」

エレン「…そうか…ありがとな」ガタ

ミカサ「エレン?どこ行くの?」

エレン「すまん…ちょっと休ませてくれ」

ミカサ「わかった…」

休憩
鬱ENDになると思います

おつ

期待

はよ



エレン「はぁ…」バタ

ライナー「エレン、話は聞かせてもらったぞ」ニョキ

エレン「…いたのかよ」

ライナー「全く水くさいぞエレン。俺にも相談してくれれば良かった」

エレン「すまん」

ライナー「だが、俺も原因はわからん」

エレン「そりゃそうだろ」

ライナー「明日もエレンは跳躍してしまうかもしれんな」

エレン「…ああ…多分…」

ライナー「そこでだ、明日のエレンに色々聞いてみようと思う」

エレン「聞いてどうするんだよ」

ライナー「考えてない」

エレン「おい…」

ライナー「だが何もやらないのよりはいいはずだ。もしかしたら原因解決の糸口になるかもしれん」

エレン「…ありがとな」

ライナー「ふっ…困った時は俺に任せろと言ったはずだ」

エレン「知らねえ」

ライナー「じゃあ俺は失礼する。ゆっくり休むといい」

エレン「おう、またな…」

続きはよ

酔歩する男を思い出した

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