エレン「魔法が使えるようになった」(175)
アルミン「ん?」
エレン「魔法」
アルミン「魔法ってあれかな?不思議な力で不思議な事を起こすあれ?」
エレン「そうだな」
アルミン「へー、すごいね。それじゃ」スタスタ
エレン「おい待てって!ほんとなんだよ」
アルミン「...あのね、魔法なんてあるわけ無いでしょ」
エレン「だからあったんだよ」
アルミン「じゃあ今見せられるの?」
エレン「ここじゃちょっと危険だな」
アルミン「あらら、それは大変」スタスタ
エレン「だから待て!外で見せるから!」
アルミン「...それに付き合う必要は?」
エレン「あるに決まってるだろ」
アルミン「分かったよ...」ハァ
訓練場
エレン「ここなら誰もいないし広さも十分だ」
アルミン「そうだね。早く見せてよ」
エレン「まあそう焦るなよ。どんなのが見たい?」
アルミン「別に見たくはないんだけど...。じゃあ派手なので頼むよ」
エレン「よしっ!任せろ。それじゃ早速」
『イ オ ナ ズ ン』
ミカサ「...」ギュン
アルミン「ぐはぁ!」バキッ
ビューン ドカンガチャン
アルミン「」
ミカサ「はっ!私は一体」
エレン「おお大ダメージだな」
アルミン「た、確かに大ダメージだよ...」フラフラ
ミカサ「アルミン!エレン、あなたがやったの?」ギッ
エレン「睨むなミカサ。ああしたのはお前だぞ?」
ミカサ「え...そんな訳ない」
エレン「いいやお前がやった。アルミンにも蹴ったのが誰か聞いてみろ」
ミカサ「そんなまさか...。アルミン、あなたを蹴ったのは誰?」
アルミン「えっと...蹴ったのは確かにミカサ...」フラフラ
ミカサ「そんな...!」
エレン「わかったか?」
ひどい魔法だ
無意識に相手を洗脳し操作する能力
エレン「お前がやったんだ。アルミンは俺に付き合っていただけなのに。どうしてそんな事をした?アルミンだって大事な家族だろう。それなのにお前は何をした。あんなにフラフラになるような蹴りをアルミンに食らわせたんだ。それなのに家族だからといって俺を守る?冗談も程々にしておけよ」
ミカサ「そんな...違う...私は何もしていない...」
エレン「...違うのはお前だ。アルミンを傷付けたのは」
『お ま え だ』
ミカサ「あ、あぁ...!うわぁぁぁぁ!」ダダダダダ
エレン「...」
アルミン「...」
エレン「今のが精神破壊魔法だ」
アルミン「違うよ!」
ひでぇwww
アルミン「普通にミカサを傷付けただけじゃないか!何してんだ!」
エレン「そう怒るな。後でちゃんとフォローはする」
アルミン「そういう問題じゃ...。はぁ...まあいいや、魔法っで今のやつで終わり?」
エレン「まだあるぞ。見るか?」
アルミン「いやもういいよ」
エレン「よっし!分かった!じゃあ次はな」
アルミン「話し聞いてた!?もういらないんだよ!」
エレン「おらあああああ」
『マ ヒ ャ ド』
アニ「...」ギュン
アルミン「あ"あ"あ"あ"あ"!」ゲシッ
エレン「これは効いたな」
アルミン「お、おしりが...」ビクンビクン
アニ「あれ、エレン?なんで私ここにいるの?」
エレン「気にするな。ほら、クッキーやるから部屋で食べろ」
アニ「え、どうも...」
エレン「ああ」
アニ「~~~♪」スタスタ
召還魔法だな
アルミン「...」ビクンビクン
エレン「...これはやり過ぎたか...」
アルミン「まったくだね...」ビクンビクン
エレン「じゃあ次は回復魔法だ。治してやるよ」
アルミン「も、もうやめ...」ビクンビクン
エレン「大丈夫だ安心してくれ」
『ベ ホ マ』
クリスタ「...」トコトコ
アルミン「く、クリスタ?」ビクンビクン
クリスタ「ほーらもう大丈夫だよー」ナデナデ
アルミン「えっ、何これ癒される」
クリスタ「痛いの痛いの飛んでけー!」ナデナデ
アルミン「治りました!」
エレン「ご苦労さんクリスタ。ほらこれが報酬のアルエレの薄い本だ」
クリスタ「わーい!ありがとうねエレン」
エレン「ああまた頼むぜ」
クリスタ「うん!それじゃね!」トコトコ フリフリ
エレン「...どうだ魔法の力は?」
アルミン「魔法関係ないけどありがとうエレン」キリッ
エレン「気にするな。怪我は俺のせいだったからな」
アルミン「そうだね」
腐ってる奴は動かしやすいな
エレン「ところでアルミン。最近悩みはないか?」
アルミン「なんだよ急に。.....そうだね、成績が伸び悩んでる事が悩みかな」
『 バ イ キ ル ト 』
アルミン「ちょっと!?せめて心の準備くらいさせて!」
マルコ「...」タッタッタッ
アルミン「マ、マルコ?」ビク
マルコ「...」スッ
アルミン「...?僕の後ろに立って何を...」
エレン「今のは補助魔法だ。アルミンの訓練の補助をしてくれる」
アルミン「あぁそう...。まぁマルコは成績いいし助かるけど...」
エレン「ちなみに一定ターンが経過するまでは効果が持続するからな」
アルミン「ターンて何さ...」
エレン「さあ、大まかな系統別の魔法は見せた。これで信じてくれるだろ?」
アルミン「いや信じるわけ無いでしょ」
エレン「え?なんでだよ」
アルミン「だってそうじゃないか!ミカサもアニもクリスタもマルコも!皆事前に仕込んでおけば全て可能だ!それなのに魔法が使えるなんて信じる訳ないっ!」
エレン「...そうか」
アルミン「そうさ!」
エレン「...残念だよアルミン。この魔法だけは使いたくなかったんだが...」
アルミン「え、エレン...?何か雰囲気が...」
エレン「じゃあ見せてやる。これが最強魔法だ」ゴゴゴゴゴゴゴ
アルミン「な、なんだ...?地響きが...」ビクッ
エレン『遙か地下に存在する地獄の雷よ』ゴゴゴゴ
アルミン「な、何を...」
エレン『エレン=イェーガーの名の元に』ゴゴゴゴゴゴ
アルミン「よ、よすんだエレン!」
エレン『地上へと姿を現せ』ズゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
アルミン「やめろおおおお!!」
『ジ ゴ ス パ ー ク』
その日壁内から一つの訓練場が消滅した。
完
乙
最後だけホンモノか
いいえ全て本物です
召喚して操る魔法でした
最初のレスで合ってたね
駄文だったけど見てくれてありがとうね!ばいばい!
RPGの世界にエレンさんがいったら勇者じゃなくてテリーみたいな力を追い求めた挙句ズタボロになるキャラになりそうだな
乙
おもしろい
もっと続けてください
>>20がこう言ってくれたので続きを書こう
後でまた来るね
エレンが三十まで童貞を守った話だと思って開いたら違ったwww
>>22
残念魔王さまルートでした!
黒い雷によって訓練所を消滅させたエレンは悪魔として追われる身となった。
しかし魔力に目覚めたエレンを抑えられる人物など存在せず、ミカサとアルミンを連れて逃亡を果たした。
それから数年が経過した現在、壁外に城を建て、その周囲に毒の池を湧き上がらせる事で、巨人の脅威を恐れる事なく静かに暮らしている。
そして逃亡の際、その圧倒的な力を以て追跡者を退けたエレンは、壁内の者達に畏怖を込めて
【魔王】
と、そう呼ばれるようになった。
魔王城
エレン「おーい側近!参謀!」
ミカサ「呼んだエレン?」シュバ
アルミン「はいはい」トコトコ
エレン「魔王と呼んでくれと言ってるのに、まあそれはいい。城も建てた。毒の池も設置した。そろそろ暇じゃないか?」
アルミン「まあやることが無いと言えばそうだね」
ミカサ「私は別に構わない。エレンとの穏やかな生活は夢だったので」
エレン「おう、そりゃありがとうなミカサ」ナデナデ
ミカサ「お、お礼を言われる事では...」テレテレ
エレン「だが俺は今まで歩みを止めた事は無い。穏やかなだけでは物足りないんだ」
アルミン「壁外で穏やかな生活って言ったら人類の夢だと思うんだけどね。まあそれなら外の世界の探検でもしたらいいんじゃない?」
エレン「いやそれならもう済ませた」
アルミン「いつの間に!?僕も見たかったよ!!」
ミカサ「流石魔王さま」
エレン「はははは、どうもなミカサ。まあアルミンには悪いと思ってたんだがな。やっぱり巨人がいると二人には危険だと思って下見をして来たんだよ」
アルミン「下見って事は僕も連れてってくれるの!?」
エレン「もちろんだ。二人には世話になってるからな」
ミカサ「それは私も楽しみ」
アルミン「やったぁ!早く行こうよエレン!」
エレン「まあ落ち着けよ。行こうとすれば一瞬だ」
ミカサ「そういえばエレンはどうやって下見をしたの?いくらエレンでも巨人は脅威なはず」
エレン「まあ魔力切れの心配もあるしな。でもこの魔法なら下見くらいは余裕で保つ」
『 ト ベ ル ー ラ 』
アルミン「うわっ!飛んでる...」
ミカサ「すごい...」
エレン「だろ?」フワフワ
エレン「これはかなりのスピードで飛べるのに魔力はそんなに使わないという優れものだ。で、これは応用魔法なんだが、元になってるのがルーラってやつでな。一度行ったところなら一瞬で瞬間移動出来るって便利な魔法だ」フワフワ
アルミン「なる程。だからそれで下見をして来たんだね」
エレン「ああ、これなら二人に危険が及ぶのを極力少なく出来るからな」スタッ
ミカサ「それは便利。それで探検にはいつ行くの?」
エレン「別に今からでもいい。それよりまずは何処に行きたいか決めないとな」
ミカサ「アルミンに決めてもらおう。ずっと夢見ていた」
アルミン「い、いいの!?じゃあ、最初は海を見てみたい!」
エレン「よしわかった。じゃあその為にミカサ」
ミカサ「なに?」
エレン「お弁当の準備だ」
アルミン「うわー、いいね。楽しみだね」
ミカサ「ふふ、分かった。1時間程で出来るから待ってて」スタスタ
エレン「おう頼んだ」
アルミン「ありがとねミカサー!」
なにこのほのぼの魔王城
アルミン「それにしても随分魔法が上手くなったね。最初は魔法という名の物理攻撃だったのに」
エレン「はは、まああれは冗談半分みたいなもんだ。でも最後のは凄かったろ?」
アルミン「怖かったよ...。訓練所破壊するし、犯罪者として追われるし...」
エレン「誰一人殺してないんだ。問題ないだろ」
アルミン「まあね。電気ショックで教官の毛根が活性化されたくらいだ」
エレン「今頃ふっさふさなんだろうな。むしろ褒め称えて欲しいくらいだ」
アルミン「まあ教官限定だけどね。とりあえずお弁当が出来るまでは大人しく待ってようか」
エレン「そうだな」
~数十分経過~
ミカサ「エレン、アルミン。用意が出来た」
エレン「おお、お疲れさん」
ミカサ「いいえ、では行きましょう」
エレン「それじゃ外に出てくれ」
アルミン「? ここじゃだめなの?」
エレン「構わんが、天井に頭をぶつけて脳漿撒き散らすことになるぞ」
アルミン「えっ何それ怖い」
ミカサ「外に出よう」
ホモルーラ?
海
ザザーンザザーン
ヒューン ドスドスドスン
アルミン「うわっ!」バタッ
ミカサ「あうっ」フラッ
エレン「おっと。大丈夫か?」
アルミン「結構衝撃あるんだね...」スクッ
エレン「慣れない内はな。仕方ない」
ミカサ「.....生臭い...」
エレン「海の匂いだ。ほら見てみろ」
アルミン「...!」
ミカサ「綺麗...」
エレン「水平線が見えるなんて初めてだろ」
アルミン「すごい...。世界はこんなになってるんだ...」
エレン「ちなみに滅茶苦茶しょっぱかったぞ。しょっぱいって言うのが漸く理解出来たと思うくらいな」
アルミン「へぇ、ちょっと舐めてみようかな」チャプ
ミカサ「私も」チャプ
ミカアル「...」ペロ
ミカサ「...!」
アルミン「...!けほっ...」
ミカサ「辛い...」ケホッケホッ
アルミン「これはちょっと...。しょっぱ過ぎるね...」ケホッケホッ
エレン「な、これなら取り切れない程の塩ってのも納得だ」
アルミン「確かに...」
エレン「それに色んな生き物がいる。例えばこれだ」
ミカサ「? これは何?」
アルミン「これは...貝殻、だよね?」
エレン「ああそうだ。ちょっと突っついてみろよ」
アルミン「うん...」ツンツン
貝殻「...」カサカサカサカサ
ミカサ「...!」ビク
アルミン「うわあっ!」ビクッ
エレン「はっはっはっ、それはヤドカリってやつだな。昔アルミンと本で見たろ」
ヤドカリ「トメテクレナイ?」カサカサカサカサ
アルミン「あれがヤドカリ...」
ミカサ「かわいい...」
エレン「ひっくり返すと結構グロテスクだけどな。で、次だ。付いてきてくれ」ザクザク
ミカアル「うん」ザクザク
エレン「ほら、波打ち際にちっちゃい穴があるだろ?」
アルミン「うん」ジー
エレン「ここを軽く掘って」ザッザッ
アルミン「...」ジー
ミカサ「...」ジー
エレン「で、波が来るのを待つ」
アルミン「...」ジー
ミカサ「...」ジー
ザザーンザザーン
ミカサ「冷たい」
アルミン「うわっ!足の裏が擽ったいよ」
エレン「面白いよなそれ」
エレン「おっ。見てみろ」
ミカサ「....ちっちゃい貝殻...?」
貝殻s「...」ウジャウジャ
アルミン「これはアサリ、かな?」
エレン「多分そうだ。これは持って帰って食べよう」
ミカサ「食べられるの?」
エレン「確か本にあった。味噌汁に入れて食べると美味いらしいぞ」
アサリ「タベナイデ...」ピュッピュッ
アルミン「すごいな...。もっとはしゃいじゃうものかと思ってたけど...。実際に見ると呆然としちゃうね」
エレン「気持ちは分かるよ。夢だったもんな、これを見るのが」
アルミン「うん...」
ミカサ「...」
エレン「...」
アルミン「...」
ミカサ「....エレン?」
エレン「そろそろお昼ごはんにしない?」
エレン「そうだな...。アルミンもいいよな?」
アルミン「うん」
エレン「よし、それじゃちょっと待っててくれ」
『 ト ベ ル ー ラ 』
ギュン
アルミン「わっ...。早いね」
ミカサ「立体機動が間抜けに見えるくらい...」
アルミン「そうだね...」
アルミン「何しに行ったのか分からないけど、とりあえずお弁当の用意しとこうか」
ミカサ「ええ。それじゃこれを敷いてくれる?」
アルミン「うんわかった」バサバサ
ミカサ「...」シュルシュル カパッ
アルミン「...」シキシキ
ミカサ「...」トントン
アルミン「...」コテイコテイ
ミカサ「.....そういえば...」
アルミン「なに?」
ミカサ「今巨人が出たらどうするのだろう」
アルミン「それは...」
ミカサ「...」
アルミン「.....やめよう。怖くなってきた」
ミカサ「...ええ、ごめんなさい」
ーーーーー
ーーーー
ーー
アルミン「準備は出来たけど」
ミカサ「遅い...」
アルミン「というか恐い、巨人が」
ミカサ「そうね...」
ヒューン ドス
ミカアル「!」
エレン「悪いな、遅くなった」
アルミン「エレン、それは?」
エレン「なんか分からんけど魚だ」
魚s「...」ピチピチ
ミカサ「それを、食べるの?」
エレン「そうだ。アルミン、これはなんて魚かわかるか?」
アルミン「えっと....。それは確か...。タイ...とフグ?だった、かな」
エレン「毒とかは大丈夫か?」
アルミン「うん、タイにそういう記載は無かったよ。フグについてはちょっと覚えてないけど...」
エレン「まあ、大丈夫だろう。早速焼いてみよう」
ミカサ「楽しみ」
タイs「クロイデショ」ピチピチ
フグs「カクゴシテオケ...」ピチピチ
エレン「じゃあそこらの枝に刺して...」ブスッ
エレン「枯れ木を集めて...」ガサガサ
エレン「火をつける...」
『 メ ラ 』
ボウッ
アルミン「...やっばり便利だねえ」
エレン「はは、まあな」
エレン「焼けるまではミカサの弁当食べよう」
アルミン「うん」
エレン「それじゃ」
「いただきます」
ミカサ「どうぞ」
エレン「...」パクッ モグモグ
アルミン「...」モグモグ
エレン「うん、美味いな」
アルミン「美味しい」
エレン「良かった、ありがとう」パクッ
ミカサ「これも頑張って作った、あーん」
エレン「あーんだと...!?」
ミカサ「ほら、あーん」
アルミン「食べてあげなよ」フフッ
エレン「あ、あーん」パクッ
エレン「...」モグモグ
ミカサ「美味しい?」
エレン「あ、ああ。美味いよ」
ミカサ「ふふ、良かった」ニコ
エレン「っ!」
アルミン「よかったね、喜んで貰えて」
ミカサ「ええ...」
エレン「そ、それよりっ!そろそろ食えるんじゃねえか!?」
ミカサ「? ええ。そっちも食べてみよう」
エレン「じゃあミカサにはタイ、でアルミンはフグ食べてみるか?」
ミカサ「うん」
アルミン「うーん...。まあ大丈夫かな...」
エレン「じゃあほらよ」
ミカサ「...」モシャ
アルミン「...」モシャ
ミカサ「! 塩気がついてて美味しい」
アルミン「こっちも淡白だけど美味しいよ」
エレン「そりゃ良かった」モシャモシャ
エレン「ん、ごちそうさま」
アルミン「ごちそうさま」
ミカサ「ごちそうさまでした」
エレン「さて、これからどうする」
アルミン「そうだねえ...。いざ海に来てみても何すればいいのかわからないね」
ミカサ「別に何もしなくてもいいと思う。海を見ながらゆっくりしよう」
エレン「それもいいな...」
アルミン「うん」
エレン「...」ボー
ミカサ「...」ボー
アルミン「...」ボー
エレン「...」ボー
ミカサ「...」ボー
アルミン「...」ボー
エレン「...」ボー
ミカサ「...」ボー
アルミン「...」ボー
エレン「...」ボー
ミカサ「...」ポリポリ
アルミン「...」ボー
エレン「......なんで俺が痒がってると分かった」
ミカサ「私にわからない事はない」
アルミン「相変わらずの異能力者っぷりだね」
ミカサ「...それはエレン」
エレン「はは、そうかもな」
二時間後
エレン「...」ボー
ミカサ「...」ボー
アルミン「...」ボー
エレン「...」ボー
ミカサ「...」ボー
アルミン「...」ボー
エレン「...」ボー
ミカサ「...」ボー
アルミン「...」ボー
エレン「...」ボー
ミカサ「...」ボー
アルミン「...」ボー
一時間後
エレン「...」ボー
ミカサ「...」ボー
アルミン「...」ボー
エレン「...」ボー
ミカサ「...」ボー
アルミン「...」ボー
エレン「...」ボー
エレン「...」ボー
ミカサ「...」ボー
アルミン「......そろそろ帰ろうか」
エレン「そうだな...」
ミカサ「...有意義な時間だった」
やばいアルミンの毒の件忘れてた
まあ適当にキアリー掛けたと脳内補完を頼みます
というか書き溜めも無くなった
人居るか知らんがまた来ます
おつです!
わざわざフグ食わせといて忘れんなやwww
おつでした
エレン「どれどれ、それじゃ手を繋げ」スッ
アルミン「うん」ギュ
ミカサ「う、うん...」ギュ
エレン「それじゃ行くぞ」
『 ル ー
アアァァァァアアァァアアァァアォォォア
「!」
アルミン「巨人だ!」
ミカサ「こっちに向かって来てる...!」
アルミン「エレン...!」バッ
巨人「アァォァオォオォアァァァアアァァ!!!!!」ドスンドスンドスン!!
エレン「...」
ミカサ「エレン...!?」
エレン「...」
『 ル ー ラ 』
ミカアル「えっ」
シュン
魔王城入口
ヒューン ドスドスドスン
アルミン「っとと...」フラッ
ミカサ「...」スタッ
エレン「っと」スタッ
エレン「流石に慣れるのが早いなミカサ」
ミカサ「...」
アルミン「...」
エレン「...なんだ」
アルミン「なんだって...」
ミカサ「...どうして巨人を見逃したの?」
エレン「...」
ミカサ「エレンだったら有無を言わさず殺していたはず。今のエレンならそれは容易い。巨人が憎いのではないの?カルラおばさんの仇でしょ?」
アルミン「ミカサ...」
エレン「....前まではな...」
アルミン「今は憎くないの...?」
エレン「正直に言うとそうだ」
「!」
エレン「人間も巨人も等しく滅ぼせる力を得たからか、どちらも変わらなく思える。むしろ悪意に満ちた人間の方が害悪に思えてしまう」
アルミン「それは、そうかもしれないけど...」
ミカサ「...」
エレン「巨人は最初から獣だ。でも人間は人の心の奥に獣を飼ってる。いつその獣が顔を出すのか判らない。だからこそ怖いと思う。......もちろん全ての人間がそうだという訳じゃないが...」
アルミン「確かにどっちも等しく思えるくらいの力がないとそういう考えには至らないだろうね...」
ミカサ「正直...私には理解が出来ない...。やはり巨人は滅ぼすべきだと思う...」
エレン「そりゃそう思うだろうな...。俺も理解してもらえるとは思ってない。ただ、巨人が俺の自由を奪う存在じゃ無くなった。母さんの仇なんてどうでもよくなってしまったんだ...。ただそれだけの、勝手な理由だよ」.
アルミン「そっか...」
ミカサ「...」
エレン「....それに、あいつらが悪いばかりじゃないってのも知ったしな...」ボソッ
ミカアル「?」
エレン「まあなんと言うかな...。こんな俺でも、一緒に居てくれるか...?」
アルミン「.....もちろんだよ」
エレン「!」
ミカサ「エレンと一緒にいる。これは私が決めた事だから」
エレン「そうか...」
エレン「.......ありがとよ...」ダキ ギュ
アルミン「うん...」ギュ
ミカサ「エレン...」ギュ
ーーーーーーー
ーーーーー
ーーー
エレン「...」ギュウ
ミカサ「...」ギュ
アルミン「...」ギュ
エレン「はは、しんみりしちまったな」パッ
アルミン「たまにはいいんじゃない」フフッ
ミカサ「...もうちょっとこのままでもよかった」
エレン「何言ってんだ。ほら、帰ろうぜ」
「俺達の家に」
ミカサ「ッ! うん!」
アルミン「うん!」
なんかシリアスになった
最初は魔法(物理)ネタで始めただけだったんだが
取り敢えず書けるとこまで書いたので今日はもうどっか行きます
おつおつ
これは良いほのぼの
乙
もし良ければ他の104期生も登場させて欲しい
魔王城玄関
エレン「そういえばアサリなんだがな、このまま食べるとジャリジャリして食えたもんじゃないんだ。あとで塩水に漬けておいてくれるか」
アルミン「へー...って、もしかしてもう食べたことあるの...?」ジロ
エレン「い、いや何度も行ってたら我慢が出来なくなって...」
アルミン「はぁ...。いいよ、僕は連れて行ってもらった身だしね」
エレン「お、おお。すまんな」
エレン「さて入るか、っと...あれ...?」
ミカサ「...?どうしたの?」
エレン「いや...。お客さんみたいだぞ...?」
アルミン「は?」
ミカサ「...こんな所に来れる生物はいないはず...」
エレン「見てみろ。入り口のドア、殆んど使ってなくてホコリ被ってただろ。そこにドアを開けた形跡が残ってる」
アルミン「...本当だ」
ミカサ「注意すべき」
エレン「ああ、そうだな」
エレン「...そうだ。二人にこれをやる」ズズズズズ
アルミン「...普通に空間から何か出しちゃうんだね」
エレン「魔王だからな、俺は」ズズズ...
ミカサ「これは?」
エレン「ミカサにはブレードエレンバージョン。アルミンには雷の杖だ」
ミカサ「エレンバージョン...!」
アルミン「雷の杖?」
エレン「そうだ。ミカサのはよく切れて刃こぼれしない業物だぞ。アルミンのは道具としても使える杖だ」
アルミン「いや道具としても使えるって言われてもピンと来ないよ」
エレン「まあ使わないならそれに越したことはねえんだ。とにかく持っててくれ」
アルミン「わかったよ」
ミカサ「私のは?私のは何かないの?」
エレン「何もねえ」
ミカサ「そう...」シュン
エレン「そう落ち込むな。後で立体機動装置エレンバージョンあげるから」
ミカサ「! うん!」パァ
アルミン(プレゼントが武器で喜ぶのはミカサくらいだよ...)
エレン「さてとだ。ついに敵がきたかもしれない。気を引き締めろよ」
アルミン「わ、わかった」
ミカサ「うん」
エレン「行くぞ!側近!参謀!」ザッ
ミカサ「了解です魔王さま!」ザッ
アルミン「はいはい」トコトコ
魔王城ー廊下ー
エレン「...結局ここまで何もなかったな」スタスタ
アルミン「安心したよ僕は」スタスタ
ミカサ「私は...ちょっと戦いたかったかも知れない...。最近鈍ってる気がして」スタスタ
エレン「俺もアルミンも格闘じゃ敵わねえからなあ。どうしたもんか...」スタスタ
アルミン「ミカサは強すぎるんだよなあ」スタスタ
ガチャ
ギィー
エレン「まあ俺も訓練は続けてるしそのうち組手くらいはーーー」
「待っていたぞ魔王め!」
エレン「...」
ミカサ「...」
アルミン「.....お客さまだね」
???「君に僕達の故郷をやらせはしないよ!」
???「ここで仕留めてやるぞ!」
???「覚悟しな!」
ミカサ「...変な格好..,」
エレン「こりゃまた変なお客さんが来たなあ...」
アルミン「顔隠してるけど、これ多分あの三人だよねえ...」
エレン「だよな...」
???「何をごちゃごちゃ言ってるんだい!」
???「ここが年貢の納め時だ!」
???「覚悟しろ!」
エレン「...お前たちはなんだ?」
???「よく聞いたね。私達は」
???「お前が故郷を襲わないようにお前を倒しに来た」
???「巨人の戦士達だよ!」
ミカサ「...巨人?」
アルミン「小さいけどね。特に金髪の子」
エレン「おいバカ蹴られるぞ」
ニア「私はニア!」
ナイラー「俺はナイラー!」
トルトルベ「僕はトルトルベだ!」
アルミン「なんて安直な...」
エレン「バレバレだよなあ...」
ミカサ「...よく分からないけど、エレンを殺そうと来ている事は分かった。私が相手をしよう」スッ
エレン「だめだ」
ミカサ「!」
エレン「俺が行く」
ミカサ「...どうして?」
エレン「あいつらは仲間に出来る。お前じゃ殺しちまうだろ」
ミカサ「仲間に、出来るの?」
エレン「ああ、あいつらの望みは分かってるからな」
ミカサ「...わかった。なら任せよう」
エレン「どうもな」
エレン「...それじゃ、まずは俺が相手だ巨人の戦士達」
ニア「...早速あんたかい」
ナイラー「相手にとって不足はない」
トルトルベ「でも負けないよ!」
エレン「先手必勝だ!行くぞ!」
ニアナイトル「...!」
『 さ そ う お ど り 』
エレン「おらおら!踊れお前ら!」ヒョイヒョイッ
ニア「か、体が勝手に!」ヒョイヒョイッ
ナイラー「なんだ、これは!」ヒョイヒョイッ
トルトルベ「クッ...。これじゃ攻撃どころか防御すら出来ない...!」ヒョイヒョイッ
エレン「もっとだ!もっと激しく!」ヒョイヒョイヒョイヒョイッ
ニア「これはまずいね...!」ヒョイヒョイヒョイヒョイッ
ナイラー「ああ...!隙だらけだ...!」ヒョイヒョイヒョイヒョイッ
トルトルベ「なぶり殺しにされる...!」ヒョイヒョイヒョイヒョイッ
アルミン「...」ジー
ミカサ「...」ジー
ニア「........なんかすごい見られてるだけなんだけど」ヒョイヒョイヒョイヒョイッ
ナイラー「これは、恥ずかしいな...」ヒョイヒョイヒョイヒョイッ
トルトルベ「いっそ攻撃して欲しいね...」ヒョイヒョイヒョイヒョイッ
エレン「どうだ!そろそろキツくなってきたか!?」ヒョイヒョイヒョイヒョイッ
ニア「ちっ、まだだよ!」ヒョイヒョイヒョイヒョイッ
ナイラー「この程度で折れる心じゃない!」ヒョイヒョイヒョイヒョイッ
トルトルベ「故郷はやらせはしないよ!」ヒョイヒョイヒョイヒョイッ
エレン「そうかよく言った!ならもっと!激しくしてやる!」ヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイッ!
ニア「あ...ッ!ああああああ...!」ヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイッ!
ナイラー「ぐあぁぉぉぉぉぁ!」ヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイッ!
トルトルベ「ぐぅッ...!ぁぁぁぁあぁ...!」ヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイヒョイッ!
アルミン「.....シュールだね」
ミカサ「そうね...」
二時間後
ミカサ「...これ、昨日焼いたの」
アルミン「クッキー?おいしそうだね」サクサク
ミカサ「どう?」
アルミン「うん、おいしいよ」サクサク
ミカサ「よかった」
ミカアル「...」チラ
エレン「ど、どうだ...。そろ、そろ限界...だろ...!」ヒョイ...ヒョイ...
ニア「ま、だまだ...だよ...」ヒョイ...ヒョイ...
ナイラー「この程度で...負ける、か...」ヒョイ...ヒョイ...
トルトルベ「故郷の...ためだ...」ヒョイ...ヒョイ...
アルミン「...そろそろかな」
ミカサ「うん...」
エレン「...」ピタッ
ニア「あっ...」バタッ
ナイラー「ぐっ...」バタッ
トルトルベ「うわっ」バタッ
エレン「どうだ...降参するか...?」ゼェゼェ
ニア「そんな事しない...」グッタリ
ナイラー「負けるわけにはいかんのだ...」グッタリ
トルトルベ「僕達が負けたら...」グッタリ
アルミン「無理だと思うけどねえ」
ミカサ「そうね」
ニア「お父さんとの約束を破る訳にはいかないんだ...!」グデー
ナイラー「トルトルベと約束した...」グデー
トルトルベ「必ず故郷に帰るんだ...!」グデー
エレン「なあ、取り敢えず降参しろよ?お前らにもお前らの故郷にも手を出すつもりなんてないんだ俺には」
ニア「そんな事信じられるか...!」ダラー
ナイラー「お前は誰よりも巨人を憎んでいたはずだ...」ダラー
トルトルベ「その君が僕らの故郷を知ったら、滅ぼそうとするはずだ...」ダラー
エレン「...しないって言ってるのによ」
ニア「黙れ!」ググッ
ナイラー「...やるぞ、二人共」ググッ
トルトルベ「やるんだな!?今!ここで!?」ググッ
ナイラー「ああ!勝負は今!ここで決める!」バッ
ガリッ
カッ
ドカーンガラガラガラガラ
アルミン「うわあ!天井が!」
ミカサ「まずい...!」
エレン「...」
『 ト ベ ル ー ラ 』
魔王城ー庭ー
ギュン
エレン「...」スタッ
アルミン「わっ」トッ
ミカサ「!」スタッ
エレン「怪我してないか?」
アルミン「うん、大丈夫だよ」
ミカサ「ありがとう」
エレン「ああ。それより...」スッ
超大型巨人「...」
鎧の巨人「...」
女型の巨人「...」
アルミン「...まさかあの三人がね...」
ミカサ「超大型に鎧の...!」ギリッ
エレン「...」
超大型巨人「ァァアアアハァァァァ!!!」
鎧の巨人「オオォォォオォオォオオオ!!!」
女型の巨人「キィィィヤアアァァォァァァ!!!」
アルミン「ぐっ...」バッ
ミカサ「なんて声...!」
エレン「...」
アルミン「どうしたの...?」
エレン「許せないな...」
ミカサ「...」
エレン「俺達の家に何してくれてんだ...!」
アルミン「エレン...」
エレン「...ちょっと行ってくる」
ミカサ「...気を付けて」
エレン「ああ、二人は下がっててくれ」
『 ト ベ ル ー ラ 』
ギュン
超大型巨人「!」
鎧の巨人「!」
女型の巨人「!」
エレン「......よくもやってくれたな...」ゴゴ
鎧の巨人「オォォオォ!!」ドドドド
アルミン「鎧が...!」
ミカサ「突進してきた...」ギュ
エレン「...」
鎧の巨人「オォォオォオォォオォ!!!」ドドドドドドドド
『 バ ギ ク ロ ス 』
ズバババババ
鎧の巨人「ァァアアァァァア...!」
アルミン「関節の柔らかい部分を...!」
ミカサ「筋も切れているはず...。これで動けない...」
エレン「まだだ...」
鎧の巨人「ァァアアァ...」
『 メ ラ ゾ ー マ 』
ボウッ ゴアァァァ!!
鎧の巨人「...!!!!」
アルミン「...! 鎧ごと溶かした...!」
ミカサ「胸から上しか残っていない...」
鎧の巨人「オアァォァァ...」シュー
アルミン「全身から蒸気が...」
ミカサ「傷を負い過ぎた。人が操っている分、死ぬまでとはいかないみたい」
エレン「次はお前らだ」ギッ
超大型巨人「...!」
女型の巨人「...!」
エレン「行くぞ...!」
『 メ ラ ゾ ー マ 』
ボウッ ゴアァァァォ!!!
女型の巨人「アァァアァアア!!!」
超大型巨人「!」
女型の巨人「ウァ、ァァァ...」シュー
アルミン「二体目...」
ミカサ「でも最後は大きすぎる...。メラゾーマでも仕留めきれない」
エレン「お前で最後だな」
超大型巨人「アァァアァアア...!」
エレン「確かにでかすぎる...。だが関係ねえよ」スッ
超大型巨人「...!」グッ
『 ビ ッ グ バ ン 』
スゴゴゴゴゴゴゴゴ!!!!
超大型巨人「...」シュ-
アルミン「ほとんど体が残ってない...」ブル
ミカサ「...」ブル
スタッ
ミカアル「!」
エレン「終わったぞ」
アルミン「うん。お疲れ様」
ミカサ「体調は問題ない?」
エレン「ああ、これくらいなんともない。それより...」チラ
【上半分が崩壊したお城】
アルミン「うん....。折角頑張って建てたのにね...」
ミカサ「...」
エレン「まあ、その責任は壊した本人達にとってもらおう」
アルミン「え?」
『 ト ベ ル ー ラ 』
ギュン
アルミン「わっ!」
ーーーー
ーーー
スタッ
ミカアル「!」
ニア「...」
ナイラー「...」
トルトルベ「...」
アルミン「...生きてるね」
ミカサ「...」
エレン「ああ、殺さないようにしたからな」
アルミン「仇も同然なのに。巨人が憎くないっていうのは本当なんだ」
エレン「まあな」
エレン「....ミカサはそれでもいいか?」
ミカサ「ええ...。理由はともかく、エレンが許しているのに私が許さない訳にはいかないから」
エレン「...ありがとな」ワシワシ
ミカサ「...」カァ
「う...」
エレミカアル「!」
ニア「ぐ...」
ナイラー「お前ら...」
トルトルベ「そっか...。負けたんだね...」ジワ
エレン「...」
ナイラー「...俺達を殺すか?」
エレン「殺すわけねえだろ」
トルトルベ「どうして...?君のお母さんの仇なんだよ?」
エレン「そんな事はどうでも良くなっちまったんだよ。それより、あれ見ろお前ら」
【上半分が崩壊したお城】
「...」
ニア「ボロボロ、だね」
エレン「そうだろ?お前らが壊したんだからな」
ナイラー「まあその...。悪い...」
エレン「そう思うか。なら責任をとってもらわねえとな」
トルトルベ「責任...?」
エレン「ああそうだ。城を壊した責任。母さんを死に近付けた責任。二つをとって俺達の城で色々してもらうぞ」
「!」
ニア「それは奴隷になれと言うこと...?」
エレン「ちげえよ。城を直して家畜を育てて野菜を採って、一緒に暮らせって言ってんだ」
ニア「なっ...!」
ナイラー「そんな事が出来るわけーーー」
エレン「俺は暮らせって言ったんだ。拒否出来る立場にあると思うなよ」
ニア「...」
ナイラー「...」
トルトルベ「...」
エレン「それにな、お前らがシガンシナを襲った理由も俺は知ってる」
「!」
エレン「おいニア。...と言うかアニ」
ニア「ちっちが...!私はアニじゃな...!」アセ
アルミン「....最初からバレてたよ」
ミカサ「そっちがライナーでこっちがベルトルト...」
「ええ!?」
アニ「なんてことだよ...。結構恥ずかしかったのに...」
エレン「途中でも色々と怪しい発言はあったけどな。...いやどうでもいいんだよそこは。それよりアニ」
アニ「なんだい」
エレン「お前のお父さんて○○さんの事だろ?」
アニ「...!な、なんでお父さんの事を知ってるのさ...!」
エレン「さっき空飛んでたろ。それで三人で世界中を探検する為に下見をしてたんだよ。そしたら海を渡った孤島に村があってな。そこで偶然合って色々話を聞いた」
ライナー「ま、まて!」
エレン「なんだよ」
ベルトルト「今村って行ったよね!?僕達の故郷に行ったってこと!?」
エレン「お前らの故郷かは知らんが、さっきのレオンハート師範がアニって娘が壁内の調査に向かってしまったって言ってたからな。そのアニが俺の知ってるアニならお前らの故郷に行ったって事になる」
アニ「お父さん...」
ライナー「......なあエレン...。俺達を、故郷に連れて行く事は出来るか...?」
エレン「簡単だそんなの」
ベルトルト「! 本当かい!?なら...!一度だけでもいい!なんでもするから、一度だけでも故郷に帰らせて欲しい!」ガバ
ライナー「俺からも頼む...!」ガバ
アニ「...」スッ
エレン「...そんなに頭下げなくても直ぐにでも連れてってやるよ。お前らは今日から家族みたいなもんだ」
アニ「...!家族...」
ライナー「そこまで受け入れて貰ってもいいのか...?事情を知ったからと言ってお前の母親を死に追いやったことには変わりない...」
エレン「いいって言ってんだよ。その代わりしっかり働いて貰うがな」
ベルトルト「ふふ、すっかり魔王さまが板に付いてきたみたいだね」
エレン「そうだろ?」ハハ
ーーーー
ーー
ー
エレン「そういえばアニのお父さんにマヒャド掛けまくってたら『アニィ...アニィ...』って泣きながら喜んでたな」
アニ「?」
ライナー「?」
ベルトルト「?」
ミカサ「?」
アルミン(パパェ...)
ははっ、よくわかんなくなってきたよ
まったりほのぼのにしたかったけどこの三人についてはある程度しかたないよね
それじゃまたノシ
終わり?
>>96
今日の所は
まだ勇者さまと大魔王さまがいるので続きます
大魔王と勇者
あいつとあいつの出番か
長々と書いたけどやっぱり>>16で完結にする
読み直しても続ける気起きないので
まあ見てる人もいないしいいよね!
ばいばいノシ
>>99
見てます
>>99
見てるんで続きをー!!
続きを楽しみに待っていたというのに・・・
おいおい、そりゃないですよ…
土下座でもなんでもしますから続きをお願いしますよ
いやマジでお願いします
「続くよ!」って書いておきながら「やっぱりやめる」ってどういうことなの?
きちんと責任とって、続きを書いてよね!(焼き土下座)
正直読んでくれてる人がいるとは思わなんだ...
流れが早すぎるかと思ったけどこれくらいでいいのかな
そう言ってもらえるのなら続きを書こう
いえ書かせて頂きます(土下座)
書かないと言ったり書くと言ったり振り回して申し訳ない(土下座)
やったー
信じてたぜ!
やった!ありがとうございます!
いやっっったァァァ*
はよ…はよ…
2ヶ月後
魔王城ー庭園
エレン「いやあ、流石に巨人が三体ともなると修復もあっという間だったな」
【立派なお城】
ライナー「中々楽しかった。また何か造ってもいいかも知れんな」
アルミン「じゃあライナーはその類の担当にしようか」
エレン「やっぱりライナーは頼りになるな」
ライナー「そうか?」ハッハッハッ
ーーーーー
ベルトルト(僕の巨人バランス悪すぎる...)ズーン
アニ「...元気だしなよ」
ベルトルト「アニ...」
アニ「なんかこう...役に立つ事もあるさ」
ベルトルト「そうだよね...。うん!頑張るよ!」グッ
アニ(素直なのはいいんだけどね。あんな馬鹿でかい巨人になったらまた家が壊れるよ...)
ギュイィィィィィ
トッ
ミカサ「細かい所の修復も終わった。これで完成」
エレン「おう、ご苦労さん」
アルミン「使いこなしてるね、立体機動装置エレンver」
ミカサ「うん、折角貰ったから。それに結構便利」カチャカチャ
ベルトルト「燃料切れの心配がないんだろう?エレンからの魔力が供給されるとかなんとかで」
ミカサ「ええ、英霊と同じ仕組み」
アルミン「えいれい?」キョトン
ミカサ「...」
アニ「ねえ、それ私達の分はないの?」
ライナー「確かにな、全員分あれば色々捗りそうだが」
エレン「悪いけど一つしか無いんだよ。元の立体機動装置が無いとダメでな」
アルミン「一から作れる訳じゃないからね。元々あったのを改造しただけだから今は一つしか無理なんだ。ライナー達は生身で来たし、僕達が逃げてきた時もミカサしか装備してなかったから」
ライナー「それなら仕方がねえな。あれは原理もまだ解明し切れてないんだろう?」
アルミン「うん。開発者しか知らない原理が用いられているんだけど、誰かに伝える前に死んでしまったから。設計図だけが残されてるって話だ」
エレン「アルミンならそのうち解明出来そうな気もするんだがな」
アルミン「はは、それは買い被り過ぎだよ」
エレン「そんな事ねえよ。ま、その話はいい。飯にしようぜ」
アニ「そうだね」
ミカサ「今日はお弁当を準備してある。外で食べよう」
ーーーー
ーーー
ー
庭園ー野外テーブル
エレン「この机もライナーが造ったんだろ?大したもんだよな」コンコン
ライナー「造り出したらハマってしまってな。他にも色々ある」モグモグ
アルミン「僕も椅子と机を作ってもらったよ。体格に合わせてくれたからすごく使い易い」パク
ミカサ「私もベッドを作ってもらった。空気が通り易くなってて腐りにくいらしい」
エレン「へえ、アイディアも凄いんだな」モグモグ
ライナー「いやなんだ、アルミンにも色々相談したからな。俺の力だけじゃない」
エレン「流石アルミンだな」
ミカサ「流石」
アルミン「いやそんな...」テレテレ
きたー
ベルトルト(やっぱり僕だけ役に立ってないじゃないか...)シュン
アニ「...だから落ち込まないの。ほら、この揚げ物すごく美味しいから」ヒョイ
ベルトルト「あ...うん、ありがとう」パクッ
ベルトルト「...」モグモグ
ベルトルト「」ゴクン
ベルトルト「美味しい」
ーーーー
ーー
ー
待ってました!
支援
まだですかー?
保守
まだ?
魔王さまの寝室
エレン「今日は疲れたな」
ミカサ「私は...そうでもない」
エレン「体力はお前が一番だな...。ライナーやベルトルトもいるってのに」
ミカサ「いざという時の為に訓練は続けている。これくらいなら当然」
エレン「それでもだよ...。まあライナー達の例もあるし、それでいいと思うが」
ミカサ「ええ」
エレン「しかしキツかった...」フゥ
ミカサ「...」
ミカサ「......ところで」
エレン「ん?」
ミカサ「何故ここにアニがいるの...?」チラ
アニ「...居たらダメなのかい」
エレン「なんでってもな...」
ミカサ「ここはエレンと私の寝室のはず」
エレン「いつからお前も入ったんだ」
アニ「別にいいだろ。ちょっと暇だったからお邪魔しただけだよ」
ミカサ「お邪魔、本当にお邪魔。ライナーの部屋にでも行くといい」シッシッ
アニ「」ピキッ
アニ「...なんであんなゴリラの檻に行かなきゃならないのさ。あんたこそアルミンの部屋にでも行ったら?」ピキピキ
ミカサ「嫌、私はここにいたいからここにいる」
エレン(......寝よ)ギシッ ゴロン
ミカサ「! エレン、私も一緒に寝る」
エレン「いや構わねえが」
ミカサ「うん」ゴロン
アニ「...」ゴソゴソ
ミカサ「...三人はせまい。ので、出て」
アニ「...」コロン
エレン「いいじゃねえか。前はこんな事無かったんだから」
ミカサ「」ムゥ
アニ「...どうも」
エレン「......ふわ...」
ミカサ「ふわ?」
アニ「ふわ?」
エレン「ふわ...ふわ」
ミカサ「ふわふわ?」
アニ「何がだい」
エレン「ミカサの」
ミカサ「? 私?」
アニ「ミカサがふわふわだって?」
ミカサ「」ムッ
エレン「ミカサの...おっぱい...」
ミカサ「..........ぇ?」チラ
エレン「...」ムニュ
アニ「...腕に当たってるね」
ミカサ「...!」バッ
エレン「おいっ、逃げるなよ」グイッ
ミカサ「あうっ」パタッ
エレン「おっ、」ギュ
アニ「...抱き締めたね」
ミカサ「あ、あ、あ、ちょ、ちょっと離れた方が...っ」
エレン「いいだろこのままで」
エレン「...あぁ...人肌ってのは落ち着く。忘れてたな...」ホッコリ
ミカサ「あ...うぅ...」カァ
ミカサ「...」
ーーーーーモゾモゾ
アニ「...より深く絡みに行ったね」
ミカサ「...」ギュ
エレン「アニもどうだ?」
アニ「は...?」
ミカサ「...」グリグリ
アニ(エレンの胸に頭押し付けてる...)
アニ「...ミカサもその調子だし、たまにはいいかもね」モゾモゾ
ーーーーーギュウ
エレン「あぁ...落ち着く...」
アニ「...まあ、悪くない...」ギュッ
エレン「そうだろ?」
ミカサ「...」
アニ「...」
エレン「それにしてもあれだな、こうしてるとアニが妹みたいだ」
アニ「私の方が歳上なんだけど」
エレン「ちっちぇえからじゃねえか?」ハハ
アニ「」ドグム
エレン「ぐぅ...っ。おい、脇腹に膝とはひでえんじゃねえのか」
ミカサ「エレンに何をするの」キッ
アニ「いや今のはこいつが悪いよ」
エレン「そ、そうだったか? それなら悪かっーーー」
ーーーーーーガチャ
アルミン「ねえエレーーー」ビクッ
エレン「ん? 」
ミカサ「あ」
アニ「あ」
アルミン(...なんだこれは)
エレン「?」
ミカサ「」ギュウ
アニ「」ギュウ
アルミン(ミカサはともかくアニまでだって...?僕はどうする、なんて声を掛ければいい)
ミカサ「」
アニ「」
エレン「...どうした?」
アルミン(...無理だ。何も答えが出ない、もうこれしか無い)
ミカサ「」
アニ「」
アルミン「...邪魔したね」
ーーーーーーーバタン
エレン「...何だったんだ?」
ミカサ「ご飯の下拵えをしに行く」ガバッ
スタスターーーー
ーーーーガチャッーーバタン
アニ「わ、私は...稽古に...」ガバッ
スタスターーー
ーーーガチャッーーバタン
エレン「...何なんだよ」
エレン「」ムクッ
エレン「...ベルトルトでも抱っこするか」
スタスターーーー
ーーーーガチャッ
ーーーーバタン
庭園
ーーーーーートコトコトコトコ
エレン「ーーーっとまあそりゃこうなるよな」ギュ
ベルトルト「急におんぶしてくれなんてどうしたの?」トコトコ
エレン「違えよ。俺は『抱っこするぞ』って言ったんだ。おんぶじゃねえし、されるつもりは無かった」
ベルトルト「はは、それは無理だと思うな」トコトコ
エレン「さっきまでミカサとアニ抱っこしてたからなあ。なんかこう人肌が...」
ベルトルト「...なんだって?」ピタッ
エレン「ん?」
ベルトルト「アニを抱っこした?」
エレン「あぁ、そうだよ」
ベルトルト「...」
ベルトルト(このまま落としちゃおうかな)
エレン「おい、どうしたんだ?」
ベルトルト「え、あ、いや。なんでもないよ」トコトコ
エレン「? そうか」
ベルトルト「...」トコトコ
エレン「...ところでよ」
ベルトルト「なに?」
エレン「久し振りに同期の連中に会いたいと思わねえか?」
ベルトルト「皆にか...」
エレン「どうだ?」
ベルトルト「僕は、余り親しい人も居なかったからそうでもないけどライナーやアニは会いたいと思う人がいるだろうね」
エレン「そうだよなあ...」
ベルトルト「...」
エレン「...よしっ、一度帰ってみるか」
ベルトルト「そうだね。きっと皆喜ぶよ」
エレン「お前は嬉しくないのか?」
ベルトルト「僕は...いざという時の為に躊躇わないよう、距離を置いてたから...。本当にあの中に親しい人はいないんだ」
エレン「ふうん...」
ベルトルト「ここにいる皆だけだよ、今僕にあるのは」
エレン「...」
エレン「」ワシワシ
ベルトルト「ちょっ、頭ワシワシしないでよ」
エレン「...これから仲良くなればいいだろ」
ベルトルト「え?」
エレン「もうお前らがしなきゃならない事はないんだからさ、仲良くしたっていいはずだろ」
ベルトルト「仲良くしてしまってもいいのかな、やってしまった事は変わらないのに...」
エレン「まあ、そればっかりはな」
ベルトルト「...」
エレン「でも少なくとも俺は許してる。他の同期にシガンシナで被害に合った奴はいないんだ。許してくれるさ」
ベルトルト「だといいね...」
エレン「大丈夫だって、コニーとか話し理解出来ねえで仲良くしてくれるぞきっと」
ベルトルト「ははっ、そうかも」
結構間が空いてしまったのお
それでも待っててくれる人がいたみたいで嬉しい
話しと同様ゆっくりと進めて行きます
あと余談だが、最近NECのLife Touch NOTEを購入した
文章作成用に買ったけどss書くのにも丁度良くて重宝してる
ほんとに余談でした
それじゃまたノシ
乙
また期待して待ってる
乙
きたい
④
これ大好きだ
乙
期待しかない
待っててよかった
期待
カルラさん報われねぇな
まあカルラさんはなんだ...うん...ごめんなさい
何とかラストで、何とか出来ればなんとかしよう...
二日後ー昼
エレン「おーい!そろそろ行くぞ!」
チョットマッテー!
マッテエレン!スグイクカラ!
アニ「何してるんだか」
ライナー「そう言うな、俺達の為に弁当作ってくれてるんだ。 感謝しなきゃならんぞ」
アニ「分かってるよ...いちいちうるさい」
ライナー「そうか...これが反抗期か...悲しいもんだな」
アニ「」イラ
ライナー「大体お前はいつもなーーー愛想が無くてーーーそんなんじゃ嫁の貰い手だってだなーーー」クドクド
エレン「...あの二人は兄妹みたいだな」
ベルトルト「そうだね...。 幼なじみだし、二人は容姿にも共通点が多いから」
エレン「またお前...。 アニが怒りそうな事言うなよな。 ライナーに似てるなんて言ってるのがアニに聞こえたら蹴り殺されるぞ」
ベルトルト「......確かに迂闊だったかもね...」ブルッ
アアソウダナ エレンニモラッテモラエバーーー
ドゴォッ!
ギャアアアアアアアアアアアア!!!!!
ベルトルト(...聞こえてなくて本当に良かったと思うよ)
エレン「なあ」
ベルトルト「なんだい?」
エレン「ちょっと聞いときたいんだが、俺が壁を越えてからは何か変わった事とかはあるのか? 後、同期の奴等がどこに配属になったのかも聞きたいんだが」
ベルトルト「そうだね...。まあ僕達が壁を越えたのが大体一年前位だから...。それまでは余り変わりはなかったかな...」
エレン「一年も壁外を...。まあいいや、聞かせてくれよ」
ベルトルト「うん。 ...君が居なくなってすぐ、別の訓練所にバラバラに移されたんだ。そして半年後に卒業、ジャンとマルコとアニ、ユミルとクリスタは憲兵団に、まあアニ以外は話に聞いたってだけだけど。 アニは内部から君の情報を集める為、そして僕とライナーは最も壁内の情報が集まりやすい調査兵団にね」
ヘレナ「やっぱりジャンとマルコは憲兵団に行ったのか。 ....と言うかおい、コニーやサシャは調査兵団に行ったのか? コニーなんて最初から憲兵団に行くって言い張ってたろ」
ベルトルト「うん、どうも気が変わったらしいよ」
エレン「気が変わった位で命懸けの調査兵団か。 相変わらず頭が足りてないと言うか...」?
サッサトオキナヨ オイテカレタイノ?
...ムチャイウナ、シリガイタクテタテネエンダ
ダラシナイネ...
ベルトルト「...多分君がいたからじゃないかな」
エレン「は?」
ベルトルト「エレンってジャンと喧嘩になった時、たまに兵士の在り方とか外の世界の事とか語ってたでしょ。 そしてエレンが巨人に勝てる可能性を見せた」
エレン「...俺が巨人を全滅させるとでも期待したのか。 迷惑な話だな」ハァ
ベルトルト「はは、まあそこまでは期待してないと思うけどね。 巨人に対抗出来る人物を知ってるってだけでも勇気が出るものじゃないかな」
エレン「なるほどね....」
ベルトルト「何にしろ真意までは知る由もないさ」
エレン「そうだな」
ーーーアルミン「ごめんお待たせ!」
ーーーミカサ「ごめんなさい、遅くなった」
エレン「おっ、あいつらも準備出来たみたいだな」
ベルトルト「うん。 ...後はライナーだけなんだけど」チラ
ライナー「ぐぐ...っ...ぬぅ...」プルプル
アニ「...なんか悪かったね」
------
ベルトルト「...まだ回復には時間が掛かりそうだ」
アルミン「どうしたのあれ...」
ベルトルト「アニを怒らせたんだよ」
ミカサ「ばか...」
エレン「...仕方ねえな。 久し振りにやってやるか」スタスタ
アルミン「...? ああ...確かにライナーには効くかもね」
ベルトルト「? 何を...」チラッ
ーーーーーースタスタ
エレン「おいライナー、大丈夫か」
ライナー「すまん...。 もうちょっと掛かりそうだ」
エレン「ったく、やりすぎだぞアニ」ジロ
アニ「だから悪かったって...」ソワ
ライナー「気にするな。 これくらいなんともない」プルプル
エレン「...そうは見えないが。 まあいい、そのままジッとしてろよ」
ライナー「おい、なにをするつもりだ...?」
『 ベ ホ マ 』
ーーーーーートコトコ
クリスタ「...」トコトコ
アニ「ク、クリスタ!?」
ライナー「なにぃ!? クリスタだと!? どこだ!」キョロキョロ
アニ「あんたの後ろだよ!」
ライナー「くそっ、後ろか!」グリュン
ーーーーーーゴキンッ
ライナー「ッ...ぬおぉ...!!」
アニ「...何してんだい」
ベルトルト「」ポカーン
ミカサ「...何故クリスタがここに?」
アルミン「それは...僕にもよくわからないんだけどね...」
ライナー「ぬおお!? 本物のクリスタだ...! また目にする事が出来るとは...」ウルウル
エレン「...気持ち悪いなお前」
クリスタ「」トコトコ
クリスタ「」スッ
ライナー「ク、クリスタ?」
ライナー(なんだ... 目の前に両膝を着いた...)
クリスタ「」ナデナデ
「......は?」
クリスタ「ほーらもう大丈夫だよー」ナデナデ
ライナー(どうなっている...。 クリスタが俺の頭を撫でているだと...? こんな事は壁内にいた頃にも...)
クリスタ「」ナデナデ
ライナー(...だが悪くない。 むしろ最高の気分だ)
ライナー(どうなっているのかはまったく分からんが...。 また一つ借りが出来てしまったようだな...エレン...)
クリスタ「痛いの痛いの飛んでけー!」ナデナデ
ライナー「治ったぞクリスタ!」ガバッ
エレン「ご苦労さんクリスタ。 今回の報酬のアルベルの薄い本だ」スッ
クリスタ「わーい! アルミンがタチでベルトルトがネコなんてゾクゾクする! ありがとう!」
エレン「また頼むぜ」
クリスタ「うんまたねー!」トコトコフリフリ
ーーーートコトコ
ーートコトコ
トコトコ
トコ
------
ライナー「ふぅ...」
アニ「...怪奇現象でも見た気分だよ...」
ミカサ「うん...」
ベルトルト(アルベル....)
アルミン「...ねえエレン」
エレン「ん?」
アルミン「クリスタの格好さ、なんか妙に小綺麗だったね」
エレン「あー、そうだったか?? 確かにそう言われれればそんな気もしないでもないが。? 憲兵団に進んだらしいしそれくらい買えるんじゃないのか?」
アルミン「うん...。? まあ服の価値なんてよく分からないんだけどね、なんか変な感じがしたから」
エレン「そうか...。 まあ、今から本人達に会いに行くんだしその時に分かるだろ」
アルミン「そうだね」
エレン「よし、それじゃ俺に触れるか触れてる奴に触れてくれ」
ミカサ「エレン、私と手を繋ごう」
エレン「は?? 別に手を繋ぐ必要はねえんだが...。? まあ構わねえけど」スッ
ミカサ「うん」ギュッ?? ニコ
アニ「...じゃあ私は左手で...」ギュッ
エレン「アニもか。? じゃあもう全員手繋いじまえよ」
アルミン「ふふ、それじゃミカサ、いいかな」
ミカサ「ええ、どうぞ」ギュッ
ベルトルト「アニ...いいかな」スッ
アニ「うん」ギュッ
ライナー「...俺はベルトルトか...。 クリスタは消えちまったからな...」ギュッ
エレン「よし! それじゃ先ずは調査兵団の方に行ってみよう、 着地には気をつけろよ!」
アニ「何回か飛んでるしもう慣れてるよ」
ライナー「ああ、行こう」
エレン「それじゃーーー」
ーーーーーー『? ル? ー? ラ? 』
やっぱスペースあかんやんか...
最新のレスだけでも修正しよう
ミカサ「エレン、私と手を繋ごう」
エレン「は?? 別に手を繋ぐ必要はねえんだが...。? まあ構わねえけど」スッ
ミカサ「うん」ギュッ?? ニコ
アニ「...じゃあ私は左手で...」ギュッ
エレン「アニもか。? じゃあもう全員手繋いじまえよ」
アルミン「ふふ、それじゃミカサ、いいかな」
ミカサ「ええ、どうぞ」ギュッ
ベルトルト「アニ...いいかな」スッ
アニ「うん」ギュッ
ライナー「...俺はベルトルトか...。 クリスタは消えちまったからな...」ギュッ
エレン「よし! それじゃ先ずは調査兵団の方に行ってみよう、 着地には気をつけろよ!」
アニ「何回か飛んでるしもう慣れてるよ」
ライナー「ああ、行こう」
エレン「それじゃーーー」
ーーーーーー『 ル ー ラ 』
調査兵団本部ー格闘訓練場ー
ビシッバシッ
テイッ!トリャー!
コニー「...なあサシャ」ビシッ
サシャ「なんですか」ガッ
コニー「調査兵団って壁外での立体機動を使った戦闘が主だよな?」ググッ
サシャ「ええそうですね」グイッ
コニー「うおぉっ!?ーーっと、なのによ、なんで格闘訓練なんかする必要があるんだ?」フゥ
サシャ「知りませんよそんなの」
コニー「しかも先輩方に監督されながらじゃサボる事もできねえしよ」
サシャ「仕方ないじゃないですか。しっかりと訓練項目に載せられちゃってるんですから」
コニー「んな事言ってもよお。俺達だって入団してから壁外での死地を乗り越えてもう四年目になんだぞ?そろそろ監督側に回ったっていい頃だと思うんだけどな」
サシャ「グチグチ言ったって変わりません、いいから再開しますよ」スッ
コニー「なんだよ...。 すっかり兵士らしくなっちまったな、数年前まではただの芋女だった癖に」
サシャ「芋女って言わないでくださいよ! 今それ言ってるのコニーだけですからね!?」
コニー「まあ親しかった奴等は大体憲兵団か駐屯兵団に行ったしな...」
サシャ「皆もう芋女なんて卑しい呼び名は忘れてますって。 それに私だっていつまでも甘えていられないですから」
コニー「...立派になったな、芋女...」
サシャ「だから芋女言うなって言ってるやろ!? しばき倒されたいんかい!!」
コニー「冗談じゃねえか...。 そんなに怒るな芋おんーーー」
ドズン!!!
コニー「ーーーな...?」
サシャ「ぬああああああ!! やめいうとるやろーーーって今の轟音はなんですか?」キョロキョロ
「っ!? うわああああああああ!!」
サシャ「な、なんやねん!」ビクッ
コニー「なんか降ってきたみてえだぞ!」
「コニー!サシャ!!」ダダダダ
コニサシャ「は、はっ!」バッ
「敬礼なんぞしてる場合じゃねえ! 戦闘準備だ! あいつ等手を組んで攻めてきやがった!」
サシャ「...! あいつらとは?」
「超大型と鎧、後謎の女型の正体と他にも後三人...!」
コニー「超大型って... 確かベルトルトだったって言う...。 それにライナーも...」
サシャ「アニもですか...」
「それどころじゃねえ! それ以上にやっかいなのも来てやがる」
サシャ「それにしては何も起きてないですけど...まあ人垣でよく見えませんが...。あ、ベルトルトは見えますね、またおっきくなりましたねえ。頭一つくらい飛び抜けてますよ」
「呑気な事言ってる場合か芋女があ!! エレン・イェーガー達も来てんだよ!!」
サシャ「うわああ!もしかして芋女って広まっちゃってるんですか!?......って、ええっ!?」
コニー「エレンとアルミンが来てるんですか!?」
「ああ? そうか...確かあいつらはお前等と同期だったか...」
サシャ「はい! あの六人とは同じ窯のパンを食った仲です!」
「...よし、わかった」
サシャ「? なんですか?」
「命令だ、あいつらと交渉してこい。何が目的できたのか、何を求めているのかを聞き出せ」
サシャ「はあ、分かりました。巨人の三人は知りませんが、他の三人なら何もしないと思いますけど...」
「訓練所を消滅させた奴だぞ、何をしでかすかわからん。いいか、十分に注意しろよ」
サシャ「まあ...分かりました。コニー行きますよ」スタスタ
コニー「ん? お、おう」スタスタ
サシャ「...ちゃんと話聞いてましたか?」
コニー「お、おう!」
サシャ「しっかりして下さいよまったく...」
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ふむふむ
「おい! おまえ達はなにをしにきた! 俺達を殺しにきたか!?」
「さっさと質問に答えなさい!」
ワーワーギャーギャー
ワイワイガヤガヤ
アルミン「...ねえ、これはどういう事なのかな」
エレン「な、なにがだ?」
アルミン「なんで! いきなりこんなど真ん中に送り込むのさ!?」
アニ「お陰様で早速殺されそうだね」
エレン「い、いや俺だって少し離れた所にしようと思ってたんだぞ? でも唱える瞬間に壁内にいた時は格闘訓練が楽しかったなあとか考えたら思わず...すまん...」シュン
ミカサ「大丈夫、いざとなったらこいつら全員蹴散らしても守る」ナデナデ
アルミン「それにライナー!ベルトルト!アニ! なんで君達が巨人だって事までバレてるんだよ!?」
ベルトルト「い、いやだって...巨人にでもならないと生身で壁越えるなんて無理だったし...」シュン
ライナー「おおう...もう戻ってくる事もないだろうと思っていたもんでな...景気良く行こうって事で三人で巨人化したんだ...」シュン
アルミン「はあああ!? 僕達を殺すつもりで出たんだろ!? 何遠足みたいなノリで出発してんだ!」
アニ「まあそう怒らないでよ、エレンもいるしなんとかなるだろ。ねえ?」
エレン「ん、そうだな。 まあなんとでもなるな」ハハッ
アルミン「~~~~!!!」プルプル
「おいさっきから無視するな!質問に答えろって言ってるだろうが!この金髪チビ!!」
アニ「は?」ギロ
アルミン「」プチン
エレン「......ぁ...」
アルミン「うううううううるさいんだよさっきからあああああああ!!」バリバリバリバリ!!
ーーーーーービシャァァァァァァァァァン!!!ゴロゴロゴロゴロ!!!...バチッ...バチッ...
アルミン「ぐぬぬぬぬ...!」フーッフーッ
調査兵達「」マックロコゲ
ライナー「...やってしまったな」
エレン「雷の杖の効果抜群だな...死人が出てないといいんだが...」
アルミン「はっ!...しまった...何とか対話を持とうと考えていたのに...」
ミカサ「残念だけどそれはもう無理。会話が可能な人が残っていない」
エレン「俺の親友は恐ろしい青年に育ったもんだな」
アルミン「き、君がそれを言うの...?」ピクピク
ーーーーーーア...アル...ミ...
ベルトルト「...? なんか誰かがアルミンの名前呼んでない?」
アルミン「?」
ーーーーーーアル...ミン...ナニシテクレテルン...デスカ...
アルミン「...本当だ。...しかも妙に聞き覚えのある声というか...」
ミカサ「ええ...。訓練兵になった日から二年間毎日聞いていた声」
アニ「放屁女だね...。あっちから聞こえてくるよ」スッ
エレン「...まあ、丁度良かったか。あいつらに会いに来たわけだし」スタスタ
アルミン「...なんか罪悪感が...」スタスタ
なんかもう滅茶苦茶眠い...
書き溜めもとっくに消費したし今日はここまでで
昼寝しますおやすみなさいノシ
おつ!
おもしろい!
乙! >>145のヘレナって誰ぞ?
すまん>>145のヘレナはミス
他スレで使ってる名前なんだが、訂正する程でもないので「エレン」に脳内変換頼みます
指摘ありがとう
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支援
>>1よ
もう書いてくれないのか??
久しぶりに来たが……
更新がない
このSSまとめへのコメント
期待している
ので、早く見たい
アッカーマン訓練兵配置に戻れ
キタイシテイルノデハヤクカイテホシイホウチスルノハモッタイナイ
昼寝し過ぎだろwwwwww
もう○んでるんじゃない?
↑それな
ドラクエの呪文パクるな
ドラクエが汚れる