律子「モンスターファーム?」(213)
コンフェデまで暇だから書く
当然書き溜めなし
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1371923722
P「ああ。これなんだが……知ってるか?」
律子「うーん、見たことありませんね」
律子「っていうか私あんまりゲームやらないですし」
P「そうか……」
律子「ちょ、ちょっと!なんでそんなに落ち込んでるんですか!?」
P「いや、名作なんだよ。でも律子のぐらいの世代でも知らないんだなと思って……」
律子「っていうか何で事務所にゲームなんて持ってきてるんですか!」
P「う、い、いや真美たちになにか面白いゲームないかって言われて……」
律子「はあ……まったくプロデューサー殿は」
P「いやでも『兄ちゃんの子供の時って面白いゲームあったの?ないよね~笑』って言われたら黙ってられんだろ!?」
律子「中学生と張り合ってどうするんですか……」
律子「第一これプレイステーションじゃないですか?こんな古いのあの子たちはやらないでしょう?」
P「プレステって略さないあたりに不慣れ感を感じるな」
律子「うるさいですね」
P「ま、でもめちゃめちゃはまってたぞ?」
律子「え?もう貸したあとなんですか?」
P「ああ」
律子「……なるほど。最近のあの子たちの寝不足の原因はプロデューサー殿だったってことですか……」
P「!?」
P「い、いや俺のせいか!?」
律子「当然でしょう!?何考えてるんですか!」
P「ぐ……」
律子「はあ……まったく」
P「わ、悪かったよ」
律子「まあ、もういいですけどね……」
律子「でもあの子たちがそういう、言ったら悪いですけど古いゲームに熱中するなんて意外ですね」
P「ああ、名作だからな」
P「そうだ、律子もやってみればいい」
律子「……は?」
P「何事も経験だろ?それにもう二度と『ゲームなんて』と言えなくなるかもしれん」
律子「すごい自信ですね」
律子「でもソフトだけじゃ……」
P「心配ご無用!」
律子「……」
律子「なんで……鞄にゲーム機が入ってるんですか?」
P「今日返してもらったから」
P「いやーあいつらってPS3も持ってないんだな。ポータブル世代ってやつか」
律子「……はあ」
P「ということでやるぞ」
律子「ちょ……まだしご……!」
P「そんなもん明日だ明日!」
P「ということでセッティング完了」
律子「はあ……なんて強引なんですか」
P「そりゃ息抜きも必要だろ?」
P「お菓子もジュースもあるし」
律子「はいはい」
律子「というか、私何の説明もされてないんですけど」
律子「ゲームとか全然得意じゃないですよ?」
P「そんなにアクションとか難しい操作が必要なゲームじゃないから大丈夫だ」
P「これは育成シミュレーション」
律子「育成?」
P「ああ、モンスターを育てるゲームだ」
律子「あ、始まった」
P「まずは名前入力だな。主人公の名前だから何でもいい」
律子「プロデューサー殿が決めてくださいよ」
P「律子が決めろよ。お前がやるんだから」
律子「えー……」
律子「……」
『プロデューサー』
P「なんで俺なんだよ!」
律子「あら、私もですよ?」
P「あ、そうか」
律子「それに育てる人なんだから合ってるでしょ?」
P「ぬ……ま、まあいい」
……
律子「ふーん、モンスターを育てて大会で勝たせるゲームですか」
P「そうだ」
律子「単純ですね」
P「だが、奥が深い」
『……おーい、呼んできてくれ』
『えー、初めまして』
律子「あれ、この子……」
P「ホリィさんだ」
律子「ホ、ホリィさん?」
P「そう、みんなのアイドルホリィさんだ」
ホリィ『ま、基本はみっちり叩き込まれてるから安心してよ!』
ホリィ『……じゃなくって、してください』
『……まあ、口のきき方がナンヤカンヤ……』
モンスターファーム懐かしいなぁー
律子「かわいいですね」
P「ホリィさんだからな」
律子「……」
ホリィ『怖そうな人じゃなくて安心したよ』
ホリィ『あー、先生!』
テスカ『おー、ホリィか。はっはっはっ、元気にナンヤカンヤ……』
ホリィ『さ、それじゃ街に行ってモンスターを手に入れよっか!』
P「さて、これからが本番だ」
律子「まずは何をすればいいんですか?」
P「モンスターを手に入れる」
律子「どうするんですか?」
P「これがこのゲームが人気になった要因の一つでな」
P「モンスターを手に入れるにはCDを使う」
ホリィさん可愛かったなあ
律子「CD?」
P「ああ、実際の音楽CDとかを読み込ませてそれでモンスターを呼び出す。ま、再生するっていうんだが」
P「どのCDからなんのモンスターが出てくるかわからないから面白い」
律子「へえー確かに珍しいですね」
P「それにお気に入りのCDから出てきたモンスターなら愛着も湧くだろ?」
律子「確かに」
P「ということで、せっかくだし律子のCDを使おう」
律子「わ、私のですかあ!?」
P「当然だろ」
P「これにするか。『魔法をかけて』」
律子「すごい気乗りしないんですけど……」
P「まあまあ、それがこのゲームの醍醐味だから」
P「それに、すごい強かったり可愛かったりするやつが出てくるかもしれないぞ」
律子「……」
律子「ま、まあいいですけど」
P「おし、レッツ再生!!」
ワームこい
トゥルルルルルル~ン!!
安価↓1
出てきたモンスター何系か
まぐまぐみ
『ゲル×モノリス=マグマグミ』
ホリィ『なんだかヘンテコなモンスターだね』
律子『……』
P『……』
律子「……」
P「イ、イイモンスターカナー……?」
律子「……」
P「って今市場に行ったら引き取られちゃうから!」
律子「……合ってるんじゃないですか?」
P「い、いやいや!こいつ結構強いから!」
律子「はあ……」
P「ま、まあまあ育ててみようじゃないか!育てていくと愛着湧くもんだし!」
律子「……そうですかね」
P「じゃあファームへを選んでファームに行くぞ」
→ファームへ
P「さて、じゃあこっから育てるわけだが」
律子「いきなりなんか出てきましたけど……エサ?」
P「ああ、一か月の初めの週にエサを選ぶんだ」
律子「値段が違うし……なんだかジャガイモはやめたほうがよさそうな気がするんですけど」
律子「何がいいですかね?」
P「無難なのはさかなもどきかな」
P「肉もどきは寿命が延びるが今はコスト的には高い、じゃがもどきは忠誠値……まあなつき度みたいなもんだな。それが下がるしストレスもたまる」
P「ま、律子の好きなようにすればいい」
律子「じゃあさかなで」
ヒュゥーガツガツ
律子「……こいつ、胴体でエサ食べてるんですけど」
P「……そういう子なんだよ」
P「次はスケジュールだな」
P「一か月が四週間あるから、各週ごとにスケジュールを決めるんだ」
律子「ふつうは最初何するんですかね?」
P「まあ仕事かな」
P「仕事をしてお金をちょっとずつ稼ぎながらステータスを上げていく」
P「最初だからお金もないしな」
サッカー始まったから中断
ある時期以降のCDからだと純血しか生まれない罠
ディノ×ディノとかライガー×ライガーって純血って言うよな?
言うよな?
取り敢えずコルトはもらって行きますね
サッカーショックだったので寝ます。そのうちちゃんと完結させます。
とりあえずリッチャンタンジョウビオメデトウデスヨ
モノリス手に入れるのに苦労した覚えがある
懐かしいなぁ、市場でもらってきたモッチー、超スパルタで4年ぐらい生きて、おまけにランクも結構上がった覚えが。
レア系でゴーストの条件が分からず苦戦した思い出
とりあえず金溜めまくって急速連打→トロカチンEXで寿命を踏み倒してようやく手に入った
プラントさんにはお世話になったなー
あとはお金なくて何枚も買えないからCDレンタルして再生しまくった思い出
>>1です
まったり書いてく
律子「稼げるお金とステータスの上昇に差がありますね」
P「ああ。軽い仕事と重労働がある」
律子「疲労というのは?」
P「モンスターだって生き物だからな。働かせてばっかりしてると寿命が縮まってしまうぞ」
律子「……とりあえず軽いのからやらせてみますか」
→狩り
っていうかモンスター名前付け忘れてた。
助けてアンカー!!
↓1
濃厚ゼリー
テレテッテテテレテッテテ……
『×』
律子「……」
P「……」
ホリィ『のうこうゼリーがちゃんと仕事をしなかったみたい。叱る?』
→YES
P「……」
律子「何か?」
P「いや……」
律子「失敗したら叱る。当然です」
律子「しかもあの失敗の仕方、やる気ゼロじゃないですか!」
P「……まあ、そういう仕様だから……」
ホリィ『のうこうゼリーは反省したみたい』
律子「もう一回。アンタ、ちゃんとしなさいよ!」
P(ゲーム画面に説教してる律子……アリかな)
→狩り
テレッテッテテテレテッテテ…
『○』
命中↑4 賃金↑100
ホリィ『のうこうゼリーは元気みたい』
律子「今度は成功しました」
P「って感じでモンスターを育てていくんだ」
P「ステータスを上げて大会で勝たせる。大会で勝つと賞金も出るぞ」
律子「今度はちょっと難しい仕事でもやらせてみようかしら?」
→郵便配達
テレテッテテテレテッテテ…
『×』
ホリィ『のうこうゼリーが仕事をちゃんとしなかったみたい。しか……』
→YES
P「はや!」
律子「当然です」
ホリィ『のうこうゼリーは反省したみたい』
律子「こいつ、やる気あるんですか?」
P「俺に聞かれてもな……お」
忠誠度:8 きびしい
P「ここに出てるのが現在の育成方針だ」
P「あんまり厳しくするとこうなる。もっと厳しくするとスパルタ、超スパルタとかになるぞ」
律子「へえ」
ホリィ『のうこうゼリーはだいぶ疲れているみたい。休ませてあげようよ』
P「疲れもたまってるな」
律子「じゃあとりあえず休ませますか」
→休養
律子「休んでる姿はちょっとかわいいですね」
P「だろ?」
律子「実物は顔モアイみたいですけど」
P「……」
5月1週
ホリィ『今月ののうこうゼリーのエサはなににしよっか?』
→サカナもどき
律子「ちなみにスパルタとかだとやっぱりまずいんですか?」
P「一長一短だな」
P「厳しいと仕事が成功しやすくなるが、寿命が短くなる。甘いと比較的長生きだが、仕事の成功率が落ちる」
律子「なるほど……あ、なんか来たんですけど」
『修行料半額のお知らせ』
ホリィ『修行……出すかどうか考え時だね』
律子「この修行ってなんですか?」
P「一回押してみな。説明してくれるから」
→修行
メガネ『……ああ、初めての方ですか?』
……
律子「なるほど……」
P「まあ効果は大きいな。技も覚えるかもしれないし」
律子「でも、半額でも1000円かかるんですよね?」
P「まあな。序盤の悩みどころだな」
律子「うーん……」
律子「いいや、行かせよう」
P「お、勝負師だな」
律子「かわいい子には旅をさせよってね」
律子「場所はどこがいいですか?」
P「後になれば修行地も増えるんだが、今は三つしかないからな」
P「ライフ、命中、かしこさで律子が必要だと思うところを選べ」
律子「……」
→リューン 命中
P「さっきから結構堅実だな」
律子「だって、命中って明らかに必要そうじゃないですか」
P「正解だ」
テレテッテーテレテッテー…
『×』
律子「……」
P「……」
ホリィ『今週の修行の成果が届いてるよ』
『×』『○』『×』
律子「……」
P「律子、あんまり力入れるとコントローラー壊れるぞ」
ホリィ『のうこうゼリーが修行から帰ってきたよ』
ホリィ『でものうこうゼリーは新しい技を覚えてこなかったみたい。叱る?』
律子「……」
→NO
ホリィ『のうこうゼリーはほっとしたみたい』
P「珍しいな」
律子「……さすがに出張して一か月頑張ってきたのに叱れませんよ」
律子「亜美が頑張った結果、地方で問題起こしても叱れないのとおんなじですね」
P「いい例えだ」
律子「しかしこのぐねぐねした態度はどうにかならないんですか?」
P「……そういうひとだから」
……
9月1週
P「忠誠値48……そろそろ大会に出してみるか」
律子「え?まだ全然ステータス伸びてないんですけど」
P「一番ランク低い大会ならたぶん大丈夫だろ。律子になついてさえいれば」
律子「……あんまりなつかれたくないんですけど」
P「ってなると、いちばん近いのは公式戦だな」
律子「公式戦?」
P「ああ。大会には公式戦と何でもない大会があってな」
P「3月、6月、9月、12月の第4週にあるのが公式戦だ」
P「その公式戦に勝つとブリーダーとしてのランクが上がるわけだ」
律子「アイドルランクならぬプロデューサーランクみたいなものですね」
律子「ランクが上がると何かあるんですか?」
P「今はほら、Eランクの大会のとこしか出れなくなってるだろ?」
律子「あ、そうですね」
P「公式戦で優勝してそのモンスターのランクが上がると、上のランクの大会にも出れるようになる」
P「上のランクの大会のほうが賞金も高いぞ。もちろん相手のモンスターも強くなるが」
律子「で、どんどんランクを上げてって、最終的には名人……でしたっけ?を目指すってことですか」
P「そう」
P「とりあえず4週まで仕事とかしてくれ。あ、3週目は休養させておいたほうがいいぞ」
律子「そうなんですか?」
P「ああ。疲れてる状態でKOでもされようものなら入院とか、最悪死んじゃったりするからな」
律子「そ、そうなんですか……」
P「モンスターは生き物だ。ゆめゆめ忘れないように」
P「ちなみに今はどんな感じで育ててるんだ?」
律子「どんな感じとは?」
P「ステータス。何を上げるとか決めてるのか?」
律子「今のところはまんべんなく上げてますけど……」
P「そうか。ま、Eランクだしだいじょうぶだろ」
律子「よし、ちゃんと休ませましたし、じゃあ大会出しますね」
P「ああ。のうこうゼリーの初陣だな」
律子「……大丈夫かしら」
→Eランク公式戦
中断
なんかすげー接続の調子悪いんだけど。みんなダイジョーブ?
確かに重い
ゲルもモノリスも丈夫が高くてちから・かしこさは同じくらいだっけ?
丈夫ライフ上げて判定勝ち狙うのがいいか
後半までにゲルコプターさえ覚えられれば‥
なんか思いな
鯖落ちしなきゃいいが
MFは初めてのモンスターが変なので、「こんなの育てるのかー」とか思いながら育成して
右も左も分からないなか一緒に歩んできた相棒!みたいな愛着が沸いてきたところで寿命を迎えるんだよな
一匹目のスエゾーには思い入れがあるわ
もう新作でないんかな・・・
MFってアイマスと同じ育成ゲームってだけじゃなくってもっと深いとこで似通ってる気がする
モンスターが怪我したり入院したり、夢の半ばで死んじゃったり、そういう妙な現実感というか
懐かしいし愛着ある作品だから期待してるよー
>>1です
なおったかな?眠くなるまでかく
『FIMBA Eランク 公式戦』
律子「全部で4匹ですか」
P「ああ、総当たり戦だ」
P「ランクが高くなれば出場数も増えていくがな」
律子「えーと、全部勝たなきゃ優勝できないんですよね?」
P「このあたりだと基本的にはそうだな。たまに全勝できなくてもチャンスがあったりするが、まあ全勝を狙おう」
P「最初は……ツノマル(スエゾー系)か。こいつは弱い」
ホリィ『のうこうゼリーに指示を出す?』
律子「こ、これはどうすれば?」
P「まあ基本的には指示を出すのが普通だ」
P「モンスターに任せると意味わからんことばっかりするからな」
律子「それはかしこさが低いからですか?」
P「いや、かしこさが高くてもほぼ同じだな」
律子「ふうん」
→YES
律子「ちょっとお手本見せてくださいよ」
P「ん……まあいいか。見せながら説明したほうがわかりやすいだろうしな」
ホリィ『がんばってね♪』
P「がんばります!」
律子「かわいいですね」
P「ホリィさんだからな」
P「こんな風に対戦前に両者のステータスが表示される」
律子「あ、のうこうゼリーのほうがほとんど勝ってるじゃないですか!」
P「そうだな」
律子「やったわね、ゼリー!」
P「まあ能力値で上回っているのに負けたらプレイヤーのせいだ。もしくはよっぽど運が悪いか」
『LEADY…GO!』
カァン!!
P「おし、一試合は60秒だ。ここにガッツってのがあるだろ?」
律子「って攻撃されてますよ!ゼリーが!」
P「最初はいいんだ。まあ聞け」
P「このガッツってのが技を出すのに必要なポイントだ。これがないと攻撃できない」
P「時間経過で回復していく」
律子「ああ!また当たった!!」
P「聞け。大丈夫だから」
P「最初は基本的にはガッツをためるのが定石だ。これをしないのが敵の弱いところでもある」
律子「は、はい…あぁ」
P「俺の場合90くらいになったら攻撃開始」
P「LRで移動。方向キーだと技の切り替えができる」
P「こいつは…あ、ビンタ覚えてるな。これ命中率高いから使えるぞ」
P「見てろ。つきさしだと命中率がこう」
58%
P「んでビンタだとこうだ」
66%
律子「プロデューサー殿!あと40秒しかないですよ!」
P「はいはい…んじゃ攻めるか」
『ビンタ』『ビンタ』『ビンタ』ベシンベシンベシン!!
律子「ぉお!?」
P「もう半分以上敵のライフを削ったな。でもこっちのガッツも下がってきたから少し休む」
律子「あ…ほんとだ。ガッツ減ってますね」
P「少しは落ち着いたか?」
律子「べ、別にあわててなんかいませんでしたけど!?」
P「わかったわかった」
P「あと、重要なテクニックに吹き飛ばしってのがある」
律子「吹き飛ばし?」
P「こういう風に敵との距離がかなり近いとき」
P「距離を離したい、とか時間を稼ぎたい、って時に使える。この…赤いマークが出てる時に×ボタンを押すと」
『!』
律子「わ」
P「一気に距離を離すことができる。後ろのほうの間合いの技を出したいときにも有効だな」
P「さて、じゃあ倒しちまうか」
『ビンタ』『ビンタ』『ビンタ』『つきさし』ベインベインベインズビュ!!
『KO』
律子「おお!勝ちましたね!」
P「まあ基本はこんなとこだ」
P「なんか質問は?」
律子「ええと…」
律子「あ、最初にガッツをためたのは何でですか?別に最初から攻撃しても……」
P「ガッツをためると命中率も上がるし、技の威力も上がるんだ」
P「いいことづくめだからなるべく高い状態で技を出したほうがいい」
律子「それで最後には余らせないように技を連打するんですね」
P「そうだ。なかなかセンスあるな」
律子「そういえば途中に出てた意味不明ってのは?」
P「ああ、言ってなかったな」
P「モンスターの忠誠値が低いと時々そうなる」
P「相手の命中率が2倍になるし、こっちは移動もできないしいいことなしだな」
律子「なるほど……だからある程度忠誠値が上がるまで試合のことは言わなかったんですね」
P「そういうことだ」
P「あと、ガッツの回復速度はモンスターによって差がある」
律子「あ、そうなんですか?」
P「次の試合、余裕があったら相手と自分のモンスターのガッツの回復速度を見比べてみな。違うから」
P「ちなみにのうこうゼリーはあまりガッツ回復が早いほうじゃない」
律子「あ、そ、そうなんですか」
P「ま、無駄うちしなきゃ大丈夫さ」
P「あとはガッツダウン技なんてのもうまく使わなきゃならないが……まだ今はいいだろう」
P「んじゃ律子の番だ」
律子「だ、大丈夫ですかね?」
P「次の相手は練習だ。この中で一番強いのは3番目の奴だからな。ま、それでも弱いけど」
律子「……」
ホリィ『がんばってね♪』
P「がんばります!」
律子「あなたじゃないでしょう」
『のうこうゼリーvsデトナレックス(ライガー×ディノ)』
律子「う……さっきのへんなのより強い」
P「へんなのって……スエゾーな。まあたぶん大丈夫だろう」
律子「そしてあっちのほうがなんかかっこよさげですね。おおかみ?犬?」
P「そんな感じだ。ライガーってやつ」
律子「まあ、べつにうちの子も嫌いじゃなくなってきましたけど」
P「お?」
『READY…GO!!』
カァン!!
『たいあたり』ドカッ
律子「う……」
P「焦らなくても大丈夫だ」
律子「そんなに効いてないですしね」
『かみつき』ガリッ
律子「……ぬ」
律子「……」
『ビンタ』スカッ
律子「……えい」
『ビンタ』スカッ
律子「ええー!?70%なのに連続で外したんですけど!」
P「あるある。焦るな」
『かみつき』ガリッ
律子「……く」
P「まあ相手も命中率そこそこあるタイプだしな」
律子「残り……25秒」
律子「撃ってっていいですかね?」
P「ああ、たぶん」
『ビンタビンタビンタ』ベインベインスカッ!!
律子「く、はずし…あ!」
『かみつき』スカッ
律子「ふぅ……」
P「時間少ないぞ!」
律子「く……!!」
『むち』『びんた』ビシッベイン!!
『TIME UP』
律子「……終わっちゃいました」
P「判定だな。勝ってるよ」
律子「え?」
のうこうゼリー 55% デトナレックス 45%
『Won!!』
律子「……判定なんですか」
P「ああ。タイムアップの時は残りライフの割合で勝敗が決まる」
P「勝ったな」
律子「ふぅ……ぎりぎりでしたけどね」
P「なかなか緊張感あるだろ?」
律子「……柄にもなく」
P「はは」
P「さて、あと1勝すれば優勝だな。がんばれ」
律子「この子に言ってください」
……
ホリィ『のうこうゼリーはすごくがんばったよね!ほめる?』
律子「……」
→YES
ホリィ『のうこうゼリーはすごくよろこんでるよ!』
P「これでEランクは制覇だな」
律子「ま、当然ですね」
P「そうかい」
IMAの正しい読み方が未だにわからない
2の対抗戦の声援を聞く限りだと「ふぃんば」と「あい・えむ・えー」なのかな?
P「まあこれで大体流れはわかっただろ?」
律子「はい」
P「あと、強くしたければ伸ばすパラメーターは絞ったほうがいいな」
律子「……具体的には?」
P「モンスターごとに伸びやすいパラメーターと伸びにくいパラメーターがあるからな」
P「伸びやすいのをガンガン伸ばしてくのが基本だ」
>>87
俺もアイエムエーと思ってるが
律子「この子って、もしかして丈夫さが伸びやすいですか?」
P「お、わかったか?」
律子「仕事やってる時に、なんとなくですけど……」
P「そうだな、ゲルは……あ、このぐにょぐにょしてるやつゲルっていうんだけど」
P「丈夫さが伸びやすい種族だ」
P「それにこいつの場合ちからと命中もそこそこ伸びる。だからまあ強くなるはずだ」
律子「じゃあかしこさって何の必要があるんですか?」
P「ああ、技のタイプが2つあるんだ。ちょっとステータス開いてみ」
律子「ええと……」
P「ほら、ここに技が表示されてるだろ?」
律子「あ、ちからタイプって書いてありますね」
P「うん。だからこいつは基本的にはちからを伸ばしていけばいいだろう」
P「ちなみにかしこさタイプの技を修行で覚えるとここに緑色で表示される」
律子「へえ」
P「ゲルはかしこさタイプのほうが本領発揮できるイメージがあるけどな」
律子「そうなんですか?」
P「ああ。ただかしこさタイプにすると技を覚えるために修行に出さなきゃないからなー」
P「資金が乏しい今の状態だとちからを伸ばすのが無難だと思うが……でも、好きなようにやればいいと思うぞ」
律子「わかりました。とりあえず命中と丈夫さは必須ですね」
P「ああ。保険でライフもちょこっと上げとくとさらにいい」
律子「ふむふむ」
律子「じゃあ何の仕事からやらせよっかな……」
……
きりがいいからここまで
続きは気が向いたら
読んでくれた人ありがとーノシ
乙 最初からいたよ
自分で書き込んでから気づいたわ
投稿中に割り込んでごめんね
乙乙
続きたのしみにしてる
懐かしいなー、2しか持ってないけど…
ガッツ最速ヴァージアハピさんにはお世話になった
乙
再生中にディスク抜いて最初からドラゴンとかやったわ
黄金もも取りまくったわ
おいついた
細かいけど律子はゲーマーって設定があったりする
おつ
いつもちから(orかしこさ)と命中だけ上げてたなあ
一発KOか負けるかの2択だった
>>1です。昨日も女子サッカー勝てなかったなーorz
てきとうに書いてきます。
……
『1月1週』
律子「バーゲンのお知らせですって」
P「ああ、今のとこは何もいらないだろ」
律子「ふぅん、どんなのが売ってるんですか?」
P「えーと、疲労度を回復させる餅とか……ナンヤカンヤ」
……
『4月1週』
ホリィ『今日はのうこうゼリーの誕生日だよ!』
律子「あ、1年経ったからですね」
P「……」
ホリィ『一緒に歌を歌ってあげようよ!』
律子「へえー、こんなのも……」
P「静かにしろ!!」
律子「」
ホリィ『せーの……』
ホリィ『おめでとー、おめでとー、のうこうゼリー。もっとおっきく強くなあれー!』
P「おめでとー、おめでとー、のうこうゼリー。もっとおっきく強くなあれー!」
律子「……」
ホリィ『よろこんでるよろこんでる』
P「ふぅ……俺もホリィさんに誕生日ソングを歌ってほしいぜ」
律子「……」
仮面のヤツってガリだっけ
あれ結構好きだったなぁ
ときメモの人か?
……
『5月1週』
律子「そろそろ大会とかどうですかね?」
P「ん……ちょっとステータス見せて」
律子「はい」
P「命中が180ぐらい、ちからと丈夫さが150……」
P「勝てなくはない、ってとこかな」
律子「……そうですか」
P「あ、勝てるって優勝できるかどうかってことだぞ?」
P「普通にいけば勝てる確率のほうが高い」
P「ただ二匹ぐらい注意しなきゃならないやつがいるかな」
律子「うーん……」
P「あ、でも出るのであれば5月はいい大会があるぞ」
律子「いい大会?」
P「ああ。ちょっと大会見てみて……」
P「……これだ。トロカチン杯」
律子「っていうか2000円ももらえるんですか!?」
P「ああ。前回は公式戦だったから安かったが、公式戦以外は賞金が高い」
P「だから資金稼ぎは普通の大会で勝ちまくるのが定石だな」
律子「先に言ってくださいよ……で、何がいい大会なんですか?」
>>106
たぶん違う人だお
P「いい薬が手に入る」
律子「……怪しげな薬じゃないでしょうね?」
P「想像力豊かすぎだ。とにかく使った時の効果は高い」
P「まあ好きにしたらいい。もう少し能力上げてからでもいいし、試しに出てみるのもいいし」
律子「……」
ポチットナ
『トロカチン杯』
P「お、勝負か」
律子「たぶんいけるんですよね?」
P「たぶんな」
P「最初の二匹は弱いぞ」
律子「ほんとですか?」
『のうこうゼリーvsガンバ(スエゾー×ハム)』
FIGHT!→KO!
『のうこうゼリーvsハムライガー(ライガー×ハム)』
FIGHT!→KO!
律子「……ふふん」
P「な?」
P「ただ次の奴は警戒が必要だぞ」
『のうこうゼリーvsゴーレム(ゴーレム×ゴーレム)』
律子「う……ちからが強いんですね」
P「ああ。このゴーレムってやつはそういうやつなんだ」
P「そのかわり技がかなり当たりにくくなってる」
P「ただこっちだって回避タイプじゃないからな。当たる可能性はそこそこある」
P「まあ……がんばれ」
律子「……雑なアドバイスですね」
FIGHT!カァン!
律子「戦い方はいつもと同じで……」
キック!ガスッ!
律子「……!」
律子「ちょ……半分くらい減りましたよ!?」
P「だから力が強いんだって!」
律子「命中率20%くらいだったのに……!」
ビンタ!スカッ
律子「でなんで命中率70%のこっちの攻撃ははずれるのよー!」
P「モンスターファームあるあるだな」
P「とにかく吹き飛ばしとか使って動きまわれ!」
P「あと至近距離のクローは注意だぞ、命中率が高めだからな」
律子「くっ……」
つきさし!ズビュ
律子「固い……!」
P(あれ?なんかエロくね?)
律子「結構防御力も……わっと!」
クロー!スカッ
律子「危ない……」
P「せめてKOはされないように……あ」
律子「あ」
クロー!グニグニメキッ!クリティカル!!
KO!
解説『グラニート選手の優勝です』
律子「……」
P「……」
P「……よくあるな。最悪のタイミングでのクリティカル」
律子「はあ……」
P「まあ、運の要素も結構あるからな」
律子「しょうがないですね……ってあれ?」
ホリィ『のうこうゼリーがケガをしちゃったよ』
律子「え!?」
P「……うーむ」
ホリィ『入院させるね』
律子「こ、これ大丈夫なんですか!?……まさか」
P「いや、まだ若いし疲れてるわけでもなかったから死んだりとかは……」
律子「ちょ、死……ぬとかいわないでくださいよ……」
P「あ、ああすまん」
ホリィ『のうこうゼリーは入院しているよ』
律子「……」
ホリィ『のうこうゼリーは入院しているよ』
P「……」
ホリィ『入院費用として100円払っておくね』
律子「長くないですか!?」
P「こんなもんだ。3、4週間ぐらい……」
律子「ああ……ゼリー……」
ホリィ『のうこうゼリーが退院したよ』
律子「ああ!よ、よかった……」
P「うむ」
P「まあやっぱりKOはよくないな」
律子「……もっとちゃんとステータス上げないとなぁ」
P「まあな。トレーニングしてない状態でフェスに出るようなもんだからな」
律子「そうですね……」
律子「がんばろうね、ゼリー」
のうこうゼリー『……』グニグニ
……
ふう、ちょっと休憩。
しっかしCPUは3%とかで当ててくるのはほんと勘弁してほしい。マジで。
りっちゃんかわいい
モンスターファーム2だったけど
PCソフトのCDの入れたらヒノトリが出てきてびっくりした
乙乙
GBA版で命中率20%のグルグルアタックで逆転KO優勝した事もあるからその時から命中率は信じてねーや
命中率なんてただの目安だ!
あとの残りは勇気で補えば良い!
おつ
>>1です。続きかく
『8月1週』
ホリィ『のうこうゼリーが新しい技を覚えてきたみたい』
律子「やった!」
P「おお……って……」
ホリィ『褒めてあげる?』
律子「もちろんじゃない!」
P「……大ダメージ技は確か……」
ホリィ『のうこうゼリーはうれしかったみたい』
律子「何を覚えてきたのかしらー♪」
P「……」
『大砲(かしこさ技)』
律子「……」
のうこうゼリー『……』グニグニ
……
『11月2週』
KO!
律子「勝った!」
P「ゴーレムにリベンジを果たしたな」
律子「ふふん、当然ですね!」
P(めっちゃドヤ顔でメガネクイクイしてるやん)
……
『12月2週』
ホリィ『……』
ホリィ『この子はここからどう育てるかが勝負の分かれ目かな』
律子「あれ?ちょっとプロデューサー殿!」
P「んあ……ふぁあ」
律子「これなんですか?なんか勝負の分かれ目って言われたんですけど」
P「……あー……成長期だな」
律子「成長期?」
P「ああ。こっからしばらくはステータスが伸びやすくなる」
律子「そうなんですか。がんばりどころですね」
P「んだな。ちなみに成長期が来たってことは寿命が半分から3分の2は過ぎたってことだな」
律子「……寿命?」
P「ああ」
律子「……そうですか」
のうこうゼリー『……』グニグニ
律子「……」
P「……っていうかそろそろ帰るぞ!明日の業務に支障が……」
律子「ええー、もう少しいいじゃないですか!」
律子「そもそもプロデューサーが誘ったんじゃないですか」
P「いやもう2時間も経ってるし、こんなにハマるなんて思わなかったんだよ」
律子「べ、別にハマってなんか……!」
P「じゃあ帰ってもいいよな」
律子「くっ……!」
P「まあ律子がどうしてもアドバイザーに残ってほしいっていうなら考えんこともないけどなぁ?」ニヤニヤ
律子「うー……」
P「まあそうだな……」
P「メガネをはずして、髪もおろして、上目使いでお願いしてもらおうかなぁ?」ニヤニヤ
律子「なっ!?」
律子「な、なにお言ってっ……!?」
P「そうか……じゃあお先にー」
律子「……」
P「」チラッ
律子「うあー……」
P「」チラッチラッ
律子「わ、わかりましたよ!もうっ!」
P「お」
律子「まったく……」カチャ
P「おお!」
律子「何の罰ゲームですか……」パサァ
P「お…おお……!」
律子「……コホン」
P「……!」
律子「……お願い。あと1時間だけ……付き合ってもらえませんか?」
律子「……ダーリン?」
P「……ぐふっ」バタン
律子「はい!これでいいですか!?」
P「……わが生涯に一片の悔いなし」
律子「まったく……こんなことアイドルのみんなに頼めばいいでしょうに……」
P「……リッチャンハ、カワイイデスヨ……」
律子「はいはい」
P「しかし、よくやってくれたな。そんなに俺に残ってほしかったのか?」
律子「……まあ、ある意味」
P「?」
律子「……どうせなら、この子をしっかり最後まで育てたいですからね」
P「……そうか」
律子「と、とにかく!最後まで付き合ってくださいよ!」
P「はは、わかったよ」
律子「……お願いしまーす」
P「ふぁ……さて」
P「……コーヒーでも淹れるか」
風呂入る。今日続き書くかは未定。
しかし律子とホリィさんはかわいいなあ。
ダーリンは卑怯だよな、SPからだけどアレでとどめ刺されたわ
>>1だす。そろそろ完結させんとなぁ……ゆっくり書いてく。
『4月1週』
ホリィ『今日はのうこうゼリーの2歳の誕生日だよ』
律子「おめでとう」
ホリィ『それじゃあ一緒に歌を歌ってあげよう!』
P「もちろん!!」
律子「……」
ホリィ『おめでとー♪』
P「おめでとー♪」
ホリィP「ゼリー』
P「ふぅ……そういやそろそろDランク制覇できるんじゃないか?」
律子「いけそうですか?」
P「まあゴーレムに勝てたからな」
P「あと同じくらいのがもう一体いるけど、たぶんいけるんじゃないか?」
律子「そうですか……じゃあ6月に挑戦してみます」
律子「がんばるわよ、ゼリー」
のうこうゼリー『……』グニグニ
『6月4週』
……
律子「強いのってどれですか?」
P「最後に戦うやつだ。ディノ」
律子「この黒いやつですか?」
P「ああ。まずはそこまで全勝でいかないとな」
……
律子「あ、危なかった……」
P「ぎりぎりだったな」
律子「私、このゴーレムっての苦手なんですけど……」
P「運の要素が結構強かったりするからな。でも終盤までこいつは出てくるぞ」
P「まあそんだけめんどくさい相手ってことだ」
律子「んあー……」
P「さて、次だな」
ホリィ『のうこうゼリーに指示を出す?』
→YES
律子「……う。このステータス……」
P「な?」
P「平均的にパラメータが高いってのも厄介なんだよなぁ」
P「ま、あとはトレーナーの操作次第だ。がんばれ」
律子「……はい」
『のうこうゼリーvsブラックディノ(ディノ×モノリス)』
FIGHT!!カァン
律子「……」
P「……」
しっぽアタック!ビシッ
律子「……まだまだ」
パンチパンチ!ビシビシッ
律子「……」
『ガッツ99』
律子「よし、反撃!」
ビンタビンタビンタ!ベインベインベイン
P「……うん」
つきさしつきさし!スカッビシュ
律子「……あとは少しガッツをためて……」
律子「……よしラッシュ!」
むちつきさしつきさしむち!ビシビシビシビシッ!
TIME UP!
判定『のうこうゼリー 66% ブラックディノ 32%』
WON!!
律子「ふぅ」
P「安定してたな」
律子「今回結構攻撃当たりましたね」
P「そうだな。戦い方もだいぶわかってきたみたいだしな」
律子「ふふん……ま、当然ですね!」
……
ホリィ『のうこうゼリーはほんとに頑張ったよね。褒めてあげる?』
→YES
ホリィ『のうこうゼリーはすごくうれしかったみたい』
P「これで次はCランクだな」
律子「強いですか?」
P「そうだな……」
P「Cランクからはそれなりにパラメータが高いやつが出てくるな」
P「回避が高いやつとか、丈夫さが高いやつとか……」
P「確か一番伸びてるやつが300超えてくるんじゃなかったかな?」
律子「……300ですか」
P「ああ。またDとは違うな」
律子「じゃあちゃんとパラメータ伸ばしておかないと勝てないですね」
P「そうなる」
律子「よし……がんばりましょ、ゼリー」
のうこうゼリー『……』グニグニ
『9月1週』
メガネ『おや?あなたたちのモンスター、Cランクになってますね?』
律子「?」
P「……ああ」
メガネ『上のほうからすべての修行地を使っていいと許可が出ていますので……』
律子「……あ、出張の場所が3つ増えてる」
P「出張って……まあいいや」
P「Cランク以上になるとちから、丈夫さ、回避の修行地が追加されるんだ」
P「これですべてのパラメータを修行で伸ばすことができるようになったな」
律子「へえー……ああ、超必殺技ってありますよ!?」
P「ああ、その名の通り奥の手みたいなやつだな」
律子「へえーへえー」
P「……アドバイス聞くか?」
律子「お願いします!」
P(返事はええ!)
P「あ、あーと、超必殺技を狙ってるんだったらちからのほうに行ったほうがいいぞ」
律子「何でですか?」
P「丈夫さのほうは確かかしこさ系の技だったはずだ。せっかく習得しても使えなかったらいやだろ?」
律子「なるほど……ちからのほうはちゃんとちから系の技なんですか?」
P「……たしか」
律子「たしかって……」
P「た、たぶん大丈夫だよ」
P「あと大体ちからが300超えるか、300中ごろで覚えるはずだ」
律子「あ、技を覚えるのってパラメータが関係してたんですか?」
P「パラメータと忠誠値だ。今の忠誠値なら400まではいかなくても覚えるはず……たぶん」
律子「さっきからたぶんとか確かが多いですね」
P「しょ、しょうがないだろ。しばらくやってないんだから」
律子「はいはい……」
P「ぐ……ったく、さっきはかわいくお願いしてたくせに……」
律子「な……もうそのことは言わないでくださいよ!」///
P「はいはい」
律子「……ふんだ」
『2月4週』
ホリィ『のうこうゼリーが新しい技を覚えてきたみたい』
律子「や、やった!」
P「お」
ホリィ『褒めてあげる?』
律子「もちろん!」
→YES
ホリィ『のうこうゼリーはよろこんでるよ』
律子「さてさて……」
『ゾウのふみつけ 射程4 ダメージS 消費ガッツ40』
律子「つよ!?」
P「な?最終兵器彼女ってかんじだろ?」
律子「消費ガッツがやたら多いんですね……」
P「ああ。だから外したら結構厳しくなる」
P「その代わり決まれば一発KOの可能性もあるけどな」
P「はは、堅実派の律子には向かないか?」
律子「……私、結構どんでん返しって好きですよ?」
P「さいで」
律子「でも技を覚えさせるためにちからばっかり伸ばしてたから命中と丈夫さがちょっと足りないですね」
P「そうだな。でもちからがそこそこあるから結構勝負にはなると思うけどな」
律子「……負けたらいやなんでもう少し鍛えます」
P「ま、それもいいさ」
『4月1週』
ホリィ『今日はのうこうゼリーの3歳の誕生日だよ!』
律子「この子ももう3歳かー」
ホリィ『おめでとーおめでとーのうこうゼリー♪』
P「ああ、なんてかわいいんだホリィさんは……」
律子「……」
P「……さっきの律子くらいかわいい」
律子「!?」
律子「ナ、ナニオイッテ……!!」///
P「ははは」
ホリィ『……でも、体のほうがだいぶ疲れてきてるみたい』
律子「……え?」
ホリィ『引退、考えてあげたほうがいいかもね』
律子「……引退?」
P「……結構早いな」
律子「ど、どういうことですか?」
P「前にも言っただろ」
P「寿命だ」
律子「寿命……ですか」
P「……ああ」
大体サブモノリスの所為
P「言っとくがすぐに、その……ダメになるわけじゃないぞ?」
P「あと何か月かは普通に生きる」
P「……ただパラメーターの伸びは悪くなってるがな」
律子「……そうですか」
P「あ、で、でも工房に預けておくってこともできるぞ」
律子「工房?」
P「ああ。いったん町に行ってモンスターを工房で預かってもらうんだ」
P「冷凍保存されて年は取らなくなるし、預けたモンスター同士を合体させることもできる」
律子「……」
律子「……大会に出すことはできるんですか?」
P「ああ、もちろん。ただKO負けには注意しろよ」
P「KO負けすると寿命が減るって話もあるからな。詳しくはわからんが……」
律子「そうですか……」
律子「……どうしよっかなー」
律子「……」
律子「……どうしたい?ゼリー……」
ゼリー『……』グニグニ
『5月1週』
律子「……」
P「……まあ、なんだ」
P「思ったより早かったというか……もう少し生きると思ったんだけどな」
律子「……プロデューサー殿の見立てではもう少し生きると思ってたんですか?」
P「まあ俺だって全部把握してるわけじゃないけどな。もうちょっとはもつかなって感じだった」
律子「……」
『6月1週』
P「わかってるかもしれんが、今月末公式戦だぞ?」
律子「はい」
P「……」
P「……いちおう、最後のチャンスになるかも、と言っておく」
律子「……」
『7月1週』
P「出さなかったんだな、大会」
律子「……はい」
のうこうゼリー『……』グニグニ
『8月2週』
ホリィ『……もうこの子はこれ以上は無理だよ』
律子「……」
ホリィ『……引退、させてあげようよ』
P「……」
律子「プロデューサー殿、これは……?」
P「最終通告、ってところだ」
律子「……」
P「ホリィさんがこう言ったら――」
P「――残された時間は、きっかり一か月だ」
律子「……」
のうこうゼリー『……』グニグニ
律子「そう……ですか……」
P「……」
律子「……あの」
P「ん?」
律子「ホリィさんが言ってる引退って……なにか、引退する手段とかがあるんですか?」
P「……いや、引退ってのはファームを去って工房で冬眠させることだ」
P「残念ながらゆっくり余生を過ごすとかそういう類のもんじゃないよ」
律子「……そうですか」
律子「……」
律子「あの」
P「なんだ?」
律子「結構元気そうですね、この子」
P「あ?」
のうこうゼリー『……』グニグニ
P「あ、ああ、特に動きとかに変化が出るわけじゃないからな」
律子「ふふ、そうなんですか」
→休養
『8月3週』
律子「……」
P「……」
→休養
『8月4週』
律子「……」
P「……なあ」
律子「はい?」
P「その……別に冬眠させるのがなんとなく気が乗らないんだったら、このままここでセーブしてやめてもいいんじゃないか?」
律子「……」
P「まあ冬眠させておくのが一番いいとは思うが」
P「それに他のモンスターと合体させれば、その……」
P「……変な言い方だが血は受け継がれるというか」
律子「……」
→休養
『9月1週』
ホリィ『今月ののうこうゼリーのエサはどれにしようか?』
→ニクもどき
P「……」
律子「……」
律子「……最後まで、面倒見ますよ」
P「……」
律子「私のCDから生まれた子ですからね」
P「……ならいい」
律子「プロデューサー殿だって、自分の担当アイドルは最後まで面倒見たいと思うでしょう?」
P「……まあな」
律子「……って、アイドルと並べるなんておかしいですね、ふふ」
P「……別におかしくはないけどな」
律子「……そうですかね?」
P「ああ」
律子「……そうですね」
のうこうゼリー『……』グニグニ
→休養
『9月2週』
P「……」
律子「一か月たちましたね」
P「ああ」
律子「……」
P「……あ、そうだ」
律子「?」
P「思い出した。俺はほとんどのモンスターは引退させて冬眠させとくんだが」
P「いっつも冬眠させる前にはお疲れさまって意味でご褒美のケーキをあげてたなあ」
律子「ケーキ?」
P「ああ。アイテム屋で売ってるんだ」
店主『お、いらっしゃい。どうするね?』
律子「……ほんとだ」
『アルタケーキ 500円』
律子「……これって本当はどんな効果があるんですか?」
P「えーと、『甘え』の忠誠値を結構上げるはずだ」
律子「へえ……」
P「ただ俺は不思議に思ってることがあってさ」
律子「なんですか?」
P「大会で勝ったり技を覚えてきたりした時って普通は褒めるだろ?」
律子「まあ、そうですね」
P「それだけで『甘え』の忠誠値は勝手に上がってくはずなんだ」
P「『恐れ』を上げるホッカイマムシは意味があると思うんだが、ケーキは攻略には対して必要ないと思うんだよなあ」
律子「……」
律子「じゃあ、プロデューサー殿の使い方で合ってるんじゃないですか?」
P「……そうかな?」
律子「少なくとも私は、そういう意味で製作者がケーキを入れたんだったら素敵だなって思いますけど」
P「……そうだな」
名前がなんか変。てs
???
律子「……」
→アルタケーキ
ヒューガツガツ……ウーワッホイ!!
律子「あはは、よろこんでます」
P「旨いんだろ、きっと」
律子「そうですね……」
律子「……」
律子「……お疲れさま、ゼリー」
→休養
――――
―――
――
ホリィ『大変だよ……のうこうゼリーが!』
ホリィ『のうこうゼリーが……』
ホリィ『……死んじゃったよ』ポロポロ
孵化させたりモモあげたり甘えにしたりで寿命延ばして酷使した身としては心が痛い
のうこうゼリー……病んでさえいなければ……
テスカ『寿命……だったんじゃよ』
律子「……」
P「……」
ホリィ『先生……』
律子「……プロデューサー殿」
P「ん?」
律子「……あんなに叱ったりしなければ、長生きできたんでしょうか?」
P「……」
テスカ『どうですかな?お葬式を挙げてあげては……?』
律子「あの大会でKOされていなければ……入院していなければ……」
P「……」
律子「……」
P「……俺にはわからないな」
律子「そうですか……」
ホリィ『どうしよう……少しお金がかかっちゃうけど』
ホリィ『お葬式、挙げよっか?』
P「……」
P「……でも、きっとこの子は幸せだったと思うよ」
律子「……」
P「途中でやめたり愛想を尽かしたりしないで、最後まで育ててやれたんだからな」
律子「……」
律子「……そうだと、いいですね」
→YES
役員『この度は惜しいモンスターを……』
解説者『のうこうゼリーの活躍ぶりには……』
ホリィ『さよなら……のうこうゼリー』
律子「……ありがとう」
律子「……お疲れさま……ゼリー」
……
律子「さってと、帰りますか!」
P「ああ。だいぶ遅くなったしな」
律子「すいませんでしたね、遅くまで付き合わせちゃって」
P「いやいいさ。楽しかったしな」
律子「……うん、楽しかったです」
P「ハマっただろ?」
律子「……否定はできないですね」
P「素直じゃないなあ」
律子「まあ、亜美とかが落ち込んだりしてた理由がわかりましたよ」
律子「朝から『亜美のはるるんが死んじゃったんだよ~!』って泣きそうになってたこととかありましたし」
P「……はるるん……」
律子「でも、ほんとによくできてるゲームですね」
律子「モンスターも仕事をさぼったり叱ると拗ねたり、なんか人間臭いですし」
P「ああ。その分大会とかで勝ったりすると喜びもひとしおだしな」
律子「動きも愛嬌があって愛着がわきますしね」
P「律子だって最初は『こいつ』とか呼んでたのに途中から『この子』になったしな」
律子「ま、まあそうですね……」
律子「……それに、寿命が設定されてるってのも大切な要素だと思いますし」
P「……そうだな」
律子「……これじゃ、亜美たちも頭ごなしに叱れなくなっちゃうなぁ」
P「お?」
律子「ま、時間をちゃんと考えたうえでやるなら、ですけどね」
P「……はは、そうだな」
律子「……また時間があったら一緒にやりましょうね」
P「ああ、いいぞ」
律子「さて、それじゃあ帰りますか」
P「ああ」
……
――翌日
「プロデューサー」
P「ん?ああ、どうした?」
「なんだかおもしろいゲームがあるからぜひやってみて、と亜美に勧められたのですが」
P「……」
「『自分のCDを持って兄ちゃんのところに行けば一緒にやってくれるよ~』と言われたので持ってきたのですけど……」
P「ま、まあそれは構わんが……」
「……なんだか亜美が怪しげな雰囲気でしたけど、普通のゲームなんですか?」
P「……怪しげ?」
「ええ……なんというかこう……あ、いたずらをする前のような……」
P「……」
「それに、確かこう言ってました」
千早「『亜美は、千早お姉ちゃんのCDからはなんのモンスターが出てくるか想像できるけどね~』って」
P(……助けて誰か!!!!)
セイレーンだろ(棒)
――10分後
――『眠り姫』再生中――
トゥルルルルルル~ン!!
『モノリス(純正)』
千早「……」
P「……」
千早「……」
P「……」
千早「……」
P「……」
ですよねーwww
千早「――かわいいですね。親近感を感じます」
P「!?」
おわり
ごめんなさい このスレが立った時同じこと考えてました
以上!
りっちゃんの誕生日に思いつきで書き始めたんだけどなあ……まあ完結させれたしいいや。
読んでくれた方ありがとうございました!
ちなみに世間では2が評価が高いみたいですけど、自分は初代を死ぬほどやってました。好きなモンスターはミーハーですがヘンガーです。
おつ!
プロトメサイヤーバグを許してはならない
乙乙
乙ー
大体いつも>>182の通りワーム開始の孵化ゴーレムだった
それでワームのサブはライガーだったりハムだったり
乙
乙ー
手塩にかけたモンスターの最期は何回プレイしても慣れないわぁ
泣いた、乙
乙、懐かしいな……律子の別れを惜しむ感じがすげえ共感
支援絵描かせてもらっていいかい
実はもう絵は完成してて……とにかく支援!
http://upup.bz/j/my12537EbHYtT99neHicHv6.jpg
ほりつこコラボはあんまり期待しないで待っててくだちい
>>1です
>>210
んがああああああああああああああ!!!???
めっちゃ素敵じゃないですか!!ありがとうございます!!
しかも完全に今回の話のために描いていただいたみたいで……感涙ですorz
保存しますた
http://upup.bz/j/my12765wckYtT99neHicHv6.jpg
コラボとは言えない感じの絵になっちゃったけど、とにかく改めて乙でした!
こちらこそ面白いSS読ませてくれてありがとう、これからも期待してる
>>1です。 >>212
保存しますた。ほんとに描いていただけるとは……感謝の言葉もございませんorz
いちおう下に自分の書いたやつのせときます。系統は全部違いますが、お暇がありましたら読んでやってください
……もちろん支援絵描いてくれてもいいのよ?(期待)
P「もうすぐ夏が来る……」←最近書いた完結済
P「もうすぐ夏が来る……」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1372939629/)
P「受験か」伊織「そうよ」←途中
P「受験か」伊織「そうよ」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1371233865/)
ほんとありがとね!二枚ともめっちゃ気に入りました!デスクトップになってますb
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません