エレン「えっ、子供ですか?」
ハンジ「巨人になれるという特質は、遺伝するのかしないのかってことだよ」
ハンジ「君は意思の疎通がとれる唯一の巨人として、人類の希望だ。
でも君の巨人の力は未だ不安定だし、君が死んでしまう可能性だってある。
切り札はできるだけ多く持っておきたい。それが上の意志だそうだよ」
ハンジ「巨人の力が遺伝形質だった場合、そうなるね」
エレン「遺伝するかなんてわかりませんよ」
ハンジ「そう、本当は遺伝形質であるということに賭けて、
できるだけ早く誰かに妊娠してもらうのが一番なんだけど、
時間もコストもかかりすぎるからという理由でエルヴィンに却下されてしまったんだ」
ハンジ「君の精液を調べたい。ペトラ、入って」
ペトラ「…入ります」ギィ…
ハンジ「ペトラに今から君の搾精を行ってもらう」
エレン「はぁ!? アンタ、人を何だと思ってんだ!?」
ハンジ「一般人の人権はそれなりに尊重するつもりだよ。
でもわかってるかな、君は兵士だからね…。
…いや、ペトラに協力を仰いでいるわけだし、最大限の配慮はしたつもりだよ。
別に、オルオでも良かったんだよ?はは」
ハンジ「エレン、君のベースが人間なのか巨人なのか、まだ証明できてはいないだろう?
ベースが巨人の場合、生殖機能は"お飾り"かもしれない。
本当に人類のために動いているのかだって、まだわからない。
君の疑いは全て晴れたわけじゃない。色々と実証する必要があるんだよ」
ペトラ「エレン…その、私も困惑しているんだけどね、
歳の差もあるし…15歳のコにそんな…って、なんだか犯罪みたいで…。
でも、人類の反撃のために私に出来ることの一つかもしれないと思って、引き受けたの。
協力…してくれるかな」
ハンジ「言わなくてもわかっているとは思うけど…。
トロスト区奪還戦では数百人の兵士が死んだ。エレンが巨人の力を"操縦不能"になってる間にね」
ハンジ「巨人の力は不安定だ。その不安定なもののために、私たちは命を差し出してもいいと思っている。
でもエレンが巨人の力を失ったり、操縦不能なままになってしまって、
人類の希望が潰えることだけはなんとしても避けたいんだ」
エレン「……はい」
ハンジ「そうと決まったら、さ、さ、ここに横になって!」
エレン「えっ?はい…」
ペトラ「はぁ~…大丈夫かなぁ…」ドキドキ
ハンジ「じゃあペトラ、この容器に採取してね」
ペトラ「はっ、はいっ!」
エレン「…あの、ハンジさんもここに残るんですか?」
ハンジ「当然だよ!記録して報告しなきゃいけないんだから!」
エレン「(一層やり辛ぇ…!いや、ペトラさんと二人っきりにさせられるより気が楽なのか?
いや、いやいや……無いわ……)」
ペトラ「えっと、あの、じゃあ服を脱いでくれるかな…?」
エレン「下だけでいいですか?」
ペトラ「えっ!?どうしようどうしましょうハンジさん!」
ハンジ「いいんじゃない?」
ペトラ「らしいですよっ」
エレン「……」カチャカチャモソモソ
エレン「……」ピタ
エレン「(……えいっ!)」ズルッ
エレン「……これで、いいですか///」
ペトラ「(わぁぁぁぁぁ…////)」
ハンジ「(外観には特筆事項なし、と…)」
ハンジ「じゃあペトラ、できる?」
ペトラ「はっ、はいっ!」ドキドキ
ペトラ「…エレン、ごめんねっ」そっ…
エレン「………っっ!」ビクッ!!
ペトラ「わっ!大丈夫!?」ドキドキ
エレン「や、大丈夫です!ちょっと緊張して!」ドキドキ
ペトラ「緊張…?ほんとに大丈夫かな…」サワサワ
ペトラ「いや、ちょっと大きくなってきてる…かな…?」サワサワ
エレン「ペトラさん、それいちいち言うのやめて欲しいです…///」
ペトラ「えっ!ごめんね!」
ハンジ「やめちゃダメだよ~ほらちゃんと握って」
ペトラ「うぅ…」スッ
ペトラ「このくらいの握り方で痛くない?」
エレン「いや、全然大丈夫…っていうか、物足りないくらいです」
ハンジ「もしかしてペトラって処女なの?だったらゴメンね?こんなこと頼んで…」
ペトラ「え、え、そんな…任務ですから…」
エレン「(ペトラさんって、俺よりだいぶお姉さんなのに処女だったんだ…)」ムクムク
ハンジ「あっ!反応したっ!」
ペトラ「……///」
ペトラ「じゃあこのくらいの強さでいいかな?」シコシコ
エレン「あ、大丈夫です…丁度いいです」
ハンジ「勃起力は問題ないようだね、あとは射精できるかどうかと、精液の質に異常が無いかどうかだ」カキカキ
エレン「ハンジさん、その資料いろんな人が見るんですか?」
ハンジ「見るよ」
ペトラ「エレン、恥ずかしいと思うけど一緒に頑張ろう?」
エレン「は、はい///」
ペトラ「もうすごく硬くなってるのに、なかなか出ませんね…」
エレン「すいません…緊張しちゃって…」ハァ…
ハンジ「刺激が足りないのかな。ローションとか使ってみる?」
ペトラ「大丈夫なんですか?」
ハンジ「唾液とかはまずいけど、ローションなら大丈夫だよ。成分がはっきりわかるからね」ゴソゴソ
ハンジ「はい。お湯で溶いたほうがいいかな?」
ペトラ「準備してきます!」
エレン「(そしてフルボッキで放置されるオレ…。被験体とかもう勘弁だわ…)」
ペトラ「できました!じゃあ、さっそく使っていくね」にゅるっ
エレン「うわっ!」ビクッ
ペトラ「すご…なめらかになるね」ニュルニュル
エレン「…っ、は、……あっ………///」ビクビク
ペトラ「気持ちいい?」ニュルニュル
エレン「やばい、です…! っくっ……!///」ビクッ
ペトラ「声、我慢しなくていいからね」
エレン「…! そんな…! あ、あっ……///」ビクビク
エレン「(ペトラさんのあったかくて柔らかい手が、にゅるにゅる動いて、やばい…!)」ハァハァ
エレン「(っていうか、ペトラさん、この数分で慣れたみたいに手つきがすっげーやらしくなった…)」
エレン「く、ふ、ぁあっ、あっ!…出そうです…!」ビクビク
ペトラ「!! 大丈夫、私に全部任せて」にゅるにゅるにゅる
エレン「あ!あ!ペトラさん!出るっ!っあ……!」ビュクッビュクッ
ペトラ「きゃっ!あっ!……………はぁ……よかった、採取できました」ドキドキ
エレン「……はぁ……はぁ………」
ハンジ「すっごい飛んだね!やっぱ若いね~」
ペトラ「全部こぼしちゃったらどうしようかと思いました~」
エレン「恥ずかしいから勘弁してください……」
ハンジ「エレン、ご協力ありがとう。心から感謝するよ」
エレン「いえ…」
ペトラ「いろいろと不慣れでごめんね?」
エレン「あ、あの…オレはペトラさんでよかったって思ってます!///」
ペトラ「よかった……嬉しいな」ニコ
・・・・
ミカサ「何か…ひどいことはされなかったの?」
ミカサ「体を隅々まで調べ尽くされたとか 精神的な苦痛を受けたとか」
エレン「え…?…ね…ねぇよ…そんなことは……///」モジモジ
ミカサ「エレン!?」
ミカサ「あのチビは調子に乗りすぎた… いつか私が然るべき報いを…!!」ゴゴゴ
おしまい。
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