禁書♂「とある」御坂♀「可能性の」上嬢♀「禁書目録」(71)

注意事項
・書いていたSSの修正版です 改めて読み直して
変えたいところが合ったので前と違うところがあります
・とある魔術の禁書目録の登場人物の一部の性別が逆の状態で、
1巻をやったら、どうなるか書いてみました。
・性別は全員逆というわけではありませんので、誰が逆になっているか、
想像しながら、見てもらうと面白いかも
・基本書くのが遅いです
・キャラ崩壊があるかもしれませんが、温かく見守ってください
チェックはしましたが誤字脱字はあるかもしれません。
どうか、温かく見守ってください
・読んだ方は気が向けば感想をお願いします。
直したほうが良い場所がある場合教えてください
次に生かして生きますので
でははじめます

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7月19日
---
上嬢「はぁはぁ不幸よぉ」

不良A「待ちやがれ!このアマァ」

上嬢『わたし上嬢桃麻は、不幸に愛されているとしか思えない青春を
送っているのでした』

止まれば犯されると、
普通に思える形相の10人ほどの不良と追いかけっこの最中
いつもは、気だるそうにしている目を大きく開き、
背中まで伸ばした黒髪と男を誘惑する大きな胸を揺らしながら
少女は心の中でつぶやきため息を付いた
--
上嬢『そう7月19日明日から夏休みとテンションをあげて
ファミレスに入って、
ゴーヤとエスカルゴの地獄パスタなんてのを頼んでてたら
不良に絡まれてる女の子を見つけて、
助けてあげようかなと、思ったのが運のつき
トイレに行っていた不良のお友達が帰ってきて今に至る
何なんですかぁ?この不幸はぁ?』
--

ほぼ同じものまたスレ立てて書くのか

いくつか、書き忘れてたネタもありますし
読みやすくしておこうと、ついでに、次回のために
感想を聞きたいなと

--
10分後橋の上

上嬢「はぁはぁ…やっと巻けた…」

御坂「何やってんのよ?アンタ不良を守って善人気取りか?
相変わらず!アンタて!熱血教師ですか?」

上嬢「もしかしてあの人たちがお掛けって来なくなったのて?」

御坂「うん。めんどいからアタシが、片付けておいた」ビリビリ

上嬢「やっぱり…」

御坂「レールガンて、覚えてる?」

上嬢「レールガン…てもしかして、あれ?」


御坂「覚えててくれたんだ?
そう!別名超電磁砲こう言うのを言うらしいのよね?」シュバン

御坂「こんなコインでも音速の3倍で、飛ばせばそこそこ威力が出るのよね」

上嬢「まさか…あの人達を追い払うのにそれを?」

御坂「馬鹿にしないで、レベル0の無能力者の
調理法くらい心がけてるわよ…それにアンタが、
あんな事言ったからじゃ無いけど…手加減してしびれる程度に
しておいたし//それに、アンタ以外アタシの全力受け止められないし」


上嬢『そう…私はこの子を助けようと思ったわけじゃない
不用意にもこの子に近づいた少年たちを助けようとしただけ』

上嬢「あなたが、この学園都市に7人しか居ないレベル5なのは、
分かってるけどね…人を見下すような言い方やめたほうがいいよ。
あたし以外友達できないから…」

御坂「いつアタシとアンタが友達同士になったのよ//」

上嬢「あ…わたしだってレベル0…きゃっ」

向かってきた電撃を避けるなんて、出来るはずもなく
わたしは、思わず右手を前に突き出し防いだ。
『異能の力』を使うものなら何でもそれが、
神様の奇跡でも問答無用で、
打ち消す異能力『幻想殺し』≪イマジンブレイカー≫
それが、異能の力であるなら、
彼女の『超電磁砲』にしたって例外ではなく。
パリンと何かを砕く音ともに打ち消した

御坂「で、そのレベル0のアンタが!何で、傷ひとつないのかしら?」

上嬢「何ていうか、不幸というかついてないて言うか…
アンタ本当についてないわよ」
そして桃摩は不敵な笑みを浮かべ相手を見つめた。
対する超電磁砲は全身に電気をまとい見つめ返していた

---

---
7月20日夏休み初日
上嬢『昨日雷による停電のせいで私の部屋は
うだるような暑さに支配されていました。
それは冷蔵庫の中身が、全て絶滅しているという事でして、
この暑さの中で、自分一人が食べるだけに
料理をする気も起きずに
カップ焼きそばを作れば流し台に全て流し込んでまい。
コンビニで、何か買おうかと思い財布を捜してる中に
キャッシュカードを踏み割ってしまい。
担任の先生から、上嬢ちゃんオバカだから補習ですと、
ラブコール』

上嬢「不幸よ…天気もいいし気分でも入れ替えて
布団でも干しましょう」

上嬢「空はこんなに真っ青なのにわたしのお先は真っ暗…ん?」

上嬢「あれ?もう干してあるて…えっ?えっ?えぇ?」

私の目の前には、白い服を着た男の子が干してあった

上嬢「この服神父さん?…外国人よね」

?「おな…」

上嬢「え?」

?「おなか減った」

上嬢「はぁ?…もしもし」

?「おなか減った」

上嬢「はぁ?日本語うまいね…」

?「おなか減ったて、言ってるんだよ?」

上嬢「えっと?あなたはひょっとしてこの状況で、
自分は行き倒れですとか言っちゃたりするんでしょうか?」

?「倒れ死にとも言う」

私は無言で、ベランダを後にし
布団を元の位置に戻しベランダに戻った

?「無視はひどいんだよ…
おなかいっぱい食べさしてもらうと嬉しいかも」

もしも、私が男なら、
「この子にはどこ遠いところで、幸せになってもらおう」
とか考えて冷蔵庫で、
死んでいる焼きそばパンを食べさせてることだろう
だが、一人分ではなくなったんだ。料理をする気がおき。
わたしは無言で、少女を抱え部屋へと招き入れた
---

---

禁書「あむあむ…おいしいよ…これ」

上嬢「そ…そうかな?」

『無事だったパスタと調味料と缶詰で、作った適当パスタなんだけど
こう美味しそうに食べられると、嬉しいものがあるわね』

禁書「僕のために無償で、作ってくれた料理なんだもん
美味しくないはずがないんだよ」

『この笑顔作ったかいがあった気がする』

上嬢「それで、なんでうちのベランダで干されてたの?」

禁書「落ちたんだよ。本当は屋上から、
屋上に飛び移るつもりだったんだけど」

上嬢「えっ?ここ10階建てよ?」

禁書「仕方なかったんだよ…追われていたからね…あっ!
それより自己紹介しないとだね?僕の名前は、
インデックスって言うんだよ」

上嬢「てっ、どう聞いても偽名じゃない?
インデックスて何よ?目次?」

禁書「うーん、禁書目録のことなんだけど。
あっ!魔法名なら、DEdicatu545。
献身的な子羊は強者の知恵を守るて意味だね」

上嬢「そのインデックス君が、何で、追われてるの?」

禁書「僕の持ってる十万三千冊の魔道書が狙いだと思う」

上嬢「魔道書?」

禁書「うん…エイボンの書死者の書ネメトロン代表的なのは
こういうのだけど」

上嬢「中身はともかくあなた手ぶらにしか見えないけど?」

禁書「ちゃんと持ってるんだよ!十万三千札」

上嬢「十万三千札て…どこかの倉庫の鍵でも、持ってるの?」

禁書「ううん」

上嬢「まさかお馬鹿には見えない本とか言わないよね?」

禁書「ううん、馬鹿じゃなくても見えないよ
勝手に見られると意味がないもの」

上嬢「で?誰に狙われてるの?」

禁書「魔術結社だよ」

上嬢「はぁ?魔術?」

禁書「あれ?日本語がおかしかった?マジックだよ。マジックキャバル」

上嬢「それて、新興宗教か何にか?」

禁書「そこはとなく馬鹿にしてるね?」

上嬢「うーん…」

禁書「そこはとなく馬鹿にしてるね」

上嬢「悪いけど…無理」

禁書「へっ?」

上嬢「わたしもいろいろと異能の力は知ってるけど、魔術は無理ね
この学園都市じゃ超能力なんて、珍しくもなんともない
科学の力で誰だって開発できるし」

禁書「超能力は信じるのに魔術は信じないて、変な話」

上嬢「じゃ、魔術て何よ?軽く見せてみてよ…」

禁書「無理…僕には魔術がないから仕えないもん」

上嬢「ガックリ…使えないなら、魔術があるかどうか
分からないないでしょう」

禁書「あるもん!魔術はあるもん」

上嬢「まぁ、私にも生まれたときから妙な力があるんだけど」

禁書「妙な力?」

上嬢「この右手で触ると、異能の力なら、電撃だろうと
レーガンだろうと…多分神様の奇跡でも打ち消せます…はい」

禁書「プー」

上嬢「何よ?その怪しい通販見てる反応は?」

禁書「だって、神様を信じてもいなさそうな人に、
神様の奇跡でも打ち消せますといわれても」

上嬢「イラッと来る…こんなインチキ魔法少年に
小ばかにされるとは」

禁書「インチキじゃないもん」

上嬢「なら、何かを見せてみて…それを右手で打ち消せば、
右手のことも信じるしかないよね?」

禁書「いいもん見せてあげる。これこの服これは、
歩く教会という極上の防御結界なんだから」

上嬢「何…それ?先から聞いてたら
わけの分からない専門用語ばっか言って…意味わかんない」

禁書「キー」グルグル

禁書「だったら、論より証拠!
この包丁で、僕のおなかを刺してみる」

上嬢「何…それ?」

禁書「これは、教会として必要祭典減の要素だけを詰め込んだ
服の形をした教会なんだから、包丁で刺したぐらいじゃ
傷一つ着けられないんだよ」

上嬢「じゃぁ、グッサリ刺して見ますなんて、
酷い事できるわけないでしょう」

禁書「とことん馬鹿にして!
これはトリノ聖骸布を正確にコピーしたものだから
強度は絶対なんだよ!物理魔術全ての攻撃を問わず
吸収しちゃうんだから」

上嬢「ふーん、つまりあれね?それが本当に異能の力て言うなら
私の右手が触れただけで、木っ端微塵てわけね」

禁書「ふふん♪あなたの力が本当な・ら・ね♪」

上嬢「上等よ…そこまで言うなら、
やってあげようじゃない」ガシッ

期待!

上嬢「あれ?」チラッ

禁書「ふふん♪別に何もおきないんだけど?ふふん」ストン

仁王立ちしていた神父さんの白い服が、プレゼントのリボンを
解くようにストンと落ちて、年齢相応の小さな象さんが露になった
私は、突然の光景に目線をはずすこともできずに硬直してしまい

禁書Jr「パオーン…なんだよ」

上嬢「イ!?…イヤー//」

禁書「うん?イヤーなんだよぉ//」

自分の状況に気づいた神父さんが送れて悲鳴を上げて、
視線をそらせずにいた私へと
グルグル手を回してパンチをしてきた。
思わず私は可愛いなとか思いながら、されるがままに攻撃された

上嬢「全く色々なところをたたいて、合宿のときの蚊かよ…あなたは?」

禁書「どよーん」

上嬢「先のは、私が悪かったから//だから…キャッ」ボコン

禁書「あれだけのことがあったというのに、
何で普通に話しかけられるんだよ」

上嬢「イヤー私だって大変ドキドキしてるというか何と言うか//」

禁書「馬鹿にして!もう」フン

上嬢「あっ!」

『あのカソックわたしの右手に反応したてことはあの子が、
異能の力にかかわってることは間違いない』

禁書「ふふん♪出来た」バン

上嬢「何?そのアイアンメイデン…」

禁書「日本語では針のむしろと言う…はぁあ」

上嬢「あっ、そういえば、補習…
私これから学校に行かないと駄目なんだけど…
あなたどうするの?ここに残るなら、鍵渡すけど?」

禁書「いい…出てく…いつまでもいると、連中ここまで来そうだし
あなただって、この部屋ごと爆破されたくないよね?」

上嬢「あっ!待ってよ」

そう呟いた瞬間私はこけかけて自分の携帯を踏み割ってしまった
上嬢「うっ…うぅ」

禁書「あなたのの右手。幸運とか、神のご加護とか…
そういう物まとめて消してしまってるんだと思うよ」

上嬢「はぁ?」

禁書「その右手が空気に触れてるだけで、
バンバン不幸になるてわけだね?」ニッコリ

上嬢「あぁ…不幸よ」ガックシ

禁書「何が不幸て、そんな力を持って生まれてきたのが、
もう不幸だよね♪」

上嬢「あなた…あなたここを出て、どこか行く当てでもあるの?」

禁書「ここにいると敵が来るから」

上嬢「敵?」

禁書「この服は魔力で動いているからね。それをもとに
サーチ掛けてるみたいなんだよ。でも大丈夫教会まで逃げ切れば、
匿って貰えるから」

上嬢「ちょっと待ちなさいよ!それが分かってて放り出せないわよ」

禁書「じゃぁ…僕と一緒に地獄のそこまで落ちてくれる?」

上嬢「それくらい!一緒に落ちてあげる!
あなたみたいな子供を危険だと、分かってて一人に出来ない」

禁書「冗談だよ僕一人だけなら、簡単に逃げられるから」ガチャッ

上嬢「困ったことがあったら、また来ていいからね…」

禁書「うん♪おなか減ったらまたくる。キャッ!
なにこれおかしいよ?」

お掃除ロボットに囲まれ追いかけられ神父さんは消えていった

上嬢「はぁ…あっ!やばい補習」

--
『学園都市ここは何十とも言う大学や小中学校が集う学園の町
東京都の3分の1になる広さに人口が二百三十万その8割が学生で
ここに住んでいる。そして、先の掃除ロボットやら、
何かがうろちょろしている。ちょっと変わった街だ』

小萌「はーい、それじゃ補習の授業を始めます。
先生気合を入れて小テスト作ってきたので、早速配るですー
成績が悪かったら、スケスケ見る見るですー」

1年七組の担任月詠小萌は、身長135センチで、安全面の理由から、
ジェットコースターの利用を断れたという伝説を持つ誰がどう見ても
黄色い安全棒に真っ赤なランドセル、
リコーダー標準装備の十二歳にしか見えない
学園7不思議に指定されるほどの幼女先生である

土御門「スケスケ見る見るて、目隠しでポーカーする奴だったかにゃー」

青ピー「10回連続で正解するまで、帰っちゃダメェて、おいたな企画」

土御門「やれやれこの間も朝まで生居残りだったにゃー」

上嬢「うっ」

子萌「上嬢ちゃんは開発の単位が足りないので、
どっち道スケスケ見る見るですよ」

上嬢「げぇ」

青ピー「小萌ちゃんは譲ちゃんが、可愛くて、仕方がないんやね?
羨ましい!あんな幼女と二人きりで、朝まで補習なんて」

上嬢「青ピーあなたは、あの背中に悪意を感じれないの?」

青ピー「あないなお子さまに言葉で、攻められるなんて
譲ちゃん経験知高いでぇ…羨ましい」

上嬢「レズの上にロリコンでM?救いがないわね…」

青ピー「あははっ♪レズで、ロリがすき何とちゃうでぇ
女の子もいけてロリもスキなんや」

上嬢「あのねぇ…」

小萌「そこぉ、それ以上喋りやがったらコロンブスの卵ですよ?
OKですかぁ?」

上嬢「はぁ、不幸だ」

『あの子どうしてるかしら?部屋にネックレスを忘れていったけど…
でもなんだったの?十万三千冊の魔道書て?
そんなものどこに?
あの子ここにあるて言ってたけど…
そのうち忘れ物取りに来るよね』

青ピー「先生上嬢さんが男子野球部の汗に夢中になってまーす」

上嬢「えっ!えぇ!」

小萌「クスンクスン」

クラスメイト一同「泣かした…泣かした」
敵意ある視線に晒されわたしのほうが泣きたい

--
アナウンス「完全下校時間を過ぎています」

上嬢「結局この時間まで居残り…不幸よ」

御坂「いたいた…見つけたわよ?こんどこそ…てっ、アンタ
アンタよ…アンタ止まりなさいてば…」

上嬢「また、ビリビリ中学生?」

御坂「ビリビリ言うな…私には、
御坂美琴とて言うちゃんとした名前があるのよ
アンタ最初会ったときからずっとビリビリ言ってるでしょう?」

上嬢「そうだったよね…それでビリビリも補習?…」

御坂「うっさいわね…今日こそ、電極刺した蛙みたいに
ヒクヒクさせてやるから、遺言と遺産分配やっとけや…コラー」

上嬢「やだ」

御坂「何ですってぇ」ドン ビリビリ

掃除ロボは狂いぶつかり合い。
近くを歩いていた罪のない通行人の携帯は煙を吐き壊れた

御坂「どうよ?腑抜けた頭のスイッチは切り替えられた?」

上嬢「ふざけないで!昨日あなたが、派手に雷落としたおかげで
うちの電化製品とか冷蔵庫の中身は全滅よ!友達とはいえ、
これは怒るからね!」

御坂「友達じゃない//それにアンタがムカつくから悪いのよ」

上嬢「意味が分からない切れかたして…
大体あたしは指一本触れてないでしょう?」

御坂「そうよ…一発も殴られてないもん…ということはお互い様で、
引き分けて事でしょう?」

上嬢「はぁ…いいよ…なら、あなたの勝ちてことで」

御坂「ちょっとアンタ真面目にやりなさいよ」

上嬢「じゃぁ、真面目にやっていいの?」

御坂「くっ」

上嬢「朝は似非魔術師今は、ビリビリ超能力者と来たもんね」

御坂「魔術師?もしかして…またトラブル?
心配になるじゃない…」

掃除ロボ「メッセージメッセージ電波法に違反する攻撃性電磁波を感知
システムの異常を感知しました」

御坂「キャッ」

上嬢「バカァ!あんな所で、ビリビリするから」

御坂「煩いわよ!早く逃げなさいよ!このバカ」

少女二人は、掃除ロボ3体との追いかけっこを夕日をバックに
青春の1ページとばかりにはじめた

--


--
上嬢の寮

何とか、掃除ロボを撒き疲れた足取りで、自分の部屋のある階まで来ると、
先ほどまで追いかけっこをしていた掃除ロボと
同型のマシンが清掃をしていた

上嬢「清掃ロボ…全く人の部屋の前で、何を掃除してるのよ?」

上嬢「あっ!何ていうか不幸よ…ねぇ、インデックス
こんなところで、何をやってるのよ?こんな所で寝てから…!
何よこれ?」

私はインデックスに触れた瞬間ぬるぬるした感触を感じ
慌てて、赤く染まった自分の手を見る

上嬢「えっ?しっかりして、インデックス…どこの誰にやれれたの?」

ステイル「はぁ?僕たち魔術師だけど?」

背後に降りかかった声に私は振り向いた。
そこには、自分よりも幼そうに見える
2メートル近い白人の男性が立っていた
指にはメリケンサックのように嵌められた指輪。
口にはタバコ、目の下にはバーコード普段なら確実に
通報している変態集溢れる男だ


ステイル「これはまたずいぶん派手にやっちゃて」

上嬢「何で?」

ステイル「ここまで、戻ってきた理由?さぁね?
忘れ物でも、したんじゃないかのかな?」

上嬢「はっ?」

ステイル「昨日はネックレスがあったけど…
あれて、どこで落としたんだろうね?」
『もしかしてネックレスに残った魔力をサーチしてここに来た?
インデックスは赤の他人のわたしを巻き込まないため…
わざわざ危険を冒して戻ってきた?』

上嬢「バカ…」

ステイル「ふーんふーんふーん…やだな…
そんな目で見られても困るんだけどね?
それを切ったのは僕じゃないし神崎だって何も
血まみれにするつもりは無かったんじゃないかな?
そのスータン歩く教会は絶対防御なんだけど…何の因果で砕けたのか?」

上嬢「何でよ?」

ステイル「うん?」

上嬢「私は、魔術なんてメルヘンなんて信じれないし、
あなた達魔術師なんて生き物は理解できない…
でもあなた達だって正義と悪があるんでしょう?
こんな小さな男の子を追い回して血まみれにして
これだけのリアルを前に自分の正義を語れるの?」

ステイル「言いたいことが済んだなら退いて欲しいな…
それ、回収するから」

上嬢「かい…しゅう?」

ステイル「そう、回収…回収だよ回収…
正確にはそれが持っている十万三千冊の魔道書だけどね
あぁ、注意したまえ…君程度の人間なら
一冊でも読めば廃人コース確定だから」

上嬢「ふざけないで…そんなもの…何処にあるというの?」

ステイル「あるさ…それの頭の中に…」

上嬢「えっ?」

ステイル「一度読んだものを一瞬で覚えて
一字一句を永遠に記憶し続ける能力を持ってるんだ。
それの頭はね…世界各地に封印され、持ち出す事のできない魔道書を
その目で記憶し保管している魔道書図書館て分けさ
まぁ、それ自身は魔力を練る事が出来ないから無害だけどね
その十万三千冊は少々危険なんなんだ…
だから、魔術を使える連中に連れ去られる前に保護しにやって来たわけさ」

上嬢「ほ…ご?」

ステイル「そうだよ…そうさ保護だよ。保護…それにいくら良識と
良心が合っても拷問と薬物には耐えられない…
そんな連中にか弱い少年の体を預けるなんて考えると、
心が痛むだろう?それとも興奮かい?僕はするね…」

上嬢「あんたね…何様だ」
私は走り出し、変態の顔目掛けて殴りかかるが、あっさりとかわされた

ステイル「ステイル=マグネスと名乗りたいところだけど…ここは…
Fortis931と言っておこうか?」



ステイル「日本語では、強者といったところか…
語源はどうだっていい…魔法名だよ…聞きなれないかな?」

上嬢「あっ!」

ステイル「僕たち魔術師生き物は、魔術を使うときに名前を
名乗ってはいけないそうだ…古い因習だから理解できないんだけど
重要なのは魔法名を名乗り上げたことでね…僕たちの間では
魔術を使う魔法名というよりも、むしろ…殺し名かな?」ピン

ステイル「炎よ…」

上嬢「うっ」

燃え上がる炎に思わず私は一歩後ろに下がってしまった

上嬢「これが魔術?」
『魔術なんて、得体の知れないものにこの右手は通用するの?
異能の力なら、一撃で打ち消せるけど…
私は超能力以外の異能の力なんてまだ知らない』

ステイル「巨人に苦痛の贈り物を…はぁ」ゴォォォオ

ステイル「ふぅ…やり過ぎたかな…残念だったね?
まぁ、そんな程度じゃ、何回やったところで、何回やったところで、
勝てないてことだよ」

上嬢「誰が、何階やっても勝てないて?」ボコッ

ステイル「グゥ…バカな…」

上嬢「何をビビッテンの…わたし…そうよ…
あのカソックを壊したのだってこの右手だったじゃない…壊したの…」
私は壊したときに見た年相応の象さんを思い出し赤くなってしまった

ステイル「このぉ」ゴォォオ…パリン
ステイル「そうか?やっと分かったよ…歩く境界が誰に壊されたか…
世界を構築する五大元素の一つ、偉大なる始まりの炎よ≪省略≫
わが身を食らいて力となせ」ギャオォ
ステイル「魔女狩りの王イノケンティウスその意味は必ず殺す」

上嬢「邪魔だ」パリン、ゴォォ

上嬢「元に戻った?…くっ!何で右手が通用しない?違う…
この炎消してもすぐに復活してる…」

禁書「ルーン…秘密を指し示す24の文字でゲルマン民族により
2世紀から使われる魔術言語で古代語のルーツとされています」

禁書「イノケンティウスを攻撃しても意味はありません
壁床辺りに刻んだ≪ルーンの刻印≫
を消さない限り何度でもよみがえります」

ステイル「ちっ」

上嬢「あなた…インデックスよね?」

禁書「はい…私はイギリス聖教内、第0聖堂区ネセサリウス所属の
魔道書図書館です。正式名はイン≪省略≫
呼び名は略称のインデックスでかまいません…
現在自動書記ヨハネのペン」ゲシッ

ステイル「君には無理だ…絶対に出来ない。この建物に刻んだルーンを
完全に消滅させるなんて…君には絶対無理だ…吸血殺しの紅十字」ボォオ

上嬢「くっ」ドゴォン

上嬢「はぁはぁ死ぬ…本当に死ぬ」

何とかあそこから逃げてきた私は床に寝転がり息を整えた。
そして私は、廊下中に張られた紙に気づく

上嬢「もしかして、これが…ルーンの刻印?あっ…追ってきた…
しまった…」

イノケンテウス「ギャオォ」

上嬢「どうして追ってこないの?あっ、ルーンを貼り付けてるのは
この寮だけね?はぁ」

上嬢「どこかに通報…無理…私はあの子に言ったはずでしょう?…
一緒に地獄に落ちてあげるて…あの子は私のことを思って
はぐらしたけど…」


ステイル「インデックス」
ステイルが恋人に触れるかのようにインデックスへと
手を伸ばしたときに火災報知器の音が鳴り響く

ステイル「まさか…イノケンテウスの炎を消すために…
そんなツマラナイ理由で、ずぶ濡れにされたのか…彼までぬれて、
風邪でも引いたらどうするんだ?…しかしこれはこれで…」チン

ステイル『それと白か…ずぶ濡れになったかいがあった気がするよ』

ステイル「イノケンテウスは、どうしたんだ?」

上嬢「アンタ…正直凄いよ…ナイフか何かで、ルーンを
刻み込まれてたなら、勝ち目は0よ」

ステイル「まさかイのケンテウスは
三千度の炎の固まりこんな程度で、鎮火する物か…」

上嬢「バーカ…炎じゃないよ…アンタは人のうちに何を
ベタベタ貼り付けてた?」

ステイル「凄いよ…だけど経験が足りないかな?
コピー用紙はトイレットパーパーじゃないんだ…
水ぐらいで破れたはしないよ…殺せ」ゴォオパリン

ステイル「バ…バカな…僕のルーンはまだ死んでないのに」

上嬢「コピー用紙は確かに破れないけど…水に濡れたら、
インクは落ちるんじゃない?」

ステイル「イノケンテウス…イノケンテウス…くっ…灰は灰に」

上嬢「そうよね…一緒に落ちるのを断られるなら、手をつかんで、
無理やりにでも平和な世界に引き上げればいいだけ…
そうでしょう」ドカン

--
寮の近く
御坂『とあるバカが、なんとなく気になって探してたら、
家事が、あったのを知りここに来た。なんとなく先から、
胸騒ぎがとまらない。多分あれだ…友達が心配だからとかじゃなく
ライバルに勝てないうちにいなくなられるのを心配してるのよ…
そうに決まってるわ』

黒子『オネェサマまぁまぁ、オネェサマ補習なんて、
似合わない真似をしてると思ったら夜遊びのための口実だったんですね?』

御坂「あのねぇ?黒子何処をどう見たら、
このあたしが夜遊びをしてるように見えるわけ?」

黒子「決まっています…こんな場所を通って寮に帰るのは
どう考えても遠回りですもの」

御坂「用事があったのよ…それより、あんたこそ…あっ!」

黒子「そうですわ…オネェサマ…
私ジャッジメントのお仕事で、ここに来ましたの…あの出火の原因
どうやら能力者の仕業らしいのよ」

御坂「ふーん」
御坂『アイツ巻き込まれて無いわよね?
アイツの事だから、こういうの知ったら、
また自分だから飛び込んで…心配してないわよ…ライバルだし
怪我されたら、困るだけよ』

--
少し離れた路地

上嬢「これで、発信機みたいな機能は消えたはずだけど…
早くこの子を病院に連れて行かないと…でも、この子ここのID
持ってなさそうだし、うっかり入院でもしたらすぐに情報が漏れる
…けど、このまま放置できないし」

禁書「桃摩…どうかした?顔色悪いけど?」

上嬢「人の心配してる場合?早くその怪我何とかしないと…」

禁書「大丈夫…だよ…とにかく血をとめることが出来れば」

禁書「白なんだよ//血が一箇所に集まったから
これも止血になるかもなんだよ」

上嬢「もう…あなたの持ってる十万三千冊の中に
傷を治すような魔術は無いの?」

禁書「…ある…けど」

上嬢「それて…」

禁書「あなたには無理…例え僕が術式を教えてあなたが
それを完全に行えてもあなたの力がそれを邪魔する」

上嬢「うぅ…またなの…またこの右手が悪いの?」

禁書「あなたの右手じゃなく超能力てのがもう駄目なの…
魔術というのはあなたたちみたいな才能がある
人間が使うものじゃないんだよ。才能が無い人間がそれでも
才能がある人間と同じ事をしたいからと生み出されたのが魔術」

上嬢「なら、カリキュラムを受けているこの街の学生には?」

禁書「うん…魔術は使えない…」
上嬢「そんなのて、無いわよ…ここは学生の街よ
なのに…学生には…あっ!ねぇ、魔術て、才能の無い人間なら、
誰だって使えるのよね?」

--
とあるアパート

ピンポンピンポン

上嬢「この時間で、もう寝てるなんて言わないでよ?」

小萌「はいはい、今空けますよ…うん?上嬢ちゃん…
新聞屋のアルバイトでも始めたんですか?」

上嬢「子供をつれて勧誘する新聞屋さんなんて、何処にいるんですか?
それより急いでるんで入ります」

小萌「ちょ…ちょっと先生困ります」ガッチャン

小萌「ふえ…ふえ普段はこんなに汚れてないですよ」

小萌「どうしたんですか?それ?」

上嬢「先生…お願いします…何も聞かずに…
この子のいうことを聞いてあげてください」

私は相手の目を見つめ心の底から頼んだ。
すると、先生は静かに頭を縦に振った。
私の右手が邪魔になるといけないので、静かに外へと歩いていく

--



--
翌日

上嬢「というか愛煙家で、ビール好きの
子萌先生のパジャマがあんたに合うの…というか、女のわたしより、
可愛い気がするのは何でよ?」

目の前にいる可愛いウサギを抱きしめたくなる衝動を押さえつけ私は呟き

禁書「胸の所も丁度よくてピッタリなんだよ」

子萌「なっ!その発言はしんがいなんですよぉ
あたしは大人の女性なんですよぉ」

上嬢「はぁ」

子萌「それより上嬢ちゃん!結局上嬢ちゃんの何様なんです?」

上嬢「弟…」

子萌「大嘘にもほどがあるですモロ銀髪碧眼の外国人少年です」

上嬢「事情を聞きたいのはこの事を上の人に伝えるためですか?」

子萌「です…この街で起きた以上、解決するのは教師の役目です
責任を取るのは大人の義務です。上嬢ちゃん達が
危ない橋を渡ってると知って黙ってられるほど、
先生は子供じゃないんです」

上嬢「赤の他人なら、巻き込めるけど
先生のこと好きだから、巻き込みたくないんです」

子萌「何気にキュンとなるようなこと言って、
誤魔化そうとしても、誤魔化されないんですよ」

上嬢「あれ、どこへ?」

子萌「執行猶予です。ご飯の買い物に行ってきます。
その間に何を話すべきか、シッカリキッチリ纏めておくんですよ!
それと…」

上嬢「それと?」

子萌「先生買い物に夢中になって忘れてるかもですから…
帰ってきたからズルせず上嬢チャンから、話してくれないと…
駄目なんですからね?」

--

上嬢にインデックスが、魔術についての説明をしているとき
狙撃銃のように長いレンズを取り付けたカメラを覗き込み
600m程はなれた場所から狙撃のような体制から
写真を撮るステイルがいた。

ステイル「ウサギ姿のインデックス…
最高だ…グッジョブだ」カシャッ

その背後には右ひざが破れたかなり大き目のジーンズに、
へそが出るように着ている白いシャツ
腰には刀女性と勘違いしそうな中世的な美形
≪神崎 焔≫『かんざき ほむら』
彼は変質者そのものの同僚を見下ろし世界の平和のために
切り伏せるべきか悩んでいた

神崎「ステイル貴方は今何をしているんですか?」
ステイル「事情は後で説明するよ。
それより、インデックスは生きてるよ」

神崎「そうですか…彼に同伴していた少女の身元を探りました」                                    ステイル「で、あれの右手は何だった?」

神崎「少なくとも魔術師や異能者の類ではないとしか…」

ステイル「なんだ!あれがただの
高校生とでも言うつもりかい?」カシャッ

ステイル「止めてくれよ何の力も持たない少女が
イノケンテウスを退けれるほど世界は優しく作られちゃいない」

神崎「そうですね…むしろ問題なのは彼女が、ケンカ早い
駄目高校生というカテゴリーになっていることです」

ステイル「情報の意図的な封鎖…かな?納得が行ったよ
君がいない内にロード=スチュアート彼から、上嬢の写真を
何枚か気づかれないように撮ってくるように言われてね…
たぶん情報収集なんだろうね?」カシャッ

神崎「そういうことですか…そういえば、
私も学園に潜り込んでいる者から
上嬢桃摩と戦うんだって?上嬢の写真のネガを頼むにゃー
場合によっては、一シーン2万で買うにゃー
それくらい安い投資だにゃーと言っていましたね…
彼女も情報収集なんでしょう…」

ステイル「楽しそうだよね?本当に楽しそうだ…
彼はいつだって楽しそうに生きている…
僕達はいつまで…あれを引き裂き続ければいいのかな?」カシャッ

上嬢とインデックスが、ケンカをして笑いあう姿を眺めステイルは呟く

神崎「複雑な気持ちですか?かつて…あの場所にいた貴方としては?」

ステイル「ふん!いつもの事だろう?」

ケンカ最中に上嬢の服が破れスカートがずり落ち下着姿になった
その姿を写真に収めながらいい


--

--

上嬢『あの後スーパーから帰ってきた小萌先生は何の事情も聞かずに
アパートに泊めてくれた。本当に買い物に夢中で忘れたのか、
忘れたことにしてくれたのかは聞いていない』

禁書「お風呂♪お風呂♪お風呂♪えへへっ、とうま…とうま…」

上嬢「どうしたの?」

禁書「何でもない…用が無いのに、名前が呼べるて…
なんか幸せかも♪」

禁書「ねぇ?とうま…聞きたいことがあるんだよ?
小萌が言っていたコーヒー牛乳て、何?カプチーノみたいなもの?」

上嬢「そんなエレガントなものは銭湯には無い…
んーでもあなたには大きなお風呂は衝撃的かも
イギリスて、狭いユニットバスが、主流なんでしょう?」

禁書「その辺はよく分からないかも…僕は気がついたら
日本にいたからね…向こうのことは少し分からないんだよ」

上嬢「道理で日本語がペラペラなはずね」

禁書「ううん、そういう意味じゃないんだよ…僕生まれはロンドンで
セントジョージ大聖堂の中で、育ってきたらしいんだよ。
日本に来たのは1年前くらいらしいんだよ」

上嬢「らしい?」

禁書「うん、日本に来たときくらいから記憶が無いからね…
最初に目を覚ましたときは、自分のことも分からなかった
とにかく逃げなくちゃっと思った
昨日の晩御飯も思い出せないのに難しい知識ばっかり
グルグル回って、本当に怖かった…」

上嬢「もしかして、何で記憶をなくしたのかも分からないの?」

禁書「うん♪…ん…とうま…何か怒ってる?」

上嬢「…怒ってないから」

私は慌てて笑顔を向けた

禁書「なら、良かったんだよ…でも、先のは、
本当に怒ってるように見えたんだよ…もしかして、
僕を困らせて楽しんでる?とうまのそういう所嫌いかも!」プゥ

上嬢「元から好きじゃないのに、そういう台詞子供には早いかも…
いくらなんでもあなたには、ラブコメめいた
素敵イベントは期待してないから」

禁書「……」

上嬢「で、なんで、上目遣いで
黙ってしまわられるんでしょうか、王子?」

禁書「とうま…大嫌い」

瞬間以外に痛いグルグルパンチを受けた

--
上嬢「殴るだけ殴ったら先に行って…迷子になってないといいけど…
あれ?人が…いない?」

神崎「ルーン」

上嬢「はっ!」

神崎「人払いのルーンを刻んでるだけですよ」

上嬢「あんたは?」

神崎「神浄の討魔ですかーー良い真名です。神崎焔と申します
出来ればもう一つ名前はかたりたくないのですが」

上嬢「もう一つの名前?」

神崎「魔法名ですよ」

上嬢「ステイルと同じ魔法結社という人たち?」

神崎「率直に言います。魔法名を名乗る前に彼を保護したいのですが…」

上嬢「…嫌よ」

神崎「仕方ありません!女性に危害を加えたくないのですが…
名乗ってから、保護しましょう」

刀が抜かれると同時に風が走り、
風力発電の羽が切り裂かれ地面へ落下した

神崎「もう一度問います。魔法名を名乗る前に彼を保護したいのですが…」

上嬢「何言ってるの?あなたを相手に降参する理由なんか…」ブルブル

神崎「何度でも問います…」シュバッザザン

上嬢「くっ…」

神崎「私の七点七刀が織り成す『七閃』は、
一瞬と呼ばれる間に7度殺すレベルです…必殺といっても
間違いではありません」

上嬢『私には一発も見えなかった…でも…この右手なら…』

神崎「ステイルからの報告は聞いてます
何故かあなたの右手は、魔術を無効化すると…
ですが、それはあなたの右手で触れていなければ
不可能ではありませんか?」

上嬢『服が破れて下着が見えてるけど…
気にせずに…自分から飛び込むしかない』シュバン

神崎「幾度でも問います…
何があなたを底まで駆り立てるか、分かりませんが…七閃」シュバン

上嬢「このぉ」

上嬢『消えない?…極細のワイヤー…この人刀を動かす仕草に隠して…

上嬢「あなた魔術師じゃないの?」

神崎「言ったはずです…ステイルから話を聞いていたと…」

上嬢「なら、その長い刀は?」

神崎「この七天七刀は飾りではありませんよ…七閃を潜り抜けた
先には唯閃が、待っています…それになりより…
私は魔法名すら名乗っていませんよ」

神崎「名乗らせないでください少女…私は二度とあれを名乗りたくない」

上嬢「…出来るはず無いでしょう」

神崎「何ですか?聞こえなかったのですが」

上嬢「…うるさい…うるさいて言ったのよ…この無感情野郎…」

神崎「…七閃」

何とか私は、彼に近づくが鞘で腹を突かれ蹴り飛ばされた

神崎「もう良いでしょう?
貴女が彼にそこまでする理由は無いはずです?」ゲシッ

上嬢「…なんでなの?なんで…私を殺さない…
その気になればいつだって殺せたはずなのに…
あなたは底でためらってくれるだけの
常識のある人間なんでしょう?」

上嬢「…なら分かるはず…小さな子供をよってたかって追い掛け回して
刀で背中を切って…そんな事間違えてるて…知ってる?
あの子はあなた達のせいで、記憶がなくなってるのよ…
何処まで追い詰めたらそんな酷い事になるのよ?」

上嬢「私は…必死でがんばってもたった一人の子供も守れない
負け犬よ…あなたたちに連れ去られるのを
指をくわえてみてるしかない…弱者よ…だけど…あなたは違うでしょう?
それだけの力があれば誰だって、何だって守れて…
何だって、誰だって救えるのに…何で、そんな事しかできないの?」

神崎「私だって…私だって…好きでこんな事してるんじゃありません…
私の所属する組織の名前はネセサリウス…」

上嬢「…はっ!それて、インデックスと同じイギリス聖教の?」

神崎「彼は私の同僚にして大切な親友なんですよ…」

上嬢「えっ?」

神崎「私だって彼の背中を切るつもりは無かった…あれは…
歩く教会が破壊されたと知らず…
彼は絶対に傷つくはずが無いから切っただけ…なのに…」

上嬢「ま…待って…親友の背中にどうして?」

神崎「彼はそうやって保護しないと生きていけないのです…
完全記憶能力…」

上嬢「…完全記憶能力…」

神崎「…それが全ての現況です」

上嬢「それて…十万三千冊のこと?
全部あの子の頭の中に入ってるのよね?」

神崎「人間の頭の容量は意外に少ない…
ですが必要の無い記憶を忘れることで、脳を整理している
だから、人間は生きていける…だけど…彼にはそれが出来ない」

上嬢「……」

神崎「雨粒一滴一滴の形…すれ違う人の顔…
彼の脳はそんな同でもいい記憶にあっという間に埋め尽くされしまう」

上嬢「待って…あなた達は同じ組織に所属していながらあの子に
悪い魔術師なんて呼ばれているの?」

上嬢「それともあの子が嘘ついているというの?」

神崎「彼は嘘をついていませんよ…
私達が同じネセサリウスの人間だということも…
彼が追われている本当の理由も…何も覚えてないんです…
だから、自分で判断するしかなかった…
自分を追う魔術師は十万三千冊を狙う魔術師だと疑うのが妥当だと」

上嬢「けどあの子には…完全記憶能力があるのよね?
そもそもなんで…あの子は記憶を失っているの?」

神崎「失ったのではありません…正確には私達が消しました…」

上嬢「消したって…魔術で?…でも、どうして?
…あなたはインデックスの仲間なんでしょう?
あなたにしても、インデックスは大切な仲間じゃないの?
なら、どうして?」

神崎「そうしなければならなかったからです…
そうしなければ彼は死んでしまうからです
彼の頭の85%は十万三千冊の記憶に使われています…
そのため彼は常人の15%しか脳を使えません
その15%に記憶をし続ければ彼の脳は…」

上嬢「記憶を消す以外に方法は?」

神崎「…ありません」

上嬢「…いつまで?」


神崎「記憶を消去するのはきっかり1年後でないと出来ないんです
その周期で無いと記憶の消去は出来ません…
後三日…」

上嬢「…三日」

神崎「私達に彼を傷つける意思はありません…
むしろ私達でないと彼を救うことは出来ない
引き渡してくれませんか?私が魔法名を名乗る前に…
それに記憶を消してしまえば、彼は覚えてませんよ…
貴女が彼をどれだけ思ったところで…」

上嬢「くっ…」

神崎「そんな彼を助けたところで、あなたには何の益もありませんよ」

上嬢「ふざけないで…あの子が覚えてるとか関係ない…
分からないなら一つだけ教えてあげる…
わたしはあの子の仲間よ…今からもこれからも…
あの子の仲間であり続けると決めたの…」ググッ

上嬢「聖書に書かれてなくても絶対にそうなの…
おかしいと思ったのよ…単にあの子が忘れてるだけなら、
全部話をして、誤解を解けばいいだけのこと…
何で誤解したままにしてるの?
敵として追い回してるの?あなたたち何勝手に見限っての?
あの子の気持ちを何だと…」

神崎「うっせんだよぉ…ド素人が…知ったような口を利くな…
私達がどんな気持ちで、あの子の気持ちを奪ってきたと思う?
ステイルがどんな気持ちで敵を名乗ったと思いますか?
あなたは何も知らないくせに」

そう言うと走り出す神崎。上嬢を殴りつけようとした瞬間
光が彼に迫る。それを慌てて、回避すると、
誰も来ないはずの空間に第三者の声が響く

?「話は聞いてたけど、そんな事知らないわよ」

上嬢「び…ビリビリ…なんで?」

御坂「びりびりて言うなぁ」

上嬢は何とか電撃を右手で防ぐとここにいない筈の少女を見つめた

御坂「何でて、アンタの様子がおかしかったから…
また何かに巻き込まれたのかもて…心配になったのよ…
だから…探してたら、ここには近づきたくない気がして…
逆に怪しいと思ってきたわけよ…」

上嬢「心配だからて…こんな危ないところに…」

御坂「アンタがそれを言うな…それに…
あ…アンタがアタシを友達だって言ったんでしょう?
友達のピンチを助けるのは当たり前でしょう?」

上嬢「…」
私はこんな危ないところにきてくれた
友人が嬉しくなり何もいえなくなった


神崎「いきなり出てきて…何も知らないくせに友情ごっこだぁ?
ふざけるなぁ…私達は駄目だったんですよ…
彼との友情のために
1から思い出を作り直しても…
彼との友情をしんじて
それを何度繰り返しても
家族も親友も…全てが0に帰る…
私は耐えれません…
これ以上インデックスの笑顔を見続けるなんて」

神崎はそう言うと、今までの不満をぶつけるように
上嬢に殺す気で切りかかる。それを御坂が、
取り出したビンに入っていた砂鉄で作り出したナイフで軌道を変える
首を落とす気だった神崎の刃は上嬢のほほを切り裂き
邪魔者を先に始末するため構える

上嬢・御坂「「ふざけないで」」

御坂は叫ぶと同時に砂鉄のナイフを振るが、
神崎はかわし刀を振るう

上嬢「そんなのあなた達の勝手な理屈でしょう?」

上嬢は気力を振り絞り何とか立ち上がる
その上嬢に襲い掛かる神崎のワイヤーを
自分の体を盾にし受け止める
体を浅く切り裂かれるが上嬢の前から離れることは無く

御坂「そうよ!アタシはそのインデックスてこが誰か知らないけど
そんな私にだって分かる
その子の事なんて一瞬も考えてないじゃない?
友達ならどんなに絶望しようが支えてあげなさいよ
自分の臆病の付けを友達に押し付けてんじゃないわよ…」

上嬢「一年の記憶を失うことが怖ければ…
その次の一年にもっと幸せな記憶で埋めてあげれば…
記憶を失うのが怖くないて、分かるなら…」

上嬢・御坂「もう誰も逃げ出されなくて良い…たったそれだけの事(よ)…」

上嬢「あなたは力があるから誰かを守るの?違うでしょう…」

御坂「アタシはハッキリいえる…守りたいものがあるから力を求める」

上嬢「あなたは何でその力つけた…
あなたはその手で誰を守りたかった?」

上嬢「それだけ力があってこれだけ万能の力があって…
何で、そんなに無能なの…」

それだけ言うと上条は力尽き崩れ落ちていく、
その体を支え御坂は肩を貸し神崎を見つめ
自分の思いを言葉にする

御坂「アタシ桃摩にも勝てないくらい弱い…
でもどんな時も友達の横にいて力を貸すぐらいは出来る…」

ステイル「これ以上はもういいかな?」
神崎は静かにうなづき。魔術師達はその場を後にする

--
二日後小萌えアパート

上嬢「ここは?…」

禁書「とうまとうまぁ…起きてくれた…あっ、まだ動いちゃ駄目だよ」

上嬢「日が空けてる…ということは一晩たったの?」

御坂「二日よ…大体の話は二日前のことと神父に聞いて知ってる…
あと1日しかないわよ…記憶を消すまで…」

体を拭こうとタオルをぬらしに行っていた御坂が帰ってきて呟き

上条「そうだ…記憶…記憶をどうにかして消さないようにしないと…
でも、まだ記憶は消えてないみたいね…良かった」

御坂・禁書「良くない(んだよ)」

御坂「アタシが、もう少し早く来れたら、
顔にそんな大きな傷を負ったりすることは無かった…」

禁書「僕は何も知らなかった…とうまを担いだ短髪が
偶然会った小萌えとここに戻ってくるまで
僕は何も気づけなかった…
とうまが他の魔術師と戦ってることなんて
気づくことも考えることも出来ず
僕は…僕は…男なのにとうまを助けられなかった」


上嬢「何よ?二人ともこのぐるぐる巻きの包帯
大げさすぎなんじゃないの?」

上嬢「何よ?二人ともこのぐるぐる巻きの包帯
大げさすぎなんじゃないの?」

御坂「体直すためにはそれくらいしないと
本当は病院に連れて行きたいところだけど困るんじゃない?」

禁書「そうだよ…直すためにはそうしておかないと
魔術みたいにはいか無いけどね」

上嬢「そうよね…魔術なんて使わなくても大丈夫よね…」

禁書「とうま…魔術のことまだ信じて無いんだね?
片思いちゃんみたいに頑ななんだよ」



上嬢「そういうのじゃないの…あなたが
魔術を語ってるときの顔て…あまり見たくないの」

禁書「そうか…僕また目覚めてたんだ?」

上嬢「目覚めた?」

禁書「けど、その時の事はあまり突っ込んで欲しくないかも…
何だかドンドン冷たい機械になっていくようで…怖いんだよ…」

上嬢「…ごめん」

禁書「いいんだよ。バカ♪それより何か食べる?」


上嬢「あの!インデックス君。後御坂」

禁書「僕は神父さんだから看病くらい出来るんだよ」

御坂「もう!良いから神父看病は友達のあたしがするから!」

上嬢「いえ、取り合え深く考える時間をください…神様」

禁書「何で?食欲ない?」

御坂「なによ!あたしの看病が受けられないて言うの?
ほら、神父貸しなさいよ」

禁書「あっ」

二人が取り合ってこぼした熱々のおかゆが
妙にスローモーションで私の顔へと迫った

上嬢「熱い…不幸よぉ」

-
ビルの屋上

相変わらず通報したくなる姿で脱がされ禁書と御坂に
体を拭かれる上嬢を撮影するステイル
それを冷たい目線で、見下ろしながら
突っ込みは入れないと心に誓う神崎。

その5分後神崎は口を開き自分の思いを告げる

神崎「ステイル、私はあの少女達を
信じてみたいと思うのです。あの子達なら、
禁書を救ってくれると何故か思えるのです」

ステイル「好きにすればいい。
僕はインデックスの敵を燃やすだけだ!」

神崎「そうですか…しかし、あなたも心のどこかで、
信じてみたいと思っているのでは、無いですか?」

ステイル「…何をバカな!」

神崎「では、何故あの少女が目覚めたのに
足かせの効果を見に行かないのですか?」

ステイル「それは…ロード=スチュアートの
命令で写真を撮るのに忙しいからさ…ただそれだけの事…
そうそれだけの事…」
その時神崎の携帯が鳴り
神崎「はい…神崎です」

?「にーちん♪この前はありがとうだにゃー♪
予想以上にあの時の嬢ちゃんの写真が売れ売れるぼろ儲けだにゃー♪」

神崎「話はそれだけですか?土御門…切りますよ」

土御門「後一つだにゃー相棒にも伝えておくといいにゃー
信じるものが救われるほどこの世界は甘くない。
でも、いつだって真っ直ぐなバカは信じる価値がある…プープー」

神崎「ステイル…土御門からです」


--

御坂「気になることがあるから調べてくる。
アタシを信じて待ってて
もしかしたら、神父の記憶を奪わなくても済むかもしれない」

30分ほど前わたし達にそれだけ言い御坂はアパートを後にした

20分前インデックスが脳のダメージのせいか倒れ私は看病した

15分前神崎たちが話をしたいとアパートに来た。
3人で話をしたいと神崎たちが来た

10分前話をするため近くのファミレスに着く

5分前「真剣な話をするんだ僕は水で良い」とステイルが言い

楽しそうにメニューを見ていた美形神崎が私の目の前で
「では、私も水で」と、
どう見ても凹んだ様子で
見ていたデザートフェアと書かれたメニューを下ろす
その様子に耐え切れなくなりわたしは

「神崎さん…わたし満腹激甘ストロベリーケーキと
世界のフルーツ盛り沢山パフェを食べたいんですけど、
一人で食べると体重が心配なので、
一緒に食べてもらえませんか?」

と財布の中身が薄いのにも関わらず
言ってしまった。後悔してない。その言葉を聞いたときの
あの満面の笑顔を見れたんだ。不幸なんかじゃない

3分前

「不幸よぉ」

転倒した店員の持ってきた水を頭からかぶり
下着が透けた状態のわたしは叫んだ

何故かその時テーブルが傾き。
神埼が妙に真っ赤な顔でこちらを見つめていた

現在

神崎「リミットは明日の午前0時です」
やって来たパフェを緩んだ顔つきで食べながら
それでも口調は機械のように冷たく言い放つ
何故か先から、テーブルがカタカタ動いているが
気にしたら不幸になる気がする

上嬢「何故、それを教えるの?」

神崎「別れの時間は欲しいでしょう?」

上嬢「そういうこと…なら、わたしからも…
今わたしの友達がインデックスを救うため頑張っている
御坂は待っててと言った。あの子がそう言ったなら
絶対にあの子は救われる…だからあなたたちも信じて!待って」

ステイル「ふざけるな!今まで、散々絶望してきた僕達に
希望はあるからと本当にそうかも分からないものを待てと?
ずっと苦しみ耐えてきた少年に助けは来るから待てと?
激痛で目すらも空けれない少年に彼と
大した関係も無い少女が助けてくれるから待てと?」

ステイル「そんなことは人間には出来ない!
答えろ君は人間か?それとも人間を捨てた化け物か?」カラン

ステイル「これはあの子の記憶を破壊すのに必要な道具だ
君の右手が触れるだけで、力を失うはずだ。
君が友達を信じるというなら…壊すが良い」

わたしは、それに触ることなくステイルの目を真っ直ぐ見つめた

ステイル「どうした?触れないのか?
友達とやらを信じてるんじゃなかったのか?」

上嬢「信じてる!でも…それを壊せば、
御坂が来るまでの間あなた達は不安でしょう?
それさえあれば命は助けられるのにと思うでしょう?
わたしは、そんな風にあなたたちを苦しめたくない!
あなた達はインデックスの仲間なんでしょう?
なら、わたし達は仲間よ!だから、触れない壊さない」

ステイル「タイムリミットまで待つ。
足掻くといいヒーロー気取りの人間」

それだけ言うとステイルは去っていた。
何も言わず黙々とデザートを食べる神崎を残して
そして、まだカタカタテーブルは動いている

--
8時ごろ
『服が濡れたため着替えを買いに行きトラブルに会い
スカートは捲れ大勢の人に下着を見られるわ
犬に追われ服を破かれ下着を丸出しになるわ
止めよう…泣きたくなってきた…不幸よ』

御坂「遅い!あんた何してたの?」
帰り着き扉を開くと同時に出迎えてくれた電撃を
右手で打ち消し私は魔術師と話をしたことを簡単に説明した。

御坂は話を聞くと、用意してきた様々な資料と共に
絶対記憶能力が命に関わることが無い事を説明してくれた

上嬢「その話が本当なら…なんであの子は苦しんでいるの?」

御坂「神父が絶対に裏切らないように…
あの魔術師達が涙を呑んで従わなければいけないように…
教会が細工をしたんじゃない?」

上嬢『なら、その細工はどこにしたの?』

このとき私は「足掻くと良いヒーロー気取りの人間」という
ステイルの言葉を思い出した

上嬢「ヒーロー気取りじゃない!みんなでヒーローになってあげる」

御坂「ヒーローか…アタシはヒロインが良いんだけど…」

わたしは決意と共に邪魔な包帯を取り去り、インデックスの頭に触れた

上嬢「で、何も起きない?」

御坂「多分より壊されにくい体の中よ」

そう聞くと、まず私は口の中に指を入れた。
他の穴だと色々とヤバイ気がしたからだ

上嬢「キャッ」

何かに触れたそう感じた瞬間指先に電撃が走ったように感じ
わたしは吹き飛んだ

--

禁書「警告第三章第二節第一から第三までの全結界の破壊を確認
再生準備…失敗。自動再生は不可能」

上嬢「くっ」

御坂「アンタ大丈夫?」
心配する御坂の声を聞きながら
わたしは立ち上がりあの満面の笑顔がなくなり機械のようになった
インデックスを睨んだ。

禁書「侵入者の迎撃を解析します…『書庫』内の十万三千冊により、
防壁に傷をつけた魔術を逆算…失敗。
該当する魔術は発見できず。術式の構成を暴き、
対侵入者用のローカルウェポンをくみ上げます」

騒ぎを聞きつけやって来た神崎とステイルが、
信じられないものを見るようにインデックスを見つめる

上嬢「そういえば一つ聞き忘れてた。
超能力者で無いあなたがどうして
魔術を使えないのか!」

禁書「侵入者個人に対して最も有効な魔術の組み合わせに成功しました。
これより特定魔術『セイントジョージの聖域』を発動、
侵入者を迎撃します」

インデックスだったものが生み出した閃光を
私は右手で何とか受け止め

ステイル「まさか!」

神崎「魔力の無い彼が魔術を?」

御坂「決まってんでしょう!神父が、魔術を使えないなんて
騙されてただけよ」
コインを取り出しながら御坂が説明をし

上嬢「そうよ!あの子が1年ごとに記憶を失わないと
死んでしまうなんて嘘だっただけ!御坂が調べてくれた。
教会の魔術で頭を圧迫されてただけ。
それさえ消せれば、もう誰も悲しまないで済む」

あたしは力の本流に耐えながらも何とか伝えるべきことを口に出す

上嬢「冷静に考えてよ!こんな小さな子に禁書目録だ何て
残酷な運命を背負わせた奴らが、あなた達下っ端に
正直に真実を話すわけ無いでしょう?
何なら、本人に聞いてみなさいよ」



禁書「『セントジョージの聖域』は侵入者に効果がありません。
他の術式に切り替え侵入者の破壊を続行します」

上嬢「うっ!御坂!」

押されだしてきた私の背後から放たれた1枚のコインが
わたしの右手を助ける

御坂「アンタ根性見せなさい」

ステイル「フォルテス931あいまいな可能性はいらない
…そういらないんだ…
とりあえず彼女の記憶を消せば命だけは助かる」バラバラ

上嬢「くっ」

ステイル「そのためなら僕は、誰だって殺す
誰だって燃やす…そう決めたんだ…ずっと…前に」

上嬢「とりあえず何て、つまらない答えは聞きたくない!
一つ答えて?あなたはインデックスを助けたくないの?」

ステイル「うっ」

上嬢「あなた達はずっと待ってたんでしょう?
インデックスの記憶を奪わなくて済む
誰もインデックスの敵に回らなくてすむ
そんなハッピーエンドを」
右手が傷ついていくが関係ないわたしは自分の思いを口に出す

上嬢「そんなハッピーエンドを幻想だとあなた達が捨て去ったなら、
わたしがその幻想を守る!!」

神崎「Salvare000」

神崎が畳を巻き上げインデックの体勢を変える
閃光は天を貫いた

上嬢「何これ?」
天から舞い落ちる美しい羽をわたしは見つめ

神崎「これはドラゴンブレス!伝説にある
セントジョージのドラゴンの一撃と同じです
この羽に一枚でも触れてしまえば大変なことに」



上嬢「くっ」

ステイル「イノケンテウス」
私に向かって振り下ろされた閃光。
それに私が反応するよりも前に炎の巨人と
1枚のコインがが閃光を受け止めた

ステイル「行け能力者!」

御坂「いけぇ!」

禁書「警告第三章第13節新たな敵兵を確認戦闘思考を変更
戦場の検索を開始。完了。現状最も難易度度の高い敵兵
上嬢桃摩の破壊を優先します」
わたしに向かってきた閃光を三人の仲間が防いでくれた。
その間にわたしは足に力を込めインデックスへと向かう

上嬢「はぁぁぁあ」
上嬢『神様貴女の作り出したルールの中に
誰もが笑い会える世界がないというなら
そんな世界が幻想というなら!』

上嬢「良いわ!あたしがその幻想を守る」パリン

禁書「警告…最終章第0章…く…くびわ…ちめいてきな…はかい
さいせい…ふか…」バタン

上嬢「…」
わたしはインデックスを抱えあげようと歩き出す
その時悲鳴のような声が響き

御坂「危ない!桃摩」
世界がスローモーションのように見える

上嬢『ビリビリが、こっちに来てる…
あぁ、そうか…私の上に羽がるんだね?
これ避けれないな…たぶんビリビリは私を助けるため
突き飛ばして自分が身代わりになるつもりなんだ…
さすがわたしの親友…でも』

私は腕を無理やり動かして助けようとする御坂を殴った
上嬢「美琴これで、わたしの一勝ね?」

美琴は動きを止めた。その瞬間私の世界は白く染まった

--

病院

蛙顔の医者との会話の途中で受け取った手紙を
インデックは包みを破り捨て見る
医者が止めるように言うがスルーし中を見る

ステイル「挨拶は省かせてもらう。
よくやってくれたなと言いたいところだけど、
僕の思いのたけを書くとなると世界中の木を切り倒しても
足り無いだろうからね。だから必要最低限のことだけを書く
イギリス聖教は大至急彼を取り戻したがっていたが
僕達が彼についての説明を求めたらさっさり現状維持ときたもんだ
正確には様子見というところだろうね?
僕個人としては君達が一緒にいることは望まないんだが。
これは彼を君に預けるという意味ではない
装備と人員を整え次第君達を回収するつもりだ」

禁書「体を良く洗って待ってるように!あれ!キャッ!」
最後まで読み終わると手紙は弾けて花束に変わった

冥土「中々面白いお友達だね?手品師かな?」

とりあえずインデックスは何故かムカムカしてきたので花束を食べ
静かに医者を見つめた


医者「彼女の様子は自分で確かめるほうが早いと思うんだけど
彼女の前でショックを受けるのも失礼だから、まずレッスンワン」


--
上嬢の病室

禁書「とうま!とうま」

上嬢「あのぉ?病室を間違えてるんじゃありませんか?」

禁書「!」

上嬢「あのぉ、大丈夫ですか?君なんか凄くつらそうよ?」

禁書「ううん、大丈夫だよ!大丈夫に決まってる!」

上嬢「あの、もしかして、わたし達て、知り合い」

禁書「とうま覚えてない?僕達学生寮のベランダであったんだよ」

上嬢「わたし学生寮なんかに住んでいたの?」

禁書「とうま覚えてない?私の歩く教会を
とうまの右手で壊しちゃったこと」

上嬢「歩く教会?散歩クラブか何か?」




禁書「とうま覚えてない?インデックスはとうまの事が
大好きだったの」

上嬢「ごめんなさい…全て覚えてないの…でも、インデックス
その名前は覚えているけど…お医者様ステイルから大体の事情は
聞いたの…もしもあなたがインデックスなら、ごめんなさい…


私は覚えていた名前の一つが出て彼がインデックスだと理解した

上嬢「ハッピーエンドを幻想だとあなた達が捨て去ったなら、
わたしがその幻想を守るなんて、格好良いこと言っておいて
あなたを泣かしちゃうなんて…確かに私は記憶を失ったけど
私は生きている思い出はまた作れば良いから…」

禁書「とうまは、僕の事を命がけで守ってくれた!
だから、今度は僕の番!僕がいっぱいとうまに幸せな思い出を
作ってあげるそうすれば、最後にはみんなハッピーエンドだよ。
今度は僕がとうまの幻想を守るから」

泣きながら抱きついてきた小さな少年を
私は優しく無言で抱きしめた

--

--
20分後

わたしの部屋に制服姿の少女が入ってきた名前は分からないけど
私の口は自然に動いた

上嬢「あっ!ビリビリ」

わたしの中にあった名前インデックス・そして、
ビリビリ御坂美琴。
その一つが、自然に私の口から出た

御坂「ビリビリいうなぁ」ビリビリ

上嬢「キャッ」

わたしの体は、自然に動いて電撃を慣れた様子で
右手で打ち消す

御坂「てっ!アンタアタシの名前を言ったけど!
記憶喪失なんて嘘なんじゃない?」

上嬢「本当よ…ただわたしはインデックスという名前とビリビリて、
名前だけを自分の名前も忘れてたのに覚えていたの…
何故かすぐあなたがビリビリだと言うのは分かったけど
ただそれだけ…それ以外覚えてないの」

御坂「ふーん…記憶は全て無くなったはずなのに
アタシのこと名前だけでも覚えていてくれたんだ//」

上嬢「多分あなたが大切だったんでしょうね?
脳は壊れたかもしれないけど私の心は…
あなたの事を離さなかったんだと思う
もしかして、わたし達て恋人だった?
なんてね♪女同士でそれは無いわね?」

御坂「恋人て!そうよね?私のこと忘れなかったんだし
もしかしたら、アンタにはそういう気持ちが…
だったらアタシは!」

何故か暴走しだした御坂を抱き寄せわたしは右手で彼女の
漏電する電気を打ち消した
--

--
40分後
医者「しかし驚いたよ。君の思い出は脳細胞ごと死んでいる。
脳には情報が残っていないはずなんだけど?
なら何処に、あの二つの名前は残ってたんだい?」

上嬢「…それは決まっています」

医者「うん?」

上嬢「心に…じゃ…ないですか?」


おまけ

神崎「失礼します」
神崎は普段なら、ノックをしてから、病室に入るぐらいの
マナーのある男だ。
しかし、彼が顔に一勝のこるかもしれない怪我を負わせてしまった
少女に一刻も謝りたいと焦りノックもせずドアを開けてしまった

上嬢「…」

着替えをするためだったんだろう下着すらつけずに
丸裸の上嬢桃摩が、部屋の中にいた

神崎「…」

大き目のジーンズがパツンパツンになり、象さんというより
マンモスというべきそれが、ジーンズの中で大きくなった

上嬢「…//」

神崎「失礼しました//」

慌てて部屋を出てると、同時に悲鳴と
「不幸よぉ」という叫び声が響き渡る
20分後トイレに行き落ち着いた神崎は、再度病室を訪れた
もちろん今度はノックを忘れなかった

上嬢と神崎は暫く真っ赤になって無言を続けていたが、
神崎が口を開く

神崎「すみませんでした…
女性の顔に傷を負わせるなんて、男として失格です」

上嬢「いえ、気になさらないでください」

神崎「そう言う訳にはいきません…ここは責任を取って//
あ//あなたを!私のおよ…およ…およ」

上嬢「いえ、本当に気になさらずに、名医が担当みたいで
後、一回手術を受ければ、傷は消えるらしいですから」

神崎「およ…およ…およ//」

上嬢「あの話を聞いてますか?…不幸よ」

土御門「とある」アレイスター「土御門の」ロード「スパイ日記」


7月19日

学園都市にKFKと呼ばれる謎の組織が出来た
その組織は大規模といえないながらも
魔術側にも科学側にも強い発言を持つらしい
それをマジモードで調査中だ

その組織の中心人物たち全員は
コードネームで呼ばれているため、
どんな人物が組織にいるかも分からない
実に決まったぜい

とりあえず組織に入り込もうと
テストを受けてみるが、組織に入り込むことは出来なかった
別の角度から組織に接触してみるかしかない

とりあえず、本編は終わりましたので、大好きな土御門で、一品
確認し忘れていたため、実にまいたぜいと実に決まったぜいを
間違えました

7月20日

組織に商品を売る商人として接触してみることにした

土御門「こんにちわだぜい。御門商店だにゃー
今日はこの商品を見てみもらおうと思ってにゃー」

?「私が会長の逆さ男だ。商品とは?」

組織に接触する方法は、パソコンのボイスチャットだけ
映像は映ってないが、この声アレイスター!

土御門「これだにゃー」

商品の写真をチャットのカメラに写してやった

アレイスター「こ!これは、少し待ちたまえ」
しばらく待つと、新しい人間が、チャットに入ってきた
どうやら、アレイスターが、呼んだようだ

?「こんばんわなのことよ」
こんばんわ?新しい奴がいる場所は夜なのか?
それより、この男の声と話し方は、アークビショップ?
まさか冗談で、教えた日本語をそのまま覚えたのか?
笑えるだにゃー

ロード「こ!これは!上嬢のパンチラ写真に水で服がスケスケ写真
1枚6千円でで買うことなのよ」

まさか、嫌がらせで、撮っていた嬢ちゃんの写真が、こんなに高く売れるなんて

アレイスター「よければ、KFK直属に商品を売ってくれないか?」

潜入精巧

とはいえ、商品が足りない仕入れてくるしかないな

7月21日

にーちんに電話をし商品の仕入れを頼んだ
昨日だけでも、10万ほどの利益が出た
多少金を掛けても取り戻せるだろう
おっと、マズイにゃー

当初の目的を忘れるところだったにゃー

今日接触し何名かの会員のナンバーとコードネームを手に入れた

会員NO1逆さ男
会員NO2狐
会員NO3目がスター
会員NO8マジックストーカー
会員NO9化学ストーカー
会員NO10先輩
会員NO14青ピー
というか、気のせいだと思うが、統括理事会のお偉い方が
アレイスター以外にも会員になってるだにゃ
まさに驚きだにゃー
というかレベル5まで、いるんだにゃー
というか、青ピーコードネームとあだ名が同じだにゃー

7月22日
昨日の写真が30万に義弟の舞斗の執事服を買いに行った
かなり豪華な食事もした
嬢ちゃんに大感謝だにゃー


7月26日

新しい会員が入った。
会員NO523バーコード男

…ステイル何してんだにゃー…

フラグ乱立しまくりだにゃー嬢ちゃん
ということはもしや…
携帯をピポパ
土御門「にーちん?」

神崎「何の用でしょうか?」

土御門「単刀直入に言うにゃー
嬢ちゃんの取って置きの写真があるにゃー」

混乱してるにゃーにーちん反応が面白いにゃー
こりゃ、にーちんにもフラグたってるにゃー
堕天使メイド服の女装とか悪魔ドエロ執事を進めて楽しめそうだにゃー♪

お・わ・り

何を考えて、こんなものを書いたのだろう?
私は…

でも、後悔していない

感想お願いします…

来週くらいに姫神へんのストーリーを投下します

つまらない
名前間違える
文章が拙い

さて、続きを書く前に禁書と上嬢さんが、
初めて二人で、夜を過ごす話を投下します

そのごマイペースに、誤字脱字に気をつけて
2巻の内容を投下します

上譲 桃摩が、退院したその日

上嬢桃摩は退院したばかりだったが
自分を心配してくれた可愛い居候インデックスのために
食糧を買いにいき少し奮発して食事を用意した

禁書「とうまの料理はすごく美味しい!
これなら、いつだってお嫁さんにいけるんだよ」

上嬢「お世辞でもそんな風にいわれると、照れるじゃない//」

禁書「お世辞じゃないよ。本当に美味しいもん」

上嬢「はいはい」

上嬢はお世辞だと感じながらもその笑顔をうれしそうに眺めた。
夕食後は禁書が洗物を手伝ってくれ、すぐに終わった

上嬢『おかしい…今日は不幸じゃない…』

不幸に慣れすぎているため不幸がないと、
異常だとすら感じるようになっていた

その後インデックスが、お風呂に一緒に入ろうと誘うが、
やんわり断り、入浴し後は寝るだけという状況
今のところ口癖の不幸は一度も出ていない

上嬢「さてと、インデックスねようか?」

禁書「うん早く寝よう//」

上嬢「あのう…インデックスさん何故に、
布団を捲ってこちらをみてるんでせうか?」

禁書「だって、一緒に寝るんだよね?」

小萌先生にいただいた犬のきぐるみパジャマに身を包んだ
少年が、ベッドに寝転がり笑顔で、布団を捲りこちらを見ている

上嬢「いえいえ、神父さん!!男の子と女の子が
同じベッドに寝るわけにはいけないでしょう!?」

禁書「なら、とうまはどこで、寝るんだよ?」

上嬢「もちろんお風呂場ですよ」

禁書「なら、僕がお風呂場で寝るんだよ。僕は男の子だから
女性にそんなことさせられないんだよ」

上嬢「だ・め。小さい男の子はお姉さんに甘えておきなさい
それにお風呂場は涼しいから、譲れないの」

禁書「うぅ…分かったなんだよ。でも、一人はさびしいから、
慣れるまで、一緒に寝てほしいんだよ」

上嬢「仕方ないか?慣れるまでよ?」

禁書「とうまありがとうなんだよ」

二人ともベッドに入ると、すぐに眠りにつく
上嬢は、今日は不幸じゃなかったなと甘いことを考えて眠りにつく

上嬢「あふっ!あん!まだ朝になってないわね」

胸に違和感を感じ甘い声を上げながら目を覚ますと
自分の状況確認のため布団を捲ってみる

禁書「絞りたての…ミルク…美味しいんだよ…」

上嬢「上嬢さんはお牛さんじゃありませんことよ!
インデックスさんおきてぇ//」

布団を捲り出てきたのは自分の胸を
優しく揉み乳首を吸う少年に慌てて,揺すり

禁書「ううん…とうま…」

上嬢「良かった!起きてくれた」

目をこすりながら、自分の胸から手と口を離した禁書に
安心し相手の頭をなでながら起こしたことを謝ろうとした瞬間

禁書「とうま…美味しそうなスイカなんだよ…」

上嬢「インデックスさん?もしかして、まだ寝ぼけてますよね?」

禁書「いただきますなんだよ」ガブッ

上嬢「不幸よぉ」

あんたはスイカを皮ごと食べるのかと突っ込みを入れる暇もなく
痛みが胸に走り悲鳴を上げた



上嬢「アラアラ、インデックスさん的には、女の子の胸を寝ぼけて
噛み付いてまだ一緒に寝たいと?」

禁書「とうま笑顔だけど…笑顔だけど怖いんだよ」ガクガクブルブル

その後目を覚ました禁書に記憶はないが、体が覚えていた
笑顔で口元をまったく動かさずハッキリと通る声で話すという
母から学んだ駄目男のしつけ方を実践したとか

とある上嬢さんとインデックスさんの1日でした

では、次から、2巻の内容行きます

とある日の街中
上嬢「不幸よ…まさか、参考書如きが3600円もするなんて」

禁書「とうまぁ!3600円あったら、何ができた?」

上嬢「言わないで…分かってるから。
こんな事なら日ごろから勉強しておくんだった」

禁書「わぁ!」

上嬢「何見てるの?…いや、3600分もアイスは食べれないからね…普通」

禁書「とうま!僕は一言たりとも暑いツライ疲れたなんて、
言ってないよ!僕は男のだからこれくらい平気なんだよ!
まして、アイスを食べたいなんていってないよ」

上嬢「はいはい、もう素直に冷房の利いた店内で、
アイスを食べたいといえばいいのに」

禁書「とうま!この服は主のご加護を資格かしたものであって
僕はただの一度も暑苦しいとか、恥ずかしいとか、鬱陶しいとか…」

上嬢『この良くしゃべる神父さんと私は以前からの知り合いらしい。
らしいとは分け合って私は記憶喪失中だからだ。
このことを知るのは医者以外だとインデックスともう一人だけ。』

上嬢『そして、この事は私と4人だけの秘密だ。
理由としては、私は人助けが趣味のような人間で、
結構な人から恨まれているかもしれないから
すでに知ってしまった人間以外には、
情報が載れるかもしれないから、秘密にしとけと友達に
アドバイスされたからだ』

禁書「とうま!無視はひどいんだよ?」

上嬢「ごめんごめん。でっ、結局食べたくないの?」

禁書「修行中の身だから、禁じられているけど食べたいです」

上嬢「すなおでよ…」

青ピー「うひょー嬢ちゃん可愛らしい女の子とラブラブかいな?」

土御門「嬢ちゃん、ちなみにその子誰なんだい?」

上嬢「え!はぁ?」

青ピー「どうしたん?ボケッとして!
暑さにやられて記憶でもとんどんかいな?」

上嬢「なっ!」

青ピー「冗談やがな、記憶喪失なんて召喚系主人公か
不思議系電波少女の特権やで」

土御門「で、だれぜよ?そのちっこいの?」

青ピー「もしかして、ボクっ子少女?
男の子にしては、なよなよしてるしー」

禁書「ムカッ!」

上嬢「さすがに言いすぎよ…お子様をからかわないの!」

禁書「僕はお子様じゃないんだよ」グルグルお子様パンチ

上嬢「あははは、ゴメンゴメン。あれ、あそこにいるのは?
ビリビリ久しぶり」

御坂「ビリビリ言うなぁ」

土御門「アハハハ、賑やかだにゃー。そうだ、どうせ暇なら
そこの子達もつれて来ていいから、カラオケだ何て、どうだにゃー?
奢るぜよ」

禁書、御坂「カラオケ行くん(んだよ)」

禁書『正直歩く教会は暑かったんだよ。やっと涼めるんだよ』

御坂『コイツとカラオケ…記憶なくしてるし、親切にして
好感を良くしたり、デュエットなんかしたりして…』

今日はここまでにして、寝ます
ハンバーがショップの代わりにカラオケです

前回はだいぶ小説にひきづられていたので、
今回はその辺に気をつけていきます

しばらくぶりに投下します
カラオケにて、この後の展開にかかわる事件を
起こすつもりです

--
カラオケ

土御門「到着だぜい!好きに歌って食べてくれだぜい」

禁書「では、遠慮なく!から揚げ、たこ焼き、おつまみセット」

御坂「神父気が利くのね?みんなの分まで、注文してくれてる」

上嬢「いや、違うの…あれで、一人分だから…はぁ」

青ピー「いや、もう十人分は頼んでるやん?カービーじゃあるまいし
あんなの一人では食べれるはずないやん!」

上嬢「まぁ、これ以上は何も言えないのことですよ」

土御門「とりあえず、歌うんだにゃー」
--

--

青ピー「愛の告白はもう決めてるわ♪」

禁書「美味しいんだよ!」バクバク

御坂「もう5人前は食べてるわよ!見てるだけで、
お腹一杯になってくるんだけど!」

青ピー「お願い約束してね。浮気はしないって♪」

上嬢「はぁ、おかげで上嬢さんの家計簿は真っ赤かですよ」ピッピ

青ピー「彼女に絶対なるから♪」

上嬢「次はわたしの番ね♪」

御坂「苦労してんのね…あれ?なんかアンタの音楽聞き覚えが!」

上嬢「煌めき踊る♪電光♪」

御坂「何で!あんたがその歌歌ってんのよ?!」

土御門「確か、とあるレベル5がそのネームバリューを見込まれて
とある事務所に頼まれて出したて歌だっただにゃー」

上嬢「今日の答えを探すよ♪」

青ピー「そうそう、そんで、譲ちゃんが、歌番組で聞いて、
気に入ったからて毎回歌ってたんやったな」

上嬢「この世界♪暗闇を駆け抜ける♪」

御坂「自分の歌を歌われるの…恥かしい…こうなったら私も!」ピッピ

上嬢「私らしくそれがすべてだから♪」

禁書「お疲れなんだよ。げっぷ」

お久しぶりです。
しばらくぶりに投下
後の話に関する事件を起こしたいと思っています

上嬢「あの量食べたんだ…はぁ…聞き覚えはないけど…
なぜかすごく恥かしいんだけど…御坂が選んだ曲」

御坂「夢。ちっぽけでもいいから♪手を離すなよ!」

土御門「これはとある事務所が、有名な都市伝説を元に作った歌だぜい
ちなみに、理事会のトップが手を回し何故か上嬢が歌わされただにゃー」

御坂「不器用なやり方じゃ♪」

青ピー「えぇな、譲ちゃん!そんなことしたら、もて放題やん」

上嬢「覚えててないけど不幸よぉ」

--

土御門「Watch Out Baby, Watch Out Baby♪」

上嬢「あっ、それ歌おうと思ってたのに」

御坂「早い者勝ちよ」

上嬢「そんなこといわず、譲ってよ?」

御坂「嫌よ!これ気に入ってんだから」

青ピー「喧嘩なんかせずデュエットしたらどうや?」

土御門「ついでに、デュエットで勝負して、点数が低い人が、
罰ゲームなんてどうだにゃー」

上嬢「面白そうだけど…一人余るわね…どうする?」

御坂「それならあたしに任せて!くろこぉぉぉぉお」

上嬢「いや、ここ防音だし、呼んでも「おねぇさまぁ」
来てるし!」

黒子「お姉様の女神とも思える声で、名前を呼ばれたら
どこにいようと聞きつけられますの」

青ピー「あの目は変態の目じゃない訓練された変態や」ボソボソ

土御門「なるほどにゃ」目をパチパチしてモールス信号

土御門『こちらコードネームショタコン。御坂上嬢に
罰ゲームをさせたい。話に乗ってくれることを願う』

黒子『これは!なるほど了解ですの』目をパチパチ

御坂「まぁ、というわけで、カクカクシカジカ黒子とは
同じチームじゃないけどいいよね?」

黒子「はい、かまいませんの!では、私はそこの神父様と組みますの」

土御門「俺は青ピーとだにゃー!
一人目は俺たちからいくだにゃー」

青ピー「ここに生きるその訳も♪」
土御門「この場所で、出会うすべても」

--
土御門「94点だにゃー」

御坂「やるわね!」

黒子「それでは、次は私たちの番ですの」
黒子『お姉様が、高い点数を出せないように揺さぶりを!』

禁書「ビリビリきてる ゴメンネ♪誰のせいでもないけど♪」
黒子「シュワシュワですわ モチロン♪」

御坂「何、歌ってんのよ!」
--


--
禁書「89点なんだよ」

御坂「すごく疲れた」

上嬢「私たちの番ね?いくわよビリビリ」

御坂「ビリビリ言うな!カッコつけてるつもりで得意になって
大事なことすべて置き去りにしちゃって」

上嬢「自分で自分を苦しめてるシュウジン」

土御門「ウマイ!なにこの息のあいぷり」

黒子「キー!お姉様のベストパートナーは黒子ですのに!」

禁書「短髪むかつくんだよ!」

御坂・上嬢「ただそれだけできれば英雄さ」

青ピー「まるで、カップルか夫婦みたいやな」

御坂『こいつと夫婦!いや、女同士だし?
でも、夫婦なら「おかえりなさい桃摩。
ご飯にする?お風呂にする?それともあ・た・し?」とか?』ビリッパン

--
上嬢「今の自信あるから!得点は0点!」

土御門『途中で、電気流してたから壊れたんだにゃー』

青ピー「さてと、罰ゲームをこの箱の中から選んでや」

御坂「ルールだし、仕方ないわね!て、これ?恥かしい!」

上嬢「御坂は良いじゃない?短パンがあるんだし

--

カラオケはここまで、罰ゲームの内容は後々分かります

ここから、姫神と会うところですが、投下は明日します

誰も見てないみたいですが、続きをもう少ししたら
書きます

思いつきで、書いてるので、ひどく遅いんですよね

乙♪

いやいや、続きをしようよ

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