誰かボクっ娘の話描いてくれ (22)
男「誰かボクっ娘の話描いてくれ」
女「さあ誰がいい話をかけるか競い合ってみませんか?」
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1395069545
男「………zzZZ」
男「zzZZ……ん?何時だ……いま…」
男「……やべつ!!もう9時じゃねぇか!!」
??「お~い、男く~ん!」
男「ん?」
こんなかんじ?
ナイス
まずは>>1の話を見てから決めようじゃないか
友「というか小説のネタがないから
周りに求めるなよ」
女「まあまあ」
男「期限が近いと逆に浮かばなくなる
じゃん」
女「ボクっ娘なら幼馴染ちゃんを参考に
すれば?」
男「おお!あの巨乳ロリ娘ですか」
幼馴染「男、君はぼくをそういう目でみていたのかい」
男「というわけで参考にさせてくれ」
幼馴染「まあぼくでいいなら」
幼馴染「出演料は頂くよ」
男「幼馴染どうしだろ」
幼馴染「冗談だよけど昼飯くらいは奢ってくれよ」
男「まあそれくらいならいいだろう」
女「今日は男の奢ってだって」
友「男ご馳走さま」
男「お前らには奢らんぞ」
こんな感じで
雨音が鳴り続ける放課後の教室に、本のページが捲れる乾いた音が鳴る。
「ボクはね、君のような男が大の苦手だったんだよ」
セミロングにまで伸ばした髪を右手で弄りながら、彼女は突然そう言った。
「君のような、冷血で非道でいてクラスの中心どころか屋外にすらいないその精神が、苦手だった」
懐かしむように乏しているのか貶しているのか、鼻で微笑むように笑い、彼女は言葉を続ける。
「いや、いやいや、ボクがまさかそれを看破されるとは思いもしなかった」
くっくく、と何処か抑えたような含み笑いだったが、それもまた彼女らしさというもので、俺は何も言わずに、本を捲る。
なんだかそれが何処と無く現実逃避のような気がしてきて、溜息を漏らしつつも片手で本を閉じた、
格好付けたがりなのだ、年頃の少年というわけである。
自身の登校鞄に読んでいた小説を押し込み、身体を少女に向き直して、椅子に座る。
「おや?良いのかい?好きなんだろう?それ」
浮つき、ニヤついた顔を浮かべる彼女は、無様にも椅子の足を引き摺りながらこちらへ歩いてくる。
――普通に持ち上げればいいのに。
まあそれは彼女らしくもない事だ。
「――それで、いきなりなんだよ、悪いがこの雨が止むまでは教室からは出ないぞ」
俺は登校鞄に押し込められた小説を見遣る、
「知っているよ、君が本を大切にする類の人間だという事くらい」
少しばかり不機嫌そうに――しかし笑うことを止めない彼女は、更に距離を詰める。
もう少しで膝と膝がくっつきそうな距離まで詰め寄った彼女の顔に青みがかった艶のある黒髪が垂れる。
「……用件を言えよ」
「がっつくなよ、男らしくなれ」
その言葉に眉を顰めるものの、だからといって怒り出すような内容でもないので、
少々複雑な気分だが、何も言い返さずに黙る。
沈黙。
「はぁーー」
長い溜息を吐かれ、メンタルに少々傷が付いた。
ほう…
>>8
すまん、見てなかった
とくに問題は無いのでそのままで>>11
勢い良く倒れ込むように椅子に座り直した彼女はそのまま怠けるように体勢を崩す。
悲しい哉、そんなにも勢い良かったのに揺れることのない胸は。
「君には失望したよ」
――失望。
「――失望、ね、まるで俺に期待していたみたいな言い方だな」
不貞腐れる様に、しかし何が面白いのか、笑い続けた彼女は、口角を上げたまま唇を尖らせる。
随分と間抜けな格好だが、それでも様になってしまう、
しかし、その美麗さに、その壮麗さに、可憐さに、自身の性格は真逆を向いているのだから笑ってしまう。
矢張り、神は万物を与えずという言葉はこいつにも適応されていたらしい。
「期待していたさ、なんだかんだと言ってボクに付き合ってくれている君の値千金の優しさにね」
口角をさらに上げ彼女は狐のように笑う。
本当に、化かされそうになる、屈託のない向日葵のような笑顔で、俺との視線が合う。
「俺を裏では面倒見のいいヤンキーの様な面倒臭い奴にしないでくれ」
彼女は目線を逸らすと、急に軟体動物の様に立ち上がる。
「ん?ボクは君がそう言う奴だと言っているんだよ?」
――ボクはそういうの好きだけどな、と付け加えた彼女は、早歩きで電灯を消しに向かう。
――?電灯を?どうして?
奇抜な行動に出ることの多い彼女に、余り疑問を持たなくなっていた俺にも、その行動は異常行動だった。
「それじゃあ、俺に――告白でもしている、」
――みたいで、いや、それは告白そのもので、だから、俺は行き詰まった。
言葉が出ない。
これじゃあまるで、期待通りで、予想通りで――。
「……」
何も言えなかった。
頭の中で必死にその考えを否定する。
しかし幾度となく出てくる結論に、俺は何も言えなくなる。
先程よりも速く、――しかし、椅子ではなく俺に対して、確実に向かって出てくる。
教室には雨音だけが響く。
俺は必死に下を向き、何事もなかったかのように、何にも気付いてはいないように。
だが、それも直ぐに打ち破られる。
投げ出した足の、膝のあたりに彼女は乗った。
――軽い、本当に軽い。
その事実に口内で下唇を噛む。
恐らくは苦虫を奥歯で噛み潰した様な表情になっているであろう俺の顔を、彼女には、見せたくはなかった。
「――ボクはさ、」
頬の辺りに右手が添えられて、否応なく渋々と彼女の表情を見た、――矢張り彼女は笑っている。
笑った表情で、誤魔化すように口を開いた。
「――告白だよ」
告白、嘘のない言葉だった。
電灯の明かりはなく、雨雲で月明かりすらない教室で、しかし、薄らと見える頬に朱が差している事が分かる。
「くっくく、一世一代の大告白だ、受け取ってくれ」
冗談を、言うな、頼むから、言わないでくれ。
「――い、いのか」
――俺なんかが、俺みたいなやつが、受け取っても。
「……辞めておいた方がいい」
陰りのある笑い顔で、何処と無く困ったような印象も見受けられる顔で、彼女は前言を撤回した、
――それは、どういう事だろうか、
期待通りには、分からない。
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ここは立て逃げ、乗っ取り禁止
>>1が書かないんなら>>1はHTML化依頼出してこい
QIYzk+id0は書きたいなら自分でスレ立てて書け
あくまでリレー形式と言い張ればグレーゾーン
好ましくは無いし>>1がちょくちょく書く必要もあるけど
一応、こういう参加式スレはあるし、リレー形式でもありなはず。
まぁ、あくまで前削除人のlain★さんの基準だけど
どうも>>1ですここはリレー型式なので
立て逃げというわけではありません
どうせ続かないぽい
保守
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