P「両人対酌し 花開く」 (24)



ゴトン!

P「こ…小鳥さん。」

小鳥「はい。」

P「この大きな焼酎は何なんですか?」

小鳥「はい、赤霧島ですよ。最近売ってあるのを見ましたので。」

P「いや…銘柄の話じゃないんですけど。」



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小鳥「はい、結構珍しい焼酎ですので一緒に飲みませんか。」

P「僕は別に構いませんが、明日の仕事に支障が出るほど飲まないでくださいね。」

小鳥「でも…、もし体が熱くなったら……熱りを鎮めてくださいね。」ナヨッ

P「安心してください、氷風呂に投げ込んであげます。」

小鳥「えっ!!」



P「しかし、僕はあまりこういうのを嗜んでいないのでよく分からないんですけど。」

P「そんなに違うものなんですか?」

小鳥「そうですねぇ、まあ口で言うよりも、口で呑んだ方が分かりやすいですから。」

小鳥「でも、その前に。」スッ

P「あ、黒霧島ってのは見た事が…。」

小鳥「この二つを飲み比べてみましょうか。」



小鳥「初めてでしたらお湯割りとかがいいですよ。」

P(ああ、だからお湯を作ってたのか。)

P(あれ、でもそういえば。)

P「でも、イモ焼酎は独特なクセがあるって聞きましたけど…。」

小鳥「まぁ、そんなんはどうでもいいんです。」

P「ええー。」







P「あっ、おいしい。」

小鳥「でしょう? 黒でも十分おいしいんですけど。」

小鳥「さらに、この赤に手を出しますと………。」

P「」コクコク


P「あ、……違う。」

小鳥「でしょう!!」

赤霧島の方が好きだわ



小鳥「焼酎はこだわりが強い人が居て、ロックじゃないと認めない!って言う人もいますが。」

小鳥「私は自分の好きな飲み方でいいとはおもうんですよ。」

小鳥「だから……。」


P「三○矢サイダーをIN!!」コポコポ

小鳥「ピヨッ!! プロデューサーさん! なにを!!」

P「えっ、だって小鳥さん自分の飲み方でいいって言ったから……。」

小鳥「だからって、赤霧に三ツ○サイダーなんて!」

P「なんだよ~、前言撤回するのかよ小鳥~。」

小鳥(あっ、プロデューサーさん。もう酔ってる。)




P「何ですかその、『あっ、この人絶対に酔ってるな』とかいう目は。」

小鳥「あっ、いえ別にそんな事は……。」

P「まだ僕は酔ってないんですよ~」クラクラ

小鳥「ああ、もう分かりましたよ。酔ってないです。」

P「そうなんですよ~。」

小鳥(もう、『お酒飲むと本性が出る』とはいうけど……。)


P「……小鳥さん。」

小鳥「はい。」

P「良いにおいしますね。」



小鳥「芋の匂いですか?」

P「芋もさることながら……。」


 ギュウッ


P「小鳥さんも……良いにおいだなぁ。」

小鳥「ピヨッ! どうしたんですか急に!?」



P「小鳥さん良いにおいだぁ。」ギュウッ

小鳥「もうっ。」

P「Zzzzzzz........。」

小鳥「早い、もう眠っちゃったね。」

小鳥「……フフッ。でも、甘えん坊さんね。」



小鳥「………あっ、そうだ。」ティン!

小鳥「」ガサゴソ


パシャッ


小鳥「さあて、明日は恥ずかしい思いをしてもらいましょうかしらね。」

P「ん……んあ。」

小鳥「あ、ごめんなさい。起こしてしまいましたか。」

P「あ、ごめんなさい。寝てましたか。」

ふむ

ふむ



小鳥「本当にお酒に慣れてなかったんですね。」

P「いやいや、でもまだ酔ってないですよ。」

小鳥「お酒飲んですぐ眠りについた人が何を言うんですか。」


P「むぅ………。」

小鳥「はいはい。」


小鳥「あまり慣れないうちから飲むといけないから。今日は此処にしましょう。」

P「あ、それじゃあ。送りますよ。」

小鳥「一体、その状態でどうやって送るんですか?」

小鳥「私が逆に介抱するのが目に見えてますっ。」

P「………。」

小鳥「……襲わないでくださいねッ。」ピヨリッ!







赤霧島というか、焼酎は割るだろ普通…




チュンチュン



「………ん。」



「……サ……ん。」


「……デューサーさん。」








小鳥「プロデューサーさん!」

P「……う、ん。」

小鳥「起きてください。遅刻しますよ。」

P「えっ、あっ。小鳥……さん。」

小鳥「もう、朝ごはん出来てますよ。」



P(小鳥さんと自宅でとる朝食……。)

P(これじゃあまるで……)チラッ

小鳥「~♪」ピヨピヨ

小鳥「? どうしましたか。」

P「い、いえ。 何も///」カアッ

小鳥「? 変なプロデューサーさん。」










小鳥「それでは準備はいいですか?」

P「あっ、はい。経った今!」

小鳥「それでは行きましょうか。」




765事務所

小鳥・P「お早うございます!」

春香「あっ、おはようございます!」

伊織「あら、アンタ達にしては珍しく遅いじゃないの。」

小鳥「ま、まぁ。色々あって。」ニコニコ

P「/////」


美希「あれ? なんでハニーは照れてるの?」

P「て、照れてないっ!」

美希「ふぅん。」


小鳥「あ、そうだ。良い写真があるわよ。」ガサゴソ ピッピ

春香「なんですか……って。ああっ!」

美希「どうしたの春香……って、ええっ!」


伊織「プロデューサーの寝顔じゃない。」

P「……えっ。」

小鳥「昨日、プロデューサーさんと飲んでたの。」

小鳥「そしたらプロデューサーさんって……。」

美希「ちょっと待つの小鳥! も、もしかしてハニーと二人……。」

あずさ「あらぁ、小鳥さんだけずるいわぁ・・・・。」

小鳥「えへへへへ」



あずさ「また、今度は三人で飲みましょうね。」

P「そうですね、良いでしょう小鳥さん。」

小鳥「え、ええ。でもプロデューサーさん。」

P「はい。」


小鳥「今度はプロデューサーさんが、美味しいお酒を何か持ってきてくださいね。」ニコッ




おしまい。

本当のピヨ子なら写真は黙って持ってて了解するはず…!

うーん。書きたい事がうまく書けなかったけど
それは実力不足って事で。いっぱい書いて上手くなります。

実力付いてきたな…っておもったら同じタイトルでもっかいやります。

利用

おつー
綺麗なピヨ助は正妻力が半端じゃないな

よろしければ、過去作も読んでいただければ。

貴音「二条…貴音ですか。」 貴音(二条)「せやで!」
貴音「二条…貴音ですか。」 貴音(二条)「せやで!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1394461033/)

お前様だったかー…お前様ならしょうがないにゃぁ

おつー

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